塚田延充

つかだえんじゅう



当選回数回

塚田延充の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第112回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○塚田委員 今後二十一世紀に向けまして、高齢化、情報化、都市化が進んでまいりますと、災害に強い安全な国土づくりの要請はますます強まってくるはずでございます。このためには、第四次全国総合開発計画に盛られました安全で質の高い国土環境の整備を急ぐ必要があると考えます。  そこで、この...全文を見る
○塚田委員 先ほどから当委員会におきます審議は、ほとんどが地震ということに集中しているようでございます。それは、それだけもしもの場合の地震の被害の甚大さを心配するからでございまして、特に東京という意味において質問が集中しておったと思いますが、私もそのような観点から、大規模地震に関...全文を見る
○塚田委員 確かに国土庁としては、一都三県いろいろ情報をとりながら、それを取りまとめる作業をしているようでございますけれども、これについては一刻も早く国土庁としてまとめ上げたものを公表して、それを首都圏の住民にはっきりと公表しておいた方が、いざという場合にはパニックを防ぐ意味にお...全文を見る
○塚田委員 昨年十二月の千葉東方沖地震の件でございますが、その被害状況がどうなっているのか、確認のため簡単に御説明いただきたいのですが、その中で特に私どもにとって注目を浴びておりますのは、その強さとか被害そのものというよりも、意外なところで噴砂現象が起きているということについて注...全文を見る
○塚田委員 液状化現象につきましては、新潟地震のときにもその報告を受けているわけでございますが、特に脚光を浴びましたのがこの千葉東方沖地震で、心配されておったことが実証されたような形になったわけでございます。  この液状化現象がいかに恐ろしいものであるか。それは、高層ビルなどに...全文を見る
○塚田委員 建設省にお尋ねいたしますけれども、この液状化現象について建設技術上どのようにとらえられており、これを今後の都市計画及び防災面などを含めて建設省としてはどのように対応し、もしくは建設業界などを指導しようと考えておるのか、その辺の状況について建設省の御認識と対策をお伺いし...全文を見る
○塚田委員 先ほどの国土庁防災局長の御答弁によりますと、この噴砂現象について起きやすい場所、地盤の特徴などいわゆる特定しがたい面がまだあるんだという御答弁だったように私は受け取ったのですけれども、今の建設省の方の回答によりますと、かなり研究が進んでおって、起きやすい地盤状況につい...全文を見る
○塚田委員 先般の千葉東方沖地震で、まさかと思った東京の内陸部においても液状化現象が、程度の差はあれ、かなり起きたということが伝えられております。そして、これは学術的にも、そういう起きやすい地盤と申しましょうか、もしくは歴史的な経過、埋め立てがどうだったとかいうようなことから、推...全文を見る
○塚田委員 それにつきましては、単に国土庁が内々にマップをつくって、内々に持っておって云々ではなくて、やはり地域を管理しております地方公共団体にはっきりとそれをおろしていって知らしめておくこと、及びそこを通じてさらに住民の方もその危険性について、怖がらせるだけでは困りますけれども...全文を見る
○塚田委員 この東京湾岸部の開発計画というのは、俗にウオーターフロントと言われておりますので、いずれにせよ埋め立て的なことになると思います。そうなりますと、所管としては運輸省港湾局の所管部分が非常に大きな分野を占めてくると思います。  そこで、運輸省にお伺いしますけれども、防災...全文を見る
○塚田委員 現在、東京、首都圏が余りにも過密化し過ぎてしまったということで、首都機能をほかへ持っていこうじゃないかとかまたは分散させようじゃないかということが、竹下総理の意向もございまして、奥野長官を指揮官としていろいろと策を練られて、いよいよ実行段階に入っていくものと思われます...全文を見る
○塚田委員 ただいまの御説明では、どちらかというと災害発生の際の救助のための基地のような感じが強いと思います。  そこで、私が国土庁長官にお願いしておきたいのは、災害有事の場合のシャドーキャピタルと申しましょうか、もしくは第二官邸もしくは第二永田町のようなところをどこかにつくっ...全文を見る
○塚田委員 最後に、河川改修、治水について一問だけお尋ねしておきます。  茨城県の那珂川は一昨年の台風十号によって大変な被害を受けましたけれども、これについての河川改修の状況はいかがなっておるのか、お答えいただきたいと思います。
○塚田委員 終わります。
03月25日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
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○塚田委員 我が国の社会保障は、国民のさまざまな努力によりまして、先進諸国に劣らない内容を整えるに至っております。もう既にアメリカやヨーロッパの水準に十分達していると世間的には受けとめられております。例えば世界でも最長の水準にあります平均寿命、最も低い乳児死亡率など、社会保障の内...全文を見る
○塚田委員 長寿社会の建設のための制度改革は、既に一部大臣の見解にもございますように着手されていることはいると思います。しかし、事態は場当たり的対応で済むほど生易しいものではないはずでございます。国民がひとしく苦しさ、そして負担を分かち合っていかなければ、改革は成就し得ないところ...全文を見る
○塚田委員 大臣の御感想にございましたように、この推計を見ますと、これは大変なことだということでございまして、その財源をいかに確保するかとか、また逆にどのようにこれを合理化、適正化していくかということが大切なこととして読み取られるのではないかと私も大臣と見解をともにするものでござ...全文を見る
○塚田委員 厚生省がおつくりになりましたその推計数値のまま推移した場合には、社会保障の負担によって厚生省のみが残って国家が滅びてしまうというくらい重要な中身を持っておる、だからそれをいかに適正化するかということが厚生省にとって大きな役割になる、このような認識のもとに、この資料をも...全文を見る
○塚田委員 国レベルにおきまして、そのような総合化のための努力の施策が着々とうたわれているということにつきましては、心強い限りでございますけれども、私の提案のように、単なる横の連絡会というのは、権限とか何かの問題が出てまいりますので、しかも民活ということも考えて、ぜひ恒久的と申し...全文を見る
○塚田委員 社会福祉行政は住民生活に密着した地域性の強いものであることは、ただいま指摘したとおりでございます。そして最も基礎的な実施主体でございます市町村が実施主体であるということも申し上げたとおりでございますけれども、この原則をもっとはっきり確立する必要があるんじゃないかと思い...全文を見る
○塚田委員 ぜひそのように地方公共団体の自主性をもっともっと活用できる方向に誘導していっていただきたいと存じます。  それでは、視点をちょっと変えまして、例えば高齢者であるとかまたは障害者とかいうような、社会的にハンディキャップを背負った方々は関する問題を取り上げてみたいと存じ...全文を見る
○塚田委員 そのノーマリゼーションの理念の普及とあわせてどんどん進めていかなければいけないのは、福祉サービスのあり方の中で、いわゆる居宅処遇の原則に基づいて、在宅サービスを中核として、その充実をもっともっと期していかなければいけないと思います。各種の福祉施設は在宅サービスを容易に...全文を見る
○塚田委員 在宅サービスの対策につきましては、まあまあの厚生省の現況についてお伺いし、ある程度は安心できるわけでございますけれども、今後とも、特に家庭奉仕員のことにつきましては、その量及び質の向上についてさらに努力していただきたいと存じます。  さて、それとあわせまして、在宅サ...全文を見る
○塚田委員 基本的には大きな流れとしては、在宅サービスの充実という方向に流れていくのはやむを得ないと私は考えておりますが、しかしその一方、本当にどうにもならなくて、やはり施設に収容しなければいけないという方々が非常に多いことも事実でございます。例えば老人痴呆性の方方であるとかがそ...全文を見る
○塚田委員 先般発表されました厚生白書によりますと、福祉ボランティアを支える層は量的には四百万人に達していると推計されております。まことに心強い限りでございますけれども、さらにこのボランティア人口をふやしていかなければ、これからの長寿社会に対応することができなくなってくると思いま...全文を見る
○塚田委員 今私が申し上げましたことは、一般的に言われていることでございまして、確たるデータが私自身もあるわけじゃございません。しかし、一般的に言われていることというのは意外と当たるのですね。それから火のないところから煙は立たないということでございますので、この辺の職業別とか何か...全文を見る
○塚田委員 余談ではございますが、今のケースの場合、逆の場合、すなわち御主人に先立たれた場合には、奥さんの方はほとんどが平均寿命を全うされるということが言われております。  さてそこで、いわゆる老後の生きがいをいかに確保していくかというのが社会的に大きな問題となっているというこ...全文を見る
○塚田委員 次に、医療政策についてお伺いいたします。  国家政策としての国民皆保険制度を初めといたしまして、医療関係者の大変な御努力によりまして、現在この医療関係は世界最高の水準にあり、この恩恵を受けて長寿社会が実現しようとしているわけでございます。しかしながら、これを医療費と...全文を見る
○塚田委員 医師数、歯科医師数の増加は医療費の増加と強い相関関係があると言われておりますけれども、こういう医師及び歯科医師の供給過剰が現実化してきておりますが、その現状と今後の対策についてお伺いしたいと思います。
○塚田委員 最後に、原爆被爆者対策についてお伺いいたします。  戦後四十三年が経過した今日、なお原爆被爆者の方たちは被爆者対策の充実を求めて活動を続けています。きのうも被爆者の代表の方々から私ども民社党に要請がございまして、日本原水爆被害者団体協議会が本年三月十日付でまとめまし...全文を見る
○塚田委員 以上、終わります。
03月31日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
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○塚田委員 今回の国民健康保険法の改正案につきましては、都道府県などの財政負担を導入する内容が伝えられるや否や、全国の知事会などから猛烈な反対運動が起きたことは御存じのとおりでございます。その反対の主な理由は何であったのか、そして自治省としては、それを受けてどのような認識のもとに...全文を見る
○塚田委員 そのような認識のもとに、自治省を旗頭としてかなり抵抗があったわけでございますが、それが大蔵大臣、厚生大臣との三者会談に基づいて、自治省側としては絶対反対であったその矛を急にぱたりとおさめたような形になっているわけでございます。何に納得してその矛をおさめたのか、最大の理...全文を見る
○塚田委員 地方団体も納得という形で合意をしたから矛をおさめたような形になったという御説明でございますけれども、それでは自治省にずばり率直な御見解をお伺いしたいわけです。今審議されておりますこの改正案に対して、まだまだこれが足りないとかこうしてほしいとか、恨みつらみというわけじゃ...全文を見る
○塚田委員 調整室長の御説明、ありがとうございました。  その中でも述べられておりますように、やはり国保問題について抜本的な改革のポイントを決めてきちんとやらなければなかなか地方団体としても乗っていけないというようなことが言葉の表にも裏にも強くにじみ出ていたのじゃないかと思いま...全文を見る
○塚田委員 その一元化ということでございますけれども、今までの審議の中でも何回かこの問題が取り上げられておりますけれども、これは全国民の負担と給付が同一になることを言っておるのか、それともいろいろな言いわけがあるようでございますが、実際にその姿がどうなるのか、国民がわかるような形...全文を見る
○塚田委員 厚生省はさきに「国保制度の課題と改革の基本的考え方」という中で、八割程度の給付水準に改善するために必要な検討をすると述べているわけでございますが、その八割という水準は何を基準に考え出したのか、それぞれの各制度をそのままにして、給付面のみ八割で一元化するつもりなのか、あ...全文を見る
○塚田委員 一元化ということが抽象的に言えば負担と給付の公平化を目指すものであるということはよくわかります。それではそもそも保険とは何かという基本的な、議論を吹っかけるわけじゃございませんが、問題についてお尋ねしたいと思います。  単純に保険ということを考えてみますと、一個人の...全文を見る
○塚田委員 今の問題は余りにも根本的な問題でございますので、じっくりと研究してください。  次に、医療費増高の大きな原因の一つに末期医療の問題があることは事実でございます。延命を第一義とする今の医療のあり方を見直して、望ましい末期医療のあり方について研究、検討を行う時期に至った...全文を見る
○塚田委員 次に、地域単位の健康保険組合の設立についてお尋ねいたします。  厚生省は六十一年の四月以来国会答弁で何回も何回も地域健保組合の設立を検討すると答えておられますけれども、まだ認可されたものはないんですね。具体的な設立基準が何になっておるのか、まずそれについてお伺いしま...全文を見る
○塚田委員 設立手続はどのように進めたらいいのか、ごく簡単に御説明いただきたいと思います。
○塚田委員 去る三月十四日の参議院の予算委員会で下村保険局長は、その答弁の中で、早ければ一、二のものについて数カ月以内にその設立を認めるような状況になってくるとおっしゃっておられますけれども、その一、二のものについて具体的な進捗状況をお聞かせいただきたいと思います。
○塚田委員 地域医療を充実していく上で、このような地域健康保険組合の設立というのは一つのアイデアであり、積極的に推進していく必要があるのではないかと私どもは考えておりますし、申し上げたとおり、またそれを三月十四日我が党の井上計議員が質問したとき、局長の方から大変積極的と思われる回...全文を見る
○塚田委員 それでは、その件につきましてはひとまずおきたいと思います。  このたびの改正案では、私が冒頭で申し上げたごとく、都道府県の財政負担導入が大きなポイントの一つとなったわけでございます。従来都道府県は医療法に基づいて地域医療計画での病床規制とか医療費適正化など医療機関の...全文を見る
○塚田委員 先ほどの自治省の説明によりますと、地方団体の立場で言えば、国保の抜本改正のためには、制度一元化であるとか保険料水準の地域格差問題を是正するとかいうような根本的な問題を厚生省にきちんとやってもらわなければ、地方団体としては困るというような指摘があったわけでございます。そ...全文を見る
○塚田委員 現在生じております保険料の地域格差につきまして、どのような方法で保険料の標準化を図っていくつもりなのか。例えば国の財政調整により全国的な保険料水準のアンバランスの調整を行う必要があると思いますが、この件、いかがでしょうか。
○塚田委員 現在の各市町村国保の財政状況がどうなっているのか。具体的に言えば、一般会計から補てんをしている市町村はどのくらいあって、その補てん総額がどの程度になっているか、お答えいただきたいと思います。
○塚田委員 低所得者の医療給付は一般被保険者の医療給付と比較してどうなっていますか。
○塚田委員 安定化計画を策定しなければならない市町村はどのくらいあると考えておられますか。
○塚田委員 今回の改正案の中で指摘されております言葉の定義でございますけれども、著しく高い医療費の「一定部分」とはどの程度のものと考えているわけですか。
○塚田委員 本来国保の医療費の適正化というのは、現に医療費が高い低いにかかわらず推進すべき課題じゃないかと思います。となりますと、すべての保険者が計画を策定して医療費の適正化を図ることによって制度の安定化を図るべきだと思いますが、いかがでございましょう。
○塚田委員 以上で終わります。
04月20日第112回国会 衆議院 土地問題等に関する特別委員会 第4号
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○塚田委員 本日は、参考人の皆様方におかれましては公私ともに御多忙の中を貴重な意見をこのような席でお述べいただきまして、大変ありがとうございました。  それでは、順不同でございますけれども、質問させていただきます。  まず柴田参考人にお伺いしたいわけでございますが、国の機関を...全文を見る
○塚田委員 確かに先生の御意見というのは、もう実態そのものは地方に移して、窓口機能みたいなものだけは東京なり大阪なりでいいんじゃないか、こういうお考え方だと受けとめさせていただきます。  それでは宇野参考人にお伺いいたしますが、今の柴田参考人のいわゆるサポーティングオフィスとか...全文を見る
○塚田委員 東京への一極集中を避けるためには、やはり地方の振興、これによって初めて産業であれ人口であれ移動が可能じゃないかと思います。そうした場合、今まで各委員から指摘されておりましたのは、地方への権限委譲の問題、これが不十分だし、これがポイントになるぞというように受けとめられる...全文を見る
○塚田委員 竹内参考人の陳述によりますと、茨城県は多極分散の一つの極としてかなり重要な役を引き受けてもいいんだ、その準備もあるし可能性もある、そして特に筑波研究学園都市としての経験もある、このような御説明を興味深く聞かせていただきました。  そこで、これらの件に関連して二、三御...全文を見る
○塚田委員 茨城とか栃木、群馬、この辺から東京に入ってくる場合、やはり高速道路網でございますけれども、確かに自動車専用道路は非常に整備されましたけれども、東京そのものに入るとほとんど動きがとれなくなってしまうというようなことで、竹内参考人など大変苦しんでいると思いますけれども、他...全文を見る
○塚田委員 終わります。ありがとうございました。
04月21日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○塚田委員 まず、児童扶養手当法改正案に関連いたしまして、これは母子家庭ではなくていわゆる父子家庭または養育者がおじいちゃんとかおばあちゃんとかいうような方になっている、こういう家庭が増加しているというふうに思われるわけでございますけれども、実際このような父子家庭であるとか祖父母...全文を見る
○塚田委員 確かに父子家庭の場合は、母子家庭と違いまして収入の面とかいうことについては、平均で言えば案外基盤がしっかりしておって大丈夫じゃなかろうかと行政の側で判断されるような統計データが出ることは当然だと思います。しかしながら、やはり数多くの中にはもうどうにもならないような、収...全文を見る
○塚田委員 次に、原爆被爆者に関連した問題についてお尋ねいたします。  原爆被爆者の方々に対する救済処置についてもう既に各委員から御質問がなされておりますけれども、そんな中で私どもはもうずっとずっと前からいわゆる被爆者援護法をつくったらどうか、つくるべきだと厚生省に迫っておるわ...全文を見る
○塚田委員 本年三月二十一日の日韓外相定期協議で在韓被爆者問題について合意がなされたわけでございます。この件についても同様他の委員から質問が出されており、外務省からお答えをいただいておりますが、この問題について厚生省として具体的に何をなすべきなのか、または外務省なり関係省庁に対し...全文を見る
○塚田委員 それでは次に、戦傷病者援護法についてお尋ねいたします。  この件ずばりではございませんが、関連ということで帰国を希望されておる中国残留孤児の受け入れ態勢について、六十二年度から三年計画で整備されるということを厚生省ははっきりされておるわけでございますが、その進捗状況...全文を見る
○塚田委員 残留孤児の中国における養父母に対しましては、今ボランティア基金によって扶養費を払っているはずでございます。大変お世話になっておりますこれら養父母も既に大変高齢化しておることはご存じのとおりであり、日本の国の立場からすれば、これは償っても余りあるほどの責任があるはずでご...全文を見る
○塚田委員 それでは厚生年金保険法の改正につきまして質問をさせていただきます。  御承知のとおりの長寿社会が刻々というか、もう既になっておると言ってもいいでしょうか、そういう状況の中で老後生活をゆとりのある充実したものにするためには、公的年金とあわせて厚みのある給付を行っており...全文を見る
○塚田委員 産むは案ずるよりやすし、または、信ずる者よ、なんじは幸いなれということで、異業種であれ何であれ、必ずこの基金をやりたいというからには、その団地の方はきっとうまく厚生省の要望にこたえてくれると思いますので、ぜひ前向きにお願いしたいと思います。  この基金の普及のために...全文を見る
○塚田委員 このたびの改正案がそのような小規模の基金でもうまく設立できる、また運営できるようにという条件整備を図っていることについて評価したいと思います。そして今局長からもお話がございましたように、そのための条件整備の一つとして、事務の共同処理をするのだ、これが今回の改正案の一つ...全文を見る
○塚田委員 もう一つの条件整備でございます支払い保証制度をきちんとしなければいかぬというわけでございますけれども、この制度はいつごろをめどにきちんとされるのか、御説明いただきたいと思います。
○塚田委員 この支払い保証事業は、解散した加入員の給付を確保するため、その支払いを保証するわけでございますけれども、制度の目的そのものはいいのですけれども、この事業をやることによって、逆に各基金そのものが新たに過重な負担を負わされてしまう結果になりやしないか、その辺心配されるとこ...全文を見る
○塚田委員 今回の法改正では脱退一時金を通算するという形になるわけでございますけれども、このことは一時金を連合会に委嘱、移換するといいましょうか、これと同じ効果をもたらすことになると思います。そうなりますと、中途で脱退したいんだという人があった場合、その一時金のニーズを無視するこ...全文を見る
○塚田委員 それを聞いて安心いたしました。  それでは次に、今度の法改正に基づく百三十二条第三項によって、年金給付に新たに老齢厚生年金の二・七倍という努力目標を設定したわけでございます。この二・七倍という数字の根拠がいかなるところから出ているのか、この辺のことについて具体的に御...全文を見る
○塚田委員 この条項が努力目標として設定されたこと自体はいいとしても、最終的には、やはり法律として決められたものということになると、努力目標というのがひとり歩きする、もしくはお役所側の行政指導などによって、これ自体がもう強制規定のような形になってしまって、各基金がふうふう言うとい...全文を見る
○塚田委員 厚生年金基金がこれからの長寿社会に果たしていく役割について、先ほど私それを評価するというふうに申し上げたわけでございますが、今後ともこの制度のより充実発展のために厚生省としても努力をさらに続けていただきたいと思います。  これにつきまして、最後に大臣から、この制度の...全文を見る
○塚田委員 終わります。
04月21日第112回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
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○塚田委員 当委員会におきましては、さきの委員会におきまして無限連鎖講の防止法改正案を可決することによりまして、社会的に問題になっておりますいわゆる悪徳商法、これを取り締まろう、防止しようという当委員会らしい仕事をしたわけでございます。  ところで、現在商工委員会の方でございま...全文を見る
○塚田委員 これからというよりも、もう既にカード時代になった、クレジット時代に突入しているわけでございます。そして小学生の段階でも、やれテレホンカードだ、オレンジカードだということでもってカードが日常化してくる、そしてクレジットの度合いがこれからますます強まってくるということにな...全文を見る
○塚田委員 それでは経済企画庁にお尋ねいたします。  消費者をめぐるトラブルにつきまして、現在では国民生活センターであるとか各都道府県の消費者センター等が、相談であるとかまたそのような実態調査に当たっているわけでございますが、このような公的機関の機能をもっと強化充実する必要があ...全文を見る
○塚田委員 それではテーマを変えまして、牛肉問題について、農水省に対して御質問を行いたいと思います。  現在、牛肉、オレンジ輸入問題が日米交渉の最たる渦中にあるということで、政治的に非常に難しい問題でございますが、その件は別におきまして、消費者、国民の立場で一体牛肉の値段はどう...全文を見る
○塚田委員 次に、生体牛及び通常の牛肉、それからくず肉、さらには牛肉調製品に対する関税と制度はどうなっておりますか。
○塚田委員 輸入牛肉を畜産事業団はどこから買っているのですか。そして、その買い入れ価格はどうなっておりますか。
○塚田委員 畜産事業団は、その買い入れた輸入牛肉をどこへ幾らで売っておりますか。
○塚田委員 小売の方でございますけれども、その三千六百の指定小売店では消費者に幾らで売っておられますか。
○塚田委員 それらのものを指定小売店は消費者に幾らで売っておりますか。
○塚田委員 今のですか、そんなに安いですか。それでは一般小売の状況についてお伺いしますけれども、今輸入牛肉が一般的には一番値段のこなれているバラ肉あたりで九十円とか、肩肉でさえも百三十円ということですが、これが国産の和牛とかまたは乳牛の雄をあれしたようなものですと一般的には幾らで...全文を見る
○塚田委員 今の御答弁でわかりますように、輸入品はかなり値段がこなれているわけでございます。そして、農水省の立場からいえば三千六百店も扱っておるということでございますが、全国で三千六百なんというのは、はっきり言ってその値のこなれた輸入品を買おうと思っても、地方の消費者なんかほとん...全文を見る
○塚田委員 一部は消費者のために、その値段の引き下げに使われていることがわかりましたけれども、私が申し上げましたように、指定小売店三千六百では国民のうちのほんの一部にしか行き渡らないという意味において、逆にそういう差益の使い方としては、指定小売店をけた違いにふやすというぐらいの方...全文を見る
○塚田委員 今の指定小売店につきましては私と見解が違ったようでございますが、いずれにせよ、一般消費者の立場からすれば、思ったように輸入牛肉を買えないというのが実態でございます。その辺、業者が扱ってくれないからどうの、小売店の意欲がないからどうのこうのはあるかもしらぬけれども、一般...全文を見る
○塚田委員 輸入食品すべてについて言われるわけでございますけれども、いわゆる添加薬品、薬物、これらによる被害と申しましょうか、事故ということが考えられます。そこでこの輸入牛肉について、安全性のためにどのような対策を講じておられるのか、お聞きしたいと思います。
○塚田委員 一週間ほど前でございますか、NHKの特別番組でこの輸入牛肉問題を扱っておりました。その中でも特にポイントとなってNHKが分析を行っておった、もしくは視聴者に訴えるような形をとっておりましたのは畜産事業団のことでございます。これは、今の日米交渉などもあったり帰趨によった...全文を見る
○塚田委員 この牛肉問題について、農水省とほんの上っぺらのみQアンドAという形でやらしてもらったわけでございますが、ある程度の状況が浮かび上がってきたと思うのですが、このやりとりをお聞きになりまして、経済企画庁長官としてどのような感想をお持ちになったのかお聞かせいただいて、私の質...全文を見る
○塚田委員 終わります。
05月17日第112回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号
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○塚田委員 今回の労働組合法等の一部を改正する法律案は、現行の中央労働委員会と国営企業労働委員会の統合を目的としたものでございますので、これにつきましては、私たちも行政改革推進の立場から、また労働委員会の効率的な運営という観点からも、基本的には評価できるものと考えております。しか...全文を見る
○塚田委員 この問題につきまして前向きに検討するということでございますが、重ねて質問し確認いたします。在籍専従期間の制限をこの際きっぱりと撤廃する意思はございませんか。     〔委員長退席、野呂委員長代理着席〕
○塚田委員 御答弁は、結局のところ在籍専従期間の制限撤廃は難しい、このようなお答えであったと受けとめざるを得ません。大変残念なことでございます。  それでは、次善の策ということで、我々は在籍専従の期間については当分の間七年以下の範囲内で労働協約で定める期間とするということで検討...全文を見る
○塚田委員 現在の国営企業労働関係法では、在籍専従の制限以外にもいろいろ多くの労働基本権の制約が課せられているわけでございます。労使関係の安定という観点から見ますと、これらの制約も在籍専従制限とあわせて抜本的に見直して、さらに大幅に緩和していくべきだと考えますが、これらの問題につ...全文を見る
○塚田委員 在籍専従期間などの問題につきましては、これぐらいにいたしまして、次に仲裁裁定制度について質問をさせていただきたいと思います。  現在の仲裁裁定制度につきましては、仲裁が出たらこれを直ちに実行に移せるようにするなど、その拘束力の強化を図っていくことが必要であると私は考...全文を見る
○塚田委員 私が申し上げておりますのは、完全実施ということは当然のことであって、その効率的な実行ということでございまして、そういう面においては、今のままでは拘束力が弱過ぎるのではなかろうか。その辺の改善をしないと、先ほど話が出たように、最長のものでは三千数百日、十年間もかかってし...全文を見る
○塚田委員 中央での統合に合わせまして、地方調停委員会も時代の要請に合わせて改革し、その機能の強化を図る必要があると私たちは考えます。これにつきまして、具体的な施策についてどのように考えておられるのか、お尋ねいたします。
○塚田委員 今回の統合によりまして、新しい中央労働委員会が誕生することになるわけでございますけれども、単に統合をするだけでは労働委員会の効率化は実効が上げられないと思います。先ほどの他の委員の質問に対しての御答弁の中で、行政改革の見地から、予算面であるとか人員の面からかなりの合理...全文を見る
○塚田委員 ただいまかなり具体的にお伺いいたしましたけれども、とにかくこの委員会の審議過程及びその決定に基づく拘束力の実施、すなわち紛争解決そのものの迅速化、これは国民の要望だと私は思います。つきましては、大臣の方から、先ほどの不当労働行為などについてもうびっくりするような長期間...全文を見る
○塚田委員 国営企業におきましては、国民の負託にこたえて、労使が共通の認識を持てるように、労働組合が経営にもっと参加できるような体制をつくることが今の社会情勢に適合していると考えます。竹下総理も世界に貢献する日本とか国際化の時代とか言われているわけでございますけれども、まさしく国...全文を見る
○塚田委員 その大臣の、経営参加に関する国際情勢、今の社会情勢を踏まえての御見識をお伺いいたしましたので、今後とも労働組合の健全な発展のために、労働省一丸となって取り組んでいただくことを切に要望いたしまして、私の質問を終わります。
08月09日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
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○塚田委員 本日は、参考人の皆様方におかれましては大変お忙しい中お越しくださいまして、ありがとうございました。  皆さんのお話を聞いておりますと、薬害であるにもかかわらず、その薬害を裁判で争う、そんな時間的な余裕もない、とにかく一刻も早く完全救済を求めるというようなことで、本当...全文を見る
○塚田委員 次に、宇野参考人にお尋ねいたします。  宇野参考人は山形県在住でございますね。先ほどの陳述の中でも医療機関、地方のために大変苦労されておるというお話でございましたが、厚生省筋におきましても、今後の総合対策の一環として全国的な医療機関のネットワーク化ということ を重...全文を見る
○塚田委員 先ほど石田参考人の方から委員の質問に答えて、いわゆる厚生大臣あての、例えば弔慰金であるとか、その他医療費の補償など細かな話がございましたけれども、この件につきまして伊地知参考人にお伺いいたしますが、例えば医療費の補償などになりますとどうしても匿名というわけにはいかなく...全文を見る
○塚田委員 どうもありがとうございました。  終わります。
08月25日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○塚田委員 先日は、血友病患者団体の皆様方が参考人としてお越しいただきまして、魂の叫びとも思われるような大変悲痛な陳述をされたわけであり、私も篤と胸に銘記をさせていただいた次第でございます。  参考人の方々がいろいろ述べられたそのポイントというのは、やはりエイズイコール血友病と...全文を見る
○塚田委員 それでは、エイズ対策の方でございますけれども、厚生省が現在取りまとめております六十四年度の概算要求があるわけでございますが、その中でどのような救済策を盛り込んで、そしてどのくらいの概算要求をされようとしているのか、御説明いただきたいと思います。
○塚田委員 がんは人類共通の敵と言われておりますけれども、いわゆる感染性であるという意味においてはエイズは、これは余り危機感をあおることはよくないかもしれませんけれども、一部喧伝されましたように本当に世紀の業病、人類がこれによってやられてしまうのじゃないかと言われるくらいの大変な...全文を見る
○塚田委員 局長がおっしゃいますように、確かに取り組みの意欲というものは単に予算というような金額のみではないのだということはわかりますけれども、やはり何事であれ、先立つものが大切である。そうした場合、私は、いわゆる人類共通の敵と言われるような今の情勢においては、余力のある日本の国...全文を見る
○塚田委員 私が御質問申し上げましたのは一般的、常識的な意味において聞いておるわけでございまして、ならば重ねてお伺いいたしますけれども、薬害でなければ何が原因でもって血友病の方々はエイズ感染されたのでしょうか。
○塚田委員 大臣、お聞きいただいたと思いますね。とにかく定義は別としても、今局長から御答弁いただいたように、血友病の方々がお使いになっておった血液製剤が原因となってとにかくエイズに感染されるようなことになってしまったということですから、これは法律的なのか、それともお役所定義か知り...全文を見る
○塚田委員 大臣の御答弁は大変誠意あるものと私は受けとめさせていただきます。  そして、いわゆる定義は別として、薬害でございますし、これは別な言い方をさせていただければ、本人の責任なしに事故に遭ったようなもの、すなわち不可抗力のもので苦しんでおられるわけでございます。不可抗力の...全文を見る
○塚田委員 厚生省当局のおっしゃるように、事務的とか制度的とかいったら一歩も進まないようなものでございますから、私は今言った天災的なこととして考えてほしいし、大臣が政治家として政治責任的な考え方とこの辺のところをうまくミックスしながらとにかくやるべきことについててはきちんと救助の...全文を見る
○塚田委員 とにかく血友病の方の救済、特にエイズ感染者に対する救済につきましては、何度も申し上げたごとく、薬害と言っていいような原因に基づいているわけでございますので、ぜひ政治的な立場から、制度がどうの法律がどうのじゃなくて、どんどんナショナルプロジェクト的な考え方もとりながら救...全文を見る
○塚田委員 大変不幸な血液製剤によるいわゆる薬害が起きたことにかんがみ、これは根本的にほとんどが輸入に頼っておったということに遠因といいましょうか、最大の原因があったわけでございます。となりますと、当然その対策としては、これについて安全な方法による国産化ということがスケジュールア...全文を見る
○塚田委員 自給化のための量の確保も重要ではございますけれども、やはりその製剤そのものの安全性が大切だと思います。この内容の安全確保の対策についてどのような対策を講じようとされているのか、お聞きしたいと思います。
○塚田委員 さて、話はがらっと変わりますけれども、血友病の方々イコール業病であるエイズということで、社会通念的に大変御苦労されているわけでございます。そこで、CI、コーポレートアイデンティティーというものがございます。いわゆるイメージでございますけれども、イメージをよくすることに...全文を見る
○塚田委員 時間が参りましたので、最後に大臣に一言。この前の参考人陳述について大臣もその内容を熟知されていると思いますけれども、それに対して大臣の感想と決意を簡単にお述べいただきたいと思います。
○塚田委員 終わります。
10月27日第113回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号
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○塚田委員 ただいま議題となりました後天性免疫不全症候群の予防に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び民社党・民主連合を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、第一に、国及び地方公共団体は、教育活動等を通じてエイズに関する正しい知識の普...全文を見る
11月08日第113回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第2号
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○塚田委員 日本は今や経済大国であるとか、一人当たりの所得額は先進国の中ではトップ水準であるなどということが言われておりますので、あらゆる場所において経済大国、経済大国という文字や言葉がはんらんしているわけでございます。しかしながら、一般勤労国民にとりましては、このまくら言葉のよ...全文を見る
○塚田委員 私は、野党が第一条、第二条という形ではっきりと出した法案について、これは無理だよとか、この理念はどうしても生かすべきじゃなかろうかとかいうような評価を具体的にお伺いしたかったわけでございますが、まあそれはいいといたしまして、次期通常国会に国土庁といたしましても同名の法...全文を見る
○塚田委員 検討、検討ということで時間ばかりたってもしようがないし、ぜひ次期通常国会に国民が拍手喝采をするような立派な基本法を出していただきたいし、それができないならば、野党の出した土地基本法についてはっきりと採用なりなんなりしてほしい。いずれにせよ、今しかやるときがないという意...全文を見る
○塚田委員 ところで、昭和四十年十一月発行の雑誌「自治研究」に「土地利用計画基本法の提唱」というテーマで、時の自治省参事官宮澤弘さんのグループが法案要綱まで発表されております。これは二十三年も前のことですけれども、土地利用の公共性優先を明確に打ち出しているなど先見性、革新性、常識...全文を見る
○塚田委員 冒頭申し上げましたように、今とにかく決断と実行のときであるということでございまして、そういう意味から私は、保有税強化ということについてずばり長官の御意見を聞いたわけでございます。  関連いたしますけれども、市街化農地に対する宅地並み課税の猶予については、それを横目で...全文を見る
○塚田委員 同じことを大蔵省にお尋ねしたいと思います。  現在大蔵省は、私どもからすればもう蛮勇というような形で、国家百年の計だとかいうような名目のもとに、消費税を国民に不退転の決意で押しつけようとしておる。この問題の賛否は別として、市街化農地への宅地並み固定資産課税を猶予する...全文を見る
○塚田委員 譲渡益に関する課税は、私、調べてみたのですが、昭和五十四年以来ほぼ毎年のごとく改正が行われてきました。これは土地供給増を期待しての緩和措置と、一方、規制のための課税強化がほぼ交互でございます。言うなればあめとむちの併用なわけでございますが、あめを与えたときはさっとそれ...全文を見る
○塚田委員 宅地をサラリーマンに廉価に供給するための具体案についてちょっと一緒に考えてみたいと思います。  首都周辺でも、交通アクセスさえ整備されれば住宅地として活用できる土地が、例えば四十キロ圏、五十キロ圏に随所にあると思います。東京都内であるとか開発の進んでいる神奈川県、一...全文を見る
○塚田委員 私自身も、常磐線で超長距離通勤をしておる言うならば通勤代議士の一人でございます。常磐新線の早期建設による輸送能力の増強を心から望むわけでございますが、それでもまだまだ混雑緩和ができない、そして茨城県南部には今言ったような廉価な宅地適地が残っておるということを考えますと...全文を見る
○塚田委員 免許は渋谷—蠣殻町までだそうですけれども、六十年七月の運輸政策審議会答申の図面では松戸まで延伸されることが記載されているそうですが、それが事実なのかどうか。  そして、私がお尋ねしたいのは、松戸までではなくて、今言ったようにさらに北伸させること、これがその地域の開発...全文を見る
○塚田委員 特に運輸大臣が熱心のようですけれども、新幹線を使っての通勤ということも有効な手段である、これについては賛否両論があるようでございます。しかしながら、一つの方法であることは確かでございます。そうした場合、同じように廉価な宅地を新幹線活用によってサラリーマンに供するという...全文を見る
○塚田委員 首都圏サラリーマンの土地住宅問題に関する共同アピールとして、労働団体でございます全日本民間労働組合連合会、俗称連合と日本経営者団体連盟、俗称日経連がアピールを出しておりますことは先ほどの委員からも指摘されたとおりであり、これほどに経営者にとっても大変に重要な問題になっ...全文を見る
○塚田委員 いずれにしましても、この土地対策というのはメニューはできておるけれども、どれを選びどれを実行するか。そして官庁間のセクショナリズムであるとかいうことはやめていただきたい。さらには既得権益者がなんの、整合性がどうの、検討、検討と言っているうちにさらにマイホームが遠のいて...全文を見る
12月06日第113回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第4号
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○塚田委員 本日は、参考人の皆様方におかれましては大変貴重な意見の御陳述をいただきまして、ありがとうございました。  その中でも、特に日経連と連合が全く一緒になって、同じ問題を同じ目的意識を持って検討に入っておる。シンポジウムも開かれた、そしてアンケートなどの調査もやった、それ...全文を見る
○塚田委員 この件につきまして小川参考人に追加してお尋ねいたします。  この問題をさらに促進させるためにクリアしなければいけないいろいろな問題が出てくると思うのですが、例えば、特別立法をつくる必要があるのか、もしくは政府部内ではどういうところがどういう形で協力をしなければいけな...全文を見る
○塚田委員 三人の参考人の方の陳述の中で、政府が今後力を入れて取り組むべき施策、そして有効な効果が出るであろうと言われておるのは共通しておりまして、保有税の強化ということだと私は受けとめさせていただきました。  野口参考人にお伺いいたしますが、先ほど、ある平均的な例で、固定資産...全文を見る
○塚田委員 この件につきまして、柿沼参考人に重ねてお尋ねいたします。  固定資産税を上げることにつきましては、相続税のアップ問題と同様に、サラリーマンの中にも大変反対が多い。今度の地価高騰を機に評価額が上がった、だから下げろという圧力が私どもにかかってくるわけでございます。とな...全文を見る
○塚田委員 保有に関する税金を上げることが有効な対策であるということは、理論的にはほぼ万人が認めることだと思います。  そこで、小川参考人にお願いといいましょうか、お話ししておきたいのですけれども、日経連におかれましては、特に鈴木会長がみずから先頭に立って、天下国家百年の計と称...全文を見る
○塚田委員 柿沼参考人にお尋ねいたします。  通勤時間として、ドア・ツー・ドアでの限度はどのくらいとお考えになりますか。
○塚田委員 小川参考人にお尋ねいたします。  最近、フレックスタイムとか、テレビ電話的なもののいわゆる情報の発達によって、場合によっては自宅勤務というようなこととか、または本社機能を分散しても、地方に持っていっても大丈夫だとか、こういう社会情勢になり、また経営上のメリットからも...全文を見る
○塚田委員 今お話しいただいたようなフレックスタイムであるとか自宅勤務、こういうものがもし一般化してくれば、その分都心部への一極集中というのを緩和するもとにもなり得るのじゃないかと私は考えます。そして、その上でゆとりある生活ということ、しかも勤労者の夢であるマイホームを持つために...全文を見る
○塚田委員 その新幹線でございますけれども、さらに熊谷とか小山よりも近いところに新駅をつくったらどうかというアイデアもありますし、そういうところに広大な未開拓のいわゆる住宅転用用地がたくさんあるということが言われております。  ところが、新駅をつくるということになりますと、やは...全文を見る
○塚田委員 最後に野口参考人にお伺いいたします。  いわゆる地価インデックス債について御説明をいただいたのですけれども、私、不勉強にして、たまに聞いたことがあるような気がするけれども、きょう初めて勉強させてもらったような次第でございます。このアイデアについて、学界とかなんかはど...全文を見る
○塚田委員 ありがとうございました。終わります。