津島雄二

つしまゆうじ



当選回数回

津島雄二の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
06月11日第142回国会 衆議院 予算委員会 第34号
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○津島委員 津島雄二でございます。自由民主党を代表して、質問させていただきます。  ただいま日本経済は大変な不況の状態でございまして、国民の皆様方にも大きな不安があると受けとめております。この問題について、正しい理解と、そして国政選挙を控えまして適切な判断をしていただきたいとい...全文を見る
○津島委員 このたびの月例報告では、景気は停滞し、一層厳しさを増している。一層と言っておるわけであります。  翻ってみますと、これまで政府が何回も経済対策というのをやってまいりました。十年間に全体で六十兆というような金額も指摘されておるわけでありますが、再び日本が一層の不況の底...全文を見る
○津島委員 ここ数年間の日本の経済の歩みを振り返ってみますと、全体としては、かつての高度成長の姿は全く見られない姿になっておりますけれども、ただその中で、平成八年、一九九六年は、暦年で日本のGDPが三・九%上昇した。これは、アメリカの同じ時期の二・八%よりも高いわけでございます。...全文を見る
○津島委員 そのような御認識であれば、ちょいと私は、異論を申し上げなきゃいけないと思うのですよ。  外国の権威のある経済紙にこういうことが書かれている。四月一日から十日間で、日本人は、何と二百十億ドルの外国債や株式を買った。二百十億ドルというのは三兆円でございますから、ほぼ三兆...全文を見る
○津島委員 大臣の前段の御答弁には、私は素直に賛成したいと思います。それは、やはりそれなりに予算措置、補正予算、また減税もそうでありますけれども、対策をとること、そのことは私は効果があるということは素直に認めてもいいわけでありますが、その効果が回り回ってどういうふうに評価できるか...全文を見る
○津島委員 お考えには素直に賛成したいと思うのでありますけれども、ただ、その出発点の、自己査定で今おやりになっているその姿が、これがどこまで実態を反映しているかどうかについて、まだ議論がある。  まず第一に、それじゃお伺いしますが、既に発表した十七行でしたか、これについては、第...全文を見る
○津島委員 それでは、それ以外の銀行、主要銀行でまだ公表していない銀行もありますし、それから地方銀行でもかなり大きな影響力のある銀行もあるけれども、その分野については、逐次同じような自己査定が着実に進められているというふうに大臣は考えておられますか。
○津島委員 主要銀行についてはそうだということでありますけれども、地方銀行を含めてこれは本当に真剣にやっていただかないと、私から今さら言うまでもなく、二〇〇一年からいわゆるペイオフの世界に入ってくるわけでございまして、預金者の皆様方の預金が一定の限度まで預金保険機構の保証を受ける...全文を見る
○津島委員 バランスシートから落とすことについていろいろ工夫をしておられるということは大変結構なことで、私どもも私どもの立場から党内の議論を積み上げて、適切な御提言があればさせていただきたいと思っておるわけであります。  しかし、どうしても心配するのは、この問題にさわってきます...全文を見る
○津島委員 総理がそういう認識を持っておられるのはいいことであると思いますが、今度、金融監督庁が発足をされるときに、新たなる観点から、私は、できれば担当大臣ばかりでなくて総理からも今の点に触れて、ひとつしっかり当面の問題に当たってもらいたいという意思を表明されることを望みたいと思...全文を見る
○津島委員 今いみじくも言われましたように、実質は変わりない。これから、よりちゃんとやる話だ。それはそうでありましょうけれども、私は段取りに問題があると思いまして、つまり、どの債権がやはりこの際償却をした方がいい債権かという判定にかかわるわけで、その判定を、これから我々議論してま...全文を見る
○津島委員 大いに努力をしていただかなければいけないと思います。  よく言われる、アメリカの経済の再生の一つの柱が、労働力の移動を非常に上手にやり遂げたということでございまして、当然、ベンチャー事業の育成が必要であると同時に、私ども、今まで中小企業対策として、どちらかというと弱...全文を見る
○津島委員 大臣も御存じだと思いますが、中小企業の実態というのは大変に厳しいものがある。これはもう言葉では言い尽くせないような苦労をしておられる方がたくさんいると思います。銀行の貸し渋りに遭い、あるいは不況の波を受け、また人の確保に苦しむという話は、政治家として本当に襟を正して聞...全文を見る
○津島委員 今の、地方の事業税をどうするかという、いわゆる外形標準課税の問題については、これは評価できる面がございまして、政府はもとより、自民党の税制調査会でも大変熱心に議論しておるところでありますが、一つだけ御指摘申し上げておきたいのは、これの組み立ていかんによっては、実はいわ...全文を見る
○津島委員 厚生大臣のあすの日本の社会を考えるという発言にはまことに同感するものがございます。新たに発表されましたように、少子化の傾向はますます進んでおりまして、一・四を割ってしまった。私が担当大臣をやっているときに一・五七でございまして、その一・五七ショックというのを国民の皆様...全文を見る
○津島委員 やや時間がいただけるので、それでは、残された一つの大事な問題、円の国際化についてちょっとお伺いをしたいと思います。  アジアの各国が大変な状況に陥ったきっかけの一つが、これらの国の対外取引、それから対外資産というものを主としてドルリンクでやっていたということにあるわ...全文を見る
○津島委員 一般論としてはそのお考えは理解をいたしますけれども、これを具体的にやるとなるとかなり思い切ったことをやらなきゃいかぬ。  第一に、やはり日本の、例えば大蔵省証券を買おうとする場合にその利子について源泉徴収を受けるという問題が、これはよその国と比べて、ニューヨークやロ...全文を見る
○津島委員 それでは、ずっと質疑をさせていただきましたけれども、ここで同僚議員にお譲りをし、渡辺委員からは金融システムの問題等についてさらなる突っ込んだ議論をしていただきたいと思うのでありますが、私は、この質疑を通じて強調したいと思いましたのは、やはり日本を立て直らせるためには、...全文を見る
08月11日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第1号
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○津島委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○津島委員 ただいまの村田吉隆君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○津島委員 御異議なしと認めます。よって、相沢英之君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  相沢英之君に本席を譲ります。     〔相沢委員長、委員長席に着く〕
08月25日第143回国会 衆議院 本会議 第6号
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○津島雄二君 私は、自由民主党を代表し、ただいま議題となりました、いわゆる金融安定法の改正法案初め六法案について質問をいたします。  小渕内閣は、日本経済の再生を目標に掲げて発足いたしましたが、その成否は、我が国金融機関が再生できるかどうかにかかっております。経済の血液循環をつ...全文を見る
○津島雄二君(続) また、アメリカ等の金融監督に見られるように、破綻には至っていないが自己資本比率が著しく低下した銀行に対しては、予防的に公的管理を行うことが望ましいとの意見があります。  また、不良債権処理やリストラ計画の実施状況について常時監視する一方、必要に応じて資金繰り...全文を見る
10月02日第143回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第18号
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○津島委員 仙谷委員御指摘の報道によりまして皆様方に御迷惑をおかけしたとすれば、私は申しわけなかったと思っております。  ともに修正案の作成に汗をかいてきだ仲でございますから、私がその報道の内容について納得いかないものがあると感じておること、そして決して私の真意を伝えていないで...全文を見る
○津島委員 先ほど申し上げましたように、そのような報道で御迷惑をおがけいたしましたとすれば申しわけないと思っております。  そこに書かれております言葉等々を含めて私は納得いかないものを感じておりますし、我々がともに汗をかいて立派な成案を仕上げたということは仙谷委員も理解をしてお...全文を見る
10月06日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(津島雄二君) 日本の金融システムを再生させ経済の活性化を実現するためには、破綻をした金融機関や支払い困難になった金融機関をどのように処理するかというこの法律、これも大切でございますが、そればかりでなくて、不良債権を抱え、資本不足の状態になっている日本の銀行がその本来...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 大変に魅力のある御提案だと思いますが、細部についてはいろいろ勉強しなきゃいかぬと思っております。
○衆議院議員(津島雄二君) 大変立派な考え方の整理をやっていただいたと思います。  金融機関の実態を把握する必要があって、そしてその実態把握に基づいて早く健全な形にする、これはだれも否定しない。それから、ある程度のディスクロージャーをやらないとマーケットは納得しない、これも事実...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 金融問題の議論を進めます過程におきましても、連結納税制度についていろいろ工夫をし制度の整備を図らなきゃならない、税制上もこれをサポートしなきゃならないという強い意見が出てきておりますが、これをどのようにするかはこれから党税調及び政府税調において御議論を...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 先生の絵と同じようなものを私ども描いておりますが、今びっくりしたのは、ほとんど全く同じように描いてあります。  それで、私は、でき上がったものは大変立派なものになった。そして、この勉強の過程で与野党が本当にこれだけ真剣に議論して、それぞれ学ぶところが...全文を見る
10月07日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第6号
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○衆議院議員(津島雄二君) 御質問への準備がないわけでありますが、私は委員会室へ参りまして、枝野委員がお答えになっていたあの点は全く同感でございます。早く金融機関の資本不足状態を是正しないとこの問題の解決にはならない、しかし、それを公的資金で是正していくについては国民の理解も得ら...全文を見る
○衆議院議員(津島雄二君) 私は、この件について党を代表して御答弁する立場ではございませんが、個人的な立場として申し上げますと、政治資金規正法附則におきまして一定の期限までに政治資金のあり方について結論を得なければならないということになっておりますので、党内で真剣に議論が行われて...全文を見る
10月09日第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(津島雄二君) 永野委員のこの問題に対する大変な御熱意に敬意を表したいと思います。  私ども、財政、金融の分離の問題については、原案、修正案提出の段階で大変に長い時間をかけて討議をさせていただきましたが、その結果といたしまして、私どもの政治のトップ、総理が直接確認を...全文を見る
11月27日第144回国会 衆議院 金融安定化に関する特別委員会 第1号
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○津島委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○津島委員 ただいまの石原伸晃君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○津島委員 御異議なしと認めます。よって、相沢英之君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  相沢英之君に本席を譲ります。     〔相沢委員長、委員長席に着く〕