筒井信隆

つついのぶたか



当選回数回

筒井信隆の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月26日第159回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  イラクにおける大規模戦争終結宣言以降において、米軍だけでも三百四十人死亡という悲惨な結果が出ております。戦争終結宣言以前はほぼ百四十人ぐらいでございましたから、それよりずっと多い米軍の死者が出ている。  これはやはり、もうはっきり...全文を見る
○筒井委員 今、日本が世界各地でPKO部隊として行動している。これは自衛隊が行っているんですよ。これは憲法違反じゃないんですよ。私は、今度のイラクの場合に、非戦闘地域があるというフィクションを前提にして、そういうあり得ないことを前提にして出しているから、だからそれは憲法違反だと言...全文を見る
○筒井委員 非戦闘地域が本当にあるのならば、武力行使はないでしょう。私もそれは認めているんですよ。だけれども、非戦闘地域なんというのはフィクションだ。  では、そのことを今これからお聞きしたいと思いますが、イラク特措法によれば、現に戦闘行為が行われていない地域、これはここにある...全文を見る
○筒井委員 物すごいわかりにくい説明をくどくどと言っておりましたが、今言われた趣旨は、国際性、組織性、計画性を持った攻撃、これがなされた場合には、それは戦闘地域である、しかし、それらの組織性、国際性、それから計画性を持っていない攻撃がなされたとしても、これは単なるテロ攻撃とか私的...全文を見る
○筒井委員 非戦闘地域ということを法文上出して、書いて、規定して、それを自衛隊派遣の最大の合憲あるいは合法性の根拠にしたのは今度が初めてでしょう。
○筒井委員 私が聞いたのは、法律でそういう規定を用いたのは初めてだろうという質問です。  それからもう一つ、今ちょっと今までと違うことを言いましたが、その非戦闘地域であることを合憲性の根拠にしていないと言われましたね。もしそうだとすれば、今まで、憲法違反という評価を受けないため...全文を見る
○筒井委員 ほかの質問に移る前に、今までの答弁と違っているので、その点また確認しますが、長官は、二〇〇三年十二月十五日において、こういう答弁をしていますね。なぜ、非戦闘地域、現に戦闘が行われておらず、活動の期間を通じて行われることが予測されない地域というものを入れたか、戦闘地域に...全文を見る
○筒井委員 長々と関係ないことを答えていますが、私が今追及しているのは、はっきり確認したいのは、ただ一点。非戦闘地域の規定を置いたのは、憲法に違反しているという評価を受けないためにわざわざ入れたと、これを、今たまたま私は一カ所しか引用していませんが、何回もあなたは繰り返しているん...全文を見る
○筒井委員 そちらの方も同じことを繰り返して何とかそのまま済まそうとしているかもしれないけれども、武力の行使をしないということであれば、もう条文、イラク特措法にあるんですよ、別にね。だからそれで十分なんだと。だけれども、さらに、憲法に違反したという評価を受けないためにわざわざ入れ...全文を見る
○筒井委員 では、別な聞き方をしますが、憲法違反という評価を受けないためにこの非戦闘地域に関する条文を入れたという答弁、これは今までしましたね。したかしないか、その事実関係だけ。
○筒井委員 今、そちらの方もしつこく同じことを繰り返して逃げようとしていることは明々白々だから、だから、私は今言ったことをもう一度確かめますから、こっちもしつこく。イエスかノーかどっちか、そういう趣旨の答弁をしたのかしないのか、この点だけはっきり答えてください。
○筒井委員 イエスかノーか、どっちかですよ。それとも、委員長……(発言する者あり)
○筒井委員 では、その間に調べてくださいね。  そして、その間に質問しますが、先ほどの答弁によりますと、国際性、組織性、計画性のない攻撃の場合は、たとえあったとしても非戦闘行為である、今言った三つの性格のものがなければ。そういう国際性、組織性、計画性のある攻撃があった場合には非...全文を見る
○筒井委員 今、日本の側の武力行使に当たるかどうかを聞いているんじゃないんです。非戦闘地域であるかどうかの判断で、先ほど石破長官は、国際性等々、組織性等々があるかないか、それがないものであれば、たとえ攻撃があったとしてもこれは非戦闘地域であることに変わりはない、こういう答弁だった...全文を見る
○筒井委員 今の答弁ですと、長過ぎますから簡潔にしてくださいね、例えば同じロケット弾の攻撃、ミサイル攻撃があったとしても、国際性等々の要件がない攻撃の場合には、これは非戦闘地域だ、しかし、国際性等々の要件、今、フセイン残党勢力のことを言われましたが、そういう場合には、それは非戦闘...全文を見る
○筒井委員 今みたいな答弁をしてください。  同じ攻撃、日本の側から見たら同じロケット弾、同じようなミサイル、これで攻撃された場合でも、相手がだれであるかによって、戦闘地域になったり非戦闘地域になる。だから、イラク特措法による非戦闘地域というのはまさに国民から見ればもう完全に戦...全文を見る
○筒井委員 いいですか。大体、相手がだれであるかによって戦闘地域か非戦闘地域に分かれると。それで、相手がだれであるかわからない、あるいは、だれであるかわかったとしても相手が国際性とか何か持っているかどうかわからない、こういう場合には非戦闘地域に入っちゃうんですか。
○筒井委員 ほとんどがわかってないんですよ、相手がだれが攻撃してきたか、相手が国際性等々を持っているかどうか。今までの答弁を聞いていたってそうだし、だれから見たってそうですよ。全然国際性等々なんてわからないのに、わからないのにそれを基準に戦闘地域と非戦闘地域を区別して、分けて、そ...全文を見る
○筒井委員 日本の外交官が二人、襲撃されて死亡された悲惨な結果が起こった。この攻撃の主体がだれで、その主体がどの程度国際性を持っているか、今もわからないでしょう。わからないんですよ、ほとんどが。  それで、今度、調査団を派遣されていろいろな調査をした。だけれども、相手が、アルカ...全文を見る
○筒井委員 私が今聞いているのは、相手がわからない、しかも国際性等々を持っているかどうかわからない、しかし、それを持っていないと判断する結果になるんですよね。だから、非戦闘地域としてそのまま続けることができるんですよ。わからないのに判断する。(発言する者あり)蓋然性なら蓋然性と言...全文を見る
○筒井委員 さっきから一貫して答えていないんですよね。わからないときに国際性等々がないとどうしてそういう判断ができるんですかという質問なんですよ。何回も言っていますが、それについてだけ答えてください。  わからないということは認めているんでしょう。相手がだれが攻撃したかわからな...全文を見る
○筒井委員 ちょっと、普通の論理がこの予算委員会では通らないのかもしれませんが、私が聞いているのは単純なことで、国際性等々があるかどうかわからないということを認めておられる、わからないのにないと判断する、どうしてそんな判断ができるんですかという単純な質問。こんなものは普通の、常識...全文を見る
○筒井委員 本当に、川口外務大臣も今までも何回も答えていますが、アルカイダとかあるいはフセイン残党勢力、これがやっていることは推測できるけれども、それが攻撃しているかどうかは個々具体的にはわからない、こう言っているんだ。そして、それらが組織性、計画性等々を持っているかどうかもわか...全文を見る
○筒井委員 今まで、外務大臣もそうですし、防衛庁長官もそうですが、イラクにおいてフセイン残党勢力、アルカイダ等が攻撃しているものと推測されるけれども、はっきりしたことはわからない、まずこういう答弁をしていることは記憶にありますね。  そしてもう一点、それらが組織性、計画性等々を...全文を見る
○筒井委員 いや、だから、わからないと言っているのに何で国際性等々がないと判断できるんですかというさっきからの質問なんですよ。それが非戦闘地域の重要な根拠になっているから。イラク特措法のまさに柱が非戦闘地域なんですよ。この規定なんですよ。それが今みたいないいかげんな答弁じゃ納得で...全文を見る
○筒井委員 意味が全くわからない。いや、わからないのはなぜわからないかなんて聞いてないですよ。そんなのはわからないのが普通ですよ。アルカイダが攻撃したのかフセイン政権残党が攻撃したのかわからない、それらが組織性等々を持っているかどうかもわからない、なぜわからないかなんて、そんなも...全文を見る
○筒井委員 では、違った……(発言する者あり)
○筒井委員 ムサンナ県を非戦闘地域として認められるという判断をしたから自衛隊を派遣したんでしょう。だけれども、現に戦闘行為がムサンナ県でないという判断までは認められますよ。しかし、十二月の中旬に至るまで、この間、戦闘行為がないと断定しているんですよ。そんな断定がどうしてできるんで...全文を見る
○筒井委員 有事法でもはっきり、予測とか予測される場合と、そうじゃない場合と、はっきり断定する場合と、区別しているんですよ。このイラク特措法では、明確に、予測される地域とかという形で規定しているんじゃないの。もうないと認められる、ないと断定することができる、そういう地域を非戦闘地...全文を見る
○筒井委員 フセイン残党勢力、アルカイダが国際性等々を持っているかどうかわからない、あるいは持っている勢力かもしれないわけですよね。持っているとすれば、そこから攻撃された場合に戦闘地域になる。それが攻撃するかどうかなんて相手が決めることですから、こっちはわからないんですよ。何でそ...全文を見る
○筒井委員 時間が来ましたが、さっきの、もう調べられましたか。それだけ最後に答えてください。
○筒井委員 私、もう時間過ぎましたので、後でそれ、何カ所でも聞きますから、この後、イラク問題については同僚議員が聞きますから、そのときまでに調べて答えてください。
○筒井委員 その間に言います、この中に入っていますから。
02月25日第159回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  きょうは、年金問題等の集中審議でもございますし、国民の関心が強い年金問題についてお聞きをいたします。  今回、政府の方から年金改革案と称して提案されたもの、これは、要するに、保険料を一八・三%に大幅に上げる、年金の支給額を五〇%に...全文を見る
○筒井委員 五〇%以上支給される前提条件として三つの前提条件を置いているというふうにお聞きしているんですが、一つは、四十年間、夫がフルタイムで勤務していたこと、それから二つ目は、その平均月収が三十六万円であったこと、三つ目が、妻が四十年間専業主婦であったこと、この三つの前提条件を...全文を見る
○筒井委員 それが五〇%で、それ以外の世帯類型は全部五〇%未満の支給である。これは確認するまでもない。厚生労働省がもう発表していることです。それ以外の世帯類型は……(発言する者あり)今、そんなことないというやじがあったので、改めて確認しますが、厚生労働省が発表している世帯類型全部...全文を見る
○筒井委員 私が質問しているのは、厚生労働省が発表している世帯六類型、発表しておりますね、試算結果を。六類型中、五〇%、五〇・二%ですが、支給されるという試算結果を発表しているのは今言ったモデル世帯のみ、それ以外は全部、厚生労働省の試算結果発表でも、五〇%未満という発表ですね。そ...全文を見る
○筒井委員 そうすると、六類型中、唯一五〇%を超えるこのモデル世帯、現在でもいいですし、二〇二五年時点でもいいですが、どのぐらいの受給者を見込んで、受給者全体における比率はどのぐらいなんですか。
○筒井委員 一、二週間前から、私は、そのモデル世帯の受給者の数と比率を教えてくれというふうに要求していたんですが、きのうの夜まで、一切そういう数字は出しておりませんので出せませんというふうな回答だったんですが、今、そういう数字を出してきました。これはしかし、極めていいかげんな数字...全文を見る
○筒井委員 今現在は片働きが二七・二%。もちろん、いろいろな変更があるでしょう、二十年間以上の間に。しかし、今どんどんふえているのは共稼ぎ世帯の方がふえているので。単身者は結婚するでしょう。片働き世帯がふえるという前提に今立っているんですか。
○筒井委員 今の四二とか五一とかというのは、全就労者に対する比率ではなくて、年金全受給者に対する比率ですか。
○筒井委員 それから、今の数字があれなのは、専業主婦を四十年間続けることを前提にした、そういう数字も入っているんですか、今の数字には。
○筒井委員 先ほど私は、だから五〇%以上という支給の条件として三条件があるんだということを確認しましたが、その三条件がある、そういう受給者が今言った数字という意味ではありませんね。
○筒井委員 だから、私、今の点で最後に確認したいのは、要するに、三条件があることがモデル世帯の前提ですが、三条件があるモデル世帯の就業者数やあるいはその全体の比率は、これはさっきの数字とは違いますね。
○筒井委員 その数字と比率は出ないんですね。
○筒井委員 その数字は出ないということでいいんですが……。  そして、今、幾つか確認しましたが、六類型中、五〇%以上の世帯類型は今のモデル世帯だけであるということ、モデル世帯の三条件が前提になっているがその就業者数や比率は出ないということを確認いたしましたが、しかし、首相も自民...全文を見る
○筒井委員 もちろん、限定があるのは首相も厚生労働大臣も御存じだと思うんですが、御存じだけれども、限定つけないで常に言っているんですよ。  だから、私は、地元から、我々もみんな五〇%もらえるんだろうという声が出てきて、一々それを説明する。しかし、首相の言うこと、あるいは厚生労働...全文を見る
○筒井委員 モデル世帯で五〇%と例えば説明したと。何にも複雑でもないですよ。  それで、私が不正確、間違いだと言うのは、最低五〇%は維持する、こう言っているでしょう。これはわかりやすいというよりも、間違いの、うその答弁でしょう。
○筒井委員 首相はあくまで、ほかの答弁でもそうですが、結構突っ張るんですが。  坂口大臣も、減り過ぎないようにどうするかということで最低五〇%は確保する、それで五〇・二%というふうに今設定したわけでございますが、とにかく最低限のところを確保すると、これも全く限定つきでなく説明し...全文を見る
○筒井委員 首相とそれから厚労大臣の心の中を国民は聞いているわけじゃないんですよ、テレビ中継やなんかの場合でも。言った言葉そのものから判断しているんですよ。言った言葉そのもの、全く無限定で最低これだけを確保しますと言うのがまさに誇大広告。これはもっと正確に言うべきだ、そうじゃない...全文を見る
03月05日第159回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  締めくくり総括質疑に入る前に、参考人の招致問題で強く抗議と要請をしておきたいと思います。  民主党は、参考人として、たくさんの参考人をぜひここに、予算委員会に呼んで事実関係を国民の前に明らかにすべきだ、こういう要請をやってまいりま...全文を見る
○筒井委員 今までいろいろな議論をしてまいりましたが、その中で最も重要な問題として集中審議もやったのが北朝鮮拉致問題でございました。  ただ、その中で、北朝鮮の拉致問題の中で、過去において拉致事件が起こった最初からの政府の責任、具体的なものの中身についての議論がまだされておりま...全文を見る
○筒井委員 質問通告では次の質問の分まで今答えられましたが、私が今聞いたのは、その九月二十日、つまり拉致の翌日に逮捕した、同時に、直ちに、拉致の経緯、動機、状況に関する詳しくかつ具体的な供述を得た、今言った供述を得た事実と、それと、乱数表、暗号表等のスパイ活動を裏づける資料を押収...全文を見る
○筒井委員 この供述の中身は、国外移送目的略取誘拐罪、これを自白する中身になりますね、拉致を自白しているんですから。
○筒井委員 逮捕して、拉致に関する経緯、動機、状況、詳しくかつ具体的な供述を得た、先ほどそう認められたでしょう。拉致というのは何罪ですか。国外移送目的略取誘拐罪でしょう。それで、金世鎬に関しては、まさにその罪でもって逮捕状をとって国際手配しているということを認めているんでしょう。...全文を見る
○筒井委員 今、金世鎬に関しては国外移送目的略取誘拐罪で逮捕状をとって国際手配したと言われたでしょう。それは被害者から事情聴取したんですか。しなくても逮捕状とれたんでしょう。同じじゃないですか。
○筒井委員 今、あなたは、被害者から事情聴取できないからと言ったから、被害者から事情聴取できないという点では金世鎬も一緒でしょうと言うんですよ。
○筒井委員 そうしたら、被害者から事情聴取できなかったことが最大の理由じゃないじゃないですか。被害者から事情聴取できなくたって、それは拉致されているんだからできっこないですよ。だけれども、それだって逮捕状とって国際手配しているんだから、金に関しては。在日朝鮮人に関して、先ほどから...全文を見る
○筒井委員 だから、これを、まさに供述の中身は国外移送目的略取誘拐罪、まさに拉致の犯罪を自白しているのに、それで全く逮捕もせずに直ちに釈放しているんですよ、その後。しかも、そのことを一切公表もしていなかった。  ただ、もっと言えば、これは認めるかどうかわかりませんが、警察庁とし...全文を見る
○筒井委員 いや、警察の方に。警察の方からは要求した、だけれども、検察の方から拒否されたのではないですかという質問です。
○筒井委員 私は、だから前もってそれは通告しているので、きのう。そうなんでしょうというふうに。  それと、この事実関係、そういうふうに明らかになった時点でなぜ公表しなかったんですか。まず一つ、警察の方から聞きます。
○筒井委員 先ほどから同じような答えをしているけれども、被害者からの供述を得なければ立件できない、そんなことないでしょう。死亡事件なんか、みんな、被害者は供述できないんだから。被害者から供述を得なかったからみんな立件できなかった、こんなの何の理由にもならないんですよ。だから、それ...全文を見る
○筒井委員 しかも、今のその答えは私の質問に全く答えていないんです。私は、別に政治的な発言を言えと言っているんじゃない。事実関係だけ、なぜ公表しなかったのか。(発言する者あり)だからそれは前から通知しているんですよ。通告しているんですよ。質問でこれは聞きますよというふうに通告して...全文を見る
○筒井委員 私の質問にまた答えていないんだけれども。
○筒井委員 いや、それは、検察庁の起訴に関してはまた聞きますが、ただ、逮捕の権限は警察が持っていますから。それから、公表の点も警察ができますから。今、起訴に関して聞いているんじゃないんです。  そして、今、被害者から事情聴取できないできないと言いますが、ということは、拉致事件の...全文を見る
○筒井委員 だから、そこで、先ほど私が言った、具体的な供述の中身を聞いている。ただ、先ほどから私が聞いているのは、なぜその事実関係を公表しなかったのか、その点です。それに関しては何も答えていない。
○筒井委員 同じことを聞いてもまた繰り返すだけでしょうから。  それから外務省、まず一つ聞きたいのは、この金世鎬についての身柄引き渡し要求、これを北朝鮮にしましたね。いつしましたか。
○筒井委員 北朝鮮に対して身柄引き渡し要求をしたことは、大臣も知っているんですか。認識しているんですか。
○筒井委員 私は、きのう、これを外務省に聞きますよというふうにはっきり通告していますよ。警察庁の方で、外務省を通じて身柄引き渡し要求をすると、先ほどもそういうふうに答弁されましたが、では、外務省で実際にしているのかどうか、しているとすればいつしているのか、これを聞きますよと。きの...全文を見る
○筒井委員 日にちについてもそうですが、あなたが、まだ確認していないと言ったのは、したことは認識していますかという私の質問に対して、確認していないと言ったんですよ。身柄引き渡し要求をしたのかしないのか、それは認識しているんですかと。それも、今——まず、外務大臣は認識していないこと...全文を見る
○筒井委員 いいですか。私は、厳密に区別して聞いているんですよ。したことはしたのかという質問、それについては、あなた、確認していないという答えだったんでしょう。いつしたかというのは、その後の問題ですよ。したのかしないのかについても、まだ確認していないんですね。
○筒井委員 何か、言い方がどうも官僚的な用語でよくわからないのだけれども、要するに、したかどうかわからないということですね、はっきり言えば。ちゃんとそういうふうに答えてください。
○筒井委員 いや、本当に大事なことなので、しかも、警察庁は、国家公安委員長は外務省にそれを要請したとも言っているんですよ。国家公安委員会からの、警察庁からの要請にも拒否したということになるんだよ。すぐ確認できるし、大体、きょうはそんな答弁が出てくるなんて想像もしなかった。だから、...全文を見る
○筒井委員 委員長の御指示ですから、不満ですが。すぐやってくださいね。  そして、今のは一九七七年の事件でしたが、七八年に田口八重子さんの拉致問題が発生をいたしました。それで、これについて、一九八八年の一月に、大韓航空機爆破事件が起こって、その実行犯の金賢姫が李恩恵という日本人...全文を見る
○筒井委員 そうすると、九一年の五月までは、一切、その追及と帰せという要求を北朝鮮に外務省としてはしていなかったということですね。
○筒井委員 そんなチャンネルなんて、いろいろな形を考えなきゃいかぬ。国家主権の侵害をされた事件ですから、それを国交正常化がなされないからできないなんというのはおかしいけれども、事実関係として、それまでやらなかった。  それから、その後、今度は三組のアベックの拉致があって、四組目...全文を見る
○筒井委員 それは韓国の方にも鑑定を依頼して、北朝鮮製のものである、そういう判断が当時されたんじゃないですか。もう一度聞きます。
○筒井委員 それから、その次に原さんの拉致事件が起こりましたが、この原さん拉致について、辛光洙という北朝鮮工作員が韓国当局に逮捕されて、原さんの拉致を自白いたしました。  この辛光洙が原さん拉致事件を自白したときに、まず外務省、この辛光洙の身柄引き渡し要求を韓国政府にいたしまし...全文を見る
○筒井委員 梶山答弁に関してはこの後聞く予定だといって通告してあるでしょう。ちゃんと聞いていてくださいよ。  今聞いているのは一九八五年ですよ。辛光洙という北朝鮮工作員が逮捕されて、原さんの拉致事件を自白した。韓国当局に対して、その逮捕している——それ、今、原稿が来たのかな。辛...全文を見る
○筒井委員 今、また私の質問を聞いていない。  北朝鮮に対しての身柄引き渡し要求を聞いたんじゃなくて、韓国当局に逮捕されたわけですよ、その韓国当局に対して、韓国に対して、この身柄を日本に移送してくれと、身柄引き渡し要求を韓国政府にしたかという質問なんです。(発言する者あり)大臣...全文を見る
○筒井委員 要するに、していないんだと思うんだけれども、しているかどうかわからない、今調べさせていると。では、さっきのと一緒に直ちに答えてください。身柄引き渡し要求したかどうかという質問ですから、捜査資料の要求じゃないんですから。  それから、国家公安委員長、この辛光洙について...全文を見る
○筒井委員 私が聞いているのは、韓国に対する辛光洙の身柄引き渡し要求をするように外務省に要請したかという質問です。
○筒井委員 午後になって多くの参考人を呼ぶことに同意をいたしました。本来、真意では、本意ではありません。しかし、余りにも午前中の大臣の答弁が、質問を勘違いしていたり、あるいは質問を聞いていなかったり、まさにこちらとして聞きたいことに全く答えられないので、それなら、本意ではないし、...全文を見る
○筒井委員 私が聞いているのは、私の質問を聞いていなくて、全然違う、その先の質問通告したことに対して答えている、こういう姿勢だからこの審理が円滑に進まないんですよ。そういう姿勢をやはり変えていただきたい、小泉内閣として。そのことを言っているんです。どうですか。
○筒井委員 私が今聞いているのは、特定して聞いているんです。私は質問通告を全部している、前もって。そして、私が事実関係を問いただしているのは、公になっている事実関係だけ。しかも、さっき聞いたのは、外務大臣自体が、極めて重要な問題ですと、そういう答弁をされた事実について聞いていた。...全文を見る
○筒井委員 こんなの、一言で終わらすつもりだったけれども、開き直っているから、今後のためにもよくない。私は今、一般論として聞いているんじゃないんですよ。一つは、質問通告したことについて……
○筒井委員 委員長の裁定に従うことにいたしますが。  では、今の外務大臣の答弁ですと、金世鎬について北朝鮮に身柄引き渡し要求をしていない、こういう答弁でございました。午前中、そう言えばそれで終わったんですよ。  そして、していないこと、これは、国家公安委員会の方で、警察の方か...全文を見る
○筒井委員 今の答えは、警察の方から、国家公安委員会の方から要請はあったけれども、それは拒否した、しかし、拒否したこと自体を国家公安委員会の方に連絡していないという答えですね。  国家公安委員長、では、要請はあったけれども拒否しますという連絡は受けてないんですね。そして、それは...全文を見る
○筒井委員 要請して返事がない、そのままほってる。しかし、警察の方では、いろいろな対外的な国民に向けた文章としては、外務省を通じて身柄引き渡し要求をいたしますと言っているんですよね。それは、今でもそういう必要を、警察は出しているんですよ。これは間違いですね、そうしたら。それと、外...全文を見る
○筒井委員 だから、外務省は、さっき、その要請には応じられないというふうに答弁したわけですよ。しかも、応じられないということを国家公安委員会には一切連絡していないんだ。そのままほってるんだ。それについて国家公安委員長としてどう思いますかという質問なんです。
○筒井委員 私の質問に答えていないんです。外務省は、先ほどの答弁で、明確に拒否したでしょう。その事実関係、はっきりしたでしょう。しかも、国家公安委員会の要請があったけれども、警察からの要請があったけれども、それを拒否した。しかし、その連絡は一切してない。こういう外務省の姿勢につい...全文を見る
○筒井委員 では、外務省に確認しますが、さっきの辛光洙に関しては、身柄引き渡し要求を北朝鮮にしたと言われました。そして、しかし今の金世鎬に関しては、しても仕方ないと言われました。だから、どうして一方はして、一方はしないんですか。それと、しても仕方ないんですから、もうしないという方...全文を見る
○筒井委員 真相究明のことではなくて、身柄引き渡しに限って今聞いているんです。  金世鎬については、そういう北朝鮮の対応だから身柄引き渡し要求をしない、そういう方針ですね。
○筒井委員 今みたいな答えで言えば、やや不明確だけれども、ほぼわかるんですよ。初めからそういうふうに言えばいいんですよ。(発言する者あり)呼んでおけばってこと。いや、大臣がそんなの……。前もってこれを聞くと言っているんだから。  それで、さっき前もって外務大臣が答えられた梶山答...全文を見る
○筒井委員 梶山さんのその答弁は一九八八年ですが、では、外務省が、直ちにとらなかった、最初に北朝鮮に対して拉致事件の解決についての追及、真相究明、何でもいいですが、行動をとったのはいつですか、最初にとったのは。いつだけで結構ですから。その後で、何をとったか聞きますから。
○筒井委員 では、九一年までは一切とらなかったということですが、とることは不可能だったという判断ですね。一切、何の方法もなかったということですね。そこだけ。
○筒井委員 正規の外交ルート以外にも、こんな国家主権侵害ですから、それはいろいろなことを考えてやらなきゃいかぬ。それをやらなかったことについて、私は、冒頭申し上げましたが、外務省がまさに不作為による拉致加担である。当初の警察あるいは法務省もそうですが。ただ、警察の現場は一生懸命捜...全文を見る
○筒井委員 しかし、この附則の二条の条文の題名は「給付水準の下限」とあって、そんな限定は全然ない。これは素人が読んだら絶対わからないわ。中身を本当に厳密に専門家がよく調べて、やっと、ああ、これは四十年間フルタイム就労、四十年間専業主婦だけが対象なんだなということがわかる。  そ...全文を見る
○筒井委員 ですから、私が聞きたいのは、負担と給付両方とも再検討する、つまり、給付に関しても五〇%以上であることを前提にしない、場合によっては五〇%を切る場合もあり得る、それはこの条文から排除されておりませんね。
○筒井委員 本則というか、一項、二項、三項になっているんですよ。一項に、確かに五〇%を確保すると。二項になった場合に、何とか五〇%を確保するためにこういういろいろな努力をするとありますよ。三項めには、負担と給付を両方とも検討する場合もあり得る。こういう規定でしょう。五〇%未満にな...全文を見る
○筒井委員 私は今、条文も要綱も持っていますが、三項においても五〇%は堅持するんだと。それは、この条文のどこにそういう規定がありますか。
○筒井委員 給付について五〇%以上を確保する、どんな場合でも、それは出生率とか経済状況の変化にかかわらず、こういう規定はこの条文のどこに書いてあるのかという質問なんです。
○筒井委員 一項の給付のあり方との関連でなんて、今、何も書いてないことを読み上げていたけれども。  ちょっと厚生労働大臣に視点を変えて聞きますが、どうも官僚に聞くと何かわけのわからないことを言うから。  出生率の状況、つまり高齢化の進展あるいは経済状況の変化によっては、一八・...全文を見る
○筒井委員 今の法案を読んでみて、まさに今言われた、将来、法律に違反しないで負担も給付も変えられるような条文になっているんですよ。だけれども、今の宣伝は違うんだわ。この前、誇大広告と言っていたけれども、虚偽広告なんですよ。  今は、保険料についてちょっと変更があり得ると。具体的...全文を見る
○筒井委員 今、だから、年金の負担に関して、将来のことだからそれはそのときの話だ、あり得るということを事実上認められましたが、給付に関してもそうですよね。  大体、こんな二〇二五年の話をしているんだから、今。その先の話なんだから。今は五〇%確保するために最大限努力する、それは当...全文を見る
○筒井委員 そのあたりで、今回、きょうのところはいいでしょう。  そして、そのモデル世帯の数をこの前聞いたんですが、確認しますが、現在の専業主婦世帯は全体の世帯のうちの二七%余りしかない、一番多い世帯ではない、一番多い世帯は共稼ぎ世帯であり三〇%ぐらいだ、これはそうでしょう。
○筒井委員 だから、一番多い比率は共稼ぎ世帯であり、専業主婦世帯ではないんですよね、現在においても。どんどん共稼ぎ世帯の方が今ふえている傾向にある。専業主婦世帯はどんどん減っている傾向にある。それなのに、現在でも多数ではないのに、何でこれを標準モデル世帯とするんですか。
○筒井委員 そうじゃないですよ。専業主婦世帯は、これは基礎年金の保険料を払っていないから比率が一番高くなるんですよ。だから、これをモデル世帯にしているんでしょう、実態は。だけれども、標準モデル世帯というならば、その世帯の比率が一番多いところ、そういうのをとるべきであって、昔ならあ...全文を見る
○筒井委員 私が聞いているのは、これから将来の年金の今計算しているんでしょう。二〇二五年時点で五〇%だとか一八・三%と言っているんでしょう。将来のことを言っているんですよ。それは、過去のことにさかのぼれば、専業主婦世帯の方が多いでしょう。過去は、それをモデル世帯としても実態に合っ...全文を見る
○筒井委員 いつも厚生大臣は額の問題を言う。私は今、パーセントの問題を聞いているんですよね。パーセントが一番高いところをモデル世帯に選んでいるんですよ。  それで、出生率の問題で、これは公明党の議員さんも聞かれましたが、今まで厚生労働省の出生率の見込みは、この近年に限っても、全...全文を見る
○筒井委員 今まで全部、実態よりも高い予測を立てて、それが修正されてきた。だからまた、一つは、現在、一・三九を二〇二五年まで平均すればそうなるだろうという予測のもとにこの五〇・二%という計算もしているわけですが、この出生率も、今までの経過から見たら、やはりもっと低かったという可能...全文を見る
○筒井委員 今、過去の失敗を教訓にして変えたと言われましたが、その過去の失敗を教訓にして出生率の数値の見通しを変えたのはいつですか、いつからですか。
○筒井委員 私が今聞いたのは、過去の失敗、今言ったやり方はずっとその前からやっているんでしょう。人口調査に基づいてそのままその数値を使ってきた。それがいつも間違ってきたから、過去の失敗を教訓に今度変えたと言われたんでしょう。いつからどういうふうに変えたんですか。
○筒井委員 それから、物価、賃金、利回りについても長期の見通しを立てているわけですが、そんな長期でなくたって、この二、三年間の見通しだって政府は間違ってきている。  これも既に指摘されていることですが、経済財政諮問会議で、デフレ克服というまさに最重要な、小泉内閣の経済政策として...全文を見る
○筒井委員 こちらが政権をとったときにそう言ってください。こちらが政権をとったときにそういう追及をしてください。  それで、デフレ克服に関して、見通しの変更を繰り返したことは事実でしょう。その事実はどうなんですか。
○筒井委員 デフレ克服というのは最重要な政策ですよ。それについて、経済は生き物だ、だから見通しが間違っていたって後で訂正したっていい、こういう姿勢ですか。見通しを政府がはっきり出した限り、それを完全に実現させる。特にデフレに関してはそうでしょう。そうでないと、デフレ克服なんか、そ...全文を見る
○筒井委員 今の質問の答え、答弁になっていませんが、時間が来ましたので、終わります。
04月23日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第8号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆です。  きょうは、まず、国際人道法の重大な違反行為の処罰に関する法律、これについてお聞きをいたします。  この法律は、結論を言いますと、必要ない、こう言わざるを得ない内容だというふうに判断をしております。そもそも、日本においてあり得ないことを規定...全文を見る
○筒井委員 今、余りないんじゃないかと言われましたが、わけのわからないこと、いろいろなことを長々言われましたが、まず、日本が外国の領域を占領する、これはあり得ないですね。それは、余りないんじゃなくて、あり得ないですね。
○筒井委員 だから、それはあり得ないということなんでしょう。想定されないって、どうも、石破長官の場合もそうだったんだけれども、そういう逃げ方をしているので、厳密に確定しますが、日本が外国の領域を占領する、これは一時的な占領にしろあり得ないということですね。
○筒井委員 そうしますと、この二つの罪を規定している趣旨は、要するに、日本を外国が占領した場合、これはあり得ないとは言えないでしょうね。それと、外国同士の占領、外国が別の外国の領域を占領した、その二つの場合があり得るわけですが、外国が他の外国の領域の一部にしろ全部にしろ占領した、...全文を見る
○筒井委員 多分とか余りとかというのは私としては困るので、わからないならわからないでいいです。多分なんですか、それとも、はっきりその二つに限定されるんですか。
○筒井委員 そうすると、今、二つの場合に限定される、そのことはこの法文上規定されていますか。法文上はそのことはわかりませんね。どっちですか。
○筒井委員 またわけのわからないことを言った。条約の解釈からじゃないでしょう。日本はそういう交戦権を放棄しているから、だから外国を占領することはあり得ないと先ほど言われたので、条約上、そんなことが規定されていますか。
○筒井委員 いや、だから、私が聞いているのは、日本が占領することはあり得ない、それじゃない他の別の二つの場合に限定される、そういうふうな答弁だった。そのことが条約上出てくると言われたから、私、それはわけがわからないじゃないかと。そのことは条約上出てこないんですよ。  先ほど大臣...全文を見る
○筒井委員 だから、私も先ほどから認めておりますように、日本が占領されることはあり得ないとは言えない。断定はできない。だから、そのことが入るだろう。しかし、その二つのこと、日本が占領された場合あるいは外国間の占領の場合、この二つのことにこの法律の対象は限定されているんだということ...全文を見る
○筒井委員 今の答弁もちょっとわけがわからない。まあ、それはいいや。  それと、もう一つの罪として、重要な文化財を破壊する罪、これが規定されておりますが、これはあり得ないことではないんですけれども、器物損壊罪、建造物損壊罪、こういう刑法典等の規定でもって十分対応できるんじゃない...全文を見る
○筒井委員 条約の中で規定されるものに対しての罪だ、それはそれでいいですよ。それでも、それは器物損壊罪、建造物損壊罪で十分対応できるんじゃないですか。
○筒井委員 今もまたわけのわからないことを言われた。特別な規定を設けなければならないって、どこに何を設けるんですか。  これは質問事項をもちろん前もって出しているので、私、物すごい技術的な複雑なことを聞いているんじゃないですよ。日本の刑法典等で対処は可能だろう、この文化財を破壊...全文を見る
○筒井委員 そうすると、これは、国内犯については従来の刑法典で対処になるけれども、国外で犯されたものに対して罰するために規定したんですか。わけがわからない。もしそうだとすれば——まあいいや。ちょっと説明を受けてから。答えてください。
○筒井委員 そうすると、今の答えは、さっきの答弁と一緒で、国内犯に関しては器物損壊罪、建造物損壊罪で対処する、しかし、この規定は国外で犯された罪に対して対処する規定である、こういう趣旨ですか。今そういうふうに答えられましたが。
○筒井委員 さっきのと混同した答えだと思うんだけれども、そうすると、今の答えは、保護法益が違うんだから国内犯も対象にするという意味ですか。さっきの答弁、訂正ですか。訂正なら訂正でもいいですよ。訂正するんだと思いますよ、本当は。
○筒井委員 今のも、その背景を説明しないで言っているから、聞いている人は全然わけがわからないと思いますよ。要するに、言いたいことは、保護法益が違うんだから、国内犯についてもこの刑罰の対象にする、建造物損壊罪とは保護法益が違うという趣旨なんでしょう、今事務局が説明したのは。とすれば...全文を見る
○筒井委員 そうすると、大臣の言う答弁を善解して私の方で解釈してあげれば、要するに、国内犯に関しても国外犯に関してもこの罰則は対象になる、それは建造物損壊罪や器物損壊罪とは保護法益が違うんだから別の犯罪なんだという趣旨ですね。
○筒井委員 初めからそう言えば、そんな大して時間かからないんです。  ただ、これの対象は、条約の登録簿に規定された場合に今大臣が言われた保護法益の対象になるんでしょう。そうでしょう。
○筒井委員 その関係では、まだ日本は批准していませんね。批准してないから、今、保護対象物は何もないという状況ですね。
○筒井委員 だから、なおさら、この法律が通ったって、この法律が発動されることはあり得ないんですよね。  しかも、今までずっと批准していなかった理由として、これは外務省の方が答弁しているんですが、京都とか奈良など文化財集中地域に関して、重要な軍事目標から妥当な距離を置くことは困難...全文を見る
○筒井委員 そうすると、これもさっきの占領地と同じことですか。国内犯に関して、さっきの答弁に戻るのかな、国内においては保護対象物件はないんだから、しかし、国外において犯された場合にこれは対象にするんだと。今の大臣の答弁、さっきに戻ったんですが、そうしますと、これは日本の国内の重要...全文を見る
○筒井委員 今も、批准する予定は現在のところなし、それで、先ほどの答弁に戻って、やはり国内犯は対象外、対象にしている規定ではないということで、ちょっと重要なのでもう一度確認します。それで、その解釈でよろしいんですね。
○筒井委員 そうしますと、これは、今私は、これらの犯罪はあり得ないし、また、あり得たとしても日本の刑法典で十分可能であるというふうに申し上げてきましたが、刑法典でも、ちょっと専門的になるかもしれませんが、もしこれはわからなければわからないでもいいですが、条約に基づく国外犯の規定と...全文を見る
○筒井委員 今、法務省の方で認められた、あり得ないことであるという、その部分をちょっと読んでみますと、「我が国は、憲法第九条により戦争を放棄している関係上、これらの重大な違反行為が我が国民により犯されることはあり得ないと思料するので、右諸条約違反の行為の防止を目的とした国内法令を...全文を見る
○筒井委員 今の答弁はちょっとよくわからないけれども、法務省としては見解を統一していたとは言えませんという答弁だったのですか。これは、山本政務次官のときに答弁で、当初、法務省の統一見解だと言って、その後で訂正しています。刑事局長が四十三年からずっと答弁していることであって、統一見...全文を見る
○筒井委員 先ほどから、私、質問していないのに二人が続けて答弁していますが、ちょっと規制というか、ちゃんと順番を守っていただきたいと思います。  最初、法務省が今おかしなことを言いましたね。ジュネーブ四条約についての答弁を一切していませんと言いました。これは、ほんの先ほど言った...全文を見る
○筒井委員 そうすると、今のものも善解すると、平成十二年の山本政務次官の答弁はジュネーブ四条約に関する答弁である、しかし、その以前はそういう答弁はないということを言っているんですか。
○筒井委員 そうしますと、今の山本政務次官のその同じ日の答弁の部分を今ちょっと読み上げますが、「先ほど御答弁申し上げました四条約についての担保法について、私が法務省統一見解と申し上げましたが、刑事局長が四十三年ぐらいからそのような答弁をしているということに改めさせていただきたいと...全文を見る
○筒井委員 そうすると、今言った日に山本政務次官が法務省の答弁として今言ったような答弁をしていることは認められますね、私が読み上げたような答弁。今、議事録を見せてもいいけれども。
○筒井委員 これは、山本さんも法務省としての答弁ですよね。個人としての答弁じゃないですよね。法務省としてそういうことを答弁していて、今、それを否定した。法務省としての意見が全然わからないじゃないですか。ちょっとはっきりさせてください。
○筒井委員 今、答弁したことを認めたのは、山本政務次官が答弁したことを認めたんですが、その前、四十三年以来、刑事局長もそういうふうに答弁していると私がさっきから聞いていることを認めたんですか、どっちですか。
○筒井委員 そうすると、その以前から答弁していると山本政務次官が言った法務省としてのこの答弁は間違いですね。(発言する者あり)
○筒井委員 もう一度、今のものは後にして、確認できるものを確認しますが、では、山本さんが法務省として答弁した、それは「戦争を放棄している関係上、」「あり得ないと思料する」と言った中身には、日本が占領するということ、これについて言っているわけですね。占領するということはあり得ないと...全文を見る
○筒井委員 今の方が正確で、それも含めて答弁していると思います、「あり得ない」ということの中にはほかにもあるから。  ただ、占領するということがあり得ない、これも含めて答弁している、そうすると、占領することがあり得ないからこういう法律は規定していないんだ、あり得ないことは規定す...全文を見る
○筒井委員 さっきのものにみんな関係してくるので、ちょっとそれでは後でまた質問することにします。  今、人道法について規定しておりますが、捕虜法についてもジュネーブ条約の規定がありまして、これについても、先ほど言った委員会において、法務省として山本さんが答弁をしております。 ...全文を見る
○筒井委員 きのう、正規の軍隊と答弁している問題について、これが変わったのか変わらないのか、質問取りのときの答えは、前もって私が言っちゃうのはおかしいけれども、国際法上は正規の軍隊で、国内法上に関しては今までと同じ対応ですというふうな、ちゃんと質問取りのときのそういう答弁もあるん...全文を見る
○筒井委員 私は、軍隊であるかどうかをここで議論するつもりはないんです。私自身も、個人的には軍隊だと思っているんですよ。国内法上も軍隊だと思っている。それを今ここで議論するつもりはないんです。  ただ、私がここで確認したいのは、今私が読み上げたそういう考え方で、こういう捕虜収容...全文を見る
○筒井委員 では、今のものに関連した質問は今回は全部やめます。  別の質問に移ります。  今度の捕虜法案は、「武力攻撃事態における」という形で、武力攻撃事態における場合に限定をしている。しかし、人道法案は限定をしていない。まず、これははっきりしていますね。こんなのは確認するま...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、この法案が成立した場合には、例えば今回のイラクのような場合も適用対象になるわけですね。
○筒井委員 またわけのわからないことを言っている。締約国になっている場合ですか。そこに限定されるんですか、適用されるかどうかは。
○筒井委員 イラクが締約国になっている場合だけ、イラクにおける行動についてこの法律が適用されるんですか。もう一度質問します。
○筒井委員 今、事務局の方はそういうふうに説明したの。ここでいろいろな幾つかの罪が規定されておりますが、さっきの、占領地域に移送する罪とか、文民の出国を妨げる罪とか、これがイラクにおいて犯された場合には、イラクが締約国になっているかどうか関係ないでしょう。それでも適用されるんでし...全文を見る
○筒井委員 そうすると、最初の答えとまた違ってくるんだけれども。  国外犯も全部対象にするために、例えば、さっきの占領地に関する規定は、日本が外国を占領することはあり得ない、だけれども、そんなものを対象にしているんじゃなくて、国外で犯された場合に、それを適用対象にしているんでし...全文を見る
○筒井委員 そう言われるので、それじゃ確認しておきますが、要するに、締約国である外国において犯された犯罪のみ、この法律の犯罪の対象になるという意味ですね。それでいいんですね。
○筒井委員 締約国間とかと言うけれども、私が聞いているのは、イラクがこの条約に参加しなければ、加盟しなければ、イラクにおいて犯された犯罪もこの対象にならないという趣旨ですね。
○筒井委員 では、締約国、締約した国が犯した場合のみ、この犯罪の対象になるという趣旨ですか。締約していない国がどんなにこれと同じことをやってもその犯罪の対象にならないという趣旨ですか。
○筒井委員 それもまた確認しますが、今、そういうふうな答弁として聞いておきます。  きょうは、本当は石破長官とこの前の予算委員会の続きをしようと思っていたんですが、もう時間がほとんどなくなりましたので、この前のときに、予算委員会のときに確認できなかった点、時間切れになった点だけ...全文を見る
○筒井委員 そこで、その非戦闘地域について確認したいんですが、もちろん、もう何回も言われていることですが、非戦闘地域については法律で、「現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる地域」、こういうふうに規定されてお...全文を見る
○筒井委員 だから、それは、ないだろうと予測される地域じゃないんですよね。武力対処法でも、予測される場合とそうじゃない場合とはっきり区別しているので。法的にはっきり、予測される場合とそうじゃない場合と区別しているんです。今の場合、まさに認められる地域ですから、ないだろうと予測され...全文を見る
○筒井委員 認められる地域と断定される地域と、違いがあるんですか。
○筒井委員 今の答えは、ないと断定することと、ないと認めることとの違いを一切説明しておりません。  私は、認められるというのは断定されることなんだ、そのことを、この後、引き続いて、だからそれは断定できないんじゃないかということを聞くんですが、時間がなくなりましたので、これで終わ...全文を見る
04月27日第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  雪印、日本食品、それから日本ハムの輸入牛肉の偽装事件について、府肉連を舞台とした、浅田満容疑者を初めとした牛肉偽装事件が起こりました。これはまさに政官業癒着構造から出てくる典型的な事件でございまして、この政官業の癒着構造をぶち壊さな...全文を見る
○筒井委員 私は、具体的に何をしたか、これをお聞きしているし、それを聞きたいわけです。  今の答弁の中に、食糧庁を廃止して消費・安全局を新しくつくった、これはまさにそのための措置の一つだ、こういうふうな答弁がなされました。  この点も確認いたしますが、そういう組織改革をいたし...全文を見る
○筒井委員 大臣は人間的には非常にいい人というふうにお聞きしていますが、何を言っているかよくわからないところがありますので、端的にお答えをいただきたい。  今聞いた消費・安全局の創設と食糧庁の廃止、これは政官業のこういう姿勢を正すためになされたものというふうに今答弁されたという...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、先ほどから聞いているのは、ここで長く時間をとりたくないので、具体的な措置としてはないですね。要するに意識の改革、あるいは談話でそういうことを指摘したということで、大臣として具体的にとられた何らかの具体的な措置はないですね。
○筒井委員 ちゃんと答えない限りはしつこく聞きますから。  そういう努力をしているとかなんとか、努力して、こういうことをやるな、悪いことをするなというふうなことをいろいろ指示している、そんな抽象的な言葉を言っているだけでしょう、先ほどから。具体的に何らかの措置をとったかとらなか...全文を見る
○筒井委員 大臣、そういうふうに答えてくれれば時間が早く済むんです。  だから、武部大臣時代に、厳粛に受けとめてしかるべき厳正な措置をとるということが言われたので、実際にそれをやっているのかどうか、やっていないだろうと思って、それを聞いていたんですよ。  それで、そういう政官...全文を見る
○筒井委員 私は、今、農水省のそのときの態度を聞いているんです。一番最初のころだ、これは。そこではまだ、趣旨は理解した、あるいは黙って聞く程度で、買い上げ事業に賛成ではないという消極的な姿勢を示していた、このことを確認しているんですよ。  それと一緒にもう一点聞きますが、翌日に...全文を見る
○筒井委員 農水省が当初消極的だった、しかし、その後一週間ぐらいたって、結局、十月二十六日ですが、国が事実上買い取る、この事業が決定された、こういう経過は事実ですね。  つまり、私が今聞いているのは、ほかのことを、当時のことを今詳しく説明する必要はありませんから、当初消極的だっ...全文を見る
○筒井委員 そして、当初は焼却処分は決まっていなかった。決まっていなかったどころか、逆に、農水省は業界団体への説明会で、将来、市場に流通させることになるかもしれない、こういう説明をしていた、これは事実ですね。
○筒井委員 私が今聞いているのは、十月二十六日に事実上の買い上げ事業が決定された、しかし、当初においては焼却処分は決まっておりませんでしたね、逆に、市場に流通をさせるかもしれないといって農水省は業界への説明会で述べておりましたねという質問なんですよ。
○筒井委員 その後、例えば十二月六日ですが、さっきの、自民党の対策本部等で、肉が安全かどうかではない、焼くことをはっきり言わないといけない、買い上げ事業がまず決まって、その後、焼却処分は決まっていなかった、しかし、焼却処分もせよという要請が自民党の対策本部等であったことも事実です...全文を見る
○筒井委員 今、そういうふうに先に答弁してくれましたが、与野党というふうに、かえって野党も評価した答弁をしてくれましたが、要するに、焼却処分を当初しない予定だったのが、いわゆる農林関係議員からの要求で焼却処分をその後またすることになった、こういう経過であったわけで、結局、このこと...全文を見る
○筒井委員 例えば、日本ハム・ソーセージ工業協同組合ですか、これは当初、会員の企業からキロ千百十四円で買い上げていたようですが、しかし、政府が支払った平均価格はキロ千五百円余り、キロ四百円余りが、そのままになると差額が利益になるわけです。  では、どういう形で金額は、差額の利ざ...全文を見る
○筒井委員 各六団体によって金額が違うようですが、千二百円とか千百円とかでもって買い上げていた。しかし、政府は予算措置で結局キロ当たり平均幾ら払ったんですか。
○筒井委員 平均千三百七十円、そうすると、当初の予定より下がったわけで、その分は税金が節約されたことになりますが、しかし、例えばハム・ソーセージ工業協同組合は、会員企業から千百円余りで平均買い取っているでしょう。これはどうですか。  時間の関係がありますから一緒に聞きますが、千...全文を見る
○筒井委員 仮払いという表現だったですね。その仮払いの金額が千百円余りだった。それで売ったんですよね。それで、仮払いと言っているけれども、契約書ではっきり仮なんてことは書いてないんだ。はっきり売買契約書なんですよ。千百円でいいよと言って各加盟企業が売った、それを、その後になって、...全文を見る
○筒井委員 仮払いとか買い戻すなんか言いわけしないでくださいね。買い戻すというのは市場に流通するという場合の話で、焼却処分の場合はそんなことないでしょう。  いずれにしても、私が今確認しているのは、各加盟の企業が、これで売りますよ、焼却処分ならその金額のままでいいですよという契...全文を見る
○筒井委員 私の質問にも答えていないんだけれども、具体的に聞きますが、今問題になっている平成フーズという会社を、農水省の担当官が、これも固有名詞は配慮して挙げませんが、担当官が浅田府肉連副会長に紹介した、そして、肉の買い上げを検討してくれ、こう言ったことは事実ですね。
○筒井委員 今答えたのは、国産牛肉以外について検討してほしいと言ったことはないという、私、そんなこと、今言っていないですよ、全然。自分の方から言っただけの話で、私は、買い上げを検討してくれというふうに言ったでしょうと聞いただけで、あなたの方から。  私が聞いているのは、要するに...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、この平成フーズがまさに売り上げ企業なんですよ。平成フーズに対して、農水省が、この場合でいえば全肉連に支払った金額がそのまま渡っているかどうかなんです。先ほどの、途中の団体が差額を得ているかどうか、税金によってもうけを得ているかどうかということをはっきりさ...全文を見る
○筒井委員 そうすると、平成フーズは末端業者なんだけれども、そこに税金で支払われた金が渡っているかどうか、途中で一部がどこかに消えているかどうか、これはわからないじゃないですか。途中の団体がその一部を、差額を自分の懐に入れているかどうか、まさに農水省はわからないですね。
○筒井委員 平成フーズの肉も買い上げてくれというふうに要請が農水省にあった、それで、それを浅田容疑者に紹介をした、この事実は認めたわけだ。その平成フーズに対して一体幾ら金額が支払われたのか、これを農水省はつかんでないんでしょう、今の話だと。そうしたら、では、途中でその差額はどこか...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、途中で利ざやをどこか稼いでいる可能性がある、実際そうなんだけれども。途中のどこかの団体が、ここの場合でいえば、平成フーズから羽曳野市食肉事業協同組合というところに、名義上はどうも渡った形になって、それから府肉連に行って、府肉連から全肉連に行っている。全肉...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、ずっと前ですが、この当時、まだ金を払われていないときに、そういう途中の団体に利ざやは稼がせませんというふうに農水省、答えていたんじゃないですか。当時の生産局長は須賀田さんですから、あなたじゃないんですが、しかし、農水省として利ざやは稼がせませんというふう...全文を見る
○筒井委員 あなたの方が勝手に末端業者を決めちゃうんですよ。今の場合、平成フーズを紹介したんだから、農水省が知っている範囲でも平成フーズが末端業者でしょう。だけれども、その次の羽曳野市食肉事業協同組合が末端事業で、そこから、ちゃんとそこには、その協同組合には税金で支払った金額はち...全文を見る
○筒井委員 そんなことをしたら、まさに利ざやなんか勝手に稼げるじゃないですか。平成フーズが府肉連に申請するときに、では、途中に、この団体、どこか一つ名義上だけでも入れよう、それで、その団体に対しては一応金が渡ったことになっている、それで確認書もそこからとる、しかし、まさに肉を売っ...全文を見る
○筒井委員 では、そういう約束をしたなら、今の場合でいえば、羽曳野市食肉事業協同組合がそういう利ざやを稼いでいるかどうか、これは調べなきゃいかぬでしょう、そういう約束をしたんだから。そこでもって、報道によると結構大きな額になりますが、もし、府肉連とか羽曳野市食肉事業協同組合が利ざ...全文を見る
○筒井委員 羽曳野事業協同組合が利ざやを稼いでいるかどうかなんて、こんなの関係ないということですか、調べる気もないということですか。
○筒井委員 大体、こういう事件が起こった一番の根源は農水省にもあるんですよ。これは、当初、この買い上げをする際に、国産牛肉、これは二〇〇一年十月十七日以前に屠畜された国産牛肉を買い上げるというふうに決まったわけですから、屠畜の年月日と屠畜証明書等でもって特定する、こういう方針だっ...全文を見る
○筒井委員 農水省が当初、屠畜証明書等を要求していたということは事実で、これは明らかになっているし、今も認められたんですが、別に、そういうことが、発行されている実態がない、今まではそうでしょう。だけれども、売る方の企業が屠畜場へ行って、その証明書をもらってくればいいだけの話じゃな...全文を見る
○筒井委員 屠畜証明書をとってこいというふうに言って、もらってくればいいだけの話であって、これが不可能な理由はないでしょう。不可能ではないでしょうということが一つ。それから、当初の農水省の方針どおり屠畜証明書を要求していれば、今度のような偽装事件は一切起こりませんでしたね。この二...全文を見る
○筒井委員 それで、局長、もう一つの質問。それをやっていれば防げた、こういう事件は起こらなかったねということです。
○筒井委員 早期にとかなんとか言っていますが、全箱検査なんてどのぐらいの期間をかけてやったんですか。物すごい労力と期間をかけて実際やっているわけでしょう。屠畜証明書をとってこいと、屠畜証明書をとりに行く期間なんというのは、全然大したことないでしょう。しかも、今までそういうことが出...全文を見る
○筒井委員 そんな、わからないはずがない。  それで、今の在庫証明にした理由として、信頼関係とか、それからラベルも書いてある、ラベルもあるというふうなことを言われましたが、この偽装表示なんというのは、食肉業界ではもう日常的にまかり通っていたことでしょう。ラベルの改ざんなんという...全文を見る
○筒井委員 牛肉の隔離を早期にやらなきゃいかぬ、それはわかりますが、その隔離を確認するのは在庫証明でできますね、確かに。この牛肉はどこそこの倉庫にはっきり入りました、それは在庫証明で確認する。しかし、その隔離された牛肉を買い上げるかどうか、実際に金を払うかどうかは、屠畜証明書で証...全文を見る
○筒井委員 早期にやらなきゃいかぬかった、やらなきゃいかぬかったと言うけれども、それは隔離でしょう。それは在庫証明で確かに確認できるんですよ。  しかし、金を払うのは、今回だって実際に金を払ったのは、事業が決まってから何年かたってからでしょう。全然急ぐ必要はなかったんでしょう、...全文を見る
○筒井委員 だけれども、倉庫の中にまず入れた、倉庫の中に入ったことは在庫証明で確認する、倉庫の中へ入っている肉が本当に十月十七日以前に屠畜解体された国産牛肉であるかどうか、これは屠畜証明書を持ってきて初めて金を払う。どうしても屠畜証明書を持ってこれないのは、実際に農水省が今度やっ...全文を見る
○筒井委員 全然そんなに難しくないんだけれども、結局、農水省は屠畜証明書を要求しなかった。それで、結局、いろいろな世論や何かのあれがあって、当初は抽出検査をやって、それから今度は全ロット検査をやって、それで最後に全箱検査をやった。全箱検査をやったんですが、そのときに既に焼却されて...全文を見る
○筒井委員 私が聞いているのは、全箱検査をしたと農水省は最後に言っているんですが、その時点で既に焼却処分をされていたものがある。これは全部で何トン、既に焼却処分をされていたかということです。
○筒井委員 全部で一万二千トンですから、半分近くがもう既に焼却されていた。全箱検査をした、したと言って、して金を払ったと言っていますが、全箱検査なんて一部じゃないですか。半分ぐらいじゃないですか。  そして、当初から農水省が言っていたのは、検品をして、検査をして金を払う、こう言...全文を見る
○筒井委員 予定していたのが三分の一ぐらいしか聞けなかったんですが、引き続いてこの点ははっきりさせていきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。
04月27日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第10号
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○筒井委員 前回、整理して法務省の方で答弁されるということでしたので、まず最初に、それを整理した答弁をお願いいたします。
○筒井委員 それが一つ目ですが、それについてこれから聞きますが、もう一つ、正規の軍隊云々の問題については、これは特に答弁は……。法務省の方は、この前のときにはその点に関してはっきりしませんでしたが。
○筒井委員 そうしますと、それはもちろん間違いをするときもあるので訂正されればいいんですが、このときにおいても、当初、法務省の統一見解だと答弁されていた。しかし、その後に、それが統一見解ではなくて、四十三年以来、刑事局長が一貫して答弁しているものであるというふうに答弁を変えられた...全文を見る
○筒井委員 いや、だから、それはもうわかるんですよ。わかるんですが、四十三年以来、刑事局長がと具体的に答弁している、そういう間違いをこちらから指摘されるまでほっておくというのは法務省として怠慢じゃないかと私は言っているんですよ。そういうのは今後やはり改めていただきたい。議事録を一...全文を見る
○筒井委員 ミスをあげつらうのが目的ではないので、今後はやはり、それが明確に間違いだったら、その場で、だれかから指摘されないで、法務省、自分の答弁なんだから、訂正していただきたいというふうに思います。  そして、もう一点の方ですが、正規の軍隊による管理でなければ捕虜収容所等のこ...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、同じ答弁の場所で言っているんですよ。一つは先ほど言った答弁、これは法務省としての答弁なんですね。それについては訂正された。しかし、今言った、正規の軍隊と言えないかもしれないので、捕虜収容所等の法律を特別に、今度提案されているように制定するのは適切でないと...全文を見る
○筒井委員 それでは、これは法務省としての見解ではないという趣旨に聞いておきます。それは所管ではないからということですね。  それで、一部、この点に関して石破長官がこの前答えられておりましたが、結局、結論的に言うと、今までの政府の見解で、条約上は自衛隊は軍隊である、しかし国内法...全文を見る
○筒井委員 長々と答弁されましたが、要するに、ジュネーブ四条約上は正規の軍隊である、そして、しかし国内法上は正規の軍隊とは言えないという今答弁なんですか、それはどっちなんですか。
○筒井委員 回りくどい答弁なので非常に、よほど頭がよくないと、あなたみたいによくないと、わからない。  それじゃ、質問の仕方を変えますが、前回からも読み上げているこの答弁、今、政治家個人としての答弁だと法務省は言われましたが、その答弁は、自衛隊を正規の軍隊と言えるかどうか、大変...全文を見る
○筒井委員 今の答弁を整理すると、今度の捕虜等に関する法律は、必ずしも適切ではないけれども、絶対に適切でないとは言えない、こういう答弁ですね。
○筒井委員 衆議院調査局の資料を読まれたと思いますが、衆議院調査局は、今度の人道法に関して、今までの政府答弁と「齟齬をきたしている」、こういうふうに明確に記載してあることは御存じですか。
○筒井委員 それをぜひ後で読んでいただきたいと思います。そういうふうに明確に、「齟齬をきたしている」と。  そして、今の場合、極めてあいまいだけれども、ただ、私どもの考えは、同じ一つの自衛隊を、国際法上軍隊だとか国内法上は違うとか、こういう区別がわかりにくい。私は、もう世界有数...全文を見る
10月12日第161回国会 衆議院 議院運営委員会 第1号
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○筒井委員 今、自民党筆頭の山口さんが言われました法案等々だけではなくて、今最も国民の関心が強い政治と金の問題、あるいはイラク問題、さらには年金問題、まさに難問が山積みとなっておりまして、これを慎重に十分に審議しなければいけない。これは国民の要求でもございますから、五十三日間とい...全文を見る
○筒井委員 甚だ僣越ではございますが、委員の皆様方のお許しを得まして、一同を代表して、新委員長に対しまして一言ごあいさつを申し上げます。  このたび議院運営委員長に就任されました川崎委員長は、内閣においては運輸大臣、北海道開発庁長官を、国会においては当議院運営委員会の理事を初め...全文を見る
11月11日第161回国会 衆議院 議院運営委員会 第10号
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○筒井委員 図書館運営小委員会において協議決定いたしました案件について御報告いたします。  第一に、国立国会図書館法の一部改正の件でありますが、これは、従来、国や地方公共団体の仕事とされてきた事務が独立行政法人、地方独立行政法人等に移っていることから、これらの法人や一定の特殊法...全文を見る
11月11日第161回国会 衆議院 議院運営委員会図書館運営小委員会 第1号
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○筒井小委員長 これより図書館運営小委員会を開会いたします。  本日は、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件について御協議をお願いしたいと存じます。  順次、黒澤図書館長の説明を...全文を見る
○筒井小委員長 これより懇談に入ります。     〔午前十時三十二分懇談に入る〕     〔午前十時三十七分懇談を終わる〕
○筒井小委員長 これにて懇談を閉じます。  それでは、国立国会図書館法の一部改正の件、国立国会図書館法による出版物の納入に関する規程の一部改正の件、国立国会図書館職員倫理規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案をそれぞれ小委員会の案と決定するに御異議ありませんか。 ...全文を見る
○筒井小委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  なお、本日の議院運営委員会において、以上の審査の経過並びに結果を私から御報告いたしますので、御了承願います。     —————————————
○筒井小委員長 次に、黒澤図書館長より発言を求められておりますので、これを許します。黒澤図書館長。
○筒井小委員長 本日は、これにて散会いたします。     午前十時三十九分散会
12月01日第161回国会 衆議院 議院運営委員会 第15号
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○筒井委員 今の会期延長の申し入れは、まさに国民が求めていることでございますので、ぜひ延長していただきたいと思います。今国会の目的は全く達せられていない、多くの国民がそう考えていると思います。  一つは、ちょうどきのう政倫審が開かれた、政治と金の問題でございます。  橋本元総...全文を見る