筒井信隆

つついのぶたか



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筒井信隆の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月05日第171回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆です。  先日の本会議場における総理の施政方針演説の中で、ただ一つだけ評価し、賛成した部分があります。小泉・竹中路線との決別を宣言した部分です。  あのアメリカの新大統領オバマさんも、大統領になる前からブッシュ大統領の路線、新自由主義に基づく市場万...全文を見る
○筒井委員 麻生総理に対する大きな批判の一つは、最後、玉虫色になるんですよ。消費税に関してだって、三年後に上げると言いながら、自民党の中でああいう議論になると、いつの間にか、何が何だかわからないような、そういう決着をつける。玉虫色なんですよ。今の答え方も、先ほど私が読み上げた部分...全文を見る
○筒井委員 そうすると、その市場原理主義……(麻生内閣総理大臣「市場経済」と呼ぶ)市場経済原理主義と市場原理主義とは違うんだという認識だと思うんですが、まあ、そこはいいでしょう。  その市場経済原理主義に基づいてなされたいろいろな具体的な政策、これは総検証して大幅に見直さなけれ...全文を見る
○筒井委員 今、郵政民営化、郵政の分割・民営化のことについて言われましたが、これがまさに小泉・竹中路線の典型的な、象徴的な政策ですが、今の答弁ですと、この分割・民営化は見直すという答弁ですか。
○筒井委員 今、分割・民営化で弊害が言われているのは、窓口会社と郵便事業会社と分離して、局長が郵便事業の仕事について関与できないとか、あるいは、地方の事業はいずれも赤字だから、集配局が物すごくいっぱい廃止になったり、あるいは簡易郵便局が休業状態に陥ったり、そういうことをしている。...全文を見る
○筒井委員 今の最後の答弁の方向を聞きたかったんです。四つに分割したのを、やはり見直しを検討しなきゃいかぬというふうに総理自身が考えておられる。その方向でやっていかなきゃいかぬと思います。  ただ、そのときに、総理自身の責任もはっきりしておいてほしいと思うのは、この分割・民営化...全文を見る
○筒井委員 今明確に、総務大臣の時代に総務大臣としても反対だったということを述べられました。これは……(麻生内閣総理大臣「事実ですよ」と呼ぶ)事実ですね。それで、それは閣議の際に、もちろんその法案が案件が提出されて、賛成の人は花押のサインをしますね。もし本当に信念のある政治家なら...全文を見る
○筒井委員 麻生総理が反対であることがはっきりしているのに、最後は、説得されてやったのかどうか知らぬけれども、賛成を表明した。このこと自体はやはり、もうきょうはほかのことを聞きたいものですからこれで終わりにしますが、明確に自分自身で反省をしていただきたい、このことを申し上げて、そ...全文を見る
○筒井委員 口ではそう言っておられるけれども、全然進んでいない。  例えば、先ほどの郵政分割・民営化に関して、具体的に何が進んでいるんですか。検討はどこで進んでいるんですか。
○筒井委員 それに、先ほどの決別の宣言、これはオバマ大統領もしたということは申し上げました。  そして、オバマ大統領の場合には、単なる抽象的に宣言しただけではなくて、例えば先ほど申し上げたグリーン・ニューディール構想、ここでは、自然エネルギーとか次世代のバイオ燃料、これらの事業...全文を見る
○筒井委員 いや、総理にお聞きしたいのは、日本社会のあり方を根底から変える、こう指示をしたというから、日本社会のあり方を根底から変える、どう変えるのか、もう当然頭の中にあると思うんですよ。なきゃ、そんなことを言うはずがないから。どういう方向に変えるということを考えておられるのか、...全文を見る
○筒井委員 自民党席が拍手するのはおかしいので、私はこれを評価して言ったんですよ。日本社会を根底から変えるという構想を持っておられるのか、見ている限りそんな感じしないけれども、持っていたら、それを国民の前にはっきりしてほしいなと思って、評価して私今聞いたら、そんな言葉全然言ってい...全文を見る
○筒井委員 全然あれが違うんですよ。  さっきの時間はちょっと延ばしてくださいね。  与謝野大臣に質問をいたします。  この前お会いしたときも直接この質問をするというふうにお話しいたしましたが、与謝野大臣が本会議における先日の演説でこういうことを言われました。文明史から見て...全文を見る
○筒井委員 それ自体は評価していますが、こういう趣旨は含まれていないんですか、その文明史的転換には。  産業革命以降、石炭とか石油とか地下の資源を大量に使い捨てた。今多消費型と言われましたが、それはそういうものを指しているんだと思うんですが、それがまさに地球温暖化という地球自体...全文を見る
○筒井委員 それも麻生総理にも確かめたかったんですが、トイレですか、やはり。  今言われたことは、この前の施政方針演説では、その方向性は総理も言っているんだろうなと思うんですが、しかし、与党の今の再生可能エネルギーとかあるいは地球温暖化対策に対する具体的な施策、これはまさにシャ...全文を見る
○筒井委員 私の代になってからはないというのは、要するに、事務次官会議で決まったことが閣議でひっくり返されたことはない、それから、事務次官会議で決まったことのみが閣議の議題になった、この二点はそうですね。
○筒井委員 だから、私は先ほど限定して、専ら政務に属するものと天皇の認証行為に関するもの、これは別にしてというふうにはっきり確認したんです。それ以外は全部閣議にかけられるでしょう。  それで、今何か事務次官会議にかけなくてもいいんだと言ったけれども、「次官会議の運営について」と...全文を見る
○筒井委員 私が何を言いたいのかというやじも飛んだから言いますが、各省庁、行政各部は内閣の指揮監督を受けて執行する機関ですよ。執行する機関の方が先に会議して、そこで決まっていないと原則として閣議の案件にかけられないというのは、逆ですよ。まず閣議で政治家が決めて、そして、その決まっ...全文を見る
○筒井委員 私は今、法律制度上、決定機関であるかどうかなんて聞いていないんです。実質的な意思、最高の決定機関になっているのが事務次官会議だ、こう言っているんです。しかも、全く法令の根拠も何もなくて。実質的なものを、事務次官会議で全部決まってから閣議に行くから、だから閣議は、平均し...全文を見る
○筒井委員 諸外国においても閣議というのは極めて重要ですし、それを、今、全然中身を外に漏らすことはできないと言われましたが、諸外国全部調べてみました。議事録をつくっているんですよ。(発言する者あり)いや、そんな、言葉で発表だけじゃなくて、議事録をきちんとつくっているんです、各国の...全文を見る
○筒井委員 憲法上も法律上も行政部門としての最高の意思決定機関の閣議ですから、内閣は全国民に対しても国会に対しても責任を負っているんですから、その閣議の議事録をつくるべきではありませんか。
○筒井委員 私は、実態は、議論なんか何もなくて、サイン会ですから、お習字の会ですから、議事録なんか物理的にできないんだと思いますよ。だから、その前日にやる事務次官会議が実質上一番重要な機関になっているから、日本は官僚政治だと言っているんですよ。だから、事務次官会議の性格は、閣議の...全文を見る
○筒井委員 今も、当初は事前の審査機関であるということを認められましたが、後で否定されました。  しかし、「内閣百年の歩み」という本が出版をされました。この編集委員会の委員長は、高辻元内閣法制局長官です。この「内閣百年の歩み」の中に、私が見ただけで二カ所で、「閣議の事前審査機関...全文を見る
○筒井委員 専門的、技術的なことに限って事務次官会議で何とかみたいなことを言いましたが、これは昭和三十二年ですが、内閣官房長官が通知を出しました。「事務次官等会議の運営の改善について」という通知を出しました。この中に、こういう通知規定があります。「重要事項について大所高所から積極...全文を見る
○筒井委員 時間が終わりましたので、終わります。
02月09日第171回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  私は、今の未曾有の経済危機、これに対する対策として、どうしてもやらなければいけない二つの前提条件がある、こう考えております。  一つは、小泉・竹中路線からの決別でございます。  小泉構造改革の名前のもとで行われたいろいろな改悪、...全文を見る
○筒井委員 私の質問は、そんな法律の制度を、規定がどうなっているかを聞いているんじゃないんです。私が言っているのは、四分社化は見直すべきときに来ている、そして目下進行中の民営化を全部やっちゃえばいいというのは間違い、こう答弁された麻生総理の認識と一緒ですか、それとも違うんですか、...全文を見る
○筒井委員 私の質問に答えていないんです。総理が先ほどから何回も強調した点、この点に賛成という認識なのか、反対なのか、違うのか、これを確認しているんですよ。野田大臣自身の見解を確認しているんですよ。ちゃんと答えてくださいよ。それを何か、どうするかこれから検討するみたいなこと。 ...全文を見る
○筒井委員 全く質問に対する答弁を拒否している。  そうすると、四分社化を見直すべきときに来ているかどうかは今わからない、そういう答えですか。
○筒井委員 そうすると、今は意見を言えないという今の答弁でしたね。
○筒井委員 総理が言ったことについて、今、野田大臣は意見を言えないという答弁でした。  それで、総理についてお聞きします。  麻生総理、総理は前回の予算委員会で、解散にも反対でえらい騒ぎだったが、最終的には署名した、こう言っておられます。この署名をした理由として、その後の記者...全文を見る
○筒井委員 そうすると、そのときに島村農水大臣はその署名を拒否して罷免されました。この島村農水大臣のやり方は、これは異常だったんですか。
○筒井委員 内閣の一員として署名するのが当然だったと言われるから、それと反対は異常でしょう。だから、直接言葉として言っていなくても、総理が言っていることは異常だったということなんですよ。  私は、逆に、島村農水大臣の方は当然のことだったと思いますよ。島村農水大臣は、自分の信念に...全文を見る
○筒井委員 そして同時に、麻生総理は、私は郵政民営化に反対だった、それがわかっていたから私だけ外された、竹中大臣が担当相になった、私にぬれぎぬをかぶせられると甚だ、私にじゃない、おれにだ、おれにぬれぎぬをかぶせられると甚だおもしろくない、こういう答弁もされております。もうわかって...全文を見る
○筒井委員 そうすると、当時、反対で外された、その反対の理由は、利用者にとっての利便性がどうも悪くなる可能性もある、経営も効率性も必ずしもよくなるとは言えない、こういう理由から反対だった。まとめると、今の答弁はそういうことですか。
○筒井委員 私は、だから、反対の理由を今聞いていたんです。反対の理由が今言われました。  その郵政民営化で解散された当時、小泉総裁の立場ですかは、当時の自民党の公認候補全員に、公認を出す条件として、誓約書に署名を求めました。  その誓約書によれば、きょう配っているかな、まさに...全文を見る
○筒井委員 そうしますと、この郵政民営化に反対だった、ここでそう明確に答弁したこと自体、この誓約書に違反する。  それともう一点、この小泉郵政民営化の核心、根幹、心臓部分というのは四分社化ですよ。四分社化がまさに根幹なんです。この四分社化を見直すというのは、この郵政民営化総体を...全文を見る
○筒井委員 確認しますが、小泉構造改革としての郵政民営化、この郵政民営化の根幹部分、心臓部分は四分社化ではないですか。これは単なる派生的な問題ですか。根幹であり、心臓部分であり、核心である。それは四分社化だ。これをやめるんだったら、これはもう郵政民営化、小泉郵政民営化の否定なんで...全文を見る
○筒井委員 この問題は、まさに先ほど申し上げましたように、経営の効率性は四分社化によって悪くなっているし、利便性も悪くなっているし、地方を疲弊させている。だから、今のまさに景気対策としても、これは早急に見直さなければだめなんですよ。  そして、今四分社化について何か派生的な問題...全文を見る
○筒井委員 四分社化、核心部分をそんなふうに、三年後に見直せばいいんだというふうに考えていたら、何であれだけの除名者が出て、離党が出て、刺客まで送り込まれたんですか。分割・民営化、これにどうしても信念から応ずるわけにいかないといって、みんな反対をしたわけでしょう。こっちだって、今...全文を見る
○筒井委員 そうすると、今答弁されましたが、当時は民営化に反対したんですか。四分割化、四社化に反対したんじゃなかったんですか。総理が、反対だ、そういうふうに答弁しているその反対は、それは民営化に反対したんですか、四分社化に反対したんですか、どっちですか。(発言する者あり)
○筒井委員 さっきからやじで言っていますが、これはまさに経済対策の問題、地方の生活上の問題、これに大きな影響を与えるから、私、今質問しているんです。  それで、今総理は私の質問に答えてはおりません。反対だったと言っているけれども、それは民営化に反対したんですか、四分社化に反対し...全文を見る
○筒井委員 そうすると、今、民営化には賛成だったという答弁でしたね。四分社化には賛成だったのか反対だったのか、これを答えてください。
○筒井委員 全然答えていないんですよ。  当時、郵政民営化に私は反対だったと。だから、それがわかっていたから外されたというふうに答弁しているんですよ。だけれども、きょう聞いたら、民営化には賛成だったと。  では、どこに反対だったか、それを聞いているんですよ。
○筒井委員 ますますわけがわからなくなってきた。  郵政民営化に反対だったから、反対だとわかっていたから外されたと、先週そう答弁されたばかりなんです。だけれども、先ほどは民営化には賛成だったと言われる。では、一体何に反対だったんですか、それを明確に答えてくださいよ。
○筒井委員 いや、だから、何を言っているんですかね。これは重要な問題ですよ。郵政民営化に反対だったと言っていたけれども、きょうは民営化には賛成だったとまさに変わる。じゃ一体、反対だったのは何に反対だったのか、四分社化に反対だったのか、それを確認しているんですよ。
○筒井委員 解散の詔書にサインするときにえらい騒ぎになった、こういうふうに言っていますよ。まさに、その解散されるその際まで明確に反対だった、そういうふうに前回も言っている。だけれども、きょうは民営化に賛成、民営化には賛成だったと言われるから、小泉郵政民営化のうちのどの部分に反対だ...全文を見る
○筒井委員 今のままの案ではいかがなものか、そう申し上げたと。だけれども、民営化には賛成と言われているんだから、今までの案でいかがなものかというのは、どの部分を指しているんですか。それを……(発言する者あり)ちょっと待ってください。  それで、委員長、今、自民党席から物すごいや...全文を見る
○筒井委員 そして、麻生総理に対する質問に戻りますが、今の案ではいかがなものか、そう申し上げた。今の案ではいかがなものかというのは、どういう意味ですか。どの部分が効率性や利便性に障害になるというふうに考えられたんですか。
○筒井委員 四分社化したら給料の均一性の方で問題が起こってくるのではないか。さっきの、四分社化したら利便性も悪くなるのではないか、四分社化したら経営の効率性も悪くなるのではないか、こういう趣旨での反対だったということですか、今の答弁は。
○筒井委員 総理、逃げないでくださいね。私は先ほどから言っていますが、郵政民営化に反対だったから外された、私にぬれぎぬをかぶせるな、こう明確に言われた。しかし今、民営化については賛成だったと言われるから、では、一体どの部分なんだと。四分社化に対して反対だった、こういう趣旨しかない...全文を見る
○筒井委員 私が先ほどから、きのう、この前も聞いているのは、解散の際のことを聞いているんです。時系列で、何年かの間に考えが変わったとか何か聞いているんじゃないんです。解散の際に、解散の詔書にサインすることを総理が拒否してえらい騒ぎになった。自分で言ったんですよ。しかし、それも、自...全文を見る
○筒井委員 まさに全然おかしな、逃げた答弁ですが、前回からぶれてしまったことははっきりさせましたので、きょうは時間が来ましたので、ここで終わります。
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  最初に、与謝野大臣に確認をしたいと思います。  先ほどの逢坂議員の質問に対して、麻生総理が解散をしなかった、解散を延ばした理由はわからない、こう答弁をされました。しかし、麻生総理は、解散しない理由は、百年に一度の経済危機、この景気...全文を見る
○筒井委員 その当時からもう麻生総理は、景気対策が必要なんだから解散しないんだと初めから明確に言っているじゃないですか。初めそれを不明確にしておりましたか。  その当時というのはいつのことを言っているんですか。
○筒井委員 今の答弁は全く逃げた答弁ですが、解散に関しては総理は本当のことを言わない、今の景気対策が解散しない理由なんだと言っていることも、その本当のことを言わない一つの例だという今答弁の趣旨ですか。
○筒井委員 今の答弁が本音が出ていたので、武士の情けというか、ここで次の質問に移ります。  今の麻生内閣はもう完全に行き詰まっている。この行き詰まっていることは、だれから見てもはっきりしていると思います。支持率が物すごく下がっている。世論調査によっては一けた台のものもある。そし...全文を見る
○筒井委員 野党第一党にバトンタッチすべきだと思いますが、少なくとも、自民党の中の首のすげかえ、これの繰り返しをまたやるなんというのは、国民に対する信頼を完全に失わせることになる。そのことは完全にやめるべきだと思います。  そして、日本では、先ほど逢坂議員も言われましたが、憲政...全文を見る
○筒井委員 野党の代表の選任がどう繰り返されてきたかと政権がどうバトンタッチされてきたか、これは全然本質が違うこと、こんなのを一緒にしないでください。  それから、いずれにしろ国民が選挙で決めることだと言われました、まさにそのとおりでしょう。それが、この前の郵政選挙から何代かわ...全文を見る
○筒井委員 自己矛盾であることは与謝野大臣も自覚されておりますが、何で今私が言ったことが憲法を否定することにつながるんですか。四年間が保障されていることの否定につながるんですか。  四年間の任期はありますよ。しかし、解散があり得る、これは憲法ではっきり認めていることでしょう。そ...全文を見る
○筒井委員 戦後も、先ほど言った三代のものは戦後ですよ。吉田自由党ももちろんそうですし、片山内閣もそうですし、戦後もそうなんです。五五年体制まで、その憲政の常道が確立して実行されていたんですよ。  しかも、その後、伊東正義さんという政治家がおられました。この人が首のすげかえに完...全文を見る
○筒井委員 自民党は政権担当能力を失っていますから、その目から見ると、真に政権担当能力がある政党がどこかというのがわからなくなっているんですよ。だから、今みたいな答弁が出てくるんですよ。民主党にはきちんとした政権担当能力がある、このことを申し上げて、次の質問に移ります。  私は...全文を見る
○筒井委員 適切なやじなら私も歓迎ですが、しかし、私の声が聞こえないように邪魔するやじなんですよ。しかも中身がないやじなんです。これは委員長、ぜひ制止をしていただきたいと思います。  そして、私は一貫して、日本の政治の最大の課題の一つとして、小泉・竹中路線からの決別、これを訴え...全文を見る
○筒井委員 品目横断的経営安定対策が、ばたばたと慌てて見直したなどと私は一言も言っていませんよ。今、大臣が言っているんですよ。ただ、私が言ったのは、おととしの四月に導入された制度が十二月には大幅に見直しせざるを得ない状況に追い込まれたと言っただけなんです。  だけれども、今まさ...全文を見る
○筒井委員 石破さん、論客と言われているけれども、石破さんらしくなく逃げていますね。  私が聞いているのは、今の与党の農政、品目横断的経営安定対策、これを含めて、これに対して抜本的に改革する、こういう方向ですね、こう考えていますねという質問なんです。それ以外答えなくていいですか...全文を見る
○筒井委員 石破さんも麻生さんと同じように、最初は脱兎のごとく、自民党の中で農林族から物すごい総スカンを食って批判されるとしおらしくなって、まさに終わりは処女のごとく、今の答弁はそういう答弁ですよ。  そこで、確認しますが、石破さん自身が、抜本的な構造改革、農政についての構造改...全文を見る
○筒井委員 だから、私が一つ資料として持ってきているのは、経済財政諮問会議での石破さんの発言ですが、「抜本的に構造改革を行わなければ、日本から農業をやる人がいなくなる。」まさに改革すると言っているでしょう。さっきみたいに、これから検証して改革するかどうか決めるんじゃないんですよ。...全文を見る
○筒井委員 今挙げられたのは、参入規制についての一定の緩和と転用規制の強化、それから所有から利用への転換、これは争いがないことなんですよ、農林族の中でも。そのことだけ挙げていて、重要な問題に関しては避けて、何か今言ったような争いのないことだけ言っているのなら、それで抜本的な改革だ...全文を見る
○筒井委員 生産数量目標を設定する、これは民主党の方針です。そしてそれに従う農家に所得補償する。  生産数量目標は、主食米とそれ以外では質が違います。主食米については今需給調整をせざるを得ない状況です。消費量が八百万トンで以前よりは二分の一になったんですから、主食米については生...全文を見る
○筒井委員 価格支持政策を今与党はやっていますが、それはまさに消費者負担なわけですよ。今それを批判された。所得補償政策は納税者負担なんですよ。世界はまさに今、石破大臣が言われたように、そっちの方向に行って、先進国で日本ぐらいなものですよ、消費者負担で価格支持政策ばかりやっているの...全文を見る
○筒井委員 大体、経済財政諮問会議でもそうだし、いろいろなところで抜本的な改革をすると断言されている人が、中身を聞くと、今検討中だ、方向性も決まっていない。しかし同時に、解説的な今の現状認識のときには、今のままだと五年先、十年先でもう日本の農業はつぶれてしまうかもしれない、そうい...全文を見る
○筒井委員 もう時間がなくなりますので、今の国民が消費者として物すごい関心を持っているのに、食の安全の問題があります。  この点でも、与党、農水省は極めて対症療法的。まさに今の調整、調整で、時間がかかってどうしようもない状況の典型が、一つはトレーサビリティー。トレーサビリティー...全文を見る
○筒井委員 そういう除外規定の問題とか例外規定の問題とか技術的な問題は当たり前でしょう。原則をきちんと打ち立てるべきなんです。そして、家族だけで、夫婦だけでやっているお店とか、そういうのは除外規定、例外規定の問題ですよ。そういうことがあるから全食品にトレーサビリティーを義務化でき...全文を見る
○筒井委員 時間がありませんので、鳩山総務大臣にもお聞きしたいものですから、そっちの方についてお聞きをいたします。  鳩山大臣は、この前の予算委員会で郵政民営化についてこう答弁をされておられます。「郵政民営化というものの改革の全面的な見直しというものはまた聖域なくやっていこう」...全文を見る
○筒井委員 その方向で検討しなければ、郵便のネットワーク、国民の財産でありますが、それが崩壊をしてしまうというふうに思いますので、それをぜひ進めていただきたい。鳩山さんは郵政見直しの担当大臣ですから、鳩山大臣は間違いなく担当大臣ですから、それを進めていただきたい。  ただ、今言...全文を見る
○筒井委員 もちろん、法律を国会に出されて、国会の方でどう決めるかは国会の問題ですが、担当大臣として、その法律の見直しを含めたものを提出することも選択肢の一つだ。  そして、今の株の売却の問題を言われましたが、株を完全に四社全然関係なくしちゃうと、まさに今度のかんぽの宿みたいな...全文を見る
○筒井委員 今、総務大臣はやはりはっきり言う人で、はっきりそれを言っていただきました。  ただ、これは小泉分割・民営化の根幹にかかわることでございまして、この前、私は麻生総理とここで質疑をしたときに私の間違いが一つありまして、民営化の根幹が四分社化ではないかというふうに言いまし...全文を見る
02月25日第171回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  きょうは、地球温暖化対策の問題を中心にお聞きする予定でございますが、最初に農水大臣に、前回の続きと、農水省の地球温暖化関連の問題について、幾つか確認をしたいと思います。  石破大臣は、最近、ある雑誌でこういうふうなことを言われてお...全文を見る
○筒井委員 まさに、主食米について、今の消費量が八百万トンぐらい、以前の二分の一に下がっている。しかし、水田全部でそのまま主食米をつくったら一千二百万トンを超える。需給がアンバランスですから、現在の消費の量に需給調整をする、こういう中身に主食米はなっているわけでございます。  ...全文を見る
○筒井委員 先ほど私が申し上げた点に関しても、まさに今、事実上認められたと思いますが、農水委員会の中で具体的に、もっと私の方でも説明してもよろしいですし、議論していきます。まさに民主党の所得補償制度の仕組みを完全に理解されないでああいう発言をされたことははっきりしていると思う。 ...全文を見る
○筒井委員 今のも意味不明ですね。  政府は、政府の目標として十年以内に五〇%ということを挙げているでしょう。それを、こちらはその五〇%という数字を具体的に目標として挙げていることが何か倒錯を起こすんですか、やはりそれも。
○筒井委員 議論するのは構わないんですが、よくわからないうちに、将来展望がない政策だなんて断定はしないでいただきたい。  先ほど私申し上げましたが、今の状況の中で、米が過剰ぎみの中で、米に関する、主食米に関しての需給調整をしているんですよ。それ以外のものに関しては、まさに国内で...全文を見る
○筒井委員 私は、だから、今の農水大臣の発言として驚いたから聞いているんですよ。生産数量の目標を設定すること自体が間違いだと、あれほど断定して民主党の政策を批判したから。  だから、政府は今、今答弁でも事実上認めましたが、米に関して生産数量目標を設定しておりますね。それだけ。あ...全文を見る
○筒井委員 だから、生産調整ですから、生産数量目標を設定しているじゃないですか。自分たちがやっているのは正しいけれども、民主党がやるのは完全な間違いだという……。  あるの、どうぞ。
○筒井委員 全く、だから民主党の政策をきちんと理解しないで言われている。  先ほど私も強調しましたが、主食米に関してだけ生産数量目標は上限設定という意味がある。これはやはり需給調整が必要ですから、それ以上はつくらない、そういう生産数量目標に従う農家に所得補償を補てんすると言って...全文を見る
○筒井委員 今、大分、問題をいろいろずらしましたけれども、まず、輸出補助金の問題じゃありませんからね。輸出補助金はアメリカが物すごい多いわけですが、それを完全に削減しろと、こっちが要求しているので、私たちの政策が輸出補助金をつけるなんというのとは全く無関係、正反対ですから、そんな...全文を見る
○筒井委員 要するに、今の話は、所得補償制度の仕組みで、制度の中身はどう決めるかで悩んでいるというところじゃないですか。  もう所得補償の方向しかない、そういうことを前提に先ほどから答弁されておりますし、だけれども、所得補償を導入すると言ったら物すごい批判が来るんでしょう、何で...全文を見る
○筒井委員 私は所得補償制度についてよく知らないけれども、もしこういう仕組みであればWTOで完全に容認されない問題点がある、そう言っているのなら私は批判しないんですよ。いや、これはこういう仕組みなんだから大丈夫だと説明すればいいことですから。だけれども、そんな条件をつけないで、前...全文を見る
○筒井委員 先ほどから強調しております多面的機能について、日本学術会議が多面的機能の経済的価値を試算いたしました。林業に関しては年間七十兆円、農業に関しては年間八兆円、漁業に関しては年間十兆円、こういう経済的価値があるというふうに試算をしてくれました。  そのうち森林に関しては...全文を見る
○筒井委員 時間がないのでね。  漁業についても、海藻等々の存在があるし、大体、海水そのものが吸収するというふうにも言われております。漁業についての吸収源としての役割、これはどういうふうに考えておられますか、お答えください。
○筒井委員 それともう一点、先ほどの自給率の関係で、まさに、地球の裏側からも含めて遠いところから、物すごい長距離の間、莫大な燃料を使ってたくさんの食品を日本は輸入している。まさに食料の輸入大国、世界最大の大国になっているわけでございまして、これも、フードマイレージというふうに表現...全文を見る
○筒井委員 農水大臣に対しては最後の質問に入りますが、バイオ燃料、バイオマテリアル、これは農水部門に深い関係がありますのでお聞きします。  今、我が地元の新潟県では、減反田で多収穫米をつくって、そこからエタノールをつくって、それをガソリンにまぜて、それをJAのガソリンスタンドで...全文を見る
○筒井委員 私の本を紹介してくれたせいではありませんが、農水大臣への質問は、きょうはこれにして、あとは、予算委員会あるいは農水委員会の中で、また引き続いてしていきたいと思います。  それで、地球温暖化対策全般の問題についてお聞きをいたします。  この前の施政方針演説で麻生総理...全文を見る
○筒井委員 IPCCは、先進国は二五%から四〇%の削減、これを中期目標として実現しなければいけない、こう言っていて、EUは二〇%を出しております。しかし、諸外国がさらにやるなら三〇%だという二段階の数値目標を出していて、ドイツは四〇%というすごい高い数値目標を既に出している。 ...全文を見る
○筒井委員 済みません、最後。  今環境大臣が、政府の選択肢としてはそんなのはないというふうに言われましたが、経産大臣もそうですね、プラスなんというものは。
○筒井委員 また引き続いて質問します。きょうは終わります。ありがとうございました。
03月19日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  時間がありませんので、早速、貴重な意見をいただいたことについて、さらに質問をさせていただきたいと思います。  最初に、阿部さんはエコフィードの提唱者、その第一人者というふうにお聞きをしております。エコフィードというのは食品残渣の飼...全文を見る
○筒井委員 その場合にまさにそれを目指していかなければいけない、私もそう思っておりますが、やはり、飼料米も含めてコストの問題、飼料米に関して言えば、ちゃんと生産者の方に持続生産が可能なそういう費用が入る、あるいは食料残渣の問題に関して言うとまたちょっと別の面がありますが、いずれに...全文を見る
○筒井委員 もう一点、阿部さんにお聞きしたいと思います。  飼料とか、病歴を含めたトレーサビリティーの管理の徹底ということも強調されているというふうにお聞きしていますし、それからHACCP対応、これを食の安全の観点からもぜひそれでやるべきだと提唱されておられるというふうに聞いて...全文を見る
○筒井委員 次に、今野さんにお聞きをしたいと思います。  先ほどの御説明ですと、飼料米はキロ四十六円でしたよね、購入してもらっている。ほぼ反当たりの収量は九俵ぐらいですか。それで見てみると、産地づくり交付金等の補助を含めると、反収が農家にとってみると約八万弱になるんですか。その...全文を見る
○筒井委員 その点、石澤さんも先ほど意見を述べていただきましたが、八万円ぐらいの反収の収入があれば、先ほどの趣旨はそういう趣旨ですか、やっていける、持続生産可能であると。ただ、その趣旨は、今、今野さんが言われたのと同じ趣旨なんでしょうか。農家にとって持続生産可能な金額等の体制につ...全文を見る
○筒井委員 今野さんと石澤さんに今の関係でさらにお聞きしたいんですが、大体同じ趣旨のことを二人は言っておられると思うんです。現時点では、もちろん飼料米は物すごく安いですから補助が必要である、これもだれもみんなそう思っているんだろうと思うんです。  ただ、先ほど今野さんが言われて...全文を見る
○筒井委員 藤井さんにお聞きをしたいと思います。  私は、藤井さんのやっておられる新潟製粉工場に視察に行って、米粉パンとかケーキとかいろいろなもので食べさせていただきましたが、こんなにうまいものかというふうに感心をしたものでございまして、今、新潟製粉工場が持っているのか、特許を...全文を見る
○筒井委員 使用の方法を見据えてというか、米粉のつくり方によって使用も、パンになったりあるいは洋菓子になったり、さらには小麦アレルギーがある人の食用になったりと、いろいろな形でされているようでございますが、その場合に、小麦粉でできるものはすべて米粉でできる、こう言えると思うんです...全文を見る
○筒井委員 ありがとうございます。  つくばの研究所へ行ったときには、今、四ミクロン、五ミクロンといいましたか、一けたのミクロン単位のものがほぼ可能性が出てきているというふうに言っておりまして、ただ、今初めてナノ単位のものも考えられていると。ナノ単位であれば食用以外のものにまで...全文を見る
○筒井委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党及び社会民主党・市民連合を代表して、米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付したとおりであります。  以下、その内容を申し上げます...全文を見る
04月09日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○衆議院議員(筒井信隆君) 米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律案に対する衆議院の修正について、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の内容は、法律案の附則における政府が検討すべき事項に、国民の健康の保護、消費者の利益の増進並びに農業及びその関連産業の健...全文を見る
04月14日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
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○衆議院議員(筒井信隆君) 修正案における飲食料品の種類には何の限定もされておりません。したがって、当然のことながら、すべての飲食料品についてのトレーサビリティーを検討して、その義務化を広げていく、これがその修正案の中身でございます。  事故米の問題が直接の契機となって米のトレ...全文を見る
04月30日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○筒井議員 農林漁業及び農山漁村の再生のための改革に関する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  農林漁業は、米、肉、乳製品、野菜、果物や魚介類などの食料や、生糸、麻等の天然繊維、また、建築資材となる木材を国民に供給するなど、国民が生きていく上で必須の衣食住を賄っている唯一の...全文を見る
05月08日第171回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○筒井委員 民主党の筒井信隆でございます。  今回の世界同時不況、これは供給側に主たる原因があるのではなくて、需要側にある。需要不足が大きなこの不況の原因ですから、需要を創出しなければなりません。政府はそのために有効需要を創出する役割を果たす、今こういう課題が課せられているわけ...全文を見る
○筒井委員 私は先ほど厳密に言ったので、ケインズの政策が穴を掘って埋めるという公共事業であるとは全く言っていません。ケインズの言葉としてそういう言葉が言われている、こういうふうに先ほど申し上げたので。  それと、バーナンキがこういうふうなことを言っています。ヘリコプターマネーと...全文を見る
○筒井委員 ヘリコプターマネーはだれが拾うかわからない。一部しか拾わないでしょう。そして、定額給付金は全国民にばらまく。しかし、そのために八百億円の費用がかかっている。そういう違いはあるんです。違いはもちろんあるんですよ。全く同じだと言っていないんです。  だけれども、両方とも...全文を見る
○筒井委員 農水省が一番多い基金なんですが、この基金をどこにつくるか、どこで管理運営するのか、これがいまだに決まっていないものがたくさんある。一部は都道府県とかあるいは農業会議所とかに決まっているようでございますが、多くが、これから公募して民間団体に管理を委託する、民間団体にこの...全文を見る
○筒井委員 私が聞いているのは、今の政府が国にはつくらないという一般方針を立てているから聞いているんですよ。国の政策について、国には一切つくらないという方針を立てている。何でそうしたのかということなんです。最もふさわしいところにつくるのでいいんですよ、それは。この四十六全部につい...全文を見る
○筒井委員 それは後で聞きますが、まず、国にはつくらないという方針を立てているでしょう。それは立てていないんですか。国には基金はつくらないという方針を立てている。では、それをまず確認してください。それで、立てているとしたら、何で国の政策なのに国に基金をつくってはだめだということを...全文を見る
○筒井委員 私の質問に答えてください。私が聞いているのは、今度の基金は一切国には造成しない、こういう方針を立てているでしょうということをまず確認しているんですよ。
○筒井委員 そんなの聞いていないのです。はっきりしないんですか。同僚の細野豪志議員も後で聞くと思いますが、質問主意書に対して閣議決定された答弁、これを覚えていないのですか。私はそれを前提にして聞いているんですよ。  そこで、「補正予算においては、国に基金を造成するものはないが、...全文を見る
○筒井委員 では、読んでみますか。「平成二十一年度第一次補正予算においては、国に基金を造成するものはないが、地方公共団体等が基金を造成するために要する経費について予算措置を行うことが国の政策の円滑な執行に資するものであると認められる以下の基金について、予算措置を行うこととしている...全文を見る
○筒井委員 いや、そんな新規とか何か言っているんじゃないんだよ、これは。「第一次補正予算においては、国に基金を造成するものはない」、はっきり言っているんです。だから、私はこんなところで争うことになるなんて思わなかったんだ、明確に閣議決定で答えているんだから。それを何で国でつくらな...全文を見る
○筒井委員 ここで時間をとるつもりはなかったんだけれども、そのことを全然認めなかったから。  それで、その上で、地方公共団体等に基金をつくる、その「等」の中には、先ほどちょっと公益団体ということを言われましたが、公益団体等も入るんですねということと、この基金は天下り先の団体につ...全文を見る
○筒井委員 天下り先団体を含めてこの基金を造成するんだということを今答弁されまして、これは民主党が前から強調していますが、この基金は、結局は、天下り先の方に金の管理を任せて、天下りをまさにこれからもやっていく、続けていく、この表明だということを今大臣は結果として述べられたんだとい...全文を見る
○筒井委員 天下り先団体であってもこの基金の造成を認める場合がある、先ほどそういう答弁をされた。今もその答弁は変わっていないんでしょう、今の答弁でも。
○筒井委員 だから、民主党は天下り全廃なんですよ、天下りそのものを。天下り先団体も全廃なんですよ。そういう立場から私は先ほどのことを言っているのです。天下りを認めて、天下り先団体もこれからも維持して、そして今度の莫大な金額のこの基金の運営をその団体に任す、こういうことが今の政府・...全文を見る
○筒井委員 米粉、飼料米の生産を促進するというのは私も賛成です。だけれども、そのためには、こういう一年限り、三年限りの措置ではなくて、仕組み、制度をつくらなければいけない。それが民主党の所得補償政策なんですよ。  それで、こういう一年限り、三年限りのものでは農家自身も喜ばない。...全文を見る
○筒井委員 大体、見せ金をした前科がある人が、確信を持ってよくそういうことが言えるなと思いますね。二〇〇七年補正予算、ここで、地域水田農業活性化緊急対策という五百億円もの予算を組みました。これは、似たようなあれなんですが、十アール当たり三万から五万円、このときは一回限り支給すると...全文を見る
○筒井委員 かつてではなくて、去年の話なんです、今。かつてと言ったら、もっといっぱいあるんですよ。去年の話の例、五百億円の予算を組んでおきながら三百八十二億円も使われなかった。こういうことは、今の政府・与党の一度限りのばらまきではこれからもずっと続くということを私は言っているんで...全文を見る
○筒井委員 そういうことを聞いているのではなくて、私は、農地集積化をしたいという政策目的であるならば、今、貸し手がいないのではなくて借り手がいないという現状を踏まえて、借り手の農業経営がきちんとできる、そういう方向に金を使うべきだ、それが逆転しているんじゃないかということを言って...全文を見る
○筒井委員 そういうことも排除していないんですよ。実際上は今までどおり農家が土地を持っていて、そして耕作もしている、だけれども、形だけ農協に土地を貸したという形にすれば、それで十アール当たり一万五千円入る、こういう仕組みなんですよ。  さらにもう一つ聞きますが、十人ぐらいがお互...全文を見る
○筒井委員 偽装と言われましたが、先ほどの、農協さんに土地を貸して、耕作は委託されて自分が今までどおり耕作をやる。これは偽装じゃないんでしょう。それは支給対象になるんでしょう。
○筒井委員 それで、さっきのABの方でいえば、Aの土地がBの土地の近くにあった、Bの土地がAの土地の近くにあった、そうしたらABがお互いに貸し借りをする、これは一定の合理性があるんですよ。その場合は偽装じゃないでしょう。これは、ABがお互いに貸し借りしたって、一万五千円の対象にな...全文を見る
○筒井委員 質問時間がなくなって、まだまだいっぱい聞きたくて、特に選択的減反、減反政策について麻生総理と石破大臣にお聞きをしたかったんですが、そこまでいく時間がありません。  それで、あと残った時間を、今の自民党の政策は補助金行政なんですよ、これを所得補償政策へ転換する、これが...全文を見る
○筒井委員 予定したものがほんの一部しか終わりませんでしたので、さらに予算委員会を続けていただけることを望んで、きょうの質問は終わります。  ありがとうございました。
06月09日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○衆議院議員(筒井信隆君) 突然の質問で驚いておりますが、先ほどからの小川委員の農地についての思い、そしてそれについての考え方、基本的に私も賛成でございまして、そういう考え方に基づいて今度の修正案を提起をしたわけでございまして、基本的にその修正案の原則は受け入れられたというふうに...全文を見る
○衆議院議員(筒井信隆君) 御質問、大変ありがとうございます。  耕作者が自ら所有すること、これが重要であり、適切である。これは先ほど質問に立たれました小川先生もそれを強調されておりますし、耕作者自ら所有する、そういう農業経営を家族経営という形でもってやってきたのがまさに日本農...全文を見る
06月11日第171回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○筒井議員 今、農業が大変危機的な状況にあることは、これはもう何回強調しても強調し過ぎることはないと思います。高齢化して後継者が入ってこなくて、しかも、五年先、十年先には農業をやる人がいなくなるのではないかという危険性さえ感ずるほどの状況でございます。これは一次産業全体に共通した...全文を見る
○筒井議員 今おっしゃったように、この法律が施行されてから十年以内にプラス一〇%、つまり五〇%の自給率、そのさらに十年後に二〇%、つまり六〇%の自給率を目指す、将来的には一〇〇%を目指す、これが私たちの方針でございまして、今のことについて具体的にお答えする前に、難しいとか、そんな...全文を見る
○筒井議員 わかりました。  政府・与党は六〇%への自給率向上なんというのをそもそも目指さないんですか。こっちが質問したらだめなのかもしれないからやめますが、そういうふうにさえ思いますよ。
○筒井議員 貿易自由化についての前段の先生の言われたことは、賛成、同じ考えでございます。貿易自由化によって各国の農業がつぶれたら、まさにこれは本末転倒でございまして、だから、今のWTOの交渉もゼロベースで考えていくべきだ、これはこちら側が与党に言いたいことでございます。  大体...全文を見る
○筒井議員 何か民主党の政策を誤解されているんじゃないかと思うんですが、私たちは、農家の所得を補償する、この点で所得補償制度を導入しようとしている。圃場整備とか何か必要なものは全部やめて、農家、個別のところに配分するなんて、一言も言ってないですよ。その点は完全な曲解だと言っても間...全文を見る
○筒井議員 農業を初めとした一次産業全体についての、まさに規範性のあるガイドラインを出して、一貫した農政の哲学、思想に基づいて、こういうふうにこれからの農業をつくっていくんだ、そういう将来展望も含めて示しているわけでございまして、これが絶対に必要である。  今、与党の農政はそれ...全文を見る
○筒井議員 まさに先ほども申し上げましたが、今の農政が猫の目農政という評価を受けて、そして補助金行政でわけがわからない。何百項目もの補助金をつくったり消したりして、しかもそのつくった補助金が一年限り、二年限り、三年限りのもので、農家にとってみても将来展望がそこからは何も出てこない...全文を見る
○筒井議員 現行の減反、生産調整がまさに閉塞感のもとになっているし、農業再生の障害になっている、この点は、今の石破大臣もその趣旨で答えられましたし、ほかのところでもそう言っておられて、私もその点、賛成でございます。  なぜそうなっているのか。今の生産調整、減反政策というのが中途...全文を見る
○筒井議員 減反をやめる、そう言いながら生産数量目標を設定しているというふうな趣旨の話がありましたが、減反はやめたいんですよ。だけれども、今の状態のままで直ちに減反を、生産調整を全部、需給調整もやめちゃったら、米価が暴落をして混乱しますから、そんなことは全然言っていないんです。 ...全文を見る
06月11日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○衆議院議員(筒井信隆君) おっしゃるとおり、第一条において、耕作者が自ら農地を所有すること、この重要な役割が規定されて、その権利の取得が規定されました。このことによってなおさら三条二項が基本であることがはっきり規定されたというふうに考えております。三条二項の方が基本であるという...全文を見る
06月16日第171回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○衆議院議員(筒井信隆君) 山田先生の御意見を今日お聞きをしていて、ほとんど賛成でございまして、先生の発言の御趣旨は、修正案によって何とか辛うじて達成できる、こう考えております。原案のままでは達成できない。先生のような与党の先生方おられる中で、なぜあんな原案がそのまま出てくるのか...全文を見る
11月12日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○筒井委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  このたび、農林水産委員長に就任いたしました筒井信隆です。  農林水産業は、食料の安定供給を含め、衣食住、エネルギー等、人間が生きていく上で最低限必要なものすべてを供給し得る上に、国土や自然環...全文を見る
○筒井委員長 これより理事の互選を行います。  理事の員数は、議院運営委員会決定の基準に従いまして八名とし、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は       石川 知裕君    梶原 康弘君       小平 忠正君    森本 和義君       森本 哲生君    北村 誠吾君       宮腰 光寛君    石田 祝稔君 をそれぞれ理事に指名いたします。...全文を見る
○筒井委員長 次に、国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。  農林水産関係の基本施策に関する事項  食料の安定供給に関する事項  農林水産業の発展に関する事項  農林漁業者の福祉に関する事項  農山漁村の振興に関する事項 以上の各事項について、実情を調査...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。      ————◇—————
○筒井委員長 この際、農林水産大臣、農林水産副大臣及び農林水産大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。農林水産大臣赤松広隆君。
○筒井委員長 次に、農林水産副大臣山田正彦君。
○筒井委員長 次に、農林水産副大臣郡司彰君。
○筒井委員長 次に、農林水産大臣政務官佐々木隆博君。
○筒井委員長 次に、農林水産大臣政務官舟山康江君。
○筒井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十一時五十四分散会
11月17日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○筒井委員長 これより会議を開きます。  農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官針原寿朗君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○筒井委員長 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。宮腰光寛君。
○筒井委員長 次に、江藤拓君。
○筒井委員長 次に、赤澤亮正君。
○筒井委員長 次に、石田祝稔君。
○筒井委員長 今のを確認しますが、七十億ではなくて百四十億必要なんだという説明を行政刷新会議できちんとしたのかという質問ですか。そういう趣旨でよろしいですか。
○筒井委員長 石田君、どうしてそういう言葉で集約できるのか、この所信表明のどの文章をそういう言葉で集約できるのか、それを指摘してください。
○筒井委員長 石田君、時間が来ておりますので、それを最後にしてください。
○筒井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五分散会
11月25日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○筒井委員長 これより会議を開きます。  農林水産関係の基本施策に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。福島伸享君。
○筒井委員長 次に、玉木雄一郎君。
○筒井委員長 次に、山岡達丸君。
○筒井委員長 次に、森本和義君。
○筒井委員長 次に、吉泉秀男君。
○筒井委員長 次に、山本拓君。
○筒井委員長 山本君に申し上げますが、ちゃんと指名を受けてから質問してください。
○筒井委員長 次に、伊東良孝君。
○筒井委員長 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時五分休憩      ————◇—————     午後一時開議
○筒井委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、お諮りいたします。  本件調査のため、本日、政府参考人として農林水産省大臣官房総括審議官針原寿朗君及び生産局長本川一善君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。     —————————————
○筒井委員長 質疑を続行いたします。小里泰弘君。
○筒井委員長 次に、加藤紘一君。
○筒井委員長 次に、石田祝稔君。
○筒井委員長 石田委員の質問は、固定部分についての税法上の扱いを聞いているんですか、それとも変動部分について。
○筒井委員長 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後三時四十二分散会
12月04日第173回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○筒井委員長 これより会議を開きます。  開会に先立ちまして、自由民主党・改革クラブ所属委員に対し御出席を要請いたしましたが、御出席が得られません。やむを得ず議事を進めます。  この際、御報告申し上げます。  今会期中、本委員会に付託になりました請願は四十二件であります。各...全文を見る
○筒井委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  農林水産関係の基本施策に関する件  食料の安定供給に関する件  農林水産業の発展に関する件  農林漁業者の福祉に関する件  農山漁村の振興に関する件 以上の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   ...全文を見る
○筒井委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前十一時十八分散会