塚田一郎

つかだいちろう

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

塚田一郎の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第177回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○塚田一郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月23日第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  まずもって、今回の東日本巨大地震、津波でお亡くなりになられた多くの方々、そしてまた被災された皆様に対して心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  また、今日は、本当に三人の貴重な御発言をいただきました。公述人の皆様には感...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  森本先生、この点について、日米の同盟関係も含めて先生はどのようにお考えですか。同じ質問です。
○塚田一郎君 ありがとうございます。  中東情勢について酒井先生にお伺いしたいんですが、いわゆるリビアへの多国籍軍の攻撃が始まっているわけで、これについてなんですけれども、いわゆるフランス、イギリスが積極的な姿勢を取っているのに比べてアメリカは非常に腰が引けていると。当然イラク...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  次に、自衛隊の役割についてちょっと森本先生にお伺いしたいんですが、今回の災害対応で自衛隊が多大なる貢献をしたことはもう本当に我々敬意を表しておりますし、感謝に堪えないという思いであります。  一方で、その自衛隊の活動に対するニーズが非常...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  もう一点、森本先生にお伺いしたいんですが、福島第一原子力発電所の対応について、先ほどちょっと気になることをおっしゃっていたんですけど、アメリカも不信感を持っていると。情報が開示されないというふうなことについてだと思うんですが、この辺りにつ...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  もう時間もないので最後の質問にいたしますけれども、先ほど森本先生が緊急事態基本法、これかつて国会でも議論があって果たせていない法律、立法でありますけれども、こういうものをやはり統合的にそれぞれの災害対策の法律のトータルとして考えるべきだと...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございました。これで終わります。どうもありがとうございました。
03月25日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎でございます。  私からも、まず始めに、東日本大震災、津波で亡くなられた多くの皆様の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災に遭われた全ての皆様にお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  西田先生が非常に活発に議論いただいて時間が大分迫...全文を見る
○塚田一郎君 これ、もし買占めが行われているとすればとんでもないことで、こういう被災に遭われている状況の中でそういう投機的な動きがあるということは厳に許されないことですから、しっかりと管理監督をしていただきたいと思います。  まだこれから四省庁で調査をされるということもあると思...全文を見る
○塚田一郎君 次の質問に入らせていただきます。  被災者生活再建に関してですけれども、これは制度としては、阪神・淡路の被災以降、いわゆる個人の被災者に対しても政治がきちっとした形で救済をしていかなければいけないということで制度が整備をされてきたわけですが、まだまだ残念ながら不十...全文を見る
○塚田一郎君 大体政府はいつもそういう御答弁なんですね。  阪神・淡路のときには制度がなかったじゃないかと。その後でそういう制度ができたときに、じゃ、その制度ができる以前の人たちとの公平感ということが議論に確かになると思います。そういう要素はあると思いますけれども、やはり今大臣...全文を見る
○塚田一郎君 ですから、同じ答弁をされているわけですよね、そういうバランスを考える、公平感を考える。今回はそうじゃないんじゃないですか。ですから、立法府として議員立法で改正を、新潟の中越沖地震の後にこういう制度の見直しを行ったわけですよ。ですから、今後、じゃ立法府として仮にそうい...全文を見る
○塚田一郎君 是非そういう視点で物事を見ていっていただきたいと思います。最終的にはこれ国の負担ということもあるわけですから、財務大臣もそういうところをしっかりと御認識をしていただきたいなというふうに思います。  これ、基金を中心に今この支援ということをやっているわけですが、基金...全文を見る
○塚田一郎君 是非よろしくお願いします。最終的にはこれ二分の一国が負担ということですが、その負担割合も含めて今後議論が必要になってくると思います。是非その点を認識して政府の方で考えていっていただきたいということを御要望を申し上げさせていただきます。  もう一つ、やはり住宅そのも...全文を見る
○塚田一郎君 改めてもう一度、どういう状況になったらば介入をするというふうに財務大臣として御判断をされるのかということです。特定の相場に基づいてやるんではないということをいつもおっしゃっているわけですね。一方で、急激な変動や無秩序な動きがあったらという表現なんですが、なかなかちょ...全文を見る
○塚田一郎君 大臣、そうすると、レンジができてだんだん相場が円高の基調に流れてきているわけですね。百円だったものが九十円になって、九十円だったものが八十円になって、そうすると、そのレンジがまた一つ形成をされていくと、円高そのものの中長期のトレンドというものは変わらないで、今度はこ...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、大臣、例えば八十円という相場に対して日本の経済の適応力が付いてきて、それが円高かどうかといえば私は円高だと思います。でも、それはだんだん経済というものはそれに順応してくる要素がありますから、そういう判断を財務省としては考えないということなんですか。つまり...全文を見る
○塚田一郎君 協調介入が効果があるということは、私もそのとおりだと思います。今回の協調介入ができた一つの大きな理由は、やはり大震災、津波という日本にとって大変危機的状況があるということを各国が認識をして、こういう状況の中で投機的な動きで急激な変動があっては好ましくないということの...全文を見る
○塚田一郎君 大臣、そうすると、G7の財務大臣・中央銀行総裁の三月十八日のステートメントによると、日本における悲劇的な出来事に関連した円相場の最近の動きへの対応として、日本当局からの要請に基づきというような書かれ方がしているわけですよ。  今の大臣のお話を私なりに理解をすると、...全文を見る
○塚田一郎君 分かりました。つまり、今回のこと以降でも、こういう復旧復興のプロセスの中でこういう急激な変動があった場合は力を貸してほしいということを大臣からも各国にお願いをしてあるし、そういうことに対しての理解を得られているというふうな理解でよろしいわけですね。
○塚田一郎君 ありがとうございます。  何でこれをしつこく聞いたかというと、まさに投機を仕掛けようとしている人はそういう中央銀行の協調介入の決意みたいなものを見ているんだと思うんですね。そういうことがあるということが認識されれば、これは無駄な投機を行っても意味がないということを...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  今現場でこの被害に対して対処されている皆さんには、本当に我々、敬意と感謝を申し上げなければいけないと思うんですね。そういう方々がもしフロントの部隊だとすると、財務省、財務大臣というのはバックオフィスみたいな位置付けだと思うんですよ。でも、...全文を見る
03月28日第177回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎でございます。  まず初めに、東日本大震災、津波でお亡くなりになりました本当に多くの皆様の御冥福を心よりお祈りを申し上げますとともに、被災に遭われた全ての皆様に改めてお見舞いを申し上げたいというふうに存じます。また、今現場で必死の思いで活動を続...全文を見る
○塚田一郎君 同じことは何度も言わないでいただいて結構です。  原因はどういうことなのかということをお伺いをしているんです。その原因が特定をされなければ、こういう状況が常にずっと続いていくわけですよ。どのように原因を今特定しようとされているのか。これ、全てから水が漏れているとす...全文を見る
○塚田一郎君 よく分からないということですか、現状。
○塚田一郎君 タービン建屋から、全ての号機の、高濃度の水が検出されているということは、それは何らかの因果関係があるわけですよね。そこをたぐっていけばどこからどういうふうになっているのか分かるはずなんですね。例えば、二号機の場合は原子炉格納容器の一部の圧力制御室が爆破しているわけで...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、今冷却をするために水をどんどん注入するという作業を行っているわけですね。水の量が増えれば増えるほどそのリスク自体が、また新たな漏えいで水がどこかから漏れてきて高濃度の放射能物質が出るというリスクが高まるんじゃないんですか。
○塚田一郎君 難しい作業を現場でやっていただいていることはよく理解できるんです。しかしながら、そういう水がどんどん入っていくということを我々知りながら、一方で、新たなそうした汚染が、漏えいが出てくるということになると非常に不安な状況になりますから、そういうところをできる限り、原因...全文を見る
○塚田一郎君 大事なことは、生活の困難だという状況の中で判断をされたということは分かります。しかし、新たな被曝の危険性があるかないかということが大事なポイントの一つじゃないですか。  こういう状況を受けて、新たな被曝の危険性はないというふうに考えているんですか、今おっしゃってい...全文を見る
○塚田一郎君 どなたが担当だということをここで議論するつもりもありませんけれども、非常に実はこの自主避難の要請ということが混乱を招いているというふうに思うんですね。  これ、全く現場で自主避難要請を受けている皆さんの立場に立っていただければ分かるんですけれども、逃げるべきなのか...全文を見る
○塚田一郎君 それができていないということを指摘をさせていただいているんで、是非これは早急に、今こういう状況ですから、本当に重要な判断を迫られているというふうに思います。是非そのことを政府に持ち帰っていただいて早急に、この自主避難の要請でいいのか、新たな避難措置をとるべきなのかと...全文を見る
○塚田一郎君 これ、本当にお願いします。本当に今避難をされている方々がますます混乱をするような状況になっているんで、早急に政府として、きちっとした情報開示と、それにどうあるべきかということをお示しをいただきたい。再度お願いをさせていただきます。  それではまず、今回のいわゆる巨...全文を見る
○塚田一郎君 原発事故に伴う損害は勘案をしていないと、この試算の中では、そういうお答えですよね。  そうすると、この試算の資料の中に電力供給の制約に関する影響という部分がたしかあったというふうに思うんですが、これは、広い意味でいえば、原発事故も含めた電力供給の、計画停電の問題と...全文を見る
○塚田一郎君 なぜこの試算に含まれているかということをお伺いしたかというと、まさにこれから原子力損害賠償によってどこまでこの支払が行われるかということに密接に関連をしてくるというふうに思うわけです。  したがって、この試算よりも更に別の枠で原子力発電所の今の損害賠償ということが...全文を見る
○塚田一郎君 まさに被害が広がっているので、今の段階では特定できないということは理解ができます。しかし、それにどう対応していくかということが非常に重要な問題であります。  菅総理は、農家、酪農家には大きな損害を与えていることに心からおわびし、確実な補償と支援を行う点で万全を期し...全文を見る
○塚田一郎君 是非お願いしたいんですね。東京電力に責任をある程度取っていただくということは分かりますけど、今、東京電力はまさに原発の処理に忙殺をされていて、そういう段階に入っていけるような状況ではないわけですから。そこは、まず政府がきちっと今困っていらっしゃる農業者の皆さんに対し...全文を見る
○塚田一郎君 是非よろしくお願いします。  ジェー・シー・オーのケースでも最終的には十年ぐらい掛かっているんですね、ほぼ全ての損害について整理するには。そんな時間の余裕は全くないので、まずできるところからきちっとやっていただきたい。政府に再度お願いをさせていただきます。(発言す...全文を見る
○塚田一郎君 どうぞ。
○塚田一郎君 さらに、農作物の直売所などのそういう施設についても被害が出ているわけでありますので、そういうものも今おっしゃっている仮払いなどの対象で十分に検討していただきたいということを再度御要望させていただきます。  次に、時間がだんだんたってまいりますが、原子力損害賠償制度...全文を見る
○塚田一郎君 今御説明があったとおり、この制度の特徴は、無過失責任かつ無限責任だということです。したがって、これ今後どれだけ損害の請求が出てくるか分かりませんけれども、今回のケースは非常に対象者も多いです。避難された方が数十万人規模、さらには農業の関係の方、それ以外の商工業の方、...全文を見る
○塚田一郎君 いや、今回のケースについてお伺いをしているので、今回は第一原発もそうですし、第二原発についても原子力災害特別措置法の事案ということで適用されているわけですから、当然二つの原子力発電所、合わせて二千四百億円ということでよろしいんですね。
○塚田一郎君 分かりました。    〔理事森ゆうこ君退席、委員長着席〕  それがまず大事なところだと思うんですね。まず、政府がどこまで補償を負うか。その上で、広がってきた補償に対して、これはいわゆる事業者がどれだけの責任でどのような資力があって払えるかということが次に議論にな...全文を見る
○塚田一郎君 その場合、これは今すぐ結論の出る議論ではないのかもしれませんけれども、事業者の自らの財力で支払う義務が残るわけですね。これをどこまでの範囲で自力という中での資力と考えていくかということは、非常に大きな問題になると思います。どこまで災害の規模が、そして損害賠償が膨れる...全文を見る
○塚田一郎君 よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、賠償法で規定する原子力損害賠償紛争審査会、これについては早く立ち上げをしていただくことが必要だと思いますが、その点についてはどのような準備が進んでいるのか、御説明いただきたいと思います。
○塚田一郎君 是非よろしくお願いいたします。  それで、そこで初めてどういうものが損害賠償の対象になってくるかという多分指針が示されていくんだというふうに理解をします。いわゆる原発事故に起因するものをどのような範囲で、相当な因果関係の中でどのように認識をしていくのか。今回、多分...全文を見る
○塚田一郎君 今回もその基準を前提に人選をされるという理解でよろしいんでしょうか。
○塚田一郎君 是非御検討いただきたいというのは、今回、農作物の被害というものも非常に多く出るというふうに思うんですね。今お話のあった法律、医療、原子力工学、原子力関連技術に関する学識経験者は、それはそれで結構だと思います。しかし、いろんな経済的な損害が想定されるわけですから、そう...全文を見る
○塚田一郎君 よろしくお願いします。  それと一点、更に先の話になるかもしれませんけれども、これだけ多くの避難民が出ているということですから、損害賠償額も含めてこれ個別に示談をしていくということになると大変な労力を要すると思うんです。  事業者に対してその第一義の責任があると...全文を見る
○塚田一郎君 よろしくお願いいたします。  今ジェー・シー・オーの臨界事故の損害賠償のお話が出ましたが、このときは最終的には約七千件で約百五十億円の損害賠償が行われたというふうに記録をされております。  中身については詳細は我々知り得ませんので、七千件の方にそれぞれどれぐらい...全文を見る
○塚田一郎君 しっかりお願いしたいと思います。  財源をどこから確保するかということは、最終的には国債の発行あるいは国民に御負担をお願いするようなこともそれは想定をされるかもしれません。しかし、私は最優先でまず今の予算の在り方を、今審議をしているわけでありますけれども、これをき...全文を見る
○塚田一郎君 これで終わります。どうもありがとうございました。
04月12日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第7号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。よろしくお願いいたします。  初めに、被災者支援関連の義援金についてお尋ねをしたいと思います。  今回の災害は大変な規模でありまして、被災をされた方々の避難が被災地から遠く県外に行っているというケースがたくさんございます。私の地元新潟県...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、まだ基準が決まっただけで、具体的なお金が給付されるようなプロセスに入っていないということなんでしょうか。もう少し具体的にお願いします。
○塚田一郎君 おっしゃっていることは分かるんですが、被災自治体は復旧復興も含めて今後大変な状況があって、なかなか、その辺りがしっかりと素早く対応できているのかなということがまずあります。  その点もしっかりと総務省の方でバックアップをしていただきたいんですが、さらにあわせて、先...全文を見る
○塚田一郎君 現場に任せるということはよく分かりますけれども、先ほどからお話をしているとおり、今回のケースというのは極めて、そういう県をまたいだりしていろんなケースがありますから、もっと総務省さんが主体的にこういう形でやっていくという方向性をむしろ自治体に示していって、そういう中...全文を見る
○塚田一郎君 是非よろしくお願いいたします。これ非常に時間が掛かってくると思うんで、しっかりとその辺りを方向性をバックアップをしていっていただくことをお願いいたします。  次に、みずほ銀行の件をまず先に聞かせていただきます、政務官来ていただいていますので。  みずほ銀行のシス...全文を見る
○塚田一郎君 しっかりやってください。これは大変金融システムにかかわることですし、タイミングが特に非常に私は悪い、バッドタイミングだと思います、こういうことが起きたということが。それは、日銀の考えている金融システムの中にこうした個別銀行の決済システムということは当然含まれているわ...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、日銀総裁にお尋ねをしていきたいと思うんですが、まず今後の経済見通しについてどのように考えていらっしゃるかということを少し議論してみたいと思っているんですけれども、さきの記者会見などでも、今後時間がたつにつれてサプライチェーンの復活も見られるだろうということ...全文を見る
○塚田一郎君 御指摘のあった商品市況については大変私も懸念をしているわけでありますけれども、そうすると、そういう傾向を注視していく中で、国債の価格なり金利についてもそういった傾向にある程度連動してくるという可能性もあるのかなと思うんですが。  そこで、先ほど来議論のある市中の国...全文を見る
○塚田一郎君 再三、家計なり企業の資金的な余力ということと日銀を中心とした制度の信頼性ということをおっしゃっているわけなんですが、今後の税に対することはこれ国会の議論になってくると思いますね、増税するしないということも含めて、いつのタイミングかと。  ただ、個人金融資産というこ...全文を見る
○塚田一郎君 今は大丈夫だという議論なんですけど、今後どうなっていくかということもやっぱり我々はすごく注視をしているわけでありますから、先ほどからお話ししているとおり、その市中の消化の余力というものがだんだん今狭まってきているんではないかなという前提で、今後どう日銀としてそれを予...全文を見る
○塚田一郎君 もう財政ファイナンスを目的とする形で買取りをすることが問題だということは日銀総裁ずっと言われていることなんで、それは理解はしていますが、おっしゃっている意味は。要は、私が申し上げているのは、市中に国債が出ていった中で、そういう金利上昇とか国債の価格のリスクが高まって...全文を見る
○塚田一郎君 適宜、機動的に是非やっていただきたいということを申し上げておきます。  その中で、今回の基金の増額の中で、特にリスク性資産の項目の方を手厚くされているわけですね。私はむしろ、全体的にもう少し五兆円というよりは規模も大きめにして、各長期国債も含めた金融資産の買入れ枠...全文を見る
○塚田一郎君 もう一点、枠をもっと増やしたらどうかということもお伺いをしたんですが、そこにも併せてなんですけれども、もっと大きく広げていってもいいんじゃないかということについてはどうですか。
○塚田一郎君 あともう一つ、いわゆる成長通貨供給見合いで一・八兆円ですか、買っていらっしゃる国債……
○塚田一郎君 ええ、毎月買われ、年間二十一。これについて、最近の議論の中で、この部分を増やしていくというような考え方というのはないんですか。
○塚田一郎君 分かりました。  恐らく資産買入れ基金の四十兆の方がより機動的なオペレーションということになると思うので、その辺りもしっかりと先ほど来申し上げていることをこれから注視してやっていただきたいと思います。それがまずお願いをしたいことであります。  ちょっと時間がもう...全文を見る
○塚田一郎君 野党の考えもまとめてということをいただきましたので、お話をさせていただきますが、今ある政府の中の予算でやりくりをしていく、あるいはそういったことで新規国債を今回は考えていないということであればなおのこと、今の二十三年度予算の中身を抜本的に私どもは見直していただきたい...全文を見る
○塚田一郎君 それはその衆議院時点での民意でありまして、一番新しい選挙の民意は数日前に示されております。その結果をあえてここで申し上げるつもりはありませんが。  そういったことと、今申し上げた世論調査でそういう形が示されているということは、まさにこれが一番新しい民意なわけですか...全文を見る
○塚田一郎君 一次補正は復旧に係る大変重要な予算ですから、我々もこれには建設的に当然議論に加わり賛成をしていく立場で考えていかなきゃいけないと思いますが、それにはやはり、まず政府・与党がそういった形の予算案と財源ということを示していただかないと、何でも賛成しろということではないと...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
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○塚田一郎君 おはようございます。自由民主党の塚田一郎です。よろしくお願いをいたします。  初めに、震災を受けての輸出減少に伴う問題点について一問質問をさせていただきたいと思います。  震災以降、非常に日本のサプライチェーンの問題等が指摘されているわけでありますけれども、元気...全文を見る
○塚田一郎君 御説明をいただいたその商工会議所等の証明ということは、それは一つの方法論だと思います。しかし、これは放射線が地域のレベルを示したという内容なわけですよね。その負担をしていただいて検査を受けていただくための負担をするということも、それは制度としてはいいと思いますが、む...全文を見る
○塚田一郎君 前向きな御答弁をいただきましたので、是非その点も含めて、現場の声をきちっと反映した形で前向きにやっていただきたいというふうに思います。  次に、今回の法改正の目的の一つとして、我が国産業の国際競争力の維持及び向上ということでありますが、これは例えばインフラ輸出など...全文を見る
○塚田一郎君 今大臣の方から、中国とか韓国は一生懸命やっているので我々は周回遅れだと、頑張らなきゃいけないというお話があったんですが、まさに過去のケースを検証していくということがこうした意味で重要だと思うんですが、UAEの原発の受注のときに韓国に負けてしまったということが非常に日...全文を見る
○塚田一郎君 UAEのときは、李明博大統領は現地、UAEに行かれてトップセールスを行われたと、一方で鳩山総理は電話しか掛けなかったと、普天間問題でお忙しかったのかもしれませんが、そんなことを報道されておりまして、そういう反省を持って今度ベトナムで頑張っていただいたということはよく...全文を見る
○塚田一郎君 はっきり分からないということでありますが、そのように報道もされておりますし、何らかのそういう長期の運転保証のようなものがあっただろうと推測されるわけでありますね。  そうすると、私は問題提起をしなきゃいけないのは、そういったことと競合をしてやっていくのかということ...全文を見る
○塚田一郎君 政務官は保証ということには少し慎重であるというようなトーンに承ったわけですが、この辺りが、今ごろ韓国慌てているかもしれませんけれども、非常に私はこれからのインフラ輸出、特に原発の問題では大きなポイントになってくるんだと思うんですね。  ある程度のそういう保証を付け...全文を見る
○塚田一郎君 是非、これは問題提起でありますが、こういう大きなインフラ輸出に伴う事業、リスクというのは非常に大きくなるわけですから、それがゆえに民間だけではやり切れない部分も出てくるわけで、こうした政府系の金融機関の役割があるんでしょうけれども、その辺りが通常のレベルの輸出とはま...全文を見る
○塚田一郎君 慎重になる国も出てきているということだと思いますが、じゃ我が国として、この原子力輸出を、インフラの輸出の中で大きなウエートを占めていると思うわけですが、まあ今の現状は当然のことでありますが、今後こうした原発輸出の戦略を見直していくのか、経済産業省、政務官、お願いしま...全文を見る
○塚田一郎君 厳しい現状を踏まえつつも、また推進に向けていきたいということだと思うんですが、いい話ばかりではありませんで、実は既に日本の東芝と東京電力が進めていた原発増設計画が、アメリカ電力大手のNRGエナジーからこれについては今回は取りやめるという発表をされているということも事...全文を見る
○塚田一郎君 まだまだ電力供給のニーズは世界で高いと、いろんな安全な技術もある、また水も日本は非常にこういう水の技術も進んでいると、そんなようなお話でありました。  新幹線のお話が出ませんでしたが、国交省だからというわけではないと思いますけれども、私はやっぱり新幹線の技術という...全文を見る
○塚田一郎君 ちょっと具体的に納得できないところがありますが、実際に、だってこれ川崎重工が中国に技術を供与してそういうものができているわけじゃないですか。もう現在はこういうことに対しての法的規制がないということですよね、行われているわけですから。この辺りを問題意識を持たないといけ...全文を見る
○塚田一郎君 いや、本当、しっかりやってください。  中国に謙虚さを求めることがどうなのかと私はちょっと思いますが、実際、日本からもドイツからも、ドイツの場合はシーメンスが技術協力をしたり、いろんなところから中国は技術を得ているわけであります。そうすると、そういういろんな技術を...全文を見る
○塚田一郎君 まさにいい機会なんで、立ち止まってその安全性も含めて考えられるということは大事だと思います。  目標を求めていくことも大事ですけれども、質の部分も当然重要なわけですから、そうしたことをしっかりと踏まえてやられるべきだと思いますが、さはさりながら、政府として目標を立...全文を見る
○塚田一郎君 まあ国際的な基準にもあるのかもしれませんが、中国が先進国じゃないというのはどう考えてもおかしいし、私はやっぱりODAの対象先にはなり得ないと思うんですね。そういうことを、今回のこの切り分けはいろんな形があるのかもしれませんが、もう少し実態に即してそういうこともやって...全文を見る
○塚田一郎君 何か野田財務大臣と中山政務官は少しトーンが違ったように聞こえたわけでありますが、ここはよく政府内で整理をしていただきたいと思いますが、私が言いたいことは、残念ながら我が国は非常に災害というものを多く、こうした直面をしなければいけないという状況な国でありますから、まさ...全文を見る
04月28日第177回国会 参議院 本会議 第13号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  私は、ただいま議題となりました政府提出の補正予算案に関し、自由民主党を代表して、菅総理並びに関係大臣に質問いたします。  まず初めに、今回の東日本大震災によってお亡くなりになった方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様に対し...全文を見る
06月21日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第17号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎でございます。よろしくお願いいたします。  初めに、野田財務大臣にお願いがございます。是非、余りテクニカルに細かいことをお聞きするつもりはないので、余り役所の答弁ではなく、大臣の本音を今日は是非お聞かせをいただきたいと思っていますので、大臣の御...全文を見る
○塚田一郎君 理解をいただきたいというお気持ちは分かるんですけれども、どうすれば理解が得られるかという部分に何を政府として提示できるかということなんですよ。総理大臣の出処進退、退陣時期も明らかにならないということで、こちら側は何も譲れない、しかしこれだけはのんでくれというのは、こ...全文を見る
○塚田一郎君 法人税の問題についても、震災以前の大臣の答弁とそれ以降は少し変わってきているわけですよね。少し慎重な言い回しも震災以降はされているので、その震災の影響ということを考えても引下げということの方向性は変わらないと、そういう理解でよろしいんですか。
○塚田一郎君 これも報道なんですが、毎日新聞の六月十五日かな、の記事で、復興債の償還に充てる財源に所得税、法人税を一定期間引き上げる方針を固めたという報道があるんですね。これは将来復興に係る復興債の財源の償還に法人税あるいは所得税をということの内容だと思うんですが、具体的な数字も...全文を見る
○塚田一郎君 特定の財源を今決めているわけではないということだと思うんですが、ただ社会保障の一体改革で消費税の議論をされているわけですよね、消費税の引上げということを、後ほどお伺いしますが。そうすると、財源にも限りがある中で法人税というものが復興財源に充たっていく可能性は否定でき...全文を見る
○塚田一郎君 是非、なぜ法人税を今下げなきゃいけないかという、大臣が御理解されていることですね。日本の企業の競争力の問題も含めてそれが非常に重要だからであって、あるいはまた経済の成長を維持していくためにも必要な引下げということであるんであれば、その辺りがまた、先に増税ということに...全文を見る
○塚田一郎君 七月の早い段階で二次補正、それから三次補正まで視野に入れての百二十日ということですよね。これを全て菅総理大臣の下でやるべきだと財務大臣はお考えですか。
○塚田一郎君 しかし、御本人は、総理自身はそういうことを一切おっしゃらないわけですね。もう行けるものならどこまでも行こうというような感じにだんだんなってきているわけですよ。そういう雰囲気をさっきの朝日の社説はまさにこの時期に、今、国会の会期末というタイミングで指摘をしているわけで...全文を見る
○塚田一郎君 まさに、その特例公債を進めるために、菅総理の退陣というのが明確になることがその最大の要因なんですよ。それ皆さん分かっているわけです。今まさに御自身がそれが一番の大きなことだとおっしゃるのであれば、総理を御説得するということもまさにその目的を達するための大きな要素にな...全文を見る
○塚田一郎君 櫻井副大臣、お座りいただいているからというわけではありませんが、副大臣も内閣の一員でありまして、野田大臣と同じ立場であるわけですね、副大臣とはいえ。そういう内閣の一員として、今私が申し上げてきている、総理にここは身を引いて特例公債法何とかしなけりゃいけない、そういう...全文を見る
○塚田一郎君 すばらしい答弁という声もありますが、櫻井副大臣らしくないような気も私はいたしますが、ここではそれ以上申し上げませんけれども、結局出口が見えないわけですよ、議論する段階で。どこまでドアを開けたら御退場されるのかということが、少なくとも総理の口からきちっとした形で見えて...全文を見る
○塚田一郎君 是非思い切ってこの辺りについてもやっていただきたいと、もう何回も言っていることなんですが、一つ一つやはり進めていかなければなりませんから、もちろん財源の問題もありますけれども、そのことも併せてお願いをして、次の質問に移りますが、復興財源についてお伺いをしたいんですが...全文を見る
○塚田一郎君 私はちょっと理解できないので、第一次補正予算の代表質問のときもこの質問をさせていただいたんですが、いわゆる国債の発行を、なぜ、しないというふうに総理が指示をされて、そのようなことをずっと言われているのか、今回もそういうような流れで進んでいるということなんで、何で、こ...全文を見る
○塚田一郎君 いや、それは私は違うと思いますよ。第一次補正のときもお伺いしたんですが、結局ある財源で何とかしようと思うからODAを削減したり年金の臨時財源を転用したりということになるわけですよ。どこかにしわを寄せているだけのことなんですね。表立って、今財政の問題を考えて国債を発行...全文を見る
○塚田一郎君 だったら、この答弁は私はちょっと適切な表現じゃないと思いますよ。だって、「国債市場の信認維持の観点を踏まえ、」って表現されているわけですから。それはおっしゃっていることとこの答弁は違うので、まあ今更撤回をしていただくということもできないでしょうけれども、それは是非そ...全文を見る
○塚田一郎君 次にちょっと移りますが、社会保障と税の一体改革についてまだ議論の決着が与党もなされていないようでありますけれども、二〇一五年までに一〇%の消費税引上げという点については、これはもう方針として固まっているという理解でよろしいんですか。
○塚田一郎君 ということは、まだこの部分についても変わる可能性があるということですか、そのタイミングと一〇%ということについて。
○塚田一郎君 じゃ、そのタイムスケジュールの前提でお伺いしますけれども、消費税の引上げ前には国民に信を問うというのが民主党の政権としての、鳩山政権からずっと言ってきていることですよね。そういう理解でよろしいんですよね。  つまり、実際にこの引上げが行われる前に、解散・総選挙等で...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、かなり狭い期間で一〇%ということをやっていくということになるわけですね、二〇一五年というところが決まっているとすると。それをきちっと理解をされてこういうタイムスケジュールを組んでいられるという理解でよろしいんですね。
○塚田一郎君 分かりました。  最後の質問で、済みません、ちょっと内閣府の方、今日お伺いできなくて申し訳ありません。  円高についてなんですが、また円高傾向で八十円近辺に相場が今大体動いている状況であります。震災直後の急激な円高に対しては、財務大臣も御努力をされて各国の協調介...全文を見る
○塚田一郎君 最後で終わりますけれども、特定の相場とかレンジについて大臣として御発言をするべきでないという意味は分かりますが、やはり日本にとって、日本経済にとって円高が大きな問題であるということを、私はある程度、あるレンジを示さなくても表現をされることは必要なんじゃないかと思いま...全文を見る
07月21日第177回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  総理にお伺いをしたいと思います。  総理、あなたは脱原発依存を声高に記者会見で主張されました。しかし、批判を浴びるや、一転して私的考えという大幅な軌道修正をされたわけであります。総理の発言が私的な発言だというのは前代未聞であります。...全文を見る
○塚田一郎君 午前の審議はこれで終わろうと思いますが、いかがでしょう。
○塚田一郎君 まず総理にお願いをしたいんですが、午前中の審議で総理、何度も何度もお答えしましたがとおっしゃるんですよ。それは総理の答弁が明確でないから、きちっと答えてないから、そういう何度も答弁をしても国民も我々も理解できない。明確なお答えをお願いをしたいということをまずお願いを...全文を見る
○塚田一郎君 答えてください、イエスかノーかで。進めるんですか。今ベトナムの案件も動いているんじゃないんですか。はっきりしてください。
○塚田一郎君 全然答えになってないですよ。昨日の衆議院の予算委員会で、総理はベトナムの案件については進めるというような答弁をされたと思いますが、そういう理解でよろしいんですね。
○塚田一郎君 それは進めていくという理解でよろしいんですね。もう一度確認してください。
○塚田一郎君 議論をしていく、それは進めるということですね、この案件を。イエスかノーかではっきり答えてください。
○塚田一郎君 これじゃ審議をやっている意味がないんですよ、総理。議論をするということは、じゃ、この案件は今止めるということなんですか。
○塚田一郎君 いや、そういうことであればこれ止まるわけですよ。保留されるんでしょう。外務大臣代理、官房長官、そういうことでよろしいんですか。
○塚田一郎君 官房長官がおっしゃっていることと総理がおっしゃっていることは違うじゃないですか。総理は、議論をまだしなきゃいけない、止まる可能性があるとおっしゃっているわけでしょう。で、官房長官、外交交渉だから進めなきゃいけない。矛盾していますよ。総理、どっちなんですか、はっきりし...全文を見る
○塚田一郎君 もう全くもって何を目指しているのか分からない。完全にコントロールできないような商品を輸出するというのは友好国に対して背信行為ではないですか。
○塚田一郎君 議論をするということはまだはっきり決められないということですね、総理、そういう理解でよろしいんですか。
○塚田一郎君 じゃ、止める可能性もあるということですね。
○塚田一郎君 それでは、一つの大きな問題提起をさせていただきます。  総理は、十三日の脱原発依存会見の後、十四日に原発輸出を進めているトルコのエルドアン首相に対して総選挙勝利の祝電を出されました。その中に原発推進に関しての記述があったんではないですか、お答えください。
○塚田一郎君 報道によると、この親書の中に原発建設に関して引き続き交渉を進めるという内容が書いてあったというんですよ。外務省にこのことを確かめたら、請求しても資料は出せない。総理に答えてもらうしか分からないんです。この点だけはっきり答えてください。
○塚田一郎君 詳細は結構です。原発推進についての文言があったのかないのか。あなた自身が出された親書の祝電ですよ。総理が分からないはずはない。答えてください。
○塚田一郎君 幅広い中に原発推進に対する記述があったのかないのか、イエスかノーかでお答えください。
○塚田一郎君 いろいろな案件の中には原発が入っていたんですね。確認してくださいよ。
○塚田一郎君 つまり、原発の記述があったということですよ。脱原発依存を目指すと言ったその直後に、原発の輸出を継続するような内容をトルコに送っていたということは明らかな矛盾じゃないですか。おかしいですよ。どう考えているんですか。
○塚田一郎君 議論をしていくというところであれば、そのとおり相手に伝えなきゃいけないじゃないですか。それを、原発を引き続き頼みますと言うことは全く矛盾をしているということを私は申し上げているんです、総理。  方針が定まらない、常にそうやってその場その場で考え方も変わる、発言も変...全文を見る
○塚田一郎君 原発のお願いをしたことがおかしいと私は申し上げているんです。  ずっとこうですよ、外交も。どんどんどんどん日本との友好国が信頼関係を損なっていく。アメリカだけではないですよ。ベトナムだってこういう原発を輸出されて、どういうふうに今考えているか。トルコはこれからの案...全文を見る
○塚田一郎君 総理、それは話のすり替えです。総理が、コントロールできないような商品を輸出していいのかということを私は原発輸出でお尋ねをしているんです。  外国との信義というんであれば、国内ではもう脱原発でやめることになるから貴国との販売もやめなければいけない、申し訳ないと言うの...全文を見る
○塚田一郎君 海江田大臣、担当大臣として、これは輸出を推進するのかどうか。総理もはっきりお答えになりません。どのように考えられているのか、明確にお答えください。
○塚田一郎君 友好国がまだこの原発は安全だということを信頼をしてくれるということは大変に有り難いことです。であるならば、総理、脱原発する必要は国内でないんじゃないんですか。考え改められたらいかがですか。
○塚田一郎君 制御できないものを売ってはいけないというのは、私はそれが本当の外交上の信義だと思います。しかし、制御できるものであれば脱原発の必要があるのかということになるわけで、その辺りが全然はっきりしないんですよ。思い付きで言うからまたこういうことになるんです。  混乱をして...全文を見る
○塚田一郎君 いや、今十分とは言えないと総理おっしゃいましたよね。総理大臣が電力供給十分ではないと言うことは、この状況が続けば不安があるということですか。
○塚田一郎君 結局、国民の節電努力に任せるしか何の政策もないということじゃないですか。もう全くあきれて物も言えないわけでありますが。  立地地域に関連して、これは、最終的に立地地域の再稼働に対する同意がなければ絶対にもう動かさないということでよろしいですね。確約してください、総...全文を見る
○塚田一郎君 立地地域の同意が最終的に得られなければ再稼働はないということでいいのかということをお伺いしたんです。総理、お答えください。
○塚田一郎君 ここまで混乱を招いたのに、立地地域の理解がないのに再稼働なんてことは絶対許されませんよ。そのことを申し上げているわけです。  じゃ、四人の大臣が了解をして、海江田大臣が了解をすれば、仮に立地地域が待ってくれと言っても、自治体が待ってくれと言っても、再稼働する可能性...全文を見る
○塚田一郎君 海江田大臣、玄海の件についてですが、古川佐賀県知事が総理との会談を留保に再稼働を了解しなかったわけですけれども、もしその時点で了解をしていたら玄海原発は動かしたということでよろしいんですか。
○塚田一郎君 それは知事が総理に確認をしないと信頼をできないから留保されたわけじゃないですか。そこでオーケーが出たら動いていたわけですよね。そういう理解でよろしいですか、海江田大臣。
○塚田一郎君 今のはちゃんとお答えになっていないと思います。最終的には経産大臣がそれをしっかりと責任を持って判断をする立場にあられるわけですから。  そうなった場合は稼働になる。先ほどからのお話を総合すれば、手続を今までどおり取ってくれば、立地地域がオーケーと言えば稼働できたは...全文を見る
○塚田一郎君 分かりました。  海江田大臣、大変苦しい答弁をされているようでありますが、今日の新聞に面白い記事が載っておりました。  昨日の衆議院の委員会でしょうか、海江田大臣は脱原発依存発言について、総理がおっしゃったことについて、個人的な発言とおっしゃるわけだから、共有し...全文を見る
○塚田一郎君 鴻毛というのは羽毛だと思いますけれども、つまり今おっしゃっていることは、総理の今回の発言は非常に軽いと、自分としてはそういったことを信頼するに値しないと、全く同感ではないと、そういうことをおっしゃっているわけですね。
○塚田一郎君 しかしながら、実際は軽い発言を総理がされたとおっしゃっているわけです、海江田経産大臣が。内閣総理大臣としてこういう大臣は罷免すべきだと考えられませんか、総理。
○塚田一郎君 それでは、海江田大臣にお伺いをします。  玄海原発の問題でもはしごを外され、脱原発依存会見も全く現場の、海江田大臣、インタビューにも答えられていた、いろんなことをおっしゃったけれども、それも無視をされて、国家の根幹にかかわるエネルギー政策を独断で総理は決めたわけで...全文を見る
○塚田一郎君 海江田大臣の御発言は大変立派だと思います。耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで何とかやっていかなければならないというその苦しい気持ちを語ったものだと思いますが、総理、これだけ内閣がばらばらでこの総理が掲げた個人的な思いを推進するためには、エネルギー政策の百八十度転換です...全文を見る
○塚田一郎君 総理、そこまで総理が強く思われたことを繰り返しおっしゃっているわけでありますから、それはやはり国民に信を問うというのが王道だと私は思いますが、このことを、つまり脱原発依存を一つのテーマとして解散をする可能性があるかないか、それについてだけお答えください。
○塚田一郎君 つまり、解散は菅総理としてはしないと、そういうことでよろしいんですね。
○塚田一郎君 つまり、あした以降はまだ分からない、解散をする可能性も自らの手であると、そういうことですね。
○塚田一郎君 分かりました。  最後に、時間がもう迫っておりますが、拉致問題についてお伺いをしたかったんですが、残りの時間がありませんので。先週、拉致議連、そして家族会、救う会で訪米をさせていただきました。この際に、政府からも東担当副大臣をこのミッションに御同席をいただいて、そ...全文を見る
○塚田一郎君 よろしくお願いします。我々も国会の代表としてこの拉致問題解決、全力で取り組んでまいりますけれども、政府の強いやはり姿勢が何よりも必要であります。追加制裁も含めて是非検討いただきたい。  そのことをお願いを申し上げ、そして、何よりもこの政治空白、一日も早く打破して、...全文を見る
08月23日第177回国会 参議院 財政金融委員会 第21号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  多分、野田財務大臣には今日が最後の質問の機会になると思いますので、是非明確な御答弁をお願いをしたいというふうに存じます。  最初に、昨月の末に発生しました新潟、福島の豪雨水害に関連をして、公共事業の重要性ということで質問をさせていた...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。関局長には、七・一三水害のときにも大変お力をいただきまして、ありがとうございます。  今御説明があったとおり、非常に効果があったことは一方であるんですけれども、まだまだその河川対策というものは十分ではないと、今回もそうした中で決壊をするような...全文を見る
○塚田一郎君 それで、先立つものは予算なんです。やはり、こうしたことというのは年々予算がきっちりと付いて公共事業をやっていかないと、もういつ来るか、来年、今年自体ももうすぐ大雨がまた来る可能性だってあるわけですね。東日本大震災のことは言うに及ばず、やはり公共事業ということの重要性...全文を見る
○塚田一郎君 歯切れが良くないですね、財務大臣、今日お話ししたじゃないですか。今日、もうちょっと前向きな御答弁をいただけるものと期待をしているわけですね。  もう、今既に二次補正まで来ているわけです。三次補正も視野に入っています。ですから、本予算についてはもうきちっとそれは解除...全文を見る
○塚田一郎君 歯切れが悪いんですがね、財務大臣、代表選に御出馬をされるんですから、ここはずばっとやっぱりリーダーとしての意思を発揮していただきたいと思うんですが。  これに関連をしてですけど、そもそも公共予算が民主党政権になって大幅に削減されているわけですね。ですから、少なくと...全文を見る
○塚田一郎君 東日本大震災の被災地の方、そしてまた今回の水害の被災地の方、それぞれの地域ではまさにこれから命を守るための公共事業をしっかり政府がやってくれるのかどうかということを注視していますから、それに見合うだけの予算の配置というのをしっかりとやっていただかないと、これは政治的...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、野田大臣に今日は是非ずばりとお答えをいただきたいと思いますが、先ほど、今朝の閣僚懇談会で、総理が総辞職を踏まえて引継ぎや残務について全力を挙げるようにと、事実上退陣を閣僚懇で正式に表明されたわけですね。こういう状況でありますから、いよいよ野田大臣におかれて...全文を見る
○塚田一郎君 委員会室の外では積極的に御発言をされているようですが、この中ではなかなか言いにくいのかもしれませんが、もう事ここに来て、我々もこの採決について、大臣の答弁を注視しながら、この問題の、この法案の採決ということの最終決断を今迎えるときですから、きちっとした明確な答えをし...全文を見る
○塚田一郎君 まあ非常に聞こえのいい話なんですけれども、裏返せば、与党としての責任を野党にも負ってもらおうという、そういう考えが見えるんですよね。  まず、与党としてどれだけ政策的にも歩み寄るつもりがあるのか、こうしたところがしっかりとなければ、大連立なんというのは、政策協議の...全文を見る
○塚田一郎君 意気込みは分かるんですけど、大変だと思いますよ。だって、マニフェスト至上主義の方が大変代表選で影響力を持ちそうな気配になってきているわけじゃないですか。前原前外務大臣も代表選への出馬を、意思を示されたわけですから、大変大勢の方が今回この代表選に出馬をされると。そうす...全文を見る
○塚田一郎君 いや、でも、それは本当にそうあってくれればいいんですが、そうじゃない雰囲気が既に出ているわけですから、そういうことで代表選が左右されるようでは、もう全く国民不在と言わざるを得ないわけで、しっかりとした政策論争をやっていただきたい。野田大臣はその意味では御自身の政策的...全文を見る
○塚田一郎君 ということは、連携はお願いしたけれども拒否されたということじゃないですか、こういうコメントが出るということは。協調されていない。マーケットは、市場は、こういう発言が出ると日本は単独でやっていて欧米とはきちっとした連携が取れていないと見るんです。したがって、今後協調介...全文を見る
○塚田一郎君 もう一つ御指摘しなければいけないのは、ドル・円最高値の局面で、財務省の中尾財務官の発言が非常にマーケットに悪い、悪いというか、日本にとってはですね、影響を与えたという報道があります。財務官がウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに答えて、頻繁に為替介入をする...全文を見る
○塚田一郎君 いや、本当に、まさにこの状況というのは、今非常に円高に振れやすいときですから、余計なことは言わない、必要なことは言うということをきちっと財務大臣始め皆さんが意識をしていただかないと、もう、ちょっとした材料を市場は求めているわけですね。  間もなくバーナンキの次の要...全文を見る
○塚田一郎君 早急にまとめるほど時間はないと思います。是非瞬時に動ける状況をつくっていただきたい。  代表選がまさに始まろうとしているころに次の動きが出てくる可能性がありますから、政治的空白と言われることのないようにしっかりとやっていただきたいということを最後に御要望して、今日...全文を見る
09月13日第178回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第1号
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○塚田一郎君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月14日第179回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。よろしくお願いいたします。  先ほどからの山岡大臣のお話を聞いていて、私は納得がいかないです。本当に今回のこの松原副大臣に関する任命についての問題を、御自身が、謝罪をされたとおっしゃいますけれども、問題の本質自体、なぜこういうことが起こっ...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、山岡大臣、総理にお願いをしてそういうふうになるだろうと思っていたということであれば、このことが問題だと、つまり、内閣府の副大臣は三名まで、四人は任命できない、松原さんは副大臣になれないということを御存じなかったということだと思うんですが、それについて役所...全文を見る
○塚田一郎君 もうこれをこれ以上やっても時間の無駄だと思いますが、結果として今回のことは拉致問題の解決には決してプラスにならないですよ。こういうことが起きたということ自体がやはり政府にとっての大きなミスであると同時に、山岡大臣、担当大臣としての資格が私はない、もうまさに山岡さんに...全文を見る
○塚田一郎君 山岡さん、ちゃんと発言もしているとおっしゃるんですが、それではお伺いしますが、公式ツアー以外の旅行に対して文科省としては何らかのアプローチをされていますか。
○塚田一郎君 その協会を通じてというのは、あくまでも公式ツアーのところだと思うんですね。  五枚目の資料を見てください。これは公式ツアーではない、別の旅行社が主催をしている今回の観戦ツアーの日程表です。同じく十一月十五日の火曜日、先ほどと同じような観光コースがやはり書かれている...全文を見る
○塚田一郎君 玄葉外務大臣、これは重大問題だと思いますよ。そもそもこのコースそのものにこういった場所が含まれていることも問題だし、邦人保護の観点からきちっとできるのかということの問題がもう一つあるわけです。  先ほど加藤外務政務官のお話、答弁を聞いていて私びっくりしたんですが、...全文を見る
○塚田一郎君 ですから、そもそもこういうことが、やはり渡航自粛先に対して、こうした例外を設けるんであれば、事前にそういうことをきちっと政府として、オフィシャルツアーであれ、そうでないであれ、やはり管理をしていくということの段取りを取っておくべきだったんじゃないですか。  現にも...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、二国間の対話はもちろん考え得ると、一つの選択肢だという理解でよろしいんですね。それは除外しないと、二国間交渉もあり得るということでよろしいんですね。
○塚田一郎君 分かりました。  もちろん成果を生んでいただかなければなりません。その場合は、二〇〇八年の実務者協議のベースを基準にその交渉を行うということでよろしいんですか。それとも新しい議論のベースをまた別に考えておられる、どちらか教えてください。
○塚田一郎君 そうすると、二国間協議も決してそれは選択肢としては除外をしない、成果がある交渉ならば行うと、二〇〇八年は一つのベースと考えているということは理解できました。  そして、日本がこの二国間を交渉するということについて、例えば日米韓の三か国の中で合意というか了解はあるん...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、ちょっと時間が来たので最後の質問になるかもしれませんが、日米の連携についてお伺いをします。  先ほど、クリントン国務長官ともお会いになって拉致の問題の言及があったことについて感謝の意を表明されたというお話がありました。それは結構なことです。我々拉致議連で...全文を見る
○塚田一郎君 単に協力要請じゃなくて、具体的なことを言わなきゃ駄目なんです。例えばテロ支援国家指定が解除されたことを再度復活するようなこともそうですし、今回の食糧支援も、具体的に日本はこうしてほしいということを明確に言っていただきたいということを再度お願いをさせていただきます。 ...全文を見る
11月25日第179回国会 参議院 本会議 第8号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  私は、自由民主党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました復興財源確保特別措置法案等について質問いたします。なお、答弁が不十分な場合は再質問をさせていただきます。  野田総理、最近の世論調査では、内閣支持率が三五%にまで落ち込...全文を見る
○塚田一郎君 二点について再質問をさせていただきます。  まず一点目は、TPPに関連をして、米が例外品目にならなかった場合に交渉に参加するか否かを総理にお尋ねをいたしましたけれども、明確な御答弁がございませんでした。この点についてはっきりとお答えをいただきたいと思います。  ...全文を見る
11月29日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。よろしくお願いいたします。  初めにお断り、お願いをしておきますが、今日は総理大臣に対する質疑でこの時間を取っていただいているわけですから、質問者が総理大臣と言ったら総理大臣にお答えをいただくことになります。限られた時間の審議ですから、簡...全文を見る
○塚田一郎君 それが実際にその経済のプラスの期待を生んでいないと思いますよ。だから、そういうところがしっかりしてこないと成長戦略が見えないということになるわけで、その一方でまさに増税をしようということを今総理は非常に強く思われているのであれば、本当にそこのところをきちっと説明をし...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、その大綱は、今後、仮に消費税増税準備法案と言わせていただきますが、年度内に提出をされるという法案の骨格という部分をそこで描かれるわけですから、その中に実際の増税の時期とか税率についてもうたうということになる、そういう理解でよろしいんですか。
○塚田一郎君 ちょっとよく分からないんですけれども、大綱の中に増税の時期と税率ももう書くのか、それとも法案の書く段階でそれはきちっとさせるのか、どっちですか。
○塚田一郎君 いや、それは大綱を出して、そこで与野党の協議をするということを総理はおっしゃっているんですか。
○塚田一郎君 それは私は無責任だと思いますよ。それは民主党政権の抱き付き戦略かもしれませんけれども、民主党としてどういう考え方で、いつ、税率をどれぐらい上げるかということの決めもしないままに、その段階から与野党協議でお互いに何とかうまくやろうというのは私は通らない話だと思います。...全文を見る
○塚田一郎君 いや、それでは与野党協議はそういう段階では受けられないというふうに野党が言った場合に、それは大綱の作成も、法律を作る、いわゆる成案にする手続も、全部ずれ込むわけですよね。そういうことでいいわけですか。
○塚田一郎君 そもそも民意を問うべきだというのが我々の主張ですから、そこで協議になるかどうかも分かりませんけれども、少なくとも政府としてのきちっとした方針が示されない限り、私は協議そのものに入ること自体も不可能だと思います。  次に、先ほど来から御指摘の出ている五十嵐副大臣の最...全文を見る
○塚田一郎君 それは五十嵐副大臣の全く個人的見解ではなくて、財務省としてそういう青写真があって、それを副大臣として気球のように、アドバルーンのように、観測をさせるように発言をされたんじゃないんですか、真意は。
○塚田一郎君 それでは、財務大臣に、短くで御答弁結構ですが、この五十嵐副大臣の個人的見解と言われる今の御意見について、財務省の大臣としてどのように考えられているんですか。全くそんなものは当てにならない話なのか、どういうふうな認識なんですか。
○塚田一郎君 いいですか、財務省として全くそんなものは公式なものでないことを現職の財務副大臣が公の場で講演をしたり、テレビの場で発言をするということを政府として放置をしておくということでいいんですか、それで。それ自体が問題じゃないですか。もう金融市場も全てそういうことに対して反応...全文を見る
○塚田一郎君 五十嵐副大臣が政治家として財務省の所管以外のことについて個人的見解を述べているんじゃないんです。財務省のまさに所管の御自身の責任分担の一番重要な、しかもこれからの税の根幹にかかわる、いつどのように税率を上げるかという大変重要な問題を発言をされているから、そのことの意...全文を見る
○塚田一郎君 まだ始まっていないことを言っているから問題だと言っているわけです、まさに。これしっかりやっていただかないと、代表質問でそういう話が出た後またテレビで出演をされて、子ども手当で個人の見解じゃないですか。また次の個人の見解が出て、それは政府正式見解じゃない、そんなふざけ...全文を見る
○塚田一郎君 本当にそれはきちっとやっていただきたいというふうに思います。  もう時間もどんどんたっていきますので、次の論点に入らせていただきますが、軽減税率は導入しないという趣旨の答弁を本会議でいただいたと思いますが、財務大臣、そのようなことでよろしいんですか。今回の増税に関...全文を見る
○塚田一郎君 いや、本会議の答弁で財務大臣は、複数税率よりも給付などにより対応を優先させることを基本に総合的に検討するという答弁されているわけですよ。つまり、これは消費税の軽減税率は導入しないということを言っているんでしょうということで、それもまだ検討中だといって、これも財務大臣...全文を見る
○塚田一郎君 ちょっと議論がかみ合わないわけですけれども、それでは低所得者対策などについて、また子ども手当の話とかじゃなくて、じゃ実際どのような方法論を考えていられるんですか、その逆進性の対策として。
○塚田一郎君 もう間もなく大綱をまとめて来年には成案を得ようというのに、全て検討中でまだこれからというのは、私はちょっと信じ難いと思いますけれども、きちっとそういうことを整理をした上でないとこの議論はもう進まないと思いますよ、消費税増税の議論は。それだけをきちっと申し上げておきま...全文を見る
○塚田一郎君 それは詭弁です。そんなことを国民は、はいそうですかとは絶対に言いません。総理大臣、それは無理だと思いますよ。そんな詭弁は通用しないですよ。それは、触れていないということは、少なくとも、前回の選挙で得た民主党の議席がこの法律も含めて増税の議論をしないということを国民は...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、これはやっぱり解散して民意を問わないと私はおかしいと思います。  それで、総理、もし今後与野党協議をしていくときに、仮に、話合い解散のような話で、じゃ、法案をやることと民意を問うことを、きちっと総理が解散して総選挙をやることを条件として提示をしてきたときに...全文を見る
○塚田一郎君 いずれにしても、これは民意を問うていただかない限り我々は納得がいかないということは変わりません。ですから、協議そのものに入れるかどうかも私は分からないと思います。そういうことをしっかりと認識をして、まず御議論を進めていただかないとならないと思います。  もう限られ...全文を見る
○塚田一郎君 財務大臣、そうおっしゃるんであれば、来年以降のたばこ増税ということは考えていないという理解でよろしいんですね。
○塚田一郎君 来年度以降も、もうあれだけの増税をしたんですから、私は基本的に増税なんてことは考えられないと思います。そのことをきちっと指摘をさせていただきます。  それで、これはちょっと時間がないんで私の方から御説明申し上げますが、実は、今回の廃作の申込み農家の中で、全国的にど...全文を見る
○塚田一郎君 これ、加藤政務官来ていただいているので、実際にこれ、交渉でそういう米のことというのは議論されているんですか。簡潔で結構です。
○塚田一郎君 ですから、総理、本当、これちゃんと現場に指示が行っているのかどうかすらも分からないですね、こういう状況だと。  もちろん、これからいろんな協議に入っていく前段階だというのは分かりますけど、何が言いたいかというと、米あるいはその他のセンシティブな品目は、日本としてこ...全文を見る
○塚田一郎君 その立場という、何が立場なんですか。日本がまず何を守るかということを示さないで、向こうから聞きますなんという、そういう順番じゃないでしょう。我々としてこれを守っていくということを示した上で条件闘争になるわけですよ。その立場というのはどういうことを言っているんですか。
○塚田一郎君 具体的にセンシティブな品目というのが、じゃ定まっているんですか、総理。
○塚田一郎君 この議論をしているともう不毛なことになってしまうので、もう私の時間も終わりですから、ここで一旦今日の審議は終わらせていただきますけれども、さっき総理は、小泉改革は行き過ぎた市場主義で、それについては考えるところがあるというようなことを御発言されましたよね。郵政改革で...全文を見る
○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     東日本...全文を見る
12月06日第179回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
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○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・無所属の会、公明党、みんなの党、日本共産党及びたちあがれ日本・新党改革の各派共同提案による附帯決議を提出いたします。...全文を見る