津島雄二

つしまゆうじ



当選回数回

津島雄二の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第118回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(津島雄二君) 新村議員の質問の第一点は、年金の支給開始年齢の繰り延べの問題について今後どうするかということでございました。  老後の所得保障の柱として、年金制度の確立は政治上の最大の課題でございます。しかしながら、高齢化の急速な進展の中で現行制度を維持することもまた...全文を見る
03月08日第118回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○津島国務大臣 矢追委員から厚生保険特会に資金を創設することについて言及がございました。  委員御案内のとおり、老人保健制度につきまして平成二年度より加入者按分率を一〇〇%に移行することによりまして、健康保険組合等被用者保険の拠出金負担増という問題が起こることは御高承のとおりで...全文を見る
03月22日第118回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○津島国務大臣 加藤委員の御指摘の点でございますが、委員、老人保健制度、そして国民健康保険制度の現状について極めて適切な認識をお持ちであるということが今の御質問で私もよくわかりました。  それで、御指摘の問題点は現在も存在をしておりまして、私どもとしては老人保健制度の今後の一層...全文を見る
03月23日第118回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(津島雄二君) 安恒委員の私どもに対する御質問、二点あろうかと思います。  第一点は、いわゆる長寿社会福祉基金の設立に係るものでございますが、この点、社会福祉医療事業団に対して六百億の追加出資をお願いしておるわけでございますが、御案内のとおり、高齢者保健福祉推進十カ年...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 安恒委員にお答えを申し上げます。  先ほどもちょっと触れさせていただきましたが、老人保健制度の改正、特に加入者按分率の変更に伴って雇用者保険の安定が必要であるという要請を私どもは持っておるわけでございますが、その緊急の必要性に対処しまして、このたび財源...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 安恒委員にお答えを申し上げます。  詳細な数字については政府委員から補足をさせますが、私どもといたしましては、この問題につきましては、年金財政の運営に支障を来さないように、できるだけ速やかに返済を完了してほしいという立場であることは先ほど申し上げたとお...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 安恒委員に重ねてお答え申し上げます。  先ほどから申し上げておりますように、私どもは年金勘定について繰り延べられているものは返していただいていないというしっかりした立場にあるわけでございまして、これをお返しいただくときには過去の繰り延べ分の返済がしっか...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 近年、麻薬等の乱用が世界的に増大しておりまして、また我が国におきましても楽観できない状況にあるという点は、自治大臣からもお話があったとおりでございます。厚生省は、薬物の乱用を防止するという立場から、国民の健康を守るということで重大な関心を持っておるわけで...全文を見る
03月26日第118回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(津島雄二君) 峯山議員の私に対する御質問は、税制の改革と関連して高齢化社会での社会保障政策のビジョンを明確にすることが肝要ではないかという点で所信を述べよということでございました。  この点については、既に基本的な考え方を総理からお述べになりましたが、今後の高齢化社...全文を見る
03月26日第118回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(津島雄二君) 委員の御質問でございますが、数字がいろいろと交錯をいたしますので、政府委員から御答弁させていただきます。    〔理事平井卓志君退席、委員長着席〕
○国務大臣(津島雄二君) このたび私ども、高齢者保健福祉十カ年戦略を打ち出させていただきましたが、これまで国会の御議論におきましても、在宅福祉対策について格段の充実が求められてまいったわけでございます。そういうことの中で、これまで数次にわたりまして福祉プランをお示しさせていただき...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) このたびの計画は平成二年度の予算の関連で打ち出させていただいたわけでございますが、これまで国会において数次の御議論がございました。
○国務大臣(津島雄二君) 十二月の予算の編成において、平成二年度の予算との関連で打ち出させていただいたものでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 確かに委員御指摘のとおり、在宅福祉の推進のためには、私ども厚生省の各般の努力とあわせて、さらに多くの点で御協力を得なければならない面がございます。  しかし、今私どもが目指しております点は、例えばこれから十カ年にわたりまして、在宅福祉をどうしても必要と...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほどもお答え申し上げましたが、いよいよ私どもは出発点に立っておりますが、まだこれから充実をすべき点はたくさんあると思います。粟森委員は、これまでも福祉の関係に非常に御熱心な御提言をいただいておりますが、きょうの御提言を初めといたしまして、今の調査もいた...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 最初に、厚生大臣といたしまして、下村委員の障害者問題にかけられるこれまでの御努力に心から敬意を表したいと思います。  民主政治の政治の高さは、ハンディキャップを持った方々をどれだけ本気に同じように社会に参加をしていただけるようにするかということで決めら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 米国議会で障害者差別禁止に関する新しい法律でございますいわゆるADA、障害を持つアメリカ国民法が審議されていることはよく存じております。
○国務大臣(津島雄二君) 一応私の手元にござい ます資料では勉強いたしております。
○国務大臣(津島雄二君) 総理の御答弁の前にお答えをさせていただきますが、障害者対策をできるだけ総合的に進めていくべしという委員のお考え方は全くそのとおりであろうと思います。それに対しまして、また同時に障害者種別に応じた専門的な対策も必要でございまして、私どもが身体障害者福祉法と...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま文部大臣からお答えのとおり、LDという子供さん方はまだ医学的な原因も必ずしも明らかでないという点もございまして、関係者の方々が大変御苦労しておられることは事実でございます。そういう意味で、私どもとしてもその原因の究明に努めますと同時に、児童相談所...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私の立場から一言補足をいたしますと、確かに立ちおくれている分野でございます。そういう認識に立ちまして、一生懸命これから努力をしてまいりたいと思います。
04月04日第118回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(津島雄二君) 西川委員にお答え申し上げます。  このたびの暫定予算におきまして、厚生省の関係は今委員の御指摘のとおり、社会的、経済的に弱い立場の方々に一時的にも困難を来すことのないようにという観点に立って配慮させていただいておりますが、具体的には、生活保護者につきま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私どもとして、高齢社会に備えるために非常に重視をいたしておりますゴールドプランにつき西川委員から大変な御関心を寄せていただきまして、ありがたいと思っております。  我々といたしましても、暫定予算に直ちにでも組み込めれば幸せなんでございますけれども、御案...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、高齢社会に備えまして在宅福祉サービスを今後と も充実していかなければならないわけでございますが、先回の討論会においても、一体どのような形で我が国の社会に一番ふさわしい在宅サービスができるかということが本当に国民的な関心の的になってい...全文を見る
04月06日第118回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○津島国務大臣 佐藤委員御案内のとおり、生協は消費者等国民の自発的な生活協同組合を通ずる生活の安定と生活文化の向上に資する仕組みとして法体系ができているわけでございまして、それなりの役割を果たすことが期待されているわけでございますが、ただ、今委員御指摘のとおり、その規模の増大とと...全文を見る
04月09日第118回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○津島国務大臣 金子委員にお答え申し上げます。  いわゆる輸入手続の迅速化の問題は、食品に関しましては、その安全性の確保が大前提でございます。したがいまして、今御指摘の問題につきましても、輸入食品について、食品衛生上の観点から問題のない限られた食品について輸入手続の迅速化を行う...全文を見る
○津島国務大臣 食品衛生水準の向上につきましては、輸入品であれ国内流通であれ、厳しく行政上配慮してまいります。これからもしっかりやります。
○津島国務大臣 我が国の社会がほかに類例のないスピードで高齢化しておることは、委員御指摘のとおりでございます。十年後の二十一世紀におきまして本格的な高齢化を迎えるわけでございますが、この際におきまして、活力のある長寿・福祉社会であると言えるような姿を構築していかなければならないと...全文を見る
○津島国務大臣 特別養護老人ホームの整備にとどまらず、数のふえてまいります高齢者のための公共サービスを充実する必要があることは言うまでもございません。そういう中で、国によりましていろいろなやり方を実情に合うように組み立てておるわけでございまして、我が国におきましては、特別養護老人...全文を見る
○津島国務大臣 生活扶助の関係で医療扶助の対象に眼内レンズができないかという御質問でございますが、眼内レンズは委員御指摘のとおり今保険の対象になっておりませんから、法律上も現段階では困難でございます。  しからば保険の対象にできぬのかということでございますが、新しい医療技術等を...全文を見る
04月10日第118回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○津島国務大臣 ただいま総理からお答えになった点、若干補足させていただきますと、高齢化社会への対応につきまして、これまで長寿社会対策大綱それから福祉ビジョン、これを打ち出しまして、そして今回さらにそれを補足する意味で、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」というものでさらに具体化をし、...全文を見る
○津島国務大臣 高齢者の方々が持っておられる問題を年金から医療にわたって大変細かく御指摘をいただきました。  そこで、最初に年金でございますけれども、現在の年金水準が生活水準から見て低過ぎるではないかという御指摘でございます。戸田委員よく御存じだと思いますが、現在具体的に年金を...全文を見る
○津島国務大臣 渡部委員にお答え申し上げます。  向精神薬条約の批准がおくれているという御指摘、もっともでございますが、私どもの立場から申しますと、乱用問題が一番あります覚せい剤については、我が国では覚せい剤取締法がございまして厳しく取り締まってきたという意味で、当面の要請にこ...全文を見る
○津島国務大臣 渡部委員御指摘の、農薬の人体に対する影響という意味では、厚生省としても重大な関心を持っておるわけでございますが、特に水道水としての水質に関する影響ということでは、現在、生活環境審議会水道部会水質専門委員会でゴルフ場で使用される主要な農薬について水質の目標値を作成す...全文を見る
04月11日第118回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○津島国務大臣 村山委員よく御承知のことと存じますが、加入者按分率を一〇〇%にするということは既に法律の附則で明らかになっておったところでございますが、今般この一〇〇%にすることに伴って、制度全体についてどうするか、老人保健審議会においていろいろ御検討いただいたわけでございますけ...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、今回の改正が当面の基盤安定化のための措置に限られている、抜本的な問題の解決に至っていないという点は、私も率直に申してそのとおりであろうと思います。  そのために、今後の高齢化社会におけるこの重要な課題をどうするか。まず、本院における御議論も率...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘の定額制は、特例許可老人病院における入院医療管理費の制度の導入ということであろうかと思いますが、これは、医療機関における医療や介護の質の確保という意味では、御指摘のとおり問題がある可能性があると私どもは思っております。  そのような意味で、定額的な制度...全文を見る
○津島国務大臣 この十カ年戦略は、これから十カ年にわたって、各機関の御協力を得て積み上げていく大切な、また難しい仕事でございますが、予算の負担関係でございますけれども、初年度の総事業費三千六百億を、平成二年の例で見ますと、これに対して国費が約千五百億、それから地方費が約八百億、そ...全文を見る
○津島国務大臣 これは事業者負担というような性格のものでございます。
○津島国務大臣 十カ年戦略を成功させる最大のかぎの一つがマンパヮーの確保であるという委員の御指摘、全くそのとおりであろうと思います。しかし、これはぜひともやり遂げなければならない仕事でございまして、私どもとしてもなかなか人手不足の中でこれをやり遂げるには苦労がございますけれども、...全文を見る
○津島国務大臣 待遇改善の中で時間短縮の問題は一つの問題を投げかけておるわけでございますが、これは極めて重要な問題であると認識をして対処してまいりたいと思います。  国家公務員の四週六休制の導入におきまして予算定員の範囲内でやれということでございますから、福祉施設等につきまして...全文を見る
○津島国務大臣 村山委員御指摘の十年後百万人と予想される寝たきりの方々をどういうふうに介護をしてさしあげるかという姿でございますけれども、私どもは、老人保健施設を整備をする、あるいは特別養護老人ホームを整備をするということの中で、また同時に、在宅の方々にデイサービスとかショートス...全文を見る
04月13日第118回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○津島国務大臣 佐藤委員御指摘のように、大都市圏におきまする廃棄物の圏域内処理が非常に困難になっておる。その結果といたしまして、大都市圏からのごみが持ち込まれるという悩みは、委員の地元におかれましても、私の地元におきましても問題になっているところでございます。北海道、東北六県を初...全文を見る
○津島国務大臣 松浦委員の御指摘の点で、まず事実関係を若干補足させていただきますが、先ほど薬務局長からお答えいたしましたように、同種のマッサージ効果を有するものと同等のものということで承認をいたしましたが、その広告の仕方に非常に問題がございまして、これまでも承認前の広告、虚偽誇大...全文を見る
○津島国務大臣 ただいまのお話を承りまして、大変ふぐあいな状況だと思います。  それで、マルチ商法の方は、やはりマルチ商法を管轄する行政官庁でしっかり対応していただく。今の通産大臣の御答弁のとおりでございますが、私の方といたしましても、薬事法の遵守の見地からもっとうまい対応がで...全文を見る
04月17日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第2号
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○津島国務大臣 先般厚生大臣を拝命いたしました津島雄二でございます。  第百十八回国会における社会労働委員会の御審議に先立ちまして、就任のごあいさつを申し上げますとともに、所信の一端を申し述べたいと存じます。  私は、昭和五十六年から五十七年にかけて厚生政務次官を、また昭和六...全文を見る
04月17日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第1号
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○国務大臣(津島雄二君) 先般厚生大臣を拝命いたしました津島雄二でございます。  第百十八回国会における社会労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを申し上げますとともに、所信の一端を申し述べたいと存じます。  私は、昭和五十六年から五十七年にかけまして厚生政務次官を、ま...全文を見る
04月19日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号
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○津島国務大臣 最初に岡田委員に申し上げたいのでありますが、新進気鋭の政治家の方々が国民福祉の問題について真剣な関心を持っていただいている、厚生大臣として大変ありがたいと思っております。また、本委員会のこのたびの委員の方方を拝見いたしますと、そのような大変フレッシュな感覚で私ども...全文を見る
○津島国務大臣 岡田委員御指摘のとおり、十カ年戦略を実現することは非常に大きな事業でございますから、容易ならざる決意が必要であると考えております。特にマンパワーの確保、ホームヘルパーを初めとして必要な方々に力強く支えていただかなければならない。それからまた、施設等の整備を初めとい...全文を見る
○津島国務大臣 高齢化が進展する中で年金を健全に維持をしていくということは大変重要な仕事であり、また難しい仕事でございます。我が国社会の変化を見ておりますと、高齢化の進展と並んで出生率が低下をしておりまして、そういう意味で人口構成が年金の維持に非常に厳しい姿になりつつあるというこ...全文を見る
○津島国務大臣 児童手当の制度につきましては、平成三年五月までの措置として、特例措置、所得制限の強化であるとか、サラリーマンに対する特例給付の支給ということが実施をされております。  今後、この児童手当をどうするかということにつきましては、出生率が下がってきているとか、また女性...全文を見る
○津島国務大臣 本格的な長寿社会を活力のあるものにしていくためには、長い人生を健康に過ごせる社会環境をつくっていく必要がございます。若いうちからそのことに留意をして健康づくりを積極的にやっていただく、そういう気風をつくっていく必要があると思います。このために、国民の日常生活におい...全文を見る
○津島国務大臣 医薬分業は世界じゅうで行われておる制度でございますが、日本では大変立ちおくれておると私は思っております。これを進めることが必要でございますけれども、そのために薬局側の受け入れ態勢の整備とともに、私の考えでは、国民全体が医薬分業はもう基本である、そういう気持ちになっ...全文を見る
○津島国務大臣 医薬分業につきまして推進をしていくという立場から網岡委員のお示しになりましたこれからのスケジュールと申しますかお考え、私どもと軌を一にしております。それから、分業によってメリット、デメリットがあり得るということでありますけれども、私どもはメリットが大幅に上回るとい...全文を見る
○津島国務大臣 医師と薬剤師のそれぞれのお立場から専門性を生かし、医療を質の高いものにするということが医薬分業の目標でございまして、これは進めるべきであるという基本認識では委員と私と食い違いはございません。また、いろいろなメリット、デメリット言われておる中でも、注目されなければな...全文を見る
○津島国務大臣 網岡委員から、極めて専門的なお立場から、食品と薬という古くして新しい、難しい問題についていろいろな御指摘をいただきました。  私ども、いわゆる機能性食品の問題については、健康の維持、増進に役立つという本来の趣旨に反することのないように、特に安全性の確保も十分配慮...全文を見る
○津島国務大臣 二十一世紀に本格的な高齢化社会を迎える、そのときに活力のある長寿・福祉社会が私どもに与えられているかどうかということがまさに国民的な課題であるということについてお訴えをしておるところでございますが、外口委員から御評価いただいて大変ありがたいと思っております。  ...全文を見る
○津島国務大臣 ただいまの外口委員の御指摘は、私はもっともだと思われる面がございます。実は昨日もちょうど一日国会のスケジュールがなかったので、東京都内のある地域の在宅介護の状況を見てまいりましたけれども、甚だしく問題があると思いますのは、同じような状況にある方々に適時適切にサービ...全文を見る
○津島国務大臣 外口委員の御心配、承っておりまして大変重要な問題点であろうかと思います。  そこで、厚生大臣としての認識を申し上げますが、マンパワーの確保につきまして、予算よりもそういう方々をきちっと養成をする、そのことの方が難しいし大切なポイントであろうと私は思ってございます...全文を見る
○津島国務大臣 私どもがこのたびゴールドプランを世に問うということは、一歩も逃げない、最終的な責任を国として負うということを内外に宣明したわけでございまして、しかもこれを、厚生省ばかりでなく大蔵省、自治省それぞれの合意のもとに発表しておる大変に真剣な政策表明であるというふうに受け...全文を見る
○津島国務大臣 看護職員の確保は、御指摘いただきましたとおり、大変重要であり、かつ困難を伴う問題であろうと思っております。外口委員から御専門の立場から大変厳しい御指摘を受けまして、私どもといたしましても全力を挙げて五カ年計画の目標を達成し、不足のない状況をつくりたいと思っておりま...全文を見る
○津島国務大臣 廃棄物の処理は市町村の固有の事務であり、また最終責任を負っておるわけであります。しかし、直轄でなくしてこれを行う場合についていろいろな心配される問題があり得るということで、先ほどから御説明いたしておりますように、政令において一定の基準をお示しをしておるわけでござい...全文を見る
○津島国務大臣 法律の解釈の問題は別といたしまして、委員御指摘のお考え方は十分理解をいたしております。
○津島国務大臣 現行の産業廃棄物の処理の問題は、委員が御指摘のとおり、国民の健康、福祉そして環境全体にわたる非常に大きな問題をはらんでございます。そういう中で、排出量がどんどんふえてくる、そして今御指摘の不法投棄のような不適正処理事例も発生をしておる。それから、処分場が不足いたし...全文を見る
○津島国務大臣 川島委員の、長年の経験を踏まえた、大変ポイントを絞った御質疑をいただきまして、私も感銘深く聞かせていただきました。質疑の中で、私の方から特に最後に補足をいたしたいという点が二、三ございます。  その第一点は、国保の保険料につきまして、大変ばらつきが大きくて、結果...全文を見る
○津島国務大臣 最初に私の方から申し上げたいと思いますのは、当委員会に委員として御出席をいただいた新進気鋭の政治家の皆様方から積極的な御質問、御提言をいただきたい、ともどもに手を携えて福祉の向上のために努力をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います...全文を見る
○津島国務大臣 委員会の審議の冒頭に所信を述べさせていただいたその重みは大きいものがございます。そしてまた、これを現実のものにしていくという重い責任を負っておるわけでございますから、この所信を踏まえましていろいろと御質疑をいただく、そして制度改正をお願いをする、そして予算を執行し...全文を見る
○津島国務大臣 このたび世に問うております「高齢者保健福祉推進十か年戦略」は、いろいろな柱を立てて二十一世紀に向けて準備をしていくということでございますが、一言で申し上げますと、在宅の高齢者の方々を中心として、必要のある場合には、どこでもいつでも質のよい介護等のサービス、医療のサ...全文を見る
○津島国務大臣 我々の目の前にございます高齢社会というのは、ある意味ではこれまで世界の歴史にない経験が強いられるということでございまして、高齢化比率が高いということにとどまらず、そこに至る道筋がまことにスピードが速いということでございます。そういう意味で、これに備えて所得保障の面...全文を見る
○津島国務大臣 私どもがしなければならないのはまさにその点であろうと思います。十分な議論の材料をお示しする、そして、必要な場合には我我としてはこういう姿がいいのであろうということをお示しするということがなければ、国民の皆様方も合意の形成に戸惑われるのであろうと思います。そういう意...全文を見る
○津島国務大臣 確かに石田委員御指摘のような、これだけ大きな計画が短期でまとまったかという御疑問があるかと思いますが、先ほどから政府委員が御答弁申し上げておりますように、昭和六十一年六月の長寿社会対策大綱の閣議決定とか六十三年十月の福祉ビジョンとか、これはいずれも本院におきまする...全文を見る
○津島国務大臣 石田委員の御指摘は私どもにとっては最もありがたい御指摘でございまして、私も先ほど御答弁で申し上げましたが、福祉あるいは在宅介護、医療サービス、いずれをとりましても、それぞれの地域の実情に一番合ったやり方を積み重ねていくという手法が望ましいわけでございます。私ども国...全文を見る
○津島国務大臣 やはり現場を見て理解をする、問題点を正しく把握するということに尽きると思います。そのような意味で、私も就任以来まだ日は浅いのでございますが、国会の日程の許す範囲内で地域にお邪魔をいたしまして、実は昨日も行ってまいりましたが、いろいろ具体的な問題点を視察をさせていた...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま委員御指摘の米国におけるLトリプトファンによる健康障害の発生については私ども重大な関心を払っております。このために、先ほどから政府委員が御答弁いたしておりますように、対策検討会等の意見を踏まえて、とりあえず注意を喚起したわけでありますけれども、今後とも情報...全文を見る
○津島国務大臣 大野委員御指摘の本件につきましては、政府委員が御答弁いたしております調査研究を積極的に進めまして、必要な場合に遅滞なしに措置がとれるように万全の配慮をいたしたいと思います。
○津島国務大臣 看護職の確保という問題は、二十一世紀に向けて福祉、医療についてのマンパワーをどうやって確保するかという問題のうちでも最大の課題であろうかと思っております。今、厚生省としてお出しをいたしました計画について労働政策との整合性に問題があるのではないかという御指摘でござい...全文を見る
○津島国務大臣 柳田委員御指摘のとおり、二十一世紀は世界で類例を見ない高齢化社会に突入をいたす、その日本の高齢化社会はスピードにおきまして歴史上いまだかつてなかった姿になるわけであります。  そこで、残されました二十世紀の十年間というのは限りない重みを持っておるわけでございまし...全文を見る
○津島国務大臣 このたびのゴールドプランは、高齢化社会に向けてのいわば骨組みをお示ししたわけでございますが、この骨組みが本当に肉づけられ生き生きとしたものになるかどうかは、今柳田委員が御指摘のとおり、諸般の政策の総合的な動員が必要である、いや、むしろそれをするためには、先ほど私も...全文を見る
○津島国務大臣 委員の御提案でございますけれども、行政の縦割りの弊を打破いたしまして総合的な取り組みをするための大変貴重な御提言だろうと思います。ただ、いわゆる臨調方式については、今御指摘の点にとどまらず、行政調査会を置くという段階はもう終わっているというのが私の判断でございます...全文を見る
○津島国務大臣 高齢社会を迎えまして、そのための財政需要がふえていくことはある程度やむを得ないわけでございますし、また私ども必要な経費、必要な予算は是が非でも確保しなければならないという基本的な考え方を持っております。その一方で、他国に例がございますような余りにも高い国民負担を強...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤をなす制度として重要な役割を果たしておりますが、近年における社会経済の変化や人口の高齢化等...全文を見る
04月19日第118回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○津島国務大臣 薮仲委員のこのたびの御質問を機会に、私も実にいろいろなことを学ばせていただきました。委員はずっと長年この問題点につきまして御研さんを積まれた御質問でございますから、私はきょうは素直に承らせていただきます。  それで、これまでの新素材の出てまいります中で、これを新...全文を見る
04月20日第118回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○津島国務大臣 委員の御指摘のとおり、週四十時間体制の導入は政府の重要な方針でございまして、私どもも大切な政策課題と受けとめてございます。これを国立病院や療養所の職員について実現をするにつきましては、先ほど政府委員からのお話もございましたように、困難な問題も抱えておりますし、また...全文を見る
○津島国務大臣 川崎委員にまず御理解をいただきたいと思いますのは、救急医療対策につきましては相当な時間をかけまして体制の整備を計画的にやってまいりました。これは医療の面とそれから搬送の面と両方が一致協力してやらなければならないわけでありますが、現在、休日、夜間を含めまして一般的な...全文を見る
04月21日第118回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○津島国務大臣 医療費の高騰また増加の傾向、それからまた各地域におきまする経済状況の違い、こういう問題を背景にいたしまして、国保の制度の安定ということは大変大きな課題になってございます。今委員御指摘のような保険料の高さばかりでなく、私どもはまたそのばらつきにもやはり大きな関心を持...全文を見る
○津島国務大臣 私からは水道に関連する点をまずお答えをさせていただきますが、ゴルフ場を初めとして、水道水の安全を確保するということは私ども重大な関心を持っているわけでありますが、生活環境審議会水道部会水質専門委員会におきまして、ゴルフ場で使用される主要な農薬について、水道水として...全文を見る
○津島国務大臣 先ほど御答弁も申し上げましたが、厚生省としては、水道水の安全性の確保は非常に重要な問題だと考えておりますので、今後ともゴルフ場からの排水による農薬汚染のようなことのないように重大な関心を持ってやってまいりたいと思います。
○津島国務大臣 一九八一年の難民条約への加入に伴う国民年金法等の改正から昭和六十一年四月の関係法令の改正までの数次の改正によりまして、御質問の国民健康保険の適用につきましては、国籍要件を撤廃し、我が国に居住するすべての外国人に対して適用拡大を行っております。したがって、現在では日...全文を見る
04月24日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○国務大臣(津島雄二君) 堀委員のこれまでのお話をずっと伺いまして私の感じたことを一言申し述べさせていただきたいと思います。  ことしが点字制定百周年ということ、今お話があって思い出したわけでありますけれども、十一月の一日には記念切手が発行される予定であるというようなことも委員...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 日下部委員の御指摘の総理府の世論調査の内容を拝見いたしますと、やはり将来の老後に、そしてまた高齢社会に不安を感じておられるというのが率直な印象でございます。  その原因でございますけれども、日本の社会にとりましてこれほどの高齢社会というのは全く新しい世...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 医療福祉対策につきまして、それからまた所得保障の柱でございます公的年金につきましてもこれまで多くの努力、そして制度の改善が積み重ねられてまいりましたが、まだ高齢社会に耐えられる、これで大丈夫だというところには到達していないと思います。そういう意味で、それ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 厚生省といたしまして、今委員御指摘のやや中期にわたる国民負担のあり方、見通しというものは絶えずそれなりに関心を払ってまいりました。これまで長寿・福祉社会を実現するための施策の基本的な考え方と目標についていろいろと施策の充実を図ってまいりますとともに、例え...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 少なくとも六十三年にお示しいたしました国民負担の将来像におきましては、高齢化が最も進んだ状態でも五〇%に至らないところで賄えるという姿をお示ししておりまして、こういう姿を頭に置いてやっていかなけりゃならないであろうというふうに思っております。
○国務大臣(津島雄二君) 政府委員から今の点をお答えいたします前に、先ほどの委員の御質問に対して補足してお答えいたしますが、厚生省の予算額のウエートというのは国債費の動向という要因を外して見なければならないわけでありますから、これは国債費と国債政策の動向によって全体が膨らんだり縮...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 日下部委員の今までの御質問を総括いたしますと、要するに十カ年戦略をやったときに私どもが今国民にお約束しているようなサービスの水準に到達するかどうかということだと思います。  それで、先ほど政府委員からお答えいたしましたように、例えばホームヘルパーの派遣...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 戦争は実に多くの被害、悲しい出来事を招来したわけでございますが、特に我が国につきましては、原爆の犠牲者を生じたということはこれは最大の悲劇であろうと思います。そのような意味で、委員長そして深田委員の御先導によりまして、被爆者の代表の方がわざわざ大臣室まで...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) この広報紙につきましては、先般陳情でおいでになりましたときに、タイトルを確かめずに関係部分を読ませていただいたわけでありますが、その程度では不足であるという御指摘であれば不足していたかもしれません。
○国務大臣(津島雄二君) 後で答えます。
○国務大臣(津島雄二君) 昨年の十二月に当院で野党提案の被爆者援護法案が可決されたこと、このことは委員御指摘のとおり大変重く受けとめております。それからまた、衆議院の同僚議員あるいは参議院の議員さん方が多数御署名に参加をしておられる事実も今承ったとおりでございまして、それぞれの院...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 原子爆弾の悲劇は二度と繰り返してはならない、これは我が国国民の悲願でもあり、また世界のすべての方々に訴えていかなければならないスローガンであろうと思います。また、原子爆弾の被害を受けられた方のこうむられた苦しみに対しましても、私どもの心からの何と申します...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 所信表明でも申し上げましたけれども、二十一世紀の超高齢社会を次の世代にとってもいい社会にして引き継いでいけるかどうか、活力のある長寿・福祉社会にできるかどうか、これが私どもにとっての最大の課題であろうと思います。そういう中で、高齢化のスピードが速い、そう...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、外国の事例をいろいろ見ましても、それぞれの国の社会に適した福祉の政策を進めておるわけでございます。我が国におきましては、やはり我が国の社会にふさわしいものをこれからつくり上げていかなければならないわけでありますが、その場合に基本的な考...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化が進みます中で、福祉政策を中心といたしまして国民負担がふえていかざるを得ないということは事実でございます。特に、厚生省にとりまして長寿社会を構築していくために必要な予算はどうしても確保しなければならないとかたく決意をしておるところでございまして、い...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) このゴールドプランが策定をされますまでの経緯については委員御指摘のとおりでございまして、税制改正に関連をして、我が国の福祉のあり方、高齢化社会に向けてのビジョンが問われておったわけでございます。私どもとしては、そういう経緯はございますけれども、高齢社会を...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員のお励まし、御指摘をありがたくちょうだいいたしますとともに、一言だけ申し上げておきますが、このゴールドプランを実現してまいりますために、このたび私どもとしては、老人福祉法等の改正を中心とする法律改正を当委員会にお願い申し上げる立場にございますので、ま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 高齢者保健福祉推進十カ年戦略との関連で厚生行政の基本的な考え方をお問いかけいただいておるわけでありますが、委員御指摘のとおり、私どもは超高齢社会を控えまして、国民の基礎的なニーズについては公の力でしっかりと対応するということを基本に考えておることは毎度申...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、社会保障負担につきましては、高齢化が進むに並行いたしまして、逐次ふえていくことはやむを得ないところであろうと思います。そしてまた、我々といたしましては、必要な福祉施策を具体化する上で予算はぜひとも確保しなければならないと、こういう立場...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会の中で、高齢化が進展する中で、できるだけ早く国民が安心できるような体制をつくっていただきたいという意味では、今委員御指摘の、できるだけ早く前倒しでもこれを実現してほしいというお気持ちはよく理解できるところでございますが、私どもとしては着実にお約...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私も就任をいたしましてから、この十カ年戦略を具体的に肉づけをしてどういう姿になるだろうということをいろいろ部内で議論いたしてみました。その結果が今政府委員から御答弁いたしましたような姿でございます。例えばホームヘルパーの方が週四回から六回御訪問をする。こ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) いや、そのように国民の皆様方に申し上げられれば私も一番うれしいんでありますけれども、これからの社会の推移を見なければなりませんけれども、恐らくまだまだ課題は残るんではないかと思っております。  しかし、いずれにしましても、十年間の目標をきちっと掲げてこ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) それから先のことについてもいずれ取り組まなければならないことは間違いないわけでありますけれども、私どもはまずこの十年間どうやってお約束どおりにやるかということ自体大変な仕事でございますから、まずこれに取り組んでまいりたいというふうに思っております。
○国務大臣(津島雄二君) 木庭委員にいろいろ要点を絞って御質問いただきましたので、最後に一言私から申し述べさせていただきたいと思います。  十カ年戦略を本当に実りのあるものにするためにはいろいろな障害、課題がございます。その中でもやはりマンパワーの確保ということが我々にとって難...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ついの住みかを求めてお入りになった方が受けられた打撃は、私も人間である以上痛いほどわかります。しかし、事実については委員のお話だけではほかの委員の方はおわかりにならないということで答弁をさせたいと思っただけのことでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 沓脱委員からいろいろ御指摘を受けておる点は私どもも非常に深刻な問題だということで取り組んでいることは当然のことでございます。今国会におきまして、法律改正を含めて当委員会でも御審議をいただくことになっておりますけれども、今御提示のいろいろな点、事前の届け出...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 居住用財産の買いかえの特例の制度は、実はこれが立案され施行されるときの私は担当官の一人でございました。それで、これが採用されますときに、当時の税制調査会の会長でありました東畑精一先生が、買いかえの特例というのは、考えてみるとだんだんと財力がついて大きい家...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 在宅のお年寄りの介護と並びまして最大の急務がゴールドプランにおきましても施設の整備でございます。委員の御指摘のとおりでございますが、大都会で現場を見てまいりますと、土地問題と住宅問題なんですね。この問題にもう大きくかかわってきているという点は、委員の仰さ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 現在の在宅福祉の問題点は、需要の喚起と申しますか、立派な福祉サービスがお宅まで、俗な言い方をすると出前で来てくれるんだということを案外知らない方もあるのでございますね。それでまた、そういう需要が起きてきませんと、先ほどから各委員から御指摘のヘルパーさんの...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御案内のとおり、障害年金もみんなの助け合いという保険制度方式で運営しておりますから、障害の原因となった事故がどの制度に加入している期間内に発生したかということを明らかにしないと制度に乗らないわけでございます。  初診日を明らかにする書類としてカルテ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国におきましては、近年、国民の食生活の多様化や健康志向の高まりなどに伴い、食鳥肉の消費量が大幅に増加してきておりま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 食鳥は国民の食生活の重要な部分でございますが、国民に安全な食生活を送っていただくために、法改正を踏まえて大きな前進を図りたいというのが今度の法案の提案の理由、目的でございます。本法案が御採択いただければ、その施行に当たりましては、食鳥肉に起因する衛生上の...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 現在、輸入食品につきましては全国二十一の検疫所で八十九名の食品衛生監視員が監視業務に当たっております。この監視体制を充実するために先ほどもお話しございましたが、昨年度は監視員を九名増員いたしまして、ことしはまた十名を今予算で増員をお願いをしておるところで...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 焼き鳥に象徴されますように、食鳥は大衆の食生活の大事な部分でございます。この大衆の皆様方に、遅きに失したと言われる現状でございますが、これからは安全で衛生的な食鳥肉の供給が保証されると言ってもらえるように末端行政までしっかり組み立てて頑張ってまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
04月25日第118回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○津島国務大臣 さきの大戦におきましては、実に多くの方が外地で散華をされました。これらの戦没者の遺骨の収集という仕事は、委員御指摘のとおり、国としても取り組むべき大変重要な仕事であると認識をいたしております。昭和二十七年度以降、相手国政府の理解、また国民の理解と協力を得ながら積極...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、年々著しくふえてまいります廃棄物の処理、大変な仕事になっております。これは国民の生活、福祉、環境にはかり知れない影響を及ぼす重要問題であるというふうに受けとめております。  これまで、ごみ処理の基本は焼却、埋め立て、再利用ということでやってま...全文を見る
○津島国務大臣 日笠委員御指摘のとおり、ハンディキャップのある方々に広範な分野でいろいろ配慮をしてさしあげていただきたいというのは私どもの基本的な願いでございます。ただ、先ほどのNTTの場合もそうでございますし、それからJRの場合も運賃の割引の問題等について、公共交通機関とか通信...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、私どもの方も廃棄物の処理及び清掃に関する法律、その第五条によりまして、車両、船舶等について御指摘の行政責任を負っておるわけでございます。便所が設けられている列車を運行する鉄道事業者、今の御答弁で、今ではJRだけだということでございますが……(日...全文を見る
○津島国務大臣 ハンディキャップのある方々に多くの施策を積み重ねていかなければならない、まだ課題がたくさん残っておるわけでありますが、精神薄弱者の方々のためにグループホーム事業、委員御指摘のとおり昨年度に創設をして始めたわけでございますが、初年度において百カ所確保をいたしまして実...全文を見る
04月26日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○津島国務大臣 平成二年度厚生省所管一般会計及び特別会計予算の概要について御説明申し上げます。  平成二年度厚生省所管一般会計予算の総額は十一兆五千六百五十二億円でありまして、これを平成元年度当初予算額十兆八千三百七十二億円と比較いたしますと七千二百八十億円、六・七%の増加とな...全文を見る
○津島国務大臣 大変大きな問題点の御提起でございますけれども、将来社会福祉施策を充実していく、そして超高齢社会におきましても必要な施策を進めていくためには、それなりの負担の増高ということはやむを得ないと思います。私どもは、国民負担全体のことを考えながら進めなければならないけれども...全文を見る
○津島国務大臣 政府委員からお答えをいたします前に、今委員御指摘の点について私の考えている基本的な考え方を申し上げたいと思います。  日本的な福祉を確立しなければならない、そういうことの中で、家庭のきずなのしっかりしている点を重視して、そしてまた国民の意識の中にも老後を家庭の中...全文を見る
○津島国務大臣 この高齢化の問題は、大都会でも非常に深刻な問題でございますが、やはり過疎地であるとか経済力の弱い地域には非常に大きな打撃を与える要素をはらんでおりまして、大問題でございます。委員が御指摘のような、委員の地元の高知県あるいは私の地元の青森県等々は、恐らくそういう意味...全文を見る
○津島国務大臣 野坂委員御指摘のとおり、高齢者用の施設の整備に当たりましては、地域の実情を十分に踏まえて進めていかなければならないと思います。そういう意味で、経済力が脆弱な地域につきましては、できるだけ公的な配慮を加えた上で施設整備をやるというのが基本的な考え方でございまして、私...全文を見る
○津島国務大臣 委員の御質問の最初の点でございますが、在宅支援、在宅介護サービスにつきましては、十カ年戦略で当面の目標を掲げてございまして、その目標に向けて平成二年度、今回の予算ではホームヘルパーについて三万五千九百五名の充実、ショートステイについては三千四百床ふやして七千六百七...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま委員御指摘のとおり、国民健康保険は大変難しい問題を抱えておりまして、委員の地元ばかりでなく私どもの地元でも市町村によるまた負担のばらつき等の問題も加えて、一層の基盤安定の必要が叫ばれておるところでございます。  今回の措置につきましては、今政府委員からお...全文を見る
○津島国務大臣 廃棄物の発生量が大変に増加をいたしまして、これらの対策は国はもとより地方団体の大変大きな頭痛の種になっておると思います。その対策として減量化とか再利用とかいろいろと考えられておるわけでありますけれども、とにかく公共が関与してやる場合には絶対に環境の汚染とか公害を出...全文を見る
○津島国務大臣 上野委員に申し上げますが、私どもは別に初めにフェニックス計画ありきで申し上げているわけではありません。私どもはむしろ 廃棄物の発生量の増がいかに大きな社会問題になっているか、そういうことについて非常な危機感を持っておるわけでございます。これに対応するためには、生...全文を見る
○津島国務大臣 私は、最後にフェニックスありきという意味で申しあげたつもりはございません。一つの選択肢であるということでございまして、基本的な問題は、今委員御指摘のような基本問題を速やかに検討したいということでございます。御指摘の点は参考にさせていただきます。
○津島国務大臣 秋葉委員に申し上げますが、委員も大学の先生をやっておられたから、今の冗談は恐らく本気ではおっしゃっていないと思います。年金のコストも医療保険のコストも、高齢者であれ若い人であれ健康を害したときに一番コストが出るのであります。したがいまして、コストがかかるようなこと...全文を見る
○津島国務大臣 喫煙の健康への影響という点は恐らく異論を唱える方はいない段階に来ていると思います。そういうことを踏まえて、厚生省としては従来ともいろいろな機会をとらえて正しくこのことを普及することに努めてきたということが今の答弁の趣旨でございます。  私も実は、かなり前でござい...全文を見る
○津島国務大臣 これができれば格段の前進が図れるというようなものは残念ながら我々は見つけることはできないわけでありますが、やはり喫煙率がある一定の水準以下まで下がる、九〇%でなくてもいいわけですね、それで公共の場所では禁煙にしようという声が全体を占めるというところに向けて一生懸命...全文を見る
○津島国務大臣 食品添加物の指定については、安全性等について十分審議を行い、一たん指定した後におきましても安全性の再評価を行う等、科学的観点に立って対応していくというのが基本的考え方であります。  いろいろの添加物について御指摘がありましたが、我が国の食品衛生調査会の評価並びに...全文を見る
○津島国務大臣 竹内委員御案内のとおり、現在水道法に基づく二十六項目の水質基準のほか、トリクロロエチレン等四項目について暫定的な水質基準を定めて水道管理者が水の管理をやっておる、これが現状でございます。  しかし、産業開発が進み科学技術が発展してまいりますと、一層多様な化学物質...全文を見る
○津島国務大臣 私も戦争中は、非戦闘員、中学校の生徒でありましたが、焼夷弾降る中を逃げ回った生々しい記憶を今でも持っております。東京のように空襲という被害を受けただけでもあれだけの恐ろしい修羅場であったのに、直接激しい戦闘が行われた沖縄はどんなことであろうな、まことに心痛む思いで...全文を見る
○津島国務大臣 八重山群島のマラリアの犠牲になられた方々の問題については、前大臣からの引き継ぎにおきまして、その説明の中で私も事実はしかと承っております。  それから、小泉大臣の御答弁と関連をいたしまして、関係各省庁には厚生省の考え方、国会の討議状態はきちっとお伝えをしてござい...全文を見る
○津島国務大臣 歴史的な経緯から起こりましたところの年金についてのふぐあいな事情はよく承知をいたしておりますが、沖縄の厚生年金が発足する以前の就労期間についで何らかの救済措置を講ぜよという要望について、このたび私どもから見れば画期的な救済措置、中高年齢の十五年の受給資格期間につい...全文を見る
○津島国務大臣 高齢社会を迎えまして、高齢者のニーズが多様化してきておる。そういう中で、みずからの余生をどういう形で送るかということについてたくさんの選択肢がある必要があるわけでございますね。その一方で、委員も指摘されるように、これはもう自分の人生のすべてを整理して、ついの住みか...全文を見る
○津島国務大臣 先ほど委員にお答えをいたしましたように、老後の生活、貴重なひとときを過ごされるという施設でありますから、万が一にも御不幸な事態になってはならないと思っております。老人ホームのみならずシルバー産業が大変もてはやされているというのは、それだけニーズが多いということであ...全文を見る
○津島国務大臣 一般廃棄物、産業廃棄物を問わず、廃棄物処理の諸問題につきましては、今委員からいろいろと御指摘のたくさんの問題点がございます。また、政府側もいろいろと勉強いたしております。どうも勉強のスピードが遅いじゃないか、法改正と言われているけれども、新聞にはいろいろメニューが...全文を見る
○津島国務大臣 これまで社会労働委員会で大変指導的な御活躍をいただいた吉井委員からの御質問でございますから、我々の抱えている問題、今度の十カ年戦略についての問題点を非常に鋭く指摘をされてございます。  私の感じたところをかいつまんで申し上げますと、三つの問題点、まさにポイントだ...全文を見る
○津島国務大臣 同和問題は、憲法の基本的人権に係る非常に重要な問題であるという認識をしております。法のもとの平等ということ、そしてまた経済的にも社会的にも本当の平等な社会を実現 するということは、民主社会の基本的な要請であろうと思っておりますが、ただいま委員の御指摘をいろいろ承...全文を見る
○津島国務大臣 たばこが健康に影響があるという意味で、本来吸わない姿が自然だという委員の御意見と私は同意見でございます。  問題は、これは公共施設でやれるようになるためにはそれなりの国民的なコンセンサスが必要でございます。ですから、コンセンサスができればそれはやった方がいいわけ...全文を見る
○津島国務大臣 法規制という段階にまでいくにはもう少しPRが必要かなという感じがいたしておりますのと、それから、このたばこ産業の所管の方の御意見との調整という問題もございますものですから、我々としては引き続き、とにかく喫煙をできるだけ避けてもらうという方向で努力をするということが...全文を見る
○津島国務大臣 先般も委員にお答えをいたしましたが、国保の保険料が違うということは、委員がお感じになっていると全く同じように私どもも政治家として大変に厳しい問題として受けとめているのであります。平準化できれば平準化した方がいいということもだれしも一度は考える。しかしながら、実はこ...全文を見る
04月27日第118回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○津島国務大臣 買う福祉とそれから家庭の役割ということで問題を提起されておられるようでございますけれども、基本的な考え方は、いわゆる福祉ビジョンでお示ししておりますように、自立自助の精神と社会連帯の考え方に立ちつつも、国民の基礎的ニーズについては公的施策でやるということをまず明ら...全文を見る
○津島国務大臣 その問題にお答えする前に、先ほどの有料老人ホームについて私から一言所見を申し述べさせていただきたいと思いますが、今の規制あるいは法律の建前は私は十分でないと思っております。委員御指摘のようないろんな老後のついの住みかを求めてお入りになった方を保護するには十分でない...全文を見る
○津島国務大臣 委員が予算委員会で老人憲章の必要性について大変強く主張されたこと、感銘を受けております。今私どもがやっております高齢者のための十カ年戦略というのは、まさに老人福祉の重要性、しかもこれは国民運動的なレベルでやらなきゃならないということを内外に宣明しているというふうに...全文を見る
○津島国務大臣 先ほどの老人福祉法等の改正に伴う国費あるいは地方負担の問題でございますが、これは基本的には現状を法律上きちっと定めるということを主眼に改正をすることになろうかと思います。この点では大蔵省、自治省との間で了解ができているというふうに思っております。  問題は、これ...全文を見る
○津島国務大臣 救急医療体制につきましては、ここ数年間計画的に体制整備を進めてまいりまして、昔は先ほど委員が言われたようにたらい回しとか、体制全体に非常に問題があった時期もございますけれども、今は休日、夜間を含めまして一般的な救急対応の体制は整ってきていると思います。一次から三次...全文を見る
○津島国務大臣 産業廃棄物はもとより、一般廃棄物も含めまして、廃棄物の処理問題は極めて深刻な段階にあるという認識で私は委員と全く同じゅうするものでございます。処理できない分を首都圏からだんだんと東北の、委員の地元から私の地元の方にどんどん延びてまいりまして、私の地元では今大変な反...全文を見る
○津島国務大臣 先ほども御答弁申し上げましたように、この問題は極めて深刻な問題でございますから、私どもも、生活環境審議会への諮問を含めて有識者の意見を聞くと同時に、法律改正を含めたしっかりした方針を打ち出すつもりでございます。その中で委員御指摘の、処理場をしっかりしたものに確保す...全文を見る
○津島国務大臣 救急医療体制につきましては、先ほど政府委員から御答弁いたしましたように、検討会を設け、今年度中できるだけ早い機会に結論を出して前進を図りたいと考えておりますが、一般的な救急医療体制が一応整ってきた中で、搬送中の問題等を含めて救命率をもっと上げろという要望が非常に強...全文を見る
○津島国務大臣 ドクターズカーあるいはドクターズヘリコプター、こういう医師同乗システムは救命率を高める上で非常に有効であることは論をまたないわけでございます。そこで、先ほども御答弁いたしましたが、救急医療体制検討会の検討の結論を早くいただきまして、関係省庁ともよく調整しながら、積...全文を見る
○津島国務大臣 色覚の異常につきましては、例えば交通信号の識別なんということを考えますと、やはりそう軽々しく等閑視できない問題だと思います。  そういう意味で、委員が一党の政審会長というお立場でありつつもこの問題に非常に強い関心を持っていただいているということを私どもは非常に感...全文を見る
○津島国務大臣 委員の御質問の機会に色覚問題に関する私の認識も深めることができたと思っております。また、各省の御答弁を伺ってみますと、それぞれいろいろの工夫をしておられるということもわかりました。  そこで、お話しの各省庁間の連絡、協力のあり方、それからまた、厚生省の固有の分野...全文を見る
○津島国務大臣 医療法改正の問題については、ことしの一月に「今後の医療供給体制の在り方」という考え方をお示しをして、今検討が行われているわけでありますが、要は、良質な医療を効率的に提供するにはどうしたらいいかという観点から病院機能の体系化を考えてみようということでございます。 ...全文を見る
○津島国務大臣 これからの福祉施設の運営をしてまいります上で、要員の確保が最大の課題であろうと思います。一般的に労働需給が大変にタイトになってくる中で人材を集めなければならない。そういう観点から申しますと、やはり世間並みの待遇、労働条件で働いていただくことを考えませんと意欲のある...全文を見る
○津島国務大臣 輸入食品の安全性の確保は、重要な国民的な課題であると認識をいたしております。政府委員から御答弁いたしましたように、従来から食品衛生監視員の増員とか高度検査機器の整備等、監視体制の充実強化を図っておりますが、増大する輸入量との関係で十分とは言えないと思っております。...全文を見る
○津島国務大臣 自立支度金の性格につきましては、政府委員から御答弁しているとおり、自立更生のために効果的であるということで、当面の生活基盤の回復に充てられるというもので差し上げたわけであります。国内の一般国民の場合もそうでございますが、諸般の事情によって大変所得の少ない方には、生...全文を見る
○津島国務大臣 草野委員に御理解いただきたいと思いますのは、ここは非常に難しいところでございまして、生活保護の立場から申しますと、それが例えばなべかま用のものであれ何であれ、本人の所得であるということになりますと、所得は所得だから日本の国民と同じように所得扱いをされるという議論が...全文を見る
○津島国務大臣 川端委員御指摘のとおり、我が国の社会経済が当面しております最大の課題というのは、一つは、外に開かれた日本、国際社会で貢献のできる日本の社会をつくろうということであり、もう一つが、二十一世紀に到来する超高齢化社会に備えるということでございましょう。そして、ある意味で...全文を見る
○津島国務大臣 国の補助で重要な公共的な施設を幾つかつくっております。そういう中で今おっしゃった水質汚濁を防止する施設の建設というのは最重要なものの一つであるということはお認めいたしますが、その維持管理費をどうするかというのは、ほかの施設の場合実に実に広範にわたる問題でございまし...全文を見る
05月09日第118回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○津島国務大臣 委員御指摘の骨髄バンクは、再発白血病、重症再生不良性貧血等につきましては、現在長期生存を期待し得る最善の治療法であるという報告書が出ておるわけでございますが、御指摘のとおり、適合する骨髄を提供するということは非常にたくさんの方の御協力を得なければならない、今御指摘...全文を見る
○津島国務大臣 専門的なことでございますから、私から明確な時期を申し上げられないのは残念でございますが、委員が御期待されて、まあまあと言っていただける範囲内で結論を出したいと思っています。
05月14日第118回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(津島雄二君) 我が国社会が抱えております課題は、外に向けましては国際化への対応でございましょうが、二十一世紀の超高齢社会にどのように備えるかということが最大のものであることは委員の御指摘のとおりでございます。  これからの十カ年というものはそういう意味で非常に大事な...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 及川委員の御指摘のとおり、非常に厳しい現況にございます。  また、これから高齢化が進んでまいりますと当然社会保障の給付水準の見直しも必要になってきますし、どちらかといえば需要もふえてまいると思います。しかし、基本的にはいわゆる長寿社会が活力を失ってしま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの及川委員の御質問にも関連をいたしまして、その前の六十三年の推計についてだんだんと実態と離れているではないかという点について、実は厚生省でこの推計のかなりの部分をさせていただきましたので、大蔵大臣の御答弁に追加をして申させていただきたいと思います...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、この点では余り具体的な数字をこれまで十分にお示ししていなかったと思いますが、調べてみますと、昭和六十年時点で痴呆性老人は約八十万人、寝たきり老人は約六十万人であると推定されておりますが、ここで統計が重複をいたしまして、痴呆性老人であっ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 厚生省といたしましても長寿社会確立のための基盤となる長寿科学研究を推進しなければならない、これは委員が今御指摘のとおりでございまして、その中核となるべき長寿科学研究センターにつきましては、十カ年戦略の一つの柱でございますが、これをどうするかは、昨年十一月...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほども一部御答弁申し上げましたが、十カ年戦略におきまして、高齢者ができる限り住みなれた地域社会にとどまりながら介護を受けるということを一つの目標にしております。確かに日本では福祉について家庭が大きな役割を果たしていただいておりまして、これはありがたいこ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今委員御指摘のホームヘルパーに荷重される仕事のロードでありますけれども、私どもの計算はちょっと違うのでございまして、恐らくそこはデイサービスとショートステイの重複とかかなり技術的な問題があると思います。それはそれといたしまして、しかし、おっしゃるとおり十...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、やはり国としてしっかりしたアウトラインを示して進めていくべきでございますが、しかし、同時にまた、こういう在宅福祉等の仕事は地域社会における対応が一番大事であるというのが私の考え方でございますし、委員も恐らく同感していただけると思います...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 在宅介護をしていただく上でいろいろな費用負担がかかるということは事実でございまして、その点に着目して何か制度をという御指摘はいろいろございますが、私どもの今の考え方は、これを一定の金額で処理するというよりも、まず最初にやるべきことは、具体的に低廉で使いや...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、四十年代は大変な第一次交通戦争でございまして、そのときに私どもが一番困りましたのは、いわゆるたらい回しの問題でございました。それから今日まで三次にわたる救急医療体制の整備をいたしまして、今、初期、二次、三次の整備がおおむね終わりまして...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま政府委員から御答弁申し上げましたような大変な量が今出ております。廃棄物の処理対策につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律によりまして一般廃棄物は市町村、それから産業廃棄物は事業者の責任において処理する、これを国としても適切に行われるように...全文を見る
05月15日第118回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(津島雄二君) 我が国社会が当面しております問題の中で、国際化への対応と並んで最大の課題が高齢化に対する対応でございます。そのような認識に立ちましてこれからの十カ年間、二十一世紀までの間に国民にまずまず評価し、安心をしていただけるような体制をつくろうということで打ち出し...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 十カ年戦略はいよいよ本年度から十カ年の目標を掲げて出発したわけでございまして、まず本年におきましては、予算でお願いしております初年度の施策について御理解をいただくということでございますが、今後の各年度における実施計画につきましては、事業の進捗状況を勘案し...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 本計画の推進に当たりまして、市町村そしてまたそれぞれの地域社会の状況を尊重しながら進めていただきたいという委員のお考えでございまして、私も本当に意を得たというか全く同感でございます。実はこの問題が老人福祉法のこれから御議論いたださます法律改正のときにやは...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘の公社のやり方でございますけれども、これは大都会におきまして地域社会の創意によりまして福祉公社をおつくりになって、そしてそこで在宅の介護をおやりになる。また、私も非常に感心をしたのでございますけれども、まだお元気なうちは無料で介護される、その介...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 十カ年戦略の柱になりまする在宅の公的サービスを大幅に拡充するというのは新しい分野の仕事でございますから、そういう意味において市町村の財政について格段の配慮が必要だという委員のお考えについては十分理解ができるところでございます。  私どもは先ほど申し上げ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ホームヘルパー十万人という目標が、確かに柱であると同時に一番難しいところだと思っております。現在の数は、昭和六十三年度末現在で二万五千八百六十人ということになってございます。なお、予算数字は二万七千百五人ということでございまして、元年度では予算で三万一千...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ホームヘルパー十万人の目標達成のために本年度までにいろいろ具体的にやってまいりましたのは、まず平成元年度においてホームヘルパーの手当額の大幅な引き上げをいたしました。さらに、二年度、本年度の予算案でも引き上げをお願いしておるところでございます。  それ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ホームヘルパー等の在宅福祉サービスについて現状を見ますと、必ずしも利用率は高くないのでございます。これはいろいろ理由があると思いますけれども、お元気な高齢者の場合、例えばひとり住まいの方の場合も、とにかくホームヘルパーの手伝いを受けずに自分で頑張ろうとい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 老人保健制度につきましては、御案内のとおり老人保健審議会で検討が重ねられてまいりましたけれども、費用負担のあり方について関係者間の意見が分かれている部分が多いために、引き続き検討を行うことが適当であるということになっておるのが現状でございます。
○国務大臣(津島雄二君) 御指摘のとおり、明確な御意見が出なかったために延びておるわけでございますが、しかしこれは最重要課題でございますので、今国会におきまする本院の御意見等も十分踏まえまして、引き続き老人保健審議会の場を通じて論議が行われることを期待しておりまして、このままにし...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、この被用者保険がいわゆる老人保健制度の加入者按分率の一〇〇%の実施の関係で影響を受けるということから、一兆五千億の積み立てをいただいて、いわゆる特別保健福祉資金というものをいただき、これの運用益をもって安定を図っておるわけでございます...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほどから委員にもお答え申し上げておりますけれども、現状は先ほど申し上げたような形で一応基盤の安定化の目的は達しておると思います。しかし、このままにしておいてはいけないということで、老人保健制度全体の議論とあわせましてさらに一層の安定措置を求めていかなけ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 医療費のあり方につきましては、大蔵大臣の御答弁、私も全く同感でございます。何と申しましても、医療費が有効は需要にこたえていくということが第一でございます。しかし、医療保険としての安定の必要性もまたございますし、そういうことを含めまして、今患者の一部負担、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今御議論がございます老人保健制度の創設自体が一元化へ向けての一里塚であったということは御理解をいただけると思いますが、この老人保健制度を含めて、国民皆保険体制の基本を維持しながら各制度間の給付と負担の公平化を図り、その長期的安定を確保していくということは...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 現在の段階では、私としてはいつまでと自信を持って申し上げられないのはまことに申しわけないと思いますけれども、一つ一つの問題を詰めていくということによって目標に近づいていけるというふうに考えております。
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会に向けまして看護職員の確保は重要と考えており、その対策を大幅に拡充する等、全力を挙げて取り組んでまいりたいと思います。そのため、処遇の改善や社会的評価を高めることも重要であり、先般の診療報酬改定における看護料の引き上げがその改善につながるものと...全文を見る
05月16日第118回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(津島雄二君) 原爆の被爆者の対策につきましては、これまで原爆二法によりまして対策をいたしてまいりましたんですが、昭和五十九年に衆議院、参議院社会労働委員会で、死没者調査が行われていないのでぜひこれを行うべしという附帯決議をちょうだいし、また翌年の六十年五月、六月に「死...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 重ねてお答え申し上げます。  どうして調査が遅くなったかということにつきましては、これまで国は被爆者の対策をやる傍ら、広島市、長崎市が行っておられる実態調査を補助してお手伝いをするという建前でずっときたわけでございます。そこで、五十九年、六十年に国会か...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの御答弁の中で、災害という表現が不適当であるという御指摘、訂正をさせていただきます。  確かに国の調査をもっと早くいたすべきであるという御意見があろうかと思いますけれども、これまでの調査を積み上げてまいりまして、五十九年、六十年の国会の御指摘を...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 二十一世紀の本格的な高齢化社会を活力のある長寿福祉社会にするとい う国民的な課題に取り組んでいかなければならない。その要請にこたえて今回高齢者保健福祉推進十カ年戦略を立案し、世に問うているということは委員の御指摘のとおりでございます。  この基本的な...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 十カ年戦略の成否のかぎがその担い手でございますホームヘルパーの確保ができるかどうかということにございます点は、御指摘のとおりでございます。そのために、手当額の大幅な引き上げ等をこれまでもやってまいりましたし、今回の予算でもお願いをしておるところでございま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 寝たきり老人ゼロ作戦がこのたびの十カ年戦略の一つの柱でございます。総合的な医療、福祉の各種サービスの提供により寝たきりの発生を防いでいこう、それから一時不自由になった方もできるだけ起きて活動できるような状態をつくってあげようということでございます。このた...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回国会に提出させていただきました老人福祉法等福祉関係の八法案の改正の具体的内容でございますが、三点に要約できるかと思います。  その第一点は、住民に最も身近な市町村において在宅福祉サービスと施設福祉サービスが一元的に提供できるという体制をつくること。...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) このたびの法律改正は、いわゆる高齢者の方ばかりでなく、地域におきまして障害者の方の施策の充実も図るということをもう一つの柱にいたしておりますが、基本的に障害のある方もない方もともに地域や家庭で暮らす、国際障害者年の理念である完全参加と平等の考え方に基づい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今後十年間で在宅介護支援センターを一万カ所目指していくわけでござ いますが、その円滑な運営を図るためにいろいろな工夫をしていく。その一環として今薬局の利用について御提案がありましたのは、大変私は意味のある御提案であろうと思います。  この支援センター...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 大変素養のある石井委員の老人保健制度に対する認識は私も同じでございますし、また大蔵大臣から適切な御答弁がございましたが、こういう問題を現在老人保健審議会の場を通じて審議をしておりますから、その論議が早く調って意見がまとまることを今待っておるところでござい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 医薬行政の本当の専門家でございます石井委員の御指摘の点はすべて私賛成でございまして、そのような観点から特に我々が心配しておりますのは、薬局による薬歴管理をいたしませんと重複投与が多くてそういう意味の問題がかなりあると心配をしておりますが、そういう観点も加...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 我が国で医薬分業が進まないいろいろな事情、歴史的な事情があるようでございますが、このたび基準薬局という制度を打ち出していただいたわけであります。この基準薬局で一般の方が安心してそこへ行って自分の薬歴管理をし、また必要な薬については適切な投薬をしていただく...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 出生率の低下は非常に大きい問題でございまして、委員が今御指摘になった一・六六という合計特殊出生率を前提といたしますと、これはヨーロッパの重立った国軒並み、日本は最低になる。ドイツが非常に低かったんですけれどもまた上がり始めておりますから、あるいは先進国で...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 出生率の低下のいろいろな原因がございますが、その中で経済的な要因があるということは御指摘のとおりであろうと思います。  今の児童手当制度は平成三年五月までの特例措置として組み立てられているわけでございますから、その後のあり方についても検討しなきゃならな...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ゴルフ場の農薬の問題に関連をいたしまして厚生省としては水道水の安全の確保という観点から重大な関心を持ってまいったわけでありますが、生活環境審議会水道部会水質専門委員会におきまして、ゴルフ場で使用される重立った農薬について飲み水としての目標値を設定するため...全文を見る
05月17日第118回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○津島国務大臣 PCBにつきましては、委員御指摘のとおり、廃棄物処理法三条により、事業者みずからの責任において厳重に処理をするようになっておりますが、具体的な点につきましては政府委員から答弁させます。
05月22日第118回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(津島雄二君) 小野委員にお答え申し上げます。  女性の社会的な役割が大きくなるにつれまして、子供さんの介護と申しますか、子供さんを家庭に置いて見守るという需要が高まってきております。  ところで、私率直に申し上げますと、保育つまり施設を設けてそこに子供さん方におい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、健康づくり、健康社会の反面が長寿社会でございまして、この長寿社会が活力のある立派な福祉社会にならなきゃいかぬという意味で十カ年戦略を打ち出させていただいているわけでございますけれども、これを担うマンパワーがこれから充足されるであろうか...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員が先ほど御指摘になりましたように、麻薬の方は外国に比べると日本は幸いに非常に少ないわけでございまして、中毒患者は年間十名ぐらいで推移していると言われております。  数が多いのは……
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬は十名ぐらい。  問題は覚せい剤でございまして、覚せい剤の方はこれはいろいろな見方があるのでございますけれども、七百人ぐらいではないかというようなことが言われております。  これに対しまして、これらの方々を治療するために国または都道府県が設置した...全文を見る
05月23日第118回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(津島雄二君) 厚生省といたしましては、水道、廃棄物処理施設の整備それからゴールドプランの推進等大きな課題を抱えておりますので、しっかりこれに対処してまいりたいと思います。  公共投資十カ年計画の取りまとめ作業につきましても、今企画庁長官からお話がございましたように、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私どもの生活関連廃棄物処理施設の整備は国民生活の最も基盤的な事業でございますので快適な国民生活を確保する上で不可欠でございますが、調整費を含めて一〇〇%達成に向けて全力を挙げて努力をいたします。
○国務大臣(津島雄二君) 先ほどもお答えいたしましたが、現在の計画では調整費を加えれば一〇〇%に達しない状況を心配しておりますけれども、国民生活の最も基盤的な事業でございますから、今後の計画においては一〇〇%達成を目標に努力をいたしたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) 私も選挙公報をつまびらかに記憶しておりませんけれども、恐らく地元に一番関係のあることを三つ掲げたと思います。    〔委員長退席、理事平井卓志君着席〕  しかし私は税制改正、特に消費税の定着については、そう言ってはなんでございますが熱心に活動した方で...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御答弁いたしましたような御意見が今回出てまいりまして、これを受けて今後有識者を集めた研究班により検討を進め、具体的にどうしたらいいか早急に結論を出したいと思っております。
○国務大臣(津島雄二君) その点につきましては今国会におきまして種々の御質問を受けておりますが、私は大体御質問をいただいておられる委員の各位がお許しをいただける範囲内で、つまり常識的にお認めをいただける範囲内で結論を出すように、関係者、担当者の方に指示をしておるところでございます...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、大変苦しんでおられる方々にとっては切実な問題でございまして、私自身そういう方々の代表ともお会いをいたしました。早く対策を立てなければいけないわけでございまして、今政府委員から御答弁いたしました研究班による検討というのは、例えば年を越さ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私も委員と全く同じ気持ちで督励をしております。ただ、なぜ難しいかという点についてはもう委員御存じだと思いますが、実は骨髄を提供される側にとって相当のリスクを伴う、そのリスクをどうカバーするか、非常に難しい問題でございますので、そういうこともあるということ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 難病に苦しんでおられる方につきましては、特定疾患治療研究事業ということで指定をいたしまして医療費の自己負担分がないようにいたしておりますほか、患者本人、その御家族の疾病に対する不安や生活上の問題について、相談モデル事業として平成元年から始めております。 ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 下村委員御指摘のとおり、精神障害者の方に対する問題は、精神保健法の冒頭二条の二に書かれているとおりでございまして、「精神障害者等に対する理解を深め、及び精神障害者等がその障害を克服し、社会復帰をしようとする努力に対し、協力するように」努めろ、そういう法律...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私からかわって述べさせていただきますが、先ほどお答え申し上げましたような精神保健法の冒頭に掲げている理念、あの理念が本当に社会に浸透するかどうかが文明の尺度であるということをカーターさんの奥様は言われたのではないかと思いますが、私どもも全く同感でございま...全文を見る
05月24日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第5号
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○津島国務大臣 これからの高齢化社会への対応につきましては最近非常に大きな関心を集めておるわけでございますが、特に国会におきまする国民負担の議論と関連をいたしまして、昭和六十一年以来いろいろな御論議が行われ、これを受けて政府といたしましても、昭和六十一年六月に長寿社会対策大綱を閣...全文を見る
○津島国務大臣 国保制度は、制度の枠組み、被保険者の構成などから、委員御指摘のとおり産業構造の変化、人口の高齢化の影響を大きく受けてもまいりましたし、これからもまた受けていくであろうと考えます。しかしながら、また一方、この国保制度は国民皆保険の基盤でございまして、一方の被用者保険...全文を見る
○津島国務大臣 今後の高齢化に対応いたしまして、国民が安心して医療を受けられるようにするためには、医療保険各制度間の給付と負担の公平を図り、その長期的な安定を確保していくことが必要であります。そのために、これまでも給付と負担の公平化のための改革を逐次実行してまいりましたが、今回の...全文を見る
○津島国務大臣 高齢化していく中で我が国の福祉を、そしてまた医療サービスを支える原点はどこかと申しますと、私は何といっても地域社会であろうと思います。今委員が言及されましたような鹿児島県におかれる取り組み、これはほかの県においても先見性のある方々が取り組んでおられるわけであります...全文を見る
○津島国務大臣 ただいまの御見解、全くそのとおりでございまして、私どものゴールドプランの中の一つの柱に、寝たきりゼロ作戦というのがございます。これは正確に理解をされていない面がございますけれども、基本的には、寝たきりの状態にならないという日常の保健政策というもの、これがまず基本で...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま永井委員が御指摘になりました、これまでの推移はそのとおりであろうと思います。そして、それについての私の率直な印象を申し述べますと、やはり余り望ましいことではない、これは委員と認識を一にしているものでございます。  しからば、どうしてそうなったかということ...全文を見る
○津島国務大臣 老人医療費の高騰に伴います国民健康保険そして被用者保険、それぞれ抱える問題、そして、その中間に老人保健制度が介在するという今の問題のあり方については局長からお話ししたとおりでございますが、今回御提案をいたしております国民健康保険の改正につきましても、それからまた被...全文を見る
○津島国務大臣 現状から見ますと、やはり負担と給付の問題について問題がございます。これはもう低所得者や高齢者の加入割合が高いというようなことから、どうしても宿命的に出てくる国民健康保険制度の今の現状でございますが、それであるからこそ、ここ毎年制度改正をお願いしてまいったわけでござ...全文を見る
○津島国務大臣 ぜひ私の感想を聞いていただきたいと思います。  今の新聞の社説でございますけれども、高齢化の現状を踏まえずに現状では十何番目であるというような議論をやっておりますと、私どもははたと気がついたときにはとても困ってしまうということになってはいけないということでござい...全文を見る
○津島国務大臣 永井委員の非常に詳細な御検証にまず敬意を表したいと思います。  いろいろ御指摘がございましたが、私どもも、基本的には医療サービスの問題につきましては、医師の技術料、それから看護婦を初めとするマンパワーの確保というものを重点において診療報酬を検討をする。今回の診療...全文を見る
○津島国務大臣 国民健康保険の制度は、被用者保険と並びまして我が国の医療皆保険を支える大きな柱でございます。この制度、国民健康保険の制度は、高齢者の比率が被用者保険等に比べて高い、そしてまた、老人医療費が高齢化に伴って高騰するというような構造的な問題がございまして、その安定が求め...全文を見る
○津島国務大臣 委員は十年間放置とおっしゃいましたけれども、私は先ほど入念にお答えをいたしましたように、厚生省としては、この問題への取り組みがやはり医療保険の取り組みの中心であったということは、委員も御専門でございますからある程度理解はいただけておるのではないかと思っております。...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま委員が御指摘の過去の経緯につきまして若干私も報告を受けまして、まさに人間の生存の基本である医療保険が一挙にして自分のところからなくなってしまうということ、大変なことであったろうと身につまされておるわけでございますが、ただその説明で、そうであるからこそ、これ...全文を見る
○津島国務大臣 我が国に国民皆保険体制が確立しているということは高く評価をしていただいておると思いますし、国民が安心して日常生活をやっていかれる大きな支えになっておると思います。そういう意味におきまして、今後とも安心して医療を受けることができるこの体制は堅持していかなければならな...全文を見る
○津島国務大臣 国民健康保険の事業運営につきましては、市町村に国民健康保険運営協議会が設けられ、これで審議が行われているわけでございます。また、制度面からの検討はそのときどきの課題に即して国保問題懇談会や社会保障制度審議会において審議が行われてまいっております。国民健康保険制度に...全文を見る
○津島国務大臣 五島委員御指摘のとおり、疾病構造が変わってまいります、老齢の度合いが深まってまいります中で、慢性疾患と相当長い期間にわたって闘っていく高齢者がふえていく、そういう方々にとりまして、医療行為を施してさしあげると同時に、できるだけ能力を引き出してさしあげて、一定の疾患...全文を見る
○津島国務大臣 先ほどからの委員の御質問にぜひともつけ加えて答えなければならないのは、費用負担をどうするかということでございますが、先ほどの私の御答弁で、保健福祉活動と医療行為とが密接な関連を持ち、これを適切に組み合わせなければならないというところまでお答えをいたしました。しかし...全文を見る
○津島国務大臣 それでは少し具体的にお答えをいたしたいと思います。  例えば、今度のゴールドプランにおきまして私どもは在宅福祉を充実しようと、介護支援センターを通じて在宅介護の質を高めようとしておりますのは、これまでとかく介護の心配があって病院から出られないというような方々が、...全文を見る
○津島国務大臣 我が国の国民皆保険でありまするところの医療保険の柱は、一方では国民健康保険制度であり、もう一方では被用者保険でございます。このような意味で、国保制度は非常に重要な柱になっておるわけでありますが、その実施の主体、運営主体は何かと申しますと、地域保険でございますから、...全文を見る
○津島国務大臣 二十一世紀初頭の本格的な高齢化社会に向けて、国民すべてが安心して医療を受けられるような医療保険制度の長期的安定を図ることが大事である、そういう見地から、先ほど御指摘になりましたように、歴代の大臣が六十年代後半の早い時期に一元化の目標でやりますという御答弁を申し上げ...全文を見る
○津島国務大臣 先ほどから委員と政府委員のやりとりをずっと拝聴させていただいておりまして、一言私から申し上げたいと思っておりますのは、確かに今度の改正は抜本改正とは言えないわけでございます。恒久的な制度として基盤安定制度が入ったということは制度としては評価できますけれども、それで...全文を見る
○津島国務大臣 高齢化社会における社会保障を維持していくということは大変な仕事でございます。我が国ばかりでなくてあらゆる国で血のにじむ努力が行われておることでございまして、適時適切におくれないように制度の改革の努力を積み重ねていかなければならない。そうでないと、医療保険のように国...全文を見る
○津島国務大臣 本格的な高齢化社会に向けて、国民ひとしく工夫を凝らし、我が国の医療、福祉制度を守っていかなければならない、そういう認識に立った委員の御指摘、私は大変感銘を受けて今承っておったところでございます。今後とも国民が安心していただけるような医療保険制度を長期的に安定してい...全文を見る
○津島国務大臣 このたび私どもが推進することにいたしました高齢者保健福祉推進十カ年計画は、計画に盛られた七項目の柱はもとより、その背景に一つの考え方、哲学がございます。それはまさに委員が御指摘のとおり、高齢化社会に備えて医療と福祉、保健、こういうすべての要素を細かく組み立ててまい...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ─────────────
○津島国務大臣 ただいま議題となりました戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、各種の援護措置を講じ、福祉の増進に努めてきたところでありますが...全文を見る
05月25日第118回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(津島雄二君) 厚生省といたしましても、在韓被爆者の治療の支援は、人道上の見地から誠意を持って対応していかなければならないという基本的な考え方を持っております。昨日の海部総理大臣と盧泰愚大統領との会談におきまして、日本政府として韓国側の被爆者対策に対し医療面で今後総額四...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民福祉の向上を図るという厚生行政の立場から地域社会の実情を見てまいりますと、都市圏を中心としてまず突き当たるのが土地と住宅の問題であるということは委員御理解いただけると思います。  いろいろな面で問題が出てまいりますが、そのうち二つだけ挙げてみますと...全文を見る
05月28日第118回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(津島雄二君) 常松委員の救急医療についての大変な熱心なお取り組み、まず敬意を表させていただきたいと思います。  私も厚生大臣に就任をいたしまして、当委員会はもとより、衆議院におきましても数次の御質問を受け、問題の重要性を痛感いたしております。そういうことの中から一つ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほどの御答弁でも申し上げましたように、初期の応急処置、そして搬送途上の問題、これがようやく今多くの方々の関心を得て大きな課題として取り組まれるようになったわけでございまして、そして、考え方によってはそれが一番救命率を上げるのに今効くんではないかという印...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 専門の現場の責任者がそういうふうに言っておられるのは、まさにそのとおりであろうというふうに思います。
○国務大臣(津島雄二君) 先ほどから救急隊員が一部の医療行為と申しますか、応急手当ては認められているが、それを超えた部分については非常に何と申しますか、消極的であるとおっしゃった。私はその原因のかなりの部分が私どもの方にあると思います。  現場に参りまして非常に重篤な状況におら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今委員がお示しになりましたそれぞれの器具はいずれも現場で早く使えればいいと、まあ私も素人ながらに、医療については素人でございますから、率直に感じました。  そこで、例えば今のその除細動の器械を使う場合には、専門家の意見を聞いてみますと、ある患者さんがお...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員の御出身地も私の地元も出稼ぎ王国でございます。青森県から毎年六万人の出稼ぎが出ているという、地域社会にとっては重要な問題になっておるところでございます。そういう立場から申しますと、季節労働者に対する健康診断について安全就労の確保の観点から労働省におい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員の御指摘、まことにごもっともでございまして、私も地元で地域を歩くときに、大変元気であった方が中央へ出稼ぎに行って病を得てお帰りになるというケースに時時触れておりまして、胸を痛めておるところでございます。当然、そういう二重生活をする、半年も家庭から離れ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまのお話を承って、精神保健法の基本を我々は踏まえなきゃいかぬなと、すなわちその社会復帰を促進し、発生の予防その他国民の精神的健康の保持及び増進に努めるということで厚生省も精神保健の問題に取り組んでいるわけでありますが、ただいまおっしゃいました植苗病...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 機会があったら視察をさせていただきたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) 在韓被爆者の治療の支援については、人道上の見地から申しましても誠意を持って最大限に対応しなければならないということが基本的な考え方でございます。  具体的なその施策につきましては、先ほど来御答弁がございましたように、外交ルートを通じてお話し合いが行われ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま子育てということ、また人口との関連において女子の社会的な地位あるいは就労体系等々を御指摘になりました。私はいろいろな要素が今の我が国の出生率の低下等に響いており、それから女性の方が安心して社会活動をやりながら子育てをするという環境が整っているとは...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) できるだけそのように努めてまいります。
○国務大臣(津島雄二君) 確かに委員御指摘のとおり、二時間前に出してすぐ判断しろということであるとすれば私は尚早であるという感じでございますが、ただ事務方から説明を聞いてみますと、この問題は長い議論の経緯があり、それぞれの方がそれぞれのお立場はよく踏まえている、十分なバックグラウ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 条約と優生保護法の関係、非常に深い関係を洞察しての委員の御質問だと思います。  法律論は、私、条約もよく勉強しておりませんからここで申し上げる立場ではございまぜんけれども、恐らく胎児の権利というものを非常に重視するというようなことの関連を意識しておられ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 二十一世紀の超高齢社会におきまして、活力のある長寿福祉社会が構築できるという目標でございます。
○国務大臣(津島雄二君) 当委員会でもこれまで御議論がございましたけれども、従来積み上げてまいりました福祉政策を今ここで総括して観察してみますと、施設の充実に力を入れてやってまいりました反面、在宅におられる高齢者の方に対する配慮がややおくれていたのではないだろうか、そして四人に一...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 財政技術の問題は所管大臣でございます大蔵大臣の専管でございますが、私はこの十カ年戦略で何をおいても一番ありがたいのは、大蔵大臣と自治大臣がある意味では連名で御発表いただいたということでございます。国のいろんな施策もございますけれども、私は厚生省の施策で十...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 全体の姿については大蔵大臣からお話があると思いますが、福祉年金を受けておられる方々は、御案内のとおり、要するに数がだんだん減ってこられるわけでございます。したがいまして、この数字の推移というのはそういうことによるものでありまして、意図的、政策的に減らした...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 実はこの予算の推移、委員がおつくりになったものでございまして、私もこの数字についてコンテストするつもりは全くないわけでございますが、例えばこの十カ年戦略関係で今御審議いただいております平成二年度予算をとりましても、在宅福祉対策で六百八十一億計上されている...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 一言だけお答えさせていただきますが、まず第一に、老人福祉施設につきまして大変断定的なおっしゃり方をされましたけれども、私自身いろいろ福祉施設も見ましたし地元にもございます。できれば今度委員と御一緒に見てまいりたいと思いますし、一般の特別養護老人ホームの場...全文を見る
05月29日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第4号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました国民健康保険法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  国民健康保険制度は、我が国の国民皆保険体制の基盤をなす制度として重要な役割を果たしておりますが、近年における社会経済の変化や人口...全文を見る
05月29日第118回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(津島雄二君) 委員仰せのとおり、ADA法、米国障害者法が下院で可決されたということでございます。なお、これが法律として成立するには若干まだ上下院両方の調整等があるということは御承知のとおりでございます。  この法律が成立し、アメリカにおいて雇用やアクセスの確保を通じ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私もいわゆるゴールドプランについていろいろPRの努力をいたしております中で、実は委員の御指摘のとおり、これは在宅の障害者福祉にそのまま使えるシステムでございますから、その点についてのPRが欠けていたなと若干反省をしておるところでございます。いわゆるノーマ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの御質問にお答えいたします前に、わざわざ大蔵大臣から大変行き届いた御答弁をいただいたのでありますが、十カ年戦略の中で何も顔が出ていないではないかという御質問に対して、大蔵大臣が言われましたように、住みよい福祉の町づくり事業がしっかりと組み込まれて...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) そこが確かに問題点でございまして、重度の障害者の方の場合には今の集団保育ができるかどうかというところで実は私は担当者の間に迷いがあるんだと思っております。それは率直に申し上げます。そういう問題がございまして、そこのところはそうなっていないということでござ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 重度の方の場合も、保育所における保育が可能な場合には積極的に対応するように指導いたします。
○国務大臣(津島雄二君) いわゆる小規模授産施設でございますが、実際相当たくさんできておりますのは、委員の御指摘のようなやっぱり現実のニーズがあるんだろうと思います。その一方、私ども障害者の方の授産施設を担当する立場から申しますと、まず一定のしっかりした水準を維持して差し上げなき...全文を見る
05月30日第118回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(津島雄二君) 輸入食品量が増加する中で御心配ごもっともでございますが、本年度、平成二年度予算では十名の増員を要求して、今お願いをしておるところでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 今回の調査結果から見るまでもなく、原爆被害の大きさ、悲惨さというものがいかなるものか、改めて胸にこたえておるわけでありますけれども、その意味で平和を願う気持ち、そして核兵器を世界じゅうからやめさせなければならないという強い決意を持つ私の今の心境でございま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 原爆ドームの保存について大きな反響がございましたことは承っております。核兵器による惨禍を二度と繰り返してはならないという国民の強い願いのあらわれと受けとめております。政府といたしましては、原爆二法を中心といたしまして被爆者対策を充実していくことによってお...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 現に使用されております被爆建造物をどういうふうに保存するかは、それぞれ持ち主、管理者の方々のお立場、利用計画等がございまして、これを総合的に判断して行われていると思います。国としては今これに関与する立場にないというふうに考えております。  しかしながら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員の御質問のお気持ちはよくわかりますけれども、国に対してそのような具体的なお話は今まだ来ておりませんので、市の方ではいろいろ工夫をしておられると承っております。
○国務大臣(津島雄二君) ただいま政府委員からも御答弁いたしましたけれども、六十三年から計画的に需給計画を進めておるわけでありますけれども、これからの事態の推移に応じてさらに努力をしなければならないんではなかろうか。特に今の勤務体制をできるだけ軽減していってさしあげる。それから、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 来るべき二十一世紀を活力のある長寿福祉社会にしなければならないということで、国会における数次の御議論も踏まえまして発表いたしましたのがゴールドプランでございますが、特にその発表に当たりましては大蔵大臣、自治大臣の御協力、御理解を得て発表させていただいたと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私も福祉の現場を歩いてみまして、このマンパワーの確保というのは本当に大変だと思いますが、その中で一つうれしいと思いますのは、やっておられる方がやはり人間が人間の御面倒を見るという仕事、何と申しますか、肌のぬくもりを感じ合えるようなそういう仕事というのは最...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 介護福祉士の制度につきましては、政府委員から御答弁いたしましたように、私どもの期待以上の方々が参加をしていただいている。教育の現場においては盛り上がってきていると思いますけれども、しかしこれを社会全体においてもう少しPRをし盛り上げ、優秀な人物が入ってこ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 福祉の現場を支えていくために優秀な若い方々が意欲を持って取り組んでいただく必要がある、委員の御指摘のとおりでございます。とかく福祉の現場についてネガティブなお話もございますけれども、私最近現場を歩いてみますと、どこに出しても恥ずかしくないような立派な施設...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私も、福祉の進んでいる国の状況を見ますと、どうもボランティアの方々がどこまで参加していただけるかということが非常に大きな意味を持っておるという認識でございます。また、そういうことの中から福祉全体に対する社会の理解が高まっていくわけでございまして、私どもと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほども答弁の中で申し上げましたが、やはり社会教育の充実が大事でございまして、それによりまして福祉というものが社会の最も重要な部分であると、それからノーマリゼーション、つまり高齢者も障害者もおられるのが自然の社会の姿だということを若いころから教えていって...全文を見る
05月31日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第8号
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○津島国務大臣 さきの大戦は過酷な戦いでございまして、多くの傷跡を残したわけでございますが、その犠牲者の援護は国の当然の責務としてしっかりやっていかなければならないと思っております。  具体的には、戦傷病者及び戦没者遺族に対する援護年金等の処遇改善、それから遺骨収集、慰霊巡拝等...全文を見る
○津島国務大臣 麻薬は、その乱用によりまして人の生命身体に大きな危害を及ぼし、また、それに伴いまして社会経済に大変な罪悪をもたらす存在でございます。政府委員から御答弁いたしましたように、現状におきますと、我が国は一部先進国に比べて麻薬等の乱用の状況はまだ相対的にいいということでご...全文を見る
○津島国務大臣 麻薬等薬物の乱用は、社会にとって大きな災害をもたらし、また個々の国民の健康にも非常な被害をもたらすものでございますから、世界的な状況を見ますにつけても我が国をそういう傾向から守っていかなければならない、健全な社会経済を次の世代に渡さなければならないという基本的な考...全文を見る
○津島国務大臣 麻薬等の乱用の問題は、我が国にとっても大きな課題あるいは問題として浮上しておりますばかりでなく、世界的な傾向を見ますと、すべての国にとって、大きく言えば人類全体にとっての大問題になりつつあると思います。  この中にありまして、日本が相対的にまだその傾向が抑制をさ...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、確かに現在の我が国の年金制度を概観いたしますと、制度それぞれかなりの期間にわたっていろいろな経緯を積み重ねながら今日に至っておりますから、その長い歴史を通じてすべて同じような取り扱いになっているかと言われると、それぞあの方のこれまでの履歴その他...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま改めて戦争の傷跡を思い起こさせるような戦後処理の諸問題を承りまして、随分問題が残っているなという感を否めないのでございます。  ただ厚生省の立場から申しますと、厚生省が引き揚げ援護の仕事を省の仕事として授かりまして以来、戦傷病者、戦没者遺族等に対する援護...全文を見る
○津島国務大臣 戦争の後遺症が残っておる現状にかんがみまして、厚生省といたしましても、援護法の実施については誠意を持って全力を尽くして取り組んでまいる所存でございます。
○津島国務大臣 さきの大戦における戦没者の遺骨収集は国として大変重要な仕事と認識しております。したがいまして、これが実施に当たりましては積極的に外国政府と折衝し、その御理解、御協力を得なければならないという委員の御指摘、そのとおりでございます。場合によりましては相手国の了解を得る...全文を見る
○津島国務大臣 私は言葉については専門家ではございませんが、終わってはいないということだけは言えるのではないかと思っております。
○津島国務大臣 向精神薬というものが化学的にどんどんつくられる可能性があるものだ、したがいまして、その規制については機動的に対応しなければならないから、政令でこれを行うことについては理解を示すという委員の御発言、まことにありがたく思っております。  私も法律家でございますから、...全文を見る
○津島国務大臣 御指摘の御趣旨はよくわかるのでございますが、私も法律家なものですから、この場合はどうだ、この場合はどうだ――実は税法をたくさん書きまして、税法にも政令委任がたくさんございまして、そういうこととのバランス等も考えると、やはりこれは研究させていただきたい、きょうはこう...全文を見る
○津島国務大臣 当然のことながら、政令委任は立法の本旨を体してということでございまして、今委員はその点を強く御指摘になっていると思います。それを体して私どもとしてもやっていくことといたしたいと思います。
○津島国務大臣 戦没者に対する慰霊事業は極めて重要な事業でございまして、厚生省としても遺骨収集、慰霊巡礼等の慰霊事業を積極的に今後とも進めてまいりたいと思います。
○津島国務大臣 麻薬の問題については、その供給が国際的にまたがっておりますから、この問題の解決は国際協力がなくては行い得ないことは委員御指摘のとおりであります。したがいまして、麻薬問題対処のための国際協力としては、麻薬に対する広報、教育の普及、これはもう国内でも一生懸命やるが、国...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま御決議になりました両法案に対する附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ─────────────
○津島国務大臣 ただいま議題となりました食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  我が国におきましては、近年、国民の食生活の多様化や健康志向の高まりなどに伴い、食鳥肉の消費量が大幅に増加してきております。また、...全文を見る
06月01日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第5号
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○国務大臣(津島雄二君) 次の時代の日本の国民をつくるのは、主としてと申しますか、まず健全な母親を育てるということであり、そういう意味では女性の役割は極めて大きいと思います。そういう立場から考えますと、受胎、出産ということについて、いろいろの意味で社会的に健全に若い娘さん方を育て...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 女性の健康、そして健全な男女関係の上に立った明るい社会をつくっていく、そしてその結果として低下をしつつある出生率についてももう少し積極的な方向に変わって、活力のある福祉社会ができ上がっていくということが我々の念願するところでございますから、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、福祉の問題を考えてまいります場合に、他の社会あるいはほかの国で貴重な経験があるわけでありますから、それも十分に参考にしなければならないわけでございます。そういう意味でホームヘルパーの数、人口割合というものが全く意味のないものとは考えま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 社会保障給付費をブレークダウンして見ることはそれなりに意味はあると思いますけれども、その数字の評価についてはやはりいろいろなことを考えなきゃいかぬ。特に日本の場合に医療保険が皆保険になっておりまして、これは私はいわゆる工業国、先進工業国の中でも少数派だと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今委員が御指摘になったいろいろな点は、すべて私どもも頭の中に入れておるわけでございまして、その反面にあるのがやっぱり在宅の介護がなお改善の余地があるということが事実としてあるわけですから、つまり家族ぐるみで介護をしているということについても限界があるとか...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 堀委員の御指摘の三月二十六日の委員会審議、私も参加をしておりまして橋本大蔵大臣の御答弁を聞いておりましたが、その前に私は答弁しております。下村委員の御質問の最初が、障害者に対する基本的な考え方を問われたんでありますが、私は、民主社会の質の高さは、ハンディ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ハンセン病の患者の皆様方の御訪問を先日大臣室にいただいたわけでありますが、そのときにも申し上げました。私の地元に国立療養所が一つございまして、私も時々お訪ねをしております。そして、何よりもうれしく思いますのは、その療養所の周囲の地域社会で昔とは随分変わっ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民負担率の趨勢につきましては、昭和六十三年三月に、二十一世紀初頭における高齢化状況等及び社会保障の給付と負担の展望というものをお示しをいたしまして、二〇一〇年に向けての見通しをお示ししていることは委員御承知のとおりでございます、ちなみに、これによります...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 見通しを示してみんなで考えた方がいいんではないかという御指摘でございますけれども、そのためには誤解のないような見通しでなければいけないわけでございますね。数字がひとり歩きするというのはよくありがちなんですが、二〇一〇年に向けての、先ほど申し上げた推計を見...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 全体としての国民負担の目標水準は今申し上げたとおりでございますが、もう一つ我々がどうしてもやらなければならない仕事は、社会あるいは国民が求めております福祉の充実を図らなければならない。これも厚生省としては至上の命題でございます。そういう意味で、大変難しい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 第一点でございますが、社会保障制度あるいは福祉の充実を第一に考えてやるべきであるというお考え、私は十分認識をしております。何といってもいい福祉制度、いい社会保障制度を構築するということが我々の第一の任務でございます。  ただ、先ほども申し上げましたよう...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 日本型福祉の最終的な姿がなかなか見えてこないというのは、ある意味では当然でございまして、老齢化のスピードがこんなに速い例というのは世界にそんなになかった。それから日本の社会では初めてでございますから、ある意味では未知への挑戦でございます。そういう意味で、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) そのとおりでございまして、今程度ということでなくて、例えば長寿・福祉社会に対する対応などは、これは抜本的に充実をしたいというものを出しておるわけでございますし、それから年金についても一元化の方向で今よりも確固たるものをつくりたいと言っておるわけであります...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私はまだそういう段階ではないと思います。それは、現在の段階でも国民負担全体の中で租税負担の方が大きいわけでありますから、社会保障の方の負担の事情から全体がもうコントロールできないところまでいくという状況ではないと思います。そして租税負担とそれの配分という...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 重ねてお答えをいたしますけれども、国民に選択を求めるときに、それこそ抽象的に五〇%以上いいですか、どうですかという聞き方をしたって国民はわからないんですよ。ですから、私どもは国民に選択を求めるというのは、それぞれの福祉の分野で、年金ではこういう給付を差し...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 障害者の問題を考えますときに、いわゆるノーマリゼーション、つまり社会に障害者の方や高齢者の方々がいるのが自然である、そういう方がおられる社会をみんなでつくっていこうという方向で多くの方々に協力をいただくことが大事であろうと思っております。  そういう意...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員に申し上げて恐縮ですが、私の家内も大変な花粉症でございまして、今お話を伺ってみて、なるほどこれだけの問題であるとすれば、少し御担当の方に強くお願いをするべきかなと今感じておるところでございます。一生懸命取り組むように申し伝えます。
○国務大臣(津島雄二君) きょうは沓脱委員と全く同じ意見でございます。東南アジア諸国を初めとして、世界で毎年八百万人も新しい結核患者が生まれている。発展途上国にこういう方々が多いという、またアジア地域に多い、御指摘のとおりでございます。  そこで、厚生省では国際協力事業団に協力...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私が一生懸命働いておるだけでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 決意を申し述べますに当たって三つのことを申し上げておきたいと思います。  その第一は、委員は我が国の救急体制がかなり立ちおくれているという御指摘がございましたが、これまでにかなりの年月をかけて構成してまいりました第一次救急体制から第三次までの医療機関と...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 老人保健制度のあり方につきましては、本院におきましても数次の御質問が出ておりますけれども、審議会で検討をいたしましたものの、関係者の間でなお最終的な結論を得るに至らず宿題ということになっておるわけでございます。そして、その間これをめぐる被用者保険であると...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) これからの在宅福祉を考えます場合に、福祉機器の開発、普及が非常に大きな意味を持ってまいります。外国におきまする現場を見てまいりましても、福祉機器の開発が非常に進んでおります。この点ではやや我が国は立ちおくれているということを認めざるを得ない現状にあります...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民の健康を守る、防衛するというのが厚生省の大きな役割の一つであり使命でございます。そういう私どもに対して強い叱責、そして御激励をいただきましてありがたいと思っております。  一言菅野委員にお願いを申し上げますが、現場をよくごらんになっていただいておわ...全文を見る
06月05日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第6号
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○国務大臣(津島雄二君) 国民健康保険制度につきましては、参議院社会労働委員会で今御指摘のような附帯決議をちょうだいいたしております。その趣旨に沿いまして国保制度の長期安定確保策につきまして、昭和六十三年九月以来社会保障制度審議会において幅広い角度から御検討をいただいたわけでござ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまお話がございましたように、昭和六十三年の制度改正におきましては、低所得者問題に対応するための保険基盤安定制度が導入され、医療費の地域格差の是正を図るための高医療費市町村の運営安定化対策などが実施され、国と地方が一体となって国保の構造問題に取り組む...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) もとより、今回の御提案しております改正が問題を完全に解決するものではないということは私も率直にお認めをいたしますけれども、とにかく目標といたしますところの医療保険の一元化、そしてまた負担と給付を公正にするという方向に向けてやれることはきちっとやっていかな...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 医療費を保険制度で賄っていく、国民皆保険ということで国民の皆様方が医療費の問題で公的に担保をされるという制度を私ども今大事に大事に運営をさせていただいておるわけでありますが、保険制度である以上その保険制度の背景にあるいろいろな事情が制度に浸透してくること...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 何事もよく御理解の委員にお言葉を返すつもりはございませんけれども、十年間は決して放置してこなかったということはおわかりのとおりでございまして、ちょうど私、政務次官をやっておりましたときに老人保健制度を本院でも御検討いただいて、自来多くの制度改正をやってま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほど申し上げましたように、今委員のおっしゃるような完全に、保険料におきましても、給付におきましても、同じだということを実現するためにはそれは一元化の実現しかないわけでございます。それぞれの歴史的な経緯があってでき上がってきた医療保険をまず運営していくと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、私どもが目標として負担と給付の公平化、それから一元化と申し上げているのは全く委員のお気持ちと同じなわけでございまして、そこへ行くために一生懸命今汗をかいているわけでございますから、どうか御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) この数字をごらんになりまして、伸びていないではないかと、国庫補助金の給付に対する比率が落ちているではないかという御議論だと思うんですが、この数字を読むときに、委員も御専門でありますから恐らくおわかりの上おっしゃっているんだと思うんですけれども、老人保健制...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま糸久委員の国保の現場のお話、それから国保をめぐるいろいろな問題についての質疑を拝聴いたしまして、いろいろと御示唆に富む点があり、私もありがたく思っております。  最後のお話でございますが、保険という発想方法を越えてとおっしゃったんですが、私はや...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民健康保険制度が、その財政基盤が脆弱で問題を抱えているという点は委員御指摘のとおりでございます。それがゆえに、医療保険各制度間の給付と負担の公平化を実現するためにさまざまな努力をしてまいったわけでございますが、こういう努力、そして今回御提案申し上げてい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 診療報酬につきましては、従来から技術料を重視するという立場で見直しを行ってまいりました。本年四月の改定におきましても、中央社会保険医療協議会における御議論を踏まえまして、診察料、指導料、処方料等の引き上げを行いますとともに、四週六休制の普及等、社会全体の...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 地域保険でございます国民健康保険に意義があるとすれば、それは今昔野委員の御指摘のとおり、地域住民の健康の確保について地域で具体的に積極的な役割を果たすことができるということにあると思います。特に、近時医療、保健、福祉の総合的な連携が叫ばれておるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、二十一世紀の超高齢社会に向けて私どもは新たな覚悟を持って進んでいかなければならないわけでありますが、これに当たって一定の方針を持っておるであろう、それを示せという御質問でございますけれども、基本的には医療保険については、国民皆保険の今...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま、専門家でおられる高桑先生から一貫して、日ごろの地域の健康づくりと、それから早期健診、早期治療という角度からのお話がございまして、これが最後には健康カードで管理をしたらどうかと。お考えは一貫しておりますし、大変感銘を受けて承らせていただいたわけで...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 本日、当委員会の御質問に対してもお答えをしておるわけでありますが、国民健康保険をめぐる環境は大変厳しいものがございまして、これまでも基盤安定のための制度改正が行われてまいりましたけれども、その延長線上でこのたび暫定的な制度としてお願いをしておった基盤安定...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 沓脱委員からこれまでの変化をずっとたどりながら国庫負担が変化をしているというところにスポットライトを当ててお話がございました。  そのことはそのことといたしまして、冒頭沓脱委員は国保に構造的な脆弱性があるとおっしゃった。そこは私どもと認識が同じなんです...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 見解をぜひ言わせていただきます。  被用者保険とそれから国民健康保険という地域保険とを組み合わせて国民皆保険を持っておる、これは日本の宝でございます。委員はほかのいわゆる主要先進国へおいでになって、その国の医療保険の現状をお調べになったことはあると思い...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 徳島市の状況を今数字で拝見いたしますと、国保は大変厳しい状況にあるなという感じがいたします。それで一人当たりの所得も全国より大分低い。その一方、一人当たりの医療費がかなり高いわけですから、当然そういう結果になるんではないだろうか。御担当の方が責任感の強い...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、地域によって国保の事情が変わり、その結果保険料にも相当の格差が出ておるということは大変問題だと思います。徳島県の事情をお話ございましたが、私自身過疎の町村をたくさん抱えておる地域の出身でございますから、いかに町村によっては苦労しておら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおりでございまして、二十一世紀まで残るところ十年間。今ここで私どもは、立ちどまって、福祉、医療、あらゆる面について真剣に将来の問題を考えていかなきゃならない。そういう意味で政府は、昭和六十一年六月に長寿社会対策大綱を閣議決定し、さらにこれを...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民の生命と健康を守ることが厚生省の最大の使命でございまして、将来においても国の責任においてすべての国民に安心して医療を受けられるような体制を維持してまいりたいと思います。具体的には、被用者保険とそれから地域保険から成る現行の国民皆保険体制を維持していく...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 県営保険等の点につきましては、先ほどから政府委員から御答弁いたしましたように、いろいろ検討いたしまして、県営保険等運営の広域化を図るという趣旨は、現在の高額医療費共同事業の拡充強化により対応することができるということで、今そういう方向に行っておるわけでご...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回は、当面の国保制度の基盤安定化のために改正をお願いしておるところでございますけれども、先ほどからの御指摘にございましたように、国民健康保険を真に安定した基盤に乗せる、そしてまた保険料の平準化とか、さらには一元化へ向けて進んでいくためには、まだまだ解決...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国民の医療費をどう賄うか、そしてまた皆保険の制度をどのようにして維持していくかという問題を考えます場合に、老齢化が進む中で老人医療費の高騰がどういう趨勢をたどっていくかということは最大の問題点であろうと思います。  この問題に取り組むに当たりまして、委...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの問題については、現在の保険事務処理方式を前提にする限りどうしても起こってくるわけでございますね。ある期間をとって、そこで集計をしてやらざるを得ないということになると、必ずこれは起こっちゃうんです。しかし、常識的に言って気の毒だなという気持ちもこ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました二法案につきまして、その提案理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  戦傷病者、戦没者遺族等に対しましては、その置かれた状況にかんがみ、...全文を見る
06月05日第118回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(津島雄二君) 国立予防衛生研究所は従来から感染症等の病原体の研究は行っておりますが、生物兵器にかかわるような研究を行ったことはございませんし、今後ともそのようなことは絶対にあり得ません。また、誤解を招くようなことはしないようにと強く指示をしてまいります。
06月08日第118回国会 衆議院 本会議 第24号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  二十一世紀を十年後に控え、人口の高齢化が急速に進行する今日、国民が健康で生きがいを持ち安心して生涯を過ごせるような明るい活力のある長寿・福祉社会をつく...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) まず最初に、長年にわたり保健福祉の第一線で御活躍いただいた外口議員からの熱意あふれる御質問に対し、福祉に対する熱心な取り組みを感じ、改めて敬意を表する次第でございます。(拍手)  今回の法改正は、超高齢社会の到来を目前に控え、これを活力ある長寿・福祉社...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 基本的な考えにつきましては総理からお答えになりましたので、私に対する具体的な御質問に対してできるだけ簡潔にお答えを申し上げます。  まず最初に、十カ年戦略の位置づけと水準について問うということでございました。  十カ年戦略は、急速に到来いたします二十...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) お答え申し上げます。  お年寄りの実態と医療の実態についてのお問い合わせでございました。  高齢化が進んでまいります中で、高齢者の数はふえておりますが、高齢者全体に占める自殺の件数の割合は低下の傾向にあると認識をいたしております。いずれにいたしまして...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私に対する御質問は四点でございます。  第一点は、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」によって高齢者に対する十分な介護が提供されるかという御趣旨の御質問でございました。  今回御提案しております老人福祉法等の一部改正案は、十カ年戦略の着実な実現を図るため...全文を見る
06月12日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第10号
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○津島国務大臣 老人福祉法等の一部を改正する法律案の提案理由説明をさせていただきます。  二十一世紀を十年後に控え、人口の高齢化が急速に進行する今日、国民が健康で生きがいを持ち安心して生涯を過ごせるような明るい活力のある長寿・福祉社会をつくり上げていくことは、我が国の当面する最...全文を見る
06月12日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第7号
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○国務大臣(津島雄二君) いわゆる残留婦人の問題でございますが、中国孤児の方々同様、戦争前後の混乱で並み並みならぬ御苦労をされたということは論をまたないわけでございます。そのような意味で、我々としては可能な範囲内で援護の実を尽くさなければならないという気持ちでございます。  た...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御質問の、中国残留孤児やサハリン残留邦人の問題は、明らかに戦争が残した深い傷跡でございます。そのような意味で、終戦当時六百六十余万に上る残留邦人が海外に残されたわけでございますが、その引き揚げ援護については、厚生省が責任官庁としてこれまで真剣に取り組...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先日サハリンからお帰りになった方々にお会いをいたしまして、先ほど委員御指摘のとおり、逆に私がお礼を言われるという場面もございまして、大変かえって恐縮いたしたわけであります。そのときにいろいろ御要望がございました中に、きょうの御質疑にあった点もございます。...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 確かに、戦争は大きな傷跡を残したわけでございます。その戦後処理のために援護行政は力を入れてやっていかなければならない、援護行政の問題として今委員は第一の問題点としてお挙げになったわけでありますが、厚生省としては、私どもに命ぜられた援護行政の領域において、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 将来のための平和教育を考えなければならない、そのために資料を保存しなければならないということがまずあるわけでございまして、厚生省は、例えば旧軍関係については、人事関係の残務整理を所掌事務として所掌しておるわけであります。  ただ、ここで考えなければなら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬等の乱用が現在の世界に共通する社会問題であるということは、委員の引用された国連の事務総長の言葉にあるとおりであります。こういう中にありまして、日本は欧米諸国と比べますと相対的に乱用は少ない状況にあることは幸いでございます。  ただ、麻薬等の乱用の風...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) まことに苛烈をきわめたさきの大戦の戦争犠牲者の方の援護は国の当然の責務であると考えております。このような立場から、具体的には戦傷病者及び戦没者御遺族に対する処遇の改善、遺骨の収集、慰霊巡拝等の慰霊事業の推進、さらには中国残留孤児等に対する施策の充実など、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員が今提起せられております残留しておられる方の問題、再々申し上げておりますが、戦争の残した傷跡が大きく残っておる問題でございます。こういう方々、まず数の方は今御議論ございましたように、なお精査する必要があるという問題がございます。そのためにはやはり調査...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬等の乱用は人の生命、身体への危害にとどまらず広く社会的害悪をもたらすものでございます。まさに内部から社会を崩壊させる要因でございますし、一たん歯どめがきかなくなると爆発的に広がるおそれを持っております。社会的害悪という意味におきましては、御本人の問題...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) さきの大戦における戦没者の遺骨収集は、国としても取り組むべき重要な課題と認識しております。硫黄島における遺骨収集は、これまで関係遺族等の御協力及び防衛庁の支援を得ながら積極的に推進してまいっております。埋没地下ごうの所在が明らかでないなど困難な事情もござ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 従来から、市町村の国保財政をいろいろ難しくしている要素の一つとして今委員の御指摘のような点があることは私ども認識をいたしております。  国保財政はいろいろな要因が働いて苦境に立つものも出てくるし、これに対応するためにいろんな工夫もしてきた。低所得者のた...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬等の乱用は、人の生命、身体への危害にとどまらず、広く社会的害悪をもたらすものでございます。そして、内部から社会を崩壊させる危険を持ち、また一たん広がってまいりますと爆発的にふえる危険もはらんでございます。そういう認識に立ちまして、麻薬等の乱用防止対策...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 帰国孤児世帯に対しましては、全国六カ所、定着促進センターで四カ月間、まず必要な言葉、生活習慣の指導を行い、それから八カ月間、自立研修センターに通所をさせて、自立支援体制として整備をしてきたわけでございます。その後また、日常生活上の相談、各種指導を行う自立...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 戦後四十五年が経過いたしまして、当時の事情を知る方々が高齢化してまいりましてだんだんと情報が少なくなっているという悩みはございますけれども、御遺族の心情を考えますときに、早期収集には一層の努力を傾けてまいりたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬取締官が職務を遂行中に死亡または負傷した等により障害が残った場合には、国家公務員災害補償法により一般公務員の五割増しの遺族補償年金または障害補償年金を支給することになっております。  また、警察官等に対する特別ほう賞実施要領により、殉職者褒賞金また...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬等の乱用は、本人の生命、身体への危害にとどまらず、社会的な害悪をもたらす重要な問題でございます。  現在、我が国では覚せい剤の乱用が多いという点は先ほど政府委員から申し上げましたが、国際的な問題になっているコカイン、ヘロインなどの麻薬あるいは睡眠薬...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の法律案を御審議いただく過程でいろいろ問題の大きさが浮き彫りをされてまいりましたし、また国際条約に批准をするという問題もございますので、この機会に私ども心を新たにして麻薬問題に取り組んでまいりたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) 麻薬等の乱用は、しばしば申し上げるとおり、人の生命、身体への危害にとどまらず、広く社会的害悪をもたらすものでございます。内部から社会を崩壊させる要素をはらんでおるとさえ言えるわけでございます。また、国際的な交流が盛んになってまいりますと、容易に外から入っ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま挙げられました遺族年金等、いわゆる援護年金の額は、先ほど委員自身申されましたように、恩給の額の引き上げに準じて手直しをしておりますので、恩給の額の引き上げの方が法律によっている現状で、援護年金の方だけを政令に委任することは困難と考えます。ただ、幸...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員が戦争のころのことを振り返りながらの御質問でございましたが、さきの大戦は非常に大きな傷跡を残し、今なおこれが残っておるわけでございます。厚生省といたしましては、そういう戦後処理のうちで特に私どもに付託をされた仕事をしっかりと関係者のお気持ちを体しなが...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力いたす所存でございます。
06月13日第118回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第4号
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○津島国務大臣 渡部委員はすべて御理解の上で御質問いただいていると思いますが、要するにある税制の改正等年次的な物価に対して影響を与える要因が庶民にどういう影響を与えたかということを判断する材料は、やはり消費者物価でございます。それで、年金とかでどういうことをしたかという点は、私か...全文を見る
○津島国務大臣 伊藤委員の御指摘の福祉をめぐる論議を振り返ってみますと、まさに今御指摘のとおり、昭和六十一年六月に政府として二十一世紀初頭の高齢化社会に備え、人生八十年時代にふさわしい経済社会を構築するということで「長寿社会対策大綱」を閣議決定いたしましたが、さらに御党におきまし...全文を見る
○津島国務大臣 委員が御指摘のとおり、この福祉ビジョンをめぐりましていろいろの御論議が国会でございまして、特に六十三年十一月には公明党の方からも繰り上げ実施を強く主張されるという状況がございました。そこで、これまでの論議を踏まえまして「高齢者保健福祉推進十か年戦略」として在宅福祉...全文を見る
○津島国務大臣 十カ年戦略は、次の世紀の本格的な長寿社会に向けて在宅と施設と両方のバランスのとれた福祉サービスの整備をするという見地でつくられておりますので、これを具体的に今イメージしてみますと、在宅の寝たきり老人の世帯については週四回ホームヘルパーが訪問してさしあげられる、それ...全文を見る
○津島国務大臣 そこで個人の負担でございますけれども、基本的な分野につきましては国が負担をする。しかし、例えば一例を挙げますと、飲食費等の実費として具体的に一定の限度までは利用者が負担をする。その辺のところは委員からも、もう少し具体的にPRをしろというお話がございますけれども、社...全文を見る
06月14日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第11号
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○津島国務大臣 老齢化の波が日本じゅうの地域 社会を覆っておること、委員の御指摘のとおりでございます。我が国は昭和六十年でとってみましても約四割の市町村が既に一五%を超える老年人口比率を示しておりまして、そういう意味では既に西独の一五・二%や英国の一五・三%の水準に達していると...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、ゴールドプランによりまして、二十一世紀に向けてこれから貴重な十年間に何をしなければならないか、アウトラインはお示しすることができたわけでありますが、これを実行していく場合に何と申しましても大切なことは、地域社会の実情に応じた、本当にきめの細かい...全文を見る
○津島国務大臣 大変温かいお励ましをいただいて、ありがたいと思っております。  御質問の最初のところで精神薄弱者対策について一言お触れになりましたので、私の所感の一端を申し述べたいと思いますけれども、やはり近代社会におきましては、障害者の方も高齢者の方もおられるのが自然な社会で...全文を見る
○津島国務大臣 最初に申し上げますが、社会党で部会長として福祉問題に指導的な役割を果たしておられる川俣委員に、福祉全般についてこれまでもいろいろと御提言もいただき御協力をいただいていることについて、心から敬意を表したいと思います。  さて、出生率の低下の問題でございますが、今委...全文を見る
○津島国務大臣 児童手当制度は現在平成三年五月までの措置としての特例措置で組み立てられておるわけでございますから、当然その見直しの時期に来ておるわけでございます。そういう中で出生率の低下あるいは女性の社会進出等児童や家庭をめぐる環境変化が大きく脚光を浴びておりますので、現在中央児...全文を見る
○津島国務大臣 介護手当については本委員会におきましても、また予算委員会におきましてもこれまで御議論がございました。私は今までお答えしておりますのは、まず、家庭における在宅介護を充実するということが、求められているわけでございまして、そういう具体的な地域社会のニーズにこたえるとい...全文を見る
○津島国務大臣 このたび高齢化社会に対応するための十カ年計画とあわせまして具体的な制度改正をお願いしておりますが、その基本にある精神は、ただいま委員が仰せられたように、国がやはり最終的には高齢化社会に対する対応の責任を持つということで貫かれておるわけでございます。そういうことの中...全文を見る
○津島国務大臣 伊東委員の御指摘の点は大変重要な問題でございます。冒頭委員御指摘でございましたが、今までホームヘルパーの仕事は日本の法制のどこにも全く存在しなかったわけです。今度のこの法改正で初めて法律上の公の制度としてあらわれてくるわけです。あらわれてくる姿が、先生も法律家です...全文を見る
○津島国務大臣 これからの医療のあり方についての委員の御指摘、私は大変同感しながら承らせていただきました。また、最近医療の専門的な立場にある方々、医師会の方々もそうでありますけれども、今御指摘のような、人間全体を見た医療を心掛けなければならない。それから、そういう意味ではプライマ...全文を見る
○津島国務大臣 福祉をめぐる国民負担について御関心をいただいた点、大変ありがたいと思っております。これからの福祉政策を進めていく場合に、同時に国民にどれだけの負担をお願いするかということを私どもは避けて通れないわけでございます。それであるがゆえに我々は苦労するわけでございますし、...全文を見る
○津島国務大臣 政府委員からお答えをいたします前に、先ほどの問題についてもう一度私から、大変恐縮でございますが、申させていただきます。  委員から、具体的に将来明るい展望を示せるような説明をしてほしいとおっしゃったわけでありますが、そこで、この今度のゴールドプランにもございます...全文を見る
○津島国務大臣 委員から大変御熱心な御質問がございまして、私も全力を挙げて御説明に努めたわけでありますが、全体として今おっしゃったように受けとめていただければ幸いと思います。私としては、二十一世紀まで残す貴重な十年間にこれだけのことができれば、一応国民の皆様方にまずまず安心してい...全文を見る
○津島国務大臣 高齢化社会は、具体的に言えば、我が国が平均寿命八十年という長寿国になった結果、二十一世紀には国民の四人に一人が六十五歳以上の高齢者になるということでございますが、その社会をどうイメージするかということについて、これは我々の努力の裏腹で考えられる将来の姿ではないであ...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘の児童手当でございますが、現在の制度は平成三年五月までの措置として特例措置が実施されておるわけでございます。そういう意味で、今後の児童手当制度のあり方については検討しなければならない段階に参っております。  今御議論になっております出生率の低下、女性の...全文を見る
○津島国務大臣 そのように受けとめていただいて結構です。
○津島国務大臣 お気持ちにおいて全く同感でございます。  先般、長寿社会の問題を議論する閣僚懇談会がございまして、私から特に二点申し上げたわけであります。「高齢者保健福祉推進十か年戦略」を着実に実現したいということと、それから出生率が低下をしておる、しかも委員御指摘のとおり、そ...全文を見る
○津島国務大臣 二十一世紀の我が国の社会を決める要因としては、一方に高齢化がございますし、また同時に、次の世代がどのくらいの数になるかという出生率の動向がございます。そのような意味で、出生率が減少の一途をたどっているということは、我々にとって極めて憂慮すべき事態であると思っており...全文を見る
○津島国務大臣 非常によく知っております。そして大きな問題であると思っております。  病院に入ったままで、機能をだんだんと失って寝たきりになってしまう方々、原因はいろいろあると思いますけれども、やはり病院における医療と介護のあり方に改善を加えるべき点があるんではないであろうか。...全文を見る
○津島国務大臣 長い間福祉の現場で活躍された岡崎委員の御質問でございますから、大変具体的な御指摘が幾つかございました。私、ほんの二つ、三つ気がついたところだけを申し上げさせていただきます。  第一に、病院の現場についての話の最後のところで、非常にお年寄りがひどい待遇を受けている...全文を見る
06月15日第118回国会 衆議院 社会労働委員会 第12号
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○津島国務大臣 今回の改正案によりまして、施設への入所決定事務が町村へ移譲される等、市町村事務が強化をされなければならない、そのための体制整備を従来以上に力を入れて進めてもらいたいという委員の御指摘はそのとおりであろうと思います。そこで今後、人材の確保のために町村職員の研修等も盛...全文を見る
○津島国務大臣 私も、この介護支援センターを最初にイメージしてみますときに、その機能が公的保健福祉サービスについての行政窓口への仲介をするということであるとすれば、やはり市町村が住民のニーズをきちっと酌み上げられるように責任を持って組み立てなければいけないなというふうに考えました...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま政府委員から御答弁申し上げましたように、これからきめの細かい在宅福祉サービス、地域における福祉の出前と私は言っておるわけでありますが、そういうものを組み立てていくわけでございまして、それが例えば法律上は居宅生活支援事業、こう言われておるわけですね、これは法...全文を見る
○津島国務大臣 保健婦、看護婦数の問題、計画的な見通しを立てなければならないという御指摘、そのとおりでございます。そして、今の看護婦の需給見通しができましてから後、十カ年戦略等いろいろな施策の展開が行われている中で、今のとおりでいいですかと言われれば、私はやはり見直す必要があると...全文を見る
○津島国務大臣 新しい福祉への出発に当たりまして、例えば地域でつくられる老人保健福祉計画が市民のニーズに的確にこたえるものでなければならない、そのために計画の策定、推進に当たって住民の意思を反映させなければならない、委員の御指摘、全く同感でございます。これを今後進めていく上におき...全文を見る
○津島国務大臣 お答えいたします。  例えば現行の老人福祉法でも「国及び地方公共団体は、老人の福祉を増進する責務を有する。」ことを明らかにし、施設の入所等の福祉の措置は地方公共団体により行われることとし、その費用については国及び地方公共団体が負担することとするなど規定されており...全文を見る
○津島国務大臣 お答え申し上げます。  入所措置の事務の移譲に伴い、地方交付税上の措置として必要な人員の増員を盛り込むことといたしております。また、今回の改正に伴い、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」を踏まえた在宅福祉サービスの大幅な拡充と老人保健福祉計画の策定を進めることといた...全文を見る
○津島国務大臣 都道府県の福祉事務所につきましては、入所措置等の事務が都道府県から町村へ移譲されることとなりますが、他方、都道府県の事務として、老人、身体障害者を通じ、在宅施設を通じる市町村相互間の連絡調整や市町村に対する情報の提供、技術的支援の事務、広域的見地からの実情の把握、...全文を見る
○津島国務大臣 お答えいたします。  今回の改正法案におきましては、在宅福祉サービスを施設福祉と並ぶサービスとして法定し、社会福祉事業に追加する等、法律上その位置づけを明確にするとともに、市町村が施設福祉と在宅福祉を総合的に実施するとともに、特に在宅福祉について積極的な実施の努...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、精神薄弱者福祉等につきましても、障害者が家庭や地域で通常の生活を送ることができる社会づくりというノーマライゼーションの理念に沿って社会復帰対策を推進しなければならないと考えております。このため、地域で通うことができる通所の更生施設や授産施設、さ...全文を見る
○津島国務大臣 今回の法改正は、来るべき二十一世紀の超高齢社会の到来を目前に控えまして、これを活力ある長寿・福祉社会として迎えるための礎となるものとして提案をさせていただいたものでございます。この改正によりまして、住民に最も身近な市町村において福祉サービスを一元的かつ計画的に提供...全文を見る
○津島国務大臣 委員御指摘のとおり、高齢化が進んでまいります中で、我々に対するきめ細かい福祉の需要はまことに大きいものがあると思います。そういう需要にできるだけおこたえをするという必要があるわけでございますが、また、努力をいたしたいと思いますが、今回のこの法改正はこれから十年間で...全文を見る
○津島国務大臣 私の気持ちの中にはそれはございますが、とりあえずは、厚生省といたしまして責任を持って対応できるものとして、十カ年計画でお示ししたところをまず間違いなしに実行するということで御理解をいただきたいと思います。
○津島国務大臣 まさに、地方団体あるいは地域社会で創意工夫をして組み立てていただく福祉の仕事を支援をし、育てていくというための制度改正でございます。
○津島国務大臣 いいものであれば、我々のお示ししているものを超えてやっていただいても結構でございます。
○津島国務大臣 委員御承知のとおり、ノーマライゼーションという言葉の意味は、障害者の方も高齢者の方もおられる社会が自然の社会である、そういう気持ちの中から平等と完全参加というものが生まれてくる、そういう社会にしなければならないという意味であろうと思います。  実は、私は外国語を...全文を見る
○津島国務大臣 私の理解しておるところでは、ハンディキャップのある方がおられるのが自然な社会であると同時に、すべての人間が何がしかのハンディキャップを持っているんだ、だから同じ気持ちである、困ったときにはお互いに支え合うというのは我々の人間としての基本的な姿でなければならない、そ...全文を見る
○津島国務大臣 この言葉がどこから来たか聞いてみましたら、実は外国語を片仮名にしたところから来たようでございます。英語でフィーブルマインデッドネスということになっておるのですけれども、英語におきましてもおかしいじゃないかという議論が出てきておるようでございまして、例えば発達障害と...全文を見る
○津島国務大臣 私が福祉の現場をいろいろ見て回りまして、都会で最大の問題は、やはり土地の高騰と土地不足であるということが当然のことながらわかってまいりました。そういう中で福祉施設をつくっていくためには、今委員の御指摘のとおり貴重な公共用地を複合的に使わせていただく以外にないと確信...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力をいたす所存でございます。     ─────────────
○津島国務大臣 食鳥検査を適正に実施していくためには、教育訓練、研修等が必要でございます。この教育訓練及び研修会に要する費用につきましては、この食鳥検査法の円滑な施行を図る観点から必要な予算を計上しておるところでございますが、今後とも本制度の定着に必要な措置については予算面でも着...全文を見る
○津島国務大臣 食鳥肉の安全性確保を目的とした今回の法律制定でございますが、その結果として食鳥処理施設の改善が必要になると思われます。その場合に、可能な限り処理業者に経済的な負担とならないような配慮は当然必要であろうと思います。御指摘の政策措置につきましては、食鳥検査法の円滑な実...全文を見る
○津島国務大臣 ただいまの御議論を聞いておりましても、食品流通が大変多岐にわたり、また国際間の取引も多くなる、新しい農薬等が出てくる、こういう中で、国民の健康を守るという立場から食品の安全確保は極めて重要かつ困難な仕事になってきたと認識をいたしております。従来より食品衛生法に基づ...全文を見る
○津島国務大臣 新しい食鳥検査法の制定をお認めいただきたいというわけでございますが、この法律に基づいて検査をし国民の健康を守らなければならない、その一方で検査を担当していただく方々、また、一般の生産者の方々にもよく趣旨を理解し協力していただかなければならない、また、これまで営々と...全文を見る
○津島国務大臣 ただいまの食品衛生法第五条一項、二項の問題ですが、私は、法律として非常にできの悪い法律だと思います。ただし、現在こういう形になっておりますから、行政機関としてこれについてはとやかく申しませんが、検討しなければならない不均衡な問題があるというふうに考えます。  な...全文を見る
○津島国務大臣 委員の御心配の点につきましては、今後私としても関係大臣と積極的に話をいたしまして、必要な助成措置の拡充をいたしたいと思います。
○津島国務大臣 このたび食鳥検査の制度を確立するための法律の御審議をいただいたわけでありますが、これをめぐりまして、国民の健康を守るという立場からたくさんの御質問、それから御提案をちょうだいをいたしました。食鳥検査の制度を初めとして、食品衛生の目的を達するためにいろいろとこれから...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま御決議になりました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして、努力いたす所存でございます。     ─────────────
06月18日第118回国会 参議院 本会議 第16号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明申し上げます。  二十一世紀を十年後に控え、人口の高齢化が急速に進行する今日、国民が健康で生きがいを持ち安心して生涯を過ごせるような明るい活力のある長寿福祉社会をつくり...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 日下部議員の私に対する御質問は四点ございました。簡明にお答え申し上げます。  第一点は、福祉と保健・医療、在宅福祉と施設福祉との連携についてのお問い合わせでございました。  福祉と保健及び医療あるいは在宅福祉及び施設福祉との連携につきましては、組織間...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 木庭議員の私に対する御質問、数点ございますが、できるだけ簡潔にお答え申し上げます。  まず第一に、今回の改正によりて市町村の福祉施策の水準に格差が出るのではないか、ナショナルミニマムを設定すべきではないかという点でございます。  在宅福祉サービスは地...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) まず最初に、勝木議員から出生率の低下について私の所見も求められております。  出生率の低下につきましては、総理からもお答えがございましたが、児童自身のみならず経済社会全般にわたり我が国の将来に影響を与える大問題であるということについては、委員の御指摘の...全文を見る
06月19日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第9号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいま議題となりました老人福祉法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  二十一世紀を十年後に控え、人口の高齢化が急速に進行する今日、国民が健康で生きがいを持ち安心して生涯を過ごせるような明るい活力のある...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今おっしゃった人間のプライド、自由、プライバシー、その点はそのとおりだと思います。その点をもし非常に重視するのならば、私は在宅で十分な介護を受けられるということも一つの選択肢ではなかろうか。我々が今度在宅の介護についてこれだけ熱心に取り組んでいるのは、自...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 一般論から申し上げますと、委員のおっしゃっていることは実は反論のできない立派なことをおっしゃっているわけでありますけれども、ただ、特別養護老人ホームというのはどういう機能を求められているのか。要するに、常時重い介護を受けなければならないということでお入り...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの療護施設等につきまして、地域のニーズに応じ、また利用者、すなわち障害者の御本人の利用しやすいように工夫をしていけと、そのことはもうそのとおりでございまして、これからも積極的に努力することをお約束したいと思います。  それで、先ほどからずっと委...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 大変御熱心な御質疑いただきまして、私どもも参考になった点がございます。  委員の御質問の中で浮き彫りにされてまいりましたが、今回の法改正、それからいわゆる十カ年戦略あわせまして、私どもは地域福祉のネットワークづくりがこれから始められるというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今、堀委員と政府委員の質疑をずっと聞いておりまして、一つ私自身勉強になりましたのは、身障福祉法をめぐって歴史的な変化が起こっておる、その中で基本的な理念と申しますか考え方がだんだん熟してきて、そして最後には完全参加と平等という、あるいはノーマリゼーション...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 有料老人ホームは、多くの方々のついの住みかになるわけでございますから、万が一にもそこでふぐあいが起きて、そしてお年寄りが寄る辺もなしに、また行き先不安なまま閉鎖になるということがあってはならないと思います。そういう意味で規制の強化は当然必要でございますけ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の法改正に当たりまして、多くの関係者の御理解と御関心をいただきましたことに感謝をいたしております。  福祉社会は、政府及び地方公共団体の各種の施策のみならず、ボランティア活動など国民各層の社会連帯に基づく活動が地域において有機的効率的に結びついて初...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 身体障害者福祉法の目的を明らかにしております第一条についてでございますが、完全参加と平等の理念に沿いまして昭和五十九年の身体障害者福祉法改正に際して国会の附帯決議等で指摘された幅広い障害者福祉の考え方に立脚したものとするために、「身体障害者の自立と社会経...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) この法律が成立いたしました後、施行通知などあらゆる機会をとらえまして、身体障害者の完全参加と平等、ノーマリゼーションの理念というものの周知徹底を図ってまいりたいと存じますので、委員各位の御協力もお願いを申し上げます。
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会を迎えまして、在宅の患者や要介護老人に対して適切に保健、医療サービスを提供するという立場から、看護職を中心としてマンパワーの確保がまことに重要になると思います。現場に精通したお立場から適切に問題点を御指摘いただいて、私どもも参考にさせていただき...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会をどういうふうにイメージするか、先生のいろいろな御指摘、私はもっともだと思います。今大部分の方に伺うと、何となく不安だというのが本当の気持ちだと思います。私どもみんなそうだと思います。これはまあ未知への挑戦でございますし、それから後ほど御議論出...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) さように聞かれれば、今の一・五七という水準はこれはいかにも低過ぎる。  ちょっと蛇足を申し上げてよろしいでしょうか。昨日、アイルランドの保健大臣の訪問を受けまして、日本の長寿社会についてよく勉強してこられたようで、アイルランドよりもはるかに長いと言って...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 福祉の型については、トータルで福祉のための負担がどうであるかという議論を余り不用意にやれない面がございますね。例えば医療保険はいいが、その所得保障に問題があるとか、国によって違いますので、委員御専門でいらっしゃるから後でしかられないように、まずそういう条...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの先生のお話、そのとおりであればいいなと思いながら聞かさせていただきましたが、若干そのとおりであればいいと思いつつも私の理性を曇らせる幾つかの点を申し上げますと、第一点は、これはもう委員御承知のとおり、日本とほかの先進工業国との高齢化比率、二〇一...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 寝たきりの状況は御当人にとりましてもまことにぐあいの悪い生活の状況でございますばかりでなく、介護する御家族を初め周りの方にも大変重い困難を伴う可能性がございます。このため、十カ年戦略の中で寝たきり老人ゼロ作戦を柱として位置づけまして、寝たきり防止に向けて...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 入所措置権等が地方へ移譲されるということに伴いまして、国の責任はどうなるのかという御質問でございますが、法律上もはっきり書いてございますように、国は地方公共団体とともに、老人の福祉を増進する責務を有し、またこのたび定められたいろいろな仕事について、はっき...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) まず、介護手当の創設の問題でございますが、昨日も本会議でお答えをいたしたのでございますけれども、家族による扶養が一般的に行われている我が国の状況の中で、介護手当というものがどういうふうな位置づけになるのかという問題、それからまたその効果がどのように及んで...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員が御指摘の今回の法改正で、国と地方と両方で仕事をやるのだけれども、いささかも国の責任において後退はないであろうなという点はいささかもあってはならないと思っております。  法律的にも、委員通読していただければおわかりのとおり、はっきり国は責務を負うと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 市町村によってサービスのばらつきがあってはならない、おっしゃるとおりでございまして、国としてお約束をした一定の水準の福祉サービスは全国津々浦々どこにでもお届けをする責任を負っておると思います。そのために必要な地方財政上の配慮は、自治大臣、大蔵大臣ときちっ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今度の十カ年計画は、もとより我が国の福祉を困難にならしめる可能性のある最大の問題はマンパワーの問題であろうと思います。委員御指摘のとおりであろうと思います。学校を出た方が本来学んだところへ行かないというのは、例えば保母さんとか、それから場合によっては看護...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 介護手当の問題についてまず申し上げますが、私は介護を必要とする御家庭への国の責任に線を引いて申し上げているわけではないわけでございまして、要するに介護手当というものが本当にどういうふうに機能するかということを考えてみた場合に、どこの御家庭でもほとんどそう...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) これからの我が国の福祉を向上強化させるためには高齢者にとどまらず身体障害者、精神薄弱者、児童、母子等の問題についても同じように積極的に取り組むべしと、そのとおりであろうと思います。そういう観点から今御提案を申し上げております法案は関係の八法案、八法律につ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 十カ年戦略を実現していくこれからのステップということでございますけれども、毎度お答えをしておりますように、年々の予算編成を通じまして着実に事業を広げ、予算を確保してやっていく。その間地域の方では地域の福祉サービスの仕上げのための努力をしていただく。そして...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) シルバー一一〇番は、大変西川委員の御協力をいただいて反響が大きいということで私どもも喜ばせていただいております。この制度の一層の充実を図って御期待にこたえたいという点は今政府委員から申し上げたとおりでございますが、こういう相談体制のPRというのは、法律に...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 父子家庭の問題、私どももし仮にそういう立場に置かれたらどうだろうなと考えますと、本当に深刻だと思います。先進国の例を見ますと、日本ではそうあってもらいたくないんですけれども、父子家庭というのがかなりふえて映画の材料になったりしておるわけでありますが、父子...全文を見る
06月20日第118回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(津島雄二君) 森議員の私に対する御質問は、生涯学習社会への移行に対応し保育体制の整備はどうなっているかという点でございます。  保育対策につきましては、保育ニーズの多様化に対応いたしまして、乳児保育、延長保育等の充実、一時的保育事業の創設などを図ってきたところでござ...全文を見る
06月21日第118回国会 参議院 社会労働委員会 第10号
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○国務大臣(津島雄二君) 我が国の社会保障制度は、これまでも年金、医療、福祉の相互連携に配慮しつつ、国民生活の安定と福祉の向上を図るために推進を図ってまいりました。  御指摘のとおり、社会保障給付費を見ますと、欧米諸国と比較してその全体に占める社会福祉サービスの比率が低いことは...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 出生率の低下は、本会議におきましても御議論させていただきましたように、私は大変重要かつ深刻な問題点であると受けとめさせていただいております。特に、人口が適正水準であればいいじゃないか、出生率はそんなに気にする必要はないじゃないかというような議論をされる方...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の法案によりまして、地方公共団体が老人保健、福祉計画を策定してまいりまして、これがゴールドプランの着実な実現に向けて計画的にそれぞれの地域で取り組まれ、進められていくわけでございます。  私どもの立場から言えば、この十カ年戦略の目標の達成が全国津々...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の老人福祉法等福祉関係八法案の改正でございますが、二十一世紀の本格的な高齢社会を目前に控えまして、高齢者、障害者等の福祉の一層の増進を図るという観点から御提案させていただいたものでございます。住民に身近な市町村において、在宅福祉サービスと施設福祉サー...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 障害のある方もない方もともに地域や家庭で暮らしていけるような社会をつくるとの観点に立ちまして、今回の法改正は住民に身近な市町村において福祉サービスを総合的に提供できる体制を整備する、そして障害があるために日常生活を営むのに支障が生じた場合であっても住みな...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ホームヘルパーを初めといたしますマンパワーの確保の問題は、在宅福祉を推進する上で最も重要な課題と認識しております。マンパワーの確保については、これまでも処遇の改善、活動費の引き上げ等を図ってまいりましたが、引き続きその改善に全力を挙げますとともに、社会的...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、高齢化対策と児童、家庭対策は車の両輪であるという意味におきまして、出生率が非常に低下したということは大変に深刻な問題だと思っております。  このために、児童養育の基盤である家庭に対する支援の対策を強化するとか、遊び場の整備など地域に...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 公共投資十カ年計画については、その作業の現状は経済企画庁から御説明のとおりでございますが、厚生省といたしましては、今後のゴールドプランの達成を初め多くの課題を有しておりますので、国民の期待にこたえ、質の高い我が国社会をつくってまいりますために必要な事業は...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の法改正は、来るべき二十一世紀の超高齢社会の到来を目前に控えまして、これを活力ある長寿・福祉社会として迎えるための礎となるべきものとして提案させていただいたものでございます。  この改正によりまして、住民に最も身近な市町村において在宅福祉、施設福祉...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御決議になられました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重いたしまして努力をいたす所存でございます。
10月03日第118回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(津島雄二君) 御指摘のとおり、産業廃案物の問題は大変深刻な状況になってございます。去る通常国会におきましても、本院におきまして、また衆議院におきましても、何回か大変真剣な御指摘を受けまして、私もこの問題に根本的なところから取り組んでまいりたいという答弁をしたところでご...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま委員御指摘のような御質問が既に通常国会でもございまして、私はその御答弁で、法改正を含めて検討をいたしますとお答えを申し上げているとおりでございます。そういう中で、ただいまお話がございましたように、排出量の多い県から広域に廃棄物が移動をしていく、そ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 御指摘の、問題の緊急性にかんがみまして、提出する方針で今御審議を急いでいただいているところでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 技術的な点は事務当局から補足をしてもらいますが、ただいま委員の御指摘の点は私も同感でございまして、いわゆる排出者責任という基本的な考え方が明らかにされている中で、これを担保するための法整備が必要ではないであろうかという問題点がございます。  それから、...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御指摘のございました、不法投棄された場合の原状回復の問題につきまして、その履行を確実にするにはどうしたらいいか、それから不法投棄を行った者が不幸にして不明である場合にどうしたらいいだろうか、こういうような問題点がまさに今後緊急に検討すべき問題に含...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま御指摘の点がまさに先ほど私が申し上げました公共関与が求められているという点でございまして、まさに御指摘の点を含めて適切な対策を早急に打ち出してまいりたいと考えております。
○国務大臣(津島雄二君) 私どもといたしましても、水俣病事件は、和解の勧告で述べられておりますように歴史上類例のない規模の公害事件であり、被害の深刻さと原告の方々の高齢化等を考えますと、この事件が現在もなお未解決であることは大変遺憾であると思っております。  しかしながら、この...全文を見る
10月04日第118回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいま我が国の社会保障制度につきまして、過去の経緯を振り返りながら基本的なお考えを示されたわけでございますが、私は、大浜委員と全く認識を一にしておるものでございます。  その第一は、我が国が四〇%前後の負担をもちまして今日の社会保障制度を今維持できて...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私は、我が国の社会保障制度の中で最も誇るべきものの一つが国民皆保険である医療保険であろうと思います。先ほど各国における民間医療保険の加入率の数字の御披露がございましたけれども、あれは委員も御指摘のとおり、非常に、正確に理解をするには難しい数字でございまし...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私、就任いたしましてから大変びっくりしておりますのは、欧米のいわゆる先進国と言われている国々から視察団が我が国の医療制度そして医療保険制度について勉強においでになるケースが非常にふえておるということでございます。先般もフランスの上院の社会労委員会の方々が...全文を見る
10月17日第119回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(津島雄二君) 浜本議員の御質問のうち私からお答えすべき第一点は、高齢者保健福祉推進十カ年戦略についてでございます。  高齢者保健福祉推進十カ年戦略は、二十一世紀の本格的な高齢化社会を明るく活力のある長寿福祉社会とするため、今後十年にわたりまして在宅、施設等の保健福祉...全文を見る
10月22日第119回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(津島雄二君) 下村委員が常に政治の中で福祉の心を持っていただいていることに敬意を表したいと思います。  今御指摘のすべての人が明るく暮らせる社会づくり懇談会は、御案内のとおり、平成四年で国連障害者の十年の事業が終了いたしますので、この際、国内に高まってまいりましたそ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 障害者に対する考え方は先般お答えいたしましたとおりでございまして、そういう意味では米国障害者法は高く評価をいたしております。ただ、我が国の現在の法体系のもとでは、各種の障害者対策を現行法のもとで心身障害者対策基本法を柱として具体的に実現していくというのが...全文を見る
10月30日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第6号
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○津島国務大臣 委員御承知のとおり、私どもは先遣隊を派遣するという仕事を担当いたしまして、既にこの種の業務に参加する方の選任という経験を持ったわけでありますけれども、今度の法律では、業務に支障を来さない範囲内で協力をということでございまして、私どもは、当面の医療サービスについての...全文を見る
10月31日第119回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(津島雄二君) ただいまの種田委員と政府委員のやりとりを大変興味深く拝聴させていただきました。私も長い間企業会計等を見る立場におりましたので、先生の御指摘もなかなか鋭い点があるなという感じはいたしております。  御理解をいただいたようでございますが、年金福祉事業団とい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま委員御指摘のとおり、出生率の低下の問題が大変関心を集めておりまして、私は、関心を持ち大いに議論していただく環境ができてきたという意味で、大変ありがたいと思っております。  一・五七という数字は、要するに御夫婦二人で一・五七でございますから、この...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 児童扶養手当の問題は、これまで大変いろいろ議論があった点は委員御存じだと思います。離婚をされて母子家庭になられた方々に社会の応援の手を差し伸べるというこれは基本があったわけでございますが、この制度とそれから民法上の制度との間でいろいろな問題が起こってまい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員の御指摘の点は理解できるところでございますが、また繰り返すようでございますが、委員の方も御理解をいただきたいのは、父親として認知をした者については、基本的にはやっぱり父親の責任を果たすという社会の、法制度の筋も通させていただきたい。  そこで問題は...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) HIVの問題は、世界的にもまだ大きな課題を残しておると思います。この問題に対する対策として何よりも必要なことは、正確に実態をとらえるということだと思います。その実態をとらえるための第一歩が検査でございますし、その検査が支障なしに行われるためにはプライバシ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 廃棄物行政について、大変厳しい御指摘がございました。現行法に基づいて一生懸命行政の方も努力をしておるわけであります。  大変厳しい御指摘でございますが、私からもお願いを申し上げたいのは、通常国会におきましても、本院におきましても衆議院におきましても、極...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま西岡委員の御地元の事情を拝聴いたしまして、私も身につまされる思いがいたしましたのは、私の地元もちょうど首都圏からの産業廃棄物が延々とみちのくへ走ってきて、今御指摘のような問題をたくさん起こしております。この現象がどこから来たかと申しますと、産業廃...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 廃棄物の処理のあり方についての多くの要望、御意見がございまして、今の委員の御指摘は、そのうちの非常に重要な点であろうと思っております。生活環境審議会におきましてもこういう要望を踏まえつつ検討いたしておりますので、できるだけ御意に沿うような方向で成案をまと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私どもの仕事について、大変ありがたい叱咜激励でございまして、いろいろ人員、予算の確保については実は来年度予算でも積極的な要求をいたしております。まだ折衝の前段階でございますから中身を申し上げるあれではございませんが、積極的に取り組まさせていただきたいと思...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) さきの大戦は、我が国民はもとより近隣諸国等に甚大な影響、被害を与えたものでございます。そのような意味で、まず近隣諸国に対していろいろと御迷惑になることがあった。そのことは率直に反省をし、また今後決してそういうことがないように自戒をして、国政を進めていくと...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私は、まず最初に政治家の心構えとして申し上げたわけでございますが、いわゆる戦後処理の問題ということになり、法律上の問題ということになりますと、ここに非常に難しい問題があろうかと思っております。すなわち、広範な国民が被害を受けられた中で、国民の貴重な税源を...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 私どもに分担を求められておる点について、先ほど申し上げた援護の仕事を御指摘申し上げたわけでございます。
○国務大臣(津島雄二君) 所管が当時の船の所属の関係で運輸省ということでございますので、運輸省の方から答弁をしていただきたいと思います。
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会を迎えまして、私どもが授かる一本一本の歯の大切さというものはますます大きくなってきております。そういう意味で、八〇二〇運動、八十歳になっても健全な多くの歯を残すという運動は、まことに時宜を得たものであるというふうに考えております。  私といた...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国連決議を踏まえました平和回復のための国際協力でございますが、我が国が国際社会の一員として人的な側面から積極的な貢献を行うということは極めて意義深いものでございまして、最近のいろいろな論議を見ておりましても、このことについては大多数の国民は理解をしておら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいまの看護婦さんの宿舎の問題について、いろいろやりとりを拝聴しておりましたけれども、私も公的宿舎のこれまでの政策を見ておりますと、量的に非常に不足だという点に着目をしまして一生懸命つくるのはいいんですけれども、できて間もなくたってみると、世の中の変化...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 看護婦さんが本当にありがたいと思うのは、だれしも入院したときであろうと思います。入院をしたときに診療し、指導していただく、あるいは手術していただくお医者さんも大変ありがたいわけでありますけれども、しかし、ほとんど大部分の時間患者の面倒を見ていただくのは看...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 看護職員の需給見通しにつきましては、一定の目標を立てて平成六年の需要は九十三万五千人という見通しを一応持っているわけでございまして、その見通しに対しては不足はしないでいけそうだと今政府委員から御答弁をいたしました。私もその点はそうだと思いますが、しかしま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 委員御指摘のとおりでございまして、私は今後高齢者保健福祉推進十カ年戦略等の新たな需要にも対応するということも考え、看護婦の需給計画について新たな見直しが必要であると考えております。  厚生省においてもそのような認識に立ちまして、省内に保健医療・福祉マン...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 計画の上では、不足が心配されるというのは、先ほど申し上げましたようにニーズが非常にふえている、需要がふえている。その背景といたしまして、医療が高度化して専門化した。それから高齢化が進展して病床等がふえていくとか、それから福祉との接点ですね、福祉施設を初め...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) あります。今見ております。
○国務大臣(津島雄二君) 高齢化社会を支えるために看護職の方々に御活躍をいただきたい、また、看護職の仕事について国民一人一人が理解を深めて盛り立てていただきたいという観点から、本年八月に有識者の方々から看護の日の制定をしたらどうかという御提言をいただきましたので、現在、厚生省でも...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 厚生省の所掌事務に関連をいたしまして、侵害行為であれあるいは行政指導であれ、要するに行政手続制度について極めて法律的に的確な御質問をいただいておったと思います。  行政を進めていく上におきまして、行政法上勝負のついてしまった権利関係だけで対応できないい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 産業廃棄物の量が著し くふえている中で、今委員御指摘のようないろいろな問題が出ていることはそのとおりでございます。けさの本委員会の御審議でもいろいろ答弁させていただきました。また、先国会におきましても本院で多くの御質問、御指摘を受けた次第でございます。...全文を見る
11月01日第119回国会 参議院 社会労働委員会 第2号
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○国務大臣(津島雄二君) 原爆死没者の方々に対する国の弔意のあり方につきましては、従来は毎年行われる広島市、長崎市の死没者慰霊式典に総理大臣や厚生大臣が出席いたしまして、哀悼の誠をささげるとともに、その式典の開催費や遺族の参列に助成をさせていただいておりますほか、八月十五日の全国...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 昨年度本院におきまして原爆援護法が可決をされたということは私どもは重く受け取っている次第でございます。  原爆被爆者対策につきましては、原爆放射能による健康障害という特別の犠牲に着目して、その実態に即した対策の充実を図るという考え方で来たわけでございま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 昨年の改正によります学生への国民年金の適用は、学生に対して万一のための障害年金の保障をつけてあげたいとか、それから長い生涯にわたって満額の老齢年金を確保してあげたいとか、それなりの政策目標があったわけでございまして、この点は委員もよく御理解いただいておる...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) このたびのしらさぎ幼稚園の事故は大変痛ましい事故でございまして、委員御指摘のとおり、いたいけな子供さんの生命が奪われたということを私どもは重く受けとめなければならないと思っております。  これが対策といたしまして、再発防止を図らなければならないわけであ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 水俣病事件は、その被害の深刻さにおきましても大変重大な事件でございまして、また痛ましい事件でございました。この件について委員ももう当然御存じであろうと思いますけれども、水俣病患者として医学的にはっきり認定を受けた方が二千九百人おられて、この方々以外に治療...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 平成元年度の訂正平均出生率が一・五七と発表されまして、これまでも大変警鐘を乱打する声がございましたが、さらに一層国民各層の子供さんの問題、子育ての問題に対する関心が高まったのを私はそれなりによかったと思っております。  子供さんが少ない、出生数が低下し...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 諸外国の児童手当と比べて、いろいろこれからの制度のあり方を検討しなければならない段階が近づいておるわけでございますけれども、と申しますのは、今の児童手当の制度が来年の五月までの暫定措置ということになっておるわけでありますから、いずれにしてもこれは検討しな...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今回の事件は、いたいけな子供さんの命を奪うというような非常に重大、深刻な事件でございまして、二度とこのようなことがあってはならないというふうに考えております。  これが対策といたしましては、まず公衆衛生の面で、また予防医学の面で格段の御努力をいただきた...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 大変高桑委員の御専門の分野で、私どもに役に立つお話をいただきましてありがとうございました。  国内における安全な飲料水の確保、そしてまた外国への協力、きょう御指摘のあったいろいろな点につきまして今後の行政に生かしてまいりたいと思います。ありがとうござい...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 看護職員の問題について大変世論が注目をしていただいておることを強く感じております。こういう世論の高まりにつきましては、私も一つの役割を果たしたんではないであろうかと思っておりますだけに、これが対策の確立については責任が重いなというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今のお話いろいろごもっともな点がございます。来年の看護婦養成力の拡充につきましては、予算面では非常に大幅な増額を要求しているということを申し上げますとともに、今後とも全力を挙げて努力をいたすことをお約束いたします。
○国務大臣(津島雄二君) 引き続き努力をいたします。
○国務大臣(津島雄二君) 医療におきまする看護サービスの重要性は、委員御指摘のとおり、私も十分認識をいたしております。また、そのために多くの御提言があることもよく承知をしております。  私どもとしては、絶えずこの問題の重要性にかんがみ、関係者が集まって検討をさせていただいておる...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 小規模授産施設の問題につきましては、粟森委員と私とこの五月に予算委員会で御論議をさせていただいております。そのときにも私申し上げましたように、自然発生的にそういうニーズがあるんだということは申し上げました。今お話伺ってますます具体的に問題点を詰めてみなき...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 今政府委員から御答弁いたしましたように、いろいろ具体的に細かく勉強しておるわけでございますが、来年度の予算がよりよいものになりますように、先生のいろいろな知識、経験も活用させていただきまして、アドバイスをいただきたいと思います。抽象的な議論でなくて、一歩...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 本格的な高齢社会を迎えまして、名実ともに長寿・福祉社会というものができるかどうかということについて、ホームヘルパーさんを中心とするマンパワーの確保が予定どおりできるかどうかが成否のかぎを握っていると考えております。このホームヘルパー等のマンパワーの問題に...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 国際協力の中でも保健医療協力は最も高く評価をされ、歓迎をされておる分野でございます。  この分野では基礎生活分野に係る協力ということでございますが、具体的には、まず第一に外務省及び国際協力事業団等が実施する二国間協力について、厚生省として専門的立場から...全文を見る
11月05日第119回国会 衆議院 国際連合平和協力に関する特別委員会 第8号
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○津島国務大臣 丹羽先生は、私どもにとっても大変御指導を賜った大先輩でありまして、今回の事件は本当に心の痛む思いでございます。温厚なお人柄により多くの方々から慕われておられた方が、こういうことで志半ばにして他界をされたということをまことに残念に思う次第でございます。  今回の事...全文を見る
○津島国務大臣 委員が専門家の立場から御質問をいただいておりまして、私も真剣に承っておるのであります。先般当地に参りました先遣隊が私どもに送ってまいりました報告書の中身は先ほど外務省から概略御答弁ございましたが、一言で申しますと、現状におきましては遠隔地における医療の体制が十分で...全文を見る
○津島国務大臣 これまでの報告からでも、既に今後かなり現地の需要が高まってくる可能性はある、逆にいえば、貢献の可能性はある、こういうことでございますが、私どもの方の供給側の方から申しますと、今のような前段階的な段階では、意欲のある方々にお声をかけてそして参加をしていただくことはで...全文を見る
○津島国務大臣 医師免許の日本における扱いについて申し上げますが、日本国とある国との間で、それぞれの国の医師免許を有していれば他国においても医師免許を有する者として医療行為を認めるという、双務的な扱いをするという原則が一般にはございますが、我が国は、現在どの国との間においてもこれ...全文を見る
12月17日第120回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(津島雄二君) 家庭を取り巻く社会環境が非常に厳しくなっておることは、私から申し上げるまでもございません。女性の社会進出、また出生率の問題、こういう問題についての関心が高まっております中で、子供が健やかに生まれ育つための環境を一層整備していかなければならないということが...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) ただいま委員は諸外国の児童手当と比較した立派な表を私どもにお示しいただきましたが、諸外国との比較は、税制上の措置の関係もございまして必ずしも単純に比較するわけにいきませんが、ただ仰せられた今の二千五百円、五千円という水準は非常に長い間据え置かれてきている...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 廃棄物問題が大変深刻であるという御指摘はそのとおりでございます。この問題を放置すれば国民生活に重大な支障があるという認識から、厚生省といたしましても生活環境審議会の答申を求めておりましたが、御指摘のとおり、先般御答申をいただきました。  改正案の内容で...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 廃棄物対策につきまして、ただいま御指摘のような御提案のほか、各方面からさまざまな御提言が行われております。厚生省といたしましても、これらの提言を十分に踏まえつつ、参考になるべきところは参考にいたしまして廃棄物処理制度全体の見直しをいたしたいと思っておりま...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 池田委員御指摘のとおり、既存の処理施設につきましてダイオキシン発生の問題等が指摘をされております。これに関連をして施設の補整、充実が必要だという指摘が多いわけでございますけれども、何分にも予算が非常に逼迫をいたしておりまして、本年度の予算の配分につきまし...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) 先ほど池田委員が公共関与の必要性ということをおっしゃいましたが、今のこの不法投棄の防止等がまさにその典型的な場合でございまして、不法投棄に係る罰則を強化するばかりでなく、不法投棄された廃棄物の原状回復をする場合に、やはり行政もこれに十分対処しなければなら...全文を見る
○国務大臣(津島雄二君) そのとおりでございます。
12月18日第120回国会 衆議院 決算委員会 第1号
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○津島国務大臣 ごみが非常にふえた、それからまた広域に移動をする、こういうことの中で、廃棄物の処理問題が社会的に大きな問題になっておることは御指摘のとおりでございます。  この問題に対処するに当たりまして、従来の延長線上では処理できないであろうという基本的な認識を持ちまして、私...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま委員が仰せられた自然のサイクルの中で人間が人工的につくり出した製品がうまく乗らなくなる、そういうことに対する危機感が持たれなければならないというお考えはそのとおりだと思います。そして、今回生活環境審議会からいただいた答申もそういう深く広い立場に立った我々の...全文を見る
○津島国務大臣 御指摘のとおり、この問題の解決に当たりましては、事業者、それから地域や家庭、行政、それぞれが的確にその役割を果たしていかなければならないわけでございますが、例えば市町村等につきましては減量化とか分別収集とか、この問題の処理について従来以上に計画的に対処していただく...全文を見る
○津島国務大臣 新村委員の地方行政に長く携わってこられた御経験から来る大変具体的な御指摘でございまして、私も今承っておりまして、その御指摘の点、皆理解できるな、こういうふうに承っておるところでございます。  私も東京都を中心といたしまして、最終処理場を見に行ったのでありますけれ...全文を見る
○津島国務大臣 委員が御指摘の二つの点でございますが、第一の国際的な廃棄物の越境移動の問題がございます。特に有害廃棄物などが移動いたしますときに大変な国際問題を起こす危険性をはらんでおるわけでございます。そのような見地に立ちまして、今回の生活環境審議会答申におきましても、そのよう...全文を見る
○津島国務大臣 大変難しい問題でございまして、脳死が人の死であるかどうかということを専門家に今御検討をいただいている事情は政府委員から御答弁したとおりでございますが、とにかく国民がわかりやすい形でこれからの考え方と申しますか、議論の方向をお示しになっていただくのが適当でないだろう...全文を見る
○津島国務大臣 ゴルフ場の農薬問題につきましては、前の通常国会でもたくさんの御質問を私どもちょうだいをいたしました。そういう質疑の中から、今厚生省、環境庁両機関の担当から御説明がございましたように、まず周辺の住民の健康に心配がないような飲料水の基準を厚生省は設け、これと並行いたし...全文を見る
○津島国務大臣 米国障害者法につきましては、厚生省としてはこれがアメリカで大統領の署名が行われ施行されたということは一つの前進として評価をいたしております。  我々厚生省の考え方といたしましては、昭和四十五年施行の心身障害者対策基本法に基本的な理念が述べられており、障害者個人の...全文を見る
○津島国務大臣 廃棄物の数量が非常にふえて国民生活に大きな影響を与えておるということから、先ほど委員の言われた廃棄物処理法の改正を含めた抜本的な対策を求める声が高まっております。本院におきましても、前の通常国会からたくさんの方々から問題の御提起がなされております。  そういう中...全文を見る
○津島国務大臣 春田委員の御指摘、もっともな点がございます。かつてこの廃棄物問題が昭和四十五年に提案されたときには、とかく各省間の権限争いのようなものがあったということを私は耳にしておりますけれども、今回はこの問題を取り巻く国民世論が大変厳しゅうございまして、私の知る限りにおいて...全文を見る
○津島国務大臣 廃棄物の問題は法律改正を考えておるわけでございますし、その改正は抜本的な改正でございますし、また、先ほど申し上げましたように、産業界、国民各位の御協力を得る、これまでの社会的な価値観の変更を求めるというような深い意味の改正でございますから、私は今国会の最大の課題の...全文を見る
○津島国務大臣 確かに背に腹はかえられないというような感じでおやりになったという見方もおありだと思うのです。しかし、大部分の市町村は本当に苦労しながら厳しい国保制度を運営し、保険料の収納に御努力をいただいているわけでございますから、正直者がばかを見るようなことは私ども行政はやりた...全文を見る
○津島国務大臣 先ほども申し上げましたように、保険料を適切に払っていただくということが国民健康保険の基盤でございますから、そういう制度の前提の上で大部分の市町村は厳しい中で収納率の確保に大変な御努力をしていただいておるということも御理解いただきたいと思います。
○津島国務大臣 確かに特別養護老人ホームにお入りになっております方々の年齢が上がっております。したがいまして、介護の必要性も確かに重くなっている事実は率直にお認めしてもいいと思います。  ただ、そもそもこの特別養護老人ホームというのは養護老人ホームよりも重い介護の要る方を主体と...全文を見る
○津島国務大臣 ただいま御指摘のようなケースにつきまして私どもの健康保険の立場から申させていただきますと、御本人が業務上の事由であると考えて申請しておられるときに、いやそうではありませんという仮払いは制度上私どもはできないと思っております。