津川祥吾
つがわしょうご
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月28日 | 第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 若干時間の調整がございましたので、昨日お渡ししたペーパーと、順序とか少し変わるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 まず、今回の補正予算の目玉でありますが、昨年の台風被害や新潟中越大震災などの災害対策費関係につきまして質...全文を見る |
○津川委員 るるお答えいただきましたが、少し整理をした形でお答えをいただくとして、例えば、よく言われるのが、自助、共助、公助という言葉が使われます。私は、自助も共助も公助もそれぞれ大事だ、当然でありますけれども。それぞれ大事だと思いますが、総理、先日の本会議質疑の中で、まず自助努...全文を見る | ||
○津川委員 たしか我が党の岡田代表に対する御答弁の中で、確かに、国をよくしていくにはみずから律する云々という御答弁があったんですが、実はその前の答弁で、住宅に対する公的支援のあり方の中で、まずはと言ったかな、自助努力を促進する方策を充実させるべきというようなことを触れられたもので...全文を見る | ||
○津川委員 議論はさせていただきますが、確かにいろいろな政策がありますよ。個々にどれがいいか悪いかという議論を今ここでしているわけじゃなくて、さまざまな議論がある中で、住宅の再建支援の法律もあって、三百万出すという話もある。あるけれども、瓦れきの撤去とかそういった部分にしか使えな...全文を見る | ||
○津川委員 もう一歩踏み込んだ発言をしていただけるんじゃないかなと思ったんですが、まあ意見があるなら聞きますよ程度というのはいかがなものかなというふうに思います。 公平性という話が一つありました。 もう一つ、大臣もこれまで、総理もおっしゃいましたが、優先順位があるんだとい...全文を見る | ||
○津川委員 繰り返し申し上げますが、今上がったものがむだだと私は言ったんじゃないんです。これが必要かどうかの精査はまた細かくやることはあるかもしれませんが、私がヒアリングで伺った限りでは、それぞれ災害対策として必要なものだと思います。個別のものについても、予算は上げても、当然のこ...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございました。 | ||
02月07日 | 第162回国会 衆議院 予算委員会 第7号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 まず最初に、文部科学大臣にお伺いをしたいと思います。 今の長妻議員の最後の質問のところにもありましたが、例えば介護なんかも、もともとは、介護というのは家庭の中でやるものだ、家族が面倒を見るのが正しいんだという常識がある一方で、現...全文を見る |
○津川委員 確かな学力と言っていただきました。学力とは何かで、いや、確かな学力ですと答えられると、じゃ確かな学力というのは何ですかという話なんです。 学力が低下するという話を大臣がおっしゃっているのは、例えば、世界的な共通の試験によって日本の子供たちの試験の順位が少し落ちてき...全文を見る | ||
○津川委員 大臣、いろいろ言っていただいて、ある意味でまだなかなか回答が見つからないというところなのかもしれませんが、では、一つの例で大臣にお答えいただきたいんですが、子供たちは学ぶ意欲が持てない、あるいは目標を持てない、学習意欲がわかない、何で勉強をしなければいけないかわからな...全文を見る | ||
○津川委員 子供たちに、今勉強しないと将来困るよという話でありました。 ただ、じゃ、子供たちがなかなか勉強しないということに、テレビがある、いろいろ楽しいものがあるということがあるからなかなか勉強しないんじゃないかという今の大臣の解釈、見解からいきますと、まさにこれまで文部科...全文を見る | ||
○津川委員 先ほど大臣は、学習指導要領は特に間違っていないとおっしゃっていたと思うんですが、見直し、原点に戻るという話ですから、その原点が現場ということでありますから、これはその部分については私も評価します。 ただ、大臣の発言を聞いておりますと、極端な言い方をすると、十年前に...全文を見る | ||
○津川委員 私が考えた答弁は、私が答弁を考えるのも変なんですが、今おっしゃったその三位一体改革の関連で四千二百五十億円減額ですね。ただこれは、恐らく答弁するかなと思ったのは、ここは税源移譲予定特例交付金で相当額を措置するんだ、つまり削っていないんだと。削っていないと考えると、七百...全文を見る | ||
○津川委員 まさに米百俵というのが言ってみれば予算の話なものですから、その割にはちょっと寂しいなという思いが当然しますので、これは、文部科学大臣としてはもっと欲しかったところだというふうに言っていただければよかったんですが、わかりました。 ちょっと次の問題に行きますが、子育て...全文を見る | ||
○津川委員 この若者自立塾というものを創設するという話で、これがうまくいくかどうかということよりも、この解説の中に、意欲がない者に対しというふうに書いています。 まさにニートの定義にかかわる部分なんですが、私ども民主党の中でも、このニートについてさまざま勉強して調べてきた中の...全文を見る | ||
○津川委員 このニートも、本当に、日本語で何と言っていいのかよくわからないようなものでありますし、定義もちょっとまだ定まらないのかなという感じがします。 非常に数が多いものですから、絶対に無視してはいけない存在であることは間違いないんですけれども、こうだと定義を勝手に決めてし...全文を見る | ||
○津川委員 この里親制度は、制度がそもそもこれまで不十分であった点に加えて、やはり社会の理解が必ずしもなかった。何で親子で名字が違うんですかとか、なかなか理解されずに、それで相当苦労されるということもあったということを伺っております。今まさに、やはり国の責任というものも大変大きく...全文を見る | ||
○津川委員 公共事業関連予算を削減したという話の中で、今大臣からも、優先順位をつけたんだと。優先順位をつけたというのは必ずしも悪く聞こえないんですが、めり張りをつけたとおっしゃいました、あるいはコストを下げたと。 これが、現場で何が起こっているか。建設業、物すごい数が多いわけ...全文を見る | ||
○津川委員 しっかり対応と言っていただきましたけれども、今のお答えを聞く限りでは、なかなか回答はないのかなと思います。 ただ、雇用を守るために、そのために公共事業を出していきましょうというのも、これもやはり間違った話ですから、やはり必要な公共事業をやらなきゃいけない、限られた...全文を見る | ||
○津川委員 今の、根元受益について合意をされたという話ですが、これはJRも合意をされたんですか。 | ||
○津川委員 実際にお金を出す人の意見を聞かずに決めてしまうというのは、これはいかがなものかと思います。しかも、開業したときにどのくらいの受益が出るか、その段階で検討しましょうというのは、幾ら何でもおかしな話です。 整備新幹線が必要だということを国土交通大臣、はっきりおっしゃる...全文を見る | ||
○津川委員 八戸まで延びたらすごい効果だったという天の声が今聞こえましたけれども、盛岡にどういう効果があったか知りませんが、これが新青森に延びたときに八戸にどういう効果が出るかも検討しなきゃいけないわけですよ。さらに言うと、今の根元受益とおっしゃいますが、これはあの東北新幹線、北...全文を見る | ||
○津川委員 道路公団というところが経営がずさんだったということは確かにそうだと思います。ただし、その高速道路建設には国費を使わないんだ、税金を投入しないんだと言いながら、実は新直轄で入れているわけですから、その実態は、やはり実は余り変わっていないです。 本当は、政治が示さなけ...全文を見る | ||
○津川委員 科学技術の振興が大事だというのは全く異論がありません。ただ、今のお話でやはり少しひっかかるところがあるんですが、小泉内閣では、科学技術の振興が必要だと予算をつけました。次、どなたになるかは知りませんが、谷垣さんが総理になって、いや、やはり科学技術じゃないんだとか言われ...全文を見る | ||
○津川委員 まあそのSABCも問題だと思うんですが、まあいいです。次に行きます。 特別会計の改革について。一般会計の改革ももちろん重要でありますけれども、やはり特別会計が非常に膨れ上がっている。これは一体でやはり改革をしなきゃいけないと言われながら、きょうの私の質問もほとんど...全文を見る | ||
○津川委員 国土交通省の大臣官房営繕部というところの官庁営繕部関係予算決定概要という中に、特定国有財産整備特別会計というものがございまして、これで何をつくるかというと、これは国土交通大臣なのか農林水産大臣なのか、どちらでも構いませんが、農林水産研修所生活技術研修館の整備というのを...全文を見る | ||
○津川委員 別に専門家じゃないんですが、例えば、先ほど申し上げた旭川の地方合同庁舎ですとか浜松の地方合同庁舎とかいろいろあるんですが、それを全部比べても、ほかのやつは一般会計なんです。これだけ特別会計で、これだけけたが違うんです。例えば特別な備品を入れるとか、そういう可能性はある...全文を見る | ||
02月24日 | 第162回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 きょうは、四人の公述人の皆さん、大変お忙しい中お出ましをいただきまして、また、大変貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。 四人の公述人の方々のお話を伺いますと、それぞれの方と時間をかけてお話をさせていただき...全文を見る |
○津川委員 ありがとうございます。 河合公述人からお話がありました、日本の経済の潜在的な成長力といいましょうか、力強さというものがまだまだあるということについては、私どもも全く同感でございます。ただし、今現在の日本の状況、こういったものを見たときには、政府の見解よりも私どもは...全文を見る | ||
○津川委員 確かにそういう努力が見られるのも否定はしませんが、私ども、この国会の予算委員会の中で、政府から予算の中身を一生懸命出してもらおうと努力するんですね。それがなかなか出していただけなくて、なかなか細かいところまで見られないんですが、その大ざっぱなデータであっても、削るべき...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 雇用状況については、久保田公述人と河野公述人で若干見解が違うのかなというふうに思うところであります。 河野公述人にお伺いをしますが、個人消費が現在まだ伸びていないという見解ではよろしいかと思いますが、早晩伸びていくのではないかというよう...全文を見る | ||
○津川委員 これは分析で、先生の方が当然専門家でいらっしゃいますからそういう分析をされるんだと思いますが、私の方は、言ってみれば底にへばりついているという状況でありまして、これを中小零細企業に関して改善とは見ないのではないか。これはまさに私どもが肌で感じる部分と一致をするからだと...全文を見る | ||
○津川委員 私どもは、まさに国家財政を語りながらも、同時に家計の視点から見なければならないということも相当あろうかなと思っています。今おっしゃっていただきましたが、まさに人々の英知、工夫、あるいはそういったところから生まれてくるさまざまな新しい技術、そういったものが経済を発展させ...全文を見る | ||
○津川委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
03月22日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第6号 議事録を見る | ○津川委員 こんばんは。朝早くから大変御苦労さまでございますが、不動産登記法の大変大事な審議でありますし、国民の関心も非常に高いものだと思います。 ただ、土地政策というのが、そもそも法務委員会でやる場合と、国土交通委員会でやる場合とあります。国土交通委員会でやる場合の方が何と...全文を見る |
○津川委員 まさに境界確定訴訟なんかにかかわってこられた方は、土地問題といえば、まずこの問題だと思うんです。ただ、それにかかわってこなかった人からすると、土地問題と言われて、境界確定というふうには多分余り出てこないと思うんですね。あるいは、普通の国会議員の立場から土地問題というも...全文を見る | ||
○津川委員 確かに、田舎に行くと、土地を持っていない人というのは非常にステータスが低いと言われていた見方もあります。ただ、土地を持っているというのは家の土地のことじゃないんですね。畑のことであったり田んぼのことであったり山のことであって、土地持ちというのは普通そういう土地のことを...全文を見る | ||
○津川委員 非常に正直な答弁をしていただいたと思いますが、まさに、本当に微妙なところだと思うんですね。今おっしゃっていただいたとおり、そのもとにしている地図も地域によって実はつくられ方、性格も相当違うものでありますから、それをもとにするといっても、全国一律でやるのは少し乱暴過ぎる...全文を見る | ||
○津川委員 調査委員の方の能力の部分ですけれども、測量の技術云々ということをきょう何度かおっしゃっていると思うんですが、測量の技術は、ちょっと誤解を恐れずに言えば、大したことはありません。今本当に、技術が非常に進んでおりますし、この間の参考人の方がおっしゃっていたかと思うんですが...全文を見る | ||
○津川委員 ちょっと、費用についてはもう少し議論したかったんですが、時間がなくなりましたので、土地家屋調査士法の一部改正に関連して、最後に一点質問いたします。 土地家屋調査士の方は、弁護士の方と連携をして代理業務を行うことができるといった形になっておりますが、地方においては、...全文を見る | ||
○津川委員 認定司法書士制度というのは、まさに弁護士さんが少ない地域において、できることはどんどんやっていただこうということでスタートしたはずでありますから、ぜひ今後、実績を見て、大いに活用できるように検討していただきたいと思います。 終わります。ありがとうございました。 | ||
○津川委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 不動産登記法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一 新...全文を見る | ||
03月30日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○津川委員 おはようございます。民主党の津川祥吾でございます。 きょうは、昨日大臣が公表されました第三次出入国管理基本計画、こちらについて御質問させていただきます。 まず、これはこれからの五カ年計画ということだと思いますが、そのベースの議論としまして大臣の所見をお伺いした...全文を見る |
○津川委員 それはこれに書かれている話であって、その前の段階のお話を今させていただきたかったんですが、要するに、専門的な、技術的な方、日本に来ていただきたい方にはぜひ来ていただきたいというのは、それはそのとおりだと思います。それはいいんですが、今、外国人の導入という言葉を使われた...全文を見る | ||
○津川委員 少子社会だからというのはちょっと違うかもしれませんが、いずれにしても、そういった外国人の方々に日本の中に入ってきていただいて、日本の中で働いていただくということを、専門職とかFTAの話ではなくて、入ってきていただくということはまだ論議が始まっていないんじゃないかという...全文を見る | ||
○津川委員 考えていかなきゃならないという答弁なんですが、では、そこまではまだ大臣としてはお考えがないということでよろしいですか。 | ||
○津川委員 いや、検討はいいんですが、要するに、外国人に単純労働でどんどん来ていただいて、住みついていただいて、ある意味で、もう日本の社会の中に彼らの社会をつくってしまうところまで、いいか悪いかは別として、そういったことを前提にして入国管理のあり方とか外国人の人権のあり方とかそう...全文を見る | ||
○津川委員 では、前提の議論はその程度にいたしまして、個別のことにちょっと入らせていただきますが、まず、専門的な方、技術的な能力を持っていらっしゃる方々の受け入れの話について伺います。 これはもうどんな状況にあったとしても、日本として来ていただきたい方の話ですから、余り議論の...全文を見る | ||
○津川委員 いや、ですから、検討を図っていただいているのはいいんですが、例えば五年にするとか十年にするとか、あるいは条件をつけるのかわかりませんが、その具体的な話を今お答えいただければと思います。 | ||
○津川委員 ありがとうございます。例えば五年とか、そういった検討になろうかと思います。 その次でありますが、もう一つ、外国人の方が日本に来ていただくときにさまざまな場面で問題になるのが、日本語が必ずしもできない。 ほかの諸外国と若干違うのが、英語ができればまあ何とかなるか...全文を見る | ||
○津川委員 外国人労働力を大いに受け入れているような国の中では、その国の言葉ができるのをある意味条件としているという。日本に来て定住していただくのはいいけれども、仕事をするという目的で入ってこられる方は、日本語ができるということを前提にするという考え方もあり得ると思うんですね。そ...全文を見る | ||
○津川委員 例えば留学生、就学生の方々。単純に日本に働きに行こうという方と相当違う、一線を画していると言っていいと思うんです。日本語を勉強する、最低限の部分はある程度わかっていて、なおかつ、日本でさらに日本語の勉強をしたい、日本の文化を勉強したいというような方々、そういった方々に...全文を見る | ||
○津川委員 ところが、その当の留学生あるいは就学生と言われる勉強をしに来たはずの人が、いつの間にかいなくなってしまったりとか、あるいは、別にもともと働きに来る意思があったんじゃないんでしょうけれども、そうはいっても日本の物価が高くて生活もなかなか厳しい。普通の大学生、日本の大学生...全文を見る | ||
○津川委員 今、一体どのくらい月額払うかという話は細かく説明をいただきましたけれども、現状はどうなっているかというところの答弁がそれだと思うんですが、それをこれからどうやって充実させていきますかということについては、これから充実させていきますとしか答えていただけないんですが、どう...全文を見る | ||
○津川委員 では、何年までにどこまで広げるという発想があるかどうか。なければないでいいです、お答えいただけますか。 | ||
○津川委員 わかりませんでしたけれども、要は、奨学金でどんどん来ていただこうとか、あるいは、どんどん来ていただく方に経済的な負担をしないで留学をしていただくという発想が余り積極的にはないのかなという感じを受けました。 要するに、お金持ちの方が来ていただけばそれはそれでいいんで...全文を見る | ||
○津川委員 それはわからないですよ。全く入れないことも含めるということでしょう、そうしたら。着実に検討して入れないことになりましたというのも、そこまでありますという話なんですけれども、それはちょっといかがなものかと思います。局長としてはそういう答弁になるのはある意味では理解します...全文を見る | ||
○津川委員 今の話は、今現在、専門的、技術的分野とされている分野についての見直しをするという話だと思うんですよ、今の言い方は。それはITの関係の相当な技術を持っていらっしゃる方なわけでしょう。外国の資格を持っていらっしゃるわけでしょう。日本の資格を持っているような方でその期間を長...全文を見る | ||
○津川委員 では、単純労働者の定義が何かというのもあるかもしれませんが、報道などでは、農林水産業にかかわるところに入れるんじゃないかとか、これは単純な推測から書かれたものだとは思いますけれども、この文章の流れからいくと、人が減ったから受け入れをふやすと言っているんですから、要する...全文を見る | ||
○津川委員 共通ライセンスなり、日本で働く以上は日本で働けるだけのルールにのっとっていただきたいというのは当然あり得ると思いますし、日本語が絶対必要な職業であれば日本語も相当堪能でなければいけない、そういうのはあり得ると思いますが、専門的な方とか技術的に能力を持っていらっしゃる方...全文を見る | ||
○津川委員 不法滞在だから法を犯しているじゃないかとおっしゃるかもしれませんけれども……(南野国務大臣「そんなこと言っていない。それは言っていないですよ」と呼ぶ)いやいや、不法滞在がこれだけと言いますけれども、それはルールがそうなっちゃっているんですよ。いや、なっちゃっているとい...全文を見る | ||
04月08日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第11号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。おはようございます。刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案について、質問させていただきます。 正直申しますと、監獄法に関して私も今回初めて詳しく勉強させていただいたわけでありますが、特に、過去の改正の経緯について調べてちょっと驚いた...全文を見る |
○津川委員 いや、なぜ出なければいけないかを説明していただきたかったんじゃなくて、仮に、出てくださいと言われていたのにもかかわらず、結果的に出ない状況になった場合、これが憲法六十三条違反であるかどうかの判断はおいておいたとしても、仮にそうなった場合には、例えば、最低限、常識的には...全文を見る | ||
○津川委員 別に特定の件を言っているのではなくて、要するに仮定の話なので答弁は言えないという話だと思いますが、仮定の話だから答弁できないというのは、なってみないとわからないという話ですよ。例えば、宝くじが三億円当たったらあなたはどうしますかと言われて責任ある答弁ができるか。雑談な...全文を見る | ||
○津川委員 それは、調べて、原因を究明して、再発を防止して、責任ある人には責任をとってもらわなきゃいけないということでよろしいですか。その役割というのはどういうこと……(南野国務大臣「違うね、それは違う」と呼ぶ)それは違う。いいですよ。早く答えてください。 | ||
○津川委員 わかりました。 ただ、ちょっと答弁していただきたかったのは、実際のところ、あえて申し上げれば、竹中大臣の話でもありますし、内閣を守りたいという気持ちがあるのもわからないではありませんし、余計なことを言って、マスコミに、南野大臣、竹中大臣批判とか書かれても困るでしょ...全文を見る | ||
○津川委員 それでは、今回、監獄法を改正して一連の法整備を進めるということによる変化を明らかにするために、現行法上どうなっているかということと新しい法整備をしてどう変わるかというふうな形で質問させていただきたいと思います。 まず、今大臣から御答弁をいただきました、一貫して追求...全文を見る | ||
○津川委員 私が伺ったのは、何をしてきたかということだけではなくて、つまり、どのように追求してきたかという質問をしましたが、一緒に、どのように実現をしてきたかということも伺ったわけであります。 私は、この点について、刑務作業が改善更生なり円滑な社会復帰に寄与している部分がある...全文を見る | ||
○津川委員 済みません、保護局長にもう一点今の話で伺います。そういうルールがあるのはわかりますが、それが実際どのぐらい機能していると思うか。数字じゃなくていいんですが、十分に機能しているという認識なのか、不十分だという認識なのか、そのぐらいは言っていただけますか。 | ||
○津川委員 これは、一層充実するというのは要は不十分だというふうに読みかえていいですね。——はい。ありがとうございます。そうなんだと思うんですね。いろいろやってきたけれども必ずしも十分ではなかったと。いろいろな表現をしていただいたけれども、要は、改善更生及び円滑な社会復帰というも...全文を見る | ||
○津川委員 私、いつもじゃないんですが、こうやって質問をするときに想定答弁というのを書くことがあるんですけれども、今の想定答弁で私が書いたもの、さまざまな状況があるので一概にどの程度ということは言えないと、完全に、全く同じことをおっしゃったので、ちょっと笑っちゃったんですけれども...全文を見る | ||
○津川委員 同じ質問を検察の求刑についていたします。 求刑をする場合、被告人に科せられるべき具体的な刑罰の種類と量に関して、その量刑について、被告の改善更生に必要とされる年数といったものを考慮するというようなことはあるんでしょうか。 | ||
○津川委員 やはり、原稿を読むんじゃなくて、その後の生の言葉で言っていただくのが非常に答弁として理解するものですから、前半の部分は割愛していただいてもいいんじゃないかなと思うんですけれども。わかりました。要はそういったこともあり得るのではないかというような言い方ですね。 念の...全文を見る | ||
○津川委員 大臣が一番はっきり言っていただきました。ありがとうございました。 もう一点大臣に伺いたいんですが、日本の行刑の果たすべき役割について私なりにちょっと整理をしてみますので、聞いていただいて、大臣の御見解を伺えればと思います。 私は、ちょっと極端な言い方になるかも...全文を見る | ||
○津川委員 冒頭に大臣は教育というようなことをおっしゃって、罪を犯さないようにするには教育も含めたさまざまなことが必要になってくるという話をされたと思うんです。私が言ったことがちょっと伝わらなかったかもしれませんが、行刑施設で、そこに入ることで結果的に罪を償うことができたとしたら...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。もう一度言っておきますが、別に、罪を償わなくてもいいとか、感情の部分はどうでもいいということを決して私は言っているわけではなくて、そういったところを混同してしまうと、ちょっと行刑改革というものが迷い込んでしまう部分があるのかなという思いがしたもの...全文を見る | ||
○津川委員 刑法が変わっていないわけでありますから、そこで定めるところの刑罰としての作業というのは、今回の法の整備が行われても変わらないのは当然でありますけれども、現行の監獄法二十四条の一項、今読んでいただきましたけれども、それを読んでもあるいは今の現状を伺っても、作業が改善更生...全文を見る | ||
○津川委員 答えていただいているのか、いただいていないのか、よくわからないんですが。 要は、現場でそうだと、そういうふうに認識をしていて、そういうふうに受けとめて、そういうふうに実施をしていたということを今伺っているんじゃなくて、法律の中で、監獄法の中で書かれている作業という...全文を見る | ||
○津川委員 ちょっと水かけ論になるかもしれませんので、これはここでやめますが、この法案の審議の過程の中で、大臣が改善指導、教科指導が義務化されますというふうに何度か答弁をされました。先ほどは義務化というふうにおっしゃらなかったんだけれども、私が読む限りでは、改善指導、教科指導の義...全文を見る | ||
○津川委員 では、私の方から言っちゃいますが、要は、改善指導、教科指導が八十二条、八十三条にあって、遵守事項等、第五十一条の中で刑事施設の長が遵守するべき事項を定めることになっていて、その中に、「次に掲げる事項を具体的に定めるものとする。」と書いてあって、その中の九に、七十一条、...全文を見る | ||
○津川委員 ねばならない、してはならないではなくて、ものとするあるいは定める、こういった書き方は、我々何度も法案を審議するときにひっかかって、これは義務なのか義務じゃないのか、いや、義務じゃないんですよとかという答弁を実は何度もいただいているものですから確認をしました。 それ...全文を見る | ||
○津川委員 時間が来たので終わりますが、学説からも実務からも遠い議論にならないように、ぜひ実態を見ていただいて、今後もこの法律成立後はしっかりと運用していただきたいというふうに思います。 終わります。ありがとうございました。 | ||
○津川委員 ただいま議題となりました附帯決議案について、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。 刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法の施行に当たり、次の事項について格段の配慮をすべきである。 一...全文を見る | ||
04月19日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 私も、同僚議員に引き続きまして、会社法案等につきまして質問をさせていただきます。今、伴野筆頭からもお話がありましたが、私もまた後日もう一度質問させていただくつもりですので、きょうは特に、前半の一番最初の部分ですね、総論なり設立関係の...全文を見る |
○津川委員 対立している方々が合意をして和解を得られるというのは、これは一般論からすればようございましたという話なんです。つまり、若い経営者、新進気鋭の経営者と、少し、どちらかというと旧態依然としたと思われる、そういう印象を持たれるような会社とが何か闘って、どっちがいい悪いは別と...全文を見る | ||
○津川委員 重大な関心を当然しっかり持っていただきたいと思いますし、やはり、私ども一般の国民からすると、日本人は特に株について疎い、株式会社について疎いという部分がありますので、今回の一件についてこれでまさに一件落着だという形はかえって誤解を招きかねないという危惧をちょっと持った...全文を見る | ||
○津川委員 法務省は法務省でお答えいただけるという話をきのういただいたんですが、よろしいですか。 | ||
○津川委員 まず、起業の効果でありますけれども、さっき言っていただいたのは、この間に起業された数の中の一割がこの制度を使ったという話ですね。どのくらい利用されたかという話じゃなくて、どのくらい起業を促進したかということを今伺っているわけですから、その数字を出していただきたい、その...全文を見る | ||
○津川委員 今御説明のあった言葉そのとおりで、その数字そのものでいったとしても、もう起業するつもりだった会社があるわけです。それが促進はされました、少し前倒しはされたかもしれません。だけれども、それは新たな起業じゃないでしょう。この制度によって新たに創設されたものじゃないと思いま...全文を見る | ||
○津川委員 推定はいいんですが、その推定の精度がいいか悪いかはちょっとおいておいて、いただいた数字は、調査対象が八千五百四十五社で回答企業が二千八百九社、従業員を雇用した企業が千八百九十四社で約七千九百名の雇用でしょう。だから、七千九百名の雇用を千八百九十四で割って、それに八千五...全文を見る | ||
○津川委員 私が計算間違いをしているかもしれませんけれども、三万五千六百四十一人、これは約七千九百名といいますから細かい数字は要らないかもしれませんが、三万五千人ですよ。これを四万人と言うのは、ちょっとげたを履かせ過ぎじゃないですか。だから、いや、実はほかにこういうこともあるんだ...全文を見る | ||
○津川委員 これがそもそも本当に新規の雇用かどうかという問題もあると思います。 先ほど指摘があったとおりで、ある企業の中で、会社の中で、その中の一人がこういった組織をつくって、あるいは同僚を誘って、ある一つの、もう一つの別の組織をつくるなんという話になる場合は、新しい雇用とい...全文を見る | ||
○津川委員 ちょっとまた後日そこは深めて議論させていただきますが、一点、簡単なポイントを質問します。 最低資本金制度廃止によって当然懸念されることの一つで、詐欺的な会社、ペーパーカンパニーが設立されるのではないかという心配に対してどのような対処をとられるか、お答えをお願いしま...全文を見る | ||
○津川委員 ペーパーカンパニーによってある特定のだれかに損害を与えれば、それは非常にわかりやすい話として取り締まることができると思うんですが、実際のペーパーカンパニーというのはもっと複雑で、もっとわかりにくく、しかも非常に意図的に設計されてつくられるものでありますから、やはりこれ...全文を見る | ||
○津川委員 情勢の変化では説明できる話ではないと思いますので、法務省としてはやはり守るべきだったけれども、ほかの省に押し切られたぐらいの話を言っていただければ非常にわかりやすいと思いますが、また時間をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 どうもありがとうござ...全文を見る | ||
05月12日 | 第162回国会 参議院 法務委員会 第18号 議事録を見る | ○衆議院議員(津川祥吾君) まず、見直し規定を入れたこと自体ですが、まず、そもそも、先ほど先生からも御指摘がございましたが、これまで何度も見直し、法律の改正、修正は試みられてきたにもかかわらず、ここまで大変遅れてしまったという思いがございます。ここを非常に、これ今後の改善を促して...全文を見る |
05月13日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第17号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 今、佐々木委員が最後に質問をされたところから続けて、株主代表訴訟のところを質問させていただきます。 今の佐々木委員の質問に対する大臣の答弁で、ちょっと私の聞き間違えだったかもわからないんですが、わかりにくいんじゃないですかという...全文を見る |
○津川委員 まあ、どっちでもいいのですが、別に漢文がわかるからどうこうという話ではないと思いますが。まあ、いいです。済みません、そこは余談でございました。失礼いたしました。 株主代表訴訟について、平成五年の商法改正のとき以降というふうに考えていいんだと思うんですが、大変に数が...全文を見る | ||
○津川委員 多分、きのう、質問通告させていただきましたよね、内容についてという話を。わからないならわからないでもいいんですが、していませんでしたかね。わかりませんか。お答えいただけますか。 | ||
○津川委員 わかりました。では、連絡の行き違いということで、また委員会を開いていただいて、そこでやらせていただこうかなと思います。それは冗談ですけれども。 件数がふえたということはわかります。その件数がふえた背景、これが、適切にこの制度が運用されているけれども、中にはそうでも...全文を見る | ||
○津川委員 では、そもそも論で伺いますが、日本における会社のあり方の中で、株主代表訴訟の位置づけというんでしょうかあるべき姿というのは、どのようにとらえられていらっしゃるのか。 今回、法を改正する中にも当然こういった形で残っているわけでありますけれども、要するに、今の使われ方...全文を見る | ||
○津川委員 今の評価でいった場合に、損害賠償請求の枠の中であるにしても、会社のコーポレートガバナンスの一つの大きな柱であるという話ですね。柱であるという位置づけであって、現在年間百何十件ですか、これは現実的に見て十分活用されているというふうに評価しているのかどうか。いかがですか。 | ||
○津川委員 少ないと言う人もいるけれども、そうとも言い切れないんじゃないかというような、そういった意見だと思いますが、多いということはないですよね。 | ||
○津川委員 実務上、裁判所にとっての負担云々という話をしていただきましたが、その部分の質問ではなくて、要は、本来の制度上の目的から外れた形で使われているかどうかという話です。お答えいただけますか。 | ||
○津川委員 ありがとうございます。 それで、今回の会社法の中で、先ほど佐々木委員からも指摘のあったところでありますけれども、八百四十七条の一項の二号の部分の提訴制限でありますが、この文章がそもそもわかりにくいという指摘もありますが、これはこの文章の最後の、後段の部分のことをお...全文を見る | ||
○津川委員 それは、その株主の方と会社の方、会社の方というか、会社が例えば株主総会なりなんなりで話をしていただいて、どうなんだという話になる話であって、法律で制限をするという話なのかどうなのかちょっとわからないんですが、この立法事実、具体的にそういったものがあったというのがあるで...全文を見る | ||
○津川委員 では、この「著しく害される」の部分を伺いますが、「著しく」というのはどの程度のことをおっしゃっているんでしょうか。 | ||
○津川委員 それは実際に訴えを受けて内容を精査しなければ判断できないと思うんですが、提訴そのものを制限してしまうという判断が非常に難しくなると思うんですね。要するに、損害賠償で会社が得られる利益と、そのことによって正当であるはずの利益が失われる部分が、どちらの方がより多いか、しか...全文を見る | ||
○津川委員 そういう判断で、さらに、このさらに後段の部分ですが、後段というか真ん中の部分ですが、「株式会社が過大な費用を負担することとなる」、これも、「過大」というのは、今おっしゃっていただいたように、会社が得られる利益よりもはるかに大きい費用がかかる、こういう判断でよろしいです...全文を見る | ||
○津川委員 実際にそういうことは想定できるんですか。いや、どういう訴訟が出てくるかわかりませんけれども、普通に考えて、例えば株主代表訴訟、会社に損害を与えている、これは損害賠償請求をして三億円ぐらい取りなさいという話が例えばあったとして、いや、費用が一千万かかるからやめましょうと...全文を見る | ||
○津川委員 今、この法律を新たに改正する前の段階で、今局長が想定をされた、ちょっと変わった方が、変わった方と言うと怒られちゃうかもしれませんが、独特な考えをお持ちの方が、やはりあのときの役員に一言言いたい、会社がつぶれるかもしれないけれども、費用がかかってもいいから訴えたいという...全文を見る | ||
○津川委員 いや、そのぐらいのことは別に書かなくても裁判官の方はわかると思いますけれども。今のお話であれば別にいいと思うんですよ、書かなくても、こんなものはなくても。 一般論で伺いますが、民事訴訟でいわゆる門前払いになるケース、どういったケースがあり得るのか、教えていただけま...全文を見る | ||
○津川委員 今一つだけ例を挙げていただいた原告不適格とか、あるいはもう一回既に訴えたものであるものとか、いろいろあろうかと思いますが、基本的にそれは裁判所で御判断をいただくものだと思います。 この八百四十七条一項の二号のようなもの、一号もそうですが、こういったものが一般的にど...全文を見る | ||
○津川委員 今お答えをいただいたとおりで、こういったケースの場合、余りないのかなと。 この一号の書き方についても、ある意味でこれは当然といえば当然ですから、このぐらいはあってもいいのかもしれませんが、二号の部分についてはやはりよくわからない。局長、いいですか。間違いを言いまし...全文を見る | ||
○津川委員 現物出資が、今まで規制が厳し過ぎてなかなか活用されなかったと。例えば、これをもっと活用しやすく、自由にする、規制を非常に緩和する、緩和をするから逆に問題点が発生する可能性もあるので、実際、問題が発生する可能性もあるので、過失責任を無過失責任にするんですというのなら話は...全文を見る | ||
○津川委員 では、今まで無過失責任だった理由を教えてください。 | ||
○津川委員 お答えの中にはなかったんですが、私がこれを見たときの最初の印象として、最低資本金制度がなくなって一円でもいい、一円でもいいんだから何でもいいか、そういう発想が背景にあるように受けとめたわけです。 だから、資本充実について、何かいろいろなところで緩和をしてきたような...全文を見る | ||
○津川委員 終わります。ありがとうございました。 | ||
05月19日 | 第162回国会 参議院 法務委員会 第20号 議事録を見る | ○衆議院議員(津川祥吾君) お答えをいたします。 まず、自己株式の新株発行類似の手続を得ない形での市場への売却ということについては現在禁止をされているところでございます。今委員から御指摘のあったとおり、インサイダー取引あるいは株価操縦等々に悪用される危険性があるといった意味で...全文を見る |
06月10日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第22号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 本日は、四人の参考人の方々、貴重な御意見をいただきましてありがとうございます。特に、大津参考人、玉井参考人におかれましては、現場の声を私どもにお伝えいただくために本日足をお運びいただきまして、本当にありがとうございます。 時間が...全文を見る |
○津川委員 ありがとうございます。 玉井参考人にお伺いをしますが、今も申し上げましたが、本人の希望と大きくかけ離れた、最初に言われていた約束と大きくかけ離れたところでようやく少し問題が見えてくるというこの問題の難しさからいくと、そんなに大きく離れなくなってきたときに、問題が非...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 井田参考人にお伺いをします。 先ほど井田先生から、人身売買ということを法律に入れることに対して否定的な見解をされる方があるけれども、これは必要なんだという御意見をいただきました。 実は、私もやはり人身売買という罪をストレートで罰する...全文を見る | ||
○津川委員 不法な支配という言葉を使って、それを法律にしたときにあいまいになるんじゃないかという話がありました。ただ、そこを法文にどう書き込むかは別として、やはり不法な支配があるということが問題であるということ、これは間違いないところだと思いますね。 さらに加えて、いや、これ...全文を見る | ||
○津川委員 大臣じゃないので、どうぞ忌憚のない御意見をどんどん言っていただければいいんです。ありがとうございました。 最後に、出口参考人にお伺いをしますが、「人身取引の防止につき、」という、これはホームページになるのかな、人身取引の防止につき四点ほど指摘がありまして、その中の...全文を見る | ||
○津川委員 本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。これからの法案審議に生かしてまいりたいというふうに考えております。どうもありがとうございました。 | ||
06月14日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第23号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 まず冒頭、おわびを申し上げますが、ちょっとパソコンの調子が悪くて印刷できませんでして、私がきのうつくった質問のメモなんですけれども、パソコンのモニターを見ながら質問をさせていただきます。ちょっと不快に思われましたらおわびを申し上げま...全文を見る |
○津川委員 要するに、まず、不法入国者という扱いとしてとらえるのか。それは、一義的には間違ったパスポートを持っているんですから、法律的に問題があるんですけれども、でも、その人は難民である。しかも、難民であって、状況によってまともなパスポートを持ってくるような状況ではとてもなかった...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 これまでの歴代大臣がどうこうということを申し上げるわけではありませんけれども、これまでの日本の難民に対する対応というものが、大変厳しい、あるいは冷たい対応であったという国際的な評価はあるわけでありますから、これはこれでしっかりと私も受けとめ...全文を見る | ||
○津川委員 この二つの議定書及び近年の人身取引その他の人身の自由を侵害する犯罪の実情等、この「及び」の部分については、先日の参考人の方もお話をされておりましたが、例えば超長期にわたる誘拐監禁事件があって云々ということで、それについて法定刑の引き上げというものをされる、そういう話だ...全文を見る | ||
○津川委員 貧富の格差が大きくて、経済的な格差が大きくて、例えば外国で働かれている方々は、厳しい生活の中で一生懸命働いてもなかなか楽にならないけれども、日本に行って、多少は危ない仕事でも多少やってしまうと、それでまとまったお金が入って、相当生活が楽になる。実際にそういう例があるよ...全文を見る | ||
○津川委員 日本の対応について理解をしていただけないのが残念というのは、政府がやったことを私が理解しなかったのが残念という雰囲気にも聞こえなくもなかったんですが、法務大臣ですからそういう言い方になるのかもしれませんけれども、やはり、対応は非常に不足をしていたということはまず認識を...全文を見る | ||
○津川委員 対応がおくれていたということはとりあえず認めていただきました。別にこれは議論するところじゃないと思います。女性の感覚と男性の感覚というと、ちょっとなかなか迷路にはまり込みそうなので、私はそれについては聞きませんが。 何でこの対応がおくれたかということについてですが...全文を見る | ||
○津川委員 正解でございます。大変失礼な質問をしたかもしれませんが、憲法で規定をしている基本的人権は日本人の人権である、こういう解釈がありますね。外国人の人権を保障する法的根拠は何でしょうか。 | ||
○津川委員 日本にいらっしゃる外国人には人権がないということを私は言っているんじゃなくて、人権はあるものですし、保障されなきゃいけないんですが、法律的な根拠はどこに求めていらっしゃるかということを伺ったんです。 | ||
○津川委員 日本国憲法第十一条は「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。」と書いていますね。それは国民、日本人の話なわけですよ。ところが、外国人が含まれないんじゃないかという話なんです。ですから、日本にいらっしゃる在日外国人、来日外国人の方々の基本的人権を保障する法的な...全文を見る | ||
○津川委員 それは正解だと思います。要するに、国連憲章ですとか世界人権宣言ですとか、そういったところで外国人の人権というのは読むこともできますし、日本国憲法の中でそれを読むことができるという説も多いですし、これは考え方ですから、大臣の見解を伺いたかったんです。だから、日本にいらっ...全文を見る | ||
○津川委員 人身売買の話で、正規のパスポートで、自分でとって、自分でお金も払って日本に来たけれども、だまされて働かされて、何とか命からがら助けてくれというふうに大使館なり警察なりに逃げ込んだ方が、何の保障もなく退去強制処分になったという事例は山ほどあるのは御案内だと思うんですが、...全文を見る | ||
○津川委員 それは悪いですね。それは、悪い処遇をした人たちは悪いんですけれども、そういう目に遭った人の人権をどういうふうに守るか、守らなきゃいけないか、救済しなきゃいけないかということについて、日本政府はこれまで退去強制処分で、はい、おしまいとやってきた例が幾つもあるわけですよ。...全文を見る | ||
○津川委員 特にここ一年ぐらいでしょうか、運用でそういった対応をしてきていただいたという話は聞いていますから、現場からは随分、十分と言えるかどうかは別として、待遇はよくなってきたというような評価もいただいておりますから、それはそれでいいんですけれども、それをまさに法律にしようとし...全文を見る | ||
○津川委員 外国の入管当局との間の情報提供についてもここに含まれるというふうに考えられますか。確認します。 | ||
○津川委員 済みませんが、大臣、今お話しされたことはさっき山内議員が質問されたことと全く同じことでして、同じ範囲の話ですから、このぐらいは大臣にお答えをいただきたいなと思います。 それで、冒頭に、大臣に議定書の趣旨と目的について御説明をいただきました。その議定書の中に、今局長...全文を見る | ||
○津川委員 大臣、ないんですよ。「テロリストの入国防止のための規定の整備を行う」と書いていますが、その部分は何かというと、議定書に書かれている部分ですね。議定書でこういう規定をつくりなさいと言われてつくっているところの話です。 ですから、密入国議定書の中で、旅客会社の旅券確認...全文を見る | ||
○津川委員 私、あえて申し上げましたが、議定書は二つありますけれども、今言っている議定書は人身取引じゃないですよ。密入国の議定書ですよ、今人身取引なんとかとおっしゃいましたけれども。密入国の議定書の中にテロリストについての規定はありますか。答えてください。 | ||
○津川委員 だから、議定書以外の必要性とか、それをテロ対策に使えるかどうかという話は、それはそれで結構ですけれども、その話じゃなくて、議定書の中でこの二つの規定を設けなさいと言っている理由は何ですかと今大臣に伺ったんですよ。この法案提出の理由はこの二つの議定書でしょう。しかも、私...全文を見る | ||
○津川委員 大臣、この議定書を読まれましたか。だって、最初に書いてあるでしょう。前文、これはテロリストを締め出すためのものではなくて、一番最初に申し上げましたけれども、移民が不法に密入国をさせられるということは移民の人権侵害だと言っているんですよ、「移民の生命及び安全を危うくする...全文を見る | ||
○津川委員 ですから、移民を不法に密入国させてはならない、こういう状況のときには密入国させてもいいですよということはどこにも書いてないんですよ。だめ、だめ、だめということだけ書いてあるんです。密入国は移民にとってよくないからだ、あるいは、そういったことを取り仕切る犯罪組織はけしか...全文を見る | ||
○津川委員 申しわけありません、もう一回質問しますけれども、法律がどうこうじゃなくて、移民に対してどういう議定書であるかという認識なんです。テロリストを締め出すという話ではなくて、これは移民を締め出すという話なんですよ、違法に入ってくる者に対して。だから、そういった面においては、...全文を見る | ||
○津川委員 それは難民条約の話ですよ。難民をいかにしてしっかりと受け入れるかという話、もっと大きな話が背景にあって、それはしっかりやりましょうと。一方で、そのさまざまな取り組みに対して、全くの別ルートで犯罪組織が不法に移民を密入国させようとする、そういう窓口はしっかりと閉じましょ...全文を見る | ||
○津川委員 テロリストの入国を阻止するというのは大変大事な話でありますから、それはそれでやらなきゃいけない。それはやるべきではないと私は決して申し上げません。ただし、そのことと、移民が不法に入国しようとすると、それは移民にとってプラスではない、そういう趣旨の議定書の規定を混同すべ...全文を見る | ||
○津川委員 答弁になっていなかったんですが、ちょっと時間がなくて困っちゃったんですけれども。 最後に、申しわけありません、一点だけ。警察庁に来ていただいたので答弁いただきたいんですけれども、大臣も、今言わなかったけれども、前回は金がないという話をされたんですが、ビラをつくられ...全文を見る | ||
○津川委員 ああいうのも結構だし、できることは何でもやればいいと思いますけれども、お金がないというんであれば、ああいう、ちょっとどう使うのかよくわからぬところに四百四十万も使うよりも、被害者保護ですとか、もう少し実効性のあるところに予算を集中させていただきたいと思いますので、これ...全文を見る | ||
07月12日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第26号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 きょう、大臣、政務官にぜひお考えをいただきたいんですが、質疑が大分ずれ込んでおります。私の時間で十五分ぐらいずれておりますが、この前に松野委員の質問のときに十五分残しておりますから、おおむね三十分おくれていると思いますが、これはすべ...全文を見る |
○津川委員 聞いておりますがじゃなくて、私の質問通告の紙の冒頭にも書いていますよね、ずらずらっと、カラーで、お渡ししたと思うんですが。 まず、私がきょう質問させていただきたかったのは大まかに申し上げますと三点ありまして、対象犯罪が非常に多いという点、条約の審議経過と今回の立法...全文を見る | ||
○津川委員 いや、これは私がつくった資料ではなくて、つい先日法務省さんから送っていただいた資料を数えたものですし、何月のものかというのは私は今申し上げました。一月一日です。一月一日時点で施行されているものだから数えたら六百十四だと思うので、今四月一日とおっしゃったので、その間に一...全文を見る | ||
○津川委員 法律も随時施行されていますし、新しい法律もどんどんできてきますから、ふえたり減ったりするんでしょうけれども、まさにこの部分について質問をさせていただいているわけですし、このこと自体大分問題になっていますね。 前回提出されたときには五百幾つだった。このことについてマ...全文を見る | ||
○津川委員 大臣が御存じない理由を教えてください。これは大臣が、南野さんがとは言いませんが、法務大臣、少なくとも法務省として、日本の法体制に合わせて、これはなかなか、このままではいけませんという判断をされた、それを正式に文書で出された。先ほど、英語で出されたけれども御存じなかった...全文を見る | ||
○津川委員 外交にかかわる話ですから、大変失礼な話ですが、法務大臣が、いや、ここでこういう質疑をしていましたと本当は言っちゃいけないことをぽろっと言っちゃうとこれはまずいのかもしれませんけれども、でも、当然法務大臣として、担当されている法案を今回出されてきて、重大な法案だと言われ...全文を見る | ||
○津川委員 済みません、今のは努力するところじゃなくて指示するところだと思うんですが、いかがですか。 | ||
○津川委員 ありがとうございます。 大臣、この法案、実は相当いろいろな問題点があると思うんですが、その中の一つで、やはり大臣もきょうも、治安、治安維持とはおっしゃらなかったかな、安心、安全の確保のために必要だというようなお話をされたと思うんですが、ただ、逆に、六百十四、今御説...全文を見る | ||
○津川委員 共謀罪が成立する犯罪構成要件の話をしたのではなくて、重大犯罪という定義について伺いました。日本政府は、長期四年以上の懲役もしくは禁錮の刑が定められている罪以上のもの、これは重大犯罪というふうに今回正式に判断をされたということでよろしいですか。 | ||
○津川委員 いや、ですからそれを聞いているんですが、条約で求めるところの重大な犯罪という定義でこういうふうに、それは条約には四年以上と書かれています。日本政府として重大な犯罪というものを求めたわけでしょう、これまで、最初は、重大な犯罪に限るべきだと。 それで、出てきた条約は、...全文を見る | ||
○津川委員 では私が最初に答弁した方が早かったかもしれませんけれども、多分そうだと思うんですよ。 ただし、交渉上は、まさに日本政府として、これは重大な犯罪に限定をするべきだという交渉をされてきた。これは間違いないわけです。では、重大な犯罪とは何かという議論がさんざんあったわけ...全文を見る | ||
○津川委員 では大臣に伺いますが、というか、今は全然御答弁いただかなかった。今のは条約でどう求めていますかという話で、それは読めばわかるんですが、そうじゃなくて、日本の法体系の中で四年以上というのが、まさに条約で言っているような重大犯罪というものとぴったりマッチしていると思うかど...全文を見る | ||
○津川委員 例えば、これでは軽過ぎるかもしれないわけですよ、最初に逆の話からしますが。私は重過ぎると思っているんですけれども。 例えば、本当は三年以下の懲役というふうに定められているものでも、いや、これは組織的にやられると、実際にやられるとかなわぬな、実際に実行行為があって被...全文を見る | ||
○津川委員 考えられておりますって、どなたが考えたのかよくわかりませんが、私、大臣の考えを伺ったんですが。 では、一つ伺います。刑法でいきますかね。刑法の中で、何でもいいんですが、これはいろいろ通告しているのでちゃんと勉強していただいていると思いますが、逃走援助という罪があり...全文を見る | ||
○津川委員 今、ぱっと後ろで調べていただいたと思いますが、刑法から、多分上の方からいきますから準備しておいてくださいね。 これは百条ですね。これはならないんですよ、三年以下ですからね、いや、ねと言うのも変なんですが、私だって知りませんよ、私だって調べたからそう思ったんです。こ...全文を見る | ||
○津川委員 ですから、条約の審議過程を今伺っているんじゃなくて、日本の国内の問題です。 その条約をサインしてきたのはいいんですが、その条約をサインしてきて、さあ、日本で法律をつくろうという段階で、各国は、四年がいい、三年がいい、五年がいい、いろいろあったわけですよ。最終的な条...全文を見る | ||
○津川委員 いや、だから、条約が四年以上にしなさいと言っていても、それで不十分かもしれないわけですね。 では、まず、不十分ではないとお考えになったということでよろしいですか。 | ||
○津川委員 ですから、条約が四年以上というのを義務化するのはいいんですが、三年以上にしなくてもいいんですかという話をしているんです。 先ほどの逃走援助については、これは共謀にならないという話でした。刑法の第百二十四条の往来妨害。「陸路、水路又は橋を損壊し、又は閉塞して往来の妨...全文を見る | ||
○津川委員 大臣、アメリカに言われたからやるとか国連がやると言ったからやるんですよという話じゃなくて、それはもちろん外国がやれと言ったことに足並みをそろえる必要は物すごく重要にありますが、そうではなくて、日本国として、こういう重大な犯罪の共謀というものを犯罪化させるべきだというお...全文を見る | ||
○津川委員 定足数を確認してください。 | ||
○津川委員 では、定足数を確認してから質問させていただきます。 | ||
○津川委員 はい。ありがとうございます。 気を取り直しまして、同意堕胎ですね。同意堕胎は共謀罪にならないわけですけれども、これは組織的にやる可能性というのは十分あり得ると思うんですよ。どうですか、大臣。大臣、せっかくですから御答弁いただきたいと思います。 | ||
○津川委員 では、済みません、伺いますが、この同意堕胎の場合、どういう状況でなされるんですかね。 | ||
○津川委員 夫と二人で堕胎される方もあるかもしれませんが、余り変な推測なしで申し上げますけれども、例えばそういったことができる専門的な知識をお持ちの方が、事情により、極端な話、違法行為と知りながらやらざるを得ないというような状況もあり得ると思うんですね。 こういう状況は大臣も...全文を見る | ||
○津川委員 いや、堕胎が罪になるかどうかを伺ったんじゃなくて、今、共謀罪の話をしているんですから。共謀したときにそれが共謀罪に当たらなくていいというふうに感じますかということを伺ったんです。どうでしょうか。(南野国務大臣「もう一度お願いします」と呼ぶ) 法律、刑法上は、同意堕...全文を見る | ||
○津川委員 つまり、三年ということもあるかもしれないけれども、罪によっては三年にした方がいいのはあるかもしれないけれども、三年以上にしちゃうとまたえらい拡大をするから四年にした、こういうことでよろしいですか。 | ||
○津川委員 組織的な話というのはもちろんあるにしてもですよ、長さの話だけ今は伺いますが、では、何で五年じゃだめだったんですか。 | ||
○津川委員 そこが伺いたいところなんです。 先ほどの審議過程でもちらっと言っていただきました。三年がいいんじゃないか、四年がいいんじゃないか、五年がいいんじゃないかという議論がありましたと。最終的に、真ん中をとったかは知りませんが、四年に落ちついた。それは結構ですが、それぞれ...全文を見る | ||
○津川委員 わかりました。いろいろつけていただいて、なかなか難しいと現段階ではお考えということは、質疑を通して、ああ、やはりそれもやらざるを得ないなというふうにお考えいただくことがあるかもしれないという答弁でよろしいですか、留保するかもしれないと。 | ||
○津川委員 先日、我が党の委員会の勉強会に法務省の方に来ていただいて、外務省の方も来ていただいて、ここの、長さの部分について留保をかけている国はないんじゃないだろうか、ないと認識していますというような答弁をいただいたんですが、これはホームページの方でしょうかね、に書いてあるのは、...全文を見る | ||
○津川委員 申しわけないですけれども、今の答弁は納得できません。政治家として理解できるなら、政治家として判断していただきたいと思います。その席には、まさに政治家として座っていただいているわけですから。 政治家じゃないなら、政府参考人の方とお話をさせていただければいいわけですが...全文を見る | ||
○津川委員 はっきり答弁をいただきました。 では、なぜ合理性があるかをお答えいただきたいと思います。 | ||
○津川委員 ですから、今、通貨偽造の準備もこれは五年以下だから共謀罪になっちゃうと言いましたよね。これはおかしいでしょう。四年以上にしたら、準備の共謀というわけのわからない話になるわけです。 さらに言うと、今回できる共謀罪、共謀罪の中の、組織的犯罪法の六条の二にできる「死刑又...全文を見る | ||
○津川委員 通貨偽造の準備というのは、通貨の偽造行使があるから準備があるんでしょう。行使があるから準備があるんだから、準備したってそれは行使の共謀になるじゃないですか。いや、これはあくまでも準備をしているだけで、行使はしませんなんということはあり得ないでしょう。 そもそも通貨...全文を見る | ||
○津川委員 ここはちょっと見解が違うところだと思いますが、いずれにしても、これは全部犯罪の話ですから、この犯罪はしてもいいじゃないかという議論をしているわけではなくて、共謀というものをそもそも罪とするような重大犯罪という仕切りをするときに、何をしちゃいけないのかというのは、やはり...全文を見る | ||
○津川委員 殺人の共謀の共謀と殺人の共謀は、中身が違います。いいですか。 例えば、来週、某国の総理大臣を暗殺するという共謀をしようと。その共謀をするには、共謀する、参加される方々がスケジュール帳を見て時間を調整して、では今度の日曜日にやろう、今度の日曜日十時、どこどこで首相を...全文を見る | ||
○津川委員 ちょっと済みません、それで話し合いをして、最後の共謀の段階でこれはやめようという話をしたらどうなるんですか。共謀罪は成立するんですか。 | ||
○津川委員 やはりこれは法律的にはそうなるんですよ。でも、それはやはりおかしいでしょう、幾ら何でも。人を殺そうという話し合いをしようと言って、うん、しよう、しよう、しよう、うん、でも、やはりやめようと言ったのに、それは犯罪だというんですよ。 最終的な合意は犯罪をしないという合...全文を見る | ||
08月02日 | 第162回国会 衆議院 法務委員会 第27号 議事録を見る | ○津川委員 民主党の津川祥吾でございます。 引き続きまして、台湾からの日本に入国される方の査証免除につきまして、それを中心にお伺いをさせていただきます。 まず、査証というのはビザと言われるものでありますが、パスポートは旅券と言われまして、私なんかは、最初に海外旅行に行くと...全文を見る |
○津川委員 それで、今回、台湾についての議論をさせていただきたいわけでありますが、日本の近隣の国で、また非常に交流の盛んな地域であります日本と台湾、日本と中国、それから日本と韓国の間で、このビザ、査証について現在どのような措置が相互にとられているのかということをちょっと確認させて...全文を見る | ||
○津川委員 今御説明をいただいたとおり、相互に見ると必ずしも一致をしないわけでありますけれども、この点についての見解を御説明いただけますでしょうか。 | ||
○津川委員 ありがとうございます。 なるべく通告の中だけで質問させていただきますが、ちょっと答弁漏れがあったかなと思うんです。 免除をすることの理由、これは、ほかの国が日本の国民に対する免除はその国がそれぞれ考えるという話で今御説明いただきましたが、では、日本はなぜ今そう...全文を見る | ||
○津川委員 特に今、期間が限定をされていて、九月二十五日ですか、愛知万博の期間までということですから、要するに、愛知万博に来ていただく方にはどんどん来ていただきたい、こういう話で今されているんだと思います。その考え方からいうと、万博が終わればまたもとどおりということに、このままほ...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 それで、なぜ台湾については特別立法措置をしなければならないのかということについて、これは法務省でよろしいでしょうか、お答えいただけますでしょうか。 | ||
○津川委員 なぜこういう質問をしたかというと、報道では、要するに、台湾の方に対する査証免除の法律がどうも出るらしいというお話が記事として出るものですから、そうすると、ほかはどうなるんですか、そんな台湾だけじゃなくてほかもやってほしいとかあるけれども、何でそういう台湾だけの法律なの...全文を見る | ||
○津川委員 済みません、今の最後の部分をもう一回確認したいんですが、今回の愛知万博の間、査証免除をすることについて中国は異論がないとおっしゃったのか、今後も立法措置で査証免除をすることについて中国は異論がないと、まだ法律が出ていない段階で異論がないというのも変な話ですが、そういう...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 もう一点なんですが、これはマスコミの報道でありますけれども、日華議員懇談会会長の平沼前経済産業大臣が、ことしの五月に町村外務大臣にお会いになって、台湾から日本を訪れる観光客へのビザの免除について万博終了後も継続するように要請したところ、外務...全文を見る | ||
○津川委員 法務大臣にもこの点についてちょっと見解を伺いたいんですが、国内の治安の中で体感治安が悪化をしているという話は大臣もこれまで何度かおっしゃって、その背景に外国人犯罪がふえているということがあるんじゃないかというようなことがありました。 体感治安というのは、実際に発生...全文を見る | ||
○津川委員 これは私も何度も申し上げてきたことなんですが、外国人による犯罪が現実あるのも事実ですし、その件数がふえているのも事実だと思いますが、ただ、外国人がふえることが不安につながるということ自体が多分問題だと思うんですね。それは間違っております。 特に、多くの外国人の方が...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 これは私の方で調べた数字というかデータで、愛知万博期間中に限ってビザ免除をしたけれども、愛知万博じゃないところに来られる方が結構いらっしゃるんですね。愛知万博にもぜひ来ていただきたいんですが、それとは関係ないところにもどんどん来られて、ある...全文を見る | ||
○津川委員 政府としてもこの問題を非常に重要視していただいているということは伺っております。労災問題というよりも、これはもう公害ではないかというような扱いをされて、これから何とか救済措置をとりたいということは厚生労働省の方からも伺っております。それはそれでしっかりやっていただけれ...全文を見る | ||
○津川委員 ありがとうございます。 もう一つ、最後に確認をさせていただきますが、民法上の時効の哲学を伺います。 三つぐらいあると言われていますけれども、長年継続した事実関係の安定。つまり、土地なんかを、自分の土地に人が家を建てていたとか、何か使っていたと。それは知っている...全文を見る | ||
○津川委員 終わります。ありがとうございました。 ————◇————— |