辻泰弘

つじやすひろ



当選回数回

辻泰弘の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第1号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  構造改革と財政の中期展望に指摘されました政策課題について質問をさせていただきたいと思います。以下、この文案にもございますように、「改革と展望」という略称で呼ばせていただきたいと思う次第でございます。  まず、雇用、労働に関...全文を見る
○辻泰弘君 現行の雇用対策計画は、十年のスパンでとらえているわけでございます。今回の「改革と展望」は、ローリングプラン、すなわち毎年変えていくということになっているわけでございますが、私は、大変経済社会の変化というものが著しい、急激だという状況の中で、私は計画が、計画経済じゃござ...全文を見る
○辻泰弘君 この点も深く突っ込みたいところですが、三十分しかございませんので次のテーマに移らせていただきます。  法務省に関することでございます。  「改革と展望」では、「構造改革が目指すのは「人」を何よりも重視する国である。」と高らかに宣言されております。そして、人を何より...全文を見る
○辻泰弘君 審議会で御検討いただいていることは結構なことだと思うんですが、言われておりますのは一年掛かりで、来年の通常国会じゃないかということでございまして、どうも一年半ほど遅れているんじゃないかと思うわけでございます。どうか大いに促進をしていただきまして、早急に結論をいただきま...全文を見る
○辻泰弘君 高校生につきましては、文部科学省、平成七年でしたか、閣議決定で、高校生の奨学金については地方に任せるんだと、こういう決定があるのでということで、高校生の部分が少し手薄になっているといいますか、都道府県も私調べてみたんですけれども、定時制、通信制の在学者が対象だとか、年...全文を見る
○辻泰弘君 高校以外につきましては、私は有利子と無利子の部分の組合わせで、あるいは緊急採用の組合わせでそれなりに独りでもやっていけるような形ができると思うんですが、高校生については私は手薄な状況になっているんじゃないかと思いますので、また御検討いただきたいと思います。  次に、...全文を見る
○辻泰弘君 時間の関係で次に移らせていただきます。  内閣府試算について御質問を申し上げたいと思います。  私、実は二十数年前、政策スタッフしておりまして、一九八五年に、毎年見直しを行うローリングシステムによる中期経済計画並びにそれとの政策的連続性と整合性を持った中期財政計画...全文を見る
○辻泰弘君 次に、基礎年金の国庫負担の二分の一のケースでは、安定的な財源の確保、すなわち増税が前提とされているわけでございます。一九九九年の年金の財政再計算ではそれが二兆七千億に当たるということが出ているわけですが、これはこの試算においては何の税目で増徴するということにしているか...全文を見る
○辻泰弘君 医療制度改革につきましては、今回、来年四月から三割負担が政府・与党で合意されておりますけれども、試算では昨年十一月二十九日の医療制度改革大綱が前提とされているわけでございます。必要なときに七割給付ということになったわけですが、試算に当たってはいつから三割負担になると想...全文を見る
○辻泰弘君 「改革と展望」におきましては、構造改革が仮に実行されない場合、国債に対する信頼性が低下し、長期金利が急上昇し、景気後退に至るリスクが高まっていくと指摘されております。しかし、改革を行うことを前提とした試算でも、二〇〇三年度以降の公債金、すなわち新規の国債発行額は毎年度...全文を見る
○辻泰弘君 今お話もございましたように、「改革と展望」ではプライマリーバランスの赤字が縮小し、二〇〇六年度ころにはGDP比が半分に低下すると、二〇一〇年代初頭にプライマリーバランス黒字化するという展望が示されているわけでございます。  しかし、よく見ますと、二〇〇二年度以降、毎...全文を見る
○辻泰弘君 「改革と展望」におきましては、国民負担の在り方について受益と負担の関係について検討を行うということがうたわれております。  かつて、平成六年の三月、厚生省によるいわゆる福祉ビジョンという中で租税、社会保障負担の見通しというものが示されたことがございました。また、平成...全文を見る
○辻泰弘君 最後の質問になりますが、政府全体の経済財政計画としてこれからも政策課題の解決の道を見いだすべく政策官庁すべてが取り組んで方向性を示す、その一つの手掛かりとなるものだと思います。その意味で、財務省の主計局または厚生労働省の年金局など、そういうノウハウも全面的に駆使して今...全文を見る
○辻泰弘君 終わらせていただきます。
02月27日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第2号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、山田参考人に御意見をお伺いしたいと思います。  まず第一問は、小泉改革についてどう評価されるかというのを総括的にお伺いしたいのが第一点。それから、不良債権とデフレということが優先順位という議論がございますが、その因果...全文を見る
03月06日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
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○辻泰弘君 民主党の辻泰弘でございます。  まず、山崎先生にお伺いしたいと思います。  先生の御説明の中で、被扶養者の認定基準百三十万のことが、六十歳以上の百八十万の対比の中でおっしゃっておられたと思いますが、先生としては百三十万自体をどのようにすべきかということについてのお...全文を見る
○辻泰弘君 ありがとうございました。
03月28日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、戦傷病者戦没者遺族等援護法の一部を改正する法律案に関しまして、御質問を申し上げたいと思います。  まず、今回の措置は、遺族年金等の額を恩給の改定に準じて引き上げるということが、四月実施ということが盛り込まれておるわけ...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、恩給との連動ということでございますので、総務省の方から、普通恩給、扶助料の最低保障額の引上げ、この額の根拠をお示しいただきたいと思います。
○辻泰弘君 厚生労働省並びに総務省、両省にお伺いしたいと思います。  援護年金給付及び恩給費の財政支出の今後の見通しをお示しいただきたいと思います。
○辻泰弘君 同額ということになりますか。
○辻泰弘君 以下、戦後処理ということについて関連して幾つかお聞きしたいと思います。  まずは坂口大臣にお伺いしたいと思います。  小泉総理、昨日の記者会見でも、まだ表に出すことができないが各方面からいろいろ動きもあるようだということで、北朝鮮の関連のことをおっしゃっておられま...全文を見る
○辻泰弘君 千鳥ケ淵の戦没者墓苑についてお聞きしたいと思います。  同墓苑は、納骨室のスペースが狭く、収納の余地が少なくなっているという状況がございます。また、遺族の方々からは、引取り手のない遺骨であっても、名前が分かっているものなどについては個別埋葬すべきだとの要望がなされて...全文を見る
○辻泰弘君 戦没者の遺骨のDNA鑑定というものが検討が進められているわけでございますが、同時に、遺族に対してつめなどの検体の提出を呼び掛けつつ、遺骨のDNA鑑定を積極的に推進をして、できるだけ遺骨を遺族の元に届けられるようなそういう努力がなされるべきだと考えておりますが、そのこと...全文を見る
○辻泰弘君 昨年四月一日から施行されております平和条約国籍離脱者等である戦没者遺族等に対する弔慰金等の支給に関する法律の施行状況についてお伺いしたいと思います。  同法施行以降、現在までの弔慰金、見舞金等の申請者数、支給件数、支給総額はどのようになっているか、総務省の方からお示...全文を見る
○辻泰弘君 靖国神社の問題についてお聞きしたいと思います。  小泉総理は、昨年八月十三日、靖国神社への参拝を行われました。靖国神社への参拝については、これまで、福田、鈴木、中曽根各内閣における政府の統一見解が出され、それらを踏襲するような見解が今日まで続いているという状況でござ...全文を見る
○辻泰弘君 その内容について、例えば福田内閣における安倍官房長官の答弁等々ございますが、こういう具体的なことにも付言して御説明いただきたいと思います。
○辻泰弘君 それは花、供花だとか玉ぐし料とか、その部分についても含めて御説明ください。
○辻泰弘君 それでは、公式参拝のうち、憲法二十条第三項の規定に違反する疑いのない参拝とはどういうものでしょうか。
○辻泰弘君 それでは、昨年八月十三日に小泉総理が行われた靖国神社への参拝を、政府は私人としての参拝と位置付けているのか、憲法二十条第三項の規定に違反する疑いのない公式参拝と位置付けているのか、政府の見解をお示しください。
○辻泰弘君 いささか申し上げますと、私は法制局並びに内閣官房にもこの点についていろいろと意見交換をというか御説明を伺ってまいりましたけれども、率直に言いまして、こういう問題についてははっきりとした統一見解を示された上で対処をすべきだと思うんですが、これまでの福田、鈴木、中曽根内閣...全文を見る
○辻泰弘君 内閣府にお伺いします。  内閣府作成の「改革と展望」の参考資料におきましては、経済・財政モデルにおける試算が行われているわけでございますが、その試算においては、年金の積立金の運用利回り、厚生省の一九九九年財政再計算の折は四・〇%の前提でございましたが、この「改革と展...全文を見る
○辻泰弘君 具体的な利率というのはお示しいただけませんか。
○辻泰弘君 それでは、年金積立金について一つお聞きしておきたいと思います。  厚生省は、年金については賦課方式にプラスして修正積立方式も、積立金も活用してと、こういうお立場なんですが、昨年六月決定、閣議決定の骨太の方針においては、年金積立金については有効に活用し積立金水準を引き...全文を見る
○辻泰弘君 これは骨太の方針をどう読むかですけれども、むしろ方針として引き下げるような、そういうトーンになっていると思いますが、厚生省としてのお立場は理解いたしました。  さて、三月十九日の参議院財政金融委員会におきまして、塩川財務大臣が、年金を辞退すれば、その間、辞退している...全文を見る
○辻泰弘君 年金税制についてお伺いしたいと思います。  現在の公的年金給付は所得税法上雑所得とされ、定額控除、定率控除から成る公的年金等控除が設けられていると。そういう中で、課税最低限が現役世代より高くなっているのではないかと、こういう指摘がかねてよりあったわけでございます。こ...全文を見る
○辻泰弘君 坂口大臣は一月十一日の記者会見において、国民年金が任意加入であった学生時代に未加入のまま障害を負った無年金障害者には現行の法律では救えない、政治の大きな問題であり、今年じゅうにも結論を出したいとの発言をされておりますが、どのような救済策を講じていくお考えなのか、お聞き...全文を見る
○辻泰弘君 一月三十日に国立社会保障・人口問題研究所が日本の将来推計人口を公表されております。それは、将来の出生率推計を大幅に下方修正し、少子高齢化が従来の予想よりも速く進むと予測したものでございます。この推計は、五年ごとに国勢調査に基づいて見直し、そして公表され、年金の財政再計...全文を見る
○辻泰弘君 今の少子化への対応という見地から、保育所と幼稚園の連携の強化についてお伺いしたいと思います。  先日、三月二十六日に閣議決定、閣議に提出された国民生活白書におきましては、「保育所は児童福祉法上の児童福祉施設、幼稚園は学校教育法上の教育機関であり、制度上の目的と役割は...全文を見る
○辻泰弘君 池坊政務官、ありがとうございました。どうぞ御退室いただいて結構です。  次に、介護休業中の社会保険料の問題についてお伺いしたいと思います。  現在、育児休業については、休業期間中、申出により厚生年金保険及び健康保険の被保険者負担分並びに事業主負担分ともに保険料が免...全文を見る
○辻泰弘君 ただいまの点は、年金制度で見るのか、またドイツなどのように介護制度の中で見るということもあると思いますが、そういうことも含めて御検討いただいて御対処いただきたいと思います。  次に、いわゆる偽装脱退といいますか、この間予算委員会等でも出ていた問題でございますが、最近...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、私が言いました延滞加算率の引下げ、また本人の事後的な救済措置、この点はどうでしょう。
○辻泰弘君 社会保険の被扶養者の認定基準のことについてお伺いしたいと思います。  現在は被扶養者の認定基準を百三十万円に設定されているわけですけれども、失業をされた方に対しての認定に当たっては、百三十万円を三百六十五日で割った金額と失業給付の日額とを比べて、失業給付の方が少ない...全文を見る
○辻泰弘君 現実の社会保険の運用において、その失業給付の期間が切れたら仕事が見付かるだろうという、そういう想定で今まで運用されてきたわけですけれども、こういう大変厳しい状況の下でございますので、これは、書類を求めても出てこないという現場の判断というんでしょうか、どういうことか分か...全文を見る
○辻泰弘君 時間もなくなってまいりましたけれども、今、年金改革で検討されている主なポイントは、第三号被保険者のこと、パートの保険適用、離婚の場合、遺族年金等々、こういうことがあるわけでございますけれども、私は、年金検討会のを拝見しまして、第三号被保険者については第四案、すなわち第...全文を見る
○辻泰弘君 そうですか。  それじゃ、その点について厚生労働省の御見解をお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 以上で終わります。
04月10日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第4号
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○辻泰弘君 民主党の辻泰弘でございます。  まず、お三方に共通してお聞きしたいことでございますが、それぞれ起業、実業、またそれらに対する研究に従事されてきたわけですけれども、その過程で、起業、業を起こす場合の妨げとなっている規制というものを感じられたことがあるのか。すなわち、そ...全文を見る
○辻泰弘君 お三方共通でございます。
04月16日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  本日は、厚生労働行政全般につきまして御質問をさせていただきたいと思います。  まず、日朝閣僚級会談中止の経緯についてお伺いしたいと思います。  先般、三月二十八日、私、この場におきましての質問で、大臣が三月三十日、シンガ...全文を見る
○辻泰弘君 バイオテロ対策についてお伺いしたいと思います。  サッカーのワールドカップの開催が近付いておりまして、バイオテロが懸念される昨今、感染症の異常発生を早期に察知し、迅速に対応するための対策が求められていると思うところでございますが、厚生労働省はこれにどのように対処して...全文を見る
○辻泰弘君 後期高齢者の独立型医療保険制度の創設についてお伺いしたいと思います。  今後審議予定されております健康保険法等の一部を改正する法律案の附則では、平成十四年度中に新しい高齢者医療保険制度の創設の具体的内容、手順、年次計画を策定し、おおむね二年を目途に措置する旨の規定が...全文を見る
○辻泰弘君 生活保護の問題についてお伺いいたしたいと思います。  現在、生活保護法による保護の実施要領などによりまして、炊事用具などの家具、什器については二万五千円まで、また真にやむを得ない場合は四万二千円まで一時扶助費、すなわち臨時的最低生活費として支給することが認められてい...全文を見る
○辻泰弘君 この前から私申しましたように、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、ルームエアコンと、こういうふうに同列になっているわけですが、やはり冷蔵庫だけはちょっと私は質が違うと思うんでございます。  大臣、いかがでしょう。やっぱり冷蔵庫は最低生活の中に入れるのが社会通念になっ...全文を見る
○辻泰弘君 説明の仕方といいますか、活字になっていることでしょうから、それは説明というよりも確定というか、そういう見解ということになると思うんですが、実態の面で冷たくならないようにお取扱いをいただくようにお願いしておきたいと思います。  次に、救急救命士の問題についてお伺いいた...全文を見る
○辻泰弘君 それでは、次の問題に移らしていただきます。シックハウスの問題についてお伺いしたいと思います。  昨年のビル管法の質問のときに、私もこの問題を質問させていただきましたけれども、今回の通常国会におきまして、国土交通省が、建築基準法改正においてホルムアルデヒドやクロルピリ...全文を見る
○辻泰弘君 私、ビル管法の審議のときに、昨年、特別養護老人ホームや老人保健施設などがこの環境衛生基準を満たしていないケースが見られるということで、調査をして、しっかりとその基準も満たすようにということでお願いしたところでございまして、改めてそのことについてもお願いをしておきたいと...全文を見る
○辻泰弘君 総務省の御説明ですと、現在、この統計に要するコストが十八億円で、都道府県に広げると十倍ぐらいになるんだということをおっしゃっておられました。  私は、CPIが、消費者物価指数の統計、また家計調査報告の統計が県庁所在地というものを出していると。そういう意味で、都道府県...全文を見る
○辻泰弘君 昨年も大臣には、有用性といいますか、その価値については前向きなお話をいただいたところでございますが、今後とも引き続き総務省に対して働き掛けていただいて、ひとつそういう統計の実現にお力添えいただくようにお願い申し上げるわけでございますが、一言お願いできますでしょうか。
○辻泰弘君 ワークシェアリングの問題についてお伺いしたいと思います。  政労使による検討が続けられてまいりましたけれども、三月二十九日、政労使によるワークシェアリングに関する合意がなされたところでございます。政府の取組として引き続きの検討課題となりましたのは、短時間労働者に対す...全文を見る
○辻泰弘君 この合意文書を拝見させていただきますと、財政措置については、「今後二—三年間程度行われる新たな雇用調整の手段であるという観点に立って、」ということをあえて付言されておりまして、こういう見地から特段に配慮していこうというような意思をお持ちなのかと私は見ておるようなことで...全文を見る
○辻泰弘君 派遣労働についてお伺いいたします。  これも三月二十九日閣議決定の規制改革推進三か年計画におきまして「派遣労働者の拡大」という項目がございます。「派遣労働者にも、他の労働者と同様に職業選択の自由が認められるべきであり、就くことのできる職種(業務)や働くことのできる期...全文を見る
○辻泰弘君 昨日、首相官邸におきまして第一回総合規制改革会議が行われておりまして、その中に、今年度、新年度の運営についてということでの方針、テーマが決定されたということでございます。その中に「「規制改革特区」的手法の検討」というものがございます。「「規制改革特区」は、全国一律の規...全文を見る
○辻泰弘君 派遣労働者の健康保険組合のことについてお伺いしたいと思います。  この問題は、私、昨年の質問でもさせていただいたところでございますが、その後、先ほども申しました三月二十九日の閣議決定、規制改革推進三か年計画におきましても、派遣労働者の健康保険組合の設立を認めるととも...全文を見る
○辻泰弘君 パート労働者の雇用保険への加入確保の問題についてお伺いしたいと思います。  パート労働者の雇用保険加入の要件は十三年四月に収入要件が撤廃されまして、現在は一年以上引き続き雇用される見込みがあること、また一週間の所定労働時間が二十時間以上であることと、この二つが要件と...全文を見る
○辻泰弘君 若年者雇用の問題についてお伺いしたいと思います。  今年の春の卒業された高校生の就職率は過去最低であったとお聞きしております。また、今年の春の卒業の高校生、大学生を採用した企業も約三割だったというふうに伺っているところでございまして、若い方々の働く環境が大変厳しい状...全文を見る
○辻泰弘君 失業者に対する社会保険の被扶養者の認定基準についてお伺いしたいと思います。  これは先般、年金等の問題についての質問の中でも、私お伺いしてやり取りをしたところでございますけれども、もう一度確認的な意味合いも込めて御質問したいと思います。  現在、失業者に対する被扶...全文を見る
○辻泰弘君 一般的な常識で見れば、年間収入というのはやっぱりその一年間の収入の総額になるのだと思うわけでございます。それで、今の運用のやり方でいきますと、結果として百三十万以下で終わった人に対して認定しないまま終わったということもあり得るわけでございまして、その点については私はや...全文を見る
○辻泰弘君 現状を見ますと、必ずしも十分機能していないのではないかと思うところでございまして、私ども民主党といたしましては、国保の保険料算定における特別の対策、また任意継続時の保険料負担の軽減措置を図るべしということで、法案も用意させていただいて対応しようとしているところでござい...全文を見る
○辻泰弘君 年金問題についてお伺いしたいと思います。  現在、年金は二十五年の資格期間が必要ということになっているわけでございます。そのために、四十五歳を過ぎてそれまで国民年金保険料をずっと滞納していた人、そのこと自体問題でございますけれども、そういう方が新たに会社勤めをして厚...全文を見る
○辻泰弘君 年金について、最後、一問お聞きしたいと思います。  二十年ほど前に私、年金初めて勉強したときは、厚生省の本に日本の年金制度は修正積立方式というふうに出ていたわけですが、今の年金制度を一言で言ったら何方式と言うべきか、それが一つ。それから、海外に勤務した場合の、二重に...全文を見る
○辻泰弘君 終わります。
04月17日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会の辻泰弘でございます。  まず、鶴田先生にお伺いしたいと思います。  確かに先生がおっしゃるように、日本が海外直接投資をして、そこの、現地の生産、雇用に貢献し、また日本にも直接投資が来て、いろいろ国際的な分業が進んでいくということでうまく流れれば、...全文を見る
○辻泰弘君 技術継承のための人材の確保の部分、お教えいただけますか。
○辻泰弘君 ありがとうございました。
04月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  本日は、四方の御参考人の方々、本当にありがとうございます。時間がございましたら皆様方にすべて詳しくお聞きしたいところでございますが、十分でございまして、ある程度制約がございまして、御容赦いただきたいと思います。  神崎参考...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、優しい町づくりということで、バリアフリーということで建物や交通施設などのバリアフリー化というものが立法化を含めて推進されつつあるんですけれども、このバリアフリーについて御見解、御意見ありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
○辻泰弘君 神崎参考人は先ほどの御意見の表明の中でもおっしゃっておりましたように盲学校の先生をされておられるわけですが、そういうお立場から生徒を社会に送り出されると。その上での視覚障害者の方々にとってのあんま、はり、きゅうというものの重要性ということをおっしゃっていただいたわけで...全文を見る
○辻泰弘君 神崎参考人にお伺いしますけれども、今、いわゆる痛みを伴うと言われる構造改革が進められているわけですが、この改革というものについてどう見ていらっしゃるか。また、最近政治のいろいろな問題がございますが、政治自体どう思っていらっしゃるか、受け止めていらっしゃるか、お聞きした...全文を見る
○辻泰弘君 松矢参考人にお伺いしたいと思います。  今、税制の改正ということが言われておりまして、人的控除の見直しということが言われているわけです。その中に障害者控除、特別障害者控除、今二十七万、四十万という控除がございますけれども、これを整理縮小しようではないかみたいなそうい...全文を見る
○辻泰弘君 ありがとうございました。
○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  本日、三十分の時間をいただいておりますが、通告させていただいております質問事項、十四項目させていただいておりまして、何とか全部行きたいなと思っておりますので、超特急でよろしくお願いをいたします。  まず冒頭、前回、四月十六...全文を見る
○辻泰弘君 どうぞよろしくお願いいたします。  次に、ワークシェアリングについてお伺いしたいと思います。  これは働き方の多様化ということで、障害者雇用にもかかわってくる問題でございますが、厚生労働大臣は、先般、四月二十日の大阪のタウンミーティング後の記者会見で、ワークシェア...全文を見る
○辻泰弘君 是非、よろしくお願いいたします。  次に、同じく大阪での記者会見でもおっしゃっていることなんですが、いわゆる引きこもりの人の就労支援についてお伺いしたいと思います。  現在、知的障害者の社会参加促進のための制度として、知的障害者福祉法に規定された職親委託制度がある...全文を見る
○辻泰弘君 障害者のための施策に関する基本的な計画についてお伺いしたいと思います。  障害者基本法は、平成五年の改正により、国については計画策定を義務付け、また、都道府県、市町村については努力義務を課しております。現在の計画策定状況を見ますと、都道府県についてはかなり進捗が見ら...全文を見る
○辻泰弘君 障害者雇用率について四点お伺いしたいと思います。  平成十一年から障害者雇用率の機関区分が変更されております。それまで、国、地方ともに、現業、非現業に区分されておりましたが、十一年には、国は現業、非現業を一本化したにもかかわらず、地方は一本化せず、新たに都道府県等の...全文を見る
○辻泰弘君 障害者雇用機会創出事業についてお伺いしたいと思います。  同事業は、障害者に対する知識や雇用経験がないことから障害者雇用をちゅうちょしている事業所にトライアル雇用してもらい障害者の雇用につなげていこうとするもので、対象者一人当たり一か月五万九千円が支給されているもの...全文を見る
○辻泰弘君 障害者就業・生活支援センター、ジョブコーチについてお伺いしたいと思います。  平成十四年度予算では、障害者就業・生活支援センター並びに職場適応援助者、いわゆるジョブコーチ事業については、四十七都道府県での実施のための予算措置がなされておりますが、今後更に職安あるいは...全文を見る
○辻泰弘君 日本障害者雇用促進協会についてお伺いしたいと思います。  平成十三年十二月十九日閣議決定の特殊法人等整理合理化計画では、日本障害者雇用促進協会について、「国が明確な政策目標を定め、併せて当該目標が達成された場合又は一定期間経過後は助成措置を終了することを明記する。」...全文を見る
○辻泰弘君 税制改正の関連でお伺いしたいと思います。  現在、政府の税制調査会などで所得税の人的控除の整理縮小の方向での検討がなされております。障害者控除は昭和二十五年に創設され、現在二十七万円、特別障害者控除は昭和四十三年に創設され、現在四十万円となっております。  今日ま...全文を見る
○辻泰弘君 いわゆるテレワークについてお伺いしたいと思います。  現行の障害者雇用対策基本計画においては、在宅勤務の促進が打ち出されております。今日、産業、企業の都市集中が障害者、とりわけ肢体不自由者の就職を阻害する要因となっている中で、テレワークの積極的な導入は障害者の雇用促...全文を見る
○辻泰弘君 厚生労働省は、四月十一日、身体障害児・者実態調査結果を発表されております。同調査は五年に一度行われているものでございますが、その結果を見ますと、五年前の平成八年十一月より身体障害者の数は一〇・六%増加しております。また、障害者の高齢化、障害の重度化の傾向が見られるとい...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
04月24日第154回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第6号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会の辻泰弘でございます。  まず佐藤先生にお伺いしたいと思いますが、先生のお言葉で、多様な就業形態はオランダ型が一つのモデルであるという御指摘がございました。オランダは一九九六年、労働時間による差別禁止法というのを作ってやっているわけですが、やはり正規...全文を見る
○辻泰弘君 済みません。そうすると、第三号の被保険者の、今の専業主婦の場合の三号の制度はどう、幾つか、研究会でも六ぐらいありましたですね。そのことについて何か。
○辻泰弘君 はい。
○辻泰弘君 ありがとうございました。
05月08日第154回国会 参議院 本会議 第22号
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○辻泰弘君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました平成十二年度決算に関連し、総理並びに関係各大臣に御質問申し上げます。  平成十二年度の日本経済を顧みるとき、同年度に最悪を更新した失業率と倒産負債総額に象徴される景気低迷が今日まで続いていることを改めて痛感いた...全文を見る
05月23日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第11号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  今日は、労働問題を中心とした一般調査ということで、雇用労働問題を中心にお伺いしたいと思っております。  まず、五月十四日、坂口大臣、記者会見をなさいまして、厚生労働省の職員の働き方、やはり少子化の時代に育児を奥さんにゆだね...全文を見る
○辻泰弘君 ただいまの大臣の御指摘、私も耳が痛いものでございまして、昨日の晩もこの質問のために役所の方々にお電話をしたりいろいろとお聞きしまして、大臣がおっしゃるとおり早く出られるようにしてあげるべきだと。しっかり仕事の段取りせいというのは私に跳ね返ってくることだと思っておるわけ...全文を見る
○辻泰弘君 それは、大臣がわしが全部質問答えたるからみんな帰れと言われればいいような気もしますけれども、それはちょっと横に置きまして。  実は、先般、生活保護の問題につきまして私質問させていただきました。そのことについて一点お伺いしておきたいと思います。  これは三月に別冊問...全文を見る
○辻泰弘君 私は、やはり冷蔵庫の保有というものが最低生活であるというふうに思っております。そういう意味では、ほかの電子レンジだとか、その三月の通達のときには冷蔵庫のみならず、テレビ、電子レンジ、洗濯機、ルームエアコンという例示があったわけでございます。また、五月七日の例示において...全文を見る
○辻泰弘君 この政府税調等の検討の中には、退職所得控除の見直しなどもあると、配偶者控除、特別配偶者控除の問題等もあるわけですが、要は、私が申し上げたいのは、厚生労働省所管のかかわりの障害者であるとか勤労者、労働者であるとか高齢者であるとか、そういう厚生労働省の守備範囲の中の税制改...全文を見る
○辻泰弘君 厚生労働省として税制改正の要望を作っておられることは承知しておりますが、それは概算要求のちょっと後といいますか、八月になることが通例だと思います。  今、政府税調並びに経済財政諮問会議で取り組んでおりますのは六月に一つの方針を示すということでございますので、ですから...全文を見る
○辻泰弘君 雇用創出の問題について一点お伺いしておきたいと思います。  内閣府が「「暮らしと構造改革」ハンドブック」なるものを作っておられまして、その中で、新しいサービス業がどんどん出てくれば雇用が拡大しますということで、雇用創出が期待されるサービスということで幾つか列挙されま...全文を見る
○辻泰弘君 一番雇用政策に責任を持たれるのは厚生労働省でございますので、政府といいますか、総理が五百三十万と打ち上げておられながら、実はその中身が厚生労働省に、何といいますか、そのことの具体策が整合性が取れていないというような状況がないように是非お取り組みいただきたいと思います。...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど申し上げましたように、外国人労働者のとりわけ単純労働者、いわゆる単純労働者についての対応というのは私は慎重であるべきだと思っておりますが、しかし逆に、日本に来ていただいた方に対してのしっかりした対応ということも求められるわけでございます。  現在、研修生、実習...全文を見る
○辻泰弘君 未払賃金の立替払の制度についてお伺いしたいと思います。  現在は労災保険料の財源を使って労働福祉事業団がなさっているわけでございまして、この一月から百七十万の上限が三百七十万に引き上げられたということで、やはりこれは、私は一つのセーフティーネットとして大事なものだと...全文を見る
○辻泰弘君 是非、予算書でその部分が少なくとも見えるように、予算の説明の中には未払賃金の立替払の指摘がありながら実は予算書の数字が出ていないという状況がございますので、少なくともそこは取り組んでいただきたいと、このように思っております。  さて、無年金障害者の問題についてお伺い...全文を見る
○辻泰弘君 いわゆる年金担保融資についてお伺いしたいと思います。  厚生年金法は、第四十一条におきまして「保険給付を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、又は差し押えることができない。」という規定がございまして、またその他船員保険法や国民年金法にも同じような趣旨があるわけでござい...全文を見る
○辻泰弘君 最後の質問になると思いますけれども、先ほど今泉議員の御質問にもございましたけれども、少子化問題についてでございます。  三月二十七日には少子化社会を考える懇談会を開催された。そしてまた、先般五月二十一日には小泉総理から坂口大臣に直々に少子化対策の見直しに対処すべしと...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
06月04日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、本論に入ります前に一点、大臣にお伺いさせていただきたいと思います。  前回、五月二十三日の本委員会におきまして、私、経済財政諮問会議などでいろいろな大臣が所管でない分野にもいろいろ発言をされているという現状の中で、厚...全文を見る
○辻泰弘君 私、前回申し上げましたように、やはり厚生労働省は役所の中では一番高齢者に近い、勤労者、労働者に近い、また障害者に近い、そういう方々の生活実感というものを一番つぶさに見ておられる、一番近い役所でなければならない。どうかそういうお立場を踏まえていただいて、これからもいろい...全文を見る
○辻泰弘君 同じく医療安全対策検討会議におきまして、事故事例についても、ヒヤリ・ハット事例と同様に収集、分析して事故防止に活用するために、強制的な調査や報告を制度化すべきだとする意見があったが、当事者の免責を行うことなく報告を求めることは、かえって事故の隠ぺいにつながりかねないと...全文を見る
○辻泰弘君 透析医療に関してお伺いしたいと思います。  透析医療、特に体外循環を伴う血液透析には数々の医療事故が発生しております。厚生科学研究、透析医療事故の実態調査などでも、多数の患者が同一の医療スタッフにより、水処理や透析液供給装置などを共通に治療を受けていることから、同時...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、透析医療関連でお伺いしたいと思いますが、今年度の診療報酬改定において見直しが行われているわけでございまして、これまで四時間未満千六百三十点、四時間から五時間が二千百十点、五時間以上二千二百十点だったものが、千九百六十点ということで一本化されたわけでございます...全文を見る
○辻泰弘君 小児医療についてお伺いしたいと思います。  小児救急医療の体制の不備というものが大きな問題となっております。不採算性というものが指摘されておりますけれども、これについてある方から、子供は薬漬けにできないからねと、このようなことを言われまして、変な理屈とはいえども何か...全文を見る
○辻泰弘君 透析医療、小児医療をお聞きしましたけれども、その関連で中医協の在り方についてお伺いしておきたいと思います。  三月二十九日、閣議決定の規制改革三か年計画におきましても、「医療が広く国民にかかわる事柄であることから、価格決定や保険導入の過程の透明化・中立化・公正化を図...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、五月三十日に医療保険制度の体系に関する有識者との意見交換会というのを設けておられまして、これはまだこちらにも来ておりません健康保険法の改正案でございますけれども、これの附則の中に位置付けられた、十四年度中の抜本改革といいますか、そのことに向けての検討会という...全文を見る
○辻泰弘君 政府内でも検討中の特定疾患並びに小児慢性特定疾患の対策についてお伺いしたいと思います。  これまで特定疾患治療研究事業、小児慢性特定疾患治療研究事業ということで対応されてきたわけですが、その位置付けが、大変性格があいまいで、国が果たすべき本来の責務というものがあいま...全文を見る
○辻泰弘君 先ほども御議論ございました医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構法に基づく救済制度のことについてお伺いしたいと思います。  先ほども御議論ございましたけれども、同法の施行令に基づく認定の基準、二級の場合、「両眼の視力の和が〇・〇八以下のもの」と、このようになっている...全文を見る
○辻泰弘君 その点についても見直しを図っていただきたいと思いますけれども、先ほど大臣が、実はスティーブンス・ジョンソン症候群のことについて鋭意検討を重ねているという御指摘がございました。また、広範で、ここに絞ったものではないと。すなわち広範な検討を行っていて、このスティーブンス・...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、国会答弁でかつても、新しい道を考えさせていただきたいと、救済に向けてのですけれども、そういう御発言をされております。どうか新しい道を探っていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  さて次に、医療廃棄物の対策についてお伺いしたいと思います。  私、...全文を見る
○辻泰弘君 治験の問題についてお伺いしたいと思います。  薬事法第八十条二に「治験の取扱い」というのがございますけれども、医薬品産業ビジョン、四月に出されているものにおきましても、新しい医薬品が上市されるためには治験が不可欠、しかし日本では治験が進んでいない、むしろ治験の数は減...全文を見る
○辻泰弘君 同じく、医薬品産業ビジョンにおきまして、スイッチOTCの推進と大衆薬市場活性化の方針ということが出ております。現在、「大衆薬市場の市場規模は、医薬品市場全体の一四%で近年わずかながらも減少傾向にあり、欧米におけるシェアと比べても低くなっている。」と、「この原因の一つと...全文を見る
○辻泰弘君 医薬分業についてお伺いしたいと思います。  医薬分業について、薬歴管理による重複投薬、相互作用の有無のチェック、あるいは薬剤師による服薬指導などのメリットが指摘されておりますが、医薬分業の今日的意義、また推進方策について御方針をお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 処方せん添付不要の二万円ルール、いわゆる二万円ルールについてちょっとお聞きしたいと思います。  院外薬局が医療機関の処方せんを基に患者に薬剤を処方し報酬を保険者に請求する際、月二万円未満の請求ならレセプトに処方せんのコピーを添付しなくてよいというのがいわゆる二万円ル...全文を見る
○辻泰弘君 私、先ほど医療廃棄物の問題についてお伺いしましたときに、ちょっと対応を間違っておりまして、実は、恐縮ですが、大臣の方にも御見解をいただくように事前に言っておったわけでございまして、局長からはいただいたわけでございますが、やはりこれは第一義的に厚生労働省がしっかりと取り...全文を見る
○辻泰弘君 この点につきましての厚生労働省のしっかりとした御対応を、責任ある御対応をお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。
07月09日第154回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず本論に入ります前に、今日まで私この委員会で御質問をさせていただきまして、前向きな御答弁をいただいておることにつきまして現状を簡単に御説明いただきたいと思います。  一点は、坂口大臣がこの委員会におきまして、五月二十一日...全文を見る
○辻泰弘君 いずれも庶民生活に大きくかかわることでございますので、どうか今後ともしっかりとお取り組みいただきたいと思います。また、坂口私案なるものを心待ちにいたしております。  さて、もう一点確認させていただきたいと思います。  六月四日、本委員会における薬事法改正等の質疑の...全文を見る
○辻泰弘君 要は医薬局と医政局で、二つで担当されるということでよろしいですね。  では、今後、大臣、そういうことで御理解させていただきますが、よろしいですか。
○辻泰弘君 この点も大変重要な問題だと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。  以降、本論に入らせていただきたいと思いますけれども、法案の提案理由説明、また法文等を拝見させていただきまして、大体その順番に即して今後の質問をさせていただきたいと考えているところでござ...全文を見る
○辻泰弘君 総理の政治手法についてはコメントいただけませんか。
○辻泰弘君 昨年の衆議院予算委員会、十一月十二日でございますけれども、坂口大臣の発言、こういうのがございます。清水の舞台から飛び降りるつもりで十一月末には結論を出さなければならない、こういう御発言がございました。私、そのころからずっと大臣のお姿を見詰めてまいったつもりでございます...全文を見る
○辻泰弘君 どうか気を付けて飛び降りていただきたいと思います。  さて次に、六月十八日の衆議院厚生労働委員会での単独採決がございましたけれども、この点について大臣がこのような発言をされております。国対の命令で委員会の在り方を左右すると大変混乱する、健康保険とか年金は政治的決着を...全文を見る
○辻泰弘君 多少言い過ぎていただいた方がいいところもございますので、また今後ともよろしくお願いいたします。  さて、三月二十二日にこういう御発言がございます。厚生労働省には優秀な人がたくさん入ってくるがすぐに辞めてしまうという御発言がございます。この点について、厚生労働省の実態...全文を見る
○辻泰弘君 先般、七月三日に国会と内閣に提出されました人事院の平成十三年度年次報告書、いわゆる国家公務員白書というものがございますが、これに興味深いことが書かれておりました。「若手職員には、各省幹部が党の会議等で厳しく叱責されながら政治との調整に奔走する姿は尊敬できず、将来に夢を...全文を見る
○辻泰弘君 今後とも、いろいろ厳しい状況かと思いますけれども、早期退庁にも努められつつ、頑張っていただくように御期待申し上げたいと思います。  さて、国保の問題をお伺いいたします。  五月二十二日、これは厚生労働大臣の御発言で、国保は統合を目指すべきという御発言がございました...全文を見る
○辻泰弘君 やはり保険制度でございますので、いわゆる大数の法則が働く三十万から五十万というのは一つの単位だというふうに思いますので、そういう意味で私も国保の統合化というのは賛成でございます。今おっしゃったようないろんな問題点、多々あろうかと思いますけれども、是非そういう形で統合の...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、大臣のいろいろなお考えで、職域と地域を分けるというようなお考えが基本にあったと思いますが、場合によっては職域と地域の融合というものも近い将来あり得るということでしょうか。
○辻泰弘君 先ほどお聞きしました中で民営化ということをちょっと申し上げましたけれども、この民営化というのをストレートにはおっしゃっていない、ある意味では幻の合意事項、ただこれは政府・与党の合意事項でございましたけれども、二月二十二日の中で社会保険庁の民営化というのがあったわけでご...全文を見る
○辻泰弘君 個人的なことをお聞きして恐縮でございますが、大臣の加入しておられる医療保険は何でございましょうか。
○辻泰弘君 私も今回勉強させていただきましてそのことを初めて知りました。大臣並びに政務官、副大臣の方々は、短期の組合員ということで厚生労働省の共済組合に入っておられる、短期組合員ということに位置付けられているわけでございます。また、この厚生労働省の共済組合の代表者が厚生労働大臣で...全文を見る
○辻泰弘君 厚生労働省の共済組合の事務方の責任者、本部長は事務次官でいらっしゃいます。これは第二共済も同じでございます。また、共済組合の副本部長が大臣官房長になっていらっしゃる、第二共済が健康局国立病院部長になっていらっしゃるということでございます。大臣から今の御意向があったわけ...全文を見る
○辻泰弘君 そのことについてまず、苦労すると思うけれども、民主的な議論を通じてやる方向で取り組みたいという、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 やはり、大臣の御答弁にございましたように、隗より始めよということでございますので、やはり全国の保険の統合一元化ということをお始めになるならば、まず足下から示されると、こういう御方針で臨んでいただきたいし、事務方の皆様方も苦労するということは理解しますし、個別の事情はあ...全文を見る
○辻泰弘君 小泉総理の参議院予算委員会、昨年の五月二十一日の発言にこういうのがございます。「医師会の問題もあると思いますが、一つのいわゆる特定の団体の言い分というものを聞くことは大事でありますけれども、その一つの団体に左右されることのないような公平な納得できるような改革を目指して...全文を見る
○辻泰弘君 皆保険とフリーアクセスということについてお伺いしたいと思います。  坂口大臣は、七月二日、フリーアクセスは患者の選択権がある大変安心のできる制度だと、このようにおっしゃっております。また、この制度は今後継続していく、その大前提に立つと、こういうお話がございました。ま...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、掛かり付け医的なところを一度くぐるといいますか、そういうことを念頭に置いていらっしゃるということになりましょうか。
○辻泰弘君 昨年十月二十九日、新聞のインタビューにおきまして坂口大臣は、年末に向け、去年でございますので、年末に向け経済が更に冷え込めば、先延ばしせざるを得ない事態が起こらないとも限らない。その場合、どの部分の実施を先送りするか、経済との見合いで考えなければならないと、こういう答...全文を見る
○辻泰弘君 最後に一点聞かせてください。  大臣も先ほどおっしゃいました、八月か九月に提示するとおっしゃっておりますが、その対象は何か、それだけお聞かせください。
○辻泰弘君 本日、国民医療費等の問題についても御質問させていただくべく用意もし通告もしておりましたけれども、次回以降に送らせていただきたいと思います。  以上で終わります。
08月08日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  関係大臣お集まりいただいておりますので、まず最初に財政運営、予算編成、税制改革について、そこから質問を始めさせていただきたいと思っております。  本委員会での審議の対象でございます十一年度におきましても十二年度におきまして...全文を見る
○辻泰弘君 実質的にという意味は、額としては横ばいであると、こういうことでございますね。
○辻泰弘君 要は、私が申し上げました十五年度の特殊要因は除外してということだと思います。  それと、もう一つお聞きしたいんですけれども、ここで国債発行額、かねてからおっしゃっておられましたけれども、三十兆円からの乖離をできるだけ小さくするよう努めるという御指摘がございます。これ...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、税制改革についてお伺いしたいと思います。  昨日の記者会見で、塩川大臣が一兆円超の減税だということをおっしゃった。そして、三年減税先行、そしてその後の五年間で穴埋めといいますか、そういうようなお考えを披瀝されていると伝えられておりますが、その辺について御説...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、一兆円超の減税ということと、先行期間三年、後の五年で穴埋めというお考えは一つの決定事項と考えていいでしょうか。
○辻泰弘君 私案ということで理解いたしますけれども、そういたしますと、一兆円超の減税という場合に、例えば三兆円減税で二兆円は増税で取るとか、そういう意味での増税もセットということもあり得るということでございますか。
○辻泰弘君 その場合、一兆円超の減税の、減税のある部分、中身は、大宗は法人関係とお考えでしょうか。
○辻泰弘君 かねてより所得税、法人税、法人課税における課税ベースの拡大ということを言われ、所得税の各種控除の見直し、また法人税における、法人課税における租税特別措置の見直し等々が言われてきて、今日もそのこと自体テーマになっているわけでございますけれども、来年度においてそれらの措置...全文を見る
○辻泰弘君 法人課税の実効税率といいますか、国際的比較についてお伺いしたいと思います。  経済財政諮問会議においてもこのことが議論になっておるわけでございますが、まず、平沼大臣にも来ていただいておりますけれども、日本の法人課税というものが国際的に見て高いという御主張だと思います...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、経済産業大臣のお立場からごらんになったときに、今次、今のお話のように、一兆円超の差引きの減税ということがほぼ決定になっていると思うんですが、その場合、一兆が法人税とは限りませんけれども、どのような形の法人減税があるべきか。すなわち、法人税本体の税率引...全文を見る
○辻泰弘君 ただいまの御説明でございますと、法人税本体の税率引下げというものは中長期的課題であると、そして前半でおっしゃっていただいたような投資減税等の政策減税をということでございますが、それをそのまま受け止めますと、平沼大臣のお考えとしては、来年度における法人課税の減税について...全文を見る
○辻泰弘君 今度は竹中経済財政担当大臣にお伺いしたいと思います。  いろいろな御発言がございますけれども、竹中大臣として日本の法人課税というものの水準が現在高いという御認識かどうか、お伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 実効税負担が高いという御指摘であれば、それを低くするということになりますと、それは法人税本体の税率引下げということに帰結するかと思うんですが、そういうことになりましょうか。
○辻泰弘君 そういたしますと、法人課税本体の引下げが主であって、政策減税的なものは従というふうな位置付けだとお考えでしょうか。
○辻泰弘君 竹中大臣に重ねてお伺いしたいと思うんですが、減税財源についての幾つかの御発言がございます。歳出削減ということ、国有財産の売却ということ、自然増収を見込むということをおっしゃっているわけですが、やはりその歳出削減というのを、概算要求基準以上に締めていくということになると...全文を見る
○辻泰弘君 マクロ経済をお預かりになっていらっしゃる経済担当大臣のお立場で、例えば一兆円の減税によって来年度経済成長率にどのような寄与があるかということは御判断ありますでしょうか。
○辻泰弘君 塩川財務大臣にお伺いしたいと思いますけれども、今回の、昨日おっしゃっておられる一兆円超の減税ですが、これは減税としては恒久的なものなのか時限的なものなのか、そのことをどうお考えか、お聞きしたいと思います。
○辻泰弘君 そうすると、恒久的なものとは必ずしも決めていないといいますか、そういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 減税財源につきまして財務事務次官が、つなぎ国債ということがはっきりしていると、言わばつなぎ国債でやるんだということがはっきりしているんだということを御発言されている、記者会見でおっしゃっていますけれども、この財源をつなぎ国債で賄うということを一つ財務省としては方針とし...全文を見る
○辻泰弘君 年金課税について一つ聞いておきたいと思います。  現在、公的年金等控除引下げの議論があるわけでございますけれども、片や厚生労働省のサイドでは十六年の財政再計算に向けての年金改革をお取り組みだということでございまして、私としては、その税制改正、十五年度のがあり得るわけ...全文を見る
○辻泰弘君 歳出のことではなくて年金課税の問題でございますので、要は、十六年度の財政再計算ということが具体的にその後にあるわけでございますから、その中でこなしていくことなのか、十五年度はその年金改革とは別に税制の論理でやっていくのかという、そのことについてです。
○辻泰弘君 まあ、状況は分かりますけれども、十六年の財政再計算ということが、年金改革が近くにあるわけでございますので、税制の改革もその中で総合的な見地からやっていただくように御要望しておきたいと思います。  それで、一つ、無年金障害者の問題について申し上げたいと思います。  ...全文を見る
○辻泰弘君 そういうすげなく言われますと、やはり立つ瀬がないといいますか、坂口大臣もお見えでございます。坂口大臣もちょっと一言このことについての御方針、お考えをお示しいただきたいと思います。
○辻泰弘君 坂口大臣の御尽力に改めて敬意を表しますとともに、財務省におかれましても、今おっしゃっていただきました坂口大臣の思いも十分お酌み取りいただきまして、できる限り御対処賜りますようにお願いしておきたいと思います。  それでは、予算、財政、税制の問題は一応ここで区切りにさせ...全文を見る
○辻泰弘君 十五年中に法案提出ということは、現実問題としては臨時国会ということを想定されているということになるんでしょうか。
○辻泰弘君 法制審でのお取組は一歩前進と評価させていただくわけでございますけれども、お聞きするところによりますと、労働債権の取扱い、アメリカでは租税債権より優先されている、あるいはフランスでも租税債権よりも手厚く保護されているという状況も聞いておりまして、そういう意味では、今御検...全文を見る
○辻泰弘君 それでは次に、雇用対策基本計画についてお伺いしたいと思います。  平成十一年七月には経済社会のあるべき姿と経済新生の政策方針ということで経済計画が閣議決定されております。また、それを受けた形で雇用対策基本計画が平成十一年八月十三日にこれまた閣議決定されているというこ...全文を見る
○辻泰弘君 厚生労働大臣、既に失効した法律に基づきということがある計画でございまして、その一事をもっても、実はあと幾つか申し上げたいと思っていますけれども、そのことをもっても、やはり計画がもう今や政府の計画と言えないんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 この雇用対策基本計画の中にワークシェアリングのことも出ているわけですけれども、「ワークシェアリングも視野に入れ、」というようなことで、位置付けが今日的な位置付けよりは非常に低くなっている。まあある意味で当然のことなんですが、そういう意味で時代に合わなくなっているんじゃ...全文を見る
○辻泰弘君 現在の雇用対策基本計画の中には、「二〇〇一年度末までの臨時応急の措置である緊急地域雇用特別交付金を活用し」と、こういう指摘もございます。これは、昨年、坂口大臣の下での審議の中で緊急地域雇用創出特別交付金三千五百億、十六年度末までというのができたわけで、このことももう既...全文を見る
○辻泰弘君 厚生労働大臣、最後にお伺いしますけれども、かつて見ますと、経済計画の後すぐに雇用対策基本計画できているわけです。何ゆえ今回の局面でそれだけ連動させようとされないのか、お伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
08月29日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第3号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  平成十一年度、十二年度決算に関連し、税制、財政、金融問題につきまして、財務大臣並びに金融担当大臣の御見解をお伺いしたいと思います。  時間が三十分と限られておりますので、恐縮でございますが簡潔に、また結論部分のみの御答弁を...全文を見る
○辻泰弘君 減税、増税のことの絡みについてお伺いしたいと思いますけれども、同じく八月八日、塩川大臣は減税について、恒久的なものと言ったらこれは非常に難しい、三年ぐらいもつような態勢でいきたい、それ以上のことについては見直さなければならぬ時期もあると、このような御答弁がございました...全文を見る
○辻泰弘君 増税の検討対象として、塩川大臣は増税項目については石清水をためると、こういう表現をされているわけでございますけれども、どういうものを検討対象と想定されているか、お伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 それではもう一つ。  三月十九日、塩川大臣はこういう発言を参議院財政金融委員会でされております。高額所得の高齢者の場合にですけれども、年金を辞退すれば、その間、辞退している間の合計額の倍額でもいいから相続財産を引いてやるということも考えるべきだと、このようなお考えを...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、財務大臣のお考え、御見解をお伺いしたいんですが、今日の国債の大量発行が続く中で安定した消化を図る見地から個人投資家の国債保有を促すために、現在、個人向けの国債の商品設計を検討中だと伝えられております。大臣は個人向け国債の利子に掛かる所得課税の非課税措置に前向...全文を見る
○辻泰弘君 政管健保の棚上げ債務についてお伺いしたいと思います。  時間の関係上、歴史と経緯等々は省かせていただきますけれども、この審議対象の十一年度、十二年度におきましても、厚生保険特別会計の健康勘定において一兆四千七百九十二億円が借入金として歳入に計上され、同額が借入金償還...全文を見る
○辻泰弘君 塩川大臣の御発言に関連してお伺いします。  現在、経済活性化、都市再生という見地から医療産業が一つの突破口として注目されており、先端医療産業特区などの提案も出されているわけでございますが、八月二十三日、塩川財務大臣は、大阪だと思いますけれども、発言をされておりまして...全文を見る
○辻泰弘君 新紙幣の問題についてお伺いしたいと思います。  平成十二年七月十九日からは二千円札が発行されておりますけれども、最近の八月二日に、財務省は、平成十六年度上期をめどとして一万円、五千円、千円の新紙幣発行の方針を打ち出されているわけでございます。塩川大臣は、記者会見で、...全文を見る
○辻泰弘君 同日の記者会見、柳澤金融担当大臣は、この問題につきまして、現金自動預け払い機の改造などの負担増が金融機関に集中するということに対する懸念をお持ちだということだと思うんですけれども、簡単に需要拡大ととらえるのは誤っているのではないかと述べておられます。  柳澤大臣のこ...全文を見る
○辻泰弘君 不良債権の問題についてお伺いしたいと思います。  平成十一年度当初予算では二兆五千億、補正予算では九千二百七十九億、また十二年度予算では四兆五千億円が預金保険機構の特例業務勘定に交付したいわゆる交付国債の償還のための経費として国債整理基金特別会計の予算繰入れが行われ...全文を見る
○辻泰弘君 柳澤大臣は、四月十六日に、委員会の御答弁だったと思いますが、「経済の客観情勢が悪くて不良債権が生まれてきた」、「客観情勢がちゃんとしない限り、不良債権問題の正常化もこれは望むべくもない、」、「金融庁の仕事だけに不良債権問題の処理を迫るなんというのはとんでもないことだ」...全文を見る
○辻泰弘君 ペイオフに関してお伺いしたいと思います。  平成十一年十二月には与党三党の合意によりペイオフ解禁が一年延期されております。また、十二年五月には預金保険法改正案が可決成立しているわけでございます。  そこで、柳澤大臣にお伺いしたいんですが、今年四月のペイオフ解禁に伴...全文を見る
○辻泰弘君 柳澤大臣は、これまでペイオフの解禁は構造改革の一環だと強調されてこられました。今回の決済性預金の保護の方針は、実質的には限りなく解禁延期に近づくもので、大臣のこれまでの論理からすれば改革の骨抜きと言うべきものではないかと思うわけでございます。  大臣は、すべて延期な...全文を見る
○辻泰弘君 今、御答弁いただいたところにもあったことではございますけれども、与党サイドからは、普通預金も含めて解禁を延期すべきだという意見が強く出ている、いろいろややこしい理屈を付けて決済性だ何だと言っているが、素直に延期したらどうかなどという意見も出ているわけでございますが、大...全文を見る
○辻泰弘君 決済性預金の全額保護に向けて法的措置というものが必要になると思うんですけれども、どういう法案を臨時国会に提出していかれるのかということについて御方針を承りたいと思います。
○辻泰弘君 もう一点、柳澤大臣にお伺いしたいと思います。  大臣は、八月二日に、数年前から保護すべきものは何かを考えていたと述べておられて、決済性預金の保護は以前から検討対象だったというようなニュアンスでの御見解を示されているようですが、そのとおりでしょうか。
○辻泰弘君 最後の質問になると思いますけれども、政策金融の見直しについて財務大臣のお考えをお伺いしたいと思います。  政策金融の見直しというものが昨年十二月十九日閣議決定の特殊法人等整理合理化計画でも指摘され、またこの九月からは経済財政諮問会議で審議される予定と伺っております。...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わらせていただきます。
09月12日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  平成十一年度、十二年度決算に関連し、国政にかかわる内外諸課題について、官房長官並びに竹中経済財政担当大臣、また日銀の方にもお伺いをさせていただきたいと思っております。  冒頭お伺いしたいと思うんですが、昨日、十五年ぶりに違...全文を見る
○辻泰弘君 それは、近く開かれるであろう臨時国会においても含めてということで理解してよろしいでしょうか。
○辻泰弘君 小泉総理の北朝鮮訪問についてお伺いしたいと思います。  北朝鮮との国交正常化という問題、また北方領土問題を解決して日ロ国交、平和条約を締結すると。この問題、やはり戦後の残された二つの大きな課題だと思いますし、ある意味ではこの二つが解決されて初めて戦後が終わるとさえ言...全文を見る
○辻泰弘君 この交渉の進行、交渉といいますか訪朝計画の進行ですけれども、これについて田中前外務大臣には一切報告されていなかったという指摘がございますし、状況から見て、恐らくそうであったんではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 そうすると、現川口大臣には、いつの時点でお伝えになられたでしょうか。
○辻泰弘君 承知していたというのは、いつ、どの時点から承知されていたということでしょうか。
○辻泰弘君 お立場上そういうことなのかもしれませんが、私は一言言っておきたいと思いますことは、やはり外務大臣という重責を担われた方でございますから、やっぱりそういう方が中心に入っているのが本来の姿だと思うんですが、どうもそういう姿が見えないのじゃないかと思うわけでございます。また...全文を見る
○辻泰弘君 八月三十一日の会見において福田官房長官は同行する方について、外務大臣始め閣僚は同行しないと思うと明言されております。この時点で既に外務大臣は行かないという御判断だったと思うんですが、どういう理由でしょうか。
○辻泰弘君 今回の首脳会談の場所を第三国ではなくて北朝鮮でとされた理由を教えてください。
○辻泰弘君 そうすると、交渉の過程では、第三国のことも検討されることではあったということですね。そのことも検討された上で決まったということですね。
○辻泰弘君 今度の訪問は日帰りということになっているわけでございますけれども、日帰りにしようという判断をされた要因を教えてください。
○辻泰弘君 北朝鮮に行かれる要人の方々は、故金日成主席像への献花とか、同主席の遺体が安置されている錦繍山記念宮殿への訪問とか、あるいはマスゲームの見物とか、こういうのはよくあるわけでございますが、今回はそういういわゆる記念施設などへの訪問等の儀礼行事というものを予定されているかど...全文を見る
○辻泰弘君 この計画が公表されて、当初、小泉総理が自民党幹部の方々に政治生命を懸けて行くとおっしゃったという話がございまして、後に町村さんがそういうことはなかったんだと、おわびするとおっしゃいました。その後、福田長官が、説明した方の思い込みだというふうに御説明されつつ、総理は毎日...全文を見る
○辻泰弘君 今日、朝日新聞に森前総理のインタビューが出ておりまして、これを小泉総理に引き継いだ、すなわち北朝鮮の交渉は森前総理のころからあったんだというお話の流れの中でございますが、小泉総理に引き継ぐ際の反応は「ううんとか、はあんとか。」と、こういうふうに書いてございまして、要は...全文を見る
○辻泰弘君 新聞報道で拝見するわけですけれども、アメリカへの首相訪朝の通告といいますかお伝えになられたのは、八月二十七日にアーミテージ・アメリカ国務副長官とベーカー駐日米大使が来られたときに話されたというふうに伝えられているんですが、この首相訪朝についてのアメリカへの通告の経緯を...全文を見る
○辻泰弘君 その具体的な日付を、八月末とか、ちょっと教えていただけませんですか。
○辻泰弘君 伝えられるところによると、八月二十七日に総理がベーカーさんとアーミテージさんにおっしゃったのが最初だったというふうに言われておりますし、ほぼそうだろうと思うんですが、そのことの御確認はいただけますか。  八月二十七日にベーカーさんとアーミテージさんが首相官邸を訪問さ...全文を見る
○辻泰弘君 日本時間では十三日になるんでしょうか、十二日に小泉総理がブッシュ大統領とお会いになるということになっているようでございます。  そこでお聞きしたいんですけれども、この会談の結果にもよると思いますが、小泉さんが、小泉総理が訪朝されるときにアメリカ大統領のメッセージを伝...全文を見る
○辻泰弘君 米朝対話についてお聞きしておきたいと思うんですけれども、去る九月八日でございましょうか、日米韓三国局長協議というのがございまして、共同声明が発表されているようでございます。その中で、日韓は米朝対話への支持を表明すると、またアメリカは北朝鮮との無条件かつ包括的な対話を行...全文を見る
○辻泰弘君 今回の両首脳会談が開かれて、その後に共同あるいは単独の記者会見というものは予定されているでしょうか。
○辻泰弘君 いわゆる拉致問題についてですけれども、官房長官は、こういう発言ございます。国交正常化交渉ができるかどうか見極める必要がある、日本人拉致問題はその中で包括的に考えるということなんですけれども、一方、田中局長は、アジア大洋州局長ですけれども、田中さんは、拉致問題は消息安否...全文を見る
○辻泰弘君 拉致されたと言われておりますところの有本恵子さん、私、実は兵庫県の選出でございますけれども、神戸市にお住まいでございまして、そのお母様に私の事務所のサイドからちょっと今日御連絡をさせていただいたわけなんですが、そこでお母様がおっしゃっていたことは、少なくとも表に出てい...全文を見る
○辻泰弘君 今の面談の場を持たれるかどうかについては、はっきりしなかったと思います。実際、行かれるのは十七日でございますから、もうそんなに時間がないわけで、設定されるかどうかについては御判断いただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 ということは、家族の方とは限らないということになるんでしょうか。議連の方というのは議員連盟ということでございますね。
○辻泰弘君 そのことで、今、総理が被害の家族の方々とじかに面談されることにつながるということでしょうか。
○辻泰弘君 ごめんなさい、要は官房長官がお会いくださるということでございますね、家族の方と直接にというのは。そういうことでございますね。よろしいです。  では、次の質問に移らせていただきます。  今回の日朝の局長級会議、これは断続的に開かれたと思うんですが、八月でございました...全文を見る
○辻泰弘君 外務省の田中アジア大洋州局長がインタビューでこのように答えておられるんです。植民地支配の清算は補償でなく経済協力方式を取った日韓国交正常化と同じ形でないとできないと、こういうインタビュー記事が最近ですけれども出ているわけでございます。こういう方針だと考えていいでしょう...全文を見る
○辻泰弘君 次に、かつて交渉の過程で、第四回交渉において日本側が基本関係条約を提出した、あるいは北朝鮮側は善隣友好条約案を九一年に第五回交渉で提出したという指摘があるんですけれども、現実の交渉の過程でかつてそれぞれ条約案を出したということがあったのかどうか、教えていただきたいと思...全文を見る
○辻泰弘君 では、もう一度お伺いさせていただきます。  かつて、九一年に第四回交渉があった、九一年八月に第四回交渉、同年十一月に第五回交渉があったと。そのときに日本側が基本関係条約を提案し、北朝鮮側が善隣友好条約を提案したというふうに言われておりますけれども、このことがあったの...全文を見る
○辻泰弘君 今度の小泉総理の訪朝の後、どういう結果になるか分かりませんけれども、今回持たれたピョンヤンの連絡事務所、これを存続していかれるということは検討されているでしょうか。
○辻泰弘君 いわゆる不審船のことでちょっとお聞きしたいと思うんですけれども、九月四日の方の能登半島沖不審船発見の際についてでございますが、この際に防衛庁に深追いするなとの指示が官邸サイドから出たという情報がございますけれども、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 その際、ヨハネスブルクからでしょうか、小泉総理は日本に帰ってこられる途上にあったかと思うんですが、すなわち政府専用機の中にあったかと思うんですが、そこにお伝えになったと思うんですけれども、そのときの指示はどういう指示だったか、教えていただけるでしょうか。
○辻泰弘君 これは今日の新聞でございますけれども、防衛庁の守屋局長が四日の日本海に現れた不審船に言及されて、実質的にそれは北朝鮮籍だというふうな御認識に立たれた上で、国交正常化をしようという国はそういう行動を控えるのが普通だと、こういう発言を昨日講演の中でされているようでございま...全文を見る
○辻泰弘君 昨日でしょうか、福田長官は今のような御発言を記者会見でもされているわけですけれども、いろんな人が事実関係の確認なしにいろんなことを言うわけだからいろんな意見は出るだろうと、こういう御発言のように伝えられているわけですが、しかし、いろんな人が事実関係の確認なしにと言われ...全文を見る
○辻泰弘君 では、またその正確なところを見定めて議論をさせていただく機会を持ちたいと思いますけれども、もう一点お聞きしたいと思います。  九月四日の能登半島沖不審船についてですけれども、一時、日本の排他的経済水域内を航行していたとか、この船が北朝鮮の港を出港していたというふうに...全文を見る
○辻泰弘君 報道では、報道でしかないわけですけれども、報道では官房長官が、EEZ内を航行していたという見方について私は一切聞いていない、北朝鮮の港を出航したことについてもそういう事実は全くないとおっしゃったと言われているんですが、それは事実に反しているわけでしょうか。
○辻泰弘君 では、もう一つの不審船のことをお聞きしますけれども、東シナ海沈没不審船のことですが、昨日引き揚げられたということになっているわけですが、その国籍特定の時期については官房長官も幾つか発言されているんですけれども、国籍特定の時期、いつごろと見通していらっしゃいますか。
○辻泰弘君 確認しておきたいんですが、今度の小泉総理訪朝での首脳会談への影響を考慮されて引揚げを遅らせたことは一切ないと、こういうことで間違いございませんか。
○辻泰弘君 昨日の会見でしょうか、官房長官は、不審船の国の特定についてですけれども、仮定の話だろうが慌てなくてもいい、確定してから申し上げればいいと、国籍の特定ができた段階で当該国に対して確定してから申し上げればいいと、こういうような御発言だったと思うんですが、ということは確定し...全文を見る
○辻泰弘君 昨日、総理、ニューヨークで御発言をされている中で、中国訪問についてですが、中国側が来てほしいということなら私も都合を付けて行きたい、しかし今は歓迎できるような状況じゃないと判断すれば私は行かなくていいという、おっしゃっているんですけれども、中国訪問の予定というものはあ...全文を見る
○辻泰弘君 福田官房長官、九日の記者会見だったでしょうか、イラクの攻撃、アメリカによるイラクの攻撃ということを検討しているということについてですけれども、イラクの姿勢を改めさせるため、国際世論を盛り上げることが必要だ、我が国もその方向に向かって行動すると、このようにおっしゃってお...全文を見る
○辻泰弘君 ちょっとテーマを国内に移させていただきますけれども、内閣改造、臨時国会ということが具体的な日程として上ってきているわけですけれども、昨日も、総理大臣、記者会見でおっしゃっているんですけれども、内閣改造も民主党の代表選挙が九月中旬以降にあるのでそれを踏まえてというような...全文を見る
○辻泰弘君 しかし、官房長官にお聞きするのも申し訳ないようにも思いますけれども、しかし明確に関連付けておっしゃっていることは間違いないわけでございます。ですから、そのことは、そういう、そのことしか言っていない、これ以外は言っていないんだという御説明は、ちょっと事実関係として違うん...全文を見る
○辻泰弘君 官房長官としての御発言は、それ以上のことはあれでないし、当事者でございませんから、人の責任、人の発言にまでどこまで付き合えるのかということもあるかと思いますのであれですけれども、しかしこれははっきりと総理は意識を持っておっしゃっていると思うんです。民主党代表はだれかが...全文を見る
○辻泰弘君 各所管大臣は発言されているわけですけれども、預金保険法の改正とか構造改革特区の関連法案、独立行政法人の設置法案等々、こういうことが言われているわけですが、それらもやはり予定されていると理解していいですか。
○辻泰弘君 デフレ対策についてお伺いしたいと思います。  先般、与党がデフレ対策を出されているわけですが、そこで、時間も限られてきていますので、ちょっと口早になって恐縮ですけれども、まず一つ、減税は一兆円以上の規模をというのが総理の御下命であったと思うわけですが、ここに来て、世...全文を見る
○辻泰弘君 補正予算についてお伺いします。  昨日、総理は、補正予算を組む予定は今のところないと、こういう発言でございます。また官房長官も、先般、株価が下落したときに、株が下がったから補正だとはならないというようなことですが、現時点で補正予算を組むことを考えておられるかどうか、...全文を見る
○辻泰弘君 竹中大臣にお伺いします。  補正予算についてですが、大臣は、イタリアであったと思いますが、偶発的なことが世界の市場で起こって連鎖的に経済が悪化する状況ではないというコメントをされて、補正予算編成については否定的な見解だというふうに伝えられておりますが、補正予算の必要...全文を見る
○辻泰弘君 不良債権のことですけれども、昨日、総理が、不良債権を処理するとデフレが進み倒産や失業が増えると言う人がいる一方で、きちんと処理を進めるべきだと言う人もいる、私の答えは覚悟して不良債権処理を加速しないといけないという判断だと。ある意味では今までよりも踏み込んだ御発言をさ...全文を見る
○辻泰弘君 ペイオフの解禁についてですけれども、官房長官が発言されている中に、ペイオフの全面解禁に関して、今、決済性預金の保護ということが言われていて、それに向けての金融機関の準備があるということを前提にしてですけれども、猶予期間を設けるということがあり得るわけですが、そのことに...全文を見る
○辻泰弘君 与党のデフレ対策の中にあった一つとしまして、ETF、株価指数連動型投資信託というのがございました。伝えられるところによると、官房長官も検討していくというふうなことをおっしゃっているわけですけれども、これについては内閣の中でも複数の大臣が、公的資金を使うのはおかしいんじ...全文を見る
○辻泰弘君 竹中大臣は、ETF、日銀のオペの対象にということであれば検討してもいいんじゃないかという御発言と承りますが、その場合は日銀法を改正してでもということになるんでしょうか。
○辻泰弘君 竹中大臣は、午前中もおっしゃっていたように、マネーサプライを安定的に増やしていくべきだと、こういうお考えですけれども、その一つの具体的な対応として、長期国債の日銀による購入、月一兆円ということになっておりますが、この増額ということが一つのテーマではあろうと思うんですが...全文を見る
○辻泰弘君 官房長官にお伺いしたいんですけれども、昨年、官房長官がこういうことを発言されたと伝えられておりまして、小泉総理の下では景気は良くなりませんから御了解くださいと、こういうことをおっしゃったように伝わっておるんですが、大変本質をとらえて将来を的確に見通された発言だと感服し...全文を見る
○辻泰弘君 税制改革についてお伺いしたいんですけれども、小泉総理が経済財政諮問会議において八月六日、「税制については、シャウプ以来の税制改革により、経済活性化に資する「あるべき税制」を構築することが私の基本的な考え方である。」ということがあって、そこから一斉に動いているところがあ...全文を見る
○辻泰弘君 日銀の方、審議役さん、どうもありがとうございました。御退室をいただいて結構でございます。
○辻泰弘君 そこで、事前にお伝えしておりますので、官房長官、簡単に御見解示していただきたいと思うんです。  無年金障害者対策について坂口厚生労働大臣が私案を出されているということでございまして、前回、私、この場でも財務副大臣に御所見を伺っているんですが、政府としてこの坂口私案に...全文を見る
○辻泰弘君 これも事前にお伝えしていることでございますので結論部分を教えていただきたいと思うんですが、私は第九次雇用対策基本計画の改定ということを何度か質問しておるんですけれども、政府としてこの雇用対策基本計画の改定に取り組まれることがあるのかどうか、お伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 竹中経済財政担当大臣にお伺いいたします。  大臣は、経済活性化策の一環で先端産業や高度医療の特区というものについて、その創設について前向きな御発言をされているんですけれども、このことについての御見解をお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 税制改革についてひとつ官房長官お教えいただきたいんです。これも通告していることですけれども、法人課税について、経済財政諮問会議で小泉総理が、いろんな役所が高い低い、国際的に高い低いという議論があったという中で、財務省と経産省はよく打合せをしてほしい、誤解を与える、どう...全文を見る
○辻泰弘君 竹中大臣にお伺いいたします。こういう御発言をなさっておられるので、それについてお伺いしたいです。  学者が政府内に入ることの明らかなメリットの一つは、こんなことをしたら政治生命が終わりだという発想がないことです、実際私には政治生命は関係ない、私は小泉さんに頼まれたか...全文を見る
○辻泰弘君 時間が参りましたので、これで終わらせていただきます。
09月25日第154回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  次期総理候補の呼び声高き平沼大臣に対しまして、経済産業省所管の諸課題について御質問申し上げたいと存じます。願わくは、日本の国が今後進むべき進路についての大臣の持っておられる抱負経綸の一端に触れさせていただければと思っておる次...全文を見る
○辻泰弘君 九月十七日、総理が訪朝されたわけでございますが、この訪朝並びに平壌宣言についてお伺いしておきたいと思います。  まず、総理のこの訪朝を全体としてどのように評価されているかということについて、大臣にお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 この平壌宣言を拝見いたしますと、宣言の第二項、経済協力に関する部分が他の項目に比して異様なほど詳しく具体的に書かれているという印象が率直にございます。外務省、財務省とともに経済協力を所管される立場にある経済産業省でございますし、九月二十日には外務省の経済協力局長に経済...全文を見る
○辻泰弘君 外務省がある意味では秘密主義といいますか、そういうふうに言われるようなことでやっていることでございますので、十分情報も行っていないところもあるのかもしれませんけれども、やはり経済協力に責任を担われるお立場にある経済産業省としても、外務省にいろいろ質問をし確認をしていく...全文を見る
○辻泰弘君 同経済財政諮問会議の資料の中に幾つか具体的な施策というのが出ておるわけでございます。それらを拝見しますときに、この「歳出・歳入構造の再構築」ということの意味合いは、結局、石特会計の所管というものは、今はエネルギーの、石油の確保、安定確保ということと、代替エネルギー、省...全文を見る
○辻泰弘君 石炭への課税のお話をいただいたのでちょっとお聞きしておきたいと思うんですけれども、課税の公平性という議論、またエネルギー対策の財源確保は大事なことだと思うんですけれども、現状は、現実的に石炭を使っているのは電力産業であり、鉄鋼産業になるわけですけれども、そういう分野が...全文を見る
○辻泰弘君 そのことは、石炭に課税を求めると同時に石油税は少し下げると、こういうことも含むということになりましょうか。
○辻泰弘君 同じく、八月二十八日の大臣が出された経済財政諮問会議の資料の中に、従来路線のことでもあるんですけれども、「エネルギー市場における競争環境の整備」という項目がございまして、今の電力産業の施策については、競争また効率という論理での政策がなされているわけでございますけれども...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど大臣からおわび、また信頼回復に努めたいという御指摘があった東京電力の原子力発電所の問題、一つ二つ、二点お聞きしておきたいんですけれども、東京電力の原子力発電所における自主点検作業記録に係る不正が発覚して国民の不信を招いているというのが現状でございますけれども、こ...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点お伺いしておきたいんですけれども、昨日も総合資源エネルギー調査会の原子力安全・保安部会の下にある原子力安全規制法制検討小委員会が開かれておるようでございますが、この中で、いわゆる維持基準の見直しというもの、運転中の設備の維持に関する基準の見直しの検討が進められ...全文を見る
○辻泰弘君 残余の時間が限られておりますけれども、我が国産業、中小企業の現状から見た政策の在り方についてということで若干お聞きしておきたいと思います。  時間がございませんので、まとめてお伺いする部分は失礼させていただきたいと思います。  税制についてなんですけれども、いわゆ...全文を見る
○辻泰弘君 税制の問題はそれは税調での議論だというふうなことで、真っ向から切り込むということはなかなかほかの役所でも難しいところがあるようなことをいつも思うんですけれども、やはりこの税制改正についても、産業、中小企業をお預かりになるお立場から、是非税調なりあるいは経済財政諮問会議...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
10月10日第154回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第1号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  限られた時間でございます。まず冒頭、田中アジア大洋州局長にお伺いしたいと思います。  九月十五日の全国紙の「ひと」の欄で、「いま、外交官として、本当に面白いと思っている」というふうに語っておられます。今もその心境に変化はご...全文を見る
○辻泰弘君 同報道に、「国交もなく、日本を敵視してきた国に、いきなりトップを訪問させる今回の荒業」に対して、元上司の方々が、「やり方に危うさはあるが、田中だからここまでできた」と、こういう指摘をされているのを拝見しております。一方にあるそのような評価を承知しつつ、その指摘にもある...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、事前に安否情報は全くなかったということでございますね。
○辻泰弘君 局長も当日初めて知られたということですね。
○辻泰弘君 私は、訪朝に当たられてやはり外交交渉の在り方としてあらゆるケースを想定しているということがあるべき姿だと思うんですが、申し上げにくいことですけれども、最悪のケースというものを想定しての対応ということは考えていらっしゃらなかったんでしょうか。
○辻泰弘君 田中局長は、交渉が再開すれば比較的短期間にまとまると、このような発言をされているようでございますが、総理が訪朝された首脳会談後のこれまでの推移というもの、国内の反応というのは、当初の想定どおりだったでしょうか。
○辻泰弘君 外務大臣にお伺いいたします。  外務大臣は、この総理の訪朝、八月三十日の発表でございましたけれども、これをいつ知られたでしょうか。
○辻泰弘君 外務大臣御就任以後、すぐぐらいからということでしょうか。
○辻泰弘君 八月に受けられたということではございませんか。
○辻泰弘君 今回の一連の外交交渉を見ますときに、率直に申しまして官邸主導といいますか、局長と官邸主導の説明なき密室外交と、こういう指摘があるわけですが、こういう御指摘についてどうお考えでしょうか。
○辻泰弘君 安倍官房副長官にお伺いしたいと思います。  八月三十日に発表された首相の訪朝計画、これをいつお知りになったでしょうか。
○辻泰弘君 しかるべきというのを説明していただけませんか。
○辻泰弘君 八月三十日の朝ということですね。
○辻泰弘君 もう一点確認させてください。安倍官房長官が死亡年月日記載の安否リストを知られたのは、北朝鮮から帰国された後だったというふうに理解してよろしいですか。
○辻泰弘君 安倍官房副長官のインタビューに、宣言文の最終文書や死亡年月日を私が知らなかったのはたまたまだというふうな御指摘があるのでございます。今回のその歴史に残るであろう一大行事に同行されて、かかわられたほんの一握りの数少ない政府首脳の方に、事務方から極めて重要な情報が届かない...全文を見る
○辻泰弘君 ここで、ちょっとパネルをごらんいただきつつ御質問申し上げたいと思うんです。立たせていただきます。(図表掲示)  実は、九月の十八日に夕方のテレビで放映がございまして、こういう解説がなされて、それでこういうビデオが放映されたわけでございます。今朝の、今朝はというのは九...全文を見る
○辻泰弘君 承知していないということは、この問題は拉致議連でも取り上げられて、外務省の齋木アジア大洋州局参事官が事実関係を調査し結果を報告したいと回答されているわけですね。これはどう調査されているのでしょうか。それは外務省マターでやるということですか。
○辻泰弘君 十月四日に、福田康夫官房長官は、記者会見で聞かれて、承知しないと述べておられるわけです。ですから、この四日の段階で官房副長官もそういう問題があるということは当然知っておられる。外務省の方は調査をして結果を報告したいと、こうおっしゃっているわけで、その問題の所在というも...全文を見る
○辻泰弘君 しからば、こういう問題についてだれが責任者だったんでしょうか。
○辻泰弘君 この件については、別の報道でこういう指摘がございます。羽田からそのまま築地の、築地市場の冷蔵庫に運ばれ保管されていると、拉致事件への国民の怒りがすさまじく、とてもマツタケを配ることはできない、一方で、北朝鮮の手前、廃棄処分にすることもできない、結局マスコミに感づかれな...全文を見る
○辻泰弘君 この件を見ますときに、総理の訪朝全体を冷静に見詰めてしっかり仕切っていた人がいたのかどうかと、このことに思い当たるわけで、疑問に思わざるを得ないわけでございます。全体を仕切っていた人はだれなんでしょうか。
○辻泰弘君 事務的なことも含めて、やはり今度の交渉のこういうことというのは、やはり一つの大きな、受け取るかどうかということも大きいわけですね。話によれば、人形だとか焼き物を日本側はお渡しになったと聞くわけですが、これだけトラック二台の大仰なものを、ある意味ではマスゲームでどぎもを...全文を見る
○辻泰弘君 事前通告で、昨日、このことについてそういう答弁はないようにしてほしいというふうに言ってあったことで、やはり調べて、そしてまた、現に拉致議連で齋木さんが事実関係を調査し結果を報告したいとおっしゃっているわけです。  それじゃ、外務省として、それはいかがですか、その調査...全文を見る
○辻泰弘君 もう齋木さん、私要求していなくて来ていただいて恐縮ですけれども、もう既に四日から五日ぐらいたっているわけですね。その間、こういう簡単なことの事実調査というのは何があるんですか、そんなに時間が掛かることでしょうか。
○辻泰弘君 もちろん通告していたことでございますけれども、そうしたら、いつまでに明らかにしていただけますか。
○辻泰弘君 齋木さんは議連で報告をするとおっしゃっているわけですけれども、それはそういう御予定でいいですか。
○辻泰弘君 私は、今回のこのこと、異常なまでの大量のお土産というのをノーチェックで言われるままに持ち帰ったんじゃないかと思われるわけですが、その主体性のなさといいますか、見通しの悪さというか、またそれに伴う事実を明らかにしようとしない秘密主義、また国民への誠意のなさ、事後の対処の...全文を見る
10月31日第155回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  総務行政全般にわたりまして、大臣並びに各位の皆様方の御見解を承りたいと存じます。  まず、昨日、十月三十日、地方分権改革推進会議が総理に対する意見として「事務・事業の在り方に関する意見」を取りまとめられました。その中では、...全文を見る
○辻泰弘君 ただいまの御答弁もですけれども、おとといの衆議院総務委員会における御答弁もですけれども、そこでおっしゃっていることは、結局、財政の論理が優先、最優先になっていて、初めに国庫支出の削減ありきと、こういう感がぬぐえないわけでございます。ある意味では、最大限よく見ても、財政...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、能弁多弁でいらっしゃいますけれども、簡潔な御答弁を賜れば幸いでございます。  今の点は、教育の論理というものをしっかりと踏まえて対応していただきたいということを申し上げまして、次の点に移らせていただきたいと思います。  さて、総務省が二十九日に発表された労働...全文を見る
○辻泰弘君 その対応策の中で「地方公共団体の主体的な施策も活かしながら」というフレーズがございますが、何らかの具体的な対応を指すものと理解すべきでしょうか、単なるまくら言葉と理解すべきでしょうか。
○辻泰弘君 総務省が統計を取られている完全失業率に関連してお伺いしたいと思います。  私、厚生労働委員会等で御質問申し上げたことでもございますんですけれども、ある意味で当然のことですけれども、現在は都道府県レベルでの完全失業率というものが公表されていない、年別のは三月に出された...全文を見る
○辻泰弘君 私、前に、たしかその分の調査は二十億というふうにお聞きしたんですけれども、そういう実態でしょうか。
○辻泰弘君 十八億、それは大きな金ではございますけれども、三千五百億、三分の一としても千二百億ぐらいでございますから、そういう中では、今のを倍増したとしても何十億の世界でございます。そういう意味で、是非、雇用創出の見地からもその統計の整備といいますか、やはり必要なデータだと思いま...全文を見る
○辻泰弘君 どうぞよろしくお願いいたします。  もう一点、雇用労働マターでお聞きしたいんですけれども、現行の第九次雇用対策基本計画というものがございます。  この中には、「特別な配慮を必要とする人達への対応」という項目がございまして、一番「障害者雇用対策」、二番「日雇、ホーム...全文を見る
○辻泰弘君 これはこの場での議論ではございませんけれども、雇用対策計画は経済計画とリンクするということが基本法で決まっているわけでございまして、昭和四十年代からずっとその体制で来ていると。一月に経済計画が改定をされました。ローリングプランになったということでございますが、本来であ...全文を見る
○辻泰弘君 是非口出ししていただいて、御訂正賜るようにお願いしたいと思います。  次に、医療保険制度改革関連についてお伺いしたいと思います。  平成十三年十一月二十九日、政府・与党の医療制度改革大綱がございます。その中で、「医療保険制度の一元化を将来の方向とすることは、一つの...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、一元化に当たってはまず国共済と地共済の統合からまず手を付けようと、こういうことでございますね。
○辻泰弘君 それは短期給付も長期給付もということになりますね。
○辻泰弘君 国保については、質問を予定しておりましたけれども、大臣から既に答弁されましたので、その質問はさせていただきません。  次に、政策金融に関連してお伺いしておきたいと思います。  平成十三年十二月十九日閣議決定の特殊法人等整理合理化計画におきまして、公営企業金融公庫な...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、公営企業金融公庫については、基本的に堅持、継続すると、そして他の七機関は廃止、縮減の方向で取り組むと、こういうことをお考えということになりますか。
○辻泰弘君 次に、市町村合併問題についてお聞きしたいと思います。  かねてより大臣、自治体数千を目標にということでおっしゃっていたわけですけれども、最近の発表等を見まして、なかなか千まで行くというのがどうなのかなというふうに思わざるを得ない状況がございます。リミットは二〇〇五年...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、市町村合併問題をお聞きしておきたいと思うんですけれども、基礎的自治体で合併できない小規模市町村ということについて、これ、片山大臣がこれも八月二十八日の経済財政諮問会議でおっしゃっているわけですけれども、基礎的自治体で合併できない小規模市町村は能力も財政力も乏...全文を見る
○辻泰弘君 この市町村合併の問題はまた今後御質問する機会もあると思いますので、次の課題に移らせていただきます。  税制改革についてということになるわけでございます。それで、昨日の経済政策におきましても、「一兆円を超える、できる限りの規模を目指した減税を先行させる。」と、こういう...全文を見る
○辻泰弘君 今申しましたように、経済財政諮問会議で片山大臣は、「今まで減税をいつも先行して、後で増税をやるということがうまくいかず、」と、こういうふうにおっしゃっているわけで、今おっしゃったのは実はちょっとトーンが違うわけでございますけれども、そこは問わずに次に行かせていただきま...全文を見る
○辻泰弘君 残り五分でございます。個別の税目について御質問をしますので、簡潔に御答弁賜れば幸いでございます。  おとといの政府税調の一つの方向性を見ましても、個人所得課税に対して人的控除の見直しということで、配偶者特別控除、基本的に制度を廃止すると、また特定扶養控除についても廃...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、これは来年度税制改正の日程に上るんでしょうか。
○辻泰弘君 なお、個人住民税でもう一点というか二点聞きたいんですが、経済財政諮問会議で出されている大臣のビジョンの中で、個人住民税の比例税率化ということがございます。この点について、また均等割の税率の引上げということも出ているわけですけれども、この点について来年度税制改正で求めて...全文を見る
○辻泰弘君 土地税制の見直しということが昨日も総合対策にも出ていたわけですけれども、そこでちょっと三つ簡潔にお聞きしたいんですが、固定資産税についてですけれども、評価については七割評価の実施ということは堅持されると、こういう方針は出されているわけですけれども、それとプラスして商業...全文を見る
○辻泰弘君 不動産取得税と特別土地保有税。
○辻泰弘君 あと一点、申し訳ないんですけれども、私、これ決算委員会で、国債の大量発行が続く中で個人向け国債の消化ということを考える見地から、塩川大臣が個人向け国債の利子に掛かる所得税の非課税措置ということを検討していくということをおっしゃっているんですが、その場合、地方債はどうさ...全文を見る
○辻泰弘君 以上で質問を終わらせていただきます。
11月07日第155回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  前国会までは厚生労働委員会に所属させていただいておりましたけれども、今臨時国会から総務委員会に参りまして、いささか寂しい思いをしておりましたが、今日は質問させていただきましてうれしく思っております。大臣におかれましては、うる...全文を見る
○辻泰弘君 注意をされたということでございますか。
○辻泰弘君 これについてはもうこれで終わりということになりますか。
○辻泰弘君 国会でもそういう指摘があったということで改めて御注意をいただきたいと思いますが、いつも優秀な副大臣に恵まれられて御同慶の至りでございます。  さて、恐縮でございますが、社労士法の改正に入る前に、大変恐縮ですけれども、この場で私、大臣に幾つかの点で御質問をし、お願いを...全文を見る
○辻泰弘君 以上についてちょっと簡単にコメントいただきたいと思います。
○辻泰弘君 恐縮ですけれども、臓器移植のことと小児救急医療のこと、ちょっとだけ、一言これコメントいただけますか。
○辻泰弘君 社労士法本体についての質問に入らせていただきます。  昭和四十三年に成立した社会保険労務士法は、成立以降五回の改正を重ね、今回が六度目となっているわけでございます。前回の平成十年の改正は政府提案でなされたわけでございます。今回の改正は議員立法で措置されることになった...全文を見る
○辻泰弘君 今回の改正案の概要を拝見させていただきましても、三つの柱のうちの社会保険労務士法人制度の創設というところは本年三月二十九日閣議決定の規制改革推進三か年計画に記された事項でございます。また、その他の改正事項の中の懲戒申出制度の創設、報酬に関する事項の削除もその規制改革推...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど申しましたように、三つの柱のうちの二つが閣議決定に基づくものであるときに、その一つが閣議決定ではないわけですけれども、そのときに政府提案でなくて議員立法にするというのは、私は率直に言って腑に落ちないものがございますけれども、このことを突っ込んでいっても余り生産的...全文を見る
○辻泰弘君 平成十年の前回の法改正に際して、当時の労働省の渡邊官房長は、同年四月十日に、社労士法第二十三条の見直しについては、できれば次期の法改正時にもその実現が図られるよう、労働省として努力してまいりたいと述べておられます。  今回の法改正でこの見直しが実現しなかったことに対...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、厚生労働省としては、この点について今後再び見直しの方向で取り組んでいかれるということでしょうか。
○辻泰弘君 今回の改正におきまして、個別労働紛争解決促進法の紛争調整委員会における個別労働紛争のあっせんについて、紛争当事者の代理を行うことが社労士の業務と認められるわけでございますけれども、紛争調整委員会における個別労働紛争のあっせん代理に合わせて地方労働委員会におけるあっせん...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、男女雇用機会均等法における個別紛争の調停についても社労士に代理を認めてよいのではないかという意見があるわけですが、これについても御見解をお示しいただけますか。
○辻泰弘君 この点については今後の検討課題としては考えられているんでしょうか。
○辻泰弘君 昨年十二月十九日閣議決定の特殊法人等整理合理化計画におきましては、全国社会保険労務士会連合会について、「独占禁止法上問題となるおそれのある広告規制は行わないことを明確化する。」と指摘されております。現行の都道府県社会保険労務士会倫理規程準則には、第六条に広告の制限とし...全文を見る
○辻泰弘君 この準則の文言というのは、私は、一般的といいますか、規制なのかというのはちょっと疑問に思うようなことなのでございます。そうすると、今の、先ほどの六条の広告制限の規定はやはり独禁法上問題となるおそれのある広告規制に当たるという認識だということですか。
○辻泰弘君 そういう認識なんですね。
○辻泰弘君 その倫理規程の改定の見直しということをお願いされて、今それが進行中だということですね。
○辻泰弘君 今年三月二十九日閣議決定の規制改革推進三か年計画において指摘された事項のうち、いまだに措置されていない事項がございます。  それは、第一点、社会保険労務士試験において、再受験の場合に既に合格した段階の試験を免除する措置について検討するということ、二つ目が、社会保険労...全文を見る
○辻泰弘君 今の再受験の場合に既に合格した段階の試験を免除する措置についてということですけれども、これは閣議決定のやつに入っているわけですけれども、非常に難しいというのは、その説明は分かりますけれども、しからばその閣議決定される段階でどのようにかかわられたんですか。
○辻泰弘君 個別労働紛争解決促進法施行後一年を迎え、十月二十二日に厚生労働省が施行後一年の実績を発表されております。それによりますと、総合労働相談件数は五十四万四千六百八十七件、民事上の個別労働紛争相談件数八万九千九百七十一件、助言・指導申出受付件数千九百十一件、あっせん申請受理...全文を見る
○辻泰弘君 この総合労働相談コーナーの相談員の増員だとか、あるいはそもそもこのコーナーを設置した全国二百五十三か所ですか、これを増やすということもあり得ると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
○辻泰弘君 今回の改正案の底流にあるのは、やはり労働問題等に、社会保険ももちろんですが、社会保障もそうですけれども、やはり現場に精通された社会保険労務士の方々に今の時代の下でより責任を持ってやっていただこうという精神だと思うんですけれども、その紛争調整委員会などの増員、今の問題に...全文を見る
○辻泰弘君 先ほども申しました十月二十二日厚生労働省発表の個別労働紛争解決促進法施行一年を迎えたというときの調査結果を拝見させていただきますと、民事上の個別労働紛争に係る相談内容の内訳を見ますと、解雇が二八・五%と段トツとなっているわけでございます。  そこで、これに関連してお...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、整理解雇の判例に基づく四要件が、それ自体が法律に入るということも視野に入っているということでございますか。
○辻泰弘君 ということは、四要件まで法律上明示するということはちょっと視野に入っていないということですね。
○辻泰弘君 社労士の方の質問に、直接的な質問に戻りますけれども、近年の社会保険労務士の合格者数、合格率というものを拝見いたしますと、近年大変伸びているという状況がございます。五年間の状況を例えば見ますと、平成九年は合格者数千九百九十一人、合格率七・一%、平成十年、二千三百二十七人...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、ある程度の点数を先に決めてそれに合格された方、それ以上の点数を取られた方を自動的に合格者にしているという理解ですか。それとも、ある程度、何千人とか何%で考えるということを一応持っていて、それに合わせて点数も若干その場に応じてやるということもあるという...全文を見る
○辻泰弘君 社労士試験についてお伺いしたいと思うんですけれども、そもそも労働法のうちの中心になるのが労働三法であることは言うまでもございません。その三法は、労働基準法、労働組合法、労働関係調整法の三つでございます。ところが、意外なことに、社会保険労務士試験の試験科目には労働組合法...全文を見る
○辻泰弘君 今回の改正で社会保険労務士の方により責任を持って貢献していただこうという精神があるわけですから、そういう意味においては、その中において、やはりレベルアップといいますか、スキルアップといいますか、そういうものが必要だと思うわけでございます。そういう意味で、二十三条の見直...全文を見る
○辻泰弘君 現行の試験制度についても是非その分を加味していただきたいと思いますけれども、同時に今の国会にかかっている司法試験法及び裁判所法の一部を改正する法律案、この中に新しい新司法試験のことがあるわけでございますけれども、その中で、「専門的な法律の分野に関する科目として法務省令...全文を見る
○辻泰弘君 新たな司法試験には当然ですけれども、現行の試験にも是非そういうことを考えていただきたいと御要請申し上げておきたいと思います。  司法制度改革推進本部の方からも来ていただいておりまして、二点お伺いしたいと思います。  今年三月十九日閣議決定の司法制度改革推進計画の中...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点ですけれども、閣議決定の司法制度改革推進計画の中に、隣接法律専門職種など法曹以外の専門家のADRにおける活用及び弁護士法七十二条の規制対象の予測可能性の確保について必要な対応を行うと、こういう指摘が、指摘というか方針が示されているわけですが、これはどのように今...全文を見る
○辻泰弘君 時間の関係上、最後の質問になると思いますけれども、私、この場で月ごとの都道府県別失業率を提示すべきだという主張をさせていただきまして、それは総務省の方に伝えようと大臣からも答弁をいただいていたわけでございます。  私、総務委員会に行きまして、総務大臣に先般その問題を...全文を見る
○辻泰弘君 雇用の安定、雇用の確保は大変国民の切実な願いでございます。どうか、今後とも雇用労働問題、全力で取り組んでいただきますよう改めて御要請申し上げまして、質問を終わらせていただきます。
11月19日第155回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、基本的なことから御質問申し上げたいと思います。  二〇〇二年度の補正予算について、十二月十日に規模、概略をまとめ、来年度予算案とともに年末に決定と言われているわけでございます。そして、来年一月の通常国会冒頭に提出する...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、概算要求で要求されているものを前倒し的なことはあり得るんでしょうが、その概算要求で要求された以上のことも、以外のこともやっていくこともあるということになりますか。
○辻泰弘君 次に、今年の六月二十五日閣議決定の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針二〇〇二」、いわゆる骨太の方針第二弾でございますが、この中の指摘に関連してお伺いしたいと思います。  一つは、「産業力強化のためのIT化推進」という項目の中でこういう指摘がございます。「日本の...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、いわゆる骨太の方針第二弾の中の指摘に関連してお伺いしたいんですが、電子政府等の推進という項目の中で、こういう指摘がございます。国民の利便性向上の観点から、電子政府、電子自治体等公的部門の電子化を推進する際には同時に事務を合理化するという方針が盛り込まれている...全文を見る
○辻泰弘君 以下、三つの法案のそれぞれに関連してお伺いしたいと思います。  まず、今回のオンライン化法案についてでございますけれども、同法案におきましては二〇〇三年度までに約五万二千件の行政手続のオンライン化実施が目標とされているわけでございます。そのうち二〇〇二年度には、国の...全文を見る
○辻泰弘君 今回の行政手続のオンライン化が二月、三月ということをおっしゃいましたけれども、開始された後、来年の八月までの間にインターネットでの申請、届出が実際に行われるケースというものは、法人、個人それぞれについてどのようなものが考えられるでしょうか。
○辻泰弘君 個人についてもあるとお聞きしていますけれども、その点について御説明ください。
○辻泰弘君 電子署名、電子証明書のやつはまだ動かないわけですから、その場合の本人確認はどうなっているんでしょうか。民間の認証機関における本人確認ですね、それがどうなっているか御説明ください。
○辻泰弘君 私は、この民間の認証局における本人確認というのが十分なされているのかというか、そこが非常に疑問に思うわけでございます。  公的機関であれば、例えば今おっしゃったように、運転免許証とかあるいはパスポートとか写真が付いている証明書というのは必ずしも持たなきゃいけないとい...全文を見る
○辻泰弘君 サービスの選択の拡大とかそういうこととは事の本質が違うと思います。本人確認がしっかりなされているかどうかという問題でございますので、この部分が民間の認証局における本人確認というのは現行しっかりやられているのかどうかということは、私非常に心もとない思いをいたしまして、御...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃったのはこれからのことでございますね。現行、もう既になされているわけですね。民間認証局の本人確認はもう既にやられているわけですね。そして、八月から電子証明書が動くという場合に、そこもお聞きしたいところではありますけれども、この今の民間認証局による本人確認とい...全文を見る
○辻泰弘君 要は二月、三月のときまでにかっちりしたものを作ろうと、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 今の問題、さっき申し上げましたように、今の民間認証局による本人確認で動くわけですが、八月といいますから電子証明書ができた段階でもう一遍仕切り直しをするのかどうかはいかがですか。
○辻泰弘君 要は、電子証明書を新たに持っていただくことになるのかということです。
○辻泰弘君 先ほど大野政策統括官、ID、パスワードを使うやり方もあるという御説明ございましたね。これも、この場合の本人確認も少し疑問に思うところもあるんですけれども、ここは大丈夫なんですか。
○辻泰弘君 今のポイントは大事なところで、やはりしっかりと安全性と信頼性を確保する上で本人確認の分、大事なことだと思いますので、二月、三月までにひとつ考えをまとめておいていただくことで、それを多とすることにいたしますけれども、大事なポイントだと思うので、是非よろしくお願いいたしま...全文を見る
○辻泰弘君 そのように国会、裁判所が適用外であるということに伴って、今時の今回の整備法案では財政法の改正ということにもつながっているわけでございます。財政法は言うまでもなく国の予算、財政の基本法でございますけれども、時間もないのであれですけれども、今回の改正というのは、財政法に対...全文を見る
○辻泰弘君 この財政法は、衆議院議長、参議院議長、最高裁長官、会計検査院長、また内閣総理大臣、各省大臣による毎会計年度における歳出、歳入等の見積りに関する書類の作成と財務大臣への送付、概算要求ということになると思いますが、また歳出決算報告書及び歳入決算明細書作成と財務大臣への送付...全文を見る
○辻泰弘君 公的個人認証法案についてお伺いしたいと思います。  公的個人認証法案では電子証明書の有効期間は発行の日から起算して三年とされているわけでございますが、ICカードには有効期限が示されるわけではございませんので、期限切れを認識しないがゆえのトラブルというものの発生が予想...全文を見る
○辻泰弘君 同じく公的個人認証法案では、電子証明書の発行記録の保存について発行した日から政令で定める期間保存しなければならないと規定されているわけですが、どのくらいの期間を想定されているでしょうか。
○辻泰弘君 最後の質問になると思いますけれども、電子署名を利用したオンラインによる申請、届出の際に、秘密かぎを使用するための暗証番号入力というものが想定されているわけでございます。  この暗証番号はどのような番号を用いるお考えか。一つという説もあり、二つという説もあったり、四け...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
11月21日第155回国会 参議院 総務委員会 第7号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。おとといに引き続きまして三十分質問させていただきます。  前回は民間の認証局における本人確認のことで質問させていただいたところでございますけれども、本体の電子証明書の発行の際の本人確認についてお伺いしたいと思います。  その本...全文を見る
○辻泰弘君 今、パスポートとか運転免許証とか、顔写真のあるものということをおっしゃったわけですが、それらは必ずしも持つことを義務付けられているものではございません。そういう場合の方に対しての本人確認はどうなさるおつもりでしょうか。
○辻泰弘君 その御質問をされる対象事項というのは、どういうことをお考えでしょうか。
○辻泰弘君 今、関連してとおっしゃったわけですが、そのものだったら当然見てきているわけですから、それで確認なんていうのは意味がないわけですね。ですから、別のデータを持っていらっしゃるのを駆使しながらやるということにならざるを得ないと思うんですが、そこはどうですか。
○辻泰弘君 この制度を進めていく上で本人確認は、当然のことですけれども大変重要なことでございます。三年間いろんな形に使われるわけでございますので、今までの一つのことについての本人確認とは意味が格段に違うと思うわけでございます。  そういう意味におきまして、今、ガイドラインとかマ...全文を見る
○辻泰弘君 同じく電子証明書発行の際のことでございますけれども、代理申請が想定されているわけでございますが、代理人の本人確認というものは同じようにできると思うんですが、そもそもの申請者本人の意思というものをどうやって確認するのかということが問題となると思いますが、いかがでしょうか...全文を見る
○辻泰弘君 私は、今の代理申請のやり方、おっしゃっていただいたのは不十分じゃないかと思うわけでございます。  やはり、そういう意味でもう一重に何か考えていただいて、例えば、市町村であるならば、一番理想は訪問かもしれませんけれども、訪問までできないかもしれませんが、電話をされると...全文を見る
○辻泰弘君 この代理申請の部分は政令で定められるということになるわけですね、六十条でございますか、そこは確認してください。
○辻泰弘君 電子証明書の外国人の申請について検討中と聞いておりますけれども、このことについて状況を教えていただけますか。
○辻泰弘君 以下、電子政府の事業についてお伺いしたいと思います。  まず、いわゆる電子政府事業に係る政府予算はどれくらいになっているんでしょうか。
○辻泰弘君 この電子政府の事業については、政府側に専門知識が足りなくて業者側に依存した割高な発注になっているんだというような指摘がございまして、予算の無駄遣いが多いとの指摘もあるわけでございますが、これをどのように受け止められているでしょうか。
○辻泰弘君 そうすると、政府の電子政府関連予算の見直しも検討対象であると、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 財務省の方にお伺いしたいと思うんですけれども、二〇〇〇年度に国税庁の電子納税実験システムが、五億五千万円の予算に対して某社が一万円で落札したということがあったと言われておりますが、事実でしょうか。また、その後の契約状況はどうなっているでしょうか。
○辻泰弘君 その二〇〇〇年度のケースのことですけれども、五億五千万の予算だったのが一万五百円とおっしゃいましたが、そうすると、五億四千九百九十九万円はどのように使われたんでしょうか。
○辻泰弘君 情報システムに係る政府調達に当たって、政府は極端な安値落札を防止するために低入札価格調査制度の活用というようなことを打ち出しておられるところではあるんですけれども、今後、こういう公正、適切と思われないような安値入札というものの防止にどういうふうに取り組んでいかれるのか...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど申しました二〇〇〇年度のケースのこと等をお聞きしましたときに、そのときと今は制度が変わっているからそういうことはもうないだろうというような御説明だったように思うんですが、変わっているんでしょうか。
○辻泰弘君 十月二十五日に、総務省は物品等の分野における入札・開札システムの運用を開始されたというところでございます。非公共事業の分野、物品等の分野においては、総務省が開発されたシステムを使って平成十五年度から全省庁で実施する方針と伺っておりますけれども、そういう理解でよろしいで...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど申しましたように、総務省は物品等の分野における入札システムでは先陣を切っておられるわけですけれども、しからば公共事業の分野についてどうかということがあるわけでございます。  総務省の所管される公共工事は余り多くはないと聞くわけでございますけれども、しかし、考え...全文を見る
○辻泰弘君 国土交通省では、昨年十月から公共事業の電子入札を開始されていると聞いております。その執行状況について、件数、金額をお示しいただけますでしょうか。
○辻泰弘君 今おっしゃっていただいたことでもありますけれども、政府のIT戦略本部は、電子入札を原則として二〇〇三年度までにすべての直轄事業で導入するという方針を示されているわけですけれども、公共事業における電子入札については政府としての標準的なソフトがあってしかるべきじゃないかと...全文を見る
○辻泰弘君 国土交通省の資料では、国土交通省が開発した技術、ノウハウを地方公共団体等に対して無償で提供中ということがございますけれども、これは、他省庁に対してもそういうことでやっていくという方針でしょうか、要請があればそういうことも応ずるということになるんでしょうか、あるいは積極...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど申しましたように、システムの乱立というのは、入札者の負担増大、重複投資につながる、無駄を招くということでございまして、システム標準化の必要性というのを私は思うんですけれども、是非総務大臣もそのことについて十分御理解をいただいて、他の役所にもこの分野についての、あ...全文を見る
○辻泰弘君 情報セキュリティーのことについて一点聞いておきたいと思うんですけれども、自治体の実際担われる職員の方に対しての情報セキュリティー対策の研修ということをお考えと聞いておりますが、その予定、方針をお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 以上で私の質問を終わらせていただきます。
11月26日第155回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  郵便法の一部改正案に対しまして御質問をさせていただきます。  まず、昭和二十三年一月一日から施行された現行の郵便法、現憲法の施行後、その精神に即した法律とするために、それまでの郵便法に規定されていた郵便事業保護のために国民...全文を見る
○辻泰弘君 以下、今回の改正案の条文に即して御質問申し上げたいと存じます。  今回の改正案の第六十八条第三項では、引受け及び配達の記録をする郵便物を記録郵便物と呼ぶこととされているわけでございます。その記録郵便物が指すところの郵便の形態を具体的にお示しください。
○辻泰弘君 同じく第六十八条三項の「郵便の役務をその本旨に従つて提供せず、」と条文があるわけでございますが、その本旨とは何を指すのか、お示しください。
○辻泰弘君 また、第六十八条三項には、「これによつて生じた損害を賠償する責めに任ずる。」とあるわけでございますが、賠償の仕方、考え方については事前に何らかのルールを示されるおつもりでしょうか。
○辻泰弘君 第七十三条、特定の場合の損害賠償の請求権者の規定の改正によりまして、現行の損害賠償の請求権者に関する規定は第六十八条第一項の規定による損害賠償に適用されることとなるわけでございます。同時に、第六十八条三項にかかわる請求の領域が生まれ、トータルとして請求権者の範囲が拡大...全文を見る
○辻泰弘君 第六十八条第四項に規定されている特別送達を行うことがあり得る主体をお示しいただきたいと思います。
○辻泰弘君 第六十八条第四項に規定される「その他総務省令で定めるもの」とは何を想定されておられるのか御説明ください。
○辻泰弘君 今回の改正案の附則の中で規定されている経過措置においては、第六十八条第三項に規定する損害であって、改正法の施行前に生じたものについても損害賠償の適用対象とされているわけでございますが、それは当然のこととして、第六十八条第四項の特別送達についても適用対象となるものと考え...全文を見る
○辻泰弘君 同じく経過措置の規定により、施行の日より一年以内に起こった事案についての賠償請求を、施行の日より一年が経過するまでの間行うことができると、そのような理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 今回の法改正により整う日本の郵便物に対する賠償制度は、世界的に見て手厚いものになるというふうに言えるんでしょうか。
○辻泰弘君 今回の最高裁での違憲判決につながったこの事案と同種の訴訟はこれまでにも多かったと聞いておるわけでございます。平成八年、平成十三年には最高裁まで争われ、国が勝訴した事案があったと聞くわけでございますが、これについて御説明いただけますでしょうか。
○辻泰弘君 今回の九月の最高裁の判決には違憲とする範囲について個別意見が出されておるように聞いておりますが、その内容はどんなものだったか、簡潔にお答えいただけませんでしょうか。
○辻泰弘君 以下、片山総務大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、昨日の参議院予算委員会におきましても小泉総理は、改革ということについてですけれども、郵政改革、将来の郵政事業の民営化という言葉でおっしゃっておられたわけでございます。かねがね小泉総理は郵政公社は民営化の準備機関とい...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、総理の見解は一つの見識ではあるが公のものではないというふうに考えるべきものでございますか。
○辻泰弘君 もう一つ、小泉総理がかねがね言っておられる言葉で、郵政事業の改革は構造改革の本丸だという言い方がございます。  先般、十月三十日に改革加速のための総合対応策が出ているわけですけれども、それ以外の文案においてもそうですけれども、構造改革とは金融システム改革、税制改革、...全文を見る
○辻泰弘君 構造改革と言われるときに、いろいろその時々によってその柱が変わるのかもしれませんけれども、まず今おっしゃったことで、前の私の質問のときに政策金融のことを大臣にお伺いしました。公営企業金融公庫の必要性をおっしゃって、そのことは私も理解をするわけですが、しかし、そうすると...全文を見る
○辻泰弘君 ですから、郵貯の資金が回っていた部分が市場で調達するということになるということですね。そうすると、当然、利率も市場に連動せざるを得なくなる、そうすると、政策金融を行っていくということは、結局補助金で手当てすると、こういうような考え方が将来なるんでしょうか。
○辻泰弘君 最後の質問になりますけれども、もう一つ、郵便のユニバーサルサービスに関してお伺いしたいと思います。  総理のこのユニバーサルサービスについての考え方、私、いまいちよく分からないところがございまして、総理はそもそも郵便のユニバーサルサービスというものは必要と考えておら...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
11月27日第155回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第3号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。御苦労さまでございます。  先ほど、佐藤参考人の方から障害者の法定雇用率についての未達成企業の公表というような御指摘もあったわけでございますが、ちょうど今朝の新聞複数に出ておりましたけれども、内閣府の情報公開審査会が二十二日付け...全文を見る