竹谷とし子

たけやとしこ

選挙区(東京都)選出
公明党
当選回数2回

竹谷とし子の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第180回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  現政権では増税の話が先行していますが、民主党のマニフェストに掲げられた無駄遣いをなくすための天下りの禁止、行財政の透明化の取組がどのように進んでいるかということに関連してお伺いをしたいと思います。  最初に、昨年の会計検査院報告で、...全文を見る
○竹谷とし子君 政策金融公庫から支払われたものはありますか、このほかに。
○竹谷とし子君 JAL経営破綻による国民負担は政策投資銀行が行う危機対応業務及び損害担保付貸付けにより発生したわけですが、この業務と貸付けにつきまして財務副大臣から御説明をお願いいたします。
○竹谷とし子君 債権の全部又は一部が回収できなかった場合に公庫が損失補償することになっていると思いますが、これは最大何割まで補償することになっていますでしょうか。
○竹谷とし子君 では、損害担保付融資実施の際の政府の関与というのはどのように行われるのでしょうか。また、平成二十一年六月の政策投資銀行からJALへの損害担保付きの貸付審査が妥当であったかどうか、財務大臣の御見解を伺いたいと思います。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  次に、今回、JALの経営破綻によって政策投資銀行の融資が回収不能となって、多額の国民負担、六百七十億円貸し付けたうちの四百六十六億円、この負担が出たことは会計検査院報告で初めて開示されました。会計検査院の報告がなければ国民は知らされるこ...全文を見る
○竹谷とし子君 私が調べさせていただいた限りは、政策投資銀行には開示義務はないと思うんです。政投銀が開示に至った理由は何でしょうか。
○竹谷とし子君 補償料を四億払っているので、四百六十六億が国民負担です。
○竹谷とし子君 同じ時期に損害担保取引でほかにも融資が焦げ付いていたものがあったと思います。JALだけ公表したというのはどういう理由でしょうか。
○竹谷とし子君 ですので、会計検査院が報告をしなければ分からなかったんです、国民は。  ですので、政策投資銀行の損害担保貸付け、これは最大八割国民負担になるわけですから、この融資先が破綻をして国民負担が生じた場合は、事後的にその適否を国民が監視できるように個別企業名を開示すべき...全文を見る
○竹谷とし子君 では、なぜJALはできたんでしょうか。
○竹谷とし子君 守秘義務の関係というのも分かりますし、事前にはそういったものが融資されているということが分かると、風評で取引等に影響がありますからそうするべきでないということは分かるんですけれども、事後的には国民の負担になるわけです。ですので、これは開示をさせるべきだという、民主...全文を見る
○竹谷とし子君 危機対応業務は、国が政投銀にお願いしていることなんですね。これ、どこにやるかというのを決めるときに、公庫とのやり取りで、そこは政治家が、政府が関与しないということになっているわけです。裁量の余地が非常に大きいんですね。これ、事後的にも開示するということがなければ、...全文を見る
○竹谷とし子君 私は、天下りをなくすことによって無駄遣いをなくすには、単にあっせんを禁止することでは効果が低いと思います。  省庁を退職して再就職する際に、公共事業の随意契約や補助金というお土産がなくても経験とスキルで迎えられるような国家公務員の方々の人材開発、新しいキャリアパ...全文を見る
○竹谷とし子君 続きまして、政策投資銀行に伺います。お忙しい中の御出席、御礼申し上げます。ありがとうございます。  政策投資銀行の出資先、資料二になりますけれども、これは公開されているものの範囲です。この出資先への出資判断基準はどのようなものか、また政策投資銀行に省庁別の出身者...全文を見る
○竹谷とし子君 続きまして、図三を御覧ください。  政策投資銀行を経由して国交省の出身者が代表取締役社長を務めておられる企業があります。A社とさせていただきます。政投銀が出資をしています。このA社は、国交省が管轄する新千歳空港の給排水施設営業を行ってきました。  北海道議会で...全文を見る
○竹谷とし子君 このA社は公募によらない国有財産、行政財産の使用をしていたと思いますけれども、平成十六年六月の大蔵省通達によって、行政財産の使用許可は原則公募とされています。これは、A社に使用許可が公募によらずに与えられていたということでしょうか。国交大臣、お答えいただきます。
○竹谷とし子君 もう一つ違う角度から質問させていただきますが、JALの破綻時に、このA社の大株主見ていただきたいんですが、JALとANAで一九・一六%ずつ持っています。政投銀が一二・六%で、過半数を三者で占めます。  JALの破綻時に、JALが持つこの企業の株を売却して、その代...全文を見る
○竹谷とし子君 その判断に政府あるいは政治家は関与しているのでしょうか。
○竹谷とし子君 JALは大株主であると同時にA社の取引先でもありますので、この株を売ることによって、政投銀にとっては不利な状況になるということが考えられます。国民負担を取るのか、政投銀の利益を取るのかという、そういうジレンマがあったというふうに私はこの構図からは見えます。国民から...全文を見る
02月22日第180回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第2号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  藤井参考人、櫨参考人、本日は大変参考になるお話をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。  藤井参考人は、昨年の参議院復興特別委員会でのお話に引き続き、今日も前回にも増して情熱的な説得力のあるお話をいただきました。  公明...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。  続いて、櫨参考人にお伺いしたいと思います。  今日の消費重視の経済成長戦略ということでお話を伺いまして、大変興味深い資料で、十一ページのところで御説明をいただきました資金が大量に余っている企業部門というところ、また日本の家計がお金を...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。
02月24日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  荒木先生、山田先生、本日はありがとうございました。  今日はODAに対する国民の理解や参加についてお話を伺いましたけれども、荒木先生からは、ODAというのは国家事業で国益の実現の手段であるという立ち位置を明快にしたお話があり...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。
02月29日第180回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第3号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  いろいろお伺いしたいことあるんですけれども、絞って質問させていただきます。  本日、経済成長と雇用の課題ということでお話をいただきました。  まず、経産副大臣にお伺いしたいんですけれども、資料の四ページ目で攻めの空洞化対策...全文を見る
○竹谷とし子君 両者の関係について、分断されているということですね。  もう一つ経産省に質問に答えていただいていない点が一点あるんですけれども、潜在内需の掘り起こしで十五兆円、これに係る財政支出は幾らというふうに予測をしていますでしょうか。
○竹谷とし子君 施策とその結果との関連性というものが今まだできていないということだと理解いたしました。  質問を終わります。ありがとうございました。
03月14日第180回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  本日は、東日本大震災からの復興に向けてということで四点質問させていただきます。その後、財政再建に向けて、無駄削減、その取組を二点お伺いしたいというふうに思っております。  復興に向けての一点目でございますけれども、中小企業等...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。汎用性があっても事業に必要なら認めるという御答弁いただいたと思います。  続きまして、災害弔慰金に関してお伺いいたします。  この問題、私、昨年の七月から取り上げさせていただいております。災害弔慰金を出すときに、主たる生計維持者が亡くなら...全文を見る
○竹谷とし子君 では、この御相談いただいた方、四十万円ほどの所得、この方は含められるという方向で考えていただいているということでよろしいでしょうか。
○竹谷とし子君 まだ過去のことではないと思うんですね。私、今年に入ってからこの方のところにお宅までお邪魔しました。政府の対応が遅い。お話を伺いました、石巻市で。窓口でばかにされたような感じがした、自尊心を損なわれていました。私は政府に代わって伏しておわびしました。  まだ震災は...全文を見る
○竹谷とし子君 総理、先日の追悼式で総理は御霊に向かって誓っていらっしゃいました。まず第一に、被災地の復興のために全力を尽くすとおっしゃられました。復興というのは、インフラができ上がることだけではありません。被災者の方々の心の復興、これが大切なことです。  傷ついた被災者の方々...全文を見る
○竹谷とし子君 総理のリーダーシップに私は期待しています。  次の質問に移らせていただきますけれども、瓦れき処理、今広域処理が進まないということで問題になっていますけれども、一方で、瓦れき処理費用の査定について国民から疑問の声をいただきました。被災地にボランティアに通いながら山...全文を見る
○竹谷とし子君 瓦れき処理費の査定、大方済んでいるというふうに思うんですけれども、これから測量し直して正確に出すということなんでしょうか。
○竹谷とし子君 それでは正確に量れないというふうに国民の中から声が出ているんですね。先ほども査定が厳しいという話いろいろありましたけれども、分かりやすいところは厳しくなるんですね。分かりにくいところは緩いんです。分かりにくいところほどきちっとやらなければいけないんじゃないでしょう...全文を見る
○竹谷とし子君 環境大臣、モデル的にきちっとやるということについてはいかがでしょうか。
○竹谷とし子君 続いて、震災関連の質問の最後に、東日本大震災事業者再生支援機構、これは三月五日から業務が始まり、二重ローンの救済の切り札として期待をされています。  業務開始に当たって、被災地の事業家が懸念される点があります。それは債権の買取り価格です。支援機構が債権の買取り価...全文を見る
○竹谷とし子君 支援機構が町づくりの計画に関する情報を収集する、そういう役割、責任を負うということでよろしいですか。
○竹谷とし子君 よろしくお願いいたします。  続きまして、財政再建に向けての無駄削減の取組ということで質問させていただきます。  資料を用意させていただきましたけれども、平成二十四年度予算案に計上されている利払い費、国債利払い費等は約十兆円、全体の一〇%を超えています。  ...全文を見る
○竹谷とし子君 これ、約十兆円、千二百億円掛けてリスクに備えているということだと思うんです。どういうリスクでしょうか。
○竹谷とし子君 オペレーショナルリスクとはどういうものでしょうか。
○竹谷とし子君 そのリスクに備えるために一千二百億円というコストを掛けることは妥当だと思いますか。
○竹谷とし子君 過去に九兆円必要だったときがあるのでそれぐらい手元に置いているということなんですけれども、天変地妖とかで償還をしてまた借換えをするという、そういうときに備える必要は確かにあると思うんですけれども、手元にお金がなくても、例えば日銀から、本当に緊急な場合、天災があると...全文を見る
○竹谷とし子君 ですので、月一回にするということですか。
○竹谷とし子君 今の仕組みはそうかもしれませんけれども、民間では月次決算って当たり前なんですね。それをやればいいだけのことだと思います。その努力をしないから十億円、二十億円、国民負担が増えているんです。  次に行きます。  国交省所管の住宅金融支援機構、平成二十三年三月末で預...全文を見る
○竹谷とし子君 ですから、それがあるから返せない状況なんですね。それで国民負担が百二十億円生じているんです。それを少し変えて、インセンティブを与えれば返してくれるわけですから、やるべきだと思うんです。  財務省の省益とか特別会計だけを考える、個別の最適を考えるとそうなるんですけ...全文を見る
○竹谷とし子君 納付していただいていいんです。連結で考えてください。国民負担を減らす方向で考えてください。これ、じゃ、財金委員会でまた引き続きやりますので。百二十億円減らしましょう、利払い費。  次に、じゃ、財務省所管の国立印刷局、行かせていただきますよ。  国立印刷局は運営...全文を見る
○竹谷とし子君 今までもやっていただいていますけれども、まだ残りがありますので、それを速やかにやった方がいいと思いますし、模範となるようにやっていただいた方がいいと思います。  本日、具体的に挙げさせていただいた独立行政法人は、それぞれの基準に基づいて業務はやられています。しか...全文を見る
○竹谷とし子君 終わります。ありがとうございました。
03月22日第180回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  本日は公述人の皆様、ありがとうございました。私からはまず、同じ女性である大嶋公述人にお伺いしたいと思います。  今日は、社会保障を一部の人、特に生活が困難な方々のための問題ととどめるのではなくて、社会全体、特に現役世代が働く...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。  続きまして、藤井公述人にお伺いしたいと思います。  先生に質問させていただくのは、復興特と国民生活調査会そして今回と、三回目になります。だんだんだんだん先生の考え方に近づいてきているような気もしないではありません。  私は今、東北...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  その国民の議論、世論をつくっていくということが本当に必要だなと思っております。  私も今、防災のお話で個人演説会や政治学習会へ行ったときに、自助、共助をお願いしますということを申し上げております。これは、やっぱりそれは国民の皆様自分た...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。  最後に、大嶋公述人にもう一点だけお伺いしたいと思います。  私は、これから女性が日本を変えていく大きなキーになるというふうに思っていますけれども、女性が社会の中で働いていく、これから結婚して子育てをしていくという、そうやって希望を持...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。  終わります。
03月27日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第3号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  本日は租税特別措置法、特別会計法の審議ということですが、初めに税制ともかかわりのある老朽家屋対策について質問をさせていただきます。この問題は小さな問題のようですけれども、命に直結する問題であると考えております。  現在、高度成長期の...全文を見る
○竹谷とし子君 済みません、今のおっしゃられたことは、自治体が私有財産である老朽家屋を撤去した場合にそれを補助してくださるという、そういうことでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  これもやはり自治体主体で今先駆的に進められているところがあります。東京都の足立区の行政にお話を伺いました。こちらでは、自治体で条例を作り、予算と体制を確保して取り組んでいらっしゃいます。しかし、法律の制約があって非常に手間が掛かっている...全文を見る
○竹谷とし子君 国土交通省は、都市政策という観点からこの点についてどのようにお考えでしょうか、御見解をお願いいたします。
○竹谷とし子君 是非よろしくお願いいたします。  また、老朽家屋の発生を抑制するという観点から、建築基準法で建て替えができないこととなっている無接道敷地を隣接敷地へ統合する、これを促進していくための方策が必要であると考えられます。持ち主としては建築基準法で建て替えができない、か...全文を見る
○竹谷とし子君 これも是非よろしくお願いいたします。  また、老朽家屋の発生を抑制するためのもう一つの方策は、少し回り道になりますが、中古住宅の取引、これを活性化させていくということもあると思います。公明党としては、少子高齢化、世帯数が二〇一五年にピークを迎え、その後、減少傾向...全文を見る
○竹谷とし子君 今日発表されたということで、また後で確認をさせていただきたいと思いますけれども、住宅を買うときの、中古住宅にしても新築の住宅を買うにしても、そのローンは非常に住宅ローンで低い金利で買えますけれども、中古住宅を買って、そこに新たに自分でリフォームをしようとするときに...全文を見る
○竹谷とし子君 そういう法律はあるんですけれども、基準が明確でないということが現場の悩みでありまして、これを結局適用することができないということなんです。これに対してのお答えをお願いいたします。
○竹谷とし子君 済みません、通告していないんですけど、耐震診断をして撤去するべきと判断したものは命令できるということだったんですけど、その診断にも社会資本整備交付金のその老朽家屋の撤去の費用というのは使えるんでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  老朽建物が放置される理由として、この足立区の資料に挙げられている所有者の経済的事情というものがあります、この解体費用がないと。ここについても経済的な支援措置が必要ではないかと思いますけれども、無担保の解体ローンを例えば自治体に創設すると...全文を見る
○竹谷とし子君 済みません、ここまで通告していませんでしたので。今、誠意あるお答えをいただいたと思いますので、あとはちょっと御担当者の方と詰めさせていただいて相談させていただければというふうに思います。ありがとうございました。  続きまして、次に都市農地の保全について伺いたいと...全文を見る
○竹谷とし子君 少し離れたところにあっても一体と認められるということでよろしいでしょうか。
○竹谷とし子君 この部分についてもまたちょっと解釈がいろいろあると思いますので、今後も引き続き詰めさせていただきたいというふうには思います。  また、生産緑地を相続した方、相続税納税猶予の適用を受けた場合、農業を承継してくれる次の世代に引き継ぐまで原則終身、自分で農作業を死ぬま...全文を見る
○竹谷とし子君 大変心強い御答弁をいただいたと思います。是非よろしくお願いいたします。  また、都市の農地を守るために一つ御提案をさせていただきたいと思います。  それは、東京都や大阪府等から都市の農地を守るために都市農地総合特区制度といった特区制度の創設の申請が出た場合に積...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  都市農地には防災面だけではなくて様々な多面的な機能がありますので、是非、今御答弁いただけたことを踏まえて関係者と検討を重ねて、いい提案ができるように進めさせていただきたいというふうに思います。  続いて、都市農地に、やはり今、首都圏直...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  東京や大阪に住む多くの人が、先ほどアンケートの結果を御紹介させていただいたように、是非農地を残してほしいと考えています。この今の時期にまたアンケートを取ったら、更に多くの方が防災機能という側面に着目をして残してほしいというふうに御希望さ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  引き続き、この件につきましては私も取り組んでまいりたいと思っておりますので、関係省庁の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。  次に、地球温暖化対策税についてお伺いいたします。  地球温暖化対策税については、公明党としても、温室効果...全文を見る
○竹谷とし子君 製造業は今非常に厳しい状況にあると思います。製造業は、我が国産業の重要な部分を占めていて、雇用を生み出すという点で非常に大きな影響力があります。そこに多大な負荷を掛けて海外に移転してしまう、また競争力がなくなって倒産をしてしまう、そのようなことから雇用が失われると...全文を見る
○竹谷とし子君 是非、バランスを取った導入をお願いしたいというふうに思います。  最後に、特別会計法の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  本法律案において復興特別会計が設置され、復興に係る歳出歳入が全てこの復興特別会計を原則通じて行われるということになり...全文を見る
○竹谷とし子君 今おっしゃられたように、確かに地方自治体に聞いてそれを国が公表するというのは非常に手間が掛かりますけれども、国がどこまで支払ったのかということは分かるはずです。そこまででもせめて出していただければ、あとは地方自治体、例えば宮城県には幾ら行っている、仙台市には幾ら行...全文を見る
○竹谷とし子君 私は、この委員会で復興予算の審議が行われている中だったと思いますけれども、阪神・淡路大震災のときに復興予算が約五兆円というお話を伺いまして、それは何に使われたかということを財務省に質問させていただいたときに、分かりませんというお答えがありました。それから考えますと...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
議事録を見る
○竹谷とし子君 本日は、予算査定の在り方に関連して、無駄遣いの放置、政府の努力不足とも言える具体的な事柄を質問させていただきたいと思います。  国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律についてです。私たち国会議員の選挙の執行に要する経費は今申し上げた法律によって基準が定めら...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  現在、衆議院にて継続審議となっている二十二年度の改正法案、この法案は前回の参議院選挙の前に改正がされるべきものでした。しかし、法案が審議される前に鳩山総理の突然の辞意表明がされたため、改正されないまま国会が閉幕、廃案となってしまいました...全文を見る
○竹谷とし子君 今、答弁でいただきましたとおり、地方自治体の協力で改正法に近い額の節減が行われましたが、それでも予算に対して十二億円の超過額が発生しました。この十二億円の超過額は鳩山元総理の突然の辞任という民主党の都合により発生した額です。法案が通っていれば支出する義務は発生しま...全文を見る
○竹谷とし子君 答弁がちょっと繰り返しであったかなというふうに思います。努力を具体的にどのようにされるんでしょうか。
○竹谷とし子君 また、これ改正案が仮に通ったとしても、自治体での執行状況、これを基準に更に反映させていって節減をし続けていく、費用を適正化していくということが必要だと思います。総務省が定期的に行う実態調査、使途報告を充実させてPDCAサイクルを回していくべきであると思います。 ...全文を見る
○竹谷とし子君 ちょっと安住財務大臣には通告していないんですけれども、法律を通しさえすれば十二億円が削減できるという法律を放置しているということについて、これ率直に国民に謝罪をして、その上で早期成立を図っていくべきと考えますけれども、この件について安住財務大臣、御見解をいただけま...全文を見る
○竹谷とし子君 無駄遣いを削減するということが民主党政権の看板政策の一つでもあったと思いますけれども、やはり努力が全く感じられないというふうに私は思います。  二つ目の事例として、住民移動に伴う手続について取り上げさせていただきます。  初めに、総務省に直近の国内での住民移動...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  全国で年間五百四万人を超える方が住所を変更しているということですが、転出、転入の手続、各市町村の役所で行われています。転入に伴って様々な行政サービスを新しい住民の方に市町村、提供するわけですが、その中には所得制限や所得によって保険料の額...全文を見る
○竹谷とし子君 介護保険などはどうですか。
○竹谷とし子君 政府の方では件数を把握できていないということでありますけれども、行政サービスに所得情報が必要となることはたくさんあるわけです。ただ、この所得情報は引っ越しをすれば自動的に情報が前の住所地から新しい住所地の自治体に引き継がれるようにはなっていません。必要に応じて新し...全文を見る
○竹谷とし子君 このマイナンバーの稼働についてはこれからだと思いますけれども、政府の予定どおりに行われるとしても数年間は時間が掛かります。この間、実質的に同じような機能を果たすために、転出手続の際に取得する転出証明書に所得証明書を添付して、それを新住所の役所に提出して入力をしても...全文を見る
○竹谷とし子君 先ほど厚生労働省さんに答えていただいたように、件数を把握してないんですよね。だから、どれだけ効率化されるかということは政府としてまだ全然分かってないわけなんです。それをきちんと調べた上で、全国的に調べなくても一県モデル的に見れば分かるわけですから、それをやるべきか...全文を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。本日二回目の質問をさせていただきます。  法案審査ということで、保険業法を中心に質問をさせていただきますが、まず金融機関の関係で一問質問をさせていただければと思います。視覚障害者の方への金融情報の情報バリアフリーについてでございます。 ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  この厚生労働省の取組は、障害者施策の主管官庁として模範となっていただいていると思います。この音声コードの普及のため、厚生労働省としてはどのような施策を行っているのか、取組状況についてもお伺いしたいと思います。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  厚生労働省の取組によって、視覚障害者の方々の情報バリアフリー体制を整備していくという基盤は整いつつあると思います。そこで課題となってくるのが、いかにして社会の様々な分野にこの音声コードを普及していくかということになります。  金融面で...全文を見る
○竹谷とし子君 今大臣から、障害者の近くで大変に状況がよく分かったお立場から御答弁いただけました。是非とも、今後も、視覚障害者の方々のため、この取組を進めていっていただけますようによろしくお願いいたします。  次に、民間の保険業界と政府で行っている地震保険について質問をさせてい...全文を見る
○竹谷とし子君 大枠として現行制度のままでいくということが正式に決まったという流れだと思います。  その現行の地震保険制度、これは官民の保険として設計されているわけですが、その制度概要について御説明いただければと思います。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  先ほど経緯の中でも御説明ありましたが、財務省における論点整理に係るワーキンググループ、これが設置され、様々な議論が行われたということが公表されています。特に、最終的な論点整理に至る前にまとめられたこれまでの議論の整理というところにおいて...全文を見る
○竹谷とし子君 この論点の中で、国主体でやっていくべきであるという結論になったと思いますけれども、さらに、巨大地震、連続地震ということが想定をされて、この強靱性をどう確保していくのかということも議論されて論点として挙げられていたと思います。  まず第一に、現在、関東大震災クラス...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  万が一に備えるということがいかに重要か、そして準備がされているということが国民に信頼感を持っていただくということにつながると思います。今の部分については今後もしっかり検討をしていっていただければというふうに思いますが、万が一に備えるとい...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今、削減払いという言葉が御答弁の中にありました。現行制度では、総支払限度額を超えた被害が発生した場合、保険金支払額を総支払限度額内に収めるため削減払いを行うこととなっています。現行の総支払限度額の設定に際しては、先ほどの御答弁にもありま...全文を見る
○竹谷とし子君 増やしていただいてはいますけれども、今申し上げましたように、保険契約者からの信頼という面で、削減される可能性があるのではないかというそういう不安の声、そもそも全体額が確定しないと削減払い自体が損保会社の窓口でできない、支払が大幅に遅れるという、そういう実務的な難し...全文を見る
○竹谷とし子君 今、損害区分のというお言葉が答弁の中でありました。昨年の十月二十七日の当委員会で私も取り上げさせていただきましたが、現在の地震保険の損害区分は全損、半損、一部損の三区分となっています。建物の時価の五〇%以上の被害は全損、二〇%以上五〇%未満が半損、三%以上二〇%未...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  次に、保険業法の改正案についてお伺いいたします。  本改正案の策定の背景には、保険会社が現在置かれている国際競争等の経営環境の変化があると思いますが、現在の保険業における国際競争の状況について、金融庁の認...全文を見る
○竹谷とし子君 今御答弁にありましたとおり、保険会社の外国保険会社の買収等にかかわる子会社の業務範囲の見直しについては、国際的なMアンドAによって収益機会を拡大していく必要ができているにもかかわらず、MアンドAのスピード感に現行の規制で対応できなかったり、競争上不利な状況に置かれ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  グローバル化経済の中で保険業においても競争が激化しており、契約者保護、これは大前提ですが、その中で我が国の保険会社が他国の会社と競争上不利にならないよう、今おっしゃられました例外規定、この運用においては市場での海外企業との競争環境を勘案...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  最後に、少額短期保険業の在り方について質問させていただきます。  本法律案で、経過措置適用業者が引受け可能な保険の上限金額について、既契約者は従来どおり本則の五倍、新規契約者については本則三倍という経過措置を平成三十年三月まで五年間延...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。  以上で質問を終わらせていただきます。
03月29日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  政府はこれから増税法案を閣議決定されるということですけれども、歳出削減、この取組は十分だったのでしょうか。民主党政権から、逆立ちをしても鼻血が出ないぐらい歳出削減をやるという、そういう言葉を聞いた記憶があります。今そういう状況でしょう...全文を見る
○竹谷とし子君 総理にお伺いしたいと思います。
○竹谷とし子君 私はこの無駄というのが何でもかんでも減らせばいいとは思いません。特に公共事業は、先ほど西田議員からもありましたけれども、名目GDPに与える影響は大変大きいものです。これを減らすことによって名目GDPが下がれば、それによって税収が減ります、本末転倒です、必要ではない...全文を見る
○竹谷とし子君 私は政府の無駄遣い、まだまだあると思います。本当に無駄なものです。  三月十四日の予算委員会の続きをやらせていただきます。  政府内に滞留する余剰資金についてです。  この余剰資金、手元の流動性を持っておくことによって、そのために借金をしています。その平均の...全文を見る
○竹谷とし子君 独立行政法人の福祉医療機構では、回収金はそのまま国庫に納付するんです、その額。欠損金は資本金と相殺します。そして、回収金分も資本金と相殺するということになっていますが、これ、分けているんですよ。欠損金と回収金を相殺するわけじゃないんです、だからできるんです。どうで...全文を見る
○竹谷とし子君 承継債権管理回収勘定の財務諸表をよく見ていただきたいんです。今年度は六百九十億円回収しています。そして、回収業務に三十億円というふうになっていますけれども、極めて優良なんですよ、この勘定。  今言った御懸念は、仮に引当金を多めに積んでおいても随分多額の額を戻せる...全文を見る
○竹谷とし子君 利払い費というのは、毎日毎日掛かっているんです。研究が後になればなるほど、国民の利益は損なわれるんです。  この政府の余剰資金、一番多いのが財務省です。国債整理基金特会と財投特会で合わせて、財務省が作成された貸付金の明細を見ますと、〇・一二%というふうに短期で回...全文を見る
○竹谷とし子君 こういった余剰資金が政府の様々なところにあるんです。先ほどの福祉医療機構というのは例です。これから一つ一つ見ていけば、いろんなものが出てきます。ほかにもあります、私が調べた限りでも。これをきちんと政府で、急いでやらなきゃいけないんですね。  一千二百億円、一日で...全文を見る
○竹谷とし子君 これ、一日三億円以上掛かっているということなんですね、財務省の手元流動性の十兆円持っているためのコストだけでも。三億円、一か月じゃない、一日ですね。  新卒採用を六割削減という話がありました。この一千二百億円を、例えば人件費、福利厚生も含めて一千万の人を雇おうと...全文を見る
○竹谷とし子君 国民に痛みを与える改革を先にやっているんだと思うんですね。この政府の余剰資金というのは、政府内で調整をすれば削減できるんですよ。それをやらないで国民にまず負担を与えるというのはどういうことかというふうに思います。  続いて、公的資金による事業再生の在り方、国民へ...全文を見る
○竹谷とし子君 時間が来ましたので、終わります。
04月02日第180回国会 参議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  東日本大震災から一年が過ぎました。先日の予算委員会で被災者生活再建支援金の件を指摘させていただきました。それは、お二人暮らしだった方が、一人は住民票を移動していなかったため単身扱いとなり七十五万円を受領、後日、二人暮らしということが証...全文を見る
○竹谷とし子君 防災訓練のモデルケースやマニュアルの整備、よろしくお願いいたします。  いざというときのために、地域の防災拠点である学校を使っての訓練やワークショップを行う、これを是非進めていただきたいと思います。しかし、実際に地域住民やNPOが学校を使いたいとなったときに、学...全文を見る
○竹谷とし子君 心強い御答弁、ありがとうございました。是非よろしくお願いいたします。  日ごろから地域住民の方のつながりが強い東北地方でも、被災された方の生活を支えるのは容易なことではありません。同じような大災害が大都市圏で起きたらと想像すると、多くの人が不安になると思います。...全文を見る
○竹谷とし子君 是非、東京都の取組を全国に広める、そういった支援をしていただきたいというふうに思います。  次に、これは通告をしていないのですが、総理にお願いです。  障害者の方々が災害時にどんな支援が必要か記載したヘルプカードという制度があります。今は市町村により様式も呼び...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。是非よろしくお願いいたします。  次に、パネルを御覧ください。  中央防災会議の現時点での首都直下地震の被害最大の予測では、東京の焼失家屋は四十一万軒、一都三県では六十五万棟に上ります。阪神・淡路大震災の実に九十倍です。自然災害の発生自体...全文を見る
○竹谷とし子君 是非、社会資本整備総合交付金とまた別枠に、大災害に備える予防的な対策に力を入れていただきたいとお願いを申し上げます。  国や地方自治体が耐震・不燃化に取り組むといっても一定の時間が掛かります。今大地震が起きて、木密地域であちこちで火災が起きれば大きな被害につなが...全文を見る
○竹谷とし子君 よろしくお願いいたします。  最後に一点だけ、税金の無駄をなくすための総理のリーダーシップを期待して質問いたします。  公明党の指摘を受けて提出中の改正国政選挙の執行経費基準法案、突然の鳩山総理の辞任で審議未了となって廃案となっています。来年秋までに衆参両院の...全文を見る
○竹谷とし子君 終わります。ありがとうございました。
04月03日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  浅川参考人、前回の衆議院での参考人の質疑を見ておられた国民の多くが浅川参考人の御発言に対して、反省していないじゃないかと、他人事のようだとお怒りの声をいただきました。今日も冒頭、謝罪の言葉がありましたけれども、AIJに運用を委...全文を見る
○竹谷とし子君 今被害に遭われた方々は、全額弁済してほしい、あるいは、幾ら返ってくるのか早く明らかにしてほしい、真相を明らかにしてほしいということであります。謝って済む問題か、多くの人がそう考えています。  だますつもりはなかったというふうに浅川参考人繰り返しおっしゃっています...全文を見る
○竹谷とし子君 改ざんはだますことと違うんですか。うその数字を見せることはだますことと違うんですか。もう一度お答えください。
○竹谷とし子君 あなたは利益を得ていないと言いますが、報酬額七千万円を毎年得ていたと衆議院の質疑で答弁されています。これは利益ではないんですか。
○竹谷とし子君 虚偽の運用報告書を見せながら資金を集めていた。一体どういう心境でされていたんでしょうか。そして、利益を得ていない、でも高額の報酬を得ていた。一体どういう心境で新しい資金集めをされていたんですか。
○竹谷とし子君 あなたが虚偽の報告書を作らずに正直に運用報告書を顧客に見せていれば、被害は広がらなかったんです。だましたんです。だまして被害を広げたんです。どうしてだましていないと言えるんですか。
○竹谷とし子君 必死になって働いていたんではなくて、必死になってうそをついてだましていたんですよ。  AIMグローバルファンドの監査を行った監査法人、グラント・ソントンであるということを先週の衆議院の質疑で答弁されていました。証券会社に封書で届けられたもの、浅川社長の命令で開封...全文を見る
○竹谷とし子君 初年度は開封しなかったんですか。
○竹谷とし子君 その記憶がないこと自体、非常に無責任ではないかというふうに私は感じます。  では、浅川参考人に伺います。  監査報告書は適正意見でしたか、不適正意見でしたか。
○竹谷とし子君 限定付き適正意見だったということですが、何について限定が付いていましたか。
○竹谷とし子君 投資事業組合以外の部分は適正であるということですね。
○竹谷とし子君 その運用報告書の中身の中で、投資事業組合の分はどれぐらいの比率ですか。
○竹谷とし子君 運用報告書を、顧客に見せるための運用報告書、これを改ざんしたということでありますが、知人の公認会計士にこれを頼んだというふうにされていますが、それは本当ですか。
○竹谷とし子君 それは契約を交わして依頼をしたのですか。
○竹谷とし子君 どのような業務内容を依頼したんでしょうか。そして、報酬は幾ら支払ったんでしょうか。
○竹谷とし子君 運用報告書の作り方を知らなかった。浅川参考人は運用のプロなんでしょうか。新聞報道では、運用のプロというより営業の人と言われていますけれども、今回の巨額の損失を出したこの運用の指示というのは浅川参考人がこのスキームを考えたんでしょうか。それとも、ほかに専門家がいて、...全文を見る
○竹谷とし子君 運用の指示はあなたの指示ということですけれども、あなたは前職で運用のプロだったんでしょうか。専門家なんですか。
○竹谷とし子君 野村証券時代には運用、御専門ではなかったということですね。  ちょっと質問を一旦変えますけれども、先ほど、解約を希望した顧客に対して返金をしたときに、それをほかの顧客からの契約金を回していないというふうにおっしゃられました。この理解、合っていますでしょうか。
○竹谷とし子君 顧客が解約を申し出て、返金をなさいますよね。そのときにその顧客は損失が出ていたはずです。その損失分についてどのように説明したんですか。
○竹谷とし子君 今、売ったお客様と買ったお客様で水増しがそれぞれ生じているから、権利を売買しただけだと言っていますが、水増しをしたのは誰ですか。
○竹谷とし子君 ですから、解約したお客様に、権利を売ったお客様には水増ししたものを返金するという形になったわけですよね、損失が出ているのに。そのお金は新規のお客様から、お客様をだまして、そのお金をもらって解約をしたお客様に返したということになるんじゃないですか。
○竹谷とし子君 済みません。今の御説明、特に意味が分からなかったんですね。今、今日、いろいろお話聞いていますけれども、かなり意味が不明なところが多いんですけれども、今のお話、本当に分からなかったです。  もう一回御説明いただけますか。
○竹谷とし子君 人様のお金をお預かりして、その運用が失敗をして、そして、水増しした額を報告をして、その額でもって別な人にそれを売るというのは、だましたということですよ。違いますか。
○竹谷とし子君 西村参考人、これまで長く浅川参考人とお付き合いをされていると思いますけれども、浅川参考人はだましていないというふうにおっしゃられていますが、西村参考人もそう思いますか。
○竹谷とし子君 浅川社長は、運用を失敗したものを穴埋めできるというふうに、今もお金さえあればできるというふうに信じていらっしゃいますか。
○竹谷とし子君 年に二五%の利回りを出すことが驚異的だと言われているようなこの業界で、本当にそのように運用を、前職の証券会社にいたときに御経験もされていないのに、できるというふうに思っていることが本当に信じられない。  そのことに対して、渡邉参考人、どのように感じられますでしょ...全文を見る
○竹谷とし子君 石山参考人、浅川参考人とのお付き合いは、何をきっかけに、いつから始められたのでしょうか。
○竹谷とし子君 そのとき年金基金の理事だったと石山参考人はおっしゃられますけれども、浅川参考人に基金の運用を委託しましたか。
○竹谷とし子君 後になってから委託したということでありますけれども、浅川参考人、石山参考人から委託されたものは、これは水増し等はしていなかったですか。
○竹谷とし子君 石山参考人は、今このような状況になって、浅川参考人に対してどのように感じておられますか。石山参考人が理事だった基金は水増ししていないということでありますけれども、このような状況をつくってしまったことに対して、石山参考人どのように感じているか。そして、石山参考人は、...全文を見る
○竹谷とし子君 偽の水増しした運用報告をしていたということでありますが、石山参考人もこのような研究所を主宰されている年金の、財政の運用のプロだということでお仕事されてきたかと思いますけれども、AIJの運用成績に対して不自然さを感じたことは一度もなかったでしょうか。
○竹谷とし子君 浅川参考人は何度聞いてもだましていないというふうにおっしゃられるわけですけれども、石山参考人が、よもやこういう状況だとは思っていなかったということに対してどのように感じますか。
○竹谷とし子君 だましていなかったのに申し訳ないと思うのはどうしてなんでしょうか。
○竹谷とし子君 浅川参考人が、だましていない、そう言い続けるほどに被害者の方、また国民の方の浅川参考人への怒りは増すばかりだと思います。今被害者の方、国民が願っていることは、お金を返してほしい、あなたの私財を全てなげうってでも私は返すべきではないかというふうに思います。でも、それ...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 国民生活・経済・社会保障に関する調査会 第4号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  持続可能な経済社会ということで、デフレ・円高不況で、この失われた二十年と言われる中で国富が失われていったと思います。円高、円安ということで、メリット、デメリットを受ける企業からも参考人の方にお話を伺いましたけれども、円高を克服...全文を見る
04月18日第180回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  四人の先生方、代表の調査報告、誠にありがとうございました。  この御報告の中で、現地で日本のODAがどれだけ役に立っているか、重要であるかということが御報告されました。とともに、問題の提起、また提案というものが様々報告をされ...全文を見る
○竹谷とし子君 もう一つ質問させていただきますが、これは外務省とJICAに伺いたいと思います。  ODAの国民からの理解、評価、これをどうやって得ていくかということについて、このODA特別委員会の中でも何度も議論されてまいりました。今回の報告の中でも重要性というものが非常に高い...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  まずは、松下大臣、御就任おめでとうございます。  これから審議される予定の金商法改正に当たりまして、総合的な取引所について、大臣の御所見を伺いたいと思います。  この総合的な取引所を実現する目的、そして今回の改正によって一...全文を見る
○竹谷とし子君 済みません。これによりまして一般市場参加者の利便性が高まる点について、御所見を伺いたいと思います。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  口座や税制の一元化が図られることが、一般市場参加者の利便性が最も高まることであると私は考えております。事前に金融庁さんからいただいた資料では、活性化協議会を今後つくっていくという、そういう御方針がありました。この実現に向けて具体的にどう...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。是非ともよろしくお願いいたします。  続きまして、デリバティブなどの取引のトラブルについて伺います。  平成二十三年度の裁判外紛争解決制度、ADRのデリバティブ被害を含むトラブルは、次のとおり増えています。全銀協のあっせん委員会では、デリ...全文を見る
○竹谷とし子君 このデリバティブというものは、購入した人が損をすると販売した側が利益になるという仕組みだというふうに思います。  この点につきまして、私が独自に入手した資料によりますと、業者側も利益相反の危険性を認めています。こちらは、ロシア・クレジットリンク債に関するある証券...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今、副大臣がおっしゃられた点につきましては、平成二十二年の四月、主要行等向けの総合的な監督指針及び中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針の一部改正の中に含まれている契約時点等における説明のことを今おっしゃってくださったというふうに思い...全文を見る
○竹谷とし子君 済みません。ありがとうございます。  今、一件あったとおっしゃられたのは、利益相反の説明がなかったという苦情が一件あったという、そういうことでしょうか。
○竹谷とし子君 私は、この利益相反の説明というものがなされていなかったというふうに認識をしているんですけれども、これは事実と違いますでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今の平成二十三年の監督方針、利益相反取引についても注意を払うというのは、金融庁が業者の監督に当たって注意を払うということですか。それは、業者がきちんと顧客に説明をしているということを確認するということを金融庁が行うということでしょうか。
○竹谷とし子君 ということは、この平成二十三年の監督方針が出た以降は、金融機関や証券会社は、顧客に対して、利益相反の可能性がある商品を販売するときには説明する義務があるということで解釈してよろしいんでしょうか。
○竹谷とし子君 これを促すことによって、守らない場合、罰則はあるんですか。
○竹谷とし子君 最高裁は、平成二十一年の七月十六日に利益相反の危険性を顧客に説明せよと判決を出しています。それを受けて、商品先物取引法施行規則百三条一項二十一号は、顧客と業者との利益相反のおそれを説明することを業者の義務にしています。  アメリカでは、このデリバティブの規制方法...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今の御答弁は、デリバティブなどの取引の利益相反の危険性を説明するということを法規制していくということで理解してよろしいのでしょうか。
○竹谷とし子君 私は、取引所取引についても店頭取引についても、この利益相反というものが含まれている場合は顧客に説明をするべきであると、これが投資家保護につながるというふうに考えております。このことについては、また金商法の改正の審議の際にも引き続き質問をさせていただきたいというふう...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  本日は、まず、社会保障の受益と負担の見える化につきまして、関連して質問をさせていただきたいというふうに思っております。  三党合意を踏まえまして、私もその三党の中の公明党の一員として、国民の皆様に、消費税増税とそして社会保障...全文を見る
○竹谷とし子君 資料の一を御覧いただきたいと思うんですが、今、岡田副総理、百十兆円二〇一二年度で社会保障に掛かっていると、そして負担は保険料六十・六兆円、そして足りない分を税で四十・三兆円埋めていますと。これ、消費税が一%で二・七兆円という計算されていますが、一〇%になっても二十...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  八十万円自分は使われていないような気がするという人がかなり多いと思うんですね。先ほどの表でも、現役世代は確かにもらうよりも負担する方が多いんですけれども、保育園にお子さんを通わせていたり、学校に通わせていたり、おじいちゃん、おばあちゃん...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今御答弁いただいたのは資料の三と四にお付けをしております。  特別養護老人ホーム、本当は入居する必要がない状態でずっと健康でいられればいいんですが、いざとなったときにそこに入れる、また御家族も介護で、私たちの年代は親世代の介護のために...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今、要介護度四又は五の方で六・七万人、また介護施設側から見て申込みされている方、確かに今すごい必要じゃないんだけど順番待ちになるので申し込んでおいた方がいいという方も、それで申し込んでいる方もいらっしゃるということも私よく存じ上げていま...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  では、午前の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございます。
○竹谷とし子君 午前中に引き続き、質問をさせていただきます。  社会保障の見える化の必要性について午前中に財務大臣、厚労大臣、また副総理から御答弁をいただきました。  資料の二の方に戻っていただいて、「生涯でみた給付と負担のバランス」という内閣府の資料でありますけれども、ここ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  長生きしたら戻ってくるというふうに思ってもらうことも必要であると思いますが、やはり現役のうちに社会保障を受けているんだという実感を持ってもらうことは非常に、負担を多くしていただく側にとって重要であるというふうに思います。  そこで、特...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  全年齢の平均で保育所の場合、これ私立の保育園ですね、費用総額は九十二・九万円、保護者の負担額三十六・一万円ということであります。  お母様方ともお話をさせていただきますが、この保護者負担額が重い、これを無料化してほしいという御要望、大...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今の厚労大臣と文科副大臣の御答弁は、資料六、七、八、九の方でお付けをしております。  この保育所の場合と幼稚園、これから認定こども園増やしていくということでありますけれども、保育所と幼稚園比較してみますと、四歳児以上で比較をしてみます...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  自己負担額は一定レベルに抑えるということなんですけれども、やっぱり公費負担額も我々が、納税者が負担していますので、そこもちゃんと説明をしていただきたいんですね。  この幼稚園の資料八のところを見ますと、公立には公費負担が三十五万、私立...全文を見る
○竹谷とし子君 細かい質問ですので、また改めて別途教えていただければというふうに思うんですけれども、今、個人個人に一人当たり幾らという形で、疑似バウチャー的なのかなというふうに今お聞きして思ったんですけれども、まあそれはそれでリーズナブルかなというふうに思うんです。  今、公立...全文を見る
○竹谷とし子君 今、会計の透明化も図るとおっしゃられましたけれども、国費で賄われている分、地方税で賄われている分、交付税措置された分、それも全部合わせて、施設整備費も合わせて透明化をしていくという、そういうことでよろしいでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今お聞きした子ども・子育てに関するところだけでもこれから詰めていくという、そういう状況だと思うんです。  この給付について、納得感、公平感、全部国民に現金給付あるいはサービスとして還元されているんだ、そしてそれに対して満足をしてもらう...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今、安住財務大臣のお話の中で、例えば施設を造ったら、この施設を造るために消費税幾ら使いました、そして子供たちの借金は幾らですというような明確化をしていくことは非常に大事だと思うんですね。リーフレットを作ったり……(発言する者あり)
○竹谷とし子君 リーフレットや対話集会なども有効かもしれませんけれども、そこでやっぱり話す内容に中身がなきゃいけないんです、もし、せっかくお金掛けてやるんですから。であるので、きちんと区分経理をして透明化をしていっていただきたいなと思うんです。  これに関しては、東日本大震災の...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  長寿命化計画は比較的順調に立てられているようでありますけれども、実際に修繕されているのは一一%ということで、なかなか進んでいない状況であるというふうに思います。  十五メートル以上ということで今御答弁いただきましたが、地方の方々とお話...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今、十五メートル以上のものが影響が大きいからそれを優先してやっていると。その優先順位を付けることは大事なことかというふうに思うんですけれども、地方自治体はお金がないからできないという、そういうボトルネックがあるわけなんですね。  この...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  非常に貴重な試算かと思います。もちろん数字の精度というのは、あくまでもモデルに当てはめただけですので、これから実際点検をして個々の状況を調べていけばもっと精度が上がってくると思いますが、予防保全によってコスト縮減効果があるというのはもう...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  後になればなるほど高くなるんですね。今やるべきなんです、デフレなんですから。  これ、お伺いしたいんですが、被災地で復旧復興事業の入札不調になっているということを現地に行くと伺うんですが、その事実はあるかということ、そしてそれはなぜか...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  技術者が不足しているんですよね。これ、土木建設工事全体でも言えることなんですよ、被災地だけではなくて。技術が必要なんで、誰でもいいわけではないんですね。すぐできるわけではないと。ある程度の技術を持った人がそれなりの比率でいなければいけな...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  人がいない、そして工事がたくさんあるという状況になると、インフレになるんですね、急に。だから今、デフレの今だからこそやるべきであると、景気対策にもなると。後になればなるほど復旧復興工事というのが遅れてしまうんです。今できる限りのことをや...全文を見る
○竹谷とし子君 今までどおりでは困りますので、よろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
07月26日第180回国会 参議院 財政金融委員会 第11号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  ADRに寄せられる相談の中で、為替デリバティブが非常に高い比率であるということで、私も前回の財政金融委員会でも取り上げさせていただきました。引き続きやらせていただきたいと思いますが、被害に遭った顧客の方々というのが、中小企業、...全文を見る
○竹谷とし子君 国内でこの仕組債、発行する場合は、金商法で有価証券届出書や目論見書、これが必要になるのではないでしょうか。
○竹谷とし子君 公募の場合は、海外から組成したものを仕入れて販売する場合であっても金商法上の有価証券届出書が必要になると、私募の場合は、国内であっても海外であっても必要がないという、そういう理解でよろしいでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  今回、私募のケースであります。裁判所を通じて証拠保全のために独自に入手した情報でありますけれども、相手方と発行体、相手方というのはヨーロッパの日本にある証券会社のグループ会社であります。そして発行体、日本にある証券会社です。相手方と発行...全文を見る
○竹谷とし子君 そうですね。
○竹谷とし子君 私募の場合は、国内であっても海外であっても開示の規制の対象になっていないということかというふうに思うんですけれども、この海外との取引について、金融庁の証券会社に対する調査権限というのはどのようになっているのか、概要を御説明いただけますでしょうか。
○竹谷とし子君 今回、個人の富裕層、これから被害実態がだんだん分かってくるのではないかというふうに思うんですけれども、大体、大手の銀行とそして関係がある証券会社、あるいは取引を密接に行っているような、そういった銀行と証券会社のペアで営業に行くパターンというのが幾つか事例を聞いてい...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  前回の財政金融委員会のときにも取り上げさせていただいたんですけれども、適合性の原則とか、そういったものを満たしているか、そういったことは書面上、形式的に満たすことが事実上可能であると思います。説明をしたということにサインをした記録が残っ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  金融庁はいかがでしょうか。これについて検討したことはありますでしょうか。
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  行為規制で証券の方も業者に対して規制を掛けているというお答えだったかというふうに思いますが、私募の場合に、後で利益相反取引があったかなかったかというのを取引記録がない中でなかなか証明することが難しいのではないかというふうに考えるんですけ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  もう一件、ちょっと別な形の金融商品、投資ですね、これによって損失を被ったときに説明責任が業者側に足りなかったのではないかという、そういうケースを紹介させていただいて、ちょっと質問させていただきたいんですが。  匿名組合形式で出資を募っ...全文を見る
○竹谷とし子君 確かにそのとおりなんですけれども、今のお話、かなりとらえ方によっては緩い規制になるのではないかなというふうに感じます。  例えば、数十ページある書面を送られてきても、多くの方は、本当だったら当然、投資というのは自己責任でありますので、自分の責任できちんと読んで、...全文を見る
○竹谷とし子君 よろしくお願いいたします。  次に、私募ファンド、今回AIJの問題で年金基金の投資について大きな社会的問題となりましたけれども、年金基金に限らないんですが、この私募ファンドについて、今第三者による監査制度というものがどのようになっているか、概要を御説明をお願いい...全文を見る
○竹谷とし子君 今、必須ではないということだと思うんですけれども、この私募ファンドについて、任意であっても有効ではないかと思うんですが、この第三者による監査、公認会計士等、そういった専門家の監査を受けているかどうかということをきちんと、例えば年金基金あるいは年金基金に加入している...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  そして一方で、投資先だけではなくて年金基金の財務諸表の監査の状況について伺いたいんですけれども、ある年金基金、今回AIJの被害に遭った基金であります。そこはどちらかというと、残っていらっしゃる企業は非常に頑張っていらっしゃるんですが、構...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  そこの基金側の方と加入者の企業の方々と両方いらっしゃってお話を聞いたんですけれども、基金としては、厚生労働省の指示に従ってきちんとやってきたという、そういう御認識なんですね。一方で、加入企業は、そんなこと聞いていなかったと、脱退するとき...全文を見る
○竹谷とし子君 これは多分個別のことではないと思うんですね。どこも同じような問題になっているのではないかというふうに思います。しかも、やめたくてもやめられないというような状況になっているわけでありますが、大事なのはこれからでありますけれども、とにかく知らなかったという、そういう状...全文を見る
○竹谷とし子君 最後に、総合的な取引所について、前回の財政金融委員会でも松下大臣にお願いをいたしましたが、やはり顧客の利便性を高めるということが一番の目的であると私は思います。このためには、税制、口座の一元化というものをしっかりとやっていかなければいけないということで検討会を設け...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  中間報告なのか最終報告なのか分かりませんが、いつをめどに協議を持たれる予定でしょうか。
○竹谷とし子君 よろしくお願いいたします。  質問を終わります。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の東京選挙区選出の竹谷とし子と申します。  本日は、公述人の皆様、貴重な御意見を賜りました。本当にありがとうございます。  デフレ下での消費税増税というものに対しては、本当に私もやるべきではないというふうに思っております。しかし、今回、三党合意という形で...全文を見る
○竹谷とし子君 大変簡潔な、そして皆様それぞれ本当に貴重な御意見を賜りましたことを心から御礼申し上げます。  公明党といたしましては、具体策の一つとして、防災・減災ニューディールということをこの消費税増税というお話が出る前から訴えさせていただきました。  と申しますのは、今社...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  あとちょっと、一分か二分ほどだと思うんですけれども、最後に内野公述人に、先ほど金融円滑化法のお話、少し触れておられました。これ今年度限りということで今進められようとしているんですが、それは消費税のこの増税法案が出る前の話だったというふう...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。
08月06日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子でございます。  公述人の皆様、本日は大変貴重な御意見を賜りましたことを心から御礼申し上げます。本当にありがとうございます。  私の方からは、まず、消費税を増税する場合にこの逆進性の問題をしっかりと解決するための対策を打たなければいけないとい...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  そして、財務省側がこの軽減税率導入に対して否定的になるもう一つの論拠として、再来年の四月からの導入に間に合うかどうか分からないと、手続面での煩雑性、そういったことを挙げられるわけでありますけれども、これについても、どの対象品目にするんだ...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  また、消費税を増税する場合に経済の好転が前提条件となるということにつきましては多くの方が、ほとんどの方がそれを肯定されておられます。  公明党としては、防災・減災ニューディールというものをこの税と社会保障一体改革の議論の前から提案をい...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございます。  最後に、醍醐公述人に質問させていただきたいと思います。  今後、日本の経済を好転させていくためにどのように進めていったらいいかという点からお伺いしたいんですが、先生の資料の中で、二十一ページのところで、時間の制約があったので触れていた...全文を見る
○竹谷とし子君 ありがとうございました。
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
議事録を見る
○竹谷とし子君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました八法律案に対し、賛成の立場から討論いたします。  我が国は、少子高齢化が急速に進展する中、真に国民が安心して暮らすための社会保障制度の構築が喫緊の課題であり、加えて、その制度の信頼を確保するためにも安定財源を確保す...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
議事録を見る
○竹谷とし子君 公明党の竹谷とし子です。  特例公債法案について質問をいたします。  我が党は、民主党政権の水膨れ予算に一貫して反対し、それと一体である特例公債法に対しても反対してまいりました。審議の過程で、単に反対するだけではなくて、本年度の予算歳出の減額を政府に対して求め...全文を見る
○竹谷とし子君 今、制度の見直しや執行の抑制やっていくというお話でしたけれども、具体的に重点的に何をやっていくということを今の時点で見通しを立てられていらっしゃいますでしょうか。
○竹谷とし子君 財務省に対しては、徹底して無駄遣いをなくして、納税者から預かったお金が国民のために真に必要な事業に振り向けられるように賢明な財政運営をしていただけるように望んでおります。  ところで、先々月の報道をきっかけに復興予算が捕鯨調査や被災地から離れた刑務所での訓練など...全文を見る
○竹谷とし子君 先日、岩手県の陸前高田市の戸羽太市長と懇談をさせていただきました。  御承知のとおり、陸前高田では甚大な被害を受けて高台移転の移転先確保も様々な事情で難しく、復興事業もなかなか進まないという状況と伺いました。復興予算、例えばほかの地域でニーズが高いグループ補助金...全文を見る
○竹谷とし子君 今、復興予算、五年で十九兆円というスキームが昨年組まれましたけれども、これで足りないというときにはどのように手当てをされる心積もりでいらっしゃるのでしょうか。
○竹谷とし子君 見直して足りない場合、今、増税も来年から始まることになっています。被災地のためならばということで国民の皆様は理解してくださったところがありますけれども、今回、便乗とか流用とか疑わしいものが、当然一部だと思いますけれども、そういったものがあって国民の不信が高まってい...全文を見る
○竹谷とし子君 質問にはっきりとお答えいただけていないような気持ちがしておりますけれども、ちょっと次の質問に移らせていただきたいと思いますが、関連して、復興予算に計上された国際熱核融合実験炉計画の推進に必要な経費について伺います。  先ほど復興予算の査定の考え方、伺いました。復...全文を見る
○竹谷とし子君 これは私は、やはり今の御説明を伺いましても、復興予算ではなくて一般会計の予算で計上するべきものであったというふうに感じます。これは震災があってもなくても計上されていた予算ではないでしょうか。
○竹谷とし子君 このプロジェクトの全体、事業計画や総額、あるいはやめることになった場合のリスク、こうしたことについては文部科学省に聞いてくださいという、そういう御答弁だったかというふうに思いますけれども、それを予算を査定する財務省が把握していないということだというふうに理解をいた...全文を見る
○竹谷とし子君 単年度予算主義にこれは反しないという政府の公式見解ということでよろしいでしょうか。
○竹谷とし子君 分かりました。  それでは、私の質問を終わります。ありがとうございました。