塚田一郎

つかだいちろう

比例代表(北陸信越)選出
自由民主党
当選回数1(参2)回

塚田一郎の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○塚田一郎君 おはようございます。自由民主党の塚田一郎でございます。よろしくお願いをいたします。  連日、民主党内でも消費税増税法案をめぐる大変白熱した議論が行われているようでありますけれども、今日はその消費税増税について、そもそものところからもう一度、財務大臣、そして金融担当...全文を見る
○塚田一郎君 増税をずっとしなくていいということではないというのは、これは多分共通認識で、財政再建の必要性ということは認識をしている。  問題は、タイミングということですね。なぜ今なのか。さらに、なぜ今法案を出さなければいけないのか。引上げをするのは二年後ということの内容であり...全文を見る
○塚田一郎君 仮に民主党内の議論が決着できないような状況があった場合に、その党内での話合いを優先をするのか、月内の提出ということを優先するのか、どちらですか。
○塚田一郎君 そうすると、もう残された日にちは少ないわけですから、必ずそれまでに党内をまとめるという自信があるということですか。
○塚田一郎君 はい、分かりました。それは民主党内のことですから、是非、そうなるのかどうか、我々としては見守りたいということでありますけれども。  先ほど所得税等の一部を改正する法律案の附則百四条の話が出ました。実は、これ麻生内閣のときにこの法案の附則、これもかなり自民党内で当時...全文を見る
○塚田一郎君 経済の見通しの議論はまたこの後させていただきたいんですが、過去にも阪神・淡路大震災からの復興需要を景気の上方修正という形で見たために増税をしてどうなったかという議論もあるわけなんで、そこはまた後でゆっくりさせていただきますけれども、決して、その東日本大震災の今の、先...全文を見る
○塚田一郎君 安住大臣、そこが非常に認識が分かれるところで、東日本大震災から一年、この時点に至って本当に好転が望める状態だと大臣が断言できるような状況にあるのかということが、恐らく民主党内の慎重派の方々にとっても我々にとっても非常に議論の分かれるところなんですね。そこの議論はまた...全文を見る
○塚田一郎君 なかなかかみ合わないような感じもしますが、恐らく経済の動向が良くなっていれば、おっしゃるとおり、自由民主党あるいは自公政権でも引上げということの状況はあったかもしれません。そこが、どういうタイミングが引上げのタイミングかということの議論なんで、なかなかそれは見解の相...全文を見る
○塚田一郎君 大変御丁寧な答弁は有り難いんですが、私の質問時間はロスタイムがございません。何かボールがぐるぐるぐるぐる回ってロスタイム近くになるサッカーの試合みたいな感じなんですけれども。  もうあと二分程度しかございませんので、改めてお伺いをするんですが、大臣、信念の政治家で...全文を見る
○塚田一郎君 来週また時間を多分いただけると思いますので、どこかで閣議決定のタイミングが来ると思いますので、そのときにまたお話を伺えればと思いますが、亀井代表は、自見大臣には署名をさせないという趣旨の発言をされております。大変にこれは大きな局面になるのかなと思いますけれども、大臣...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
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○塚田一郎君 おはようございます。自由民主党の塚田一郎でございます。大変失礼をいたしました。  先週に引き続きまして、消費税増税法案に関連をして質問をさせていただきたいと思います。  今朝の産経新聞に、産経新聞社とFNNが二十四、二十五日に実施した最近の世論調査の結果が載って...全文を見る
○塚田一郎君 大臣が今おっしゃるとおり、将来の増税に対しては国民の理解があるんだと思います。  しかしながら、なぜこの時期にこのタイミングでということがこの今の世論調査の結果でありますよね。それは、前回もお話ししましたけど、東日本大震災からまだ一年しかたっていないというこの景気...全文を見る
○塚田一郎君 そろそろじゃなくて今夜ですよね。もう時間はないわけでありまして、財務大臣が今夜とか言うとまたそれが大きな波紋になるのかもしれませんが、まさにもう今そういう状況まで来ているということだというふうに理解をいたしました。  総理は、二十四日土曜日、消費税増税関連法案に関...全文を見る
○塚田一郎君 安住財務大臣としても、政治生命を懸け、命を懸けてという並々ならぬ決意だという、大変今そういう重要な御発言をいただいたわけですが、とすると、もし今国会で不成立だということになれば、あるいはこの法案が審議が進まないということになれば、もうこれは内閣総辞職あるいは解散して...全文を見る
○塚田一郎君 仮に今日党内で無理に終局をして法案を提出をしても、国会の審議で行き詰まる可能性は十分にありますよね。それは、民主党内からも造反をする可能性もないわけではありませんし、ましてや野党の動向というのは国会に提出してみなければはっきりしたことは分からないわけですから、まさに...全文を見る
○塚田一郎君 与野党協力をして復興に議会がということは当然だと思います。だからこそ、消費税はなぜかということの今議論でありますので、それは大臣のおっしゃるとおりだと思いますが、ギリシャの話がよく出るんですけど、ギリシャと日本の国債の状況は違うんですね。経常収支が赤字で外国から多く...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、大臣、仮にこの法律ができたときに民主党政権が継続をしていて、それ以前のタイミングで消費税の引上げを、今、二〇一四年の前に行うなんということはないんですね。そういう理解でいいんですね。
○塚田一郎君 それはないと思います。  そういうことで、経済動向をじゃどのように今度判断するかということでありますが、平成九年の引上げ時には、国の一般会計税収は一旦五十三・九兆円と、前年比で二兆円増加をしました。ところが、ほかの税収が減少したと。つまり、景気が悪くなったために、...全文を見る
○塚田一郎君 何か今のお話を聞いていると、目標は掲げているけれども、多分難しいという目標を掲げているというふうに聞こえますが、それだと何のための成長シナリオかということになりますので、じゃ、そんな数字出してどうするんですかということになりますから、そこはそれを言ってしまうと元も子...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、この目標を掲げると上げられないから入れられないということに今度なってくるんですが、そうすると、民主党内でも今議論があるようですけれども、どうやってデフレ脱却とか経済成長を担保するんだということにまた行くわけで、前原政調会長は、デフレ脱却の担保を取ることも大事...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、何かちょっと党の政調会長と議論のトーンが合わないような気がするんですが。  デフレ脱却かどうかも担保を取らないということになる、経済指標も示せないと。じゃ、どこで党内議論も落としどころをつくるのかなと今伺っていて思うんですけれども、例えば消費者物価指数...全文を見る
○塚田一郎君 確かに、種々の経済指標を勘案すると今までも表現されているんですが、そうすると、じゃ具体的にどういうふうなイメージを持てばいいのかなと思うんですね。慎重シナリオでも名目一%半ば、実質一%強の成長って書かれ方していますけれども、じゃその種々の経済指標でどれぐらいの見通し...全文を見る
○塚田一郎君 西田先生には答えなくていいですので。再度申し上げますけれども、私が審議をしておりますので。  それで、そうすると、じゃもう少し、種々の経済指標ということで漠然としているんですが、もう少しちょっと別の角度からお伺いしますが、例えば二十四年、二十五年と経済が連続してプ...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、難しいのは、復興需要があって二十四年度は非常にプラス成長の数字が出てくると。ところが、二十五年になったらばそれが数値として下がってくるという状況があると思うんですよ。ここでまた議論が、経済好転なのかどうなのかという同じような議論になってくると思うんで、非常に...全文を見る
○塚田一郎君 時の政権がというお話でしたので、そうすると、恐らく前年、二十五年の秋ごろの経済状況で判断をすると。時の政権がということは、その時点の政権が閣議決定をもって決めるという、そういう理解でよろしいですか。
○塚田一郎君 大変重要な今御発言だったと思うんですね。そのときに内閣が判断をして国会の議論が必要だろうと、まさにそういうことが非常に重要なポイントだと思っています。そういう議論がしっかりとできないとこれはなかなか国会でも審議をしても結論が出ないと思うんで、今の御発言というのは一つ...全文を見る
○塚田一郎君 追加増税。
○塚田一郎君 ありがとうございます。  ちょっとまだ議論が中途半端なんで、また明日以降、残りの論点についてお話をしたいと思います。  あと残り時間が三分ぐらいであります。自見大臣、毎度いつもお伺いをいたします、恐縮でございますが。  いよいよ先ほどの議論からすると、閣議決定...全文を見る
○塚田一郎君 大変丁寧な御答弁、ありがとうございます。  過去の歴史を知り、その教訓を知っている自見大臣であるからこそ、より慎重な御判断をあと数日後に、仮定ではなく訪れるときにしていただくということになると思うんですが、明日、あさってまだございますので再度またお伺いをするかもし...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎でございます。連日お世話になります。  今、甲子園では選抜高校野球が連日熱戦を繰り広げているわけでありますが、民主党内でも連日熱い戦いが繰り広げられているわけでございます。どうやら昨日、まあ今朝、未明と言った方がいいんでしょうか、一応のめどが立...全文を見る
○塚田一郎君 かなり玉虫色な決着というふうに受け取れるわけでありますけれども、数字は入れたけれども目標であって条件ではない、この辺りはまた今後国会できちっと議論をしていきたいと思いますが。  次に、関税定率法等の一部を改正する法律案に関連をして御質問をさせていただきます。  ...全文を見る
○塚田一郎君 いや、違います、違います。それじゃないです、暫定税率の。
○塚田一郎君 これは非常に分かりづらい仕組みなんですね。三百四十一円はWTO協定上、税を課せられるんだけれども、その中の内数で四十九円と二百九十二円に分かれているという話なんですが、じゃ今回、この暫定税率の適用延長が行われる場合はどういう影響が出るんでしょうか。筒井農林副大臣、お...全文を見る
○塚田一郎君 じゃ、つまりミニマムアクセス米以外のお米が入ってくる可能性があるという理解ですか。
○塚田一郎君 したがって、これはきちっとルールとして延長してもらいたいということは理解ができました。  しかし、最近、市場に出ている流通のお米が非常に輸入米が増えてきているというような報道があります。国内の大手スーパーで販売をされている中国産米、あるいはインターネットで販売をさ...全文を見る
○塚田一郎君 今のお話だと、MA米の中の仕組みでこれらを売られているということの理解でよろしいかと思うんですが、そのSBS輸入方式というのがあって、二百九十二円というコストが掛かっているという理解なんですけれども、この点、筒井さん、どういうふうにこれ説明をしたら、この制度と、どう...全文を見る
○塚田一郎君 そもそもこの十万トンという今の数字でSBS米というものを制度として使っている理由は何なんでしょうか。
○塚田一郎君 その制度を活用している理由の中に、今おっしゃったとおり、やっぱりある程度は市場に流通しなきゃいけないという点があるとおっしゃいましたけれども、もう一つは外国産米、つまり輸入米が市場に出たときに日本の消費者にどのようにそういったものが選ばれるかといったようなことの理解...全文を見る
○塚田一郎君 ここは非常に重要なところで、既にこういう制度で出ているお米をかなりの消費者が購買意欲を持って買っているということが出てきているわけですね。  いつからそもそもこういう一般に市場に出回るようになっているのかなと非常に私は不思議なんですが、筒井副大臣は記者会見で、この...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、筒井副大臣、例えば、市場から非常にこういうものを好まれると、じゃ、この十万トンの枠をもっと大きくしてくれと、SBS米をもっと市場で売れるようにしてくれという声が出てきたときに、さっき基本指針とおっしゃったわけだから、この十万トンを増やしていくということは...全文を見る
○塚田一郎君 じゃ、今のところ、その十万トンの枠というのを増やす考えはないということでよろしいですか。
○塚田一郎君 しかし、ここからが重要な議論ですが、TPPというのはそれが一気になくなるという話なんですよ。もうそういう国によって、これぐらいに輸入米を抑えて制度の中で売っていくという制度が全部ぶっ壊れてしまうという議論なわけですよ、関税の原則自由化ですから。そこをしっかり我々が本...全文を見る
○塚田一郎君 それは、多分SBS方式の場合は、多少、先ほど御説明があったとおりのことで金額は上がるんですけれども、実際、中国やアメリカの国内で売られている米の値段というのは非常に安いわけです。  今御説明があったとおりなんですけれども、資料を付けさせていただきました。一枚目が生...全文を見る
○塚田一郎君 四割ぐらいが外食、中食だということですが、今販売向けの米が六百三十万トンぐらいというふうに仮定をすると、四割ですから二百五十万トンぐらいの数字になります。そうすると、これぐらいの量を、八百万トンと言っていますけれども、消費をされている六百三十万トンの中でももう四割の...全文を見る
○塚田一郎君 二兆円近くと、しかも九割近くは外国産米に代わってしまうんではないかということを農水省では試算をされていると。そういう現状を十分理解をした上で、それでもいまだにこのTPP交渉における米の例外品目として明確にする方針を政府は示していないということなんですよ。とんでもない...全文を見る
○塚田一郎君 同じ質問に対して、筒井副大臣はどのようにお考えになりますか。
○塚田一郎君 筒井副大臣の答弁を私は逃げているだけとしか受け止めません。例外品目として米を守るぐらいの覚悟がなくてこの交渉に参加をしても、実りある結果は絶対に得られない。米どころ新潟の代表として、例外品目として米は入れるべきだ、そういう主張をしていただきたいと思いますが、いかがで...全文を見る
○塚田一郎君 大変残念であります。まあそういう説明の仕方もあるんでしょう。しかし、米を守れないということは日本国を守れないということですよ。それぐらいの覚悟で政府は臨んでいただかないと大変なことになるということだけはしっかりと申し上げさせていただきたいと思います。  時間もだん...全文を見る
○塚田一郎君 じゃ、大臣、改めて、端的で結構ですが、今回の改正法案における見直しの目的の基本的な認識についてお答えいただきたいと思います。
○塚田一郎君 毎日丁寧な御答弁ありがとうございます。  今日も消費税の法案の対応についてお伺いをしたかったんですけれども、私の持ち時間が終わってしまいましたので、それはまた明日に譲ることといたしまして、今日の質疑を終わらせていただきます。ありがとうございました。
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。八回の裏ぐらいまでは来ましたので、あと少し頑張っていただきたいと思いますが、持ち時間が八分ぐらいになりましたので、手短な御回答をお願いいたします。  ガソリン価格が、連日大変な高騰を続けておりまして、既に平均で百五十七円、首都圏では百六十...全文を見る
○塚田一郎君 いや、結局、だから、お金がやっぱりないから発動できないというふうに聞こえるわけでありますよね。そうすると、国民生活のためになぜ、当分の間の税率という、まあ暫定税率と何が違うのか分からないけれども、そこまでやってこういうトリガー条項を作ったのに、全く意味がないではない...全文を見る
○塚田一郎君 いや、これ、制度は、三か月間にわたり百六十円ですから、期間を見てということですから、何もここでちゅうちょする必要はないわけで、その間にいろんなことを、制度そのものを凍結しているということが今問題だと言っているわけで、大臣のお話は、私はちょっと話をそらしていらっしゃる...全文を見る
○塚田一郎君 是非真剣にそこは考えどころだと思いますよ。これはまた、次、マニフェストで同じでいったときに、いつまでも当分の間の税率というわけにいかないでしょう。暫定税率を廃止すると言ったこと自体も含めてしっかりもう一度考え直すことを是非言っていただきたいということをお話をさせてい...全文を見る
○塚田一郎君 残念であります。もし明日署名をされないと、大臣に聞くのは今日が最後のチャンスになってしまうわけで、私も大変悔いが残りますし、自見大臣におかれても国会でぴしっと言わなかったという後悔をされるというふうになっては困るので、もう少し踏み込んだ、もうあしたですから、もう党内...全文を見る
○塚田一郎君 はい、分かりました。来週またお会いできることを期待しております。  ありがとうございました。これで終わります。
○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  野田総理にお尋ねをいたします。  総理は、この消費税関連法案に関して、ここで決断し政治を前進させることができなければ野田内閣の存在意義はない、不退転の決意で、政治生命を懸けて、命を懸けて、この国会中に成立をさせると発言をされていらっ...全文を見る
○塚田一郎君 小泉総理は郵政改革に命を懸けて、最後は解散・総選挙を断行いたしました。私は、野田総理が自らの言葉に責任を持つのであれば、当然、この法案が不成立であれば内閣総辞職か解散・総選挙しかないということを申し上げているわけであります。  少し別の角度からお尋ねをいたしますけ...全文を見る
○塚田一郎君 野田総理がその皆さんの命を預かっているんです。唯一、解散を決められるのはあなたしかいない。だから、その決意を今聞いているわけでありまして、話合い解散は可能性としては、じゃ、ないということなんですか。
○塚田一郎君 いや、話合いはできないことはないと思いますよ。それは谷垣総裁も、かつて総裁選で消費税の増税ということを責任ある立場で掲げて総裁選を戦っていらっしゃいますから。ただし、それには何らかの条件が必要になってくるということが、これからこの法案が本当に国会において成案になるか...全文を見る
○塚田一郎君 ただ、これは国際的に見れば、これを法案に今回盛り込めなかったということは、事実上それを放棄したかのように映ると思います。そこは非常に重要なポイントでありますし、成長戦略においても、慎重シナリオでは、消費税を五%に上げても二〇一五年のプライマリーバランスの半減目標は達...全文を見る
○塚田一郎君 しかし、非常に後退をしたというふうにこの法案の中身から取られることは間違いないと思います。  次に、社会保障と税の一体改革の部分でお伺いをしますけれども、今与野党で年金制度の方向性が一致しないということが、消費税増税の協力を得る上でも一つの障害になっていると思いま...全文を見る
○塚田一郎君 じゃ、少し聞き方を変えますが、最低保障年金も含めて予断なく与野党協議でテーブルにのせることについては賛成ですね。
○塚田一郎君 とにかく解散もしない、そして制度的にも折り合うところがないのであれば、与野党協議をしても一切私は結果は出ないと思います。  そこに政治生命を総理が懸けるというのであれば、民主党の政策も含めてどこまで譲るつもりがあるのか、そこまできちっとした姿勢を示さなければ、来年...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、デフレ脱却、これを何らかの形で明らかにして、政府がデフレ脱却を宣言できる状態が最低限の消費税の増税の前提ということはいかがですか。
○塚田一郎君 残念ながら今日は持ち時間いっぱいでありますので、本当に最後の、自見大臣、御質問になりました。いよいよあした、お隣の総理の前で閣議決定が行われるわけでありまして、サインをされるということでよろしいですね。
○塚田一郎君 いずれにおいても御英断を期待いたします。  以上で終わります。ありがとうございました。
○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました租税特別措置法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     租税特別措置法等の一部を改...全文を見る
○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました関税定率法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、みんなの党及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     関税定率法等の一部...全文を見る
○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました銀行等の株式等の保有の制限等に関する法律の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     銀...全文を見る
○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案及び株式会社企業再生支援機構法の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会及び公明党の各派共同提案による附帯決...全文を見る
04月16日第180回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  早速、先日の北朝鮮のミサイル発射に伴う政府の大変な迷走について御質問したいと思うんですが、今日は長浜官房副長官にお越しをいただいております。  なぜ、アメリカの早期警戒情報、SEWが七時四十分ごろ入電をしたにもかかわらず、四十分以上...全文を見る
○塚田一郎君 もうそれ自体が非常に遅いわけでありまして、何でそんなに時間が掛かったのかということを今日は少し詳しくお伺いしたいと思っているんですが、一番の問題は、資料に付けさせていただきました、資料三の一でありますけれども、これは八時〇三分に政府から発信をされたというエムネットの...全文を見る
○塚田一郎君 この文章は、どなたが作成をして、官房長官、総理等の確認を取って発信をされたものですか。
○塚田一郎君 そうすると、これは米村さんとお読みするんでしょうか、内閣危機管理監が文章を作って、官房長官や総理の決裁をなしに発信をしたということでよろしいんですね。
○塚田一郎君 まずこれ自体が私は非常に驚いてしまうわけですが、官房長官がこれだけ重大な内容を確認せずに、危機管理監の独断の判断で、しかもこのような問題のある内容の電文を発信したということは、私はゆゆしき問題だと思います。確認をされていなかったとしても、情報が入っているわけですから...全文を見る
○塚田一郎君 その後の文章は正確な情報が入ってくればそう変わっていくのは当たり前の話で、最初の情報が大事なんですよ。この早い時点でどういう情報を国民に流すか、そこの精度が一番重要なところでありますから、その点についてきちっとした検証をしていただかなきゃいけないということであります...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、政府がダブルチェックとして確認ができたのは、どのような方法をもって、どの時点で確認ができたんですか。
○塚田一郎君 そうすると、日本独自のレーダーなど、あるいは日本のイージス艦などによる確認は最後まで取れなかったということでよろしいんですか。
○塚田一郎君 それでは防衛政務官にお尋ねをしますけど、防衛省が米国のイージス艦の追尾情報を確認したのはいつですか。
○塚田一郎君 いや、報道等では、十分後ぐらいに米国のイージス艦の追尾情報が入っているんだと、それで発射が失敗したということは確認できているはずだということになると、いずれにしても八時ぐらいの時点においてはダブルチェック、日本のレーダーは捕捉できなかったかもしれないけれども、アメリ...全文を見る
○塚田一郎君 もう少し別の角度でお伺いしますが、今回の時系列を見ていろいろ情報を整理をしていくと、アメリカの早期警戒衛星が確認をして、その後に韓国のいわゆるイージス艦がこれを探知をしているわけです。したがって、韓国は早い時期に報道等もなされていると。アメリカも同じように報道もあっ...全文を見る
○塚田一郎君 このお話はまた明日以降、外交防衛委員会あるいは予算委員会等でも議論をされると思いますが、きちっとやはり私は対処をしていただく、検証をまずして、こういうことの起こらないように何としてもしていただかなければならないと思いますが、一番大事なことは、日本がやはり静止衛星を持...全文を見る
○塚田一郎君 それは問題提起をさせていただきます。  時間もたってまいりましたので、次に国連安保理の対応でありますが、先ほども山谷議員との議論がございました。そう遠くない時間に恐らく議長声明になるという可能性が高いと思いますけれども、そもそも、では日本国として何を今回目指すべき...全文を見る
○塚田一郎君 外務大臣が良い方向に向かっているというのは、納得いく内容になるだろうということを多分ニュアンスとしておっしゃっているんだと思いますけれども、それは多分今聞いても個別のことはお答えできないということになるんだと思いますが。  外務大臣、最近、強い非難だけではなく、更...全文を見る
○塚田一郎君 御発言いただけないのは致し方ないかもしれませんが、更なる挑発行為というのは次の核実験ということをどのように抑え込んでいくかということだと思いますが、そういう認識でいいですか。
○塚田一郎君 分かりました。とにかく今進んでいる過程でありますけれども、最大限の日本としての発言力、特に中国がキーでありますので、そこに対してしっかりとグリップをしていただきたいと思います。  次に、朝鮮学校の無償化について、先ほども議論がありましたが、松原大臣は答弁書を読む感...全文を見る
○塚田一郎君 まだこのミサイル発射に至っても審査中と。驚くばかりであります。そもそも我々はこの朝鮮学校に対する無償化適用は認められないということを強く申し上げているわけでありますけれども。  それでは具体的にお伺いしますが、二〇一〇年十一月の延坪島砲撃事件後、我が国を含む北東ア...全文を見る
○塚田一郎君 同じ質問を、松原大臣、お願いいたします。
○塚田一郎君 その思いというのは、無償化適用すべきでないということですね。
○塚田一郎君 はっきりお答えいただきましてありがとうございます。  松原大臣に、大臣就任後に、救う会新潟の高橋会長の御面会で御同席をしたときにお話をしたんですが、政府全体の動きが大事なんですよ。松原大臣だけが頑張っても駄目なんです。政府全体として野田政権がこの問題にどう臨んでい...全文を見る
○塚田一郎君 これが政権内で方向性が一致していないことの表れであります。国税、いわゆる国の税金をもってなされる無償化に、教育上の問題あるでしょう、しかし北朝鮮はこのような行為を続けている。しかも、先ほど大臣がおっしゃったとおり、不確定な要素がたくさんある。次、何をするか分からない...全文を見る
○塚田一郎君 文部科学省は、菅総理が最後にどさくさ紛れに指示をした、もう一度審査をしろという指示を従って今でもやっていかなければならないという認識に立っているようですが、官房長官はいらっしゃいませんが官房副長官はお見えでございますので、政府として今申し上げてきたような議論を考えて...全文を見る
○塚田一郎君 参考にするということなので、松原大臣、頑張ってください。松原大臣が大きな発言力を持っていただければ、私はこの状況というのは間違いなくこの無償化はないというふうになると思っておりますので、改めてこの問題について松原大臣の決意をお聞かせください。
○塚田一郎君 松原大臣とは同志として拉致議連で何度も同じ行動を取ってまいりました。期待をしておりますということを最後に申し上げます。  もう時間が少し、残り僅かになりましたので、先ほど追加制裁のお話もあったんですが、今朝も救う会、家族会からファクスをちょうだいいたしました。ミサ...全文を見る
○塚田一郎君 山谷委員の質問に関して先ほど外務大臣からお話があったんですが、手元の資料だと二〇〇九年は安保理決議第一八七四号というふうな資料があるんですが、その点、確認できたらお答えください。
○塚田一郎君 間違いだったらあれですが、先ほど二〇〇九年は決議じゃないと外務大臣が御発言をされたやに伺ったので、その点の訂正をお願いしているんです。
○塚田一郎君 分かりました。その点はちょっと話のかみ合わなかった点があったかもしれません。  もう時間になりましたので、今日はこれで終わらせていただきますけれども、非常に大事な今局面に来ておりますし、どうも昨日辺りの報道を見ていると、北朝鮮もかなり慌てていろいろなことをし出して...全文を見る
04月24日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第8号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。今日は、西村証人に真実をお話しをいただきたいと思います。  西村証人は、これまでの参考人質疑又は証人喚問において、自らは浅川氏にだまされたと、どちらかといえば自分も被害者であるという信じられないような主張をされているわけで、私は、これはと...全文を見る
○塚田一郎君 それは、西村さん、あれですか、二つの事業組合、ディバーシファイド・ストラテジー及びシグマキャピタルのゼネラルパートナーが浅川さんだったということを言っていらっしゃるわけですか。
○塚田一郎君 いや、実質的にはってどういうことですか。実際はそうなんですか、ほかの方なんですか、はっきり答えてください。
○塚田一郎君 いや、実際は、あなた今おっしゃったとおり、ゼネラルパートナーは成田さんという方なわけですよね。それがどうして浅川さんの支配が及ぶということをあなたはそういうふうに確信できるんですか。
○塚田一郎君 いや、あなたはないかと思っているということであって、実際そうだということに私はならないと思います。  なぜかといえば、浅川氏の証言でも明らかなとおり、この投資事業組合の出資者というのは替わるんですよ、時間とともに。神戸松蔭女子学院という名前も出ています。成田さんと...全文を見る
○塚田一郎君 それは、非常にあなたの説明では納得できないということをまず申し上げておきたいと思います。  少し切り口を変えて質問をさせていただきますが、一旦あなたは損失を出して窮地に追い込まれたと。その中で、浅川氏からなのかは分かりません、この投資事業組合からの資金で再生をした...全文を見る
○塚田一郎君 先ほど、監査報告書に関連をして、私も誤って開けたことがあるというふうにおっしゃっていました。前回の衆議院の証人喚問では、小菅さんでしょうか、社内の人間が一度だけ開けたことがあると言っておりますね。ですから、矛盾していますね。どちらが本当なんですか。  前回の証人喚...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、誤って開封をしたのは二度だけということですね。あなた自身が一回、小菅さんが一回。それ以上はないということでよろしいですか。
○塚田一郎君 これは非常に大事なことなんですよ。頻繁にもし開封されていたんなら、あなたがそれを見る可能性も非常に高くなるわけですから。  じゃ、一体、このあなたが誤って開けたというときに、誤って開けたとして、気付くわけですね。そのときに中身を見ているんじゃないですか。
○塚田一郎君 本当にあなたはそのときに中身を見ていないと、誤ったと思ってすぐにそのまま封をしたのかどうか分かりませんけれども、見ているんじゃないですか。少しでもその内容を見ていれば、あなたなりにその監査報告書の内容が実は事実と違っているということに気付いているんじゃないんですか。
○塚田一郎君 私はあなたが中身に気付いている可能性が極めて高いと思いますね。開けて監査報告書と分かるんであれば、その中身を確認している可能性も十分あるわけです。  もう一つのケース、小菅さんのケースについて伺いますが、余り重大なことという認識がなかったと判断をしたというのは、こ...全文を見る
○塚田一郎君 小菅さんが判断をしたということですが、キャビネットに放置したということですよね。おかしいじゃないですか。だって、この書類は、つまり監査報告書が届いたらば、あなたが開封をせずに浅川さんのところに直接持っていくとさっき供述をされていますよね。何でそれがキャビネットに入る...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、じゃ、その監査報告書は浅川さんのところに渡らなかったことになるじゃないですか、今の供述だと。そうすると、全然話がおかしくなってきますよね。  本当にそれはそのキャビネットに放置されたまま終わったんですか。監査報告書というのは一つでしょう。浅川さんに渡らない...全文を見る
○塚田一郎君 いや、もう一度確認させてください。つまり、浅川氏の手に渡らないで、あなたの会社のキャビネットの中に放置されたままの状態であった監査報告書が存在したということでよろしいんですね。
○塚田一郎君 これは極めて重大な発言だと私は思いますよ。  で、その監査報告書はどうなったんですか。浅川さんは必ず監査報告書を受け取るつもりでいたのに、監査報告書が来なかったことについて、あなたに問われませんでしたか。
○塚田一郎君 これは全くおかしい話じゃないですか。浅川さんは、この監査報告書が自分の手に渡らないと大変なことになるというのを知っているわけですよ。それに対して、監査報告書が来なかったのに確認もしなかったと、あなたに問いただしもしなかったと。で、どこかに、キャビネットの中に放置され...全文を見る
○塚田一郎君 じゃ、それはその後、どうなったんですか、このキャビネットに放置された監査報告書は。
○塚田一郎君 監視委員会が発見するまでは、それもあなた自身も知らなかったということですか。
○塚田一郎君 非常に不可解な話でありますね。で、そのキャビネットにあった監査報告書をこの小菅さん以外の誰かが見ている可能性はあるんじゃないでしょうか。
○塚田一郎君 分かりました。  まあ、これはきちっと捜査の段階で明らかになることだと思いますが、私は非常に不可解な話だと思います。あなたは見ていないと主張するけれども、そのままキャビネットに放置をされ、浅川氏の手に渡っていない監査報告書が存在をしたということですから、あなたがそ...全文を見る
○塚田一郎君 つまり、あなたの会社はAIJ本体よりも利益を上げていたということになりますね。
○塚田一郎君 今、その水増しをした価格から得たお金があなたの会社の利益だということをおっしゃったんですが、それでよろしいですか。
○塚田一郎君 西村証人は、これだけの利益を上げた、七十三億円のですね、会社から幾ら報酬を取られていましたか。年間幾らですか。
○塚田一郎君 四千万ぐらいということは、この九年間の間でそれ以上の金額を取った年もあるということでしょうか。
○塚田一郎君 あなたはそれ以外の収入は得ていますか。つまり、この報酬以外にほかからの収入はありますか。
○塚田一郎君 まあこうして四千万の収入を今得ているということで、何年間かそういった収入があるわけですけれども、どれぐらい資産を現在お持ちですか。
○塚田一郎君 それは、不動産とか預金とか全て合わせて五千万程度ということでいいんですか。
○塚田一郎君 これだけの重大な被害が年金基金に出ている現状を感じ取って、あなた自身がこの資産から弁済をするという意思はありますか。
○塚田一郎君 会社で得た資産も、同様にこの年金基金の弁済に充てるつもりだという理解でよろしいですか。
○塚田一郎君 分かりました。  次に、転売スキームについてお伺いをいたします。  いわゆる転売スキームに関して、浅川証人はアイティーエム証券で行われていたことを認めております。これまでの西村さんの説明は、転売スキーム自体は認識していたが、投資事業組合が介在していたことを知らな...全文を見る
○塚田一郎君 いや、つまりそれは、あなた自身が転売スキームと言われるものでお金の循環が行われていることを気付いていなかったという意味ですか。それとも、その投資事業組合との関係だけが分からなかったという意味ですか。
○塚田一郎君 そうすると、この転売スキームで合計幾らぐらいの解約、払戻しがあったかということを認識されていますね。幾らですか。
○塚田一郎君 つまり、解約が七百億円ぐらい出て、それが新しい新規募集のお金等から回った可能性があるという理解でよろしいですか。
○塚田一郎君 分かりました。  次に、契約変更についてお伺いをしますが、前回の証言でもありますけれども、販売手数料の三分の一ほどをAIJ投資顧問に戻していたのを一〇〇%アイティーエム証券が取る代わりに、信託報酬は全てAIJ投資顧問が取るという契約変更を行った。この理由は何ですか...全文を見る
○塚田一郎君 販売で稼げということなんですけど、二〇〇九年から新規募集していないんですよね。ということは、一〇〇%仮に今度販売手数料から取るようになったとしても、あなたの会社は利益が減るんじゃないですか。もう分かっていることですよね、新規募集ないんですから。  つまり、あなたの...全文を見る
○塚田一郎君 そういう不利な条件をのまされた理由は何か。まあむしろそれは背任行為のような気もするんですけれども、なぜそこまでして自分の会社の収益が下がるような合意をせざるを得なくなったのか、御説明ください。
○塚田一郎君 つまり、あなたはAIJ社が非常に解約等が相次いで厳しい状況にあるということを認識していたということでよろしいですか。
○塚田一郎君 それは、つまり顧客から、虚偽の報告を出したというマドフ報道などによって、こういうことが頻発をしてくるわけですよ。つまり、イコール、このAIJ投資顧問の虚偽の報告ということが、あなた自身も、直接ではなかったとしても、間接的に知り得るような環境にあったということじゃない...全文を見る
○塚田一郎君 非常に今日お話を聞いてきて疑問に思う点が多々ありますけれども、時間になりましたので、最後に一点だけお伺いします。  営業に関してなんですけれども、あなたが営業を新規でやっていたころ、紹介をしていただいた基金等に、新たなお客さんを紹介を基金等にしていただいて、バック...全文を見る
○塚田一郎君 分かりました。  今日はこれで終わります。ありがとうございます。
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○塚田一郎君 おはようございます。自由民主党の塚田一郎でございます。よろしくお願いいたします。  安住大臣はしばらくぶりでございます。ごぶさたをしておりまして、御活躍、何よりであります。  衆議院で法案が可決をしたということでありますけれども、本来、衆議院は与党のホームであり...全文を見る
○塚田一郎君 是非、我々もしっかり見守っておりますが、何でもオッケーではありませんので、しっかりとした議論の上で、いい形でそういう方向になればそうなりますし、そうでなければどうなるか分かりません。そのお気持ちできちっと取り組んでいただきたいと思います。  財政金融委員会の代表で...全文を見る
○塚田一郎君 消費税増税で経済成長にも影響があるということが考えられるわけですが、その中で、あえて今よりも引上げ時の税収が高くなるというふうに見込まれているのはどういう理由ですか。
○塚田一郎君 前回、衆議院の特別委で、その一%、二・七兆円、十三・五兆円の根拠として一・六%の経済成長という発言を大臣されていますが、これはそういう理解でよろしいのか。多分名目だと思いますが、実質なのか名目なのか、その点、確認いただけますか。
○塚田一郎君 お手元に配った資料一でございますが、これは同じ内閣府の経済社会研究所が出している短期日本経済マクロ計量モデルという資料の中から引用をさせていただいております。分かりやすいように拡大をしたんですが。  これは、要するに一%の引上げを基準としてどの程度のGDPの成長率...全文を見る
○塚田一郎君 かなり期待感を持ってのお話ですよね。それは私はそう簡単にいかないんではないかなということを今日は少し議論をしたいと思っているんですけれども。  それでは、今後三年間の経済成長見通し、これは、資料に付けたような、資料の二番のような試算も出ていますが、慎重シナリオ、成...全文を見る
○塚田一郎君 今細かく御説明をいただきましたけれども、まず特徴的に言えることは、引上げ年の消費者物価上昇率が極めて高い数字で見込まれています。慎重シナリオでも三・一、成長シナリオでは三・八。したがって、実際の実質成長率はすごい低い水準なんですけれども、名目上で押し上げられていると...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  かなり開きがあるということなんですが、実は日銀の場合は消費税引上げの影響を現状では織り込んでいないという数字だというふうに理解をしているんですが、そういう理解でよろしいんでしょうか。
○塚田一郎君 だとするとですよ、白川総裁、今こちらの内閣府の試算では、引上げ年の二〇一四年の名目成長率の高い理由は、消費者物価上昇率が慎重シナリオで三・一、成長戦略シナリオでは三・八ということで、今日銀が示している展望のレポートだとようやく二〇一四年に一%ぐらいになる、遠からず達...全文を見る
○塚田一郎君 何かちょっとまどろっこしい説明なんですけれども、三%ぐらいの消費者物価指数になる可能性は十分あると日銀も考えているという理解でよろしいんですか。
○塚田一郎君 私はこの見通しが非常に楽観的過ぎると思っています。というのは、この間の消費者物価の動向を見ていると、前回の消費税引上げ時も含めて、三%などという数字はほとんど見られていないわけです。  日銀総裁、多分手元に資料があると思うので分かったら教えていただきたいんですが、...全文を見る
○塚田一郎君 私の手元の資料ですと、大体九七年が一%台です。その後少し上昇をしますけれども、それでも二%ぐらいの数字ですから、三%という数字は前回のいわゆる引上げ時にはそういう数字は出ていません。  さらに、今日銀総裁がおっしゃったのは重要なポイントで、需給ギャップの問題です。...全文を見る
○塚田一郎君 でも、つまり何が言いたいかというと、期待しているような税収は得られないんじゃないですかということがまず一つです。それと、引上げのタイミングが非常に悪いタイミングだということをやはりもう一度しっかり認識をしないと、今回は前回以上の経済的なマイナス要因が大きくリスクとし...全文を見る
○塚田一郎君 非常に外需に不安定要素があるということを今日銀総裁はおっしゃっているわけですね。内需の場合は、ある程度政策によって底を押し上げていくということは今後の議論でまた出てくると思いますけれども、今日はいたしませんが、その外の要因、特に欧州の経済問題、あるいはアメリカ経済始...全文を見る
○塚田一郎君 大臣の努力は分かります、もうずっと御説明いただいているとおりで。ただ、そうならなかったときの判断を、まあ財務大臣であられるかどうかは分かりませんが、しなければいけない、時の政権としてですね。  今具体的に申し上げていることは、今日銀なり政府が予想しているような成長...全文を見る
○塚田一郎君 それはちょっと無責任だと思います、答弁として。やはりそれは、時の政権の財務大臣が判断をするといっても、今この法案を出している時点で国民に対してどういう見通しで停止ということが行われるのかという方向性を示せないようであったら、それはただ丸投げをしているだけの話で、具体...全文を見る
○塚田一郎君 そんな、条文に沿って説明をするのは当たり前のことなわけですね。総合的に判断をすると書いてあるんだから、そのとおり、読まれたとおりなんですよ。  ただ、それは、国民からすると、今なぜ消費税かという中で、まずは景気が悪いのになぜなのかという議論が大きくあるわけですよ。...全文を見る
○塚田一郎君 まあ来年財務大臣が櫻井議員かどうかは別として、ちょっと今の例えは納得のいかない例えですよね。もう経済ですから、当然人の体もそうですけど、生き物ですからいろんな要素があります。リーマン・ショックのような大きな問題あるいは東日本大震災のようなそういうリスクは当然停止の要...全文を見る
○塚田一郎君 まあごもっともな説明ですけれども、それは非常に、今の国民的議論からすると、そういった部分を残したままこの法律が通っていくということに対して多くの方々が不安を持つという部分が私はあるということをやっぱり十分認識をしていただきたいと思います。  これの議論でもう時間に...全文を見る
○塚田一郎君 今財務大臣が引用されたのは資料三のところだと思いますけれども、確かに一時的には税収は五十兆円台に戻っているところが二回あります。ただ、現実問題には、九七年の五十三・九兆円のピークを超えることは実際ないんですね。しかも、その後ずっと下降をして三十八兆円まで下がり、さら...全文を見る
○塚田一郎君 とってもすばらしい解説でありますけれども、おじいちゃん、おばあちゃんまで出ると説得力ありますが、そんなに現実は簡単ではないので。  そこで、済みません、今日は軽減税率の問題で竹下先生にも来ていただいているわけで、最後、残り時間で質問をさせていただきますが、自由民主...全文を見る
○塚田一郎君 二桁というのは一〇%ということで、もうそれは視野に入っているわけでありますから、もうすぐに議論をしていかなければいけない話ですが、今お話あったとおり、EU諸国では軽減税率を採用していないのはデンマークぐらいで、ほとんどは採用しています。これだけ各国が採用しているとい...全文を見る
○塚田一郎君 今日はこれで終わります。ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
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○塚田一郎君 私は、ただいま可決されました金融商品取引法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会、自由民主党・たちあがれ日本・無所属の会、公明党、国民の生活が第一及びみんなの党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     金融商品...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  午前、午後を通して質疑をさせていただきたいと思います。  野田総理にまずお尋ねをしたいんですけれども、この委員会でも中央公聴会の日程もだんだん定まってまいりました。社会保障と税の一体改革、この法案の採決もそう遠くないうちに行われると...全文を見る
○塚田一郎君 総理、大変な御負担を国民にお願いする消費税増税法案でありますから、まず身内を総理がきちっと説得できないようであれば、国民を説得することは不可能ですよ。そのことを我々は申し上げているわけで、きちっとした対応を、オリンピックには行かずに頑張っていただきたいということであ...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、平成二十六年四月の消費税の引上げについて、どの時期の経済状況が大事かというと、実は最終的な判断は、国会の審議の中では、その約半年前ぐらいに最終的な引上げを判断するという議論がこの間行われているわけです。  半年前とするならば、判断は二十五年の秋ごろという...全文を見る
○塚田一郎君 その経済の好転を確実にするためにどういう政策を打っていくかということが非常に重要なわけですね。  実は、消費税改正法附則十八条二項には、まさにそういったことを踏まえて、成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することで経済を成長させて、消費...全文を見る
○塚田一郎君 残りの質疑は午後に譲らせていただきたいと思います。
○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。午前に引き続きまして質問をさせていただきたいと思います。  午前中、最後のところで、改正法の附則十八条二項、成長戦略並び事前防災及び減災等に資する分野に資金を集中、重点的に配分するということが三党協議で新たに織り込まれたと、これ大変重要な...全文を見る
○塚田一郎君 先ほど総理もおっしゃっていましたけれども、待ってもいいものではないというのがまさに今回のケースの例なんですね。これは、五年間を掛けて集中的に行っていたために、七年後に来た新たなこうした豪雨水害に間に合ったということです。だから、いつかやればいいわけじゃないんです。や...全文を見る
○塚田一郎君 総理、ちょっと歯切れが悪いんですよね。本会議で検討するとおっしゃったんですから、こういう内容のものを積極的に二十五年度の概算要求から、総理のこれは意思を反映していただければ十分にできるわけですから、もう一度答弁していただけませんか。
○塚田一郎君 もう一点、これに関連して、総理にちょっと法案の内容を理解をするためにお伺いをしたいんですが、附則十八条第三項には、前二項の措置を踏まえつつ、経済状況等を総合的に勘案するとなっています。つまり、これは第一項、第二項の措置の後に第三項の判断をするという意味でありまして、...全文を見る
○塚田一郎君 やはり、やるべきことをきちっとやって経済の状況を良くしてから消費税の引上げを国民にお願いをするという意味でも、きちっとやはり今からこういった予算の措置を積極的に政府としてやっていただきたい、そのことをずっと申し上げているわけでありますから、是非その点を考えて今後やっ...全文を見る
○塚田一郎君 さっき総理もおっしゃっていたとおり、待っていいものではない、命にかかわるインフラというのはたくさんあるんですね。もちろん、その中で優先順位を付けていくということは大事ですけれども、本当にその辺りをしっかりと判断をしていただかないと、本当に毎年のようにこれだけの災害が...全文を見る
○塚田一郎君 そうですね、非常に重要なことですので、是非積極的にやっていただきたいと思いますし、財源の議論をこの委員会でもいろいろしてきていますね。  財務大臣は民間活力等ということもおっしゃっていますが、それも一つでしょう。しかし、やはりこうした大型のインフラ整備あるいは事前...全文を見る
○塚田一郎君 財務大臣、安住財務大臣も被災地の御出身であります。私のふるさと新潟県も過去十年間に大きな二つの地震、そしてまた豪雨水害、冬になれば豪雪と、もう大変な被害が続いているわけです。  そうした中で、こうしたことに対して、公共事業に対して建設国債を発行するということは、も...全文を見る
○塚田一郎君 財政再建も大事です。しかし、今申し上げてきたように大変重要な予算というものがあるわけですから、それには機動的に対応していただきたいということを再度お願いをさせていただきます。  それで、コンクリートから人というのが民主党政権の前回の衆議院選挙の大きなテーマでありま...全文を見る
○塚田一郎君 その真に必要なものはこうした三党協議を踏まえていろいろ議論をしていけばいいじゃないですか。しかし、コンクリートから人という言葉は余りにも私は本質から離れていると思いますね、もう。これ、いずれこういう形で次、今度野田さんの顔がここに出るわけですね、次の政権交代のときの...全文を見る
○塚田一郎君 いや、少しではない、大いなる誤解を招くようなことで選挙を戦ってはいけない。改めるなら今ですよ。民主党のために申し上げておきたいというふうに思います。  次に、デフレ脱却でありますが、先ほども植松議員の質疑の中で、デフレの状況で価格転嫁が非常に厳しくなるというお話が...全文を見る
○塚田一郎君 財務大臣、今三%、二%の成長率の中で消費者物価、いわゆるGDPデフレーターが一%というような具体的な数字をおっしゃっていますけれども、日銀の最近の試算によると、来年の、一年後ですね、秋口はまだ一%の水準には行かない、平成二十六年の中ごろになってようやく一%ぐらいの消...全文を見る
○塚田一郎君 そうすると、安住財務大臣、デフレ脱却宣言がなされないままに消費税引上げに入っていくこともあり得るということでよろしいんですか。
○塚田一郎君 確かに総合的判断ですから、いろいろな指標、データを基に判断をされるということは理解できます。しかし、やはりこれだけの消費税の増税の議論をしている中で、それが非常に何か曖昧な形で具体性がないということで、こうして具体的に、デフレについてはどうなのか、成長率についてはど...全文を見る
○塚田一郎君 いや、ちょっと理解できないんですね。施行の停止というのが今おっしゃっている財務大臣の話であって、それ以外の措置を講ずるということで、これは質問通告してありますのでちゃんと答えていただきたいんですが、どういうことを想定されているんですか。
○塚田一郎君 いや、非常に何か曖昧な説明で心もとないんですが、ちょっと法案をよく読んでいくと非常にこうしたはっきりしないところがあって、どういった状況で何をするのかということ、あるいはどの状況であったらば引上げが停止されるのかということが非常に分かりにくい。ここをもう少し今後議論...全文を見る
○塚田一郎君 いや、もちろん三党協議ですけれども、やはりこういうことを早く進めていかないと、法案はもう採決目前です、しかしながら、負担軽減策についてはその後ゆっくり考えますと。でも、一年半後の引上げの議論ですから、いろんな準備も含めて早急に対応を進めていただかないといけないという...全文を見る
○塚田一郎君 いや、しかし、給付付き税額控除については、対象者の範囲と水準が明確でない、マイナンバーによっても資産、金融資産の所得状況の捕捉ができない、所得が捕捉できない場合は不正給付にもつながるおそれがあるという大きなマイナス点もあるわけじゃないですか。それでも今もそれを一番重...全文を見る
○塚田一郎君 いずれにしても、早急にこうしたことを三党協議も含めて判断をしていって、きちっと国民の皆さんに分かるように示していただきたいということをお願いします。  最後に、総理の覚悟について改めてお伺いをしますが、最近、総理、政治生命を懸けると余り言わなくなりましたね。もう何...全文を見る
○塚田一郎君 総理、それおかしいですよ。どんどんどんどん新しいことが出てくるじゃないですか。特例公債法だかマイナンバー法案まで出てきて、そんなことを言ったらいつまでたっても総理の政治生命というのはつながっていくわけですけど、総理大臣、幾つ政治生命があるんですか。
○塚田一郎君 いや、いたずらに野田政権の延命を図ることではなくて、国民に信を問う、そのことを強く我々から求めて、今日の質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。  今日は五名の公述人の皆様には貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。限られた時間でありますけれども、時間の許す限り、順次御質問をさせていただきます。  まず最初に、中村公述人に、企業、経済の団体の代表ということであります...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  次に、飯田公述人にお尋ねをいたします。  まず経済を良くしないと消費税増税をしても財政再建は成らないという御指摘だと思いますが、更なる金融緩和と財政出動が必要だということを言われて久しいわけですが、なかなか実際に経済が上向いてこないとい...全文を見る
○塚田一郎君 飯田先生に追加でもう一点お伺いしたいんですが、法案に事前防災ですとか減災のインフラ整備ということが十八条二項にあるわけですが、これはなかなか収益性で判断をできない分野の、しかしながら人の命と暮らしにかかわる重要な投資だということで我々としてはそういう内容を盛り込ませ...全文を見る
○塚田一郎君 次に、長谷川公述人にお尋ねをいたします。  これ、低所得者層への負担軽減策として軽減税率ということの御説明があったわけですが、ほかにも、政府は今、給付付き税額控除、あるいは暫定的に簡素な給付措置といったような方策、先ほど中村さんの方からも御指摘があったわけですけれ...全文を見る
○塚田一郎君 軽減税率に関してもう一つ、再度長谷川先生にお尋ねをしたいんですが、軽減税率の場合、試算上も財政負担が一番大きいと、三兆円ぐらいの試算を政府はしているわけですけれども、それがほかの制度に比べて軽減税率を導入しにくい、例えば食品全般に掛けた場合とかですね、どういった形に...全文を見る
○塚田一郎君 植草公述人にお尋ねをいたしますが、議会制民主主義のデュープロセスに反していると。非常に自民党もそのことをずっと申し上げているわけですが、残念ながらそのことを無視して今こういう状況になっていると。しかし、三党合意でこの法案が成立した暁には、少なくとも国民に民意を問う、...全文を見る
○塚田一郎君 終わります。どうもありがとうございました。
08月27日第180回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○塚田一郎君 自由民主党の塚田一郎です。今日はよろしくお願いいたします。  今日は大勢の大臣にお出ましをいただいております。順次質問が終わった時点で、御退室をいただけるかどうか委員長に御判断をいただきたいと存じます。  まず初めに、震災関連の政府会議における議事録等の未作成に...全文を見る
○塚田一郎君 岡田副総理は今、遺憾であるというふうに述べられました。しかし、副総理自身、一月の記者会見で、議事録を作ると会議そのものが形骸化しかねないという趣旨の発言もされているんですね。  どうも何か、今遺憾であるという御発言とその当時の御発言というのは食い違っているとしか思...全文を見る
○塚田一郎君 いや、それはおっしゃっていることはそのとおりかもしれませんが、それはですからルールで定めればいいことであって、議事録そのものが必要ないということには私は当たらないと思います。  自由民主党の政権下でも経済財政諮問会議というのがありました。これは、概要を直後に発表し...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、今後こうした災害対応も含めてルールを作っていく際に、例えば災害などの対応を、公開のルールとかというのを定めるのは、それはどこが、どの大臣が所管をするというふうな理解でよろしいんでしょうか。
○塚田一郎君 例えば、災害時の対応については防災担当大臣が今副総理がおっしゃった対応をするということでいいんですか。
○塚田一郎君 結局、その都度その大臣が存在するかどうかという問題もあるわけですから、やはり内閣が一元的にこういうルールを制度化するという方向に持っていかないと、外交であれば外務大臣なのかもしれませんが、結局こういったルールが決まらないまま次の状況が生じるようなことになる可能性があ...全文を見る
○塚田一郎君 これはどの政権ということではなくて、やはり今回の教訓を受けてきちっとしたルール作りを早期にやっていただくということが大事だということを御指摘させていただきます。  岡田副総理の方は以上でありますので、委員長の御了解があれば、御退席いただいて結構です。
○塚田一郎君 次に、ITの調達価格の高止まりと情報共有体制の不備について、古川担当大臣にお尋ねをいたします。  政府のIT予算は毎年度一兆円程度と大変な額に上っておりますが、経費抑制に向けた努力が十分ではないということは私は見過ごせないと思っております。  ITの調達について...全文を見る
○塚田一郎君 会計検査院は、IT調達の経費が高止まりしている背景は、見積書や予定価格の算定内訳等の有用な情報が政府全体として共有されていないことがあるというふうに指摘をしております。ここから、このような状況を改善すれば、逆に言えば調達価格の合理化につながるということが推定されるわ...全文を見る
○塚田一郎君 この問題は以前から指摘をされていますけれども、やはりもう大臣もおっしゃっているとおり、いつまでも同じような状況を繰り返しているわけにいかないわけで、早期に結論を出していただきたい。しかも、結果が出るように最善の努力を図っていただきたいということをお願いを申し上げます...全文を見る
○塚田一郎君 次に、厚生労働省の関連で、今のシステムの関係にも関係があるわけですけれども、健康監視システムと通常検疫業務システムの調達についての問題について指摘をさせていただきます。  平成二十二年度の決算報告によれば、厚生労働省において八億円以上を投じて導入した健康監視システ...全文を見る
○塚田一郎君 これは極めて問題な事案だと思います。本当にこんなことでいいのかということでありますので、しっかりとした対応策を講じていただいて、絶対にこういう税金の無駄遣いが起きないようにやっていただきたいということを御指摘をさせていただきます。  厚労省はこれで結構でございます...全文を見る
○塚田一郎君 次に、内閣官房、そして後ほど松原大臣にじっくりと御質問をさせていただきたいと思いますが、まず三菱電機による過大請求事案について藤村内閣官房長官にお尋ねをしたいんですが、平成二十四年一月、防衛・宇宙関連の調達において起きた不祥事でございます。  防衛省と内閣衛星情報...全文を見る
○塚田一郎君 本件については、多分、今御質問をしてもこれ以上のことは得られないと思いますので、委員長に御要望でありますが、第三者的な立場から実態を解明し、発注側の監査が十分であったか調査をして再発防止を図る必要性があるという認識から、当決算委員会において会計検査院に対し検査を要請...全文を見る
○塚田一郎君 ありがとうございます。  それでは次に、東日本大震災の復旧復興予算の執行の遅れについて、同じく官房長官に御指摘をさせていただきますが、平成二十三年度の東日本大震災復旧復興関係予算の執行状況について、六月に復興庁が発表した資料によると、全体予算十四兆九千二百四十三億...全文を見る
○塚田一郎君 官房長官、これ、真に必要なところにお金が本当に回っているのかという検証をされる必要があるんじゃないですか。本当に予算が有効に支出されているか、予算見直しそのものをやるということの作業が必要だと思いますが、いかがですか。
○塚田一郎君 是非予断を持たずに見直し等もやっぱりちゃんと行っていただいて、適切な形で予算が執行されるようにやっていただきたいということを強く要望をさせていただきます。  残りの時間は、拉致問題の関連で御質問をさせていただきたいと思います。  先ほど有田委員の方からも様々な視...全文を見る
○塚田一郎君 松原大臣、決意ですから、そんな役所の文章を読まないでいただきたいですね。この間、同志としてこの問題に取り組んできたその熱い思いで、大会でもおっしゃったじゃないですか、ここで勝負を懸けなければならないと。もう少し御自身の言葉で決意を語っていただきたいと思います。
○塚田一郎君 是非、松原大臣には私は本当に期待をしております。この間、民主党政権になって数多くの拉致担当大臣がいらっしゃったわけですが、松原大臣には本当に我々同志も期待をしておりますので、その熱い思いを是非政府内できちっとした形で実現をしていただきたいと思っているわけですが、しか...全文を見る
○塚田一郎君 どうもはっきりしないですね。  山根副大臣、今日お越しいただいていますが、この予備協議の事前の協議の段階で、日本としては拉致問題ということは必ずコミットしてもらわなければ困るんだということを具体的に交渉されているんですか。
○塚田一郎君 日本側が拉致問題は含まれると考えるのはこれは当たり前のことであります、国家の最優先課題でありますから。問題は、それに対して北朝鮮がどこまできちっとしたコミットメントをこの予備協議の中でしてこれるか、してこなければ困るわけで、そうでなければ、じゃどうするんだというのが...全文を見る
○塚田一郎君 先ほど有田議員の質疑の中で、予備協議の政府代表として課長級で最初は対応するということになったというような御説明がありましたが、副大臣、それで間違いないでしょうか。
○塚田一郎君 よく北朝鮮がやる時間稼ぎに乗ってはいけないということなんですね。  課長級で協議をすると、何をテーブルにのせるかも含めて時間はどんどんたっていくわけでして、やはり本来であれば杉山アジア大洋州局長が直接交渉に当たる、向こうもそれなりの人を出してきてくれと言うべきだと...全文を見る
○塚田一郎君 山根副大臣にお伺いをしたいんですが、今回のこの日朝の交渉に入るということについて、我々の同盟国であるアメリカ等にそういったことの事前の了解を取られているのでしょうか。
○塚田一郎君 今の状況で韓国とどういう外交的なやり取りがあるかまではお尋ねしてもお答えいただけないでしょうけれども、日米韓の連携というのは、従来、この拉致問題解決には非常に重要だということでありまして、その辺りのところも含めてきちっとした協議をやっていただかなければならないわけで...全文を見る
○塚田一郎君 本来、拉致問題がメーンだということであれば、こうした予備協議で拉致問題を主題として協議が行われてくるという形で外交上スタートするのが本来の姿ですね。ところが、この遺骨問題から入らざるを得ないということが我々としては非常に懸念をされると。しかも、この遺骨の問題だけ向こ...全文を見る
○塚田一郎君 よもや政権浮揚のためにこうしたことが取り上げられているとは思いたくありませんけれども、非常に今、時期的に、この拉致問題の十年の節目ということは大きなタイミングでありますし、九月二日には全国の国民大集会も開かれるわけですから、ただ協議に入りましたと、しかし進展はないま...全文を見る
○塚田一郎君 松原大臣よく御承知のとおり、我が国の拉致認定被害者以外の特定失踪者というのは数百人の規模と言われております。その中でどれだけの人が本当に拉致をされたかということは、残念ながら明らかにはなっていないのが状況で、それで一定の解決をどうとらえるかというのは極めて難しい、し...全文を見る
○塚田一郎君 大臣は大変御家族の皆様と密接にこの間コミュニケーションを取られているんで、是非そういったこともきちっと大臣として議論をしていただきたいと思いますし、これは非常に重要で大きな問題だということを指摘をさせていただきます。  先ほども藤本健二氏の話が出ておりましたが、実...全文を見る
○塚田一郎君 藤本氏自身は、大臣とテレビを通じて面識を持ち、この拉致問題について話し合ったと、しかも、それについて第一書記にメッセージを伝えたというふうにおっしゃっているわけですが、実際にお会いになったことはお認めになりますか。
○塚田一郎君 分かりました。それ以上はお話しになれないということでありますけれども、あらゆる手段をというふうにおっしゃっているわけですから、全ての選択肢を含めてアプローチをしているというふうに理解をいたします。  問題は、私は非常に懸念をしているのは、今回、この藤本健二さんとい...全文を見る
○塚田一郎君 それでは、具体的なこの拉致問題解決に向けての協議のベースは何かということを再度確認をいたしたいんですが、民主党政権になってから何度か私はこの問題について拉致問題特別委員会等で質問をさせていただきました。岡田外務大臣の時代も前原外務大臣の時代も御質問をしているわけです...全文を見る
○塚田一郎君 今の御答弁だと、その二〇〇八年六月、八月の協議を必ずしも前提としていないと、新たな協議をするというふうにも取れるわけですが、どちらなんですか、はっきりお答えください。
○塚田一郎君 今の御答弁だと、北朝鮮側が再調査をするということについては一旦白紙になっていると、そこから再度スタートをするということなんですか。ちょっと御説明の趣旨がよく分からないんですが。  そもそも今までは、民主党政権になってからも、基本的にはこの二〇〇八年六月、八月の日朝...全文を見る
○塚田一郎君 それ、全面的な再調査を求めるというのがスタートでなければ、どういうスタートを新たに考えられるんですか。拉致被害者はもういないと言う北朝鮮に対して再調査を認めさせたことにこの二〇〇八年の六月、八月の協議の意義があるわけで、それ以外の、じゃ、どういう視点からこの協議を進...全文を見る
○塚田一郎君 いや、私は理解できないのは、協議のテーブルにのせるということは、再調査をまずさせなければ、そこから物事はスタートするんですから、そこ以外にないはずなんです。それを別のことをまだ想定をしているとおっしゃるから理解ができないと言っているので、何を、じゃ具体的に、じゃ、拉...全文を見る
○塚田一郎君 まあ交渉のスタンスも非常にはっきりしないと、しかも状況も不安定な状況で、私は非常に残念ながら今の答弁を聞いて不安に思っております。  もう時間もありませんので、松原大臣に最後に御質問いたしますが、松原大臣はインタビュー等で、一定の進捗がない状況になったとき、今回の...全文を見る
○塚田一郎君 再度お尋ねをします。  そのけじめの中には、政府としての追加制裁も含まれるという理解でよろしいですね。
○塚田一郎君 とにかく、そのことを私は強く最後に申し上げたいのは、四月の北朝鮮のミサイル発射実験以降、我が国独自の北朝鮮措置ということが実施されないままにこの間来ているんです。圧力がなければこの北朝鮮に対する拉致問題が解決しないことは大臣よく御承知のとおりで、暗にこの協議に乗って...全文を見る