津川祥吾

つがわしょうご



当選回数回

津川祥吾の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
08月04日第149回国会 衆議院 科学技術委員会 第1号
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○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。  まず初めに、宇宙開発について御質問させていただきます。  きょうも質疑の中で何回か御指摘がございましたが、いわゆるH2ロケットの人工衛星の打ち上げ失敗ですとか、あるいは文部省の方になりますが、ロケットの打ち上げ失敗等々、幾つも、つ...全文を見る
○津川委員 その件に関連いたしまして、幾つかちょっと具体的にお答えいただければと思うことがあるのですが、最近の宇宙開発の中で、よく新聞報道に出てきますのが、いわゆる宇宙基地開発の問題であります。  日本だけではございません、日本とアメリカとヨーロッパで共同でやっておるという報道...全文を見る
○津川委員 科学技術庁の宇宙開発事業団のロケットの打ち上げ失敗等々、失敗が続く中で、先ほどの大臣のお話の中にも何度か出てまいりました、まさにその失敗をどうやって今後生かしていくか、あるいは同じ失敗をどうやって繰り返さないか、こういった話になるかと思いますが、一部のお話の中では、い...全文を見る
○津川委員 今のお話を伺っておりますと、実は一点、整合性がないのかなと思われる部分があったのですが、確かに、失敗学といいますか、失敗の知識の活用を大いに進めていくべきだ。先ほど、大臣のお話の中でも、失敗というものに対してもっと寛容であるべきではないかというお話がございました。 ...全文を見る
○津川委員 科学技術庁と文部省が統合されても組織的には統合されないというお話でございました。もちろん、そもそもの役割が違うから組織が違うんだという話かもしれません。  ただ、例えばロケットを打ち上げる技術ということに関しますと、確かに、液体燃料であったとしても固形燃料だとしても...全文を見る
○津川委員 つい最近の日本の宇宙開発の失敗の事例の中に、先ほども指摘がございましたが、例えばそれぞれの発注がばらばらであるというようなお話がございました。確かに日本の生産技術というのは非常に高い。それぞれの生産部品は非常に優秀であるけれども、今回こうやって事故が多発したのは、まさ...全文を見る
○津川委員 引き続きまして、次の質問に移らせていただきます。  先ほども、原子力発電、エネルギー政策の問題が出てきておりますが、新エネルギーの技術開発につきまして、現状でどうなっているのかということについてまず御質問をさせていただきたいのですが、それに関連いたしまして、いわゆる...全文を見る
○津川委員 実用化といいますか、これを国費で補助事業をされているわけですが、それを……
○津川委員 今新エネルギーについての質問をさせていただきましたが、その中で、実は私自身注目をしているのが、いわゆる燃料電池についてであります。  今までの新エネルギーというものは、環境には非常に優しいけれども、残念ながらなかなかその発電量というものが大きくならない。その原因の一...全文を見る
○津川委員 済みません、私がいただいている手元の資料の中には、二〇一〇年には二百二十万キロワット供給目標というふうにお話をいただいておりまして、実は今これの見直しをされているというお話までいただいておりますが、これは上方修正だと思いますが、それがどの程度されるものなのか、もしそこ...全文を見る
○津川委員 次の質問も関連でさせていただきますが、原子力についてですが、原子力の研究開発及び利用に関する長期計画というものの改定案が出されているかと思いますが、この基本理念について大臣にお伺いしたいという点が一つ。  それから、続きまして、その中に、いわゆる総発電量ですとか原発...全文を見る
○津川委員 今のお話ですと、確かにパブリックコメントは重要でございますが、原子力について国民の皆さんによく考えていただくために数値を出さないというのはいかがなものかと思います。  国策としてエネルギー政策を考えていく以上は、こういった目標、計画を立てる、それをおかしいというので...全文を見る
○津川委員 建設に取りかかればそのぐらいで終わるかもしれませんが、計画の段階から入ればもう少しかかるというのが常識的な判断かと思います。  十年後に新エネルギーがこれだけ発電供給量があるだろうというときに、それよりも先の原子力エネルギー政策を考えるときに、新エネルギーというもの...全文を見る
08月04日第149回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。  まず初めに、参考人のお二人方には、大変お忙しい中御出席いただきましたことを、我が党を代表いたしまして、まずもって御礼申し上げます。  まず、雪印の西社長様に質問させていただきます。  先ほども、今回の食中毒事件に対しまして御答弁...全文を見る
○津川委員 少し基本的なことをお伺いしたいと思います。  今回、HACCP認定工場におきまして今回のような事故が起こってしまったということが一つ大きなポイントとして報道されておりますが、そもそも、なぜ御社におきましてHACCPシステムの導入あるいはHACCPの認定を受けようと思...全文を見る
○津川委員 実は、私はもともとゼネコンの社員でして、ゼネコンにおきましては各メーカーに対してHACCPの導入を営業する立場にございました、私自身ではございませんが、各ゼネコンさんがそういった行動をとられているかと思います。  そういった営業をする中で、このシステムを導入すること...全文を見る
○津川委員 HACCPシステムがPL法対策になるということにつきましては、厚生省の方からも何度かお話をいただいたかと思いますが、厚生省の方にぜひいま一度お答えをいただきたいと思います。HACCPシステムがなぜPL法対策になるか、お願いいたします。
○津川委員 また雪印の西社長にお伺いをいたします。PL法対策という認識がもしおありであるとするならば、こういったHACCPシステムを導入することによりまして、もし雪印乳業に過失のある事件を起こしてしまった場合には非常に大きな賠償責任を負う覚悟がおありでなければ、なかなかこういった...全文を見る
○津川委員 製造者責任が問われる社会というものは、同時に、消費者も商品を選択する責任を持って自律的に選択をする。だからこそ、例えば、高い商品であるならば安全性が高いからそれだけのお金を出して買ってもいい、あるいは少し安くてもうちはいい、こういったことをまさに消費者が自分の責任で選...全文を見る
○津川委員 今、日本の社会全体に言われていることかと思いますが、まさにこれからは企業の企業倫理の確立ということが非常に重要になってくるかと思われます。そういったことにかんがみまして、今回の事件におきましても、責任の所在の明確化、そしてまた、再発防止のための情報公開ということにぜひ...全文を見る
○津川委員 HACCPの申請書類そのものが間違っていたというお話がございますが、確かにそれも原因かもしれません。そういった意味では、まさに雪印乳業大阪工場の責任というものはもちろん免れない大きな過失がございますが、一方で、それを見て認可をする立場であった厚生省の立場も私は否定でき...全文を見る
○津川委員 済みません。改めて質問させていただきますが、今のお答えになりますと、厚生省には責任がなかったということになるのでしょうか。
○津川委員 今のお話ですと、要は厚生省にはHACCPの認可をする能力がなかったということになるかと思います。その能力をつけていただきたいと思いますとともに、私は、むしろこういったものは民間企業に委任をするべきではないかなというふうに思っております。  また、もう一点、安全宣言が...全文を見る
○津川委員 安全宣言を早目に出していただいて、雪印各工場において早期の操業再開ということは、まことに消費者にとってもありがたい話かなと思いますが、しかし、今のお話によりますと、必ずしも今回の問題点は解明していないという認識をぬぐえないと思います。  申しわけございません。時間が...全文を見る
○津川委員 前回の委員会におきまして我が党の委員からも質問があった点でございますが、牛乳、加工乳、あるいは乳飲料という表示につきまして、非常にわかりにくいのではないかというお話をさせていただきました。それに対しまして、検討会の設置をされるというお話を伺いましたが、それにつきまして...全文を見る
○津川委員 続きまして、水産基本法についてお伺いをさせていただきます。  我が国の水産業におきましては、非常に大きな厳しい時代の変化というものに洗われているというふうに認識をいたしております。二百海里時代に突入いたしまして、また、周辺水域の資源状況の悪化、あるいは漁業の就業者の...全文を見る
○津川委員 水産基本法につきましては、大綱によりますと、いわゆるこれまでの漁業だけではなくて、水産業全体の観点からの政策の方向づけを行うというお話でございましたが、そういった範囲が広がるという意味で、どの辺のところまでカバーをするものなのか。また、農業基本法ですとかあるいは食料・...全文を見る
○津川委員 済みません、時間がなくなりましたが、最後に、我が国の水産業の振興というものを強力に推し進めていただくという決意をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
11月08日第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。  私は、実は議員にさせていただいてから、各委員会での質問はトータルでまだ六十分しかさせていただいておりませんが、本日は、この科学技術委員会だけで六十分も長期に時間をいただきまして、大変光栄に思っております。ありがとうございます。  ...全文を見る
○津川委員 大変丁寧な答弁を、大臣も、樽床議員も城島議員もありがとうございました。  実は、私は、研究の自由ということと研究に対する規制、今回のような規制というものは、別に相反するものではないというふうに考えております。つまり、先ほど最初にも申し上げましたが、規制をする以上は相...全文を見る
○津川委員 確かに、今大臣お答えになったことは、私も合理的な根拠として挙げられるのかなというふうには思います。  しかし、若干気になる点が幾つかあるわけですが、民主党の方から指摘がたびたびあるところではございますが、若干範囲が狭過ぎるのではないか、もう少し全体的、包括的な規制を...全文を見る
○津川委員 現在の時点で予測される範囲では、人工子宮というものはなかなか難しいのではないかというお答えであったかと思いますが、一方で、例えばクローン技術に関しては、私は、政府案では、規制をしているというよりは、指針の中で取り扱っているというのは、むしろこの技術開発、研究に関して推...全文を見る
○津川委員 科学技術の振興という意味では、クローン技術の研究も推進するという話であったかと思いますが、昨今、科学技術の進展の速さ、あるいはバイオテクノロジーの分野に関する技術の進展の速さはかなり速くなってきている。実は、私どもがここで制限、規制の法律の審議をしている最中にも、かな...全文を見る
○津川委員 ありがとうございます。  それでは、若干その次の議論に進めたいと思いますが、この技術に限らないことかと思いますが、科学技術の分野においては、一国内でのみ規制をしても余り実効性がないというところで、国際協調というものが当然必要になってくるかと思います。だからこそ、デン...全文を見る
○津川委員 大臣が、世界に対して発信していきたいという考え、まことに私は評価をしていきたいなというふうに思うところでございます。  ただ、アメリカのお話が出ましたが、確かにアメリカもまさにこの規制がある意味でおくれていると言われているところでございますが、これは先進国だけの問題...全文を見る
○津川委員 まさにそのとおりだろうなというふうに思っております。  森首相がITだITだというふうにおっしゃっていますが、世界のマーケットは、もうITというよりも、むしろその次に来る大きな波でありますバイオテクノロジーのマーケットの方にこそ注目をしていると言っていいかと思います...全文を見る
○津川委員 今回の民主党案の中に最初はあったというお話もございましたが、生殖補助医療の規制についてであります。  今回は見送る、しかし、この部分についても近いうちに規制をかけていくべきではないかというお話だろうかと思いますが、その中で当然出てくる大きな問題でありますが、余剰胚に...全文を見る
○津川委員 余剰胚というところで、当然ヒト胚の研究というものに使われるということになろうかと思いますが、その研究そのものを民主党案では認めているのか。積極的に認めるのか、少なくともこの余剰胚のみに関して認めるのか、その辺をお願いします。
○津川委員 あと、民主党案の中で特に目立つところといたしまして、ヒト胚は生命の萌芽であるという表現がございます。これが、ある意味で民主党案の中で一番注目されるべきところなのかなというふうにも思うわけであります。そういう観点から、ヒト胚の扱いに関して今回規制をされるということでござ...全文を見る
○津川委員 生殖細胞の段階では規制をしないというところで、アメリカでも精子バンクといったものがかなりありますし、有性生殖の話になりますが、そういった部分ではかなり自由奔放といいましょうか、そういうような状況になっておるわけであります。日本においても、規制をしないのに、ではその提供...全文を見る
○津川委員 ありがとうございます。  次の点を質問させていただきますが、民主党案におきましては、ES細胞の樹立にかかわる研究というものは許可をされているようでありますが、ほかにも有益あるいは有用な研究もあるのではないかと思います。その辺はどうでしょうか。
○津川委員 最後に一点、国内における生命倫理に関する国民的議論がいまだ未成熟ではないかという点をちょっと述べさせていただきたいと思います。  今のお話の中にもございましたが、人はいつから人でいつまでが人か。先ほどの大臣のお話の中にもございましたが、例えば、脳死は人の死かどうかと...全文を見る