続訓弘

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続訓弘の2002年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月20日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第3号
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○続訓弘君 昨年春、我々与党三党が提唱した緊急経済対策を踏まえ、政府は、昨年四月六日、金融再生と都市再生を軸とする緊急経済対策を決定し、小泉内閣発足後、直ちに総理を本部長とする都市再生本部を設置するとともに、精力的な検討を経て既に三次にわたり具体的な十一の都市再生プロジェクトの決...全文を見る
○続訓弘君 ただいま各省から平成十四年度の予算の概要について御説明をいただきました。  今、伺うところによりますと、予算額においてはまだまだ小さくてその緒に就いたばかりのように感じられます。いずれにいたしましても、このいわばごみゼロ型都市の再生は小泉内閣の目玉でもございます。各...全文を見る
○続訓弘君 是非、せっかくの御努力をお願い申し上げます。  各省はもう結構ですから、お引き取りいただきまして、どうぞ。御苦労さまでした。  次、第二点は、国際交流・物流機能の強化について伺います。  グローバル化が進む中、我が国が世界とアジアに伍して国際競争力を維持発展させ...全文を見る
○続訓弘君 どうもありがとうございました。  それでは、羽田の、羽田空港の再拡張につきましては早急に調査を完了させるとともに、環境アセスメントについても東京湾における既往の試験を最大限活用する、あるいは工事実施と並行させながらアセスを行うなど一層の工夫が必要と考えますが、この点...全文を見る
○続訓弘君 あえて私が御質問申し上げた理由は、これには旧運輸省、旧建設省と、こういう縄張があります、恐らくね。しかし、その縄張を越えて、扇大臣が常々おっしゃったのは、統合のメリットを生かすんだ、それが国民の負託にこたえることなんだ、強力なリーダーシップの下にこれをやり遂げるんだと...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。  それでは、第三点目、民間の都市投資活性化への支援について伺います。  千四百兆に上る個人金融資産を始めとして、潤沢な民間資金を都市分野への投資に振り向けることが将来の世代に継承する世界に誇れる豊かな都市ストックの形成につながり、中長期的...全文を見る
○続訓弘君 都市再生法の資料を拝見いたしましたところ、今回のこの民間事業者による都市再生の促進のスキームの絵を見ました。そういたしましたところ、民間プロジェクトに対する今お話ございましたように、金融の支援、平成十四年度予算で百億を予定していると。その百億を予定しているけれども、事...全文を見る
○続訓弘君 以下は私の意見であります。  昨日、藁科委員が実は川辺川ダムの建設に関連をして御質問されました。私は、それに対してなるほどなと、やはり民間の有識者が懸命にいろんなことを考えているんだなという感じを持ちました。そしてまた、今日も昨日も関西三空港の件について議論がござい...全文を見る
03月28日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
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○続訓弘君 お三方には大変御苦労さまでございました。貴重な御意見を賜りまして、ありがとうございました。  私は、東京都出身なんですね。そこで、若干反省を込めまして幾つかの点を御質問申し上げます。  二十年前、丹下健三先生があるシンポジウムで、これは新聞社主催のシンポジウムでこ...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。  なお、東京都は臨海地区四百四十八ヘクタールに対して一兆七千億もの公共投資を行い、もうすべてインフラは整備できたわけです。ところが、実はお客さんがおいでにならなくてパンクの状況になっちゃったと。これは私は失敗だと思っていません、東京都なるが...全文を見る
○続訓弘君 小泉先生と石田先生に、時間がございませんので、お二人がお述べになりました、東京にも木造密集地がたくさんございます。これの解決は、やはり行政としてちゃんとやらなければならない課題だと我々は認識しておるわけであります。しかし、伊藤先生がおっしゃったように、この木造市街地の...全文を見る
○続訓弘君 今回、提案されました都市再生特別措置法案は、昨年五月八日、小泉内閣の構造改革の最重要課題の一つとして、都市再生に政府を挙げて取り組むために設置されました都市再生本部が一年間の活動実績を踏まえて取りまとめられたものと理解しております。  そこで、法案の内容について以下...全文を見る
○続訓弘君 各種ソフト施策の中でも最も重要なのは居住環境の向上であると思います。本法案において、第一条に都市機能の高度化及び都市の居住環境の高度化を図るとして、都市再生の目的の中でこれを明確に位置付けられていることは高く評価できると思います。  大切なのは、具体的にどのように居...全文を見る
○続訓弘君 都市再生のもう一つの側面は経済対策であると思います。これには、現下の国や地方公共団体の財政状況から見れば、従来型の公共投資主導ではなく、民間活力を最大限活用する民間主導型しか考えられません。  そのためには、従来から民間の都市開発投資に対して阻害要因となっている様々...全文を見る
○続訓弘君 次に、都市再生特別地区について伺います。  都市再生特別地区は、既存の規制をすべて適用除外にするということでございますが、こういった手法により民間の活力が最大限生かされ、民間の都市開発投資が促進されることは大変好ましいことでありますが、一方で周辺住民や環境への影響が...全文を見る
○続訓弘君 実は、この点につきましては、先ほど、午前中の参考人質疑の中でも参考人それぞれが懸念をしておられましたので、是非よろしくお願いを申し上げます。  次に、都市開発事業を円滑に進めていくためには、都市計画、建築規制の特例や金融支援のほかにも、周辺の交通処理に関する警察行政...全文を見る
○続訓弘君 最後に伺います。  東京を始めとする大都市圏の現状は、慢性的な渋滞、緑やオープンスペースの不足、防災上危険な地域が存在するなど、いわゆる二十世紀の負の遺産を抱えております。このため、都市に住む人々の生活の質や国際競争力の低下を来しているのが現状でございます。  こ...全文を見る
○続訓弘君 都市再生本部は昨年の五月八日に発足をしましたけれども、これは小泉内閣の目玉でもございます。小泉内閣総理大臣を長として、全閣僚がこのメンバーであるわけです。その意気込みをひしと感じながら、大いに仕事をしていただくことをお願いして、質問を終わります。  どうもありがとう...全文を見る
04月01日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○続訓弘君 私は、石原行革担当大臣並びに人事院総裁に、公務員制度の基本に関連をして何点か伺わせていただきます。  第二次大戦後を機会に、連合国は我が国の旧制度を解体して、新たな民主主義を確立することを目的とした、人事院を始め、教育委員会制度や国家公安委員制度などのいわゆる行政委...全文を見る
○続訓弘君 人事院弱体化の典型例は天下り規制の見直しであります。  昨年十二月二十五日に閣議決定されました公務員制度改革大綱では、民間企業への天下り規制について、現在の人事院による承認制を廃止して各省大臣による承認制に移行するとしておりますが、私は天下りの大臣承認制には非常に問...全文を見る
○続訓弘君 私は公務員制度改革大綱が出されました直後の新聞の社説や有識者の投稿などを読みました。いずれも大臣承認制については厳しい批判を載せております。つい先ごろ、農水次官が国民的関心の的になっている食肉業界団体への天下りを農水大臣が御存じなかったことや、税理士になった国税OBへ...全文を見る
○続訓弘君 今、石原大臣もいみじくもおっしゃいましたように、国民の天下りに対する批判は大変厳しゅうございます。石原大臣御自身がいろいろ努力されていることは承知しております。例えば、給与の、天下りの給与の一〇%カットやあるいは退職金の三〇%カットという大変難しい仕事もやっていただい...全文を見る
○続訓弘君 また、今回の改革では、国家公務員の労働基本権の制約を引き続き維持することとしております。  本来、公務員の労働基本権が制約されていることの代償措置として、独立第三者機関である人事院が給与勧告を行うとともに、給与に関する細目的事項は自ら定めるなど、民間企業であれば労使...全文を見る
○続訓弘君 私は長年行政に携わってまいりました。したがいまして、今のような民主主義の原点である言わば委員会制度の発足、その趣旨も私なりに理解しているつもりでございます。そういうことから幾つかの点を質問させていただきました。  今日はありがとうございました。ありがとうございました...全文を見る
04月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第3号
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○続訓弘君 私は、前回、四月一日の委員会に引き続きまして、公務員制度の問題について何点か伺わせていただきます。  まず最初に、公務員の研修制度について伺います。  最近問題になっております政治家と官僚の接触の仕方や政官業をめぐる不祥事等の問題が発生するたびごとに問われるのは、...全文を見る
○続訓弘君 私がお願いをしたいことは、やはり公務員の倫理観なり正義感なり、そういうものを担保していただきたいと、こういう意味で申し上げたわけであります。  引き続きまして、天下りについての人事院の事前承認制について伺います。  前回の委員会で石原大臣は、人事院が行う事前かつ個...全文を見る
○続訓弘君 是非、そういう考え方を貫いていただきたいと存じます。  次に、キャリア公務員の早期退職慣行の是正について伺います。  石原大臣は、先日、私への答弁の中で、現在行われている五十二、三歳で肩をたたく勧奨退職制度がいつまでも可能であるとはだれも認識していない旨の答弁がご...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。  次に、官民人事交流について伺います。  いわゆる官民人事交流法や任期付職員法の制定の背景並びに目的について、人事院総裁から伺います。
○続訓弘君 去る三月の二十八日に、人事院と総務庁、共同で公表されました民間から国への職員の受入れ状況は、平成十三年八月十五日現在四百二十二人であります。その内訳は、常勤百九十七人、非常勤二百二十五人であります。二年前の平成十一年八月十五日現在では三百二十九人で、内訳は、常勤が百二...全文を見る
○続訓弘君 大臣や総裁のせっかくの御答弁ではございますけれども、私は猛省を促したいと思います。  なぜならば、このいわゆる官民交流法のできた理由はもう篤と御存じなんですね。あれは衆議院の総務、内閣委員会だったと存じますけれども、共産党の委員が各省で調べられまして、そして、この三...全文を見る
○続訓弘君 もういいです、時間がありませんので。  そこで、総務大臣は各府省の人事あるいは組織、そういうものを全部統括しておられるわけですから、定数を含めて、そういうことで、号令を掛けていただきたいということを御要望申し上げます。  次に、国と地方との人事交流について伺います...全文を見る
○続訓弘君 私は、ゆうべ、NHKの、何といいますかあれは、「NHKスペシャル」を長時間見させていただきました。そして、その間、片山大臣がいろんなことを言っておられました。最終的に言っておられたことは、日本の明日は地方自治にありますよ、構造改革は地方からだ、地方の構造改革なくして国...全文を見る
04月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○続訓弘君 私は、具体的な法案の質問の前に、大きな物流政策の一つとして何点か伺います。  それは、四月の五日に毎日新聞の「経済観測」、この中に「空港亡国論」というのが論じられておりました。ちょっと読ませていただきます。「いま日本は、空港の無計画な乱立による亡国の危機に瀕している...全文を見る
○続訓弘君 私は今、「空港亡国論」を読ませていただきましたけれども、私自身がこの考え方にくみしているわけでもないわけです。ただ、国民の中にこういう意見があると、これをやはり当局、当事者として、大臣として、やはり責任を持ってこれに対する、今お話ございましたが、反論をされる必要がある...全文を見る
○続訓弘君 改正案は、鉄道事業者は、利用者の利便の増進を図るため、他の運送事業者その他の関係者と相互に協力して、連絡運輸、直通運輸その他の運輸事業者の運送との間の旅客の乗継ぎ又は貨物の引継ぎを円滑に行うことが必要だとしておりますが、ハード面のみならずソフト面での対応が重要だと考え...全文を見る
○続訓弘君 最近、鉄道事業者による事業円滑化のためのソフト面での対応が進んでおりますが、これに対する当局の対応をお聞かせください。
○続訓弘君 国土交通省は、以前からモーダルシフトの推進をスローガンに掲げているにもかかわらず、モーダルシフトは遅々として進んでおりません。貨物、鉄道貨物の輸送量は年々減少傾向にございますが、この原因をどのようにとらえ、どのような対策を考えておられるのか、伺わせていただきます。
○続訓弘君 次に、貨物運送取扱事業法の改正について伺います。  今回の法改正に際して、関係者の意見は十分聞かれたのかどうか、この点をまず一つ。そしてまた、その意見開陳の場でどのような方向性が打ち出されたのか、この点も伺わせていただきます。    〔理事藤井俊男君退席、委員長着...全文を見る
○続訓弘君 第一種利用運送事業の参入規制を許可制から登録制に改める理由とそのメリットについて御説明願います。
○続訓弘君 第二種利用運送業の対象に海運を追加する理由及びその効果について伺わせていただきます。
○続訓弘君 次には、貨物自動車運送事業法の改正について伺います。  今回、トラック事業の営業区域規制を廃止するに至った理由とそのメリットについて伺います。
○続訓弘君 先ほども同僚議員から御質問ございましたけれども、交通事故と並んで環境問題もトラック事業の懸案事項であり、健康被害の原因とされる自動車の排気ガスからのNOx、窒素酸化物やPM、浮遊粒子状物質による大気汚染は深刻な状況にございます。一方、CO2、二酸化炭素の増加による地球...全文を見る
○続訓弘君 最後に、これももう既に大臣が何回かお答えいただいておりますけれども、物流は経済社会を支えるインフラとして非常に重要だと考えますが、今後の物流政策の基本的な方向について、大臣の考え方を伺わせていただきます。
○続訓弘君 せっかくの努力をお願い申し上げまして、終わります。
04月16日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○続訓弘君 建築基準法等の改正及びハートビル法の改正に関連して、何点か御質問申し上げます。  都市再生特別措置法が成立、公布され、都市の再生に向けて大きく一歩を踏み出しました。都市の再生は、二十世紀の負の遺産を再生し、二十一世紀型の社会に対応した都市づくりを進めることであると言...全文を見る
○続訓弘君 今お答えがございましたように、私も調査をしてみました。告発は何と全国で二年ないし三年でたった一件あるかないかぐらいであります。また、告発につきましても、実は警察が嫌がる、こういうことで、これまた今お答えございましたように、余り積極的ではございません。しかし、依然として...全文を見る
○続訓弘君 先ほど具体的に申し上げましたように、阪神・淡路の例、一六・三%が実は金融機関の言わば融資に基づくものであると。一方、六・三%は金融公庫だと。そういう意味でも、金融公庫が仮に五年後に廃止された場合には、このような実績が、あるいはこれ以上の実績が上がるように、是非、指導監...全文を見る
○続訓弘君 どうぞよろしくお願い申し上げます。  ハートビル法の改正について伺います。  今回の改正では、新たに一定の建築物に対してバリアフリー化を義務化するとともに、努力義務を課する建築物の対象範囲を広げるなど、規制面の強化が図られることとなりますが、私としては第九条関係の...全文を見る
○続訓弘君 基準を設けて施設を整備しても、健常者の視点のため、利用者にとって全く効果がなく、むしろ結果としてバリアが強まったと感じるケースも少なくないと聞いております。  例えば、車いすのトイレをせっかく作っても、トイレットペーパーのペーパーホルダーの設置位置が高過ぎて、車いす...全文を見る
○続訓弘君 次に、建築基準法等の改正案について伺います。  今回の建築基準法等の改正案には、容積率、建ぺい率の数値を始めとして、建築物の形態を規制する様々な制限の内容について選択肢の拡充が盛り込まれております。このような改正は、都市部での居住機能の回復、土地の有効高度利用の推進...全文を見る
○続訓弘君 今御答弁ございましたように、地方公共団体の意見を積極的に取り入れて本改正をやったんだというお話、大変ありがとうございました。  地域の特性に即したまちづくりを進める上では、単に各種の規制をいたずらに緩和するのみでは地域の固有の景観や環境の保全の観点から十分ではない場...全文を見る
○続訓弘君 今御答弁ございましたように、規制と緩和とバランス良くいろいろ考えていると、そしてそういう手法の下に都市計画を大胆に進めていくんだというお話、大変ありがとうございました。是非そういう方針で臨んでいただきたいと存じます。  都市は、多くの人々が集まって住み、働き、憩う場...全文を見る
○続訓弘君 提案できる都市計画の内容は、都市計画のマスタープランである整備、開発及び保全の方針等を除き、どのようなものでも対象になるものと伺っております。このことは、要件に適合していれば様々な提案を随意に成し得るということになります。  そこで伺います。  今回の改正案におい...全文を見る
○続訓弘君 地区レベルの詳細なまちづくりのルールを定める地区計画制度は、昭和五十五年の創設以来着実にその地区数と指定面積を増大させており、近年では年間約二百五十地区ずつ増加する傾向にあるようであります。  そこで伺います。  地区計画制度には類型が多数あり、区域内で受けること...全文を見る
○続訓弘君 最後に、この今回の建築基準法等の改正案に対して私の感想を申し上げて、終わらせていただきます。  今回の建築基準法等の改正案に盛り込まれました容積率等の選択肢の拡充、迅速な容積率等の緩和制度の創設、都市計画の提案制度、地区計画の整理統合は、いずれもこれまでの都市計画制...全文を見る
04月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第12号
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○続訓弘君 公明党の続でございます。  本日は、野村参考人には、建築物バリアフリー検討委員会の委員長として、また社会資本整備審議会の委員として貴重な経験から御発言をいただきました。そしてまた、川内参考人からは、御自分がスポーツ事故で障害者になられ、かつ一級建築士としてこれまた長...全文を見る
○続訓弘君 私は、一つの提案を申し上げたいと存じます。  利用者のために少しでもバリアフリー対応が進むようとの観点から、バリアフリー目安箱あるいはバリアフリー一一〇番といった形で地方公共団体などが建築物、町のバリアフリーに関する利用者の意見を随時受け付け、該当する建築物等の所有...全文を見る
○続訓弘君 それぞれ御意見いただきまして、大変ありがとうございました。確かに、御指摘のようなフォローアップするべき点はあるかと存じます。大いに研究させていただきます。  そこで、次は、もう一つお伺いいたします。専門家の育成の必要についてでございます。  建築物の所有者、管理者...全文を見る
○続訓弘君 どうもありがとうございました。
04月25日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第13号
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○続訓弘君 本日審議いたしますハートビル法は、福祉国家の実現を党是とする我が党の森本晃司建設大臣の下で、平成六年六月に制定された法律であります。その意味で、七年余の歳月とこの間の運用の実績、とりわけバリアフリー化について社会全体の認識が深まってきていることを踏まえて、制度の一層の...全文を見る
○続訓弘君 バリアフリー化の現状及び目標について、ただいま岩村局長から具体的なお話がございました。  私は、国民の皆様にやはりこういう目標が具体的に感覚的に分かるようなそういう目標の設定が必要ではないのか。先ほど申し上げましたように、平成六年の六月に定められた生活社会福祉空間づ...全文を見る
○続訓弘君 建物の中でも国民生活に最も密接にかかわるのは何といっても住宅であります。私が都政を担当していた十数年前のことですが、スウェーデン政府の高齢者福祉に関するレポートの中に、高齢者福祉は住宅に始まり住宅に終わるという表現があると聞いたことがございます。  東京都がシルバー...全文を見る
○続訓弘君 一昨日の参考人質疑におきましては、一般の方々の意識の向上に向けた啓発や行政の窓口の相談体制の整備、更には建築主が気軽に相談できる専門家の育成が重要であるとの指摘がございました。例えば、住まいのバリアフリー改修を希望する住まい手の相談に乗ってくれる専門家として、各地の商...全文を見る
○続訓弘君 次に、総合的なバリアフリー対応の推進について伺いたいと思います。  平成十二年に制定されました交通バリアフリー法に基づき、本年の三月十四日の時点で既に十市町村が基本構想を作成、公表済みであります。今後は、これらの構想に基づき、重点整備地区における旅客施設等のバリアフ...全文を見る
○続訓弘君 次に、災害時の対応に関連して伺います。  災害時には予測し得ない様々なことが起こり、その中で高齢者、身体障害者等は安全に避難できるのかといった不安が存在いたします。これらの不安を解消するため、例えば非常用エレベーターの設置の促進、非常用階段のそばに車いすが一時的に停...全文を見る
○続訓弘君 最後に、努力義務に関連をして伺います。  努力義務の内容となる利用円滑化基準が建築主にとっても厳し過ぎ、建築主がそれに適合した建築、修繕、模様替えをあきらめ、結果として何も対応を取らない状況も考えられます。言い換えれば、利用円滑化基準がバリアフリー対応の促進について...全文を見る
○続訓弘君 日本が平均寿命のみならず、住宅、社会資本の質の面においても世界に名だたる生活大国、長寿大国となりますよう、ハートビル法を含む関連施策を総動員して実効性のある福祉インフラの整備に扇大臣が真剣に取り組まれることを御要望申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  あ...全文を見る
05月20日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
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○続訓弘君 私は、政策評価について御質問申し上げたいと存じます。ただいま、山本委員の質問と若干ダブることがございますけれども、お許しをいただきたいと存じます。  この制度は、これまで予算の獲得、法律の作成などに重きを置いてきた役所の文化を、税金の重みを国民の視点からとらえた政策...全文を見る
○続訓弘君 次は、各府省が実施する政策評価についてはどうしても、政策を推進する立場の者が行うわけでありますから、客観性が欠けるおそれがないとは言えません。そこで、客観的でないような場合には、先ほどもお答えがございましたけれども、総務省が代わって評価を行うような仕組みも用意されてお...全文を見る
○続訓弘君 最後に伺います。  これは、先ほど山本委員との関連ですけれども、独立行政法人制度は平成十三年度から導入されましたけれども、早くも独立行政法人への天下りだとか、あるいは役員数が多いとか、あるいは給料が高過ぎるとか、そういう批判がございます。  四月の十四日の朝日新聞...全文を見る
○続訓弘君 この政策評価に関しては、国民が大変関心を持っておられます。税金の重みを知ってほしい、無駄を省いてほしい、そして国民の目線での行政を果敢に実行してほしい、こういうことで私は政策評価ができたと思います。したがって法律もできました。同時に、今お話しのような、独立行政法人に対...全文を見る
○続訓弘君 続いて第二点は、原子力圧力容器からの漏水事故について伺います。  その一番は、発見されたのは何時か、漏水検知システムはどうなっていたのか。事故原因究明の現状はどうなっているか。漏水処理、漏水箇所の検査、補修に当たった職員の被曝線量はどれくらいか。四番目に、事故再発防...全文を見る
○続訓弘君 終わります。
06月06日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○続訓弘君 公明党の続でございます。本日は、丸山参考人、門田参考人、千代崎参考人、それぞれ貴重な御意見を拝聴させていただきまして、大変ありがとうございました。  まず、門田参考人に伺います。  先ほど阪神・淡路の貴重な御経験から、建て替え百八の中で三十五の経験を通じて具体的な...全文を見る
○続訓弘君 どうもありがとうございました。  続いて千代崎参考人に伺います。  千代崎参考人は、先ほど長生きマンションと、マンションが長生きするようなそういう相談に親身に乗っているんだというお話をされました。そこで、そういう御経験を通じて、マンションの建て替えを行うか否かの判...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。  続いて丸山参考人に伺います。  丸山参考人は、学者の立場でいろいろこの問題について研さんにこれ努めておられると存じますけれども、今、門田参考人、千代崎参考人から現場の立場で、このマンション建て替えは大変難しいという状況の報告もございまし...全文を見る
○続訓弘君 最後に、お三方に伺います。  本法案では、マンション建て替えに合意しない区分所有者の権利をマンション建替組合が買い取る仕組みが取り入れられておりますが、その際の買取り価格は時価によることとなっております。その時価について、紛争が起こらない評価方法としてはどのような方...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。
06月10日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第7号
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○続訓弘君 石原大臣、今日は御苦労さまでございます。  私は、二十一世紀臨調の緊急提言に関連して何点か御質問させていただきます。  去る五月の二十日に、経済界や学識者等で構成されます新しい日本をつくる国民会議、いわゆる二十一世紀臨調が公務員制度改革について緊急提言を小泉総理に...全文を見る
○続訓弘君 今、大臣から、西尾代表幹事と二時間にわたって議論を重ねられ、そしてお互いに理解をし合ったというお話を承れば、以後の質問は何もできませんけれども、せっかくですから具体的な問題について何点か伺わせていただきます。  今この委員会でも天下りの問題については大変問題になりま...全文を見る
○続訓弘君 提言では、大綱が早期勧奨退職慣行を維持する方針に基づいていることに反対して、早期勧奨退職慣行を廃止すべきだと主張しております。このため、当面は段階的には在職年数を五十七、八歳にまで引き上げ、より長期的には国家公務員の定年年齢を六十五歳までに引き上げるべきだとしておりま...全文を見る
○続訓弘君 提言では、大綱がいわゆるキャリアシステムを今後も引き続き維持しようとし、メスを入れていない点を批判しております。    〔理事岸宏一君退席、委員長着席〕  提言において指摘されているとおり、Ⅰ種試験合格者がその資格で採用されなかったためにⅡ種試験合格者の資格で採用...全文を見る
○続訓弘君 最後に、実は私は、今、お父様がお勤めの都庁に三十八年間も勤めておりました。都庁にはキャリアシステムはございません。したがいまして、お父様は、大臣も経験されました、官僚の良さも十分御存じだと存じます。同時に、都庁の組織も、今現職であられますので十分御存じだと存じます。し...全文を見る
06月11日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第19号
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○続訓弘君 私は、同僚議員がいろいろ御質問をされましたけれども、なるべく重複を避けながら、以下何点か御質問させていただきます。  分譲マンションは今や我が国全国の持家戸数の約一割、特に東京都にあっては約三割を占めるに至っており、都市の居住形態として定着している事実は周知のとおり...全文を見る
○続訓弘君 そこで、今の点に関連して質問いたしますが、現在法務省において区分所有法の改正案が検討されており、先般、中間試案のパブリックコメントも募集したと承知しております。その検討中の区分所有法改正案では、それら訴訟となった要因についてはどのように解決を図られることになるのか、お...全文を見る
○続訓弘君 是非とも、争いの種とならないよう、建て替え決議の要件を分かりやすく明確にされるよう御要望申し上げます。  続きまして、建て替えが問題となっている古いマンションは約半数が団地型であるとのことですが、団地は複数の住棟から成っており、現行の区分所有法の運用では、一棟ごとに...全文を見る
○続訓弘君 法務省当局に御要望申し上げます。  今回の区分所有法の改正に当たりましては、是非とも国土交通省と十分協議の上、法案の改正をお願いしたいと思います。  どうぞ、結構です、房村局長。ありがとうございました。  ニュータウンなどにおける団地型のマンションでは一団地の住...全文を見る
○続訓弘君 今、三沢局長からの御答弁の中にもございましたけれども、いろんな問題がございます。そういう行政との折衝事を含めた種々の手続が多いことから、マンションの建て替えは実際のところマンション区分所有者の皆さんだけでは難しいと考えております。  今お話がございましたように、東京...全文を見る
○続訓弘君 都の場合には、言わば住宅先進県と自負しておりますものですから、いろんな施策を積極的に進めるわけでございます。是非、国土交通省におかれましても、せっかく都がそうやって身近な住宅政策を懸命に進めておりますので、大いに言わば援助していただきたいということを御要望申し上げてお...全文を見る
○続訓弘君 国土交通省のデータによりますと、建築後三十年を超えたマンションでは六十歳以上の世帯の割合が三六%となっております。古いマンションには高齢者が特に多く居住しておられます。  そこで、伺います。高齢者の方々は先行きが不安のゆえに建て替えに反対する側に回り、建て替えが進ま...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。是非とも高齢者や低所得者に不安を与えないような施策をよろしくお願い申し上げます。  そこで、先ほど谷林委員から時価の問題について法務当局に伺われましたけれども、私は今度は国土交通省当局に伺わせていただきます。  本法案ではマンション建替組合...全文を見る
○続訓弘君 私、冒頭にも申し上げましたように、本法案は、さきに第百五十回国会で成立しましたマンション適正化法と相まって、言わばマンション施策の両輪でございます。是非この法案を通して都市再生を図られるよう強く要望を申し上げまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとうござい...全文を見る
07月08日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第9号
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○続訓弘君 私は、公務員制度改革に関連して、以下、数点伺います。  人事院は、去る七月三日に、国会と内閣に年次報告書を提出されました。その中に、「期待される公務員像と働きがいのある職場の実現を目指して」という特集を組んで、公務員志望者や国民の期待する公務員像についてのアンケート...全文を見る
○続訓弘君 また、去る六月十三日の読売新聞社が実施した官僚に関する世論調査の結果を見ますと、「官僚信頼せず」と答えた者が何と七四%となっておりまして、これは驚くべき数字だと言わなければならないと思います。そして、官僚の印象としては、「天下り」四一%がトップで、「政界・業界との癒着...全文を見る
○続訓弘君 天下りの問題については私はこれまでも本委員会の場で何度も御質問申し上げましたが、先般、読売新聞社が実施した官僚に関する世論調査の結果を見ましても、天下りについて尋ねたところ、認められないという人が過去三度の調査で最高の六七%に上り、能力ある人材の活用だから問題はないと...全文を見る
○続訓弘君 これ最後に、時間の関係もございまして、要望とさせていただきます。  これまで人事院は、中立的な第三者機関として、公平、公正に国家公務員の人事を扱ってこられました。これに対して、今回の公務員制度大綱は、どうしても各府省ごとの縦割りの人事管理を一段と強め、セクショナリズ...全文を見る
07月09日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第23号
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○続訓弘君 私は、道路運送車両法の一部を改正する法律に関連をして、何点か伺わせていただきます。  年間約五百万台排出される使用済自動車は、従来は解体業者や破砕業者においてリサイクル処理が行われてきたわけでございますけれども、産業廃棄物最終処分場の逼迫による最終処分費の高騰や鉄ス...全文を見る
○続訓弘君 是非適正な処理をお願い申し上げます。  続いて、不法投棄、違法な野積みが後を絶たないのは警察による廃棄物処理違反事案に対する取締りが強力に行われていないからではないかという指摘もございます。国民の皆様からすれば、警察は凶悪犯罪に対しては一生懸命熱心に取り締まられるけ...全文を見る
○続訓弘君 やはり何といってもこういう事犯に対しては警察が頼りなんです。したがいまして、今お答えございましたように、国民の不安にこたえられるように積極的な対応をお願い申し上げます。  続いて、今回の抹消登録制度の見直しによって不法投棄などがきちんと防止される仕組みになったのかど...全文を見る
○続訓弘君 続いて、自動車リサイクル法案では、制度施行後販売される自動車については新車販売時、制度施行時の既販車については最初の車検時に自動車ユーザーがリサイクル料金を負担し、これを資金管理法人たる公益法人に管理させるとのことでございますが、我が国の自動車保有台数は年々増加してお...全文を見る
○続訓弘君 ただいまお答えいただきましたように、一兆五千億円もの資金を管理するわけですから、徹底的な透明性、公開性というお話がございました。是非、国民の期待にこたえて、そういう運営をしていただきたい、このように要望申し上げます。  そこで、次は、家電リサイクル法ではテレビなどの...全文を見る
○続訓弘君 今お答えのようなひとつ指導を是非お願い申し上げます。  そこで、新車を買う人はリサイクル料金の違いで車の選択はしないと思います。本来は、費用は車価格に上乗せして、メーカーはリサイクルの過程全体で費用を減らす努力をする、いわゆる生産者責任の原則を取り入れることが本筋で...全文を見る
○続訓弘君 以下、野沢、池口両議員と重複をする部分があるかと存じますけれども、お許しをいただきたいと存じます。  リコール届出件数及び対象台数も年々増加しており、平成十二年度は百七十六件、二百四十万台、平成十三年度は百六十九件、三百二十七万台に達しております。国土交通省は型式指...全文を見る
○続訓弘君 一昨年摘発されました三菱自動車による企業ぐるみのリコール隠し、クレーム隠しは長年にわたって行われてきたと言われておりますが、発覚の端緒は、当時の運輸省が年一回の立入検査によって発見したものではなく、内部告発によるものと伺っておりますが、もし内部告発がなければ真相はやみ...全文を見る
○続訓弘君 是非万全の体制で臨んでいただきますことを御要望申し上げます。  最後に、扇大臣に伺います。  先ほど野沢委員にもお答えがございました自動車の車検制度の問題でございますけれども、先ほど御質問にもございましたように、国の車検制度の信頼を根幹から揺るがすような不正車検は...全文を見る
○続訓弘君 終わります。
07月22日第154回国会 参議院 行政監視委員会 第11号
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○続訓弘君 公明党の続でございます。  本日は、地震対策等について御質問申し上げます。村井大臣、御苦労さまでございます。  まず最初に、浜岡原発の二号機の漏水事故についてお尋ねいたします。  私は、去る五月二十日の本委員会におきまして、浜岡原発一号機の事故発生の原因並びに事...全文を見る
○続訓弘君 簡潔に。
○続訓弘君 先ほども申し上げましたけれども、地元の方々は大変不安を抱いておられます。是非原因究明とその対策について万全を期し、あわせて、地元の方々にちゃんとした説明をしていただきたいということをお願い申し上げまして、どうぞお帰りください。  引き続き、地震対策について伺います。...全文を見る
○続訓弘君 ただいまお答えがございましたように、大変な被害想定がもう既に計算されております。したがいまして、備えあれば憂いなしと申しますように、国、関係地方団体挙げてこの対策に万全を期していただきたいと、このように思います。  さて、中央防災会議が、昨年十一月、震度六弱以上と想...全文を見る
○続訓弘君 学校施設の七割以上は地域の防災拠点となっておりますが、公立小中学校の校舎、体育館のうち安全が確認されているのはわずかに七・五%にしかすぎません。残りは耐震診断を受けて改修必要とされたか耐震診断さえ受けていないことが消防庁の調査で明らかになっております。文部省によると、...全文を見る
○続訓弘君 最後に、村井防災担当大臣にお伺い申し上げます。  地震予知研究の推進、大規模地震に対する防災対策等々について、防災担当大臣としての御決意、それにこれから取り組むべき姿勢について御説明をいただきたいと存じます。
○続訓弘君 ありがとうございました。終わります。
07月23日第154回国会 参議院 国土交通委員会 第25号
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○続訓弘君 私は三十八年間もの長い間都政にかかわってまいりました。それだけに、本日は、三宅島千九百世帯、三千九百人の熱い深い思いを込めながら、三宅島問題について数点御質問させていただきます。解説を交えながら御質問いたします。  一昨年六月の二十六日の緊急火山情報の発令から始まり...全文を見る
○続訓弘君 泥流の発生源と考えられる雄山中腹の降灰状況は想像を超える状況のようであります。緑もほとんど失われており、森林による保水機能は全く期待できない状況であります。さらに、積もった灰は雨が地中に浸透することを妨げており、このため、雄山中腹より上部に降った雨はほとんど全量流れ出...全文を見る
○続訓弘君 いろいろありがとうございます。是非島民の期待にこたえるような施策を積極的にお願い申し上げます。  基幹道路である三宅島一周道路は、昨年四月までの七か月間不通でありました。泥流により道路が完全に破壊された立根地区に延長三十五メートルの仮橋が四月十八日に完成したことから...全文を見る
○続訓弘君 三宅島は東京から百八十キロメートル南に位置しており、交通手段としては東海汽船の連絡船か羽田からの航空便があります。その航空便の基地である三宅島空港は、火山ガスの流れる島の東側に位置し、ガスの影響を受けやすい場所であります。その被害状況はどのようなものであるか、御説明く...全文を見る
○続訓弘君 大噴火からおおむね二年を経過し、火山ガスの噴出も徐々にではございますが減少傾向にあると伺っております。  そこで、住民の間では帰島の期待が高まってくるわけでありますが、その帰島に際して、高齢者や子供たちにとって長時間の船旅、更には波浪による船の揺れは耐え難いものであ...全文を見る
○続訓弘君 是非、島民の期待をする航空路の整備、そしてまた運航について特段の配慮をお願い申し上げます。  一昨年九月ごろから噴出している火山ガスが島民の帰島を遅らせている最大の原因と考えられますが、当初、日量二万ないし五万トンだったのが、今年の二月の気象庁の発表では五千から一万...全文を見る
○続訓弘君 是非、言わば観測体制の充実強化についてお願い申し上げます。  先ほど来御説明がございましたように、道路の本格的復旧工事が始まり、砂防ダムも既に十五基建設されるとともに、引き続き十三基の工事も始まっており、確実に泥流に対する安全性が高まってきております。また、火山ガス...全文を見る
○続訓弘君 今の扇大臣の御答弁を恐らく三千九百人の全島民は心の中で感謝を申し上げて聞いているんじゃないのかなと、こんなふうに思います。  今、御自身でお答えになりましたように、噴火の直後から数次にわたって現地を訪ね、そしてつぶさに現場を把握し、そして適切な指示を各部局に流してお...全文を見る
○続訓弘君 両省、よろしくお願いを申し上げます。  この災害が起こるまで三宅島には東京の竹芝桟橋から毎日定期便が運航しておりまして、毎年十万人を超える方々がこの島を訪れておりました。この定期便は三宅島から御蔵島を経由して八丈島に至る航路に就航しているわけでありますが、これらの島...全文を見る
○続訓弘君 今、三宅島に関連をする諸問題について何点か伺わせていただきました。扇大臣を始め、それぞれ真摯的にお答えをいただきました。どうか、三宅島の火山が幾らか止まり、そして全島避難が解除された場合には島民の生活が直ちに元どおりに復するような、そういう心温まる施策を期待申し上げま...全文を見る
11月18日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○続訓弘君 当委員会は、去る十一月十一日に石原大臣と中島人事院総裁から所信を伺いました。本日は、その所信を踏まえながら何点か質問させていただきます。  先ほど林委員も、またただいまは高嶋委員も御質問されました。若干重複するかもしれませんけれども、その点はお許しください。  石...全文を見る
○続訓弘君 先ほど高嶋委員も指摘されました国家公務員制度に対する各報道機関あるいは有識者の懸念、これについては具体的な新聞名を挙げて、例えば十一月一日の毎日新聞には「陰でコソコソ「改革」するな」だとか、あるいは東京新聞の十一月五日の社説では「これでは改悪になる」とか、あるいは十一...全文を見る
○続訓弘君 もう既に答弁をされましたけれども、今公務員の採用試験の企画立案機能を人事院から内閣に移行することについては、この仕組みが全体の奉仕者としての優秀な人材を安定して確保するためのものである性格上、中立公正性が厳に求められるところであります。  今回の改正が結果として時の...全文を見る
○続訓弘君 それでは、先ほども質問がございましたけれども、公務員制度に対する国民の最大の批判は、各省のセクショナリズムと天下り問題であります。  この問題につきましては、これまで度々本委員会で各党議員が取り上げてまいりました。私は、去る七月八日の本委員会で石原大臣に、天下りに関...全文を見る
○続訓弘君 それでは最後に、キャリア制度の問題については、二十一世紀民間臨調を始め多くの有識者がその廃止と新たな選抜養成制度の構築を提言しておられます。人事院総裁も去る十一月十一日の所信表明で、特権意識を醸成している現行キャリア制度の弊害を指摘されました。しからば、どのような見直...全文を見る
○続訓弘君 終わります。
12月02日第155回国会 参議院 行政監視委員会 第4号
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○続訓弘君 公務員制度改革に関する公明党としての意見を申し上げます。  一、公明党の基本姿勢。  (一)去る十一月二日の第四回党大会において内外に公にした、権力は国民の幸せのために使うべきである、政治は国民に対する奉仕のためにあるとの一貫した姿勢でこの問題についても対応する。...全文を見る
○続訓弘君 私は、長年、地方公共団体の、しかも固有職員として勤務した立場から、国と地方の人事交流についての問題点を指摘したいと思います。  憲法第九十二条は、「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基いて、法律でこれを定める。」と規定し、憲法上は住民自治が保...全文を見る
12月05日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
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○続訓弘君 私は、今日は総論部分を質問いたしまして、次に各論部分をやらせていただきます。  まず、独立行政法人化した効果について伺います。  独立行政法人制度がスタートしてから一年八か月が経過いたしました。独立行政法人制度は、これまで国が直接行っている事務事業のうち、一定のも...全文を見る
○続訓弘君 今、大臣からるる御説明をいただきました。私が質問したかったのは、土木研究所から始まって航空大学校まで至る既に十一の特殊法人化に対してどう評価しておられるかということを伺いたかったわけであります。  そこで、次は第二番目に、今の答弁は後に続く答弁だったと思いますけれど...全文を見る
○続訓弘君 私があえて指摘したのは、新聞報道によれば、要するにスリム化、独立行政法人化した理由は、国民の皆様が本当にああ良かったと、本当に国民のためにやってくれているんだなという、そういうことの理解が得られて初めて行政改革ができると思います。にもかかわりませず、今申し上げた報道で...全文を見る
○続訓弘君 せっかくの御努力を期待申し上げます。  平成十二年十二月十八日に特殊法人等整理合理化計画が閣議決定されるまでの間、行政改革推進事務局と各府省との間で激しく廃止、民営化、独立行政法人化の議論が行われたと承知しておりますが、その詳細の経過は国民の前に明らかにされておりま...全文を見る
○続訓弘君 ありがとうございました。  我々政治家が常に心しなければならないのは、言わば官僚がいろんなことを考えておられる、その官僚はどうしても保守的である、自分の組織を温存したいと、そういう意味では独法化というか、そういうものに言わば走りがちであります。しかし、本当の意味で国...全文を見る
○続訓弘君 今、御答弁によりますと、来年度予算で五百五十億の縮減が図られたという答弁をいただきました。大変結構なことであります。これこそ国民が期待する独立行政法人化だと思います。  今お答えございましたように、従来の特殊法人が、経営責任の不明確だとか、あるいは事業運営の非効率性...全文を見る
○続訓弘君 評価委員会に当委員会でこういう議論がありましたよということを是非お示しいただいて、改善方、お願い申し上げます。  さて、評価委員会の人選について伺います。  国土交通省の独立行政法人評価委員会のメンバーを見ますと、四十五人中二十六人が国土交通省関係の審議会のメンバ...全文を見る
○続訓弘君 評価結果が国民の目線で評価されるような人選をよろしくお願い申し上げます。  さて、評価結果の活用について伺います。  独立行政法人制度では、主務大臣が三年ないし五年の中期目標を定め、その目標を達成するために、独立行政法人は中期目標と年度計画を策定し、実施することに...全文を見る
○続訓弘君 次に、独立行政法人への天下り規制について伺います。  政府は、特殊法人等の独立行政法人化に伴い、三百二十八人の役員定数を二百二人に削減することとしています。昨年、五十八の独立行政法人の設立では、役員数が発足前に比べて三倍増となり、百八十六人も増えたことを併せると、実...全文を見る
○続訓弘君 いろいろありがとうございました。これで質問を終わります。
12月10日第155回国会 参議院 国土交通委員会 第9号
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○続訓弘君 私は、閣法第五三号東京地下鉄株式会社法案に関連して、東京都における地下鉄の一元化について伺います。  現在、東京都区部及び周辺地域は営団と都営の二つの事業者によって運営されており、今日では営団線が百七十七キロメーター、都営線が百九キロメーター、合わせて二百八十六キロ...全文を見る
○続訓弘君 いみじくも今、大臣から都営地下鉄と営団地下鉄の一元化が望ましい、将来はそうした方がよろしいんじゃないかという意見の開陳をいただきました。ありがとうございました。  そこで、今も大臣御自身もおっしゃいましたけれども、一日当たり七百五十三万人にも上る利用者の立場から見る...全文を見る
○続訓弘君 御案内のように、営団はドル箱路線、都営線はいわば行政路線、したがって赤字は当然であります。たまたま、今、大臣が御指摘いただきました四路線ございますけれども、一路線はもう既に黒字であり、あと二路線はもう一、二年のうちに黒字路線に転換いたします。最後の大江戸線、一兆円を掛...全文を見る
○続訓弘君 石原知事の記者会見によりますと、事務当局からの具体的なお話合いもないと、ましてや大臣と石原知事との間の、あるいは関係知事さんと、あるいは市長さんとの間の会議はあったかどうか分かりませんけれども、やはり今、大臣が熱心に説かれましたそういう趣旨で一日も早い完成が必要である...全文を見る
○続訓弘君 今回の大事故の原因は、去る十月一日の台風二十一号の影響を受けて座礁した船を二か月間も撤去せず放置していたことにあります。なぜ二か月間も撤去されず放置されていたのか、その間、国としてどのような指導をしていたのか、またこの事故を教訓に今後どのように指導していくのか、お答え...全文を見る
○続訓弘君 損害の補償につきましてはもちろん全額船主が負担すべきでありますが、我が国で発生したこの種の事故に対して、これまで船主が一〇〇%負担した例は皆無に等しいとされております。大島の場合、船主が全額補償する状況にあるのかどうなのか、現時点での国としての情報を開示願いたい。
○続訓弘君 今、長官から、一〇〇%補償する、そういうことを船主側から聞いていると、こういうお話をいただきました。仮に全額補償を受けられない場合は、結果として善良な大島町民が災難として甘受しなければならないのかどうなのか、国として何らかの救済の道はないのか、この点をお尋ねいたします...全文を見る
○続訓弘君 大臣からも積極的な御答弁をいただきました。恐らく大島漁民は大臣の御答弁を聞きながら一安心するんじゃないかと思います。是非、このことを再度確認をして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。