常田享詳

つねだたかよし



当選回数回

常田享詳の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月15日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。  まず冒頭に、のどを痛めておりまして、大変お聞き苦しいと思いますけれどもお許しをいただきたいと思います。  内外ともに極めて厳しい折、亀井農林水産大臣、御就任本当に御苦労さまでございます。御活躍を心からお祈りをいたしております。 ...全文を見る
○常田享詳君 私は、二十一世紀の日本の目指す方向として科学技術立国があることは否定するものではありません。しかし、それには前提条件があると考えています。それは、科学技術立国の土台として農ある社会が存在していることであります。食料の安全保障は無論のこと、環境保全、国土保全、そして日...全文を見る
○常田享詳君 力強い御答弁ありがとうございます。  さて、WTO農業交渉についてお尋ねをしたいと思います。  本年二月のWTO新多角的通商交渉における農業分野においてハービンソン議長より第一次モダリティー案が出されました。また、三月中旬には同議長より二次案も提示されましたが、...全文を見る
○常田享詳君 大臣の、当委員会の決議を重く受け止めるという御発言を聞いて安心いたしました。  実は、恨み節ではないのでありますが、私が委員長をさせていただいておりましたときに、当委員会は中国産野菜など三品目に対するセーフガードに対して本発動すべきだという決議をいたしまして、官邸...全文を見る
○常田享詳君 早急にと申し上げているにはそれなりの理由があります。今、大臣から名前が出ましたフィシュラー欧州農業担当委員は、現在、EU共通農業政策の改革に取り組んでおり、七月まで新ラウンドでは身動きできないというふうに報道されております。そうなりますと、七月から九月にメキシコで開...全文を見る
○常田享詳君 先ほどちょっと触れましたけれども、米欧対立、いわゆるアメリカとフランスとのこのイラク問題における対立が油断を呼ぶことがあってはならないと思います。楽観視はできないと先ほど申し上げました。それぞれアメリカもフランスも、またイギリスもそうでありますけれども、国益を背負っ...全文を見る
○常田享詳君 私のお尋ねした最後のところに答えていただきたいんです。仮に内閣でそのような方向が出てきたときに、農水大臣として、責任ある担当大臣としてその職を賭すぐらいの気持ちで日本の農業を守られるんですか、それくらいのお気持ちをお持ちいただいていますねということをお尋ねしているわ...全文を見る
○常田享詳君 実は、何でこういうことをあえて大臣にお尋ねしているか、大変私は心配しているわけであります。それは、アメリカのゼーリック代表は最近の発言の中で日本の米市場についてこのように言っているわけです。経済に占める比率は約二%、生産者数は人口比では一・八%しかない、そしてその多...全文を見る
○常田享詳君 大臣の双肩に掛かっておりますので、是非、今の力強いお言葉どおり、日本農業を守っていただきたいと思います。  次に、農業分野におけるイラクの復興支援についてお尋ねをしたいと思います。  本日の日本農業新聞を見ますと、国際乾燥地域農業研究センターのアデル・エルベルタ...全文を見る
○常田享詳君 私も、参議院に出していただきましてからベトナムを二回訪問させていただきました。そして、そのベトナムの状況を見るときに、五年ほど前には日本の方たちが大変ベトナムの医療、特に枯れ葉剤等で大変な被害を受けて、そして奇形児等が今でもたくさん生まれてくる、そういった方たちのこ...全文を見る
○常田享詳君 次に、変わりまして、日本の農産物の輸出振興について、攻めの、守りの農政ばかり語っておりますので、少し攻めの農政について、輸入じゃありません、輸出振興についてお尋ねをしてみたいと思います。  日本の農産物の海外への輸出は、今申し上げた輸入に比べて非常に少ない、額も量...全文を見る
○常田享詳君 大臣、恐らく大臣の耳には、こういう話を出すと、いや日本の輸出なんていうのはまだまだ、今お話の中にもありましたように、輸出国の中で定着もしていないし、大したことありませんよということを言われる方があろうと思いますが、実態はそうじゃない。特にここ一、二年、二十世紀ナシだ...全文を見る
○常田享詳君 実は前例がありまして、これは成功例なんですが、台湾でリンゴを、青森産のリンゴがやっぱり偽装販売されたことがある。そのときに、青森県を始めとする取組が非常にスムーズに、農林水産省も恐らくお手伝いされたんだと思いますが、スムーズに鎮火させたためにその後被害の拡大に至らず...全文を見る
○常田享詳君 林業問題で簡単にもう一点お尋ねをしておきたいと思います。  それは、今申し上げたように、複合的な収入がなければ山を守ることはできない、定着することはできない、ましてや後継者が育つなんてはずはないわけであります。そういう中で、長く日本の小規模林家の収入の一部を支えて...全文を見る
○常田享詳君 是非前向きに、積極的に改革していただきたいと思います。  最後に、水産物についてお尋ねをいたします。  WTOの非農業品市場アクセス交渉、とりわけ水産物貿易交渉の現状でありますが、私も今、党の方で水産の専任部会長をさせていただいて、いろいろお話を聞かせていただく...全文を見る
○常田享詳君 終わります。
05月12日第156回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○常田享詳君 自民党の常田享詳でございます。  私は、塩川大臣そして片山大臣と同じ西日本の出身議員であります。その関係で、時々陸路で大阪や岡山経由で地元鳥取に帰ります。そこでよく聞くのが、景気が悪い、何とかしてくれ。とりわけ、日本の台所と言われ、中小零細企業で支えられている関西...全文を見る
○常田享詳君 ここは予算委員会ではありませんのでこれくらいにさせていただきますが、この株価の問題はいずれ税収にも大きな影響を及ぼしてくる大変重要な問題でありますので、財務大臣、丸投げしないで、是非とも前面に出て取り組んでいただきたいというふうに思っております。  それでは、税収...全文を見る
○常田享詳君 今の御答弁ですと、従来の答弁の域を何も脱していないわけでありますね。  それで、経済予測が大事なんだと。だから、経済予測によって見積りが変わってくるのは仕方ないじゃないかみたいなところがあるわけですが、実は一九九〇年から二〇〇二年まで、この十三年間で当初見積額を年...全文を見る
○常田享詳君 今の答弁を信じて期待して、次に移りたいと思います。  次に、予算執行調査についてであります。  昨年度から、塩川財務大臣の指示の下、主計局内に予算執行評価会議が設置され、いわゆるプラン・ドゥー・シーのシーを充実させ、フィードバック的チェックの充実による歳出の効率...全文を見る
○常田享詳君 先ほども申し上げましたように、屋上屋をという問題と併せて、恣意的に財務省がねらい撃ちをして、これはやめさせたい、本当は非常に重要な、省庁から見れば重要なことでも、また国民のニーズの高いことでも、財政上の理由だけで恣意的にねらい撃ちをするというようなことがあってはなら...全文を見る
○常田享詳君 今日の朝刊を見まして、予想、想像はしていたところでありますけれども、「「地方へ税源」先送り 分権会議意見書骨格 交付税、大幅削減」と、大きな記事が出ております。これを読ませていただきますと、要するに、国から地方への支出を大幅に抑制し、税源移譲を事実上先送りするという...全文を見る
○常田享詳君 いや、非常によく分かりました。やっぱり立ち技ですよ、そうやってね。すぐ、財務大臣が言われたことを総務大臣がそれは間違いだとおっしゃっていただいて。そうだと思う。だから、そういうことの中で、こういう決算委員会とか予算委員会、他の委員会の意味もあるわけでありまして、余り...全文を見る
○常田享詳君 いよいよ熱っぽい三大臣の教育論をありがとうございました。三大臣ともそれぞれ教育に対して非常に、特に今、教育基本法の問題等、日本の百年の大計である教育の問題、本当に先ほど来、地方分権でも権限、財源の問題が出ますけれども、私は、やっぱり従来から言われるように、権限と財源...全文を見る
05月23日第156回国会 参議院 本会議 第26号
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○常田享詳君 自由民主党・保守新党、公明党を代表し、ただいま議題となりました内閣提出の個人情報の保護に関する法律案等関係五法案に対し、賛成の立場から討論を行います。  私は、平成十二年、最後の郵政政務次官としてIT基本法の成立にかかわらさせていただきました。以来、IT時代におけ...全文を見る
05月29日第156回国会 参議院 農林水産委員会 第13号
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○常田享詳君 自民党の常田でございます。  ちょっと通告していないことで、先に大臣にお聞きして、今日の新聞に出たものですから、例の牛肉の全箱検査終了したという記事であります。このことは承知しているわけでありますけれども、この中で、この事業の問題点を検証するため昨年発足した専門家...全文を見る
○常田享詳君 新大臣の下で是非引き続き緊張感を持って、また反省を生かして対処していただきたいというふうに思います。  さて、トレーサビリティーのことでありますけれども、実は昨日、我が党の小斉平議員の質問に対する答弁をお聞きしておりまして、私、頭が悪いのか、答弁になっていないとい...全文を見る
○常田享詳君 大臣、申し訳ないんですけれども、今の御答弁は昨日のとおりなんですよ、結局ですね。  私がお聞きしているのは、小斉平議員が聞きたかったところは、例えば、具体的に言うとカナダで一月に出ましたね、今もう五月ですね、この間、かなりのものが流通しているという危険性がある。ま...全文を見る
○常田享詳君 さらに、小斉平議員は次のようなことも重ねて尋ねています。今回のカナダでのBSE発生という事態は、輸出国の判断に我が国の、我が国の安全をゆだねるということの危険性を示唆しているんではないか、輸入牛肉の安全性を確保するためには輸出国に安全性を確保するための手段を示させる...全文を見る
○常田享詳君 大臣からそういう、強くそういう要請をしていただくことは大事だと思います。それをお願いしたいと思いますが、今日まで手をこまねいていたんですか、農水省は、アメリカに対するですね。何らかのアクションを起こしておられると承知しておりますけれども、どういうアクションを起こされ...全文を見る
○常田享詳君 じゃ、今の大臣並びに局長の答弁をお聞きした上で、改めて小斉平さんの質問をさせていただきます。  輸出国に安全性を確保させるための手段を、安全国に安全性を確保するための手段を示させる必要があると思うと、また、トレーサビリティー等の安全確保システムの導入を求めるべきだ...全文を見る
○常田享詳君 私がここでくどくど重ねてお尋ねしているという意味は、何も日本だけのことを考えて言っているわけではなくて、私は今こそ、このBSE問題では日本が世界の一つのモデルになってリーダーシップを取る、またそれだけのことをこの一年間やってきたじゃないかと思うんですね、まだ道半ばと...全文を見る
○常田享詳君 ですから、農水省は厚生労働省だと。厚生労働省はうちだけではできませんと。結局、元々BSEの問題は、食品安全委員会を作ることになったのも、そして今関連法案を、基本法も作って関連法案もやろうとしているのは、縦割り行政がいかに国民の安全、安心、食の安全、安心を脅かしたかと...全文を見る
○常田享詳君 私の手元にもその要請書があるわけですけれども、アメリカ合衆国駐日大使館特命全権大使あてに遠藤部長が出しておられる。これを見ますと、今もおっしゃいましたけれども、貴国における最新のBSE対策の詳細について当方に情報提供されたいと。また、貴国においてBSEが発生した場合...全文を見る
○常田享詳君 是非ともアメリカから早急に回答をもらっていただきたいというふうに思います。  それで、時間の関係ではしょりますけれども、どうも昨日、おとといです、失礼しました、私、昨日昨日と言っていました。おとといの農水省の答弁を聞いていますと、私の邪推かもしれないけれども、大国...全文を見る
○常田享詳君 このことでは最後にしますけれども、大臣、再三誠実に答弁していただいていますし、期待もしています。しかし、さっきも言いましたように、今私はこの一年で日本は世界、このBSE問題では世界でやっぱりトップランナーになっているんじゃないかと思うんですよ。EU、EUって、昨日、...全文を見る
○常田享詳君 それでは、またこのあれは他の議員からも出ると思いますので、私は二、三、そのほかのことで聞かせていただきます。  家畜伝染病予防法についてでありますけれども、防疫マニュアルのことでちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  今、御存じのとおり、東南アジアを中心にS...全文を見る
○常田享詳君 もうこのことに関しての質問はやめますけれども、例えば、脅かすわけじゃなくて、よく言われるエボラ出血熱なんていうのは、これはアフリカでいわゆる猿を介して人間に感染した場合、八割死ぬんですよね、八割。天然痘とか今のSARSなんかの比じゃない。もう八割死滅、人間がやられる...全文を見る
○常田享詳君 そうなんですよ。私、薬剤師ですけれども、医薬品と医薬部外品がある。ところが、農薬と特定農薬と言うからこういうことになるわけで、心配するわけで、正に今局長言われたように、長い経験の中で安全なものであるなら、やっぱり早くスピードアップして認めてあげないと使いたくても使え...全文を見る
○常田享詳君 十分残してやめたいと思いますので、最後の、もう一回、大臣、またかと思われるかもしれませんけれども、お聞きいただきたいと思います。  二十六日の新聞に雪印の前社長の裁判の記事が載っておりました。雪印の、名前は言いませんけれども、その雪印の前社長がその裁判の中で、自分...全文を見る
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○常田享詳君 自由民主党の常田享詳でございます。  まず、総理、東南アジア諸国連合プラス3首脳会議、本当にお疲れさまでございました。今朝お帰りになって、早速この特別委員会で質問させていただくこと、大変恐縮でございますけれども、よろしくお願いを申し上げたいと思います。また、その間...全文を見る
○常田享詳君 今、総理からお話がありましたように、このたびの首脳会談が朝鮮半島の安定、特に北朝鮮の核問題、そして拉致問題等の解決に大きく寄与することを祈念をしたいと思います。  さて、本題のASEAN協和宣言2でありますけれども、今回、二〇〇二年を目途として採択されたわけであり...全文を見る
○常田享詳君 このような宣言がなされ、ASEAN諸国が、また関係国が協力してアジアのテロ対策に取り組むということは大きな意義があると思っております。  私も、麻薬、覚せい剤の取締り等の関係でアジアの諸国をかなり歩かしていただいております。そういうことの中で、このたびのASEAN...全文を見る
○常田享詳君 マスコミ報道はともかくとして、私が申し上げたかったのは、私自身も歩いてみて非常に日本に対する期待が大きいということでありますから、是非とも十二月に向かって更にその関係を深めていただきたいと思います。  それでは、本題でありますテロ特措法に基づくインド洋上での海上自...全文を見る
○常田享詳君 次に、このことも議論されたところでありますけれども、派遣されている隊員は、夏の暑い時期には四十度以上、甲板は七十度以上にもなる中で大変過酷な業務をこなしておられるわけであります。特に、派遣回数が三回を数える者もあり、延べ三百十日、三百十日間派遣されている方もあると伺...全文を見る
○常田享詳君 我が国にとって大変脅威であります北朝鮮情勢が不透明な中、テロ特措法と併せてイラク特措法による派遣も行われるのではないかというようなことが報道されております。  そういったことの中で、国の防衛がそういう一方で大変手薄になるのではないか、影響、本来の専守防衛という本来...全文を見る
○常田享詳君 第一義的には専守防衛、国民の生命、財産を守ることが自衛隊の任務でございますので、よろしくそこのところはお願いしたいと思います。  次の質問は、別に私、揚げ足を取るために言うんじゃないんですけれども、いまだに国民の方々といいますか何人の方に説明しても御理解いただけな...全文を見る
○常田享詳君 ありがとうございました。  国民の皆様方が、今の官房長官のお話を聞いて、そこのところの整理をきちんとしていただきたいという意味でお尋ねしたわけでございますので。  今日の朝刊、次の質問に移りますけれども、今日の朝刊等を見ますと「陸上自衛隊 イラク南部派遣で調整」...全文を見る
○常田享詳君 はっきり言えないという部分はあろうかと思います。  ただ、少なくとも準備、自衛隊への準備指示を出すのにどれくらい日数を要するか、いつということじゃないんですよ、私は。どのくらいの日数を要するのか、それから準備指示はどのような形で出されるのかといったことですね。これ...全文を見る
○常田享詳君 それでは、確認だけしておきますけれども、今日の朝報道されているような、もうあたかもいついつみたいなことではないということでございますね。
○常田享詳君 それで結構であります。  もう一点だけ伺いたいと思います。自衛隊を海外に派遣するための恒久法についてであります。これもここで何度か出ておりますが、ちょっと確認をしておかなきゃならないことがありますのでお尋ねします。  恒久法の準備に向けてどのようなスケジュールを...全文を見る
○常田享詳君 それでは官房長官と防衛庁長官との間には何のあれもないということですね、一言だけでも。
○常田享詳君 最後に、人間の安全保障についてお尋ねしたいと思います。  実は、平成十年十二月に小渕総理、当時の小渕総理が国連で人間の安全保障ということについて提唱された、そして日本はこのことに国際的な貢献をしていくんだと。そして、その後、森総理が平成十二年九月七日に同じく国連で...全文を見る
○常田享詳君 このことだけは総理にお答えいただきたかったんですけれども、いただけなかったことは残念であります。  終わります。