常田享詳

つねだたかよし



当選回数回

常田享詳の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。  私も松村議員と同様日本海側に選挙区を持つものであります。その上に、私どもの地元の山陰の沖にいまだに一万一千キロリットルを積んだナホトカ号の船尾が沈没しております。そういう立場から、この問題は松村議員と同様私にとりましても大変深刻な...全文を見る
○常田享詳君 重ねて大臣にはお尋ねいたしませんけれども、なぜこの二点を取り上げたかといいますと、このたび石川県、福井県、また私どもの地元の知事を初めお話を伺いますと、やはり各省庁にまたがっていて、いわゆる省庁間の壁といいますか、そういうものが初動態勢のおくれにつながったという声を...全文を見る
○常田享詳君 もちろん、申請が出てそれに基づいて調査をされるというのは当然だと思います。しかし、このたびの問題というのは、漁業者の方々が、みずからが生業を営んでいる漁場が油によって汚染されたと、もう早くこれを解決しなければ自分たちの生計も成り立たないわけでありますし、いても立って...全文を見る
○常田享詳君 いやいや、ないですよ、今申し上げたようにそれはないですよ。ないけれども、そういうことにもなりますから、そんなのわかってますよ、私もそんなことないというのは。ただ、そういう誤解を与えないためにもやはりしていただきたい。  もう一回お願いします。
○常田享詳君 よろしくお願いいたしたいと思います。  それでは次に、賠償請求についてでありますけれども、運輸省にお尋ねをしたいと思います。  賠償請求には六年の時効があるということについてであります。島根、鳥取沖の水深二千五百メートルの海底に船が沈んでいるわけでありまして、こ...全文を見る
○常田享詳君 といいますと、これちょっと驚くべきことでありまして、船が沈んでいるところというのは、これ海上保安庁からの資料でありますけれども、沈没位置は日本の海岸線から八十海里にあるわけでありまして、いわゆる二百海里以内で起きた海洋汚染事故については我が国に主権があるわけですね。...全文を見る
○常田享詳君 今、私どもの所管ではないというふうにおっしゃいましたけれども、これ運輸省の所管ではないんですか。課という意味ですか。いや、それはまことに今の答弁、遺憾だということを申し上げておきたいと思います。これ、後日きちっとしたあれをいただきたいと思います。委員長、よろしいでし...全文を見る
○常田享詳君 あわせて、船主の過失責任を追及する場合、船主に過失があれば賠償金は英国の保険組合、ナホトカ号は契約額約五億ドル、満額で六百億円の保険に入っていると聞いております。船主に責任があるということになればここから支払われるというふうに聞いているわけでありますけれども、石油海...全文を見る
○常田享詳君 今起こっている被害ですね、先ほどの答弁された、各県から上がっている被害とかそういったことについて早く示談をした場合は六〇%ですか、についてはということで早くやっていくというのは私も賛成であります。  しかしながら、今申し上げているのは沈んでいる船のことなんですよ。...全文を見る
○常田享詳君 もう一つ確認をしておきますが、先ほどの答弁で三国町の船首部分、これは船主責任で撤去させますとさっきおっしゃいましたよね。頭の方は船主の責任で、しっぽの方は船主の責任ではないということですか。頭が船主の責任ということは、しっぽの方、沈んでいる方も船主の責任ということで...全文を見る
○常田享詳君 こういう重要な問題であるにもかかわらず、常設の委員会で、ましてや事前に通告しておいて答弁いただけないというのは大変不本意であります。事が事でありますので、きちんとした回答を委員長お願いしたいと思います。  もう時間がそれで終わってしまいましたので、飛ばしまして、最...全文を見る
○常田享詳君 最後に、実はそのことにつきましては既に昭和六十二年三月に財団法人漁場油濁被害救済基金が漁場油濁被害防止対策事業報告書というのをまとめております。  この中でも、多くは言いませんけれども、C重油は処理剤によって乳化させないで、廃油ボール、ムース状とかエマルジョン化し...全文を見る
○常田享詳君 終わります。
02月26日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○常田享詳君 平成会の常田享詳でございます。ちょっと時間が追っていますので、きょうは地球温暖化の問題と重油流出事故の問題をお尋ねしたいわけでありますけれども、先に重油流出事故に関係してお尋ねをしたいと思います。  まず、その前に、我が国にとって、また環境庁にとりましても、地球生...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございました。  それでは、まず最初に、重油流出事故についてお尋ねいたします。  私も地元が鳥取県でございまして、とかく何かこの事故はもうちょっとすれば解決し問題が解消するように思われがちでありますが、我が県の沖合にはいまだに一万キロリットル以上を積ん...全文を見る
○常田享詳君 次に、バイオ技術による残留物の除去に関する研究開発の支援についてお伺いをしたいと思います。  自然界では、流出した油はそのほとんどが細菌類を中心とする微生物によって分解されておりますが、このような微生物を用いた環境浄化技術は、欧米ではその研究がかなり進んでおります...全文を見る
○常田享詳君 重油汚染について最後の質問をさせていただきたいと思います。  先ほど申し上げましたように、私の地元も鳥取県で、深刻な状況を抱えております。私も衆参の合同の視察団として、石川県、福井県に参加をさせていただきまして、その厳しい現実を目の当たりにしてまいりました。  ...全文を見る
○常田享詳君 私も、地方議会にいたときの経験からいきますと、なかなか今のような、法律上はそうでありますけれども、実際に国立公園等に地方自治体が何か手を出すということについては非常に厳しいいろいろあれがあるわけですね。  ですから、国立公園で、例えば鳥取砂丘で、私もかかわったんで...全文を見る
○常田享詳君 ぜひともお願いを申し上げたいと思います。  最後に、地球温暖化の問題で避けて通れないのは開発途上国の環境問題への取り組みに対する支援ではないかというふうに思っております。  この点で、当面我が国に最も影響のある国は中国であろうというふうに考えます。御存じのように...全文を見る
○常田享詳君 終わります。
06月05日第140回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
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○常田享詳君 私は、この四月二十八日から五月一日の間、同僚議員の方々と一緒にミャンマーを訪問してまいりました。旧ビルマであります。そして、第一書記、外務大臣、国家計画開発大臣と意見交換をしてまいりました。  その中で、国家計画開発大臣は、二〇一〇年から二〇四五年にかけて地球規模...全文を見る
○常田享詳君 重要な時期でございますので、農水大臣初めぜひ積極的に進めていただきたいと思います。  次に、中山間地域の多面的公益機能については、特に地方自治体レベルで認識が高まっております。  例えば、神奈川県においては、本年四月一日から県営水道料金を改定し、料金の一%を森林...全文を見る
○常田享詳君 局長は十分御理解をいただいていることと思いますけれども、ただ私がなぜこの問題を申し上げるかといいますと、農水大臣が先ほど言われたような基本方針がいずれ決まるだろう。しかし、中山間地はもう今どんどん消滅的状況にあるわけであります。したがって、そういうときに、地方が地元...全文を見る
○常田享詳君 実はもう御存じと思いますけれども、現在組みかえの大豆は、輸入されるときに遺伝子組みかえの大豆だという形では入ってきていないわけです。通常の大豆とまぜた形で輸入されているわけであります。ジャガイモもトウモロコシの加工品についてもそういう形であって、まざって入ってきてい...全文を見る
○常田享詳君 大臣の強い決意のあらわれと受け取らせていただきます。漁民は一日千秋の思い、今苦しい中で待っておりますので、また裏切るというようなことのないようにしていただきたいと思います。  最後に、質問ではなく要望して終わりたいと思います。  先ほどミャンマーに行ってきたとい...全文を見る
11月14日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。  このたびの法案は、財政的な量的抑制をかけることによって新しい二十一世紀の日本の構築を図っていく、いわゆる質的な転換を図っていく、そういう第一歩の法案であるというふうに理解しております。  質的転換を今後図っていく中で、私は、やは...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございました。  要望にさせていただきますけれども、私はもう今こそ中山問地域の多面的公益機能というものを、これは年間四十兆とも五十兆とも試算されているデータもあるわけでありますけれども、今インドネシアで起こっている火災等の実態を見ても、一たん森林を失った...全文を見る
○常田享詳君 そこで、もう一点お尋ねをしておきたいのでありますが、そのアメリカの包括財政調整法を議会等の仕組みが違う日本に導入してなおかつやろうということでありますけれども、財政構造改革法案とアメリカの包括財政調整法とを比較して、アメリカは成功したと言われたが、アメリカのように日...全文を見る
○常田享詳君 大蔵大臣の力強い御所見をいただけたところで、厚生大臣にお尋ねをいたします。  私は、薬害エイズの問題のときに、厚生委員会等で厚生大臣を初め参考人質問等にも加わらせていただいた者であります。そのときに、当時の厚生大臣に対して、あの問題が起きたのは、一に薬事法第一章の...全文を見る
○常田享詳君 安心いたしました。  そこで、今医療保険制度の抜本改革案が三党合意して示されているわけでありますけれども、この改革について、医療保険福祉審議会で今後検討されるわけでございます。  それで、私は、薬害エイズのときの審議会とかそういうもののあり方とは逆な意味で、やは...全文を見る
○常田享詳君 さらにお尋ねをいたします。  九月一日から医療保険制度の改革が行われておるわけでありますが、健康保険本人の自己負担率の引き上げとか薬剤負担の新設などによって、私どもが聞いておりますのでは六ないし七割の医療機関が一割以上患者さんが減ったと、いわゆるかなり受診抑制が起...全文を見る
○常田享詳君 現在調査中で十二月に結果が出るということでございますので、それを待ちたいと思いますが、ただ、今、大臣がおっしゃいました、行く必要のない人たちが行かなくなったという認識は私はやや問題があるのではないかなと。このことにつきましては、十二月の結果を見まして、また大臣の御見...全文を見る
○常田享詳君 それでは、改めて厚生大臣にお尋ねいたします。  厚生大臣は、このたびの薬価改定に伴って、過去行われてきた医療費の改定について今後どういうふうに取り組まれるおつもりでありましょうか。
○常田享詳君 先日の中医協において、厚生省は来年の薬価改定と四千二百億円の削減とは直接関係ないというふうにおっしゃっているようでありますけれども、そうしますと、今の大臣の御答弁とは食い違うのではないかなというふうに思うんですが、これはいかがでございましょうか。
○常田享詳君 ということは、薬価基準も当然その中に含まれるということでありますね。  それで、医療費改定の問題に返りたいと思いますが、先ほど申し上げましたように、かなり受診抑制が起こっているというようなことで、これから医療費の改定問題についてはかなりいろいろな要望も出てくるとい...全文を見る
○常田享詳君 やりくりするということは、これから医療費の問題も含めて考えていく、現在まだ結論を出しているわけではないということとに理解させていただきます。  それでは次に、このたびの薬価の問題です。薬価基準の問題の決め手は、日本型参照価格制度が本当に今、大臣が期待しておられるよ...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございます。ぜひ注目していただきたいと思います。  次に、参照価格制度が導入されますと、保険で給付される上限価格を定めて薬剤費の低減を図ろうとするものでありますから、上限価格内におさまる低薬価の医薬品を使用するというインセンティブが働くと思います、当然の...全文を見る
○常田享詳君 ピカ新からゾロ新に移る、しかしその後発品が安ければいいというものではないと思うんです。やっぱりその品質がピカ新に負けないものであらねばならないと思うわけであります。また、後発医薬品の中で同じ成分のものでばらつきがあったりしてもならないと思うわけです。やっぱりある有効...全文を見る
○常田享詳君 今、厚生大臣が期待をしておられる参照価格制度等、医療保険の改革にとりましては、私は医薬分業はどうしても進めなきゃならないことだろうと思っております。そうすれば薬価差益もなくなるわけでありますし、ソリブジンの問題等で起こるような重複投薬の問題等、そういったこともきちっ...全文を見る
○常田享詳君 医薬分業の推進につきましては、小泉厚生大臣は大変その必要性を認め、国立大学、国立病院等の分業等についても必要だ、そのことによって分業を早く進めていくんだということで大変御努力をしておられることを高く評価したいと思います。  厚生大臣に対する最後の質問は、けさの新聞...全文を見る
○常田享詳君 そこで、この問題に関してもう一点お尋ねいたします。  実は、こういう施設もそうですし、今介護保険制度の問題が取り上げられていますが、老人保健施設においては、現在、三百床未満の施設には薬剤師は要らないということになっているんですね、置かなくてもいいということになって...全文を見る
○常田享詳君 大臣、きのう日本病院薬剤師会でも新しい調査結果が出ておりますので、また御参照ください。
○常田享詳君 引き続き、質問をさせていただきます。  科学技術庁長官にお尋ねをいたします。  我が国は経済の面で大変な局面を迎えているわけでありますが、あわせて我が国の国民を含む人類の未来、二十一世紀には地球環境問題、食糧問題、エネルギー問題、資源問題など、まさに地球的規模で...全文を見る
○常田享詳君 力強い御答弁、ありがとうございました。  もう一点、竹島問題を考えておりましたが、時間がありません。ただ私は、外務省にこの機会に竹島問題について一日も早く韓国側ときちんとした形での話をしていただきたい。漁業協定の破棄も含めて、やはり決断する時期はもう来ているのでは...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
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○常田享詳君 お待たせ申し上げました。自民党の常田でございます。  私の地元では、日本一の漁獲量を誇っておりました境港が今、イワシが大変な不漁で、関係企業の倒産等が相次ぎ、厳しい状況に置かれております。また、重油流出事故の船尾部分はいまだに我が県の沖合に沈んだままであります。そ...全文を見る
○常田享詳君 現行の整備計画に基づく修築事業は平成六年度に着手して以来三年半を経過しておりますが、現在の事業進捗率はどのようになっているのでありましょうか。また、今回の変更により計画期間が二年延長されますが、単年度当たりではどの程度の予算削減が見込まれているのでしょうか。現在着手...全文を見る
○常田享詳君 さて、今回の一部変更は財政構造改革の一環として行われるものであり、漁港整備についてもむだを省いた効率的整備が求められることになると考えます。大型港湾に重点的に実施されると、零細な漁港の切り捨てになるとの不安の声も現場にはあります。  ことし初めに日本海で発生したロ...全文を見る
○常田享詳君 先ほど申し上げましたように、財政構造改革の一環として行われるわけでありますから、当然むだを省いた効率的整備が求められるわけでありますが、先ほど質問いたしましたように、漁港漁村の崩壊につながることのないように十分配慮して、きめ細かい対応をお願いしておきます。  次に...全文を見る
○常田享詳君 のど元過ぎれば何とかということは決してないと思いますけれども、ことしの初めのタンカー事故の際に日本海側の漁民を初め我々はどれほど心を痛めたか、また衆参両院におきましても現地視察をしていただく等、大変心配をしていただいたわけでありますので、こういうことが二度と起こらな...全文を見る
○常田享詳君 冒頭に申し上げましたように、今、水産業者の方は大変厳しい状況に置かれておりますので、円滑に事が運びますよう一層の御尽力をお願い申し上げておきます。  最後に、日韓漁業交渉についてお伺いをいたします。  過日、李鵬首相訪日時に中国との間の協定には調印がなされたわけ...全文を見る
○常田享詳君 農水大臣から大変理解ある前向きな答弁をいただき、ありがとうございました。  最後に、質問ではなく外務省に重ねてお願いをしておきます。  私は、独立国家として、特に領土にかかわる問題等については毅然とした態度で外交の場に臨む、お互いがそういうことを毅然とした態度で...全文を見る