津島雄二

つしまゆうじ



当選回数回

津島雄二の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○津島委員 委員長、ありがとうございます。自由民主党の津島雄二でございます。  田原さん、堀田さん、お二人のお話、大変参考にもなりましたし、教えられる点が多くて大変ありがたく思っておりますが、さらに理解を深めるために、まず田原参考人に向けまして三つ御質問させていただきたいと思い...全文を見る
○津島委員 委員長の御許可がありませんので、また別途御議論したいと思います。
04月13日第126回国会 衆議院 本会議 第19号
議事録を見る
○津島雄二君 政治資金に関する川崎議員の御質問にお答えいたします。  本来、議会制民主主義は、国民が自発的にコストを負担しながら政治に積極的に参加することによって機能するものでございます。政治と金をめぐる問題で国民の不信を招かないようにするためには、何よりも政治家個々の政治倫理...全文を見る
○津島雄二君 矢追議員の企業と団体献金、そして政党への助成の問題についてお答え申し上げます。  本来、議会制民主主義というものは、民間各層が自発的にそのコストを負担しながら、政治に参加することによって機能していくものでありますから、一つの社会的存在でございます企業等の団体献金そ...全文を見る
○津島雄二君 山原議員にお答えを申し上げます。  企業・団体献金の禁止に対する考え方は、先ほど社会党、公明党・国民会議の議員代表にお答えをいたしましたが、昨年の十二月のいわゆる緊急是正と今回の我が党の提案によりまして、政治資金の規制が格段に強化されているという事情は、西岡提案者...全文を見る
○津島雄二君 政治資金関係の若干の点について補足説明を申し上げます。  自民党案についてどう評価するかという点でありますが、公私の峻別、政治資金の透明性、罰則の強化という点で非常に大きな改正であると評価をいたしております。  それから、政党と個人の間の資金についてどうなんだと...全文を見る
04月14日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○津島議員 私は、自由民主党を代表して、まず、我が党から提出いたしました政治資金規正法の一部を改正する法律案から御説明を申し上げます。  第一に、政治資金の調達を政党中心とするための改革に関する事項について御説明申し上げます。  今回の改正では、衆議院議員の選挙制度を現在の中...全文を見る
04月14日第126回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○津島雄二君 堀込議員の政治資金に関する部分について御答弁申し上げます。  まず最初に、今回の改正が政治腐敗に対応するのに十分な防止策が講ぜられておるかということでございます。  この点について、まず先決として考えなければならないのは、政治資金をめぐる公私を峻別するということ...全文を見る
○津島雄二君 草川議員に、政治資金についてお答え申し上げます。  最初に、公私混同の問題でございますけれども、最近までの政治腐敗の問題に強い反省の気持ちを私どもも持っておるところでございまして、そのような立場から、今回、政治家個人は金銭による献金は一切受け取らないということに踏...全文を見る
04月15日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○津島議員 中西委員と私は一つの共通の時期を持っておりますね。私どもは、昭和五十一年の初当選です。そのときは、ロッキード事件のみそぎの選挙でありました。自来私どもは十数年国会に籍を置いてまいりましたけれども、この問題についてこれほど国民の不信感を招いていたということについて、恐ら...全文を見る
○津島議員 党財政に係るお話がございましたが、日野委員は自民党の財政の中身については余り御存じないと思うのでありますよ。  まず第一に申し上げますと、毎年の公共事業の比率ということをおっしゃった。率直に申しますと、昭和五十年以来、寄附限度は、もう全く一銭も動いてない。ですから、...全文を見る
○津島議員 誤解を避けるために一言でお答えをいたします。  政治家個人に対する献金が非常に求められましたのは、まさに中選挙区制があるからであります。それは私どもが本当にこれまで苦労してきた大きな問題点でございますから、この問題を真に解決するためには、どうしても選挙制度にさかのぼ...全文を見る
○津島議員 土井委員にお答え申し上げます。  資産公開につきましては、幸か不幸か我が党の同僚委員の相当数が、政務次官、閣僚になるために既にやっております。私も、三年前の閣僚のときの資産公開と今回報告とを比べまして、まことに整合性がとれておって、完全に説明できるということをみずか...全文を見る
○津島議員 かけてはならないところに入り込まなければならない立場というのはしばしば大変厳しいものだと思いますが、例えば委員長の選挙区、兵庫二区を見させていただきますと、大変立派だと思いますのは、社会党で今まで二議席を大体どってこられたんでありますけれども、前回も、党首クラスの方が...全文を見る
○津島議員 私も、事の真相はこれから公式にだんだんと裁判で明らかになるかと思いますけれども、まことに不都合であると考えております。これがどういう原因から来たか、いろいろ考えてみますと、幾つかございますけれども、やはり一つ言えることは、長い間政権交代がなかった。世界の主要国で四十年...全文を見る
○津島議員 使途不明の実態につきましては、先ほどお述べになった数字は私はかなり実態に近いものであろうと、私自身税務行政をやった経験ございますから。  建設業が多いのは、率直に申しますと、建設業者は、工事を施工していくときに周辺対策とか、それから、先生方いろいろ地域の事情でおわか...全文を見る
○津島議員 まず、現在の政財官界の癒着と言われているところから出てくる諸問題について、今度の改革案ではどのように対処するつもりか、覚悟はあるのかというお話でございます。  私は、土井委員の御指摘のもうほとんど大部分について全く同じ気持ちを持って今これに取り組んでおるわけでありま...全文を見る
○津島議員 上井委員に、事実関係だけひとつ御理解いただきたいと思います。  党に対する政治資金の流れとそれから族議員に対するものとを一緒に御議論いただいておりますが、私の経験に照らしましても、これは全く別でございまして、先ほども申し上げましたように、党に対するものは国民政治協会...全文を見る
○津島議員 三浦委員は、アメリカで今の政治資金規制法ができた後の最高裁判決をしっかりお読みになりましたか。しっかりお読みになりましたか、原文で。もし何ならここで私が翻訳してさしあげてもいいのですが、いわゆるバックリー判決で、最初につくった規制法のうちで、献金の規制に関する部分は連...全文を見る
○津島議員 ここで三浦議員に米法について講義をする時間は余りありませんけれども、私はよく知っております。アメリカの法律は、法律について書いてございましても、その法律の適用や管轄権について最高裁の判決がおりれば、それに従って適用されざるを得ないのでありまして、あなたが今お読みになっ...全文を見る
○津島議員 まず、外国の法律、ティルマン法についていろいろおっしゃいましたけれども、それは、その法律に提案者であるティルマンさんが書き込んだ、そして、そのときのアメリカの議会で承認をされた法律でありまして、それが今どういうふうに適用されているかは先ほど私が申し上げたとおりです。 ...全文を見る
○津島議員 三浦議員も理解されると思うのですけれども、企業というのは、団体もそうでありますけれども、有権者であり得る個人の集まりであります。これは企業ばかりでなくて、いろいろな団体があるわけであります。そういう社会的存在、つまり、有権者である人間の集まりである社会的存在がそれらの...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
議事録を見る
○津島議員 大島委員の御質問に答えるには、まず最初に、今の私どもの議会制民主主義というものはどういう基盤によって支えられているか考えなければならないと思うのであります。  私は、憲法の第二十一条、これは与野党問わず私ども国会議員たる者は常に頭の中に置いておかなければならない表現...全文を見る
○津島議員 新進気鋭の大畠委員の熱情には非常に感動を受けております。同じような気持ちでこれから議論をしたいと思うのでありますけれども、やはり我が国の最近の政治の腐敗の原因は、何と申しましても長期政権です。そして政権交代がなかったということです。これはもう戦後の世界の政治史ではやは...全文を見る
○津島議員 私どもの案によりますと、企業献金につきましては、政治家個人は受けられない、政治家個人は企業献金ばかりでなくてすべての献金は受けない。しかし、政治家の政治活動を支えるために必要な分は、資金調達団体という二つだけの指定した団体に一年間、企業献金の場合は会費程度の二十四万を...全文を見る
○津島議員 大変いいところを聞いていただいたのですが、大畠先生、まだ三年ですね。お聞きしますけれども、私どもが今度充実しようと思う党の正規の献金の中で、今まで、あなたが国会議員になられてあるいはその以前でもそうですが、新聞をにぎわすようなスキャンダルがありましたか。私は党の経理局...全文を見る
○津島議員 大畠委員のお許しを得て、一点だけ事実を改めさせていただきますが、五年間の猶予とおっしゃいますけれども、これをどんどんどんどんずっと下げていくわけでありまして、待ったなしで下げていくのですよ、これは一つ申し上げたいわけであります。  それから、党の財政を充実することを...全文を見る
○津島議員 これは西岡先生の担当でありますが、イエス、そのとおりであります。
○津島議員 無制限ということはございません。政党の支部といえども政党の一部分でございまして、政党の支部の扱いは、諸外国におきましても、政党の一部分として政治資金を受けることはできるのでありますが、全体としての規制の範囲内でございます。
○津島議員 つまり、ある党が受ける献金総額、受けられる献金総額を本部で受けるか支部で受けるかということでございまして、しかも、そこが抜け穴だなんておっしゃるから申し上げますけれども、そこは昨年の緊急是正もございまして、寄附をされる側は、相手方がはっきりして、量的制限の範囲内におさ...全文を見る
○津島議員 自民党は今でも支部への献金はございますし、また県連は熱心にパーティーを開いたりして広報宣伝活動をやっております。その資金の扱い方は既に今確立したルールがございまして、私も経理局長としてみずからそのルールをつくったんでありますけれども、そこは極めて厳しく収支を明らかにし...全文を見る
○津島議員 御質問の趣旨を取り違えるとあれでございますが、政治団体で資金調達団体のほかにもう一つありますのは、政党にかわって資金を集める国民政治協会、これは政党と全く同じ扱いを受けます。それ以外のものについては、これは全部政治団体でございます、一般の政治団体。
○津島議員 前のあれでわかりましたが、それは資金調達団体のようなものを二つきっちりつくるということをしっかり固めていない段階の議論であったと思いますけれども、よく言われましたように、いわゆる指定団体といってもいろいろあるじゃないか、だから特定の政治家に関係のあるやつは全部公表しろ...全文を見る
○津島議員 補足をさせていただきますが、今山口委員が、企業献金やめるから、だから政党助成をと言っておられるのですけれども、そこに一つ問題がありますのは、今まで企業献金は反対だ、受けていないとおっしゃっている例えば社会党さん、それが企業献金をやめると法律ではおっしゃるけれども、実態...全文を見る
○津島議員 ただいまの問題点について申し上げますと、まさにそれこそ政党の公的責任の問題でございまして、政党が受けた正規の政治資金について、いささかも国民の批判を招くような使い方をしてはならない。今山口委員の言われたような、リベートを出すかのごときことは、これはできないことは我が党...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
議事録を見る
○津島議員 御答弁させていただきます。(東中委員「あなたに聞いてないよ、総理に聞いているんだ」と呼ぶ)
○津島議員 東中委員の御質問の中に正確でないところが幾つかございますから、御答弁させていただきます。(東中委員「何を言っているんだ、あなたに聞いていませんよ」と呼ぶ)
○津島議員 まず第一に、政治資金のあり方について御質問がございましたけれども、最初に申し上げたいのは、問題になっておりますのは違法の政治資金、政治献金でございまして、私の知る限り、合法的な政治資金で社会的な問題を起こした例はないと思っております。  それじゃどういう政治資金が違...全文を見る
○津島議員 この一九七一年の法律は一九七六年のバックレー判決で幾つかの点で違憲であると言われて、それを受けまして一九七六年に改正法が出ているわけであります。  違憲として言われている中で幾つかございまして、一つだけ申し上げますと、アメリカの憲法上、個人またはグループ、グループの...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 法務委員会 第8号
議事録を見る
○津島委員 きょうは時間をいただきまして、商法等の一部を改正する法律案について御質問をさせていただきます。  商法も戦後何度も改正をされて今日に至っておるわけでありますけれども、これは商法の中で特に会社法の関係でありますけれども、最初に立法者が意図した例えば株式会社なら株式会社...全文を見る
○津島委員 ただいまの御答弁、大体私の認識と一致をしておりまして、恐らく二つの問題があるだろう。一つは、同じ株式会社といっても、国際的な規模を誇る体制のものと、それから個人会社から法人化した、いわゆる法人成りという存在、これは税法上の取り扱いとも関連してかなり人為的にできた面もな...全文を見る
○津島委員 今までの経緯をたどっていけばそういうことになると思うのですが、株主総会の活性化が必要だとおっしゃるのだけれども、どうやったらいいのでしょうか。活性化といったって何か大声を上げるような人が議事を長引かせるのが活性化じゃないのですね。私は、基本的には会社の経営とか業務執行...全文を見る
○津島委員 現状については今局長の御答弁のとおりだろうと思うんです。監査役制度を強化することによってその方向に一歩でも二歩でもというところで来られたんだと思うのですが、私が申し上げているのは、そういう意味で今度の改正は多とするわけなんですけれども、これまでの実績を見ますと、余りに...全文を見る
○津島委員 定数的に御答弁は難しいかもしれませんが、これに今度は損害賠償、民事訴訟、いろいろあり得るわけなんですけれども、民事訴訟の面からいいますと、アメリカは少しやり過ぎると言われているんですけれども、日本はなさ過ぎるという面もあるような感じがするんです。問題は、取締役会の強化...全文を見る
○津島委員 たくさんありますか。余りない。印象的に答えて。
○津島委員 必ずしも多くないというのは、まず第一に、責任を問う立場の人も少ないし、その方に堪能な弁護士さんが少ないというようなことも指摘されてはおるのでありますけれども、私は制度上に若干問題があると思うのです。会計監査人は、いわゆる商特法で監査役に報告することになっていますね。こ...全文を見る
○津島委員 そういう建前になっておるのがどうも機能しない場合があるんですね。びっくりするようなことをお話ししましょうか。  この間、ある一部上場会社で、千億を超える為替予約の失敗がありましたね。あれはどうやって起こるかというと、為替予約の仕組みというのは、御存じかと思うのですけ...全文を見る
○津島委員 意とするところはよく理解できるのですけれども、今の二人を三人にするとか監査役会をつくるとか、それはいいんですよ。いいんだけれども、三人が三人とも余り牽制のできない人たちでは、これはどうにもしようがない。  私は昔一番印象を受けましたのは、外国に日本の法人が次々と支店...全文を見る
○津島委員 今のようなお話が実は一番いいわけでありまして、やはり監査の立場にある方々がそれぞれの立場からみずからの創意工夫で一定の基準をつくっていただく、それはひとつ法務省としても大いに励ましてやっていただきたいと思うのです。  その関係でもう一つしばしば問題になるのは、使途不...全文を見る
○津島委員 企業会計の側からも、一般国民に随分勝手なことをやっているという批判を招かないように何か努力はしていただきたいと思います ね。  時間がないから、次の問題に移ります。  さて、同じように経営支配が強くなり過ぎているという現象の一つが持合いの慣行ですね。これは企業の...全文を見る
○津島委員 残りの時間でもう一問、関係のことをお尋ねいたしますが、今の自社株取得について当然これは限界を設け、厳しい制約を設けなければいけませんね、それはおっしゃるとおり弊害があり得る。それでも、例えば外国の事例からいえば、株価の不測の変動に対応するある程度の対応策を会社は持って...全文を見る
○津島委員 以上です。ありがとうございました。
04月23日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
議事録を見る
○津島議員 国会議員の活動にどのくらい要るかということは、政治活動の基盤がどうなっているかということにかかると思いますね。私どもはできるだけ不必要な金のかからない政治状況をつくりたいと考えて、この点は恐らく基本的には与野党で余り違いがないのだろうと思います。  今のように中選挙...全文を見る
○津島議員 今、自由民主党といたしましては、総裁からの指示もございまして、公私峻別委員会をつくって公私の別を厳しく分ける。その中で、議員として一般の批判を招かない、しかし市民として受け入れられる生活をするにはどうしたらいいかという議論をしておりますが、基本的な考え方は、今現実に私...全文を見る
○津島議員 一言お答え申し上げます。  今、公私峻別の問題を検討している中で、党内に公私の峻別を中心として政治資金のあり方を適正化する指導機関を設けようという相談をしておりますけれども、これは要するに、私ども政治家それから党自身で自浄努力を発揮するという考え方でございまして、こ...全文を見る
○津島議員 参議院の制度改革につきましては、今参議院の方で熱心に御討議いただいておりますけれども、これまでの比例代表制の運用についていろいろな御批判や反省があるということは、私もよく聞いております。そういうことを頭に置いて検討されると期待をしております。
○津島議員 ただいまの衛藤先生のドイツの判決についての論評を多少補足させていただきます。  確かに国庫補助の各政党に平等に配分する部分は違憲だと言っているのですけれども、むしろ逆に、各政党が集める部分を上限とする、つまり一生懸命政党が自分で努力して集めなさい、そうすればそこまで...全文を見る
○津島議員 まず、私の場合には、こちらの仕事の関係で地元へ帰る回数が非常に限られておりますので、そのときに一生懸命可能な限りの会合に顔を出しますが、自分の後援会の会合はどちらかというと少ないと思います。それから、大きい会合も近ごろはほとんどいたしません。それから、資金の関係もあっ...全文を見る
○津島議員 小坂委員は問題の現実から発想されまして、非常に私どもにとって参考になる御指摘をいただいたわけでありますが、先ほどからの議論で一つだけぜひ申し上げさしていただきたいのは、野党案で、企業も団体もやめるけれども、しかし本質的に企業と団体は違うよというお話でありますが、私はそ...全文を見る
○津島議員 佐藤委員が広報宣伝をしておられる中で、正しい部分もあるのでありますけれども、一つだけどうしてもこれから忘れずに言っていただきたい部分があるのです。  それは、先ほどのように個人後援会でお集めになっていたのを党中心にするのだから、そっちの方でまた五百億なんていう非常に...全文を見る
○津島議員 政治資金にとどまらず、私どもの政治活動につきましては、基本的には議員、政治に身を置く者の自覚と自浄作用によってこれを正していくということが基本でなければならないと思います。  権力による外部からの干渉というものが、過去の歴史においてどれだけ政治をゆがめたかということ...全文を見る
○津島議員 先ほどの三野委員の最初の御質問に塩川委員からお答えしました点を別の言葉で言いますと、今国民が求めているのは、汚職、腐敗の起こらないような緊張のある政治をつくってください、こういうことであると思います。そういう場合に、金と政治の関係を真剣に見詰めていくそれぞれの側の立場...全文を見る
○津島議員 そのような事実であろうと思いますのは、そもそも我が国では個人献金というのがなかなか普及をしないという、まず基本的な問題がございます。いろいろな理由が言われておりますが、税の累進構造が強過ぎるからだということや、あるいは何と申しますか、子供のころから公共のために自分の寸...全文を見る
○津島議員 三野委員の論旨でありますけれども、政治にコストがかかる、それは断じて無理をして集めるようなものになってはいけない、最初におっしゃったこと、これは全く同感であります。  しかし、その次の企業献金について私の論理は貫徹しているかという御質問に対しては、どうも貫徹している...全文を見る
○津島議員 三野委員の最初のお話は、私は非常に感銘を受けました。四国の寒村の中から出てこられたその初心を今でも持っておられるということに非常に感銘を受けましたが、その先生の教訓の一番大事なところは、金のある者しか政治がやれないような政治にしてはいかぬよということだと思います。私は...全文を見る
○津島議員 ただいまの石井委員の御答弁は恐らく、政治家個人が分別をする分野について大きな軽減がある、こう言われたと思います。その一方、やはり政党の活動はもっと積極果敢にやらなければならない、なぜならば政党・政策ベースの政治状況が生まれてくるからだ、これだけはつけ加えておきます。
○津島議員 それはふえる部分は当然あると思いますが、全体としてそれじゃプラスマイナスどうかといえば、私はこれは節約になるはずだと思います。
○津島議員 政党助成は、これは各党がそれぞれの大きさに応じて、国民に御理解をいただいた基本的な政治活動を賄うというものでありまして、その使途については監査が入る等、これは十分納税者の納得を得るような使途に充てていただくものであります。  その一方、いわゆるA枠を使っていただいて...全文を見る
○津島議員 論理的に理解できないと言われているのですが、実は数量の概念が全くお二人の答弁に入っておりませんで、先ほど佐藤さん自身がおっしゃったように、いわゆるB枠の献金は五百億もあるだろうとおっしゃっている。それは会費程度のものにぎゅっと圧縮してしまう、渡部先生のC枠、D枠みたい...全文を見る
○津島議員 三野委員の今の問題点は我々が大いに注目して議論したところですが、結論は全く逆なんでありますね。  つまり、我々は今一番気にしておりますのは、選挙活動というのは、まして今の制度でやりますと全部個人の宣伝になっちゃう。自分の名前を書かせるための宣伝になっちゃう。それは公...全文を見る
○津島議員 現在でも、これは自民党ばかりでなく、それぞれの党の組織において募金活動をやっておると思いますし、それは報告の際には全部連結して全体を御報告をしているということだと思います。
○津島議員 これまでの後援会は、先ほどから御議論ございますように、社会党を宣伝するよりも三野優美という個人を宣伝をするという形にこれはならざるを得ない。仮に委員の地元で社会党がお二人お立てになると、それはそういうふうにならざるを得ない。そうでなくて、一つの選挙区のそれぞれの党の候...全文を見る
○津島議員 今の連座制あるいは監督責任というような問題については、いろいろ議論がおありだということは理解しておりますけれども、私どもは、政治資金制度にかかわる部分については、今回自民党が御提案をいたしました線が必要にして十分である、それは昨年の緊急是正で行われました収賄罪と同じ扱...全文を見る
○津島議員 山田委員の最初からの問題意識は、私はよく理解ができるわけでありまして、国民が一番今批判を持っておるのがたび重なる腐敗行為であった。そこで、この腐敗行為を根絶したいという私どもはかたい決意を持っているわけなんですけれども、その決意を実施していくに当たってこれが十分かどう...全文を見る
○津島議員 その点は、昨年の国会で与野党協議で大分議論をいたしまして、一つの仕切りが行われたわけであります。  その基本は、いわゆるパーティーというのは事業でございまして、基本的にはこれは事業の収入でございます。これを寄附とみなすについては、法律上の特別の擬制をしなければ寄附と...全文を見る
○津島議員 いろいろな角度からの御指摘、私どももさらにこれは勉強をする必要があるとは思いますけれども、しかし、山田委員の全体の論旨が企業献金を全部とめるのを基本とするという角度からの論旨であるとすれば、どうしても私どもはそこは考え直していただきたい。なぜならば、国民の批判を招かな...全文を見る
○津島議員 先ほども申し上げましたように、制度がきちっと期待どおり動くかどうかというのは、政治全体の状況がうまく我々の期待どおりに変わっていくかということが非常に大事でありまして、そこがまた大事なんですね。  だから、選挙制度の改革を含めて、やはり望ましい政治の状況というものを...全文を見る
○津島議員 私どもの案は、党内でも十分議論を尽くして、それこそ四百人の国会議員の全体の知恵を集めたものでありますから、私は、私一人の知恵ではこれ以上の知恵は出ない、これは最善のものだと思っております。
○津島議員 山田委員が私どもの提案について大変御検討をめぐらされたことについては、敬意を表したいと思います。ただ、その評価でございますけれども、先ほどから申し上げておりますように、基本的にこの制度が、やってもくぐられてしまう、実効性が上がらないというようなお考えで眺められれば、い...全文を見る
○津島議員 この企業献金をめぐるアメリカの法制の推移というのは、今正森委員が述べられた当時からなお相当長い経過がございます。これは恐らく委員、これからお触れになるだろうと思うから、時間を節約するために、だんだんそっちの話までしていただいてからお答えした方がいいと思いますよ。
○津島議員 アメリカ、ドイツ双方の非常に難しい判例をよく読破しておられる正森議員に、まず敬意を表したいと思います。  ドイツの判例、確かに一九九二年ですから極めて最近の判例でございます。これによりますと、今ドイツの政治家または政党に対する寄附金の控除について、個人の場合は寄附金...全文を見る
○津島議員 大変参考になるお話でございまして、正森委員の論旨の相当部分には私も同感するところがあります。  例えば、企業が一般的に営利活動以外の分野に寄附をする、それは、例えば福祉とか環境問題とかもあるし、政治もあると私は申し上げたのは事実でありますし、しかし、おのずからそれぞ...全文を見る
○津島議員 ただいまの政党助成法についてのドイツの判例、正森委員と私と、解釈、全く同じであります。初めてアメリカ法、ドイツ法について絡み合った議論をさせていただいたというように思っているわけでありますが、ただ、この判決は、一九八八年法で決められた基本補助の部分について違憲と言って...全文を見る
04月26日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○津島議員 鈴木委員のこの御指摘の数字は、私どももいろいろな機会に見させていただいております。使途不明金の性格については、今かなり正確におっしゃったように、いろいろなものが含まれておるわけでございまして、それが全体が政治献金であるということは、これは事実からかなりかけ離れておるわ...全文を見る
○津島議員 よく今読ませていただいておりますが、第一感でまずぜひ訂正しておいていただきたいのは、公職の候補者、ここのところに政党から入ったり出たりする、しかもこれは随分太く書かれておるのですね。これはもう全部消していただきたいという方向で、先週の委員会で西岡提案者からお話ございま...全文を見る
○津島議員 お答えいたします。  これは政党の活動の範囲内の話でありますから、まさに政党の公的責任において国民の期待にこたえるということで、この国会において正式に私どもとしてはそれはさせないと答えているところでございます。
○津島議員 尊敬する鈴木委員でございますかも、私ども公党として国会できちっと御答弁していることについては、やっぱりそのとおり御理解をいただきたいと思います。
○津島議員 自民党の法案は、社公案にもございますように、政党と公職の候補者との間の資金の提供は、両法案において法律では切ってないのであります。そこで、つまり今鈴木委員が言われましたように、政党によっては責任負えないじゃないか。私どもは、社会党、公明党さんがどうされるかについて責任...全文を見る
○津島議員 政党と公職の候補者の間のこのやりとりについて大変問題にされておるわけでありまして、それでは、私の方から質問者の鈴木先生にお尋ねをいたしますけれども、社公案の場合はどうなさいますか。  寄附者から政党に入ってまいりまして、それでそれを政党から公職の候補者に渡せるという...全文を見る
○津島議員 表自体はさっき申し上げた二点の訂正をしていただくことがまず必要なんですが、どうも鈴木委員は、あの表の読み方に随分いろいろ色をつけて、資金がいい資金と悪い資金が最初からあってどうこうというお考えのようでございますが、私の方から鈴木委員に御質問したいのですが、社会党に企業...全文を見る
○津島議員 委員がただいま引用された最高裁の判決において、企業も社会的な存在であって、そのような立場から政治献金をすることは容認できるという判示があったことは事実でありますが、それよりも私どもが基本的に申し上げているのは、国民の基本的な権利の中に、結社の自由、政治活動の自由、言論...全文を見る
○津島議員 これは本会議でもお答えをいたしましたけれども、昭和五十年の政治資金規正法によりまして、今の枠、つまり法人、企業の献金は一億頭打ちにするということが決まったわけでございまして、ちなみに申し上げますが、この法律が通る前は、私どもの自民党に対しまして、この枠を相当超える寄附...全文を見る
○津島議員 支部の存在が献金全体の構造を変えると私どもは思っておりません。それは現在既に県連とか市町村支部がございまして、今でも党に対する献金はそれぞれの段階で行われる。しかし、報告は、党としては全部を総括いたしまして毎年中央で一括して御報告をしておる、全部公開をしているというこ...全文を見る
○津島議員 これは非常に現実的な考慮からでございまして、大体国会議員は地元の関係と中央の活動と両方ございますから、それぞれに一つずつつくるのが現実的であろうという判断であります。
○津島議員 今の委員の一年間の政治活動に要する経費でありますが、非常に現実的な数字だなという感じがいたしました。というのは、私どももいろいろ検討いたしまして、この制度改正後、個々の政治家の負担に属する部分は、例えば三千万ぐらいにしたいなということが頭の中にございます。  今びっ...全文を見る
○津島議員 政治活動に金がかかる、かけ過ぎではないかというお話でありますが、私は、かけてはならない部分、節約しなければならない部分と、それからもう少しかけなければいけない部分と明らかにあると思います。  例えば、アメリカの国会議員で申しますと、ワシントンから選挙区の有権者に対す...全文を見る
○津島議員 今の御指摘は全く同感でございまして、まあ政治資金をめぐる状況が常時国民、有権者の監視のもとに置かれるということがやはり基本であろうと思います。そういう意味で透明性の要請があるわけでございますし、また政党がみずからの資金を使っていく場合にも、そのような監視のもとで緊張を...全文を見る
○津島議員 私どもの御提案に対して必ずしも正確に御理解を得ていないんではないかと恐れておるわけでありますけれども、私どもはまず、企業献金についていろいろ御批判がございますけれども、はっきりさせていただきたいのは、問題になった企業献金は、全部認められていない企業献金なんですよ。去年...全文を見る
○津島議員 正確に理解をしていただきたいのは、まず、政治家個人に対する献金は即時中止でございます。それから、現物の給付の関係についてはいろいろ問題がございますから、法律的には問題が残っておることは事実でありますが、それは自民党の案固有の問題ではないと思っております。それから、資金...全文を見る
○津島議員 今の秘書等の問題については、これは与野党とも実は問題がございまして、これをどのように取り扱うのか。寄附として取り扱うべき場合もあると思いますし、そうでなくて、例えば団体等の職員であるという場合もございましょう。だからこれは、私は自民党案の基本に関する問題ではないと思っ...全文を見る
○津島議員 基本的なことを御理解いただかないといかぬわけで、現在は一年百五十万という制限はありますけれども、政治団体、関係団体の数については制限がございませんから、言ってみれば世界が変わるんだということを申し上げさせていただきます。
○津島議員 政党に対する献金を、今一万円を超えたものは全部公開をしております。私は党の経理局長をいたしましたが、これを報告するときに、アルバイトをまことに多数雇って、ずっと書かないと報告できないという状況でございます。これはですから常識の話でございまして、例えば十万円、一年に十万...全文を見る
○津島議員 御承知のとおり、今百万円超のものを公開をしておるわけでございますし、それから、関係政治団体の数に対する制限もございません。これを二つの資金調達団体に限るということで、六十万から十二万へだんだんと公開の限度を下げていこう。これも先ほどから申し上げておりますように、どのよ...全文を見る
○津島議員 それは現実についての判断の問題だと思います。困る困らないということでなくて、国会における判断の問題だと思います。
○津島議員 先ほどから堀込委員、掛け算というのを全然頭に置いておられないので。要するに、今は団体の数は制限ございませんから、ですから百万といったってこれに、皆さん幾つか持っているわけでありますから、掛け算ができると。ですから、これを二つの資金団体に限る、それから政治家個人は一切受...全文を見る
○津島議員 いろいろ御指摘があり議論がございました経過規定、そして公開基準の問題については確かに議論の余地はあると思います。ただ、これは常識の問題でございまして、例えば一年間の公開基準が一万と十万とどのくらい一体問題を起こすのか、六十万というものがどの程度問題なのかということにつ...全文を見る
04月27日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○津島議員 非常に懇切丁寧に考え方を提案者とともに述べられて、今確かめられたんですが、私どもの議論はそれじゃ基本的に食い違いないんです、立法政策の話。  ですから私どもは、立法政策のあり方としてどうかということを真正面から実は野党の提案者の方々にも、また委員の皆様方にお訴えして...全文を見る
○津島議員 現行法の建前については、正確には昭和五十年にこれが提案されたときの議事録等を参考にすべきですけれども、私が大体常識的に聞いておるところでは、やはりそれぞれの負担能力というものを考慮したのであって、例えば企業について、資本金に基準してふやしているということは、労働組合の...全文を見る
○津島議員 御質問にどうしても答えさせていただきたいと思うのでありますけれども、過去の審議会の答申なぞを触れておられたのですが、戦後の相当長い議会制民主主義の歴史の中で、やはり一つ私どもはだんだん踏まえなければならないのは、どうしても日本では個人献金というものが、あれだけみんなが...全文を見る
○津島議員 ここは、政治のあり方についての本当に真剣な議論の必要なところだと思うんですけれども、私は、やはり政党を含めて、民主主義の政治のあり方が主として国民の税金によるという世界になっては断然いけないと思っています。やはり、私は本会議でも御答弁いたしましたように、基本的には自発...全文を見る
○津島議員 これまでの議論で、食い違いもありますけれども、共通点の方がはるかに大きいという感じを受けています。ですから、この機会を逸することなしに、中選挙区制から脱却をして、政党・政策ベースの政治にしたいということで、何としてもやり遂げたいと思います。
○津島議員 妥協という話になりますと非常に難しいあれで、一生懸命やるという言葉に尽きると思います。
05月12日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
議事録を見る
○津島委員 午前中の討議を拝聴しておりまして、私どもこれまで議論を重ねてきましたけれども、あのような形で本当に率直な意見の交換をすることがかなり建設的だなという認識を持ったわけであります。そのような立場から、今の堀込委員の御質問に答えることを含めて、私どもの考え方を申し述べさせて...全文を見る
○津島委員 私どもは党内でも随分議論いたしましたが、恐らく党内の一般的な御意見は、今の資金調達団体の枠、つまり会費的な月二万円程度を限度とするというのは、個人であれ企業であれ、言ってみれば最小限のものであって、もう企業だからどうこうというレベルの話じゃないじゃないか。つまり、私は...全文を見る
○津島委員 社公の方の御意見の前に、簡単に私どもの考え方を申し上げさせていただきますが、私どもはリンクという考え方は実はとっておらないのであります。それは、既に当委員会の議論で何度も出たわけでありますが、例えばアメリカの法制、大統領の選挙費用の場合にマッチングプロセスというのがあ...全文を見る
○津島委員 菅委員が最後にちょっと言い過ぎと言われたのであれでありますけれども、公党の財政について最初から問題があったというような発言、これは撤回をしていただきたい。  自民党は、財政はきちっと国民政治協会をつくることによって内容を明らかにし、これを一万円以上全部今公開をしてお...全文を見る
○津島委員 一点目でありますが、大畠委員の御指摘は非常に簡潔に問題点を指摘しておられると思うのです。  それで、言われたように正規の献金の分野では、私はほとんどここ十年問題は起こったことはないと思います。そこで、それを外れる分野、つまり量的な制限を超えたりあるいはもともと全く裏...全文を見る
○津島委員 先ほど細川委員からの御質問から始まって、政治にどのくらいかけるのか、かかるのかという議論、最後、今佐藤提案者のお答えまであったんですが、相当の部分は私も同感な部分が多いんですが、一つだけどうしてもここで直しておいていただきたいのは、佐藤委員が、自民党はまず集めちゃうと...全文を見る
05月13日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
議事録を見る
○津島議員 これまでの御論議で何度も何度も御説明を申し上げ、また私としては幾らか御理解を得ているのではないかと思われるのは、そもそも議会制民主主義というものは、広く国民がそのコストを自発的に負担をしながら、積極的に政治に参加をしていくということが基本であるという点でございます。 ...全文を見る
○津島議員 外国の例も引かれて、いわゆる腐敗行為に企業献金が絡んでいるではないかと。それはそのとおりでございまして、日本ばかりでなくて、欧米におきましてこれまで、ごく最近まで大きな疑獄事件があったことは事実でございます。  アメリカにおきましては、ウォーターゲート事件というのは...全文を見る
○津島議員 先ほども申し上げましたように、資金調達団体と現行制度のもとの指定団体の違いは、制度の全体の姿を見てその性格を比べていただくべきでございまして、現行制度でいえば政治家本人も資金を受けることができる。それから、政治団体全体として一定の限度はありますけれども企業献金も受ける...全文を見る
○津島議員 今度の私どもの改正案は、毎回申し上げておりますけれども、非常に政治資金の流れに対しまして大きなインパクトがございます。これに対応していくためにはやはり一定の対応期間が要るということで、五年後におきまして今私が申し上げております最終的な姿が完成をするという、何と申します...全文を見る
○津島議員 後藤委員の御趣旨は理解できるわけでありますが、まず第一に、今のイギリスの例でありますけれども、私は出典がわかりませんけれども、恐らく選挙費用の献金の統計か何かごらんになったあれだろうと思いますが、私の知る限り、企業献金について規制はないというふうに認識をしております。...全文を見る
○津島議員 国民政治協会は、従来と同じように政治資金団体でございます。  この国民政治協会ができましたことによって、私どもは、党財政に対する各界からの献金が政治をゆがめない仕組みができたというふうに考えておりまして、あれはできるときの関係者がいろいろな証言をしておりますけれども...全文を見る
○津島議員 後藤委員のお考えは、別に自由民主党ばかりでなくて、全体としての政治資金を調達するためにみんなで協力をしてやる余地もあるんじゃないかということであれば、私は一つのお考えではないかというふうに思っておりますし、また各党におかれて積極的にこのような国民から見てわかりやすい仕...全文を見る
○津島議員 ただいまの後藤委員の所論は、私どもとして大変理解のできる、合意のできるお考えではないかと思っております。  政党助成を国民にお願いをする、これをぜひとも実現をしたいわけでありますけれども、何と申しましても、これは強制的に国民からいただいた税金が原資でございますから、...全文を見る
○津島議員 これまで各党協議を含めて長い間一緒に議論していただいた菅委員のことでありますから、私どもの従来からの主張をかなり正確に理解をしておられるということをまず評価をいたします。  そこで、今度の自民党案がいわゆる腐敗防止、つまり認められない献金の抑止という意味でどうなんだ...全文を見る
○津島議員 まさにそれが司法の判断すべきところでございまして、例えば似たような経済事犯がございますね。収賄罪というのがある。そういうものの間の量刑のバランスというものを考えながら、しかも一つ一つの個々の犯罪事情を考慮して、まさに司法が判断をする。したがって、これはひどいなというも...全文を見る
○津島議員 そのとおりでございまして、収賄罪について緊急是正でやったところまではこれは合わせるのがいいであろうと、それを超えるのはやはり量刑のバランスを失しているのではないかということであります。
○津島議員 そのとおりであります。
○津島議員 いわゆる腐敗行為をどうするかということで、一つは委員言われましたように、公選法の分野の話がございます。その点についての私どものこれまでの議論は、例の緊急是正のときにも随分いたしましたですね、公民権停止のあり方ということで。これまでの議論を踏まえて今回の提案の線で申し上...全文を見る
○津島議員 今、最後に委員述べられた点、私はかなりの共感を持って拝聴いたしました。  ただ、それに加えてぜひ御理解をいただきたいのは、政治資金の問題は、生き物である政治が毎日毎日きちっと機能することも大事だし、また、きちっと機能することによって有権者に対して正しい情報が送られる...全文を見る
○津島議員 改めまして今回の私どもの制度改正の趣旨を申し上げますが、第一が、まず公私混同を絶対に避ける、これが、一番最初に委員も言われました、政治家個人に対する献金の禁止でございますね。それで二番目が、透明性を確保するということでありまして、そのために、従来は指定団体を含めて政治...全文を見る
○津島議員 御指摘のとおり、昭和五十年に政治資金規正法ができましてから、政党に対する献金はいわゆるA枠で限界が画されておりますから、その限界は全く動かされずに来ておりますから、多少の消長はありましても、党に対する企業献金というのは余りふえておりません。また、減っているときもござい...全文を見る
○津島議員 派閥の機能については、いろいろ御指摘のような面がございまして、新人の発掘等いい面もあるということは否定できませんけれども、しかし、やはり自民党は党を中心としてすべての政治活動を進めていかなければならないという点で、私は、コンセンサスは自民党の中でもできていると思ってお...全文を見る
○津島議員 御質問の点にお答えいたす前に、先ほどのいろいろずっとお述べになった事実について、答弁は要らないとおっしゃいましたけれども、やはり相当生々しいお話でございますから私ども申し上げたいことを申し上げさせていただきますが、要するに派閥というものが国会議員の運命共同体のように形...全文を見る
05月14日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第17号
議事録を見る
○津島議員 私がかつて役人の駆け出しのころ、既に大蔵委員会で大活躍をしておられた堀委員の大変感銘深いお話、私はもう同感の気持ちで今承らさせていただきました。  二、三つけ加えますと、結局、今の行政と立法府の関係がこうなったのはやはり長い単独政権にあったと言わざるを得ないわけです...全文を見る
○津島議員 昨日、御堂の後藤委員から、政党助成もいいのだけれども、そこへ至らない段階の政治への国民の参加という方式を考えたらどうだ、その場合に大事なことは各党各派が広く同じような利益が得られるシステムをつくったらどうか、こういうお話がございまして、私は一つの大変参考になるお考えた...全文を見る
05月18日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○津島委員 公述人の皆様方、御苦労さまでございました。程度の差、内容の差はありながら、いずれも参考になる御意見を賜りました。  最初の三人の方は、いずれも全体として今回の改革は、一体として選挙制度、資金関係等々をぜひとも今回実現をしてほしいという点で一致しておられまして、私ども...全文を見る
○津島委員 各公述人の皆様方、追加的な御説明でさらに認識を深めることができてありがたいと思っておりますが、渡辺先生に選挙制度でもうちょっと突っ込んでお伺いしたいんですけれども、先ほど小選挙区制と比例代表制との間に溝ができる、それが問題だということをおっしゃった。それは、この二つの...全文を見る
○津島委員 含蓄がある御答弁で、非常に参考になりましたけれども、似たような問題点について舛添先生、高橋先生、お二人に。  結局、舛添先生のお話は、やはり小選挙区制度というものがこの隠すっきりしているし、当面の課題に一番適切に対応できるであろうという御意見ではございましたけれども...全文を見る
○津島委員 どの先生の御意見も、含蓄があって参考になりました。  そこで最後に、残された時間で、ぜひもう一遍お一人ずつ。  今回の改正を是が非でもここで実現しなければならない。その場合に、こういうことであるから、三位一体と申しますか、選挙制度、政治資金等々一体にやるべきである...全文を見る
05月25日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
議事録を見る
○津島委員 陳述者になられた皆様方、お忙しい日程を割いて、本当にありがとうございました。皆様方の真剣な御意見は大変参考にもなりましたし、私ども国会で既に百時間に近い審議をしておりましたが、国会で聞くことのできないような大変立派な御意見に接することができてうれしく思っておるところで...全文を見る
○津島委員 自民党からも十分届いておりますか。
○津島委員 はい。ありがとうございました。
10月04日第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○津島委員 午前中の自民党を代表する橋本委員の質疑を引き継ぎまして、論議を深めてまいりたいと思います。  まず最初にお伺いをしたいのでありますけれども、激動するロシア情勢、大変私どもも憂慮しておりますけれども、新しい変化がございましたら、この機会に御報告をいただきたいと思います...全文を見る
○津島委員 この審議の過程におきましても、重要な新しい変化がございましたら御報告をいただきたいということをお願い申し上げておきます。  さて、政権交代があったわけでございます。国民の期待は、やはり政権交代のある、緊張感のある政治を取り戻してもらいたいということであるとすれば、私...全文を見る
○津島委員 事もなげに違憲であるとおっしゃった。そして、そのことが憲法問題、自主憲法を制定するという方針と同じ次元の話であるとおっしゃるならば、私はやはりもう少し詰めてお伺いしなければいけませんよ。  それは、社会党さんは、今のような違憲であるという建前に沿って、つい最近の宣言...全文を見る
○津島委員 江田さんらしく非常に論理的な御答弁のようでありますけれども、それはPKO法案は御案内のような事情でとおっしゃいましたけれども、そのときに江田さんを含めて、山花さんを含めて、皆さんは議員辞職までされようとした。牛歩もされた。それだけ反対したPKO法案、その法案で自衛隊の...全文を見る
○津島委員 見守ってきっちりというのはいいのでありますけれども、私は地元で、この再処理工場の建設をめぐって本当に十数年間大変な苦労をしてきた地元の代議士の一人でありますけれども、そういう立場からいうと、反対、絶対建設を認めないと言ってこられた党の党首が閣僚になって、しっかりと見守...全文を見る
○津島委員 大変心配をしておられるという点、これは前の、今与党にいらっしゃる当時の船田経済企画庁長官の底入れ宣言とは大分様相を異にしている。認識が正しくなったと言う方が多いんじゃないかと思うのでありますが、こういう中で、私はまず御指摘したいのは、日本を取り巻く状況が非常に厳しいと...全文を見る
○津島委員 可能な精いっぱいの言い方でおっしゃっておる、その気持ちはそんたくしておきましょう。大蔵大臣が何か言えばそれは相場に影響する、これはもう当然のことでありますが、私は、今の水準をもとへ戻す方向に影響を与える発言はなすったって結構なことだ、何もそこは別に慎重になさる必要はな...全文を見る
○津島委員 御努力を多とするものでありますが、今の久保田さんの御答弁も、また坂口さんの御答弁も、お二人とも憂慮すべき憂慮すべきと、憂慮の気持ちはみんな一緒でありまして、本当にみんな心配をしておるわけでありますが、心配をされるのであれば、やはり思い切った対策というものを私どもにお聞...全文を見る
○津島委員 これはこれからの税制改革その他で私どもはずっと引き続いて提案をし、皆様方と一緒になってやはり国民生活の向上に努力をしたいと思います。この際、また所得制限も見直してもらいたいですよ。これはぜひお願いをしたいと思います。  税制の問題になりましたが、税制とそれから規制緩...全文を見る
○津島委員 公約ではありませんがとは言いましたが、やはりその政治的な責任は負うぐらいの言葉であると思います。  そこで、期待をされるからには、世界経済の浮揚に役立つような御説明をなすったのだろうと思うのですね。  まず、規制緩和についてどういう説明をされたのか。それから税制改...全文を見る
○津島委員 お互いに、大蔵大臣の会合ですから、全く骨格も何も示さずに期待が集まるほど素人さんの集まりではないということだけ申し上げておきます。  そこで、税制の問題について大事なことは、まず税制というのは景気への影響は否定できないのでありますけれども、基本的には国民負担の話です...全文を見る
○津島委員 こちらの方から声がありましたが、本会議の答弁のとおりでございます。  そこで、もうじょうがない、私の方から申し上げなければいかぬのですけれども、やはり日本の所得税の一番の問題は、所得がふえるにつれて税金のふえが大きい、いわゆる累進制にあるわけですね。いつかある新聞に...全文を見る
○津島委員 だんだんと理解を深めておられるようで意を強うしているわけでありますが、私は、恐らく大内さんがもう既に気づいておられることは、人口動態、寿命と出生率だけは、これは政治だけではどうにもならないんですね。子供さんを何人つくっていただくかどうか、これは今恐らく一番強く感じてお...全文を見る
○津島委員 まさにその点でございます。アメリカの健康保険がどうなっているかといいますと、統計はいろいろあるけれども、大体日本の人口の三分の一ぐらいの方、三千七百万人の方は健康保険がございません。保険が全くありません。したがいまして、病気になっても病院にも行けない状態であります。そ...全文を見る
○津島委員 これから頑張るということで、頑張っていただきたいのですが、私は手おくれになりつつあることを心配しているんですよ。つまり、新政権ができるときに、あれよあれよという間に財政当局と各省の間、行政だけでいわゆるシーリングを決めちゃったですね。それで、公共事業はどの役所も十把一...全文を見る
○津島委員 どうぞ総理の御答弁を。
○津島委員 今の御答弁は納得できませんが、先ほどの、文書をもって政府にお答えいただきたいということでお願いしたいと思います。ありがとうございました。
10月13日第128回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○津島雄二君 森本議員の、企業・団体献金を政党に対するもののみに政府案のように一本化しなかったのはなぜか、こういう御質問にまずお答えをいたします。  御承知のとおり、議会制民主主義の基本は、国民が自発的にそのコストを負担しながら積極的に政治に参加していくということでございます。...全文を見る
10月14日第128回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○津島雄二君 神田議員の御質問のうち、で、企業・団体献金の取り扱いにつき、我々の案が政府案と違うのはなぜか、政府案のように政党に対するものに一本化しなかったのはなぜか、こういう御質問でございます。  最初に申し上げますが、我々の考え方は、もとより一党の党利党略に基づくものではな...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○津島議員 ただいまの委員と自治大臣の御答弁を拝聴しておりまして、私ども自民党と与党案と限りなく同質のものだなという感じをいたしました。  今、佐藤大臣の答弁にございますように、政党は公的存在であるから、これを通すことによって、政治資金というものは企業から出されるものであっても...全文を見る
○津島議員 ただいまの図表の中で、上の方の政党に対する企業・団体献金については、基本構造は与党の案と私ども自民党の案とは違いがございません。非常に違いますのは、政治家のために資金を管理する、与党案では資金管理団体、私どもの場合には資金調達団体に対する制約は、自民党案の方がはるかに...全文を見る
○津島議員 前の国会から堀込委員とも議論を重ねてまいりまして、我々が意図する改革の方向について共通の認識はできている。それはやはり明朗にして適正な政治資金の制度を打ち立てて国民の期待にこたえる、また、これと並行して選挙制度も政党・政策中心のものにする、ここまでは認識は共通しておる...全文を見る
○津島議員 堀込委員とこれまで論争してきたところを踏まえて、かなり正確に私どもの意図を理解していただいてありがたいと思っておりますが、まず最初に申し上げたいのは、政党助成について私どもが政府案と違う立場をとっておる、そこにまず抑制が働いておるわけであります。  それから、前回私...全文を見る
○津島議員 この広告費でございますけれども、私どもの党活動の一端として行っておりますもろもろの出版事業に広告をしていただいているわけでありまして、若干一般報道で欠けておりますのは、これがどのようにして関係企業において利用されているかというプロセスが全く報道されてない。それはこうい...全文を見る
○津島議員 堀込委員も御理解されると思いますが、電力事業のいろいろな面について実は一般媒体ではできない広告がかつてあったわけです、最近はどうかわかりませんけれども。一例を挙げますと、原子力エネルギーについての広告はなかなか一般媒体の方はやっていただけなかったという過去の事情があっ...全文を見る
○津島議員 私は今党でその方を担当しておりませんのでお答えする立場にはないと思いますが、まあこれは事業をされる側においても広告媒体を選ぶ、その中身等についてはやはり時代の変遷に応じて御判断になる、これは当然のことだと思いますし、また、我が党の方といたしましても、事業収入、つまり今...全文を見る
○津島議員 前の方の御質問に対してでありますが、一つ委員触れられるのを落としておられた資金調達団体の公開基準は企業献金について五万円でございますから、ですから、それ以外の部分だけ五十万が残っておるということであります。  それと、パーティーの場合の五十万については、これは皆様方...全文を見る
○津島議員 我々も政治家として、有権者、ひいては国民に対して、重く責任を受けとめなければならないと思っております。なぜならば、我々はそれを公に約束をしておるわけでありますから、全力を挙げて取り組まさせていただきます。
○津島議員 私も前回答弁者としてずっとかかわってまいりました立場で、今の貝沼委員の過去の総括というのはある程度そうかなという点もございますが、ただ、一つやはり申し上げておきたいのは、当時の野党側、公明党さんは連用制とはっきりおっしゃったりしたわけでありますが、並立制、今与党側の皆...全文を見る
○津島議員 今述べられたような自民党案でありますけれども、基本的には与党案と共通なものがある。それはまさに貝沼委員がおっしゃったように、企業献金はいろいろ問題があったから、だから公的な存在である政党を通じてやらせよう、私どもは基本的にはそうだと。しかし、同時に、例えば地方で無所属...全文を見る
○津島議員 前原委員にまず御理解いただきたいのですが、政党助成について、憲法判断といいますか、法律論争で一番詳細なものが昨年のドイツの最高裁判所の判例にあります。これはぜひ読んでいただきたいのでありますが、議会制民主主義の国で、公的な助成で政党が半分以上の活動費を賄うというのは、...全文を見る
○津島議員 大変な御熱意でございまして、前原さんの御熱意は私どもも共有をしております。  問題は、我々の熱意が本当に具体化して、国民の期待にこたえられるかどうかということでありまして、例えば政党助成というものについて厳しい御意見を言われましたけれども、私どもの案でいつでも、あな...全文を見る
○津島議員 そういう広告企画によってつくられた記事でございます。
○津島議員 そういうふうには考えておりません。それは広告でございます。
10月22日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
議事録を見る
○津島議員 宮本委員、先般の国会において私ども百七時間の論議をしてきた、それを一市民として見守っておられたのではないかと思いますのでございますから、議論の本筋のところは御承知だと思いますけれども、委員の最初の御質問でございますから、ちょっと最初のところから申しますと、まず、政治活...全文を見る
○津島議員 宮本委員もまだ党、一党の財政を全体ごらんになったことはないんじゃないかと思いますけれども、それぞれの政党は政治活動を賄うための資金調達にそれなりの苦労をしておられます。これは私も実際聞いております。  そういうことから考えますと、国民の御理解が得られるという範囲内で...全文を見る
○津島議員 宮本委員は税制にも若干経験がおありだと思うのでありますが、そういう方の御質問としては、ちょっと私の方から申し上げなきゃならぬなと思っている点がありますよ。  まず、法人税に対する特別措置と、それから個人献金、個人の献金をする方への措置とパラレルで、並べて論じられまし...全文を見る
○津島議員 前回は春でございましたが、今は秋でございまして、温度差は若干前とは違うと思うんですが、私は、率直に言って前よりも今度の方が温度差は少ないと思っております。それは差はありますけれども。  何とか、お互いに意見を述べ合って、できることならば私どもの案について御理解をいた...全文を見る
○津島議員 今思い起こしておるわけでございますが、国民の幸せ、生活に一番関係のある福祉、医療関係の法案、幾つか与野党で熱心な討議をして結論を出していった。そのときに、今と同じように政府案を当時の与党、私どもは抱えておったわけですね。確かに、委員御指摘のとおり野党の側からは反対意見...全文を見る
○津島議員 結論を先に申しますと、トータルな企業・団体献金というのは、どちらかというと減少する方向が考えられている。それはどこへ出ているかといいますと、政治家につながった企業献金というものは資金調達団体に限って、しかも月に会費程度のものにしてしまうということであります、  ただ...全文を見る
○津島議員 ふやす方向では考えておりません。  例えば、政党助成の根拠になった、政党に対するものとそれから政治家の政治団体に対する寄附の総量というものもあえて古い時点でとって、それを基礎に三分の一、三百億、これは要するに、トータルとしてこれ以上ふやすよりは抑えていく方向だという...全文を見る
○津島議員 ですから、私、気をつけてトータルでと言って、その中の組み合わせというものは、やはり政党中心にシフトをしていく。それで、たくさんの政治家にかかわってあった政治団体については、もう二つの調達団体以外は企業献金は認めない。この方がずっとトータルとしては額が大きいわけでありま...全文を見る
○津島議員 企業のB枠については、ごく限られた分野で意味があるわけでありまして、従来のような意味の、政党以外のB枠というものは余り意味がないというふうに見ていただいて結構です。
○津島議員 このB枠というのは、寄附の総額でございますね、一年間の総額です。その総額の条件としてはこれは意味があるわけでありますけれども、現実には、資金調達団体という限られた数の団体に対する会費程度の寄附というところで抑えられてしまうということを申し上げているわけであります。
○津島議員 お互いにあっせんをするというような話は、現行法では盛大に行われるわけですね。それは、中選挙区制の範囲内ではなくて、それを超えれば幾らもある。それは、率直に申し上げますと、派閥等が絡んで現実には相当そういうケースがあり得るわけです。  それを、全体として資金調達団体と...全文を見る
○津島議員 委員の今の認識に、若干私疑念を持っておりますのは、政府案において、確かに企業献金というものは政党以外廃止しておりますけれども、何というか、政治団体は幾つでも、どのようにでもつくれる。そして、政治団体の間の資金の融通は、これは全く自由だ。そうすると、どういう形になるかと...全文を見る
○津島議員 要するに、外側にある調達団体、おたくの方の政府案でいえば管理団体以外の一般の政治団体の立場は、そこは同じなのですよ。企業献金は集められない。ただし、パーティーはできるかもしれない。非常に違うのは、政治家を支える団体、つまり調達団体に対しては一切そっちから金を入れてはい...全文を見る
○津島議員 私どもは、パーティーというのはそれなりに、本来のものであればその回数が制限されるものですから、そういうことについて、常識的な判断でどのくらいまでがいいだろうか、それから事務的な煩雑さもございますからね、それで一応五十万ということで提案をいたしております。前回は六十万だ...全文を見る
○津島議員 この経過措置は、前回の国会の案でも五年ということでつけておりました。その考え方の基本は、やはり政治が機能をするということもこれは大事な要請でありますから、だんだんと個人献金を奨励していく中で、それから資金の流れを政党中心に変えていく中で、政治を過渡期においても機能させ...全文を見る
○津島議員 枝野委員の今のお話でありますが、委員と私どもと認識が一致している面はあります。それは、日本の政治資金をめぐる、要するに金と政治の関係に非常に問題があった。しかし、ここで委員の高い知性を生かしてしっかりと認識していただきたいのは、政治を支えるためのコストをどうやって賄っ...全文を見る
○津島議員 大変細かく御勉強になって、今おっしゃった範囲内のことについては異論はありません。  ただ問題は、今世紀に入ってから今のような立法の努力がいろいろ行われて、主として連邦レベルの選挙、政治活動に係る規制をどうしたらいいかという議論をやってきている中で、基本的に二つの争点...全文を見る
○津島議員 まとめて御答弁をいたします。  最初に、アメリカの法制上、例えば裏献金五億円があると大変厳しいことになると、それはそのとおりでありますが、昨年の緊急是正、我が国における、本院における緊急是正と、私どもあるいは政府側の提出しております法律、法案が成立したときにどうなる...全文を見る
10月27日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
議事録を見る
○津島議員 葉梨委員が今提起されておる問題は、実は議会制民主主義あるいは代議制民主主義の根幹にかかわることであろうと思います。  先ほどからのお話を伺っておりますと、政党というのは議会制民主主義とともに生まれてきたのだけれども、しかしそのあり方について反省の声も上がっているよ、...全文を見る
○津島議員 まず、委員の御指摘の点につきましては、選挙につきましては今選挙公営がある程度日本でも実施されておりまして、一定の公費負担で、新人であっても平等に選挙活動ができるようになっておるわけでありますね。このことはもちろん御存じの上で言っておられると思うのです。これに加えて、そ...全文を見る
○津島議員 私どもは、既に海部内閣のときの政治改革大綱で考え方を明らかにしておりますので、葉梨委員におかれても、それ以来の自民党の公約と公式の立場というものをよく勉強して御理解をいただきたいと思います。
10月28日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○津島議員 今西村委員が読み上げられました我が党の総裁の御発言は、公党として新しい事態の中で、国民に対して、我々の真剣、真摯な態度を表明したというものでありまして、これは当然、私どもすべての党員がこれを心の中にとどめてこれからも政治をやっていきたいということでございますから、変わ...全文を見る
○津島議員 先ほども申し上げましたように、そのような決意にいささかの変化もございませんし、私どもは、自民党が党として行動をし、発言をするときには、今申し上げたような線が堅持されていると私は考えております。
○津島議員 これに着手というのは、もうちょっと具体的にお願いします。
○津島議員 御案内のとおり前国会、海部内閣のときに、私どもとしては政治改革大綱というものを策定をいたしまして、これに基づいて法案も提出をした。またその後、今度は自民党の案も提出したということで、二度にわたる努力をしたわけでありますから、そのような努力が実を結ばなかったことについて...全文を見る
○津島議員 戦前の経験を踏まえての御発言でありまして、その引用された発言の中には現在でも示唆に富む点が多々あるということを私は認めますが、ただ、御承知のとおり戦前は憲法の建前が基本的に違いますから、やはり現在の憲法ができてから後の議会制民主主義の機能がどうであったかというところに...全文を見る
○津島議員 私が長年感じておりましたことを今申されて、私も全く同感でございます。  初等教育ばかりではなくて、私も外国の大学に留学しておったことがあるのでありますが、高等教育におきましても非常にディベートを大事にいたしまして、私はロースクールでございましたけれども、ある課題をと...全文を見る
○津島議員 今の委員のお話を伺ってみますと、基本的認識においては私どもそんな大きな違いはないと思うのですね。  これまでのいろいろな出来事についての反省を踏まえて、しかも日本のあるべき政治の姿、政治資金の姿を考えてみた場合に、委員も法律家でいらっしゃるからよくおわかりのとおり、...全文を見る
○津島議員 基本的に民間の政治への参加というものを尊重する立場に立ちますと、政治家が主宰する形もあり得るし、それから民間の方が、企業も含めて、政治活動を大いに手伝っていこうというものも当然あり得るわけでありまして、そういう意味で、政治家が主宰するものに限る必要はないというのが私ど...全文を見る
○津島議員 委員御指摘のとおり、選挙区の画定に当たりましては、区割りについてよほど賢明な判断をしなければいけない、あらゆる角度から歴史的、行政的な要素を十分に取り入れて納得いくような画定をしなければいけない、御指摘はそのとおりだと思います。
○津島議員 野田委員御指摘のとおり、有権者はずっと女性の方が多い。それから、もっと大事なことは、今の我が国の所得水準から申しますと、一番大きい問題というのは、生産ということよりもやはり生活だ、これは今の内閣が指摘しているとおりでございます。おまけに、日本の社会の最大の問題が高齢化...全文を見る
10月29日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○津島議員 三野委員とは通常国会から続けて議論させていただいておりますが、私どもの今御指摘の点についての基本的な考え方は変わっていないと、たしか三野委員は御理解いただけると思います。  そういう立場から申しますと、先般の葉梨委員のお考えは、私ははっきりあのときの答弁で申し上げま...全文を見る
○津島議員 三野委員の、政党助成については国民の立場に立って真剣に考えなければいけないというお気持ちはよくわかるのでありますけれども、これまでの御議論から御理解いただけるように、私どもは、政治資金全体をこれによって従来どおりの姿で確保したいという気持ちは持っておりません。前回も答...全文を見る
○津島議員 今委員が指摘しておられる懸念、そしてまた今度の決議に示されている問題の指摘は、私ども自民党として、既に本会議の審議以来数次にわたって御指摘している点でございます。  地方政治における無所属の候補あるいは政治家が活躍する重要な役割を考えてみますときに、そういう方々に引...全文を見る
11月05日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
議事録を見る
○津島委員 先般、予算委員会で総理初め閣僚の皆さんに質問させていただきました。あのときは、まだ総理初め皆さん方おなれになっていないだろうという、私の方も気にしながら御質問したのですが、大分皆さんおなれになったようでありますし、余裕も出てこられた。そこで、政治改革がいよいよ山場にな...全文を見る
○津島委員 政権交代可能な政治状況をつくると、まあこれは前国会からいろいろ議論のあったところでありますが、中選挙区制度で政権交代できたじゃないかと言う人がおりますね。実際そうでありまして、山花さん初めずっとこちらにおられる方は今度初めて政権につかれたわけですが、中選挙区制でも政権...全文を見る
○津島委員 世論の高まりということをおっしゃる、それは世論の高まりはこれまでいろいろな政治状況の中であったわけなんでありますけれどもね。  今度の政権の交代というのは、むしろ選挙の結果というよりも、選挙の前に起こった事態でしょう。はっきり言いますと、自民党の派閥が政党化した、こ...全文を見る
○津島委員 羽田さんの言われるような見方も一つの見方かもしれませんが、私が言ったような見方もあるんですね。なぜそうなる、そういう見方が出てくるのかといいますと、これは予算委員会でも御議論しましたように、今の連立与党の政策というものが、政党としての政策と別のところでつくられたという...全文を見る
○津島委員 山花さん、もう結構です。あなたは余りいろいろ言われると答弁の中身がわからなくなるから、結論だけおっしゃった方がいいですよ。  いろいろおっしゃった。私は個人としてとか、私はそういうこと聞いているんじゃない。あなたが、山花さんが選挙民の前に投票してくださいと言う場合に...全文を見る
○津島委員 それは答えになってないんだな。あなた、質問者の質問の仕方に対して、閣僚として答弁するときに注文しない方がいいですよ。私の方から先輩としてアドバイスしておきます。  さて、さっぱりわからぬが、要するに、これまでの社会党が何回も発表しておられるいろいろな党の政策と今あな...全文を見る
○津島委員 なかなか理解してくれるかどうかという心配を持っている。要するに、全国に小選挙区制で個人をアピールする選挙になってしまうのではないかという心配は、これは現実のものですからね。  そこで、大事なことは、政党がアイデンティティーを持っているか、政党が有権者から見て判断の材...全文を見る
○津島委員 まあ正直にお答えになった。要するに、五人集まって、そして政治団体の一つとして、政党としてお届けになれば自動的にいただけるわけだ。これは極めて自由濶達にできるのですね。  さて、そこへ政党助成が入ってくる。この間同僚の伊吹委員からもいろいろ御質問がありましたけれども、...全文を見る
○津島委員 そうですね、基金になるのですね。  さあ、解散までずっとためてきた。この基金は、解散になったらどうします。
○津島委員 私は、法律家山花さんに聞いているんですから、法律的に答えてくださいね。  要するに、法律的にはまさに、いただければこれは自由にできる。それで、ずっとためておくと、法案の十四条、政党基金に入る。政党基金の目的は、特定の目的のために設けられた基金となっている。「特定の目...全文を見る
○津島委員 つまり、これでおわかりのとおり、事実上何でもいいということです。「特定の目的」というのは何でもいい。ためておいて、それは選挙活動にも使えるんだ。ここは私は時間がないから突っ込みませんけれども、選挙活動にも使えるんです。これは政党活動であれば使えるんですよね。  それ...全文を見る
○津島委員 まあ細川さんの御答弁、大体常識的なところをいっておられると思うのですけれどもね。だからみんないいというわけじゃありませんよ、これからだんだん議論していきますけれども。  企業献金を含めて、節度のある範囲内で民間の参加を求めているという基本的な考え方には恐らく御賛同し...全文を見る
○津島委員 大変常識的な御答弁なんですが、それにもかかわらず、政府案というのは、企業献金は政党に対するもの以外は認めないということなんですね。  その理由が当委員会で随分質問されているんですけれども、そのたびに答弁の中で、これまで企業献金が不祥事を起こした。不祥事を起こしたのは...全文を見る
○津島委員 自治大臣は勉強され過ぎて余計なことを言われたわけでありますが、原則として一社からの一政治家なり政治団体に対する寄附は百五十万を超えてはいかぬ、そうおっしゃられればそれでいいわけです。あとは御勉強の成果を披露しておられるだけでありますが。  そこで、私は、このことを非...全文を見る
○津島委員 そのことなんであります。佐藤委員ともども私どもは国会の中で真剣に昨年の十月から十二月まで議論いたしまして、いわゆる緊急是正をやり、これが発効したのが十二月十六日なんです。私たちは、これによっていわゆる裏献金の世界は始末できる、つまり限度を超えた献金というのは没収の対象...全文を見る
○津島委員 石田大臣の答弁、理解できるのでありますけれども、大事なことは、やはり本音で実行できる制度をつくり、それをみんなで整々と守っていくことによって国民の理解を得なければならない。  そういうことの中で、私はどうしてもまだ理解できないのは、政府案で企業献金は政党以外はだめだ...全文を見る
○津島委員 つまり、法人の方は損金として認めてくれない可能性が非常に大きいわけですね。  これはそれ以上細かく入ることはいたしませんが、私は、要するに個人献金にしたらいいじゃないかという議論、これは軽々に言っていただきたくないのです。これは脱法を勧めているだけの話でありまして、...全文を見る
○津島委員 個人献金の勧め、自治大臣のお言葉についてちょっと勘ぐり過ぎてあるいは失礼だったかもしれませんが、今私が申し上げたような要素もあるということは頭に置いていただきたい。そういう中で、やはり節度のある民間の参加というものは極力生かしていくことがまた同時に大切だろうと思うので...全文を見る
○津島委員 アイデアと言えるかどうかあれですけれども、今の青色申告の取り消しの規定に至らない程度の罰則を科する方法について、副総理でおられるわけですし、総理も聞いておられるわけですから、真剣に御検討いただいたらどうかなと。特に租税特別措置法上の特別措置というのは、これは通常の税務...全文を見る
○津島委員 これで時間が来ましたが、一言、今の御答弁で大変問題なのは、個人献金にかえていただくとまたおっしゃった。ところが、公選法上の選挙資金は企業献金できるんですよ。私はそれを言っているんだ。選挙が困るだろうから公営化してあげましょうといって、そっちは企業献金認められているんだ...全文を見る
11月16日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
議事録を見る
○津島委員 当委員会もいよいよ、私どもがみずからの良心に問いかけながら、政治改革関連法案について最終的な意見を明らかにする段階が近づいてまいりました。これまで四年あるいは五年にわたって国民の環視のもとで議論をしてまいりました政治改革の話でありますが、私ごとを言って申しわけありませ...全文を見る
○津島委員 その平成三年十一月の段階の議論でありますけれども、当時の野党の皆さん方は、定数是正と腐敗防止が先決である、並立制の導入などはもってのほかで、検討の余地がないといって、国会の委員会の質問すら同意をされなかったわけであります。  そこにおられる山花担当大臣あるいは佐藤自...全文を見る
○津島委員 今拍手がございましたけれども、山花さんの御答弁、いつも聞いておりますと、最初はいつものようなメロディーから始まって、長いメロディーが続いているうちに何か現代的なメロディーになっていく。その間の論理的なつながりが必ずしもわからないというのは今も私にとっては同じ感じなんで...全文を見る
○津島委員 まあ、今伺っているところの核心は、やはり政権交代可能な体制をつくろうということなんでしょう。まだほかにもいろいろ言われたけれども、余り本質とは関係ないようなところもたくさんありましたが。  そこで、羽田副総理にお伺いいたします。  羽田さんのお立場からいいますと、...全文を見る
○津島委員 我々が二年前あるいは三年前から議論していたその原点に、やはり今の中選挙区制度があったんじゃないでしょうかね。その中選挙区制と、それから、今原点としてお触れになった、また山花さんもお触れになりましたけれども、今までいろいろ問題が起きた、そのこととのつながりについては、羽...全文を見る
○津島委員 まあ、おっしゃったことを私どもなりに言わせていただければ、政党・政策ベースの政治、そしてまた、そういう選挙を確立しなければならないと。私どもは、前通常国会、百二十六国会からこのことを言い続けてきているわけでありますが、そのことと、それから、先ほど山花さんが触れられた、...全文を見る
○津島委員 この問題を議論していくうちに二つの大きな柱が浮き彫りにされてきた。  その一つは、政権を選ぶということ。交代し得るけれども、政権を選ぶ。したがってまた、政権を担当する責任を明らかにする。この一つの柱。それからもう一つは、政党・政策ベースの立場を明らかにして、そして、...全文を見る
○津島委員 山花さんの、民意が多様化したとか連立の時代に入ったとか、そのことは否定する必要ないのですよ。幾ら連立でも、みそとくそと一緒にするような、つまり、全く矛盾した固有の政策を持ちながらやるのは、これはいかがなものですかということを言っているのでありまして、自民党の場合のケー...全文を見る
○津島委員 そういうお話は当然のことだと思いますけれども、ただ残念なことに、そのような日程が厳しいということから、私どもがぜひやりたいと思っていた六者協議の大事な仕事が一つできなかった。  それは、六者協議で、公聴会をずっと終えておいでになりました委員会の代表の方に来ていただき...全文を見る
○津島委員 引き続いて御質問をいたしますが、今、細田委員の質問の点に関連をして、地方公聴会、中央公聴会で出た問題の中の大きい問題点が比例代表制の投票単位の問題でございますね、今の全国一本にするか、自民党案の府県制にするかと。これは、地域の代表を基盤とする政権の選択をするという私ど...全文を見る
○津島委員 今参議院との関係についてお触れにならなかったわけでありますが、いずれこれは参議院でも大きな問題点として御議論になると思うわけであります。ぜひとも政府・与党におかれては、引き続きこの点について議論に真剣に耳を傾けられて、最終的な法律が成立するまでには適切な結論を出される...全文を見る
○津島委員 細川さんは、バランスをとうとぶということをみずからも言われ、またマスコミでも言われておるので、やはりバランスのとれた判断をする、そして、やってはならないことを勇気を持ってやらない、やらない勇気も持っていただきたい。私は、この問題について、これから議論が重ねられていく中...全文を見る
○津島委員 私どもは、六者会議が、仮にこの法案が参議院に行った場合にそのまま存続できるかどうかについて、まだはっきりした考え方を私は聞いておりませんが、それを前提として今のお答えは受けとめておきたいと思います。  次に、政党助成の問題。これは政府側が額において自民党案にまあ賛成...全文を見る
○津島委員 以上のほか、当委員会の理事間でいろいろ協議をした結果、与野党の食い違いについて歩み寄りをしていただいた点が幾点かございます。これらの点については、恐らく政府の修正案で入れていただいていると認識をしておるところでございます。  それにいたしましても、今私どもが取り組ん...全文を見る