中馬弘毅

ちゅうまこうき



当選回数回

中馬弘毅の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第164回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○中馬国務大臣 上田委員は公明党の行政改革本部の事務局長をしていただいております。  今御指摘のございました、郵政改革のみならず、それ以外の大きな改革を進めてほしいというのが国民の今の大きな願いでもございます。これを受けて、私どもは、総合的な各般の行政改革をやるべしということで...全文を見る
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今御説明いただきましたように、日本の国、六十年たちましたけども、大きく行政の組織やまたシステム等が十分に現代に合ってないことは御承知かと思います。まあそうする中で、もう既に三公社五現業という形で役所の仕事が民営に移されたり、あるいは地方分権ということで中...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今御説明いたしましたように、かなり役所の事業、これまでやってきた事業をすべて総理大臣がこれを実施に移すときに公表することにいたしまして、それにつきまして各界の、民間や地方自治体からの意見を聴取することになっていますから、そこでかなりのものが例外なしにそこ...全文を見る
02月06日第164回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○中馬国務大臣 今、甘利議員が御指摘されたことは非常に大事なことでございまして、こうした大きな規制緩和がどれほど経済を活性し、また、それぞれの持てる力といいましょうか、民間やあるいはまた個人もそうでしょうけれども、それを大いに発揮されて、非常に活性化していることもこれまた事実でご...全文を見る
○中馬国務大臣 厚生省や労働省を一緒にしたり、建設省、運輸省を一緒にしまして国土交通省、こうした大きな省庁再編成をいたしましたのが平成十三年一月でございまして、それから五年を……(発言する者あり)わかりました。  そういうことで、見直しの時期に入っていることもこれまた事実でござ...全文を見る
02月07日第164回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○中馬国務大臣 今、岡田委員の方から御質問ございました。数字の話ですから、私の方から少しさせていただきましょう。  重要方針を受けて、今度推進法を出してまいります。その重要方針の中に、公務員は五年間で五%、そして十年間で総人件費をGDP比半分にするということを書いております。 ...全文を見る
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○中馬国務大臣 天下りそのものにつきましては、公務員が途中で退職した場合、民間の方で大いに活躍されている方もいらっしゃるわけでございまして、これが出身したお役所との癒着関係だとか、あるいはそこから何か転勤するについて、一つのまた恩恵を受ける、受ける方が企業です。こういったことがあ...全文を見る
02月13日第164回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○中馬国務大臣 今、小川委員がずっと議論されておられました公務員のあり方の問題等は、私は、今検討を始めていますといいましょうか、立法化を進めておりますので、ちょっとそぐわないかと思います。  我々は、今の公務員のこのあり方がいいのかどうかという話ではなくて、こうした時代が変わっ...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○中馬国務大臣 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革、構造改革特区・地域再生担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  戦後六十年を経過し、高度経済成長による高所得国家の構築に寄与した我が国の行政システムや規制も、最近では、急速なる高齢化、人口減少傾向、経済の国際化...全文を見る
02月15日第164回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○中馬国務大臣 今取り組んでおります行政改革につきましては、行政組織のあり方につきましても、社会経済の変化に応じまして聖域なく適切に見直すということが必要だ、このように認識をいたしております。  ですから、篠原委員の今の一元化の御提言も一つの御提言として承っておきたいと思います...全文を見る
02月21日第164回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○中馬国務大臣 再生機構につきましては、御承知のとおりで、ダイエーの支援を決定しましたのが十六年の十二月二十八日でございました。  その後、本業以外のものは極力売却するということで、西神オリエンタルホテルにつきましても、これが売却対象ということで、十七年の八月、去年の八月、入札...全文を見る
02月23日第164回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○中馬国務大臣 桝屋委員は、御党の行革本部長でもございますし、今回のこの大きな取り組みにつきましては十分に御理解をいただいていると思います。  これは本当に、これまで官僚主導であった日本の民主主義を自立した、それぞれが責任を持ちながらやっていく本当の民主主義に変えていく国家的な...全文を見る
○中馬国務大臣 まさに委員おっしゃるとおりでございまして、先ほど言いましたように、例外なく、これは国民の要請としてやらなければいけないと思っています。  人事院につきましても、人事院と明記するかはともかくとして、政府の機関としましてこれは当然入るものでございますから、法律の方に...全文を見る
○中馬国務大臣 この特区制度におきましては、認定した案件についてのフォロー、このために特区の評価委員会が設けておられます。そして、特区で実施されていない、または実施の少ない規制の特例措置については、その要件、手続が過剰なものとなっていないかという観点で評価委員会において評価を行う...全文を見る
○中馬国務大臣 規制改革・民間開放推進会議の事務局におきましては、医療分野を担当する職員は、管理職としまして、室長が審議官クラスの内閣府の職員、その下の課長クラスに経済産業省、企画官クラスに経団連から出向者がおります。課長補佐クラス以下の職員につきましては、民間企業からも来ていた...全文を見る
○中馬国務大臣 御承知のとおり、こうした幅広い民間の知見とかあるいはまた知識を持った方々も参入していただきまして、こうして幅広い改革を今進めているところでございます。それに限らず、もう少し、お役所で民間のことを知らずにいろいろなことの法律を決めてしまうことすら問題じゃないかといっ...全文を見る
02月24日第164回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○中馬国務大臣 今、委員の方から、改革についての根本的な考え方等も含めた人員の削減、このことの御質問がございました。  今回の改革は、ただ財政が苦しくなったから人減らしということじゃないんです。今までの日本の、この国のあり方を変えていく大きな作業でございまして、今までは、民主主...全文を見る
○中馬国務大臣 市場化テストというと、初めは何のことかわからない方もいらっしゃいましたが、最近、少しは定着してきたようでございます。悪い意味で言うとお役所仕事、効率の悪いというお役所仕事を民間と競争して、効率のいい方に、サービスのいい方に渡したらいいじゃないかという、それを可能な...全文を見る
○中馬国務大臣 担当じゃないことはなくて、これも熱心にやらなきゃいけない、大きな公務員の中の一つでございますからね。  ただ、政府の方は、地方自治ですから、政府が命令することはできませんから、地方についても同様に、五%とは言わずに、今まで平均したら四・六%減らしてきているわけで...全文を見る
○中馬国務大臣 公務員に対しまして、非常に批判的なといいましょうか、そういう声があることは非常に残念に思っております。大方の方は、かなり高い倫理性と同時に、大きな国民に対する奉仕の気持ちを持ちながら公務に携わっていただいていることも承知しておりますが、ごく一部の方とあえて言った方...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の私たちが提案いたします大きな行革推進法の中には、公務員制度改革、このこともはっきりとうたわせていただいております。  これはまた別の法律になりますけれども、その基本方針としてのことはここに明確に書いておりまして、人事の評価制度とか、それから、今言いました転...全文を見る
○中馬国務大臣 委員は、民間企業にもお勤めでございますし、御事業も自分でおやりになった、まさに私どもが考えていますのはそのことでございまして、余り枠にとらわれた公務員ということではなくて、市場化テストでそちらへ移った場合には、民間にも行っていただいて、それが一応の仕事が終わってま...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、今回の公務員制度改革、まだ法案は出しておりませんが、我が党としても大体固まってきております。与党として固めてお出しいたしますが、民主党さんの方もそういうことを御研究されているようでございます。  公務員に限らず、日本の国の働く者が本当に意...全文を見る
○中馬国務大臣 分限免職は公務員法にはっきりと書かれているんですけれども、現実問題として、これはほとんど適用されておりません。いろいろな病的な、うつ病だとかあるいはノイローゼで出てこられない、しかし、今まではそれでもやめさせていないんです。よほどの刑事的なことでない限り、少々の談...全文を見る
○中馬国務大臣 これは民です。
○中馬国務大臣 今回の改革は、今までの官主導の民主主義ではなくて、民が主体的に自由に活動する、そういう本当の民主主義といいましょうか、責任を持った民主主義、これに変えていくわけでございます。  今までの公益法人にしましても、それぞれ官庁の許可を得て、そしてその枠の中でまた活動す...全文を見る
○中馬国務大臣 もちろん、広い意味では、文字どおり非営利法人というのはNPOでございますから、すべてを含むという概念の規定は、私は間違っていないと思います。  しかし、今回の法改正等は、今までの出てきたいきさつ等があります。明治の二十何年からかできて、やったのがこの改革と、それ...全文を見る
○中馬国務大臣 この件はもちろん初めて聞きましたが、そういう事例が本当にたくさんあることは私もかねてから承知いたしておりました。明治二十九年にできてから、ほとんど名前だけで、活動していないけれども法人として残っているとか、あるいは脱税のあれに使われているとか、そういうことはもう民...全文を見る
02月28日第164回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○中馬国務大臣 桝屋さんは公明党の行革推進本部長でいらっしゃいまして、こうしてここまで大変な苦労がありましたことも事実でございますけれども、年末の重要方針、そしてまた、いよいよこの十日に閣議決定もして法案として提出することの大体めどがつきました。御協力、心から感謝申し上げる次第で...全文を見る
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 御質問の公務員制度改革でございますが、これまでにも累次の閣議決定等でその方向をずっと打ち出してきております。そして、近々出します、今回の重要方針に基づく行政改革推進法でも、これは公務員制度の改革の推進ということで一項目を挙げてこれ具体的に書かせていただい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今独立行政法人の評価をしていただきましたが、御承知のとおり、特殊法人改革の中で、この特殊法人というのは民ができる仕事も行っているじゃないかとか、あるいは責任の所在が不明確だとか、あるいは不必要な組織、業務が見直されずにあるじゃないかといったようなことで、...全文を見る
03月06日第164回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 片山委員はよく御理解いただいておりますが、こうした大幅な改革をこれから進めてまいります。  もう具体的に、今週末には何とか閣議決定に持ち込んで行革推進法を国会の方にも上程したいと思っていますが、ともかく、それを触るにつきましても、すべてのところにかかわ...全文を見る
03月07日第164回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 昨日も答弁させていただきましたが、時間がありませんでしたから簡潔に申し上げました。  今日はその議論にちょっと中心的におっしゃっていただいておりますが、今回のこの大きな改革の中の非常にベースは、やはり公務員制度の改革だと思います。この公務員制度の改革な...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今の御提言も、もう一部はこの一月から少し実施しようとして政府も取り組んでおりますが、これを法律の形でちゃんとしていくには、先ほど言いました公務員制度改革の法律が必要だと思います。  ただ、今おっしゃったように、この役人の方々も民間準拠といいましょうか、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公明党さんの方もこうして今回のこの行政改革推進法に大変な御尽力を賜りまして、その際、かねてから御主張いただいておりますもろもろの事務事業の仕分、この問題につきましては、この過程におきましても、各推進委員会とか、推進会議とか、あるいはいろんな推進委員会、そ...全文を見る
03月09日第164回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 規制改革を担当する内閣府特命担当大臣、行政改革、構造改革特区・地域再生担当大臣として、所信の一端を申し述べます。  戦後六十年を経過し、高度経済成長による高所得国家の構築に寄与した我が国の行政システムや規制も、最近では、急速なる高齢化、人口減少傾向、経...全文を見る
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 御承知のように、産業再生機構は、一般的に申し上げれば再生機構は事業者、メーンバンク等が広く案件を持ち込みまして事前相談等が行われるわけでございますが、これに厳格な資産査定などを通じて案件の検討作業を行うことになっております。その後、機構は専門家から成る産...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私が知る限り、事前に持ち込まれた日にち等も私自身には直接報告を受けておりません。
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、いろいろと上場企業として株価形成にも非常に問題がありますから、そうしたものが持ち込まれたとか、その事実関係も含めて一切私どもには報告ありません。
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほどからのお話があります、そうした案件が持ち込まれた、あるいは相談があったといったことまでも含めて、株式会社産業再生機構がそれを独自で調べたり、また各省庁に相談したりしているんだと思います。  この件につきましても、最終的にこれを決めますのは、先ほど...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申し上げましたように、この再生機構の社長が野村御出身であるかないか、そういうこととは別にしまして、それが決定権を持つわけじゃないんです。  御承知のとおり、産業再生委員会、有識者ら七人で構成して、その合議制によってその再生が可能かどうか、あるいは...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど言いましたように、このことの、この再生機構という機構自身、そしてこうした大きな経済混乱を、また社会的な混乱を起こさせないために何か国が関与して、こうして出資をして一時的でもそれを再生できることであれば、再生すればそうした危険性も、あるいはまた混乱も...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、今回のこの機構のシステム自身に問題がなければ当然問題ないわけでございまして、今までにももう再生を完了したところはたくさんございます。ほとんどのところは損を出しておりません。いろんな途中経過は私も存じませんけども、そしてこれも国民の負託にこたえて経...全文を見る
03月16日第164回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の行政改革推進法、これは今日衆議院における特別委員会も設置されるようでございまして、いよいよ本格的に御審議に入っていただくことになりました。  この改革の心といいましょうか、これは今までともすれば中央に頼りがちであった、いや自分たちでやれるというの...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 別な観点から少し申し上げますが、社会が非常に多様多岐にわたるようになってまいりまして、今までの法学部とか工学部とか建築学部、農学部という形ではなくて、それ以上にいろいろな情報だとか、あるいは一つの都市計画にしましても下水だとか、それだけではなくて、それを...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今の改善の指摘事項、これが事実であるとするならばやはり少し問題であるなと私も認識は今いたしました。しかし、これは創設間もないということで、これの改善は是非やっていただきたいと思います。  一義的には、これは自治体が、自分たちの子弟のことも含め、またその...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 個々の事例につきまして私も細かく精査をいたしておりませんが、先ほども申しましたように、地域の振興なり、また子弟の教育のために必要だということで、何といいましょうか、申請をしてきたものと承知いたしておりますから、それが全国展開しているかはともかくとしまして...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) そういう問題が、今回のこの指摘も含めて、それが余り改善されないままになお展開していく、そしてまたいろいろな国からの助成措置もといったときには、我々としても慎重に検討せざるを得ないと思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) 特区制度の目的やこうした現代的な意味でそれぞれの地域が自分たちのアイデアや自主性を生かしていく、それを御理解いただいていると思います。  ただ、この特区の提案をどんどん増やせということを目的にしているんじゃなくて、逆に、今私たちはまだまだ浸透していない...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ちょっと補足さしてもらいますが、これも近々こうして数年やってみたことの見直しをする時期に来ております。  そういう中で、ちょっと皆さん方にも御披露しますけれども、せっかく特区したのに、全国的に展開されたら自分たちの町の特色がなくなるじゃないかと、なるほ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私の就任以前の問題ですから又聞きにはなりますけれども、このことは例の規制改革・民間開放推進会議、これで、今言いました特区においても株式会社も含めたそうしたものを大学に積極的に認定していくということももう決まったことであったわけですね。そして、それを具体化...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いろいろの推進会議や、あるいはまた推進会議専門委員とか第三者会議、有識者会議とかいろいろとして、たくさんの審議会等ができていることは御承知かと思いますが。  私自身も、かなり同じ方があっちこっちに名前だけ連ねている場合もありますし、それから、偏ってはい...全文を見る
03月22日第164回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 松井委員が御指摘になることは十分私たちも、やっぱり院としても配慮しなきゃいけない問題だと思います。しかし、数よりもやはり質の問題もございます。また、それぞれの政党がもう少し立法機能的なものも私は持つべきだと思っていますから、必ずしも参議院事務局を増やせば...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ですから、今回もこれから法案を審議していただくわけでございますが、そうした立法府であろうと、あるいはまたそれ以外の第三者的な機関であろうと、これは我が政府の方から命令するべき立場ではありませんけれども、こういうことでひとつ御協力願いたいという形で要請をい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 会計検査、監査、行政監察等も私は非常に大事なことだと思うんですね。しかし、一般論でいいますけれども、どの部署がどうだということでなくて、やはりお役人がお役人を監査しても駄目じゃないかといった議論もまた別にあるわけでございますから、外部の方々をもちろんこう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 松井委員は行革の推進会議の事務局でもいらっしゃいまして、私よりも実務的には詳しいかと思いますが、今回、そうしたいろいろな問題も含めて、今の官僚制度の在り方、そして行政を大きく変えなきゃいけないというのが今回の行政改革推進法なんです。  閣議決定を、かな...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、それぞれの省庁がそれぞれ、今言いました三分の一とか、それにかかわらず、あるいはまた三年で五年と、五年間で三年でしたか、これを延ばしていくといったことも考え、それとは別な形で各省庁がかなり対応し始めていることだけは申し上げておきます。
03月23日第164回国会 衆議院 本会議 第16号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 初めに、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国際化及び情報化の進展、人口構造の変化等、経済社会情勢が大きく変化する中で、我が国の国際競争力を強化し、国民が豊かで安心して暮らすこと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今後提出が予定される法案についてお尋ねがありました。  本法案は、各重点分野における改革について、その基本方針その他の重要事項を定めるものとなっております。今後、本法案に示された方針や重要事項に基づき具体的な改革を進めるに当たって、個別政策金融機関の統...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 非常勤公務員の削減につきましては私にもお尋ねがございましたので、お答えいたします。  非常勤職員については、各府省の予算の範囲内において、それぞれの個別の業務の必要性に応じて採用されておりまして、その業務についても、予算の不断の見直し等を通じて適切に対...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストについてお尋ねがありました。  公共サービス改革法案は、民間にできることは民間にという構造改革を具体化すべく、具体的に選定された公共サービスを官民競争入札に付することによって、公共サービスの質の維持と向上、経費の削減とをともに実現することを...全文を見る
03月24日第164回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 平成十五年に大学設置法がかなり大幅に改正されまして、これまでの敷地面積その他のいろいろな学部の設置等の基準が緩和されまして、その一環といいましょうか、それで株式会社大学も特区において認めるということの流れになりました。  そうした特区の中の大学のことで...全文を見る
03月29日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第2号
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○中馬国務大臣 おはようございます。  いよいよこれから審議をいたしますので、ひとつよろしくお願いいたします。  まず、提案理由から御説明させていただきます。  このたび、政府から提出いたしました簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及...全文を見る
04月03日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○中馬国務大臣 今総理からも御答弁いただきましたように、これまで国が関与していたこと、これを民間に移していく、これは大きな一つの時代的な要請でもありましょうし、もう一つは、私は、民主主義そのもののあり方にまでかかわってくる問題だと認識をいたしております。  戦後のあの民主主義と...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行政改革推進法案におきまして、第四条に、国民一般、中小企業者、農林水産業者等の資金調達を支援する機能、これを明記いたしております。そういうことで、中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、あるいは農林漁業金融公庫、こういった中小零細企業の資金調達の公的な立場での支...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の総人件費改革は、非常に財政が苦しくなってきたから人件費を削減しようという話じゃないんです。総理もお話ありましたように、中央から地方へ、官から民へ、そうした仕事をかなり移していく、そうしますと結果的に、公務員は本当に国家的な運営をする非常に絞られた人員だけでよ...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の総人件費改革、これの裏腹といいましょうか、その前提となりますのには、現在の公務員制度にいろいろ問題がございます。これを改革せずして、公務員改革、公務員の純減といったことも私はなかなか難しいと思います。そういうことで、衛藤先生以下、いろいろと御提言もちょうだい...全文を見る
○中馬国務大臣 現行の公益法人制度は、明治二十九年なんですね、今から百十年ほど前になりましょうか、そのときに制定された民法の規定によって現在の姿があるわけでございますけれども、それぞれの主務官庁が縦割りで裁量権をもって個々の法人を許可する、こういう形になっておりました。当時の中央...全文を見る
○中馬国務大臣 これからのことを少し具体的に、国民にわかるように数字で示せということでございますが、それぞれこれからのことでございますから、何兆円出てくるんだという大きな形しかできませんが、それが一つ大きな目標でもございますから。  そのことでちょっと御紹介申し上げますと、政策...全文を見る
○中馬国務大臣 公明党さんの方からも具体的に、今御指摘のありましたように、いろいろな分野のことを、もう時代が終わったものだとか、あるいは本当に必要なものだ、またもう少し縮小できるじゃないか、こういったことの仕分けを明確にしろということでございまして、もちろん、そういうことで、今回...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、この公益法人改革は、大きな、明治以来の今までの制度を変えようとするものでございます。KSDの反省から、十三年十二月に与党三党合意ができまして、十四年三月に改革の取り組みを閣議決定した。そして今回、その結果としてのこの法案提出になったわけでご...全文を見る
○中馬国務大臣 今、前原委員が御指摘になりました件でございますけれども、政策金融は、一定の政策目的を達成するために、民間金融のみでは適切な対応が困難な分野に対して資金供給を行うものであったわけでございます。  こうしたことで、今お話がありましたように、一部だけが民営化されたじゃ...全文を見る
○中馬国務大臣 わかっています。  今言いましたように、従来のものもかなり民営化的な手法で移していくわけでございますから、それも当然、分母の方はGDPでございましょうけれども、分子の方は減っていくわけでございますから、そういう形でこれが半減されることは、統合による効率化というこ...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、このことは、それぞれ統合されたものの制度設計はこれからでございますから、今言いました、各公庫が持っていた赤字等も統合して、そしてどういう負担をするかといったことは、今後の一つの制度設計の中で私は検討するものだと思っております。
○中馬国務大臣 同時並行的にこれの制度設計の方は検討を始めておりますから、そのことが、数字のところまでちゃんと出せるかどうかはともかくとして、これは一つの枠組みをつくったわけでございますから、その結果の方の検討の経過等は御報告させていただきます。
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、これから統合するという一つのことを決めることに対しましての法律でございまして、その中身のことにつきましてはこれからの検討課題でもございます。  同時に、今申しましたように、同時並行的に制度設計を始めておりますから、そうした管理部門の統合に...全文を見る
○中馬国務大臣 具体的にそれぞれのことを全部詰めた上で法律を出しておりますと、これは二年、三年かかるかと思います。そうではなくて、まず大枠を、皆様方、国民の御了解も得てその枠組みを決めた上で、それから詳細設計等も含めた実行に移せる具体的なことに進むわけでございまして、そのことを御...全文を見る
○中馬国務大臣 もちろん前原委員の今のお気持ち、また国の進むべき方向というのは、大体、私たちも問題点は共有いたしております。それを今後は進めてまいりますこともはっきりここで申し上げさせていただきます。
○中馬国務大臣 今の、二年間関係会社、あるいはまた特殊法人に対してはもう少し長くといったようなことを、それぞれ国土交通省も、また今回防衛庁、施設庁の方も打ち出しております。しかしそれは、そうした形で極力、この天下りと談合その他、公務員の倫理に反する税金の横流し的なことにつながるわ...全文を見る
○中馬国務大臣 そういうことは各省庁にももちろん自主的にやらせておりますけれども、政府といたしましても、きつくそのことは指示してまいります。
○中馬国務大臣 委員はもう既に御承知のことと思いますが、今まで役所がやっていた仕事を、もう少し自由度を増して、そして場合によっては民間との連携もしながら、給料もかなり自由に決めていける、それが独立行政法人でございます。そういう形でこれが離れていっていること、そして、それに対して一...全文を見る
○中馬国務大臣 こうした関係につきまして、かなり国民の間から批判も出ていることも十分に承知をし、この改革にも今取り組んでいるところでございます。  今の問題は、一つには、やはりまずは内部的な監査で、行政監察とか、あるいは会計検査院がもう少し厳格に私は監査をしてほしい。それと同時...全文を見る
○中馬国務大臣 非常勤職員にはいろいろの職種があるわけでございますが、審議会の委員等も非常勤職員になっておりますし、もちろん事務補助職員までさまざまでございます。職務内容に応じた管理が必要であることから、行政改革推進法案の対象にはいたしておりません。  しかし、非常勤職員という...全文を見る
○中馬国務大臣 いろいろと各国によって制度が違いますから、一概には言いにくいわけでございますけれども、日本の公務員の数、必ずしも多いとは言えないと思います。
○中馬国務大臣 今回の公務員の削減におきましては、当面、五年間で五%、国の方は一つのはっきりとした数字を出しております。地方の方は、かなり地方のそれぞれの自治体の自主性もございますから、これまで減らしてきた、純減ですね、約四・六%でございますが、それを上回る範囲で、ひとつ国家公務...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、日本の公務員制度全体の縮減といいましょうか、無駄なところを排して減らしていこうということで、ここには聖域を定めないことにいたしております。  そういうことから、ここも対象にさせていただいておりますが、すべて一律に何%カットしろという意味で...全文を見る
○中馬国務大臣 今総理が御答弁されましたように、公共サービスはすべて公務員がやらなければならないというものじゃないんですね。これから民間の方々にもいろいろとお願いして、そして、より公共サービスをきめ細かいものにしていこうといたしております。  その方法にしましても、経済財政諮問...全文を見る
○中馬国務大臣 滝委員は、先ほど私が申し上げましたこの行革の私なりの理念につきましては御理解いただきまして、感謝いたしております。  大きな一つの日本の民主主義をもう少し国民が自立した形で、何か問題が起こると、学校が悪いんだ、あるいはまた政治が悪いんだということではなくて、自分...全文を見る
○中馬国務大臣 国の仕事を地方に移したから、それだけまた地方の方の人員がふえる必要があるとは私は認識をいたしておりません。  特に、地方の方々は、よく一般の市民、村民の目に触れております。その方々が、やはり一生懸命仕事をしていらっしゃる方もあることも事実でもございますが、また一...全文を見る
○中馬国務大臣 今の市場化テストでございますが、そう安易にコストだけで民間に、あるいはまた、官民の競争で官が受託する場合もあるわけでございますが、ともかくそういったときには後の契約で相当細かいことを規定しておりますし、それが実行されるかどうかをちゃんと担保するように一つの監理委員...全文を見る
04月04日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○中馬国務大臣 おはようございます。  今、小杉委員の方から御指摘いただきましたように、日本が大きく転換のところに差しかかっていることは、いや、もう過ぎたのかもしれません、そうした中で行政がそれに対応していかなければいけない時代が参っております。  急速な高齢化あるいは人口減...全文を見る
○中馬国務大臣 御指摘のように、簡素で効率的な政府を実現する上で、国としての責任を持って当たるべき仕事はしっかりとこれは実施すべきだと考えております。国家の存続そのものや、国民の安全、安心等に関する政府の責任は極めて重大だ、このように認識をいたしております。  特に、国民生活の...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、戦後、限られた資源や、あるいはまた資金も含めて、これを集中的にやっていくために政策金融という形で、それぞれの省庁に責任を負わせまして、それで日本の社会や産業を大きく進展させたことは御承知かと思います。  それなりの意義がありましたけれども...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行政改革推進法第四条第一号におきまして、新政策金融機関の担う機能として、国民一般、中小企業者及び農林水産業者の資金調達を支援する機能が明記されているわけでございます。  今までそれぞれの金融機関がそれぞれの立場で、中小企業や国民一般、農林水産業者、こういっ...全文を見る
○中馬国務大臣 今委員お話ございましたように、新政策金融機関の中にかなり統合されてまいります。そうしますときには、もちろん、各公庫が持っておりました窓口がそれぞれあるんですね、各府県にも相当な支店網を持っております、これも、もちろん必要性があれば分けておくことも考えられますが、大...全文を見る
○中馬国務大臣 政策投資銀行は、開銀時代からいろいろな国家的な大きなインフラ等に相当な役割を果たしてまいりました。しかし、最近では、今小杉議員がおっしゃったように、かなり地域再生とか地域開発に大変な能力を、蓄積がありましたから、これをやってくれております。そのことが失われることを...全文を見る
○中馬国務大臣 先般申し上げましたように、一つの大きなこれからの行政のあり方を考えたときに、地方に移していく、民間にゆだねていく、こうした中で公務員の数は必然的に現状のままでいいということではありません。  どのくらい減らすかということに対しましては、大きな目標としまして、これ...全文を見る
○中馬国務大臣 これは法案にも書いておりますように、ただ三十三万人だけを対象にしているんじゃなくて、総人件費改革は公的部門全体で取り組んでいくことが必要な課題であることから、法案においては、行政機関の職員の定員に加えまして、委員が御指摘になりました自衛官、人事院、会計検査院、国会...全文を見る
○中馬国務大臣 今回、そうしたものも対象には上げさせていただいておりますが、これは何かこちらから強制するものでもありません。それぞれの委員のメンバーの方々が各省庁といろいろと協議いただいたり、そうした対象のところとの折衝の中で決まっていくものと考えておりますから。今ちょうど平山先...全文を見る
○中馬国務大臣 三ッ矢委員は、官僚時代のことも踏まえて、いかに官僚組織が自分たちの自己組織保存の方に動かれるかということを率直におっしゃっていただきました。事実、そういう場面にも直面しておるわけでございます。  御指摘のとおりに、これを一元的に、一律に純減していこうとするもので...全文を見る
○中馬国務大臣 今委員がおっしゃいました公務員の、特にこうした本省で頑張っていただいている皆様方も含めて、公務員の大方の方は、それが八割か九割かはともかくといたしまして、本当にまじめに一つの使命感を持ってやっていただいていること、それからまた、この国会の今のあり方等も含めて、今委...全文を見る
○中馬国務大臣 私も天下りという言葉は好きじゃないので余り使いたくないんですが、世間では天下りと、それから、きのうも議論になっておりました官製談合、何か混同されたような形にされております。  これからの時代、今おっしゃいましたように、官民が人事交流もかなり自由にし合っていくとか...全文を見る
○中馬国務大臣 今、石井委員御指摘のとおり、今回の行革法第四条第四号におきまして、内外の金融秩序の混乱または大規模な災害、テロリズム、感染症等による被害、そうした形で混乱が起きたときの民融機関も活用した危機対応体制を整備するということが規定されております。  詳細につきましては...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど言いましたように天下りは、この言葉は私は好きじゃありませんが、世間の批判的な形で、また、事実そうした政策金融機関のトップにほとんど事務次官経験者が就任されておったといったようなこともありまして、その反省から、これは特定の経歴を有する者を特定のポストに就職させ...全文を見る
○中馬国務大臣 昨年末の閣議決定されました行革重要方針におきまして、借り手側の視点に立った効率的な組織となるよう努める、あるいは、専門の窓口設置、人材育成など専門性の活用・強化に取り組む、こういうことが規定されております。それを受けまして、今回の本法律案におきましては、「国内金融...全文を見る
○中馬国務大臣 委員御指摘のとおり、十三条第二号では、この政策金融改革を実施するに当たりまして、現行政策金融機関が行った貸し付け等を受けた方々や現行政策金融機関が発行した債券の所有者の方々の利益が不当に侵害されないようにする旨規定をいたしております。  そういうことから、この規...全文を見る
○中馬国務大臣 総人件費改革は、もう五年五%という言葉がずっと定着しておりますが、それだけで終わってしまうものではない、一つの日本の国の、冒頭から申しておりますように、相当長期的な行政機構そのもののあり方を変えていこうとすることでございますから、その中における公務員の位置とかある...全文を見る
○中馬国務大臣 これは国の方針でございますから、全体ではそうしたことも区別なく五%減る、一つの国の方針としてはここにはっきりと書かせていただいております。  しかし、国会や裁判所及び会計検査院の職員につきましては、御承知の三権分立の観点から、国会が命令することではございませんし...全文を見る
○中馬国務大臣 委員おっしゃるとおりでございまして、私の方は今ここだということまでは断定はいたしませんが、ともかく、行政改革という大きな観点ではなくて、もう少し具体的に、町村合併が行われております、かなり縮小しておりますし、それから、集中改革プランというのを各都道府県が出しており...全文を見る
○中馬国務大臣 公益法人そのものは、これからは民になっていきます。
○中馬国務大臣 これは、この間、内閣委員会でしたか、委員からの御質問ではっきり民ですと言いました。しかし、あのときの御質問の向きがありましたから、これから、より官の関与もなくなってくるわけですから、これからはより民の立場が強くなってくるという意味で、今、これからはと申し上げました...全文を見る
○中馬国務大臣 明治二十九年のこの規定以来、民法に規定されておりますが、ともかく、公益法人を認定する場合に、それぞれの所管官庁が受け付けて審査をして、場合によっては基金等も積ませて、そしてまたその後もずっとこれを指導監督いたしておりました。そういう意味で、かなり官の指導のもとの公...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほどから今回の行革法に公益法人が取り上げられたことはおかしいというお話でございますが、民主党の市村先生がそうおっしゃるのは少し奇異に感じます。  明治二十九年につくられたときは、少なくとも民主主義じゃないんですよね。国家社会主義的な、中央集権的に民を統制し従わ...全文を見る
○中馬国務大臣 同じでございます。
○中馬国務大臣 私は、市村議員の方がこの解釈をそういう形で解釈されるのがわかりません。私はこれでいいと思っています。
○中馬国務大臣 何度も申し上げますけれども、市村委員は、もう少しこうした形でどんどんと、かねておっしゃっているNPOも含めて、民が大いに活躍していって、自分たちのことは自律した形で責任を持ってやっていこうというお気持ちでございましょう。そうしたら、これはまさにそうですがね。その形...全文を見る
○中馬国務大臣 少し経緯から申しますと、昨年の二〇〇五重要方針、骨太と言われるものですね、ここにおいても諮問会議等では小さな政府という言葉を使っておりました。それを受けた形で年末の行革重要方針には、今おっしゃったように小さな政府という形で言っておりました。  しかし、今安倍長官...全文を見る
○中馬国務大臣 大きく概念が変わったのではないという意味で同じと申しましたけれども、今申しましたように、総理はこの意味をもう少しはっきりさせる意味で、この重要方針に掲げたよりも、こうした法律にしていく場合の概念等を含めて、これを少し枠を広げたと考えた方がいいのかもしれません、簡素...全文を見る
○中馬国務大臣 一つの名前でございますから、これを厳格に、これがというような規定をする必要も私はないんじゃないかと思います。  ただ、あえてそういう理屈的なことでおっしゃいますならば、小さくて複雑なものもあるかもしれませんが、簡素でというのには、一つの効率性といいましょうか、そ...全文を見る
○中馬国務大臣 目指すところは一緒でございまして、ただ、幅広くこの方が理解していただけるという、総理を初めとした我々スタッフの認定のもとにこの名前にさせていただきました。
○中馬国務大臣 現実問題としては株式会社が手を挙げられるケースが多いと思いますけれども、NPOやその他地域団体等が手を挙げられても、もちろん結構だと思います。
○中馬国務大臣 これもこの行革法で一つ貫いていることでございますが、民にできることは民に、お役所の仕事は極力民間に、あるいはまた地方にということの理念でございまして、そういうことだと御理解いただきたいと思います。
○中馬国務大臣 これは、私どもが議論したというよりも、有識者会議の皆さん方あるいはまた諮問会議の皆さん方等のいろいろな議論の結論としてここにこうして出てきておりますが、現実問題として、一つの役所が別の役所の仕事をわしがやってみせてやるとか殴り込みをかける的な形で競争入札に参加する...全文を見る
○中馬国務大臣 具体的といいますと、いろいろな公共サービスがありますから、どれがどうだということは言えませんが、四時で今までとめておったものを八時も九時もサービスができるといったことは、今度は利用者の立場からいえば、非常に利便性が高まるかと思います。  そういったことも含めて、...全文を見る
○中馬国務大臣 いろいろな公共サービスのケースがありますから、どういうサービスの例を挙げたらいいのか問題でございますけれども、例えば窓口業務ということを一つとれば、今までだったら五時でお役所仕事は終わりますね。しかし、それが八時も九時も受け付けて手続をしてくれるといった場合には、...全文を見る
○中馬国務大臣 既にモデル的にこの市場化テストをやり始めております。そのことについて例をお示ししますが、ハローワーク関連のキャリア交流プラザ事業では求職者の再就職支援などをある程度実現することができるかということでございますが、また、社会保険庁関連の年金電話相談センター事業では年...全文を見る
○中馬国務大臣 保険料の納付率は、官が実施していた前年同期に比べまして、各月ごとに異なるものの、前年同月に比べおおむね二%の改善が見られるところでありまして、また、コスト的にもおおむね四割程度低いコストで落札されているということでございます。
○中馬国務大臣 まだ私もそうしたそれぞれのモデルの実例を全部精査しておりませんから、マイナスの面があったのかどうか、そこのところはつまびらかではありません。  しかし、このことにつきましては、イギリスを初めとして先進的なところがかなりの効果を上げておるわけでございまして、お役所...全文を見る
○中馬国務大臣 市場化テストは、すべてのことをどれでも市場化テストにかけるということではなくて、これは第三者で、決められた有識者がこのことは民間に移せるんではないかということを決めるわけですね。その範囲内でもちろん行うわけでございますが、安かろう悪かろうといったような話もございま...全文を見る
○中馬国務大臣 たまたまこれまでやったモデルで実績が出ているのはそれだけでございましたから、その二%がこれからのすべての累計でも何でもございません。そうした方向で、少なくとも、これはマイナスでなくプラスが出ておりますが、そうした市場化テストで民間に移譲することによりまして、私は、...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほども言いましたように、イギリスの例も、こうしたことをやり始めるに当たりましてかなり心配する向きもあって、そういう事例が幾つか紹介されていることも事実でございますが、私も見てまいりましたが、刑務所そのものをPFIで、そして、管理もすべてゆだねているところもござい...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行革推進法におきましては、地方の方、これは地方自治でございますから政府が命令するわけにはいきませんので、国がこういう方針でやりますよという形で、竹中大臣も、地方に対しましてその方針を伝えて、御協力を願いたいというお手紙を出されたんだと思います。  ともかく...全文を見る
○中馬国務大臣 国が地方公務員の配置基準を法令等において定めるもの、これはさまざまなものがあります。その意義はそれぞれの行政分野における必要性の観点から設けられているわけでございまして、その各省庁の方にそれぞれ理由がありましょうから、それぞれからまた御聴取願いたいと思います。
○中馬国務大臣 国が定めます配置基準、これは法令等において定めるもの、さまざまなものがございますけれども、今御指摘ありましたように、かなり定員を割っているところもあるやに聞きます。  しかし、その必要性の観点から、それぞれの自治体の要求や、また、各省庁がそれをよしとしているか、...全文を見る
○中馬国務大臣 今、さまざまな御指摘をちょうだいいたしました。私は自民党の消防議連の幹事長もいたしておりまして、消防の実情もよくわかっております。その基準そのものもしかしそれでいいのかどうかということももちろんありますけれども、かなり未充足なところが多いことも現実でございます。し...全文を見る
○中馬国務大臣 これは、国の方ではなくて地方でございますから、要請した形になっております。命令した形ではございません。  そのあり方につきましても、それぞれの分野において、国の場合でしたら各省庁にかなり、その中ではめり張りはもちろん考えますけれども、枠として五%と今言っておりま...全文を見る
○中馬国務大臣 ケースワーカーの配置基準を充足しているか否か、これは所管大臣がございますので、見解を述べることは差し控えさせていただきたいと思います。  一般論としましては、各地方公共団体における人員の配置については、関係する法令や条例を踏まえて、各地域のニーズに照らして適切に...全文を見る
○中馬国務大臣 きのう他の議員の質問に答えたことを、また別の議員からこうして御指摘されることは、余り本筋じゃないと私は思います。ただ、ここで言ったことも事実でございますから補足して申し上げますが、これは、滝さんの御質問に対しまして、私が一つの、地方の方もかなり努力してもらわないと...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も言いますように、これは、私がどの業種が要らないと言っているわけじゃありません。先ほどから申しますように、そうした声が、直接住民の目に触れるところで、たまたまですけれども、地方公務員の中でそういうことをされる方がいらっしゃったらそういう批判も浴びていくわけです...全文を見る
○中馬国務大臣 これまた他府県他市町のことまではあえて言いませんが、大阪市の中でもこの間ああした問題が出ました中で、大阪市の中にそうした分限対象者といいましょうか、そうした方々が、数字をちゃんと役所側が出しておりますし、また大阪府におきましても、教員の中で、本当に不祥事を起こしな...全文を見る
○中馬国務大臣 数字の根拠という意味じゃなくて、滝委員からの御質問の趣旨では、これも一つの地方に対する督励の意味でおっしゃっていただいたんだと思いますが、ともかく、中央から地方に権限が移っていきます。仕事が移っていくことになりますと、逆に地方の方は少し増員にもせざるを得ないような...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も申し上げておりますように、過去五年間において地方自治体は四・六%の純減をいたしております。過去においても努力したことも十分に私どもは認めておりますが、今後その努力を引き続きやっていただきたいということでございますし、先ほどこの委員会でも少し議論が出ておりまし...全文を見る
○中馬国務大臣 国が五%という数字を挙げたわけでございます。五%ということも一つの目標値になり得ると思いますけれども、やはり過去のことの数字、一応四・六という数字が出ておりますから、少なくとも過去努力していただいた以上のものは、五%と言わず四・六はできるであろうという一つの目標値...全文を見る
○中馬国務大臣 各民間の方々で構成される財政諮問会議あるいは減量の有識者会議、こういった民間の方々も含めた多様な方々の議論の中から、やはりそのぐらいは十分可能であろう。そして、もう少し、先ほどから申していますように、この改革というのはただ人減らしではないんです。お役所の仕事、これ...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も申しておりますように、地方の行政体がやっております仕事の中では、公営企業というものがございます。バスを動かしたり、地下鉄ですね。こういったものも、もうかなりのところが民営化している。これは、国鉄を例に挙げるまでもなく、それを民営化することによってどれだけ効率...全文を見る
○中馬国務大臣 ここは国会でございます。国会は国権の最高機関で、すべてのことを決めることができるわけでございます。政府は別でございます。政府はこういうことを提言いたしましたが、国会でこうしてこれを法律としていただきます。そうするならば、国の方針として、部門を問わずに、聖域を求めず...全文を見る
○中馬国務大臣 ここで法律になりましたら、これは国のはっきりとした国民の意思でございます。
○中馬国務大臣 提案権がありますから、政府としてこの法案を出させていただいております。国会でこうして与野党で御審議いただきます。賛成の方も反対の方もいらっしゃいましょうけれども、しかし、これが可決された場合には、これははっきりとした国民の意思、国家の意思でございます。
○中馬国務大臣 法制局ももちろんクリアしておりますし、これは何度も申しますが国会に諮っているわけでございます。国会でお決めになりましたら、それははっきりとした国の意思になるわけでございます。  今、委員のおっしゃるような形で、それは自治体を縛るものでないと言いましたら、自治体は...全文を見る
○中馬国務大臣 独立行政法人につきましては、独立行政法人通則法におきまして、独立行政法人の業務運営の効率化に関する事項を主務大臣が中期目標において示すこととなっておりまして、また、法人の人件費についても、その見積もりを中期計画に定め、主務大臣の認可を受けるべきものとされておりまし...全文を見る
○中馬国務大臣 それぞれの主務大臣は、行政改革本部のメンバーでございます。
○中馬国務大臣 五年間で五%でございまして、極力生首は切らないという表現も一部使っておりますけれども、現職の方々を無理やり意に沿わずにやめさすといったことはするつもりもありませんし、そのような形をとらなくてもいい形の範囲が五%ということも言えるかもしれません。  といいますのは...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も申しますように、それにはめり張りをきかせていこうというならば、また、時代的な役割が終わった部門があるとするならば、その方々をやめさせるということではなくて、転勤をしていただく、あるいは部門をかわっていただく、そういうことはやはり必要でございます。そういうこと...全文を見る
○中馬国務大臣 戦後、GHQからの指示等もございまして、公務員に国民に大変大きな混乱を起こしてしまうストをさせないといったようなこともございました。こういったことの背景の中で、公務員というものを労働基本権から一つ外した形を、人事院をそのかわりに置かせていただいておりますが、そうい...全文を見る
○中馬国務大臣 滝委員とも私も党の方で地方行政の調査会としていろいろと議論をしてまいりました。このことに関しましては本当に抜本的な、地方制度調査会も答申を出しておりますが、ただ道州制だけではなくて、そうした事務の配分の問題も、前の一括法のときに、こうしたそれまでやっておりました年...全文を見る
04月05日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第5号
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○中馬国務大臣 政策金融改革でございますが、今御指摘のように、戦後は、それぞれの主管官庁が、それぞれの主管の事項につきましての企業等に一つの金融を確保する金融機関をつくっておりました。非常に多岐にわたっておりました。住宅等につきましては、これはもう独法化いたしましたが、ともかく、...全文を見る
○中馬国務大臣 独立行政法人につきましては、これは何か、サンセット方式という形とはちょっと違いますけれども、一つの期限を区切った形でそれぞれ対応をすることにいたしております。  従来から、独立行政法人通則法というのがございますが、これに沿いまして、中期目標期間終了時に業務、組織...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行政改革は、当面の一つの縮減案ということではなくて、日本のこれからの国のあり方、姿等を想定した大きな議論の中から総体的にこれがまとまってきたわけでございまして、経済財政諮問会議とかあるいは有識者会議等からもいろいろな御意見をちょうだいし、やはり日本のこれから...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど委員御指摘でございますが、今回の推進法第四条第四号におきまして、内外の金融秩序の混乱または大規模な災害、テロリズムもしくは感染症等による被害に対処するため、新政策金融機関、完全民営化する機関及びその他の金融機関を活用した危機対応体制を整備することが規定されて...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行政改革は、何度も申しますように、ただ当面の人減らしや財政が詰まってきたからどうこうといったことではなくて、大きな人口減少も含めた構造改革。そしてまた、これまでの官に主導された民主主義、あるいは何か規制の中でいろいろな枠をはめられた中の自由主義ではなくて、そ...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほどの公務員制度改革にもつながってまいりますが、天下りという言葉は私は余り使いたくないんですね。公務員の再就職とあえて言わせていただきますが、そうしたことは私はどんどんとこれからはやっていくべきだと思っております。ただ、そのときに、再就職先と、もといた部署との何...全文を見る
○中馬国務大臣 どういったものを市場化テスト、民の方に移していくか、こういったことの検討といいましょうか、その決定権も含めまして、これは我々官僚がやるんではなくて、有識者といいますか、民間の方々も含めた、もちろん地方自治体の方もいらっしゃいます、こういった方々の一つの第三者機関を...全文を見る
○中馬国務大臣 今、委員の御指摘になったことは、これからの社会に私は非常に大事なことだと思っております。  北欧三国といいましょうか、ここはボランティア社会と言われておりますが、良家の子女がお嫁前に一つの公的な、看護婦をしたり、そうしたボランティアをすることが何かステータスにな...全文を見る
○中馬国務大臣 今御指摘ありました行刑施設でございますが、これを市場化テストの対象にしていること、そのことの御指摘かと思います。  これも例外なく、一つの見直しが可能ではないかということで指摘されておりまして、庶務、会計、自動車運転、差し入れ窓口受付など非権力的な業務について、...全文を見る
○中馬国務大臣 谷口議員は本当によく勉強していただいております。  諸外国の例でよく引き合いに出されます、このインディアナポリス市のゴールドスミスさんですが、市長時代に大変実績を上げられました。そして、その実績が評価されてブッシュ政権の行革担当の顧問になっておられますが、そうし...全文を見る
○中馬国務大臣 日森委員の御心配の向きもありましょうが、ちょっと誤解がないようにお願いしておきますが、まず、相手が企業だけじゃないんですね。競争入札の対象として参加していただくのは企業だけではございません。一般の、非営利法人といいましょうか、NPOと称されるものだとか、そうした民...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、その時々の時代の要請や判断や、また公共サービスそのもの、これがお役人でなければできないというものでもないと私は思いますね。今までにも公営事業でやっておったものがかなり民間で公共的なサービスをやっていることはもう数限りなくあるわけでございまし...全文を見る
○中馬国務大臣 お役所の仕事がそうして民間との競争の上、民間に移った場合のお役人の処遇等の御質問でございますが、いろいろなケースが考えられます。  まず一つは、受けた場合に、その民間の業者がぜひとも経験のあるお役人に我が方に来ていただきたいというケースは私は大いにあると思います...全文を見る
○中馬国務大臣 この表は行革法案の概要でございまして、これをまた別にちゃんと法文化するわけでございますから、これに一行だけ起こしたものも全体の対象の一つですよということで書いてあるだけでございます。
○中馬国務大臣 きのうも何度も御説明いたしました。委員おっしゃるところのNPO法人というのは非常に幅広い解釈で言っておられますが、それぞれ日本の場合には、特定非営利法人という形のものと、それとは法的にも今のところ分けております。そのほか医療法人だとか、こういったものもそれぞれ法体...全文を見る
○中馬国務大臣 委員がきのう来ずっと言っていただいています、まさにその思想なんですね。国家社会主義的な方法ですべての、もっと昔の社会は、自分たちの身の回りのこともすべて自分たちでやっておったんです。しかし、欧米に追いつき追い越せという国家的な目標もありましたでしょう。それとまた、...全文を見る
○中馬国務大臣 医療法人とか学校法人は、これはかなり限定された、あえて業法という言い方もあるかもしれませんが、ともかくそういう形の中で、所管官庁がなかったらやはりこれが一般の公益法人だということであれば、公益認定委員会だって、認定したとしても、だれがそれを所管して監督するかという...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の公益法人の改革といいましょうか、これは、それぞれの公益法人を主管官庁が、恣意的にとは言いませんが、それぞれ自分たちの基準でつくって認定し、しかもその認定の仕方も非常に複雑であって、その目的に比して、申請しても三年、四年かからないと法人の格がもらえなかった、こ...全文を見る
○中馬国務大臣 もうきのうから同じ議論でございまして、委員のお考えはお考えとして一つのことで、私も認めます、方向性も認めます。しかし、現実問題として、私たちが今提案していることが一番現実の形を、少し大きく民の方に主体性を移していく一番いい手法だと思っておりますので、これはもう見解...全文を見る
○中馬国務大臣 まさに適切な、社会制度にわたる御指摘をちょうだいいたしました。  私もそのように実感いたしております。ただ表面的に、軍隊が少ないからだといった話でなくて、今まで、日本の社会制度の中での勤勉さとか、あるいは非常に知識度が高いとかいったようなことが大きく作用しておっ...全文を見る
○中馬国務大臣 個々の例はともかく、一般的に、そうした天下りとこうした公共の談合問題も含めたことが取りざたされていることは、私も聞き及んでおります。
○中馬国務大臣 一々数字を調べて法案に取り組んだわけじゃございませんが、こうした天下り、そしてまた談合問題等の大きな国民の批判の中で、この要素も今回の行政改革の中には十分に織り込んでございます。  それで、御指摘の、公務員を減らすよりも談合の方が先ではないかということもございま...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の行政改革の目的と、この談合、はっきり言えば、我々が預かっている税金の横流しといった犯罪でございます、この問題とは別で、この法律の中でその防止策を考えるものではないと思っています。  ですから、一方で議員立法で談合防止法がもう出されてきておりますし、それとも...全文を見る
○中馬国務大臣 委員長以下あるいはまた議運の方々の一つの御配慮といいましょうか、そうした形でこれが出たものと私は承知しております。
○中馬国務大臣 これは、議員がこうした質問主意書を出すことは本当に自由でございます。しかし、それを議長の名前で政府にただすわけでございますから、そのときには、そのまま出されるのか、あるいはまた、それに何らかの一つの院としての御意思も加えて政府の方に要求されるのか、それはまさに院の...全文を見る
○中馬国務大臣 私は、さようなことは一切申し上げておりません。その場面におきましても、私はこれは議院としての、衆議院としての発言ですよと、そういうことで、事実関係だけを申し上げました。そのときに、馬淵委員の質問書ということも知りませんでした。鈴木宗男議員からたくさん出ていることは...全文を見る
○中馬国務大臣 対象を一々この法律で、これはいいとか悪いとかということではなくて、一つの第三者機関等も含めて、そこに御判断いただいて、減員するなら減員することの対象はそこで決めさせていただくことにいたしております。聖域は認めておりません。
○中馬国務大臣 これは一律に五%というシーリングをかけたわけでも何でもございません。それぞれの時代の要請、あるいはまた、もう時代が、役割が終わったからこの部分は要らないじゃないかといったことも含めて、それはそれぞれ各省において仕分けをして、一応目標としましては、全体としての五%は...全文を見る
○中馬国務大臣 私が判断するんじゃありません。  先ほどから申しましたように、有識者会議の方々が今こうして、まず第一次的には、各省庁から出てきた、それにつきまして、いろいろ条件がついているものもございましょうし、余り大きな数字が出てきていないところもあることも事実でございます。...全文を見る
○中馬国務大臣 そういう必要性が、また両者が一度トップ同士で話し合おうじゃないかといったことになるケースもあるかと思います。そういったものも一、二ございました。そういったところは大臣折衝で決めることもあり得ます。
○中馬国務大臣 いや、除くということは言っておりません。前にも申しましたけれども、行刑施設といいましても、庶務とか会計とか自動車運転、差し入れ窓口受付、こうした非権力的な業務につきましては、従来からも民間委託が進んでいることもございます。これを一段と進めてほしいということ。  ...全文を見る
○中馬国務大臣 今言いましたが、例外は認めないんです。これからもどんどん折衝していく。そして、今お話しの、法務省は現在の立場ではそういうことで有識者会議の方々と一つの折衝をされていることも事実でございます。しかし、それで有識者会議の方々が、これで仕方がないなということ、今後のこと...全文を見る
○中馬国務大臣 今回、重要方針等でも行刑施設がちゃんと一つの対象に入っておりますのは、そうした外国の事例も含めて、これはイギリスだけではありません、アメリカでもやっております、そうした、すべて刑務官でなければいけないといったような固定した観念ではなくて、十分に検討可能だということ...全文を見る
○中馬国務大臣 私が指示を出したというのじゃなくて、有識者会議の方々が、外国の事例も含めて、これは十分に可能だという判断のもとに、法務省の方にこれも検討しなさいという御指示があったものと認識いたしております。
○中馬国務大臣 私は、事例を見た限りにおいてはできると思っております。
○中馬国務大臣 刑務官という身分的なことで、どれを刑務官としているかによって違うと思いますね。法務省が言っておられる刑務官というのは、今ほとんど刑務所に勤務の方々は、先ほど言いましたような事務の方を除きまして、かなりすべてが刑務官的な称号がついております。  それと、本当に受刑...全文を見る
○中馬国務大臣 公権力の行使に当たるもの、これを除くということは、一つの、この法文の中にも、そうした法務省の方の実情等を踏まえてここに書いていることは事実でございます。
○中馬国務大臣 それぞれの国のいきさつや制度等もございましょう。ですから、刑務官とここで一概にいいましても、公権力の行使といいましても、これまたその範囲が違ってくると思います、解釈も違ってくるんじゃないかと思います。  前の委員にも御答弁申しましたように、例えば、駐車違反を摘発...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほども申しましたが、行刑施設では、庶務、会計、自動車運転、差し入れ窓口受付など非権力的な業務について民間委託が進められてまいりましたし、今後もそれをさらに一層進めていただきたいという意味でございます。
○中馬国務大臣 先ほども申しましたように、刑務官という名前、これは身分でついておるわけでございますから、その方がどういう仕事をしているかとは別でございまして……(高山委員「車の運転はしていないですよ」と呼ぶ)これを刑務官とは言っておりません。そうした仕事も刑務施設の中にはあるわけ...全文を見る
○中馬国務大臣 外国ではそこまでもできているということを言ったので、それが望ましいかどうか、また日本の実情に合うかどうかということと話は別だと思います。
○中馬国務大臣 何度も申し上げましたように、聖域なきにはすべての分野を対象にしておりますが、重点項目として有識者会議の方々が幾つかの点を挙げていらっしゃいます。その中の一つにこれが挙げられたことは事実でございますが、私は私なりの一つの感覚は持っていますが、これを決めたのも、また刑...全文を見る
○中馬国務大臣 有識者会議の方々が最終的には、その折衝の結果、判断を下されるわけですね。私も、日本の場合に、刑務官の内容が、どういう仕事をしているかまで私がつかんで、ここで申し上げているわけじゃございません、外国ではこういった例もありますよという御紹介はしておりますけれども。 ...全文を見る
○中馬国務大臣 そう私は思いません。先ほどから言いましたように、刑務官の中の話ですよ、その中で本当に公権力を行使しなければいけないものなのか。刑務官という名前がついているけれども、そういう立場での仕事ではないところに従事の方、それは分けて考えられるんじゃないか。あえて申し上げまし...全文を見る
○中馬国務大臣 公権力の行使の、これとこれの業務が公権力だとか、この業務は違うんだといった、私はそういう知識も認識も持っておりません。今回そのことを判断していただきますのは先ほど言いました有識者会議の方々で、それも、ここで決めたらぽっとあしたからなるんじゃなくて、五年間かけてこの...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○中馬国務大臣 葉梨委員からまさに適切な今回の公務員改革も含めた行政改革に対する御認識をちょうだいいたしました。  確かに、そういう誤った議論であったり認識といったものが、議論を非常に平行線にしてしまったり、おかしくしていることもこれまた事実でございます。官が担わなければいけな...全文を見る
○中馬国務大臣 国民が国家に期待しているもの、求めているものは、申すまでもなく、生活の安定その他もございますが、やはりこの安全、安心といったことが大きな要素かと思います。そういう意味におきまして、簡素で効率的な政府を実現することといたしましても、このことに対してはしっかりとした責...全文を見る
○中馬国務大臣 もうこれは言わずもがなのことでございますが、先ほど申しましたように、今までは時代的な背景もありましょう、民間が育っていなかったといったこともありまして、かなり公の担う面を公務員がやっておったことも事実でございますが、これが相当の部分がもう民間に任せても公的な役割を...全文を見る
○中馬国務大臣 大きく時代が変わってきて、先ほどお話ありましたように、ある一定数はともかくとして、だんだんと相対的に役人の比率が高まっていくということは、やはりこれは是正しなければいけないことでございます。その中で、委員もいろいろと党の方でこうした公務員改革等についても御勉強して...全文を見る
○中馬国務大臣 対象にしておりません。
○中馬国務大臣 その前に、委員の方から非常勤職員のことがございましたが、ちょっとこれは誤解があったらいけませんから付言させていただきます。  非常勤職員というのは、政府の審議委員とかあるいは臨時職員等も入っております。これは、今回の行政改革の総人件費というのは、結局、それで減ら...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も言いますように、今回の行政改革というのは、大きな今までの日本の国の行政のあり方を変えていこうということでございます。  そしてまた、その背景としましては、人口減少であったり、あるいは民が非常に大きな役割を担える力を持ってきておったり、また、NPOといいまし...全文を見る
○中馬国務大臣 資金の流れがどうなるかということは金融担当大臣からの方が適当かと思いますが、今回の私が担当した形で再編を図っておりますのは、もちろん、今おっしゃったような形で、それぞれの省庁が監督した形の金融機関を、それぞれが持っていたという形をもう少し全体的に統合すること、そし...全文を見る
○中馬国務大臣 完全民営化とは、会社法を設立の根拠として政府の出資がない株式会社とすることをいうものでありまして、個別の設立根拠法は廃止することが基本でございます。なお、政策上の要請によりまして特に必要な場合には法律上の何らかの手当てをすることまでも妨げるものではございません。 ...全文を見る
○中馬国務大臣 完全民営化した後、政府保証債を持っておれば問題だという発言はいかがかと思うんですが、実際に、電源開発株式会社は十六年度で政府保有を完全売却して民営化しております、それも十六年度末でございますが、六千六百十三億円ですか、ちゃんと政府保証債を持ったままでございます。も...全文を見る
○中馬国務大臣 同じことでございます。
○中馬国務大臣 改革は、小泉改革で非常に大きく促進していることは事実でございますけれども、古くは土光臨調から始まりまして、こうした大きな時代に合わせた行政の姿を今やっているところでございまして、これもその一つでございまして、しかし、これができたからこそ、いろいろな、建設省と運輸省...全文を見る
04月07日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○中馬国務大臣 公共サービス改革法案が名称でございますが、市場化テストと略称しておりますから、それを使ってもらって結構でございます。  ともかく、今回の、今の御質問にございましたこれらの統計業務を初めとした、これをどうして選んだかということでございますが、そのほかにも、この法律...全文を見る
○中馬国務大臣 どの業者からということではなくて、既にそうした実施を民間的にやっておられることから、これは私たちでもできるんじゃないかといった声があったようでございます。それをこうしてテストの形で、まずは対象に挙げさせていただいております。
○中馬国務大臣 この法案の第二十五条第一項におきまして秘密保持義務規定を置いておりまして、これによりまして、民間事業者が公共サービスの実施に関して知り得た秘密の漏示または盗用、これを禁止しております。あわせて、本法案では、民間事業者が公共サービスの実施に関して知り得た秘密を漏らし...全文を見る
○中馬国務大臣 国勢調査だけでなくて、いろいろな工業統計調査その他、全国規模でやっているものはたくさんあります。  こうした統計調査の民間開放につきましては、その弊害の可能性や防止の措置を検討するための試験調査を平成十八年度中に実施することといたしております。こうした取り組みを...全文を見る
○中馬国務大臣 今言いましたように、全国で全部任せてみろという事業者なのか、地域で限定した形でおやりになるのか、業者の方も、また業者でない方もいらっしゃいましょうけれども、これを引き受けてみようというところは、私は、いろいろな方法をまた考えてこられるんじゃないかと思います。
○中馬国務大臣 政府の審議会のメンバー等につきましては、もうこのごろははっきりと三分の一以上加えることといったことを、これはみずから官がやることでございますが、こうして民間に委託する場合には、そこを強制的に、それを条件にするのは、と思います。  しかし、今委員おっしゃいますよう...全文を見る
○中馬国務大臣 御指摘のとおり、官民競争入札は、税金等で国や自治体がみずから実施してきた公共サービスの実施主体を官民間の競争によって決めていく仕組みでございます。
○中馬国務大臣 監理委員会は、官民競争入札等の過程の透明性、中立性、公正性を確保することを目的として設立されるものであります。委員任命に当たっても、この目的を踏まえて、内閣総理大臣が公共サービスに関してすぐれた識見を有する方を適切に任命していく、こういうことになってまいります。 ...全文を見る
○中馬国務大臣 これは、いろいろな分野の方々、十三人で構成されております。特定の方が何らかの意図を持たれたとしても、十三人の合議制でございますから、特定のところに偏った判断が下されるとは思っておりません。
○中馬国務大臣 官民競争入札の中におきまして、公益法人や独立行政法人、こうした官から補助をいただいているところが加わった場合に、今言いました、そこは若干ほかの純粋の民のところとは、有利になってしまうんじゃないかという御質問のようでございます。  これは、補助金や委託費はそもそも...全文を見る
○中馬国務大臣 市村委員御懸念のことはかなり詳しくここで規定をされております。ちょっと御紹介申し上げますと、本法案では、落札者の決定のための評価基準は、公共サービスの質と価格に着目して、監理委員会の審議を経て公正に決定され、入札の前にこれを公表することといたしております。  ま...全文を見る
○中馬国務大臣 非常に細かいところまでは規定されていないかもしれませんが、ここに、何度も申しますように、かなりの部分の情報開示を義務づけた中に項目としては入ってくるものだと私は思っています。
○中馬国務大臣 ここに直接は規定はされておりませんが、行政に対するそうした一般の不服申し立てとかこういったことは当然のことだとして御理解いただいて結構でございます。
○中馬国務大臣 そうした事業内容等につきましても情報開示が義務づけられておりますから、その情報開示が、今、市村委員がおっしゃるように、ここのところがちょっと不備じゃないかと言えば、もう一段の御請求をされるならば、これはやはり開示しなければいけないでしょうね。
○中馬国務大臣 対象業務の選定は、公共サービス改革基本方針におきまして、毎年度、民間から募集した提案等を踏まえまして、関係省庁間での協議や監理委員会での審議を経て、閣議決定によって行われる仕組みとなっておりまして、内閣府が対象業務を提案することも否定はされておりません。  本法...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の公益法人改革は、これまで各省庁がそれぞれ所管をして、そこでかなり複雑な手続で認定をするといったようなことでございましたが、本当に官から民へという形でやることになりました。  その認定のことでございますが、公益法人認定のこの案では、不特定かつ多数の者の利益の...全文を見る
○中馬国務大臣 まず、七千、約六千八百幾らでしたか、これをすべて申請されるかどうかはともかくといたしまして、大変な事務量になることは事実でございましょう。しかし、五年間の移行期間を認めていますから、時間的なゆとりも持たせてはいただいております。  そして、合議制の機関である公益...全文を見る
○中馬国務大臣 今おっしゃいますように、これはかなり中立的で、今までのように各省庁の一つの下部機関的なことではなくて、国がしっかりと責任を持って、この七人及び事務局もこれは総理大臣の任命事項にもなっておりまして、そういうことで、私は、今御懸念のことは心配ないといいましょうか、担保...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、この七人の方々は、本当に世間的にも識見を持って、幅広い分野の方々で、その中から委員長が選ばれる、そして、もちろんその方の合議の上で最終的には総理大臣が任命する、こういう形になります。
○中馬国務大臣 委員会の方々といいましょうか、委員会そのものでございますね、これと相談して総理が決める形になります。
○中馬国務大臣 今申しましたように、七人の方々が合議制で、この人がいいではないかといったような一つの形が具体的に出てくる、それを総理が、逆に言えば、もちろん総理との相談の上で、最終的には、決定の過程としましては、総理に相談した形で、総理が直接任命する形になってまいります。
○中馬国務大臣 今回の公益法人制度改革でございますが、主務官庁による公益性の判断を、できるだけ裁量の余地の少ない、客観的で明確な判断要件に基づいて統一的に判断しよう、こうするものでございます。  具体的な公益性の判断につきましては、多くの人々の健全な常識、言いかえれば社会通念に...全文を見る
○中馬国務大臣 まさにこれまでのような形で各省庁の意向を反映した形ではないことを願っているわけでございまして、そうするには、今委員が御指摘になりましたような形、民間人も含めてそうした方、また役人であったとしても、役人というのは案外そこの部署につきますと、かなり今回の我が行政改革推...全文を見る
○中馬国務大臣 委員おっしゃるとおり、人件費削減の取り組みにつきまして、国立大学法人につきましても対象となっております。
○中馬国務大臣 これは今回法律で規定することでございますから、恣意的な形は私はできないと思います。
○中馬国務大臣 特に罰則は設けておりませんが、要請は引き続きやらせていただきます。
○中馬国務大臣 定員削減の強制といいましょうか、こうした国全体で取り組もうという、この五年間で五%という一つの枠でこうしてお願いをし、また場合によっては、直接のところではそれが一つの大きい、何といいましょうか、強制力が働くことになりますが、これは大学法人でございますから、一つの枠...全文を見る
○中馬国務大臣 国立大学法人の人件費につきましては、中期目標におきまして文部科学大臣が示す業務運営の効率化に関する事項でありまして、各大学法人は、中期計画に人件費の見積もりを定めまして、文科大臣の認可を受けるべきものだ、このようにされております。  このように、国立大学法人法上...全文を見る
○中馬国務大臣 残念ながら、それは見ておりません。
○中馬国務大臣 どの大学にどれだけの予算が減らされた、人件費がどうだといったようなことにつきましては、これは私の所管ではありませんで、それぞれの監督をしております文部科学省であったり、あるいはまた予算の査定をしているところの話でございますから、私からそのことにつきまして答弁するこ...全文を見る
○中馬国務大臣 人件費を強制的に削れと言っている話じゃございません。この法文にもございますように、百分の五に相当する額を減少させることを基本としてということに、御理解をちょうだいいたしたいと思います。
○中馬国務大臣 今般の総人件費削減は、簡素で効率的な政府を実現するため、公的部門全体で聖域を設けることなく改革を進めるものでありまして、この方針のもとに、国立大学法人においても、公的部門の一員として、行政改革推進法案においてその人件費の削減に取り組むこととしているわけでございます...全文を見る
○中馬国務大臣 そこまでおっしゃる必要があるかなとは思いますけれども、先ほど言いましたように、日本の国全体の効率化といいましょうか、政府の役割ももう少し民間に移せる、アウトソーシングもできる。そうした中で、大学も例外ではなく、そうした効率化に合わせていかなければ、子供が集まらなく...全文を見る
○中馬国務大臣 独立行政法人という形、これは大学法人という形にしておりますけれども、従来のような、一つの大学設置法で、何をどのぐらい置かなければいけないとか、そうしたことの制約は外れるわけで、かなり自由度が増してくるわけでございます。そうした中で、いわゆる必置義務的なものもなくな...全文を見る
○中馬国務大臣 監理委員会は、今委員御指摘のように、非常に大事でございまして、十三人の方々から構成されます。こうした役割をしっかりと果たしていかれますように、公共サービスに関するすぐれた識見を有する方を選定いたします。そして、具体的な委員につきましては、法の趣旨、目的や監理委員会...全文を見る
○中馬国務大臣 まだ具体的な人選の、ここでどなたがということは申し上げられませんが、いずれにしましても、労働組合を代表するような方々あるいはまた住民を代表される立場の方々、こういった者も十分にその中に加えてもらう、加えていく所存でございます。
○中馬国務大臣 当然でございまして、本人の意思にかかわらずその落札した民間業者の方に転勤を命ぜられるといったことはありません。
○中馬国務大臣 事業を民間事業者の方に移したわけでございますから、そこにまたかつての官の方が人事にまで口を差し挟むことはいかがなものかと思います。  しかし、今委員御懸念の、そこからまた役割を終わって、あるいはまた何らかの形で官にまた戻られることまでもこれは想定して、それも受け...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、そこに行かれた方は、行った事業者のところでその役割が終わったといいましょうか、そしてまた別のところに転勤させられるといったような中で、これはもとの業務から外れることになるわけでございますから、そうした場合には、もちろんそれに従って行かれる方...全文を見る
○中馬国務大臣 落札した民間事業者に移籍した役人さんでございますが、公務への復帰を希望する場合は優先的に任用すること、これを保証することは困難かと思います。しかしながら、その者を選考採用するか否かを判断するに際しましては、以前に同様の業務についた経験があるということは十分に考慮さ...全文を見る
○中馬国務大臣 いろいろなケースが考えられますから、個々に、それぞれこの場合、この場合ということはなかなか規定しにくいかと思いますが、先ほど言いましたように、一つの前提条件をつけた上でその事業者の方に行かれるわけですから、それと余りにも違った環境であったり、あるいはそうした問題点...全文を見る
○中馬国務大臣 そちらに移られるというのは、強制的に何か役所の方が人減らしのためにそちらに移すということは前提にいたしておりません。その方も自分の経験を、新しい仕事を引き受けた事業者の方で自分を生かしたい、ぜひ来てもらいたい、そういう一つの両者の合意の上でそちらに行かれる。  ...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、新しくそれを引き受けた事業者が、もともとそこの公務に携わっておった方を、引き継ぎの意味においてもこれは有用だ、ぜひとも欲しいといったようなこともありまして、三年間というようなケースがかなりの場合だと私は思います。ですから、その方はその役割が...全文を見る
○中馬国務大臣 現行の規制改革・民間開放推進会議、これの前身であります総合規制改革会議の議事録が作成されていなかったことにつきましては、本来、同会議の議事運営規則に照らせば、もちろん作成、公表されるべきものでありまして、こういう事態になったことは非常に遺憾であると考えております。...全文を見る
04月10日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○中馬国務大臣 昭和二十二年当時の公務員法、それがこうしてなかなか実現されていない面もあるわけでございますが、それも時代が大きく変わってまいりました。そのときには一つの合理性があったのかもしれませんが、これだけ長期間実施になかなか移せなかったというのも、日本の実情的なものもあるの...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の法律でこうした形になるわけでございますが、経過措置として五年間を設けております。五年間の間には、今委員がおっしゃいましたような若干の混同が住民の間にも起こるかもしれませんけれども、しかし、はっきりと公益という名前がついております。公益がついているかついていな...全文を見る
○中馬国務大臣 今御議論がなされておりますように、教員養成の大学の件につきましては、そうした需要がふえてくる、先生がおやめになる方が多うございますから、その補充の問題等で一時的にふえることになりましょう。  しかし、長期的に見れば、完全な人口減少社会に入っておりますし、それぞれ...全文を見る
○中馬国務大臣 地方分権につきましては、御承知のとおり、国会決議までもいたしております。そして、それにのっとって一括法で、そしてまた三位一体の改革でどんどんと進んでおります。これが一つの我が国の行政の流れでございまして、この法律に殊さらまた地方分権すべしとは書いておりません。 ...全文を見る
○中馬国務大臣 最初に、鈴木委員は今回の法律のことを、結局は増税のための下ごしらえではないかといったことでありましたが、これはちょっと、そういう誤解といいましょうか御理解をしていただきますと、少し情けなく思っております。今回のこの大きな改革は日本の一つのあり方を変えていこうとする...全文を見る
○中馬国務大臣 昨年の十月の諮問会議といいましょうか、この中で民間議員の方々がこうした議論もされたことは承知いたしております。基本方針の策定をする経過の中でこういった議論が出てまいりました。これは、御承知のとおり、あの大きな、十年に及ぶ不況の中で、かなり民間がスリム化に努力をいた...全文を見る
○中馬国務大臣 早期退職慣行の是正につきましては、これは一般の方々の話ではなくて、いわゆる幹部職員、1種幹部職員の早期退職勧告といったようなことになっておりましたけれども、これを段階的に引き上げまして五年間に三歳上げていくということ、これは総理も答弁されておりますが、こういったこ...全文を見る
○中馬国務大臣 早期退職慣行の是正につきましては、いわゆる天下りの弊害を是正し、公務員が志を持って行政に専念できる環境を整備するため、特に批判の強い1種幹部職員の勧奨退職年齢について、平成十五年度から十九年度に五年間をかけて段階的に引き上げ、平成二十年度には平均して三歳以上高くす...全文を見る
○中馬国務大臣 委員御指摘のとおりでございまして、そこはかなり細かくこの法律にも規定をいたしております。  五年五%以上の国家公務員の純減を実現するため、この行政改革法案では、まず、行政に対する需要の変化が認められる事務事業の減量に向けた検討、これは四十六条で書いております。ま...全文を見る
○中馬国務大臣 今総務大臣が御答弁になったとおりでございまして、我々はそれをツールとしまして、手段といたしまして、市場化テストとかあるいはいろいろな規制を緩和して、地方でも物事がどんどんと進められるようにもしている次第でございます。
○中馬国務大臣 重要方針策定時において「小さくて効率的な政府」という文言を使わせていただいておりますが、これは、これまでの政府の役割を見直して、民にゆだねるものは民へ、そしてまた時代的な役割を終わったものは廃止し、また無駄を徹底的になくすことによってその規模が大胆に縮減された政府...全文を見る
○中馬国務大臣 重要方針では小さなと書いておりましたが、この法律では簡素でとなっていることについての問い合わせでございます。  それより前に、総理の施政方針演説では「簡素で効率的な政府」という表現が使われました。「小さくて効率的な政府」と同じ趣旨ではあるんですけれども、法案化す...全文を見る
○中馬国務大臣 具体的に国民負担率を何%にするといったようなことはいたしておりませんが、これを抑制するという気持ちはここには出ていると思います。  具体的に申しますと、本法案におきましても、特別会計の改革では今後五年間で総額二十兆円程度寄与するためにこれを減らしていくということ...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど説明しましたように、それぞれ人件費はこう、特別会計はこうといったような形で、今よりも決してふえはしない、逆に減らす方向でやっているわけでございまして、これは当然ながら国民負担率も、現在よりも少なくとも上がらないということだけははっきり言えるのではないかと思い...全文を見る
○中馬国務大臣 財政諮問会議やその他民間議員の方々の、これからの国のあり方等におきます議論の中で、こうした今後の目標を定める必要があるということの中で、具体的に十年間でこれだけということではございませんが、一つの大きな方向として、今委員申されましたような、GDP比で現在の人件費を...全文を見る
○中馬国務大臣 総人件費という金額の面と公務員の数の問題とは違いますから、そこのところは一つ区別していただきたいと思いますが、ともかく、これからの日本の国のお役人といいましょうか、そうした公務員が果たすべき役割はどの方向かということの長期的な目安でこの数字が出ているわけでございま...全文を見る
○中馬国務大臣 もちろん、今言った人数掛ける給与そのものでございます。
○中馬国務大臣 これもかなり具体的に法律の方で書いております。四十六条から五十条までの条文、ごらんいただいたらわかるかと思いますが、業務の大胆かつ構造的な見直しを進めることによりまして、定員の純減を進める重点事項について事項ごとに基本的な考え方を示したところでありまして、ここで示...全文を見る
○中馬国務大臣 配置転換につきましては、四十五条第二項に、府省横断的な配置の転換及び職員の研修を行う仕組みを構築しまして、この配置転換をスムーズにするようにいたしております。また、採用の抑制を行うことによりましても、この規定を盛り込んで抑制の一つの手段にしたわけでございます。 ...全文を見る
○中馬国務大臣 いわゆる本人の意に反して生首を切るということはいたしません。
○中馬国務大臣 少し世間から批判がございました退職金の二重取りといったようなことでございますが、退職公務員の退職金のいわゆる二重取りといったことに対しましては、平成十五年の退職手当法の改正によりまして、国家公務員が国への復帰を前提に退職し独立行政法人等の役員に就任した場合には、退...全文を見る
○中馬国務大臣 今答弁しましたように、これはゼロにはしておりませんけれども、もちろん特殊法人なりそこでお勤めになったときの経過のことはあるわけでございますから、それを大幅に減らした、三分の一程度にしたということで今お答えした次第でございます。
○中馬国務大臣 委員の一つの御意見として参考にさせていただきます。
○中馬国務大臣 その分を充てるかどうかは別にいたしまして、大学は独立行政法人化いたしました。そうする中で、非常に自由度が与えられたわけでございまして、場合によっては職員の方々にかなり大幅な給与を与えたとしても、もっと人数を減らして効率的にやっていくとか、ほかのところを思い切って削...全文を見る
○中馬国務大臣 公務員の労働基本権につきましては、その地位の特殊性と職務の公共性から一定の制約がなされておりまして、これに見合う代償措置としての人事院勧告制度が設けられている、委員のおっしゃるとおりでございます。  労働基本権のあり方につきましては、国民意識も十分に踏まえて現実...全文を見る
○中馬国務大臣 そういったことも含めて率直に議論してまいりたいと思っています。
○中馬国務大臣 戦後これまで日本は、あの焼け野原から欧米先進国に追いつき追い越せという中で、官がかなり強い力を持って、権力と資金を集めて中央集権的に進めてきたことは御承知かと思います。そうする中で、もうその時代は過ぎて、逆にそれがありますと民間の活力を発揮するにも非常に制約が出て...全文を見る
○中馬国務大臣 今言いましたように、国際的な問題もございますし、それから人口減少が始まってまいりました。早くしないと大変な国民負担に、それぞれの負担になってまいります。それと、今は少し景気もよくなってまいりましたけれども、不況の中でもっとそれぞれの地域や個人や企業に大いに能力を発...全文を見る
○中馬国務大臣 もちろん財政的な要請もございましょうが、私が冒頭に申し上げましたことがやはり国民的な課題として喫緊だ、このように理解しております。
○中馬国務大臣 これは、こうした改革を進めるには、国民の理解がなければ、協力も含めてなければ、なかなかできません。そういうことから、これは国民と一体になってやろうといたしております。  そのために、具体的には、政策金融改革におきましては、新政策金融機関の経営内容に関する情報の公...全文を見る
○中馬国務大臣 もちろん、これは政府の取り組む姿勢ではございますけれども、同時に、これは院が国会として大いに行政をチェックしていただきたい。そういったこともひとつ含めて、これからこの法案の趣旨に照らして、国民が一致して頑張っていけるような、一つの今後の改革に持っていきたいと思って...全文を見る
○中馬国務大臣 私どももこうした諮問会議等の席にも出ておりますけれども、そうした中で、民間議員ともどもかなり役所に強く迫っていることもひとつお伝えをしていく次第でもございます。なかなか歯がゆいところがあるお気持ちは私どもも共有するところがありますけれども、これはひとつ、大きな改革...全文を見る
○中馬国務大臣 今回のこの改革は、前回の、あの国民の大きな、改革を進めるべしという期待を担っておるわけでございまして、これを背景として、私どもも強くこの改革をなし遂げてまいります。
○中馬国務大臣 この法案におきましては、基本理念及び総人件費改革、特別会計改革、市場化テストなどの各改革分野において、事務事業の仕分け及びそれを踏まえた検討を行う、このように規定をしております。  仕分けの具体的な作業は各改革を具体化する過程で行われるものでありまして、例えば総...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も申しておりますが、今回の改革は、お役所の仕事を民間に移していくというただ形だけの問題ではなくて、役所が担うべき仕事は企画立案、あるいは一つの大きな、国がやるべき基準をつくって、その実施主体はもちろん民間でも地方でもということでございまして、そういうことからい...全文を見る
○中馬国務大臣 今申しましたように、ただ形として移すということではなくて、役所がやるべき仕事は、もう先ほどから何度も申しておりますように、一つの大きな基本を決めたり、そしてそれを実施する。外交、防衛といったものも含めて、国の担うべき仕事をしっかりとした上で、あとのものは任せていく...全文を見る
○中馬国務大臣 私は、国鉄民営化の議論の中、実際にそこにもずっとタッチしておった一人でもございます。しかし、今、あれを民営化せずして、地方交通線、地交線と言っておりましたが、こういったものを全部残したらどういう状況になるか、もう一々ここで挙げるまでもないと思います。  当時から...全文を見る
○中馬国務大臣 人件費だけで改革の目的が、できるとは言っておりません。人件費を切り口として、その構成要素である定員の数と給与の額に着目して、その改革の方向性を示した次第でございます。国家公務員の五%純減などを通じまして、全体として実効ある改革がなし遂げられるものだ、このように確信...全文を見る
○中馬国務大臣 委員は、非常勤職員、こういったことも対象にするべきでないかという御趣旨のようでございますが、非常勤職員の勤務とかこういったものは、審議会の委員から事務補助職員までさまざまでありまして、職務の内容に応じた管理が必要であることから、行政改革推進法の対象とはいたしており...全文を見る
○中馬国務大臣 国の担う役割の中で、こうした公務的な人件費というものの考えでいいかと思います。
○中馬国務大臣 すべて公務は公務員がやるということでは私はないと思いますね。こうして、基本的なことだけはもちろん公務員が責任を持ってやりますけれども、それ以外の公務サービスの方は地方に、あるいはまた民間に、ボランティア的な要素も含めて私は移管していくのが成熟社会だと思っています。...全文を見る
○中馬国務大臣 逢坂委員は、地方自治体の長も御経験になったはずでございます。地方はまさにそういうことでございまして、ほとんどのことを、昔は、いわゆる村落共同社会のころには幕府から補助金をもらってやっておったわけじゃありません。すべて村の人たちがボランティアで、自分たちの村の話し合...全文を見る
○中馬国務大臣 何度も申しますように、これと連動してそのとおり減らせと言っていることじゃないんです。あくまで長期的な目標として、今これだけの規模があるのであれば、それをこのぐらいは一つのまずは目安にしようじゃないか。短期的なことでは具体的に五年五%という、そしてまた、それぞれの重...全文を見る
○中馬国務大臣 これは今、有識者会議の方々が、それぞれのこうして項目までも挙げて、ちゃんと項目は、これはもう閣議決定もしております。その中の一つに北海道開発局も入っております。そうする中で、すり合わせしている中で、これはなかなか思う数字が出てこないといったことも聞いておりましたが...全文を見る
○中馬国務大臣 今の年金の徴収ですか、事務局の方からお答えさせます。
○中馬国務大臣 もちろん、各民間の業者等が手を挙げられることは御自由でございますし、それを判断するのは、一つの第三者の機関がこうした形で、何といいましょうか、審議をした上で、各省庁の意見も踏まえてこれを対象にしてまいるわけでございます。
○中馬国務大臣 税金等の徴収業務につきましても、他の公共サービスと同様、本法案の手続にのっとって個別具体的に検討を行うべきだ、このように認識いたしております。  税金の徴収業務だから当然に市場化テストの対象とすべきでないとも、また逆に、対象にすべきだとも考えておりません。
○中馬国務大臣 こうした民間業者の方が不適切な保険料の請求等をなさないために、それを防止するために、公共サービスの改革法案では、落札した民間業者は公共サービスを適正かつ確実に実施していくよう国等による報告徴収、立入検査等さまざまな監督上の措置を講じていることに加えまして、国民年金...全文を見る
○中馬国務大臣 直接そこまで具体的には規定はいたしておりません。
○中馬国務大臣 一般論で申し上げれば、委員御指摘のような不適切な行為が想定される場合は、例えばそのような行為を禁ずる旨を実施要項においてあらかじめ定めて、契約において民間事業者に義務づけることも可能でございますので、そうした御懸念も踏まえて今後の一つの課題とさせていただきます。
○中馬国務大臣 委員御指摘のことは非常に重要なことでございますから、御指摘のことも踏まえて、先ほど申しました実施要項とか業者との契約において、しっかりとこれが防御できるようにしていきたいと思っています。
○中馬国務大臣 御指摘のように、「改革と展望」や経済見通し、これは、本法案、政府の経済財政運営と一体をなすものでございます。
○中馬国務大臣 今財務大臣もお答えになりましたが、それぞれの経済の変動はございます。しかし、今回ここで、この法律で目指しておりますところは、そうした多少の経済変動とは別に、日本の国のこれからのあるべき方向を指し示して、それに向かって改革を進めていくことでございます。
○中馬国務大臣 この法律は、政府の役割を見直しまして、政府が行う必要性の減少しているものであれば民間にゆだねるとともに、無駄を徹底的に省く、こうした簡素で効率的な政府の実現を目指すものでございます。  この実現によりまして、国民から見れば、政府の規模の上昇を抑え、国民負担の上昇...全文を見る
○中馬国務大臣 それぞれを申し上げますと大変長くなりますけれども、簡潔に申し上げますならば、私たちが今いろいろな事業を展開する、あるいはまた個人が社会生活をする上におきましても、本当に今までのこの枠組みの中で、役所の方に届け出を出したり、そうした一つの枠の中でかなりの生活をせざる...全文を見る
○中馬国務大臣 太田委員はこのことについてずっと党を指導していただいておりまして、間違いございません。  本当に、初めは土光臨調あたりから三公社五現業も含めた国営のものを民間に移していくというところから始まっておりますし、今、与野党立場を逆にしている方ももちろんいらっしゃいます...全文を見る
○中馬国務大臣 独立行政法人は、今太田委員おっしゃいましたように、一つの公的な責任はやはり政府が負うんですね。しかし、それを実施するのがどこかということで、それが民間であったり、民間的な立場になりました独立行政法人が担っていくわけでございますから、それがまたその役割を拡大して、自...全文を見る
○中馬国務大臣 今、太田委員から御説明いただきましたように、ヨーロッパではそのような実情になっております。それぞれ各国の歴史的な背景やその国の事情を反映してこの労働基本権のあり方が決まってきております。  我が国の場合には、もちろんそれを目指された経緯もありましたが、アメリカの...全文を見る
○中馬国務大臣 委員は党の要職の立場から今おっしゃった公務員改革を具体的な形で進めてきていただいたことは、もう事実でございますし、評価もいたしております。  今、政治任用のことも含めて、降格の問題が出ておりまして、一つの、何といいましょうか、枠の中で、ある方が次官になろうが、あ...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の法律におきましても、退職管理の適正化は能力及び実績に基づく人事管理とともに公務員制度改革でできる限り早期に具体化を図っていくべき事項として位置づけたところでありまして、与党申し入れを踏まえまして、早期に具体化を図るべく調整を進めていく必要があると考えておりま...全文を見る
○中馬国務大臣 総理もおっしゃっておりますように、やはり一つの能力を持った方が、意思を持って公務員におなりになって、そして六十歳まで、いろいろな能力をお持ちでございますから、働いていただける、この条件を整えることがまずは必要だと私は思います。  と同時に、民間に請われる方もあり...全文を見る
○中馬国務大臣 大変大きなテーマとして御質問をちょうだいいたしました。  日本の置かれた状況、これを申し上げますならば、急速な高齢化をいたしてきております。それから、人口減少にいよいよ入りまして、これも短期的に急に上向くものでもございません。それから、今お話がありました経済の国...全文を見る
○中馬国務大臣 沖縄のような離島といいましょうか、また、ああした基地を持った形の、別の意味で国の一つの大きな役割を担っております。これは、ある意味では国が責任を持って、そうした住民サービスまでを含めた責任を持たなければいけない、このように認識をいたしております。ただ、それを実施す...全文を見る
○中馬国務大臣 今、沖縄の例で申しましたが、沖縄に限らず、こうした日本の国土をしっかりと、ある意味では守っていただいています離島の問題、これは本当に大事でございまして、こういったことに対しまして国の光をしっかりと当てて、また、そこにお住まいの住民の方々の安心や安全も含めて、しっか...全文を見る
○中馬国務大臣 今、防衛庁の方からお話がありましたとおりで、四十四条二項では、行政機関の職員の定員の純減の例に準じて純減する旨を規定しております。お話がありましたように、教育とかあるいはまた糧食だとか輸送、こうした後方支援の分野は民間に委託あるいは民間人に置きかえることは十分可能...全文を見る
○中馬国務大臣 公務員の削減がやる気を失うことになりかねないという御心配でございますが、ここでうたっておりますように、それぞれの能力・実績主義で働いてもらうといったようなこと、それから、自分たちの決められたこと、ただ与えられた仕事を日常のんべんだらりとやっているんじゃなくて、一つ...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の大きな行政改革の一つのシンボリックなものだとも私は認識いたしております。  過去、いろいろと経緯がございました。ここに至るまでに相当な苦労があったことも、それぞれの関係者から聞かせていただいております。やはり、これを所管する官庁も、これを任せたら大変だとい...全文を見る
○中馬国務大臣 委員おっしゃるとおり、これを、五年五%というただ全体的なことではなくて、かなり具体的に、実現可能な方策も含めて、ここに提示をさせていただいております。  お話がありました一・五%と三・五%でございますが、一・五%分は、これは各省庁それぞれ減員を努力してまいってお...全文を見る
○中馬国務大臣 三・五%の方でございますが、これは、今お話がありますように、有識者の皆さん方が各省庁とすり合わせをやっていただいております。今の時点では大変難しい答えも返ってきていることもこれは事実でございますけれども、やはり国民的な課題でもございますし、その前にちょっと数字だけ...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○中馬国務大臣 統合されます五つの機関は、それぞれ本当に国民のための施策と、また海外的な協力もしてまいりました。そういう中で、これをただ五つを束ねるというだけではなくて、それぞれ専門的な知識を生かしながらこれが合体するわけでございますから、それぞれが機能的に、一足す一が二になるん...全文を見る
○中馬国務大臣 余り時間がないから、もう今は御理解の上でおっしゃっていることはよくわかりましたから、そのような形で今度の人事管理を進めてまいります。  能力・実績主義で、今までの、途中でどなたかが次官になられたらあと全部やめて、民間企業の方にあるいはまた関係の業界の方にいらっし...全文を見る
○中馬国務大臣 松本委員、大変大事な御指摘をちょうだいいたしました。  今回のこの改革に対しまして、財政赤字の赤字減らしのためだとか、あるいは増税のための下ごしらえ、こういったようなためにする御批判もありますけれども、それはそれとして謙虚に受けますが、そうではなくて、今回のこの...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の改革法案の中で随所に仕分けが出てきておりますが、これも、公明党さんの方も非常に熱心に取り組んでこられました。やはり今の既存のお役所仕事、もう時代が変わってやめたらいいのがあるじゃないか、あるいは、これは民間に移せるんじゃないか、こうしたことの仕分けの前提があ...全文を見る
○中馬国務大臣 一つの成熟社会になってまいりました。やはり文化といったものは、若干の無駄あるいはまたゆとりから生まれてくるものでもございます。池坊委員の今の御指摘は本当に大事なことでもございますし、関西のことにも触れていただきましたが、これは、大阪人も含めまして、余り規制がなくて...全文を見る
○中馬国務大臣 市場化テストは、従来国がやっておりましたことを民でやれる分がかなりできてまいりまして、力もついてまいりました。それをいわゆる仕分けをいたしまして、そして、こういったものができるじゃないか、民間業者からの手も挙げていただきまして、監理委員会でそのことの是非をしっかり...全文を見る
○中馬国務大臣 とられたというわけじゃなくて、官もこれは入札に参加してもいいわけでございますから、その刺激をもとに、公の方が頑張って、いや民間よりももっとサービスよく効率的にやっていけば、従来どおり官でできるわけでもございますし、また、その経験を買われて民間の方に移籍される方もい...全文を見る
○中馬国務大臣 まさにおっしゃるとおりで、この法律の中にも公務員制度の改革のことをうたっております。  これから詳細のところの議論も、労働組合の方々との御議論も踏まえてやっていきますけれども、そういうことをあわせて、これまでの公務員のあり方も含めて官の役割というものを大きく民間...全文を見る
○中馬国務大臣 結構です。
○中馬国務大臣 独立行政法人は、御承知のとおり、今までのいわゆる役所がやっていた仕事を、別の、何といいますか、実施部隊を離しまして、そして、これを永続とするんじゃなくて、一応当面は公務員でございますけれども、それも非公務員型にして、できれば民間までという、こうした一つの流れの中に...全文を見る
○中馬国務大臣 目標といいましょうか、全体的なことは、一応の目安として五・五ということを言っております。
○中馬国務大臣 五・五と言いましたが、五%です。公務員ではございませんから、公務員と同様に、一つの国家的な今回の大きな目標でございますから、これはそういう意味での制約はするものでございます。
○中馬国務大臣 ここで言うところの人件費は、国家公務員に支払われる給与でございます。
○中馬国務大臣 非常勤職員は、これは正式の公務員ではございません。ですから、これは計算の中に入っておりません。
○中馬国務大臣 どこで決まっていったということではなくて、従来、こういう形で一つの統計的にも連続性を持って、公務員の給与、これを人件費ということにしております。
○中馬国務大臣 独立行政法人だけでございましたら、九千三百五十五億円でございます。
○中馬国務大臣 今回の大きな流れは、人件費を減らすことが目的ではないんですね。御承知のように、今までお役所がやっておった仕事を民間の方に移していく、公務員でない方々でできるじゃないか、そういったことを移していく。これも一つの、独立行政法人ですから、その基準が九千五百億円であれ一兆...全文を見る
○中馬国務大臣 独立行政法人は、先ほど言いましたように、今までの役所の仕事を離してやっていくわけでございまして、これはそれぞれの主務官庁、また全体の場合もございますけれども、そうした形で、今、運営費交付金も含めて、その業務遂行のために、各年度、一つの財源措置はとっておりますけれど...全文を見る
○中馬国務大臣 それぞれの主務官庁がその必要性等も十分にチェックしているものだと私は考えております。
○中馬国務大臣 御承知のように、これは一つの期限を切っております。中期目標という形で、ことし、十八年度にまたその終了する期間が来るわけでございますけれども、十八年度以降に初めて中期目標期間が終了する独立法人につきましては、国の歳出の削減を図る見地から、その組織及び業務のあり方につ...全文を見る
○中馬国務大臣 指標といいましょうか、判断材料と申しましょうか、これにつきましては特定のものがあるわけじゃございませんが、一般的に政府の規模に関する指標としては、国民負担率、これが重要な指標であろうかと考えます。将来に先送りしております財政赤字を加えた潜在国民負担率、過去の財政赤...全文を見る
○中馬国務大臣 今回のこの改革を何か少し矮小したような形で、増税のための下ごしらえだとか、そういったお話もございました。そういうことではなくて、私たちのこれからの日本の国のあり方、これまでお役所の方に少し依存し過ぎておった、ところが最近では、それぞれの個人も地域も企業も大きな力を...全文を見る
○中馬国務大臣 今おっしゃいました、本当に政府が担わなければいけないのは、いろいろな企画立案のこと、そしてまた、安全、健康面の基準をはっきりとしてつけること、もちろん外交、防衛もございます。そうしたことに限って、それを実施することは極力民に任せていこうというのが今回の趣旨でござい...全文を見る
○中馬国務大臣 おっしゃるとおりでございまして、国際化、人口構造の変化等社会構造の変化、大きなそうした流れが起こっているわけでございますが、その中で国民が安心して暮らすことができる社会の実現、これが大きな目標でございます。
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、もうかなりの部分が民間に移せる、民間に移した方がはるかにサービスがいい、効率がいいといった面がかなり散見されるわけでございます。制度的にそういうことをつくっていきますのが今回の市場化テストの法案でございまして、この市場化テストの導入によりま...全文を見る
○中馬国務大臣 今の、市場化テストで、それに移った場合のお話かと思いますけれども、公務員の方々が移った場合のことだと思いますけれども、それは、今おっしゃいましたように、給与の問題や、あるいはまた、身分として、一時的に行かれた方が帰ってこられたときには退職金の継続ができるとか、そう...全文を見る
○中馬国務大臣 ようやく少し私の頭の中も整理できました。  これは、市場化テストで出ていくわけでございますから、そのときにはやはりちゃんとした契約を相手と結びます。契約のときの条件、それを、締結したそこの人事担当者が、それは総務省であったりあるいはまた経産省であったりするかもし...全文を見る
○中馬国務大臣 これは少し、二つのケースで混同された議論になっているんじゃないかと私は判断をいたしております。  一つは、役所をやめてそちらの民間企業に自分の意思で移られたケースと、それから、一時的にちゃんと契約の上で、この方はうちが預かって、今までやっておられた経験を生かして...全文を見る
○中馬国務大臣 その前に、市場化テストでの相手側の企業、民間企業に行く場合には、これは自主的に行くわけでございますから、任命権者が再採用を約束するものではございません。  また、私が、担保があるという表現をとりましたけれども、これは訂正させていただきたいと思います。
○中馬国務大臣 このことは会計的なことでございまして、私の所掌といいましょうか、財務の方の所掌だと思います。
○中馬国務大臣 これは一つの大きな会計の今までの慣行でもございますから、私がここで答弁するテーマではないと思っています。
○中馬国務大臣 その前に、今の日本の林野のあり方でございますが、やはり御指摘のように、戦前は、山を持っているといったら大変な資産家でございまして、ほとんど、その地租で日本の国は運営されておったようなことでございましたが、今の時代になってきますと、本当に山を持っておっても荒れ放題、...全文を見る
○中馬国務大臣 これは、そうした危険性のあるものは例の監理委員会等で十分にチェックされておりますし、病院等のような場合、これを市場化テストにするとは言っておりませんが、例えばそうした生命財産にかかわるようなことであったとしても、その事業体がつぶれるようなことがあったとしても、急に...全文を見る
○中馬国務大臣 そのことは承知をいたしております。  委員御指摘のように、文化芸術といったものは、これはいわゆるコスト競争には私はなじまないと思っています。ですから、そういう意味での市場化テストの対象には私たちの方も余り考えておりません。  しかし、そういったこともすべて判断...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほどちょっと誤解があったようでございますが、私は、丸ごとこれを市場化テストの対象にする、それはそういうケースもありましょうけれども、少なくとも、このウエートも含めまして、文化人の方々からの御心配もありますが、しかし、これを完全に聖域にするというんじゃなくて、それ...全文を見る
○中馬国務大臣 辻元委員は本当に社会的に、こうしたNPO、NGO等を通じまして大変な社会的な活動をやっておられます。そういう中で、今お話がありましたように、お役所がかなり関与してきたり、はしの上げ下げまで文句をつけたりといったような御経験のことも御披瀝されました。  今回、本当...全文を見る
○中馬国務大臣 今般の改革によりまして、主務官庁の裁量による縦割りの設立許可制、これは廃止されることになるわけでございまして、こうした今般の改革は補助金や業務委託の制度とは直接関係しておりません。  そういうことで、それぞれの制度を所管する省庁といいましょうか、府省において適切...全文を見る
○中馬国務大臣 直接に関与して自分たちの意図的な形でその団体に行くということがなくなるということでございまして、別の意味で、能力を請われて行くケースとか、それはあるかもしれませんけれども、そのように役所から直接、自分の支配下だから、そこに一つの、天下りといいましょうか転職の方をそ...全文を見る
○中馬国務大臣 法律に書かれていなくても、普通、天下りというのはそういう状況のもとで置かれるわけでございまして、今言いました補助金の話とこれとを直接結びつけられることとは、主務官庁があって、そしてその出先という形のこれまでの関係はなくなる、そういう意味での天下りはなくなると言って...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど、この市場化テスト、刑事施設の例でおっしゃっていましたが、今回のこの改革は、市場化テストは、そうした民間からあるいはNPOから手を挙げて、このくらいだったらあの役所の仕事は自分にできる、そういったときの、地方自治体も含めた手段でございます。  そのほかに、...全文を見る
04月13日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○中馬国務大臣 日本の大きな経済の下支えをしているのが中小企業ということは、よく認識をいたしております。  今お話がありました政策金融に係る貸付金の残高の対GDP比の半減目標、これは全体にかかわることでございまして、新政策金融機関にはこれを継承させる機能を限定するとともに、平成...全文を見る
○中馬国務大臣 歴史をひもときましても、もちろん経済的な大きな繁栄といいましょうか、そのゆとりが前提ではありますけれども、例えば元禄時代、ただ商売に励むだけではなくて、ああして多くの、委員長のお地元の京都なんかでもそうですけれども、だんな衆はただ仕事一辺倒ではなくて、少し決められ...全文を見る
○中馬国務大臣 江崎委員は、国際的にも銀行業にもタッチしてこられましたし、海外の御経験も非常に長うございます。JBICがいかに大きく海外で展開しているか、ノウハウを持っているか、そしてそのブランドといったものも評価されているか、これは十分に御承知でございまして、そのことが今御報告...全文を見る
○中馬国務大臣 どの支店をどう統合するとか、そういった具体的な話にはまだ及んでおりません。今後の制度設計にまつところでございます。  今お話がありました、利用者の立場に立った改革を今回するわけでございますから、離れたところにぱらぱらとあるところ、それをつぶしてしまったらというこ...全文を見る
○中馬国務大臣 これは新政策金融機関だけが担うとか、あるいはまた商工中金はもうそういうことの役割ははねてしまうんだということではないんですね。過去の場合でもそうですけれども、あの阪神・淡路大震災でも、あるいはまたその前のショックのときでも、それから、この間からのあの大きな金融不安...全文を見る
○中馬国務大臣 今江崎委員に述べたとおりでございますから、重複を避けて簡単に申し上げますが、例の重要方針にもちろん書いておりますし、海外経済協力に関する検討会の報告書、こういったことにもかなり具体的に書いております。  そういうことで、これらの報告書も踏まえまして、今後の詳細な...全文を見る
○中馬国務大臣 今石井委員からお話ございましたように、沖縄は、例の沖縄振興計画が二十三年度までですから続いております。その関係がございますから、統合するに際しましても、一挙ということではなくて、一年おくれたような形になります。  ともあれ、十一条の第二項につきまして、沖縄振興開...全文を見る
○中馬国務大臣 政策金融改革につきましては、経済全体の活性化を図る観点から、必要な政府の関与を残しておきながら、民間にできることは民間に任せて、そして政府は撤退していくという方向で改革を取りまとめているところでございます。  独立行政法人等の行う融資等の業務につきましても、こう...全文を見る
○中馬国務大臣 我が党においても御党においても、ここのところではいろいろと議論がございました。  善意の方々が当然こうしたことをしていただけるのと同時に、また逆に、一つの利益を上げる営利法人的な形でこれを運営して、最後に残ったのを全部分け前にしてしまうということになりますと、こ...全文を見る
○中馬国務大臣 質問にお答えする前に、四月十一日、田島委員の御質問の際に、答弁の中で少しあいまいな部分がございまして、ここで少し混乱いたしましたこと、心からおわびを申し上げたいと思います。  官民競争入札等で民間事業者が落札した場合、業務に従事していた公務員の処遇についてでござ...全文を見る
○中馬国務大臣 これは、外部に出ていく場合じゃなくて、内部に残って、そして仕事が、そこが民に移ってしまったからないということでございますから、あくまで内部の配置転換の問題でございます。首を切るんじゃなくて、研修を受けたり、また、その方のもちろん御了解も含めて転勤をしてもらうことに...全文を見る
○中馬国務大臣 今度は外に出られた方でございましょう。本人の同意のもとに公務員を退職して落札事業者のもとで勤務した者は、公務への復帰が法的には保障されるわけではありません。  このような前提のもとではありますが、採用試験を原則とする国家公務員につきましても、一定の条件を満たす場...全文を見る
○中馬国務大臣 まず、今のお話、少し混同があるように思いますが、無理やりに意に反して行かれる、いわゆる、そういう意味での若干条件をつけたような天下りでも何でもないんですね。自主的にそこの場へ行って働いていらっしゃった方、これは普通の場合にも大いにあり得ることだと思います。それが今...全文を見る
○中馬国務大臣 その者の退職前の公務員としての勤務経験と落札業者における勤務経験とを勘案して、これらの職務経験が一定のポストに任用するに足るものと評価できれば、選考採用により当該ポストに採用することが可能でございます。
○中馬国務大臣 先ほどから出ております公務員の再就職のことでございますが、権限、予算等を背景とした、今お話ありました押しつけ的なものであってはならず、また、退職した公務員の再就職によって公務の公正な執行がゆがめられてはなりません。ですから、こういった問題を排除していくことが今回の...全文を見る
○中馬国務大臣 他方、職員が在職中に培った経験や能力を有効に活用することを否定するものじゃありません。  ですから、今回のこの法律体系の中で、そうしたお役所と民間との癒着を外すために、公益法人を……(発言する者あり)
○中馬国務大臣 これは、今までのように主務官庁が許認可をして、場合によってはつくらせるようなことまでもして、こうした関係がありましたが、これが一度は外れてしまうわけです。それがまた再編されるかどうか、それは委員会の方々がお選びになることではございますけれども、しかし、そうした問題...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、今回のこの行政改革の中で、それぞれの主務官庁が、自分のとあえて言いましょうが、そうした団体をたくさんつくっていることも、これまた事実でございます。そうしたそれぞれが、主務官庁の許可を得てでき上がったものでございますし、二万六千何百かあるわけ...全文を見る
○中馬国務大臣 今回のこの政策金融は、それまで各省庁が自分たちの一つの権限を発揮する方針としまして、中小企業であったりあるいは輸出金融であったり、そうした政府が関与した形で日本の国を運営しておったわけですね。  しかし、もうそろそろそうした国の関与をなくしていこうではないかとい...全文を見る
○中馬国務大臣 今言いましたかなりのものを、それまで相当な反対がありましたのを完全民営化したり、あるいはまた公営企業金融公庫のように、もうそれは地方の方で十分にやってください、そうしますと、結果的に政府の役割は少なくなっていることは事実でございます。  ですから、そのことが、結...全文を見る
○中馬国務大臣 今、総務大臣から御答弁ありましたように、それぞれのところでは、少し若干定員の方が満たないところがあるかと思いますが、あくまで今回のことは、定員管理の形で五年五%という数字を出させていただいております。
○中馬国務大臣 アンケートは、それなりの、これまでの経緯を含めて、御回答になった方々の集計だと思います。  しかし、私たちがこうしてねらっておりますのは、やはり、それを統合することによって政府の関与もなくなってまいりますし、また逆に、一つの統合した中での相互ノウハウといいましょ...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申し上げましたように、それぞれの役所の関与という形ではなくて、統一の形でかなり民間に近い運営といいましょうか、これも可能になってまいります。まだその組織形態そのものは十分には詰められておりませんが、今後の制度設計の中で、そうしたものも統合した形で、より大きな...全文を見る
○中馬国務大臣 このごろは、大企業ならずとも中小企業でも、食料なら食料だけに特化しているとか、あるいは製造業なら製造業、あるいはまた卸業とか、そういうことではなくて、かなり幅広く、総合したような業態になっている方も多いかと思います。どこというたらい回しをされるんじゃなくて、そこに...全文を見る
○中馬国務大臣 まさにおっしゃるとおりでございます。
○中馬国務大臣 これは、統合されました新政策金融機関が、従来の農林漁業金融公庫にしましても、かなり大きなところの食料メーカーに融資している場合もあります。そうしたものは、もうこれからはそれぞれ民有機関の方に切り出していくといいましょうか、そういう形になっていく。そして、ここで、政...全文を見る
○中馬国務大臣 場合によっては危機対応等でふやすことも含めて、そして質的な面も私は向上していく、そのようにさせていただきます。
○中馬国務大臣 先日、私の答弁で少しあいまいな部分があったということで、そのことにつきましてはおわびを申し上げたいと思います。  改めて、これは整理する意味で、少し正確を期すために答弁書を読ませていただきます。  ともかく、官民競争入札等で民間事業者が落札した場合、業務に従事...全文を見る
04月14日第164回国会 衆議院 本会議 第23号
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○中馬弘毅君 ただいま、私ども議員三名が院議をもって永年在職議員として表彰の栄誉を賜りました。まことに光栄に存じ、ここに、年長のゆえをもちまして、お許しを得て、一同を代表し、慣例に従い、みずからの来し方を振り返りつつ、お礼の言葉を申し上げたいと存じます。(拍手)  このように永...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○中馬国務大臣 もう仕組みは十分御存じでしょうから目的だけ申しますと、今回の改革は、これまで主務官庁というのがありました、この主務官庁の直接の関与を外しまして、行政部門や民間営利部門では満たすことのできない社会のニーズに対しまして多様なサービスを提供し得る民間非営利部門の活動の健...全文を見る
○中馬国務大臣 おっしゃるとおり、事務局の役割が大事だと思いますが、この委員会の委員が独立性、中立性を保ちつつ、財務、税務その他の各分野における専門的な知見にも欠けることがなく適切に判断できるように所要の体制を整備する必要があると考えておりまして、そのあり方については、公認会計士...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の公務員改革は、何か一律に減らすわけじゃありません、めり張りをきかしていこうということでございます。  その中で、この事務局はかなり事務量も大変だと思いますね。二万六千の公益法人をずっと見直すことになります。ある程度の人数は必要だと思いますけれども、その人数...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申し上げましたように、公認会計士、税理士を含めた資格を有する者の民間からの登用、これも幅広く検討してまいります。
○中馬国務大臣 おっしゃるとおりまだまだ理解されていないと思いますが、これは、新制度の着実、円滑な実施に向けまして、国民一般及び公益法人の関係者に対しまして新制度の周知徹底を図っていくことが極めて重要であることは認識をいたしております。このため、法律の施行を公布の日から二年六カ月...全文を見る
○中馬国務大臣 おっしゃるとおり、かなりの細部にわたって政省令にゆだねるところが多いと思いますが、政令、府省令を定めるに当たりましては、行政手続法に基づく意見公募手続等によりまして、パブリックコメントですね、国民の意見を幅広く聞いた上で、適切な内容を策定してまいりたいと考えており...全文を見る
○中馬国務大臣 これは、かなり画期的な制度改正でございますから、その点は、これを実施に移した場合にいろいろ問題が出てくるかもしれません。  そういうことで、今回の法案には、法律の施行後適当な時期に、法律の施行状況等を勘案し、必要があると認めるときは、法律の規定について検討を加え...全文を見る
○中馬国務大臣 先般からのそうしたお話もありまして、この間閣議でも、総理が、原則として一般競争入札のところは、いろいろな事情があるだろうけれども、それに極力取り組むようにといったような御指示もいただきました。  また、今回のこの行革法案の中でも、公務員制度改革、根本のところをや...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の改革は、先ほど渡辺委員に申しましたように、今までのお役所仕事を極力民間に移して、民間にも責任を持ってもらう、そういう改革でございまして、この公益法人にしましても、直接に天下りを防止するための法案ではないことだけは御理解いただきたいと思います。  ただ、そう...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、これを認定しますのもこの委員会等でございまして、こうしたことに対して幅広く一般の民間の有識者の方々が認定されたりするわけでございますから、いわゆる主務官庁、今お話がありましたようなこれまでの主務官庁は外れるわけですね。そうすることによって、...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の公益法人制度改革は、設立許可及び監督が主務官庁の裁量により行われていた現行の制度を抜本的に改めるわけでして、法令によりまして客観的かつ明確に公益性の認定基準を定め、民間の有識者から成る国及び都道府県の合議制の機関の意見に基づき公益認定を行うことといたしており...全文を見る
04月19日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○中馬国務大臣 園田理事が今おっしゃった誤解や危惧が私どもにもございまして、本当に党と一緒になって制度金融等も含めて園田理事は直接タッチいただきまして、これがいわゆる官僚任せの一つの法案であれば官僚の都合に若干埋もれたようなことにならぬとも限りませんが、これは、議院内閣制の、本当...全文を見る
○中馬国務大臣 その点で御報告申し上げます。  政策金融改革につきましては、行政改革推進法案成立後、速やかに政策金融改革推進本部において詳細な制度設計の成案を得るとともに、政策金融改革関連法案の国会提出時期について結論を得ることといたしております。  特別会計改革については、...全文を見る
○中馬国務大臣 園田理事は、先ほど申しましたように、党で特に政策金融改革の座長として大変な御苦労をされました。今お話しのとおりでございます。まさに官僚ではなくて、党主導、政治家主導でこの改革を進めてきたことの今生々しいお話がございました。  八つを、統合する、あるいはまたそれを...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の法案におきましては、第四条第一号におきまして、新政策金融機関の担う機能、今御心配の中小企業や一般の零細企業でございますか、そこに対することでございます。国民一般、中小企業者及び農林水産業者の資金調達を支援する機能が明記されておりまして、これまで中小企業金融公...全文を見る
○中馬国務大臣 今委員がおっしゃったとおりでございますが、この仕分けをするのは、監理委員会と申しますが、民間からの方々が選出されまして、これは内閣総理大臣の方も関与しておりますが、ともかく、その方々に判断していただくことになります。  そういうことで、切り分けた、もう必要がなく...全文を見る
○中馬国務大臣 法案の第七条第七項で、公共サービスに関しまして不断の見直しが確保されるよう、毎年度、公共サービス改革基本方針の見直しを行って、必要に応じ、官民競争入札等の対象業務の追加、拡大を行うことといたしております。また、本法案では、官民競争入札等の対象業務の選定に当たりまし...全文を見る
○中馬国務大臣 今大串委員は、全般について、これが実現不可能のような言い方をされましたが、今おっしゃいましたことすべて、その手法も含めて、我々としましては、手続を踏んで、ここまでまとめたのが今回の法律でございます。  地方分権のことをまずはおっしゃいましたけれども、地方分権につ...全文を見る
○中馬国務大臣 今、竹中大臣からもお話がありましたように、今回のこの天下り、談合問題、これも大変な国民の激しい憤りを浴びているわけでございまして、これは真摯に受けとめなければいけないと思っています。それと、そのことを今回の法律に書くこととはちょっと性格が違うんじゃないかと思います...全文を見る
○中馬国務大臣 今回の改革によって創設される公益認定制度、これは、今までの主管官庁から離れて認定委員会が認定するわけですが、公益の増進及び活力ある社会の実現に資するため、公益を目的とする事業を適正に実施し得る公益法人を認定する制度となっております。このため、公益認定を行う場合には...全文を見る
○中馬国務大臣 今言いました、補助金等が不適正に使われているといった場合には、これは認められません。
○中馬国務大臣 先ほど申しましたように、ある特定の団体が公益認定を受けられるか否か、これは、現時点においては判断を申し上げることは差し控えたいと思います。  ただし、御質問のいわゆる業界団体につきましては、平成十六年十一月に取りまとめられた公益法人制度改革に関する有識者会議の報...全文を見る
○中馬国務大臣 副大臣も答えましたように、新規採用を少し抑制するとかそうした形で、極力、そうした官の都合でどこかへ配転される方、もちろんこれは配置転換あるいは研修、そうしたことをやっていきます。それにもちゃんと応じてもらえることが前提で、そういうことで生首を飛ばさないことで極力や...全文を見る
○中馬国務大臣 内閣が責任を持ってこのことは進めていくということにいたしておりまして、まだ細部は詰まっておりません。
○中馬国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。(拍手)     —————————————
04月24日第164回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど総務大臣の方からもお話がありましたように、今回の行政改革は、何か財政的な、苦しいから人減らしをするという話じゃないんですね。大きな行政の在り方を変えていくということでございます。  今お話がありましたように、もう無駄なものは極力減らしていく、時代...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほどからお話ししておりますように、今回のこの改革は一つの大きな国家的な、何といいましょうか、大転換でございまして、もちろん公務員の方々にも御協力を願わなきゃなりません。その調整は、これはやはり国挙げて取り組むべきことでございまして、国家公務員雇用調整本...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今お話がありました政労協議、これは公式的には二回やりましたが、そのほか、ごあいさつに見えたり、個人的にもいろいろとお話もさせていただいております。連合の幹部の皆様方、本当にこの時代の大きな流れ、この必要性は非常に認識されておりまして、公務員改革その他につ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 簡素で効率的な政府を実現し、政府の規模を大胆に縮減するには公務員の総人件費の削減は避けて通れない課題であります。一方、公務員の早期退職慣行につきましても、いわゆる天下り問題の一因との批判もあることから、職員が公務内においてできるだけ長期間勤務できるよう、...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第2号
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○国務大臣(中馬弘毅君) このたび、政府から提出しました簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律案、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 御説明に先立ちまして、初めにごあいさつを申し上げます。  我が国の行政システムは、高度経済成長による高所得国家の構築に寄与してきましたが、戦後六十年を経過し、最近では、急速な高齢化、人口減少傾向、経済の国際化と東アジアの劇的な経済状況の変化、IT等情報...全文を見る
04月24日第164回国会 参議院 本会議 第19号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 初めに、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  国際化及び情報化の進展、人口構造変化等の経済社会情勢の変化の中で、我が国の国際競争力を強化し、国民が豊かで安心して暮らすことのできる社...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国家公務員以外の公的部門の人件費削減の目安についてお尋ねがありました。  総人件費改革は、簡素で効率的な政府を実現するため、国家公務員のみならず公的部門全体として取り組んでいくべき課題であると認識いたしております。地方公務員については、政府は地方公共団...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国と地方の役割の見直しについてお尋ねがありました。  本法案においても、地方分権の観点が全く含まれていないわけではなく、総人件費改革に当たっては、国の事務事業について実施主体も含めた仕分を行うこととしており、この過程において、現在国が実施している事務事...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国から移管される業務増を地方公務員数削減に考慮されるのかについてお尋ねがありました。  現下の厳しい行財政状況を踏まえ、国、地方を通じ、広く公的部門で公務員の総人件費を削減していく必要があることから、地方公共団体においても総人件費削減に向け主体的な取組...全文を見る
04月26日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今回のこの改革は、今総理が非常に分かりやすく御説明いただきましたとおり、今までの日本のかなり官に頼っておった、あるいは法律に縛られた形のこの枠組みから、もうそれぞれが自立した形で、その代わり責任持ってやっていただく、この形に今変えているところでございます...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この五年間で五%、全体の公務員数を減らしていくということでございますが、自衛隊とかそれぞれの中で、それに準じた形で減らしていただきたいということは申し上げておりますが、今お話がありました国家公務員、狭い意味での国家公務員に限定しますと三十三万人、これの五...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方公務員の方でございますが、これは中央から地方に直接命令するという形はちょっと取りにくいものでございますから、五%という中央の値に近い、地方の方はこれまで四・六%、五年間に四・六%は減らしております。その実績を下回らない範囲で全体の枠組みの中に入ってほ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員制度改革でございますが、職員の意欲と仕事の成果、これを引き出す能力・実績主義の人事管理、これをこの法案でもうたっております。そのためには、個々の職員の職務遂行能力や勤務実績をできる限り客観的に把握して適切に評価する仕組みをつくることが必要で、このた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国の行政機関の定員五年五%の純減でございますけれども、これは職員の雇用確保のために配置転換、これは研修等を行って配置転換に極力御協力願うということ、それから採用抑制、これもはっきりと打ち出しました。こういうことで進めているところでありまして、これはあくま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 藤野委員が先ほどから御指摘されておりますように、日本経済の基盤といいましょうか、これは中小企業でございまして、この中小企業がかなりこれまでの政府系金融機関、中小公庫とか農林公庫、商工中金、こういったものに大きく依存しておったことも事実でございます。  ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私は、そのときここにタッチしておりませんでしたから詳しくこの経過は存じませんが、見た限りにおいては確かにおっしゃるとおりです。
○国務大臣(中馬弘毅君) これは削減だけで三十一・六万人になりますけれども、このほかに増員が、必要に応じて増員を入れていますから、こっちの場合は純減でございますから、そこのところは違います。
○国務大臣(中馬弘毅君) これまでは、一つの定義としまして定員を削減することがこうして削減と言っておりました。今回はそうしたその増減がありますから、その削減分と増員分を合わせて、その差引きが純減という形で表現をいたしております。
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方分権は、これこそ中央から地方へ、官から民へ、これ大きな今回の改革のテーマでございます。しかし、地方分権の方はもう既に一括法やあるいはこうした三位一体等でもうどんどんと所与の前提条件として進んでいるわけですから、ここに殊更地方に分けますというようなこと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 何度も申しましたように、ここに落ちているわけじゃありません。日本の今の国の方針が大きく中央から地方へということでやっているわけでございまして、それぞれの、この総人件費改革にしましても、あるいはまたそれぞれの公益法人の改革や、あるいはまた市場化テスト、こう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この場合、総人件費という形で一つの目標にさしていただいております。ですから、現在、これにはもちろんまだこれは民営化されておりませんこの郵政公社も入った形での全体像でございますが、これのGDP比を二分の一にするということになっておりまして、人員を幾らにする...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 目標といいましょうか、目安といいましょうか、表現はともかくといたしまして、こうした大きな公的な部門における一つの費用負担といいましょうか、人件費という形で、人数掛ける給与でございましょう、これを減らしていくということをはっきり目標としているわけですね。 ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 民営化された時点でいわゆる公務員としての人件費からは外れます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 民営化されるわけでございますから、しかし今の郵政公社の職員の給料は一切国から出ていないということじゃないんじゃないでしょうか。これが、もう確かに一つの会計としましては、この郵政の郵貯事業等からの利益といいますか、それがそこに充てられるということは事実でご...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは国の関与を民間に移していく大きな流れでございます。この中の一環でございまして、先ほど言いましたように、郵政公社が担っておったことも、あるいはまたそのほか地方自治体が担っておったことも市場化テスト等でかなり民間に移していく、そうした全体の流れのことで...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) さきに申しましたように、地方分権の観点は含まれていないわけではなくて、総人件費改革に当たっては、国の事務事業について実施主体を含めた仕分を行うこととしておりまして、この過程において、現在国が実施している事務事業の地方への権限移譲も含めた見直しに取り組むこ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 冒頭に申しましたように、今回の法律は、もう既に地方分権という形が国の方針として進んでいる中でのこの規定でございまして、例えばもう同時並行的にやっております、今さっきからお話出ております、何といいましょうか、特区制度だとか、これも地方に任せて、確かに地方の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方自治でございますから、これを国が何か命令してやるという形ではなくて、しかし国全体として公務員のこの数を五%減らすということにいたしております。その一環といたしまして地方におきましてもこれを御協力願いたい、その方針で国としてやっていくわけだから、それを...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) それも含めまして、現在、地方の方では改革集中プランをやっていただいております。これが今こうした、国の方針も含めて努力いたしておりますが、そこで出てまいっております数字は、まあ後から総務大臣の方からお話があるかもしれませんが、これはもう四・六をはるかに超え...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員の給与制度と処遇は国民の理解と納得を得られるようなものでなければなりません。不断に見直しを行っていかなければならないと考えているところであります。  行政改革推進法案では、総人件費改革の中に定員の純減とともに公務員の給与制度改革に取り組むことを盛...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員制度につきましては、職員の意欲と仕事の成果を引き出すような能力・実績主義の人事管理、これを徹底して改革を進めることが必要と考えておりまして、人事評価の取組状況等も見ながら、関係者との調整を進めて、できる限り早期に具体化を図っていくということにしてお...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員制度につきましては、職員の意欲と仕事の成果を引き出すような能力・実績主義の人事管理をこれを徹底していく、そして改革を進めることが必要と考えておりまして、人事評価の取組状況等を見ながら関係者との調整を進め、できる限り早期に具体化を図っていくと、このよ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私が直接連合とも話し合って、政労協議をタッチしておりますから、私からお答えします。  御指摘のILOの報告は、基本的には政府に対しまして組合を始め関係方面との十分話合いをするような要請をしたものと、このように理解をしております。この点につきましては、政...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、山口委員がおっしゃいますように、必ずしも数字的に見れば日本の行政が肥大化しているわけじゃないんですね。数字で申しますと、日本は二〇〇四年度、これも原則は、二〇〇一年ですが、主要国の一般政府の雇用者報酬、これが日本が六・三%に対しまして英国が一〇・五%...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の法案におきましては、まず基本理念、全体を統括する基本理念、第二条に書いておりますが、政府及び地方公共団体の事務及び事業の透明性の確保を図り、その必要性の有無及び実施主体の在り方について事務及び事業の内容及び性質に応じた分類、整理等の仕分を踏まえた検...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この仕分の具体的な作業でございますが、各改革を具体化する過程でそれぞれ行われるものでありますが、総人件費改革につきましては、国家公務員の定員の五年五%以上の純減、これに向けた取組といたしまして、自治体関係者を含む民間有識者による行政減量・効率化有識者会議...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 大変具体的な御指摘をちょうだいいたしました。  公共サービス改革法案、いわゆる市場化テスト法案は、不断の見直しもちろん行いますが、閣議決定する公共サービス改革基本方針、これにおきまして仕分をすることになりますね。官民競争入札の対象にすべき業務をどれかと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) このたびの地方公務員につきましても、四・六%五年間で減らすことにいたしておりますが、地方が努力しても、何といいましょうか、国の基準が決められているやつがあります。これのことと思いますが、地方公務員純減を後押しする観点から、政府においては、教育、警察、消防...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、政府としましても、公務員の労働基本権や能力・実績主義、人事管理の徹底などを含めた公務員制度、これにつきましては幅広い観点から検討が必要だということは、これは法案にもうたっております。本年一月には、政府と連合との正式な協議の場である...全文を見る
05月08日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(中馬弘毅君) これには少し経緯がありますから、その経緯から申させていただきますが、この政策金融に係る貸付残高のGDP比半減、これは平成十四年の経済財政諮問会議において、その議論におきまして現行政策金融機関の貸付規模、これは政府の関与でございますが、これが他の先進国に比...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今申しました基本方針に基づいてこの政府の関与を極力少なくしていく、そして、もう民間が育った、民間にできることは民間に任せていこうじゃないか、そして一つの日本経済としての活性化をこれから図っていこうということでございます。  その中で、今おっしゃいました...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、明治二十九年でしたか、百年余り前からの一つの制度をここで大きく変えようとするわけでございまして、大変な一つの新たな行政改革といいましょうか、お役所の管理監督を外して民に責任を持ってもらうという形をつくるわけで、これはそれなりに非常に大きな意義があ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 二万五千余あるわけでございますが、これにはかなり休眠状態のものとか、もう時代的役割が終わって要らないんじゃないかとか、あるいはまた統合できるもの相当ありますから、その数がそのまま認定ということに私はならないと思いますが、ともかくそういうかなりの数になるこ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストも今回のこの大きな改革の一つでもございます。官から民へという流れの中の一つの手段でもございますが、今回のこの改革というのは、今まで日本の国は、あの明治維新のときもそうでしたし、また戦後焼け野原になった後も、これをやはり中央に権力等を集中させて...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私も詳しくは存じませんが、民間法人化されたかつての認可法人で今は国の関与をなくしたと、このように理解しております。
○国務大臣(中馬弘毅君) 直接には入っておりませんが、二年前の行革方針の中にそのことがうたわれておりまして、今検討中でございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方公共団体における市場化テストの実施につきましては、これは地方自治でございますので、その本旨を含めまして各地方公共団体の自主的な判断にゆだねることといたしております。強制するものではありません。  今、条文のことをおっしゃいました。五条におきまして地...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 法律用語的になりますが、しなければならないというんではなくて、するものとするという形にしております。
○国務大臣(中馬弘毅君) これはなりません。地方公共団体といいますのは、ここで言っておりますのは、官民競争入札のうち、本法案の規定による法律の特例が適用される特定公共サービスを対象とするものについて、その手続に関する規定等所要の措置を講じているところでございまして、他方、法律の特...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今申し上げましたとおり、これは、地方の方には今言いました地方三公社ですね、これとか地方独立行政法人、これは法律の規制があって、役人でなければできないといったようなことでありません。それはもう民間の方に移しております。民間といいましょうかね、役人でない方に...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今おっしゃったILOの、何といいましょうか、方針といいましょうか、これも時代によって少し解釈も変わってくるケースがございます。  ともあれ、そうした一般の、これに応募される方といいましょうか、それを利用される方々の利便性、これがより重要だと思います。そ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストの、何といいましょうか、認定をします監理委員会でございますが、これは国民のためにより良質かつ低廉な公共サービスを実現するという法の趣旨を踏まえまして、対象業務の選定などについてその過程の透明性、中立性及び公正性を確保する観点から御審議いただく...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 行政改革でございますが、まず行政の無駄を徹底的に省くこと、そして民間の主体的な、主体性や自律性を高めて、その活力が最大限に発揮され得る、この環境を整えていく、それが今回の大きな目的ではございますが、この御指摘の縦割りでございますが、この縦割りにつきまして...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは日本の国全体の、人口減少社会にも入っておりますし、そして官がこのままの状況では大変国民の負担も重くなってくるわけですから、これを減らしていくという意味でこの行政改革、人員削減純減を図っております。  それと今委員が御指摘のこのサービスの問題とはち...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員の数を減らすということが五年で五%というそのはっきりとした数字目標でございます。しかし、市場化テストで、その手段としまして市場化テストも一つの方法でございましょう。そうしますと、これは民間がやるわけでございますから、民間の方が逆にサービスがいい場合...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の改革が中央から地方へ、官から民へと言われておりますように、例えば官業の民営化にしましても、国鉄、電電公社、そして昨年の郵政民営化、こうした官業の民営化も進んでおります。そのほか、いろいろとお役所が担っておったものもかなり民間に移していける、そういう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、本法の第四条第四号、これ委員が今御指摘いただいたとおりでございます。そういう形で規定をされておりますが、この危機対応体制の整備の具体的な在り方、これにつきましては今後の詳細な制度設計並びにこれを踏まえた制度の企画立案の過程において検討していくこととい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今申し上げましたように、このことはしっかりと制度設計の中に入れていきますが、検討に当たりましては、中小企業者の視点及び現行政策金融機関が有する機能又はノウハウ、これに十分留意しつつ進めてまいりたいと考えております。
○国務大臣(中馬弘毅君) 政府の関与を極力少なくしていって民間にゆだね、民間の活力を引き出すということでございまして、それは相対的なことでございます。個々の、何といいましょうか、金融機関別の貸付金残高の総額をベースとしたもので、個別の貸付分野ごとに貸付金残高を半減するというもので...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) メリット、デメリットという前に一つ、それぞれの特色といいましょうか、それを申し上げておきますと、特殊会社といいますのは基本的に特別の法律により設立される株式会社でありまして、基本的には会社法に基づいて運営されます。また、国の出資や財政的な支援、毎年度の事...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 行革法案の第五条第四項、ここで新政策金融機関の組織設計に当たっては、国内金融業務を行う部門と国際金融の業務を行う部門に大きく大別することにしております。そして、当該部門ごとに専門的能力を有する職員の配置及び育成を可能とする旨を規定しているところであります...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 第五条第二項ですね、「明確な経営責任の下で運営され、経営内容に関する情報の公開を徹底するものとする。」と、こうなっております。新規創業の支援などを含みます中小零細企業などの資金調達支援の機能は、今回の政策金融改革の中で民間金融機関では対応が困難であると評...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の改革では、民でできることは極力民でということでございますが、政策金融改革でも、現行の政策金融機関の業務を精査して、民間では対応が困難であると評価された必要最小限の機能に絞り込んだ結果、国民一般、中小企業者及び農林水産業者、これらの資金調達を支援する...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 第五条第四号におきまして、国民一般、中小企業者、農林水産業者の資金調達を支援する機能を担う国内金融部門の組織設計に当たっては、業務の態様に応じた区分を明確にしてその内部組織を編成する、このように規定されております。  今後、詳細な制度設計とそれを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) もうおっしゃるとおりで、ただ減らすということだけが目的じゃありません。極力政府の関与を少なくしていくという方向はそうでございますけれども、そうした危機対応のときなんかには思い切ってぼんとお出しするようなことも十分に含めて対応させていただきます。
○国務大臣(中馬弘毅君) この法案におきましては、総人件費改革以外にも、今御指摘ありましたように、経費節減に結び付く施策や目標、これを明記いたしております。例えば特別会計改革、これは……
○国務大臣(中馬弘毅君) 人件費の分でいいますと、人件費の分だけでいいますと、五年間で五%純減でございますから、それにそうした国家公務員の人件費八・六兆円の五%、これが縮減する効果ということに一応は言えることかと思います。また、地方におきましても五年間で四・六%以上の人件費の純減...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員おっしゃるように教育は国の基本でございますし、今後の一つの子供を育てていく、人間をつくっていく上でも大事なことでございます。  そのことはもちろんでございますが、少子化社会でございますし、人口も昨年から減少を始めております。減少社会に入りまして、そ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 亀井委員の方から少人数の学級編制、これの効果についての一つの事例も御紹介いただきましたけれども、もう既に三十人学級、三十人以下の学級は小学校全体の五六・三%、もう半分以上が三十人学級になってしまっているんですね。そして、御承知だと思いますが、四十人学級と...全文を見る
05月11日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 定義の仕方にもよりますが、今ここで我々が目指しておりますのは、一つ今まで国が担っておったことを、しかも税金で担っておったことを地方に渡す、あるいは民間に渡すこと、その分については得点でありますが、一方で、それはまた同じ国民の負担にはなることがありますから...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私、担当じゃございませんから、余り個人的なことを申し上げない方がいいかと思いますが、これはやはりそれぞれの時代の背景でありますし、国際的な状況もあります。金利の関係といいましょうか、非常に大きな金融の流れがございます。こういったこともありますので、こうし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今おっしゃっている議論でございますが、ただ、財政が非常に肥大化して苦しくなったから、これを切り込むためにいろいろな改革という認識は私は当たらないと思います。大きな歴史的な流れでございまして、今まで明治の初めもそうですし、戦後も民に任せても個人もほとんど何...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) このことにつきましては、法案の十三条第一号におきまして、政府の留意事項といたしまして、現行政策金融機関の資産及び負債を厳正かつ詳細に評価して、新政策金融機関その他の現行政策金融機関の業務を継承する機関が将来にわたり業務を円滑に遂行する上で必要がないと認め...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) おっしゃるとおり、完全民営化とは会社法を設立の根拠として政府の出資がない株式会社とすることをいうものでございます。したがいまして、個別設立根拠法は廃止することが基本であります。  なお、政策上の要請により特に必要な場合には法律上何らかの手当てをすること...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) まだ詳細設計の作業中といいましょうか、この法律ができましてから具体的にはやっていくわけですが、そういう具体的な数字は出ておりません。
○国務大臣(中馬弘毅君) そういうことも含めて、完全民営化という趣旨にのっとった形の個別具体的な制度設計をさしていただきます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 今般のこの政策金融改革でございますが、もう前からも説明しておりますように、資金の流れを官から民へ、今まで国が関与しておった部分が非常に大きく、金融の正常な機能を曲げている可能性もあるので、これを大きくその関与を減らしていくということでございます。そうする...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この法案では、第四条におきまして、新たに設立する一つの政策金融機関の意味は、現行政策金融機関の担っている機能を抜本的に見直して、その業務を担わせることとする新たな政策金融機関について、強固なガバナンスに基づく一体性が確保された組織とすることになっておりま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 非常に金融の御専門の委員の方からのことで、私の方もそれに答える十分な、これを読み上げることはできますけれども、なんでしたら政府参考人の方から答えさしていただきたいと思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) いわゆる天下りと随意契約との問題に対する国民の厳しい批判があることはもう真摯に受け止めなければならないと、このように認識いたしております。  この随意契約の点検、見直しにつきましては、これまでも閣僚懇談会や国会答弁におきまして総理もかなりはっきりと御指...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いわゆる天下りの問題に対しましては、特殊法人等の長及び役員の選任について国家公務員出身者の割合を二分の一とするなど、法人の類型に応じて退職管理の適正化に向けて取組を進めてきたところでございます。  また、道路公団等をめぐる談合事件や今回の官製談合のよう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の改革での総人件費改革は、これは今後の人口減少社会にもなってまいります。少子化も非常に顕著に出てまいっております。そうする中で、公的部門全体で取り組んでいくことで、もちろん教育は大事でございますけれども、これも例外なくこうした一つの聖域を設けずに一つ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これまでの議論の中で、これはただ今回だけではなくて、もうずっと行政改革あるいは規制改革の議論が進んでまいりました。橋本さんのときも行われましたし、それから、それぞれ諮問委員会や、あるいは推進会議や、そしてまた有識者会議等もしながら、そこの民間の方々からも...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ドラム缶をひっくり返してばさっとという話でございますが、決して私はそうは思わないんですね。総人件費改革にしましても、これは同時並行的に物事を進めていることは御承知かと思います。有識者会議の皆さん方がかなり具体的に、もう時代的な役割が終わった、あるいは二重...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 政策投資銀行が戦後の復興の中で、また基礎的なインフラや大きな産業の基本をつくっていく、これに対して大きな役割を果たしてきたことは、財務大臣、今述べられたとおりでございます。  今後これを民営化していくわけでございますが、今までの、これ民営化したからとい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 財務大臣の方がいいのかもしれませんが。  先ほど言いましたように、過去にそうした役割を果たしてまいりましたそれぞれの企業なり、あるいは地域の開発等につきまして、これを何といいましょうか、精査する目利き的な能力を持った方が非常にたくさん抱えております。こ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の政策金融改革につきましては、中小公庫や国金、生活金融公庫、これが担ってきました、中小企業、零細企業等の資金調達支援機能、これは新たな政策金融機関にしっかりと残すと、こういうことにいたしております。  また、この新政策金融機関の組織の在り方について...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 政策金融改革でございますが、経済全体の活性化を考えれば、必要な政府の関与、これは残しながら、民間にできることはもう既に政府の方は撤退していくという方向で、現在の現行の政策金融機関の担っている機能を抜本的に見直しまして、完全民営化、廃止される機関の機能を政...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、小池大臣の方からもお話がありました、一つの特異な地域でもございますし、特異な形でこうして一つの役割を果たしてきております。  そういうことですから、この行革法案十一条におきましても、沖縄振興特別措置法、これ現在ずっと続いております現行の沖縄振興計画...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) NPOが国際的な面も含めてかなり社会の各般で大きく活動を始めていることはもう御承知のとおりでございます。その中からどの方がいいのか、私も直接ここで具体的な、何といいましょうか、イメージを提示するわけにもいきませんが、しかし、そうした幅広く公に代わって民の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 御質問の食育でございますが、これは食育基本法までできているわけでございまして、「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる」、このように書いておるわけでございます。  これが今回の認...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) はい。九号に掲げる教育、スポーツ等を通じて国民の心身の健全な発達に寄与し、また豊かな人間性を涵養することを目的とする事業、これに該当すると考えられると思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) 衆議院の議論の最後に修正が行われました。競争の導入による公共サービスの改革は、公共サービスによる利益を享受する国民の立場に立って行う、この旨の明記をする修正でございました。  公共サービスの改革法案が本院での御審議の結果、このような衆議院での修正を含め...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テスト、いわゆる公共サービス改革法案の第三条に定めます基本理念では、不断の見直しを行うこととしておりまして、これを受けて、第七条において、毎年度公共サービス改革基本方針の見直しを行う、このように規定をいたしております。  具体的な基本方針の見直し...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 山下委員おっしゃるとおりでございまして、ただ省庁任せということではなくて、全体を総合する内閣府がかなり責任を持っていくべきだと私も思っております。  この法案では、公共サービスにつきまして不断の見直しを行うために閣議決定する公共サービス改革基本方針、先...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 一部、若干の誤解もあるのかもしれませんが、反対だという、美術館、博物館を民営化するのは、市場化テストの対象にするのはおかしいじゃないかといった議論も出ておりますが、今委員はよく御理解いただきまして、それを全部何か丸ごと移してしまうという市場化テストではな...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 御指摘の美術館、博物館等、この文化芸術の振興につきましても、関係者との適切な協議などの本法案に規定する手続を通じて検討が進められることになりますが、その際、長期的かつ継続的な観点に立った対応の重要性にかんがみまして、その特性には十分に配慮してまいりたいと...全文を見る
05月12日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今、柳澤委員が冒頭に申し述べられました、これからの時代は公共サービスといえどもそれをお役人がやるのではなくて民間に任せていいことはどんどん任せたらいいじゃないかと。この今回の改革法案にはその趣旨が十分に入っていると思います。いい例が、国鉄はこれは大きな公...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) おっしゃるように、この法律にはかなり事業仕分が前提でなければ進まないような一つの規定もはっきり入っております。  具体的には、官民競争入札の対象とすべき業務や廃止の対象とすべき業務などまず仕分けることとしておりまして、この仕分は毎年度、公共サービス改革...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) タッチしていないというんじゃなくて、監理委員会はかなり強い権限を持たせていただいております。したがいまして、もちろん民間から提言されたりするものもありますが、役所がいろいろと審議した結果、これはそこに対象としないと決めた場合でも、監理委員会の方が、いや、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど説明しましたように、まず第一義的に、この仕事は要らないんじゃないかとか、これは民間から募集した提案ということにさせていただいておりますが、これ民間からというのは、ただ一市井の個人であってももちろん結構でございますし、あるいはNPO的な団体であっても...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私の気持ちと一緒のことを今そうして具体的におっしゃっていただきました。  本当に今、その監理委員会の事務局的な役割は、これもちろん事務局つくりますけれども、それは内閣府の私ども担当大臣が担っているわけでございますから、そこを現在でもやっておりますような...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 現在でも例の公務員の減量、五年五%、これは各省庁と今非常に切迫した折衝をやっておりますが、この場合でも、内閣府の事務局というのは非常に、同じ省庁の立場を超えて、その対象のところと本当に真剣に協議をしていただいております。そして、どうしてもそれが成り立たな...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今も言いましたように、今回のこの行政改革そのものがそうした視点で動かすことになっておりますし、ちゃんとこれはやらせていただきます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 今副大臣も答弁しましたように、やはり官側の方にかなり競争の対象としての意欲を持たす必要もこれはあると思います。ただ効率が悪いからもう官はやめてしまえと、民間に移すと、そうしますとこれはもう官の方々も本当に失業してしまうわけでございますから。そうじゃなくて...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほどからもお話がありました。日本のこの大きな一つの転機といいましょうか、六十年経過した中で大きく転換していこうというのが今回のこの行革推進法に象徴的に表れていると思います。  戦後の焼け野が原の中で、立ち直るためにはやはり、家計にも国家にも地域にもお...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) もうこうしたかなり民間にもそれぞれの力が出てきましたし、官に頼らずに自分たちでやらしていただいた方がはるかに効率がいい、そうした問題、あるいは国際的な競争力の問題、そしてまた人口減少が始まっております。そうすることから、従来どおりの国家公務員あるいはまた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今総務大臣からもお話ありましたように、地方分権でここは出していく、あるいは今回の一つの総人件費改革の中で、各支分部局の中でこれ地方に移すべしといったようなかなり明確な形の交渉を今行っているものもあります。そうしたときに、これを移したらいいじゃないかという...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) もちろん、御指摘のとおり、これは改革の方針を決定するだけじゃなくて、決定した方針を着実に実行していくことが重要でございます。そのために、この改革を総合的かつ集中的に推進するために内閣に行政改革推進本部を置いて、これは総理が本部長です、そして全閣僚を構成員...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) このたびの改革の中のこの政策金融改革でございますが、新政策金融機関に中小零細企業の資金調達、これを支援する機能を担わせることにつきましては、行政改革の重要方針、これで明記をいたしておりまして、内閣として閣議決定したものであるから、政府としての方針でござい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) それも含めて制度設計の中で、これはいろいろ、定款に入れるとかいろんな方法があろうかと思います。それを今ここで私はこうしたいということもちょっと言いかねると思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) 簡素で効率的な政府を目指した諸改革をこの法案で、いや法案以外にもいろいろと進めているわけでございます。それは、総人件費改革であったり、あるいは市場化テストであったり、政府系金融機関のああした統合であったり、そうするわけですが、それとは別に、今お話がありま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 天下りの問題と今回の公益法人改革とは全く別のものでございます。  ただ、お話がございますように、天下りの中の一つとして、公益法人を経由したり、そこに非常にたまってしまったりしていることも事実でございますから、これを今までの主務官庁から外してしまいます。...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国家公務員の場合ははっきりと、これは国家公務員ですから、これは我々政府が決めることができます。しかし、地方の場合には、そうした国全体のこれまた方針でもございますから、国と地方を合わせた形で減らしてください、削減に努力してくださいということで、それが四・六...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第8号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の改革は、もう御存じのとおり、今まで国がかなり関与した形で日本の国の近代国家までこうして持ってきております。しかし、もうその時代が少し過ぎ去ったという認識の下で、極力官の関与を少ないものにして、そして民間なりそうした主体の方に移していく、これが今回の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の金融制度改革で、中小企業、これの重要性、これは機能としてはちゃんと残すことにいたしております。  ともあれ、今回こうした改革に進みましたのも、先ほど申しました政府の関与がこれまでどうしても強かったことは事実でございますし、それも欧米先進国辺りから...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは政策金融改革でございますが、資金の流れを官から民へ改革して経済全体の活性化につなげていこうとするものでございまして、現行政策金融機関の貸付残高対GDP比半減目標は、先ほど言いました、先進国と比べて非常に大きいわけでございますから、これの是正も含めた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、その根拠といいましょうか、一応の目標といいましょうか、これが半減ということをひとつ、当面の欧米に比べてこれ倍ぐらい多うございますから、そのことを相対的な形で半減ということにしておりますもので、その中小企業がどうだといったようなこととはちょっと話が...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ここで詳細なことまでも私の方も申し上げられませんが、諮問会議等でも相当日本の国の実情を踏まえて、そして中小企業の置かれた立場、また現在国際的な役割も果たし始めている中小企業まである中で、金融機能としてしっかりとこれが新しい形で、何といいましょうか、システ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、この新政策金融機関の方に今までの中小企業のそうした金融の機能はしっかりと残すということにしているわけでございまして、先ほど委員がおっしゃったこととの意味とは全然矛盾しないんじゃないですか。
○国務大臣(中馬弘毅君) 重要方針でいろいろと議論されましたその抜粋をちょっと申し上げますけれども、こうした政策金融機関の各機能の分類といたしまして、現行政策金融の各機能は、政策金融から撤退するもの、これはそういう形での分類もいたしております。政策金融として必要であり残すもの、当...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員今御指摘いただきましたように、OECDでは規制改革に向けた七項目の政策提言を行っております。一九九七年、OECDの加盟国において規制改革の推進の努力指標として合意されたものでございます。  我が国におきましては、一九九五年以降、政府に規制改革推進の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この市場化テスト法案の第四条及び第五条におきまして、国や地方公共団体は、第三条の基本理念ですね、これにのっとりまして、規制を必要最小限のものとすることによって民間事業者の創意と工夫がその実施する公共サービスに適切に反映されるよう措置すると、このように求め...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほどの衆議院における審議の結果、修正が付きました。これは、公共サービスによる利益を享受する国民の立場に立って行うと、もう当然といえば当然でございますが、こういう旨を明記する修正が行われたわけでございます。  公共サービスの改革法案が、本院での御審議の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 確かに一つの制度をつくりましても、それが国民に十分に周知徹底されないと混乱が起こることがございます。それですから、私どももこれの実際に運用する場合にはそういうことは心しなきゃいけないと考えておりますが、この制度設計といいましょうか、市場化テスト法案の中に...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今御説明しましたように、この法案の中にそういう一つのシステムになっております。市場化テストの基本方針には、民間から広く募集した提案を踏まえて行うことにしておりますし、またそれを関係省庁間での協議や監理委員会での十分な審議を経まして閣議決定が行われる仕組み...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ILOの、何といいましょうか、この決議でございますが、このディーセントワーク、安心して働ける仕事と言ったらいいのかと思いますが、こうしたことの実現にも十分に私どもも配慮していかなければいけないと、このように認識いたしております。  これは、市場化テスト...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストで民間に移す場合に、これ若干マイナスイメージでイギリスの例を出される方がありましたけれども、初めに若干コストだけ、価格競争だけで選定した面があったやに聞いております。そういうことから、今回我々は、かなり質の向上、質を重視した形で業者を選定する...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今のことについて法律で明記をしているということでもございませんが、意図は十分に入っているわけでございまして、運用につきまして十分にそのことも配慮して取り組んでまいりたいと思っております。
○国務大臣(中馬弘毅君) 法律の中に明記されていることはないと私は思いましたのでちょっと確かめましたが、もちろんその法律にそのことまでは書いておりません。しかし、やはり熟練を持った方々が取り組んでいただく、そうしたことをまた持った事業者を選定するわけでございますから、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今後の監理委員会等がお決めいただきますその基本計画といいましょうか基本方針等につきまして、そのことの意図は十分に取り組んでいきたいと思っております。
○国務大臣(中馬弘毅君) この市場化テスト法案は、官民競争入札の実施に当たりまして、官側も、対象公共サービスの質の維持向上あるいは経費の削減を図る観点から、自ら業務の改善を行うことを織り込んで入札参加できる制度と、このようになっております。  具体的には、業務の改善方法につきま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今おっしゃいました柳澤委員の例でもございましたが、この問題提起もあったとおり、我が国におきましても対象業務によっては一定期間置いた後に官民競争入札を実施することといたしまして、その間に官は生産性や利便性の向上、コストの削減といった業務の改善に取り組みまし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、そのゼロで保険金が高く支払われるというのはおかしいという、そういう若干の疑念がある場合に、そのいろいろ会計上の問題はあろうかと思いますけれども、そうしたことも、今どれをどうしようということじゃなくて、そうしたものもあるいは明らかにすることの方が私は一...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) まず、前回のときに、少しせかされましたので、少し誤解があるといいましょうか、私の方で言葉足らずがあったと思いますので、その点は正確に申し上げさせていただきますと、八・六兆円という中には郵政民営化、郵政が入っておりますから、これはもう五年後には除かれます。...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは地方自治体でございますから、国がそれを命令して強制することはもちろんできるわけじゃございません。ここの法律におきましても、国の一つの大きな目標でございますので、地方におきましても、地方自治体におきましても、四・六%、過去の実績でございますが、それ相...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 前回にもこのことははっきり申し上げたつもりでございますが、何といいましょうか、市場化テストで民間事業者が落札した場合、この業務に従事していた公務員の処遇につきましては、配置転換と新規採用の抑制によりまして対応することが基本でございます。他方、本人の同意、...全文を見る
05月18日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今、中小企業を担当されます経済産業省松副大臣が、大変力強く、今回の統合においてもそうした機能を失うものではなくて、逆に非常にしっかりとした形で統合のメリットを出しながらやっていくんだという力強い御答弁がありました。正にそのような形でここにも規定しておりま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の法案につきましても、第五条第四号におきまして、新政策金融機関の国内金融業務を行う部門の組織設計に当たりまして、専門的能力を有する職員の配置及び育成を可能とすること、及び業務の様態に応じた区分を明確にしてその内部組織を編成する旨が規定されております。...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、山下委員御指摘になりました、一昨年ですね、十六年の十二月二十四日閣議決定の今後の行政改革の方針、これで基金事業に係る見直し基準を設けて、平成十八年度末までに各府省において事業の見直しを行っていくと、このように決めたわけでございます。  この具体的な...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 現在検討中の基金等を有する法人に関する基準でございますが、これまで、制度上、業務の見直し等に関する枠組みを設けられていなかった公益法人等について新たに見直しの基準を設けてしっかりと見直そうとしているものでございます。このため、会計検査院の検査した七十法人...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) お答えします。  行政改革推進法第十四条でずっと規定いたしておりますが、この金融業務の見直しの対象となる法人は四十六法人と承知いたします。このうち、先ほどにもありました会計検査院の検査報告書において検査対象となったのは二十五法人三十七基金、それから問題...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今般の政策金融改革におきまして、公益性が高いか、あるいはまた金融リスクの評価等の困難性があるかといった条件を踏まえて検討が行われ、その上で、経済全体の活性化を図る観点から必要な政府の関与は残しておきながら、民間にできることはそこから撤退していくという方向...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これからのことでございますが、将来、金融業務により達成する必要のある政策が生じるかどうかということにつきましては、現時点では少し予測が難しいということで御理解願いたいと思いますが、一般論として申し上げますと、独立行政法人の業務に新業務を追加しようとする場...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公益法人についてですが、公益法人等が新たに法律に基づきまして、あるいは補助金等の交付金を受けて金融業務を行う場合につきましても、総務省管理局による規制の審査、あるいは予算編成における議論がなされます。その必要性につきましては厳しく審査されるものとなると、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 日本の国は、戦後焼け野原の中からこれを立ち直って、しかも欧米先進国と伍して国際的な活躍をしようとする中で、金融機関につきましても、これは政府がかなり大きく関与しまして、いろいろと制度をつくったり、また規制を掛けたり、またおんぶにだっこといったような護送船...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今委員御質問いただきましたように、今回の新政策金融機関のこの姿は、国民一般、中小企業、農林水産業の資金調達を支援する機能及び資源確保等の国際金融機能につきまして新政策金融機関にしっかりと残すこととしております。  また、新政策金融機関の組織設計につきま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) おっしゃるとおり、これから制度設計、まだ私ども議論しているところでございますから、ここではっきりと申し上げるわけにもまいりませんが、ともかく、国内と国際的な部分、国外等の、これはもうはっきり分けることといたしております。そして借り手の側の視点にも立ちまし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 現在果たしておりますそれぞれの金融機関、現行のですね、これは、その機能はしっかりと新金融機関の方に受け継がれるわけでございますし、また今まで借りておったからそれを返せということにはなりません。そうした過去のことにつきましてはちゃんとそれが新金融機関によっ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、新政策金融機関それぞれが何か大きな負債を抱えているということでもないんでございますが、ともかく新しい民間に準拠した形の普通の会計基準といいましょうか、それでやりますと、債権に対する一つの引当金、こういった問題が生じてまいります。そうしますと、若干...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 過去のことはそうでございますが、これからの欠損が生じた場合にはもちろんそれは経営責任者の経営の責任になるわけでございますが、過去のことにつきましては、繰越欠損金への対応を含めまして、統合時の新政策金融機関の財務基盤の取扱いについては、新政策金融機関の新た...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 現行の政策金融機関の資産及び負債の厳正かつ詳細な評価、いわゆるデューデリジェンスでございますが、これにつきましては、通例どおり、貸付債権等の資産について客観的な基準によりまして資産評価等の価値等を評価することになりますが、具体的な手続の進め方につきまして...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 新たなこうして新政策金融機関、しかも国民が期待し、またそれまでの果たしてきた役割、これはしっかりと守るということを前提に今回これで発足するわけでございますから、過去のことの負債を引きずったり、あるいはまたこれからにつきましても、非常にハンディを負った形で...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 五%の中身を少し分けて、従来の一つの人員削減、そしてまた増員もしておりますが、そうした中での取組として一・五%、そして一つの構造的なものに踏み込んでやっていただきたいのが三・五%。それで、細かくは申し上げませんが、農林水産省や国交省や、それぞれにつきまし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 冒頭に佐藤委員が、今回のこの行革全般についての一つの意義と基本理念、これを本当に正確におっしゃっていただきました。  ただ財政が苦しくなったから人を減らそうとかそういうことじゃないんです、これ。明治以来ずっと日本は、民主主義的な形は取りましても最後はや...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この基本理念のところの趣旨でございますが、簡素で効率的な政府を実現するためには、今もうずっといろいろ御議論がございます。かなり、もうこれは要らない仕事だとか、あるいはこれはもっと簡素化できるんじゃないか、これは統合できるんじゃないか、こういったことの内容...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 正にそのとおりでございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 今までの主務官庁なりが認可をしたりしておりましたこの公益法人と、あるいはまた市場化テストで役所の仕事を外に出していく、こういったことに対しましても、すべて第三者といいましょうか民間の方々の一つの議を経る、御判断をいただく形になっております。総人件費改革に...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは法律の中でも、六十三条の二項じゃなかったかと思いますが、こうして時代が大きく今御指摘になりましたような形で変わってきております。そういうことで、こうした公務員制度全般につきまして、もちろん労働基本権の問題も含めてこれは検討するということをちゃんとう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 三月の二十日に開催しました政労協議の成果でございますが、検討の場の在り方や設置時期等につきまして、現在、関係者との調整を進めております。そして、労働基本権の在り方等については、国民意識を十分に踏まえて現実的な姿勢で検討していく必要があるということから、こ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、この法律、第六十三条でかなりの項目を挙げております。公務員に対するいろいろな人事評価のことも、政労協議のことも含めまして、基本権のことにつきましてもこれはちゃんと明記しております。そして、それをできるだけ早くということにしておりま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 政労協議の場でニュートラルという言葉が出ましたからここでも使わせていただいておりますが、あらかじめこれはもう前向きにやるんだとか、あるいは従来どおりこれを死守するんだといったようなことの予見を持たずに議論しましょうと、そういう場ですよということでございま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 特に何年までというスケジュールを持っているわけじゃございませんが、先ほど申しました六十三条の方にもしっかりと書いております。  これは、ただ、今のように五年で三年上げれば済むということじゃなくて、能力・実績主義とか、公務員制度そのものを大きくこれから変...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私が言ったことを御評価といいましょうか、認めていただきまして。  そういうことで、外部に無理やり出てもらうということはもちろんしません。そして、内部で雇用調整本部、これをつくりまして、そうした若干余剰になったような部門では、研修等も受けていただきまして...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 有識者会議の方々が一応一・五%といいましょうか、五%のうちの、定率的な形で削減し又は増員するといった、それを一・五%ですが、それ以外にかなり構造的に切り込んでいただくということ、これを、いや、切り込むということ、自分たちの意思でございますが、北海道開発局...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 総理が直接当たられるかどうかはともかくといたしまして、これは政府が責任持ってやることでございますから、総理ないしは総理の完全な代行的な役割で各省庁との連絡、そしてまたそれが、何といいましょうかね、意図がちゃんと行き届くような形の方がなっていただきまして、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、四千五百人という数字が出てまいりましたが、これは五年間でございまして、そして定年退職をされる方もおりますから、このままの数字がどこかに移動しなければいけないということでもないかと思います。  ともあれ、この配置転換が必要な職員につきましては、農水省...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) さきに総理もおっしゃいましたように、外務省が五千人余りで全世界を配転している。北海道は道庁がしっかりとありながら、なおかつ六千三百人の北海道開発局ということでございまして、かなり大幅な、これは有識者会議の方々もかなり大幅な一つの減員を、純減を交渉していた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方推進協議会、これがこういう調整本部とはまた別に各ブロックごとにできてまいります。ここで、これは総務省の出先が主になると思いますが、ここでもってその調整をやっていきたいと思っています。  この配置転換の実施に当たりましては、地域性の配慮をできるだけ行...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 昨年十二月の閣議決定の重要方針でこれを書いておりますが、政策金融は、一、中小零細企業、個人の資金調達支援、第二といたしまして、国策上重要な海外資源確保、国際競争力確保に不可欠な金融、第三番目が円借款、これは政策金融機能と援助機能とを併せ持つ円借款ですね、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この在沖縄の海兵隊のグアム移転につきましては、日本側の出資や融資の具体的な方法につきましては何も決まっていないものと承知をいたしておりまして、お尋ねにつきましては、そこがどこが、まして資金を負担するといったようなことまで含めてお答えすることは差し控えたい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) それを含めて、今何も決まっていないことを仮にこうだと言うことは、私もお答えすることができません。
○国務大臣(中馬弘毅君) そういうことを含めて、どういう資金なのか、どういう融資をするのか、それもしていないものをどこに当てはめるかということはお答えはできないんです。
○国務大臣(中馬弘毅君) 何度も申しますが、これは私がそのことの判断する立場にもございませんし、何といいましょうか、政策金融改革の中でこのJBICの扱いはそうなっているというお答えをするしか方法はございません。
○国務大臣(中馬弘毅君) グアムのこの支援の性格そのものも私どもにはつまびらかになっておりません。ですから、例えば別の話で、どの企業に貸すか貸さないかと言っているのと同じことでございまして、ここで私がどれに当てはまるとか、貸すとか貸さないとかいった形の答弁はできませんので、ひとつ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 又市議員にも明確にお答えしましたからと思うんですけれども、再度の御質問でございますから、再度少し丁寧にあえて御説明をさせていただきます。  官民競争入札等で民間事業者が落札した場合、業務に従事していた公務員の処遇につきましては、一つは配置転換と新規採用...全文を見る
05月22日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第10号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 尾立委員、かなり細部にわたって、現在のこの官僚機構と申しましょうか、日本の統治機構の中にありますそうした、私たちの貴重な税金が横に流れていくといった、そういう制度的な欠陥のことも具体的に御指摘いただきました。  明治以来、一つの、日本が近代化する中で、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国家公務員の早期退職慣行、これが天下り問題の一因との批判があることは真摯に受け止めております。  総理も何度もおっしゃいましたように、こうした公務員制度の改革、これがこれからの課題でございます。六十三条にも規定されておるところでございますが、公務員制度...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員今御指摘ありましたように、これは大変な一つの英断といいましょうか、明治以来続いてきた制度の変革でございまして、公益性そのもの、公益というものの定義から、あるいはまた申請を受けたその法人が本当に公益性があるのかないか、こういったことまでも含めた判断をす...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) もちろん、この七人の方々だけですべてできるわけでございません。したがいまして、それを補佐する役人と申しましょうか、役人だけではなくて、場合によっては私はその中に民間的な方々も入っていただいて結構だと思っておりますが、そして同時に、それを専門的な分野でする...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、この委員会のメンバーでございますが、これは人格が高潔であって、委員会の権限に属する事項に関し公正な判断をすることができ、かつ、法律、会計又は公益法人に係る活動に関して優れた識見を有する者と、こういう条件を満たす方を任命することとい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 相談するという言葉が適当かどうかはともかくとしまして、いずれにしましても、こうして委員会との相談ということになっております。総理がそして最終的にこれを決裁するわけでございますが、そのときに総理の意向を無視した形で何か物事を進めるということは、従来こうした...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) そう御理解していただいて結構です。
○国務大臣(中馬弘毅君) 申請をした法人がその事業を行うためには、法令上行政機関の許認可等が必要である場合に限りまして、その事実確認の意味を含めまして、行政機関の意見を聴くという条文を入れております。しかし、その技術的能力を有するかどうか等も公益認定の基準等に照らして的確に判断す...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今おっしゃるように、これ大変な私は作業になると思います。ただ、決まりでありますが、認定の細目等については政令、府令に委任していることがほとんどでございますが、これらの細目につきましてはいずれも技術的、専門的な事項や手続の詳細等でございまして、これらの政令...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、法律の施行を公布の日から二年六か月という一つの余裕を置いております。二年六か月以内としまして、十分な周知、準備期間を置いているところでございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、いろいろな検討の結果、二年半で何としてもやり遂げるということでの一つの決意も含めたこの法律でございますので、ひとつそのことは御理解ちょうだいいたしたいと思います。  しかし、その周知徹底のことでございますが、パンフレット等を作成しまして幅広く国...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、この法案作成の過程におきましていろいろ議論がありましたが、はっきりとこの二年六か月でやるということの決意も含めてここに規定をさしていただいております。
○国務大臣(中馬弘毅君) 今朝から関西論議が出ておりますが、お三方とも関西の方でございますし、私自身もちろんでございますが、ここに並びいる大臣も皆さん、竹中さんは和歌山でございますし。そういうことで、今回のこの法律は官から民へ、最近は関西の方が少し低調でございますけれども、こうし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 公務員の中でも、特に非現業の国家公務員はこれは政府に任命されるものでございますけれども、実質的にはその使用者は国民全体でありまして、公務員の労務提供義務は国民全体に対して負っていると、このように、これは憲法の判断でもあるわけでございます。このために、民間...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員は民間労働組合の方でずっと御活躍でございまして、私も民間会社に勤めておった者といたしまして、今から四、五十年前のあの労使の在り方と今とは相当違ってきていることはもう十分に国民一般も認識をし始めております。自分たちの生活を守らんがために、もちろん会社全...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今申しましたような認識も、一月、三月に行われましたこの政労協議の場でかなり突っ込んだ認識を持ち、また両方の信頼関係を私は醸成できたものだと、このように思っております。  そういうことで、これからの問題につきましても、今おっしゃったことを踏まえてしっかり...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 少し繰り返しになりますが、本年の一月に、政府と連合との正式な協議の場である政労協議を、平成十六年五月以来一年半ぶりでございます、に再開をいたしました。公務員制度の改革等に関する基本的事項についての意見交換を行ったところでございます。連合側が三人、政府側は...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今お話がありましたように、何と言いましょうか、政労協議等を始めておりますことにつきましては、これは歓迎しつつ、ウエルカムという言葉を使っているようでございますが、しつつ、勧告として関係者による対話、政労協議でございますが、これが構築されたことに興味を持っ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いろいろな意見があることは御承知かと思います。公務員の、何といいましょうか、地位とか役割とかありますから、ここで予見を持ってその方向でということは申し上げません。ですから、労使の協調の場でもニュートラルにということでの検討の場ということは、まずは御理解ち...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いろいろと今後の公務員の在り方等も論議が出てまいりまして、この法案にもそうしたことを踏まえまして六十三条において今後の新しい公務員制度、これは労働基本権から、あるいは能力主義とかこういったことを踏まえた、総合的にこれを検討することにいたしております。 ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いつまでとは言いませんが、法案にもはっきり書いておりますように、できるだけ早くといいますか、早期にまとめることにいたしております。法案の中に書いておりますから、これに向けて、拙速は避けますけども、しかしできるだけ早くこれをまとめるようにしてまいりたいと考...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の国を挙げての行政改革、規制改革、これは、もう大きく時代が変わりました、そういう中で、特定の何か分野だけ、あるいはまた一律に全部ということではなくて、それぞれ時代に合った形でめり張りを付けて、必要でなくなったものはなくしていくとか、あるいは民間に移す...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私が今申し上げました教職員全体のことでございますが、教員、いわゆる教師だけの問題じゃございません。学校の中のいろんな用務的なことをされているとか、それからまた、一般のいろいろな教育の中においても民間の方々の、お手伝いをするとか、そういう体験を語ってもらう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 私、この新聞記事は指摘されましてから見ましたけれども、この出どころその他が私どもはつかめません。そういうことですからこれについてのコメントは差し控えますが、総人件費改革は簡素で効率的な政府を実現して政府の規模を大胆に縮減する、公的部門全体で取り組んでいく...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今おっしゃったいろいろな事象でございますが、これが規制改革をしたから、あるいは民間に任せたからということでは必ずしもない。その一つの検査体制であったり、あるいはチェック体制が欠けている場合は、もちろんそれは公務員がやっておったとしてもそういう問題は起こる...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今のイギリスの例等を挙げられまして、私も度々申し上げていますように、一時イギリスはコスト削減の意味も含めてかなりコスト中心のいわゆる市場化テストを実施したことは事実でございます。しかし、それの反省から、イギリスはもちろんもう止めましたが、私たちが今回提案...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の法律でも、これ提案するのは民間でございまして、民間は必ずしも財界でもありません、一般の事業者であったりあるいはNPO等でも結構でございます。そして、民間の事業者の提示によりまして民間事業者の意見を踏まえて関係各大臣との協議を行い、これも各大臣とのそ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、さきに郵政民営化の中で、窓口業務、特定郵便局等にこれはゆだねる形のもう一つの規定といいましょうか、法律ができております。これに今後、これも民間会社になるわけでございますから、それが一切駄目だという形の話ではなくて、そこで少なくとも守秘義務的なこと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストで民が落札した場合の公務員の処遇についてでございますが、配置転換と新規採用の抑制で対応することが基本と考えておりまして、公共サービス改革法第四十八条にはこの考え方を明らかにしたものでございます。  また、国家公務員の定数の五%純減についてで...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) そのとおりでございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、独立行政法人は中期目標の中でいろいろなことが規定されております。この中期目標を踏まえまして、当該独立行政法人の長の経営判断と経営責任の下に事業を実施することとされておりまして、その一環として職員の労働条件や処遇につきましては独立行政法人の長が責任...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 地方公共団体の場合は少し国と違いまして、官民競争入札の実施につきましても、地方自治の本旨を踏まえまして各地方公共団体の自主的な判断にゆだねられております。本法に基づく官民競争入札等を行う場合には、民が落札した場合の地方公務員の処遇については、その地方公共...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今申し述べましたように、地方公共団体はそれぞれ地方自治の本旨にかんがみまして、それぞれの地域の実情や国家公務員における対応を踏まえつつ、地方公共団体の長において適切に御判断いただく、市場化テストに掛けるかどうかも含めて、これはかなり、地方自治体の一つの考...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) これは、この市場化テストに限らずに今まで相当、各自治体も業務委託を民間にとか、あるいは民営化したものもございます。あるいは、指定管理者制度でそちらに移しているものもございます。その都度それぞれの公務員は、そのまま移っていく方もありましょうし、行かずにまた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 国の場合には、そういうことでかなり細かくは規定はしておりますし、今お話ございましたように、雇用調整本部でそうした事例も含めて内部で調整をすることにいたしております。  しかし、地方公共団体というのは、先ほど行政の、市民から一つの負託を受けて長になられた...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今御指摘になりました国家行政組織法とか公務員法、地方自治法、こういったことでも効率規定がございます。しかし、これはそれぞれの事務の効率化といいましょうか、事務を効率的にやりなさいという意味の規定でございまして、今回のこの法案が目的としております大きな制度...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 少し細かいことなので事務局からお答えさせてもいいんですが、お答え申し上げますと、本法案第三十一条に規定する退職手当の特例は、落札事業者が希望して国家公務員が同意することを前提に、国家公務員を退職して落札事業者の下で業務に従事した者が国家公務員として再採用...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 独立行政法人がその業務を遂行するに当たりまして、中期目標を踏まえて当該独立行政法人の長の経営判断と経営責任の下に事業を実施することとされておりまして、その一環として職員の労働条件や処遇についても独立行政法人の長が責任を有するものと、このようにされておりま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 監理委員会は、国民の立場に立って、国民のため、より良質かつ低廉な公共サービスを実現するという本法案の基本理念を踏まえまして、競争の導入による公共サービスの改革の実施の過程について、その透明性、中立性及び公正性を確保するために置かれるものでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の法律では、特に官民競争入札の場合に監理委員会がしっかりとこれをチェックすることにいたしております。そういうことでございますから、そのようなある意味じゃ無責任な、あるいは途中で経営を放棄するような不安定な企業を選定することはまずはないと思いますが、ま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 御承知のとおり、こうした行政改革は小泉内閣がずっと進めてまいりまして、中央から地方に、そして官から民に、かなり今までやっておったお役所仕事も民間に移して民間の活力を引き出す、効率化を図っていく、そういうことが今回のこの法律の大きな目的でもございます。 ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 個々の問題につきましては、それぞれの省庁の検討にゆだねることといたしておりますが、私の方はこれを総まとめにして、こうして皆様方といいましょうか、国民に、国会に御提案を申し上げていることでございまして、その過去のことについては、ひとつ担当の大臣の方からとい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この規制改革の項でございますが、規制改革につきましては財政諮問会議あるいはまた規制改革推進会議等でもう何度も官邸において論議され、そしてそれは公表もされております。議事録も出ております。その中で、ここに一つ一つはございますが、この民間の規制改革の問題であ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほども申しましたように、それまでの間で相当いろいろな審議会等を通じまして議論もしておりますし、また、それぞれが個別に実施されているものもございます。そうしたものを総まとめにした形で今回閣議決定をしたことは御承知かと思います。それをそのままどんどんと実行...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の行政改革における国家公務員の純減についてのお尋ねでございますが、今回のこの改革は、ただ人減らしで財政に寄与するということではないんですね。  今までの官僚主導といいましょうか、官主導で進めてきた日本の国家運営の在り方、これを、もう大きく人口も減少...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 確かに、おっしゃるように、これ、始めから終わりまで一つの文章なんですね。私もちょっとこれはびっくりしたんですけれども。やはりいろいろと問いただしてまいりますと、これだけのことを盛り込んで一つの基本理念を表すには法技術的にこれが最適だと、法制局とも十分に相...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) その言葉そのものは入っておりませんが、国民生活の安全に配慮しつつとか、それぞれ国民の側に立った配慮といったことが全般的にうかがわれますから、それが一つ公共サービスだと、このように御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) 民間の活動の領域を拡大するということでございますから、もちろん物理的にそういうことでございましょうけれども、ただ、やはり公共サービス、公共の仕事、今まで役所がやってきたことは、やはりこれは国の責任でございますから、責任をしっかりと踏まえた上で、しかしそれ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 天下りの対象といいましょうか、やはりそうした官がその公益法人を、まあ何といいましょうか、自分たちの出先のような形で使うことに対する一つの問題点も出てきております。そういうことでございますので、民が担う公益を我が国の社会経済システムの中で積極的に位置付け、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 非常に細かい問題でございまして、これはそれぞれの担当のところで御判断いただくより仕方ない問題だと思っています。
○国務大臣(中馬弘毅君) もうこれは、今までのそうした決まりで各省庁も進めていると思いますが、ともかくそうした各省庁の、一つの主務官庁のかなり、まあ益にと言ったら失礼かもしれませんが、それぞれが自分たちの外郭団体的に認定する場合でも、非常に外部からの場合にはこれは大変な手続が要っ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 透明性の確保、これにつきましては行政各般においても今非常に問題になっているところでございます。そして、この随意契約等の問題も当委員会でいろいろとかなり具体的な御指摘もちょうだいいたしております。  今の現状におきましても、これも極力こうしたことの透明化...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) いろいろと問題がありますからこそ、今回、こうして明治二十九年から続いてきた公益法人制度を、これを改めるわけでございまして、そのことにつきまして、新たな認定を受ける場合は、新たに設立された一般社団法人、一般財団法人が公益認定を受ける場合と同様の基準に基づき...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今いろいろの御議論も出ておりました。いろいろと問題点がこれまでの公益法人の中にあることはもう十分に御指摘もされております。そういうことも踏まえて、今回の大幅な、根本的に主管官庁から外した形の公益制度にするわけでございまして、その認定委員会、公益性がありや...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の新たな公益法人につきましては、社員名簿の社員以外の者にも開示することといたしております。これは、現行の公益法人に対する指導監督上の社員の名簿の取扱い、これは新たな、これも公表することにいたしておりますから、これをまたディスクロージャーを引っ込めるの...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 御趣旨を踏まえまして、これをはっきりとした形で規定したり、あるいはまた制度設計をする場合にはこれを明記していきたいと思っております。
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 委員御指摘のとおりでございまして、沖縄の場合には、今の振興措置法、これに基づく振興計画、これが終わる期間までは存続させることにいたしております。したがいまして、後れて新政策金融機関の中に統合されることになりますが、その際でございますが、この沖縄振興開発金...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 独立行政法人につきましても、今回のもちろんこうした大きな行政改革あるいはまた公務員制度改革の対象といたしているわけでございまして、今回の中期目標終了時の見直しと併せまして、国の歳出の縮減を図る見地から、その組織及び業務の在り方並びにこれに影響を及ぼす国の...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の総人件費改革は、国全体といたしましても、数の五%削減と同時に給与についても見直すことといたしております。  独立行政法人につきましてもそれに準じておるわけでございますが、十六年度の独立行政法人の職員の給与水準を見ますと、今お話がありましたように、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) その点も、この資産の管理は法人の業務運営の自律性の確保の観点から法人自らが行うことではあります。  ただし、独立行政法人につきましては、中期目標期間終了時に定期的に組織、業務全般にわたる見直しを行う仕組みと、このようになっております。その見直しを踏まえ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今般の政策金融改革につきましては、公益性が高いとか、あるいは金融リスクの評価等の困難性があるとか、こういった条件を踏まえまして検討が行われまして、その上で、経済全体の活性化を図る観点から、必要な政府の関与は残しておきながら民間にできることは民間にというこ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 昨日、ある意味じゃ詳しく申し述べておりますので改めて繰り返しはいたしませんが、そうしたこれまでの、何といいましょうか、各主管官庁が、かなり公正にされているところもありますけれども、かなり恣意的な面もあることの御指摘もございました。そうしたことがないように...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員が先日来こうしてここで質問されていることにつきましてのその事実関係、私もつまびらかでございません。ですから、これが虚偽であったかどうかということを私がここで申し上げるわけにいきませんが、もし虚偽であれば、やはりそれはひとつこの国会の手続の中におきまし...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今政府参考人の方からも答弁しましたように、これは基本的なことをまずはこうして国民に、国会に御了解をいただいて、そして、それから細部のいろいろな政令、省令、法令を作っていくわけでございますから、その細部が決まらないのに金額もそう簡単には決まるわけじゃござい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 少なくとも、この法律に定義いたしております総人件費改革の中には入っておりません。
○国務大臣(中馬弘毅君) お答えいたします。  法案第四十二条に定めるこの「準じた措置」の対象は法案にあるとおりでございまして、独立行政法人、国立大学法人等、特殊法人及び認可法人の役職員、これらにつきまして、国家公務員の人件費削減の取組に準じて今後五年五%以上の人件費削減を基本...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 実際に人件費として計上されているものでございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) 一般論としましては、この公益法人というのは利益を上げることを目的としておりません。したがいまして、今委員おっしゃいましたような収入との見合いの中でこれが過度に過剰なものであれば、それは公益性から外れるということに認定されると思います。
○国務大臣(中馬弘毅君) ある特定の団体が新制度の施行後に公益認定を受けられるか否かにつきましては、現時点においては個別のことでございますから申し上げることは差し控えたいと思いますが、一般論として申し上げますと、公益法人認定法案第五条第二号では、法人が安定的かつ継続的に公益目的事...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 六十四条におきまして規制改革の対象として特に七項目を明示した理由でございますが、本法案の第六十四条に掲げられている分野は、現行の規制改革・民間開放推進の三か年計画におきまして政府が推進することとしている施策のうち、法律改正を伴う可能性のある主な分野であり...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 何か安全、安心だけを確認するような今の御質問でございますが、そうじゃございませんで、これは今まで国がやっておった仕事でも民間に移した方が効率が良くなる、サービスが良くなる、そういったこともあるではないか。また、大きく人口減少社会に入っている中で、もちろん...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) そこにも少し書いておりますように、そうした今後必要な部門についてはそれなりにはっきりとした形で、これに増員といいましょうか、そうした配慮をするということは法案にも明記されております。
○国務大臣(中馬弘毅君) お答え申し上げます。  新政策金融機関の赤字が第四条第三号の経営責任に帰すべきものに該当するかどうかの判断についてでございますが、経営者の法令や融資等の基準に違反した運営による場合、あるいは経営者の裁量にゆだねられている事項についての重大な判断の誤りに...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の行政改革全般に通じて言えることでございますが、これは官のためでもまた民間企業のためでもありません。国民一般のためにどれが効率がいいか、そしてどれがその人たちの、国民一般の利便に、利益になるかということの観点から今回の改革をするわけでございまして、こ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 何度も申しますが、今回の改革は、非効率な、官がもし非効率であったとするならば、それを温存することじゃないんです。ですから、官側も大いにそれは努力していただいて、民と対等に対抗していただいて、そして我々の税金を有効に使っていただく、それが目的でございますの...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 女性の社会的進出、女性でなくてもその前から、これは保育所の待機児童が非常に多いんですね。そういうことから民間保育所の活用というのは私は非常に重要だと思っております。  お尋ねの判決の内容についてでございますが、詳細は承知しておりません。しかし、民営化自...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) この事例について今お答えしましたが、一般論で申しますならば、先ほど申しましたように、これを今まで、何といいましょうか、官がやっておった仕事を民間に移す、民間に移した方がサービスが良くなり、そしてまた効率が良くなればそれはいいことでございますから。しかし、...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 市場化テストという形で今回、今までお役所がやっておった仕事を民間も手を挙げて競争入札をして、その結果、そちらの方がコストも、場合によってはサービスも良くなればこれはそちらに移すということでございますが、ただ、日本が考え付いたわけでも何でもなくて、諸外国で...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の市場化テスト法案でございますが、もう趣旨は十分お分かりいただいていると理解いたします。  この対象として、博物館や美術館でございますけれども、これも博物館そのものをぽんと民間に委託してしまうとか出してしまうということではないんですね。ちょっとそう...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今も委員の方から文章までもお読みいただきましたから繰り返しませんが、さきの衆議院の、十九日でした、衆議院の行政改革に関する特別委員会で附帯決議をちょうだいいたしております。  この附帯決議の趣旨を十分に尊重して、今回のこの市場化テスト法案実施に当たりま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 競争の導入による公共サービスの改革、これの実施の過程につきましては、その透明性、中立性及び公正性、これを確保するためにこの監理委員会を置くことといたしております。  この監理委員会は、このような役割を果たすべく、広く様々な分野から優れた識見を有する者と...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 明治二十九年以来、百十年経過いたしますが、その間に、社団法人、財団法人、これが一つの民の立場で公的な役割を担ってきたこと、それぞれの社会の隅々のことまで、あるいは文化、スポーツ、芸術等、いろいろなところで大変な活動をしてきたことは私たちも評価したいと思い...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) お答えします。  御質問の公益目的事業の比率五〇%、この算定ですけれども、これに当たりましては、法人の事業活動が無償の労働力、いわゆるボランティアによって支えられている場合等につきましては、各法人の個別の事情を考慮する方向で検討しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今、それぞれの法人が持っている遊休財産のことについても言及がございましたけども、これもやはり一つの公益目的に使うためで、今後、一つのずっと基金を積んできたといったような場合には、それが遊休と認定するんじゃなくて、これを次のということで、もちろんそれは公益...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 教育は、それこそ国の基本でございますし、教育の在り方によって国が衰退したり、また繁栄したりもするわけでもございます。教育の在り方、戦後六十年続いてきておりますが、その中でのいろいろな問題点や、また時代が変わってきて、その変革が求められているところもござい...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 保坂さんは冒頭に、こうした大きな歴史的な変革といいましょうか、その中に、総理の下でこうした大きな改革に従事することの喜びをおっしゃっておられました。正にそうなんですね。  これは、明治維新でそれまでの鎖国を解いて、後れて西欧近代工業社会、これを目指した...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) このたびの改革における公益法人、これまでの社団法人、財団法人等がございますが、こうしたものも明治二十九年以来百十年ぶりでございますが、これは各省庁が、主管官庁がそれぞれ認定をして、この法人を認めておりました。  しかし、これもいろいろと、もちろんその手...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員おっしゃるとおりでございまして、一つの大きな制度改革をしようとするときには、その対象になる方々は御不安に思われたりするわけでございます。  そういうことで、今回もそのことにつきまして、特にそうしました国民一般、国金ですね、中小企業金融公庫、農林公庫...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 委員御指摘のとおりでございまして、政策の企画立案や実施の過程における透明性、これが最大確保されまして、説明責任が果たされていくことが重要である、十分に認識をいたしております。  この法案におきましても、第五条第二号におきまして、「明確な経営責任の下で運...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 風間委員の犬のおまわりさん運動、私も聞いてなるほどなと思いました。最近テレビでやっています「ご近所の底力」、あれもやっぱり地域がひとつ自主的に自分たちの町を良くしていくという運動じゃないかと思いますが、こうした場合、NPOといいましょうか、この犬のおまわ...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほどもありましたが、低価格入札でございます、一円入札といいましょうか。御指摘のとおりでございますが、この場合には、複数年数の契約を前提といたしておりますこと、それから当初の契約期間が終了したからといって随意契約に移行するということではないことにしており...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今までのこの法案に仕上げる以前に、それぞれ行政改革の論議は政府の中でも、あるいはまた有識者会議、第三者の方々にどんどんとやっていただいています。  その中でいろいろとやっておりますのが、それが正に仕分でございまして、そしてここに重要方針からこの法案にま...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 例えば飯田さんのところでやっております有識者会議の中での作業も、大変な、今言いました各省庁と議論をしながら、ヒアリングをしながらそれぞれの部門について積み上げてきた形の仕分をしているわけでございまして、その結果が、この部門はひとつ市場化テストの対応にする...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 御指摘のILOの、二〇〇二年三月ですね、理事会で、結論を含む合同会議の議事録を各国の政府等に伝達されるようにすること、あるいは結論に表明されているILOの役割について今後の活動の参考にすること、こういったことが規定されておりまして、ILO事務局に求める旨...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 先ほど申しましたように、これは法的な拘束を持っているものではございませんが、私たちはこの意思等を大事といたしまして、参考にしてまいりたいと思っております。
○国務大臣(中馬弘毅君) その対象としましては今おっしゃったとおりでございます。
○国務大臣(中馬弘毅君) お答えいたします。  この市場化テストの入札におきます総合評価制度、これの活用でございますが、今回の市場化テスト法案は、国民の立場に立って、公共サービスの経費の削減だけではなくてその質の向上、維持向上を目的といたしております。このために、本法案の第十三...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 本法案の目的でございますが、国民の立場に立って公共サービスの質の維持向上及び経費の削減を図る改革を推進することであるということから、第十三条におきまして、先ほど申しましたサービスの質の維持向上及び経費の削減を実施する上で最も有利な方式の申込みを行った者を...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 情報公開の件のお尋ねでございます。お答えいたします。  本法案は、民間事業者が公共サービスを適正かつ確実に実施することを確保するための様々な措置を講じておりまして、その一環として、御指摘の情報公開につきましては民間事業者は実施要領、これは第九条第二項第...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 結構でございます。分かりました。
○国務大臣(中馬弘毅君) 正に総理がおっしゃったとおり、効率の方をかなり重視したことも事実でございますが、小さいと言いますと、社会保障、そうしたセーフティーネット的なものまでも全部小さくしてしまうのかという誤解も若干あるやに思われまして、そういう議論もありまして、簡素で効率的なと...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 今委員もちょっと指摘されましたように、従来は事前にかなり強い規制をして、そのために事後のチェックを余りしていなかったという点はあったことも事実だと思います。  しかし、こうした規制改革の中で、事前のやつはもうかなり自由に任していくということになってまい...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 総人件費改革でございますが、御承知のように五年で五%という純減目標をかざしております。  御指摘の独立行政法人化につきましては、例えば国立高度専門医療センター、森林管理分野などについてもこれから、これを対象にいたしておりますが、定員純減を行うことを予定...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(中馬弘毅君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
○国務大臣(中馬弘毅君) ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重してまいりたいと存じます。
05月29日第164回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○国務大臣(中馬弘毅君) 先週末に、この参議院におきましても、今回の行政改革法ほか関連も含めまして五法でございましたが、これを御採決いただきまして、可決いただきましたことに心からお礼を申し上げる次第でございます。  その中のこの総人件費改革、正にこれも、無駄とは言いませんが、時...全文を見る
○国務大臣(中馬弘毅君) 福本委員おっしゃるとおりでございまして、やはりこれはかなり大幅な配置転換を要する場合もありましょう。もちろん、何というのか、定期採用、これを少し減らして、増員を減らして、そこにすき間を空けてそこに移ってもらうとか、いろんな方策を検討いたすことにいたしてお...全文を見る
06月06日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○中馬国務大臣 現在、国を挙げての一つの行政改革と申しましょうか、こうした国家運営の方策そのものを改めていく、あるいはまた効率化していくという形の法律も、先日、逢坂さんの方からも御質問をちょうだいして、これが成立したわけでございます。  その観点とは、もちろんそのことの御質疑も...全文を見る
○中馬国務大臣 少し違うと思いますね。やはり公共のサービスではありましょう。ただ、それを民間に任せたらより効率がよくなるという面もあるのかもしれませんが、私は、基本的には公共サービスとして、やはり一つの地域社会の自治体が、あるいはまた国が、ある程度しっかりとした運営の基本的なこと...全文を見る
○中馬国務大臣 先ほど申しました今回の行政改革推進法でも、こうした国家運営全体の中で、行政減量といいましょうか、公務員の数を行政の場合は五・五%減らすということまでもはっきりとした規定をしたわけでございますが、行政が命令を下すとかといった形ではない国会とか、あるいは今の国会図書館...全文を見る
○中馬国務大臣 冒頭に申しましたように、これは国の宝でございますから、この宝が持ち腐れになったら何にもなりません。ですから、これは、ただ国会の立法事務に、これがもちろん主たる業務ではございますけれども、しかし、それ以外にもいろいろな方々からこれを利用していただくということも、私は...全文を見る
○中馬国務大臣 一つには、人口が多いから、もちろん倍のあれがあってもおかしくはないと思います。  ただ、もう一つ言えることは、向こうは議員立法が主ですよね。全部議員の名前をつけて何々法と言うぐらいでございますから、日本のように閣法がほとんどだということではなくて、議員立法でいっ...全文を見る
○中馬国務大臣 国会図書館の今回の行政改革のことについても触れられましたが、これはやはり、ただ惰性に流れて人手でやっているといったことも、場合によっては効率化が十分でない、そのことをやってもらいたいということの趣旨はもちろんここでわきまえていきたいと思います。  と同時に、今委...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○国務大臣(中馬弘毅君) ただいまの公務員の早期勧奨退職慣行の見直し等、公務員制度改革につきましては、審査措置の要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。
06月12日第164回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第7号
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○中馬国務大臣 ただいまの御決議の趣旨を踏まえ、民間との人事交流を促進するとともに、現在実施されている人事評価の試行を進めつつ、公務執行等の実績を適切に反映するような能力・実績主義の人事管理の早期確立に努めてまいります。  また、労働基本権のあり方につきましては、予見を持つこと...全文を見る