津島雄二

つしまゆうじ



当選回数回

津島雄二の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月26日第123回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○津島委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長所用のため、その指名により、委員長が来られるまで私が委員長の職務を行います。  お諮りいたします。  本日、最高裁判所上田総務局長、島田刑事局長及び萩尾人事局給与課長から出席説明の要求がありますので、これを許可する...全文を見る
○津島委員長代理 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決しました。      ————◇—————
○津島委員長代理 内閣提出、裁判所の休日に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  まず、趣旨の説明を聴取いたします。田原法務大臣。     —————————————  裁判所の休日に関する法律の一部を改正する法   律案     〔本号末尾に掲載〕 ...全文を見る
○津島委員長代理 これにて趣旨の説明は終わりました。     —————————————
○津島委員長代理 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小森龍邦君。
○津島委員長代理 次に、小澤克介君。
11月24日第125回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○津島委員 私は、自民党を代表いたしまして、景気対策、補正予算、行政改革等の諸問題を中心といたしまして、今国民の皆様が知りたいと感じておられる点に絞って、総理初め閣僚に質問をさせていただきます。  特に、総理におかれましては、ここで率直に国民に語りかける気持ちで真情を吐露してい...全文を見る
○津島委員 佐川事件につきましては、政治改革の問題と関連をいたしまして後半のところでじっくり総理初め閣僚の皆様方に質問させていただきたいと思いますが、こういうふうな日本の政界の現状でございましても、世界の政治は一日も待っていてくれないわけであります。  アメリカでは新しい大統領...全文を見る
○津島委員 既に新大統領と個人的にお会いになった過去の経歴がおありだということは大変結構なことだと思いますが、御承知のとおり来年早々、一月の二十日に新大統領が年頭教書を発表いたしますけれども、これは新大統領の最初の年頭教書であり、これから四年間の政治の方向を明らかにされるという意...全文を見る
○津島委員 ぜひとも適時適切な対応をしていただきたいと思います。  今さら言う必要もないかと思いますが、米国の社会経済が健全になることが世界のためにも必要なことでもあるし、また日本にとってもいいことであるというような意味で、両国が今後とも密接に協力していくということを強く希望し...全文を見る
○津島委員 この交渉がいよいよ最終決着に向かってまいりますと、やはり日本に対しましてぎりぎりの最後の決断を求めてくるであろうという見解が強いわけでありますけれども、これまでとかく我が国はヨーロッパの陰に隠れてその場を取り繕っているということを外国から言われていた。しかし、我が国の...全文を見る
○津島委員 農水大臣の今の決意を聞いて、大変多としたいと思います。将来に対して農業者が自信と希望を持って歩んでいけるようにどうか頑張っていただきたいと思います。同じ農業地域を基盤とする政治家として、私どもは大臣に対して全面的な力いっぱいの応援をしたいと思いますから、どうか頑張って...全文を見る
○津島委員 今の御説明で、伸びの鈍化が続いているという表現をされたわけでありますが、私は今の日本の経済というのは本当に深刻だ、何十年に一度の非常に深刻な場面に来ておると思うのであります。  なぜかと申しますと、今まで前例のない出来事が起こっているということでありまして、二、三例...全文を見る
○津島委員 通産大臣が非常に事態を深刻に見ておられることは結構なことだと思います。先ほど前例がないということを申し上げましたけれども、最近発表されております企業の業績を見ますと、今までになく何期も続いて、三期連続減益というような姿が見られるわけでありますし、それから日本銀行の統計...全文を見る
○津島委員 日本銀行の公式な見解というとそういうことになるのかもしれませんけれども、やはり本当にそう考えているのかなと言いたくなるのですね。  それはやはり過去のことを申し上げなきゃならぬのでありますけれども、九〇年八月末に公定歩合を六%までお上げになりましたね、これは予防的引...全文を見る
○津島委員 今のお話もいろいろな問題点、金融政策の問題点を浮き彫りしてくれるわけでありますが、よく言われるのは、日本だけ独自の金融政策をやるには、これだけ自由化されて、資金の国境間の移動が自由になると難しい、こういうことも言われるし、恐らく、きょうは言われなかったけれども、ヨーロ...全文を見る
○津島委員 今の問題もいわゆる規制金利に関係することをここで指摘しておきたいのですが、そこで、郵貯に入ってきた金がすぐに市中に回ってくるということであれば問題もそれほど大きくないのでありますけれども、今の財投の運用の仕方を見ておりますと、かなりのタイムラグがある。結局その間は、や...全文を見る
○津島委員 ぜひ努力をお願いしたいと思います。  また、この点は郵政大臣の方におかれましても、やはり国全体の経済がよくならないと、回り回って国民も幸せになれないわけでありますから、そういう意味で国全体を見た行政を進めていただくように、大蔵大臣とよく御相談いただくように、この機会...全文を見る
○津島委員 頑張っていただきたいと思います。  ただ、市中に返すといっても、コール市場に返したり、それから銀行に又貸しするような返し方だけはしないでいただきたいと思いますよ。  それは、副総裁のあれがありますから、もう一問だけお願いします。  バブル崩壊と関連しまして、金融...全文を見る
○津島委員 そのように望みたいわけでありますけれども、中小金融機関あるいは住宅専門金融機関等についてはいろいろ心配な話が流布されておることを忘れてはならないと思います。  何と申しますか、もう少し公が立ち入って救済をしてやったらどうかという声もあるのでありますけれども、私はこの...全文を見る
○津島委員 時間がありませんので、次に進みたいと思います。  補正予算の問題に入ってまいりたいと思いますが、この補正予算の成立が待ち望まれておるわけでありますが、幸い一つ救いになりましたのは、地方財政を中心といたしましてやれることからどんどんとやっていただいた、特に単独事業、単...全文を見る
○津島委員 いずれ補正予算は早く成立させなければいけませんが、だんだんと冬が近づいてくるということで、私どもの地元などでは消化ができるかという心配も出ておるわけでありますが、どうでしょうか、この補正予算、予定をされた事業の消化については、大蔵大臣、自信を持っておられますか。
○津島委員 今度の補正予算に関連をいたしまして、国民生活に非常に関係の深いいろいろな政策が盛り込まれていることを、この際国民の皆様方に知っていただきたいと思うのであります。  例えば、今住宅の買いかえについて非常に需要が強いわけでありまして、家族構成が変わってくる中で、より適切...全文を見る
○津島委員 庶民の住宅に対する潜在的需要は非常に大きいわけでありますから、諸般の政策を打ち出していかなければならないわけでありますが、そういう中で、一つ今議論になっておりますのは、将来の話として、家族構成が変わってくれば当然今の住宅、住まいを売って新しい住まいに入るという需要が出...全文を見る
○津島委員 これまでの議論を通じまして、今私は改めて感じますのは、今の不況が非常に深刻で、また処方せんがなかなか適切なものが見当たらない、それから出口がまだ見えてない、それから民間も自信を失いつつあるんではないか、消費者もガードして将来を案じつつある、非常に心配な状況であろうと思...全文を見る
○津島委員 これまでの検討や対策の延長線上でさらに積極的にやろうというお考えはわからないではないのですが、一つだけこれまで議論してない分野があった。それは財政の基本構造、税制であります。     〔委員長退席、町村委員長代理着席〕  直間比率という議論がかつてございました。考...全文を見る
○津島委員 今の大蔵大臣の御答弁に対して二つだけ申し上げておきたいと思います。  一つは、所得税減税と公共事業の効果についてはおっしゃるとおりであろうと思います。恐らくそうだとは思うけれども、そこは二者択一ではないよと、公債政策と組み合わせた場合には、どっちの効果が大きいから、...全文を見る
○津島委員 そこで、この議論の締めくくりでお願いをしておきたいのでありますが、税制についてもやはり長期の安定が必要である。また、社会保障制度についても長期の安定が必要である。そしていずれも国民の負担にかかわる問題である。そういう意味で、私はそんなに遅くない将来、いや、今からと申し...全文を見る
○津島委員 それでは、政治改革の問題に入りたいと思います。  先ほどちょっと冒頭で触れました佐川事件でありますけれども、暴力団が政治に介在したという報道は、もし事実であるとすれば言語道断でありますけれども、その前に、私としてどうしても理解できないのは、あの褒め殺しというような暴...全文を見る
○津島委員 私も刑事訴訟法ぐらい知っていますから、今の現行法でどうなるかということぐらいはわかって聞いているんだよ。だけれども、問題は、裁判所に非常に問題のある証言が大手を振って出てくる。しかもそれは伝聞証拠だ、そういう話を聞きましたと。そういうことを放置をし、それが報道機関の手...全文を見る
○津島委員 政治改革につきましては、与野党の協議によりまして一応緊急改革という形で、例えば量的規制を超える政治資金の寄附について追徴、没収という規定を導入するとか、あるいは公私混同を避けるために政治家個人が献金を扱わないようにするとか、あるいは量的規制を破った場合には禁錮刑を導入...全文を見る
○津島委員 率直な御答弁を感謝して質問を終わります。ありがとうございました。
11月30日第125回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号
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○津島議員 協議会の、そしてまた実務者会議の協議がいろいろな意味で実りの多いものであったという点は、私ども佐藤委員を初めとする野党の皆様方と御議論しまして、多くの点で共通の認識を持つことができたということは言えると思います。先ほど佐藤委員が特に御指摘になったのは、しっかりした政治...全文を見る
○津島議員 御指摘のとおり、私どもの内部では抜本改革のための真剣な議論が今大詰めを迎えておりますけれども、いよいよ大詰めになってまいりますといろいろ解決すべき問題が先鋭に出てまいりまして、もう少し時間をおかりしなければいけないという状況になっております。  そういう中で、基本的...全文を見る
○津島議員 ただいま御指摘の点について二、三、先生の認識を改めていただきたいという願いを込めて申し上げさせていただきます。  まず第一に、私も党の金庫番、経理局長をいたしましてよく知っておりますけれども、先生がお触れになりました金額は過大でございます。そんなにたくさんの献金を自...全文を見る
○津島議員 井上委員の御指摘のように、政治資金の問題、特に企業献金の問題が政治不信の発端になったことは否定できないと思うわけであります。なぜそういうふうになったかと申しますと、企業献金一般が悪くて個人献金はいいんだということではなくて、今の企業献金の仕組みというものが、政治をゆが...全文を見る
12月01日第125回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号
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○津島議員 企業献金のあり方についていろいろ議論があることは私も承知をいたしておりますが、要するに政治のコストを負担するために善意の献金をしていただく、寄附をしていただくという立場から見ますと、それが企業献金であれ個人献金であれ、いろいろな意味で政治のプロセスをゆがめるものには問...全文を見る
○津島議員 企業献金であれ個人からの献金であれ、一定のルールに従って国民の皆様方の監視のもとに進めていくということが必要なわけでありますが、そういう角度から申しますと、今政党に対する献金は、御承知のとおり一万円以上の献金は全部公表するわけでございます。そして、その収入と使途につい...全文を見る
○津島議員 委員におととしの廃掃法の改正の経緯、本院における御議論をひとつじっくりお調べをいただきたいと思いますが、私はそのときに衝にございまして、昭和四十五年につくられました廃掃法の全面改正をいたしました。全面改正の趣旨は、まさに今委員が御指摘になったことを実現するためのもので...全文を見る
○津島議員 ただいま委員の御指摘の点については、協議会並びに実務者協議においていろいろと検討をいたしました。今、罰則の強化が禁錮刑の導入だけであった、量的制限に対する違反について禁錮刑の導入だけに終わったとおっしゃったのでありますが、同時に、前の国会から既に合意が成立しておりまし...全文を見る
○津島議員 パーティー券の問題について自治省の方から出された見解につき、私の方からコメントする立場にはありませんけれども、極めて常識的な意味において理解のできる解釈ではないか、かように考えております。
○津島議員 先ほど解釈規定、つまり常識的な意味のパーティー券の購入とパーティーへの参加という解釈を述べられたんでありますが、これは常識的に理解のできるところではありますものの、現実にそれがどのような金額になればどうであるか、寄附であるのか寄附でないのか、通常のパーティー券の購入で...全文を見る
○津島議員 そのような御議論がございますので、私どもは今度のルールによって適正に行えばいいであろう、そういうのが私どもの提案の理由であります。  なお、今の政治資金規正法との関係についてどのように政府は解釈しているかということであれば、それは政府に聞いていただきたい。
○津島議員 条文としては極めて明瞭な条文でございまして、これは寄附ではないという前提で書かれておる。したがいまして、強いて言えばそれは事業収入ということになるかと思います。
12月08日第125回国会 参議院 選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○衆議院議員(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、政治改革協議会におきましてこのたび、既に前国会において合意を見ておりました事項に加えて八項目を再び検討するような御指示を協議会から私ども実務者の協議会に付託をされたわけであります。この中で、今御指摘の政治資金制度の基本問題、すなわち...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 政治資金パーティーにつきましては、例えばこれまでございました中でも、議員の方々、政治家の方々の一定の大きな節目、例えば在職期間が長くなったお祝いであるとか、そういうときに催されるパーティーは極めて社会常識からいっても妥当なものであるというものが多いわけ...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 今回の改正案におきまして、公務員がその地位を利用してパーティー券の販売や政治資金の寄附集めを行った場合にはこれは罰せられるということになるわけでありますが、これはいわゆる公権力を背景として政治資金集めをするというようなことは、これは公正なものとは考えら...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 委員御指摘のとおり、政治団体の資産を公開する場合に、それが経年、つまり毎年公開されるばかりでなく、その間のつながりが明確でなければならない。そのとおりでございまして、その目的を達するために御承知のとおり既に政治団体は毎年の収支を報告することになっており...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 今回の没収、追徴規定は、いわゆる寄附の量的制限に違反をして行われた場合等に適用されることを考えてみますと、そのような寄附の対象になった物がそのままある場合には没収であり、またそれがそのままでない場合には等価で換算をして追徴するということでございます。大...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 企業献金は悪であり個人献金はいい、そういう考え方を私どもはとらないものでございます。先ほど私も申し上げましたように、企業献金のあり方について我が国ばかりでなく諸外国でもいろいろな議論が行われております。その議論の中で、いわゆる民主政治を支えるコストをだ...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 政治資金パーティーにつきましては、考え方は本来の意味のパーティー、すなわち実際に参加する方がパーティー券を買って参加するというものは寄附ではない、そのような事業に参加をしておられるんだという考え方に基づいてこれまでも行われてきたわけでありますが、そうい...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) このたびの施行日の話は極めて常識的な話でございまして、パーティー開催というものはそれなりにいろいろな準備が必要でございます。そういう中で、今回新たに限度額を設けたり違反について罰則を科するというようなことでございますから、その周知を行うことが必要である...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) このたびの量的制限違反に対する量刑につきましては、協議会におきまして関連する刑罰の量刑を比較するという意味で法務省当局の意見も聞きながらこのように決定をされたと考えております。禁錮一年を追加されたのは、例えばこれに関連をするほかの量刑と比べて量刑上の権...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) まず最初に議論を整理させていただきます。  今中村委員は、選挙違反によって罪に問われた場合と通常の政治活動のための政治資金規正法違反の場合と同じように議論をされましたが、これは各国の法制を見ましても違った次元として扱っておりますので、これはひとつ訂正...全文を見る