津田弥太郎
つだやたろう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月06日 | 第169回国会 両院 平成十九年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党・新緑風会・国民新・日本の立場から、平成十九年度補正予算三案に反対した理由を申し上げます。 第一は、財政規律を無視した編成が行われていることであります。 本来、補正予算には、当初予算編成後に生じた事由に基づき特に緊要となった経費など、極めて限定的な経...全文を見る |
02月27日 | 第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第3号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田です。 今日は、お三方それぞれのお立場で大変貴重な御意見ありがとうございました。追加質問を含めて十分以内に上げたいと思いますが、最後のアイシンさんのお話、感想だけ申し述べます。 大変アイシンさんは超優良企業でありまして、そこで採用されていらっし...全文を見る |
○津田弥太郎君 ありがとうございました。 | ||
03月14日 | 第169回国会 参議院 予算委員会 第8号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。 冒頭、福田総理にお尋ねをいたします。 総理は、本院における施政方針演説で、野党の意見も積極的に取り入れながら責任ある政治を遂行することに全力を尽くしますと述べられました。まだ覚えていますね。しかし、残念ながら、衆議院における予算審...全文を見る |
○津田弥太郎君 総理の偉大なるお父様福田赳夫総理は、昭和五十二年の予算審議の際、不十分ではあるものの、野党各党の要求をのんで三千億円の特別減税の上乗せを自ら内閣修正をされているわけでありまして、今おっしゃった、野党から云々というお話がございますが、私どもはしっかり対案を出しており...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 さて、それじゃ道路特定財源について、昨日の平田議員の質問に引き続き、多くの不適切な事例、これが明らかになっているわけであります。 一つ目、野球グラブの購入、二つ目、練習の際のグラウンド利用料、三つ目、マッサージチェアの購入、四つ目、カラオケセットの購入、五つ目...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 冬柴大臣、今その一部というふうにおっしゃいました。私は今十点の問題と慰安旅行のことを言いましたが、その一部というのはそのどれを指すんでしょう。 | ||
○津田弥太郎君 総理、いかがですか。 | ||
○津田弥太郎君 本来、国会審議の前に必要な見直しを行い、その上で暫定税率の維持を提案されるんなら提案すべきですよ。野党やマスコミの指摘を受けて慌てて見直していくというのは全く順番が逆なんです。そのことを指摘をさせていただきたいと思います。 さて、衆議院に提出をされました資料を...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今お話がありました天下りの数で第一位、率でも第二位に見事なりました関東建設弘済会との随意契約の件数は百六十八件、契約額が六十八億八千万円というふうになっているわけであります。 随意契約は一般競争入札に比べて二割ほど割高になる、癒着の構造を早急に改め無駄遣いを排...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今会計検査院長はしっかりやるという言い方をしたわけでありますが、それだけでは納得がいきません。 当委員会として、この検査をしっかりやっていただくように、委員長の方から要請をしていただきたいと思います。 | ||
○津田弥太郎君 それじゃ、会計検査院長、退席してとっとと取り組んでください。 それでは、冬柴大臣にお聞きをしたいと思います。よく聞いてくださいよ。「自動車関係諸税は、公共事業五カ年計画や道路特定財源のあり方の検討にあわせ、見直します。その際、特に自動車重量税については、その財...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 いろいろ述べられましたけどね、このアンダーライン引いてあるところ、「暫定税率の引き下げにより納税者に還元する」というふうに書いてあるんですね。これ、今おっしゃったとおり、公明党のマニフェストです。二〇〇五年、二〇〇七年、昨年の参議院選挙のマニフェストにも書かれてお...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 お聞きをいたします。聞き方変えますよ。 ここに書かれている内容は、現在、来年度予算案と税制改正案を提案をしております政府の立場と同じですか。 | ||
○津田弥太郎君 これ、テレビを御覧の皆さんもよくこの文章を見ていただきたいと思うんですが、冬柴大臣が何が何でもこの自動車重量税の暫定税率を引き下げるんだというリーダーシップを政府内で発揮していれば、公明党の提案は通ったんじゃないですか。どうですか。 | ||
○津田弥太郎君 大臣、先ほどおっしゃったように、マニフェストの発表時点で幹事長をやられておりまして、まさにその実現を図る中心的な立場、そのあなたが国交大臣に就任しているにもかかわらず、これが実現されていないどころか、そうした方向さえ見えてこないのが今現状なわけであります。 こ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 皆さん、このマニフェストを信じ、自動車重量税が引き下がると思って衆参の選挙で公明党に投票した有権者は一体どうなるでしょうか。冬柴大臣、国民を欺き、あなたの責任は極めて重いと言わざるを得ないわけであります。 次に、松島国土交通副大臣、お尋ねいたします。 資料...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、二〇〇二年のコラムを少し紹介しますね。一ページ目の上から六行目、「私は」、松島みどりはね、「従来から、暫定税率という、まやかしの方法で負担をかけ続けるのは税制の本道からはずれているし、もう、むやみに道路を作ることはやめるべきだと考え、クルマと油の暫定税率撤廃...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 まさに、今大変節。こんなことを有権者は絶対に許さないですよ。国土交通省のトップ大臣とナンバーツーの副大臣が、元々の党の政策や自身の信念では暫定税率引下げを主張しながらも、省庁の言いなりになって十年間の暫定税率維持を提案をしている、こんなばかにした話はありません。と...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それじゃ、総理、お聞きのとおりです。任命権者である総理の御所見をお伺いします。 | ||
○津田弥太郎君 これは、今回のこの国会の最重点課題でこのようなナンバーワンとナンバーツーが大変節をしているということについては、これはもう、この道路特定財源をめぐる議論はこれは極めて重要なターニングポイントを迎えているとしか言えないというふうに思います。そのことをしっかり指摘をし...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 昨年六月に建築基準法が改正をされたわけであります。建築偽装問題などを受けて行われたものであり、目的を含めた方向性を否定するものではないんですよ。しかし、そのやり方、実際にどのように実行するかというところが間違っていたんです。 構造計算プログラム、これが大臣認定...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、昨年の十二月に完成をするという約束が、実は二月に延びて、そして、今おっしゃるように、これから完成をさせて発売の予定だということは、現場ではまだ動いてないということになるわけです。 一体この今建築業界の大混乱はいつごろ収まるんですか。どうなっているんですか...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 認定後三週間を経過をしても何も進んでいない、これが現状であります。この問題につきましては、来週我が党の同僚議員が徹底的に議論を行いたいというふうに思っております。 さて、新銀行東京の問題についてもお尋ねをいたしたいと思います。 私は、今日の経営悪化に至った...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 なぜ開業後既に三年間が経過をしようとするのにいまだに検査に入っていないのでしょうか。新銀行東京は、毎日平均で何と一億円近い損が出ている状況であります。もっと早い時期に金融庁が検査を行い、ずさんな経営を正していれば、ここまで大きな問題には至らなかったはずであります。...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 金融行政の主務大臣なんです、内閣総理大臣は。 それで、内閣府設置法に定める金融危機対応会議の議長も総理が務めています。この会議は、過去、りそな銀行、足利銀行の二つの銀行の処理に関して開催をされております。新銀行東京についても、危険があったときには速やかに開催し...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 先ほども言いましたように、事態をどんどんどんどん待っているととんでもないことになっていくわけであります。早急な対応を要求をしたいというふうに思います。 さて、今日は他にも課題をたくさん用意しておりますので、労働問題に移りたいと思います。 現在、三人に一人が...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 総理、この働き方のゆがみというのは何によってもたらされたのか分かりますか。経済財政諮問会議、規制改革会議といった総理や首相官邸に直結した組織を設置し、国民の日々の悩みや苦しみが全く分からない民間議員を集め、国の重要な改革を丸投げしてしまった、そのことに大きな原因が...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 この経済財政諮問会議は内閣官房長官と極めて密接な関係にあるわけです、今おっしゃったとおり。 それでは、経済財政諮問会議の発足時、このときの内閣官房長官のお名前を、福田総理お答えください。 | ||
○津田弥太郎君 そのとおりですね。経済財政諮問会議発足時の官房長官は、現在の福田総理、あなた自身であります。更に言うならば、この経済財政諮問会議が跳梁ばっこしていった小泉内閣において、引き続き、当初三年間、内閣官房長官を務めたのも福田総理、あなたです。真っ先に責任が問われるべき福...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 去る一月二十二日、参議院本会議において、自民党の参議院会長である尾辻議員がこのような発言をいたしました。「私が大臣をさせていただいたときに、しばしば経済財政諮問会議に呼び付けられました。」、「民間議員から、国会決議を無視すればいいという発言を耳にしたこともあります...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、自民党の参議院の議員会長がこういうふうに述べられているわけですよ。これは今総理がおっしゃったようなことじゃない。厚生労働大臣が呼び付けられて国会無視しろと言われているような、そんな会議なわけですよ。 昨日、舛添厚生労働大臣も経済財政諮問会議が主導した社会...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、民主党が政権を取ったならば、必ずこの経済財政諮問会議は廃止されるであろうことを国民の皆さんにお約束をさせていただきたいと思います。 さて、最近、偽装管理職、名ばかり管理職という言葉が広く目に付くようになりましたが、福田総理はこういう言葉御存じですか。 | ||
○津田弥太郎君 これ、どういう意味だと思っていますか。 | ||
○津田弥太郎君 もちろん、この偽装管理職、名ばかり管理職は違法行為であります。典型的な例として、本年一月に判決が、一つの判決が出ました。訴えていましたのは、マクドナルドの店長、高野広志さん、四十六歳。午前四時半に自宅を出て、六時過ぎに店に入り、七時に開店した後は自ら調理、接客を担...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 この判決は、まだまだ日本には、日本の裁判には正義が貫かれているというふうに多くの国民が安心をちょっとだけしました。マスコミ各紙も大体この判決を支持されているようでありますが、日本マクドナルド側は店長に残業代を支払う考えはないとして現在控訴を行っております。また、こ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 この我が国の長年の伝統であります、我が国の最大の特徴の一つである勤勉であること、これは私は大変大事なことだと思うんです。しかし、この勤勉であることが悪用されるというようなことがあってはならないわけでありまして、私は、そういう本当に一生懸命職務を果たそう、結果として...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 実は、昨年の十月、神奈川県内の四十代のマクドナルドの女性店長がくも膜下出血で倒れ、三日後に亡くなっています。過労死の疑いも濃厚な事例でありますが、この事例も、特定個人の問題ではなく、会社のずさんな労務管理の犠牲者と言わざるを得ません。 実際に、これとは別に、愛...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣、人の命というのは取り戻すことができないんです。健康も、いったん失われた場合、なかなか取り戻すことは難しいんです。だから、今対策を講じないと犠牲者が次々に生じていく可能性が高いんです。猶予がないんです。これ、是非とも基準監督署に指示していただきたいんです。もう...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 実は、このマクドナルドのビジネスモデルは、アメリカ本社に支払うロイヤリティー、これがまず一番なんです。これが売上げの二・五%、昨年でいうと百十億円、これをまず払うことが一番なんです。これを捻出するためにだれが犠牲になるかというと、労働者になるんです。 これ、し...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 先ほど私が申し上げましたのは、このアメリカ本社に払うロイヤリティー、これは何が何でも取るぞと、そして残りでおまえらやれということになればどうなるか、このビジネスモデルは間違っていると申し上げているんですよ。だから、そこに対して何らかの対応をしていかなければ、ファス...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、可能性の高い話として鴨下環境大臣にお伺いします、可能性の高い話として。 地球温暖化対策の中心的な役割を果たしている環境省は、平成十年から、地球温暖化の防止に関し顕著な功績のあった個人や団体に対してその功績をたたえるため大臣表彰を行っております。その中...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 福田総理のメールマガジンのバックナンバー、これによると、このイの一番に取り上げた、日本マクドナルドを取り上げたのは、地球温暖化対策に取り組んでいるから、このバックナンバーによりますと、載せたということになっているんですよ。思い出しましたか。 | ||
○津田弥太郎君 これ、御自分の、総編集長になっているんですよ。このメールマガジンの総編集長は福田総理御自身なんです。しかも、このメールマガジンにはマクドナルドの会社のホームページへのリンクまで張られているんです。これは、まさに福田総理自らがマクドナルドの宣伝を行い、原田CEOのビ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 鴻池委員長にお願いを申し上げます。 日本マクドナルドを取り上げた根拠について、福田総理から本委員会に対し、本日中に文書での資料提出を求めます。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、年金の記録問題に移ります。 社会保険庁のオンライン上には記録がないものの、御本人の領収書によって納付記録が訂正された件数、これは五千万件の外にある、まさに社会保険庁公認の消えた年金の件数でありますが、そろそろ十二月までの累計件数がまとまったころかと思...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それは九月でしょう。 | ||
○津田弥太郎君 これ、十二月末の時点の数字。今日は三月十四日ですよ。何でこれがちゃんちゃんと出てこないのか。しかも、三月末にはこの五千万件の問題も含めたすべての名寄せが完了をする、最後のお一人まで解決をするという期限が来るわけであります。 これ、委員長、今月中ということでは、...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 多くの方の年金記録が消えてしまった。五千万件の年金記録が宙に浮いてしまい、巨額の税金を使って後始末を行っていること、そのことに対する責任の所在を改めて問う必要があります。 昨年十月、総務省の年金記録問題検証委員会は、年金記録問題の責任について検証をしています。...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 さて、昨年六月、当時の村瀬社会保険庁長官は、歴代の今おっしゃった長官に信書を発送し、賞与相当額、賞与相当額といっても一期分ですよ、自主返納を求めました。それからもう既に九か月を経過をしたわけであります。当然、現在までに全員が全額の返納を完了したと思うわけであります...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 最も責任が重いと言う前に出した返納なんですよ。返納要請なんです。本来だったらこれに更に三倍、四倍の返納を求めていくんですよ、だって最も責任が重いという発表を九月にしたわけですから。それが今のお話だと、まだ納めていない人がいる。たった一期分すら納めていない人がいる。...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 次に、通勤途上災害についてお尋ねをいたします。 大阪で、先ごろこのような事件が発生しました。自動車で通勤をしている方が仕事帰りに交通事故の現場に遭遇し、人命救助のため車外に降りているときに別の車に追突をされたというものです。被害者は労災認定を求めたようですが、...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、多くの皆さんが運転免許証の更新をされているわけですが、この運転免許証の更新の際の講習用に使われている「交通の教則」、警察庁交通局が監修しているものですが、ここには、歩行者と運転者に共通の心得として、救護に関しどのようなことが書かれておられますか。 | ||
○津田弥太郎君 そうですね。 もう一度泉国家公安委員長に確認をしたいんですが、先ほどの答弁と併せ、泉大臣としては通勤途上のドライバーに対しても命を救うために救護の役割を期待をしている、そういう理解でよろしいですね。 | ||
○津田弥太郎君 これ、実は現在の厚労省の解釈においても、人命救助を行った場合に労災として認められるケースがあります。 一つは、道路が片側一車線、そこで路上に倒れている人が通行の妨げになっている場合には、通勤経路の確保ということで労災が認められる。命が尊いから被害者を救助をする...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今大臣がおっしゃった労災保険は事業主の掛金によって成り立っている、それはもう私もよく承知をいたしております。経営者の皆さんがお金を出している。我が社の社員がもしそういう場に遭遇をして、そして人命救助のために助けに行ったところ事故に遭ってしまった、そんなやつはとんで...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 こういう事故はあちこちで発生しているようでありますから、私も実例を報告を受けて今この問題を提起しておりますので、是非早急な判断を、血の通った、舛添大臣、血の通った判断をお願いを申し上げたいというふうに思います。 えらい厳しい対応ばっかりしましたんで、最後にちょ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、解答をいたします。──はい、正解。正解は、妊産婦であることを示すマタニティマークであります。 これ、舛添大臣、実際にこうしたマークを付けている女性を見かけた場合に、周囲はどのような思いやりのある気遣いを心掛けたらよいでしょうか、具体的にお述べください...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 テレビの、御覧の皆さん、今、舛添大臣がゆっくりと丁寧に説明をされました。 このマークの実は問題点は、普及率の地域格差が大変著しいということでございます。これは何とかしないといけない。つまり、普及率の低い地域にお住まいの方が仕事や旅行に行った先でこのマーク、私も...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
03月24日 | 第169回国会 参議院 予算委員会 第13号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。 本日は、時間の関係で道路問題と年金問題に絞って質問を行います。 まず、先週の金曜日に我が党の平野達男委員が行った質問について、理事会預かりとなった部分がございます。改めて本日、この場で冬柴大臣から政府見解の答弁をお願いいたします。 |
○津田弥太郎君 ありがとうございました。しっかり議事録に載せさせていただけたと思います。 引き続き、冬柴大臣にお尋ねをしたいと思います。 ここに公明新聞、昨年十二月六日号というのがございます。大臣は丁寧にお読みいただいているだろうというふうに思うんです。前回のマニフェスト...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 マニフェストよりも更に進化をして、一般財源ということではなくて、暫定税率そのものをもうやめたらどうかというふうに北側幹事長は言っているわけで、これは明らかに大臣の立場と所属をされている公明党の主張というのは違っているんです。これ、冬柴大臣自身が出身政党の政策をいと...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これを旧省庁で分けますと、当然ながら八割以上が旧建設省であります。この旧建設省の役人が多数天下りをして、その見返りに道路特別会計から随意契約で多額のお金が流れる。実際、道路特会からの支出が年間六十八億七千万円にも達している関東建設弘済会の百三十一人を筆頭に、随契の...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、この日本交通計画協会の副会長兼理事の中に現職の国会議員の名前が見受けられるようですが、それはどなたでしょう、冬柴大臣。 | ||
○津田弥太郎君 現在の自民党の幹事長代理であり、小泉内閣においては現在の福田総理の後任として官房長官も務められているわけであります。 この日本交通計画協会には、実は建設省の元技術審議官、副会長、同じく元道路局長など三人が理事に名を連ねております。しかし、これまで指摘された他の...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 昭和五十二年、一九七七年。 実は、驚くべきことが分かりました。道路局の元総務課長であり現在の国交省大臣官房の大森総括審議官、よく御存じですね、この方と増田大臣は大学の学部も一緒、建設省の入省も同期。また、現在の道路局ナンバーツーである原田道路局次長、御存じです...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、年金問題に移ります。資料を見ていただきたいと思います。 この五千万件の宙に浮いた年金について、いよいよ三月末までに、国民にまずは誤解をさせていたということについては大臣からも謝罪が行われたところであります。 これ、大事なことは、年金記録問題がどれ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ例えば、厚労省の「未統合記録の全体像」では、死亡が判明した方や脱退手当金の受給をしている方を同じくくりにしているんです。 しかし、死亡一時金を間違いなく受給しているのかどうか、あるいは本人が死亡されて遺族が一人もいないことが確定されているのかどうか、さらに...全文を見る | ||
03月28日 | 第169回国会 両院 平成二十年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党・新緑風会・国民新・日本の立場から、平成二十年度予算三案に反対した理由を申し上げます。 第一は、道路特定財源の維持とガソリン税等の増税が盛り込まれていることであります。 道路整備だけを優先する制度は、財源に余剰が生じていることなどからして、完全に意義...全文を見る |
04月08日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎であります。 まず、今、西島委員が外に出ちゃったんですが、予算委員会、昨日の、指摘がございましたあの労使なれ合い、やみ専従問題、これについてお尋ねをしたいというふうに思います。 過去十年間にわたって二つの労働組合が社会保険庁の職員で構成さ...全文を見る |
○津田弥太郎君 これ、この違法に受け取っていた給与の返還という問題ですが、会計法上では過去五年間という縛りがあるようでございます。私は、そういうことでは国民は納得しないと思う。私も納得できない。 昨年の通常国会でも議論したわけでありますが、労働組合の過去の取組において極めて親...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 年金流用禁止法案の私は提案者のときに、この労使関係のあるべき姿についてるる述べた記憶がございます。私は、やっぱり社会保険庁におけるその労使関係の問題というのは、最終的にはやはり一番大事な国民の皆様にしわ寄せを持っていってしまった、そのことが大きな原因だというふうに...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 ここで問題になってくるのは、最も重い責任があるのは歴代社会保険庁長官だと、そのことが指摘をされたらそれに対して処罰があるのは当たり前でしょう。これがなかったら意味がないんですよ。原因を明らかにしただけじゃ意味がないんですよ。原因を明らかにして、その結果出てきた責任...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 実は、今おっしゃったその給与の一部返納というのはそのボーナスの一期分の返納ということでありますが、これは検証委員会の最終報告の前にやっていることなんですよ。要は、これはやっぱり厚生労働省としても社会保険庁としても何かやっぱり誠意を示さなきゃいかぬということでやって...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そうしますと、これまでの歴代の社会保険庁の長官、十数人いらっしゃいますけれども、その中で罪の軽重を検証されていると、厚生労働省として。それこそ、死刑から始まって懲役刑まで含めて検討をされていると。まあ私の例えは余り適切じゃないかもしらぬけれども、そういうことで理解...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 先ほど大臣は、総務省の検証委員会はこれは政府の見解だというふうにおっしゃった。そこで最も歴代社会保険庁長官の罪が重いというふうになったと。しかし、その報告が出る前に一時金の一期分だけの返納をやった。私はそれでは済まないと思う。例えば、この最も罪の重い歴代社会保険庁...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そうなんです。社会保険庁長官ともなると退職金も大変な金額になってくる。四千万円台二名、五千万円台二名、六千万円台三名、七千万円台五名、何と八千万円台までいる。 これ今、先ほどから、昨日もそうなんだけれども、国民がこれだけ苦しんでいるところで、その最も罪の重い人...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 先ほど大臣も、個別具体的にそれぞれの長官の罪の軽重も検討しなきゃいかぬというお話がありました。特に、昭和六十年九月三日に国民年金の普通台帳の廃棄命令を出した当事者の責任というのは、これは私は極めて重い、これは大臣も共通の認識を持っていただけるんではないかと思うんで...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、さっきからそれぞれの社保庁の歴代長官の問題についておっしゃっているんです。私は、この正木元長官というのは特に重い。退職金も、推定ですが七千万円台もらっているんだ。これ、長尾元部長も含めて事情を聴く、これは当たり前のことでしょう。 これ、委員長、この委員会...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 本来ならば、昔の言葉で言えば市中引き回しの上、その後は退職金没収、こうなってもおかしくない連中ですよ、この連中は。そのことについて大臣が全く直接事情も聴いていない。これじゃ話にならない。 そこで、次に移らせていただきますが、政府委員で結構です。重要な問題があり...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、ちゃんと昨日通告しているんですよ。これ、分からないことはないでしょう。 だって、今、現実に記録につながった人の中で私は二十五年を何とかクリアできた人というのは恐らくいるだろうと思う、これだけの数がいれば。しかも、このことは大変重要な意味を持っているんです...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 できない。 | ||
○津田弥太郎君 もう一回お伺いいたします。 これ、大変重要な問題なんです。掛け捨てになるかならないかというのは大変重要な意味を持っているんです。これからのねんきん特別便、あるいは四月から行く、加入者、受給者に対して、全員に対して行くわけですが、大変これ、二十五年になるかならな...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 これは大変重要な意味を持っています。委員長にお願いしたいと思います。これ、厚生労働省、社保庁に対して、今私が申し上げました数字について本委員会に結果を早急に報告するよう求めたいと思います。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、入念照会についてお尋ねをしたいというふうに思います。 例えば、昭和二十三年十一月二十九日、舛添要一さんの誕生日です。この年の生まれの舛添さんは日本に一人しかいないかもしれない。そうすると、五千万件の記録にヒットした場合には入念照会が行われるんです。 ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 実は、これ、衆議院の厚生労働委員会で山井議員の質問に対して大臣が、入念照会については実施計画をつくってみたいというふうに、今もそれに近いことをおっしゃっておるわけです。ですから、それ夏ですか、衆議院のときには今月中、つまり三月中というふうにおっしゃったというふうに...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。しっかり取り組んでいただきたい。 特に、何回も申し上げますが、二十五年になるかならないかというのは大変重要な意味を持っているわけで、掛け捨てになるかならないかというのは、これはもうまさに生き死に、天と地、そのぐらいの違いがあるわけでありまして、特...全文を見る | ||
04月16日 | 第169回国会 参議院 少子高齢化・共生社会に関する調査会 第5号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。今日はありがとうございます。 今日のテーマは外国人の受入れと社会保障ということですが、この調査会で議論している大本の外国人労働者の受入れそのものについてどう考えるかということについて少しお聞きをしたいと思います。 手塚先生のお考えと...全文を見る |
○津田弥太郎君 特に単独企業型の場合には、トヨタの例をおっしゃったように比較的技能研修というのもしっかりやれるんですが、そうじゃない、いわゆるブローカーが介在をして出稼ぎ外国人労働者を入れる場合には、いわゆる安く、日本人よりも安く使えるということが最大のメリットとして受け入れてい...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 ありがとうございました。 | ||
04月22日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 おはようございます。民主党の津田弥太郎であります。 今日は、社会保障及び労働問題に対する質疑、一般質疑ということで、私は今まで労働問題はかなり深くやってきたんですが、昨今を取り巻く特に社会保障問題を中心に、大臣を中心に質疑をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る |
○津田弥太郎君 今まで大臣は極めてセンセーショナルなせりふを言われてまいりました。死に物狂いでやるとか、牢屋に入れるとか、最後のお一人までやるとかいろいろ、極めてセンセーショナルなセリフを言われてきました。 ちょっと考えてくださいよ。やっぱり、今党派を超えてというふうにおっし...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そこで、今大臣もおっしゃった新型インフルエンザに関してお聞きをしたいというふうに思います。 厚生労働省の行う業務というのは国民生活に最も身近な分野が多いわけでありまして、それゆえに、今大臣もおっしゃったように国民から感謝されることも多ければ、一方で、問題が起き...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 これ、ちょっと具体的にお聞きしますが、西山さん、この政策立案を行った担当部署である結核感染症課の官僚の方々というのは社会機能維持者の範疇に含まれるんですか。 | ||
○津田弥太郎君 ということは、西山さん、あなた自身も含まれるというふうに理解していいわけですね。 | ||
○津田弥太郎君 私はそうではないと思っているんですよ。 大臣、もし支持者の方からなぜ私は事前接種を認められないのかというふうに尋ねられた場合、大臣は政治家として、あなたは社会機能維持者ではないからですと面と向かって答えられますか。例えば、医療従事者に優先接種を行うと書く分には...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 検討してください。社会機能維持者というこの言葉そのものに私、こだわっているんですよ。具体的な中身のことについて私は言っているわけではないんです。やっぱり、こういう言い方をされて、あなたは社会機能維持者か維持者でないかという、これは大変つらいことです。同じ一家の中で...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 法律改正についてはいかがですか。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、中身について少し議論をさせていただきたいと思います。 問題点は二つに大別をされるのではないかというふうに考えます。 一つは、そもそも七十五歳という年齢に着目した新たな制度をつくる必要があったのかという、これは根本的な問題であります。二つ目は、今回...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 納得できる説明になってないんですよ。 私は、現役世代の負担増に歯止めを掛けていくことを否定するつもりはありません。また、高齢者について応分の負担をお願いすること、このことも否定するつもりはありません。しかし、冒頭に指摘をさせていただいた経済財政諮問会議の主導に...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 もう既に四月一日から実施している制度なんですね。このような基礎的な推計というのは、これは当然なされなきゃいかぬ。だって私、二〇一〇年も言っているんだよ。二〇一〇年ぐらい出なくてどうするんですか。それは、もちろん推計でやるわけです、いろんな仮定の条件を付けてやるわけ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、先ほどの三番目、川崎元大臣が理由に挙げた七十五歳以上の高齢者について、その心身の特性等に応じたサービスを提供する必要があるというふうに言っているわけでありますが、この七十五歳以上に限定したサービスとして実施されているものを列挙してください。 | ||
○津田弥太郎君 そこで、水田局長、今おっしゃったその具体的な限定サービスの内容というのは、この独立した制度を創設しなければ行えないんですか。そこ、お答えください。 | ||
○津田弥太郎君 そこで、あなたが最初言ったように、特に制度をつくらなくても対応できるんですよ。あなたは最初にそれおっしゃったじゃないですか。 そこで、この財政的な問題に関しても、あるいは、今、七十五歳以上の独自のサービスに関しても、七十五歳以上の独立した制度でなければならない...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 退官後、民間損保会社の顧問を務めたようでありますが、ただいま御答弁があったように、こども未来財団の理事長。 それでは、このこども未来財団の一般会計、特別会計それぞれについて、この財団の収入に占める公費の割合とその総額についてお答えください。 | ||
○津田弥太郎君 要は、ほぼ一〇〇%弱公費で賄っている。 ちなみに、財団の役員給与規程第四条によると、真野理事長の俸給は月額九十六万八千円、このほかにも東京二十三区内に勤務しているということで特別都市手当、さらには夏と冬のボーナス、同じくこの財団の退職手当支給規程第三条、退職金...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、年金の問題に移らせていただきたいというふうに思います。 本委員会において、政府参考人から、ねんきん特別便、このねんきん特別便の未統合記録の作業における位置付けというのはまさに主軸の課題であるというふうに答弁が行われてまいりました。 そこで、お尋ね...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 通告しているんですよ。そのぐらいの調査ができなくてどうするんですか。主軸だと言っているんだ、このねんきん特別便が。何で出てこないんですか。納得できません。 | ||
○津田弥太郎君 これ、さっきから私、強調しているのは、主軸だと言っているの。主軸だと言っていて、詳しい中身が全然出てこない。これ年齢ごとに五歳刻みで見るというのは重要な意味があるんです。 私はもっと言いたい。都道府県ごとも、これ状況を見たい。どういう状況になっているのか。それ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、本当に一〇〇%の回答にしていくためには絶対必要なことだと思うんですよ。今までの回答がどういう内容だったのか、それを見れば、その残りの未回答のところをどうすればいいかという実はヒントが生まれてくる、そういう意味で私は大変重要だというふうに思うんです。 です...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 前回の私が質問したときにも結果が出なくて、委員長預かりにしていただいた件、御質問させていただきたいというふうに思います。 消えた年金あるいは宙に浮いた年金について、記録訂正が今行われているわけです、順繰りに。そのことによって無年金だった人が年金受給者になった、...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 リップサービスではないわけですね。 さっきから、あれも駄目、これも駄目ってね、むしろ今、私責めている問題じゃないんですよ。二十五年を、三百か月を満たしたか満たしてないかというのは、これ極めて、ある面では多くの国民の皆さんに対して、ねんきん特別便に対して、極めて...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 時間がなくなりました。 最後、大臣、このペーパー、四月七日の予算委員会、実はこの予算委員会はテレビ入りで行われました。この方についての大臣の答弁が求められたわけでありまして、大臣の答弁は、なかなか事業主の方の御協力を得られないというふうに四月の七日の予算委員会...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 済みません、時間超過して申し訳ないです。 これ、個人の名誉を著しく傷つけているんですよ。だから、本人は事情聴取に応じると言っていると。第三者の問題は確かに調整をしなきゃいかぬ点はあるかもしれない、百歩譲って。しかし、事情聴取に応じるというのと、なかなか事業主の...全文を見る | ||
05月20日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。 まず介護二法の質疑に入る前に、ちょうど一週間前、道路特定財源に関する基本方針が閣議決定をされました。当日の閣議には、G8の労働担当大臣会合と重なったということで、唯一舛添厚生労働大臣のみが欠席をされたわけでございます。 そこで、大...全文を見る |
○津田弥太郎君 私は、この道路特定財源の一般財源化というのは厚生労働省にとってはまさにビッグチャンス、こういうふうに私は受け止めているわけであります。 これまで特定財源という縛りの下で道路整備にしか使えない潤沢な予算が確保されてきた、一方で社会保障費については、もう何回もこの...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 決意としてはちょっとまだ不十分な気がするんですが、八月の概算要求前から、少なくとも先ほど言いましたように、この参議院のすべての厚生労働委員会のメンバーは大臣の応援団にならせていただきたいと思いますので、全力を尽くしていただきたいということを要望を申し上げておきたい...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 本来、この地域係数については医療保険福祉審議会で、国家公務員の調整手当の級地区分を基本としつつ、客観的な指標等を踏まえ、必要な補正を加えて用いることが適当というふうにされておりました。今大臣もおっしゃいましたが、国家公務員の調整手当は平成十八年度から地域手当という...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 是非、しっかり直近の分科会の議題にのせていただいて、まあ最終的には来年ということになるのかもしれませんが、お願いを申し上げたいというふうに思います。 さて、次に介護、看護の人材問題、これに関連して、先週の金曜日の参議院の本会議で可決をされました我が国とインドネ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、この包括的な連携の中の一つである人の移動、これについては、主としてこれは日本側の関心事項であったのでしょうか、それともインドネシア共和国側の関心事項であったんですか。端的にお答えください。 | ||
○津田弥太郎君 人の移動についての関心事は、これはインドネシア側にあったということであります。今回のEPAでは、当初二年間で介護福祉士六百名、看護師四百名を受け入れることになっているわけです。 お尋ねをしたいと思うんですが、昨年の通常国会におきまして士士法の改正案の審議が本委...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 このインドネシアには介護に関する資格あるいは専門学校がないわけです。現時点では、日本政府とも協議の上で一定の研修を行い、その修了者にインドネシアの国内資格としての、国内資格ですよ、介護福祉士を付与し、日本に送り出すということになっているわけであります。 我が国...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 それで、我が国の、インドネシアからの門戸を開いて他国の人材を受け入れるということは、これは技能研修や様々なところでも議論されておりますが、物の輸入などとはこれは決定的に異なる、当たり前のことであります。人にはそれぞれの文化、生活があり、郷に入れ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、トラブルが発生してしまった場合には国際問題になる可能性はあるわけでありますから、厚労省としても事例の把握に努めるとともに、可能な限りの対応をお願いしたいというふうに思うわけです。 日本に住むイスラム教徒は、食べ物、これ非常に神経質になるというふうに私は聞...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それから、看護師とか介護福祉士、あるいは候補生として来日した方々のケアとして、国際厚生事業団では電話相談などの対応をなされるというふうに聞いております。私は、国家資格取得前はもとより、取得後においても、もうこれで面倒見ないということではなくて、引き続き様々な相談に...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今日は賛成法案なので余り見せ場がなくてちょっと寂しい感じもしないわけでもないんですが。 それで、今回のEPAにおいては、受入れ指針の中で日本人と同等報酬ということが要件とされているわけでありまして、国際厚生事業団のチェックも行われるというふうに聞いているわけで...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣、今おっしゃったんですが、技能研修の中で建前と本音がありまして、建前はすばらしいんですが、本音のところでは、日本人が働かない、働きたくない、日本人を募集してもだれも来ないところに技能研修の人たちを入れると。つまり、それは何かといったら、低賃金であり、三Kとかそ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そこで、これも技能研修のときには様々な形で発生していることなんですが、仮に、支払われる賃金が労働契約で規定した額に満たないとか、あるいは賃金不払というようなことが行われた場合、あるいは人権上の問題が発生をしたというような場合には、これ当然、関係部局が連携をして適切...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣から入管という言葉が出ましたんで、今日は、法務省、お見えになっていると思います。外国人の入国あるいは在留管理を行っているわけであります、法務省はですね。 今回、インドネシアから来日することになる看護師あるいは介護福祉士が労働搾取をされることのないようにする...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 ちょっと、全然質問の答えになっていないんですが。私は報酬額の下限を示すべきだというふうに申し上げたんです。厚生労働省に対して多少気兼ねをされているのかもしれませんけれども、在留管理をされているわけですから、トラブルが起きないように、この賃金、労働条件の問題というの...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 賛成法案なんでこれ以上追及はしませんけれども、もうちょっと積極的な答弁をしていただきたいなと思います。 さて、今回のEPAでは、外国人研修・技能実習の職種を観光分野に拡大するということも前向きに検討するということとされているわけでありますが、この外国人研修・技...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 明快な答弁をいただきまして、時間がかなり経過をしておりますが、最後の質問に入らせていただきたいというふうに思います。 介護労働者の労働条件を引き上げていこうという問題の底上げをしていくためには、どうしても、先ほどもちょっと私述べましたが、最低賃金の問題、我が国...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そこで、私、前に何回か申し上げましたように、公労使という話合いというのは特に、公はともかくとして労と使、そこが意見対立するのはこれはもう当たり前のことでありまして、この最低賃金の問題というのを労と使の言い分を、何回もいつも言っていますが、半分半分で聞いていたんじゃ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 私の質問は以上で終わります。 ありがとうございました。 | ||
06月03日 | 第169回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎であります。 私も小林委員同様に、法案の提出者に対する質問のみならず、これだけ大きな問題がある後期高齢者医療制度を今日まで推し進め、更に今後も維持しようとされている政府に対しても質問をさせていただきたいと思います。 最初にこれを見てくださ...全文を見る |
○津田弥太郎君 私自身も含めて、昨年七月の参議院選挙以降、民主党の国会議員は直近の国政選挙の民意という言い方を度々してまいりました。そのたびに、郵政選挙で示されたその民意を背景にしている与党の皆さんは、非常に嫌な顔を本当にされていたわけであります。しかし、四月末の山口二区の補欠選...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、具体的な御質問をさせていただきたいというふうに思います。 一つ、私がどうしてもこだわりのある点が一つあります。それは、この後期高齢者終末期相談支援料についてであります。私は、この終末期の医療の在り方、これについて国民的な議論を積極的に行っていく、この...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 おかしいですよ。これだけ問題になっているのに、何一つ実績が分からない。 例えば国立病院の場合は、根拠法となる独立行政法人国立病院機構法にこういうふうに書いてあるんですよ。医療の提供、医療に関する調査及び研究並びに技術者の研修等の業務を行うことにより云々というふ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣、多少よいしょしていただいて有り難いんですが、事務方の方は中医協任せにしているんですよ。大臣はこれから人選をされるとおっしゃっているかもしれない。しかし、私が今指摘したように国立病院ぐらいはすぐ分かってもおかしくないんですよ。そんなのは問い合わせをすればすぐ分...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 しっかりお願いします。 そこで、高齢者医療制度の廃止法案が出ているわけでありまして、この件につきまして政府参考人にお聞きをしたいというふうに思います。 この廃止法案が成立をいたしますと、旧老人保健制度へと高齢者の医療制度は戻っていくわけであります。その場合...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 三百二十億円が総額、その内訳。 | ||
○津田弥太郎君 その他の費用、今私が申し上げたような人件費だとか様々なその他の費用についてお答えください。 | ||
○津田弥太郎君 これ、私の方から、後期高齢者医療制度導入の際に掛かったコスト、項目別に国、地方自治体、保険者等に分けて答弁をしてくださいというのを通告してあるんですよ。そんなばかな話はないよ。速記止めてください。 | ||
○津田弥太郎君 通告をしてあるので、できれば数字をきちっと出していただきたいと思うんですが、もう一度政府参考人の方で答弁できませんか。 | ||
○津田弥太郎君 地方自治体のことは分かりました。 じゃ、国の方だけすべての経費について数字を報告してください。 | ||
○津田弥太郎君 ちゃんと通告しているんだから、聞いていないとかそういうふらちなことは言わぬでくださいよ。きちっと反省しているとちゃんと言って。 | ||
○津田弥太郎君 事前に通告をしていることについて、私の方からさっき言ったように、きちんと申し上げているわけ。そのことについてこういう答弁では納得できないですよ。きちっと言ってください、委員長。 | ||
○津田弥太郎君 それじゃ、次の質問に移らせていただきます。 最初の質問で、システム費ということについては金額がお答えになりました。今度は逆に、この後期高齢者医療制度から旧老人保健制度に戻す場合にどのような事務が発生するか、事務、金額じゃありませんよ、考えられるものを列挙してく...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、今おっしゃった様々な事務が発生するわけですが、地方のことは分からないということであるならば、国の方で今おっしゃったような事務がどのぐらいの費用、どのぐらいを見込まれると思いますか、お答えください。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、地方について、先ほどはお答えにならない部分がありましたが、私の質問通告では入っておりますのでお聞きをさせていただきます。いかがですか。 | ||
○津田弥太郎君 分からないことばっかり。 それでは、今年の四月から、医療保険及び介護保険の自己負担の合計額が一定額を超えた場合に負担を軽減する仕組みが設けられているわけであります。 そこで、政府参考人にお伺いをしたいんですが、本日議題となっております廃止法案が成立をした場...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、後期高齢者医療制度の世帯において介護保険受給者が存在しているのはおよそ何世帯でしょうか。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、この合算によって負担額が軽減されるのは何人なんですか。 | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 そうすると、私通告しているんですよ。答えられないとは事前には言っていないんで、局長、まじめに答えてほしいんだけど、何人か分からないというふうにおっしゃるんだけど、次の質問は、この負担額の総額は幾らというのを私は聞くことになっているんだけど。答え...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そういうことだそうです。 それで、小林委員の方で幾つか質問をされた点の中で、今厚生労働省で五月十九日を締切りにした長寿医療制度の創設に伴う保険料額の変化に関する調査を行っているということでありました。この厚労省のアンケートを見ますと、モデルとなる年金収入は七十...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 これ、保険料がどうなるかということのために緊急に調査をしているわけですよ。だから、どのくらいカバーしているのかというのが全然分からないと、一つのケースとしてやっているだけだと。これはどのぐらいカバーするか分からなくて、その結果を我々は受け止めるわけにいかないですよ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今おっしゃいました、そうすると水田さん、七十五歳以上の後期高齢者全体の何%今回のこの調査によって保険料の推移を確かめることができるんですか、何%。 | ||
○津田弥太郎君 保険料が、大臣がさっき小林委員の質問のときに官房長官が悪いんだという話をされたわけですよ。七割か八割云々という話ですね。これ重要なところなんですよ。それで、この今回の調査というものが後期高齢者のどのぐらいをカバーしているものなのか。それによって本当にその七割、八割...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 残り時間があともう少しになってまいりました。 私は、この老人保健制度がベストな制度であるというふうには思っておらないんです。一番抜本的な解決策、先ほど冒頭大臣もおっしゃっておりました一つの制度として、解決策として年齢にかかわらず同一の保険制...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 そこで、現在の後期高齢者医療制度においても五〇%を超える公費が投入をされているわけであります。しかし、当然ながらこの公費の元は税金、これはもう間違いない。この税金の徴収の際に年齢によって区分をしているわけじゃないわけです、税金の徴収の際に。若者に幾ら使われてお年寄...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 今答弁していただいた課題については同じ意識を持っています。事業主の問題は確かにあるだろうと思います。是非、事業主についてどういう対応が今後必要になってくるかということについては大臣も多分お考えがあるだろうと思うんですが、例えばどんなことを考えられますか。 | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 今おっしゃったことに加えて、やや細かい問題を含めれば扶養家族の取扱い、あるいは現行の保険者の有する財産の帰属の問題、こういうものもあるわけですが、これ、その多くは年金の一元化、これもこの委員会で議論していかなければいけない課題になっておるわけで...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 時間がなくなってまいりました。論語の言葉に、過ちては改むるにはばかることなかれ、過ちては改むるにはばかることなかれという、今回のこの後期高齢者医療制度廃止法案というのは、まさにそういう形で出てきていることだというふうに思うわけであります。 私は、国権の最高機関...全文を見る | ||
12月02日 | 第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎であります。半年ぶりになります。大分待たされました。 そこで、ちょっと通告をしていないんですが、大変重要な問題が先週の金曜日に発表されましたので、大臣、御案内のように、年金の標準報酬遡及訂正事案等に関する調査委員会、まさに舛添大臣の直属の野村...全文を見る |
○津田弥太郎君 大臣が、組織的関与があったと、疑わしいからあったという形になったわけです。 さらに、私は、今回のこの報告の中で件数などもるる書かれているんですが、どうしてもこれは氷山の一角としか思えない。当然、この聴き取りの手法等々を考えれば、やはりどうしても全員が本当に正直...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 岩本委員長にお願いしたいんですが、極めて国民注視のこの記録問題において大変重要な事実が明らかになったことを踏まえますと、この問題に関する集中審議を本委員会で是非開催をしていただきたいと思います。 | ||
○津田弥太郎君 それでは、労基法の改正問題についての質疑に入らせていただきたいと思います。 最初に、行政改革が各省進められているわけであります。地方の出先機関が大幅な組織縮小が進められているわけで、私が住んでいます地元の長野県労働局でもハローワークの一部業務が長野市にある労働...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 私、出張所でサービスは低下はさせないという話は、事務方は言っているんですよ。ただ、ハローワークの仕事というのは単に求人と求職だけじゃないんですよ。その地域の経済情勢、企業、そこにある企業が今後どのような生産計画を考えているか、それに基づいて人員をどういうふうに考え...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣が答弁なされた点は、後ほどまたいろいろ引用をしたいと思います。 今回の改正の大きな柱というのは、御案内のように、時間外労働に対する割増し賃金率の引上げというところが最大の柱であります。 おさらいをするならば、まあ釈迦に説法かもしれませんが、現行の二五%...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 私と意見を共有していただけるということでありまして、更に取り組んでいかなきゃいかぬというふうに思うわけであります。 そこで、先ほど小林委員のところでも大変議論になった点で、資料も見ていただきたいんですが、今回の改正の中で、言ってみれば、条文にはなかなか読めない...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 その三十六条二項に基づき本法案の施行後に定めることになります大臣告示、どういう内容になるか、もう一度お願いします。 | ||
○津田弥太郎君 法定を超える割増し率ですね。 この四十五時間というのは、この時間外労働の限度に関する基準の中で、三六協定で定める延長時間の一か月の上限を念頭に置いたということであります。当然、これは過労死の認定基準としても、これ以降、業務との発症の関連性がだんだん強くなるとい...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 分かりました。 大臣お戻りになりまして、お疲れさまでございました。 そこで、私は、六十時間まで二五%の割増し率であったものが六十時間を超えて突如として五〇%になる、そういう姿についてはこれは当然、違和感をもうすべての方々が持つわけでありまして、当然、段階的...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 ちょっとそれでは納得できないんですよ。 これ、六十時間で五〇%になるわけです。二五%、まあ一時間から二五%でいった場合に、四十五時間にさあ差しかかりましたと。六十時間が五〇になるわけですから、この四十五のところでは二五からかなり五〇に引き上げておかないと効果が...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣、後期高齢者医療制度を変えるときあんなに間髪入れずに言っておいて、こういう問題を少しはサービスしてよ。 これ、やっぱりどう考えても、さっきから何回もこだわって申し訳ないんだけれども、四十五時間超えるというのは例外なんだ、例外については当然二五からはるかに超...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 どうしても目安を出さないという話では私は多分済まなくなっていくと思いますよ、今後。 これ、この四十五時間のところ重要なんです。中小企業も含めてこれは対応していくわけですから、努力義務とはいえ、これは大変重要なんです。次の問題が適用除外の問題に入っていきますから...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 大臣、聞いたでしょう、聞こえたでしょう、ちゃんと。大企業と中企業では七万円、およそ、大企業と小企業では九万円、これだけの開きがもう現実にあるわけです、賃金の面で。 これ、残業代を含まない段階でこれだけの開きがあり、これに残業代を加味すると、たとえ割増し率が同じ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 ここ、確かに経営体力の問題というのは私は理解できます。ただ、この六十時間を超える残業に対して五割増しにするということを中小零細企業に当てはめたら、ばたばたと企業がつぶれるか。 これ、さっき四十五時間という話が出て、さらにその上で六十時間という形になるわけですよ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 経営者って、自分たちにとってマイナスの話というのは、みんな会社がやっていけない、つぶれる、こういう話をいつも言うんですよ。私は今まで団体交渉している中でどれだけそういう話言われたことか。それでつぶれた会社はないんですよ。でも、みんなつぶれる、やっていけない、組合の...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 もう大臣らしくない意味不明な答弁では困るんですよ。 何で私がここにこだわるかというと、これ、今みたいなダブルスタンダードというのは、これはどうしても中小企業の人材を集めるときにも問題になってくる。優秀な人材が集まりづらい、なってくるわけであります。変な話ですけ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 もう一声何とかならないですかね。交渉じゃないんだけど、やっぱりこの三年後の見直しというのは大変重要なんですよ。ここで一番私が恐れているのは、更に三年後に何とかしましょうとかいう話になると、もう力抜けちゃうんだよね。だから、やっぱり大臣の決意として、この見直しの三年...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それでは、次に移らせていただきますが、先ほども大臣はフランスで長く勉強やお仕事をされていたというお話がありました。十一月の二十二日に、フランスの最大野党であります社会党の党大会で、大統領選挙にも出馬をしたロワイヤルさんを下して、新たな党首としてオブリさんが選出をさ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 またさっきと同じ。 これ、やっぱり大臣の強い決意が、あの後期高齢者のときあんなに強い決意を示したんだから、少しは労働の部分でもちゃんと示してくださいよ。あれだけ後期高齢者のときに七十五歳以上の方々の悲鳴はやっぱりちゃんと聞こうということで方針転換を言ったじゃな...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 正直言って、私の個人的な見解で、大臣も前やったから。雇用保険の料率を下げなくていいですよ。やっぱりこういうことをやってほしいんですよ。この方が効くんだ。雇用保険の料率〇・四下げるという話、今回の麻生総理の件で出ているわけですけど、私は、そのこと以上に、今の更にこの...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 やっとでちょっと思いのいくような答弁をいただきまして、ありがとうございました。 それで、太田安定局長に年長フリーターのことについてお聞きをしたいというふうに思います。 十月三十日に取りまとめられました政府の生活対策の中で、この非正規労働者の雇用安定対策の強...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 実はこれ、去年の雇用対策法の改正が行われたんですが、このときに私は本会議と委員会と両方で発言をさせて、この就職氷河期、今、太田局長がおっしゃった、これについての質問をしたんです。そのとき、三十代後半も法案による施策の対象年齢に加えて新たな対策を講じるべきであるとい...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 それは、中身が大事なことはよく分かるんです。ただ、三十五歳未満と書いてあるんで、四十歳未満というふうにやっぱりきっちりしていくというのは重要だと思うんですよ。そこは是非念頭に置いていただきたいというふうに思います。 さあ、そこで、時間も残り少なくなってきたんで...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 是非この実務研修のところで、これはケース・バイ・ケースによるんだと思うんです。しかし、そこではしっかり、少なくとも労働基準監督署が、そういう悩みを抱えている人たちが相談に来たときには、あなたは労働者性が認められないから当方は相談に乗りませんなんということになっちゃ...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 最後でありますが、十一月の四日の日に、労働政策審議会における検討を経まして労働者派遣法の改正案が政府から提出をされました。 内容面の議論というのは後日に譲りたいというふうに思うんですが、そもそも小泉改革の下で企業の使い勝手の良さを求める余り、働き方に関する規制...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 終わります。 | ||
12月18日 | 第170回国会 参議院 厚生労働委員会 第10号 議事録を見る | ○津田弥太郎君 森委員にお答えを申し上げます。 本法案は、事業主に対して助成されます雇用調整助成金の要件の緩和や支給日数の延長を実施し、現在対象となっていない非正規労働者についても助成対象とすることで横行する契約期間中の解雇や派遣切りをできる限り防止しようという六か月限定の緊...全文を見る |
○津田弥太郎君 雇用保険の適用範囲について、本法案におきまして、この第四条第一項あるいは第六条第一号の二の改正によりまして、派遣労働者及び短時間労働者を雇用保険の適用対象者とするものということにしているわけであります。 この事業主に対して助成をされる雇用調整助成金の要件の緩和...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 お答えを申し上げます。 本法案におきましては、国庫負担に関する暫定措置を定めた附則第十条を削除することとしておるわけでございます。これによりまして、国庫負担につきましては四分の一、二五%という法律に明記された本則へと戻るわけでありまして、現在の暫定措置である本...全文を見る | ||
○津田弥太郎君 このような状況においては、国の雇用政策への責任を明確化し、国民の生活の基本となる雇用の安心網を従前以上に充実させることが極めて重要なものとなっているわけであります。 この件につきましては、御党の山本保前参議院議員が、平成十一年五月二十四日の…… | ||
○津田弥太郎君 参議院本会議におきまして、まず国庫負担を雇用保険法の本則どおり給付の四分の一まで引き上げることが必要であると考えますが、いかがでしょうかという質問を行ったことを私は高く評価をしたいと思います。 | ||
○津田弥太郎君 お答えを申し上げたいというふうに思います。 アメリカの金融危機に端を発する景気後退により、我が国の雇用失業情勢は急速に悪化しているわけであります。そうした中で、セーフティーネットとして第一に役割を担うべきものは言うまでもなく雇用保険制度であります。 今回提...全文を見る | ||
12月22日 | 第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号 議事録を見る | ○津田参議院議員 おはようございます。 長勢議員におかれましては、旧労働省の御出身ということで、私の出身組織の先輩である鍵田節哉元衆議院議員が大変お世話になりまして、特にホームレスの問題でも大変お世話になっておりましたことを感謝申し上げたいというふうに思います。 今御指摘...全文を見る |
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 雇用安定事業とは、そもそも、被保険者及び被保険者であった者及び昨年の法改正で加えられました被保険者となろうとする者、これに関し、失業の予防、雇用状態の是正、雇用機会の増大その他雇用の安定を図るための事業であります。 今回提出をさせ...全文を見る | ||
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 現行の雇用保険法では、失業給付の受給要件を被保険者期間十二カ月以上としておりますので、保険料を十一カ月分負担したが、失業給付を受けられないということも生じ得るわけでございます。 今回の法案では、失業給付の受給要件を六カ月に短縮して...全文を見る | ||
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 本法案では、六カ月間はこのような緊急措置を行うことを立法府の強い意思として政府に義務づけるものであります。本法案を成立させていただき、雇用失業情勢が一刻も早く改善の道をたどることを私は期待いたしておりますが、仮に必要があれば、現行法の...全文を見る | ||
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 現行制度では雇用保険の加入者のみが助成対象となっておりますが、本法案では、例えば二カ月以上の勤務をしていることを要件とするため、雇用保険に加入していないことの多い非正規労働者の休業等も対象となり、この点がまさに派遣労働者等の解雇の防止...全文を見る | ||
○津田参議院議員 私どもの案でございますと、雇用期間が二カ月から三カ月の労働者であっても、離職の日以前一年間の被保険者期間が通算されるわけでありますから、納付した期間の保険料が決して無駄になるわけではなく、履歴として残ります。仮に、三カ月のパートが勤務を終了した後に他の事業所で三...全文を見る | ||
○津田参議院議員 一〇〇、ゼロの話は、余りこのお答えとしてはかなわないと思います。 | ||
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 この雇用保険料の率の引き下げの問題について、雇用失業情勢がさらに厳しくなる状況を踏まえて、雇用保険財政を維持した上で、なおかつ一層の充実した施策を行うべきという立場から、現段階での引き下げについては慎重に検討すべきではないかというふう...全文を見る | ||
○津田参議院議員 お答えを申し上げます。 将来的な方向性としてはともかく、現に二事業が存続している以上、緊急的な雇用対策の財源としてこれを活用していくことは何ら矛盾するものではないと考えております。 | ||
○津田参議院議員 お答え申し上げます。 本法案では、三十一日以上の雇用期間があるすべての労働者に雇用保険を適用することとしており、これによって、これまで雇用のセーフティーネットから外れてきた非正規労働者を中心とした人たちをすっぽりと雇用の安心網で覆うことが可能になるわけでござ...全文を見る | ||
12月24日 | 第170回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号 議事録を見る | ○津田参議院議員 鴨下委員にお答えを申し上げます。 委員は、雇用保険の被保険者についての支給要件ということで、勤務二カ月未満の労働者に適用がないことは問題ではないかという趣旨の問いだと思います。 ただ、そもそも、非正規労働者約千七百三十二万人、このうち雇用保険の被保険者と...全文を見る |
○津田参議院議員 お答えを申し上げたいと思います。 御指摘をいただいたような点というのは、これから、政省令の改正も含めて当然対応していかなければならないというふうに思います。大変重要な点でございますから、当然、法施行後さまざまな形で工夫がされていくことは問題はないと考えており...全文を見る | ||
○津田参議院議員 鴨下委員にお答えをさせていただきます。 雇用調整助成金の対象となるための勤務要件については、我々三党案では、法文上は、継続雇用期間が二カ月以上の派遣労働者の休業等が対象であるとの例示を行った上で、その後に、派遣労働者の雇用の安定を図るために必要な措置を講ずる...全文を見る | ||
○津田参議院議員 鴨下委員にお答えを申し上げます。 この例示部分というのは、確実に義務づけをする。これは大変重要な意味を持っているわけであります。そのことに意味があるというふうに考えております。 |