中馬弘毅

ちゅうまこうき



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中馬弘毅の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
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○中馬(弘)委員 大分時間もおそくなりましてお疲れでしょうが、最後でございますので、おつき合い願いたいと思います。  先ほどから、先般の運輸大臣の所信表明に対する質疑ということで、ほとんど細かい問題は先に委員の方々が御質問なりましたので、ひとつ大臣としてのビジョンあたりを聞かせ...全文を見る
○中馬(弘)委員 総合交通体系、これのまとまったものが出てくるのを待っても、いつのことかわかりませんので、個々にちょっと聞かしていただきたいと思います。  確かに先ほど言いましたように、すべての交通機関を東京に集中させるといういままでの方式、それがいいとか悪いとかいうようなこと...全文を見る
○中馬(弘)委員 いや、航空路線もあるいは新幹線網にしましても、全部東京から放射線状に延びているという形でございますね……。
○中馬(弘)委員 エネルギー効率なんかの点から考えて、自動車が非常にはんらんしているわけでございますけれども、この自動車の現状について大臣どうお考えでございますか。
○中馬(弘)委員 そういった交通体系と関連するのですが、整備新幹線について所信表明の中でも財源のめどが立てば具体化するといったようなことになっておりますけれども、この財源のめどをどうお考えなのか。  それから、これが完成したときの予想コストといいますか、これは整備新幹線だけでは...全文を見る
○中馬(弘)委員 いま鉄監局長からも御答弁がありましたように、通常の原価計算でのコストには全く乗らないものをつくろうとするわけでございまして、先国会での高木国鉄総裁の御答弁でも、要するに国鉄としてはつくりたくないのだというようなお話もございました。そして一万、飛行機を考えてみます...全文を見る
○中馬(弘)委員 一歩譲って新幹線をそうして引いた場合においても、やはりこれを機構として国鉄全体の中に位置づけるのか、あるいは別企業として考えていくのか。また、いまの東海道は黒字でございますけれども、そういった非常に大幅な赤字のものが出てくるわけでございまして、従来の国鉄の考え方...全文を見る
○中馬(弘)委員 ちょっと答弁が先走っておられるようですが、私が言っておりますのは、整備新幹線についてでございます。やはり国鉄の中でやっていくのか、別組織にするのかということであります。
○中馬(弘)委員 そういう形ですと、やはりいままでと同じようなどんぶり勘定にして、全体に国鉄の赤字の補助といったようなことに結局はならざるを得ないのじゃないかという気がいたしております。  国鉄の再建の問題なのでございますけれども、いま運政審から出ております答申で、一つの、民間...全文を見る
○中馬(弘)委員 国鉄の再建で、ことしの予算では五千人の人員削減を予定しておられますけれども、いままで何度かそういった計画を出されて、これが実現してこなかったわけでございますが、具体的にこの五千人は可能なのかどうか、総裁にお願いします。
○中馬(弘)委員 それから、貨物の集約を進めておられますけれども、これが実際計画どおりに進んでいるかどうか、また、いろいろな地域でそれぞれ反対があったと思いますが、実施してみてそう大きなトラブルはなかったのか、いやトラブルがあるから計画を少し削減しようかということなのか、この辺の...全文を見る
○中馬(弘)委員 国鉄総裁にお聞きしますが、そういった人員の削減だとかあるいは貨物集約、それぞれをやってはおられますけれども、なかなか遅々として進まないのが現状でございます。また、今後の地方ローカル線をそれぞれの地域に持ち返って、そうして場合によっては第三セクターにといったような...全文を見る
○中馬(弘)委員 整備新幹線の問題にも関連するのですが、空港の整備について大臣のお考えを少しお聞きしておきたいと思います。  成田があのような状況でございまして、まず第一期だけで、第二期工事は用地買収あるいは過激派の動向、それからパイプラインあるいはアクセスといった問題等多々あ...全文を見る
○中馬(弘)委員 船舶局長がせっかくお見えでございますので、先ほどありました特定船舶製造業安定事業協会ですか、これの実際の業務の開始時期、それから現在の申し込み状況、特にまた函館ドックあたりの再建の問題、これについて一つの、後ろ向きの対策じゃなくて、日本の造船業あるいは産業構造を...全文を見る
○中馬(弘)委員 もう終わりますが、船舶局は船舶局、航空局は航空局、自動車局は自動車局といったような形で、それぞれの局はそれぞれのビジョンをお持ちになり、また一生懸命やっておられるようでございますけれども、どうも運輸省というのは局があって省がないというような感じでございます。やは...全文を見る
02月28日第87回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○中馬(弘)分科員 きょうは質問の通告では教育費負担の増大ということで申し出ておりましたけれども、その前提としましていま大学問題全般について基本的なことを大臣にお聞きしておきたい、むしろその方に重点を置きたいと思っております。  現在の大学というものなんですけれども、進学率は、...全文を見る
○中馬(弘)分科員 その場合、現実にはどういう形が考えられますでしょうか。大学のいまのあり方とかその制度といったものをもう少し発展させて、いま大臣がおっしゃったようなことを実現さしていくためには、どういう形が考えられますでしょうか。
○中馬(弘)分科員 非常に短絡的に物事を判断されたら、私、これから発言することについて困るのですけれども、いま大臣がおっしゃったような意味で、少なくとも四年間何か一つのものでもつかんでもらうというような制度なりができることを前提にして、先ほど言いましたように、ただ十八歳になったら...全文を見る
○中馬(弘)分科員 質的な向上といったようなこと、たてまえとしてはもちろんそうでございましょうし、行政サイドの御答弁としてはそうかもしれませんけれども、私が言っているのはもう少し広い意味でございまして、たとえば先ほど申しましたように、四年間、別に何か勉強したいわけではないのだ。し...全文を見る
○中馬(弘)分科員 これを可能な限りでの具体的なことで考えていきますと、それこそある程度、どの大学も全部そうしろということじゃございませんし、一部に、東大がそうであるのかあるいは京大がそうするのかともかくといたしまして、本当のエリート養成機関があっていいとぼくは思うのです。そして...全文を見る
○中馬(弘)分科員 私立大学でなくても、公立でもできることだと思うのです。大学という一つの場が欲しいわけですから、最近の特に若い人たち、しかも、こういった四〇%未満ということになっていますけれども、実際にそういう形でやれば、大学など行きたくないという人は全く別でございますけれども...全文を見る
○中馬(弘)分科員 共通一次の目的を、大学入試への足切りとか、そういうことではなくて、高校教科をちゃんと履修したかどうかの一つのテストだというように、まあそれが本当の目的であったと思うのですけれども、そうするのであれば、文化的素養だとかあるいは社会奉仕の精神といったことまでも何か...全文を見る
○中馬(弘)分科員 今度共通一次が実施されましたことによって、少なくとも公立を二つかけることはできなくなったわけでございますね。一方、大学の授業料、入学金でございますけれども、これは御存じのように非常に大きなアップをいたしております。石油ショック前の四十七年あたりを基準にとりまし...全文を見る
○中馬(弘)分科員 これは私学の方が財政的に非常に困っている窮余の一策でしょうけれども、例の入学手続のときに授業料から施設費から全部取ってしまう、これは二、三年前から問題になっておりまして、二段階方式で低減はされておりますけれども、実施状況はどうですか。
○中馬(弘)分科員 この入学金といいますか、教育費の負担でございますけれども、もちろんこれは国に有為な人材の養成でもあるわけですから、国家が大幅にそのめんどうを見るといいますか、教育費を負担するのは当然だと思いますけれども、また一方で自由経済体制を前提にするならば、個人的なそれが...全文を見る
○中馬(弘)分科員 時間もございませんが、大学というものをただ高等教育の場ということでなくて、生涯教育における四年間といいますか、青年期における四年間、これをどう考えるかという立場で今後の大学教育制度あたりを考え直していただきたい、かように願うわけであります。  ちょっと話は別...全文を見る
○中馬(弘)分科員 学校の建物の芸術性ということですけれども、神奈川県はそういうことをやっておりますね。ただ建物に何か丸い窓をつけたら芸術的だとか、そういうような感覚でおられるというケースもあるのです。だから、ラブホテルみたいなものをつくったら、それが芸術性だというようなことでも...全文を見る
03月16日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○中馬(弘)委員 法案に関連の質問は、先の議員がほとんどお済ましになっておりますので、基本的なことを少しお聞きしたいと思います。(私語する者あり)
○中馬(弘)委員 わが国の物流に占める比率で申しますと、内航海運というのは、鉄道やあるいは自動車のような華やかさもなく、新聞に取り上げられることも非常に少ないわけでございますが、しかし、重量あるいは距離といった観点から見ますと、非常に大きな割合を占めているわけでございます。現状だ...全文を見る
○中馬(弘)委員 構造変化も含めて、従来の油や鉄だけではなくて、いろいろなものが内航海運に移るべきであるというような御意図のようでございますが、むしろ移すべきであるというお考えなのかもしれませんが、そこあたりの理由といいますか、その辺を少しお答え願いたいと思います。
○中馬(弘)委員 今後の経済成長なり構造変化で自動的に海運のウエートが高まっていくということなのか、むしろそうすべきといいますか、そちらの方向に指導すべきということとどちらにとったらよろしゅうございましょうか。
○中馬(弘)委員 といたしますと、現在、自動車あるいは鉄道で運ばれているものでも、むしろ海運の方に移すものがあるという御認識でございましょうか。
○中馬(弘)委員 いままでの御答弁、あるいはこの三全総の数字あたりを見ていきますと、今後、先ほどお話にありました省エネルギーの観点、あるいは国民経済計算の意味からいきましても、むしろこちらにウエートを高めていく必要があるという、その意図のもとに、この三全総の数字はできていると私は...全文を見る
○中馬(弘)委員 もちろん、物によって違うでしょうけれども、自動車よりも鉄道の方が、あるいは鉄道よりも海運の方がエネルギー効率がいいという御認識でございますか。
○中馬(弘)委員 もちろん、海運局だけでできるものではございませんし、それこそ鉄監局や自動車局との総合的な関係が要るのでございましょうけれども、内航海運の重要性、特に省エネルギーといったような観点からこれを助成していこうとするならば、それなりの方法もあろうかと思うのです。  こ...全文を見る
○中馬(弘)委員 不況の海運業界をお抱えになっておる海運局としまして、むしろ他局、他省庁に働きかけて、これは全般的な意味で申しましても、非常に省エネルギーになり、あるいは国民経済的にプラスになるということであれば、このことを積極的にお進めになることをあえて申し上げておきます。 ...全文を見る
○中馬(弘)委員 これは昨年の十月十二日ですかにおいて、貨物船がいま過剰だということで、これはどれでもいいのですが、デッドウエートの方がいいですか——五十四年度デッドウエートで四百二十四万八千トンが適正ということですか。
○中馬(弘)委員 その三百八十六万九千トン、これに対応する、それ以前、五十二年の十二月十三日に告示された数字、これは幾らですか。
○中馬(弘)委員 ということは、一年で一割以上も見通しが狂うということでございますか。四十万トンも……。
○中馬(弘)委員 いま言われましたように、その五十二年度の策定ですと四百二十四万八千トンですか。そうしますと、五十三年七月現在のデッドウエートとほぼ同じでございますね。そうしますと、この適正船腹に合わせて業界が努力してスクラップ・アンド・ビルドし、そしてここに持ってきたら、またそ...全文を見る
○中馬(弘)委員 もちろん、見通しですから狂う場合だってあるわけでございますが、これは一応、業界に指標として指し示しているわけでございますね。この方向に従ってやりなさいということで指導しているはずなんです。そしてもちろん、そういうことでこれが減ることも場合によってあり得ましょう。...全文を見る
○中馬(弘)委員 現在のこういった内航海運の不況といいますか、船腹過剰も含めたこの不況は構造的過剰ではないはずです。景気変動過剰だと思うのです。少なくともわが国は、自由経済体制をとっております、計画経済ではございません。そうするならば、これは若干の変動が出るのはあたりまえでござい...全文を見る
○中馬(弘)委員 何もこれは不適正だからやめろというようなことを申したつもりはございません。確かに、連合会あるいはいろいろな業界の御意見を聞かれることは必要なことです。しかし運輸省としては、船舶局としては、はっきりした日本の海運はこうして伸ばすのだから、これが適正なんだ、そして景...全文を見る
○中馬(弘)委員 公団の方でも、そのような御意図で、何といいますか、いろいろな申請の承認を与えるときの基準とかなんとか、そこいらまで含めまして、そういう配慮はなされているのでございますか。
○中馬(弘)委員 現状の保護や救済だけではなくて、経営形態あるいは技術開発等を含めた内航海運の近代化に努力していただきたい、このことを申し添えておきます。  最後に、大臣もお帰りいただきましたので、先ほどのことの繰り返しになりますが、内航海運を今後日本の省エネルギーの観点から、...全文を見る
○中馬(弘)委員 せっかくの御努力をお願いいたしまして、質問を終わらしていただきます。
03月20日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
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○中馬(弘)委員 お疲れさまでございます。私が最後でございますので、もうほとんど各委員の方々がお聞きになりましたので、全体的なことだけを簡単にお聞きしたいと思います。  私も造船業界に一時身を置いたことのある者として、それぞれの業界の実情あたり非常によく存じております。大変な御...全文を見る
○中馬(弘)委員 このような海運業界を受けての造船業界でございますが、造船に進出してくる国がふえてきております。中進国いわゆる韓国、中国あるいはブラジル、スペイン、東欧の共産圏、こういったところが進出してきておるわけでございますが、これこそ一つの発展段階の中で、ちょうど初めに繊維...全文を見る
○中馬(弘)委員 どうも長時間ありがとうございました。御苦労さまでございました。
04月25日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第8号
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○中馬(弘)委員 他の委員の方々からほとんど問題は出し尽くされましたので、少し基本的なことで、御答弁を聞いておりましても、この外航船舶の緊急整備の目的というのが何であるのかがまだ少し明確ではないので、その点について質問をさしていただきます。  二十八年にできました利子補給法制定...全文を見る
○中馬(弘)委員 いろいろ挙げられますが、その効果とかあるいは目的にそれぞれ何か矛盾するようなところが出てくることを私は危惧しているわけでございます。  まず、その日本商船隊の世界一の座を確保しなければならないといいますか維持するということが、果たして今後の国際情勢の中で日本の...全文を見る
○中馬(弘)委員 そこを少し明確にしておく必要がございますが、いまの御答弁ですと、何か特定の基本的な戦略なり目標があるようには伺えないわけでございますけれども、そこをはっきりしておかなければいけないのではないかということなのでございまして、私は、いまのが多過ぎるとか少な過ぎるとか...全文を見る
○中馬(弘)委員 このことはあえて要望しておきます。今後の海運政策上、どの程度の割合を日本船が負担するか、分担するかといったようなことをもう少し明確にしておいていただきたいと思います。それから、高度合理化船の整備という大義名分でございますけれども、これはどうしても必要なことではあ...全文を見る
○中馬(弘)委員 船舶局長にお尋ねしますけれども、これは造船不況対策としての効果はどうお考えでございますか。
○中馬(弘)委員 いまの御答弁のように、造船不況対策としては非常に大きな効果をもたらすものだと思っているのですが、それと同時に、日本の造船業ないしはまた海運業として高度合理化船がどうしても必要だということ、これも本来の目的だと思うのでございますけれども、船員雇用対策を余り表面に出...全文を見る
○中馬(弘)委員 先ほどもお話が出ておりまして、若干企業の方に建造意欲がいまのところないとおっしゃっておりましたが、最近は政府の建造予定を大幅に下回っておりますし、そういう状況のもとで制度をつくっても、意欲がなければなかなか実現するものではないと思っております。しかし、私企業の経...全文を見る
○中馬(弘)委員 船員余剰の問題、あるいは船員コストが非常に高くなってきて国際競争上思わしくない、これに対する対策をということで、ここに余りにウエートを置きますと、問題は少しおかしくなってくるような気がいたしまして、このような質問をしているわけでございます。この計画旧船の復活は、...全文を見る
○中馬(弘)委員 仕組船の買い戻しの話なども先ほど出ておりましたが、これに対しましても、相当な企業に対しましての補助といいますか、別の利子負担の形での軽減策をとっていくわけでございまして、先ほどから何度も言いますように、これを船員雇用対策として考えるならば、こういった回りくどいこ...全文を見る
○中馬(弘)委員 予定いたしましたところは、ほとんどさっきから他の委員の方々が質問されましたので、あえて、この法案の目的をもう少しはっきりさせると同時に、日本の海運政策をもう少し基本的なところで明確にして、船員雇用対策は雇用対策、日本の競争力の強化は強化ということでの施策をお願い...全文を見る
04月27日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○中馬(弘)委員 イランの政変あるいはスリーマイル島の原子力の問題等で、またぞろエネルギーの問題が非常に国民の関心を得てきております。四十八年の石油ショックのときには、それこそ深夜テレビを禁止したり、あるいはネオンを制限したりということで相当な対策を打ったかに見えましたが、その後...全文を見る
○中馬(弘)委員 今後の方向はわかりますが、いままでこの五年間にほとんどやられなかったのじゃないか、そしてまた、こういうエネルギー問題が起こってくるとあわててやっておられる、こういう姿勢じゃ困るじゃないかということでございます。  そのマイカーの問題でもございますが、これはマイ...全文を見る
○中馬(弘)委員 個人個人の利便性はよくわかっておるわけでございますが、国土が広くて、あるいは石油が豊富だというのであれば、それでもいいでしょうけれども、こういうような状況の中でそれを考えなければ、騒音やエアポリューション、いわゆる公害の問題、それから交通渋滞、交通事故、と同時に...全文を見る
○中馬(弘)委員 国鉄同様に内航海運も最近はふえておるやに聞いておりますが、それも同様に、前年同期に比べてどういうような状況になっておるのか、あるいはトラックの過積み規制の影響があるのかないのか、あればどの程度なのかをお答え願いたいと思います。
○中馬(弘)委員 大臣にお尋ねしますが、いま言ったようなトラックの過積み規制の影響あるいはそういった営業用のバスだとかトラックに対する施策、そちらに移していくというような施策、あるいはまた公共輸送に対してどうシフトさせていくかといったことについて、大臣はどういうようなお考えでござ...全文を見る
○中馬(弘)委員 いまのトラックの過積み規制の影響なんでございますが、計量的にはそうはっきりしないが、何かあるようでもあるというようなお答えでございましたが、トラックの需要がふえていることはこれまた事実なんですね。いままで一・五トンの荷物があったとして、それを二トン車に二つ積んで...全文を見る
○中馬(弘)委員 こちらが言いたいのは、単に過積み規制をするだけではなくて、エネルギー効率の点から考えた場合に、いまおっしゃったようなことと同時に、トラックボデーやタイヤ等を強化する、もちろん安全性の許容の範囲内の話でございますが、積載キャパシティーを上げるといったようなことも考...全文を見る
○中馬(弘)委員 私が言っていますのは、現行のままで余分に積ませろということじゃなくて、技術的な指導までも含めて先ほど言いましたような大型化にしていくだとか、あるいは技術的な面での安全性の指導をして、一台当たりにたくさん積めるといいますか、こういうことにした方がエネルギー効率にな...全文を見る
○中馬(弘)委員 次に、新幹線の建設が進んでおりますが、これは同時に、ほかの交通機関との国民経済的、総合的体系を考慮する必要があるのではないかと思っております。現在運行しているところを見ましても、東海道東京−名古屋間あるいは東京−大阪間というところに航空路線があるわけでございます...全文を見る
○中馬(弘)委員 これはエネルギー的な面で言いましても、相当な差があるんですね。航空機の東京−大阪間、747で五百人乗りですか、四百九十八人乗りですか、これで石油消費が十四キロリッターです。これはジェット燃料ですから、石油に換算しますと十四・八キロリッターになります。一方、新幹線...全文を見る
○中馬(弘)委員 自由経済でございますから、強制的にそうしろといった意味じゃなくて、国鉄の方にむしろその努力をしてもらいたいということなんです。今後、札幌にも福岡以遠にも延ばすというような場合に、航空機との競合にすら負けてしまうということは、はっきり言いまして、これは国民経済的に...全文を見る
05月09日第87回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○中馬(弘)委員 予定の時間も大分オーバーしておりますので、簡単に残った問題で御質問さしてもらいます。  まず、鎌田参考人にお願いしたいと思うのですが、先ほど御陳述の中で、今回のこの法案を契機として、日本の省エネルギーの対策が一段と進むということを非常に評価されておりました。こ...全文を見る
○中馬(弘)委員 山本参考人にお願いいたします。  先般トラックの過積み規制が行われまして、これによっていろいろな部面での、物価の値上がりなんかも含めた若干の影響が出ていることは御存じのとおりだと思うのです。これはもちろん安全上の問題からこの規制が行われた点が一番大きいわけでご...全文を見る
○中馬(弘)委員 進藤参考人にお願いいたします。  これは一般の消費者の声でもあるのですが、先ほども少しお話が出ましたが、耐用年数が非常に短いじゃないか、あるいは壊れた場合にすでにそのものの交換部品がもうそろってないじゃないかといったような声が出ております。確かに直接のエネルギ...全文を見る
○中馬(弘)委員 長時間ありがとうございました。
○中馬(弘)委員 少しさかのぼりますけれども、今度のエネルギー対策の今後のことにもかかわりますので、あえてお聞きしたいと思います。  四十八年の石油ショック後の省エネルギー対策でございますが、四十八年十一月に「石油緊急対策要綱」が出されまして、大企業ないし大口電力需要者一〇%削...全文を見る
○中馬(弘)委員 四十八年当時の規制なりなんなりをずっと続けるということではないにしても、引き続き省エネルギー対策を継続しておれば、経済構造あるいは国民生活の意識の中に少しはこの省エネルギーという意識が定着しておったのではなかろうか。政府として、それについての御反省をどう考えてお...全文を見る
○中馬(弘)委員 一時的ではなくて、今後永続的にこの施策をより一層進めていかれんことを望んでおきます。  長官にお聞きいたしますが、長期エネルギー需給の見通しについてでございますけれども、五十二年六月の暫定見通し、これが出ましたときに、私も科技特で、これは計画なのか努力目標なの...全文を見る
○中馬(弘)委員 石油備蓄の現状を少し教えていただきたいのです。現段階は大体九十日弱じゃないかと思うのですが、この新事態に対処した今後の目標をどの程度に置いておられるのか。また、国際的ないろいろな状況から考えていきますと、百五十日くらい備蓄しなければならないんじゃないかと思ってお...全文を見る
○中馬(弘)委員 この石油備蓄にしましても、問題になっております新エネルギーの開発にしましても、相当な資金が要るわけでございます。その資金対策をどのようにお考えになっておるのか。私たちも総合エネルギー税ということを主張もいたしておりますが、場合によっては人為的、段階的にプライスメ...全文を見る
○中馬(弘)委員 運輸省はお見えになっていますか。——この省エネルギーに関連して特に大きい交通体系の問題でございますけれども、運輸委員会の方でも何度かお聞きしておりますが、特に政府全体としての省エネルギー対策として総合交通体系、特に大量輸送交通への誘導政策、こういったものをどう具...全文を見る
○中馬(弘)委員 四十六年というのは、これは石油ショック以前の話でございまして、それから何度も何度も見直しをやる、あるいは検討するという御答弁は、もうこの三年来もらっているわけでございますけれども、何ら具体案が出てこない。特にこうした形で、省エネルギーを考えた上での交通体系といっ...全文を見る
○中馬(弘)委員 余り個々の問題をやっていても時間がございませんので……。  先ほどサマータイムの問題が出ましたが、政府は余り積極的でないと聞いております。大臣は何か積極論者のようでございますけれども。諸外国、先進国はかなり実施しているわけでございまして、国際交流の上からも、向...全文を見る
○中馬(弘)委員 ということは、当面はサマータイムの実施は考えないと判断してよろしゅうございますか。
○中馬(弘)委員 それから建設省にお聞きいたしたいと思います。  住宅の断熱構造化の助成でございますが、現在住宅金融公庫割り増しが十万ぐらいつくような形でございます。しかしこれも居住部分全体でないと適用されないと聞いているんですね。しかし、現実に欧米のように家全体が何か一つのか...全文を見る
○中馬(弘)委員 これも、より民生におけるこの断熱構造化の助成という意味であれば、企業の方にだけ例の投資減税をするのではなくて、住宅の方にもというのは、これは庶民の声だということを御理解いただきたいというふうに思います。  それから節約の精神といったようなこともこの答申の中に出...全文を見る
○中馬(弘)委員 これもただコストだとか、いま言った代替の問題じゃなくて、国民の節約精神の向上のような意味でのことでございますので、そう御理解いただきたいと思います。  それから文部省はお見えになっておりますか。——ここで学校教育における省エネルギー政策というようなことでちょっ...全文を見る
○中馬(弘)委員 いまのそういう断熱工事の意味じゃなくて、暖房をしているあるいは冷房をしているという意味でございますけれども、そう理解していいわけですか。
○中馬(弘)委員 文部省として、先ほど騒音のところだとかあるいは公害地区だとかちょっとおっしゃっていましたが、それが基準と考えていいわけですか。
○中馬(弘)委員 私は、学校施設の冷暖房化の是非についてあえて提言しているわけでございますけれども、学校教育というのは、ただ勉強だけではなくて精神的、肉体的に強い個人の育成にあるはずなんですね。そうしますと、私たち小さいころ、これは戦後ではございましたが、暖房も冷房ももちろんなか...全文を見る
○中馬(弘)委員 寒冷地や沖繩だけではなくて、私大阪でございますけれども、大阪でもかなりのところが冷暖房化が進み始めております。そのことについて、文部省としていまおっしゃったような方針であられるんであれば、そういう指導を出されたらいかがか、これは少なくとも省エネルギーにもつながっ...全文を見る
○中馬(弘)委員 終わります。
05月25日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第11号
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○中馬(弘)委員 最後で、時間も相当経過いたしておりますので、簡単に進めさせていただきたいと思います。  大臣の御発言がいろいろ物議を醸しておりますけれども、しかし私は、逆に非常に評価したいと思っておるのです。いままで、どちらかと言いますと、実際に大臣の就任というのは非常に短う...全文を見る
○中馬(弘)委員 まず、大宮の問題でございますけれども、実際に土地の買収も進み、そしてまた各所では工事も始まっているわけでございます。そうすると、大宮以南ができなければこれを開通しないというのであれば、大変な資本のむだにもなってくるわけでございます。もちろん上野から真っすぐ行った...全文を見る
○中馬(弘)委員 それから、採算のことでございますが、七、八年といたしましても、そのときのたとえば列車本数といいますか、これも列車の編成によって十六両でやるのか十両でやるのかによっても非常に違おうと思いますけれども、現在の東海道線に比べてどの程度のことでお考えでございますか。たと...全文を見る
○中馬(弘)委員 非常にあいまいな御答弁で不満でございますが、何か一つのプロジェクトを始めていくのに、そのようなあいまいなことでいいのかどうかということも私はちょっと疑問に思います。  新幹線というのは、御承知のとおりに、メガロポリス二都市間を結んでこそ初めて一つの大きな効果に...全文を見る
○中馬(弘)委員 私がかようなことを申しますのは、せっかくつくるものであるから、それを効率的に使う方法がもっと考えられはしないかという意味で言っているわけです。したがって、東海道線ほどの頻繁度がなければ、この間にたとえば貨物列車を通すことだって考えられ得るじゃないか。先ほどから夜...全文を見る
○中馬(弘)委員 民間企業の場合ですと、一つの設備をつくりますと、これがフルに動くように、場合によっては夜勤をさせてでもこれを回収するように努力するわけですね。そのあたりが国鉄の場合には欠けているのではないかという意図で、あえて貨物を走らせろということじゃなくて、そういうことも考...全文を見る
○中馬(弘)委員 財源が一つの着工条件のようなことでございますけれども、先ほど申しましたように、新幹線というのは、それこそ二点間にかなり大きな需要がなければ採算に乗らないということは、これこそ国鉄総裁も何度もおっしゃっているわけでございます。  そうしますと、大臣、いかがですか...全文を見る
○中馬(弘)委員 前回のエネルギーの関連の質問でも申しましたように、ただ新幹線を走らすことだけが能じゃなくて、同時に、地方からは非常に空港の整備の問題が出てきております。少数長距離高速というのはむしろ飛行機の方がいいのであって、大量輸送が新幹線だと私は思っておりますから、その辺の...全文を見る
○中馬(弘)委員 国内だけじゃなくて、いま現実に起こっている問題として日航あたりが海外でなかなか給油してもらえないといった話も漏れ聞いております。この夏に、いま言ったようなエネルギーのかなりな逼迫が出てきた場合、むしろ逆に言えば削減しなければならないような事態も起こってくるのじゃ...全文を見る
○中馬(弘)委員 それに関連して要望しておきますけれども、場合によってはあるいは増便を抑制しなければならないといったようなことも出てくるかと思います。その際にやはり必要なことは、国際交流が一つは目的でもございますから、それに大事な路線についてはむしろそれを伸ばすような形にし、逆に...全文を見る
○中馬(弘)委員 関西新空港は、地元の要望ももちろんでございますが、一つの日本の総合交通体系を考えていくときに、これをどう位置づけるかというのが非常にポイントになってくるわけですね。  先ほど申しましたローカル線での需要が非常に強くなってきておって、たとえば大阪−鹿児島を飛ばせ...全文を見る
○中馬(弘)委員 終わります。
06月01日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第13号
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○中馬(弘)委員 まず、大臣にお伺いいたしますが、非常に基本的なことになります。いろんな公団がございますが、公団というものの性格を大臣はどのようにお考えになっておるか。これは単に営利を目的とした企業でないことはもちろんでございますし、また公共企業体ともそういう意味でも若干性格が異...全文を見る
○中馬(弘)委員 それで大臣、あちこちに出資をし、民間の各種の企業をどんどん支配していくという形、これはなきにしもあらずと思いますが、それに関してはいかが御判断でございましょうか。
○中馬(弘)委員 大臣もお答えになりましたように、基本的にはこれはお役所の一部でございまして、そのお役所があちこちに投資をし、あちこちに人を派遣して、そして民間企業を支配していくという形は本来とるべきでないと私たちは思っております。しかし現実には、住宅公団にしましても、あるいは道...全文を見る
○中馬(弘)委員 まだ少しわかりにくいところがあるのでございますけれども、同様の業務はほかの飛行場にも全部あるわけでございます。羽田にも伊丹にももちろんそういう業務があるわけでございまして、それは純民間の会社に委託しておるわけでございますね。そこで、成田の場合に特に何か不都合があ...全文を見る
○中馬(弘)委員 成田にはこれに限らずに、いま言ったような形の業者がたくさん入っているように出ております。成田空港施設あるいは日本空港動力、日本空港サービス、成田空港警備、そういうのがずっとあるわけでございますけれども、いまおっしゃったような音心味で言うならば、かなり同類の業者が...全文を見る
○中馬(弘)委員 大臣にあえて御要望いたしておきますけれども、このようにしようと思えば同じような意図でできるわけです。その意図というのは、私は、悪い意味ではございませんが、結果的に非常にひもつきになって、なれ合い的になってしまうというようなケースが往々にして公社公団というものはあ...全文を見る
○中馬(弘)委員 次に移らしていただきます。  成田はまだまだ不完全な空港でございます。国際空港というのは、二十四時間発着ができなければ本来の機能を果たさないと私は思っております。現在のように日本の都合に合わしてある一定時間だけ運航いたしますと、逆に相手の国の方に迷惑すらかけて...全文を見る
○中馬(弘)委員 同じことの質問でございますが、公団側はそういう形で地元との折衝はされておりますか。また、その地元の反応あたりの様子はどうでございますか。
○中馬(弘)委員 このたび都知事も新しくかわりまして、前から懸案になっております羽田の沖の埋め立て、そして場合によっては移転といいますか、拡張といいますか、この問題に現在どう取り組まれておるのか。私は、先ほど申しましたように、意図も含めまして国際空港というのをもう少し整備しなけれ...全文を見る
○中馬(弘)委員 大都市には二つ空港が必要なことは、世界の例を見ても大体わかることでございます。そういう意味で、使用目的はたとえば主は国内線であっても、場合によっては成田を補完する形でそれが必要かと存じております。  そこで、少し技術的なことでございますが、その沖合いにつくった...全文を見る
○中馬(弘)委員 成田の警備が非常に厳しいことは、先ほどの御指摘もございましたが、これはもうそれこそ那覇の軍用空港よりも物々しいような空港でございます。必ずしも好ましい状態ではないと思いますが、過激派がその後どのような活動状況をしておるのか、あれ以後相当の力を蓄えてまたねらい撃ち...全文を見る
○中馬(弘)委員 警備の状況は前と変わらないわけでございますか。警官の張りつけとか、そういったことについては……。
○中馬(弘)委員 二期工事もかなり急がないと、それこそ土地収用法で例の十年以内に着工しない場合に地主に買い戻し権が出てくるといったようなこともございます。そういったことも含めましての二期工事の見通しを局長からひとつお願いしたいと思います。
○中馬(弘)委員 空港と言いますものは、今後の一つの日本の交通体系の上で非常に重要なことでございます。成田をうまく作動させることがその起首にもなると思いますので、そのことも触れまして、余りひとり歩きして公団がお役所的にならないことも含めまして要望いたしまして質問を終わらせていただ...全文を見る
08月15日第87回国会 衆議院 運輸委員会 第16号
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○中馬(弘)委員 私が最後でございまして、ほとんどの委員の方が御質問になられましたので、あえて質問という形ではなくて、御見解を承る形をとりたいと思っております。  ずっと議論を聞いておりますと、実際に無資源国日本が中長期にエネルギーをどのように確保し、節約していくかといういわゆ...全文を見る
○中馬(弘)委員 私が申しましたのは、何か業界がそういうことを意図してやっておられるということではなくて、そういう事態になってくると、悪徳の一部の小売り業者あたりが非常にぼろもうけするような事態になってくるということを恐れておるわけでございまして、元売りはただそれを売ったらいいの...全文を見る
○中馬(弘)委員 再度お聞きしますが、通産省としては、この業転物が余り出回ることじゃなくて、一つの元売りからきれいな系列で流れる、流通秩序がはっきりするという方が、今後の石油行政のあり方として好ましいとお考えでございますか。
○中馬(弘)委員 このように石油を、今回のことでなくて将来のことも踏まえてある程度統制していかなければならないというような事態になることも予想されるわけでございますが、しかし、それを余りにも官僚統制的なやり方でやっていくと、自由経済をみずから放棄する形にもなろうかと思います。日本...全文を見る
○中馬(弘)委員 経企庁の方も、通産省任せではなくて、流通段階まで踏み込んでいただきたいという気がいたすわけでございます。  次に、公正取引委員会の方にお尋ねしますが、今回の事態、御存じのように少なくとも公正な形で取引がうまく流れていないということを、きょう一日の議論の中でおつ...全文を見る
○中馬(弘)委員 先ほどの西中議員お尋ねの件に関してのことはいかがでございますか、事実であるとするならばということ。
○中馬(弘)委員 私が申し上げましたのも、自由経済が正しく機能するようにということで、それぞれの監督官庁がそういう意味での対策を打ってほしいという願いを込めての質問でございました。  長い間どうも御苦労さまでございました。