常田享詳

つねだたかよし



当選回数回

常田享詳の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月14日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○常田享詳君 私は自由民主党の常田でございます。  このたびの法案審査に当たりまして、健康危機管理という観点から何点かお尋ねをしてみたいと思っております。  余り時間がございませんので、どうか答弁は簡潔に、そして今月号の文芸春秋で歌舞伎の楽しみ方を小泉厚生大臣が書いておられま...全文を見る
○常田享詳君 このことで時間が長引くのもなんでございますので。ただ、なぜそういうことを冒頭にお尋ねしたかといいますと、私は、危機管理という言葉がいろいろ使われているけれども、人それぞれのとり方できちっとした定義というか概念がまだ我が日本の場合は確定していないのではないかという思い...全文を見る
○常田享詳君 いや、もちろん私も今すぐにということを申し上げているわけじゃなくて、この医療保険制度の抜本改革の中で薬価基準制度にかわるべき新しい制度を検討する中で検討すべき問題だと。というのは、その目的にも合致するわけでありますし、これは勝手に薬剤師がやるということを言っているわ...全文を見る
○常田享詳君 結論を待ってということは、今私が申し上げましたような薬剤師の病棟活動とかそういったものを踏まえて、新たにきちんとしていくという方向性というものを踏まえた上でというふうに理解してよろしいですね。
○常田享詳君 そこのところを踏まえてということで理解をさせていただきたいと思います。  それでは、感染症予防・医療法に入りたいと思います。  まず、感染症予防・医療法に関しては、柔軟性と人権の確保が大切な課題だろうと思います。この種類の法律には、例えば特定の感染症の新しい予防...全文を見る
○常田享詳君 そこで、この件に関してはお願いしておりますが、当然のことながら、この法律が、らい予防法やエイズ予防法の教訓を今後の感染症患者の方々の人権、とりわけ最善の治療を受ける権利に生かされなければならないと私は考えております。そういった点に十分の配慮をしていただくよう要望して...全文を見る
○常田享詳君 このようなことが出てくるというのも、我が国の場合、本会議でも指摘がありましたが、CDCは約六千人いるんですね、ところが我が国の場合は情報センターで二十人ぐらいしか、もっとおられますかね。どちらにしても全然もう比較にならないし、プロジェクトチームをつくってこれに対応す...全文を見る
○常田享詳君 また、日本の感染症の専門医が百人程度だということはこの間も本会議で水島議員が指摘されたところで、実に寂しい状況であります。先ほども指摘したCDCの四つの予防戦略の中にも人材の育成というのが大事だということは私もそのとおりだと思いますので、大臣、ぜひとも専門医の育成に...全文を見る
○常田享詳君 そういう方がおられる事実は羽毛田局長もお認めいただいたわけでありますが、ここでお聞きしておきたいのは、MRSA院内感染のその責任はだれにあるのかということであります。  実例を挙げて申し上げたいと思います。千葉県のある例でありますが、ある知的障害者施設にいた五十歳...全文を見る
○常田享詳君 まさにその禁じておられることが現実には行われているということであります。  きょう、例の安田病院の院長に対して三年の実刑判決が出たわけであります。それで、こういった病院は私は非常にまれな病院であろうというふうに考えたいわけでありますけれども、実際多くの方々から患者...全文を見る
○常田享詳君 診療報酬については。
○常田享詳君 終わります。
04月16日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。四月十四日に引き続き、健康危機管理についてお伺いいたします。  小泉厚生大臣も南野先生の冒頭の質問に大変健やかに笑っておられましたが、その後はたと扇子を落とすようないいことがもしあったとしたら、また別の機会に教えていただきたいと思...全文を見る
○常田享詳君 医薬品卸の重要性は十分認識しているという御答弁をいただきました。  そこで、もう一点お尋ねをしておきたいことは、日本型参照価格制度では、償還基準以下においては、いわゆる参照価格以下については納入価イコール保険請求価ということになっているわけであります。しかし、それ...全文を見る
○常田享詳君 現在の状況はよくわかっているわけであります。ですから、私もさっき最後に申し上げたのは、これから二年間で抜本改革をやっていく、その審議の中でこのこともきちんと検討してください。今やってくださいと言っているわけじゃないんです、検討してくださいと言っているわけだから。検討...全文を見る
○常田享詳君 またこのことについてはいずれ議論をさせていただきたいと思いますが、私は今の局長の認識には納得はできないということだけは申し上げておきたいと思います。  感染症予防・医療法についてお尋ねを申し上げたいと思います。  情報の収集、公開とコミュニケーション、特に開業医...全文を見る
○常田享詳君 それでは次に、ワクチンの製造体制の整備と危機管理についてお尋ねをいたします。  我が国では、一九九四年に義務的接種が任意に切りかえられて以来、人口十万人当たりの接種率はたったの一人にまで低下し、ワクチンの量産能力も落ち込んでしまっております。その一方で、新型ビール...全文を見る
○常田享詳君 日本では、例のワクチンの問題があって接種をやめるということで有精卵をほとんど養鶏農家もつくらなくなった。成り立たないからです。ですから、いざつくろうと思ってもその原料となるもの、もとになるものが即できないというようなことでありますけれども、一方、日本以外の国において...全文を見る
○常田享詳君 最近、そういった点に着眼されて厚生省もいろいろ研究費等も増額して、やるべきところはきちんとやるという姿勢を強く打ち出しておられることは私は高く評価したいと思いますので、そういった中でこの問題も取り組んでいただきたいというふうに思います。  先ほど申し上げましたCD...全文を見る
○常田享詳君 大変前向きな答弁をいただきましたが、私はこのことは人権の配慮という面でも大事なことだと思うんです。やはりそういうことが起こったときに、HIVのときのような不当に人権が侵害される、それからデマ、中傷があらゆることでされるようなことのない、そういうことをきちんとするため...全文を見る
○常田享詳君 大変力強い答弁をいただきました。感謝を申し上げたいと思います。  警察庁は、一月二十九日、我が国は第三次覚せい剤乱用期に突入したと発表いたしました。摘発人数は昨年一年間で二万人に近づき、しかも三年連続の増加を示したのであります。実際の常用者は百万人を超すと言われて...全文を見る
○常田享詳君 外務省にも来ていただいたんですが、ちょっと時間の関係で、今警察庁の方から話が出ましたので、次回にまた質問させていただきたいと思います。  ただ、私は昨年ミャンマー、タイを訪問し、有志議員の方々と一緒に両国政府の高官に麻薬、覚せい剤の撲滅に対して協力を要請してまいり...全文を見る
○常田享詳君 大変いい御答弁をいただいたと思っております。  そういうことで、近々規制を課す方向でということでありますので、今の厚生省の答弁を受けて、警察庁は今後どのようにこの2CBに対して取り組んでいかれるのか、決意のほどをお伺いいたします。
○常田享詳君 ぜひお願いを申し上げたいと思います。  それでは、インターネットを介した未承認、違法薬物の流通についてお尋ねいたします。  WHOは本年一月、各国に対し、インターネットを介した薬物販売に対する現行法制度の検討を勧告するとともに、ヨーロッパに出回っている覚せい剤な...全文を見る
○常田享詳君 ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。  最後に、水道水の危機管理についてお尋ねをいたします。  平成七年一月の阪神・淡路大震災は、我が国の危機管理体制の不十分さをまざまざと我々に見せつけたわけであります。その際、上水道が破損し、飲料水の確保が大きな問題...全文を見る
○常田享詳君 終わります。
05月07日第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第12号
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○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。  国民健康保険法等の一部を改正する法律案に入ります前に、一つお尋ねをしておきたい問題がございますので、先にそのことから入らせていただきます。  四月十八日の朝日新聞に、「脳疾患四薬効かず痴呆症に多用 売上総額八千億円」という記事が...全文を見る
○常田享詳君 そうしますと、今の局長の御答弁でいきますと、私が申しましたこの新聞に出ている「医療費の抑制を図ろうとする大蔵省の強い「圧力」があった。当初、大蔵省の要請を深刻に受け止めていなかった厚生省幹部はいま、「効果なし」の試験結果にあわてふためいている。」というような実態はな...全文を見る
○常田享詳君 そのように信じたいと思います。  冒頭に申し上げましたように、私は薬の治験にしろ、また再評価にしろ、そういう財政的な側面から進められるべきことではない。あくまでも学問的な側面、また医療の質的な側面からきちんと定期的になされるべきものであると思っておりますので、ここ...全文を見る
○常田享詳君 今御答弁がありましたように早急に対処したいということでありますが、これはかなり繁用されている薬剤なんですね。そういうこともありまして、これはやはり速やかに対応していただかなければならないというふうに思いますので、今御答弁をいただきましたようにきちっとしていただきたい...全文を見る
○常田享詳君 通告せずで大変恐縮なんですけれども、大臣に一点。  実はこれはきのうの毎日新聞の夕刊ですけれども、アメリカのボストン小児病院でがん細胞を消滅させる新しいたんぱく質が見つかったということで、このたんぱく質を製造しているアメリカのバイオベンチャー企業の株価が一時七倍に...全文を見る
○常田享詳君 ぜひとも進めていただきたいと思います。  それでは、国民健康保険法等の一部を改正する法律案についてでありますが、その中の老人医療費拠出金に関する見直してあります。  私は、行革・税制特別委員会、昨年の暮れにも小泉大臣にその特別委員会でも例のキャップのことを質問さ...全文を見る
○常田享詳君 もちろんそのことだけではないと私も理解はしております。しかし、庶民的感覚から言えば、そういうグローバルな経済問題よりもやっぱり日々の身近な医療の問題、年金の問題、福祉の問題が一番実感として消費を抑制することに働いている、それだけではないけれども、それが大きな要素にな...全文を見る
○常田享詳君 病院薬剤師の配置基準につきましては、先般の当委員会においても質問をさせていただいたところでありますが、その後まだ配置基準の決定は見ていないと聞いているわけであります。  どこに問題があるのか、また今後の予定についてお尋ねをしておきたいと思います。
○常田享詳君 それではもう一点だけ、医療関係者審議会令についてお尋ねいたします。  同審議会令第一条に、医療関係者審議会は医師、歯科医師、保健婦、助産婦、看護婦、准看護婦、理学療法士、作業療法士に関する重要事項について審議するとされている。この審議会令から薬剤師が抜けているわけ...全文を見る
○常田享詳君 私は、先ほど申し上げましたように、分業が進んだ現在におきましては薬剤師は業務行政から医療行政にそろそろ移っていい時期にあるんではないかということで、これは要望をしておきます。  最後に、これも要望であります。厚生大臣に要望して終わりたいと思いますが、いわゆる介護保...全文を見る
05月21日第142回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。  まず、このたび農林水産省が植物新品種保護国際条約、すなわちUPOV条約に対応して我が国の種苗法を改正されることに対し心より賛意を表したいと思います。特に、今回の改正により品種育成者の権利が強化されますことは、我が国の育種の振興を促...全文を見る
○常田享詳君 今回の改正の中で、育成者権の効力が及ばない範囲として登録品種の自家増殖が明文化されたわけでありますが、このことにより、種苗業界の一部には品種の自家増殖が公に認められたととられかねないという危惧の声が上がっております。この点についていかがお考えでありましょうか。  ...全文を見る
○常田享詳君 ただいま説明を受けました契約に関してでありますけれども、契約で自家増殖の禁止をたとえ明記したとしても、悪質な違反が後を絶たないという苦情が寄せられていることをまず申し上げておきたいと思います。  それでは次に、第二十一条の第三項、自家増殖に関する例外として農林水産...全文を見る
○常田享詳君 指定すべきと考えている植物について今お話があったわけでありますが、それでは指定されない植物については、農業者が自由に自家増殖を行うという状態が固定化され育成者の利益が守られないことから、先ほども申し上げましたように、新品種開発が停滞するということになると私は考えるわ...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございました。  最近のテレビ報道によりますと、中国から輸入されたシイタケを広島県立大学でDNA鑑定いたしましたところ、品質のよい輸入品は我が国の登録品種を使用して生産されている可能性が極めて高い。シイタケに限らず、このような問題を解決するためには、中国...全文を見る
○常田享詳君 外務省、農水省の取り組みを高く評価し、さらなる御努力をお願いしたいと思います。  さて、農産物の原産国表示についてお伺いしたいと思います。  WTO体制による農産物の総自由化の中で原産国表示の重要性が増しておりますが、我が国でもJAS法により原産地表示義務品目が...全文を見る
○常田享詳君 それでは最後に、農林水産大臣にお尋ねいたします。  私は、これまで当農林水産委員会で何度か我が国の中山間地域の惨状について訴えてまいりました。中山間地域の集落では住民の高齢化、後継者不足、さらには耕作放棄地の増加が構造問題化し、崩壊の危機に瀕していることは周知の事...全文を見る
○常田享詳君 終わります。
06月08日第142回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第13号
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○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。  まず、戦後において我が国政府が独自に省庁の再編を行ったことは過去になく、その意味において今回の省庁再編法案は画期的なものであると私は思っております。  言うまでもなく、国会は国権の最高機関であります。立法府が巨大な官庁を国民...全文を見る
○常田享詳君 志方俊之帝京大学教授は、「危機管理の理念と実際」という文献の中でこのように述べておられます。危機管理にとって最終的に問われるものは、政治のリーダーシップであることに帰着する。なぜなら、危機管理のための行動では、それぞれの組織がそれぞれの特性と能力を生かして調整された...全文を見る
○常田享詳君 外相整いて内相おのずから熟すという言葉がございます。  私は、このたびの改革がやはり国民の方々に開かれたものであり、よりわかりやすいものでなければならないというふうに思います。組織が巨大になればなるほど秘密主義になりやすい。そして、徹底した情報公開がなければ恐ろし...全文を見る
○常田享詳君 この問題は、先ほど申し上げましたように国民の方々に開かれた行政を進めるという一方、国際社会の中で、やはり日本の国際戦略上からいっても、あらゆる情報を集積してその中から的確に日本の方向性を打ち出していくということがなければ、外交上も私は立ちおくれていくんではないかとい...全文を見る
○常田享詳君 私は、しつこいかと思われるかもしれませんが、この問題を取り上げておりますのは、四月三十日の衆議院の行政改革特別委員会での参考人質疑の際、佐藤行政改革会議委員は、今、小里総務庁長官が言われましたように、十分行革会議の中では審議する時間がなかった、むしろそういうことは先...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございます。  ぜひとも、後世においてこのたびの行政改革の問題が名称の問題でその真価が問われるようなことのないように、先ほど申し上げましたような品格のある、そして伝統と文化を重んじた、きちんと後世にも自信を持って胸を張って受け継いでいけるような省名にして...全文を見る
○常田享詳君 ルーズベルトは、恐怖以外恐れるものは何もないということを言っております。また、小渕外務大臣は、みずからは生まれながらの楽観主義だということをおっしゃっております。いたずらに私は恐怖感をあおる必要はないというふうに思いますけれども、北朝鮮の動向というのは日本に大変直接...全文を見る
○常田享詳君 外務大臣の御努力を高く評価したいと思います。  私は、先ほど申し上げましたように一回の訪問しかしておりませんので、何度も申し上げておるとおり非常にわかりにくい国だという思いしか、まだよくそれ以上わかりません。しかしながら、北朝鮮との間の二国間でお互い言うべきことは...全文を見る
○常田享詳君 通産大臣からも力強い御答弁をいただきましたので、よろしくお願いいたします。  私は、エネルギー問題とあわせて、アジアの食糧の問題また砂漠化の問題についても大変憂慮をしております。  言うまでもなく、今、人口では世界の約六分の一、九億人の方が砂漠化の影響を受け、世...全文を見る
○常田享詳君 大変心強い答弁、ありがとうございました。時間がもう追ってまいりましたので、まだ何点か用意しておりましたが簡単に。  もう一点は、麻薬・覚せい剤の問題であります。私は、昨年五月、ミャンマー、タイを同僚議員の方々と訪問いたしましたときに、ミャンマーのキン・ニュン第一書...全文を見る
○常田享詳君 最後になりましたけれども、ODAの問題について申し上げてみたいと思います。  先般、参議院国際問題に関する調査会から「二十一世紀に向けた我が国の経済協力の在り方」ということで調査報告書が出ました。その中でODA基本法の推進の問題、またチェック体制の整備の問題等々、...全文を見る
○常田享詳君 終わります。(拍手)
09月17日第143回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○常田享詳君 私は、先般の厚生大臣の所信表明のうち、医療制度並びに健康危機管理について数点お尋ねをしたいと思います。  最初に、医療制度についてお尋ねをいたします。  宮下新厚生大臣は、所信表明の中で、医療制度については平成十二年度からの抜本改革の実施を目指すと明確に述べてお...全文を見る
○常田享詳君 今、大臣のお話にもございましたように、大きな柱の中の一つが医療保険福祉審議会において論議されております薬価基準制度の問題であります。  いわゆる薬価基準制度を廃止して新たに日本型参照価格制度、参照制度を検討されているということでありますけれども、このことにつきまし...全文を見る
○常田享詳君 薬価差問題を解消するための新たな薬剤費の支払い方式として日本型参照価格制度が検討されているわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、日本医師会を初め多くの関係者が指摘しているように、本当に参照価格制度が目的どおり機能するのか、懸念する声がたくさん出ているわ...全文を見る
○常田享詳君 前の委員会では当時の局長がそういうことは今のところ検討課題としていないということでありましたが、ただいま新局長は検討課題として取り組んでいくということでございますので、ぜひともこういった問題について取り組んでいただきたいと思います。  次に、日本型参照価格では安い...全文を見る
○常田享詳君 日本型参照価格制度を導入するということからいきますと、ジェネリックの品質確保の問題は避けて通れませんし、そのことがなければ参照価格制度を導入した意味も半減してしまうわけでありますので、ぜひともこのことについては真剣に取り組んでいただきたいと思います。  次に、社会...全文を見る
○常田享詳君 現在の支払基金の委員の中には、先ほど申し上げましたように薬剤師の審査委員が入っておりませんが、調剤報酬の審査はどのように行われているのか。  またあわせて、国民健康保険連合会には審査委員として薬剤師が配置されていると聞いておりますが、どういう状況になっているのか、...全文を見る
○常田享詳君 平成八年度から支払基金の北海道、東京、大阪、福岡の各支部に薬剤師審査専門員が計五名置かれていると聞いておりますが、正式の審査委員ではないのか、どのような資格、また業務となっているのか、伺いたいと思います。  あわせて、医薬分業の進展により、既にレセプト件数の総数で...全文を見る
○常田享詳君 支払基金の審査委員は支払基金法により「診療担当者を代表する者」とあり、法律上は薬剤師の審査委員があってもよいと解釈されます。適正な医薬分業の推進、保険医療における医薬品使用の適正化のために、薬剤師の審査委員の配置について先ほど来申し上げたような背景からも検討すべき時...全文を見る
○常田享詳君 ちょっと最後のところが歯切れが悪いんですが、薬剤師の審査委員ということについて検討すべき段階になっているんではないかと私は申し上げておるわけでありまして、広いあれの中でどうこうというような話を申し上げていない。そういう段階はもう過ぎているんじゃないか。それで数字を挙...全文を見る
○常田享詳君 わかりました。  それでは、次の健康危機管理についてお尋ねを申し上げたいと思います。  志方帝京大学教授は、「危機管理の理念と実際」の中で、危機管理にとって最終的に問われるものは政治のリーダーシップであることに帰着する、なぜなら危機管理のための行動ではそれぞれの...全文を見る
○常田享詳君 けさ方も国立環境研究所地域環境研究グループ統括研究官森田昌敏先生のお話を部会で聞いたわけでありますけれども、最近、有害物質による環境汚染が大変問題になっております。通産省の諮問機関化学品審議会の安全対策部会リスク管理部門は、先日、内分泌撹乱物質、いわゆる環境ホルモン...全文を見る
○常田享詳君 特に大臣がおっしゃいました関係省庁と十分連絡をとりながら、調整しながらと、このことは大切なことだと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後でございますが、P4研究施設についてお尋ねをいたしたいと思います。  御存じのように、P4施設はエボラ出血熱、ラッサ...全文を見る
○常田享詳君 大臣から御答弁いただきましたように、国民の不安を解消するシステムが必要だと思います。  例えばP4施設ですが、遺伝子組みかえ実験も頻繁に行われることになると思うわけでありますが、その過程で自然界に存在しない病原微生物がつくられる可能性が当然あるわけであります。その...全文を見る
○常田享詳君 終わります。