津島雄二

つしまゆうじ



当選回数回

津島雄二の1979年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第87回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
議事録を見る
○津島委員 ただいま三人の方々から大変有益な御意見を拝聴いたしまして、時間が許せばいろいろとお伺いしたいわけでございますけれども、限度がございますので、ポイントを選んで三人の方に順次質問をさせていただきます。  最初に、中島さんへの御質問でございますが、予算の各ポイントについて...全文を見る
○津島委員 ありがとうございました。
02月22日第87回国会 衆議院 決算委員会 第2号
議事録を見る
○津島委員 まず最初に、行政改革についてお伺いいたしますけれども、御承知のとおり、このたびの予算と関連をいたしまして、できるだけ効率的でむだのない行政をやりたいという国民の関心が非常に高まっておりまして、与野党の論戦でも何度か取り上げられております。  まず第一に、ことしの一月...全文を見る
○津島委員 アルバイト関係の予算額はわかりますか。
○津島委員 恐らくこの数字をお聞きになった方は非常に驚かれると思うのですね。郵便配達の仕事は、私は大変な仕事だと思います。私どものところのような積雪寒冷地で一戸一戸配達しておられる方々の御努力には頭が下がる思いでございますけれども、その事業全体として見ますと、たとえばアルバイトが...全文を見る
○津島委員 この議論、さらに幾つかの問題点でお伺いしたいと思いますが、その前に、せっかく大臣おいでになりましたので、最初お伺いしたい重要問題、一月十六日の閣議了解がございますけれども、このねらいは一体何でございましょう。前にも五十二年の閣議決定もございますし、一体いままでとどこが...全文を見る
○津島委員 ただいまの御説明によりますと、従来の路線を踏襲して一層努力をいたす、こういうことのようでございますが、いままでもとかく実が上がらなかった。先ほどお話ししたのですけれども、行政というのはやっておられる方みんないいことをやっておると思っておるのです。自分のやっておることは...全文を見る
○津島委員 同じような発想方法でもう一つ考えられますのは、仕事をまとめて地方団体に移されたらどうだろうか。もちろんこれは財源をつけて移す必要があると思いますけれども、たとえば五十一年の監察年報の中に、生活保護に関する行政監察、これをやっておられます。後でもう一回触れたいと思います...全文を見る
○津島委員 時間がないので、概括的な議論だけで大変残念で申しわけないと思うのでございますが、私がきょうこれから御指摘したいのは、そういう問題点について直接の担当者の方とは別に、国全体としての評価をしてみるという立場から、行政管理庁がいままで以上の役割りを果たされる余地があるのでは...全文を見る
○津島委員 この点については随時積極的な努力をしていただきたいということをお願い申し上げますし、将来は予算とか定員の面でも何か工夫をしなければならないということを申し添えておきたいと思います。  さて、行政管理庁の監察のあり方について、午前中原委員からいろいろ御指摘がありました...全文を見る
○津島委員 大臣、時間の関係がおありでございますので、じゃここでお帰りになる前にひとつお願いを申し上げておきたいのは、午前中の原委員の御指摘にもありましたように、行政監察の対象の選定がそういう意味で私どもも十分納得しかねる点がございます。やはり本当に社会経済の伸展に即応した対象の...全文を見る
○津島委員 そこで、いまの問題点から実は技術的に二つの点をお伺いしたいのであります。  第一が、いま監察の対象の選定についていろいろ申し上げました。監察の仕方、物の見方、これは時代時代で変わってこなければならない。抽象論をやってもあれですから一例を挙げたいと思いますが、目下いろ...全文を見る
○津島委員 時間が参りましたが、締めくくり一問してよろしいでしょうか。御許可を得たい。
○津島委員 いまの点は、いま非常に焦眉の問題でございますが、これ以上御答弁は求めません。  そこで、きょうの私の質問の一つの基調が、行政改革についてはどうしても政府全体の立場から比較考量できる、各省各庁の縦割りにこだわらずに人員も異動できるということが絶対に必要であるということ...全文を見る
04月10日第87回国会 衆議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○津島委員 質問を始めますに当たりまして、まず社会資本の充実に日夜大変御努力しておられます建設省に深甚なる敬意を表してから始めたいと思います。  建設省の仕事が大変だと思いますのは、日本の長期計画をいろいろ振り返ってみましても、昭和三十五、六年代からの所得倍増計画、そして産業中...全文を見る
○津島委員 全体としての考え方は大体そういうことであろうと理解をしておりますが、私がはたから見ておりまして建設省の仕事は非常にむずかしいだろうなと思うのは、一口に社会資本といいましても中身がいろいろあるわけですね。道路もあり河川関係もあり、そしてまた最近出てきた都市対策、下水、そ...全文を見る
○津島委員 大変含蓄のあるお答えでありますが、なかなかわかりにくいんでありますが、それでは逆に、三全総をいろいろ肉づける作業をいまやっておられる国土庁の方から、国土庁の方がイニシアチブをとっておつくりになった三全総が絵にかいたもちにならないようにいまどういう努力をされておられるの...全文を見る
○津島委員 長期計画などをつくる場合に、何省会議という大きな会合が非常にお好きなようで、私も前にやった経験もありますけれども、会議が踊るばかりで、やはり現場の仕事をやっておられる方がその気にならなければこれはどうにもしようがないわけでございますね。  そこで、それでは議論を前に...全文を見る
○津島委員 その結果についてはまた後ほど資料でお伺いしたいと思うのですけれども、いまの三全総あるいはその前の新全総の目標に大体沿うような一般的な傾向を示しているかどうか、示しているとすれば示している何らかの指標をいま伺えればと思うのですが。
○津島委員 個々の努力を積み重ねられた結果がこういうことになっているとすれば大変結構なことでございますので、これからもさらにこの方向で十分御努力をお願いしたい。私は、いまのような分け方で、たとえば関東が下がるのがいいというような単純なことは申し上げておりません。それはやはり首都圏...全文を見る
○津島委員 非常にむずかしい問題でございますから、これからの一層の御努力をお願いする以外にないと思いますが、ここでもう一度御指摘をしておきたいのは、いまのバイパスの問題でも、整備が中途半端といいますか片手間に終わっておりますと、その間非常に大きな住民の不便を招くわけでございますか...全文を見る
○津島委員 いろいろな要素を考慮しておやりになると思いますが、ひとついま御指摘申し上げた点を含めて、できるだけ地域の発展にプラスになるような運営をしていただきたいということをお願いを申し上げておきます。  次の質問に入る前に、大臣から簡単に、三全総というものを本当に具体化してい...全文を見る
○津島委員 それでは大いにはかっていただいてこれからの御努力をお願い申し上げます。  時間が少なくなりましたが、次の問題に入りたいと思います。  これは同じく日本の各地域の均衡ある発展と無関係ではないのでありますけれども、公共事業等を中心に活躍しております建設業者、特に中小建...全文を見る
○津島委員 建設省以外の問題についてもより的確に状況を把握して対策を講ずるためにこれは御提案申し上げておきますけれども、いま官公需発注を中小建設業者に一定比率以上確保するという目的でやっております報告では不十分でございますので、あれよりもややきめの細かい実態調査を一度おやりになる...全文を見る
○津島委員 時間がまいりましたが、最後に一問だけよろしいでしょうか。
○津島委員 一問だけ、それでは地域開発と関連しまして地方の問題だけ取り上げましたが、都市再開発について一つだけ非常にしばしば私が相談を受ける問題で、いままでの再開発の補助対象に再検討の余地があるのじゃないか。たとえば一定の建物を再開発で建てる場合にどうしても車の需要があるというこ...全文を見る
○津島委員 ありがとうございました。終わります。
04月25日第87回国会 衆議院 決算委員会 第9号
議事録を見る
○津島委員 ちょうど時あたかも春闘の最中、まず大臣、スト等を控えて大変御心労多いと思いますけれども、お疲れでしょうかどうでしょうか、まずねぎらいの意味も込めてお伺いいたします。
○津島委員 大変元気な御様子なので、安心して労働問題全般についてお伺いをいたしたいと思いますけれども、やはりきょうはこの日でございますから、私どもこの国会へ出てくるにも大変難儀をいたしました。現在問題になっております昭和五十一年度の決算に関連いたしましても、毎年毎年こういう春闘と...全文を見る
○津島委員 現在ちょうど努力が進められている最中でございますから、大臣として具体的な見通しを述べられるのは非常にむずかしいと思いますので、別の角度か石お伺いいたしますけれども、ここ二、三年間の春闘は一般庶民から言いますと十年一日のごとき春闘である。あらかじめスケジュールを設定して...全文を見る
○津島委員 大臣がかなり日本の労使関係を高く評価しておられるのはわかるのでありますけれども、一般庶民の立場から言うと必ずしも理解できない点があるわけでございまして、たとえば春闘で私どもが目にし耳にする姿というのは、やはり非常に大きな組織労働者あるいは組合が中心となりまして、これと...全文を見る
○津島委員 若干の問題点に関連して、それではお伺いをいたします。  まず、民間における春闘を中心にした労使関係でございますけれども、私どもの印象から言えば、日本の労使関係が賃金闘争に偏重してい過ぎたという印象は免れないと思うのでございますね。確かに、日本のように高度成長が長く続...全文を見る
○津島委員 先ほど御指摘した三点について必ずしも的確な御答弁はいただけなかったわけでありますが、これはまた別の機会にじっくりお伺いすることにしまして、今度は同じように春闘に関連して、いわゆる公共部門における春闘方式といいますか、ストライキの問題についてちょっと触れてみたいのであり...全文を見る
○津島委員 いまの御説明から伺いましてもわかるとおり、そもそもこういう春闘の段階においてストを打つということは本当に当事者の中でもわからないという方が多いわけでございまして、この問題についての質疑の締めくくりとしてスト権問題を本当は取り上げるべきだと思いますけれども、これは労働大...全文を見る
○津島委員 それでは国民にかわりまして、早く解決されて私どもが安心して日常生活できるように重ねてお願いを申し上げまして、次に移りたいと思います。  いまの春闘の問題に関連して申し上げましたように、賃上げ中心の労使紛争というものあるいは労働運動というものが一つの壁に当たってきてい...全文を見る
○津島委員 労働省が具体的に持っておられる政策手段についてはすぐ後で伺うことにしまして、その前にいま総論的に局長からお話のありました雇用政策を国の政策、特に経済政策の中でしっかりと位置づけるということは非常に大切だと思うのです。私自身、行政にいた経験から申しまして、経済官庁にいた...全文を見る
○津島委員 まあそういう現状であろうと思うので、大変大臣も事務当局も努力はしておられると思うのですけれども、いまの制度の中にぴったりおさまるような姿になっていない。そういう意味でひとっこれから雇用問題を検討する横断的な機関をぜひ政府の内部につくっていただきたい。そして、具体的に雇...全文を見る
○津島委員 最近の五十三、四年度についてはかなりよくなっているというお話ですが、五十一年度、いまの決算のこの数字から見ますと、たとえば高年齢者雇用奨励金、これは予算で約五十六億組まれて、実際に使われたのは十四億ですね。翌年度の五十二年度でも、予算は六十億組んだが実質は二十億なんで...全文を見る
○津島委員 雇用対策について一層の努力をお願いして、次の最後の問題に触れたいと思うのですが、先ほど申し上げましたように、これからの労働政策というものが、賃上げであるとか雇用であるとかということばかりでなくて、より広く労働者の方、勤労者の万の幸せを考える方向に行っていただきたいわけ...全文を見る
○津島委員 ありがとうございました。終わります。
05月24日第87回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
議事録を見る
○津島委員 農林水産業の振興に関する若干の問題、御質問を申し上げますが、本年度予算に関連して農林水産大臣が説明それから所信表明をしておいでになりますが、その中身をよく拝見いたしますと、全体として非常にきめの細かい配慮をしておられまして、いまの農林水産業の抱える問題についていろいろ...全文を見る
○津島委員 ただいまのお答えでも御指摘があったように、この奨励金そのものではなかなか所期の目的は達成できない。関連するいろいろな制度の改善が必要でございますが、何といっても、私の見るところ最大の障害は、農地の資産としての価値が上がってきているということでございます。いま十アール当...全文を見る
○津島委員 いま御説明がありましたように、たとえば自分の後継者に所有権を移してしまう、生前贈与をやるということになりますと、とにかく贈与税はずっと払わずに納税猶予をしてやろう。そして、だれも自分が死ぬと思っていませんけれども、不幸にして相続の事態が起こりますと、これは二十年営農を...全文を見る
○津島委員 先ほど、この問題の促進のためには関連の諸制度をいろいろ考えなければならないと言っておりましたが、たとえば民法上の問題とか農地法の問題となりますと、これは個人の権利関係に響いてまいりますから、そう軽々に改善を図ると言っても問題があることはよく承知しておりますけれども、い...全文を見る
○津島委員 それでは次の問題に移ります。  同じく大臣の予算に対する御説明の二つ目の大きな柱が、需要の動向に即応した農業生産の振興ということになっております。この需要の動向と農業生産の関係については非常に大きい問題がございまして、どの問題、主食を取り上げても副食を取り上げても大...全文を見る
○津島委員 念のためにいまの指定野菜と特定野菜の指定されているものを若干挙げていただきたいのです。それからついでに、特定野菜の場合の国からの助成割合。
○津島委員 指定野菜の指定が適切に行われているかどうかという問題もありますけれども、私が特に御指摘申し上げたいのは、価格の変動が大きいものほど実は地域的なものである。全国的なものは地域的なものに比べると変動割合が、まあこれは大豊作でもあれば別でありますけれども、需給の動向というも...全文を見る
○津島委員 なかなかむずかしい問題でございますが、たとえばさっきのナガイモの場合も、ことしに入ってから需給調整会議をやっても後の祭りでありまして、これは地元の公共団体の行政にも今後改良の余地はあると思いますけれども、やはり植えつける前から、需給動向から生産県が本当に把握できるよう...全文を見る
○津島委員 農協の合併が適時適切に行われることが必要であるということはほぼ異論がないと思います。  そこで、何といっても、合併になりますと含み資産をみんな税法上吐き出させられるという問題がございます。ですから、望ましいこととは言いながら、かつて五十三年までございました租税特別措...全文を見る
○津島委員 質問を終わりますが、最後に、農村集落、最近はやりの言葉で言えば田園都市構想を進める上においても、地価上昇がある程度目立っているようなところにも国有林は必要なんですね。緑を守らなければならない。そういう意味で、いまの百分の五以下の賃貸料の画一的な適用は、やはり場合によっ...全文を見る
○津島委員 終わります。
11月28日第90回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
議事録を見る
○津島委員 大臣が御就任になりまして、早速大変な課題を背負われたと思うのでございますが、従来、三年間の長期需要の見通しに基づいて生産者あるいは関係団体等が血のにじむ努力によりまして進めてまいりました水田利用再編対策を、少なくとも計画の基本において根本的に見直さなければならないとい...全文を見る
○津島委員 大臣の御答弁を聞いておりますと、やむにやまれないんだというお気持ちがにじみ出ていることは認めるのでありますが、しかし、いろいろな意味において公約違反的な要素があることもまた事実でございます。  そこでひとつ、厳正な事実、冷厳な事実は認めざるを得ないということは私も否...全文を見る
○津島委員 どろをかぶるつもりで政府があえて指標を出したとおっしゃるわけでありますが、自主努力でやった場合に正直者がばかをみるという結果が心配されることは、その点はわかるのでございますけれども、しかし、やはりこういう問題は、基本的には生産者あるいは関係者の理解と協力がなければでき...全文を見る
○津島委員 目標の改定はやむを得ないということについて、おおむね中央段階では話を煮詰めてきているというお話でありますが、御努力は多とするにしても、問題はこれからでありまして、末端への徹底がまだ十分でないというのは当然なことで、これから都道府県別に、そして市町村別にだんだんと配分を...全文を見る
○津島委員 公正かつ適正な配分をやっていただかなければならないのは当然でありますが、時間が少なくなってまいりましたので、最後に、この問題を振り返ってみますと、一番残念でならないのは、三年間の基本的な了解の上で関係者、生産者に協力してもらっているその基本を崩すにもかかわらず、それに...全文を見る