津田弥太郎

つだやたろう



当選回数回

津田弥太郎の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○津田弥太郎君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る三月二日及び三日の二日間、丸川委員長、福岡理事、羽生田理事、大沼理事、長沢理事、川田委員、小池委員、行田委員、薬師寺委員、福島委員及び私、津田の十一名により、群馬県における社会保障及び労働問題等に関する実情を調査してま...全文を見る
03月26日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  今国会は例年以上に本委員会での与野党のぶつかり合いが予想されるところですが、先ほどの与党の木村委員、羽生田委員のすばらしい質問、本当に同感であります。ただ、これから予測されて出てきます派遣法、あるいは残業代ゼロ法案、さらには技能実習の...全文を見る
○津田弥太郎君 全ての派遣会社を許可制にする、まあそこは、先ほども言いました、今大臣もおっしゃいました、一定の規制強化であることは否定いたしません。ただ、一般派遣についても、従来から許可制となっているわけです。この許可制の派遣会社の不適切な行為というのも相当程度、実は野放しになっ...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、今簡単に答弁された、余り蒸し返されたくない、去年の十一月五日の衆議院の厚生労働委員会で、大臣はこの件についてこう答弁されたんです。  意見聴取をした際に反対一色だった、それを全く無視して継続させたというときには、やはりそれは幾ら何でも、労働局としては意見を...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  これ、ホワイトカラーエグゼンプションとか裁量労働の拡大とか、こういうことをこれからやろうとされているとするならば、労働時間の正確な把握、現行における労働者の労働時間の、本当にどういう時間を働いているのか、実際の働いている時間はどうなって...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問に答えていないんですよ。  企画業務型裁量労働制の拡大の議論を行う場合には、基礎データとして現行制度において対象労働者がどのような働き方をしているかということ、これが分からなければこれ議論になりませんよ。ですから、ここは法案審議までに必ず調査結果を明らか...全文を見る
○津田弥太郎君 次に、高階政務官にお尋ねをします。  現行制度の下で裁量労働制が適用されている労働者に係る脳・心臓疾患及び精神障害の労災認定件数、過去三年間でどのような推移をしているか。また、労災申請が行われながらも、裁量労働制のため労働時間の把握が困難で不支給となった事例、過...全文を見る
○津田弥太郎君 これ最も大きな問題なんですよ。裁量労働制だから労働時間の実態が分からない、だから労働者がどんなに働いても、何時間働いたか把握していないから、死んでもそんなものは労災と関係ないという話になるわけで、これって恐ろしい話なんですね。だから、きちっと把握しなければ、これ本...全文を見る
○津田弥太郎君 続けて、高階政務官にお伺いをいたします。  今回のこの裁量労働制以上に労働時間規制が緩やかな、いわゆるホワイトカラーエグゼンプションを政府は提案しようとしているわけでありますが、この制度は、管理監督者にさえ支払われているんですよ、深夜とか休日の割増し賃金は。これ...全文を見る
○津田弥太郎君 これも法案審議までに必ず提出していただくよう委員長にお願いします。
○津田弥太郎君 そこで大臣にお聞きしたいんですが、政府として、既存の制度の対象拡大あるいは全く新しい制度の創設を今回提案しようとされているわけです。そうであるならば、過去三年間程度で構いませんので、先ほどの裁量労働制の適用労働者、そして今出た年収一千七十五万円以上の労働者について...全文を見る
○津田弥太郎君 これは私も事務方に、仮定を置いて試算ができるんだから、それをやれというふうに言っておりますので、これも委員長、お願いします。
○津田弥太郎君 そこで、今回、国会に提出される予定であります労働基準法改正案、中小企業の月六十時間の時間外労働に対する五〇%の割賃の適用、あるいは年休の年間五日間の使用者に対する取得義務付け、これは評価します。これは率直に、こういうふうに取り組んでいただいた、官邸は余り喜ばないか...全文を見る
○津田弥太郎君 なかなか安倍総理とは対決できなさそうな感じなんですが。  JILPTの菅野和夫理事長が朝日新聞のインタビューでこういうふうに言っているんです。解雇紛争については、行政のあっせん制度と労働審判があって、裁判になる前にうまく解決されている、裁判になっても判決まで行く...全文を見る
○津田弥太郎君 駄目ですよ、もっと素直に表現しなきゃ。あなたは反対してきたんだよ、これまでずっと、政治家として。  だから、やっぱり無理があるんですよ。技能移転なんておっしゃるけど、現実は、言ってみれば出稼ぎと人手不足なんですよ。この問題なんです。だから、それをこの介護に持って...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  これ、何を言いたいかというと、ブラック企業のみを対象にして行った監督指導と技能実習の実施機関を対象として行った監督指導とで、いずれもほぼ同じ八割の法違反が認められているということなんですよ。これどういうことか。技能実習は、制度全体とし...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりとした対応をお願いします。  終わります。
03月31日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  先週木曜日の大臣所信に続きまして、本日も質問を行わせていただきます。  本日の議案は、既に御案内のとおり、戦没者の遺族に対する特別弔慰金支給法の改正案ということでございます。御案内のとおり、既に衆議院では我が党を含め全会一致の賛成に...全文を見る
○津田弥太郎君 るる今御説明をいただきました。  それでは、こうした厚生労働省のこれまで行ってきた援護施策に対して、国民及び遺族や遺族会等の関係者、こういう関係の方々はどのような評価をされているのか、大臣の御見解をお伺いします。
○津田弥太郎君 私も、与党時代は社会・援護局の担当政務官を務めさせていただきました。その際、八月十五日の政府主催の戦没者追悼式にも出席させていただきましたし、硫黄島で遺骨収集作業に当たる特別派遣団の結団式でも激励の挨拶もさせていただきましたし、硫黄島にも私自身行かせていただきまし...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、大臣、ある程度そういうこともあり得る可能性があるというふうに大臣お認めになりました。与党から見ると、大岡はそんなことを言ったのかよというふうにお思いかもしれませんが、大岡委員は地域にちゃんと根っこのある議員でありまして、滋賀一区の小選挙区で勝ち上がった当選二...全文を見る
○津田弥太郎君 そうなんです。  現在、戦傷病者や戦没者に関する様々な施策が行われております。例えば、戦争で負傷あるいは病になった、障害の状態になった軍人さんに対して、その方が生きておられる限り、最後のお一人まで国として年金を支給する、これ理解できます。あるいは、戦争中に命を失...全文を見る
○津田弥太郎君 同意をしていただきました。ありがとうございました。  そこで、まず、亡くなられた戦没者の観点で考えてみるならば、そもそも英霊となられた方は誰のために戦地に赴いたのかということであります。恐らくは、間違いなく自分のためなどではなく、今大臣がおっしゃったように、この...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  この制度の見直しに関して、これも衆議院における委員会の審議の際、永岡副大臣が次のような発言をされております。今回の法改正によって戦後七十周年の特別弔慰金が支給された後、遺族の方たちの心情なども勘案しながら、今回の特別弔慰金が最終償還を迎えること...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  さて、私は、今日の我が国の平和と繁栄の礎となった戦没者の皆様方の尊い犠牲に思いを致すということが大変重要であると考えております。同様に、戦後七十周年を迎えた今、さきの大戦の記憶が風化しつつある現状、これもう本当に風化しつつあると、もう...全文を見る
○津田弥太郎君 どうぞしっかりした取組をお願いしたいと思います。  同様に、援護行政を担う厚労省としても、学校教育の充実に向けて文科省に対してどのような要望を今後行っていくつもりなのか、また、国民各層に対する啓発や広報等について、これまでももちろん行ってきているわけですが、戦後...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりした取組をお願いをしたいというふうに思います。  思い起こせば、私の祖父は、私が生まれる三か月前に亡くなったんですけれども、そのときは母に、次に男の子が生まれたら弥太郎と付けろと言って死にました。実は、祖父は、長男がサイパン島で戦死をしたというのを聞いて...全文を見る
○津田弥太郎君 私は、ただいま可決されました戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会、無所属クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による附帯決議案を提出いたし...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  本日の議題は勤労青少年福祉法の一部改正案ということで、これが青少年の雇用の促進等に関する法律に衣替えをするという、法律名の変更もあるわけでございます。この勤労青少年福祉法、昭和四十五年の第六十三回通常国会で成立をしたわけでございます。...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、先ほど渋谷先生のお話をしましたので、公明党の山本副大臣にお尋ねしたいと思います。  昭和四十五年時点、若者の主な離職理由は、引く手あまたであり、雇用機会が多い。これ、恐らく転職することによって若者の給料などが増加した可能性が高いと思うんです。言ってみれ...全文を見る
○津田弥太郎君 渋谷先生、御存じかどうかあれですけれども、二〇〇五年に八十一歳で亡くなっておられまして、そのときもう議員になられておるわけですよね。だから当然知っておられると思うんですが、是非この渋谷先生の志を引き継いでいただいて、転職を促進する施策というのは、これは政商である竹...全文を見る
○津田弥太郎君 もう少し強い決意を込めて言っていただきたいと思いますが、少し具体的な質問をさせていただきたいと思います。  まず、高階政務官にお聞きします。  今回、新卒段階でのミスマッチ解消が重要ということで、職場情報の積極的な提供ということが盛り込まれたわけであります。こ...全文を見る
○津田弥太郎君 同様に、こうした情報は、学校卒業見込み者だけではなくて、近い将来に就職活動を行うことになる大学の一年生とか二年生、あるいは高校や大学を中退して就職する若者にとってもこれ極めて有益なことであるというふうに思うんですが、当然にこの情報提供の対象とすべきと私は思うんです...全文を見る
○津田弥太郎君 幅広い情報提供の努力義務化が盛り込まれているわけですから、御答弁なさったように、対象になっていくということでございます。  さて、今回の情報提供、幅広い情報提供の努力義務化と、求めがあった場合に三類型ごとに一つ以上の情報提供の義務化という二段階の構造になっている...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  この不利益禁止の徹底、本当に今大臣もおっしゃいましたけれども、これはしっかりやっていかなきゃいかぬわけでありますが、そもそも学生が負担の少ない形で職場情報が入手できるように、一番のポイントは、本人が特定されない形で就職情報サイト、ハローワークや...全文を見る
○津田弥太郎君 与党、ちょっと静かにしてください。  これ、おっしゃるように、職場情報の提供を促進するためには、正式なエントリーシートの提出、これが基本になるわけでありますが、それだけではなくて、例えばプレエントリー、パソコンでクリックする、これプレエントリーになるんだと思うん...全文を見る
○津田弥太郎君 是非、求めの解釈を幅広くしていただきたいなというふうに思います。  労働政策審議会の建議で、事業主が業種等の事情を勘案して適切と考え選択した項目を提供することが適当であるというふうにされているわけです。  私は、今回の法改正の趣旨に鑑みれば、可能な限り若者側の...全文を見る
○津田弥太郎君 是非そのようにお願いをしたいと思います。  次に、幅広い情報提供の努力義務化ということについてであります。  企業が新卒者等の募集を行う場合には、青少年雇用情報の求人票への記載、会社説明会での提供、自社ホームページ等での公開等を行うことを国が指導できるようにす...全文を見る
○津田弥太郎君 是非検討から具体的な取組をお願いしたいと思います。  それでは山本副大臣にお聞きしたいんですが、学校卒業見込み者等と事業主との間の青少年雇用情報をめぐるトラブル、これ必ずあるわけであります。さらには、青少年の募集・採用段階における労働条件をめぐるトラブル、これに...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、離職理由の中にも出てくるんですが、ハローワークで行って調べたときの労働条件と実際に職場に行ったときの労働条件が違うと、こういうことがよくあって、そうすると、そこの調整は誰が取るかというと、ハローワークしかないわけですね。ですから、ハローワークがこれまでもやっ...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、具体的な話に入ります。  この求人票をめぐるトラブルということで一番大きな問題は、固定残業代、この問題が非常に問題になっているわけであります。この固定残業代の違法性の議論、これをし出すと相当時間が掛かるわけでありますけれども、少なくとも求人票に記載される...全文を見る
○津田弥太郎君 本当にここ大事なところですから、本来八時間労働で幾らというのが基本であって、その上で残業をした場合に幾らになるというのはいいんだけれども、残業するかしないか、それはその時々によって違うわけですから、残業代込みで三十万円とか四十万円と書かれちゃうと非常に錯覚、誤解を...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  この求人不受理ということの対象は学校卒業見込み者等ということで限定をされているわけであります。しかし、ブラック企業対策ということでは、少なくとも中途採用される若者などの求人についても私はその対象を拡大すべきではないかというふうに考えるんですが、...全文を見る
○津田弥太郎君 多分、学校卒業見込み者と中途採用される若者って私はそんなに大きな違いはないんじゃないのかなというふうに思うんですね。そういう点では、検討されるということですけれども、早めの検討を是非お願いをしたいというふうに思います。  ハローワークにおける求人不受理というのは...全文を見る
○津田弥太郎君 是非、脱法行為の状態が幾つか散見されれば企業単位にしていただくように、早期に検討を進めていただきたいということを要請しておきたいと思います。  さて、近年、ハローワーク経由以外のマッチングというものが増加しているわけでありまして、職業紹介事業者についても対応がこ...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかり取組をお願いしたいと思います。  また、もう一つの大きな課題なんですが、近年、若者の就職活動、いわゆる就活、縮めてそういうふうに言うそうでございますが、著しく影響力を増しているのがリクナビ、マイナビ、こういう就職支援サイトというものが非常に今注目をされて...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、労働法令に関する知識の付与、このことについてお尋ねをしたいと思うんです。  今回の条文には、国は学校と協力して云々というふうにされているわけですから、そもそも国というのは厚生労働省だけを指しているんではないと思うんですが、当然ながら文科省とか経産省、内...全文を見る
○津田弥太郎君 そういうことでありますので、今日は丹羽文科副大臣に来ていただいておりますので、お伺いをしたいというふうに思います。  平成二十一年の二月に厚労省は、今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会報告書を取りまとめたわけであります。当時の担当参事官は現在の...全文を見る
○津田弥太郎君 総論はそういうことで、一応しっかりやっていますよという話でございますが、少し具体的なことをお伺いしたいと思います。  そもそも生徒に労働法令を教えていこうと思ったら、教職員がしっかり知識を持っていなきゃいけない。教員の教職課程には労働法令を学習するようにはなって...全文を見る
○津田弥太郎君 文科省では、聞き及ぶところでは、公民という科目があるんですが、この公民の時間を使って労働法教育を行う場合には教育課程課がその所管になって、総合学習という項目があるんですが、その時間を使ってやると児童生徒課が所管となる。同じことをやるんだけれども課が違うという物すご...全文を見る
○津田弥太郎君 局は違わない方がいいと思いますよ。  最後の質問になるんですけれども、私は、いわゆるワークルールということについて、高校生、中学生、大学生ももちろんですが、いいところは知りたい、だけど、働くということはいいことだけじゃない。さっきも言いましたように、残業があった...全文を見る
○津田弥太郎君 検討というのを今大臣はこの約一時間の間に二十回ぐらい使われましたけれども、検討だけで是非終わらないように、そこは本当に心して取り組んでいただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月23日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  本日は、この独法法案が議題であります。衆議院の厚労委におきましてやや異例な形で審議が行われて、審議日数は二日間ということで、たっぷりやったのかなと思ったら、審議時間は僅か四時間十分ということでございます。加えて、委員会の採決の際には、...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  この法律の趣旨に沿ってしっかりとした検査を行うためには、当然に、金融庁の人的体制の強化、これは大変不可欠であります。今回、四つの独法に対して新たな検査を行うということにもかかわらず、金融庁に対して認められた職員の増員が僅か一名というふうに聞いて...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっと金融庁を応援したんですから、しっかりやっていただきたいと思います。  さて、福祉医療機構に関するもう一つの法改正事項でありますが、回収した年金住宅融資等債権、これの元本部分について、これまでは年一回であった。今後は、年複数回、定期的に国庫に納付するという...全文を見る
○津田弥太郎君 これだけもう天と地のひっくり返るような方針転換でありますから、本当に大臣、事務方には十分注意をされるように申し上げておきたいと思います。  現行制度においては、福祉医療機構が回収した元本償還分、年一回七月にまとめて年金特別会計に納付されるわけでありますが、それま...全文を見る
○津田弥太郎君 十年先、二十年先ではないということ、ということは、常識的に言えば、三年とか五年とかというところが大体常識の線だと思うんですね。同時に、そのときには、それに代わる代替制度も併せて、今、永岡副大臣がおっしゃったように、もちろん今までと同じような、年金貸付けと同じような...全文を見る
○津田弥太郎君 この法案が成立すると、今年の十月一日に資産運用委員会が設置される予定ということであります。  そこで、事実関係のみお答えをいただきたいと思うんですけれども、この資産運用委員会では、機構の資産運用の基本ポートフォリオについて審議を行うわけです。今大臣おっしゃいまし...全文を見る
○津田弥太郎君 現在、GPIFの基本ポートフォリオで定める資産構成割合は、国内株式二五%、外国株式二五%ということになっているわけでありますが、勤労者退職金共済機構についても制度上は同様の株式比率、あるいは極端な話でいえば全てを株式で運用するということも可能であり、そうした基本ポ...全文を見る
○津田弥太郎君 そこが大事なところなんですよ。すごく大事なところなんです。  この中退共の運用利回りは政令で決められているわけですね。今、大臣おっしゃいました。少なくとも五年に一回財政検証を行うことにされておりまして、恐らく次回は平成二十九年、そうした場がセットされることになる...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。  続けて大臣にお伺いしたいと思います。  この法改正が成立しますと、この勤労者退職金共済機構に資産運用委員会が設置されると。そのメンバーは外部委員五人以内ということでございます。したがって、一般の中小企業退職金制度は、中小零細企業においては個々...全文を見る
○津田弥太郎君 訳の分からない答弁ですが、津田委員のおっしゃるとおりですというふうに言っていただければいいんですけど、もう一回どうですか。
○津田弥太郎君 中小企業にもそこで働く労働者にも金融、経済に詳しい人はたくさんおりますので、是非そういう方を選んでいただきたいと思います。  この中小企業退職金共済という制度、中小零細企業で働く労働者にとって、老後の生活保障という点で本当に、何回も申し上げますけれども、極めて私...全文を見る
○津田弥太郎君 ほかにもたくさん聞きたいことがあるんですけれども、今回の法改正の対象となっている労働者健康福祉機構、私の出身母体でも大変評価をしている未払賃金の立替払事業なども行っているわけであります。この事業について、今回の二つの法人の統合以降も労働者とその家族の生活の安定を図...全文を見る
○津田弥太郎君 私は、ただいま可決されました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、日本を元気にする会・無所属会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出します。  案文を朗読します。...全文を見る
05月21日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  櫻井議員から、極めて哲学的な議論、あるいは大局的な見地からの議論がございました。私は少し現実的、小局的な議論をしたいというふうに思います。  国民皆保険制度がスタートしたのが一九六一年ですから、五十年を超えるわけでございます。半世紀...全文を見る
○津田弥太郎君 そのことを大臣も強く認識をされているということであります。  私も、櫻井議員に倣って、少し哲学的な話をさせていただきたいと思いますが、この国民皆保険制度、一九六一年、この前年に、昭和三十五年ですね、厚生白書が発行されておりまして、そのときに、我が国が福祉国家に至...全文を見る
○津田弥太郎君 見極めていかなければならないという答弁では、ちょっと私どもは大変不満なんですけれども。  これ本当に、さっきの厚生白書、やっぱり国民全体で支えていくという精神がなかったら、もたなくなるんですよ。そのことは、やはりこの後期高齢者医療制度をこのままにしておいたんでは...全文を見る
○津田弥太郎君 何年程度を目途として行うんでしょう。
○津田弥太郎君 分かりました。  そこで、橋本政務官にお伺いしたいと思います。  私が過去の審議においても健保組合の重要性というものを再三取り上げました理由は、この保険者機能、これももうこれまでの議論の中ではさんざん出ているわけであります、この保険者機能が健保組合の場合はしっ...全文を見る
○津田弥太郎君 試算とはいえ、六千九百億円負担が増える、協会けんぽに全部組合健保が移った場合には、こういう数字であります。このことをしっかり踏まえて議論をしていきたいというふうに思うんです。  団塊の世代が高齢化をして、平均寿命の延び、年齢に伴う疾病リスクの高まりを踏まえれば、...全文を見る
○津田弥太郎君 日本語でお答えになると、努力をされるという意味合いというのは、増やしていくという意味合いと理解してよろしいですね。うんうんと言いましたね。  今、大臣が七百億とおっしゃったのは、もう一方では約六百億円の高齢者医療運営円滑化等の補助金、この課題であります。  大...全文を見る
○津田弥太郎君 先ほども言いましたように、西濃運輸や京樽のように、もう健保組合やめた、もう一生懸命保険者能力を発揮しても全然認めてくれない、それだったらもう協会けんぽでいいやというふうにみんな雪崩を打っていったら、六千九百億円なんですよ、これ大変なことになりますよ。やっぱり頑張っ...全文を見る
○津田弥太郎君 上回ると考えているですか。当然上回るというふうに答えられるのかと思ったら、まだ自信がないということのようではあります。  続けてお尋ねをしたいと思います。  唐澤局長は、評価療養と患者申出療養はある部分重なるというふうに答弁されているわけでありますが、例えば同...全文を見る
○津田弥太郎君 そうすると、これまでこの衆参両院の審議において、患者申出療養については、保険収載に向けたロードマップの作成等を医療機関に求め、安全性、有効性等の確認を経た上で将来的な保険適用につなげていくこととします、これ、この参議院の厚生労働委員会、衆議院の厚生労働委員会、両方...全文を見る
○津田弥太郎君 今回のこの患者申出療養制度、これが保険収載されないままに用いられるようになると、これはもう国民皆保険制度を崩壊させることになるわけでありますから、しっかり保険収載に向けて取り組めるようにしていただかなきゃならない。これ、使われないと何のために法改正したんだという話...全文を見る
○津田弥太郎君 一国会議員であればそういうことはあるだろうと思うんです。今のお話を聞きますと、全く私的に行かれたということであります。  ただ、副大臣ということになりますと、国家行政組織法においても、一定の要件の下でありますけれども、大臣不在の場合はその職務を代行するというふう...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
05月22日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第14号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎であります。  今、羽生田委員が白川参考人に全面総報酬割のことを聞きたかったというお話ですので、私の方から聞かせていただきたいというふうに思います。  先ほど白川参考人は意見陳述の中で、被用者保険の後期高齢者支援金について、段階的に全面総報酬...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  今御指摘いただいたようなことをまた本委員会で更に議論してまいりたいと思います。  そこで、渡邊参考人にお聞きをしたいと思います。  今回の法案の一つの柱が、毎年三千億円規模の巨額の赤字を生じさせております国保に対して財政支援を行うと...全文を見る
○津田弥太郎君 今後は医療費を抑える予防に熱心に取り組めるというお話で、今まではなかなかそこまで行かなかったということでございます。  そこで、福田参考人にお聞きをしたいと思います。  今回の法案審議において塩崎大臣は、今まで健保組合が一番保険者機能を発揮したと思いますけれど...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  時間になりました。できれば後期高齢者医療制度も今後、広域連合から都道府県に財政責任を移したいという話が早晩出てくるだろうと私は思っております。その点についても今後是非、福田参考人の積極的なお取組を期待して、私の質問を終わらせていただき...全文を見る
06月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  本題に入る前に、昨日から本日にかけて全てのメディアで報道されております、年金情報百二十五万件が流出をされたという情報でございます。  この問題は、大変根の深い問題、マイナンバーの問題とも絡む問題でございます。これは、所管する当委員会...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  この本委員会における決議を受けて、自殺対策関係省庁連絡会議が設置をされ、政府による自殺総合対策が示されるわけであります。この間、国会においては、超党派の自殺防止対策を考える議員有志の会、現在の議連の前身でありますが、これが組織をされ、自...全文を見る
○津田弥太郎君 厚労省、内閣府と国の立場でお答えをいただきました。  言うまでもありませんが、自殺対策を進めるに当たっては、地域住民にとって最も身近な市区町村の役割が重要でございます。この基本法の第四条、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、自殺対策について、国と協力しつつ、当...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、市区町村がそうした今責務を果たす上で、国との協力、これは当然不可欠になるわけでありますが、市区町村の立場として、国からどういった支援があればそうした責務を果たすことができるとお考えか、また逆に、国からこうした支援がない限り市区町村としての責務が果たすことが...全文を見る
○津田弥太郎君 心残りがあると思いますが、時間になりましたので、中山市長、ありがとうございました。  委員長、お帰りいただいて結構です。
○津田弥太郎君 そこで、ライフリンクの清水さんにお聞きをしたいというふうに思います。  清水代表は、NHKで報道ディレクターを務めておられました。十一年前にNHKを退職されてライフリンクを設立、以来、代表を務められているわけであります。自殺対策全国民間ネットワークの代表でもあり...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、この十年間、我が国の自殺対策を総括して、おおむね解決した課題、解決には至っていないものの相当程度解決をした課題、さらに、現時点においても解決の道半ばとなっている課題について、清水代表から御見解をお聞きしたいと思います。
○津田弥太郎君 そうしますと、清水代表としては、この残された課題、一番最後に申されました、これに対応するためには、本委員会における新たな決議が必要であり、同様に、自殺対策基本法についても一定の見直しが必要であるという、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○津田弥太郎君 続けて、清水代表にお伺いしたいと思います。  ウェルテル効果という言葉がございます。語源はゲーテの「若きウェルテルの悩み」ということですが、マスメディアの自殺報道に影響されて自殺が増えるという事象、これを指す言葉であります。  マスコミ報道の影響というものは大...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、赤澤副大臣にお聞きしたいと思います。  我が国の自殺の特徴はどういうものかということであります。WHOによりますと、世界では四十秒に一人、推定で約八十万人、毎年お亡くなりになっていると。様々な情報、十分な情報があるかどうか分かりませんが、各国における自殺...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  特徴として若年層の自殺率が高いという、このことに対して今後私たちはしっかりした対策を講じていかなければ、更に対策を講じていかなければならないということだと思います。  最後の質問をいたします。  三月の二十四日、政府は、内閣官房・内...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。     ─────────────
○津田弥太郎君 私は、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本共産党、日本を元気にする会・無所属会、無所属クラブ及び社会民主党・護憲連合の各派共同提案による自殺総合対策の更なる推進を求める決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     自殺総合対策の更...全文を見る
07月02日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第19号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  今日で三回目になります。今日までの議論を聞いて、私は、どうしても八年前の消えた年金問題を思い起こさずにはいられません。私は、当時も野党の筆頭理事でございまして、現在と同じここの席に座って、安倍総理が出席した本委員会も含めて幾度か質問を...全文を見る
○津田弥太郎君 本来クローズで行わなければいけない業務をオープンで行っていたということ、それは大変問題があったというNISCからの指摘でございます。この機構の業務において大きな問題があったという認識でございます。そのことが今回の事件の背景にあることは間違いないわけであります。 ...全文を見る
○津田弥太郎君 タイトル変える必要ないでしょう、何で変える必要があるの。  不正アクセス事案じゃなくて、情報漏えい、この資料の五、「日本年金機構不正アクセス事案についてのお詫びとお願い」じゃなくて、情報漏えいについてのおわびとお願いでしょう。そう書くべきであるというふうに薄井副...全文を見る
○津田弥太郎君 反省がないな。  経産省、東商を見てみれば明らかじゃないですか。全然対応が違うんだよ。そういう態度だからおかしくなってくるんだよ。  これ、資料の一ですけれども、六月十五日、経過報告を作り直した資料であります。これもタイトルは「日本年金機構不正アクセス事案」と...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、今回の情報流出の件数についてお尋ねをしたいと思います。  これまでも何回も様々にお尋ねをしてまいりました。現在まで機構が認めている百二十五万件、百一万人という数字は、あくまでも港区の海運会社のサーバーに漏れていた分であります。  改めて機構にお尋ねを...全文を見る
○津田弥太郎君 解析をどんどん進めているんだから、可能性についてもう分かっているわけじゃないですか。いつになったらこの情報流出の最終的な件数が確定できるのか、その見込みはどうなんですか。
○津田弥太郎君 そうやってどんどん時間がたつのを待っている。しかし、国民は、果たして本当に百二十五万件、百一万人だけじゃなくて、もしかしたら自分の情報も漏れたのではないかという非常に不安感を持っているわけですよ。そのことに対してきちっと答えていく責任があるわけです、機構は。  ...全文を見る
○津田弥太郎君 時間が掛かり過ぎているんですよ。とっくにログ解析は終わっているはずなんです。  それでは、個人情報保護法を所管する消費者庁にお尋ねをしたいと思います。  消費者庁では、国民の個人情報が流出した際には、被害防止の観点から注意喚起を促すなどの取組をされているという...全文を見る
○津田弥太郎君 流れた情報が分かった方が、きめ細やかな情報が分かった方が注意喚起もきめ細やかにできるという答弁であります。当たり前のこと。  機構の説明によると、今回の情報流出は年金の基幹システムとは無関係だ、あくまでも共有サーバーに一時的に移していた情報に限られているというこ...全文を見る
○津田弥太郎君 薄井さん、取りまとめができたら公表するということを今おっしゃったんですね、確認です。
○津田弥太郎君 今現在では調査中、前回も前々回も調査中、ずっとそういうことであります。  資料六を御参照願いたいと思います。  これは基幹システムに保存されている項目一覧表であります。厚労省から過去に情報公開されている資料であります。機構のこれまでの説明を聞いている限り、理屈...全文を見る
○津田弥太郎君 自信を持って言い切れる情報項目はない、言い切れるものはないという答弁であります。  つまり、この物すごい情報量、これ漏れている可能性は否定できない。大変な問題です。これ、本当に重要な問題で、百二十五万件で済むというようなそんな問題じゃない。四情報だけで済む問題で...全文を見る
○津田弥太郎君 乏しいとか可能性が薄いとか、そんな答弁ではこれ国民は納得できないですよ。  それでは、別の聞き方をいたします。  機構において不審な動きをしたパソコンの台数、これまでのところ二十七台という回答を機構から受けているんですが、これはあくまでも中間的な確認できた分と...全文を見る
○津田弥太郎君 それは最終という判断でよろしいですか。
○津田弥太郎君 その三十一台、特定ができたんだとすれば、私も横文字は余り上手じゃないんですが、フォレンジックと言うそうですが、デジタル鑑識というふうに理解をされているようでございますが、今後このデジタルフォレンジックを行うことで流出した情報などが明らかにできるものというふうに考え...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、今日は総務省に来ていただいております。独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律というのがあるんです。これ所管は総務省であります。日本年金機構もこの法律の対象になっているわけでありますが、この同法第七条に、「独立行政法人等は、保有個人情報の漏えい、...全文を見る
○津田弥太郎君 要は、厚労省に配慮をして、違反なんだけれども、その最終判断はもう少し状況を見て、だけど現時点ではこれは違反じゃないとは言えないよなということであります。つまり、黒であるということを限りなく言っているわけであります。  そこで、いつもは余り答弁者にはならない蒲原官...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問に何にも答えていないじゃないの。  機構に対してちゃんと指導したかどうかというのを聞いているんです。率直に答えてください。
○津田弥太郎君 要は、答えられないということなんですね。最高情報セキュリティ責任者は、分かりません、こういうことなんですね。  高野審議官にもう一度お聞きしたいんですが、この通知、今の、この「情報システムにおける安全の確保等」には、保有情報の秘匿性等その内容に応じてパスワード等...全文を見る
○津田弥太郎君 間違いなく思っております、遠回しな言い方でありますが、違反だと言っているわけです。  総務省は、パスワードの設定、訓練の実施など緊急に行うべき対策について、独法等個人情報保護法の適用対象である法人全てについて所管省庁に通知等を発するべきだと私は考えるんです。同時...全文を見る
○津田弥太郎君 御案内のように、百二十五万件を始めとして大変な被害がもう既に発生をしている。しかもそれは、言ってみれば厚労省年金局とそれから機構、それがルールを守っていなかったということによってこの事件が発生している。総務省はそういうことについてきちっと守らせる役割を持っているわ...全文を見る
○津田弥太郎君 五月八日の時点ではそうでございますという答弁、今日は、初めて連絡を取ったのは五月の二十五日というふうに明確にお答えになりました。  今回の件だけではなくて、五月八日から二十五日までの間、この十七日間に、薄井さんは樽見年管審と直接会ったりメールのやり取りをしたり電...全文を見る
○津田弥太郎君 五月八日から二十五日の間、樽見年管審とこの件以外のことは何回か電話をしたり直接会って話もした、しかしこの件の話は一切しなかった。信じられますか、皆さん。あり得ないでしょう、そんなこと。最大の問題がこの問題なんです。最大の問題を話さずして、今夜一杯やりましょうかとか...全文を見る
○津田弥太郎君 資料の八、最後、平成十九年九月三日時点での厚労省の幹部名簿です。政策統括官がここにいらっしゃる薄井さん、参事官があそこにいらっしゃる香取さん、そして一番下の政策調査官が後ろに座っている赤澤さん、まさにトライアングルの三名の方がいらっしゃる。どう考えても、年金局がこ...全文を見る
○津田弥太郎君 そんなことを聞いているんじゃないんですよ。年金局が機構の全ての業務について関与しているわけです。あなたがその厚労省の一番の責任者ですよ。薄井さん一人に全部罪をかぶせていいんですかということを聞いているんです。  大臣、これ本当に、全容解明、漏れた情報がどれだけあ...全文を見る
○津田弥太郎君 うその上にうそを語ると、だんだん身動きが取れなくなるわけであります。  検証委員会で、本当に、今回、係長だけの責任に帰するような検証委員会だとすれば、私は検証委員会の役割を果たしたと思えない。これだけ客観的にはもう明らかに、樽見年管審が関わっていた可能性が極めて...全文を見る
07月08日第189回国会 参議院 本会議 第31号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  私は、会派を代表し、ただいま提案のありました天下の悪法、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、断固反対の立場で質問を行います。  安倍総理、昨年の通常国会を思い出してくださ...全文を見る
07月14日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第21号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  今日は四回目の集中審議でございます。本件につきまして新たな事態が生じた場合、あるいは厚生労働省に設置された検証委員会の中間報告が行われた場合などは、閣法審議の合間においても集中審議を開催をする、そのような与野党による申合せが行われてお...全文を見る
○津田弥太郎君 そこで、内規があったわけですね。あったというか、あるわけです。このような年金加入者に非常に大きな影響がある問題については、定時記者会見ではなくて、随時、しかも速やかに行わなければならないという内規があるわけですが、これ、大臣、通告しておりませんけど、この内規の存在...全文を見る
○津田弥太郎君 正直でよろしい。  それでは、いつお知りになったでしょうか。
○津田弥太郎君 そうすると、実際に日本年金機構がこの問題で公表したのは昨日です。七月十三日。大臣は、七月六日以降、七日、八日、その辺りでこの内規のことも知った、聞いたということになるならば、大臣は当然、年金機構に対してその時点で公表しなさいという指示をすべきではなかったんですか。...全文を見る
○津田弥太郎君 先ほどあなたは牧山議員の質問に対して、私は一回も公表をしろということを否定していないというふうに言ったから私は聞いているんです。公表をしなさいということを否定していないということではなくて、あなたの仕事は、公表を指示するのがあなたの仕事なんだよ。そんな言い訳みたい...全文を見る
○津田弥太郎君 十万件もミスをしておいて、その話をすぐ公表する、そのことが関係者の皆さんに、じゃ、もしかしたら私のもそういうことがあるかもしれない、で、またコールセンターに問合せをすることになるわけじゃないですか。早く公表をした方がいいに決まっているんですよ。  大体、そもそも...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問に答えてよ。ここで何回も何回も謝罪したってしようがないんで、一回謝罪すればいいんだよ。  六月十四日に事実が最初に判明した。これは先ほど小池議員との間で出てまいりました。で、機構としては大変だということで協議を行って、六月二十七日からおわびのための自宅訪...全文を見る
○津田弥太郎君 そんなことごまかさないで、時間もったいないから正確に答えてくださいよ。  ルールがあるんでしょう。これ何回もやり合っているんだから。後ろ、ちゃんとすぐ指示して。  もう一回。
○津田弥太郎君 品質管理部とおっしゃいましたね。品質管理部から事業企画課に行われる。  違うんじゃないんですか。経営企画部じゃないんですか。昨日のレクではそういうふうに言っていますけど、いかがですか。
○津田弥太郎君 事前にちゃんと話を聞いているんだから。昨日、厚生労働省の年金局事業企画課の課長補佐の立石君と日本年金機構の刷新プロジェクト推進室グループ長の篠原君、二人、私の部屋に来て、この話を確認しているんだよ。いいかげんな答弁しないでくれよ。  経営企画部から厚労省の事業企...全文を見る
○津田弥太郎君 厚労省のキャリア官僚の峯村君ですよね。この経営企画部の責任者は厚労省からの現役の出向者。それなのに、これだけ重大な状況が厚労省には一切伝わっていなかった。あり得ない話なんですよ。  樽見審議官に確認しますが、経営企画部長に限らず、他の厚労省からの出向者や常駐者に...全文を見る
○津田弥太郎君 そのとおりですよ。だから、峯村君は何をやっていたんだということになるわけです。何でそんなぼんくらを出していたんだという話になるわけです。  現在、厚労省から機構への出向者は四十四人、これとは別に一時的に常駐している方もいるわけです。そうした方は、単なる頭数ではな...全文を見る
○津田弥太郎君 この兵庫の事務センターも、すごいミスですよ。しかも半年も対応を遅らせたという話。  これ、あきれるばかりなんですけれども、今回の一件は、昨日の夕方、記者会見が行われたわけであります。原因も明らかにされました。アラート表示の付加誤りが合計で十万二百八十六件あったと...全文を見る
○津田弥太郎君 委員長にお願いをしたいと思います。  白を黒と説明してしまったケースが実際どういう状況になっているか、委員長の方でお調べをお願いします。
○津田弥太郎君 大臣に提言をしたいと思います。  この機構で、今回の二千四百四十九人について、現時点でお会いできなかった方を除いて、拠点の幹部職員が直接御自宅を訪問され、当事者や御家族と話をされた。その際に、当然、情報が流出した当事者やその家族からいろいろ発言があったはずです。...全文を見る
○津田弥太郎君 次のお尋ねをいたします。  百一万人余りの方々にお手紙を、おわびの文書を出したわけですね。五月の下旬から六月にかけて出したわけでありますが、これ普通郵便で出したというのね。簡易書留で出すのが私は普通だと思うんだけど、普通郵便で出したということは、住所が変わって、...全文を見る
○津田弥太郎君 速やかに行っていただきたいと思います。  そこで、大臣にお願いというか、私の資料一を見ていただくと、この経緯が六月の四日で止まっております。今日はもう七月の十四日。この一月ちょっとの間にも随分いろんなことがありました。この経緯表の言ってみれば第二版を是非作ってい...全文を見る
○津田弥太郎君 そうしますと、検証委員会も当然タイトルが変わるという理解でよろしいですね。
○津田弥太郎君 時間がなくなりました。  是非、今、検証委員会についても情報流出問題についてというのを入れた検証委員会にしていただくと同時に、中間報告を八月の中旬云々ということでありますけれども、是非、もうあらかた当委員会で検証がほとんどされ始めておりますから、早く中間報告を出...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
07月30日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第22号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  いよいよ、呪われたこの派遣法改正案の本委員会における実質審議が本日からスタートすることになりました。この法案につきまして、私たち民主党は、我が国の雇用現場を崩壊させる危険性を認識をしており、衆議院においては様々な問題点を指摘をしてまい...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりした審議が前提でございます。  それでは、法案に対する質問を行います。  先ほど申し上げましたように、現在、厚生労働行政をめぐっては、年金情報流出問題を始めとして大変重要な問題が現在進行形で発生をしております。そのような中で、なぜ、派遣法改正案の成立を...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣のその最大の理由は後ほど議論していきたいと思うんですが。  私は、派遣法改正を急ぐという必要は全くないと。もしあるとするならば、九月一日という現時点での施行日にターゲットを定めて、一部のあしき派遣会社がビジネスチャンスの拡大に血道を上げている、その後押しをす...全文を見る
○津田弥太郎君 一番最後のところは、これまさに規制緩和なんですよ。派遣会社とか派遣先はいいかもしれないけど、派遣労働者はどうなるかという点で見れば、これは大変な規制緩和。ここが非常に大きなウエートを占めていると私たちは見ているわけです。  安倍総理は、この岩盤規制について、ドリ...全文を見る
○津田弥太郎君 一貫してそういう答弁をされるわけですよね。  確かに、規制強化の内容が本法案にあることは、先ほど大臣が冒頭おっしゃったようにあると思います。しかし、唯一実質的な効果をもたらす規制強化というのは、全ての派遣会社の許可制、さっき大臣もおっしゃいました、ここは恐らく規...全文を見る
○津田弥太郎君 あやふやながらもそういう必要性については認めていただきました。  ここで、大臣、やっぱり衆議院と違って参議院ではもうちょっと本音の議論を私はした方がいいと思うんです。  私は、これまで労政審の重要性というのを繰り返し指摘をしてきました。職場のルールは、立法府が...全文を見る
○津田弥太郎君 今回の法案は、業務単位の期間制限を廃止することで、専門性もなく特別な雇用管理も必要としないあらゆる一般業務について、事実上企業は派遣労働者を使い続けることが可能となったんですよ。  大臣いろいろおっしゃったんだけれど、この臨時的、一時的という公労使の合意は完全に...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは確認します。同一の事業所において、上限三年の派遣労働者の受入れを九回延長して都合三十年間に達することは、制度上ですよ、制度上あり得ないのですか、これは。イエスかノーでお答えください。
○津田弥太郎君 さっき本音で話しましょうと言ったじゃないですか。制度上はあり得るんですよ。今大臣がおっしゃったように、いろいろ歯止めは掛けています。しかし、制度上はあり得るんですよ、三十年間。これは認めてください。
○津田弥太郎君 歯止めを掛けていると強くおっしゃるんだけど、制度上は三十年間でも四十年間でもあり得るわけです。歯止めがないんです。  この点、昨年、臨時国会の衆議院の厚生労働委員会の審議において大臣が誤った答弁を行って、本当は誤っていない答弁であったらよかったなと私は思うんだけ...全文を見る
○津田弥太郎君 この問題は、大臣が言うところの歯止めが掛かるかどうかということを判断するに当たって大変重要な件です。この件がはっきり内容が分からなければ、この法案の採決を行うなんということはあり得ません。私は、この法律の審議に三回ぐらい質問に立つ予定ですので、私の次の質問までに、...全文を見る
○津田弥太郎君 本来、良好な労使関係を構築をしている経営者であるならば、過半数組合等が反対をした場合は、派遣労働者の受入れの延長を断念するんですよ。しかし、私が質問したのは、過半数組合等が反対したのに、それを押し切って派遣期間の延長をしようとする悪徳事業主の問題なんです。この悪徳...全文を見る
○津田弥太郎君 いや、だから、それは良好な労使関係の場合は私はそうだと思います。否定しません。だけど、良好じゃない、非常に悪質な経営者が今、最近ブラック、ブラックって、たくさんあるわけです。そこでは今のようなことが通用しないんですよ。そこが問題なんです。この再延長の際の過半数組合...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。今回のこの法案成立を求める人たちの主張を伺っておりますと、多少誤解があるので指摘をしっかりしておきたいと思うんです。  例えば、常用代替の防止ということの意味であります。元々、これは正社員が派遣に置き換わることを防ぐという意味で使われ、臨時的、一時...全文を見る
○津田弥太郎君 正社員と派遣社員、そのどちらに行政として誘導をしていくべきか。それは企業の判断に任せるということじゃないですよ。やっぱりこれは、正社員をなるべくしっかり採用してくださいよという方向に言うのは当然じゃないですか。厚生労働大臣なんだから、そこはしっかり間違えないでいた...全文を見る
○津田弥太郎君 今説明がありましたように、この調査は派遣会社がそれぞれ二人の派遣労働者を選んで、会社が選んで調査票を渡しているわけです。常識で考えれば、派遣労働そのものを否定したり、あるいは会社の悪口を書いてしまいかねない人に調査票を渡すというのは考えられない。ほとんどの派遣会社...全文を見る
○津田弥太郎君 私は、今のままの働き方がよいと答える派遣労働者は、二つの理由が混在していると考えるんです。一つは、純粋に今のままの派遣の働き方に満足している人であり、もう一つは、今の派遣としての働き方に満足しているわけではないけれども、さりとて正社員になってしまうと長時間の残業や...全文を見る
○津田弥太郎君 この働かせ方の議論をしたいなら、ここの二階の経済産業委員会でやればいいんですよ。当厚生労働委員会は働き方、今大臣もおっしゃっていただきました、そこを議論するのが当厚生労働委員会の任務です。  私は、派遣という働き方を全否定しているわけではありません。もちろん派遣...全文を見る
○津田弥太郎君 今日は本法案の審議の初日であります。これから長い審議が、充実した審議が行われると思いますし、私もあと最低三回以上は質問の機会があると思いますので、次回以降、更に具体的な質問をしたいと思います。  ありがとうございました。
08月11日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○津田弥太郎君 委員派遣について御報告申し上げます。  去る八月六日、丸川委員長、福岡理事、羽生田理事、大沼理事、長沢理事、島村委員、滝沢委員、石橋委員、牧山委員、川田委員、小池委員、行田委員、薬師寺委員、福島委員及び私、津田の十五名により、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び...全文を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。二回目の私の出番でございます。  省庁再編に伴って平成十三年に厚生労働委員会が誕生したわけでありますが、お盆の週に本委員会が開催されるのは初めてであります。与党の求めに応じて、私たちもしっかりと議論しようということで本日の委員会開催を了承...全文を見る
○津田弥太郎君 それで、平成十五年の派遣法改正を大臣として主導したあなたの先輩の坂口力先生、大変な人格者です。私もそう思っております。自らの政治責任を痛感をされて、派遣法は緩め過ぎてしまった、もっと規制強化の方向に向かわなければ大変なことになる、そのような思いを抱きつつ、平成二十...全文を見る
○津田弥太郎君 分かりました。就業規則でしっかり書くということであります。  関連してお尋ねをいたします。  派遣先の契約打切り、解除、これはリーマン・ショックではもうそれが相次いだわけでありますけど、この契約の打切りとか解除に伴って発生した無期雇用の派遣労働者の賃金等待遇上...全文を見る
○津田弥太郎君 そのようにしっかり答弁していただきました。  次に、前回も質問しましたけれども、過半数組合等からの意見聴取について二回目の質問をします。  高階政務官、前回答弁をしていただきましたので高階政務官にお聞きしたいんですが、過半数組合等の意見聴取がどの程度の歯止めを...全文を見る
○津田弥太郎君 前回も述べましたが、この調査結果は歯止めになるかどうかの肝になる部分でございますので、次回の私の質問までに必ず提出をしていただきたいと思います。  委員長の方でよろしくお願いします。
○津田弥太郎君 さて、塩崎大臣は、八月四日の行田委員の質問に対しまして、三年を超える派遣の受入れは例外的と呼んで差し支えないというふうに答弁をされました。そうであるならば、そのことを担保する具体的な措置が不可欠であります。派遣の受入れの延長あるいは再延長において、政府案の過半数組...全文を見る
○津田弥太郎君 そうなんです。全く何もない。  私は、本法案の最大の欠陥はまさにこの点にあるというふうに考えているわけであります。派遣受入れ期間の延長に関する過半数組合等への意見聴取において、初回更新時に過半数組合が反対意見を表明したにもかかわらず、使用者が派遣の延長を決定して...全文を見る
○津田弥太郎君 初回の延長時から過半数組合等の理解を得るようにすることはもちろんとして、少なくとも二度連続して過半数組合等の意見を無視するということがないように、しっかりと制度の組立てを見直していただきたいと思います。今何らかの検討をするというお話でございました。  さて、常用...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、確認します。  無期雇用の派遣労働者の導入と連動した常用労働者の解雇については望ましくない旨を明らかにして指導を徹底する、今の大臣の発言からすればそういうことでよろしいのかどうか。それから、無期とか有期に関係なく、派遣労働者の導入と連動した常用労働者の...全文を見る
○津田弥太郎君 七月三十日の質疑で共産党の小池議員も指摘しましたように、労働政策審議会では、労働者代表も使用者代表も専門二十六業務の廃止は求めておりませんでした。更に言うならば、公益委員の鎌田座長も以前の御自身の研究論文で、専門派遣とテンポラリーワークは同一の規制にすべきではない...全文を見る
○津田弥太郎君 検討時間はうんと短くして、行動をすぐ起こしていただきたいということを御要請申し上げます。  さて、今回の法改正の目玉の一つは全ての派遣会社を許可制にすることでありまして、大臣の次のような発言がありました。今回、特に全てを許可制にする中で、質の向上と働く人たちの立...全文を見る
○津田弥太郎君 検討ではなくて、しっかりそういう取組をしていただきたいということをお願いしておきたいと思います。  また、そうした対応を適切に行うためにも、これは努力義務規定、義務規定共に、雇用安定措置に関し、個々の派遣労働者ごとに講じた日時、内容及び結果について派遣元管理台帳...全文を見る
○津田弥太郎君 この派遣元管理台帳には、教育訓練を行った日時及び内容を記載しなければならないと法案には明記をされておりますが、今日までの本委員会の議論を聞いておりますと、与野党双方が雇用安定措置について極めて強い関心を抱いているわけですから、派遣元管理台帳に間違いなく記載されるよ...全文を見る
○津田弥太郎君 私が聞いたのは、雇用安定措置を就業規則に定めて派遣労働者に周知することを派遣会社の許可条件にすべきという点であります。  その点について、大臣のお考えをお聞かせください。
○津田弥太郎君 今大臣は前向きな答弁をされたんですよ。労働者の権利を明確にするということを、就業規則に書くということはなるんだと。今回の法改正の目的が派遣労働者の保護を目的として今回改正するわけですから、まさに就業規則に盛り込むということは当然のことだと私は思うんです。  労政...全文を見る
○津田弥太郎君 余りそこは何か引けた答弁をされない方がいいと思うんです。  雇用安定措置というのは今回の法改正の目玉の一つですから、それを就業規則で書くというのは何も問題ないんです。派遣元がそのことをしっかり書くことによって、その派遣元はしっかりやるんだということが名実共に明ら...全文を見る
○津田弥太郎君 雇用安定措置も体系的な教育訓練の実施も、今回の法改正の重要な肝のところの話なんですね。これは、当然ながら、就業規則に明記することによって、しっかりやりますと、派遣元が、こういうことになるわけであって、厚生労働省としても当然それが許可基準の目安になっていく、当然のこ...全文を見る
○津田弥太郎君 検討というよりも、具体的なアクションに、私はもう段階に入っていると思いますので、そのことをしっかり意識して進めていただきたいと思います。  今日、内閣府から赤澤副大臣にお越しをいただいております。ありがとうございます。  この通知義務も一つの肝であるわけであり...全文を見る
○津田弥太郎君 通告をしておりますので、今把握ができていないということでありますが、次回の私の質問までに回答をいただきますよう、委員長にお願いしたいと思います。
○津田弥太郎君 そもそも、労働者派遣を受ける派遣先企業が派遣元に支払う費用は派遣労働者の労働に対する対価に当たるものであって、企業が自ら雇用した労働者に支払う賃金と同じ性格のものであるはずなんです。  今、赤澤副大臣は人材派遣費というふうにおっしゃったわけでありますが、しかし、...全文を見る
○津田弥太郎君 担当が金融庁であるというお答えでございまして、その上で現在の金融庁の考えをお聞きしました。  塩崎大臣、これ、三月二日の衆議院の予算委員会で、派遣労働者を物扱いしているようなところがあればしっかりと指導していかなきゃいけないという答弁をされているわけであります。...全文を見る
○津田弥太郎君 前回の質疑において大臣は、本法案の成立を急ぐ最大の理由は、派遣で働く方々に正社員の道が開かれるようにするとともに、待遇の改善を図るためというふうに答弁をされたわけであります。そうであるならば、派遣労働者から法案の早期成立を求める陳情が我々になければおかしいわけです...全文を見る
08月20日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第27号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  本日は、四人の参考人の皆様、御多忙の中、国会にお越しいただきまして、ありがとうございました。  早速、連合の安永参考人にお尋ねをさせていただきます。  これまで本委員会の議論におきまして最も大きな論点が、職場への派遣労働者の受入れ...全文を見る
○津田弥太郎君 大変重要な指摘をいただきました。私はこの点が今法案の最大の欠陥だというふうに考えております。  続けて安永参考人にお尋ねをします。  今回の改正案において政府が最大の目玉としてPRをしているのが、全ての派遣会社を許可制にするということでございます。連合は、登録...全文を見る
○津田弥太郎君 適切な指摘、ありがとうございました。  もう一問、安永参考人にお尋ねをいたします。  平成二十四年、私どもが政権のときの改正の目玉でありました労働契約申込みみなし制度が本年十月一日に施行されようとしているわけでございます。この制度は労働者保護に極めて大きな意味...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  次に、関口参考人にお尋ねをしたいと思います。  私は参議院の本会議で安倍総理に対して、今回の派遣法改正案について派遣労働者に直接話を聞いたかということを彼に質問しました。総理の答弁は、四人の方から厚生労働大臣がヒアリングを行い、その...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  高橋参考人、ちょっと嫌なことを聞きます。  労働者派遣法の生みの親といえば信州大学の高梨名誉教授でございます。高梨教授が二〇〇九年一月のインタビューでこのように申されています。労働側との財界側の窓口であった日経連が経団連に統合されて...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。午前中の参考人質疑に続きまして、質問させていただきます。  大変熱い議論になりますので、済みません、上着を脱がさせていただきました。よかったら大臣も脱いでいただいて結構でございます。  私が今日までの議論を通じて感じたことをまず申し上げ...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣も問題だという認識を持っていたということですから、まあ、もっと強い問題意識を持ってほしいと思いますが。  一方で、今度は派遣先です。  地方公聴会で公述人として参加をしたトヨタ自動車の伊藤人材開発部長の話、要約しますと、これまでは派遣労働者には社内会議など...全文を見る
○津田弥太郎君 この調査は、記録の保存期間が五年ということで、直前の就業規則届が見付からなかったというケースが一五%弱あるという報告を私は事務局から聞いておりまして、この資料の一番下の二千六十九件のうち八百三件、三八・八%というのは、この分母の二千六十九件が数が減りますので、実際...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりお願いしたいと思います。  次に、午前中も議論のありました派遣先の団体交渉の応諾義務の明確化についてお聞きします。  私は、朝日放送事件の最高裁判決、あるいは派遣先の労組法上の使用者性を認定した代表的な裁判例、あるいは中央労働委員会の命令、これらについ...全文を見る
○津田弥太郎君 具体的な項目でいいますと、例えば派遣労働者に関する労働時間管理、労働時間、あるいはハラスメント防止等の職場環境保全及び安全衛生の確保、さらには福利厚生、こういうことについては専ら派遣先事業主の支配、決定下にありますから、当然、団交応諾義務の対象であると思います。ま...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、前回の派遣法の改正時のときの附則にこう書いてあるんですよ。「派遣先の責任の在り方等派遣労働者の保護を図る観点から特に必要と認められる事項について、速やかに検討を行うものとする。」というふうに附則に書かれていました、前回の改正のとき。ところが、その柱となるべき...全文を見る
○津田弥太郎君 このことは本当にマストな課題でございますので、そういう受け止め方で、研究というよりも、もう具体的に是非早急に取り組んでいただきたい。  しかし、この検討には一定の時間が掛かることも事実だろうと思います。現在進行形で発生している派遣労働者のトラブル、これを解決して...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかりお願いします。  次に、労働契約申込みみなし制度についてお聞きをしたいと思います。  私は、前回の質疑において、この制度が真に意味を持つためには、派遣先から派遣労働者への通知義務、これが不可欠ということを申し上げさせていただきました。この点、午前中の参...全文を見る
○津田弥太郎君 私は、努力義務と言っているんじゃないんですよ。それよりももうちょっと弱い、望ましいということを言っているので、せめて望ましいぐらいは書いていただくように是非進めていただくことをお願いしておきたいと思います。  もう一問、派遣先に着目した質問をします。  本法案...全文を見る
○津田弥太郎君 前回か前々回、大沼みずほさん、外務省の派遣の話をされましたけれども、外務省はそういう雇っている派遣労働者を直接雇用したという事例は余りないという話でありましたから、当然外務省は公表されるわけですね。  そういうのが本当大事なことで、やっぱりちょっと考えなきゃいか...全文を見る
○津田弥太郎君 私の質問はこれで終わらせていただきますけれども、本当に厚生労働省は労働者を守る立場でこういう場合はしっかり仕事をしてもらいたいと思います。  この審議は、今週はもちろん、来週、再来週ずっと続きますので、しっかり議論を進めていただきたいと思います。  終わります...全文を見る
09月01日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  午前中の小池議員、福島議員に続いて、施行日のことに触れさせていただきたいというふうに思います。  まさに呪われた法案と言わざるを得ない。施行日が来ても成立しないという状況にあるわけでございます。この施行期日以降に法案審議を行うという...全文を見る
○津田弥太郎君 大体において国会の審議がどうなるかということを見て施行日を決める、これは政府の責任において行っているわけで、それが国会の審議に委ねるなんて答弁じゃ、話にならない。もう一回。
○津田弥太郎君 さて、先週金曜日の理事懇におきまして、福岡与党筆頭理事から、新たな法案の施行日を九月三十日にすることを考えているというお話がございました。  私は、法案の内容についての批判は別にして、新たな施行日ということでは、国民への周知に万全を期すという意味でも、まあ常識的...全文を見る
○津田弥太郎君 労働契約申込みみなし制度のお話が出されました。現在、与党である自民党、公明党もこのみなし制度を導入した平成二十四年改正には賛成をされているわけであります。このみなし制度の対象には現行の業務単位の期間制限違反が明確に含まれているわけであります。よもや、当時の自民党と...全文を見る
○津田弥太郎君 しっかり労政審で前向きに議論して進めていただきたいと思います。  もう一問です。  先週木曜日の本委員会で、派遣元管理台帳の保存期間と起算点に関するやり取りが我が党の石橋議員と塩崎大臣の間で行われ、何回も審議がストップしました。大臣の答弁では、派遣元管理台帳は...全文を見る
○津田弥太郎君 これ、皆さん、どう考えてもおかしいですよね。与党の皆さんも、おかしいとうなずいておられる方が一、二名いらっしゃいます。おかしいんです。  職業安定局が作成した労働者派遣事業関係業務取扱要領、これを読みますと、派遣元管理台帳の保存の意義としてこのように書かれている...全文を見る
○津田弥太郎君 そうなんです。  今回の法改正、派遣労働者の保護を図るためのものであるということを、大臣は、お経読みしたのが七月十四日で、今日は九月一日ですから、何回この答弁、恐らく百回以上されていると思うんです、再三。だったら、派遣元管理台帳に記載された就業状況や派遣労働者か...全文を見る
○津田弥太郎君 中長期的に管理する体制を整備する、つまり三年ではない。同一事業所、まあ一番分かりやすいのは同一事業所ですが、事業所が変わっても実は必要なんですね、これは。だから、労働者保護のためには、これは同一の派遣先事業所に限らず、今大臣は必ずしも同一事業所というふうにおっしゃ...全文を見る
○津田弥太郎君 そうすると、井坂議員から働きかけて、与党、自民、公明の方からこういう内容に修正するならば乗ってもいいよという話になって、井坂議員はその話に乗られたということでしょうか。
○津田弥太郎君 余りよそ様の政党のことをとやかく言うつもりはございませんが、今の御党の置かれた状況を非常に嘆かわしく思っているわけでございます。  続いて、民主党の西村議員にお尋ねをしたいと思います。  維新の党から、自民、公明両党と修正協議を行いたいという連絡は民主党にも当...全文を見る
○津田弥太郎君 三つの政党で共同提出された議員立法が一方的に片方の政党の都合によって修正されてしまう、しかも、その法案の言ってみれば提案者である井坂議員の意向は全く無視して行われてしまったという非常に嘆かわしい話、信じられない話。まあ、皆さん、参議院では起こり得ませんよね、そうい...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  この丸子警報器事件の判決、私ども国会議員という立場で読んでみたときに、最も重く受け止めるべきは次の部分であります。  同一価値労働同一賃金の原則に明言する実定法の規定はいまだ存在しないということが判決文に書かれているわけであります。...全文を見る
○津田弥太郎君 ちょっとトーンダウンした感じがするんですが。  私は、井坂議員がおっしゃったEU指令、これ極めて意義のあるものだというふうに考えるわけです。つまり、派遣労働者にとって比較対象となる派遣先の正社員が存在しない場合には過去における比較対象者を選定し、それでもなお比較...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣、通告していないんですけど、このEU指令というのは非常に、我々に対して、今後の均等処遇を実現していく上で重要な提言をしていると思うんです。厚労大臣として、このEU指令をこの法案が成立した場合には今後取り入れていくというお考えはありますか。
○津田弥太郎君 勉強するだけじゃなくて、是非実現をしていただきたいと思うのであります。  もう一点、均等であれ均衡であれ、待遇格差を裁判で争う、これは当然あり得るわけであります。その場合に大変重要になってくるのは、立証責任の問題であります。派遣労働者側、労働者側にとっては、この...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございます。  期待されているというか、与党のお立場ですから、是非、推進の立場でハッパを掛けていただきたいというふうに思います。  さて、この衆法の修正案と原案との決定的な違いの第二点をこれから議論したいと思います。  第二点は、必要となる法制上の...全文を見る
○津田弥太郎君 一年以内を三年以内にした理由は、先送りをするためではなく、労政審で十分な時間を確保した議論を行うためである、そのとおりということでございます。恐らく、そのことは、拙速に結論を出すのではなく、より良い法制上の措置を講じてほしいという労政審に対しての善意からなる配慮だ...全文を見る
○津田弥太郎君 あるときには早急に結論を出せ、あるときには、これは重要な問題だから十分な時間を掛けてやれ。  今まで、例えば先ほどの有期雇用の特例の問題、これ重要な問題でしたよ。ホワイトカラーエグゼンプションなんというのは、これはもうまさに天地がひっくり返るような話なんですよ。...全文を見る
09月03日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第32号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  今、羽生田議員から、今回の改正は派遣労働者の保護、総理も同じような意味合いの趣旨を申されました。しからば、私は、八月十一日の本委員会におきまして、派遣先から派遣元に支払う費用についていわゆる物件費という勘定科目が使われていることが多い...全文を見る
○津田弥太郎君 そういう答弁だとするならば、早急にその要請を行っていただきたいということをお願い申し上げておきたいと思います。  それでは、今回の法改正に関するお尋ねをしたいと思います。  資料配付をいたしております。日経新聞です。おとといの朝刊でございます。今回の法改正に対...全文を見る
○津田弥太郎君 私は、労政審がどうだったかということを聞いているんじゃないんです。総理自身が、例えばこの日経新聞の、七割近くが反対、派遣社員の、こういう記事が出ている中で、本当に今回の法案の成立を派遣労働者が待ち望んでいるかどうか、総理はどう思っていらっしゃるのかということを聞い...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、聞き方を変えましょう。  私は、七月八日の参議院の本会議で、総理に対して、今回の派遣法改正案について派遣労働者に直接話を聞いたかという質問をしました。先ほども御答弁なさったように、厚生労働大臣が話を聞いている、私は聞いていないという話でございました。 ...全文を見る
○津田弥太郎君 総理、見苦しいよ。ずらずらとそんなことを言ったって、七割の派遣社員が反対しているという事実なんです。総理がそんな細かいことを細々言ったってしようがない。大勢の中でどう見るかということが大事なことなんですよ。この重要広範議案である労働者派遣法の改正案に対して、当事者...全文を見る
○津田弥太郎君 総理、その議論はもうとっくに当委員会では終わった話なんです。それでも問題があるということで、現在審議が続いているわけです。  この非正規の中でも派遣は特別なんですよ。短時間労働や一週間の所定労働日数を少なくしたいということ、これについては、ワーク・ライフ・バラン...全文を見る
○津田弥太郎君 いずれにしても、大変不十分なんです。  私は、我が国が派遣会社が栄える国になってほしくない、必要最小限の存在であってほしいというふうに考えます。派遣社員を自分の会社の社員と同じように使い勝手を良くすることは決してあってはならないことです。使い勝手を良くしたいなら...全文を見る
○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。本日二回目の質疑をさせていただきます。  冒頭、本来であるならば、この審議は、厚生労働省が設置をした検証委員会の甲斐中委員長に出ていただかなきゃならないケースでありますが、どうしても出席していただけないということであります。  また次の...全文を見る
○津田弥太郎君 それでは、先月の二十一日に検証委員会の検証報告書が公表され、その前日には機構自身の調査結果報告も求められているわけであります。これらを踏まえて、冒頭、水島理事長にお尋ねをしたいと思います。  今回の百二十五万件もの情報流出は、防ぐことができない言わば天災だったの...全文を見る
○津田弥太郎君 長々と述べられましたけど、全て人災だということを申し述べられたわけであります。  この日本年金機構のセキュリティー体制がもう不十分というよりも全くお粗末だと、とともに、厚労省との意思疎通が全くできていなかった。組織のトップとしての水島理事長の責任は極めて大きなも...全文を見る
○津田弥太郎君 大臣、そんな中途半端なことを言っていると、新国立競技場とか公式エンブレムと同じことになりますよ。こんな決断はさっとやらなきゃ駄目ですよ。  前回、川田議員が引用したように、日本年金機構の職員意識調査によると、機構の組織体質はむしろ年々悪化している、そういう調査が...全文を見る
○津田弥太郎君 昨日、私はこのことを通告しました。出ないということは大変問題であります。これは、委員長において取り計らっていただきたいと思います。
○津田弥太郎君 関連してお尋ねをしたいと思います。  私の中では、検証委員会のミッションは今回の事案の全容解明、少なくとも事案の一定の解明が含まれているというふうに思っておりました。しかし、前回の集中審議で甲斐中委員長から、検証委員会は、原因究明と再発防止、この二つのみであると...全文を見る
○津田弥太郎君 るる述べられましたけれども、もう立法府しかないんですよ、解明するところは。だから、しっかり協力をしていただきたいというふうに思います。  今回のこの問題の最大の要因は、日本年金機構、ここの言ってみれば甘えの構造ですよ。幾ら失敗をしても組織の存続が疑われることはな...全文を見る
○津田弥太郎君 次に、例の共栄データ事件についてお聞きをしたいと思います。  今回のこの事件は、機構が委託先としてこの共栄データセンターを使っていて起きた事件であります。つまり、実際に委託先を毎年変えているんだけど、労働者は同じ人が働いているということだったわけであります。当然...全文を見る
○津田弥太郎君 本当に、こんな問題が起きているというのは、厚生労働省ですから労働も管理しているわけで、日本年金機構でこんなことが起きているなんというのはとんでもない恥ずかしいことです。しっかり対応していただきたいと思います。  最後に、先ほども大臣はけじめのお話をされました。こ...全文を見る
○津田弥太郎君 終わります。
09月08日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第33号
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○津田弥太郎君 私は、ただいま可決されました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、維新の党、日本を元気にする会・無所属会及び無所属クラブの各派共同提案による附帯決議案を提出いたします...全文を見る
09月15日第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第35号
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○津田弥太郎君 民主党の津田弥太郎です。  私も、先週の台風十七号、十八号を中心として、茨城県を中心に栃木県あるいは宮城県等々、大変大きな被害が発生をいたしました。心よりお見舞いを申し上げたいというふうに思います。  医療法の質疑に入る前に、この度の災害で大きな特徴として私ど...全文を見る
○津田弥太郎君 済みません、通告をしておりませんでしたが、是非とも早急な取組をお願いを申し上げたいと思います。  それでは、法案の質疑に入らせていただきます。  一週間前、審議を行ってきました労働者派遣法、私どもは徹頭徹尾反対を貫いてきたわけでございます。  一方で、本日の...全文を見る
○津田弥太郎君 会計基準の適用や外部監査の義務付け、これは医療法人の経営の透明性の確保という点で本改正案の肝の一つになっているわけでございます。しかし、その適用の要件、範囲、これは法律事項ではなくて省令事項になっている。そのために、野党の議員のみならず、法案の立案過程に直接関与し...全文を見る
○津田弥太郎君 衆議院で今審議されようと予定されている労働基準法の改正、労働時間の適用をしない労働者、この収入の範囲をどうするかということで、厚生労働省は一千七十五万円という数字を明確に出しているわけです。これ、物すごく重要です。この一千七十五万円が出るか出ないかで全然審議の状況...全文を見る
○津田弥太郎君 先ほども申し上げましたが、勤務医の過重労働の問題というのは大変深刻であるというのは従前からずっと指摘をされてきているわけで、今回の法改正によって更に勤務医の過重労働が増加するということになったとすれば、それは本末転倒ではないのかなというふうに思うわけであります。 ...全文を見る
○津田弥太郎君 最後にお尋ねをしたいと思います。  衆議院の審議においても、地域医療連携推進法人に参加するかどうかはあくまでも任意であるという答弁を二川局長、行っているわけであります。しかし、地域唯一の大病院を中心に地域医療連携推進法人がつくられるような場合、実際には囲い込み的...全文を見る
○津田弥太郎君 ありがとうございました。  地域医療連携推進法人に参加しない場合の不利益の問題、こういうものは、さらには、先ほどの労働法上の問題も含めてしっかりと詰めの議論を行うよう厚労省に要請をして、私の質問を終わります。ありがとうございました。