辻泰弘

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辻泰弘の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第156回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  平成十四年度補正予算に関連いたしまして、関係各大臣に御質問させていただきたいと存じます。  まず、今回の補正予算、拝見させていただきまして、私、あれ、どうなっているのかなと思うことがございました。それは都市基盤整備公団補給...全文を見る
○辻泰弘君 趣旨もさることながら、その計上の仕方のこれまでの推移についてお伺いしております。
○辻泰弘君 十三年度の補正でもやったわけですね。十三年度までということですね。十二年度分についてという意味ですね。そういうことですね。
○辻泰弘君 それはいいですけれども、要は十三年度の補正では手当てしたということですね。そういうことです。  それで、若干質問通告の順序がちょっと狂っていて、それは恐縮ですけれども、この二十年間、実は四十年から出発している予算措置ですけれども、実はこの二十年間、おっしゃったように...全文を見る
○辻泰弘君 五十六年度まではきちんと当初でやったとおっしゃいましたけれども、要はそれ以降はきちんとしていなかったということじゃございませんか。
○辻泰弘君 決算は七月ごろの時期に確定するわけですね。どこのところもそういうことでやっているわけですから、ここだけ確定しないというか、当初の見積りができないということはやはり考えられないことだと思うんですね。いかがですか。
○辻泰弘君 この二十年間ずっと補正計上されていたわけですけれども、多いときには千八百億とかそういうことが立っているわけですが、この二十年見ても、確実に予算が、予算手当てがなされなければならないということははっきりしているわけでございます。経営努力が幾らあったとしても、確実に発生す...全文を見る
○辻泰弘君 私は、この補給金の趣旨自体を悪いと言っているわけじゃございません。予算措置の問題を申し上げているのでございます。  それで、現に来年度から都市再生機構ですか、新しい独立行政法人になるということで法案が予定されているわけですが、それに引き継いでいくことになっているわけ...全文を見る
○辻泰弘君 財政法の第二十九条は、内閣は、次に掲げる場合に限り補正予算を作成しと書いてありまして、「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費の支出」と、このようになっているわけでございます。  そういう意味で、確定するという意味ではそれに当たるわけですけれども、しかし...全文を見る
○辻泰弘君 金利の変動ということをおっしゃいましたけれども、しからば国債費なんていうのはべらぼうに変わって、実際、歳出の不用になったりするわけでございますね。そういう意味では、それは当然といいますか、ある程度そのことは込みにした予算でなければならないはずであって、そんなことが補正...全文を見る
○辻泰弘君 これは、でも、基本的には利子補給でございますから、それはそういう意味においてはほかの予算と特別これだけが違うということにはならないと思うわけでございます。  財政法の十七条において、「予算の作成」というところで、各省大臣は、毎会計年度、その所掌に係る歳出の見積りに関...全文を見る
○辻泰弘君 私は、補給金の趣旨そのものの善しあしを問うているのではございません。予算計上、予算措置の問題を申し上げているのでございます。  それで、これは実質的に当初予算の予算確保を抜ける、要はシーリング逃れだったんじゃないですか。
○辻泰弘君 この予算を計上していないことは、一千億という額ではありますけれども、例えば財政の中期展望は平成十三年二月まで、財政中期展望、昨年からは「十四年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算」ということになっているわけですけれども、これの対象からも外れているわけなんですね。すなわ...全文を見る
○辻泰弘君 この財政の中期展望は、やはり、例えば条約があったときのその歳出化が将来あるならばそれを組み込むとか、税制改正があっても初年度と平年度は違う場合それを組み込むとか、そういう将来に発生する新たなことも組み込んで作っているわけでございますから、これを入れていないというのはや...全文を見る
○辻泰弘君 ということは、これまでのやり方は間違っていたということでいいですね。
○辻泰弘君 しかし、そういうものは外しているということは説明されましたか。
○辻泰弘君 そうじゃなくて、前提条件を示してこられたのであって、そういうものは入っていないという説明はされてきていないと思いますけれども、いかがですか。
○辻泰弘君 この試算自体の議論をするつもりじゃないんですけれども、しかし、この試算の目的は、財政のやはりありのままの姿を将来に投影してそれで考えていこうという精神だったと思うわけですね。それにはやっぱり反しているんじゃありませんか。
○辻泰弘君 将来の推計までその費目についてできるわけですから、そうであれば、当然に、かつても当初予算の段階で一年後の、要するに一年後というか半年後といいますか、その予算措置が組めるはずじゃありませんか。
○辻泰弘君 私がお聞きしているのは、中期展望で将来を見通せるんであれば当然に翌年度の予算編成も作れるはずだと、そのことを申し上げているんですけれども、いかがですか、財務大臣。
○辻泰弘君 これは中期展望のみならず、実は先般発表されました二〇〇三年度の補助金の統計にもかかわってくるのでございます。  といいますのは、特殊法人、独立行政法人向けの補助金の額が四百九十四億、前年度と比べて増えたということがあるんですけれども、その要因は、今まで当初で計上して...全文を見る
○辻泰弘君 実は、今そういう御説明をなさいましたけれども、補助金の統計発表のときに、役所としては、これまで補助金を補正予算で手当てしていた都市基盤整備公団分を当初予算に組み入れたことが原因だと、こういう説明をされているんですよ。今のと違いますよ。
○辻泰弘君 ほとんどそれがイコールになっているんです。主な要因なんです。いかがですか。
○辻泰弘君 今回、補正をやはり、二十年間補正でやってきたものを補正で計上しなかったですね。その理由は、それじゃ財務大臣、言ってください。
○辻泰弘君 これまで二十年間補正予算で計上されてきたものを、ある意味では断りもなくといいますか、黙って従来のやり方を変更するというのはやはり極めて不誠実な対応じゃないかと思うわけでございます。例えば、財務大臣のこの補正予算提案理由説明にもございませんし、国会における財務大臣の財政...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、十三年分と十四年分は実質的に将来にツケ回しになっているということでございますね、財務大臣。
○辻泰弘君 大臣自身お認めになったようになりますが、実質的にこれは赤字国債とみなすべきいわゆる隠れ借金に当たるんじゃありませんか。
○辻泰弘君 実質的な赤字です。
○辻泰弘君 今のは法律は出ているんですか、それじゃ。
○辻泰弘君 ということは、今の補正予算段階では、隠れという言葉が、言葉かどうかは知りませんけれども、まだ見えないことではありませんか。
○辻泰弘君 法案が出た段階で隠れないわけであって、今は出ていないわけですから。それは、実質的に予算措置をするならば赤字国債を発行して充当するような対象のことなわけですよね。大臣はさっき将来発生するとおっしゃいましたけれども、将来発生するんじゃなくて、もう十三、十四のことだから分か...全文を見る
○辻泰弘君 おっしゃった表の、二十一年度までに平準化して返すというのはどこに書いてありますか。
○辻泰弘君 私は、最初から申し上げておりますように、この補給金の趣旨を申し上げている、問題にしているわけではございません。  それで、今おっしゃった、何年度までに幾らということが出ているとおっしゃいましたね、二十一年度まで平準化。これ、表は出ていませんね。いかがですか。
○辻泰弘君 それは恐らく私がもらっているのと違う資料でございますね。そうすると、オープンになっていないんじゃないですか。
○辻泰弘君 返済の方法については、私がいただいた資料には全くございませんですよ。残高はもちろん分かりますけれども、どういう返し方というのはオープンにされていませんよ、今の段階で。
○辻泰弘君 これは補正予算で、二十年間補正で手当てしてきた費目について今回は計上しなかったわけですね。ですから、そのことについてどうするかというのは、この補正予算の中で明示すべきじゃありませんか。
○辻泰弘君 さっき国土交通大臣は、二十一年度まで平準化して返すということが出ていると、オープンになっているんだとおっしゃいましたね。やっぱりそれは本来ここでオープンになっているべきことだと私は思います。オープンにしていただけますか。
○辻泰弘君 二十年間補正で計上したものを今回計上しない。十三年度、十四年度分について将来にツケ回しと、それを財務大臣も認めたわけですね。そのことをどうするかという方針をやはりここではっきりさせるべきだと私は思います。実際持っていらっしゃるわけですから、二十一年度まで平準化というこ...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、法律には何を明示されるんですか。返済計画を明示されるんですか。
○辻泰弘君 私は、さっきオープンにしているとおっしゃったわけですから、やっぱり今の段階で今おっしゃった考え方をはっきりさせるべきだと思いますよ。
○辻泰弘君 何度も同じようなことになりますけれども、二十年間もやってきた措置を変えるわけです。そして、ツケ回しになるわけです。ですから、そのことについて、これについてはどう措置するということをやはりはっきりとこの補正予算の審議の中で財務省としては明らかにすべきだと思います。文書で...全文を見る
○辻泰弘君 今、財政状況で、財政事情でやるんだとおっしゃいましたね。それで、将来に分けて分割でやるという、実質的には赤字国債になるわけですね。
○辻泰弘君 将来のその年度における何で充てるかという意味ではなくて、本来であれば、財政上は経常的経費であるところの部門に対して充てるわけですから、今年度補正で税収が見積もれないならば赤字国債を発行してでも対応すべきものを、しないで将来にツケ回すということですから、実質的な赤字国債...全文を見る
○辻泰弘君 さっき言いましたように、昨日、財務大臣は正直な方法を取ったとおっしゃるわけですけれども、やっぱりこのことについても正直な方法といいますか、あるいは状況についても経緯についても正直に言っていただきたかったと私は思いますけれども、いずれにしましても財政の問題は大きな問題で...全文を見る
○辻泰弘君 それだったら、今までの予算のときに、今後措置を要する経費ということに入れられることになりますね。
○辻泰弘君 予算委員会提出資料の中で、今後措置を要する経費ということでいわゆる隠れ借金という中に費目があるわけですから、その中に入るんでしょうねということを申し上げているんです。
○辻泰弘君 ちょっと財務大臣、まだ御理解いただいていないようですけれども、予算上、将来これだけ負担になるよというのを一般会計、特別会計で借金しているのがあるわけなんですね。そのことに入れられるかどうかということをお聞きしたんですが、これは今度にしておきますけれども、申しましたよう...全文を見る
○辻泰弘君 そういたしますと、昨年の十二月に答申が出ていますけれども、それに沿ったお考えじゃないんでしょうか。昨年の十二月に答申が出ておりますけれども、その中の関西の空港についての位置付けがございますね。それとお考えとは違っているわけですか。
○辻泰弘君 その記者会見の御発言を今もそうだとおっしゃったわけです。そうすると、伊丹がなくなれば意味がありますということは、そういう御認識だということですね。
○辻泰弘君 大臣は、国内線と国際線が同じ空港にあるというのが世界の常識だという認識でおられて、それも一つの考え方なんですが、しかし現実に、伊丹の空港は新幹線の代替といいますか、そういう意味を持っているわけですね。その部分はちょっと私は違うところもあると思っていますし、現実に地元は...全文を見る
○辻泰弘君 これは事務方からしますと、この発言、大臣の発言ははっきり言いまして独り歩きしている、政治家として故郷のあるべき姿を語ったにすぎないと、こんなようなコメントが出ているわけでございまして、答申とも違うというトーンのようなんですけれども、少し、思い入れと言ったら失礼ですけれ...全文を見る
○辻泰弘君 大臣の熱意は分かりますけれども、一方的な発信でないというか、やはり意思疎通を図って、いろいろ議論も積み重ねながら決めていただきたいと思います。この問題、このときに終わりますけれども。  次に、テーマ変えまして、セーフティーネットについてお伺いしたいと思います。  ...全文を見る
○辻泰弘君 今ちょっと触れていただきましたけれども、セーフティーネットが張られるべき政策領域というか、そのことをちょっと御説明いただけませんか。
○辻泰弘君 竹中大臣は、かつて、構造改革に伴うセーフティーネットの整備に関連してということで、失業者の子供の教育資金を対象に何らかの優遇策を検討するということをおっしゃっているわけですが、それもやはりセーフティーネットの対象ですか。
○辻泰弘君 そこで、セーフティーネットの具体的なところについて幾つかお聞きしたいと思うんです。  厚生労働大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、事前にお渡ししておりますけれども、昨年の十一月に、連合がハローワークの前で全国の四十都道府県のアンケートをしまして、この結果、政府に...全文を見る
○辻泰弘君 九五%なので残りのところに条例化するように進むということも大事なことですけれども、しかし、現実に国保法の七十七条という減免の措置が適用されていないといいますか、それにちゃんとあずかっていないがゆえにこういう結果になっているんじゃないかというふうに思われるんですけれども...全文を見る
○辻泰弘君 十分な対処をお願いするというのは、市町村に働き掛けるという意味でしょうか。
○辻泰弘君 私は、それは非常に大事なことで、周知徹底を図るといいますか、そういう制度があるということを一般の方が知るということも大事ですし、市町村がそのことを意識してやっていただくということが大事だと思うんです。  前に私、厚生労働委員会で聞いたときには、政府サイドとしては、市...全文を見る
○辻泰弘君 是非それは、担当の課長会議とか全国よくやっていらっしゃるわけですから、是非そういうことをやっていただきたいと同時に、一般の方もこのことを知らないこともあるんじゃないかと思うんですね。国民年金の保険料だと、新聞広告などをされて、こういうリストラのときは減免の措置がありま...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、一般の方への周知徹底ということは別に何もしないということになるんですね。
○辻泰弘君 その国保のことについては是非しっかりとお取り組みいただきたいと思うんですが、もう一つ、リストラに遭ったときの保険料納付の形としては、国保と同時に任意継続があるわけですね。  その任意継続のことについてお伺いしたいんですけれども、これは現実に任意継続加入していらっしゃ...全文を見る
○辻泰弘君 私は、もちろん納期までに納めるというのは基本ですし、それはそうなんですけれども、普通の保険料納付であれば、督促があって、延滞金とかも加算されるわけですけれども、そういうことがあっても、制度に、意思があって、それなりにちゃんと払う意思がある、今まで例えば納付している、そ...全文を見る
○辻泰弘君 御理解いただいているというふうに理解しますが、念のため言いますと、国保であれば、当然ですけれども、納付期限までに完納されないときはその翌日から納付の日までの期間の日数に応じ一定の割合を乗じて計算した金額に相当する延滞金が加算されますということなんですけれども、それを払...全文を見る
○辻泰弘君 今この任意継続から外れようとすれば滞納する必要があると、こういうことになるんですね。その考え方はやっぱりおかしいんじゃないですか。
○辻泰弘君 いや、それは少し認識が違うと思うんですよ。この現実に配られているやつですね、一般の方に、社会保険事務所から。再就職、死亡以外の事由による資格喪失の申請はできませんと、こうなっているわけなんです。非常にやっぱり何か偏ったといいますか、少し普通の考えではない。資格喪失の申...全文を見る
○辻泰弘君 これは健康保険法自体が非常にがんじがらめになっているのでそれを投影しているわけなんですけれども、見直しを御検討いただいたわけですけれども、言っていただいたわけですけれども、このことも含めて、任意継続の制度自体非常に何かこう、ほかの保険と比べますと何かがちがちになってい...全文を見る
○辻泰弘君 健康保険法の改正、医療保険制度の見直しということですけれども、これは非常に当面の運用の問題ですし、現実に起こっていることですから、そのことについてはちょっと別に取り組んでいただきたいと思うんですけれども、どうですか。
○辻泰弘君 その点については是非御善処賜りたいと思います。  次に、もう一つ、私がセーフティーネットの一つだと思うことについてですが、未払賃金の立替払制度についてでございます。  昨年一月から、未払賃金立替払の上限、百七十万から三百七十万に引き上げられたということで、退職労働...全文を見る
○辻泰弘君 今国会で民法の改正が行われて、労働債権の範囲について制限がなくなるというふうにお伺いしているわけですけれども、そういうことを含めて、この未払賃金の立替払の対象となる期間とか対象を充実していただくように御要請申し上げておきたいと思います。  同時に、この迅速な処理、未...全文を見る
○辻泰弘君 この部分は管財人とか清算人が消極的なゆえに遅れているということでございますので、是非その点についてもお取組いただきたいと思います。  時間もございませんけれども、この点、もう一点お聞きします。  未払賃金立替払は、現実には労働保険特別会計の労災勘定で計上されている...全文を見る
○辻泰弘君 私、この制度、労災も大事ですし、この未払賃金立替払も大事だという認識の上で申し上げているんですけれども、やはりしっかりと明示すべきだと。すなわち、特別会計から事業団に行っている、今度の新しい機構にも行くんでしょうけれども、その費目も未払賃金の立替払というふうには見える...全文を見る
○辻泰弘君 私は、基本的には独立会計であるべきだと思いますので、その点、お取り組みいただきたいと思います。  それで、最後になりますけれども、文部科学大臣にお聞きしたいと思うんです。  奨学金の問題ですけれども、現実にリストラ等々ある中で進学を断念したり退学を余儀なくされる高...全文を見る
○辻泰弘君 おっしゃるのはそれだけ、まだあるよとおっしゃるんですけれども、実際その額で十分かということもあるわけでございます。  それで、昨年度から高等学校奨学事業費補助ということが地方の方でやられたとき二分の一補助というのがあるわけですけれども、この制度が日本育英会の奨学金と...全文を見る
○辻泰弘君 最後に、坂口大臣、年金で高校生向けの利子というのを、奨学金をやるということをおっしゃっているようですけれども、そのことについて聞いておきたいと思います。
○辻泰弘君 以上で終わらせていただきます。
03月07日第156回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず冒頭、坂井隆憲さんの逮捕許諾の問題についてお伺いしたいと思います。  先ほど開かれた衆議院本会議におきまして、坂井隆憲さんの逮捕について許諾を求める件、満場一致で認められたようでございますが、現時点において、本日恐らく...全文を見る
○辻泰弘君 坂井さんは福田長官とも同期議員で通られたというふうなことも言われておるわけでございますが、この件どのように受け止めておられるか、感想をお聞きしたいと思います。
○辻泰弘君 この間、坂井さんの秘書さんが逮捕されたときに、福田長官はこのようにおっしゃっているようなんですね。極めて遺憾に思っている、まあそこはいいわけですが、政治家自身は非常に注意しているが秘書にも厳しさを求めなくてはいけないと思うと、このようにおっしゃっているようですけれども...全文を見る
○辻泰弘君 一般論として、官房長官は、そうすると政治家自身は非常に注意していると、こういう認識をお持ちなんでしょうか。
○辻泰弘君 ただ、これは報道が多分事実だと思いますけれども、政治家自身は非常に注意しているが、秘書にも厳しさを求めなくてはいけないと思うということは、政治家よりも秘書の方がいい加減だというふうにおっしゃっているというふうに思うんですけれども、そうじゃないんですか。
○辻泰弘君 この問題も、また農水大臣の問題も含めてでしょうけれども、総理大臣は、三月六日の委員会におきまして政治資金に関して、今国会で改善措置を講じていかなければならないと、こういうふうにおっしゃっている。また、もっと分かりやすく政治資金について国民から協力を得られるような形にし...全文を見る
○辻泰弘君 まずは政党の議論ありきということになりましょうか。
○辻泰弘君 政治資金規正法を所管されるという意味合いで総務大臣にちょっとお聞きしたいんですけれども、こういうコメントがよくあるわけです。政治資金規正法違反は汚職事件の最後に付けるものだと、このような検察の幹部も言っているというふうなことが伝わったりするわけですが、それだけ政治資金...全文を見る
○辻泰弘君 坂井さんの件ですけれども、労働政務次官をされていたということのようでございますが、厚生労働大臣、坂井さんが労働政務次官であられた期間はいつからいつまでかということを教えていただけますか。
○辻泰弘君 今のは伝えておりましたので、まあそれは当然だと思いますけれども。  それで、その時期は派遣労働に関する規制緩和が議論になった時期に符合するのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 この坂井さんが労働政務次官に在任されていた期間と労働者派遣法との関係が注目されているようでございますが、この点について、厚生労働大臣、どう受け止めておられるでしょうか。
○辻泰弘君 政治と金の問題についてはまた、後でまた来週も質問することになると思いますが。次のテーマに移らせていただきます。  金融政策、経済政策についてお伺いしたいと思います。  竹中大臣は、例のETFは絶対もうかりますと発言されて物議を醸したわけですけれども、結局、大臣御自...全文を見る
○辻泰弘君 では、時間があれば買いたいということでございますね。
○辻泰弘君 大臣は、竹中大臣ですけれども、一月のスイスのダボス会議で、いつもおっしゃっていることでありますけれども、マネーサプライの増加は不可欠と、こういうことをおっしゃった上で、それを全体として統御するのは日銀の仕事で、日銀は様々な資産を購入できると、こういうことをおっしゃって...全文を見る
○辻泰弘君 もとより日銀が独自に決定されることは当然だと思うんですが、ただ、日銀法の十九条には財務大臣又は経済財政担当大臣、金融政策決定会合に出て意見を述べられる、述べることができると、現に出ておられるわけですけれども。やはり、そのマネーサプライを増やしていきたいということをおっ...全文を見る
○辻泰弘君 現在で新たな副総裁と目されている武藤さんは財務次官の当時に財政法が禁じる新発国債の直接引受けのための法改正を検討したというふうなことが言われているわけですが、経済政策として新発国債の日銀の直接引受けについては、大臣としてはどうお考えになっていますか。
○辻泰弘君 財務大臣、塩川大臣にちょっとお伺いしたいんですけれども、よろしゅうございますか。  いわゆるインフレ目標について、塩川大臣が物価水準を上げたいと、九七年度の物価上昇率二・一%ぐらいが一番いいというふうにおっしゃっているわけですが、二%ぐらいがいいとおっしゃる根拠は何...全文を見る
○辻泰弘君 日銀は今ゼロ%以上ということを言っているわけですが、そうすると、その日銀の目標自体やはり二%とかにすべきだということになるんでしょうか、大臣のお考えとしては。
○辻泰弘君 竹中大臣にもお伺いしますけれども、インフレ目標の設定についてですけれども、目標の設定自体は余り意味がないんだというふうな言い方をされていると思うんですけれども、そのことの意味を教えていただけますか。
○辻泰弘君 竹中大臣のいろんな政策問題等々につきまして、また経済問題については、来週以降また質問させていただきたいと思いまして、次のテーマに移らせていただきます。  教育基本法の見直しについてでございます。  小泉総理は、二月五日に本会議におきまして、参議院ですけれども、教育...全文を見る
○辻泰弘君 総理は、二月五日本会議におきまして、教育基本法の見直しについては、与党と十分相談するとともに、幅広く国民的な議論を深めながら取り組んでいきたいと述べておられるわけですが、与党内でも見直し自体に多くの議論があるようでございます。  自民党の中でも、野中広務さん、前幹事...全文を見る
○辻泰弘君 文部科学大臣にお伺いしたいと思うんですが、昨年の十月、日本PTA全国協議会が小中学生の親に対するアンケート調査を行っていらっしゃる、その調査結果とそれについての評価をお聞かせください。
○辻泰弘君 今のに付け加えまして、見直す必要があるかどうかよく議論すべきであるが四五%、分からないが三四%という数字もございまして、また、本文を熟読しており、よく理解をしている層ほど、基本法をより詳しく知っている人ほど、見直しは不要だという人が多いと、こういうような結果にもなって...全文を見る
○辻泰弘君 そこに尽きるといえばそうなんですけれども、やはりこれは正に準憲法的なものでございますから、やはり国民的な議論をしっかりと深めて国民の意思の所在を求めていくこと、そこにまず第一段階があると思うわけでございます。  そういう意味で、政府としても、内閣としても、しっかりと...全文を見る
○辻泰弘君 是非、そういう精神で取り組んでいただきますようにお願い申し上げたいと思います。  時間が限られてまいりましたけれども、最後のテーマとしまして、大島大臣の問題についてお伺いしたいと思います。  大臣は、衆議院法制局のお問い合わせについて、大臣の立場と議員個人の立場と...全文を見る
○辻泰弘君 いやいや、私が通告するのが相手が事務局、農水省の事務局の方で。
○辻泰弘君 大島大臣のそういう個人にかかわる質問について、そうすると事務方の方がそういう質問通告を持ってこられた。その後はどういう対応になるんでしょうか。大臣の手元に直接来ることになるんでしょうか。
○辻泰弘君 谷垣国家公安委員長にお伺いしたいと思うんですが、公安委員長はこの大島農水大臣の元秘書の現金受領問題について発言をされているようですけれども、お考えをお示しいただけますか。
○辻泰弘君 この大島大臣の元秘書の現金受領問題について、国家公安委員長、外から見たときにはどういうふうに見えているというふうに思われているでしょうか。
○辻泰弘君 総務大臣、ちょっと選挙、政治資金に絡むことなので教えていただきたいと思うんですが、大島大臣の元秘書さんが一年半六百万円を預かっていたということを大島大臣がおっしゃっているわけですけれども、選挙に用立ててくださいと、こういうことで六百万円を渡されたということのようです。...全文を見る
○辻泰弘君 この大島大臣の元秘書さんが受け取られた六百万円ですけれども、その法的な位置付けが政治資金規正法に違反しないんだというお考えだと思うんですけれども、その場合には、その六百万円はやはり業務上横領されたものと考えざるを得ないと思うんですけれども、大臣はなぜ告訴されないんでし...全文を見る
○辻泰弘君 大島大臣は、二月二十一日の記者会見で、元秘書について、受け取ったお金は返しているし、二十年間支えてくれた一面もあると、こういうことをおっしゃっているわけです。刑事告訴しないことを示唆したというふうに伝えられたわけですが、要は告訴しないというのはそういうことだということ...全文を見る
○辻泰弘君 今のは、弁護士さんとも相談されて、業務上横領と疑わしきことであるという認定の上に、しかし情もあるからということなんですか。
○辻泰弘君 塩川大臣、ちょっと税務的に聞きたいんですけれども、今の場合は政治資金、政治資金じゃないと、政治資金収支報告に入れていないと。そうすると横領である可能性があるということになりますね。そして、この秘書さんは一年半預かっていたといいますから、それを流用していたということにな...全文を見る
○辻泰弘君 大島大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、これは文春の記事でございますけれども、二月二十七日付け文春の記事では、元秘書は、週刊文春ですね、六百万円について、自分の懐に入れたことはありません、私はきちっと渡しています、お金は宮内さんに渡しましたと、こういうふうに答えて...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、虚偽の報道ということになるんでしょうか。
○辻泰弘君 大臣は記者会見において、政治家として、秘書の監督責任については代議士には大きく責任があると、こうおっしゃっているわけですね。そのことは今もお気持ち変わらないですね。
○辻泰弘君 大島大臣は、秘書官がお辞めになったその段階のコメントで、解任した理由を、政治家は信頼の欠如に敏感でなければならないと、このように説明されていると思うんです。その後、今回の六百万円のことがあったわけですが、このこともやはり信頼の欠如ということにつながっていると思うんです...全文を見る
○辻泰弘君 昨年の十月ですね、大臣の進退を問う記者の質問に対して大臣は、人間として、政治家としての生きざまというのがあると、このようにおっしゃっております。大臣の生きざまとは何なんでしょうか。しかるべきときに潔く責任を取るというのが大臣の生きざまなのか、あるいは国会、マスコミ、国...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わらせていただきます。
03月18日第156回国会 参議院 総務委員会 第4号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  総務委員会における総務大臣所信表明に関連いたしまして、幾つか御質問させていただきたいと思います。  まず、総務大臣の所信表明の中に「公務員制度については、公務員制度改革大綱に基づき、国民の立場からの制度の抜本的改革を進めま...全文を見る
○辻泰弘君 先般の三月十四日でございますか、大臣は記者会見でこのようにおっしゃっています。年度内は予算と日切れで手一杯。四月は統一地方選挙でどこまで審議ができるか、日切れでない予算関連法もあるしと。だから、大きい法案はやはり連休明けになってしまうと。公務員制度関係はもう少し時間が...全文を見る
○辻泰弘君 私は、同僚議員が御質問また求めているところではございますけれども、やはりILO勧告というものをしっかり踏まえた根本的な議論をやはり出直してやるべきだと、このように思っているわけでございます。  そのような審議の、政府・与党内の調整もいろいろ時間が掛かっているわけです...全文を見る
○辻泰弘君 この問題で時間を尽くすあれはないんですけれども、やはり平成十三年十二月の閣議決定、公務員の労働基本権の制約については現行の制約を維持すると。ここにやはり、その後に出ているILO勧告、現行の制約を維持するとの考えを再考すべきと、このように出ているわけでございまして、この...全文を見る
○辻泰弘君 技術的にはそういう経緯があるわけでございまして、それなりに理解できるんですが、結果しまして、その中核市の要件として地方自治法が定めている「人口が五十万未満の場合にあつては、面積(国土地理院において公表した最近の当該市の面積をいう。)百平方キロメートル以上を有すること。...全文を見る
○辻泰弘君 法律的にはそれしかないわけですけれども、やはり地方分権を進めるという大義の中で中核市を位置付けてやっていこうというこういうことで、しゃくし定規でやるというのもおかしなことでございまして、そういいますと正に、実は中核市の要件の立法化の段階が少し固過ぎたのかなというふうに...全文を見る
○辻泰弘君 これに対応するのは、対応するというか、対策としてあり得ることは、やはり国土地理院に発表していただくということか、あるいはこの要件の、面積要件のところの弾力化ということしかないと思うわけなんですね。ですから、突き詰めて言えば、法律改正せいということにもなってしまうのかも...全文を見る
○辻泰弘君 ありがとうございます。そう言っていただいたらもうそこで終わってもいいんですけれども、ちょっと、せっかく、せっかく用意しましたのでちょっと聞いていただきたいと思うんですけれども。  実は、山田市長という西宮の市長さんですけれども、そのことについて市会で答弁されておりま...全文を見る
○辻泰弘君 ありがとうございます。大胆、そういう大胆といいますか、率直な物言いは大臣の本当にすばらしいところで私はいつも敬意を表しておりますが、何とぞよろしくお取組のほどをお願い申し上げます。  さて、次のテーマに移らせていただきます。  大臣は所信表明の中で消防行政について...全文を見る
○辻泰弘君 それで、もう一点、応急救命手当てをした人が、その行為を善意でなした結果として返り血を浴びるということになりましょうか、肝炎とかエイズに感染してしまったという二次災害時の手当て実施者に対する補償というのは現在必ずしも十分じゃないということで、現に私の地元でもそういう事例...全文を見る
○辻泰弘君 今指示関係がなくても適用した例があるとおっしゃったわけですけれども、それが中心にはなっていないわけでございまして、その辺はまだ未整備と言わざるを得ないと思うんですね。  ですから、今おっしゃったように、消防団員等公務災害補償等共済基金で、指示といいますか、要は救急で...全文を見る
○辻泰弘君 この応急救命手当てというものは、これからの日本の社会の中にやはりしっかりと位置付けてやっていかにゃいかぬと私は思うんですけれども、そういう意味合いで、例えば、私の地元のお話になってまた恐縮ですけれども、神戸市は全職員の二万人と市立学校の、市立の、神戸市立の学校の教諭約...全文を見る
○辻泰弘君 現在は国としての財政的な支援とかはないんですね、この制度というものに対しまして。
○辻泰弘君 財政状況厳しき折からというのは何をやるときにもあるわけですけれども、しかし、やはりこういうこれからの日本の国とか社会の在り方の基本の部分を成すようなものについては、率直に言いまして、そんなに金が掛かることではないと思いますので、やはり国としての支援あるいはこの制度自体...全文を見る
○辻泰弘君 今日は大臣から非常に前向きな答弁を幾つかいただきまして、うれしく思っております。  時間が若干ございますけれども、これで終わらせていただきます。  ありがとうございました。
03月19日第156回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  冒頭、イラクの問題、大変緊迫した局面を迎えているわけでございますけれども、官房長官にお伺いさせていただきたいと思います。  官房長官は先日、記者会見でございますか、このようにおっしゃっている。当初の予定どおりいかなかった、...全文を見る
○辻泰弘君 やはり誤算があった、シナリオに狂いがあったというふうな指摘があるわけですけれども、ほぼそういうことだというふうに理解していいですか、今のことだと。
○辻泰弘君 総理は、昨日も記者会見でおっしゃっていたり、今日も本会議等でおっしゃっていると思いますが、ある意味では当然のことですけれども、国民に理解と協力を求めていきたいとおっしゃっているわけですが、これまでの政府の、あるいは小泉総理の御説明等々、国民の理解、納得を得られるものだ...全文を見る
○辻泰弘君 私は、基本的な政府の方針というものが国民には十分語られないまま来たというふうに思っていますが、この問題につきましては、関連で若林議員から後ほど御質問させていただきます。  次のテーマに移らせていただきます。  大島農水大臣にお伺いするわけでございます。  当初の...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、御承知のように、参議院の方では予算成立直後に参考人招致を行うということで与野党で合意をさせていただいているわけでございますけれども、大臣の御主張でいきますと、一点のやましさもないと、そういう御主張だと思うわけですけれども、しからば、やはりお二人の秘書の方々にも是...全文を見る
○辻泰弘君 委員会で決めることと言えばそれまでなんですけれども、私は、しからば、委員会の参考人招致でなくても、共同で記者会見をされてもいいと思うんですね。大臣と秘書官の方々と一緒になって、実はこうだったんだということを御説明あってもいいと思うんですけれども、いかがですか。
○辻泰弘君 この問題につきましても、後ほど関連で若林委員から質問させていただきますので、次のテーマに移らせていただきますが、次は法務大臣にちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  例の名古屋の刑務所での暴行事件等々、一連の事件といいますか、はっきり言いまして、ある意味で隠...全文を見る
○辻泰弘君 法務省自体についての評価はストレートにはお聞きできなかったのは残念でございますけれども、ひとつお聞きしておきたいんですが、二月の二十八日ですか、処分をされておりますですね。大臣御自身も三か月の給与返納でございましたか、そういうようなことも含めての処分がございました。 ...全文を見る
○辻泰弘君 大分もう、大臣もいろいろな懸案を抱えられて大変だと思いますけれども。  それで、大臣が最近おっしゃっていることで、今の死亡帳のことについてもですけれども、つい最近までそんなものがあること自体知らせてもらえず困ったことだと、こんなふうにおっしゃっている。また、昨日の我...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、一言で言って、法務省という役所は人権感覚に満ちた役所だと思っていらっしゃいますか。
○辻泰弘君 ちょっと別の角度から大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、大島農水大臣の元秘書の問題で、衆議院法制局に答弁書作りを依頼されたというそのときに、大臣は記者会見で、もし報じられたとおりだとすると、どうしてそういうことが表に出たのか非常に疑問に思うと、このようにおっしゃっ...全文を見る
○辻泰弘君 不快感を示したという記事に不快感を示されたということだと思いますけれども。  この点、最後で、官房長官にちょっとお聞きしたいんですけれども、やはりこの一連の経緯を見ますとき、法務省が、率直に言いまして、人権感覚に満ちた役所というふうには正直言って思えないわけでござい...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃった、専門家が、だからとおっしゃったんですけれども、専門家でありながら実際、人権というものが守られていないということをやはりしっかりと見詰めるべきだということと、今考えておられる地方人権委員会は地方法務局に位置付けられるようですけれども、地方法務局はそれ以外...全文を見る
○辻泰弘君 会合を持たれて意思疎通を図られること自体は極めて結構なことだと思うんですけれども、新たな場が必要というところが少し釈然としないと思うんです。たしか塩川財務大臣、経済財政諮問会議もあるし、いろんな局面で、会議で意思疎通を図っているというふうな御答弁がこの間あったと思うん...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、経済財政諮問会議もこれあり、あるいは日銀法に基づく金融政策決定会合に財務大臣も経済担当大臣も行ける、場合によっては内閣総理大臣も行けるというふうな規定があるわけですが、そういうことの場よりももっと、ある意味ではもう少しフランクな場が必要だと、そういうふうな...全文を見る
○辻泰弘君 そこで、先般、福井総裁と会合のときに小泉総理から要請文を渡されたと、文章で九項目にあるやつを渡されたというふうに聞いているんですが、それは事実でしょうか。
○辻泰弘君 竹中大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、大臣もやはりこの新たな、今おっしゃった、年五回とおっしゃいましたけれども、そういう日銀との意思疎通の場というものが、必要性をやはり認識されておりますか。
○辻泰弘君 竹中大臣、もう一つ聞きますけれども、昨日、衆議院の方で福井次期総裁が発言されて、いわゆるETFなどに限定せずに幅広く買入れ対象を検討していきたいと、こういう発言をされているんですけれども、このことについてどのように評価されておるんでしょうか。
○辻泰弘君 私、この部分、先般もお伺いして、やはりもう少しこうするということを出してはどうか。中抜きという御指摘があったわけですけれども、政策目標、政策手段という中で、政策手段は日銀の独立性をと、こういうふうにおっしゃっていたわけですね。  ただ、このETFについても、突き詰め...全文を見る
○辻泰弘君 次は、竹中大臣、税制についてお伺いしたいと思うんですけれども、そもそも昨年の八月に、総理は、「シャウプ以来の税制改革により、」と、こういうことをおっしゃっていたと。それと同じことでございますけれども、竹中大臣は五十年ぶりの抜本的な税制改革をやると、こういうふうにおっし...全文を見る
○辻泰弘君 大臣は、経済演説の中で、「引き続き包括的かつ抜本的な税制改革に取り組みます。」と、このようにおっしゃっているわけですが、それを貫く理念は活力ということになるわけでしょうか。
○辻泰弘君 竹中大臣は、昨年、私質問しました際に、今の税制というのはその時々に必要な政策減税といいますか、一時的な租税特別措置的なものが積み重なって継ぎはぎの税制になってしまっていると、こういうふうにおっしゃっていたわけです。それはもう一貫した御主張だと思うんです。  今度の十...全文を見る
○辻泰弘君 ということは、来年度も当然新たな税制改革を続けていかれるということになると思うんですけれども、その場合に、先般、「あしたの経済学」というのを大臣名で本を出されておりますけれども、その中に、明確に、「中期的には法人税率そのものも引き下げるべき」と、このようにおっしゃって...全文を見る
○辻泰弘君 また同じ「あしたの経済学」という、「あした」というのはちょっと間延びしたような気がするんですけれども、その中で、「税負担を「広く、薄く」して、みんなが納得できる税制にすべきだ」、こうおっしゃっているわけですね。このことは、いわゆる諸控除の縮減、廃止による課税最低限の引...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、トータルで見まして、法人税の方は税率そのものを下げていく方向、所得税の方も課税最低限を引き下げる方向、それから消費税の方は上げるという方向と。要は、そういう意味でのシャウプ税制の直接税中心主義的なものを、そのことを変えていくことが改革である、そういうことに...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、所得税のことでよく竹中大臣は、レーガン税制よりも、日本は所得税制がアメリカよりもまだ累進性が高いというふうな御議論もされていたりして、所得税の税率自体はどうお考えですか。
○辻泰弘君 相続税、贈与税のことで実はこの本の中に、ちょっと見失いましたけれども、書いていらして、その部分をもっと下げるべきだと出ているんですけれども。この本が出たのは一月なんですけれども、今度の税制改正で七〇から五〇に下げられましたですね。それは加味してですか。要は、五〇よりも...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、この本は、私、率直に言いまして、「経済財政政策・金融担当大臣 竹中平蔵」というふうに出ている本でございまして、私は率直に言いますと、肩書が大臣であるという本を出されるのは、在任中に出されるのは、私は率直に言っていかがかなと個人的には思っているんです。  その終...全文を見る
○辻泰弘君 重ねて竹中大臣にお伺いしたいんですけれども、ちょっと前になりますけれども、大臣は、デノミについて検討する価値がある、経済的には景気の刺激効果があり、社会的にも心機一転スタートするというインパクトを与えるということで、これはタウンミーティングの後の会見でおっしゃっている...全文を見る
○辻泰弘君 これもちょっと古いことになりますけれども、竹中大臣は新型の転換国債というものを提案をされたということがございました。これについてはどういうふうに努力されたでしょうか。
○辻泰弘君 公的資金の流れ、国債管理政策ということで受け流されたようなところありますけれども、直接的にこの新型転換国債ということを明示的におっしゃった、そのことがフォローは多分なかったんだろうと思うんです。  もう一つ、これもちょっと前ですけれども、平成の検地という言い方でおっ...全文を見る
○辻泰弘君 済みません、ちょっと今の、詳細を知らなくて悪いんですけれども、NPOの関係の雇用のやつは進んだということなんですよね。おっしゃっていた日本の地質を徹底的に調べ国土資源の活用を考える平成の検地というような意味での雇用につながったんでしょうか。
○辻泰弘君 五百三十万の雇用創出計画、雇用を創出するということがございまして、竹中大臣もおっしゃっていましたし、内閣府としての資料にも出ているわけでございます。総理もおっしゃっておられたわけでございます。それでまたこの本にも、「あしたの経済学」にも、「五百三十万人という可能性に向...全文を見る
○辻泰弘君 雇用は当然、厚生労働省もかかわっているわけですけれども、このことについて、どうも五百三十万というやつと厚生労働省の、雇用に一番責任を持たれるところとの、役所との連携というものが私はどうも見えないんでございます。  厚生労働大臣、この五百三十万のプランというものについ...全文を見る
○辻泰弘君 竹中さんの方から厚生労働省に、こういうことあるのでこういうことを一緒に考えていこうということが私はあってしかるべきだったと思っているんですけれども、この間それが見えなかったというのは私は残念に思っているんですけれども、竹中さん、そういうことは考えておられなかったんです...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、遅れてこられるということだったんですけれども、せっかくですから、今の五百三十万に関連してちょっとお伺いしたいと思いますけれども。  かねてより、私、雇用対策基本計画の改定をということを申しておりました。もう二年半前になってしまっておりまして、大変古い計画、今や...全文を見る
○辻泰弘君 この雇用対策基本計画の改定は是非取り組んでいただいて、その中で、その雇用の今の状況を踏まえて今後の展望を開いていただきたいと思うわけです。  それで、もう一つ竹中大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、最近、率直なところ、与党内から、竹中大臣に任せられないといいます...全文を見る
○辻泰弘君 ストレートなお答えがいただけなかったですけれども、まあこのところを追及はしませんけれども。  もう一つ、竹中大臣の名文句といいますか、感動すべき御発言がございます。ちょっと読ませていただきますと、学者が政府内に入ることの明らかなメリットの一つは、こんなことをしたら政...全文を見る
○辻泰弘君 学者が政府内に入ることの明らかなメリットはこんなことをしたら政治生命が終わりだという発想がないことだと、このようにおっしゃったんですけれども、ちょっとちなみにお聞きしたいんですけれども、学者が政府内に入ると学者生命にはどのような影響があるんでしょうか。
○辻泰弘君 恐縮ですけれども、あと二点聞きます。  この中で、私は小泉さんに頼まれたからやっているだけと、こういう表現ですけれども、頼まれたからやっているだけなんですか。(発言する者あり)
○辻泰弘君 もう一点だけ。一刻も早く大学に帰りたいとおっしゃっていますけれども、そのように今も思っていらっしゃいますか。
○辻泰弘君 幾つかちょっと根掘り葉掘り聞き返して恐縮でございましたけれども、率直に言いまして、竹中大臣、恐縮なんですけれども、やはり言葉は躍れど実がないというような、そんな印象がございまして、そういう意味で、私は、呼応するわけじゃないですけれども、若干、その任にふさわしい方かどう...全文を見る
○辻泰弘君 一つ確認ですけれども、その昭和四十九年の航空審議会の答申、大阪国際空港の廃止を前提としてと、この後しばらくして、当時の徳永国務大臣が、新しい空港ができた場合には現空港の廃止ということもあり得るんだ、そういうもの、そういうようなものを受けて一つの答申をまとめたということ...全文を見る
○辻泰弘君 率直に言いまして、扇大臣はこの点について非常に、何といいますか、激しい表現が、すぐ伊丹はつぶしてと、こういうことをおっしゃるわけなんですけれども、経緯から見てそれは一方的なことじゃないかというふうに思うわけです。それはグランドデザインとしては分からなくはないんですけれ...全文を見る
○辻泰弘君 大臣の発言がいろいろ混乱を生んでおりますので、その点についてはちょっと注意を喚起しておきたいと思うんですけれども、次のテーマに移らせていただきます。  鴻池大臣にお伺いをさせていただきたいと思います。  防災大臣、また特区担当大臣になられて、従事されて全力で取り組...全文を見る
○辻泰弘君 鴻池大臣とは何度か選挙を御一緒させていただいて、私が負けてばっかりでございましたけれども、こういう形で質問させていただいて私は感慨深いものがございますし、立場等いろいろ意見も違うところがございますけれども、同郷の先輩ということで御活躍に敬意を表しているところでございま...全文を見る
○辻泰弘君 鴻池大臣は別のところで、役職によって仕事ができるタイプと役職がなくても頑張れるタイプと二つある、私はどちらかというと役職がなくても頑張れるタイプだと、こういうふうにおっしゃっていますが、そういう意味合いのことかと思うわけでございますけれども、そこで、石原大臣にお伺いし...全文を見る
○辻泰弘君 石原大臣にお伺いしますけれども、今、ILO勧告で労働基本権のことで受けている。人から勧告されたのは余り十分聞かないで、その立場の人が人に勧告して聞いてもらえると思いますか。
○辻泰弘君 時間が押しておりますので、簡単にお聞きしたいと思います。  鴻池大臣、防災大臣ということでお聞きしたいと思うんですけれども、東南海・南海地震というものが想定されているわけでございます。発生するとかなりの被害が出るということで御検討されているようですけれども、検討状況...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、被災者生活再建支援法が通りましたときの附帯決議で、五年後の見直し規定というものがあったわけでございますけれども、それがちょうど十五年十一月になるわけでございますが、この辺、これについてどういうふうに方針で臨まれるのか、お伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 これはやっぱり、せっかくできた制度ですから、充実発展の方向で取り組んでいただきたい。どうしても地方の場合は財源がないことになりますから、どうしても大きくするということにはなかなかつながらないと思うんですが、やっぱりリーダーシップを発揮してやっていただきたいと思います。...全文を見る
○辻泰弘君 文科省の方は池坊政務官、来ていただいておりますけれども、池坊さんも前に、私も言っていたけれども、中に入るとなかなか様々な問題があるということに直面しているとおっしゃっているんですけれども、どういうハードルがあるんでしょうか。
○辻泰弘君 厚生労働省にお伺いしたいんですけれども、保育所の目的規定であるところのいわゆる保育に欠けるということですけれども、保育に欠けるということの今日的意義をどのように考えていらっしゃるでしょうか。
○辻泰弘君 保育に欠けるという理念の下に進められてきた保育所が、本当に全部カバーしていればそれも立派なことなんですけれども、二万五千の待機児童がいると。片や幼稚園の方は、少子化でまだキャパシティーがあると、こういうような状況の中で、また預かり保育をして実質的に朝からつなげると保育...全文を見る
○辻泰弘君 特区について。
○辻泰弘君 財務大臣塩川さんにお伺いしたいんですけれども、先般の経済財政諮問会議のときの発言の中で、幼保一元化について、幼稚園と保育園で補助金が違うから保育園の方は必死になって反対する、そういう意味で保育園の補助金を下げてやると一緒でもいいということになるんじゃないかと、こういう...全文を見る
○辻泰弘君 別のテーマへ移らせていただきますけれども、厚生労働大臣、先般、年金資金の運用について、国全体が責任を持って管理するのが望ましいと、国が責任を持つようにしなけりゃいけないという御発言がございますけれども、この辺についてのお考え、御方針をお願いします。
○辻泰弘君 医療制度についてお伺いしたいと思うんですけれども、昨年通りました健康保険法の中で、老人医療費の伸びを適正化するための事項を内容とする指針を定めと、こういうことになっていたわけですけれども、このことについての取組はどうなっていますでしょうか。
○辻泰弘君 現在、あの医療保険制度、近々発表されるようですけれども、その附則の部分の制度改革の方はやっていらっしゃるようですけれども、本則の、本体にもう既に入ったやつがどうも十分しっかり取り組まれているのか疑問に思うんですけれども、この点もしっかりと取り組んでいただきたいと、これ...全文を見る
○辻泰弘君 同時に、小児救急医療ですけれども、これもいろいろやっていただきながらも、なかなか抜本的な解決につながっていないということでございます。昨年、今年度も拠点病院を造るとか、診療報酬でいろいろ手当てされたこともあったわけですけれども、この点についても医療制度改革の中でしっか...全文を見る
○辻泰弘君 難病対策についてお伺いしたいと思います。時間がないので、一点に絞り切りますけれども、今まで特定疾患、小児慢性特定疾患ということでやってきたわけですけれども、それを法的に制度化するということで取り組んでこられたわけですけれども、その状況を教えていただけますか。
○辻泰弘君 この難病についてはやはり法的基盤が必要だと思うんですけれども、厚生大臣、そのようなお取組でお願いしたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○辻泰弘君 この難病対策には国と都道府県が半分ずつ負担するということで来たわけですけれども、予算補助なるがゆえに都道府県の超過負担が発生しているわけです。このことについて、厚生労働省、総務省、財務省、御見解をお願いします。
○辻泰弘君 今おっしゃったように、十五年度は手当てしたということなんですけれども、十二、十三、十四年度は結局地方が泣き寝入りになると、こういうことなんですね。  財務省、この点については、やっぱり私は補正なり、あるいは予備費を取り崩してでも、やはりその部分は国がしっかり支えると...全文を見る
○辻泰弘君 時間が限られてまいりましたので恐縮なんですけれども、厚生労働大臣、ちょっと三つ、四つポイントをお聞きします。  一つは臓器移植法の見直しに向けてのことなんですけれども、三年後の見直しと言ったのが五年たちました。このことについてやっぱり国民的議論が必要じゃないかと思う...全文を見る
○辻泰弘君 臓器移植。
○辻泰弘君 時間が迫っておりますので、最後に一問質問させてください。  食品安全委員会のことですけれども、これまで生産者優先、消費者軽視の行政だったと、このようにBSEの報告にも出ているわけですけれども、そのことを今後対応していくため、改善していくために食品安全委員会に消費者の...全文を見る
○辻泰弘君 以上で私の質問を終わらせていただきまして、再開後に関連質疑をさせていただきたいと思います。
03月20日第156回国会 参議院 総務委員会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、今回の審議に当たりまして、総務省から配付されている資料だと思うんですけれども、平成十五年度地方税制改正案要旨というペーパーを配付していただいていると思うんですけれども、まず、この文書の性格といいますか、どこが決められた...全文を見る
○辻泰弘君 では、総務省が決定された文書であるということでよろしいですね。
○辻泰弘君 私、昔から、昔といったらあれだけれども、かねてより不思議に思っていたことは、政府税調答申が出た後、国税の方は税制改正要綱ということで閣議決定がされるわけですけれども、地方税の方はどういうわけか閣議決定がなくて、まあ法案のときには当然閣議決定があるわけですけれども、その...全文を見る
○辻泰弘君 別にこだわるものじゃないんですけれども、やはり同じ政府税調答申から出発して、国税の方は税制改正要綱として閣議決定しながら、地方税の方はそれがなくて法案の段階でするということですけれども、私は正に、大臣、これから地方の時代と言われ、地方の自主財源も増えていくと、こういう...全文を見る
○辻泰弘君 この点は是非御検討いただくということで、次のテーマに移らせていただきたいと思いますけれども、大臣は、昨年八月に経済財政諮問会議に出られたときにビジョンを出されておりまして、その中に地方税制改革ということで幾つかポイントを挙げておられるわけでございます。その中に課税自主...全文を見る
○辻泰弘君 ちょっといまいちよく分からなかったんですけれども、これをもう少し明確な基準を示していくということですか。
○辻泰弘君 大臣がちょっと席を外されたので、ちょっと順番が変わるかもしれませんけれども、ちょっと大きいところを入ろうと思いましたけれども、細かいところから聞いていくことになりますけれども、法人事業税について、政府税制調査会の十一月の答申の中で、事業税における社会保険診療報酬に係る...全文を見る
○辻泰弘君 国税においてのこの特例は大分前になくなっているわけですけれども、地方には残っているということだと思いますけれども、そういう方向で取り組んでいただきたいと思います。  ちょっと、大臣戻られましたので、大臣の御見解を簡単に教えていただきたいんですけれども、法人課税の水準...全文を見る
○辻泰弘君 それで、外形標準課税についてになりますけれども、政府としては、平成十二年の二月に「銀行業等に対する東京都の外形標準課税について」ということで口頭了解をされている。閣議口頭了解をされていて、「東京都において慎重な対応を求めたい。」と、こういう文書を出しておられました。そ...全文を見る
○辻泰弘君 これももう少し聞きたいところなんですけれども、時間の関係で次に移らせていただきますけれども。  法人事業税のことになりますけれども、これも、先ほど総務省の文書だと言っていただいた地方税制改正要旨の中に、最後に「その他」ということで、電気供給、ガス供給、生命保険、損保...全文を見る
○辻泰弘君 今回の改正でも四業種についてはこれまで同様の、ある意味ではこれまでも外形標準課税でやったと、こういうことだろうと思うんですけれども、しかし、やはりこれからの時代、特定の業種だけ別だとかいうことは、やはり極力解消していく方向であるべきだと思うわけです。そういう意味で、や...全文を見る
○辻泰弘君 その点、強くお願いを申し上げておきたいと思います。  次のポイントに移りますけれども、固定資産税についてでございます。  固定資産税は、説明をいただいても本当にややこしくて正直言って分からないのが正直なところなんですけれども、まず土地の評価が七割である、それに掛け...全文を見る
○辻泰弘君 公認会計士の若松副大臣でも難しいとおっしゃっておられるので、ちょっと安心したような気がしたし、私が分からぬのも当然だと思うようなことでございますけれども、ころころ変わらないといいますか、そういう意味合いにおいても安定的な形にしていただくようにお願いを申し上げておきたい...全文を見る
○辻泰弘君 政府税調が求めている均等割の在り方を見直すべしというところは、その妻、夫ということとは考え方として違うわけですね。どうなんでしょう。
○辻泰弘君 税制としてのその負担の求め方ということと同時に、妻、夫という表記の仕方自体もやはりその辺は検討すべきだと思うんで、この辺は是非御検討いただくようにお願いしておきたいと思います。  それで、もう一つ住民税についてお伺いしたいと思うんですけれども、私、これもかねてより思...全文を見る
○辻泰弘君 是非その方向でお取り組みいただきたいと思います。  次に、国保の関連でお伺いしたいと思うんですけれども、まず国保は、税、国保税で取る場合と国保の保険料取る場合と両方あるわけですけれども、どれぐらいの割合になっているか教えていただけますか、市町村において。
○辻泰弘君 その税であることと社会保険料であることとの違いというのは端的に何でしょうか。
○辻泰弘君 税の方は徴収が二年間だとか、保険料は三年間だとか、それからいわゆる債権の優先順位とかはあったんじゃないですか。
○辻泰弘君 それで、今、医療保険制度の改革ということが進められておりまして、国保の都道府県単位への統合ということがホットな課題になっているわけでございます。この点につきまして、私は昨年の十月に片山大臣にお伺いいたしまして御答弁いただいておる結論を申しますと、「医療や年金は、将来は...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、国保に関連しましてお伺いというか、状況をどう認識しておられるかお聞きしたいんですけれども、倒産、リストラが横行する中で、失業者の方々の保険料負担というものが非常に大きいという指摘があるわけです。  例えば、連合が昨年秋に取った調査でいきますと、ハローワーク...全文を見る
○辻泰弘君 この点は、私、予算委員会でも厚生労働大臣にお聞きしまして、厚生労働省として全国老人医療・国保課長会議の中で、そういうことがあるんだということの周知徹底を、市町村から一般の市民の方々に周知徹底を図るということをお願いしたいということを言っていただいたということがあるんで...全文を見る
○辻泰弘君 別のテーマに移らせていただきたいんですけれども、昨日、予算委員会で若松副大臣にお世話になった件でございますけれども、難病問題でございます。  これは直接的な総務省の責任ではない、むしろ厚生労働省、財務省のことなんですけれども、しかしやはり現実に地方自治体にとって非常...全文を見る
○辻泰弘君 制度化自体が遅過ぎたということに尽きることではあるんですけれども、あるいは本当は法律化ということなのかもしれません。ただ、現実に、大臣おっしゃったように十五年度からはそうなったということで改善一歩前進と認めるにやぶさかではないんですけれども、しかし現実に十二、十三、十...全文を見る
○辻泰弘君 是非その方向でお願いを申し上げたいと思います。  次に、これも地方税で支えていただいている制度であるという意味合いにおいて、ここで質問させていただくわけですけれども、幼保の一元化と言われる問題でございます。保育所にかかわることになりますけれども。  先般、二月の十...全文を見る
○辻泰弘君 保育に欠ける児童をということで作っている制度ですけれども、現実には二万五千人の待機児童がいるというわけでございまして、幼稚園の方は片や少子化でキャパシティーがあるという矛盾がある。そしてまた、幼稚園自身が預かり保育をする中で保育の機能も果たしていると、こういうような状...全文を見る
○辻泰弘君 経済財政諮問会議で片山大臣がよくいろんな方面の主張をされていて私はうれしく拝見させていただいたので、是非また自分の役所の縄張りということだけじゃなくて、やはり日本の将来どうあるべきかということでやはり語っていただくことは、私は経済財政諮問会議の良かったなと思うのは議事...全文を見る
○辻泰弘君 この点についてもお取組を続けていただくようにお願い申し上げます。  最後の質問になると思いますけれども、昨年の八月に大臣が出されたビジョンの中に、ほかのところでも言っていらっしゃることですけれども、地方税制改革ということで、個人住民税の拡充・比例税率化というポイント...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わりにさせていただきます。
03月27日第156回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  恩給法改正に関連いたしまして御質問させていただきたいと思います。  まず、今回の恩給法の改正案は、普通扶助料に係る寡婦加算の引下げということが、それがすべてということになるわけでございますけれども、先ほど質疑にもございまし...全文を見る
○辻泰弘君 委員長、ちょっと違います。
○辻泰弘君 いや、通告は番号は違っていますけれども、三番ですね。ですから、先ほどの質問を受けた形ですから。
○辻泰弘君 いわゆる連動の根拠規定ですね。結局、厚生年金法の六十二条の二のただし書、そしてそれに規定する政令というのがあって、そこに恩給法に基づく扶助料というのが厚生年金保険法の施行令にあるわけですが、結局そこがあるから連動していると、こういう理解だと思うんですけれども、それでい...全文を見る
○辻泰弘君 ええそうです。連動の根拠が。
○辻泰弘君 私が申し上げたとおりということですね。分かりました。  では次の質問ですけれども、先に御答弁いただいた予算の関係になるわけでございますけれども、今年度の、今年度といいますか十五年度予算要求、予算は一兆一千三百四億円と、こういうことになっているわけでございますけれども...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、原案段階から、四十三億ですか、増えているわけですけれども、これは内容的にはどういうことだったんでしょうか。
○辻泰弘君 それで、今度の改正に伴って、当然その対象となる方がおられるわけですけれども、その方々に対しての通知ということが当然問題になるわけですけれども、その年額改正通知書になるのかと思うんですが、これはいつどのような形で出されるおつもりでしょうか。
○辻泰弘君 以下、恩給に関連して幾つか御質問したいと思いますけれども、お一人の人生の中で、恩給に最初所属されていて、その後共済になったという方がおられるわけですけれども、その方々の年金の給付というのは長期給付になるわけでしょうけれども、その部分はいわゆる追加費用といいますか、整理...全文を見る
○辻泰弘君 今お答えいただきましたように、この両者とも、負担金に入っているわけでございますけれども、負担金収入に入るわけでございますけれども。  それで、主計局にちょっと確認ということでお聞きしておきたいんですけれども、いわゆる国民経済計算上のことなんですけれども、いわゆる社会...全文を見る
○辻泰弘君 現状についての御説明はそのとおりだと思うし、理解しますけれども、ある意味では国民負担というのは国民の本当の負担の部分の実態を表すということに使われているわけですから、今のポイント以外にも幾つかあるんですけれども、そういう意味では、負担の実態という意味でできるだけ精緻な...全文を見る
○辻泰弘君 地共済の短期給付の方でお聞きしておきたいと思うんですけれども、私は、この委員会で、昨年十月の三十一日に、大臣に被用者保険の一元化という流れの中で地共済の統合・再編をどのように考えるのかという御質問をさせていただきまして、そのときに御答弁もいただいているわけなんですけれ...全文を見る
○辻泰弘君 恩給関係に関連してお伺いしたいと思います。  実は、今回の質問に当たりまして勉強させていただきまして、ああ、ここに位置付けられているのかなと思ったのが実は国会議員互助年金のことでございます。実は、恩給関係予算の中に入っておりまして、文官等恩給費の中に実は文官等恩給費...全文を見る
○辻泰弘君 大臣おっしゃったように、昭和三十三年にできた法律でございますし、議員立法でございますので、ある意味で大臣にお聞きするのも心苦しいところもあるんですけれども、ただちょっと現時点で御所見を賜ればと思うんですが、おっしゃった国会議員互助年金法には、第一条に「この法律は、互助...全文を見る
○辻泰弘君 おっしゃったとおりだと思うんですけれども、互助と言いながら、実質国民の税金で六割、七割を賄ってもらっているということによって、互助というのが名前が何かおこがましいといいますか、何か申し訳ないような、そんなように思うわけでございまして、これはおっしゃるとおり、確かに政党...全文を見る
○辻泰弘君 それで、ちょっと事務的にお伺いしておきたいんですけれども、当然これは一般会計で賄われているわけで、予算要求をされ予算編成されるわけですけれども、その場合にどういう人員の前提の置き方をされているのかと。すなわち、選挙があってこの方はもう引退するだろうとか、そういうことを...全文を見る
○辻泰弘君 内閣府の方に一つ事実関係として確認しておきたいんですけれども、地方議員の方を対象とする地方議会議員共済会、これは社会保障基金ということに位置付けられていて社会保障負担の対象になる、その負担金、掛金がですね。しかし、国会議員互助年金については、主体もちょっと違いますから...全文を見る
○辻泰弘君 地方議員の方と国会議員というのはある意味で、政治をやっているという意味では共通しているわけですけれども、そういう統計の位置付けとしても違っているという制度の中にいるということは、ある意味では象徴的なのかもしれませんけれども、やはり国会議員の分もやはり常識的なところに収...全文を見る
○辻泰弘君 済みません、大臣、一つだけ。  今おっしゃった中で、昭和三十三年のときの、そのときの精神とおっしゃいましたけれども、そのときの精神というのはどういう意味合いなんでしょうか。
○辻泰弘君 戦後処理という関連で二つお聞きしておきたいと思います。  厚生労働省にお伺いしたいと思うんですけれども、昨年の十二月五日に大阪高裁で在外被爆者に関する判決が出まして、それについて上告断念をされたと、こういうことが十二月十八日にあったわけでございます。それで、この十二...全文を見る
○辻泰弘君 現在、今のことにつきましては、渡日が物理的にできないような高齢者の方々もおられるわけですから、その点についても人道的見地からお取り組みいただきたいと思います。  最後に聞きますけれども、もう一つ厚生労働省ですが、その戦没者の遺族などに対する給付に当たって交付国債の形...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、緊急報道体制の整備についてお伺いさせていただきたいと思います。  今回の事業計画におきましても触れられておりますように、災害報道や緊急報道はNHKの大きな使命だと思うわけでございます。私は実は兵庫県の出身でございまし...全文を見る
○辻泰弘君 緊急警報放送について総務大臣にちょっと御所見をお伺いしたいと思います。  今も毎月一日に試験放送が行われているようでございますけれども、その緊急放送が実際に効果を上げるためにはアダプターがなければならないということになっているようでございますが、しかしそれは現実には...全文を見る
○辻泰弘君 省資源化、省エネルギー化への対応ということについてお伺いしたいと思います。  聞くところによりますと、東京においてのごみの多さは、東京都、NHK、東大と、このベストスリーだというふうに聞くわけでございます。  NHKでもやはりビデオとか紙などのごみが多いだろうと思...全文を見る
○辻泰弘君 平成十四年三月十九日の地球温暖化対策推進本部が決定しました推進大綱の中には、「国民各界各層の更なる地球温暖化防止活動の推進」という項目がございまして、その中に「一般国民による取組」というのがございます。その中に、「テレビ番組を選び、一日一時間テレビ利用を減らす」という...全文を見る
○辻泰弘君 次に、男女共同参画社会に関連して御質問したいと思います。  現在、日本におきましても男女共同参画社会の実現を目指して各方面でのいろんな取組が進められているわけでございますけれども、公共放送たるNHKにおかれましても、そういった取組を放送を通じて視聴者に伝えていただく...全文を見る
○辻泰弘君 職員の方々の労働条件に関して御質問申し上げたいと思います。  現在、日本においてサービス残業が増えているというふうに言われているわけでございます。その背景としては、やはりリストラなどで従業員が減って、残った従業員の方々に仕事が多くなってしまうということとか、あるいは...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
03月28日第156回国会 参議院 本会議 第15号
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○辻泰弘君 私は、民主党・新緑風会を代表し、平成十五年度予算三案に対し、反対の立場から討論を行います。  まず、討論に当たり、イラク問題に対する小泉内閣の姿勢を厳しく糾弾しなければなりません。  去る三月二十日、アメリカは、新たな国連決議のないまま、イラクに対する先制武力攻撃...全文を見る
○辻泰弘君(続) 総理、今の政策運営の継続では国民が不幸です。  この上は、小泉内閣に一刻も早く退陣していただくことこそがデフレからの脱却と国民生活安定の最善の策であることを申し上げ、私の反対討論を終わります。(拍手)
04月16日第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○辻泰弘君 円の問題について一点だけ国際局長に御所見をお聞きしたいと思うんですけれども、財務大臣もかねてより、百二十円の水準ですけれども購買力平価からいくと百四十円、百五十円が適当なところじゃないかという話をされているわけでございますけれども、デフレ不況の中にある日本の経済の中で...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 総務委員会 第11号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  日本郵政公社法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、総務大臣並びに郵政公社総裁に御質問申し上げたいと存じます。  まず、最初に大臣にお伺いしたいと思うんですが、今回の法改正の内容は、公社法の第四十一条に二つ追加するとい...全文を見る
○辻泰弘君 昨年七月の準備預金制度に関する法律の改正、公社法との連動だったと思いますけれども、その改正の中で、郵政公社は政令指定があれば準備預金制度の対象となり得るということになったわけでございますけれども、現在のところは政令指定はないわけでございます。しかし、政令指定されていな...全文を見る
○辻泰弘君 今、御説明あったような経緯になっているわけですけれども、ここで公社の方にお伺いしたいと思うんですけれども、今のような中で日銀が金融調節の指標とする当座預金の残高の対象に郵政公社が入ったと。今の御説明のとおりですけれども、このことによって郵政公社は日銀の量的金融政策の枠...全文を見る
○辻泰弘君 こだわるわけじゃないんですけれども、ある意味では、大きい意味ではその中に入っていると、こういう理解でいいですか。
○辻泰弘君 一つそれに関連して確認しておきたいんですけれども、日銀が行うオペレーションの場合、対象機関が決まっているわけですけれども、公社は、けたは大きいわけですが、そのオペレーション対象機関に手を挙げるという意思はありますでしょうか。
○辻泰弘君 郵貯のいわゆる預入限度額、預け入れ限度額のことについてちょっとお聞きしたいと思うんです。  そもそも明治の初年に貯蓄奨励から出発した郵便貯金だと思うし、私自身、それは価値も私なりに評価しているわけでございますけれども、ただやはり基本の精神は庶民の貯蓄奨励といいますか...全文を見る
○辻泰弘君 総裁も。
○辻泰弘君 ええ、総裁にお願いします。
○辻泰弘君 大臣はどうも目標を、目標をカバーするというふうにおっしゃったわけですけれども、ある意味では、その目標を郵貯ですべてカバーしなきゃいかぬのかということはあるかと思うんですね。  ただ、このこと自体を議論するわけじゃありませんけれども、そのことについては、やはり一千万と...全文を見る
○辻泰弘君 公社は法律に基づきまして法人課税が非課税であると、それからまた固定資産税二分の一とされているという、公社の正に公的性格を持っているがゆえにそういうふうになっているわけですけれども、やはりそうである限り、先ほど申し上げました民業圧迫という部分はやはり慎むべしというふうな...全文を見る
○辻泰弘君 定義がないというのは正にそうなんですけれども、しかし私は、ある意味では、公社法というのができて、そういう中で業務が決まっているということであるならば、やはり私は、公社法の十九条でしたですか、その業務が決まっておりますけれども、その範囲を基本としてまず守るという、そこか...全文を見る
○辻泰弘君 今日の新聞報道でも、昨日、総裁が投資、投資信託の販売意欲という、会見でおっしゃったというのがございました。あるいは、総理にそういうこともあるよとおっしゃったというような流れだったと思うんですけれども、そのことに関連するんですが、このこと自体はその業務の対象に多分なって...全文を見る
○辻泰弘君 元々の議論は株価対策的なところから出発して郵貯の運用を株に運用するということは、それはできない、それはリスクがあるからできないから、しからば郵便局に来る人のリスクでもって買ってもらうということにお役に立つかもしれないよと、こういう話だろうと思うんですね。それ自体は分か...全文を見る
○辻泰弘君 公社の公的たる性格をやはり十分御認識していただいていることと存じますけれども、より一層認識していただいて、ある意味では株価対策的なものに公社がお付き合いをすることないんじゃないかということだろうと思うんですね。余り、リップサービスと言うと悪いですけれども、それが法改正...全文を見る
○辻泰弘君 その貸し付けられた相手先が所有して、借りている対象面積、これについても固定資産税が二分の一であるということであるならば合理的でないと思うんですね。この点はどうなるんでしょうか。
○辻泰弘君 まず、JRは民間ですけれども、郵便局は公社ということで少し違うんだろうと思うんですけれどもね。  それから、これは、三百というのは、実は私、事前に聞いたときには聞いていませんでした。そういうルールがあるならいいんですけれども、私は今、ルールがあるべきじゃないかと、こ...全文を見る
○辻泰弘君 最後に一問聞きますけれども、現在、郵貯資金による財投の直接引受けが行われているわけですけれども、二〇〇八年度以降の財投債の買入れは直接引受けでなくて市場からの購入になるというふうに理解していいでしょうか。
○辻泰弘君 私は、四月から公社が発足して、やはり公社の新たな門出を祝福し、拍手して見守りたいと、こういう思いなんですけれども、やはり新しい門出であればこそ、心すべきこともあると、このような思いで御質問した次第でございます。  以上で質問を終わらせていただきます。
04月23日第156回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  本委員会におきまして三月十九日に行われております鴻池大臣の所信、その内容を踏まえつつ御質問を申し上げたいと存じます。  大臣の所信の中にございます、今世紀前半にも発生する可能性が指摘されている東南海・南海地震対策と、またも...全文を見る
○辻泰弘君 以下、大臣も日ごろ課題として取り組んでおられることだと思いますけれども、これまで議論をされたことでもございますけれども、幾つかの点について現状確認、また今後の方針について御質問を申し上げたいと存じます。  御承知のように、平成十年五月に被災者生活再建支援法が成立して...全文を見る
○辻泰弘君 それと同時に、被災者生活再建支援法の附則第二条において、「自然災害により住宅が全半壊した世帯に対する住宅再建支援の在り方については、総合的な見地から検討を行うものとし、そのために必要な措置が講ぜられるものとする。」ということになっていて、それを踏まえて旧国土庁の下に検...全文を見る
○辻泰弘君 今、大臣おっしゃったように、いろいろなクリアすべき課題も多いとは思うんですけれども、やはり検討を前向きに進めていただくように、この点についてもお願いを申し上げたいと思います。  それで、先般、ちょうどこの、大臣がおっしゃった所信のときの中には、現在検討を行っていると...全文を見る
○辻泰弘君 地方公共団体とも連携しつつ、やはり国民に対してそのことの重要性というものを、危険性ということも指摘していただきながら、是非PRに努めていただきたい、周知徹底にも努めていただきたいと思います。  もう一点、これに関連しまして、先般、文部科学省が学校の耐震化の必要性とい...全文を見る
○辻泰弘君 自治体にも対応を促すというふうな中身があるようなんですけれども、その点についてもちょっと一言言っていただけますか。
○辻泰弘君 先ほども申しました南海・東南海の被害想定の報告書の中に、さっき言いました耐震化の問題と、あと津波災害、急傾斜地崩壊対策と、こういう大きな対策の柱がございますけれども、そのうちの津波災害について、これも防潮堤や水門などの対応ということが当然必要になってくるわけですけれど...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、大規模災害時において、救援、救護、復旧活動の拠点となるべき広域防災拠点、あるいは災害発生時に避難地や避難路として地域の防災機能を持つ公園、緑地の整備というものも、財政上のこともあるんですけれども、やはりその部分についてもしっかりと目配りして、常日ごろからやは...全文を見る
○辻泰弘君 時間が迫ってきておりますので端的に御質問したいと思うんですが、まず厚生労働省に、災害の場合の医療体制の整備ということ、これは平時にやはり救急医療をつかさどっているところがその任に当たるということにならざるを得ないと思うんですが、その整備方針について厚生労働省の御見解を...全文を見る
○辻泰弘君 大臣の所信の中に、今後とも兵庫県、神戸市の意向も踏まえ、被災地の復興支援に努めてまいりますと、こういう御指摘があるわけですが、その見地からちょっと聞いておきたいと思います。  一つは、大臣の答弁にも、心のケアの推進の取組が必要だ、こういう御答弁もございましたけれども...全文を見る
○辻泰弘君 時間が参りましたので終わりますけれども、通告していた、すべてできませんで申し訳ございませんでした。おわび申し上げます。  終わります。
05月14日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第4号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  個人情報の保護に関する法律案等五法案につきまして、しっかりした情報保護・開示の法制度とすべしという見地から御質問させていただきたいと思います。  まず、一昨日になりますけれども、五月十二日に住基ネットに接続する全国の市町村...全文を見る
○辻泰弘君 いよいよ今お話がございました八月二十五日から本格稼働するということでございますので、それについてはやはりしっかりとした体制となるようにお取組をいただきたいと思います。  大臣、一言だけそのことについて。
○辻泰弘君 以下、幾らか通告と若干順序が入れ替わったりするかもしれませんけれども、御質問させていただきます。  まず、総務大臣にお伺いしたいと思います。  行政機関の保有する方の個人情報の方ですけれども、従来の電子計算機処理に係る法律のときは、十三条で、「学校教育法に規定する...全文を見る
○辻泰弘君 先般の参議院本会議で、片山大臣は、開示、訂正、利用停止のことについての行政庁の決定に関する不服、このことについて一番訴訟が起こりやすいのはこの教育と医療であると、こういうふうにもおっしゃっているわけでございます。やはり今後も苦情とか不服申立ての発生が予想される分野でも...全文を見る
○辻泰弘君 教育分野についてちょっとお聞きしておきたいと思うんですけれども、昨日も局長から御答弁があったことではあるんですけれども、内申書の位置付けあるいはいじめの教育委員会への報告書等の開示については地方公共団体の判断によるものである、だから国としての統一的な基準を作るのは難し...全文を見る
○辻泰弘君 趣旨の徹底というか周知徹底はやるけれども、統一的基準を当然作ることはない、こういうことでよろしいですね。そういうふうに理解させていただきます。  それでは次に、そこにもかかわるわけなんですけれども、今回、個人情報保護の法律の中の二条に、「次に掲げる者を除く。」という...全文を見る
○辻泰弘君 大事なポイントですから、是非しっかりと徹底をお願いしたいと思います。  さてもう一点、今度は細田大臣にお伺いしたいんですけれども、直接的には個別法の整備のことについてになるわけですけれども、五月九日の参議院本会議におきまして、個別法の整備について、個別分野を所管する...全文を見る
○辻泰弘君 この関連では衆議院の附帯決議もございまして、医療、金融・信用、情報通信等という分野について個別法を早急に検討することという附帯決議もあるわけでございます。こちらは参議院ではございますけれども、その趣旨も踏まえて督励をしていただくというお立場でお願いしておきたいと思いま...全文を見る
○辻泰弘君 その点についてもお取組をお願いしておきたいと思いますが。  その次に、先ほどもありましたし、議論の根本にあるわけですけれども、個人情報取扱事業者となる個人情報の量ということについてでございます。二条に規定されていることです。  これは、大臣の御答弁でも五千件が目安...全文を見る
○辻泰弘君 その場合、これからのことであるのかもしれませんが、やはり考え方とすれば、一律にそうするのか、業態ごとに分けるということもあり得るかもしれません。しかし、現実には業態ごとに分けるなんということはできないし、かえって恣意的になると思うんですけれども、そういう意味では一律と...全文を見る
○辻泰弘君 次に、苦情処理のことについてお伺いしておきたいと思います。七条、九条、十三条、三十一条とかに関連することかと思います。  それで、昨日もその点についての議論がございまして、生活センターでというような御議論もあったわけですけれども、まずお聞きしたいんですが、一つのプロ...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃった国民生活センター、昨日から大事に考えて御答弁いただいているわけですが、ただ、これは独立行政法人になるわけですね。その場合、国の窓口ということで独立行政法人、それは形としてはあるかもしれないんですが、そうであれば、この法案にあるなり何らかの規定に基づくべき...全文を見る
○辻泰弘君 結論的にはそれでいいと思うんですが、ただ、その御答弁のときに国民生活センターを前面に出されるのであれば、何らかの形で事前にそのことは、法律に書く以外のこともあるのかもしれませんが、そういうことで明示されるべきだと私は思っておりまして、その点は法律上はちょっと問題がある...全文を見る
○辻泰弘君 次に、本人確認のことについてちょっとお聞きしたいと思います。  個人情報保護の法案で見ますと、二十五条に、「開示」というところで、「本人から、」、「本人に対し、」ということで「本人」ということが出ているわけでございますけれども、これが、本人の確認ということが必ずしも...全文を見る
○辻泰弘君 総務省の方にお聞きしたいんですけれども、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の方の本人確認のことになります。  これは、十三条に「開示請求の手続」というのがありまして、その中に「開示請求に係る保有個人情報の本人であることを示す書類を提示し、又は提出しなければ...全文を見る
○辻泰弘君 これは、住基台帳カードの交付の手続について、これはおとといになりますか、五月十二日に住民基本台帳法施行規則というのを公布、施行されているというふうに伺っておりまして、それを持っていますけれども、その中では、「いずれかの書類及び法定代理人にあっては、戸籍謄本その他その資...全文を見る
○辻泰弘君 これからの情報化社会、しっかりと築き上げていくという上で、当然この本人確認の一番出発点の部分は大事なことだと思うわけです。それで、今のお話ですとこれまでの地方自治体の意見ということでしょうけれども、やはりこれからのことを考えたときに今までの延長線上で考えていいのかとい...全文を見る
○辻泰弘君 次に、代理人のことについてお聞きしたいと思います。  これ、個人情報の保護に関する法律の方では、二十九条に「開示等の求めは、政令で定めるところにより、代理人によってすることができる。」と、こういうふうな規定になっております。また、行政機関の保有する個人情報保護法案の...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、「未成年者又は成年被後見人の法定代理人」という以上に書き込むことがあるということをおっしゃっているわけですね。
○辻泰弘君 次に、手数料についてお伺いしたいと思います。  これは、行政機関の方は二十六条でございますか、それから個人情報保護の方が三十条にかかわることだと思いますけれども、まず、やはり手数料というようなものも、余りに高いとそのこと自体でハードルになってしまうわけですから、それ...全文を見る
○辻泰弘君 まず、行政機関の方の「できる限り利用しやすい額」ということ、もう一つ「実費の範囲内において政令で定める額」という言い方があるわけですが、率直に言って、実費では恐らく「できる限り利用しやすい額」にならないという理解の上に成り立っていることじゃないかと思うんですけれども、...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、大体それに準拠するようなことになると、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 民間の方の実費の部分ですけれども、一つ確認しておきたいんですが、これは各事業者があらかじめ決めて明示しておくと、こういうことなのかということと、算定根拠は示す必要があるのかどうかということをお聞きしたいと思います。
○辻泰弘君 次のところに移りますけれども、権限、事務の委任ということについてお伺いしたいと思うんです。  これも個人情報の方の五十二条でしょうか、それから行政機関の方は四十六条に「権限又は事務の委任」という条項がございます。ここで、「主務大臣の権限又は事務に属する事項は、政令で...全文を見る
○辻泰弘君 では一つ、このことによるメリット、委任することによるメリットは何だと思っていらっしゃるか、教えてください。
○辻泰弘君 そうしますと、この委任する対象事項については政令で定めて公表するということになるんでしょうか。
○辻泰弘君 どうも何か、あえてここに明示されているというのは、ちょっと分からないところもあるんですけれども、その点については、何といいますか、官僚の権限が強くなるのじゃないかとか業者との癒着が云々とかいうふうな議論もあるわけですけれども、そういうことはないものと思いたいわけですけ...全文を見る
○辻泰弘君 今回追加されたことになる、紙に記録された個人情報にも適用されるというふうに考えていいんでしょうか。
○辻泰弘君 前向きの御検討を期待しておきたいと思います。  それで、もう一点ですけれども、個人情報ファイル簿への記載のことについてなんですけれども、これについても紙に記録された個人情報簿の新たな取扱いということがやはり一つの課題になってくると思うんですが、この点についてどのよう...全文を見る
○辻泰弘君 これも少し御説明聞きましたら、必ずしも一般の人が見やすいようになっていないじゃないかというふうに思いました。すなわち、やはり全機関が一括して、またリアルタイムで見られるようにするということがやはり一つ大事なポイントじゃないかと思うんです。是非、そういう方向でのお取り組...全文を見る
○辻泰弘君 是非、その点についてもお取り組みをお願いしておきたいと思います。  次に、非開示、非訂正、利用停止却下と、そういうような場合の理由説明ということについてお伺いしたいと思います。  これは、個人情報の保護の法案の二十八条には「理由の説明」というのがございまして、「個...全文を見る
○辻泰弘君 一つ、もう一遍、今のことを念を押して聞きたいんですけれども、開示請求等は許認可なのかどうかということを一つ。それから、やはり条文中に、これは大事なポイントですから、その理由、民間の方は理由の説明というのはある、もちろん行政手続があると言ったらそれまでなんですけれども、...全文を見る
○辻泰弘君 一つ確認しておきたいんですけれども、そうしますと、一部不開示、一部非訂正、一部却下と、こういう場合はやはり八条対象という理解でよろしいですね。
○辻泰弘君 それからもう一つ、独立行政法人や認可法人についても行政手続法が適用されると、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 次のテーマに移らしていただきますけれども、行政の方は四十七条、独立行政法人の方の四十六条にかかわることなんですけれども、例えば行政機関の方で見ますと四十七条、「総務大臣は、この法律の円滑な運用を確保するため、総合的な案内所を整備するものとする。」という規定がございます...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、各都道府県に一か所ぐらいのものが窓口となるという理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 それから、独立行政法人の方も、これも地方に相談所的なものができると、こういうことになるんでしょうか。
○辻泰弘君 次に、公安調査庁の方にお伺いしておきたいと思うんですけれども、公安調査庁の方でいろんな調査をなさっているというふうに理解しておりますけれども、その現状とこの法案が成立したときの対応ということで、ちょっと御見解をお聞きしておきたいと思うんです。  この法律の十七条で、...全文を見る
○辻泰弘君 いや、通告していたことでしたので、そのことも言っていただくということだったのかもしれませんが。  その場合、拒否の場合、その理由の提示はやはり先ほどと同じ行政手続法に沿って行われると、こういう理解でいいかということです。
○辻泰弘君 次に、独立行政法人の保有する個人情報の保護に関する法律について、ちょっと一点聞いておきたいと思うんです。  この中に、二条で、この法律において独立行政法人等とは独立行政法人通則法に規定する独立行政法人及び別表に掲げる法人をいうと、こういうふうな規定になっているわけで...全文を見る
○辻泰弘君 ここでちょっと総務大臣にお伺いしたいんですけれども、この分類見ても一つの考え方でそれはそれであると思うんですが、私は、この中の特殊会社で、北海道旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、これが本法律案の対象外とされる法人だと、こういうふうになってい...全文を見る
○辻泰弘君 このことで時間費やすつもりはないんですが、ただ、JRを出されるなら、公社時代に、今のJRが公社時代にやっていたことと比較されるのなら分かるんですが、この四月から出発した公社について、それを比較の対象に出されるということがいかがかということと、そのことは要はこれからなさ...全文を見る
○辻泰弘君 このことは本委員会の主たるテーマではございませんので、また総務委員会で御議論させていただきたいと思って次のテーマに行きますけれども、総務大臣の本会議での御答弁にドメスティック・バイオレンス等の場合のことがございました。これは言わば住民票の四情報の公開の問題ということに...全文を見る
○辻泰弘君 一部その情報を見えないようにするというところもあるとおっしゃいましたけれども、ある意味ではそれが全国貫徹されていれば一つのあれだと思うんですが、必ずしもそれが中心にはなっていないといいますか、その点が少し、何といいますか、不安なところがあるわけなんですね。その四情報自...全文を見る
○辻泰弘君 次のテーマに移らせていただきます。  医療情報ということで、カルテを中心としたことについて厚生労働省の方にも聞きたいと思うんですけれども、今回の法律によって対象となるということになるわけです。例えば四月三十日に出された医療提供体制の改革のビジョン案というのを拝見いた...全文を見る
○辻泰弘君 ある意味で当然のことですけれども、そのカルテ以外のいろいろ患者記録とかあるわけですが、それらもその当然対象になると、こういう理解でよろしいですね。
○辻泰弘君 医療機関の場合、先ほどの五千件というのが一つの基準にあるわけですが、それはすなわちカルテが五千人分あれば、基準になるかということになろうかと思うんです。そのことの確認と、そういった基準で考えたときに、新しく開業された医療機関というようなことが対象にならないとかいうこと...全文を見る
○辻泰弘君 カルテの開示についてはかねてより議論があったわけでございまして、現在も検討会でやっていらっしゃるようでございますけれども、現状は、先ほど最初に申し上げましたけれども、医師会の一つの指針があって、それに基づいてなされているわけですけれども、そのことの状況について御説明い...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃった検討会でやっていらっしゃるんですけれども、四月二十八日に報告書の案が提出されて、それをベースに五月中に最終報告になるんじゃないかと、こういうふうにお聞きしているわけですけれども、この中でも、「法制化についての懸念を示す意見としては、」ということで三つござ...全文を見る
○辻泰弘君 この点については医師会の了解を得られないということで遅々として進まないというのが現状だと思うんですけれども、この点について規制改革推進三か年計画、三月二十八日閣議決定ですけれども、この中に患者情報の開示ということがあるわけです。そして、平成十四年度に措置済みというふう...全文を見る
○辻泰弘君 これ最初に細田大臣にお伺いしたことに帰ってくるんですけれども、やはりこういうことで、ある意味で電子カルテ、後で聞こうかと思っていますけれども、電子カルテによって大分進む部分もあるかと思うんですけれども、しかし、やはりこういう状況ですので、是非、閣議決定自体は法制化とは...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、厚生省、聞いておきますけれども、数点、残り時間聞きますけれども、いわゆる審査支払機関ですね、社会保険診療報酬支払基金あるいは国保連合会ですか、こういったものが審査中のものについては今回の対象事業者となって情報開示の対象になるかということについて確認をしたいと...全文を見る
○辻泰弘君 それで、さっきも言いました規制改革三か年計画にも出ているわけですけれども、あるいはいろんな局面で言われているわけですが、電子カルテ、またレセプトのオンライン請求と、こういうことが一つの大きなテーマになっているわけです。  そこで、最後の質問になると思いますが、電子カ...全文を見る
○辻泰弘君 以上で終わります。
05月21日第156回国会 参議院 個人情報の保護に関する特別委員会 第9号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  本日がこの委員会の締めくくりの質疑ということでございまして、いささかお名残惜しい気もするわけでございますけれども、本日は警察行政をめぐる件についての集中審議ということで御質問申し上げたいと思います。  理事会で、三点セット...全文を見る
○辻泰弘君 政官財癒着の構造と言われて久しいものがございますけれども、そういう中で、取締り官庁と取締りの対象者との関係というものは、国民から見て癒着やなれ合いだというふうに思われないようにしっかりと対処すべきだと思うわけでございます。  今回のやつも、真偽のほどは分からないにし...全文を見る
○辻泰弘君 国家公安委員長にも、警察行政を預かられるお立場から、この点についての警察の倫理確立といいますか、その点についての御決意を一言お願いしたいと思います。
○辻泰弘君 この点についてもしっかりとしたお取組をお願いしておきたいと思います。  三点セットのその二つ目のことでございます、いわゆる個人情報にかかわる警察の内部資料の流出、漏えいとされる件でございます。これも真偽のほどはもちろん定かでないという状況ではございますけれども。 ...全文を見る
○辻泰弘君 これまでの情報流出の事例というものがあったかと思うんですが、お示しいただきたいと思います。
○辻泰弘君 この点につきましても、先ほど審議がございまして、国家公安委員会規則等に準拠してというような御指摘もあったわけですが、この点について、国家公安委員長、一言御決意のほどをお願いしておきたいと思います。
○辻泰弘君 三点セットの一番最後の三点目になりますけれども、これは、いわゆる警察の幹部と目される方が部下の信用情報の提供を消費者金融会社から受けたとされるということでございます。部下がサラ金地獄にまみれていないかをチェックすると、そういうような趣旨だと思うんです。それも真偽のほど...全文を見る
○辻泰弘君 それで、お聞きしたいんですけれども、警察が、刑事訴訟法の定める捜査など以外の、平時の場合といいますか平常の場合に、信用情報機関に対して個人情報を照会するということは現行法上どのように位置付けられているのかと。規定がないように思うんですけれども、合法性についてお伺いした...全文を見る
○辻泰弘君 しからばもう一つ、再度ですけれども、同じく、刑事訴訟法の定める捜査など以外の、平時といいますか平常の場合に、警察からの照会に応じて信用情報機関が情報提供を行うことは現行法上どういうように位置付けられるでしょうか。
○辻泰弘君 ですから、その貸金業法三十条二項の精神に反するということが法律的には位置付けになるということだろうと思うんです、精神に反するということがですね。逆に言えば、それしかないということになろうかと思うんです。  そこで、今時法案、今回の個人情報保護法案に関連してお伺いした...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、この法令の定める事務を遂行することには、今回の言われている部下の信用情報の掌握ということは入るでしょうか。
○辻泰弘君 時間の関係で最後になるかと思いますけれども、今回の法律の七条において、基本方針を策定するということになっているわけでございます。その中には、地方公共団体が講ずべき個人情報の保護のための措置に関する基本的な事項を定めると、こういうことになっているわけでございまして、そう...全文を見る
○辻泰弘君 総理をお迎えしての締めくくり質疑の時間になりましたので、残余の時間ございますけれども、以上で終わらせていただきます。
07月01日第156回国会 参議院 総務委員会 第19号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、地方独立行政法人法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案、こちらの方に関連してお伺いしておきたいと思います。  この整備等に関する法律案におきましては、一つ、第九条、公職選挙法の一部改正というのがあるわけでござい...全文を見る
○辻泰弘君 おっしゃった趣旨は私も同感でございまして、やはり本来別のものであるべきだと、意図してやるべきものではないと、このように思うわけでございます。もちろん総理の専権事項でございますのであれですが、やはり選挙を所管されるお立場から、やはりその筋は折に触れて言っていただければと...全文を見る
○辻泰弘君 地方税についてはどうですか。
○辻泰弘君 この点については、先ほど申し上げましたように、総務省のみならずなんですけれども、やはり国の歳入の根幹をなす税制、税収について、本法から外れているというわけじゃないですけれども、非課税の措置を講ずる、理屈があればそれはあり得ることですけれども、しかし、その点についてはや...全文を見る
○辻泰弘君 今、御答弁いただいたことにかかわることですけれども、国立大学の方は学長イコール理事長という設定になっていると。公立大学の方は、原則は理事長が学長であるけれども、定款により別の方も可能だと、こういうふうになっているわけでございます。  その点についてどういう精神で、国...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃったことは大臣の衆議院での答弁にもございますけれども、やはりある意味で選択という一つのキーワードがあるわけですけれども、やはり地方の選択にということにあるわけで、そのこと自体は理解するんですけれども。  そこで、選択ということにかかわることでお聞きしたいと...全文を見る
○辻泰弘君 その趣旨は衆議院でも語っておられるんですけれども、公務員型で残りたいならば今のままで残ればいいんですよ、今のままの公立大学でと、こうおっしゃっているわけなんですね。  しかし、可能性として、法人化を目指すけれども公務員型で行きたいということも地方の判断としてあり得る...全文を見る
○辻泰弘君 大臣のお立場からは分かるんですけれども、法律に書いているといいますか法律をそういうふうに作られたわけですから、そもそもその法律の作り方がどうかということの議論ですので、そこはちょっと違うかもしれませんけれども、それはそれとして次に行きたいと思うんですけれども、実はその...全文を見る
○辻泰弘君 国立大学法人の位置付けは今おっしゃったようなことになるわけですけれども、今回の地方独立行政法人の方で公立大学法人の位置付けを見ますと、一番はっきりしているのは六十八条になりますけれども、一般地方独立行政法人で二十一条二号に掲げる業務を行うもの、これがすなわち公立大学法...全文を見る
○辻泰弘君 私のお聞きした点とは必ずしもぴったりと来ていないようにも思いますけれども、どうもその辺の概念整理といいますか、その位置付けがちょっと違っているんじゃないかというふうに思いまして、すっきりしたというのをさっき大臣がおっしゃったと思うんですけれども、いささかすっきりしない...全文を見る
○辻泰弘君 今のお話で、盛るものがあるなら、盛り込むものがあるならば作ればいい、しかしそれはなかったんだ、また一本の法律でやったと。効率的という意味かもしれません。しかし、やはり極端に言えば大変短い法律もあると理解しておりますけれども、そういう意味では位置付けというものはやはりそ...全文を見る
○辻泰弘君 その方々の業務内容といいますか、どういう形態で仕事をされているかということを教えていただけますか。
○辻泰弘君 今最後、地方自治団体からの要請を受けてということがございましたけれども、そのいわゆる採用に至るプロセスといいますか、その辺ちょっと御説明いただけますか。
○辻泰弘君 文部科学省の方はいかがでしょうか、同じ人数ですけれども。
○辻泰弘君 重ねて文部科学省にお伺いしたいんですけれども、今、文教委員会の方で議論になっている国立大学の方の関係ですけれども、この国立大学について法人化がなされた後にこういった出向とか天下りが増えるのではないかという懸念が指摘されているわけですけれども、このことについてはどのよう...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、文部科学省のサイドから最初に言うということはないという、そういう理解でいいですね。一言。
○辻泰弘君 公立大学の方についてですけれども、今後、この法人化を契機に公立大学への出向、天下りということが増えていくという余地は総務省に関してどうなのかということを大臣にお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 先ほど文科省また総務省から現在の就職状況についてお示しいただいたわけですけれども、この点については私はやっぱりある程度定期的に公表するということもあっていいんじゃないかと思うんです。そのことについて最後に大臣の御見解をお伺いして、終わりたいと思います。
○辻泰弘君 いや、両方。
○辻泰弘君 公表。
○辻泰弘君 以上で終わります。
07月23日第156回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  金融、経済にかかわる諸課題につきまして塩川大臣、また竹中大臣に御所見をお伺いしたいと存じます。  まず、先ほど竹中大臣より御報告がございましたことに関してでございますけれども、六月の破綻金融機関の処理のために講じた措置の内...全文を見る
○辻泰弘君 私は、今回これを調べさせていただいて意外に思ったんですけれども、公的資金の枠といいますか、預金保険機構の政府保証枠という表をいつもいただくわけですけれども、この上段の方には政府保証枠がある、下の方に交付国債があって、トータルとして公的資金枠がある、こういうことで七十兆...全文を見る
○辻泰弘君 法律でやっていて、かつ予算になるというのは当然あるわけですね。特例国債の発行もそういうことになっておるわけでございます、税法もそうですけれども。  しかし、その六兆とか七兆という大きなけたの数字の国債の発行、実際これ、事後的には国債統計年報にやっと出てくるわけなんで...全文を見る
○辻泰弘君 発行額が出ていない。
○辻泰弘君 それは別です。発行です。(「枠を作るときに」と呼ぶ者あり)そう、枠を作るときに……
○辻泰弘君 じゃ、それは予算上、明示すべきじゃなかったかと。
○辻泰弘君 それは償還額です。──それは償還額です。
○辻泰弘君 大臣おっしゃっているのは国債、交付国債、償還状況のことをおっしゃっている。それは私、昨日入手しておりますし、理解しておるんです。  要は発行のことでございまして、枠を取るときの問題なんですね。ですから、──参考人の方から、それじゃお願いします。
○辻泰弘君 法律でやるのと予算でやるのがあるんだということで、その選択だということで、そういうことでお進めになったというふうには、私は納得しませんけれども理解はするわけですが。  しかし、やはりその御説明の、さっき冒頭申し上げましたように、公的資金枠という中には政府保証枠と交付...全文を見る
○辻泰弘君 危機対応勘定で対応したけれども破綻ではない、しかし破綻金融機関の処理のための報告には載ってくるんだと、こういうことになるわけでございますね。少し苦しいような感じもいたしますけれども。ある程度新規立法で対応するということが元々の本意だったのかもしれませんけれども。  ...全文を見る
○辻泰弘君 合併の規定はそうですけれども、免許の規定はもう少し厳しいような規定になっていると思うんです。それを免許のとおりやれというのもちょっと話は違うかもしれませんが、やはり免許を付与すると同程度に、やはり今日的状況の下で、合併に当たってもその辺しっかりと厳しく審査の上に対応し...全文を見る
○辻泰弘君 繰延税金資産のことでちょっとお聞きしたいと思います。  さきの六月二十七日閣議決定のいわゆる骨太の方針第三弾にも「金融機関の自己資本強化のための繰延税金資産の扱い方や関連する税制について引き続き検討を行う。」と、こういうふうな条文がございます。  そして、最近の状...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、昨年、十五年度税制改正、新規の、新設の要望というのを出されておりまして、今おっしゃった三点、計九兆五千億になっておりますが、これが来年度の税制改正要望にも要求されるということだと理解していいでしょうか。
○辻泰弘君 大臣は、今回は危機対応勘定で対応されたわけですけれども、健全な金融機関に公的資金を予防注入する制度を作ろうと、こういうお考えがあったと思います、お持ちだったと思うんです。現にこの間の骨太の方針でも、「公的資金を迅速に投入することを可能にする新たな制度の創設の必要性など...全文を見る
○辻泰弘君 以下、時間の関係がございまして、金融、証券、経済に係る項目についてちょっとお伺いしておきたいと思います。  まず、最近よく政府紙幣の発行ということが言われます。大蔵省OBの榊原慶応大学教授もおっしゃっておりますし、元はスティグリッツ・コロンビア大学教授から出発してい...全文を見る
○辻泰弘君 それでは、念のために聞いておきますけれども、選択する場合には法律改正、新法が必要かどうか、その点だけお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 次のテーマに移らせてもらいますけれども、これもまた言われていることで、金融にかかわる一つの大きな問題だと思いますが、郵便局における投資信託の窓口販売の問題でございます。今日の日本経済も一面で取り上げていたようですけれども、秋にそのような時間が、改正の法案を、改正するよ...全文を見る
○辻泰弘君 その会議の後、竹中大臣と総務大臣とがそのことについてかなり議論をされたというふうに聞いているんですけれども、竹中大臣のスタンスはどういうお立場からの議論だったんでしょうか。
○辻泰弘君 金融大臣のお立場上なかなか言えないということが本にも出ておりましたけれども、そういうことかもしれません。  私、総務委員会でも発言をしたんですが、私は公社という形は一つの形だと思っている立場ではあるんですけれども、しかし、四月に公社が発足をして、その四月に公社法の改...全文を見る
○辻泰弘君 大臣の御著書の中で、郵貯について市場メカニズムの攪乱要因になりかねないというふうな御指摘もあります。郵貯という存在があるのは問題だというふうな御指摘もあります。その点について、基本的に郵貯の評価、一言、一言というか簡単にお願いします。
○辻泰弘君 次に、政策金融のことについてお伺いしておきたいと思います。  政策金融に関しては、経済財政諮問会議でも検討されて、一つの中間的な結論が昨年十二月十三日の「政策金融改革について」という文書に込められているんじゃないかと思います。それは、抜本的改革は必要だけれども、金融...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、政策金融に関連してお伺いします。  金融庁が政策投資銀行などの政策融資機関、政策金融機関、こちら、並びに日本郵政公社、こういう政府系の金融機関に検査を行う方針だというふうにお伺いしているんですけれども、そのことについての方針、時期、お示しいただきたいと思い...全文を見る
○辻泰弘君 次に、国債発行に関連してお伺いしておきたいと思います。  さきの骨太の方針でも、個人による長期的保有の増加など保有者層の多様化を図るということが出ております。かねてよりそういう見地から取り組んでこられているわけでございます。最近はなかなか消化が進まない、売れ残りが出...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、国債の入札についてお聞きしたいと思います。  長らくシンジケート団引受け、シ団引受けが続いてきて、現行もあるわけですけれども、これを少し新しい制度に変えようということで、プライマリーディーラー制度というのをやっていくというふうなことをかねがねおっしゃってい...全文を見る
○辻泰弘君 為替のことでちょっとお伺いしておきたいと思います。  塩川大臣、かねがね購買力平価でいえば百四十円、百五十円ぐらいじゃないかという御所見をお示しになったことありましたけれども、今日的に考えられて、適正な為替水準、どうお考えか、一言、簡単にお願いしたいと思います。
○辻泰弘君 それで、先般、渡辺国際局長が、八月にフィリピンで開かれるASEANプラス3ですか、その財務大臣会合では人民元の切上げ議論もテーマになるんじゃないかと、こういうふうな記者コメントをされているようですけれども、その見通しについてお伺いしたいと思います。
○辻泰弘君 時間もございますので、最後のテーマに移らせていただきます。  年金のことですけれども、年金は積立金の運用という意味で金融にも大きくかかわってまいりますし、負担と給付の在り方ということでやはり経済全体にも大きくかかわってくると思うんですが、これに関連して塩川大臣は、さ...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、税制改正のテーマに上げるということになるんでしょうか。一言で。
○辻泰弘君 竹中大臣にお伺いしておきたいと思うんです。年金の基本的なことについてです。  この間の骨太の方針第三弾の中には、「積立金については、その水準は将来に向けて、年金の支払に支障のない程度まで抑制する。」と、こういうふうなことになっております。また、経済財政諮問会議での民...全文を見る
○辻泰弘君 ちょっと今の最後の大臣の御答弁、必ずしも理解し切れておりませんけれども、時間が参りましたので、これで終わります。