辻泰弘

つじやすひろ



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辻泰弘の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。今日は予算委員会の委嘱審査ということでございますので、来年度予算、また当面する重要政策課題について大臣の御所見をお伺いしたいと、このように思っております。  まず、予算の基本のことにかかわりますけれども、昨年の骨太の方針のときに...全文を見る
○辻泰弘君 すなわち、来々年度に今からなりますけれども、二十年度予算編成に当たっての概算要求基準のときには必ずしもこの二千二百億というものが前提になるものでないと、こういうことでいいんですね。簡単に。
○辻泰弘君 三月十六日の経済財政諮問会議がございまして、その折に、安倍総理の方から柳澤厚生労働大臣に、社会保障分野のコスト削減について具体的な改革項目と数値目標を織り込んでほしい、盛り込んでほしいと、こういった指示があったやに言われておりますけれども、それを受け止められてどうされ...全文を見る
○辻泰弘君 経済財政諮問会議の議事概要がまた出ますので、それを見てまた御質問したいと思いますけれども。  もう一点、これも骨太の方針のときに社会保障番号の導入ということを、検討をうたっておられたわけでございます。先般も資料を出されているんでしょうか、その中で社会保障番号の導入に...全文を見る
○辻泰弘君 一応その中では三、四年後を目途に完了と、検討をですね、で、五年程度に時間を一応めどとして持っていらっしゃいますけれども、一つのめどとしてそういった中で考えていこうと、こういうことでお考えですか。
○辻泰弘君 このことについては私どもはやるべきだと思っておりますので、是非、前向きに取り組んでいただきたいと思います。  それで、中国残留孤児の問題についてお伺いしておきたいと思います。  私も昨年、神戸地裁判決を受けてお伺いをいたしました。その後、東京地裁の判決等もございま...全文を見る
○辻泰弘君 そのこと、総理の指示を受けて、二月の一日に、これは大臣の答弁ですけれども、検討に当たっては、まず残留孤児の方々のお話を聴き、また与党の話も聴く、そしてこれは総理の御指示であって、ある意味で残念ではあるが、厚生労働省だけではなく、他の方の意見も聴いた上で今度こそ良い案を...全文を見る
○辻泰弘君 要は厚生省で終始したいけれども、それじゃ許されなかったということが残念だったと、こういうことですか。
○辻泰弘君 こっちが引っ掛かるというより、大臣の発言に私が引っ掛かったわけでございますけれども。  それから、このことを夏までに答えを出すという一つの方針です。ということは、今から言えば来々年度、二十年度予算で一応措置しようと、こういう御方針だということでいいですか。
○辻泰弘君 この問題は、給付金制度の創設等々、私どもも申し上げているわけですけれども、是非早急に取り組んでいただけるように申し上げておきたいと思います。  次の問題で、平成十六年度税制改正における年金課税強化に関係してのことでございます。  ちょうど十六年三月、年金改革の前段...全文を見る
○辻泰弘君 これについて、多段階に従前よりはしていただいているわけですけれども、やはりそれでも刻みがありますので、少し超えたところですぐ急激に上がるという状況はまだ残っているわけでございます。これについてはお取組もいただきつつあるように聞いておりますけれども、そのことについての方...全文を見る
○辻泰弘君 これは五年に一回の改正があるのかと思うんですけれども、そこに向けてですか、それとも答えが出たら早くやるということはあるということですか。
○辻泰弘君 このことは国保の方の保険料にもかかわってきますけれども、いずれにいたしましても、私が申し上げておりましたように、昨年六月、正に集中した、そして今年の六月もまたその余波があるんだろうと思いますけれども、今の年金生活の方々が非常に急激な負担ということで、生活、非常に大きく...全文を見る
○辻泰弘君 今度はタクシー業務適正化特別措置法の一部改正案を出されますが、それは一つの、その一環だということですか。
○辻泰弘君 規制緩和をして、ある意味では若干の軌道修正的な意味合いを持っているんですけれども、やはり私は根本的に考えるべきときだと思います。最低賃金さえ守れないような状況が出ているというこの実態を踏まえて、市場の失敗じゃなくて政策の失敗と言いたいと思いますけれども、自分がやってい...全文を見る
○辻泰弘君 今の考え方は、タクシーの規制緩和は経済的規制の緩和であるという割り切りを持っていらっしゃるわけですけれども、それはやはり社会的規制にも絡むものであったという、そこが抜け落ちていると思うんです。だから、今の御答弁にもある意味では明らかになっているというか、そういう社会的...全文を見る
○辻泰弘君 皆保険を守るというのは、それはそれで、私もそう思いますし、それでいいんですけど、それと両立するかもしれない形での官製分野の規制改革というのは、まあ論理的にはあるんでしょう。だから、そのことについて聞いているわけです。
○辻泰弘君 具体的に言いますと、十二月二十五日の第三次答申においては、医療分野が主要な官製市場であるととらえて規制改革を言っていると。その一つが混合診療であり、もう一つはかねがねの株式会社の解禁ということなんですね。この二つについてじゃ具体的にどうお考えか。規制改革推進会議は今後...全文を見る
○辻泰弘君 それは結局、株式会社については問題があるので慎重にやるべきだと。やるべきだというか、まあ本当はやるべきじゃないと言いたいけれども、そうは言えないから、慎重にやると。それから混合診療については一区切りしたと、こういう理解でいいですか。
○辻泰弘君 それで、通告していませんけれども、大事なことなんで一つ許されるでしょうけど、公定給付の内容、範囲について見直しを行うということで骨太の方針が出されていて、それに連動して保険免責のことを私も聞いて大臣が御答弁いただいた去年がございました。そして、その後また答弁もあったん...全文を見る
○辻泰弘君 昨年の六月の当委員会においての川崎当時大臣に対する私の質問の答弁は、「保険免責制度の議論が出てくれば、私の立場としては反対と申し上げます。」と、こういうことだったんですが、そこは違うということになりますか。
○辻泰弘君 あまのじゃくでなくなられた大臣にお伺いしたいと思いますけれども、その後、これは西島委員に対しての答弁で、基本的には川崎大臣のおっしゃっていることと同じような話じゃないかと思っていると、こういうことだったんですね。  だから、どっちなんですかね。検討していく、すなわち...全文を見る
○辻泰弘君 いやいや、だから、私に対する答弁は保険免責制度は検討すると、我が省に検討に参画すると、こうおっしゃっているわけです、私の答弁は。それで、そのときもおっしゃったように、共感を覚えるとか川崎大臣のおっしゃったとおりだと、こういうふうにおっしゃっているわけです。  だから...全文を見る
○辻泰弘君 これは非常に問題がありますから私どもも反対でございますけれども、そのトーンで厚生労働省としては取り組んでいただきたいと申し上げておきたいと思います。  それで、病院の未収金問題について一つお伺いしておきたいと思います。  これは、昨年の厚生労働委員会、健康保険法の...全文を見る
○辻泰弘君 今の何ですか、検討会を設けることを検討しているとおっしゃったんですか。
○辻泰弘君 しかしこれは、総理が昨年検討している最中だとおっしゃっているんだから、今から検討をする場をつくるというのは、これはおかしな話じゃないですか。
○辻泰弘君 病院からすると、診療義務を果たしているにもかかわらず未収金を背負うのは道理に合わないというか、そういうお気持ちになるのは当然だと思うわけです。どこかである程度、強制徴収的なことの機能がなければ、やはり成り立たないという部分だと思うんですね。だけど、病院が果たしてそれが...全文を見る
○辻泰弘君 これから質問したいと思うリハビリの方は何か状況もしっかり把握できないままどんどんやっていくわけですけれども、未収金の方は何か状況を把握することばっかり時間掛かって何もしないという、こういったちょっとずれた対応だと思いますが、とにかく未収金の問題も大事な問題だと思います...全文を見る
○辻泰弘君 やっぱりそれは詭弁といいますか強弁ですけれども。十一月二十一日の答弁は、政府としては、介護の受皿もあるし若者に対する手当てもできている、そういう仕組みになっていると考えるというふうに言っているわけですよ。しかし、実際調査してみればそうじゃなかったから変えるということな...全文を見る
○辻泰弘君 これはかねて御指摘申し上げておりますけれども、障害認定が非常に、症状固定という原則があって、障害が永続し固定しているということがなければ障害認定しないということになっておりますので、難病の方々が障害認定にはならないというケースがあるというところから出発していることだと...全文を見る
○辻泰弘君 是非、お取り組みいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  なお、FOP等の難治性疾患克服研究事業の指定についてはお取り組みをいただきましたけれども、まだまだ残っている疾患もあるわけでございますし、また超過負担の問題も残っているわけでございます。そういった...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  雇用保険法等改正について御質問させていただきたいと思いますけれども、最初に、労働保険にも労災という意味合いでつながることでございますけれども、アスベストのことについてお伺いしておきたいと思います。  石綿健康被害救済法が施...全文を見る
○辻泰弘君 それで、最近もこの認定についていろいろと、認定されない事案とかが発生して若干係争になっている部分があるわけでございますけれども、先般も、岡山において石綿救済法の不支給処分が出ていたけれども、後に、審査の結果、認定されたという事案があったようでございます。そのことについ...全文を見る
○辻泰弘君 詳細は必ずしもつまびらかではございませんけれども、ここで、岡山の労働基準監督署の方が、本省から示された処理要領や通達に従って不支給を決定したと、こういうふうに言っていらっしゃるというふうに報道されておりますので、そういった意味では、中央の通達とか方針というものが必ずし...全文を見る
○辻泰弘君 局長、もう一つ。請求件数とか決定件数とか総額は教えていただいたんですが、これは年度が区切ったら結果報告が出るという理解でいいですか。
○辻泰弘君 私どもといたしましては、対象をもう少し広げるべきじゃないか、また救済についてももう少し充実すべきだということを申し上げてきたところでございますけれども、またこれからもこの問題について注視しながら議論をしていきたいと、このように思っておりますが、いずれにいたしましても、...全文を見る
○辻泰弘君 率直に言って遅いんですよね。一番ピークというか、一番大変な状況のときに明確なものを出さないで、まだ六月というんですから、三か月ぐらい先にガイドラインを出して、それでそれが駄目だったら法システムを考えると、こういうことなんでしょうけれども、やはりガイドラインというのはも...全文を見る
○辻泰弘君 そういうことで、是非積極的にお取り組みいただいて、早くガイドラインを作っていただいて周知徹底を図っていただくように、まずはその点について御要請を申し上げておきたいと思います。  さて、雇用保険に関することの本体に入っていきたいと思いますけれども、まず、通告しておりま...全文を見る
○辻泰弘君 今おっしゃった社会保障費用というのは社会保障給付費のことですね。  それから、社会保障財源はどうですか。
○辻泰弘君 そこで、内閣府の方にお伺いしたいんですけれども、SNAで統計として社会保障負担を出していらっしゃるわけですけれども、その対象としてこの三事業分は今どう取り扱われているか。
○辻泰弘君 現行は社会保障負担の中に入れていらっしゃるということで、私は実は昔からそのように、入れるべきだと思っているんですけれども、実は昔はこれは対象になってなかったんですね。そのことの理由が、経済企画庁のころの国民支出課長さんが論文で出していらして、SNAについては、雇用安定...全文を見る
○辻泰弘君 ただ、九三SNAにおける社会保険制度については、本質的に労働者がその雇用主体や一般政府によって、自分やその扶養家族の福祉に悪影響を与える一定の事業や状況に対する保険に加入することを義務付けられたり奨励されたりする制度であると、こういうふうになっているわけですね。国連の...全文を見る
○辻泰弘君 最近のは見ていませんけれども、国民経済計算年報の最後の方に用語の解説があるわけですよ。社会保障負担の定義があったりして、今、最近はどうなっているか分かりませんけれども。その中にやはり入れておいたら、それははっきりするわけですよ。一般には余り分からないけれども、やっぱり...全文を見る
○辻泰弘君 では、次の問題に入らさせていただきますけれども、来年度予算におきまして、厚生労働省としては二千二百億円の削減ということを目指されて、そのうち四百が生活保護、千八百が雇用保険と、こういうことだったと思います、大きく言いましてですね。  そこで、その千八百億円ですね、厳...全文を見る
○辻泰弘君 ちょっと明確にしていただきたいんですけれども、一般求職者給付の中で、早期再就職促進で幾らなのか、それから受給資格要件の見直しで幾らなのか。
○辻泰弘君 その早期再就職促進で六十億と出されていて、それは何らかの前提で言われたんですけれども、こういった早期再就職を促進することで六十億出るというのは、どういうふうに考えて算出されているんですか。
○辻泰弘君 まあ総論的にはそうなんですけれども、なぜ六十一億ということが計算できるのかということなんですね。そういったことで窓口的にもそういう対応を強化するとかいいますが、当たり前といえば当たり前なことなんだけれども、それで六十一億出るという、そこがよく分からないところなんですね...全文を見る
○辻泰弘君 ぱっと考えますと、受給資格要件の一本化によって短時間労働被保険者も厚遇をされるので金が掛かるのかと思いきや、トータルとしてはコスト削減になっているという、ここは新たな認識を持ちましたけれども、この点についてはひとつ注目をしておきたいと思います。  さて、次に、国庫負...全文を見る
○辻泰弘君 要するに、これまでの中より一%下げたと、こういうことでしょうか。
○辻泰弘君 このことは私どもとしては反対であることを改めて申し上げておきたいと思いますが、それと同時に、保険料率についてお伺いしたいと思います。今、資料をお配りしていただきたいと思います。    〔資料配付〕
○辻泰弘君 今お配りいただくのは私から見れば当たり前の資料だと思っているわけですけど、昨日確認しましたら、こんな資料さえまだ出ていなかったということなんで、一応皆さんに配っていただいて、それを見ながらやりたいと、こういうことで配っていただくわけでございます。  それで、私自身の...全文を見る
○辻泰弘君 だれしも当面の負担というのは少ない方がいいというのは世の常でございますけれども、しかし、やはり長期的に国民福祉といいますか、そういったことを、しっかりとセーフティーネットを張っていくということがやはり中心でなければならないと、このように思うわけです。  この弾力条項...全文を見る
○辻泰弘君 それと、その弾力条項発動の要件たる、まあ年金でいえば積立度合いということになるかもしれませんけど、三事業についての一・五というこの度合いですね、これが私は、今までのルールでいえば、十七年度決算額による計算によっては二・九八だということで、二を超えているから弾力条項を発...全文を見る
○辻泰弘君 ちょっと確認しておきますけれども、積立割合というんでしょうか、この二というのはずっと変わっていませんか。
○辻泰弘君 ですから、十四年、十五年の厳しい、十五年改正のときも二で、そういう状況でやってきているわけですから、そのこと自体やはり根本的に考えてしかるべきことだと思います。本当に必要にならないときにこそ考えておかなきゃいかぬことだと思いますので、その点についてはそういうことも含め...全文を見る
○辻泰弘君 そういった小規模事業に働く方の労働保険をやはりしっかりと支えていただいていると、こういう機能があるという評価をお伺いしたわけですけれども、それについての助成措置というのがこれまでもあったようですけれども、今回、雇用保険三事業の見直し、雇用福祉事業の廃止という中でそのこ...全文を見る
○辻泰弘君 新たな予算の対応も助成の対応も変えていかれるということのようですけれども、やはりおっしゃったように、労働保険事務組合が果たしている役割、小規模事業所で働く労働者の労働保険の加入と定着に大きく貢献していると、こういう状況があるわけでございますから、その労働保険事務組合の...全文を見る
○辻泰弘君 しっかりとその点については御配慮いただくようにお願い申し上げたいと思います。  それで、次に、労働保険の適用ということについてお伺いしておきたいと思います。  前回の質問のときには、タクシーの規制緩和に関連して、国土交通省の方に規制緩和の意味合いといいますか、その...全文を見る
○辻泰弘君 今横ばいとおっしゃったんですが、どういう傾向で横ばいになっているんですか。
○辻泰弘君 今のは未手続の事務所という数字ですか。
○辻泰弘君 いずれにしましても、実は昨年の十二月に私はこのことを青木局長にも御質問をしまして、今おっしゃったことにつながるんですけれども、国土交通省との合同による監督、監査の実施について半年間で仮集計をしたと、全国的に聞いて集計をしたと、こういうことをおっしゃって、そのことについ...全文を見る
○辻泰弘君 十二月のときの答弁は、実施件数等については集計をいたしましたので、急遽、仮集計をいたしましたので、御提出したいと思いますと、こうなっております。だから、もうしたということになっているんですね。  ですから、今からしてというんじゃなくて、これはもうできているという話で...全文を見る
○辻泰弘君 こだわりませんけれども、もうこのときに集計はしたという言い方になっていますので、是非早く出していただきたい、このことを申し上げておきたいと思います。  さて、次に、労災のことについて質問したいと思います。  まず、労災の本体のことについて大臣にお伺いしておきたいと...全文を見る
○辻泰弘君 一言で言えば、民営化になじむものでないと、こういう考えだということでいいでしょうか。
○辻泰弘君 そこで、今回の改正にかかわることでございますけれども、労働福祉事業の見直しということがあるわけでございます。労働福祉事業を、名称を社会復帰促進等事業というものに、等というのを入れてセットにすると、こういうことになるわけでございますけれども、この労働福祉事業というのを事...全文を見る
○辻泰弘君 この名称の変更は審議会等でも議論になったりして、そういう流れの中で変えられたんですか、それとも役所独自の御判断でしょうか。
○辻泰弘君 少し名前が、好き嫌いがあるかもしれませんけれども、どうかなという気もしますけれども、まあそれはそれで受け止めたいと思います。  それで、労災本体のことについてちょっとお聞きしておきたいと思うんですけれども、重大災害も発生が続いているわけでございます。それで、重大災害...全文を見る
○辻泰弘君 私、今回初めて認識しましたのは、重大災害というのが、私は労災を見るときの一つのポイントだと思っていたんですけれども、重大災害というのがいっときに三人以上の労働者が業務上死傷又は罹病した災害、事故と、こういうことでございまして、それだけ見ますと、実は林業もゼロ、鉱業もゼ...全文を見る
○辻泰弘君 いずれにいたしましても、すべての産業ですけれども、こういった林業、鉱業についても労働災害が発生しないように安全対策に向けてお取り組みいただくように申し上げておきたいと思います。  それで、次に、労災の中の労働福祉事業、そしてその中の労働条件確保事業、そのことについて...全文を見る
○辻泰弘君 確認ですけど、未払賃金立替払の事業は安全衛生確保等事業の等に入ると、こういうことですね。
○辻泰弘君 実は私、これ平成十四年、この厚生労働委員会でも指摘をしているんですけれども、未払賃金立替払は今大分、そういう状況が大分薄れてきてはおりますけれども、私は制度としては非常に評価しているわけですけれども、ただ、その財源が労災の保険料から成り立っているわけです。労災の保険料...全文を見る
○辻泰弘君 これは審議会等でもこういった一つの制度をつくれという議論はあったわけですよね。そこを確認させてください。
○辻泰弘君 私は、今回の見直しの中でそういったことが、答えが出されるべきだったというふうに思っておりますけれども、なお書きという形で、等というところに含められた形ということでいかれるわけですけれども、やはり私は前向きな意味で、いい意味で、当初、未払賃金立替払のところは予算の各目明...全文を見る
○辻泰弘君 今までの状況は承知をしておるんですけれども、私はやはりしっかりとした制度的位置付けがあってしかるべきと思うし、今の御説明であるならば、そもそもこうやってなお書きのところに出てこなくて、その中に入っていればいいのがなお書きに出てきているわけですから、そこだけやはり少し浮...全文を見る
○辻泰弘君 未払賃金の立替払制度の上限額の引上げというのは平成十四年一月一日から成ったわけで、そのこと自体は私は数少ない個人に着目したセーフティーネットの整備だということで、一年前に小泉総理の前でも申し上げましたけれども、このことは非常に大事なポイントでもございますので、今後とも...全文を見る
○辻泰弘君 おっしゃったことは、全部ではないかもしれないけれども、一部なりとも労働債権が回収された事案が平成十六年は二六・四%だったけれども、破産法の改正の後の数値で見れば九四・四%ですか、そこまでが、全部かどうか分からないけれども、一部なりとも回収されたとみなされると、それだけ...全文を見る
○辻泰弘君 遅ればせではありますけれども、その点は私は評価するんですけれども、しかし、そもそも私は根本的に、租税債権と労働債権がこの間の改正においても同等でしかないわけなんですね。  そもそも、やはり労働者が働いて利潤が発生し、そこから分配があって、企業の利益があり、またそれぞ...全文を見る
○辻泰弘君 今のは国家が先に来ていて働く方が後になっていると、こういうことを如実に示したと思いますけれども、時間もありませんので、これはまた議論をさせていただくとして、最後に、司法試験のことで法務省の方にも来ていただいていますので、お聞きしておきたいと思うんです。  これも三、...全文を見る
○辻泰弘君 時間が参りましたので終わりますけれども、いずれにいたしましても、雇用、労働、やはり人間の幸せの基本だと思いますので、是非しっかりとお取り組みいただきますように要請を申し上げまして、私の質問を終わります。
03月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  冒頭、大臣から謝罪といいますかその意のお言葉があったわけでございますけれども、やはり私どもといたしましても大変ゆゆしき許し難い厚労省の対応だったと思うわけでございます。  消化試合と思っているんじゃないかと、国会審議を本当...全文を見る
○辻泰弘君 私としては、かねてよりの発言もこれあり、今回のこともこれあり、トータルとして大臣が責任を取られるように改めて申し上げておきたいと思います。それと同時に、午前中、同僚議員が質問を予定していたわけでございますけれども、それが結果としてそういった形で延びたわけでございます。...全文を見る
○辻泰弘君 一番初めの十六年度は、十七年一月から公的年金等控除の見直しと老年者控除の廃止、その分が一月から二月、三月と、その分だけ二百七十二億手当てしたと、こういうことだったわけでございます。すなわち、一番初めのときはいわゆる年金課税の強化、この分が財源として出発したと、こういう...全文を見る
○辻泰弘君 私が言っているのは定率減税の跳ね返りというよりも、元々の老年者控除の廃止と公的年金等控除の縮小の連動のことを申し上げているわけですけれども。  確認させてください。国保の経過措置は今年で切れるということになるんでしょう、今年というか、来年度といいますかですね。そのこ...全文を見る
○辻泰弘君 このことは、今後とも党として国会内外を通じて主張していきたいと思っています。  さて次に、そもそも基礎年金とは何ぞやということになるわけですけれども、基礎年金の意義ということになるんですけれども、かねがね小泉さんのとき、総理の答弁等もあるわけですけれども、改めて簡単...全文を見る
○辻泰弘君 今のちょっと、必ずしも十分御説明でなかったかもしれませんが、創設当初は単身者でとらえていたけれども、今は夫婦でとらえていると、こういうことですか。
○辻泰弘君 単身はクリアにされたようですが、あとの方が、あるときの坂口さんの答弁は「高齢者夫婦世帯におきます」と、こうなっているわけですよ。だから、夫婦世帯というとらえ方なんですか、そこの部分。
○辻泰弘君 いや、私が言っているのは、夫婦でとらえているのかどうかということです、そのことだけですよ。恐らく夫婦でとらえているんでしょう。だから、そうだと言ってくださいよ、時間掛からないです。そのことだけ。
○辻泰弘君 ちゃんと答えてくださいよ。私、こんなところで止まるつもりは全然ないんだけど。  ずっと事務局の説明だとそうなっているわけじゃないですか。単身で来ていて、今は夫婦でのをとらえているんですよ。坂口さんのときの答弁も「高齢者夫婦世帯におきます衣食住を始めとする老後生活の基...全文を見る
○辻泰弘君 だから、そのにらんだことを最初に答えてくれたらいいんじゃないですか、私が聞いているのはそこを聞いているんだから。何でこんなに時間掛けなきゃ駄目なんですか。私よりもよくもっと分かっていらっしゃる局長なんだから、そのぐらいちゃんと答えてくださいよ。こんなことで時間取られた...全文を見る
○辻泰弘君 ともすれば、これをリンクして議論する向きが自民党の部会などでもあるように聞いておりますけれども、どうかそこははっきりと区分けして議論していただきたいと、こういうふうに思います。  それで、生活保護に言及になりましたので、母子加算のことをちょっと聞いておきたいと思うん...全文を見る
○辻泰弘君 私どもとしては、やはり内容もやり方も間違っていると、このように指摘せざるを得ないと思います。基本的に間違っていると思っております。  これも私ども、格差是正法案の一つの項目として入れさせていただいております、計画の中へ入れさせていただいておりますけれども、今後ともこ...全文を見る
○辻泰弘君 前半の方で六百万以上の方がおられると、こういう台の方がおられるという話だったと思うんですけれども、これは公的年金ということでいいんですね。確認です。
○辻泰弘君 そこで、今資料を配付していただいたんでございますけれども、それは二月に人口の変化等を踏まえた年金財政への影響ということで暫定試算を年金局が出されているわけですけれども、その中身を具体的に見ていかないと分からないということで、現実に年金改革のときには、基礎年金がどういう...全文を見る
○辻泰弘君 ここでちょっと教えていただきたいんですけれども、実質価値が今は六・五万円であると。これは物価スライドがあった場合の本来額の数字になっているわけですけれども、それが一応機械的ではあるけれども二〇五〇年には十万二千円に実質価値がなると。これだけ、三万七千円上がるということ...全文を見る
○辻泰弘君 数字的には、事務的にはそのとおりなんですけれども、そのことの何というか意味というか意味合いですね、それだけやっぱり豊かになっていくと、そういうことになるんでしょうかね。
○辻泰弘君 年金局長としては支えることばっかり考えていらっしゃるのかもしれませんけれども、しかし、世の中自体がどうなるのかというようなお話だけど、まあトータルとしてはそれだけ豊かになるということの意味合いをおっしゃっているんだろうと思います。  それで、一つ確認ですけど、この表...全文を見る
○辻泰弘君 要は、この表だけ見ますと新規裁定がずっとつながっているから何か増えていくように見えるんですけれども、一個人にとってみれば新規裁定された後は既裁定でいくわけですから、ずっと低減していくということになるんですね。すなわち、ここでいえば、基本ケースでいえば、平成三十八年度ま...全文を見る
○辻泰弘君 そういうことで、また求めていきたいと思います。やはりこういうことをベースにして議論すべきだと思いますので、今回のことは、これを出していただいたことは評価させていただきたいと思います。  さて、次のポイントとして、無年金者、低年金者ということになるわけでございますけれ...全文を見る
○辻泰弘君 今のは、六十五歳以上の方、六十歳から六十四歳の方とか、そういうことも含めてやっているという意味なんですか。
○辻泰弘君 制約というのはいつもおっしゃるんだけど、だから早く一元化すべきということになるわけですけれども。  ただ、これだけ、私も実は平成十六年十二月一日に青柳さんに聞いているんですよ、このことを。そうしたら、今後はこれらのデータについてもきちんと調査をいたしまして、国民にい...全文を見る
○辻泰弘君 それは今更ながらではあるんだけど、しっかりやっていただきたいと思いますけれども。  今のことでいうと、やっぱり八十万を下らざる方々が無年金者であろうと推測されると、こういうことでいいですか。
○辻泰弘君 それから、基礎年金番号の未加入者ということも別のこととしてあるわけですね。これはどれぐらいおられるのかという部分、数字だけありますか。
○辻泰弘君 いや、それは付番されていない人だという意味でしょう。
○辻泰弘君 それで、要は無年金者解消のための対策というものが、今のことを見ても、その状況を調べることすら遅々として進まない中で、実は無年金者の解消に向けての対策というものがもう本当に抜本的にもなかった。我々としては、なるがゆえに全額税方式における最低保障年金をつくるということを言...全文を見る
○辻泰弘君 ですから、二十歳の人はもう既に全員付番するようになっていると、二十歳を超えたらですね。それから、今おっしゃったように、三十五歳の方は、二十五年残しているということでチェックするという意味で、三十五歳の人はやっていくということですね。今三十五から三十四へどんどん下へ下り...全文を見る
○辻泰弘君 今の、もう一遍聞いたから四十四歳のことをおっしゃったんですよ。四十四歳だって六十歳で受給権がなければ後で納められるわけだから、そのことを最初から見据えて四十五から出発すべきなんですよ、それやってね。  最初は、あなた、三十五からおっしゃったでしょう。だから、そのこと...全文を見る
○辻泰弘君 まず一つは、基礎年金の拠出金単価は二万四千九百五十九円とおっしゃいましたかな、そのうちの保険料相当額は幾らですか。
○辻泰弘君 それから、後半の方で、納期限までに納付されなかった国民年金保険料の総額、昨年の予算委員会等では十六年度末が九千八百とおっしゃっていたんですけど、それが八千二百に相当すると、そういう理解でいいですか。
○辻泰弘君 それから、その予算委員会のときに、国民年金の保険料が免除された額を推計して加えた数値として一兆七千二百億というのを出していらっしゃる。これに相当する額は幾らですか。
○辻泰弘君 それから、事実関係としてお聞きしておきますけども、国民年金の保険料の納付率ですね、これは議論になるわけです。年度はまだ区切ってませんけど、十八年段階での数字は出ていますか、十八年の末ということで。
○辻泰弘君 これについては昨年も集中的な議論もさせていただいたわけですけれども、十九年度目標が八〇%ということを掲げてやってこられているわけです。それで今六四・二%と、こういうお話があったわけです。  昨年、私も村瀬長官に聞いたことがありますけれども、その時点でも六七、八%だっ...全文を見る
○辻泰弘君 期待をするのは自由ですけれども、期待して達成できることとできないことがあるわけで、現実問題としてこれは到底なし得ないことだと思いますが、あくまでも八〇%の目標を掲げてやられるということですか、大臣。
○辻泰弘君 これは二年半前の年金のときの資料だと思いますけれども、十五年度実績が六三・四%、そして十六年度の目標が六五・七%と、十七年度の目標は六九・五%、十八年度の目標は七四・五%、十九年度の目標が八〇%、こういうふうな段階になっていたわけですよ。A、B、Cという何か機械的な、...全文を見る
○辻泰弘君 それで、基礎年金の全額税方式ということを私ども申し上げております。それについては厚労省としては保険方式のメリットと、こういうことをおっしゃっているわけですが、そのことを、簡単でいいですから、大臣、一言だけ、そのことの評価ですね。
○辻泰弘君 まず一つは、自律自助とおっしゃるんですけど、このことになると自律自助っておっしゃる。いつも自助、公助、共助と、こういうこともおっしゃっているわけです。ですから、ここの部分で自律自助ということを追求すると、要は保険料を納めていなかった人は無年金でいいんだということをおっ...全文を見る
○辻泰弘君 まあ余り聞かなくてもよかったような答えしかいただけなかったように思いますけれども。  それで、確認します。  二十一年度に所要となる財源について厚労省は幾らと見ているか、数字だけで結構です。
○辻泰弘君 財務省にお伺いします。  財務省の方も試算を出しておられますけれども、その算出の中での二十一年度の引上げの所要財源を幾らと考えておられるか、お示しください。
○辻泰弘君 内閣府試算ではどうですか。
○辻泰弘君 まあ二・四、二・五と大体、違いはあるといえども、前提条件の違いかもしれませんが、そこはそれほど大きな意味はないかもしれませんけれども。  ただ、内閣府に申し上げておきたいのは、私もこれ、ずっと追っ掛けて予算委員会等でも質問してきましたけれども、竹中さんの十四年、最初...全文を見る
○辻泰弘君 一番初めのときにむしろ私は、間接税とおっしゃったときは、むしろある意味では踏み込まれたと思ったぐらいですけれども、しかし、そういう中身をそれなりに想定して、あくまでも試算なわけだから、そういうことは私はあり得るし、それは決しておかしなことだったと思わないんですけど、そ...全文を見る
○辻泰弘君 私、一・九と言ったかもしれないけど、一・七の間違いですから。私が間違えました。一・七が取戻しの対象になっていないと、だから一・七が残っていると、こういうことでございます。  さて、そこで、マクロ経済スライドについてお聞きしておきたいと思います。  まず、これはもう...全文を見る
○辻泰弘君 はい。
○辻泰弘君 終了年度は、一応一つ基準ケースのときの平成三十六年度、二〇二六年度と、こういうことですね。
○辻泰弘君 それから、内閣府の方もいつも聞いているんですけど、試算において開始時期をどうされたか。新規裁定と既裁定の時期をお示しください。
○辻泰弘君 やっと厚労省と内閣府の開始時期が合ったわけですね、この一、二年違っていたわけですけれども。それはおめでたいとお祝いを申し上げておきたいと思います。  それで、財務省の方も試算をされているわけですが、開始時期、新規、既裁定、いつと想定されているか、お願いします。
○辻泰弘君 平成何年とおっしゃいました、開始。
○辻泰弘君 とすると、今の御説明というのはよく分からないんですけれども、新規、既裁、新規裁定と既裁定の差は設けていないということですか。
○辻泰弘君 そうすると、二〇〇九年度の厚労省なり内閣府が考えておられるマクロスライドは試算の中ではカウントされてないということになりますか。
○辻泰弘君 そうです。
○辻泰弘君 物価変動で割り切ったというのは一つで、それは賃金スライドも物価スライドも同じ率で考えるということは試算上あるかもしれませんけれども、今おっしゃったのは開始年度ですよ。マクロ経済スライドは二〇一〇年度からとおっしゃったわけだから、それは既裁も新規裁定もということだから、...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、二〇〇九年度から始まる新規裁定はカウントしてないということですね。
○辻泰弘君 私は、財務省の試算というのは非常に精緻だと期待していたんですけれども、非常に何かこの辺が、逃げておられるところあるんだろうけれども、突き詰めて言えばもう少し正確さ、分かりやすさというか、どっちみち分かりにくいんですから正確さを期してほしいと思うんですよね。しかも、厚労...全文を見る
○辻泰弘君 これ、当初、マクロの経済成長率(GDPや国民所得の伸び率)と、あるいは賃金総額の伸び率を年金改定率に反映させる方法ということが最初あって、その後に社会的なことも含めた変動もあると。最初の方の経済のことのやり方を使ってマクロ経済スライドと多分総称していたと思うんですね、...全文を見る
○辻泰弘君 今まで結局できずにずっとほったらかしになっていて、今度一元化するときに、恐らく各制度に割り振って返してあげるというか、分配金で配ろうと、こういうことになりつつあることだろうと思うんです。  私は、やはり一元化の精神ということから考えても、そしてこれは元々配分するには...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、各制度に分配するということじゃないということですか。
○辻泰弘君 ということは、一度、各制度の分配的な形にして、それがこれから拠出としてまた上がってくるということで、実質的には基礎年金勘定に全部入るという理解でいいですか。
○辻泰弘君 それはおっしゃる筋だと思いますので、是非その方針で臨んでいただきたいと思います。  あと、遺族基礎年金についてお伺いしておきたいと思います。  遺族基礎年金の遺族の範囲は死亡した人の妻であってということで、女性しかないということで、遺族厚生年金の方は五十五歳以上の...全文を見る
○辻泰弘君 時間が来ておりますので終わらなければなりませんけれども、私どもは、前回の改正は抜本的なものではないと。一元化をすべし、最低保障年金を創設せよ、また社保庁と国税庁の統合等々の抜本改革を行えということを三年前から言ってきたわけですけれども、結局それらのことが今政府がある意...全文を見る
05月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  社会保障協定の実施に伴う包括特例法に関しまして質問させていただきたいと思います。  おととしがフランス、ベルギーでございました。昨年がカナダでございまして、私、去年、おととしと聞かせていただきまして、毎年四月にこのことでお...全文を見る
○辻泰弘君 そうしますと、社会保障協定の一番出発点は一九〇四年のフランス・イタリア条約であるということで、要は今主要国の社会保障協定締結状況というのを、発効したものというのがあって、フランスは五十八か国になっていますが、その五十八の一つがそれに当たると、こういうことになるんでしょ...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、一九〇四年のは起源であって、今フランスが締結しているという五十八か国のものとは違うということですね。
○辻泰弘君 今お触れになった流れの中で、EUが社会保障協定に関する基本原則、また考え方というのを出しているようですけど、そのことを簡単に御説明いただけますか。
○辻泰弘君 その四原則は日本にとっても首肯し得るものというふうに理解していいでしょうか。
○辻泰弘君 それで、今まで協定が発効したものが幾つかあるわけでございますけれども、その発効の状況と、それから年金通算をしている国というのがドイツとアメリカだけかもしれませんけれども、それの請求数、裁定数、年金総額、それから平均支給額ですね。昨年も聞いているんですけど、一番直近の数...全文を見る
○辻泰弘君 当然のことですが、額を示していただいたのは、外国の方が日本の年金を請求されたその額を示していただいたと、こういうことでよろしいですね。
○辻泰弘君 昨年はドイツが百七十六件が二百三十六件になっている、アメリカは五十件が百四十四件になっているということのようですから、まあやはり一年たって大分進行していると、こういうことだろうと思います。  さて、そこで今回の立法は、個別の国ごとの法律、特例法を作るのではなくて包括...全文を見る
○辻泰弘君 そこで、日本の場合、爾後、包括特例法の適用によって個別の立法はしないということになるわけですが、諸外国においてのそういった協定をしている国においてはどういう形になっているのか、個別でやっているのか、包括的にやっているのか。このことはいかがでしょう。
○辻泰弘君 そうすると、今の御答弁総括すると、オーストラリア以外は基本的に協定が各国ごとに結ばれた後に立法化していると、こういう理解でいいんでしょうか。
○辻泰弘君 立法化を要しない国というのはそれほどないようなイメージで受け止めましたけれども、そうだとすれば立法化している国が多数であると、こういうことでいいんでしょうか。
○辻泰弘君 いつもそういう言い方になるんですけど、それ以外のところは調べてないということでしょうか。
○辻泰弘君 質問したことに答えてくださいよ。もう既に結んだところのことを聞いているんじゃないんですから。それ以外は調べてないのかと言ったら、調べてないなら調べてないとか、把握してないというならそれで答え、いいかどうかは別にして答えになるわけです。そこのところ聞いているんですから。
○辻泰弘君 今般質問させていただくに当たりいろいろとお聞きしたときに、どうも諸外国の状況を、保険料の徴収だとか、十分何か、調べてないと言っては悪いんですけれども、調査できてないような感じがいたします。基本的なことだと思いますので、それは全部、全世界じゅう調べろとは言いませんけれど...全文を見る
○辻泰弘君 発効イコール発動と、こういう理解だと思います。  それで、まあ今までもそうなんですけど、今後協定を締結した際に、今までより新しい国がその対象になるわけですから、国民の一般の方々に、そこへ行かれた方とかという方に周知するという、こういうことが当然必要になってくるわけで...全文を見る
○辻泰弘君 この協定並びにそれの特例法、それに伴う特例法と国民との接点というのは、やっぱりそこにあるわけですので、是非その点については、積極的にといいますか、意を用いていただいて今後ともお取り組みいただくように申し上げておきたいと思います。  それと同時に、その一環として、やは...全文を見る
○辻泰弘君 まだ先読みしてはいけませんけれども、一元化ということもあって、共済も厚生年金と一体化すれば余計に本委員会との接点というのはより強まりこそすれ薄まることはないわけで、そういった、失礼ながら外務委員会の場合は外交的な観点からのやはりチェックであろうと思うんですけれども、年...全文を見る
○辻泰弘君 それで、次のポイントですけれども、今回の包括特例法の規定についてですけれども、一言で言うならば医療、年金の二重負担を回避すると、それから年金の期間通算を規定していると、これが基本にあると思うんですね。  ただ、かつてのケースで見ますと、ベルギーは労災、雇用保険が適用...全文を見る
○辻泰弘君 そこで、労災についてなんですけれども、これはおととしも私、質問をさせていただいた、また指摘もさせていただいたことですけれども、基本的に労災というのは本来そこの働いている国で掛けるべきだというふうに私は思うわけですけれども、例えばベルギーとの関係のときは労災が免除になっ...全文を見る
○辻泰弘君 結論的にはそういうことだと思うんですけれども、おっしゃった中で、ベルギー、フランスについては労災を協定対象としたということは、日本人が当該国に行ったときに労災の適用がないよということをおっしゃっているんですよね。そのことを確認。だから、現実に日本人がベルギー、フランス...全文を見る
○辻泰弘君 その任意というのは、企業が掛けておくと、こういうことですね。
○辻泰弘君 要は労災の任意加入と、こういうことですね。
○辻泰弘君 元に戻るようなことでありますけれども、私自身申し上げ、また局長もおっしゃったように、やはり基本的に働いている国で掛けるというのが基本だと思いますので、そういった意味でその部分、やはり当該国の方針というのはあるとはいえども、お聞きすると、保険料はトータルで取っていても経...全文を見る
○辻泰弘君 私がお聞きしたのは、日本は元々、当該国で掛かっていれば日本では免除していると、そういう国がほとんどなのかと、そのことを聞いているんですけれども。
○辻泰弘君 さっきのことにもつながるんですけれども、これも通告しているわけですけれども。正直な表明はいいんですけれども、しかしやはりもう少し調べていただければと、このように思います。また調べておいていただいて、また御質問をしたいと思いますので、もし資料等で入手できたらお示しいただ...全文を見る
○辻泰弘君 それは一つの説明で、それはそれでそのとおりなんでしょうけれども。  私は、しかし申し上げておきたいのは、今回の包括特例法の法律案要綱を拝見いたしまして、最後の方に、次に掲げる法律を廃止することということで、これまでの七本の法律について廃止ということが要綱に出ているわ...全文を見る
○辻泰弘君 まあ舌足らずというよりも全然入っていないというか、まあ一般に分かりやすくするという意味合いでいえばそれじゃ分からないわけで、やはり要綱というのは一つの私ども法律を見るときの基本の部分で、そこを見てある程度理解して、実際の法律はなかなかそこまでは入っていけないわけですか...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、五年というのは一つ基本にお持ちになって、それで、その国ごとにある程度プラスマイナスがある、こういうような位置付けになっていくという理解でいいですか。それが一つと、この辺実際の交渉はやはり厚生労働省の方がやっていらっしゃる、外務省じゃなくて厚生労働省の方と、...全文を見る
○辻泰弘君 それで、当初派遣期間五年以内だということの予定であった者が五年を超えた場合ということがあり得ると思うんですね。その場合、昨年もお聞きしていることなんですけれども、基本的なことが今回の立法上どうなっているか、そのことをお聞きしておきたいと思います。
○辻泰弘君 それからもう一つ、当初五年を超えると見込まれた派遣期間が結果として逆に五年未満となった場合、これは手続が必要になるのかどうかですね。被用者ということであれば天引きだからそれで自動的に分かるということもあるかもしれませんが、その分のことはどうでしょうか。
○辻泰弘君 それは当然そうなんですけれども、その帰ってくるときに、当初それを超えると思ったら短かったということについて、手続的なことは必要あるのかということです。  すなわち、向こうだって被用者だろうから、天引きであったらそれはそれで自動的に分かるということもあるかもしれないけ...全文を見る
○辻泰弘君 分かりました。  それで、もう一つ、日本国の領域内と相手国の領域内において同時に就労する場合ということがあって、その場合にいずれの適用を受けるのかということの基準がやっぱりあるだろうと思うんですね、適用基準、このことについて御説明ください。
○辻泰弘君 居住しているということによって、その人の選択といいますか、そこの判断の領域があるということで理解していいですか。
○辻泰弘君 それと、今回の立法の中で一つのポイントとして、二重加入、年金通算以外にも、障害給付又は遺族給付の支給要件、納付要件、このことについての特例という部分もあるわけで、そのことはある意味当然のことであると思いますが、これは諸外国にもこういった給付があり、かつまた特例的なもの...全文を見る
○辻泰弘君 今の協定を結んだ国以外もやはりその二つはあるというふうに考えていいんですか。
○辻泰弘君 私は基礎年金のときにお聞きして、遺族給付が男女平等ではないという形のときにお聞きして、だんだんそれはむしろなくなっていく方向だと、そこのことにもつながるのかもしれませんけれども、これは通告してないんですけれども、遺族給付は諸外国においては男女両方にあるんでしょうか。
○辻泰弘君 分からないのが急に分かってよかったと思いますけれども、事務方の日ごろの御勉強に敬意を表しておきたいと思いますが。  次のことで質問したいと思いますが、これも去年確認したことですが、しかし包括特例でございますので、やはり確認をしておきたいということで、二点お聞きしてお...全文を見る
○辻泰弘君 もう一つ、これは二重適用の調整というのは企業が申請をしてそこで動くということになろうと思うんですけれども、それが意図して、あるいは知らずしてということであるかもしれませんが、二重適用調整の申請をしなかった場合に、被用者年金の両国における二重加入というのは法律的にはあり...全文を見る
○辻泰弘君 そこで、年金通算に関連してお聞きしておきたいと思うんですけれども、元々、諸外国の年金制度を見ましても、最低加入期間がまちまちであると。日本の場合の二十五年というのは長いということをここの場でも何度も議論をしてまいりましたけれども、最近のこの協定を結んだ国を振り返りまし...全文を見る
○辻泰弘君 それで、直近のオーストラリアの年金制度をちょっと拝見したところ、一つは基礎部分は全額税方式である、また所得制限がある、また一定年数の居住期間ということを求めているということで、私どもが申し上げている考え方に近いというふうに意を強くするところもあるんですが、同時に比例部...全文を見る
○辻泰弘君 もうちょっと、一号、三号の部分も足して二十五年だというのはそれはまあそのとおりですけれども、それと、おっしゃった中で、基礎年金できたときに二十五年にしたと言うけど、その前二十年だったのは、どの部分が二十年だったのを二十五年にしたんですか。
○辻泰弘君 ああそうか、基礎年金はなかったわけですからね。だから、要はそのとき年数を上げたわけですよね。そして、最低加入期間を延ばして、かつ上にも下にも掛けたと、こういうことですね、平たく言えば。  それで、おっしゃったのは、オーストラリアの方が二階部分は確定拠出だとおっしゃっ...全文を見る
○辻泰弘君 今の、少数だから切っていいよという発想は私はちょっとおかしいと思いますよ。一つの筋としてどうかということであって、少数だからそこはいいんだと、ネグっていいんだというその発想はおかしいですよ。
○辻泰弘君 いや、大体、オーストラリアだけをおっしゃっているけど、カナダだってそうじゃないですか、私が申し上げたように。だから、それはどれだけの国か分かんないけど、それ、ちゃんとそれじゃ少数かどうか調べてくださいよ。そんな少数だからいいって言うけど、少数とは限りませんよ。どうです...全文を見る
○辻泰弘君 女性は産む機械というような話がありましたけれども、若干それにつながるような発言だと私は思っていますけれども。  いずれにしましても、この二十五年の加入要件のことはやはり今後また課題になってくると思いますが、そういった遮断する発想じゃなくて、やはり今後協定を結んでいく...全文を見る
○辻泰弘君 善意と素直と言う割には、余り善意と素直に満ちた答弁でもなかったようにも思いますけれども。  正に善意と素直にやっていただいて、せっかくここまで出していらして、その違いを見ればいいし、違いがあるからって問題が出てくるわけじゃないんで、それはそれなりの論理性があって出て...全文を見る
○辻泰弘君 最初から後半だけ言ってくださればいいんですけれども。  そのスウェーデンの場合も、ただ最低保障部分は守っているわけですね。日本の場合は基礎年金相当部分にもマクロ経済スライド掛けているわけですよ。これはこの間の、前も議論をしたし、三年前からやっているわけだけれども、要...全文を見る
○辻泰弘君 時間が来ましたので終わらなければなりませんけれども、試算のとおり、マクロ経済スライドが掛かるがゆえに実質価値は低下していくということが将来明示されているわけです。そして、今まで衣食住などの老後生活の基礎的消費支出を賄うという考え方で基礎年金を設定してきたにもかかわらず...全文を見る
05月17日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  パート労働法の改正について御質問させていただきたいと存じますけれども、冒頭、働き方ということで、やはり一つ大きなテーマでもございます外国人労働者のことについてお伺いをしておきたいと思います。  さきに厚生労働省としての案を...全文を見る
○辻泰弘君 昨年の六月に副大臣会議がございまして、政府として単純労働者については今後も受入れを認めないという基本方針は堅持すべきであると、こういうことで、政府の方針が今までそれはそれで来ているというふうに私は理解しておりますけれども、その具体的な対応ということが求められる厚生労働...全文を見る
○辻泰弘君 私も、この問題は非常に深い考察が必要だと思います。やはり、日本の社会が本当にそれだけ均等性というものを追求し得るのか、平等性というものを追求し得るのか、それだけ国民意識があるのかということもありますし、やはり長い目で見た外交関係にもかかわってくる。やはり、いいときだけ...全文を見る
○辻泰弘君 お願い申し上げます。  それで、いわゆる非正規雇用ということについてお伺いをしておきたいと思っています。  かねがね非正規雇用というものの統計を厚労省にお伺いいたしましても、なかなかにわかに来ずに総務省に回ると、こういうことがございまして、そこ自体一つ問題があると...全文を見る
○辻泰弘君 いや、だから呼称ですべてやっているということですね、それ以外はないという。そうすると、本人の自覚というか職場での呼ばれ方がすべてを制していると、こういうことなんですね。なるほど。まあそれも、いいような悪いようなといいますか、それしかないといえばそうかもしれませんけれど...全文を見る
○辻泰弘君 大臣、大臣としての御見解をお伺いしたいんですけれども、今申し上げた非正規雇用の内数が、千七百万の内数がパート、アルバイト、派遣、契約とかあるわけなんです。それは総理府の、今は総務省ですね、統計があって、それはそれで悪いわけじゃない、それは御努力いただいていると、こう思...全文を見る
○辻泰弘君 重複を避けるというのはそれはそれで理解するんですけれども、そのことの意味は、政府の一機関が出したものであれば、それは我がものとするということでもあるべきだと私は思うんですね。ですから、その総務省が出した雇用に関する統計を厚生労働省は自らのものとして、私どもが要求したら...全文を見る
○辻泰弘君 私、一つ、これは厚生労働省のみならずですけれども、役所の対応の一つ大きな問題点だと思っています。今後ともこの点については主張していきたいと思いますが、時間もあれなので、偽装請負のことでお伺いしておきたいと思います。  まず、偽装請負がこの中にどこにあるのかということ...全文を見る
○辻泰弘君 ツーリトル・ツーレートと言われて久しいものがありますけれども、これもツーレートの最たるもので、一番必要なときに間に合っていないといいますか、ずれた対応だと思いますけれども、とにかく早く出して、しっかりと是正に向けて取り組んでいただくように申し上げておきたいと思います。...全文を見る
○辻泰弘君 いや、私はそんなことは分かっているわけで、それは分かった上で聞いているわけです。やはりパート対策ということで非正規雇用の方々の均等待遇を図っていくということを眼目としてやっているわけですから、私は率直に言ってそのことについても、パートの部分について熱意が感じられないと...全文を見る
○辻泰弘君 私はやはり一元化の法案も四月にずれ込んでどんどんどんどん提出が遅れたわけですけれども、そのこと自体、このことも一つのテーマとして遅れたことがあるのかもしれませんが、いずれにしましても、今次取組を見たときに、やはり本当にパート労働者に対する対策というものを、そういった社...全文を見る
○辻泰弘君 それで、一応それを前提とせざるを得ないということだとして、今回のパート労働法により事業主が講ずる措置という表でかねて御説明いただいたことがあるんですけれども、すべてのパート労働者の中で、職務が同じパート労働者がどれぐらい、職務、人材活用の仕組み、運用等が同じパート労働...全文を見る
○辻泰弘君 私どもとしては、その四、五%というのは極めて限られていると数字的に見ても言わざるを得ないわけでございます。せめて一五%ぐらいであれば一歩前進というふうに認めてもいいかなとも思いますけれども、しかし四、五%じゃ本当に、何か極めて、やりたくもないけれどもやらざるを得ないみ...全文を見る
○辻泰弘君 職務と配置が同一で期間が違うと、こういった方々についてのことで、今、今後の課題だというふうにおっしゃったわけですけれども、私は、ここは期間の違いだけであるわけで、その期間というものの中でやはり差別的取扱いの禁止というものが貫徹されるべきだろうと私は思っています。  ...全文を見る
○辻泰弘君 要は差別的取扱いの禁止の領域をどんどん広げていくという、その精神に立ってこれからも取り組んでいただくように、そのことを申し上げておきたいと思いますが。  同時に、今賃金のことをやったんだということでおっしゃるわけですけれども、これとても実は努力義務でしかないわけなん...全文を見る
○辻泰弘君 大臣にお伺いしておきたいと思います。  この職務、配置が同一の場合の賃金の同一決定のところの努力義務ですけれども、やはり義務化に向けて進めていくということでお取組を求めておきたいと思いますが、そのことについてお願いします。
○辻泰弘君 今の一五%だとかいう数値を言われますけど、今までが遅れて放置されていたというふうに理解すべきであって、今までがおかしかったんであって、そのことを御指摘申し上げておかなければならないと思います。  それからもう一つ、それ以外といいますか、分類的にはそれ以外のパートの方...全文を見る
○辻泰弘君 要は、これ、法律を見ましても、職務の内容、職務の成果、意欲、能力又は経験等を勘案し、その賃金を決定するように努めるものとすること、こういうふうになっているわけですね。しかし、勘案して賃金を決定するように努めなければならないということぐらいは言っても、それですぐ罰則が来...全文を見る
○辻泰弘君 これは通勤手当をどう扱うかということで、一年前にカナダの社会保障協定のときに、年金局長と質問してやり取りしたことありますけれども、現行の標準報酬の中には、通勤手当は生計費の一部に充てるという昭和二十七年の通知でしょうか、そのことが援用された形で今の標準報酬月額の中には...全文を見る
○辻泰弘君 でも、とはいえども、これは法律事項でしょう。どうなんですか、これ法律で決まっているんでしょう。
○辻泰弘君 いや、法律の中に除くというふうに書いているんじゃないんですか。
○辻泰弘君 しかし、通勤手当も、やはり当然同一性といいますか、あるいは同じように支払われるべきであって、このことを今の論理を追求していくと、短時間労働者は通勤手当について一般の正規の労働者と違っていいということにもつながりかねないわけですね。通勤手当というのは私どもは生計費の一部...全文を見る
○辻泰弘君 私どもが見方がちょっと足らないのかもしれませんが、通勤手当、退職手当その他の厚生労働省令で定めるものを除くと書いてあって、そのアンダーラインが厚生労働省令で定めるものとなっているわけですね。その中の、それが厚生労働省令で定める事項となっている中に通勤手当が入っているわ...全文を見る
○辻泰弘君 ということは、政令で通勤手当についても何かコメントするという、コメントするってあれですけれども、書き込むことがあるということですか。
○辻泰弘君 そうすると、ちょっとよく分からないですね。なぜ厚生労働省令で定めるものってアンダーラインがあるものの解説の中に通勤手当が入ってくるんですか。
○辻泰弘君 ちょっと、その他の例示って、通勤手当、退職手当その他の厚生労働省令で定めるものと書いてあるわけですよね。その他の厚生労働省令で定めるものの具体的な例示として通勤手当が入っているわけですよ。それはどういう意味ですか。
○辻泰弘君 私が聞いているのは、この厚労省が出している、省令で定めることとしている事項という、法三章関係のみというこのペーパーがあるでしょう、このことに、その中で厚生労働省令で定めるものとアンダーラインを引いてあって、その説明が右にあるわけでしょう。だから、通勤手当を除くって書い...全文を見る
○辻泰弘君 だってここに、後で見てもらったらいいですが、厚生労働省令で定める事項と書いてあって通勤手当が入っているんですよ、このペーパーはね。厚生労働省令で定める事項に通勤手当、入っているんですよ。違いますか。そうでしょう、これ、普通そうだとしか読めないじゃないですか。厚生労働省...全文を見る
○辻泰弘君 だから、省令で通勤手当のことを書くのかと聞いたら、書かないとおっしゃったからそうなったんじゃない。書くんだったらそれでいいんですよ。どうなんですか。
○辻泰弘君 私、政令って言い間違えたかもしれないけれども、ここで、ここ読んでいるんだから、それはそれ分かるでしょう、それは。そこはおかしいですよ。だから、最初からそう言ってくださればいいんです。要は、その通勤手当のことも省令の中に書くということですね。それはそれで、あれでしたら、...全文を見る
○辻泰弘君 これはできるだけ早く出さないと、やはり現実に機能しないと思うんですね、やっぱり周知徹底が大事ですから。そういった意味で早急に、例えば年内とか、それぐらいが当然だと思うんですけれども、半年以上あるわけですから、年内ぐらいをめどとして取り組んでいただきたいと思いますけれど...全文を見る
○辻泰弘君 その点についてはそのことを求めておきたいと思います。  それから、フルタイムパートの議論が昨日もございました。そのことについて、大臣も、残念だったというふうな御指摘があったと思います。  そもそも、今回の法律の中で、フルタイムパートについては対象となっていないとい...全文を見る
○辻泰弘君 この問題も早急に取り組まなければならない課題だと思います。その方針で臨んでいただきたいと思います。  それから、かねてのいろいろな報告などを見ますと、フルタイム正社員とパート非正社員のバイパスとしての短時間正社員制度を広げていくことが有効だと、こういった考え方が出さ...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点、今回のパート労働法改正によって処遇がむしろ悪化するんじゃないかという懸念が現実にはあるわけなんですね。例えば、このことによって契約更新が打切りになるとか、転居、引っ越しができないからといって非正規にむしろ引き下げられるというような懸念も指摘されているわけなん...全文を見る
○辻泰弘君 大事なポイントだと思いますので、個別労働紛争の解決また救済のこともしっかりとお取り組みいただくように申し上げておきたいと思います。  そこで、あと一つのポイントとして就業調整のことについてお伺いしたいと思います。  財務省並びに総務省からも来ていただいているんです...全文を見る
○辻泰弘君 総務省の方も、住民税の関係で、九十八万、百万、百三万というポイントがあるんだろうと思うんですけど、そのことについて簡単に御説明いただけますか。
○辻泰弘君 実は、今回、このパート労働法のことで税制の、あるいは社会保険のことをちょっと調べましたところ、やはりこの問題に行き着いたんですけれども、かねてより言われている問題でございますけれども、やはりまだその百三万に張り付いている、そこで就業調整をしているという方が多いわけなん...全文を見る
○辻泰弘君 こういったことが十分、昭和六十二年からですからもう二十年たっているわけですね。そのことがまだ十分行き渡っていないということは、政府のトータルとしてのやはり責任ということにもなろうと思うんです。  大臣におかれましても、やはりいろんな面で折に触れて、こういうことをむし...全文を見る
○辻泰弘君 この間改正したんならそれでいいかもしれませんけれども、もう二十年前なんですからね。それで、会社も誤解して、多分それは自分の希望でという意味のことをおっしゃっているのかもしらぬけれども、本人にとっては課税が発生しますけれども、言ったように配偶者控除は続くわけですからね。...全文を見る
○辻泰弘君 そのようにという意味は、私が言ったようにいろんなところで発信をしていただくということなんですよ。やはり、もう二十年前だけれども、こうなっているんだから。ですから、そういった意味での就労調整は全く誤解に基づくものだということをアピール、発信してほしいと、そのことなんです...全文を見る
○辻泰弘君 私が何か言えば全部そのとおりにしていただくんなら、もっといろいろ言いたい思いがいたしますけれども、それはもう時間がございません。  それで、年金のことも聞こうと思いましたけれども、また時間を取りたいと思いますが、百三十万というのが今まで被扶養者の認定基準ですね、そう...全文を見る
○辻泰弘君 やはりあらゆる皆さん方に被用者のその所得比例の部分までも併せ持った年金を受給していただくと、こういった方向がやはりあるべき姿だと思いますので、そのことに向けてもお取り組みいただくように求めておきたいと思います。  残余の質問ございますけれども、時間が参りましたので、...全文を見る
05月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  時間が限られておりますので、端的に御質問していきたいと思います。  まず、昨日、規制改革会議がまた余計なものを発表したわけでございまして、新聞等にも出ているわけでございます。ただ、看過できないことがございますので、大臣にち...全文を見る
○辻泰弘君 同時に、局長に、今の大臣の言葉もあれですけれども、前回、要は職務と人材活用の仕組みが同じであるという方につきましては、理念的には究極的にいわゆる同一労働同一賃金を目指した差別的取扱い禁止にかなり近いグループであろうと考えておりますので、今後の課題としてこれは重要なテー...全文を見る
○辻泰弘君 何ですか、調整をするということですか。
○辻泰弘君 厚労省としては、前回、私がお聞きしたことで変わっていないと、その方針でいくということでいいですね。
○辻泰弘君 もう一つ、やはり非正規雇用で大きいことですけれども、派遣の部分でございます。  私どもとしては、そもそも製造業への解禁というものが問題だったと、今日的な状況につながったと思っておりますから。そういった意味では、原則規制というところに戻すべきだというふうに思っているわ...全文を見る
○辻泰弘君 さっき私、はっきり言えてなかったかもしれませんけれども、私どもとしては原則規制で、政府の方は原則自由、例外規制と、こういうことになっているんだと思いますけれども、私どもとしては原則規制に、元々のポジティブリストに戻すべきだと、こういうことになるわけでございますけれども...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、今の確認ですけれども、もう一度御提起されるときは、今まで審議会とかでいろいろな御議論をした上でやってこられたわけですけれども、そのプロセスはまた経るということでいいですか。
○辻泰弘君 大分、未練たっぷりという感じでございますけれども、しかしおっしゃっている意味は、当初四百万円以上ということでしたけど最後は九百万円以上ということになって、適用対象が大分限られてきたというところはあるかもしれませんが、しかし、例えば九百万円以上ということになって考えたと...全文を見る
○辻泰弘君 いずれにいたしましても、このパート労働法の適用対象拡大への努力というのは絶対必要だと思うし、また派遣労働というのはこれ以上対象拡大すべきじゃないし、むしろ見直しを図っていくべきだということ、そしてホワイトカラーエグゼンプションはもうあきらめていただきたいと、また最低賃...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、このパートの方々は法定雇用率に算入するという、それはまあ四分の三未満の方ということになるかもしれませんが、そのことというのは具体的なスケジュールはお持ちなんでしょうか。
○辻泰弘君 そうすると、来年の通常国会に出る可能性があるということだと思いますけれども、やはりこの点は、ちょっと統計的なことは先ほどお話があって、もうちょっと勉強しなきゃいけませんけど、いずれにしても障害者の就職が促進されていると、このことは結構なことで、コメントにありますように...全文を見る
○辻泰弘君 その点についてはしっかり目くばせをしていただきたいと、このように申し上げておきたいと思います。  それと同時に、関連しまして、障害者の法定雇用率に関連して、三月二十日に私が質問させていただいた難病患者の方々についても雇用率の対象にすべきだということを主張させていただ...全文を見る
○辻泰弘君 是非、取組を進めていただくように申し上げておきたいと思います。  それでは、時間が限られておりますので、パートの年金適用拡大についてお伺いしておきたいと思います。  私、冒頭、前回のときに申し上げましたように、パートの方々に対する均等待遇、格差是正を図っていく上で...全文を見る
○辻泰弘君 正社員と同視すべきパートというのが四、五%というわけですから、全体のパート労働者の中のそういう位置付けになっているわけですね。だから、年金についても全体の中で何%かというのを一応言ってください。
○辻泰弘君 いや、そうじゃなくて、その私が言ったパート労働者全体の中でどうかという意味合いです。四、五%というのは正社員と同視すべきということで議論しているわけですね。それとの見合いで、パート全体の中で今回の十万、二十万がどうかという、もう単純な話です。
○辻泰弘君 おっしゃる意味は分かりました。  そこで、いずれにしても適用対象の拡大というのは非常に微々たるものにとどまっていると言わざるを得ないわけでございます。実は、五年ほど前に私もこの点を質問したことがあって、二十時間以上又は年収六十五万円以上にすべきだということを四、五年...全文を見る
○辻泰弘君 二十時間以上、六十五万の年収以上というのは、私が言っているだけじゃなくて、かねてよりいろいろと議論になってきたわけで、今回の厚労省の資料にもちゃんと出ていることで、一つの考え方であるということで、やはり私はそこぐらいまでは行くべきだと、このことを申し上げておきたいと思...全文を見る
○辻泰弘君 年金制度のやはり根本的な考え方としておかしいと、このことを申し上げておきたいと思います。  時間が参りましたので、以上で終わります。
05月29日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  雇用対策法等について御質問を申し上げるわけでございますけれども、私にとりましては大変感慨深い今回の法改正、また今日の質問になると思っております。私自身が長らく取り上げておりました雇用対策基本計画がなくなるということでございま...全文を見る
○辻泰弘君 そのこと自体は了としますけれども、前回、実は質問したときに、平成十五年からこのような取扱いにしてございますと、この取扱いをした段階では、この新しい取扱いをするということで参考資料、これは以前出させていただいたと、こういうふうに出ているんですけれども、実は私、それを確認...全文を見る
○辻泰弘君 当日の質問は、雇用保険三事業分のその保険料の社会保障負担への算入のことを言っていたわけですから、このおっしゃっている部分というのは、その給付金の方の話で、ですから本来のこれまでの入っていないという統計とマッチすることではなかったわけですから、その点については御説明とし...全文を見る
○辻泰弘君 パートについての御指摘がありましたけど、あと、最賃とそれから派遣の部分がありましたですね。その辺のことも含めてどうですか。
○辻泰弘君 前回、政府部内で必要な調整をしなければならないと、このようにおっしゃっていたんですけれども、その後、厚生労働省として規制改革会議なりと御相談、調整をされたという、その結果だと理解していいでしょうか。
○辻泰弘君 あの後、働き掛けてそういうふうにしたんだと言っていただければ格好良かったんですけれども、いずれにしても、つぶれたのはいいことだと思います。  さて、次のテーマに行かしていただきますが、パート労働法のときにパート労働者の数について御質問をお聞きしたことがございました。...全文を見る
○辻泰弘君 前にも申し上げたわけですけれども、だからこそ私は、厚生労働省が主体となってこのパートや派遣等のそういった非正規雇用の統計を主体的に作るべしと、このように私は申し上げたわけです。  ですから、厚生労働省が千二百六十六万使うのはそれでいいわけです、厳格な定義により近いも...全文を見る
○辻泰弘君 いや、だから呼称じゃなくて、呼ばれ方じゃなくて、実際としての定義に基づいての統計が本来あるべき姿であって、パートについてはそれに近いのができているわけでしょう。そうしたら、ほかのものもそれに近づけるように努力するというのがそれはあるべき姿じゃないですか。
○辻泰弘君 こういう質問しているとむなしくなるんですけれどもね。役所というのはいつもそういうところがあるんだけれども。しかし、やっぱりパート、派遣、非正規雇用、非常に大きくクローズアップされてそれに対する対策が求められるときに、その実情がどうなっているかということを把握することが...全文を見る
○辻泰弘君 それで、私がこの質問をするに当たって通告しましたところ、毎日新聞の記事が間違っているんだと、こういう御指摘がありまして、そのことを見せていただきますと、要は、トータルとしての今の十八万七千三百八十七件の就労形態別の状況のことをおっしゃっている数字をいただいていると私は...全文を見る
○辻泰弘君 そのことはこの報告書に出ていませんね。
○辻泰弘君 それで、大事なのは、それより件数の少ない助言・指導申出受付件数、そしてあっせん申請受理件数の中のその就労状況別の数字が出ているわけですよ、パーセンテージだけどね。だけど、その本体の十八万七千三百八十七件という民事上の個別労働紛争の相談件数の就労状況別の数字が出されてな...全文を見る
○辻泰弘君 重ねて申し上げておきますけれども、毎日新聞がミスったというのがあって、それはなぜミスったか私なりに調べて理解したんですけれども、ほかの数字を使っていたんですけれどもね。しかし、そのことの過程でやはり十八万の内訳があるわけだから、それがやっぱり一番傾向を示すわけですから...全文を見る
○辻泰弘君 まあ国情が違うんであれですけれども、基本的には全国最賃みたいなものであると、こんなイメージでしょうか。
○辻泰弘君 また、最低賃金の議論は今後させていただきたいと思いますけれども、私どもとしては最低賃金を、このアメリカでも二百三十円ぐらいでございますか、上げていくということに、二百五十円ですか、上げていくというふうなことを、まあ二年間でございますけど、あるわけで、そういうことも、そ...全文を見る
○辻泰弘君 このことを見ても、お取組が非常にはっきり言って後ろ向きというか消極的だと思わざるを得ないわけなんですね。  十二月の、去年の、半年前に、急遽、仮集計をいたしましたので、御提出したいと言っていただいたんですね。別に何も最終的なことを求めていたわけじゃなくて、その段階で...全文を見る
○辻泰弘君 その統計を見たからといってすぐ状況が改善するというわけじゃありませんけれども、しかし、その中からやはり問題点を把握してしっかり対応していくということにつながるわけですから、何かいつもこんなパターンでもどかしい思いばっかりしていますけれども、是非その点についても早めにお...全文を見る
○辻泰弘君 何度もこれまで取り組んでまいりましたけれども、タクシー事業というのは、公共事業が細る中で雇用の受皿になったという側面もございますし、ある意味では、そもそも規制緩和が、事後チェックというものを想定した中で規制緩和であったはずなのに、事後チェックの体制が整わないままに規制...全文を見る
○辻泰弘君 それプラス、宿直中に突発的な事故による応急患者の診療又は入院、患者の死亡、出産等があり、あるいは医師が看護婦等にあらかじめ命じた処置を行わしめる等、昼間と同様、同態様の労働に従事することがまれにあっても、一般的に見て睡眠が十分に取り得るものである限り、宿直の許可を取り...全文を見る
○辻泰弘君 この問題は、今の産科、小児科の医師不足とのかかわりの中でもいろいろと注目されているところだと思いますけれども、過般の、ここでも議論になったと思いますけど、日本医学会が出した調査結果などを見まして、医師の方々から、四二・七%の方々が医師の報酬を上げるべきだというふうな答...全文を見る
○辻泰弘君 今の医療機関、ひいては勤務医の雇用労働条件の改善という、そのひいてはというところが診療報酬では直接的じゃないわけですから、そこがそうならないのが多いということの今の現状だろうと思うわけですね。ですから、それはその部分をしっかりと考えなきゃいかぬということと同時に、直接...全文を見る
○辻泰弘君 労働基準局長という立場でも今のポイントを是非、やはり最初に申し上げましたとおり、直接的な監督でないと言ったらあれですけれども、労働基準法はもちろん適用になるわけで、その意味でのやはり今日的な状況の中でその視点からずっと見ていくということ、そしてその中でそれを貫徹して、...全文を見る
○辻泰弘君 一部の適用除外というのはそれに当たるわけなんですけれども、昭和四十六年に給特法、国立及び、国立というのは今ないのかもしれませんが、公立の義務教育諸学校等の教員職員の給与等に関する特別措置法というのが定められまして、時間外労働、超勤手当は出ないと、その代わりと言っちゃな...全文を見る
○辻泰弘君 今局長、夏休みのことをおっしゃいましたけど、この四%を根拠としたときには、八月を除く十一か月の平均の超勤の時間を取ったと、こういうことを聞いておりますから、そこは事実関係として違うんじゃないかということを申し上げておきたいと思います。  それから、中教審においても、...全文を見る
○辻泰弘君 誠に残念な答弁だと思いますけれども、やっぱり、労働基準法というものがやはり適用されるということをやはり私は労働行政は追求すべきだと思うし、この審議会の会長のこの発言は非常に重いものがあると、このことを申し上げておき、またこのことについては引き続き質問をさせていただくこ...全文を見る
○辻泰弘君 終了しているというのは経済計画として終了しているということをおっしゃっている意味なんでしょうね。すなわち、経済計画というものはなくなったんだということを言っているという理解に立たざるを得ませんね、今のはね。  それで、「改革と展望」ができた年ですよ、平成十四年一月、...全文を見る
○辻泰弘君 ですから、私はあのころから、経済計画と調和ある雇用対策基本計画であるべしというその規定からして、経済計画がローリングシステムによる毎年度改定の「改革と展望」に変わった時点でローリングシステムによる雇用対策基本計画を作れと、こういった主張をしてきたわけです。  ですか...全文を見る
○辻泰弘君 終了してないよ。
○辻泰弘君 全くポイントをずらしていますよ、その計画と認知していたかどうかの問題ですから。今のは局長ですよ。  平成十四年九月、私は決算委員会で当時の福田官房長官に質問しております。この中で官房長官はこうおっしゃった。雇用対策基本計画は、雇用対策法に基づいて政府の策定する経済全...全文を見る
○辻泰弘君 内閣府の所掌事務であろうがなかろうが、現実に今まで雇用対策基本計画、計画として今もこの第九次が現行計画だと言ってきているわけですよ。だからそれは、雇用対策基本計画はずっと現存してきているし、経済計画もずっと、さっき言ったように、今のは法的な方に逃げられたけれども、しか...全文を見る
○辻泰弘君 聞いているポイント全然違いますよ。経済計画は十四年一月で終了したと、そのことなんだよ。
○辻泰弘君 これはおかしいですよ。これははっきりちゃんと形をつくってくださいよ。福田官房長官自体が経済計画と位置付けている「改革と展望」ですよ。それなのに一月に終了したという認識でいくんですか。おかしいじゃないですか、そんなのは。
○辻泰弘君 これは重要なところです。  委員長、お聞き及びのとおり、局長は、経済計画は十四年一月に終了したと、このようにおっしゃっているんです。しかし、平成十四年九月十二日の福田当時官房長官は、経済計画であるという認識の下に「改革と展望」をとらえた答弁をされているんです。ですか...全文を見る
○辻泰弘君 うそ言わないで、その上を読んでよ、その上を、冒頭の答弁を。
○辻泰弘君 ごまかしだよ、そんなの。根本的な問題ですよ。
○辻泰弘君 はっきり読んでください。あなたたちの言っていることと反対のことを言っている。
○辻泰弘君 そのことを言っているんじゃないですか。
○辻泰弘君 勝手なこと言わないでよ。
○辻泰弘君 今日はペンディングにせよという理事からの御意向もありますのでペンディングにさせていただきますけれども、この部分は根本的な問題だと思います。すなわち、説明が全然なされていない。審議会でも十分な審議がなされていない。そしてまた、審議会でも、椎谷さんという方は私が言った思い...全文を見る
05月31日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。前回に引き続きまして、雇用対策基本計画に関連して、お別れの最後の質問をしておきたいと思います。  さて、十五分と限られておりますので、かいつまんで申し上げたいと思います。  前回、いろいろと申し上げましたけれども、そもそもどう...全文を見る
○辻泰弘君 経済計画に相当するものと評価すると、こういうことですね、してきたということですね。  大臣の方に一つ御質問を通告しております。これは、大臣が、小泉内閣になって計画という手法はなくなったという答弁をされているんですけれども、しかしそれは必ずしもそうじゃないんじゃないか...全文を見る
○辻泰弘君 局長に確認しておきます。先ほどの御答弁の中に、政府の策定する経済全般に関する計画に相当するものと「改革と展望」を評価してきたと、こういうことだと思うんですが、その点、いいですね。
○辻泰弘君 そこで、大臣に一つ確認して、お聞きしたいんですけれども、現行の雇用対策基本計画というのがあるんですけれども、これ、ごらんになったことありますか。
○辻泰弘君 明確にお答えいただけないんだけれども、読んだことがあるかということなんですね。はっきり言って、時間がないんでそこまで聞きませんけれども。  率直に言って、これ見ていただくと計画性というのはないんです。むしろ、方針が書いてあるだけと言ったらあれですけれども、要はビジョ...全文を見る
06月07日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  まず、今の件で確認しておきますけれども、収録はまず皆無とおっしゃいました。皆無ですか。
○辻泰弘君 それはまた、出た段階でそのことについて御質問したいと思います。  さて、この本題に入る前に、社会保険庁あるいは厚生労働省にかかわることについて若干お聞きしておきたいと思っています。  いささか社保庁のこの年金記録のことでかすんだ感もありますけれども、しかしやはり大...全文を見る
○辻泰弘君 私、このことについて事務方から御説明を聞いてびっくりしたんですけれども、要はそのことを受けて具体的に役所の中で調査をしたりそのことを踏まえての対応方針を決めていくという、そういった体制が全然できていない。今一応指導をしたとか、そういうことをおっしゃいましたけれども、し...全文を見る
○辻泰弘君 こういうことの是正に向けての熱意が全く感じられませんね。未来の調査と言いましたね。将来の調査といいますか、いつか司法の結果が出たときに考えるかもしれませんよと、こういうことですよ。全くこのことについての是正といいますか、この状況認識について極めて薄い、深刻にとらえてい...全文を見る
○辻泰弘君 ということは、今は必要でない、必要な段階じゃないということですね。はっきりしておいてください。
○辻泰弘君 いつもながらむなしい言葉、むなしい言葉ばかりですよ。はっきり言って、このことについてのこういった役所の体質を変えていくということについて熱意が全く感じられないし、極めて温存的な体質といいますか、大臣自身がそういう中で生きてこられたということかもしれませんけれども、極め...全文を見る
○辻泰弘君 この事案でやはり重要なのは、旧特殊法人の年金資金運用基金ですけれども、ここの総務部長は厚生労働省のOBが行っていらした、そして総務課長は厚生省の出向の方がやっていらしたという、こういう状況の下で起こっているわけでございます。そしてまた、現在の年金積立金管理運用独立行政...全文を見る
○辻泰弘君 前々から起こっていたとか一脈通じるものがあるとか、極めて人ごとのような言い方になっていますね。本当にこれ自らのことだというとらえ方が、大臣、私は希薄だと思います。このことでばかり時間を取るわけにいきませんけれども、私はこの二つのことに表れている、その根底というものは払...全文を見る
○辻泰弘君 技術的なことはいろいろあるでしょう。しかし、三年前に大臣がそのように示されて、青柳さん自身も大臣のその方向で一生懸命努力をさせていただきたいと言っていて、いまだに答えが出てないというのはどういうことですか。技術的な詰めって、何が三年間できなかったのか。できないんなら、...全文を見る
○辻泰弘君 決定版ということで提出したいとおっしゃっているのは、それはそれで一つの答えかもしれませんが、じゃ、いつごろめどですか。
○辻泰弘君 今可及的速やかとおっしゃいました。三月二十九日は一日も早くとおっしゃいました。部長にとっての一日というのは何時間なのか分かりませんけれども、これはやっぱりある程度めどを付けくださいよ。だって、これだけ三年前からやっていて、この場をかりておわびを申し上げますけれども私ど...全文を見る
○辻泰弘君 誠実に着実にと言ったって、三年たって、今まで、じゃ、誠実に着実にやっていたのか分からないじゃないですか。それは三年もたっていたら、何かこういうことでやったけれどもこういうことの前提でこうだったとか、申し訳ないけれどもできなかった、できないならできないということですよ。...全文を見る
○辻泰弘君 問題点を絞り込んできたのに三年掛かったということですか。しかし、いずれにしても、一日も早くとか可及的速やかにとおっしゃったんだけど、これはそこまでおっしゃるならめどが当然あるはずですよ、いつごろまでとか。それはやっぱり出してもらわなかったら駄目ですよ、そんなのは。委員...全文を見る
○辻泰弘君 具体的に言ってよ。具体的に言ってよ。だって、このままじゃ進められませんよ。委員長、答えさせてください。
○辻泰弘君 数か月とおっしゃいましたけれども、そうしたら……(発言する者あり)おっしゃるとおりです、数か月と一日は違うんですよ。一日も早くと数か月、まあしかし、気持ちが分からなくはないけれども。しかし、いずれにしても、三年間やって今年じゅうに何とか出すという話かもしれませんけれど...全文を見る
○辻泰弘君 じゃ、次の委員会にそれを出すという理解でいたいと思いますけれども、委員長、それでいいか確認してください。
○辻泰弘君 では……(発言する者あり)そうです。ここまでやらなかったら出てこないという、この体質自体が問題なんですね、本当に。情けない限りです。  そして、このことは、そういうことを踏まえて無年金の対策をどうしていくか。我々は税方式による最低保障年金を言っていますけれども、政府...全文を見る
○辻泰弘君 国民に知らせるならば、しっかりと事実関係をはっきりと正確なところを伝えていただかないと困るわけなんですね、政権与党なんですから。  そこで、大臣にちょっと確認をいたしますけれども、大臣ももちろん自民党の方であるわけでございますけれども、このお配りした二ページ目に、自...全文を見る
○辻泰弘君 聞いていることに的確に答えてくださいよ。名寄せを確実に実施ということと、ここで、自民党のチラシの名寄せ完了というのは、それは理解できるというか、それなりに分かるんですよ。しかし、これが、五千万口がこれの表で見ればゼロになるわけですよ、全部終わると。全部基礎年金番号の方...全文を見る
○辻泰弘君 この図表がゼロになっているということについては極めて問題だということをまず申し上げておきたいと思います。時間がないので、全部は申し上げられないけど。  それから、三ページですね。まず、大臣にお伺いします。基礎年金番号導入はいつですか。
○辻泰弘君 そのときの厚生大臣はどなたですか。
○辻泰弘君 この自民党のチラシの中に、基礎年金番号設計・導入時の大臣は菅直人厚生大臣と、こう書いてあるわけです、現行の民主党の代表代行ですと。これ違うじゃないですか、導入時の大臣は今厚生大臣がおっしゃったように小泉純一郎さんじゃないですか。そうですね。
○辻泰弘君 私は、政党のビラに対する大臣としての所見を求めているわけです。  それで、ここで設計時の大臣はということになれば、これは間違っていませんよ。しかし、導入時の大臣は、大臣がおっしゃったように平成九年の一月一日なんですから、導入時の大臣は小泉純一郎さんだったんですよ。そ...全文を見る
○辻泰弘君 簡潔にお答えいただければいいんですけれども、要は、被保険者しか追っ掛けなかったということなんですよ、今おっしゃっていることはね。返信のはがきもやったのも被保険者だけなんですよ。年金受給権者には年金証書を新しいのを出しただけなんですよ。そうでしょう。そこを確認してくださ...全文を見る
○辻泰弘君 これは総務省の勧告の中にも出ていることですけれども、最近の結果をまず押さえておきたいと思います。  複数の年金手帳記号番号を有すると思われる者への照会状況というのが表としてあって、平成十六年から十八年までの照会予定者五百五十万となっていました、これ十六年段階で。これ...全文を見る
○辻泰弘君 私がお聞きしているのは、その十六年から十八年までの照会予定数五百五十万の内訳を聞いているんですよ。  止めてくださいよ。時間を止めてくださいよ。
○辻泰弘君 そうです。
○辻泰弘君 これは後でいいですから、要は、十六年から十八年の照会予定件数がどうなったかというのは、ここは大事なところですよね、一つのね。この段階で一応十五年までのことは書いてあるわけですよ。だから、要は、その三年間掛けてこれをやったわけでしょう、五百五十。だから、その内訳は、悪い...全文を見る
○辻泰弘君 そして、先般の議論の中で青柳部長も柳澤さんも、当初の基礎年金番号を導入する際にそういう複数のことが、認識はあったと、ただ、時間の経過、いろいろな手だてを講ずることによってそれを解消することができるのではないかと、こういう見通しを持っていたと、このように柳澤さんも答えて...全文を見る
○辻泰弘君 青柳部長も、当時のことを振り返って、個々の被保険者の方にお問い合わせをする、あるいは機械でこれを突き合わせをするということによって段階的に解消が図れるだろうという考えであったと、このようにおっしゃっています。  ですから、このことはもう一遍事務方にも確認しておきたい...全文を見る
○辻泰弘君 私は、基礎年金番号の、今度掛かることになるわけですけれども、結局五千万件残ったのは、最初にも言いましたけれども、導入のときに結果として被保険者だけを追っ掛けた。年金受給権者も当然視野に入っていたけれども、そこの方は見切りを付けたといいますか、追っ掛けない選択をして、結...全文を見る
○辻泰弘君 また評論家のような言葉だけ巧みで流暢ではございますけれども、人ごとのように感じられてなりませんね。  それで、このこともいろいろ追っ掛けていきますと、そのことをどこで決めたのか、すなわち、年金受給権者は追っ掛けないということをどこで決めたのかが実は分からないままにな...全文を見る
○辻泰弘君 じゃ、機構発足に間に合いますか、間に合いませんか。そのめどぐらいは立つでしょう。
○辻泰弘君 できないんならできないということを言っていただきたいと思いますね。何か、今のだったら、できるという可能性をかなりあるような心証を受けますけれども、そういう意味ですか。
○辻泰弘君 それで、これは与党の中でも、五千万件の宙に浮いた年金記録、これを公表すべきだと、すべてを公表するようにすべきだということを政調会長も社会保険庁に要請されたというふうに聞いています。  もちろん、すべての情報をすべてオープンにするということは、これはいろいろな問題があ...全文を見る
○辻泰弘君 個人情報としては大事だと思いますけれども、しかしどなたのことか分からないという情報なわけですね。それで、それを全部が全部出せないと思うんです。それは、専門家がいろいろ御議論をいただいてと思うけれども、しかし国民がそれに接することができる、自ら探すことができるということ...全文を見る
○辻泰弘君 これは私は、公表をして国民の前にしっかりと見せると、そこから出発すべきだと、このことを申し上げておきたいと思います。  時間が限られておりますので簡潔にお聞きしたいと思いますけれども、今回の特別立法で五年を、時効を外して昔にさかのぼることができることになるわけです。...全文を見る
○辻泰弘君 時間が参りましたので、残余の質疑は次回に譲ることとし、以上で終わります。     ─────────────
06月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  日本年金機構法案等について二回目の質問をさせていただきますけれども、当初いろいろ用意いたしました質問項目がまだ半分までしかいっておりませんで、あと二回、三回と質問できることを期待しつつ、今日の質問に入らせていただきたいと思い...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、従来の総務省が各行政機関に対してなされるあっせんの一環だという位置付けでしょうか。
○辻泰弘君 そうすると、従来型のあっせんの範囲内といいますか、その枠内という理解でいいですか。
○辻泰弘君 それで、厚生労働大臣にお伺いしたいと思いますけれども、そういうことで第三者委員会で従来型のあっせんということ、私はむしろもう少し強いことがあるのかと思っておりましたけれども、必ずしもそうでないようです。  それで、そのことについて、それを受け止められてどうされるのか...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、いろいろな報道等で尊重義務を課すとか、そういったことでの担保を何らかの形で付与するというふうなことも言われておりましたけれども、形としては少なくともそういうことではないということですね。大臣、いかがですか。
○辻泰弘君 そうしますと、確認ですけれども、第三者委員会が出されて、それに対しては尊重はするが、最終決定権は社保庁にある、厚生労働省にある、こういうことですか。
○辻泰弘君 最終決定が、第三者委員会がするというふうな理解だろうと思いますけれども、これは公布の日からということになりますけれども、いつから機能することになりますか。
○辻泰弘君 それで、これは一応そこのことはここで区切りにしておきたいと思います。  もう一つ、総務省の下に年金検証委員会の方が先日、発足しているんですけれども、このことの検証する内容、それから報告時期、このことについて方針をお示しください。
○辻泰弘君 その中に、報道等では、記録漏れの経緯、それは今おっしゃったところですね。歴代厚生労働大臣の、あるいは社会保険庁長官の責任問題も調べると、こういうことですけれども、それは一環としてそういうことになるんでしょうか。
○辻泰弘君 それで、さっきの第三者委員会も含めてですけれども、いわゆる政府の機関としてどういう機関としての位置付けなのか、八条委員会とかいろいろあるわけですけれども、それについて、第三者委員会の方とこの検証委員会の方、お示しください。
○辻泰弘君 また後で検証の関係でお伺いしたいと思いますけど、まず、このことについては当面、一区切りさせていただいて、次のテーマに入りますけれども。  まず、お手元に資料を配っていただいたわけでございますけれども、前回の私の質問のときに、三年前からの懸案である無年金者数の推計につ...全文を見る
○辻泰弘君 三年来の懸案でしたので、これで当面、青柳さんの肩の荷も下りたのかもしれませんけれども、数か月後の成果を期待したいと思いますけれども。  ただ、一つ、無年金者対策が焦眉の急であることにかんがみ、これはまあこれでいいんですけれども、この結果の後考えていくということになり...全文を見る
○辻泰弘君 私ども、無年金をなくすために最低保障年金、税方式でと言っているわけですけれども、このことは今後ともまた議論していきたいと思います。  それから、次のポイントで、ちょっと通告順序は先になりますけれども、大臣にお伺いしたいんです。  ストレートな話、役所に皆さん方の短...全文を見る
○辻泰弘君 今次、法律改正によってそのうちの一つが統合されるということでしょうか。その点、確認させてください。
○辻泰弘君 それでは、大臣にお伺いしたいんですけれども、大臣もよく御存じのことだと思うんですけれども、いろんな経緯はあることでございましょうけれども、やはりどう見ても共済の一覧表を見ても各役所に三つもあるということはないわけで、今回のことの統合によって二つになるわけですけれども、...全文を見る
○辻泰弘君 いつも、厚労省のみならずではありますけれども、厚労省もお手盛りというか、自分のところは非常にいいようにつくっているというのがもう歴史的にあるわけで、去年議論いたしました高額療養費におきましても、これはほかの共済もそうでしょうけれども、非常にその本人が高額療養費の自己負...全文を見る
○辻泰弘君 余り面白くない答えでしたけれども。  そこで、一つだけ問題点を指摘しておきますけれども、中川幹事長は、昨年の十月に、年金保険料の強制徴収に限り類似する税金徴収と一元化して国税庁、税務署に移管するのも一つの方法だと、このようにおっしゃっていたんですね。そして、そのこと...全文を見る
○辻泰弘君 その二つの、社保庁と企業が代行返上ということの過程で、やはり早く代行返上したいという思いがあれば、その部分、社保庁の記録に合わせてしまうということで、結果として払った人のことをネグってしまうというか、その分を不問に付してしまうといいますか、きつく言えば抹殺してしまうと...全文を見る
○辻泰弘君 総務省にちょっと求めておきたいんですけど、今の厚生年金基金の記録の統合というか、その部分も実は一つ大きなポイントだと思うんです。ですから、今すぐ答えが出るわけじゃないんですけれども、私は一つの検討対象といいますか、やはり一つの見詰めていただくポイントに、お取り組みいた...全文を見る
○辻泰弘君 私も実務的なことを十分追っ掛け切れてはおりませんけれども、聞いたところ、やはり実際問題、データの共有ということはないわけなんですね。こっちがこう持っている、こっちがこう持っていると。ずうっとそれが歴史があって、あるところで会ったら違っていると、こういうことのようですか...全文を見る
○辻泰弘君 冷たい論理でいくとそういうふうになるんでしょうけれども、しかし、そもそも適用事業所、すなわち義務化されている事業所をそのまま放置していたということがまずあって、そこから出発する話ですよね。本人は全くそれは意識がないわけですよね、はっきり言いましてね。そのときに、本人が...全文を見る
○辻泰弘君 支給要件を満たした人にのみ給付するということを基本とするということが今のことについての答弁であるのは非常に寂しい話で、せめて、そういった、本来、加入義務を負った事業所であるにも納付していない、そこをなくすために努力するんだと、こういう答弁で私はあるべきだと思いますけど...全文を見る
○辻泰弘君 大臣も大蔵省の御出身で、ずっと御答弁をお聞きしても、今の枠内での御答弁の域をなかなか出ないということでございますけれども、私どもはその点は根本的に不満を持っております。そのことを申し上げておきたい。  それから、基礎年金番号のいわゆるダブりのことでございます。  ...全文を見る
○辻泰弘君 しかし、これだって、学生が、要は親御さんが払っていらして、息子さんが例えば離れたところへ大学に行っているということもあるでしょうし、近くにいることもあるでしょう。例えば、離れたところにいても、保険証は多分、遠隔地で出しているんじゃないかと思うんですね。同居していれば当...全文を見る
○辻泰弘君 さっき申し上げたように、やっぱり役人の域を出ないというか、どうも私は、こういうことをなくしていくんだという、今の基本的な状況を打開していくという基本的な、積極的な姿勢が見えないことばかりだと思います。その点は御指摘申し上げておきたいと思います。  そこで、次のポイン...全文を見る
○辻泰弘君 そこで、確認させてください。基礎年金番号導入、閣議決定時の内閣は何内閣でしたか、大臣。
○辻泰弘君 それから、実は前回、自民党のビラをやって変わってはいるし、余り進歩がないようにも思うけれども、しかし基本的に、指摘していた閣議決定というとき厚生大臣の名前が菅さんと書いているんだけれども、閣議決定というのは考えてみれば総理大臣が閣議決定しているわけですからね。そこも一...全文を見る
○辻泰弘君 私は、この五千万件が残った理由が制度設計かどうかというのは後でまた議論しますけれども、根本的に、結局、今おっしゃったように、受給権者を追っ掛けなかったわけですね、まず根本的に。ただ、共済は追っ掛けましたけどね。そこもちょっとよく分からないんだけど。それから、被保険者の...全文を見る
○辻泰弘君 だから、省令においては、省令改正においては受給権者に限るということは出ていないわけですよ。受給権者にも被保険者に対してもサービスを向上させていくという精神で貫徹されているんですよ。そのことを私は申し上げている。そのことが受給権者だけに限るという、すなわちそのことによっ...全文を見る
○辻泰弘君 それで、私は前も言ったけれども、ここで初めて基礎年金番号導入に当たって受給権者は返信を求めないということが明確に打ち出されたわけですよね。これについては柳澤大臣もおっしゃっているとおりですよ。基礎年金番号の本来統合するときに、受給権者とその基礎年金番号のこの突合という...全文を見る
○辻泰弘君 私はまず、被保険者の方は後で言いますけど、受給権者について、この五千万の温存の過半を占める受給権者についての突合が行われなかった根本原因はこの平成八年十一月二十五日のこの方針で打ち出された受給権者を外すと、共済だけは外していないけれども、そのことに根源があると私は思っ...全文を見る
○辻泰弘君 ですが、私はこれ以前に何かあるのかというのをお聞きしたら、ないとおっしゃるんですね。だから、私は、だからこれをもって、少なくとも国民に明らかにしたのはこの時点なわけですから。ですから、それは当然それ以前から検討は事務的にあったかもしれませんよ。しかし、菅さんが終わって...全文を見る
○辻泰弘君 前回、私、申し上げましたように、実は、これは平成十六年に総務省が厚生労働省に対して勧告をしていたことの今日版になっているんですね。その時点ではまだ五百五十万が照会予定ということになっていて、まだ対応ができていないということだったから、その五百五十万はどうなっているんで...全文を見る
○辻泰弘君 これも語るに落ちた話で、毎年度のことが集計できていないという、そのことは何なんだと。例えば、そんなことまで菅さんに制度設計しておけと言っているのかということですよね。こんなの別に当たり前のことだと思いますよ、これ。しかも、十六年度に総務省が言って、これからしっかりやっ...全文を見る
○辻泰弘君 名寄せの方も十月ですか。
○辻泰弘君 そこで、私、根本的に疑問に思いますのは、さっき言いましたように、受給権者を外したのも一つ大きな問題ですが、同時に、被保険者は追っ掛けることになったわけですね。被保険者は追っ掛けることになって一応はがきで回収したのが九百万、あと、中で突合した九百万と合わせて千八百万を追...全文を見る
○辻泰弘君 だから、それに一年七か月も掛かったと、なぜそんなに掛かるのかということですよね、根本的にね。  それで、私は、だから問いたいのは、はっきり言って九百万もはがきが返ってくるわけですよね。そういう仕組みをつくったことは当時の大臣だったら当然分かっているでしょう。九百万も...全文を見る
○辻泰弘君 じゃ、ちなみに、それは多分書いてあるんだろうから、小泉さんはいつまでですか。
○辻泰弘君 だから、返信用のはがきが届いてから一年七か月放置していたんだけれども、そのうちの一年五か月は小泉さんだったんですよ。私は、だからここも実は大きな問題だと思いますよ。大臣の責任を問うということであれば、私は前も言ったように、個別の大臣の責任を問うというのは本当はどうかと...全文を見る
○辻泰弘君 九百二万とおっしゃいましたが、九百二十七万の記録統合を行った、このことですかね。まあそれはそれで、九百万でいいですけどね。ただ、大臣、申し上げておきますけど、千八百万も追っ掛けたんですよ。そして、九百万の統合処理を行ったんです。すなわち九百万残っているんですよ。そして...全文を見る
○辻泰弘君 大臣に伝えてないということ。
○辻泰弘君 いずれにしても、千八百万を追っ掛けたけれども、未回答五百六十として、六百万近いものが残っているわけです。そのことを大臣、報告を受けましたか。
○辻泰弘君 それで、もう一点確認しておきますよ。  この過去記録の整理実施のとき、五十五歳以下を対象にしたわけですね。しかし、当初、被保険者全体を追っ掛けたわけじゃないですか、返信を。それなのに五十五歳以下に限ったというのはどこで決めましたか、いつ決めました。
○辻泰弘君 いや、そうじゃないよ。だから、それを決めたのはいつかって聞いているんじゃないですか。答えなきゃ駄目だよ、それを、ちゃんと。違うことを答えないでよ。止めてください、そんなもの。
○辻泰弘君 今の意味は、平成十年の十月の前に考えて決めただろうということでしょう。
○辻泰弘君 とすれば、それもやはりさっきの話のとおり、小泉さんか宮下さんか分からないけれども、そのときにこのことを、当初は被保険者全部と言っていたのに五十五歳以下だけに限ったわけですよ。このことだって後追い的に運用の問題として、結果として五千万の残存につながっているわけですよ。そ...全文を見る
○辻泰弘君 時間が来ているので終わらなきゃなりませんけれども、じゃ大臣だったらどう設計したとおっしゃるんですか。
○辻泰弘君 分かった段階でとおっしゃったんですよ。分かった段階というのはその後ですよ。だから、私は、そこは今答えられないということですべてが要約されているんですよ。だから、それは制度設計に問題があったというよりも、それを運用した過程においてもっとしっかりやっておけばこういうことに...全文を見る
06月28日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  三十分と限られておりますけれども、次回以降も質問がさせていただけると、このように確信をしつつ質問を進めていきたいと思います。  まず、またぞろ厚生労働省の不手際ありきと、こういうことでございますけれども、過般、国が市町村に...全文を見る
○辻泰弘君 過不足ということは、取る、取られる、両方あるということですか。
○辻泰弘君 だから、たくさん払ったところから回収するんですかと。そのことですよ。
○辻泰弘君 これも隠ぺい体質があらわになりました。昨年秋、分かっていたけれどもそのことを明るみにしないまま今日に至って、該当する市から指摘を受けて初めて公になったと、こういったことのように聞いております。  やはり私は根本的に問題だと思うんですけれども、この責任、どう追及されま...全文を見る
○辻泰弘君 柳澤さんはいつもそうなんですよ。いつも、結局何か、今後何かはしますということだけなんだけど、これだって隠していたわけでしょう。だから、そのことについてどうするということをおっしゃらない。前だって、社保庁の技官のときのことだって、結局、当面何も委員会を設けないとおっしゃ...全文を見る
○辻泰弘君 それから、これも事業主が届出漏れから二年以内に届出をすれば救われるわけですけれども、それを超えてしまうと駄目なわけですね。この二年の見直しも必要だと思うんですけれども、いかがですか。
○辻泰弘君 大臣はいつもそういった官僚答弁に終始されてきているんですけれども、今回だって結局特例法を議員立法で作ったわけですよ。このことにかんがみて、私はこの二年の見直しというのもあってしかるべきだと、このように思っています。第三号被保険者の納付のやつだって、結果として駄目だ駄目...全文を見る
○辻泰弘君 遅延利息じゃないんですよ。年金の額を決めるのは厚生労働省でしょう。だから、今日時点で、昔の十五年、二十年前に本来だったら払われていたはずのものを現実の価値に引き直すということは、私は厚生労働省の裁量の範囲内だと思いますし、それはあってしかるべきだと思いますけれども、ど...全文を見る
○辻泰弘君 じゃ年金局長にお伺いしますけれども、今の私が申し上げたことが法律上不可能ですか。
○辻泰弘君 私は、これは非常に厚生労働省の血も涙もないといいますか、やはり本来自らが果たしているべきであった、そのときにおける価値を何十年もたってそれを保たないような状況で渡すという、この冷たさというものが改めて明らかになったと思います。  私は、局長がおっしゃったけれども、そ...全文を見る
○辻泰弘君 時間があればこのことについてももう少し聞きたいんですけど、時間がありませんのであれですが、このことについてはやはり明示すべきだと思いますので、そのことはもう少し国民に分かるように何らかの形で対処していただきたい、そこだけお願いします。
○辻泰弘君 それで、国民年金保険料の徴収率八〇%のことでお伺いしておきたいと思います。  十八年四月から十九年三月の納付率は六月に出ると聞いていますけど、もうこれは出ていますか。
○辻泰弘君 年金の審議が終わってから数字を出すというのは前回もありましたけれども、これぐらい出していただいてしかるべきだと思います、六月中に出ると言っていたんだから。もう六月は終わろうとしていますよ。  それで、そうすると二月末までのということになると六五・五%なわけですね。こ...全文を見る
○辻泰弘君 今回の法案だって、短期の被保険者証とか徴収率を上げるための努力があるわけでしょう、国保の連動とか。だから、そういうことが全然ないわけじゃないじゃないですか。だからそのことを申し上げているんで、そのことに時間取るわけでないですけど、今のはその部分抜けている話というか、今...全文を見る
○辻泰弘君 この年金についての切り口はいかがあれ、年金についての重要な審議をしているときに、今年度八〇%目標というこの三年、四年掲げてきたものについて、もうここまで来て実現するなんてことは到底あり得ない状況の中にもかかわらず、これここで、国会では示さずに今後何かのときにやりましょ...全文を見る
○辻泰弘君 一年七か月も、せっかくそれぞれの情報、私は二つ三つ持っていますというのを送ってきて、一年半もたてば住所も変わったりいろいろ異動もあるわけですよ。そのある意味ではのどから手が出るほど欲しい情報にすぐ着手しなかったというのは根本的な問題だと私は思っています。そのことは改め...全文を見る
○辻泰弘君 私が聞いているのは、返信を求めたのは被保険者全体なんでしょう。そこはどうですか。被保険者全体に求めたんでしょう、返信は。
○辻泰弘君 だけどそれ、あのときの十一月に、十月何日かのやつにその年齢制限は書いてませんよね。書いてますか。
○辻泰弘君 そうすると、被保険者に、基礎年金番号のときに、平成八年の十二月に出しましたでしょう、基礎年金番号通知を。そのときは五十五歳以下の人だけに通知をしたんですか。
○辻泰弘君 念のため確認しますと、そうすると五十五歳以下の人だけに出して、五十五歳以上の人にはその年金記録のとき、基礎年金番号通知のときに返信のはがきを付けないので送ったということですか。だけど様式は一つでしょう。
○辻泰弘君 そうですよ。私はそうだと思いますよ。そのとおりだよ。  だから、回収したんですよ。返信があったんですよ。それを活用しなかったんでしょう。そういうことなんだよ。何で今までこんなに時間掛けなきゃ駄目なんだよ。おかしいですよ、そんなの。  だから、その返ってきたのをどう...全文を見る
○辻泰弘君 今のは極めて問題ですよ。  基礎年金番号導入のときに返信を求めたわけですよ、被保険者の方々には。受給権者に求めなかったことも私は問題だと言った。そのことは認められたけれども。  しかし、被保険者からせっかく上がってきて、五十五歳を超えて勤めていらっしゃる方は六十歳...全文を見る
○辻泰弘君 今の、確認してくださいよ、そんなの。こんなの、私ね、大事なところですよ、これ。
○辻泰弘君 要は、データにとどめたということは、そのデータはどこにあるんですか。
○辻泰弘君 それは五千万とか、そういうところになると内訳になるんですか。どうなっているんですか、それは。
○辻泰弘君 私は、この点、実は大事なところで時間を掛けてやりたいし、今まで私は前回も通告をしてきて、基本的にどう扱ったかということぐらい、私でだって、ああこれはどうしたのかなと疑問に持つぐらいのことなんだから、そんなことぐらいすぐ分かっていなきゃ駄目ですよ、そんなのは。そのこと自...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○委員以外の議員(辻泰弘君) 年金事務にかかわる経費に対する財政措置に対する御質問をいただきました。既に小林委員からも御披露いただいたところではございますけれども、若干歴史的に振り返りつつ御答弁申し上げたいと思います。  昭和十六年に出されております「労働者年金保険法解説」とい...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 必要な福祉施策の後退なき財源捻出は可能かと、こういった御質問をいただきました。  まず、私ども民主党は、御高承のとおり、政治は生活だと、生活第一を掲げてこれまで取り組んできたところでございます。その我々が国民にとって本当に必要な福祉施策等を後退させ...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 消費税についての見解を御質問でございますけど、その一点だけ、私どもが出しております法律の元々よって立つゆえんは財政構造改革法、平成九年十一月成立して、半年で改正、一年で停止したというこの法律から出発しているわけでございます。その後は毎年度の財政特例法...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 坂本委員からは年金事務費の財源付け替え法案だという御指摘をいただいたわけでございますけれども、私どもからいたしますと、そもそも付け替えたのはどちらかということを申し上げたいわけでございます。  そもそも、冒頭に申し上げましたとおり、昭和十七年の労働...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 御指摘のように、私どもの今回の御提案の附則におきまして、第二条におきまして関係法律の整備等を規定させていただいているところでございますけれども、この別に法律で定める事項と申しますのは、日本年金機構法、あるいは被用者年金制度の一元化、今一元化等を図るた...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 今厚生労働省の方から保険料方式だからという御説明があったわけでございますけれども、やはり過去を振り返りますと、そもそも厚生労働省自身がこの措置を元に戻してほしいと、一般財源に戻すよう要求したという歴史が現実にあるわけでございます。  例えば、二〇〇...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 国共済、地共済についての事務費のことについて基本的にまず最初に事実関係を申し上げたいと思うわけでございますけれども、国家公務員共済、地方公務員共済における年金事業につきましては、厚生年金、国民年金と同様の考え方の下に事務費の全額国庫負担が定められ運営...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 冒頭申しましたように、労働者年金保険法、昭和十七年から、また国民年金法、昭和三十四年から事務費の全額国庫負担ということで来たわけでございますけれども、国共済、地共済におきましても、その創設当初からその考え方と同じような形で事務費の全額国庫負担が定めら...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○委員以外の議員(辻泰弘君) 一昨日に引き続きよろしくお願いいたします。  前回の質疑におきましても、また、ただいまも財政法三十三条第二項に基づく流用についての御議論があったわけでございますけれども、しかし、流用という言葉を用いる法令の規定はこの財政法に限られるものではございま...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) まず、資料が十分なかったじゃないかという御指摘ございましたけれども、さかのぼって考えますと、さきの国会における年金時効特例法案、与党御提案のものがございましたけれども、それに関する資料も余り与党からはいただけなかったということがあったことは申し上げて...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 私どもは、先ほど申し上げましたように、保険料は年金の給付に充てる、それが本来の目的であるというふうな立場に立って、先ほどの定義も、一部不備があったかもしれませんけれども、その精神で一貫しているわけでございます。そのような立場から見ますときに、保険給付...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 改めて申し上げておきたいと思いますことは、私ども申し上げております流用というのは、いわゆる先ほど御説明もございました財政法上の流用とは違うわけでございます。そしてまた、私どもの法案自体には流用という言葉は入っておりません。  私どもが使っております...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 私どもの申し上げておりますことは、かねてより言っておりますとおり、保険料の使途を保険給付のみに限るということを申し上げているわけでございます。そのことの意味は、あらゆる無駄遣いの温床を完全に除去すると、あらゆる無駄遣いの温床を除去すると、そのことにあ...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 前回も御議論させていただいたところでございますけれども、税金から保険料へ付け替えたのは十年度以降の特例的な対応によってでございます。ですから、そもそも付け替えたのは政府の方から付け替えられたのであって、私どもが申し上げているのは元に戻すということを言...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) まず先ほどの件につきまして、蓮舫議員からちょっとコメントさせていただきたいと思います。お願いします。
○委員以外の議員(辻泰弘君) 事実関係ですので。
○委員以外の議員(辻泰弘君) 消費税についての御質問でございます。  前回も申し上げたところでございますけれども、私どもは、マニフェストにおきましても消費税の引上げは必要ないと、またその状況でもないということを申し上げてきているところでございますけれども、前回も申し上げましたけ...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) マニフェストで明示させていただいておりますように、十五兆三千億の内訳は、補助金の一括交付等による無駄の排除六兆四千億円、談合、天下りの根絶による行政経費の節減一兆三千億円、特殊法人、独立行政法人、特別会計等の原則廃止三兆八千億円、国家公務員総人件費の...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) まず、さきのマニフェストにおいての、自民党のマニフェストを拝見いたしますときに、基礎年金の国庫負担の割合を平成二十一年度までに二分の一へ引き上げるため所要の法整備を行うと、これが過般の参議院選挙における公約だったわけでございます。  今、消費税とい...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) それから、十五兆三千億の財源ということでは先ほど五項目申し上げましたけれども、その中についての御議論はあるにいたしましても、私どもといたしましてはその考え方を出させていただいているところでございます。
○委員以外の議員(辻泰弘君) 先ほど坂本議員が西島議員に引き継ぐと言われたことにかかわることでございますので、そこも併せて申し上げておきたいと思います。  まず、本質的な部分は何もしていないのはなぜかという御指摘だったわけでございますけれども、まず、民主党は既に、平成十六年四月...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) 先ほどのことでちょっと付言させていただきますけれども、所得比例部分はちょっと違うんじゃないかと御指摘でございましたけれども、制度発足当初から厚生年金、共済年金共々に所得比例部分を持っているものについての事務費も国庫負担されてきていると、こういうことだ...全文を見る
○委員以外の議員(辻泰弘君) ちょっと済みません。  介護保険におきましても一般財源でされており、国の交付税措置によって措置されている、こういうことになるわけでございまして、そういった意味で年金、例えば国民年金も二十歳以上全国民対象ということでございますけれども、また介護保険も...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○辻参議院議員 田村委員の方から、流用の定義についての御質問をいただいたところでございます。  一般に用いられる流用の意味としては、広辞苑によりますと、一番目の説明として、「きまった目的以外のことに融通して使用すること。」とされているわけでございます。また、法令用語辞典では、流...全文を見る
○辻参議院議員 民主党のマニフェストについて御質問いただいておりますけれども、まず、私どもが提示しております二つのポイント、一つは十五・三兆円ということと、もう一つは二〇一一年度のプライマリーバランスと、この二つがあろうかと思います。委員御指摘の点は、中期的な方の十四・三兆円とい...全文を見る
○辻参議院議員 私どもがマニフェストにおいて申し上げておりますことは、無駄を省くことで得られる財源を十五・三兆円調達し、そのことによって得られる財源をもって主要政策に必要な経費に充てる、こういうことで十五・三兆円を出させていただいているわけでございます。  そういった意味では、...全文を見る
11月22日第168回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
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○辻泰弘君 民主党・新緑風会、辻泰弘でございます。  額賀大臣に、本来、財政、税制、予算編成等々を御質問させていただきたいと思っておりましたけれども、今般の大臣にかかわっておられますことについて御質問をさせていただくことになりました。いささか突っ込んだこともお聞きするかもしれま...全文を見る
○辻泰弘君 実は、池田勇人さん、佐藤栄作さん、福田赳夫さん、増原恵吉さん、額賀福志郎さんと、この五人、歴史上名を連ねておられるわけでございます。三人の総理経験者を拝見いたしますと、額賀先生も総理・総裁に出ようと、このようなお話もあったと聞いておりますけれども、その有資格者かと、こ...全文を見る
○辻泰弘君 突然のということですけど、かつての大臣辞任の経緯ということで明確に通告しているわけですから、そんなに幅があるわけじゃございませんですね。かつての大臣辞任の経緯ということでございますから、これはもう正にその本体でございますから、通告がなかったというのは全く違うと思います...全文を見る
○辻泰弘君 重ねてお伺いしますけれども、守屋証言のような会合に短時間でも参加した記憶はない、これでよろしいですか。
○辻泰弘君 もう一遍お伺いします。  守屋前次官が証言した内容に近い会合の記憶は、これもないですね。
○辻泰弘君 そこで、お伺いしたいと思います。  十一月十五日、守屋証言の後のことでございますけれども、私はこのことがずっと不思議に思っておったことがございます。すなわち、大臣が福田総理にどのように報告されたのかということなんですね。これは覚えていらっしゃいます。いつごろ御報告に...全文を見る
○辻泰弘君 そうです。
○辻泰弘君 その時間帯は御記憶じゃございませんか。要は、委員会が終わった後なのか、委員会が終わる前なのか。
○辻泰弘君 すると今、調べて御報告になったというわけですね、総理にですね。
○辻泰弘君 そうすると、その時間調べて、短時間でお調べになったと、こういうことですね。
○辻泰弘君 証言の後ということでございました。当日、外交防衛委員会は終了が十五時二十八分でございました。そして、総理がそのことについての会見をされているのは、これは記録があるんですけれども、午後四時半に官邸でそのことをおっしゃって、その足で羽田に向かわれてアメリカへ行かれたと、こ...全文を見る
○辻泰弘君 そうです。
○辻泰弘君 だから違うんです。
○辻泰弘君 だから違うんです。十五日の総理……
○辻泰弘君 記憶がないならそれだけで終わるところを、すぐに出たからだれが出たか覚えていないというのも、これも変な話でございましてね。  実は、四時半に総理がコメントされているんです。複数の記事がございますのでこれはもう間違いないと思いますけれども、恐らく、大臣から報告を受けて時...全文を見る
○辻泰弘君 当日、大臣はそれじゃ総理にお会いになったんですか、電話連絡ですか。
○辻泰弘君 私は、各紙の動静というのを拝見をさせていただきました。それを見ると、行っていらっしゃる形跡はございませんし、その証言の後にもし官邸に大臣が行かれたならば、それは非常に各紙とも当然注目することでございましょうから残っているんだろうと思います。ですから、恐らく電話でされた...全文を見る
○辻泰弘君 ですから、このことも大臣は、率直なところ、本当のところを私はどうもおっしゃっていないような気がして仕方がないんですよ。まず、普通だったら、仮に出席していたとしてもすぐに退席したのでだれが出席していたか覚えていないなどと言うことはないはずですよ、出席していなかったら。す...全文を見る
○辻泰弘君 普通だったら、その証言と違うなら違うということだけで終わる話でしょうけれども、そのことを何か前提にして、すぐに退席したのでだれが出席したか覚えていないとおっしゃったというのは、これは私は正直言ってよく分からない不自然さを残しているというふうに言わざるを得ないと思います...全文を見る
○辻泰弘君 どのような御関係でございますか。
○辻泰弘君 これは、大臣がおっしゃったように、大臣は何度かここで講演をされているわけでございます。  例えば、振り返りますと、一九九九年七月二日に、朝鮮半島における協力に関するワークショップということで、講師として額賀福志郎衆議院議員ということで出ておられることがございます。そ...全文を見る
○辻泰弘君 これは通告していることですので教えていただきたいと思うんですけれども、昨年の四月の二十日のことなんです。  そこで、まず防衛省の方にお伺いしたいと思いますけれども、昨年四月二十日の当時の守屋事務次官の行動について、走行指令書から夜の動きをちょっとお伝えいただけますで...全文を見る
○辻泰弘君 人形町というのはどこかということで、運転手さんにも一応聞いてくださいということでお願いしたんですけれども、ある程度特定できているんでしょうか。
○辻泰弘君 場所についても教えていただくように言っているんですけれども、お願いします。
○辻泰弘君 その料理店の名前もある程度特定されていると聞いているんですけれども、どうですか。
○辻泰弘君 額賀大臣にお伺いしたいんですけれども、昨年の四月の二十日の夜の行動について昨日通告をしておりまして、教えていただくように求めているんですけれども、この日はどういう行動でございましたか。
○辻泰弘君 今おっしゃった財団法人というのはどこの財団法人ですか。
○辻泰弘君 場所はどちらだったでしょうか。
○辻泰弘君 そうすると、恐らく守屋次官と同席されたことだったと思うんですけれども、御記憶ございますか。
○辻泰弘君 ジム・アワー氏はおられなかったと思います。  それで、一つ指摘をしておきたいと思いますのは、実は、先ごろ辞任をされました小林温参議院議員がおられまして、この方のホームページにダイエット日記というのが残っておりまして、四月の二十日の活動報告が残っておるんでございます。...全文を見る
○辻泰弘君 確認させていただきますと、この日は財団法人国際研修交流協会の理事長就任のお祝いで集まられたわけですから、当然その協会の方々がおられたと、当然そうだと思うんですね。その場所は人形町の濱田家であったということです。そして、守屋さんも御一緒だったと、こういうことで、そこはい...全文を見る
○辻泰弘君 そのときのことは守屋証言の対象の日じゃないと思うんですけれども、そういったことでの御関係はお持ちだったということは明らかであったし、人形町のお店に行かれたと、恐らく当時の事務次官も人形町のそのお店に行かれたんじゃないかと、このように思うわけでございます。  そこで、...全文を見る
○辻泰弘君 昨日もそのような趣旨の御答弁をされているんですけれども、御家族と一緒に食事をされたと、その後、勉強会がありましたと。勉強会については、安全保障についての勉強会というふうに書いてあるけれども、中身は分からないと、こんなように昨日おっしゃっているんですけれども、その内容に...全文を見る
○辻泰弘君 といいますと、昨年の十二月四日でございますから、それほど日がたっていないわけでございまして、そういった意味でその勉強会の記憶ははっきりしているわけですね。
○辻泰弘君 その会合、勉強会の内容と参加メンバーはどういうものだったんでしょう。
○辻泰弘君 安全保障の勉強会でしょうから、アカデミックな話で、それは結構なことでございますから、それはある程度具体的におっしゃっていただいていいんじゃないでしょうか。
○辻泰弘君 記憶は鮮明だったというふうにおっしゃっていたと思います。  それと、昨日も、宮崎さん、守屋さん、アワーさんはいなかったということも明確におっしゃっているわけです。だから、やはりそれは、そういう方々がいらっしゃらなかったということは、いらっしゃった方もある程度それは想...全文を見る
○辻泰弘君 防衛省にお伺いしたいと思いますけれども、昨年の、今申し上げた十二月四日ですね、当時の守屋事務次官の行動を、夕刻の部分、教えてください。
○辻泰弘君 これも人形町が入っているんですけど、これも先ほどと同じような状況でしょうか。場所の特定をしていただきたい。
○辻泰弘君 その後、矢来町、御自宅へ送っていらっしゃるわけですから、まあやっぱり、次官のような方を交差点で降ろして、交差点で拾って送り届けるということもなかなか想定し難いことでございまして、やはり常識的にはどこかのお店で降ろされて、どこかのお店で、近くで待機されて、それで帰られる...全文を見る
○辻泰弘君 その場所をどこかというのを御記憶、いらっしゃらない方のそのいらっしゃっていなかったということは鮮明に覚えていらっしゃるんだけれども、いらした方とか場所が不鮮明であるというのは、ちょっとやっぱり常識的にはなじまないことなんですね。そこはどうですか。場所はやっぱりある程度...全文を見る
○辻泰弘君 私がお伺いしているのはその場所のことなんですね。だから、場所をはっきり覚えていらっしゃらないんですか。それぐらいかなり詳しく覚えていらっしゃると思うんですけど、場所がどうして覚えがないんですか。
○辻泰弘君 先ほど国際研修交流協会の方のことを今の十二月四日のことにも絡めておっしゃったんだけれども、そうすると、十二月四日にはその研修交流協会の方もおられたということじゃないんですか。
○辻泰弘君 違うということだけは明確に覚えていらして、そうでないところは何かあいまいだというのが私はよく分からないんですけれどもね。  そこで、大臣にお伺いします。  昨年のそのちょっと前の十二月一日に東京の東海大学の校友会館で国際研修交流協会のフォーラムが、第五十三回フォー...全文を見る
○辻泰弘君 要は十二月一日のことは知らないということですね、ちょっと確認。
○辻泰弘君 その国際研修交流協会の講演、昨年の十二月一日にあったわけですけれども、その慰労会が十二月四日、人形町の料亭で開催されたと聞いているんでございますけれども、額賀大臣が出席した安全保障についての勉強会というのはそれではなかったんでしょうか。
○辻泰弘君 私どもは、その十二月四日の人形町の料亭で開催されたその講演に対する慰労会、それに出席をされたメンバーの方から、当日、国際研修交流協会の方々とともに、ジェームズ・アワーさん、守屋事務次官、宮崎山田洋行元専務とともに、当時、前防衛庁長官であられた額賀大臣が参加されたという...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、それは、今のおっしゃった十二月四日に行われたものに大臣は来てなかったよと言ってくれていると、こういうことですか。
○辻泰弘君 今おっしゃったことは、十二月四日に会合はあったんだけれども、大臣は来られてないよと言ってくれていると、こういうことですか。
○辻泰弘君 私どもは、当日参加された方からそのようなことをお聞きしているわけなんです。ジェームズ・アワーさん、守屋事務次官、宮崎山田洋行元専務とともに額賀当時防衛庁長官、前防衛庁長官が参加されたという、こういったことを参加された方の中からお聞きしておりまして、この大臣の同席は動か...全文を見る
○辻泰弘君 さっきの勉強会ということですけど、場所がまだやっぱりはっきりしないですね。そこはやっぱり当然はっきりしていただくべきだと思うんですけれども、いかがですか。ここまで煮詰まってきているんですから。
○辻泰弘君 この十二月四日の行動日程についてお教えいただきたいと通告をしておりますし、昨日は私どもの古本議員からも御指摘、御質問しているわけです。これは当然教えていただけるものだと思っていましたけれども、余りにもその対応が、今から調べるというのはおかしいんじゃないですか。
○辻泰弘君 場所は大事なところでございまして、このポイントになるわけでございます。それで昨日、古本議員も指摘をさせていただいて、私も昨日通告でその十二月四日の行動日程についてお教えいただきたいということで申し上げております。  それで、先ほど、総理への御報告のときは恐らくもう短...全文を見る
○辻泰弘君 じゃ、確認しますけど、今のお話は、総理へ十一月十五日に御報告をされた、電話でされたということですけれども、このときは、さっきは調べて報告されたとおっしゃったけど、別に調べずに報告をされたということですか。
○辻泰弘君 確認ですけど、さっきは調べてとおっしゃった部分があったんですよね。だけど、そうすると今のお話は、その十一月十五日の十五時二十八分に外交防衛委員会、証人喚問終わっているんですけれども、それで四時半に総理は会見でその報告を受けたということをおっしゃって、その後、羽田に向か...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど私ども申し上げましたように、その十二月四日に会合に出席されたメンバーの方から、重ねて申し上げますけれども、国際研修交流協会の方々とともに、ジェームズ・アワーさん、守屋事務次官、宮崎山田洋行元専務とともに額賀現大臣も参加されたというお話を伺っているわけでございます...全文を見る
○辻泰弘君 このやはりポイントは、安全保障についての勉強会に行かれたというんですけど、その場所ですね、場所と、その参加メンバーですよ。いない、いなかったということははっきりおっしゃるわけだけど、いた人とその場所というのがはっきりしないという、ここが大きなポイントでございまして、や...全文を見る
○辻泰弘君 午前中の質疑におきまして、昨年の十二月四日、額賀大臣が夕方御家族の方々と食事をされた後に、安全保障についての勉強会に行かれたということで、その場所についてお尋ねをさせていただいてお調べいただいたところでございまして、その点について御報告いただきたいと思うんですけれども...全文を見る
○辻泰弘君 そうすると、平和・文化交流協会に行かれたということだと思いますけれども、これは七時に行かれて何時までおられたと。
○辻泰弘君 何時に入られたかというある程度の時間帯は分かりませんか。
○辻泰弘君 今のお話ですと、十二月四日の十八時過ぎに銀座のホテルでお食事をされて、二時間ぐらいたって永田町の勉強会に行かれたと、こういう理解でよろしいですか。
○辻泰弘君 そうすると、先ほどのお話でいきますと、十二月四日にジェームズ・アワーさんの十二月一日のセミナーについての慰労会をやったという、その事実関係として慰労会があったことは確認しているという前提ですね。
○辻泰弘君 そういたしますと、今のお話しのように、確認をしていただいた結果として、十二月四日に十二月一日のその協会のセミナーの慰労会があって、それは慰労会自体はあったけれども大臣の方には案内状が行かなかったし、来てもいないよということの確認を取ったということですから、会は行われた...全文を見る
○辻泰弘君 午前中も申し上げましたように、私どもはその会に参加されたお一人の方からお話を伺っておりまして、その方がおっしゃるには、遅れて来られたんでしょうけれども、額賀さんはその金子専務理事さんから促されて、しばらくして帰られたというふうなお話も伺っておりますし、宮崎さんは端の方...全文を見る
○辻泰弘君 それから、今おっしゃった、すなわち宮崎さん、守屋さん、アワーさんとの同席はなかったということについてずっと一貫しておっしゃっているわけですけれども、当然のことでございますけれども、もし証人という立場になられたとしてもそのとおり断言できると、こういうお考え、お立場でござ...全文を見る
○辻泰弘君 先ほど、理事会で御協議とお願いしたわけでございますけれども、やはりポイントは、その理事長さんの御記憶といいますか御説明に大きく依拠している部分があると思いますので、そのことは是非、本委員会としても大事なところで、やはりこの委員会にかかわる中心人物といいますか、一番メー...全文を見る
○辻泰弘君 国民から見たときに分からないと思うのが正直なところだと思いますけれども、そうすると、守屋さんの証言というのはやはり間違いだということを大臣としては思っていらっしゃるわけですね。
○辻泰弘君 いや、うそとは言いませんけれども、大臣からしたときに事実に反することであると、こういうことだということですね。
○辻泰弘君 だから、正確にお答えください。私が申し上げているのは、守屋さんの証言というのは大臣からしたときに事実に反していることだと、こういうことですね。
○辻泰弘君 やはり、原点といいますか、出発点はあくまでも守屋さんの証言から出発したことでございまして、額賀さんとのあれははっきり覚えておりましてと、そこから出発しているわけでございます。  そして、今のように大臣がお調べになった、そのことはいろんな方々の御記憶等々をたどってやっ...全文を見る
○辻泰弘君 もう一点お伺いしておきますけれども、私が今申し上げましたように、大臣について、この件について非常にやはり疑惑と言っちゃなんですけれども、やはり疑念を払拭できない状況にあるわけでございます。大臣は国民の皆さんから理解していただいているというふうなお話でございましたけれど...全文を見る
○辻泰弘君 やはり客観的事実といいますか、真実というものは動かせないものだと私は思っております。そのことを申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。
11月28日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○辻参議院議員 私どもが今回御提案させていただいております法案そのものの中に流用という言葉は入っておりません。
○辻参議院議員 まず、私どものこの法案にかけた基本的な思いを申し上げておきたいと思います。  我が国における年金の事務費に対する全額国庫負担の方針は、昭和十七年の労働者年金保険、昭和三十四年の国民年金創設時に、国民福祉の増進、国民皆年金の実現を図る、その下支えの機能を果たすべく...全文を見る
○辻参議院議員 私どもの考え方の基本は、委員御案内と思いますけれども、年金の保険料は年金の給付に充てる、それ以外は使わないということを申し上げているわけでございます。そういった意味で、我々からいたしますとき、年金の保険料を年金の給付以外に充てることを流用というふうに私どもとしては...全文を見る
○辻参議院議員 まず、参議院で提出した資料についてでございますが、社会通念的にはということで、一般的な理解を申し上げているということだと私は思っております。  それから、六・八兆円については、すべて無駄ではないというのは、現実に今まで年金事業運営をされてきた中で六・八兆円がすべ...全文を見る
○辻参議院議員 私どもといたしましては、流用という定義を、年金の保険料は年金の給付以外には充てない、そういった考え方のもとに、それ以外の使途に使うことを流用というふうに定義づけて、これは根本的に持っているわけでございます。ですから、そういった意味を法案にしたのがあれである、こうい...全文を見る
○辻参議院議員 先ほども御議論いただいたところでございますけれども、私ども民主党が申し上げております流用というものは、国民年金及び厚生年金保険の被保険者が納付した保険料を国民年金の給付及び厚生年金の保険給付以外の費用に充てることと定義づけているわけでございます。  そのような定...全文を見る