土田龍司

つちだりゅうし



当選回数回

土田龍司の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○土田委員 大変珍しい形で休憩になってしまいましたけれども、今休憩中に与党の方々や何人かの方々が話をされているのをちょっと聞いたのですが、まあ国会というのはこんなものだよとか、若いからかっかするんじゃないかという意見もあったように感じますけれども、もしもそういうふうに感じるのだっ...全文を見る
○土田委員 この機密費の問題についてはちょっと間を置きまして、後でもっと突っ込んだ質問をさせていただきます。  きのう、突然村上正邦さんが議員辞職を提出されました。村上さんは、御存じのとおり森内閣を密室でつくったいわゆる五人組の一人でございまして、森内閣を支えてこられた重要な方...全文を見る
○土田委員 労働大臣はどういうお考えでしょうか。といいますのは、小山さんも村上さんも、KSDの問題で議員をおやめになった。労働省の労働行政に非常にかかわってきたというふうに言われております。まず、感想からお尋ねします。
○土田委員 今の大臣の答弁からしますと、やはりいろいろなことをやったということは、そういった政治家からの圧力によって労働行政がゆがめられたことがあったというふうに判断をされたからですか。
○土田委員 ものつくり大学への補助金の上乗せの問題なんですが、平成十年度の概算要求枠は四億九千万で、政府予算は一億四千万減っていますね。平成十一年度が、二十三億の概算要求に対して、政府の予算は十二億。ところが、平成十二年度予算は、労働省の概算要求は五十億に対して、政府の予算は七十...全文を見る
○土田委員 それでは、外務大臣に対しまして報償費のことをお尋ねさせていただきます。  河野外務大臣がかつて新自由クラブをつくられたころ、ちょうど私は大学の四年生でございまして、非常に大きな感動を覚えた記憶がございます。神奈川県から出ていらっしゃる立派な政治家だな、将来日本をしょ...全文を見る
○土田委員 その調査会の報告はいつごろ出す予定でございますか。
○土田委員 もうちょっと具体的な話をしていただけませんか。来年とか十年後でなくて、何月ごろとか、お願いいたします。
○土田委員 最初、この問題は松尾何がしの個人的な犯罪として調査を立ち上げておりますね。だから、組織ぐるみの犯罪ではないんだということで終始してきているわけです。だから、一月二十五日の発表もほとんどが松尾何がしの問題だということばかり言ってきた。そのために、与党はもちろん、野党も国...全文を見る
○土田委員 今回の調査結果の発表はまだいつ答えられるかもわからない、いずれ答えますということで、非常にあいまいなわけですが、では、もう一つ、大臣が誇らしげに今おっしゃいました政務会議ですね。これも省内の、与党だけでつくるわけですね。仲間だけでつくってやるわけでして、こんなものつく...全文を見る
○土田委員 これまで報償費の使い道として、例えばということで一つだけ例が挙がったのが旅費の差額を補てんしていたということなんですが、さっき中田委員も非常に熱心に言っておりましたけれども、ほかにあるんでしょう、なぜ出さないんですかというところからさっきの中断話が始まったわけでござい...全文を見る
○土田委員 これは何回も何回ももう質問されて、同じような答弁をされておりますけれども、旅費の差額だけじゃないと思いますので、もうちょっと答えてくれれば少しは話が進んでいくんだと思いますけれども、ちょっと時間がありませんので最後の質問にしたいと思うんです。  この松尾何がしが横領...全文を見る
○土田委員 それはだめです、そういった答弁では。それはもう聞き飽きている答弁でございまして、ばれた分は返せと言っているんです。ばれたら返しなさいよというのが国民感情でございまして、それにかたくなに、減らさないんだ、いや、ふやしてほしいぐらいだという答弁でしょう。それはだめですよ。...全文を見る
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○土田委員 私は、二十三日の予算委員会において、外務大臣に機密費の問題をお尋ねさせていただいたわけですが、今各党の質問を聞いておりまして、あるいはまた外務大臣の答弁を聞いておりまして、なかなか疑惑解明が進まないなという感じがしてなりません。  前回のときは、政務会議の調査委員会...全文を見る
○土田委員 この改革会議のメンバーが、前回やって、きょう午前中おやりになって、これから週に一回のペースでやっていかれるわけですね。さっき外務大臣のお話では、十回ぐらいやってゴールデンウイークの前後に答申をまとめたいと。一回の時間が大体一時間半ぐらいでしょうか、前回の場合は。一時間...全文を見る
○土田委員 この会議はどちらかというと前向きな会議ですね。外務省のイメージとかあるいは国民の皆さんの疑惑をある程度払拭しよう、そのために有識者の方々に集まっていただいて議論していただく。再発防止という観点からしますと今回の事件の真相をやはり洗い直さなきゃならないわけですが、これは...全文を見る
○土田委員 この政務会議の調査は、どのぐらいのピッチで行われているんですか。あるいは、一度に大体どのぐらいの時間で、これまで何回ぐらい、何時間ぐらいかけておやりになったところでございましょうか。
○土田委員 私の友人の会社で、若い女子社員の使い込みが発覚したんです。これは事実の話を言っているんですが、何か毎日二千五、六百円の帳簿をごまかしまして、月に六万円ぐらいのごまかしをやって、それが三、四年たってつい最近発覚をしたんだそうです。その社長は、すぐに管理部長に命じて、調査...全文を見る
○土田委員 そうしたら、その体質改善をするためにはどうしたらいいとお考えですか。
○土田委員 大臣がおっしゃる体質改善についての具体策はどうも余りよくわかりませんね。  僕は、一つの具体策としましては、やはり大臣がおやめになることですよ。大臣がこのままでおられたのではやはりもう無理ですね。やめていただいて、あるいは事務次官もやめていただいて、新しい責任者のも...全文を見る
○土田委員 でも、その結果が一月二十五日の調査結果の発表だったわけですね。一番私が知っている、自信があると大臣がおっしゃるのだけれども、その結果に、自民党も公明党も、ほとんどの人が納得いかないと言っているわけでして、もう一回調査をやりなさいと言っていて、今やっているわけですね。で...全文を見る
○土田委員 松尾元室長はまだ逮捕されていないわけですね。この松尾本人からはどの程度事情聴取をされたんですか、あるいは今もされているんですか。
○土田委員 懲戒免職にしたわけですね。では、それまでは本人から相当調べたんですか。
○土田委員 時間ですのでこれを最後にしますけれども、今回問題になったのは官房機密費の十六億円の方ですね。ところが、やはり外務省が持っている五十六億円の機密費、この金額の妥当性といいましょうか、何でこんな巨額の金を年間に使っているのかという思いはだれでもあると思うんですね。  僕...全文を見る
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○土田分科員 自由党の土田龍司でございます。  実は、きのうから大変な風邪を引いてしまいまして調子が悪いんですが、小さい政党なものですから差しかえもできませんので、お聞きづらい点があるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。  教育新生プランについて、基本的なことをお...全文を見る
○土田分科員 安心しました。  私の地元なんかでも、話しておりますと、景気の問題とか教育の問題が一番受けるんですね。受けるといいましょうか、非常に皆さん関心を持っておられる。戦後こういった状況が続いてきたことも百も承知しておられる。その上で、何とかしてほしいという気持ちがたくさ...全文を見る
○土田分科員 次に、教員の問題なんですが、次代の子供たちをよき日本人として育てる教育は、よい教師がいて初めて可能になるわけでございます。  私ごとですが、私の子供は小学校二年生でございまして、既に学級破壊が行われております。三十人ぐらいの生徒がいるのでしょうか、ほとんど授業にな...全文を見る
○土田分科員 採用の件は非常によくわかりました、養成もわかりました、それから研修も理解できますが、もう一つあるのは、いわゆる配置転換をどうするかということですね、不適格な教師をどうするか。  先ほど言いました私の子供の担任の先生は案外優秀なのですね。話してみますと、非常に情熱を...全文を見る
○土田分科員 校長の権限と、それからそういったことが国民会議から提言されて、新生プランにも載っておりますけれども、これは実効性を上げていくことによって変わっていくのではないかなというふうに思っております。  次の質問でございますが、人間性豊かな日本人を育成するということを言って...全文を見る
○土田分科員 子供たちの人間形成にとって、スポーツは非常に重要な役割を果たすと考えるわけでございます。私自身も、地域において、柔道や剣道、ソフトボールやアイスホッケー等のスポーツ団体とかかわってきておりますが、子供たちは、こうしたスポーツを行うことによって礼儀作法やルールを学んだ...全文を見る
○土田分科員 時間ですので、ちょっと最後に一つだけ。  この教育新生プラン、これはなかなかいいと思っているのです。平成の大改革まではいかないにしても、ある程度の改革はできていくのじゃないかなと。それには、冒頭言いましたように、やはり国民の方々が心配していらっしゃる、期待していら...全文を見る
○土田分科員 終わります。
03月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○土田委員 十一時五十分までに終われということですのでぴったりまでに終わりますから、よろしくお願いします。  まず、本法律案の件で一件お尋ねしますが、在外公館の名称位置給与法第八条では、外務人事審議会は、「前条の調査報告書その他の資料により、たえず在勤手当の額を検討し、その改訂...全文を見る
○土田委員 きょうは早朝から委員会を開いているわけでございますが、与党、野党とも機密費の問題が中心になってきております。前回もそうですし、予算委員会もそうでした。  外務省はこの問題についてこれからもそういった質問を受けるわけでございますが、連日連夜、新聞にあるいはテレビに外務...全文を見る
○土田委員 新聞報道には、今外務大臣がおっしゃったように、数万円もするとか十万円もするワインというふうには書いていないんです。数十万のワインを買うと書いてあるんです。実は私も外務省のOBの方に詳しく聞いたんですが、やはり数十万と言っていましたよ。数十万のワインを買ってみんなに配る...全文を見る
○土田委員 ということは、そういったお土産代といいますか、それは配られていないんですか。
○土田委員 こういった大きな組織の場合、民間会社でもそうなんですが、不祥事が起こるセクションというのは大体想定できるんですね。全員が悪いわけじゃない、お金に絡むとか汚職に絡むとか、あるいはスパイとかもあるでしょうし、そういった特定の部署が危ないというのはどこの世界にもあるわけでご...全文を見る
○土田委員 松尾元室長は、懲戒免職になった後、自宅に戻らないで、逮捕されるまでの期間の大半を外務省の研修所の寮で生活をしていたというふうに報道されているわけです。松尾元室長は一月二十五日の時点で懲戒免職処分を受けたわけですが、外務省職員の身分は剥奪されているにもかかわらず、なぜ外...全文を見る
○土田委員 なければしようがないですね。あると報道されているんですが、そこで生活をしていたと。では、この事実関係はもう一回調べて、また次の機会にやりたいと思います。  さて、次の質問なのですが、在外公館の査察です。平均十年に一回ぐらいの割合で査察をしていたというふうに聞いており...全文を見る
○土田委員 ことしの一月中旬に、外務省の川島事務次官が新聞社の取材に対しまして、松尾元室長について、本人は会計のスペシャリストである、それを会計のわからない我々が調べるのだからどうしようもないというような発言をしておられますけれども、在外公館の経理状態を査察するのは査察使の重要な...全文を見る
○土田委員 警察の不祥事があったときも、やはり監察制度があったわけです。それでも監察する人たちが温泉でマージャンをやっていてあの事件が発生をした。当時は、警察の組織ぐるみの内部的な、なあなあ、まあまあでやってきた結果だというふうに報道されていたわけです。今回の外務省に関しましても...全文を見る
○土田委員 ということは、順次外務大臣に報告をさせて、そして必要であれば報告をする。国会とかに政府から必要であれば報告をさせると。報告書みたいな、あるいはちゃんとした報告を出すわけではないということですね。
○土田委員 もう二分ですから、最後に一問だけ。  九三年に行われたオーストラリア大使館の査察で、公金二百数十万円が横領された事件が発覚したわけでございますけれども、これについて処分が見送られていたということになっています。この処分が行われなかった理由についてお答えください。
○土田委員 終わります。
03月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○土田委員 きょうは、国際情勢に関する一般質疑ということでございますが、今外務省が抱える問題で一番大きいのはやはり機密費だと思うんです。日米、日ロ続いてやりましたけれども、後ほどロシアとの問題、アメリカとの問題、質問いたしますが、少しだけこの機密費の問題に入りたいと思います。 ...全文を見る
○土田委員 大臣がおっしゃる意味での上納というのは大体わかりましたし、それで私もいいと思うのですね。  そこで、今回の松尾事件なんですが、内閣官房が宿泊費の差額を外務省職員のために報償費から使用していた、実質的には内閣官房から外務省へ報償費の支出は流れていたわけです。しかし、政...全文を見る
○土田委員 その辺はよく理解できているんです。そういった形で支出をされていたということは理解できていますけれども、やはりこの問題が出てくる一番の原因というのは、使い道を明らかにしないということなんですね。この報償費の使い道は一切明らかにしない、できないでもいいのですが。  それ...全文を見る
○土田委員 もう少し鮮明にできませんかね。大臣あるいは外務省の職員がみんな公費で仕事するわけですが、これには使っていいということだけでなくて、もう少し列挙できませんか、こういうものには使ってはいけないと。
○土田委員 五分前になりましたので、ロシアの問題をどうしてもやはり一応聞いておきたいわけですが、これまで何回もいろいろな方が質問されました。  今の日本政府のやり方を見ていますと、やはりクラスノヤルスク合意を非常に過大評価していらっしゃるのじゃないかという気がするのですね。実際...全文を見る
○土田委員 終わります。
03月30日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○土田委員 基盤技術研究促進センターは、昭和六十年に設立されて以来十五年になります。その間、多数の民間プロジェクトを支援してきたわけですが、今日に至っても我が国の基礎研究費の割合は低く、依然として、多くの技術分野において欧米先進諸国の研究開発の方が優位に進捗していると思われます。...全文を見る
○土田委員 座っている方が極めて少ないんですが、関心が低いのでしょうか、わかりませんが。  現行の支援スキームの融資制度は、特許料等の収入によって一定の資金回収を期待することが前提になっていたわけですが、累計で約二千七百二十億円に上るセンターの出資制度は明らかに破綻をいたしまし...全文を見る
○土田委員 この促進センター設立の背景には、初めにNTTの株式配当ありきという感じがするわけです。つまり、巨額の安定的な資金供給が期待できるからでありますが、この技術開発支援を、一般会計によらず、NTT株式を産業投資特別会計に帰属させ、その配当収入をもって技術開発に活用することと...全文を見る
○土田委員 これは、NTTの株式配当に関係するからじゃないんですか。通産省と郵政省とが八割を占めるというけれども、それだけの理由でこの二つの所管にしたわけですか。
○土田委員 今回の法改正によって、民間に対する支援策は促進センターによる融資制度から既存の特殊法人による委託事業になって、促進センターは解散されることになりますが、このセンターが破綻するに至った理由、特に支援スキームについての徹底的な検証が当然必要なわけです。本改正案を提出される...全文を見る
○土田委員 さて、今回の法改正によって同センターの事業はNEDOに引き継がれるわけですが、NEDOにおいてはこれまでも産業技術研究開発業務が実施されております。その事業の一つに研究基盤整備事業があります。これは企業や大学に最新鋭の実験設備を貸すために設立される第三セクターに出資す...全文を見る
○土田委員 今回の基盤法改正と一連の研究開発システムの見直しの中で、現状において制度運営に関しどのような対策を講じようとしているのか、具体的な見解をお答えください。
○土田委員 今問題になりました地下無重力研究センターの件ですね、総合的に判断をしてやっていきたいと。確かにほかにない重要な施設であるということはわかるのですけれども、利用料金がもっと安ければ活用したいという企業がたくさんあるわけでございますので、国として、このような設備の利用料金...全文を見る
○土田委員 先ほど副大臣の答弁の中で、平成七年度までは赤字だったけれども、それから単年度では黒字に転じているのだというふうにおっしゃいましたけれども、やはり累積赤字を解消できない現状があるわけでございますので、今の促進センターがうまくいかないから、赤字だから、破綻したから、また別...全文を見る
○土田委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○土田委員 国連の安保理改革についてお尋ねします。  九三年から始まった改革の論議は、非常に多くの国が改革の必要性を強調しているわけでございますし、あるいは七十三カ国が常任理事国や非常任理事国の拡大を求めているわけでございます。拡大枠や拒否権の扱いをめぐってまだまだ意見の集約が...全文を見る
○土田委員 アメリカの影響が非常に大きいというお話でございますが、さきの森総理とブッシュ大統領の会談の中でこの話が出たのでしょうか。あるいは、どういった話し合いがされたのでしょうか。
○土田委員 安保理改革を含めまして、国連のあり方といいますか、国連のことについても非常に重要なわけですが、どうもアメリカが少し国連から引いてきているのじゃないか。引いているという意味ではないのですが、多少、拠出金や分担金を少なくして、なるべくみんなにやらせようじゃないかというよう...全文を見る
○土田委員 きょうは時間がないので、はしょりまして、日朝関係について、北朝鮮との問題についてお尋ねいたします。  昨年十月に行われた十一回目の交渉以来、再開がされていないわけでございますが、次回の交渉については、それぞれの本国で準備した上で交渉を行うということで一致しているわけ...全文を見る
○土田委員 日本側の方はある程度の準備が整いつつあるだろう。多分、韓半島の問題もこれありというふうなことをおっしゃっているんですが、北朝鮮の方がいわゆる南北会談を延期しましたね、ちょっとその辺のことをもう少し詳しくお話しいただけますか。北朝鮮が準備できていないということなのか、我...全文を見る
○土田委員 時間が来ましたのでやめますけれども、十一回目の会談が終わってから半年たった今、今大臣がお答えのように、いつ具体的な開催ができるかどうかというのがほとんどわからない。やはり拉致問題やたくさん懸案を抱えているわけでございますので、別に双方とも完璧な準備が整わなくても、やは...全文を見る
04月06日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○土田委員 自由党の土田でございます。  似たような質問になってしまうのですが、党として、基本的なことからまずお伺いをしてまいりたいと思います。  我が国の石油産業は、長年にわたって石油業法に基づいた各種規制によって縛られてきたというふうに思うのですが、昭和六十年代以降の日米...全文を見る
○土田委員 今回の法改正によって石油業法を廃止して、規制緩和の推進と市場原理の導入を行うというわけでございますが、その一方で、石油の安定的な確保のために備蓄の重要性を強調することによって、石油備蓄法において一部規制を強化しているわけでございます。これは見方によっては、石油業法時代...全文を見る
○土田委員 石油業法のこれまでの運用の歴史を見ておりますと、新備蓄法における登録制度においても、法運用においても、届け出に対する不受理や判断保留等、行政による恣意的な運用が行われることで引き続き参入規制行政が行われることも懸念されるわけです。  現在は行政手続法等の制度が整えら...全文を見る
○土田委員 エネルギー安定供給の確保は重要課題ではありますけれども、輸入業の登録制度や精製業者の届け出制による非常時対応という制度への移行という今回の改正に当たりまして、エネルギー分野において最近大きな流れとなってきているエネルギーの自由化問題、これについて、石油に関連するだけで...全文を見る
○土田委員 石油公団が実施している国家石油備蓄は昭和五十三年度から開始され、平成九年度末には当面の目標であった五千万キロリットル体制を達成いたしましたが、これまでに国家備蓄に総額でどれだけの国費を投入してきたのでしょうか。また、国家備蓄の維持管理に要する費用は、現在、一年間どの程...全文を見る
○土田委員 国家備蓄の運営の現状を見ておりますと、石油備蓄株式会社は八社あるわけですが、ほぼ各石油備蓄基地ごとに設けられて、その建設から運営までを一貫して請け負っているわけです。この石油備蓄会社の財務状況を教えていただきたいと思います。それから、これらの運営、経営状況はどのように...全文を見る
○土田委員 現在のような我が国の厳しい財政状況下にあって、たとえセキュリティーに関する政策であっても、その維持管理経費等については最大限の効率性、経済性の追求が必要であるわけです。その費用対効果は厳しく問われなければならないと考えておりますが、国家備蓄の費用対効果に関してこれまで...全文を見る
○土田委員 今後さらに五百万キロリットル程度の国家備蓄の積み増しが検討されているという答弁が先ほどからございましたけれども、今後とも五千万キロリットル体制を維持し続けること、また、新たに五百万キロリットル積み増すことが本当に適切なのかどうか、十分な検討を行う必要があると考えている...全文を見る
○土田委員 ちょっと最後に大臣にお伺いしたいんですが、いわゆる天下りの問題です。  石油備蓄会社への天下りの実態を聞きたいと思うんですが、監督官庁から国の出資先への天下りに対して、非常に国民からは厳しい目が、批判の目が向けられております。今回もまたどうもそういう雰囲気があるんじ...全文を見る
○土田委員 この天下りの件はきのうきょうの話じゃないわけですね。昔からといいましょうか、何十年も前から非常に批判が多い。今大臣がお答えになりましたように、公務員のライフサイクルの中から全体的な見直しをしなきゃならないということになると、ちょっと時間がかかり過ぎるような気がするんで...全文を見る
○土田委員 余り進展しない話でございますし、非常に天下りの問題が言われて久しいわけでございますけれども、ある程度のところで結論を出すような方向に行ってほしいと思います。  以上で、時間が来ましたので、質問を終わります。ありがとうございました。
05月31日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第13号
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○土田委員 前の方の質問と多少重複する点があるかと思いますけれども、今回署名されました日本とEU相互承認協定によって、ヨーロッパへ製品を輸出しようとする我が国の事業者にとっては、EUでの重複した試験や検査などの適合性評価手続が要らなくなるわけでございまして、貿易手続の簡素化、迅速...全文を見る
○土田委員 日本とEU相互承認協定は、電気通信機器、電気製品、化学品及び医薬品の四分野について相互承認の枠組みを構築しようとするわけでございますが、今回、これらの四分野を優先させた実質的な理由は何なのか。  また、今後日本とEU間における輸出入の一層の円滑化を促進させるためには...全文を見る
○土田委員 今日、EUのイニシアチブのもとで進められている相互承認の枠組みづくりでございますが、他の先進諸国も積極的に対応して、市場アクセスの改善を図って、経済関係を緊密化しつつあるというふうに思います。  我が国としましても、先ほどお話が出ていましたけれども、EUとの間にとど...全文を見る
○土田委員 経済活動のグローバル化の進展に伴いまして、各国が国際的な産業競争力の強化にしのぎを削っているわけでございますが、その中で、国際規格の重要性が高まりつつあるというふうに私は思うのです。  例えば、アジア諸国では、ISO、IEC等で策定される国際規格をそのまま翻訳して自...全文を見る
○土田委員 さて、我が国には欧州各国の認証機関が進出しておりまして、外国向け輸出機器に関する試験や検査や安全性等の規格の認証、コンサルティング等の事業を積極的に展開しているわけでございます。  今後、我が国においても、国際的にこうした外国の認証機関と肩を並べるような認証機関が組...全文を見る
○土田委員 時間がないので、最後の質問なんですが、この法案については、この認証制度がやはり一番問題になってくるのかなというふうな感じがしております。特に、我が国の認証機関は、一つの分野に認証機関が全国に一つしかないという状況も見受けられるわけでございまして、このような認証機関の認...全文を見る
○土田委員 終わります。ありがとうございました。
06月01日第151回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○土田委員 おはようございます。時間が短いですので、早速質問に入りたいと思います。  大臣は、十五日の予算委員会の席上で、アメリカのミサイル防衛構想に関して、事務方から説明を受けていないと再三にわたって答弁をされました。二回も三回も四回も、私は聞いていないという説明をされたわけ...全文を見る
○土田委員 そういうことを聞いているのじゃないのです。委員会で答弁した内容と違っていた、それを撤回しなければならないのに、なぜ記者会見の場でやったのですかと聞いているのです。
○土田委員 そういう答弁ではなくて、やはり予算委員会で答弁したことを訂正するならば予算委員会でやらなければならないと私は思っております。やはり委員会を軽視する、そういった姿勢が出ているのじゃないかという気がするのですね。  あるいはまた、外交機密費の上納問題をめぐって、五月十四...全文を見る
○土田委員 副大臣がおられますので、同じ質問でございます。
○土田委員 確かに外務省には、大臣がおっしゃったように、伏魔殿的な要素があるんじゃなかろうか、国益を盾にした秘密主義というのが外務省にあるような感じが私もしているのです。その証拠に、機密費が詐欺事件の温床になった。これが事実でございまして、そういった面では、なかなか難しい部分はあ...全文を見る
○土田委員 私は、田中さんの外務大臣としての資質や見解、見識には疑問符がつくと思っているのです。  理由は何かといいますと、大臣の発言の振幅、幅が広過ぎてしまう、揺れ動き過ぎているのです。アーミテージに会わなかったという理由につきましても、あるいは李登輝さんへのビザの発給をめぐ...全文を見る
○土田委員 ということは、外交に専念してほしいという言葉はなかったのですか。
○土田委員 では、テレビと新聞が間違って報道している、小泉総理大臣からは外交に専念してほしいという言葉はなかったということですね。
○土田委員 あなたはたびたび撤回されますからね。きょう、今二回もそういうことはなかったと言うけれども、またあした記者会見で、いや実はありましたということにならないように、ひとつ気をつけていただかないと、毎回毎回、撤回撤回、謝罪謝罪じゃ、どうしようもないという感じがするのです。 ...全文を見る
○土田委員 外務大臣の友人でありましたといいますか今も友人だと思うのですが、平沢勝栄議員が……(発言する者あり)ちょっとうるさいよ、本当に。大事な問題について話しているんじゃないか。(発言する者あり)
○土田委員 大臣の資質の問題を今話しているのです。  平沢勝栄議員が自分で書かれた本の中に、田中眞紀子さんについて書かれた部分がございます。多分読んでいらっしゃると思うのですけれども、その中で、彼女は、破壊するためには最高の人物だが、何かを創造することは苦手だと思う、彼女の政治...全文を見る
○土田委員 大臣に対していろいろな方から、勉強した方がいいんじゃないかとか、勉強が足りないという発言が相次いでいるわけです。ですから、大臣になってから勉強するんじゃなくて、勉強してから大臣にならなきゃならないというふうに私は思っているわけです。  そこで、機密費の問題について少...全文を見る
○土田委員 前の答弁とまた違うじゃないですか。外務大臣は、五月二十三日の本委員会において、十六人の外務省幹部については、逮捕された元室長一人のせいにして十六人は大変な高給をもらって退職するそうじゃないですか、お茶を濁すことは国民の立場では絶対に納得できないと言って、再処分を検討す...全文を見る
○土田委員 再処分をすると言って、今度はそれも含めて総合的に検討すると。一遍にトーンダウンした理由は何ですか。
○土田委員 では、その結果はいつごろ出されるんですか。
○土田委員 冒頭述べました五千八百万円の横領事件から、今度は五億円を超そうという、金額が一遍にはね上がっている、それでも再処分については今のような答弁になるんですか。
○土田委員 大臣のこの前の答弁の後に、外務省の服部報道官は、新たな処分の必要はないと、大臣と全く正反対の会見をされているわけですね。さらに、杉浦副大臣は、新たな事実が出てきたとしても、ただ単に処分が軽いからけしからぬということでは再処分はできないというふうにおっしゃっている。この...全文を見る
○土田委員 事務方のせいにされて、今度はどうも、メディアがまずいんだ、報道が間違っていて、そういうふうにおっしゃるんですけれども、それもどうもやはり言いわけにしかならないんじゃないか。大臣の発言から、あるいは大臣の行動からこういった問題が発生しているわけでして、原因者はやはり大臣...全文を見る
○土田委員 内容については、もう何回も何回も、答弁しないことになっているとおっしゃっているんですが、通信社が政府関係者から入手した会談録によって、五月七日に行われた日中外相電話会談の内容が報じられております。大臣も御存じなのかどうか、多分外務省の人たちは御存じでしょう。既にインタ...全文を見る
○土田委員 既にインターネットで公になっていても、私は言えないと言い張るのですか。もう一度お答えください。
○土田委員 次に、ASEMについて、時間がないのでちょっとお尋ねしますけれども、中国の江沢民主席が演説をされて、ASEMをアメリカの覇権を防止する有力な安全保障システムの一つであるというふうな発言をされております。ASEMが国際政治経済の新秩序を推進する重要なパワーになるべきだと...全文を見る
○土田委員 それなら、今度は日韓問題に行きます。  日韓の外相会談において、もちろん歴史教科書の問題なのですが、韓国側からは強くその修正を求められているわけですね。そうしたときに、外務大臣は、総理大臣と文部科学大臣に報告をしますと、いわゆる持って回った言い方といいましょうか、修...全文を見る
○土田委員 韓国から修正を要求されたことに対して、日本の外相として明確に日本の立場を主張しないで、持って帰って総理大臣と文部科学大臣に報告をしたいと言ったというふうに報道されているのです。そういった期待を持たせるようなやり方をしたのですかと聞いているのです。
○土田委員 終わります。
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○土田委員 質問通告いたしましたが、ちょっと順番を変えて質問させていただきます。  それは、先ほどどなたかの質疑の中で、大臣が非常にODAについて自信を持ってお話をされていましたが、まずそこから入りたいと思うのです。  その前に一つお願いがございます。それは、私の地元でもよく...全文を見る
○土田委員 大体わかりました。我が国の外交目的を達成するために非常に重要な手段であるというふうなことを私も思っております。  ODA予算の減額をしなきゃならない、世界的にもそういう方向にあるというふうに今おっしゃいましたし、二重丸とか丸とか三角とかをつけておやりになっているよう...全文を見る
○土田委員 一九九一年以来、我が国のODA予算は連続して世界一ということになっているわけですね。しかし、その質においては昔から議論があるところでありまして、政府は援助を一層効果的、効率的に実施するということをずっと言ってきておりまして、平成四年の六月、ODA大綱を閣議決定している...全文を見る
○土田委員 大変立派な答弁でございます。私もそう思いますし、今大臣が幾つかおっしゃった内容、一般国民の方々が非常に不審に思っているようなこともございますので、やはり大事なことでございますので、大綱を見直しながら、具体論についてもやはりやっていくべきであるというふうに思います。 ...全文を見る
○土田委員 今おっしゃったとおり、大臣お一人じゃ全部できるわけはございませんので、副大臣や政務官や、あるいは与党一体でございますので、皆さんと手分けしてやる……(田中国務大臣「野党も」と呼ぶ)こっちは違うんです。こっちだけの話ですけれども。与党・政府一体でそれぞれ分担してやること...全文を見る
○土田委員 国会の議論は当然だと思うんですが、やはり外務大臣として明確な姿勢を出すことが先だと僕は思うんです。  米国のアーミテージ国務副長官が、我が国のPKO参加についてコメントされております。すばらしいことだが、参加形態が、一緒に参加している国の部隊から守ってもらうという状...全文を見る
○土田委員 次に、外交機密費の問題でございますが、きょう発表しました改革要綱についてでございます。  この件、私も何回も質問しておりますし、前回、一日のときに、外務大臣は機密費の調査について随分トーンダウンしたじゃないかという質問をいたしました。それに対して、外務大臣は、そうじ...全文を見る
○土田委員 いや、私がそう言っているんですから、別に二〇%にはこだわりませんよと。ただ報道だけですから、それについては、さっき大臣からも、そんなことはないというふうにおっしゃって、それでいいと思うのです。  だから、僕が今聞いた趣旨は、前段の方なんですね。額の問題でなくて、やは...全文を見る
○土田委員 今の件はわかりました。  今回の改革要綱の内容は、これまで事務方に任せられてきた支出の最終決裁を外務大臣の責任で行う、あるいは不正防止のために第三者機関を使って監察制度を置く、この辺はいいです。あるいは、人事については、ワンポストの任用期間を一定期間とする、交代をさ...全文を見る
○土田委員 大臣がいなくなってしまいましたので。(植竹副大臣「今ちょっと」と呼ぶ)いや、それはわかりますけれども、閣僚の一員として大臣にそれを今聞こうと思ったのです。ここで聞くのはお門違いだということでなくて、内閣全体として、この機密費のあり方、額の問題も入りますけれども、それを...全文を見る
○土田委員 本当は大臣に申し上げたかったのです、大臣ちょっと中座されましたので。  これは質問じゃなくて質問の繰り返しになるのですが、大臣が先ほど答弁の中で、外務省の機密費の問題については国民の目から見たら非常にわかりにくい、私は今でもそう思っているのだというふうな話をされたの...全文を見る
○土田委員 時間が来たので、一分間だけしゃべらせてください。  今、再処分については、形をつくってほしいと言ったのです。再処分はしなければだめだというふうには言っていません。  ただ、前回の僕の質問のときに、外務省の役人さんとはうまくいっていますかという質問に対して、大臣も副...全文を見る
06月13日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○土田委員 計量法についてお尋ねをいたしたいと思います。  我が国の計量制度においても、現在、地方分権化は積極的に進められているわけでございまして、登録制度を初め、多くの実務が各都道府県にゆだねられております。  今回の改正によって、極微量物質の計量証明事業の認定あるいは登録...全文を見る
○土田委員 次に、今回、極微量物質の計量証明事業におきまして、国または国の指定する機関による認定を都道府県による登録の要件として前置するわけでございますけれども、これは地方分権化の方向に反することにならないのかなと思うんですが、この辺の見解をお聞かせください。
○土田委員 私も念のために聞いたわけでございまして、そのとおりで結構だと思いますが、もちろん必要とされる技術の高度性及び都道府県の対応能力等から考えると、地方分権化の方向には反しないというふうに私も思っております。  他方、今、副大臣からも答弁がございましたように、各都道府県に...全文を見る
○土田委員 わかりました。  一方で、計量証明事業の認定が国または国の指定する機関によって行われるということになるわけですね。規制緩和の必要性、特にこの計量業務のような基準・認証にかかわるものは、規制緩和の推進において重要な分野の一つとなってきているということを考えますと、やは...全文を見る
○土田委員 現在の景気低迷下で、経済産業省におかれましても、新規産業創出を目指したさまざまな政策が行われているというふうに思っております。  今後、環境規制による環境汚染物質の計量ニーズ、あるいは先端機器等の製造業の場における不純物等の計量ニーズの増大も予想され、計量証明の需要...全文を見る
○土田委員 そうした場合、このような分野は、意欲を持っている中小企業が参入できるかどうかという問題ですね。参入が可能であれば、こういった新規参入者に対する支援措置なども考えていいのではないかと思うんですが、この点はどうでしょうか。
○土田委員 この計量証明は、経済取引に用いられるだけでなくて、今回のように、環境汚染物質であるカドミウムやNOxやSOx、ダイオキシン等、有害物質の検出結果を保証するような公的な側面があるわけでございます。  最近では、ダイオキシンによる土壌汚染等が社会問題化して、その汚染状況...全文を見る
○土田委員 立入検査やあるいは罰則、もちろん大事なことでございますけれども、やはり、外からの力だけでなくて、それに従事する方の職業倫理といいますか、そういったことも醸成することが必要ではないかと思うのですが、この点はどう考えられますか。
○土田委員 ありがとうございました。
06月15日第151回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○土田委員 外交問題に入ります前に、やはりどうしても私が気になるのが、おとといの本委員会での、外務大臣がマスコミに対するコメントは一切しないんだという答弁を連発されたことに関して、非常によろしくないというふうに私は思っているのです。  報道というのは、マスコミが世の中の動きや政...全文を見る
○土田委員 ちょっと質問の趣旨が違うんです。おととい外務大臣の答弁の中で、こういう問題についてはどうですかという質問に対して、委員長という発言をしてお立ちになって、報道に対するコメントはいたしませんと一言で終わりになっているんです。そういう態度がだめだと言っているんです。それはだ...全文を見る
○土田委員 ポリシーに基づいて発言をされているように思えないから、こういう発言をしているのです。  前回の委員会の後、理事会でどうしようかと話し合いをしたのです。こういう態度は、外務大臣、よくないし、これはやはりせっかくの機会をむだにしているんじゃなかろうかと。理事会として申し...全文を見る
○土田委員 それは、大臣、あなた、思い上がりですよ。あなたが大臣になったからこの外務省の機密費の問題がまた始まったとおっしゃいましたけれども、あなたが最初の大臣就任のときに、再処分をしたいとかしっかりやりたいというふうに答弁しているのです。その後、委員会の質問に対してだんだんトー...全文を見る
○土田委員 大臣との議論は疲れます。なかなか言葉一つがかみ合っていかないような気がしてならないんですけれども。  きょうは、最近話題になっているんですが、中国の海洋調査船の問題について、概略だけでございますが、質問させていただきたいと思います。  我が国の排他的経済水域の中で...全文を見る
○土田委員 事前通告の期間と場所を逸脱した行為が一回だけあったということですね。それに対して大使館を通じて抗議をしたということですが、文書で抗議したんですか、口頭で抗議したんですか。どういった内容だったんでしょうか。
○土田委員 ちょっと最後の言葉がよくわからなかった。中国側から……。
○土田委員 いわゆる中国側の連絡ミスといいましょうか、末端までは届いていなかったということですね。今後はもう二度とやりませんという回答であったということでよろしいわけですね。わかりました。  そこで、やはりこの問題は非常に、海洋関係者だけじゃなくて、学者の中でも危惧する意見が出...全文を見る
○土田委員 台湾も韓国もほとんどこういった海洋調査をやっていなくて、中国だけがしきりにやっているわけです。  ことしの二月にこういった協定を結んだ。結んだ以降は、了解を得た分についてはお墨つきをもらったように堂々と調査をしているんですが、先ほどの質問の内容は、調査をすることにつ...全文を見る
○土田委員 そういった判断をするのが間違いだと僕は言っているわけでして、エアガンによる調査とかボーリング調査をやれば、当然のことながら資源探査もできるわけですね。資源があるかどうか調査することができる。しかも、日本の外務省のお墨つきをもらって、堂々と一定期間の中で日本の近海をこう...全文を見る
○土田委員 時間ですが、最後に一問だけ。  大臣、あしたからアメリカに行かれますのでエールを送りたいと思ったのですが、ちょっと時間がなくなったので、エールは次回にしまして、実は、大臣に聞いたらいいのですが、槙田さんに聞いた方が早いでしょうから。北朝鮮問題ですね。米朝協議、これは...全文を見る
○土田委員 米朝協議が進展しないと日朝協議も進展しない。話し合いが進まなければ拉致問題も平和交渉も進まない。平和交渉が進まなければ、極東の安全といいましょうか、このことについても何か話が進んでいかない。非常に時間のかかる話でございますが、ぜひ米朝協議がうまくいって日朝協議も進展す...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○土田委員 大臣には、アメリカに行かれてお疲れさまでございました。  今の前の話と少し関連しながら話をしなきゃならないんですが、実は、大臣がきのうアメリカで会見をされた新聞記事が、きのうの朝刊に出ていなかったんです。ちょっと締め切りに間に合わなかったみたいでございまして。  ...全文を見る
○土田委員 立派な答弁をいただきまして、ありがとうございます。  田中眞紀子チームで、六人で意見を交換し合い、役割分担をしながらやっていきますということですので、ぜひ大いに、モグラたたきと同時に役割分担を果たしていかなきゃならないというふうに思っておりますので、まずお願いをして...全文を見る
○土田委員 これは外務大臣が言った言葉で、私が言ったのではありません。非常にわかりやすいので、表現は適切じゃないかもしれぬけれども、わかりやすいからそう言ったのです。だから、あなたも一緒にモグラたたきをやりなさい、そういうことでございます。やっていないことを自慢しちゃいけない。 ...全文を見る
○土田委員 ぜひ何回も行ってください。大統領や国務長官だけでなくて、いろいろな方に会わなきゃならないでしょうし、やはり国の外交を担っているわけですから、ぜひお願いしたいと思います。  ミサイル防衛問題については、ちょっと時間がないのでやめようかと思ったのですが、やめると、自由党...全文を見る
○土田委員 それはわかります。ロシアも中国も反対しておりますけれども、理解を深めていきたい、深めながら進めていきたいということでありますけれども、当然、アメリカが考える世界戦略の中に日本も組み込まれていかざるを得ない、組み込まれていくと思うのですが、その辺のことについてはどう考え...全文を見る
○土田委員 答弁はそれでもいいのですが、私は、将来的に、今もそうだと思うのですが、組み込まれていくのですよ、組み込まれていく覚悟をしなければならないということです。アメリカだけがやる話じゃなくて、日本もこれまでTMDに対して資金も出してきましたし、これからも協力をしていこうとする...全文を見る
○土田委員 その後も答えてください。外務省にそうして抗議をして、外務省から抗議しておいたよという返事が来たのは、来るまで何日かかったんですか。
○土田委員 いや、違うんですよ。外務省から抗議したよという回答はいつあったんですか、海上保安庁から通報した、その日にちを聞きたいんです。
○土田委員 そういった通報があってから、中国に抗議するまでに三日間の日にちがかかっているということでございますけれども、資源探査が可能であるエアガンあるいはボーリング調査、これをすることを認めること自体がおかしいわけでございまして、国連海洋法条約の二百四十六条には、大陸棚の掘削、...全文を見る
○土田委員 ちょっと勘違いなのかな。いや、日本の排他的経済水域の中で、日本の領海の中で資源探査をやっちゃいけないんですよ。勘違いじゃないですか。
○土田委員 ただ、これは事前通告してあるんです。きのう、これを聞きますよと言ってあるんですから、それは準備してもらいたいんですけれどもね。  それと、もう一つ話してあるのは、中国から事前通告がありますと、外務省は何か十一カ所のセクションに照会をするんだそうです。その中で、エアガ...全文を見る
○土田委員 全くそのとおりですね。そういうふうに答えなければならないんです。  前回、槙田さんに聞いたときは、あの方はお役人ですから、どうも答えを聞いていて、わかったようなわからないような答弁になる。  なぜ大臣に聞いたかというと、先ほど言いましたように、大臣にこの問題は大事...全文を見る
○土田委員 直近と自慢するほどの内容じゃないです、本当に。  この問題は、韓国は、漁業問題だ、領土問題じゃないですよというふうに言っているんですが、日本は領土問題としてとらえる以外に方法はありません。なぜならば、北方四島は、ロシアと日本とまだ境界がはっきりしていない、その問題が...全文を見る
○土田委員 同じ国益を守る問題としまして、やはり北朝鮮の拉致疑惑問題があるわけです。  みんながおっしゃるように、国民の生命と財産を守るのが政治の仕事であるということでありますけれども、日本から拉致された人がいる、警察庁がそれを認めている、いわゆる日本政府は北朝鮮に拉致されてい...全文を見る
○土田委員 本当にありがとうございます。  確かに北朝鮮に一番影響力を持っているのは中国だと思います。その中国に人道問題を話してもなかなか、わかってくれないということはないのですが、話が進展しないのは事実なわけでして、今、米朝交渉が早くうまくいくことによって日朝交渉も進んでいく...全文を見る
06月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○土田委員 自由党の土田龍司でございます。  きょうの質疑の冒頭に中野寛成先生が質問されたわけでございますが、その話の中に、本当に改革をしようとする者は多くを語らず、にせものは大声で話すという話がありまして、私も、これまで大臣に何回か質問してまいりましたけれども、大声で質問した...全文を見る
○土田委員 再度話を整理して今答弁したというふうにお思いでしょうが、前回とは答弁が全然違うんです。だから、この話をもう一回持ち出しているんです。  これは、謝りたくないとか訂正したくないという気持ちがおありでしょうけれども、やはり訂正してもらわないと。大臣を攻め込むつもりでなく...全文を見る
○土田委員 一回目の答弁としてはそれでもいいかもしれません。しかし、総合的に判断するのは当然でございますけれども、これを所管しているところがどこかあるわけですよね。文部省なのか防衛庁なのか、それを聞いているのです。それで、いろいろな調査の仕方がある。あるいは期間の問題、区域の問題...全文を見る
○土田委員 この問題は、質問をとりに来られた外務省の方に私聞いたんです、一体どこなんでしょうねと。そうしたら、その人はわからないと言っていましたよ。それで、調べてみますねと。当日、外務委員会で質問しますから、それは調べておいて答えてほしいというお願いをしていたんですが、言いたくな...全文を見る
○土田委員 今後検討するとおっしゃられますが、もう既に現在進行中でございまして、既に二月十日以降十三件の事前通告があって、そのうちの十一件について日本政府は許可を出されている。二つの件は今検討中でしょうか、まだ回答が出されていないのですが、これからどんどん中国はそういった事前通告...全文を見る
○土田委員 この問題は一応これで終わりにするのですが、ちょっと一問だけ確認しておきますけれども、外務省から中国へ抗議を口頭でされたと。口頭でするのじゃなくて、これは条約違反でありますので、明確に文書で抗議をして、文書でやはり回答をとるべきだと思いますけれども、今後、ぜひそういうふ...全文を見る
○土田委員 領土問題であって漁業問題という答弁ですか。それはだめです。農林水産大臣は、これは領土問題であるととらえている、発言しています。外務省は、領土問題であって漁業問題というのは非常にあいまいな答弁でございまして、ここは明確に領土問題、領土に関する問題と言ってもいいのですが、...全文を見る
○土田委員 ということは、韓国がそういう主張をするという根拠はない、それが日本の主張ですね。(杉浦副大臣「はい、そうです」と呼ぶ)それで結構だと思います。  それから、ロシアと韓国に対してそれぞれ抗議をされているわけです。ロシアに対しては、外務大臣からイワノフ外相あてに適切な対...全文を見る
○土田委員 来ていないのですね。ロシアに対して六月十九日に撤回をしなさいという抗議をしたのにかかわらず、ロシアからは回答が来ていない。再度要求したのですか、しないのですか、する気はあるのでしょうか。
○土田委員 七月一日から操業は始まるのです。だから、きょう、あしたの問題だと言っているのです。(発言する者あり)七月一日じゃないですか。十五日でしたっけ。十五日でもいいです。(発言する者あり)では訂正しましょう。十五日でいいですが、ロシアからの回答がまだ来ないといっても、これは待...全文を見る
○土田委員 この韓国とロシアの北方四島付近での操業の合意ですね。昨年の十二月十日に結ばれたということらしいんですが、この協定が締結されたのを外務省が知ったのは何月何日でしたか。
○土田委員 質問のしようがないね。何月何日だったんでしょうか。
○土田委員 先に早く答えればいいんですよ。  十二月二十六日に日本は知ったわけですね。それで、最初の申し入れが二月二十日に行われたと言われておりますが、なぜ二カ月以上も経過したんでしょうか。
○土田委員 随分日にちがたっているなということを言いたかったんですが、日本政府としては、ハイレベルの交渉をしたと言われておりますけれども、どのようなレベルでの交渉がされたんでしょうか。
○土田委員 昨年の十二月十日に締結されたわけですね。そういった過程がずっとあった。今、記録見ながら答弁されたので間違いないでしょうけれども、それでもロシアは回答をよこさない。それでも待ち続けるんですか。  と同時に、じゃ何で十二月十日に締結されたのが、我が国が知ったのが十二月二...全文を見る
○土田委員 今の答弁によると、最初はそう大した問題でなくて、早期に解決するだろうと思っていたけれども、だんだん事実関係や認識が高まってくると、非常に難しい問題であるということがわかってきた、だから六カ月間も公表しなかったという答弁ですね。そういう答弁だと思うんですが、これはやはり...全文を見る
○土田委員 領土問題と認めていただきまして、ありがとうございました。  七月十五日まで日にちもないわけですが、やはり今の答弁をじっと聞いておりますと、なかなか解決は難しいなという感じがしてならないんですけれども、やはり韓国としては、今度はサンマにかわってアジとかサバで報復をして...全文を見る
○土田委員 もう時間が来たのでやめますけれども、一つだけ、モグラたたきの問題が発生しておりますので、注意を促すためにもひとつ申し上げておきます。  これは六月二十一日、先週の木曜日、産経新聞の夕刊に出た記事です。在ロシア、モスクワですね、日本大使館員の破格の住宅手当というのが出...全文を見る
○土田委員 時間が来ましたのでやめますけれども、今の答弁に一つ違いがあるんですよ。モスクワの不動産はむしろ下がっているんです。急騰しているから値上げしたというふうには僕は聞いていませんけれどもね。それはいいです。これはもう大臣の好きなモグラたたきの一環として、どなたか、副大臣か政...全文を見る
10月10日第153回国会 衆議院 本会議 第5号
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○土田龍司君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりましたテロ関連三法案について質問いたします。(拍手)  このたび、米英両国は、予想されていた軍事行動の一環として、アフガニスタンへの攻撃を開始いたしました。  今回の攻撃は、米国の個別的自衛権、英国の集団的自衛権の行使で...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○土田委員 今、金子委員の質疑を聞いておりましたが、本当に外務省改革は大変だなという感じがいたします。  大臣の御苦労も、少しずつですが理解できてきたなという感じがするんですが、後ほどこれはまた時間があれば質問をさせていただきますが、先に全般的な外交問題から質問させていただきま...全文を見る
○土田委員 アメリカ国内ででも、効果が上がらないのは、もっと徹底的にやれ、中途半端じゃないかという批判もあるわけですね。それに対して、作戦の内容については余り答えないというふうに米軍の関係者は言っていたんですが、これから地上戦に入っていく話もし始めて、だんだん作戦行動が明らかにな...全文を見る
○土田委員 テロリズムを撲滅するために、アメリカ軍がやる行動については支持し続ける、地上軍のこれからの戦闘に対しても日本はどこまでも支持し続けるという御理解でよろしいですか。
○土田委員 といいますのは、中東諸国において、やはりだんだん批判が高まってくることは当然予想されるわけです。シリアのアサド大統領が、十月三十一日のブレア首相との会談で、この軍事行動で市民に大きな被害が出ているということで非難をしておりますし、サウジアラビアも米国の攻撃には支持しな...全文を見る
○土田委員 ということは、そういった武力容認決議を働きかけるつもりはないということですね。そういう意味ですね。わかりました。  先ほども議論に出ておりましたけれども、このアフガニスタンの戦争の後の復興問題、別な委員会でも答弁をされて、先ほども答弁されたというふうなことでございま...全文を見る
○土田委員 ということは、復興会議を東京でやるなど、日本が積極的に復興計画に参画をしていきたい、あるいはリーダーシップも可能な範囲でとっていきたいという決意でございますね。
○土田委員 次に、特措法の関係でございますけれども、先月成立したわけでございますけれども、先ほどの答弁からしましても、自衛隊が米軍に協力をしていく準備が多分進められているんだろうと思います。どういうふうな形に決まるかはまた別にしまして、政府内部においても、また自衛隊の中でもそうい...全文を見る
○土田委員 内閣はそのようにずっと答弁してきたわけですけれども、外務大臣個人としてもやはりそういうふうに思い込んでいらっしゃる、そういうことだということですね。  この特措法の審議において、今回は九月十一日に発生したテロ事件ということに特定をしているわけですね。ですから、仮に新...全文を見る
○土田委員 確かにおっしゃるとおりでして、十年前までだったらば、大臣が憲法改正すべきだと思ったらすぐ首が飛んだ時代がずっと続いてきたわけですけれども、もう国民の意識も変わりまして、最近は、小泉さんがどういった表現をされているか知りませんが、改正については、ある程度もう閣僚の方も個...全文を見る
○土田委員 いろいろな分野でテロ撲滅をやりたい、当然のことでございますが、もちろん、テロを実行するには莫大なお金がかかっているわけですね。今回の同時テロの犯人と言われておりますウサマ・ビンラディン、サウジアラビアで生まれ育った大富豪だ、数億ドルの資産を持っていて、これをふんだんに...全文を見る
○土田委員 いわゆる軍事力以外で貢献できる部分はたくさんあるというわけですね。大臣も、あらゆる手段を講じてテロの撲滅に努力をしたいということでございますので、この件については、今答弁がございましたように、やはり早く有効になるように努力といいますか、さっき、何か努力と言っちゃいけな...全文を見る
○土田委員 あらゆる努力をします、していますと言うのですが、ASEANプラス3ではこれはやらなかったのですか。なぜやらなかったのでしょう。
○土田委員 それはそれでもいいと思うのですが、やはり機会を見て、アジアにはまだ三つだけなんですかね、アジアに限らずたくさんの国々がそういったことに協力しないわけですから、積極的に協力をするように、外交ルートを通じてやっていただきたいというふうに思います。  実は、今回の田中大臣...全文を見る
○土田委員 私の質問に対しては、最初は答えていただけるんですが、だんだん話が発展しますと、話が続かなくなってしまうんですが。  大臣の熱意に対して外務省の幹部たちがそういった一丸となって国会に働きかけることは、今までふだんやっているんですよ。今までやってこなかったわけじゃないで...全文を見る
○土田委員 いやいや、わからないから聞いているんですけれども、外務省改革要綱が出ていて、たくさん改革要綱ができている。つらつら読んでみましたけれども、どれが実行されて、どれが実行されていないのかもよくわかりませんし、外務大臣がなられて何か変わったのかなと思うときに、一般国民のレベ...全文を見る
○土田委員 二つか三つか四つぐらいはぽんぽんと、ここが変わったよというふうな答弁を本当は期待していたんです。やはりなかなか進まない。非常にいら立ちを覚えると同時に、機密費の問題にしましても、とうとう何億の金が使われて、どういったシステムになっていたのかが暴かれないというふうなこと...全文を見る
○土田委員 時間が来ましたのでやめますけれども、大臣、本当にそのお気持ちもわかりますし、僕は、小島政務官と話をしたときも、政務官の努力も非常によく理解できます。また、我々外務委員会の委員たちも、ある意味ではやはり外務省の応援団だというふうに前回も言っているんです。ですから、そんな...全文を見る
11月09日第153回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○土田委員 昨年の十二月十日にロシアが韓国に、我が国の北方四島周辺水域でのサンマ漁の漁業を許可したことで、ことしの二月二十日以来さまざまなやりとりがあったわけです。  このサンマ漁に対して、本委員会でも何回も質問が出ていますし、私も何回か取り上げております。これまでのいきさつは...全文を見る
○土田委員 済みません、ちょっとわかりにくいんですが。  日ロ間で話を続けるということを合意したんですか、来年からはもうやらないよということで合意したんですか。ちょっとわかりません。それから、日韓の中でも、ちょっと最後のことがはっきりしないんですが、何を合意したんでしょうか。
○土田委員 いやいや、微妙なら微妙でいいんですが、はっきりわからない、今副大臣がおっしゃっていることが。  ということは、日ロ間で来年はサンマをとらせないということについてまだ合意はできていないということですね。申しわけないですが、じっと聞いているんですけれども、最後の言葉じり...全文を見る
○土田委員 合意がされていないということですね。これからも話し合いを続けていこうということですね。
○土田委員 ということは、日ロ間でお互いが納得できるような話し合いを今後とも続けていくということで、基本的に合意されたわけじゃない、話し合いを続けていくと。日韓もそうですね。話し合いを続けていこうと。何ら具体的な進展はしていないというふうに理解してよろしいですね。  そこで、も...全文を見る
○土田委員 私はそう感じましたので、そのように申しました。別にけんかするわけでも何でもないわけでして、国益ということと日本の主権という問題が絡んでいるわけでございますので。副大臣は、五月だったと思うんですが、私の質問に対して、この問題は漁業問題であり領土問題であると冒頭答えられて...全文を見る
○土田委員 感謝の表明があったことはわかりました。先ほど幾つか例を挙げて言いました、我が国にとって極めて関心の高い問題、あるいは、関心だけではございません、極めて重要な問題について、何らかの進展あるいは北朝鮮からのコメントがあったのでございましょうか。
○土田委員 これからは何かが出てくるという期待感でございますか。では、この一年間は、感謝の気持ちは表明されたけれども、具体的な進展は何もなかったということですね。  そして、ことしはまた米支援の要請が来ていますね。さて、ことしの問題について、どういう方針でいかれますか。基本的な...全文を見る
○土田委員 米支援要請が来ているということですべての新聞に書いてありますし、私も外務省の方からそう聞いているんですが、それは間違いですか。まだ来ていないんですか。各紙同じような文言で、支援要請が来ている、それについて検討が始まっていると書いてあるんです。支援要請が来ていないのに、...全文を見る
○土田委員 わかりました。正式というのは、文書か何かで来るんですか。それがまだ来ていない、来ていないけれども既に外務省の中ではそういった検討がなされている、なされているために、出すべきか出さない方がいいかとか、いろいろな議論が外務省の中でもされている、しかしまだ要請は来ていないか...全文を見る
○土田委員 わかりました。来たらどうするかという質問をすると、仮定の問題には答えないと多分言うでしょうから、もうこの辺でやめておきましょう。  ただ、いずれにしましても、米支援問題、これは人道上の問題ということで、賛否はあるにしましても、先ほど挙げました拉致問題やミサイルの問題...全文を見る
○土田委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
12月05日第153回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○土田委員 この外務委員会での一般質疑も多分きょうが最後だと思いますが、二十一世紀に入りまして、輝かしい新世紀を迎えると同時に、多分、ことしは外務省が輝かしい注目を浴びるだろうと思っておりましたけれども、悪い意味でそのようになってしまいました。元日から始まった松尾事件に始まって、...全文を見る
○土田委員 具体的な当てがあるといいましょうか、あの件が出るんじゃないかなということではないですね。  官房長にお尋ねしますが、これを最後にして出直したいという発言をされておりますけれども、もう出ないというふうに思われる理由は何でしょうか。
○土田委員 ということは、個人的な犯罪がまだ出てくる可能性はある、それ以外についてはないだろうという判断をされているわけですか。
○土田委員 冒頭言いましたように、何か隠そうとされているような雰囲気の答弁でございますので、出てくるんじゃないかなという気がしてならないんですが、在外公館に対する調査は終わっておりますか。
○土田委員 在外公館の調査はしたんですかと聞いているんです。
○土田委員 調査をされていないわけですね。  これから査察等でやっていきたいということですが、これは本庁で、七十幾つでしたっけ、たくさんの課が、ほとんどのところでこういったことをやっていたということならば、在外公館と本庁と行ったり来たり皆さんはしているわけですから、多分、在外公...全文を見る
○土田委員 だって、在外公館はまだ調査していないのでしょう。報告がされていないというだけですね。だから、本庁から大臣名ですぐに調査しろと言えばわかるのじゃないですか。もしそういったプール金があるのだったら、別に自己申告でもできるわけでございまして、あるいは大使や公使がいらっしゃれ...全文を見る
○土田委員 いや、だめですよ、万遺漏なきを期したいと。そういったことをやって、早目にあったら出してしまった方がいいのですよと提案をしているわけでございまして、万遺漏なきばかり言わないで、できるような気が私はしますので、やってみたらばどうかなというふうに思います。だって、五千人の職...全文を見る
○土田委員 この調査報告書は非常によくできているというふうにあなたたちは思っていらっしゃるのでしょうから、その中に一部言えないとか発表したくないというのがあると余計に不信感を持ってしまいますよと言っているのです。  だから、なぜ発表できないかということを説明を加えれば、皆さん納...全文を見る
○土田委員 それは発表しない理由じゃないですね。  これから一億六千万円をみんなで返すわけですね。負担ということじゃなくて、みんなで税金にお返しする。それぞれ金額も決められているわけですね。そのプール金に、恩恵にあずかったといいますか、それに関与した人もいればしない人もいるわけ...全文を見る
○土田委員 これから来年の三月三十一日までかけて外務省の方々がそういったお金を弁償していくわけですが、一億六千万円集まらなかったときはどうされますか。あるいは、集まり過ぎたときはどうされますか。
○土田委員 外務省の職員の方何人かに聞いてみました。そんなに大勢じゃないのですが、やはり、この暮れに来まして何十万も弁償させられるということに対していろいろな気持ちがあるようでございますけれども、ぜひそういったことも察してやりながら頑張っていただければというふうに思います。  ...全文を見る
○土田委員 田中大臣も、このキャリア制度について、非常に大きな部分をこれが占めるのじゃなかろうかというふうな御認識だと私は思っております。  ですから、外務省の五千人を相手に闘いをしているわけですから、ぜひ大臣には頑張っていただいて、できれば小泉総理や官房長官とも相談をしていた...全文を見る
○土田委員 やるかやらないかというのは、大臣がやるんですけれども、バックアップ、やはり官邸の理解がなければやりにくいこともあるでしょうから、ぜひ頑張ってやってもらいたいと思います。その件は答弁いいです。(田中国務大臣「答弁じゃない」と呼ぶ)いや、ちょっと時間がなくなっちゃったので...全文を見る
○土田委員 平成十一年に千七百で、十二年が三百二十八に激減といいましょうか、随分減っておりますが、これはどういった理由でしょうか。
○土田委員 年間三百回ぐらいの領海侵犯がされている、これに対して、まず現場ではどういった対応をされておりますか。  もう一つは、それに対して中国、台湾にどういった抗議といいましょうか、対応を求めておられますか。
○土田委員 立入検査を行っているんですか。ちょっと待ってください、長官、船名を記録したり、立入検査を行って事情聴取なんかもしているんですか。
○土田委員 ごく少数の船について立入検査を行ったという表現でなくて、立入検査もしたことはあるという程度でしょう。ほとんどやっていないんじゃないでしょうか。だって、そういった常習犯があれば、なぜ拿捕しないんですか。
○土田委員 だから、表現は正しくしてくださいよ。立入検査をしたこともあるという程度です、その八隻というのは。  なぜ拿捕しないんですか。
○土田委員 去年、ことしは三百回程度だったけれども、おととしは千七百四十五回も領海侵犯をされた。そのたびに巡視船が行って、飛行機が行って、追い返しているわけですね。だから、海保庁だって大変でしょう。面倒くさいでしょう、こんな何百回も漁船が来るわけですから。だから、来ないようにすれ...全文を見る
○土田委員 我が国に対して深刻な影響を与えている、だからこういうことをしないように中国や台湾でも取り締まっていただきたいという抗議をしたわけですね。  政府の方針として拿捕しないということを決めているわけですが、これはやはり僕は間違いだと思うんです。拿捕すべきは拿捕しなきゃなら...全文を見る
○土田委員 では、拿捕しないという方針は決められていないんですね。では、拿捕してもいい、あるいは検挙してもいいと。してもいいというか、領海侵犯した船については検挙すべきですよね。頻繁に、こんな年間に何百回も行われていて、この何十年も一回も検挙しない。だからこういったことになってく...全文を見る
○土田委員 ちょっと外務大臣の答弁としては弱いですね。  台湾と中国については余り言及、やめましょうと言ってもいいですが、では、日本と台湾についてはどうですか。これについては、もう少し方針を答えてください。
○土田委員 別に選挙の結果の感想を聞いているんじゃないんですが、台湾の選挙によって随分様子が変わってきたわけですね、大陸派と台湾派と逆転したわけですから。これについて、やはり日台関係というのは私は変わってくると思いますよ。その辺について、やはり具体的な方針といいますか、それを聞き...全文を見る