津田弥太郎

つだやたろう



当選回数回

津田弥太郎の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月15日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○津田弥太郎君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る一月十八、十九日の二日間、鶴保委員長、阿部理事、中村理事、櫻井理事、浮島理事、南野委員、辻委員及び私、津田の八名により、和歌山県及び大阪府の社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してまいりました。  以下、その概要...全文を見る
○津田弥太郎君 民主党・新緑風会の津田弥太郎です。  二十五人委員会で十三人いないと成立しませんので、委員長、そこのところはしっかりお願いします。  本日は、先週木曜日に行われました柳澤大臣の所信表明に対する一般質疑ということで、私が筆頭理事として党内の一番手で質問をさせてい...全文を見る
○津田弥太郎君 私が申し上げているのは、現在厚生労働大臣ですから、厚生労働大臣としての仕事の優先事項があるだろうということを申し上げているんです。そういう立場に立つならば、財政も大切ではあります、しかしそれ以上に、厚生労働大臣というのは一人一人の命が大切であるという発信をすべきだ...全文を見る
○津田弥太郎君 しかと受け止めました。余り胸の奥に入れないで、入口に置いといていただきたいと思います。  さて、それでは具体的な質問に移らせていただきたいと思います。  最初に、障害程度区分についてお伺いをしたいと思います。  これは政府委員の方で結構ですが、昨年十二月五日...全文を見る
○津田弥太郎君 今回は全数調査ということで、都道府県ごとの上位区分変更率も明らかになっていますが、知的障害者の場合、岐阜県では七四・三%、つまり四人に三人は二次判定で区分が変更されている。あるいは、精神障害者については七九・五%、もう五人に四人が上位区分に変更されているわけであり...全文を見る
○津田弥太郎君 そういうことなんですね。  昨年十月に、会計検査院は、社会保障費支出の現状に関する会計検査院の結果についてと題する報告書を公表しており、その中で、介護保険の認定率等の地域格差の拡大については、財源が全国の被保険者の納付した保険料や国、都道府県等の公費負担で賄われ...全文を見る
○津田弥太郎君 抜本的な、私の言う言い方、大臣の表現はまた違うのかもしれませんけど、私が指摘をしておる抜本的な見直しを行うという意味でのこの障害保健福祉部長の私的勉強会であるというふうに理解してよろしいですね。首を縦に振られましたんで、速記録には首を縦に振ったというふうに書いとい...全文を見る
○津田弥太郎君 特に問題が発生していないということでありましたら、さらに看護師の配置を適切に進めていただきたいというふうに思います。  しかし、現段階では、医療的ニーズが高い養護学校等であっても、看護師の配置が十分になされているわけではありません。まして、例えば人工呼吸器を付け...全文を見る
○津田弥太郎君 冒頭の質問が効いたようでございまして、是非今後検討を進めていただきたいと思います。  それじゃ、次の質問に入らせていただきます。ホームレス問題であります。  私の組合時代の先輩であります鍵田節哉元衆議院議員が中心となりまして、二〇〇一年の六月にホームレス対策の...全文を見る
○津田弥太郎君 私は大臣にお伺いしているんです。特にこの東京都のハウジングファースト政策というのは、これは大変効果が大きいという当事者からの報告が来ているわけでありまして、この政策を継続、更にしていこうという声が出ているわけでありまして、大臣の評価の声があるかどうかというのは大変...全文を見る
○津田弥太郎君 なかなか評価、言ってくれないですね。  一問飛ばします。  釜ケ崎の住民登録削除問題、これも実は非常に今、先ほど言った住宅支援ともかかわってくる問題であります。これは、昨年十二月に、野宿者の支援団体の三か所の建物、具体的には釜ケ崎解放会館に三千五百三十人、NP...全文を見る
○津田弥太郎君 是非、積極的にお願いを申し上げたいと思います。  次に、製造業の派遣問題についてお尋ねをしたいと思います。  製造業については、これまで派遣労働の受入れ可能期間は一年間でありましたが、今月一日から最長三年の定めをすることが可能となっております。まず、この三年に...全文を見る
○津田弥太郎君 平成十五年の派遣法改正の国会審議においても、製造業への派遣労働の解禁については、偽装請負が追認されてしまうとの懸念が表明をされ、違法派遣に対する制裁措置が十分に担保されるよう強い要請が行われました。  これに対して、当時の坂口厚生労働大臣は、偽装請負に対する指導...全文を見る
○津田弥太郎君 一年。
○津田弥太郎君 本当にその答弁でいいんですか。  ちょっと速記録止めてください。
○津田弥太郎君 じゃ、それでいいんでしたら。  製造業に限らないんです。現行法においては、派遣期間は原則一年なんです。一年を超える場合は派遣先の労働組合から意見聴取義務が付されています。しかし、実際にはこの意見聴取が行われることなく一年を超える期間の派遣が行われていることが指摘...全文を見る
○津田弥太郎君 済みません。ありがとうございます。  今日は時間がもうなくなってきましたんで、また次回の労働法制のときにしっかりやらせていただきたいと思います。  ちょっと通告をしておりませんが、残った時間、要望として是非大臣又は局長に持ち帰ってもらいたいというふうに思います...全文を見る
03月27日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党・新緑風会の津田弥太郎です。  冒頭、タミフルと異常行動との関係について数点質問します。  先週、厚労省は、これまで公表していたタミフル服用後の飛び降り、転落などによる死傷事例に追加する形で、新たな負傷事例を公表しました。  報道によりますと、これまで...全文を見る
○津田弥太郎君 まあ責任をお認めになっているわけですが、そこで、厚労省の研究班はこれまで小児患者約二千八百人を調査をし、インフルエンザにおける異常行動についてはタミフルの服用の有無により統計学的な有意差がなかったとの調査結果を昨年十月に発表しているわけであります。ただし、この調査...全文を見る
○津田弥太郎君 通常では考えられない方法、どんな中身かと思うんですが、また新しいメンバーという言い方も大臣おっしゃいました。  国民は、今おっしゃいましたように、大臣おっしゃいましたように、大変関心が強いです。今、医療の現場ではセカンドオピニオンというのがよく採用されております...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかり進めていただきたいと思います。  そこで、厚労省の研究班による疫学調査とは別に、タミフルの服用と異常行動との個々の因果関係については、これまで薬事・食品衛生審議会の医薬品等安全対策部会において死亡例など重大と見られる事例について分析を行った結果、否定的と...全文を見る
○津田弥太郎君 そんな難しいことを言っているわけじゃないんですよ。簡単に分かることでありますから、しっかり調べていただきたいと思います。  問題は、何で世界の中で日本だけが異常にタミフルを使用しているかということですね。これはもう明らかにおかしいわけです。これについて、大臣、ど...全文を見る
○津田弥太郎君 簡潔に。
○津田弥太郎君 そんな言い訳しても国民は納得しないですよ。この問題は今後も続けて追及していきたいと思いますが、今日は雇用保険法についての質疑でございますので、本題に戻りたいというふうに思います。  さて、大臣、この今回の法改正の理由を極めて簡単に分かりやすくお述べください。
○津田弥太郎君 財政面についての判断はいかがですか。
○津田弥太郎君 大臣が今御答弁をされておりますように、今回の法改正においては、昨年成立した行政改革推進法が非常に重要な位置付け、もう一番に理由に挙げられたわけであります。この行政改革推進法は厚生労働委員会で審議をされたかどうか。これは厚労省に聞くわけにいかないんで、鶴保委員長にお...全文を見る
○津田弥太郎君 そのとおりです。この今回の法改正は行政改革推進法を踏まえた改正内容だけでないことは本会議での大臣の答弁のとおりでありますが、しかし今回の法改正に対して行政改革推進法が非常に大きな影響を与えていることは事実であり、その行政改革推進法は行革特で審議をされ、本厚生労働委...全文を見る
○津田弥太郎君 いろいろ大臣も発言があったから政府部内で発言しにくいかもしれないですけど、ここはやっぱりしっかり発言してもらわなきゃ困るんですよ。もうあの発言のことは聞きませんから、しっかりやってもらいたいと思うんですよ。  そこで、次の、時間がもったいないんで次に移らせていた...全文を見る
○津田弥太郎君 よくできました。  これ、衆議院による審議過程で、柳澤大臣は「国庫負担の基本的な考え方を変更するものではない、」というふうに答弁をされました。  そこで、関連しますから武見副大臣に引き続き確認をいたします。この大臣の発言は、本則の枠組みである国庫負担四分の一に...全文を見る
○津田弥太郎君 本則を変更して四分の一以下に引き下げるということは、国の雇用政策に対する責任放棄です、これは。憲法二十七条一項で勤労の権利が規定をされておりますが、これは一方で国の政策義務を意味するものであり、具体的には自己の能力と適性を生かした労働の機会を得られない労働者に対し...全文を見る
○津田弥太郎君 その考え方を引き続きしっかり堅持していただきたいと思います。  さて、次に、受給資格要件の変更について、これは政府委員にお尋ねをしたいと思いますが、今回の改正により、自己都合離職の場合、短時間労働被保険者か否かを問わず、受給資格が被保険者期間六か月から十二か月へ...全文を見る
○津田弥太郎君 その宮川課長の発言にあるように、どっちかというと、労働者はしたたかだから、そんなの権利があるんだったら当然言うはずですよという認識でハローワークで対応するのと、そうじゃない、さっき私が申し上げました、もう様々な会社の中でいろんなことがあって、嫌がらせを受けて、もう...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりやっていただきたいと思います。  あわせて、この制度変更後ですが、ハローワークを訪れて初めて被保険者期間が十二か月必要であるということにならないように、チラシ、パンフレット、こういうものは十分に作成をして、自己都合退職と特定受給資格者との違い、これを明確...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりやってください。  さて、大臣、今回の法改正の大きな背景として雇用保険財政が好転しているということを大臣も先ほどおっしゃいました。具体的には、積立金残高が二兆八千億円余りまで膨れ上がったことが挙げられているわけであります。  一方で、過去に給付を切り下...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかり労働者の意見を聴いていただくというのは大事なことでありますし、指摘をさせていただきましたように、失業者が増えて厳しくなったときには料率を上げるという話にすぐなるんですよね。今みたいな財政になったときには、よしと、ここはやっぱり少し時代に合わせて内容を変えて...全文を見る
○津田弥太郎君 三か月という、これ「雇用保険法(コンメンタール)」に書いてあるんですね。本条における給付制限を受けるべき該当事項の種類は極めて多く、それらの理由の軽重も各々異なるので、給付制限の期間については公共職業安定所長に幅のある決定権を与えている。三か月だけなんです。これ、...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣、これ、こういう対応というのは極めてこの趣旨に沿った対応をしていませんよ、実際に。  現在、大臣、我が国も転職が当たり前の時代になっているわけです。変化の激しい時代になっているわけで、こういう我が国の今日的な流れ、雇用の流動化という名で経済団体が率先して流れ...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣、頭固い。時代の状況をもっと見なきゃ駄目ですよ。  これはやっぱり、雇用保険というのはやっぱり今極めて、もっとはっきり言えば、国家公務員や地方公務員、一般的に見ればこの人たちは雇用保障もあっていい身分だという見方をされていますよ。でも、この国家公務員や地方公...全文を見る
○津田弥太郎君 武見副大臣、私も考えざるを得ないというふうにおっしゃるということは、おれはちょっと考えてもいいかなと、そういう心理状態を表す言葉になるわけですね。  私が何回も言っているように、損して得しろというのは、正にこういう制度のことを言うんですよ。やっぱりそういうことで...全文を見る
○津田弥太郎君 先ほど、できたてほやほやの附帯決議でも、「将来にわたって安心して子どもを生み育てられる社会を実現するため、児童手当を含めた少子化対策のための国・地方を通じて必要な財源の確保については、政府を挙げて検討し、適切な対応を講ずること。」ということに対して、大臣は、真摯に...全文を見る
○津田弥太郎君 よろしくお願いします。  続いて、船員保険制度の見直しについてお尋ねをいたします。  これまで、海上勤務と陸上勤務を数年周期で繰り返していた方が教育訓練給付金を受給できずに大変御苦労されておりましたが、今回の船員保険と労災保険、雇用保険との統合により制度の利用...全文を見る
○津田弥太郎君 よろしくお願いします。  続いて、船員保険との統合問題で二問まとめて質問します。  一番目。船員災害の防止についての事業、防止のための事業及び船員に対する技能訓練等の事業についても、陸上勤務とは性格の異なる船員の特殊性を踏まえれば、船員の独自事業として引き続き...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかり進めていただきたいと思います。  大臣、次は、国庫補助廃止になる労働相談の問題であります。  都道府県の行う労働相談事業について、今回の雇用保険三事業及び労災保険事業の見直しにより国からの補助がカットされることになりますが、この件で我が党の山井議員が衆...全文を見る
○津田弥太郎君 労働局の体制を充実するのは結構ですよ。結構ですけれども、私が従前にも指摘しましたけれども、例えば労働基準監督署は夕方の五時になるとぴたりとシャッター閉じちゃうんですね。昼休みとか夕方の五時以降というのは相談がしたい人がたくさんいるんですよ。だけれども、それはちょっ...全文を見る
04月10日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました雇用保険法等の一部を改正する法律案及び修正案に対し、反対の立場から討論をいたします。  そもそも、現在の社会の不安定さをもたらした最大の要因は雇用の不安定さにあり、自立した生活...全文を見る
04月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  まず、昨日の参議院本会議で、修正議決をされました雇用保険法の改正案が我々の反対もむなしく可決をされ、再び衆議院に送られることになりました。  そこで、大臣にお尋ねをいたします。修正された雇用保険法改正案が成立をした場合、雇用保険料率...全文を見る
○津田弥太郎君 実は、この四月の五日、全国紙の朝刊に厚生労働大臣ら処分方針という記事が掲載をされました。記事の中で、今回の文書配付問題に関する柳澤大臣及び厚労省幹部に対する処分内容が書かれておりましたが、この記事は次のように結ばれました。野党側が国会軽視だと猛反発し、採決が四月中...全文を見る
○津田弥太郎君 対応としてはそういう方法しかないかと思うんですが、やはりそういう記事が書かれること自体大変大きな問題でありまして、当然、厚労省としてはいわゆる番記者がいるわけでありまして、そこに対してやっぱりきちんとした対応をするなり、日常的な対応をきちっと今後やっていただきたい...全文を見る
○津田弥太郎君 ただいま大臣答弁の中に、国家補償の精神というふうにおっしゃいました。それはどのようなものですか。
○津田弥太郎君 関連してお尋ねいたします。  軍人軍属につきましては、戦争中から、亡くなられた場合には遺族扶助料を支給する、それから身体障害を受けた方には障害年金を支給するという規定がありました。これはポツダム政令によって一時停止をされたわけですが、そもそも援護法による給付につ...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、遺族給付に限ってお尋ねしますが、国が使用者の立場から行う補償とは、世帯の主要な働き手を失ったことに伴う経済的な損失に対する補償なのでしょうか。それとも、遺族の方への精神的な慰謝の側面も含めた補償なのでしょうか。大臣、いかがでしょう。
○津田弥太郎君 この遺族給付について、これまで給付額が引き下げられた例はございますか、端的にお答えください。
○津田弥太郎君 また、これは確認でありますが、公的年金と遺族給付とは何ら抵触せず併給されるものかどうか、これも端的にお答えください。
○津田弥太郎君 昭和二十九年の予算委員会において答弁に立ちました犬養健法務大臣は、この方は後に造船疑獄の際に指揮権を発動した方であります。彼が援護法に関してこのように述べております。この法律の精神というのは、一人でも多く戦傷病者あるいは戦没者を夫に持つお気の毒な婦人の実生活を実際...全文を見る
○津田弥太郎君 そうしますと、これまで遺族給付を受けられている世帯の中で、例えば年収が一千万円を超すとか、あるいは資産が数億円という世帯が含まれている可能性もあるという理解でよろしいでしょうか。
○津田弥太郎君 はい、分かりました。  昭和二十七年の法制定時には、公務死亡の場合、配偶者への遺族年金は一万円、その他遺族への年金額は五千円でした。現在は、配偶者とその他遺族を区別せずに百九十六万二千五百円の年金を支給をいたしております。もちろん、昭和二十七年当時の一万円あるい...全文を見る
○津田弥太郎君 現在十八歳未満の子である遺族年金給与金受給者は、全国に何人いらっしゃるでしょうか。また、子供への遺族給付は何歳まで行われているのでしょうか。原則と例外についてお答えください。
○津田弥太郎君 通告しておりますので、きちっと後で答えてください。  大臣、十八歳までの間に重度障害になった子について、七十歳とか八十歳に達しても生涯遺族給付が行われるわけであります。その場合、軍人軍属、準軍属の父親が公務死亡として認定されると遺族給付の金額は年間百九十六万二千...全文を見る
○津田弥太郎君 はい、分かりました。  次に、援護年金受給者の年齢別内訳に関してお尋ねをいたします。  平成十八年十二月末時点において、十歳刻みの年齢階層区分をした場合に、最も低年齢となる六十歳から六十九歳の障害年金受給者が百七人いらっしゃいます。この数字は、遺族への給付では...全文を見る
○津田弥太郎君 そうしますと、その方々は年齢的によもや、八歳未満ということですから軍人軍属ということではないと思うんですが、準軍属の七つの区分の中でどれに含まれることになるのでしょうか。区分ごとの人数を御説明をいただきたいと思います。
○津田弥太郎君 沖縄県のみ地上戦が行われた特殊性を踏まえ、母親におぶされた子供についても戦闘参加者として認定をしているということですが、そもそも、そうした判断は明文の根拠に基づいている対応でしょうか。それとも、あくまでも政省令などの紙には記されていない運用上の変更でしょうか。
○津田弥太郎君 こうした重要な変更を行政の担当部局の運用上の変更で行ってしまったことは、制度の透明性という意味ではいささか問題があるのではないでしょうか。沖縄の子供たちを対象に認めることを根拠規定のない運用上の変更で行ったということは、逆に言うと、行政の都合で対象から外すことも可...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、法の制定以来、現在に至るまでの援護法による障害給付、遺族給付の支給総額はそれぞれ合計幾らでしょうか。概算で結構ですので、現在の貨幣価値に換算してお答えください。
○津田弥太郎君 障害給付幾ら、遺族給付幾らという内訳は出ますか。
○津田弥太郎君 次に、前回改正の際に辻委員が行った質問と同趣旨ですが、援護年金給付及び援護年金制度のベースとなっております恩給費について、財政支出の今後の見通し、これは三年後で結構ですが、厚生労働省並びに総務省両省から、数字のみ端的にお示しをください。
○津田弥太郎君 ちょっと時間が迫ってまいりましたんで、飛ばして、戦没者遺骨収集関連事業についてお尋ねをいたします。  平成十九年一月一日現在で、海外戦没者の概数が二百四十万人、そのうち送還遺骨の概数が百二十四万人というふうに伺っております。二百四十万から百二十四万を引いた未送還...全文を見る
○津田弥太郎君 今六十万人というふうにおっしゃいました。この六十万人については、遺族の求めがある場合に遺骨を収集するという立場に立たれているのでしょうか。それとも、直接の当該遺族の求めとは無関係に、あくまでも国の意思として最後の一柱まで収集を続けるというお考えでしょうか。大臣、い...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、直近の平成十七年度あるいは平成十八年度の遺骨収集数はそれぞれ幾つでしょう。
○津田弥太郎君 指摘をさせていただきますが、今の御報告どおりだとすれば、計算上、最後の一柱が収集されるのはおよそ九百六十五年後になるということになるわけでございます。  次に移らせていただきます。  十八年度の補正後の予算で遺骨収集関連事業の予算額は二億四千三百万円、同様に十...全文を見る
○津田弥太郎君 ただいま答弁されました平成十一年度から平成十四年度までの合計数について、これを年度ごとに区分けした数字を後日お示しをいただきたいと思います。  次に、戦後六十二年経過をしている今日ではありますが、現在なお新たに障害給付の申請を求める旧軍人軍属、準軍属の方がいらっ...全文を見る
○津田弥太郎君 障害給付を受けられていた方が不幸にしてお亡くなりになったとき、その死亡原因により公務死亡、勤務関連死亡、平病死亡に区分され、それぞれ支給される金額に大きな差異が生ずることとなります。  そこでお尋ねいたします。直近の平成十八年、そして比較の意味で十年前の平成八年...全文を見る
○津田弥太郎君 時間がなくなってまいりました。  最後に、大臣にお尋ねします。  援護法の遺族給付の対象となる遺族については、援護法による給付とは別に、他の法律に基づき特別給付金、特別弔慰金が、一定年限で償還される国債という形で支給をされております。これらの原資は当然ながら税...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
04月19日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  与党の阿部理事には申し訳ないんですが、最初に、まだ議論していない社会保障協定の迅速な締結についてお尋ねをさせていただきたいと思います。    〔委員長退席、理事阿部正俊君着席〕  実は、この質問は三月十五日の一般質疑のときにやろう...全文を見る
○津田弥太郎君 抜けてますよ、日本。
○津田弥太郎君 ただいまお答えのように、元々はG7であった枠組みの中に新たに加わったロシアを除いて比較をした場合、八か国ですね。これから交渉するのは五か国というふうにおっしゃいましたけれども、ほぼまとまったのは八か国ということでございます。極めて締結国数は少ない。世界経済のグロー...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、消費生活協同組合法の一部改正案に対する質問に移りたいと思います。  まず、この生協法につきましては、昭和二十三年の制定以来、実質的な見直しが行われないまま今日に至っているわけであります。昭和二十三年といいますと、昭和十年生まれの柳澤厚生労働大臣は別格と...全文を見る
○津田弥太郎君 先ほど指摘しましたように、今回の法改正は、厚生労働省に設置をされた生協制度見直し検討会の議論を経て取りまとめられました報告書「生協制度の見直しについて」というのがベースになっているわけであります。この検討会には当事者の代表あるいは有識者も加わり、大変に熱心な議論が...全文を見る
○津田弥太郎君 久しぶりに大臣の自信を持った最善のものであるという、ここ一、二か月ずっと非常に伏し目がちな感じが続いてきたわけでありますが、自信を持ってすべて盛り込んだと。五年の見直し規定があると、そういう面ではパーフェクトだというお答えでありますので、将来予見不可能な環境変化が...全文を見る
○津田弥太郎君 もっと自信を込めて言っていただいていいと思うんですが。  それでは、先ほど島田委員もちょっとお聞きをした県境問題、県の境ですね、この問題について具体的にお聞きをしていきたいと思います。  この生協は消費生活協同組合法に基づく協同組合であり、購買事業を始め利用事...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、この隣接県まで事業の区域を設定をした場合に、それが一つの地方厚生局内であるならば、所管行政庁についてはこれまでの都道府県知事から地方厚生局長に変更されるわけですが、例えば圧倒的に、九九%近く事業活動が一つの県に偏っている場合に、従来までのような都道府県知事...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  そうすると、この地方厚生局はこれまでも地域生協の連合会あるいは職域生協などにおいて一定のケースにおける所管省庁となってきたことは確かです。しかし、現時点では、単位生協の実情を含め、当該分野におけるスキルなど若干の不安を持っております。今回の法改...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりやっていただきたいと思います。  次に、今度は職域の問題についてお尋ねをしたいと思います。  職域生協の組合員となれる範囲については、法律上は第十四条において、一定の職域内に勤務する者のうちで定款で定められるということになっております。そこでお尋ねをす...全文を見る
○津田弥太郎君 そうしますと、厚生労働省として、職域組合の組合員資格、この組合員資格に関し、これまで例えば正規とか非正規、こういう雇用形態で制限を加えた事実はないという理解でよろしいでしょうか。
○津田弥太郎君 分かりました。  今回の法改正におきまして、職域部分に関しては二つの改正が行われております。一つは、定年退職者について共助の仕組みの拡充という観点から職域組合の組合員資格を認めるものであり、もう一つは、これまで法第十四条三項、すなわち職域の付近に住所を有する者と...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  さて、大臣にお伺いをしたいんですが、今回のこの法改正に当たりまして、この検討会報告段階で、生協外部の者による監視機能の強化のための措置ということで、一定範囲内での行政庁の関与も必要であるとの文言が盛り込まれております。最終的な法案にも行政庁によ...全文を見る
○津田弥太郎君 その蛇足以降の話というのは蛇足ですね、あくまでも。そういうふうにお聞きをしておきたいというふうに思います。  最後の質問であります。  私の出身母体の仲間で製造業の、働いている労働者はたくさんいるわけですが、一定の比率で、ふとしたことがきっかけで多重債務に陥る...全文を見る
○津田弥太郎君 五十九年ぶりの改正ということで、しかしまあ自信を持ってというふうに大臣はおっしゃいました。是非、そうはいっても、世の中はどういうふうに変わっていくか分からないということでありますので、きちんとウオッチをしながら、見直しという規定もございますので、この法律が現場にし...全文を見る
04月26日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党・新緑風会の津田弥太郎であります。  いつも能書きを多少前段で言うんですが、今日は時間がないんで、限られた時間だということで早速質問に入らせていただきたいと思います。  この本法案につきましては、既に一昨日、与野党による六時間の質疑が行われました。また、...全文を見る
○津田弥太郎君 そうです。そこが問題なんですね。つまり、大きな問題点というのはこの准介護福祉士ということであります。  そこで、今回の改正に当たり、平成十八年一月に社会・援護局長の私的懇談会が設置をされ、八回にわたる検討を行った結果、報告書が取りまとめられたわけであります。この...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは確認いたします。  准介護福祉士については、フィリピンとの協定がなければ改正案にその語句が盛り込まれることは絶対になかったという理解でよろしいでしょうか。
○津田弥太郎君 分かりました。  私たち民主党では、そのような准介護福祉士の創設については極めて問題があるという認識の下で与党との間で法案に対する修正案の検討を行ってまいりましたが、このほどその合意がなされたところであります。既に大臣はその内容について御存じだと思うんですが、御...全文を見る
○津田弥太郎君 簡潔に、この修正案についてどういう御感想をお持ちか、お答えください。
○津田弥太郎君 看護師じゃないですよ。介護福祉士ね、介護福祉士。  今は修正案の話でありますが、また、法案に対する附帯決議につきましても、各党間で協議を重ね、参議院厚生労働委員会の総意としてまとまりつつ今あります。  この中に、准介護福祉士の仕組みについての項目が予定をされて...全文を見る
○津田弥太郎君 仮に、この修正案、先ほど言いました修正案が可決されましたならば、その内容は当然に政府を拘束することになりますし、附帯決議につきましても、これが可決をされますと、その後に柳澤大臣は、これはお決まりの言葉ではありますが、このように委員会で発言することになります。練習で...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  さて、その附帯決議を踏まえて、協定の見直しに向けて、今大臣おっしゃったように、政府はフィリピン側と速やかな交渉を行っていただきたいというふうに考えるわけであります。  現在の協定に関するフィリピンの国会での批准が本年七月ごろというふうに伺って...全文を見る
○津田弥太郎君 さて、七月ころの国会の批准、そしてその後三十日、ここから先、大臣、ちょっと失礼なことを申し上げて恐縮なんですが、今年の秋以降、おおむね交渉、再交渉が始まるということになりますと、大臣がその時点で厚生労働大臣をおやりになっているかどうかというのは、国会が新しくなりま...全文を見る
○津田弥太郎君 大事な、最重要事項って一杯あるんですけれども、本件も大変重要な事項でありますから、これからの我が国の介護制度を揺るがしかねない、この准介護がスタートしてしまうと揺るがしかねない事態になるわけでありますから、是非ともそういう形できちんとやっていただきたいと思いますし...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  さて、フィリピンとの問題については以上でありますが、今日、皆様のお手元にお配りをいたしております、外務省の作成をいたしました日タイ経済連携協定という二枚紙の資料をお配りを申し上げております。特に、マーカーでそれぞれ記したところがこの介護福祉士に...全文を見る
○津田弥太郎君 十分踏まえてということの中身については、逆に厚生労働省がしっかり外務省に対して、言ってみれば、こういう形で交渉をしてもらいたいということをきちっと言っていかなきゃいけないわけでありますけれども、中村局長、その辺についての決意を語ってください。
○津田弥太郎君 分かりました。  さて、この医療と介護という分野は、今日の我が国の社会を考えたときに国民生活に最も密着した分野の一つであろうと思います。生まれてから死を迎えるまでの間、医療と全く接点のない方というのは皆無でありましょうし、介護につきましても、自分自身あるいは家族...全文を見る
○津田弥太郎君 最初の冒頭の大臣の滑り出しは非常に良かったんですが、私と同じ意見だというふうにおっしゃったんですよね、冒頭。その後だんだん、何かあっちも課題があり、こっちも課題がありって、何だか訳が分からなくなってくるんですが、私が申し上げておるのは、介護福祉士の処遇の改善のため...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  また、本改正を真に実効あらしめるためには、現場のホームヘルパーの方々が介護福祉士を目指そうという意欲を持ってくださることが大切だというふうに考えるわけです。そのためにも、先ほどの処遇の改善を行うことで、頑張って資格を取れば報われるということが是...全文を見る
○津田弥太郎君 ただいま大臣から通信制あるいは教育訓練といったお話があったわけですが、それらについてはいずれも質の確保が前提という理解でよろしいでしょうか。
○津田弥太郎君 時間も押し迫ってまいりました。昨日大臣に、ちょっとこういう場では不謹慎かもしれませんが、一冊の漫画本を届けたんですが、見ました。
○津田弥太郎君 実は、介護の現場を描いた「ヘルプマン」という漫画があるんですね。今、単行本でたしか七号まで出ておりまして、「ヘルプマン」、大臣にその一号をちょっと見てよというんで届けたんですね。私の事務所の本棚に並んでいるんです。これ、今若い人たちが読む漫画ですから、余りここにい...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
○津田弥太郎君 私は、社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党を代表いたしまして修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これより、その趣旨について御説明いたします。 ...全文を見る
05月08日第166回国会 参議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党・新緑風会の津田弥太郎と申します。本日は大変御苦労さまでございます。  最初に、武谷公述人にお聞きをしたいと思うんですが、先ほど市井の徒にすぎないというふうにおっしゃったんですが、武谷さんは自由民主党の北海道連の事務局長をされておられ、二年前の衆議院選挙に...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。つまり、憲法九条を一番に挙げられているというのが一番最大の理由だということでございます。  次に、もう一点武谷公述人にお聞きをしたいんですが、先ほど、間接民主主義を取っているという建前である以上、いわゆる憲法改正のためだけの国民投票にすべきであると...全文を見る
○津田弥太郎君 続いて、越前屋公述人にお聞きをしたいというふうに思います。  実は、今から十七年前、PKO法案の地方公聴会の際にも、ホテルは違いますがこの札幌で、越前屋弁護士も御出席をされて、山口公述人も出席をされて、その私は議事録をちょっと拝見をさせていただきました。  大...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、時間がなくなってまいりましたんで、先ほど小坂公述人から国民投票無効訴訟についてお話がございました。  特に、この改正の限界という問題、つまり、先ほど新憲法を作るべきだという御意見がございました。つまり、憲法改正という問題と新憲法を作るんだということとい...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。
○津田弥太郎君 終わります。
05月18日第166回国会 参議院 本会議 第26号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎でございます。  現在の様々な社会不安をもたらした最大の要因は、一体何でしょうか。私は働き方のゆがみではないかと考えています。三人に一人が非正規雇用の労働者であること、若者を中心としたフリーターが平成十七年には二百一万人に達したこと、さらにはう...全文を見る
○津田弥太郎君(続) 我が党の対案は、自由民主党の首相経験者二名が採決の際に起立してしまうほどのすばらしい内容でありましたが、残念ながら、多勢に無勢、政権党でないゆえの悲しさ、いずれも廃案になりました。しかし、これらの法案の中で提起した内容は、いずれ政府案に採用しなければならなく...全文を見る
○津田弥太郎君(続) 結束して邁進することをお誓いし、私の質問を終わります。(拍手)    〔国務大臣柳澤伯夫君登壇、拍手〕
05月22日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎であります。  このパート労働法の質疑も三日目を迎えておるわけでございまして、予定では今日、終局をする予定になっておりますが、様々な点でまだ十分内容が解明できていない点があるだろうというふうに思っておりますので、大臣中心に質問をさせていただきた...全文を見る
○津田弥太郎君 答弁としてはそういうふうに答弁せざるを得ないだろうと思うんです。  確かに、非正規と正規の格差が拡大をし、パート労働者への著しい不合理な差別が常態化をする中で、今回のパート労働法改正がそうした現状の是正に大きな役割を果たすのではないか、クエスチョンマークです、期...全文を見る
○津田弥太郎君 これまで、正社員並みに働いても、経験積んでも時給八百円でしかなかったパートの人たちはという文言が表題の下に書かれています。この資料の中で、差別的取扱いの禁止の対象は、この左の上の正社員と同視できる働き方のパートのAさん、ツチノコのAさんですね、この方を指しているわ...全文を見る
○津田弥太郎君 いないようなことは考えられないというのは、これ、考えにくいか。これ、この今回の改正案の最大のコアの部分の話なんですよ、今の部分というのは。これで、考えにくいとかそういう話ではなくて、間違いなくいるという話じゃなきゃ、これ、話が展開できないじゃないですか。これじゃ、...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣から間違いなく一人以上はいるんだと、私が言っていることに違うというんだったら、もう一回言ってください。  いいですね。いるというふうにおっしゃったから話を進めます。いないということだったら、もうこれでこの委員会はもうこれ以上進める必要ありませんから。じゃ、い...全文を見る
○津田弥太郎君 それじゃ、続いてお伺いしますね。  この一般パートの中で、このDさんのようなケースはおよそ何割、総計何人程度というふうに見込んでいらっしゃいますか。
○津田弥太郎君 人数、人数。
○津田弥太郎君 さて、資料の二枚目を見ていただきたいんですが、これは公正取引委員会の所管になるわけですが、不当表示という概念があるわけです。この公正取引委員会のホームページから抜粋した漫画、非常に分かりやすい漫画であります。  大臣、よく見てください。字がちっちゃいんで気を付け...全文を見る
○津田弥太郎君 御理解賜りません。  これね、この時給八百円でしかなかったパートさんが、このAさんの場合は千二百円にって書いて丸してあるんです。あと、もうみんな同じ。Dさんも五十円アップで丸してあるんです。五十円アップするかもしれませんとか、五十円アップかクエスチョンマークとか...全文を見る
○津田弥太郎君 だから、私は、公正取引委員会の不当表示に掛かりますよと。今、大谷局長がお認めになったように、六百万人の人が五十円上がるわけじゃないんですよ。だから、この法律を分かりやすく説明するのは結構ですよ。分かりやすく説明するとしたら、一般パートのDさんたちはほとんど変わりま...全文を見る
○津田弥太郎君 ということは、今調査でもありますし、大臣御自身も、人件費が安いということが一番大きな理由だろうということは大臣御自身も認識されているという理解でよろしいですね。
○津田弥太郎君 後段におっしゃった点は後で議論させていただきます。  つまり、人件費が割安だということがパートを雇う上では最大の理由になっている。このパート労働者の働き方そのものも正規労働者と同程度の労働時間が多いんです。企業の側でも一日の時間帯別の繁忙にかかわらず同一人数でパ...全文を見る
○津田弥太郎君 何をおっしゃっているか分からない。  要は、現実の取引の中でチャイナプライスという言葉はございますよ。チャイナと同じ値段で作ってくれるならおたくに仕事出しましょうと、こういう話になれば、当然、それを受けた会社は、チャイナと同じ価格で物を作るためにはチャイナの人た...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  具体的なちょっと数字をお尋ねをしたいというふうに思います。  正社員とパート労働者の所得格差については本委員会でも既にもう何回も触れられておりますが、このパート労働者の中で、期限の定めのある契約を締結をしている労働者と期限の定めのない契約を締...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっとその数字の根拠をお聞きしたいんですが、少なくとも私の経験でいうと、有期のパートと無期のパートでは一般的には無期のパートの方が賃金が高いんではないかというふうに推測をしていたんですが、今の大谷局長の説明では有期のパートの方の方が賃金が高いというふうに説明をさ...全文を見る
○津田弥太郎君 短時間労働者で現存している方々でいえば、例えばいわゆる育児休業の後に短時間勤務をされる方とか、あるいは介護のために短時間勤務をされる正社員だとか、そういう方々が入ってくるわけですよ、当然として、当然として。それで、そういう方々も含めた計算をしているのかどうか。根拠...全文を見る
○津田弥太郎君 有期、無期というのは大変重要なところなんですね、先ほど大臣もおっしゃっておりましたけれども。ここのところが実はこのパート労働者の労働条件の改善ができない。ほとんどの方が有期で働いているんですね。  だから、ここのところの状況をしっかり把握しないで本当は議論を進め...全文を見る
○津田弥太郎君 今みたいな話をこういうのにちゃんと載せるのが重要なんですよ。本当にフルタイムパートの人たくさんいるんですよ。  大谷局長、一時間労働時間を短くしてほしいというのは、いっそ時間給でお金をもらっているわけですから可能なことなんですよ、一時間短くしてほしいと。だけれど...全文を見る
○津田弥太郎君 だれも、大臣もさっきちょっとおっしゃった有期のことで、要は、個人的な事情で私は五時間ぐらい働きたいという人はいるかもしれない、それはいるでしょう。だけど、有期でいいと思っている人というのは果たしているだろうか。それが自分のライフワークに合っているとすればそういう形...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、関連してお尋ねをさせていただきます。  パート労働者に関する雇入れ通知書のモデル様式というのは昭和五十七年十二月に通達で出されたものが最初のようでありますが、そのときからモデル様式には雇用契約期間に関する記載欄が設けられていたようであります。  そこ...全文を見る
○津田弥太郎君 分かっておらない。これは大事な問題なんですね。この有期契約か無期かという部分、これ、もうすべてに引っ掛かってくる話なんですね。調べていない、非常にお粗末。  さて、先週の火曜日の質疑で大谷局長は、今回の法改正の最大の論点、まだ一週間前の話ですからよく覚えていらっ...全文を見る
○津田弥太郎君 二問目はいいです。一問目は役人言葉なんですよ。これ、有期労働の問題、きちっとやらなかったらこの法案完成しないんです。だから、大変不満です。ここは本当に、この問題が、しっかり答えていただかないことには極めて納得ができません。  時間がちょっと経過をしておりますんで...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  大臣、続いてお尋ねをしたいと思うんですが、これまで何回か質問が出た正社員の労働条件の切下げの問題です。  つまり、この改正案に違反しないためには、パート労働者の労働条件を上げるか正規社員の労働条件を下げるかと。まあ言ってみりゃそのどっちかで、...全文を見る
○津田弥太郎君 断言していただきました。よろしくお願いしたいと思います。  次に、この比較の尺度の問題についてお聞きをしたいというふうに思います。  実効性ある今回の法案をするためには、どうしても同一価値労働同一賃金の考え方を生かしていくことが不可欠であります。均等、均衡の比...全文を見る
○津田弥太郎君 分かったような分からないような、いつもそうやって煙に巻くことが上手で、やっぱりやるならやる。それは必要なことだってお認めになっていらっしゃるんですから、大臣、もう今の時代ははっきり言うというのは大事なことですよ。御忠告を申し上げておきたいと思います。  なお、与...全文を見る
○津田弥太郎君 よろしくお願い申し上げます。  私の質問が終わった時点でまだ与党がこんな状況だと、これ以上進行できないことをもう一度警告をさせていただきます。  最後に、私の思いを述べさせていただきます。  これまで指摘をしてきましたように、今回のパート労働法の改正案は、法...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
05月31日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  本法案に関しましては、五月十八日の参議院の本会議で、与党の皆さんも大変評価をしていただいた質問をさせていただきました。引き続いて、委員会におきましても行わせていただきます。  なお、附帯決議もございますので、確認答弁的なものもござい...全文を見る
○津田弥太郎君 啓発というのはやらざるを得ないまず一歩だと思うんですが、できれば、こういう自由経済社会の中でどこまでできるかという限界があることは十分承知をしておるんですが、少なくとも、この手の問題が今は水面下にあるからなかなか表に出てこないと。表に出てこないとなかなか厚生労働省...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。よろしくお願いします。  続いてお尋ねをしたいと思います。  先般のパート労働法の改正によりまして、パートタイム労働者については、不十分ではあるものの、差別的取扱いの禁止や均衡を考慮した賃金決定の努力義務、通常の労働者への転換措置の義務化が行われ...全文を見る
○津田弥太郎君 確認いたしました。  それでは、次に移らせていただきます。  雇用の二極化ということ、これはもう今回の様々な労働法制の審議の中でも様々に指摘をされておるわけでありますが、今大臣も述べられましたこの有期契約労働者については、とりわけ雇用が不安定であるということが...全文を見る
○津田弥太郎君 私が求めておりますのは、姿勢はいいですよ、姿勢の中身の問題なんです。つまり、三か月の雇用契約、これが例えば十回繰り返されると三年間。あるいは、半年の雇用契約、半年だから三年ということは六回ですか、繰り返されれば、これも三年間。つまり、例えば三年間程度連続して雇用契...全文を見る
○津田弥太郎君 雇用契約法もいいんですが、私は、今回の法改正に基づいて行政指導としてそういう取組も段階的な取組という意味でできるのではないかと。そのことについても、大臣は雇用契約法も言われたけれども、そのこととは別に取り組めるというふうに理解をしたいと思います。  次に移らせて...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、実際にこの第九号の規定に基づき雇用形態の改善、すなわち日雇派遣状態から脱却するために、どのような具体策を大臣はお考えになっていらっしゃいますか。
○津田弥太郎君 分かりました。  そこで、今回の改正案には、この第六号に青少年に関する条項というのが盛り込まれました。この青少年について、実践的な職業能力の開発及び向上の促進その他青少年の雇用を促進するために必要な施策を充実することと規定をされているわけであります。ネットカフェ...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  関連してお尋ねしたいと思います。  今回の改正案では青少年の応募機会の拡大等が一つの柱になっているわけですが、私がこだわっておりますのは、その対象となる年齢層について、政府案の三十四歳以下、これでは不十分ではないかという思いを抱いております。...全文を見る
○津田弥太郎君 その数字が三十五歳から四十歳未満のところもあるということでありますが、私の言っている意味は、この就職氷河期の、言ってみれば先兵の年代層なんです、ここは。ここは大臣、認識は同じように持てますよね。  つまり、量だけではなくて質の問題として三十五歳未満の方と同じ悩み...全文を見る
○津田弥太郎君 この十項目、年齢制限のある求人の中で割合の大きいのが、体力、視力等加齢に伴い機能が低下するものが、採用後の勤務期間を通じ一定水準以上であることが不可欠な業務の場合というのが一番で、二番が、技能、ノウハウ等の継承の観点から労働者の年齢構成を維持回復させる場合という、...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  それで、今、岡崎さんがおっしゃった点の、ハローワークなんですね、この点は。ハローワークで全員がその職に就くんならいいんだけど、現実にはハローワークは少数派なんですね。民間の職業紹介が実は圧倒的にそちらの方が多いわけでありまして、民間の職業紹介事...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  この年齢制限の禁止につきましては、なぜ今回の法改正では公務員に適用されないのかということを衆議院でも再三再四議論になったわけであります。民間の事業主には厳しい義務化を押し付けて公務員だけ例外にするということは、これは大変不公平であり、私は本当に...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、柳澤大臣、この非特定独法、これについては民間企業の模範となるように、本末転倒にならないように、募集、採用時の年齢制限は原則として行わないよう、所管の各大臣に対して法案の趣旨をしっかり説明をして要請を行ってほしいと考えますが、いかがでしょう。
○津田弥太郎君 つまり、私が申し上げておるのは、民間と公務員、ここにおいては年齢差別の問題については、これは全く同じ考え方で臨むんだと。公務員より民間が厳しいとか、民間より公務員の方が厳しいのは私は多少あってもいいぐらいに思うんですけれども、少なくとも同等にいくんだという認識でよ...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  そこで、国家公務員法では第二十七条に平等取扱いの原則が明記をされ、さらに四十四条にはこのように書かれております。人事院は、人事院規則により、受験者に必要な資格として官職に応じ、その職務の遂行に欠くことのできない最小限度の客観的かつ画一的な要件を...全文を見る
○津田弥太郎君 大野副大臣、私の話、聞いていたの。あのね、さっき言ったでしょう。外務省とか文科省で年齢制限を付けた募集をしていたところ、衆議院の議論の最中にこれはおかしいということになって、わざわざ年齢制限を解いて再募集しているんですよ。もうそういうことが行われている中で、そんな...全文を見る
○津田弥太郎君 人事院でやっていることは分かっているんですよ。ただ、私が言ったように、先例とか慣例で習慣的にやっちゃっているんですよ。年齢制限をする必要がないにもかかわらず年齢制限をして募集をしているんですよ、文科省や外務省が。それはおかしいということになったの、衆議院の厚生労働...全文を見る
○津田弥太郎君 今日、資料を配付しているんですけど、千葉県の市川市ではもう既に、もう見てのとおり、ここまでもう既に、今年に入って五年目の、もう幹部職員の募集を完全に年齢制限撤廃してやっているんですよ。平成十五年から全国の自治体に先駆けて市川市は既に行っているわけであります。  ...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりやってください。  次に、技能労働者の問題についてであります。この問題につきましては、火曜日に同僚の小林正夫委員から質問が行われておりますが、近年、関係者の様々な努力もありまして我が国においてもコンテンツ産業など新たな産業が育ちつつあります。しかし、食料...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  もっと突っ込んで聞きたいところですが、時間の関係でちょっとはしょらせていただきます。  外国人の適正な雇用管理に関連した質問を行いたいと思いますが、ちょっと時間がないんで、労働基準法第三条あるいは職業安定法第三条において、労働者の国籍で労働条...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  次に、今回の法改正で雇用対策基本計画が終了することになるわけでありますけれども、全国指針、毎年度、雇用施策の実施に関する基本的な方針、いわゆる全国指針を策定すると、それに代わって。  そこでお尋ねをしたいと思うんですが、この全国指針については...全文を見る
○津田弥太郎君 時間になりましたので終わりますけれども、最後にハローワークの問題について私意見を述べさせていただきます。  御案内のように、先ほどもやり取りをさせていただいた、ハローワークで職業紹介をしているのと民間の有料職業紹介事業、実際にはハローワーク以外で就職をしている人...全文を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました法律案に対し、反対の立場から討論いたします。  反対の第一の理由は、本法案が、ふろしきは大きく広げていながらも、内容を精査していくとその一つ一つが不十分であることです。  例...全文を見る
06月08日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎でございます。  本日は、この宙に浮いた年金あるいは消えた年金と言われる、記録が消えている、そのことに対して一体どのような状況になっているのか。  そしてまた、本日はわざわざ当事者の方に御出席をいただいております。中村御夫妻それから梅原さん、...全文を見る
○津田弥太郎君 今般の、先ほど廣瀬さんが申し述べられた事例も含めまして、大変多くの年金の記録の問題が非常に今、日本全体を震撼をさせているわけですが、その根本原因をもう一度お述べをいただきたいと思います。
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  制度が大変難しいということも含めてお答えをいただきたいと思うんですが、本日、被害者、当事者が複数御出席をされております。この当事者のように、自らの保険料を納めていながら年金の納付記録には反映をされず、もらえるべき年金がもらえない人々が多...全文を見る
○津田弥太郎君 はい、ありがとうございます。  是非、今日御出席の当事者であります中村御夫妻それから梅原さんに対しまして、今、廣瀬社労士は被害者であるというふうに断言されたわけでございますけれども、率直にお気持ちをお二人、それぞれお聞きをしたいというふうに思います。
○津田弥太郎君 じゃ、もう一言、梅原参考人。
○津田弥太郎君 大野参考人にお聞きをしたいんですが、与党の推薦でございますから大変答えにくいだろうなと思うんですが、社会保険労務士というお仕事をされている以上、今、中村御夫妻や梅原さんの事例について、先ほどそれぞれ御自身の記録が消えているということで主張があったわけであります。安...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  廣瀬社労士に、参考人にお聞きしたいんですが、今日の当事者の方々は国民年金の問題が中心でありますけれども、厚生年金の問題についてはどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○津田弥太郎君 という、厚生年金の方が更に複雑になるというお話でございます。  そこで江原参考人にお聞きをしたいんですが、実は五千九十五万件の宙に浮いた年金あるいはさらに何件あるか分からない年金の中には、厚生年金の受給者及び被保険者も多数含まれているわけでございます。江原参考人...全文を見る
○津田弥太郎君 やからというふうに言われちゃうと非常につらいものがあるような気がするわけでありますが、ありがとうございました。  そこで廣瀬参考人にお聞きをしたいわけでありますが、政府が提出をしております法案では、社会保険庁を新たな新法人に移行するということになっておるわけでご...全文を見る
○津田弥太郎君 最後に中村御夫妻に、こういう場に勇気を持って出られたんで、安倍総理に対して率直に伝えたいことがあれば私伝えたいと思っておりますので、是非伝えたいことがあればおっしゃっていただきたいと思います。  どうぞどちらでも、どうぞ。
○津田弥太郎君 本当に今日はありがとうございました。  終わります。
06月12日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
議事録を見る
○津田弥太郎君 昨日の我々が資料を求めておりました国民年金被保険者台帳のサンプル調査、いわゆる三千件サンプル調査の件につきまして今大臣が述べられましたが、本来、国会で審議をしている当委員会に対して資料をいち早く提出するのが本来の、国会を議論を重視をする立場では当然の行政の責任であ...全文を見る
06月14日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第29号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎でございます。  先ほどから政党代表の立場の方々から連続して質問がございました。私は厚生労働委員会の現場でずっと審議をしてきた立場から質問をさせていただきたいというふうに思います。  現在、国民の最大関心事になっております年金問題に関し、年金...全文を見る
○津田弥太郎君 まず、我が国の国民年金、厚生年金の実受給者及び五十九歳以下の被保険者数はそれぞれ何万人でしょうか。また、六十五歳以上でありながら納付期間二十五年間に至らずに年金の給付を受けていない方、こういう方はこれまでの保険料が掛け捨てとなり、無年金状態に陥るということになるわ...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、今、受給者数三千百三十八万人以降、それぞれお述べになりました。  総理にお伺いをしたいと思います。ただいまお答えいただいた数字の中で、本人が支払った保険料に見合った正しい年金を間違いなくもらっているという受給者、あるいは受給者以外については、本人が支払...全文を見る
○津田弥太郎君 国民に保険料の納付を義務付け、一方で国には保険料徴収の義務が課せられている我が国。この我が国のこの制度において、内閣総理大臣でさえ、今のように答えられない、数字が出ない、自信を持って答えることができない状況が今日の異常な状況でございます。言ってみれば、今や地に落ち...全文を見る
○津田弥太郎君 総理ね、この方々はもう社会保険事務所に十数回通って門前払いをずっと受けてきているんです。ですから、わざわざ自らのプライバシーを越えて国会の参考人質疑までおいでいただいた方々なんです。でも、現実に救う救うとおっしゃるけど、救われていないんです。しかも、特例給付という...全文を見る
○津田弥太郎君 そうなんです。安倍総理になってから、もう既に二万件もの方々が申出をしたけれども却下をされている、そういう大変大きな数字が出ているわけです。  そこで、総理にお伺いをしたいと思います。  安倍総理が、三十年前の領収書を持ってこなければ保険料を支払ったと認めない、...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問に答えてくださいというふうに申し上げました。  資料を見ていただきたいと思います。これはあくまでも推定入りの私どもの事務所で作った資料でございますから、クエスチョンマーク入りでございます。例えば、安倍総理、これはホームページ等々から出させていただきました...全文を見る
○津田弥太郎君 現実に先ほども申し上げました特例納付の方が、領収書がなければ駄目です、間違いなく払った、二歳、三歳の子供を連れて行ったんだ、だけど門前払いなんです。今現在はそういう状況でずっと続いていて、安倍内閣発足以降だって二万件を超える数字が門前払いを受けているという実態があ...全文を見る
○津田弥太郎君 口で言うのは簡単なんです、口で言うのは。今現在社会保険事務所で行われている状況をどうするのか。門前払いをまだしているわけですよ、現実に。口で言うのは簡単ですよ。いつそういう状況を変えていくのか、そのことをきちっとさせていただきたいというふうに思うわけでございます。...全文を見る
○津田弥太郎君 もう一度確認します。  日本年金機構の理事長は政府参考人かそれとも単なる参考人か、どちらですか。それだけ御回答ください。
○津田弥太郎君 テレビをごらんの皆さん、ここが大変重要な問題でございます。  大変この政府参考人と参考人では大きな違いがあるんです。単なる参考人では、例えば今大きな問題となっておりますコムスンの親会社、グッドウィルグループの折口会長などと同じ位置付けになってしまうんです。社会保...全文を見る
○津田弥太郎君 私の説明に対して反論されないところを見ると、そのとおりだということで、これは正にお役所仕事の最たるものであります。  そもそも最も徴収が難しいケース、言わば困ったときの国税庁頼みをするのなら、何で最初から国税庁の下に社保庁を統合させて歳入庁として万全の徴収体制を...全文を見る
○津田弥太郎君 二十七人にわずか一人しかつながらないねんきんあんしんダイヤルを設置すること以上に、政権を替えていくことが安心の年金制度を築いていく上で最も近道であることを申し上げて、私の質問を終わります。
06月15日第166回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
議事録を見る
○津田参議院議員 民主党・新緑風会の津田弥太郎です。  社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律案に対する参議院の修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本法律案では、介護、福祉ニーズの多様化、高度化への対応が求められている中、介護福祉士の資格...全文を見る
06月21日第166回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  一昨日、文教科学委員会、外交防衛委員会におきまして、教育三法、イラク特措法改正案が強行採決をされました。法案の趣旨も性格も全く関連性を持たない法案が同じ日に二つも強行採決をされるということは、正に良識の府である参議院を冒涜することにほ...全文を見る
○津田弥太郎君 また、私がもう一つ一貫して主張してまいりました地方公聴会につきましても、まだ行われておりません。公的年金は国民生活の根幹にかかわる制度であり、高齢者にとって生活の支えとなることを踏まえるならば、単に永田町のみの議論が行われるだけでは不十分であり、国会の側から全国の...全文を見る
○津田弥太郎君 さて、先週の木曜日の本委員会におきまして、私は安倍総理に対し、消えた年金の被害者の立場で質問させていただきました。その際の総理の答弁を踏まえ、本日は制度論を含めた質問も行いたいと思います。  まず、冒頭、年金の記録漏れに関し、現時点の全体像についてお答えをいただ...全文を見る
○津田弥太郎君 今大臣から五十五件というお話がございました。社会保険庁ではオンライン上の納付記録としては存在していなかったケースとして、御本人が領収書を提示したことで納付記録を訂正した事例が今おっしゃった五十五件ということでございます。これは、随分前にこの数字は、以前は八十四件と...全文を見る
○津田弥太郎君 資料を配付をされておりますので、見ていただきたいと思います。  今大臣がおっしゃったこの五十五件、このケースにおいて記録訂正に係る期間に居住していた市町村を管轄していた社会保険事務所一覧。札幌東社会保険事務所、北海道、以下、宮崎の社会保険事務所まで、この五十五件...全文を見る
○津田弥太郎君 昨日、質問通告の際にこの資料を是非出してほしいということで出していただきました。  東京は人口が多いということは言えるわけですが、非常にこの件数も多くなっている。あるいは、北海道の三件、茨城の三件、愛知の四件、和歌山二件、広島二件、大分二件。長野も三件あるという...全文を見る
○津田弥太郎君 つまり、これらの事務所は、あるいは今長官おっしゃったように、市町村も含めて実際に消えた年金を生み出しているわけでありまして、何らかのこの理由や背景、つまり、今おっしゃったのはこういうところでこういう理由のところが多いとおっしゃっているわけですが、さらに、その背景と...全文を見る
○津田弥太郎君 諸外国の事例、様々に検証してみると、こういう掛け捨て、いわゆる公的強制加入の制度で掛け捨てになるというのは、これは非常に例が少ないんですよ。だから、この掛け捨てというものがあるということがいろんな意味で、今大臣がおっしゃったこととは全く逆の意味でこの年金制度に対す...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  それでは、次に移らせていただきます。  この消えた年金問題の解決については、今やり取りをさせていただきました税務関係書類の活用を含めて、単に社会保険庁のデータのみではなく、オール行政の総力を結集していくということが不可欠と考えております。その...全文を見る
○津田弥太郎君 是非、更に検討されて活用していただきたいというふうに思います。  次に、国会のガバナンスに関しまして、今日、福島衆議院議員がお見えになっておりますので、お尋ねをしたいというふうに思います。  先週木曜日の委員会で、新法人の理事長に関する我々国会のガバナンスが不...全文を見る
○津田弥太郎君 公明党の政調の代理でございますから、もうちょっとちゃんとした考え方言ってくださいよ。  じゃ、自由民主党の宮澤提出者のお考えをお伺いしたいと思います。
○津田弥太郎君 私は、政府参考人に準じた取扱いをするという、これは正にこの公的年金を預かっている責任者の理事長というのは当然政府参考人に準じた、政府参考人そのものにはならなくても、扱いをすべきだということを再三前回から申し上げているわけであります。  今、公明党、自由民主党の方...全文を見る
○津田弥太郎君 そうすると、今の大臣の答弁では、法改正あるいは衆参のそれぞれの規則を改正しなくても、当然に国会が出席を求めればこの新法人の理事長は出席をする義務があるというふうに考えているということでよろしいでしょうか。もう一度。
○津田弥太郎君 分かりました。  そうすると、この本厚生労働委員会で出席を求めた場合に、それを拒否した理事長は即大臣は首にするということを明言されたわけでありますから、このことはしっかり受け止めておきたいというふうに思います。  それでは、次の質問に移らせていただきます。 ...全文を見る
○津田弥太郎君 よく分かりました。  さて、話は変わります。主にこれまで年金記録確認の第三者機関のみに世間の注目が集まっておりますが、今回の法案ではこれ以外にも二つの第三者機関が大きな役割を果たすことになっております。民間へのアウトソーシングを行う業務の振り分け等に係る第三者機...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  私が申し上げているのは、このチェックするのは、直接掛金を払っている当事者というのは、これは半端じゃないですよ。だから、きちんとそういう人の代表者を入れるべきだ、これは大臣だって共感できることだと思うんですよ。極めて中立的な立場の人というのは、大...全文を見る
○津田弥太郎君 そんな微妙なんということを言わないで、きちんと対応してください。  それでは次、第三者第三者と一杯挙げているものだから訳が分からなくなってくるので、総務省の第三者委員会についてこれから質問をしてまいりたいというふうに思います。  この消えた年金の被害者は、社会...全文を見る
○津田弥太郎君 ここが大事なことなんですよ。今一生懸命、総務省で第三者委員会をつくったんだからもう大丈夫だ大丈夫だと言っているんだけれども、一体いつから始まるのか、今答弁があったように何も分かっていない。  それでは、地方の委員会が申立てを受け付けた場合、およそ何回の審議を経て...全文を見る
○津田弥太郎君 その基本方針なるものを、これいつまで策定しようというふうに考えているんでしょうか。およその基本方針のめどをお答えください。
○津田弥太郎君 できるだけ早くとか急いでとか、そういう言葉というのは、結局のところ、多くの今か今かと待っている人たちにとっては失望になっちゃうんですよ。これは、具体的に納期を明確にするというのは当たり前のことでしょう、ここまで来ているんですから。  全国どこでもいい、これ今回、...全文を見る
○津田弥太郎君 何にも明確になっていないわけですね。  それでは、この申立てについて、原則として地方の委員会が審議をすることになるようでありますが、一部の事案、例えば地方の委員会で審議が困難な事案や今後の先例となる事案については直接中央の委員会が審議を行うことになるというふうに...全文を見る
○津田弥太郎君 それ、答弁になっていない。このような場合には地方では無理なんで中央でやるという話をおっしゃっているならともかく、全く答弁になっていない、もう一回答弁してください。
○津田弥太郎君 出たとこ勝負と言うんですよ、そういうのを。本当にそれでいいんでしょうか。  今このやり取りを聞いた消えた年金の被害者の人たちがどう思うか。私は、大変これは深刻な状況だと思わざるを得ない。特に高齢者の受給者の方々で、ある面ではこの問題に大変危惧をされている方がたく...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣ね、総務省の方は出たとこ勝負だと言っているんですよ。具体的な案件が来てみないことには分からないと言っているんですよ。だから、その後でいろいろ出てきたところを見て基準をどうするか。つまり、今、中央と地方の役割分担も明確じゃない。今大臣がおっしゃったように、介護保...全文を見る
○津田弥太郎君 本委員会を休憩をして、至急理事懇を開催していただきたいと思います。
06月29日第166回国会 参議院 本会議 第39号
議事録を見る
○津田弥太郎君 解説をします。一回目は儀礼的な礼です。二回目は、年金不信を解消すべき本院がその責任を果たせていないことを国民の皆様におわびを申し上げました民主党の津田弥太郎であります。  私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま議題となりました厚生労働大臣柳澤伯夫君問責決議案に...全文を見る
10月17日第168回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  さて、本日は福田総理にお越しをいただいておりますが、首班指名の際、本院ね、本院、参議院のこと、あなたを内閣総理大臣に指名をしておりません。参議院における決選投票の結果を大臣、お述べください。
○津田弥太郎君 正解です。あなたの小沢一郎氏に対する得票比率は七九・七%、これを下回る結果が参議院では過去一度だけあります。九年前の菅直人さんに対する小渕恵三さんが七二・五%。このときは、今回のケースとは異なって第一回投票では小渕さんが第一位だったんですね。その意味で福田総理は、...全文を見る
○津田弥太郎君 今回の福田総理の選出に関して、もう一つ特記されることがあります。  直近の国政選挙の民意ですね、今おっしゃった。参議院選挙で負けちゃったんです。だから、この結果、自民党が三十七しか取れなかった、公明党は九しか取れなかった、合わせて四十六。一方で、民主党は六十議席...全文を見る
○津田弥太郎君 今回の議席数は、四年前に導入をされましたマニフェストが定着をし、基本的には国民が各党、各候補者の政策を十分に吟味した結果というふうに私は考えるわけです。  今回、福田首相を選出した衆議院の構成は、小泉首相の下で行われた郵政選挙によるもの、安倍首相も衆議院選挙の審...全文を見る
○津田弥太郎君 民意というのは直近の選挙なんですよ。参議院選挙の結果、それを受け止めた上で連立パートナーとしてどう考えているかお聞きしているんです。もう一回。
○津田弥太郎君 私は、総理大臣としてこの国をどのような国にしていきたいかということを端的に表すのは、閣僚の人選だというふうに思うんです。小泉、安倍内閣しかり。しかし、福田内閣の場合は新任閣僚はわずかに二人、居抜き内閣であり、国民には安倍内閣と福田内閣の違いが分からない。  で、...全文を見る
○津田弥太郎君 つまらない答弁ですね。  それでは、本論に移ります。  最初に、年金問題ですが、総理は既に厚生年金の受給者でありますね。年金問題の被害者の気持ちもよくお分かりになるというふうに思うわけであります。  そこで、お尋ねをします。  消えた年金あるいは宙に浮いた...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、舛添大臣、五千万件に対応する保険料総額についてはようやく社会保険庁からサンプル調査に基づく数値が示され、納付総額についてもこれを基に我が党の山井議員が試算を行い、六十五歳以上で二兆八千五百億円という膨大な額になることを明らかにしました。  政府としてこの...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問に全く答えてないんですね。  増田総務大臣にお聞きします。  結局、詳しい中身については一切データがない、持ってない、古臭いコンピューターだからというせいにしているわけであります。これだけの巨額の国民の財産が被保険者、受給者の立場からすると、納付記録か...全文を見る
○津田弥太郎君 大変つまらない答弁です。  舛添大臣、同じようにこの社会保険庁の責任についていろいろやられているようですが、どのようにお考えですか、トータルで。
○津田弥太郎君 そこで総理、さきの通常国会において私は厚生労働委員会の野党の筆頭理事を務めました。最終的には強行採決になりましたが、審議の過程においては与党の理事も委員長も年金問題の解明に私は誠意を持って取り組んでいただけたなというふうに感謝をいたしております。ただ、社会保険庁、...全文を見る
○津田弥太郎君 あのね、そういう答弁だけで済むような状況じゃないんですよ。  総務省の年金記録検証委員会では、七千八百四十件のサンプルを社会保険庁から提出してもらい、未統合の原因分析を行うというふうに承知をしておりますが、その内容及び進捗状況について、増田総務大臣、どうなってい...全文を見る
○津田弥太郎君 調べているところじゃないんですよ。数字が出ているんならちゃんと発表してくださいよ。数字の発表はできるでしょう、今おっしゃった平均加入期間とか男女の別だとか年齢など。入口段階で明らかにできるものは発表してくださいよ。もう一回。
○津田弥太郎君 さっき社保庁はひどいと言ったんだけれども、そこをきちっと記録検証委員会として、これをわざわざ総務省の管轄にしたんですよ。その総務省でもうデータは出ているんですよ。何でデータは発表できないんですか。
○津田弥太郎君 委員長にお願いします。  今、七千八百四十件のサンプル調査についての集計の中身についての資料を要求したいと思います。
○津田弥太郎君 それでは、この年金記録検証委員会以外に総務省には二つの年金関連の委員会が設置をされております。それぞれ三つが公開されているかどうか、お答えください。
○津田弥太郎君 あのね、この内閣官房にも置かれているんですよ。  渡辺大臣、年金業務・組織再生会議ですね。この会議の役割はどのようなもので、また昨日の会議がネット配信されるまで、これまで非公開を続けてきたわけですが、大臣、どういうふうになっているんですか。
○津田弥太郎君 よく言うわ。  結局ね、知らしむべからずよらしむべからず、これ全部そうなんですよ。内容を公開しなきゃいけない、オープンにしなきゃいけない、検証しなきゃいけないというのが全部見えないところで議論がされている。ガラス張りにしなかったら意味がないんですよ。それが全くさ...全文を見る
○津田弥太郎君 舛添大臣、この五十五件ベースについては、地方自治体で調査を続けている限り長時間なかなか答えが出てこない。これはもうあっちこっち探していると言ってりゃ幾らでも時間稼げるわけです。  この八十四件ベースというのは、オンライン上の納付記録が領収書により間違っていたこと...全文を見る
○津田弥太郎君 これまでの実績では、大体社会保険事務所当たり三か月に一件なんですよ。そうした訂正があるかどうかということなんだから、これマンパワーは関係ないんです。極めて容易に把握が可能なんです、この八十四件ベースの現在時の数字は。  何で九月末のが十二月末なんですか。そんなば...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、八十四件ベースというのは、手をこまねるとかこまねぬじゃなくて、形式的に出てくる話なんですよ。記録が、オンライン上記録がない。まあ間違っているかないかというのは、それは見解の相違だけれども、だからその数字がどのような状況であるかというのは、ある面では社会保険事...全文を見る
○津田弥太郎君 出せるならすぐ出してください。これも委員長にお願いします。
○津田弥太郎君 市区町村職員の年金保険料着服問題、舛添大臣のリーダーシップによる告発が始まりました。この大臣の方針自体、私も決して反対ではありません。ただ、中身について確認をさせていただきたいと思います。  大臣は、国際政治学者として活躍をされておられたときに、「求められる行政...全文を見る
○津田弥太郎君 次に、無年金者の問題について舛添大臣にお伺いします。  六月十九日、無年金者、社保庁より無年金者の数に関し、厚生労働委員会に資料が提出をされて、数か月の作業期間をいただいた上で公表できるよう努力をしてまいりたいと。  四か月たちました。どうなりました。
○津田弥太郎君 十一月下旬、約束しましたね。
○津田弥太郎君 大丈夫ですね。よし。  この無年金に陥るということは、これは本人の責任ということもあるかもしれない。しかし、現実にこれだけ多くの無年金者が発生しているわけですから、国家の責務として年金制度そのものの改革も避けて私は通れないと思う。私は、国民皆年金という趣旨を貫徹...全文を見る
○津田弥太郎君 それはないでしょう。
○津田弥太郎君 端的にお聞きしますが、総理は何年間、払ってこなかったんですか。保険料を払ってこなかった、昔。
○津田弥太郎君 あなたは年金未納で官房長官を辞任をされたわけですが、そのときの記者会見で、政治に対する国民の信頼を失ったことはざんきに堪えないというふうに発言をされたわけでありますが、言葉の真意を教えてください。
○津田弥太郎君 実はここに、昨年、東大生が書いたお役人言葉のなぞという本が出されているんですが、その中の東大生が選んだもう聞きたくないお役人言葉のワーストワンに、ざんきに堪えませんという言葉が選ばれています。  この著者の東大生によると、この言葉を知らしめたのは、今おっしゃった...全文を見る
○津田弥太郎君 総理、総理。
○津田弥太郎君 それでは、中小企業退職金共済の未払問題について、舛添大臣にお伺いをしたいというふうに思います。  さきの衆議院本会議において、我が党の長妻議員の質問により、三百六十五億九千万円の退職金が時効を迎えた今も未払であるということが明らかになりました。まず、この原因につ...全文を見る
○津田弥太郎君 はい。
○津田弥太郎君 まあ聞きますわ、じゃ。  未払案件の中で金額の最も大きいのは幾らになるか。一千万円を超えるもの、五百万円を超えるもの、三百万円を超えるもの、それぞれ何件になりますか。
○津田弥太郎君 これ、結局、退職金共済機構が契約上の当事者である事業主に過度に依存をし、個々の労働者への関与が薄かったことが問題なんですよ。そういうふうに答えなきゃ駄目だよ、大臣。  私は、国が掛金助成も行い、中小零細に退職金制度を普及させているということには、これは率直に敬意...全文を見る
○津田弥太郎君 時間がなくなってしまいました。総理に最後に一言申し上げたいというふうに思います。  七十一歳で総理大臣に就任されたと、偉大な父と完全に数字の上では並んでいるわけですが、お父さんを超えるためには解散・総選挙を行う、これはお父さん、やっていません。是非、この我が国の...全文を見る
10月30日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
議事録を見る
○津田弥太郎君 津田でございます。  正に小林委員が御指摘をいただいたこの公的年金制度について、保険料の流用の問題以外にも問題があるというこの御指摘は、これは大変重要な点でございます。  それゆえに、民主党としまして、さきの参議院選挙におきますマニフェストで三つの約束のまず第...全文を見る
○津田弥太郎君 正にそのとおりでありまして、保険料であろうが税金であろうが無駄遣いが許されないなんというのは、これはもう当たり前のことであるというふうに考えております。それゆえに、我々立法府に求められているのは、いかに無駄遣いを排除していくか、先ほど蓮舫委員が答えたとおりでありま...全文を見る
11月01日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
議事録を見る
○津田弥太郎君 坂本委員の御指名を心より感謝を申し上げたいと思います。  今委員が申されましたように、私は民間の労働組合で三十年間労働運動をやってきた人間でございます。まず、ちょっと長くなりますが勘弁してくださいね。  労使関係というのは、百の会社があれば百種類の労使関係があ...全文を見る
○津田弥太郎君 大変薄いということであります。  分かりやすく言えば、雇用保障と人事院勧告の完全実施があればいいわけで、お金が足りなければ、増税をするか、あるいは借金をすればいいという……
○津田弥太郎君 極めて安易な考え方になるわけでありまして、私はそのことに対しては大変疑問を持っているわけでございます。
○津田弥太郎君 さて、社会保険庁の労働組合、全日本自治団体労働組合国費評議会、いわゆる自治労国費評議会が社会保険庁と結んできた各種の覚書、今坂本委員がおっしゃいました、この覚書は大変大量のものがあるわけでございます。ゴルフボールの話もおっしゃいましたけれども、基本的には、オンライ...全文を見る
○津田弥太郎君 昭和五十四年五月十二日には、具体的確認事項として……
○津田弥太郎君 分かりました。  もっとたくさん申し上げたいことが多々ありますので……
○津田弥太郎君 ですから、この問題というのは、労使関係の問題として世の中にはたくさんの問題があるんです。そのことに対して坂本委員はどういう切り口で問題提起をされようとしているのか……
○津田弥太郎君 そのことをしっかり認識をしていただきたいと思います。  以上です。
○津田弥太郎君 極めてポイントになる点でありまして、山下委員、これまでの審議を聞いていただいておると思うんですが、例えば一昨日の委員会でも、答弁者の方から数々申し上げてきているわけであります。  賦課方式の公的年金制度においては、引退世代の給付を支えるために現役世代、将来世代が...全文を見る
11月21日第168回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○津田参議院議員 委員にお答えを申し上げます。  給付以外の何物でもないということであります。  年金保険料の流用を禁止し、年金事務費を国庫で捻出した場合、結果として、それだけ保険料財源の負担が軽くなるわけでありますが、今回提出させていただいた法案は、年金保険料への信頼を早急...全文を見る
○津田参議院議員 福島委員に感想も含めて述べよと言われましたので、多少長くなります。  福島委員が御指摘のように、過去において、積立金を現役世代に還元することは望ましいということで、融資や福祉施設整備が行われてきたことは事実ではないかというふうに考えます。  現実に、昭和三十...全文を見る
11月27日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。与党の出席が少し悪いようでありますが、質問をさせていただきます。  まず、本案の質問に入る前に雇用労働に関係する広範囲な部分で三点ほど質問をさせていただきたいと思います。  マイカーで職場に通勤をされている方が大変多いのは、これはもう大...全文を見る
○津田弥太郎君 舛添大臣は役人答弁と違って明快に答えられるということで評価も、あるいは評価されないときもあるわけですが、今日の言葉は評価される答弁というふうに受け止めたいというふうに思います。  さて、外務省来ていますよね。十一月十四日の読売新聞夕刊の一面トップに、フィリピンの...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで大臣にお聞きしたいんですが、報道によりますと、民間で受け入れる九十人について東京都医師会などを通じることを想定していると。そもそもこのEPAにおいては、厚労省の委託を受けた国際年金事業団、ここが日本で勤務を希望するフィリピン人の看護師らを受入れを希望する全国...全文を見る
○津田弥太郎君 厚生です。
○津田弥太郎君 非常に明快な答弁で結構でございます。  林野庁来ていますか。林業労働力確保の問題について質問いたします。  御案内のように、近年、森林に対する国民の要請は、地球温暖化の防止、国土の保全、多様化しています。鳥獣被害の問題も一方で出ておるわけでございます。私の地元...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、大変崇高なお話を今されたわけですが、この重要な役割を持っている、そうした森林整備を今後も継続をしていく上で最大の課題は何ですか。
○津田弥太郎君 そこで、価格の問題は、ここは厚生労働委員会なんで余りこう、越権行為になりますから、問題は、この林業労働力の確保という問題、これが大変重要になっているわけであります。特に、平成十七年の国勢調査によりますと、この林業労働者の高齢化率が二七・六%という数字が示されており...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっと今日は調子が良過ぎてどうしようかと思うんですが。  実は、厚生労働省では、都道府県の労働局の下に林業雇用改善推進会議というのを設置をされて取組を進めているわけですが、現在、三十六都道府県にしかできてないということであります。特に林野面積とか林業の経営体数...全文を見る
○津田弥太郎君 直ちに設置するというのはすごい発言でございますので、これは役人言葉ではありませんから、これをしっかり受け止めて後で検証させていただきたいと思います。  林野庁としても厚労省と連携して林業労働力の確保に万全を尽くしていただきたいと思うんですが、何かありましたらどう...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。それでは、本案に入らせていただきたいと思いますので、外務省と林野庁は退席していただいて結構です。  まず、労働契約法案についてであります。  この法案につきましては、衆議院段階で我が党と与党との間で修正協議がまとまり、先週火曜日に同僚の...全文を見る
○津田弥太郎君 万が一にもマイナスに働くようなことはあり得ないということですが、万が一というのは時々あるわけですね。特に厚生の方ではよく起きているわけでありまして、私は今大臣の御答弁に理解を示すものではありますけれども、万が一マイナスの事実が発生した場合には、これは当然直ちに改正...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  さて、この労働契約法制そのものについての議論というのは、既に昭和四十年代から当時の労働省の労働基準法研究会などで検討がされてきております。実際に、今回の法案が提案をされた背景としては、第百五十六国会の労働基準法改正の際に衆参両院で採択された附帯...全文を見る
○津田弥太郎君 そのとおりです。  今、青木基準局長がおっしゃいましたように、この附帯決議そのものは、労働条件の変更、出向、転籍など、労働契約について包括的な法律を策定するためというふうになっているわけです。少なくとも、この転籍については今回の法案中には含まれていません。包括的...全文を見る
○津田弥太郎君 私もこの労使関係の世界に三十年近くいた人間なんで、率直に申し上げますと、労働組合が要求を出して団体交渉を何回かやっている中で、大体この辺が落としどころだなというのは、組合の言い分が八割、経営者の言い分が二割、そこら辺が大体落としどころになっているんです。つまり、労...全文を見る
○津田弥太郎君 どうも今日はスムーズにいき過ぎてちょっと怖いくらいなんですが、ちょっとこれはスムーズにいかないかもしれません。  先週火曜日の質疑におきまして、同僚の小林正夫委員が最後に、一日に十一時間の休息を取るということについて問題提起をされました。この一日十一時間の休息を...全文を見る
○津田弥太郎君 国民的議論を今度は厚生労働大臣舛添要一として具体的に何らかの取組を始めるというふうに理解してよろしいですか。
○津田弥太郎君 その中に、例えばEUで取り組んでいるこの十一時間の休息というような考え方も議論の一つになっていくという理解でよろしいわけですね。
○津田弥太郎君 理解しました。  それでは、法務省、見えていますね。先週火曜日の委員会でも労働契約法施行後の周知徹底についての質問が行われたわけであります。これに関連して提案があるわけですが、労働契約法の位置付けの重要性を踏まえるならば、法曹の卵に対する司法修習のカリキュラムの...全文を見る
○津田弥太郎君 是非そのようにしっかり進めていただきたいと思います。  そこで、次に最賃法について御質問をさせていただきたいと思います。  この最低賃金法の改正案が可決、成立した暁には、最賃制度が適切に機能する中で、我が国のあらゆる労働者が健康で文化的な最低限の生活が営むこと...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣、今、青木局長の方から言いました。東京都の食料費二万八千円余、秋田県二万六千円ということは、一日当たり食費は千円切るわけですね、九百幾らですよね。それから、住居関係費というのは、東京が二万八千円で秋田が二万七千円で、千円しか違わないのね。これも常識ではちょっと...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっと大臣、口ごもっている。とても、こういう計算式というのは何らかのそれは根拠があって出されている数字であるということは分かります。ただ、これどう考えても、東京と秋田とでは最低賃金が百二十一円違うんですよ。東京の標準生計費が十万九千円で秋田の標準生計費が十万六千...全文を見る
○津田弥太郎君 秋田県の隣は山形県ですから、岸副大臣、是非、山形県も秋田県の次に最低賃金低いですから、ちゃんと聞いていてくださいよ。  青木さん、念のために確認したいと思うんですが、先ほどおっしゃった、東京都と秋田県の最低賃金で働く労働者というのを、生活モデルによって、一か月百...全文を見る
○津田弥太郎君 そうですね、これはもう単なる掛け算の話です。つまり、十二倍をすれば二千百十二時間になる。一方で、青木労働基準局長の最も重要な担当法律である労働基準法、ここでは一部の特例を除いて週四十時間労働が定められているわけであります。上限一杯一年間働いた場合でも、年間の労働時...全文を見る
○津田弥太郎君 私、長野県で最低賃金審議会の委員六年間やってきた人間ですから、あの議論の場を私、直接やっていますからよく分かっているんです。議論になるんです、この時間の問題が。  これ、それぞれの都道府県の最低賃金審議会でこのことが議論になると、労働局の方から、いや、そうはいっ...全文を見る
○津田弥太郎君 今日、資料を配付をさせていただいております。これは、金融広報中央委員会が昭和三十八年から調査をしている、世帯ごとの貯蓄の有無についてであります。  この右側の貯蓄ゼロ世帯の推移を見ていただきたいわけですが、平成十三年に貯蓄ゼロ世帯は一六・七%と大幅に上昇し、さら...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  最後の質問に入りたいというふうに思います。  成長力底上げ戦略推進円卓会議、先ほども与党の方からも御質問がございました。いわゆる円卓会議の件でございます。これが本年三月に首相官邸の下に設置をされて、実は私の出身組織のJAMの会長もメンバーにな...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
12月25日第168回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
議事録を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  資料を配付してください。櫻井委員の質問に関連しまして、若干、冒頭、肝炎問題について質問をさせていただきます。  大臣、人間というのは、例えば交渉をする際、交渉、いろんな交渉ありますね、今回も裁判所で和解交渉がされてきているわけですが...全文を見る
○津田弥太郎君 そこなんですよ。つまり、責任の存在というものを法的ということから更に広げたところでどう表現をするかというところが大事で、そこがないと、お金を出すということではもう済まない。お金の問題はもうある面では一定の状況になっているわけですから、そこを明確にする。  つまり...全文を見る
○津田弥太郎君 是非、きちっとしたその責任、どういう責任かということを明確にしていただくことを私の方から再度御要請を申し上げておきたいと思います。  さて、年金の問題に移らせていただきます。  私ども民主党は、全国民の年金記録を正しいものとするためにすべての紙台帳の照合作業を...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっとやりにくいんですが。  こういうことを大臣が書かれているんで、これは正に政治家舛添要一になってもこれが信条だというふうに私は思うんです。ですから、すべての紙台帳の照合、問題はそこなんですよ。この照合をいつまでに行うという目標を具体的に明示をし、その実現を...全文を見る
○津田弥太郎君 長々とやらないでください。  要は、明確な目標を立てていないということが明らかなわけでありまして、大変遺憾だというふうに申し上げておきたいと思います。  この年金時効特例法に基づく支給決定状況について大臣にお尋ねしたいと思いますが、現時点における支給決定金額は...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、資料二を見ていただきたいんですが、今月の十七日からねんきん特別便が送付をされております。そこでは、訂正がない場合は確認はがきを切り取って返送をし、訂正がある場合も現役加入者の場合は年金加入記録照会票を同封された返信用封筒で返送することになっているんですね...全文を見る
○津田弥太郎君 九割ですね。よく分かりました。また、じゃ検証していきたいというふうに思います。  そこで、訂正がない場合の確認はがきの返送の件でありますが、記録の訂正がある加入者の場合は、将来の年金受給額を増加させるというインセンティブが働きます。しかし、訂正がない方は、確認は...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。それで、それだけやって九割が何とか何らかの意思表示が伝わるということだと理解をしました。  そこで、二次名寄せの問題でございますが、十月二十五日に本委員会で蓮舫委員が二次名寄せの問題について取り上げました。一次名寄せは氏名、生年月日、性別の三条件が...全文を見る
○津田弥太郎君 その次に、氏名の緩和問題について、ちょっと、うるさいんですけど。
○津田弥太郎君 氏名の緩和の問題で、この資料の二のところにも今おっしゃったようなフルヤ、フルタニということもあるわけでありますが、これ是非委員長にお願いしたいんですが、この氏名の条件緩和の詳細に関する資料の提出を求めたいと思いますが。
○津田弥太郎君 これ、この限られた人たちでこのような内容を決めるんではなくて、やっぱり世間には一杯知恵があるんですよ。ある面では事実は小説よりも奇なりとよく言いますけれども、とんでもない読み方だって一杯あるんですよ、現実には。ですから、これはもっと知恵を集めてやるべきだということ...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、最後のページを見ていただきたいんですが、契約日のところが空欄になっております。私は、四年近く前に債権債務の履行が終了している本契約について、その法的有効性を争うつもりはありません。契約日が空白である契約書も有効となることは承知をしているわけであります。しかし...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  それじゃ次に、資料四と五を出していただきたいと思うんですが、私が予算委員会で要求をいたしておりました資料が、ちょっと遅れて、十一月中に出すということだったんだけど、ちょっと遅れて出てまいりました。  まず、資料四の方の資料でございますが、これ...全文を見る
○津田弥太郎君 次に、無年金者の問題であります。  ここ数字が一応全部入りました。この現時点において二十五年に満たない者、括弧で二つ、六十五万と四十五万とあって、合計百十万人になるわけでありますが、これからこの七十歳までの期間を納付しても二十五年に満たない者、六十歳以上で見ると...全文を見る
○津田弥太郎君 時間がなくなってしまいました。  最後に、労働者派遣法について一点だけお伺いをしたいというふうに思います。  大臣、やっぱりこの派遣労働の問題の深刻さというのは何かというと、基本的に、労働について対価を支払う者、お金を支払う者と、労働について指揮命令を行う者が...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。