筒井信隆

つついのぶたか



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筒井信隆の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
09月29日第150回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆です。  何点か総合対策について質問させていただきます。  ことしの三月に、米穀の需給に関する基本計画というのが策定をされました。その内容は、政府米と自主流通米、合計して二百十九万トンが十月末で在庫として残る、こういう予定でございましたが、結果とし...全文を見る
○筒井委員 協調販売は、政府米と自主流通米がどのぐらいの比率で残るかという、その比率の変化には影響するでしょうが、今私がお聞きしているのは、政府米、自主流通米を合計した在庫の見通しをなぜこんなに誤ったのかという質問ですから、協調販売はまた別の問題だというふうに思います。  そし...全文を見る
○筒井委員 まず、三月の以前に具体的に大幅な在庫の減少があった、特に卸に関しては。これはもうわかっていたわけですね。そして、先ほど石破総括が言われましたように、消費がずっと減少傾向にあって、米はずっとやはりこれから余るだろうという、それはもう雰囲気としても広がっていた。当然、この...全文を見る
○筒井委員 一月時点でも大幅に在庫が減少しているわけですが、それらは統計が出ていなかったからわからなかったと恐らく言うのだろうと思うのですが、統計の数字が出てくるまで、実態調査とかなんか、ある程度のものはやろうという姿勢が全くないんじゃないですか。統計の数字が出てくるまで自分たち...全文を見る
○筒井委員 そうしたら、三月時点までの実態も知っていたということであれば、当然、一月、二月、三月と大幅な減少をしているわけだから、そして、先ほど言った消費の減退とか、そういう全体的な状況はあるわけですから、その後も続くという予測をしなかったというのはどうしてですか。私みたいな素人...全文を見る
○筒井委員 できなかったということだから、しかし、今後もこういうことが続くと困るので、今後の需給見通しについての正確性担保の決意を総括にお願いしたいと思いますが、どういうふうに考えておられるか。
○筒井委員 すべてそのとおりに、事実どおりに全部見込めと言っているわけではないんです。ある程度の誤差は当然なんだ。だけれども、先ほど言われましたように、いまだかつてない量の、これだけの見通しの誤り、それで、その見通しの誤りで今在庫数量の減少が見込めなかったと言っているその根拠も、...全文を見る
○筒井委員 今回の見通しの誤りは、需要量が九百三十万トンではなくて八百六十九万トンだったということによる誤りだったわけですが、また同じ数字をそのまま使うことに危惧を感ずるわけでございまして、これ自体もう一度精査すべきではないですか。
○筒井委員 理由がどういう理由であれ、需要量が九百三十万トンと見込んでいたのが八百六十九万トンになったことが今度の大幅な見通しの誤りが生じた理由、唯一そこに理由があるわけですから、また同じ九百三十万トンの需要量をそのまま見込んではおかしいんではないかという質問なんです。  そし...全文を見る
○筒井委員 今の答えがちょっとよくわからなかったんだけれども、要するに、私が聞いているのは、輸入米とか加工用米で出されたものが主食用に実際に裏で使われているのではないか。そして、それに関して、いや、そんなことはないという調査結果を発表しているようですが、その調査結果、中身を見ると...全文を見る
○筒井委員 農林省の資料によって私聞いているんですが、調査対象は、変形加工工場と需要者、それから再調整等の委託工場、その三種類のところを調査しているようです。いずれも関係書類等により調査している、こう報告をされているわけでして、私もそこを言いたいんです、今ちょっと次長さんが言われ...全文を見る
○筒井委員 今チェックしていると言われているのは、全国で食糧事務所の職員が現場に行って、現実に現地の調査をしているということですか。
○筒井委員 そういう調査をしているというのは初耳なんで、それは、どういう調査をいつごろからどういう規模でやっているか、ちょっと具体的に報告してくれますか。
○筒井委員 今、工場に限定して言われたけれども、例えば需要者、これはレストランとかを指すんだろうと思いますが、これが一番数が多い。そういうところで使われている危惧を一番生産者団体は持っているわけですが、やっているとすれば、今現場へ行ってやっているという話なんで、その中身をもっと具...全文を見る
○筒井委員 別に、今全部具体的な名前を突然ここへ出せと言っているわけじゃないんです。調べていれば、実際に実態調査していれば出せるでしょう。
○筒井委員 質問を変えますが、政府米在庫に関して、援助用の備蓄に七十五万トンを回すというふうに今度対策で決定された。これ自体は評価するわけですが、その中身なんですけれども、今既に援助用の備蓄米十五万トンありますが、これとは別に七十五万トンですね。一点はその点を確認。  それから...全文を見る
○筒井委員 国内の米が足らなくなるというのは、今、当面はちょっと考えられないと思いますが、国内の米が不足した、国内の国民の主食用の米が不足した、こういう場合以外は戻ってこないというふうにお聞きしてよろしいですね。  それと同時に、もう一点これに関係してお聞きしたいんですが、政府...全文を見る
○筒井委員 この十二年産の生産オーバー分は、十五万トンを生産者団体の責任において飼料用の方に回す、こういう方向になったようでございますが、政府の支援策はこれに関してはどういう中身になっておりますか。
○筒井委員 十七万トンのときと同じ比率というか、金額まで聞きたいんです。どの程度の政府の支援策を考えているかということです。その内容を聞きたいんです。
○筒井委員 まだ決まっていないということであれば結構です。  すると、結局、政府の今までの在庫米と援助用の備蓄、これは全部一カ所の倉庫にしまわれているんでしょうか。それとも日本全国に散らばって備蓄されているんでしょうか。それらの点、どうですか。
○筒井委員 その備蓄の具体的な方法、場所等、どういう形になっているのか、お聞きしたいのです。
○筒井委員 私が聞いているのは、現在でいいんです。現在の在庫あるいは備蓄、これはどこでどういう形で具体的にされているのか、それを聞きたいのです。
○筒井委員 それは全国に散らばっているのですか。というのは、私がなぜそういう質問をするかというと、もし全国に散らばっているならば各自治体の緊急用の備蓄とか何かは必要ないのかもしれませんが、しかし、何カ所かに集中しているということになれば、例えば神戸の地震とか、そういう各地域に起こ...全文を見る
○筒井委員 それも、現状ではどこにどういうふうに備蓄されているのか、一覧表は出せますね。
○筒井委員 結構です。  それから、消費拡大に関しても今度の米対策の中で述べられておりますが、一つは、これは皆さんも言っていることなんですが、また農林省の方針でも出されていることですが、学校の給食における米消費の拡大、やはりこれをやるのが一つの大きな柱だろうというふうに思います...全文を見る
○筒井委員 個々の点で幾つか聞くものですから今の質問をしたのですが、国において制約がないとしても、各県等々でそういう制約を加えている場合があるやにも聞いているものですから、そういうことがないように、農林省の指導といったらおかしいのかな、そういう方向でもってぜひ努力をしていただきた...全文を見る
○筒井委員 ちょっと今のにプラスして一緒に答えていただきたいと思います。  今の週四回、五回の給食で挙げられた市町村は全部私の選挙区でございまして、それをさらに進めていかなければいけないというふうに思っております。  それから、米粉化の問題に関して、確かにコストの問題が一番で...全文を見る
○筒井委員 そういうふうにぜひお願いしたいと思います。  次の質問に移りますが、米を含めた農業資源、あるいは緑の資源、これらの工業的な活用に関してお聞きをしたいと思います。  去年ですか、クリントン大統領が、バイオマス、生物資源の活用量を二〇一〇年までに現在の三倍にふやす。現...全文を見る
○筒井委員 コストの点が確かに大きな問題なんだろうと思うんですが、しかし、日本は京都議定書で六%の炭酸ガスの削減を義務づけられている。こういう地球温暖化対策としても、アメリカはそれに国を挙げて取り組むという方向を出したわけでございまして、単にコストの点だけで、賄えないからそっちは...全文を見る
○筒井委員 農林省の今の取り組みをさらに強力に進めていただきたいと私自身も思っているわけですが、その内容についてちょっとお聞きしたいんです。  今現在アルコール関係で行っているのは、エチルアルコールの製造とエチルアルコールの製造プラント、この二つということになるんですか。それを...全文を見る
○筒井委員 そのメチルアルコール、エチルアルコール、現在は実験プラントになるんですか、それはいつまでに終了させる予定になっているのか、その点はどうですか。
○筒井委員 今、木質系のセルロース等々の説明がありましたが、農畜産系の資源、例えばもみ殻とか稲わらとか、こういうものもエチルアルコールへ転換、あるいはメチルアルコールへ転換する対象として入っておりますね。
○筒井委員 最後に確認したいんですが、先ほど申し上げたように、アメリカとかヨーロッパの場合、余剰農産物もアルコール転換の重要な原料として考えている、実際やっているというふうに聞いているんですが、それがそうであるかどうかということと、それから、日本において余剰農産物もアルコール転換...全文を見る
○筒井委員 終わります。
11月14日第150回国会 衆議院 本会議 第13号
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○筒井信隆君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、大蔵大臣の財政演説に対し、予算案においてこそ目指すべき新しい国家像、社会像を明確に示すべきであるという観点から、総理並びに関係大臣に質問いたします。(拍手)  国民の生活をどうするか議論するのが国会です。しかし、総理自身の疑惑...全文を見る
○筒井信隆君(続) バイオ革命による地上資源の活用と循環化、政治、経済、社会の小規模分散化、リサイクル化という四本柱で成り立ち、社会構造全体の変革を前提としています。ところが、総理を初め多くの人は、循環社会というと廃棄物適正処理リサイクル社会のことだと誤解をしています。政府・与党...全文を見る