常松裕志
つねまつひろし
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月15日 | 第120回国会 衆議院 運輸委員会 第3号 議事録を見る | ○常松委員 運輸大臣の所信をきのう承りまして、御質問させていただきます。 ちょうど今湾岸戦争が行われている時期でありまして、こうしている時期にも化学兵器が使われたのじゃないかとか、あるいは核施設が爆撃によってあのチェルノブイリのような事故が起こっていないかとか、さまざまな心配...全文を見る |
○常松委員 私は東京都下の国分寺に住んでおりまして、この首都の東京から送っていただいている議員の一人でございますが、この国会に来るのにはおおむね中央線を利用いたしましたり、また西武線を利用して国会に通ってまいります。あるいは四ツ谷の駅から地下鉄の丸ノ内線、あるいは 池袋から有楽...全文を見る | ||
○常松委員 関連をいたしまして、私が利用させていただいております中央線の立体化、複々線化についても少しお尋ねをしたいと思います。 御存じのとおり、中央線の複々線化につきましては、当時の美濃部都知事が荻窪―三鷹間の複々線化に踏み切りまして、これは二十年前のことですけれども、それ...全文を見る | ||
○常松委員 もう少し承りたいのですが、先へ進みます。 大臣、先ほど申し上げましたように、私は運輸行政に対する国民の信頼をつなぐというためには、国会における大臣の答弁あるいは決議その他を守っていただくということが非常に大事だと思っております。 実は、この予算書の中にコミュー...全文を見る | ||
○常松委員 同じく、国民との約束という点でお尋ねしたいのですが、この所信表明の中にも、これからモノレール等の新交通機関の整備を進めていく、こういうお話がございました。私は、交通渋滞の緩和あるいは輸送力の増強というためにもこうした新交通システムの導入は必要だと考えております。しかし...全文を見る | ||
○常松委員 必ずしも十分な話し合いが行われていないようでありますから、ぜひひとつ強力な御指導を、運輸省への信頼のためにもお願いをいたしたいと思います。 同時に、やはり同じく国民の皆さんに対する信頼をつなぐという点で、清算事業団の土地の売却のことでちょっとだけお尋ねをいたしたい...全文を見る | ||
○常松委員 岡山理事には、先ほど申し上げましたような事情が地元との間であるようでございますから、ひとつ調べていただいて、できるだけ速やかに地元の要望にも従っていただきたいと思います。 大臣が予算委員会に御出席だそうでございますので、五十五分にはというお話ですから、大臣に一つだ...全文を見る | ||
○常松委員 私は引き続き、実はこのJRの中のいわゆる第二次の広域配置転換で北海道あるいは九州から東京等にお見えになった方々の問題を取り上げて、明るい労使関係といいますか、そういうものをつくるためにどうしても解決をしてもらいたいという点から質問をさせていただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○常松委員 大塚さん初め国鉄改革推進本部の皆さんに、先ほど大臣にお渡しをいたしました手紙、きょう向こうに傍聴でお見えになっている方々はほとんど出向に出された方々だと思いますけれども、その手紙をぜひ読んでいただきたい、そういうふうに思います。非常にきちんとした字で、非常にきちんとし...全文を見る | ||
○常松委員 大塚さん、この第二次追加採用のきっかけになったのは、昭和六十三年三月二十八日の参議院における安恒先生と当時の石原運輸大臣とのやりとりです。そのやりとりを紹介する必要はないと思いますけれども、とにかく安恒先生もあるいは石原運輸大臣もこう言っているのですね。 非常に有...全文を見る | ||
○常松委員 私、この第二次の追加採用については、やはり国会、運輸省というものが非常に大きな責任を持っていると思うのですね。国会における答弁とか決議とかそういうものを我々が守っていくことが、国民の運輸行政に対する信頼、あるいはひいては国会に対する信頼につながる、そう思っています。そ...全文を見る | ||
03月08日 | 第120回国会 衆議院 運輸委員会 第6号 議事録を見る | ○常松委員 まず、大臣にお伺いをいたします。 委員会が審議をいたしております三法は、新幹線建設のみならず、鉄道整備に関していわば画期をなす法案であるというふうに私も考えております。鉄道整備に関する大臣の熱い情熱と決意をまずお伺いをさせていただきます。 |
○常松委員 情熱と決意を伺いまして大変力強く思うわけでありますが、今回の新幹線の建設に当たって、やはり第二の国鉄になるのではないか、こういう心配の声が聞こえているわけであります。具体的に申し上げますと、新幹線の建設のための費用について、国鉄改革時に一定のコンセンサスがあったと私は...全文を見る | ||
○常松委員 次に、少し具体的に譲渡法についてお尋ねをいたします。 この譲渡法は第一条で株式売却の環境整備のためだというふうに言っておりますので、株式上場問題についてお伺いをいたしますが、まず第一に、JR株式基本問題検討懇談会が平成二年十二月十七日に意見を発表いたしました。この...全文を見る | ||
○常松委員 そうすると、まだ具体的なことは決まっていないということですね。 | ||
○常松委員 その懇談会の意見について少し伺いますが、実はこの譲渡法は、この意見の中の第二項の(3)、この二項というのは、「JR株式の売却をめぐる諸情勢について」、こういう表題になっておりますが、その(3)のところに「既設新幹線鉄道施設の譲渡問題」あるいは「純民間会社としての体制整...全文を見る | ||
○常松委員 私が伺ったのは、それらの五つの問題の内容は何なのかを伺っています。 | ||
○常松委員 大塚さんも御存じのとおり、その検討懇談会の意見の中で、国民に対してわかりやすくこれらの問題をディスクローズすることが必要だ、こういうふうに言っております。ぜひ今後ともこうした問題を明らかにしていっていただきたいと思いますが、私はこのディスクローズの一番根本の問題は各社...全文を見る | ||
○常松委員 国民はそういうことを期待をしておりますから、私の意見もひとつぜひ参考にしていただいて、不安のないように公開を行う場合にはお願いをしたいと思います。 次に、少し問題を進めまして、実はこの間からのずっと議論の中で、一兆円の上積みというのは無理なんじゃないか、こういう心...全文を見る | ||
○常松委員 この運転士の車掌業務の兼掌化問題につきましては、五千人を超える方々が反対だという署名をし、またその職場の中でも二百人を超える方々が反対をされています。ところが、このような大変大きな問題であるにもかかわらず、中央労働委員会が二月六日に団体交渉をするようにという調停を出す...全文を見る | ||
○常松委員 承知しているのですか、いないのですか。 | ||
○常松委員 そういうことでは困るわけです。 私の手元にJR東海の運転士の方から来た手紙があります。概要を読ませていただきますと、運転士が車掌業務を兼掌するというむちゃな提案をされ、労使協議も進まないうちに会社は着々とその実施に向けて準備を進めている。この方は実際に運転士なので...全文を見る | ||
○常松委員 これから鉄道の新しい時代に向かって進んでいこうとするときに、万が一事故が起こると、特に新幹線で事故が起こると──これは新幹線のお客さんのいわば代金で整備新幹線をつくろうというわけでしょう、一兆円の上積みは。そういうときに、新幹線に今乗っているお客さんのサービスが低下す...全文を見る | ||
○常松委員 いや、大塚さん、ちゃんと答弁してくださいよ。そうじゃなくて、私が言っているのは、きちっとJR東海を呼んで運転士の方々の心身に与える影響がないかどうかということを調べろ、調べなさい、こう言っているわけだから、それに対してきちっと答弁してください。 | ||
○常松委員 それで、じゃ安全だ、全然支障がないというふうに評価をしているのですか。そうじゃないでしょう。そうであるかどうかの評価もしていないわけでしょう。だから、もっと詳しく聞いて──私が言っているのは、本当に安全が保たれるのかどうか、体に無理がいかないかどうか。そうでしょう。こ...全文を見る | ||
○常松委員 同時に、運転士さんが今度は車掌をやる、そうしますと、運転士さんというのは、こちらの緒方先生なんかも元国鉄の方ですけれども、運転士の人と車掌の人というのは全然気質が違うそうですね。運転士の方というのは、僕みたいにただ真っすぐ向いて前にしか進めない、こういう性格ですけれど...全文を見る | ||
○常松委員 これは、労働安全衛生法の第六十五条で実施しているのは、大塚さん知っているんです。 それで、新幹線の中で、かつて車掌さんが、耳の鼓膜が航空性中耳炎というので破れてしまいまして、この航空性中耳炎というので破れますと治らないのです。普通の鼓膜の破断と違いまして治らないの...全文を見る | ||
○常松委員 委員長、ぜひこれは、私どもの理事の先生にもお願いいたしますけれども、委員会に出していただくように、そして本当に大丈夫なのか、安全なのかということを、やはりこういう法律案を検討している委員会としても知っていなければなりませんから、ひとつ理事会で御相談をいただきたいと思い...全文を見る | ||
○常松委員 私はそういうわけでこれはやめてもらいたいと思っておりますけれども、仮にこれが実施をされるようになりますと、百八十四名の車掌の方々が余剰人員として出てくる、こんなふうにも聞いているところなんです。それで心配なのは、これまで労働委員会その他に出されているところによりますと...全文を見る | ||
○常松委員 国鉄改革のために非常に重要なポイントだと思いますので、ぜひひとつ御指導のほどお願いいたします。 次に、一兆円の上積みによる無理が出ているのではないかということで、もう一つ伺いたいことがありますが、それはJRの新幹線が上野駅から東京駅に来る問題です。新幹線の上野始発...全文を見る | ||
○常松委員 第十条の理解については、これは大塚さん、こういうことでしょう。「同種の事業を営む中小企業者」と書いてあるから、上野は当たらないというわけでしょう。僕は、同種の中小企業どころか全部にまで及んでしまうから、これをさらにはるかに超えた問題だと言っているんです。ですけれども、...全文を見る | ||
○常松委員 いや、国会の統制を受けないのが基金なんだというのは、政府が出している「特殊法人総覧」に書いてあることなんですよ。僕は新米の議員で、よくわからないからそれを調べたらそういうふうに書いてあるわけでして、だからこれは先輩の議員が、ははあ、今度の基金はブラックボックスにするん...全文を見る | ||
○常松委員 なるほど、そうすると一般会計に係る部分については国会の統制を受けるはずだ、こういうことですね。 そうしますと大塚さん、無利子貸付制度が今度の鉄道整備基金の目玉になっていますね。ところが無利子貸付制度は、これは皆さんの方がつくった資料を見ても、これは国会の審議、統制...全文を見る | ||
○常松委員 わかりました。また後ほども伺いますけれども、その点についてはその程度にとどめまして、次に、基金について。 この基金は整備新幹線の三線同時着工のためにつくった制度なんじゃないか、こういう批判があるわけです。 少し具体的に事実関係だけ示しますと、ことしの予算書の中...全文を見る | ||
○常松委員 これは本当はもっと議論したいのですね。しかし、さっき大臣が、頑張るよ、公共事業費をもっとたくさん、実力大臣と聞いていますから、もっととってくると決意してくれましたからこの程度にしておきますけれども、大臣、おととしの合意より後退している、公共事業費が。これは大問題ですよ...全文を見る | ||
○常松委員 そうしますと、東京都からの助成というのも四〇%の無利子貸し付けと同じような措置がされるというふうに理解しておいてよろしいのですか。 | ||
○常松委員 JRの中央線の方はどうでしょうか。 | ||
○常松委員 いや、審議官、僕が聞いているのは、対象の事業なんですか、こういうことです。対象と言っているのは、こういった中央線の、JRが持っているような通勤線のそういう大規模な改良工事、輸送力増強工事、これもこの無利子貸し付けの対象事業なのかということです。 | ||
○常松委員 その場合は、地下鉄と同じように東京都なら東京都から四〇%出る、この基金から出る四〇%の無利子貸し付けと同じように、地下鉄と同じような四〇%が出るのでしょうか。それとも、それは地下鉄だけの話であって、複々線化工事のようなものは対象にならないということなのでしょうか。 | ||
○常松委員 そうすると、国、地方で合わせて建設費の八〇%について無利子貸し付けが行われるないしは行われるようにしようとしているという御答弁だったというふうに理解をいたしますが、御存じのとおり、地下鉄の工事なりあるいは立体化、複々線化の工事のようなこうした莫大な建設費の負担は、JR...全文を見る | ||
○常松委員 先ほど私は、この基金の問題について、一つの問題としては、国会審議の対象の外に特にこの大都市鉄道の整備が置かれてしまいますよ、危険がありますよ、それではまずいのではないですか、こういうふうに言いました。二つ目として、今どうしても整備新幹線の方に手厚くなって、大都市の通勤...全文を見る | ||
○常松委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。 次に、新幹線整備法の方に移らせていただきます。 まず最初に、新幹線、フル、ミニ、スーパー含めてですが、所有の主体は鉄建公団なんですけれども、これは将来にわたって所有をし続けるのであって、途中で売却をするなんということがある...全文を見る | ||
○常松委員 その建設された新幹線施設などの貸 付料についてちょっと伺いますが、このJRに対する貸付料はどんなふうにして算定をするのですか、その算定の仕方と、あと貸付方法もお答えいただきたいのです。 つまり、トンネルから橋から駅舎から何から含めて全部なのか、それともトンネルを...全文を見る | ||
○常松委員 そうしますと、鉄建公団は二〇%分は財投からの借り入れでつくるわけですね、建設する。そうすると鉄建公団はそれを三十年間で貸付料として回収する、そういう形で貸付料が決まる、こういうことですか。期間ですよ。 | ||
○常松委員 そこも鉄建公団の方々などが心配なさっている点ですので、また別の機会に少し詳しくお尋ねをいたします。 ここで、長野—軽井沢のフル規格化を例にとりまして少し基本的な点について御質問いたしたいと思います。 建設費の一五%を地方公共団体が負担をするということになってい...全文を見る | ||
○常松委員 配分じゃなくて、三つのどれですか。県か、市町村か、それとも県及び市町村か。 | ||
○常松委員 そうすると全額県ではないというふうに理解をいたしますが、つまり市町村も負担をすることになるというふうに理解をいたしますが、この長野—軽井沢の場合、地元の小諸市や御代田町がこぞって反対をしております。長野—軽井沢間の場合についてですが、小諸市や御代田町が合意をしなくても...全文を見る | ||
○常松委員 その必要な調整というのは、地元の、この場合で言えば小諸市、御代田町の合意というふうに理解してよろしいですか。つまり、お金を出す前提は合意でしょう。ですから、小諸も御代田もお金を出さないというのに着工しちゃうことがあるのかどうかということなんです。 | ||
○常松委員 先ほど大臣は、来ればいつでも会うよ、こう言っていらっしゃいましたけれども、仮に小諸や御代田の方々がこの問題でお見えになれば、大臣、会っていただけるものでしょうか。 | ||
○常松委員 在来線について伺いますけれども、在来線をJR線として存続させるということは絶対に検討できないのですか。 | ||
○常松委員 信越線の場合はどうなんでしょうか。残すのでしょうか、それとも廃止が前提なんでしょうか。 | ||
○常松委員 県は第三セクターとして運営をしていきたい、こういうふうに考えておられるようなんです。しかし、正直言って第三セクターとしてやるといっても大変なんですね。それで、そのような場合にJRが株主として経営に参加をするとか、あるいはそういうことをベースにしながら線路、土地、駅舎な...全文を見る | ||
○常松委員 お尋ねしているのは、施設の無償の譲渡あるいは貸与、こういうことが、これはほかのところでも全部言えると思うのですけれども、運輸省の指導としてそういう指導のありやなしやを聞いていますから、きちっとお答えしてください。 | ||
○常松委員 この問題で最後に、地方公共団体の負担について伺います。 軽井沢—長野間のフル規格化に例をとってお尋ねしますが、その場合に、開業後の受益ということでしたけれども、一応三千六百億円の建設費のうちJRは二〇%にあたる七百二十億円程度は負担をするというふうに、地元で議論す...全文を見る | ||
○常松委員 そうすると、地元の負担が仮にふえる場合は、三千六百億円が何らかの事情で建設費がふえてしまった。今度の湾岸危機の結果はどうなるかわかりませんが、例えば、そういうやむにやまれないような事情が何か起こって、三千六百億でできるはずが五千億かかった、そういう場合には、それに応じ...全文を見る | ||
○常松委員 新幹線の整備については以上にしたいと思いますけども、大臣が予算委員会に御出席ということなものですから、最後に伺いたかったことを少し先にお尋ねをいたしますが、それは障害者の方々に対する措置についてであります。 基本的人権の尊重や法のもとの平等をうたった日本国憲法のも...全文を見る | ||
○常松委員 すぐには御答弁いただけないと思いますけれども、同時に、この新しい基金で、障害者の方々が本当に全国、北海道から沖縄に至るまで安心して、例えば目の御不自由な方も点字ブロックを伝ってずっと旅行できるような、そういうためにもこの基金が使われるのだということになりますと、大臣、...全文を見る | ||
○常松委員 もう三時二十五分で、行かれるわけですから、前向きで真剣では、大臣この間の答弁と同じでありますから、前向き、真剣ではなくて、いつから実施するというふうにひとつはっきり答弁していただきたいと思います。 | ||
○常松委員 運輸大臣、事業者を指導していただいて、ぜひひとつお願いしたいと思います。 どうぞ、お時間ですから、私の方は結構です。 そこで、次は大塚さんにお尋ねをいたしますけれども、今大臣は事業者を指導してというお話でした。JRや航空会社の各社も営業政策的な割引を随分最近や...全文を見る | ||
○常松委員 ぜひ運輸省の障害者の方々に対する温かい気持ちを込めながらの強力な指導と、そして、こういう席ですけれども、事業者の方々の深い理解をお願いをしておきたいと思います。 最後に、国鉄の改革全般の認識についてお伺いいたしたいと思います。実は、これは本法案審議の大前提になるこ...全文を見る | ||
○常松委員 中でもとりわけ深刻なのは清算事業団であります。清算事業団において改革時に承継をした債務は、今どこまで膨らんでいるのでしょうか。 | ||
○常松委員 現時点でいえば長期の債務が膨らんでいる。同時に、これは新聞報道でございますけれども、売却予定であった四カ所の土地のうち一カ所しか売れてない、中央病院の跡地しか売れていないというようなこともございまして、長期債務が現在膨らんでいる。 私、もう一つ別の数字をちょっと大...全文を見る | ||
○常松委員 それはもちろん私も期待をしているわけでして、現時点では、これは白書でも債務は膨らんでいるのだというふうに言っていますけれども、まあ全体の評価について後で私の考えを申し上げたいと思います。 次に、やはり輸送の基本は安全でしょう。それで、どうなんですか、一番基礎にある...全文を見る | ||
○常松委員 私は、疲労がやはりたまっていると思いますから、ぜひひとつ先ほどお願いした調査と同じように調べていただきたいのです。 それと並んで労働災害もふえている。これはやはり疲労と同じ関連ですけれども、去年新宿駅で二人、それから八王子駅で一人、仕事中にお亡くなりになりました。...全文を見る | ||
○常松委員 安全についてもむしろ後退している。 例の国鉄改革時の職員の再就職を清算事業団がやるということになっておりましたけれども、千四十七名の方々を結局再就職させることができなくて去年の四月一日付で解雇した、こういうことであります。運輸省は、国鉄改革は順調に進んでいると言う...全文を見る | ||
○常松委員 そういうわけで、いろいろな問題が残っているわけです。私は、大臣初め運輸省の皆さんの努力に水をかけたいなんて毛頭思いません。思いませんが、しかし、その国鉄改革の現状は決してバラ色じゃないんだ、むしろまだまだ道遠しなんだということを正確に国民の皆さんに訴えて、同時に、その...全文を見る | ||
03月11日 | 第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○常松分科員 まず労働大臣にお尋ねをいたします。 大臣は、国鉄改革に当たり、当時の中曽根内閣総理大臣を初め労働大臣あるいは運輸大臣が、一つは、国鉄改革により当時の国鉄職員の一人も路頭に迷わすことはしない、二つ目に、国鉄労働組合あるいは鉄道労連など幾つかの労働組合が当時の国鉄の...全文を見る |
○常松分科員 そういう大臣でございますから、当時中曽根首相あるいは労働大臣が一人も路頭に迷わせない、労働組合による差別はしないということについてお約束をされたというふうに私は理解しておりますけれども、大臣の御認識を改めてお伺いいたします。 | ||
○常松分科員 もう一つだけ大臣にお尋ねをいたしますが、昨年の三月三十一日現在で国鉄清算事業団で就職未内定の方々が千五百八十二人いらっしゃいましたが、そのうちの千四十七人の方々が四月一日付で清算事業団を解雇をされたということは御存じだと思います。その千四十七名の方々が今何をしていら...全文を見る | ||
○常松分科員 千四十七名の方々の大部分が現在闘争団というのを組織をいたしまして、そして政府に対しあるいはJR各社に対して、その千四十七名の方々を旧国鉄、現在のJR北海道あるいはJR九州その他に採用するように、このように追って闘いを継続し、闘争を継続をしているということについては御...全文を見る | ||
○常松分科員 その闘争団の方々から寄せられた手紙がございますので、一、二その皆さんの気持ちをこの機会にぜひ大臣に聞いていただきたいと思います。 手元にありますのは御家族の方からの手紙でございますが、「夫が二度目の首切りを強行され、早いものでもう十カ月がすぎようとしています。ヨ...全文を見る | ||
○常松分科員 その百本のうちすべてが組合側の勝利命令が出されているということ、及び中央労働委員会からも再審査申し立てがされたほとんどの事件について、JRに採用せよという地方労働委員会の命令を履行するようにというような初審命令履行勧告が出されているにもかかわらず、JRはこれを全く無...全文を見る | ||
○常松分科員 私がお尋ねいたしましたのは、労働省として、労働大臣として、このように労働委員会の命令あるいは中央労働委員会の勧告がJRによって無視をされているという事態について、どのようにお考えかということをお伺いいたしております。 | ||
○常松分科員 国鉄改革の国会の中で、一人の職員も路頭に迷わせないという約束をした、労働組合による差別をしないという約束をしたその国会における大臣の答弁あるいは国会決議が守られるだろうというふうに期待をするのは、これは日本国民として当然のことだろうと私は思います。 しかし、その...全文を見る | ||
○常松分科員 大臣のおっしゃること、今の御答弁は私それなりに理解をいたしますが、私が大臣の心に訴え、そして大臣が大臣の心でお答えをしていただきたいのは、そういう職員の方々や御家族の方々が大臣の答弁や国の法律がきっと守られるだろうというふうに期待をすること、そういう気持ちを持つこと...全文を見る | ||
○常松分科員 ありがとうございます。 もう少しお伺いをいたしたいわけでありますが、そうした過去の、つまり国鉄改革時における問題だけではなくて、今もJRがそうした命令を守らないだけではなくて、さらに不当労働行為を重ね、新しい不当労働行為事件が頻発をしているということについて御存...全文を見る | ||
○常松分科員 局長、ぜひ調べていただきたいのですけれども、現実にその後も起こっているのです。 例えば、ここにありますのは盛岡の電力区の方の事件なのですけれども、組合からの脱退強要事件で地方労働委員会で証人になった組合員の方、この方は盛岡市に住んでいる馬場勤さんという方です。こ...全文を見る | ||
○常松分科員 その環境整備のために具体的に何をやっているかということです。もう時間がありませんから、具体的なことをきょう聞きたかったのですけれども、現実に労働省としてどういう環境整備をしてきているのかということが私にはさっぱりよく見えない。 これだけは伺っておきますけれども、...全文を見る | ||
○常松分科員 つまり、もっと大前提で言うと、今のJRと国鉄労働組合との間の労使関係というものは不正常だ、あるいは正常な状態にない、こういうふうに受けとめてよろしいですね。認識として、労働省はそういうふうに考えていると受けとめて。 | ||
○常松分科員 大臣にお願いをしたいのですけれども、環境整備に努めるというふうにこれまでも再三御答弁いただいています。そこで、これらの中労委の推移を見守るというこれまでの答弁に比べれば、ずっと進んだ受けとめ方をしていただいていると私は思うのですけれども、しかし、これからも、新しい鉄...全文を見る | ||
○常松分科員 質問を終わりますが、どうぞ一日も早い解決のための大臣の御努力を心から期待いたしまして、質問を終わります。 | ||
03月13日 | 第120回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号 議事録を見る | ○常松分科員 私は、今年度が固定資産税の評価がえの年に当たっております、固定資産税の評価がえの国民各界各層に与える影響についてお伺いをさせていただきます。と同時に、時間が許せば固定資産税の評価についてもまたお尋ねをいたしたいと存じます。 私は、東京の七区という選挙区から選出さ...全文を見る |
○常松分科員 今回固定資産税の評価がえ、引き上げと同時に、住民税の減税が実施をされました。そこで、家主さんたちは、住民税減税やったんだから、皆さんの方も減税になっているはずだから、ひとつ固定資産税分ぐらいは負担してくださいよ、こういう形で話を持ってこられるわけですね。しかし、実際...全文を見る | ||
○常松分科員 わかりました。 次に、今度の固定資産税値上げの、土地を持っている、家を持っている方々への影響なんですけれども、これが年金で生活をしている方々への影響は甚大なんです。また、特に御主人に先立たれて遺族年金などで生計を営んでいる世帯への影響、非常に甚だしいわけでござい...全文を見る | ||
○常松分科員 現実には年金で非常に低所得になってしまう。しかし住みなれた土地は本人とは全く関係がなく、政府の無為無策の結果――いや、そうですよ大臣、結果、それはもう話にならないくらい値上がりをする。その被害を年金生活者の皆さんは受けているわけですね。ですから、今の局長の答弁ではど...全文を見る | ||
○常松分科員 わかりました。地元の議会の審議には非常に参考になると思います。 それで、固定資産税の評価についてちょっとお尋ねをいたしたいと思いますけれども、固定資産税の引き上げがどうも不明朗に思われるのには、評価の仕方にも原因があると私思うのですね。例えば、私の土地の評価額が...全文を見る | ||
○常松分科員 これから公開されていくということになりますと、最後の質問なども随分減ってくるのかなと思うのです。 最後に課税ミスの問題。全国的に固定資産税の賦課徴収のミスが非常に多発をしまして、納税者や国民の自治体に対する信頼が非常に失われつつあるのではないか。国会の中でも審議...全文を見る | ||
○常松分科員 ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第3号 議事録を見る | ○常松分科員 私は東京七区選出の議員でございまして、選挙区は東京都の市部、清瀬市、東村山市など十五市で構成されています。その清瀬市には、緑と清流、きれいな空気、戦前から結核の療養に最適な地として知られ、療養施設が今もなお多く残っています。 きょうは、大臣に、結核対策についてお...全文を見る |
○常松分科員 お答えのように、結核患者が一向に減らない。また、開発途上国から日本に出稼ぎに来ている方々などで結核に感染されている方も随分ある、あるいは日本に来て発症をする方もある、こんなふうに聞いているところです。 そうだといたしますと、減ったとはいえ、結核対策のためには、結...全文を見る | ||
○常松分科員 実はそのことなのでございますが、私、先日、地元の新山手病院を見学させていただきました。院長の藤井先生、結核御専門の小形先生あるいは看護婦さんを初めとする関係者の皆さんが非常に献身的に、また誠実に治療や介護に当たっておられることに非常に感銘を覚えました。病室も清潔でし...全文を見る | ||
○常松分科員 いつごろまでにその検討は行われるのでしょうか。結論が出るのはいつごろでしょうか。これを一言で答えてください。 | ||
○常松分科員 ところで、最近の結核患者の方々は、他の疾病との合併症に悩んでいる方が非常に多いと聞いております。いわゆる成人病、例えば糖尿病であるとか高血圧症であるとかそういう合併症が多く見られる。したがって、そういう実情からいたしますと、多機能を持った病院で結核も治療できるような...全文を見る | ||
○常松分科員 かつて結核が蔓延した時期に結核にかかった世代がこれから高齢化してくるわけでございますね。特に心配なのは、老人性の痴呆症などとの合併症がこれから結核患者の中で多く出てくるんじゃないかということが心配されます。あるいは精神病との合併症の患者さんの事例も非常に深刻だと聞い...全文を見る | ||
○常松分科員 あれもこれも公衆衛生審議会で検討中ということで、その中に全部含められておりますから、とにかく一刻も早く結論を得ていただいて、そして厚生省として来年度の予算なりなんなりの中に具体化していただくように強くお願いをいたしておきますので、ひとつ大臣よろしくお願いいたします。...全文を見る | ||
○常松分科員 局長、要するに日本では民間に実際の開発が任されているわけですね。ところが、結核患者さんの方々は、総体にしては減ってきていらっしゃる。リファンピシンなんかにしても、リファンピシンが開発されたのは二十年前と伺っておりますが、それからもうずっと新しい薬が開発されない。言っ...全文を見る | ||
○常松分科員 次に、結核医の育成の問題について少しお伺いいたしたいと思います。 大臣、結核の専門医の先生が高齢化をいたしまして、非常に減少しているという事実があるそうでございます。この間結核専門医の方々のつくっている協会の表を見せてもらったのですけれども、結核の専門医の方とい...全文を見る | ||
○常松分科員 専門結核医の養成については、ひとつ厚生大臣の方からも、文部省の方に強く要望していただきたいと思っております。 最後になりますが、看護婦さんの問題が非常に深刻だそうでございます。この点については、ほ かの看護婦さんと同じでありまして、結核の現場でも非常に深刻な状...全文を見る | ||
○常松分科員 どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。 | ||
03月13日 | 第120回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第3号 議事録を見る | ○常松分科員 まず最初に東京外郭環状線、いわゆる外環道路の問題についてお尋ねをいたします。 この問題は、おとといも同僚の沖田正人代議士がこの分科会で取り上げて質問をなさっておりまして、私もこの質問を傍聴させていただいておりました。 実は私は東京の七区、東京都の市部、武蔵野...全文を見る |
○常松分科員 おとといの沖田代議士の御質問に対して、昭和四十一年当時の計画についてそれで実行することはない、このように御答弁をなさいました。今具体的な計画はないわけです。だったら、大臣、その昭和四十一年の計画で実施をするということについては凍結をされているということでよろしいのじ...全文を見る | ||
○常松分科員 調査費の問題について少しお尋ねをいたしたいと思いますが、建設省では関越道以南の外環道路について調査費を計上しています。現在、事業が行われている埼玉県ルートや大泉区間、そして計画の変更案の出ている千葉県市川市区間と区別をして関越道以南の調査費が設けられているその目的は...全文を見る | ||
○常松分科員 そうすると、昭和四十一年の計画を何とかごり押ししようとするための調査費ではなくて、その四十一年当時の計画は現状に合わない、したがって、私としてはこれはもう凍結すべきだと思いますけれども、建設省としては全く新しい何らかの計画策定のための調査だというふうに今の局長の答弁...全文を見る | ||
○常松分科員 時間がありませんから先へ進みますが、その調査費ですけれども、これはいつから計上されていて今年度までに大体どのくらい支出されているのか、そして一体どんなふうなものに支出されているのか、具体的にお示しをいただきたいと思いますが、時間がありませんから、どうぞひとつ手短にお...全文を見る | ||
○常松分科員 調査費についてもう少し詳しくまた別途お尋ねをいたしますので、その折によろしくお願いいたしますが、建設省として、建設大臣として調査をなさっているということでございますので、私に寄せられているもう一通のお手紙をぜひ御紹介いたします。これは外環反対連盟の事務局長をやってお...全文を見る | ||
○常松分科員 先ほどの読み上げた手紙が皆さんのお気持ちですから、どうぞ十分酌み取っていただきたいということをお願いいたしまして、次に、住宅・都市整備公団の建てかえ問題及び家賃問題についてお尋ねをいたします。 まず、建てかえの問題についてでございますが、私は昨年の第百十八特別国...全文を見る | ||
○常松分科員 リロケーション住宅を組み合わせるなどいろいろな工夫をしていただいた建設省並びに公団の関係者の皆さんの御努力については心から敬意を表したいと存じますが、実は久米川の問題についてちょっと二、三お伺いをいたしたいと思います。 そのリロケーション住宅ですけれども、久米川...全文を見る | ||
○常松分科員 それが一番よろしいのじゃないかと思いますが、その後、家賃についてなんですけれども、例えば久米川団地の場合で言いますと、今回の特別措置の充実によってですが、平成元年に六十歳だった方がリロケーション住宅を希望したとします。そうしますと、その方は、戻り入居するのは平成五年...全文を見る | ||
○常松分科員 確かに特別措置はリロケーション住宅との組み合わせによって相当充実をしてきたことはよく理解できました。 私は、六月二十日の建設委員会の御質問の折に、伊藤住宅局長からこういう御答弁をいただいています。私の質問は、公営住宅を建てかえ公団住宅の中の敷地に併設できないか、...全文を見る | ||
○常松分科員 最後に、家賃の値上げの問題で、大臣に一つだけお尋ねをいたします。 お尋ねをしたいことは、このたび公団は十月からの家賃の値上げを計画しているやに聞いているわけでありますが、この家賃の値上げが実施されますと、特に既設団地に住んでいる御高齢の方々は非常に大変な事態にな...全文を見る | ||
○常松分科員 ありがとうございました。 | ||
04月12日 | 第120回国会 衆議院 運輸委員会 第9号 議事録を見る | ○常松委員 まず、設立される予定の子会社の定款を、あるいは定款の案をお示しください。 |
○常松委員 資本金の額及び設立委員の氏名等についてお答えください。 | ||
○常松委員 いつその会社を発足させる予定なのですか。 | ||
○常松委員 年内に発足させる会社の設立準備委員を、まだ考えていないということですか。 | ||
○常松委員 それは国会の軽視ないしは無視じゃありませんか。 この法案は、目的として汐留あるいは梅田、品川等の非常に価値の高い土地の売却を行うために必要な法案というような説明がございました。申し上げるまでもなく、大変貴重な国民の旧国鉄の財産ですね、それを処分をする会社の中身につ...全文を見る | ||
○常松委員 それは先ほど緒方委員の質問に答えていらっしゃるからわかります。 私がお尋ねをしているのは、その資本金の額、それは会社の基本になるわけですから。あるいは、設立準備委員は一名だということですけれども、概ね役員にはこういう人を予定しているとか、そういう資料がなければ、国...全文を見る | ||
○常松委員 では少し逆の質問をしますけれども、なぜ今この法案なんですか。どうして今急いでこの法案をどうしても決めてもらいたいというふうに委員会に大臣なり運輸省としては提出してきているのですか。いいじゃないですか、もっと先で。とりあえず二十億の会社をつくって、そして国会がきちっと審...全文を見る | ||
○常松委員 大塚さん、そういうことを聞いているのじゃなくて、このつくられるであろう現物出資後の会社の概要を示せと迫っている、特に資本金をどのようにして決めるかということを示せと迫っているわけです。 なぜかというと、それは言う必要はないと思いますけれども、仮に運輸省から出ている...全文を見る | ||
○常松委員 要は、この法案が通過をいたしますと、事業団が保有している土地については時価より低い価額で現物出資をすることができる。理論的に言うと清算事業団が持っているすべての土地について現物出資をすることができるようになるわけですね。理論的にですよ、この法案からの帰結で言えば。 ...全文を見る | ||
○常松委員 今の審議官のお答えどおり、ぜひ、国民の財産ですから、審議過程その他も公開しながら進めていただきたいと要望しておきます。 そこで、子会社について聞きましたから、少し子会社関連のことを幾つかお尋ねをいたしますが、私の問題意識はこういうことです。 この設立をされるで...全文を見る | ||
○常松委員 当然のことですけれども、この秋につくる会社と現物出資の対象になる会社とは、これは同じ会社だというふうに理解してよろしいですね。 | ||
○常松委員 それで、今の石月さんの答弁は緒方さんに対する御答弁の中でありましたけれども、やや角度を変えてお尋ねしますと、あの周辺の土地をある特定の不動産会社が買い占めているというようなうわさがあります。周辺の住民の皆さんはそういう心配をしています。そして、その大手の不動産系列にど...全文を見る | ||
○常松委員 要するに石月さん、周辺の住民やら国民から見て、国民の財産なんですから、そういうものが、疑惑を持たれるような人事はないというふうに約束してもらいたいのですよ。 | ||
○常松委員 あわせてもう一つだけ聞かせてください。 その子会社が、役員が非常に高い退職金とか賃金とか、つまり先ほど緒方さんがおっしゃいましたけれども、事業団とか運輸省とかの天下り先をつくるのじゃないか、そういうふうな余り聞きたくもない話も巷間伝わっているやに聞いていますから、...全文を見る | ||
○常松委員 次に、特別債券についてお尋ねをいたします。 まず、特別債券の発行額はどのくらいなのか、その基準は何なのか、お答えください。 | ||
○常松委員 この売り出した特別債券は、これは長期債務の返還に充てられるというふうに理解してよろしいわけですね。 | ||
○常松委員 ということになりますと、国会といたしましては、それが長期債務の返還に充てられるわけですから、そうすると、現物出資をした株式にいわば変換を予約するこの当初発行される債券が、一体どれだけの金額になるかというのは、これは長期債務がどんなふうに減っていくかということと直接リン...全文を見る | ||
○常松委員 一言で言えば、確実に国庫に入ってくるであろう、国庫といいますか、長期債務の返還に充てられるであろうというのは、都市計画がされた後、開発条件が確定をした後のいわば時価といいますか、時価で評価した資産額、これが少なくとも長期債務の返還にこの債券の売却を通して充てられる、こ...全文を見る | ||
○常松委員 次に、その特別債券の発行について、緒方委員からの質問の補足のような質問になりますけれども、この販売は全部証券会社に委託をするわけですね。 | ||
○常松委員 どういう証券会社ですか。 | ||
○常松委員 先ほど手数料の話が出ましたけれども、二%として概算六百億から一千億くらいの手数料収入が入るという非常に大きなものになるわけですから、特定のということになるとまたいろいろ問題が出てきますから、要するに今の答弁は、一定の条件を満たしている証券会社だったらどこでも投資家から...全文を見る | ||
○常松委員 だれに買ってもらうことを期待しているのでしょうか。 | ||
○常松委員 それは非常に理想的でしょうし、この運輸省から出された資料にもそうしたことが記載されているわけですけれども、まさかこれだけの規模の債券が大衆投資家だけで消化されるということはないのだろうと思うのです。一定の機関投資家の参加ということも当然予定されていると思いますけれども...全文を見る | ||
○常松委員 そういう場合にもう一方で出てくる問題は、この債券は同時に一対一の比率で株式に交換されますから、当然将来の株主ということになるわけですが、その安定的な株主対策ということも当然必要でありまして、表現は非常に悪いのですけれども、今非常に評判の悪い、例えば暴力団なんかが買い占...全文を見る | ||
○常松委員 中間的なという御発言がありまして、そこが非常に重要だと思いますので、事業団の方もぜひその点は、大塚さんが答弁したからあれは大塚さんの答弁であったということではなくて、事業団も同じくそういうことでやってもらわなければ困るなと思っております。 そこで、もう一回戻って債...全文を見る | ||
○常松委員 その額についてはその程度にしておきます。 今度は債務の返還についてですが、現時点では全額債務償還に充てるということでしたけれども、それは債券が売却をされればその売却とほぼ同時に、同時期に、あるいは即座にと言ってもよろしいですけれども、長期債務の返還に充てられるとい...全文を見る | ||
○常松委員 次に、債券の利払いについて、利息を払いますね、この利息の利率はどのくらいになりますか。 | ||
○常松委員 仮に今の御答弁で計算をした場合に、予想される利子の支払い総額はどのくらいになりますか。 | ||
○常松委員 だから、その支払われるであろう利子の総額は十年の間に大体どのくらいになると予想されていますか。 | ||
○常松委員 その一兆円の原資を将来のキャピタルゲインのところから充てたいということですね。このフレームとしては、形としては、将来株式公開をした場合のキャピタルゲイン部分からで一兆円を補てんしたい、こういうことですね。 | ||
○常松委員 次に、事業計画といいますか、あるいは都市計画といいますか、それに対する周辺住民及び自治体等の意見の聴取あるいは反映というような点での質問を二、三したいと思います。 申し上げるまでもなく、御近所の方々からすれば非常に大切な土地であります。御近所の方々が大変心配してお...全文を見る | ||
○常松委員 もう少しはっきりお尋ねしますけれども、これからこの事業を進めていくに当たって、事業団あるいはこの新しく設立される会社が周辺の住民の皆さんの意見を聴取する、聞く、耳を傾けるということをお約束していただけますね。 | ||
○常松委員 今回の汐留の開発が進んでいきますと、確かに地価は顕在化はさせませんけれども、先ほど審議官が御答弁されたように、周辺の地価は必然的に高騰せざるを得ないと私は理解しますけれども、その点いかがですか。 | ||
○常松委員 そういうふうに言えばそうですけれども、経済の実勢でいえば、とにかく都市計画が行われて、そしてこの地区の容積率が仮に一〇〇〇%になったとしますよ。そういうことになれば、それはこれまでの通例でいえば地価が上がっていく。そして、それは昔からそこに住んでこられた方々にしてみれ...全文を見る | ||
○常松委員 最後に大臣に伺いますけれども、今申し上げましたように、周辺の住民の皆さんの目もあります。また、清算事業団に対する国民の目というのは相当厳しい目があると私は思うのです。例えば、口を開けば私は取り上げている、千四十七人の方々を去年の四月に首を切った。その首を切っておいて、...全文を見る | ||
○常松委員 よろしくお願いします。 ありがとうございました。 | ||
04月25日 | 第120回国会 衆議院 建設委員会 第10号 議事録を見る | ○常松委員 和田先生の質問に続いて、御高齢の方々、年金生活の方々に対する特別措置の問題について一、二伺わせていただきます。 まず第一に、現在特別措置の対象になっている世帯数、生活保護世帯並びにその他の特別措置による世帯数についてお教えください。 |
○常松委員 値上げ対象団地約三十五万世帯の中でわずか四百八十四、今の数字ですと、それが実態であります。先ほど和田先生が御紹介されましたような年金生活者の実例というのは、数限りなく私どもも承っているところでございます。 結局、今のままの特別措置の水準でございますと、結果として今...全文を見る | ||
○常松委員 現在の公団の法体系その他の中では現状がぎりぎりだ、やりたいけれどもぎりぎりだとするならば、和田先生からお話がありましたように、これはもう建設省で大臣に決断をしていただくしかない、あるいは内閣の、政府の責任でやっていただくしかない。この間、三月十三日の予算委員会の際に同...全文を見る | ||
○常松委員 次に、建てかえ後の家賃について少し伺います。 昭和六十三年四月二十日の建設委員会におきまして、四月十五日の公団家賃問題についての集中審議を踏まえて、当時の中村喜四郎委員長より政府に対して、理事会の申し合わせに従った七項目の要望が行われました。その第二項目に、建てか...全文を見る | ||
○常松委員 じゃその具体的な二DKモデルは後で結構ですが、今お示しをいただいた各家賃構成の費目について、その内容を示していただきたい。特に用地費はゼロのはずですから、一体その地代相当額というのはどのくらい建てかえ後の家賃に占められているのか、示してください。 | ||
○常松委員 そういたしますと、約三〇%ぐらいということですから、大部分はその新しい建築費ということになるのかなというふうに逆に聞こえましたが、実は今この建てかえが進められております建てかえ対象団地の三鷹市の新川団地、東村山市の久米川団地、それから練馬区の石神井団地、この三つの団地...全文を見る | ||
○常松委員 それはおかしいんです。僕は多摩のここに住んでいるんだからはっきり言うんですけれども、三鷹の新川団地と東村山の久米川団地と、都心に出てくるのにどっちが便利かといったら、恐らく久米川団地なんかの方が便利なんですよ。つまり私は、わずか三〇%の地代相当額じゃなくて、公団の建て...全文を見る | ||
○常松委員 いや、先ほど朝日大学の参考人が、新規の家賃こそ検討したいと言っておられましたから、私はぜひ今後家賃部会の中で検討してもらいたいし、それは総裁、土地代が入ってないなんて、だったら練馬と東村山でなぜこんな違うのかというのは理屈にならないじゃありませんか。それはしかし、その...全文を見る | ||
○常松委員 ここに、国立にあるくにたち団地自治会というところからおたくの住都公団の北多摩営業所長にあてて出されている去年の九月二十七日の「台風十九号の被害状況と要望について」という要望書があるのです。これを見ますと、国立団地総戸数が百九十戸、そして雨水の吹き込みが百三十七戸、天井...全文を見る | ||
○常松委員 修繕費の問題についても、ぜひ住民の皆さんが納得のいくように、また委員長の要望の中でも、本当に値上げ分が居住性の向上のために使われるように、具体的に目に見える措置がとられるように、ぜひ委員長の方からも要望していただきたいと思いますし、公団の方もお願いしたいと思いますし、...全文を見る | ||
09月18日 | 第121回国会 衆議院 運輸委員会 第1号 議事録を見る | ○常松委員 きょうは運輸大臣に対して四つの質問を予定いたしております。一つは、障害者の方々の移動の自由の問題、二つは、六弗化ウランの輸送の事故防止の問題、そしてトラック及びタクシー業界における深刻な労働力不足の問題について予定をしているところでございます。 まず最初に、障害者...全文を見る |
○常松委員 大臣、お聞きのとおりであります。東京の立川から京都まで行く場合に、車いすの方は一人では、特にバスのときには一人では乗車することができないわけでありまして、また途中でも、介護者がつかなければ駅員その他に介護していただかなければ移動することができないというのが現状でありま...全文を見る | ||
○常松委員 大臣の決意を承りまして大変頼もしく思うわけでありますが、しかし、私の地元のJRの中央線、西武線、どの駅でも、またバス、タクシー等でも、この十年間に障害者の方々が自由に移動できるような改善は行われていません。例えば、障害者用のトイレなどの設備さえ整っていないというのが実...全文を見る | ||
○常松委員 ありがとうございました。 次に、六弗化ウランの輸送中の事故対策についてお尋ねをいたします。 青森県の六ケ所村でウラン濃縮工場が動き出そうとしています。ウラン濃縮工場は、既に世界各地で何度も事故を引き起こしております。例えば米国オクラホマ州のセコイヤ核燃料工場で...全文を見る | ||
○常松委員 侵されることになって、どういう事態になるのでしょうか。 | ||
○常松委員 弗化ウラニルを吸引した場合にも窒息死いたしますね。 | ||
○常松委員 運輸省は、この化学的毒性としては非常に危険だ、非常に危険な毒性を持っているというふうに認識をしているんでしょうか。 | ||
○常松委員 昭和五十九年の八月二十五日に、ベルギー沖のドーバー海峡で西ドイツのフェリーとフランス船籍の貨物船モンルイ号の衝突事故が起こりました。あの中には、御存じのとおり、六弗化ウランが積載されていたわけですが、そういう事故、あるいはあの富士丸と「なだしお」との衝突事故のような事...全文を見る | ||
○常松委員 海上保安庁の方から。 | ||
○常松委員 先ほど戸田さんからお答えがありましたように、非常に危険な弗化水素ガスが出る、それでそのIAEAの勧告書によれば、風下に民家あるいは人口の密集などがある場合には、そうしたガス発生の場合には避難を勧告したりすることがIAEAの文書の中で勧告をされているわけですね。 そ...全文を見る | ||
○常松委員 とられるだろうと思いますということなのですが、それは他の省庁にかかわることでありますからそちらの関係委員会で質問をしたいと思っておりますが、ぜひ大臣に要望したいのは、ことしの四月の参議院の予算委員会で我が党の森暢子議員が同じ趣旨の質問をいたしておりまして、その際に海部...全文を見る | ||
○常松委員 どうもありがとうございます。 それでは次に移りまして、物流二法とトラック業界の労働力不足の問題に移らせていただきます。 まず初めに大臣に、物流業界における非常に深刻な労働力不足問題の解決に向けての決意をお尋ねをしたいと思いますが、私のところに実は一通の手紙が寄...全文を見る | ||
○常松委員 私は、先日こういうお手紙をいただきまして、東京の何社かの業者の方にもお会いしていろいろお話を伺いましたが、運賃も少しずつ上がっているという運輸省の話もありますが、実際には、五十九年の運賃とか、あるいは、ひどい場合は五十七年の運賃で今ようやく収受している、この間の届け出...全文を見る | ||
○常松委員 局長にお尋ねしますが、最低賃金制の確立というのは、先ほど申し上げましたような運賃のダンピングとかそういうことが実際に行われているこの業界の秩序の確立、公正競争の確保のために私は非常に有効に機能するというふうに理解しておりますが、その点いかがでしょうか。 | ||
○常松委員 いやいや、つまり最賃制の確立が有効かどうかということです。認識していませんか、あの決議からして。 | ||
○常松委員 介入してくれと言っているんじゃないのです。最賃制の確立はその業界の秩序確立にとって有効と考えているかどうかということなんです。これは運輸省の問題でしょう。これは運輸委員会の問題ですよ。 とにかく、人件費が単価の中の五〇%近くを占める業界なんですよ。その中で最低賃金...全文を見る | ||
○常松委員 対応してくれと言っているのじゃなくて、有効かどうか、その認識を聞かしてくれということなんですが、お答えしにくいでしょうから、それはもうその辺にいたします。 実は、トラック業界の最賃制というのは、局長、全然進んでないのです。全然進んでないです、産業別最賃は。東京、長...全文を見る | ||
○常松委員 どうもありがとうございます。よろしくひとつお願いいたします。 次に、ハイ・タク労働者の問題に移りますが、ここもまた非常に深刻な労働力不足であります。相変わらずタクシーが非常に不足していることは御存じのとおりですが、昨年五月にタクシー運賃の改定かございまして、この改...全文を見る | ||
○常松委員 実は私もいろいろな事業所を回ってドライバーの方々の話も聞きました。また同時に、一〇%の障害者の方々の運賃割引なども行われましたから、障害者の方々のお話なんかも承りましたが、全体といたしまして、今回の運輸省の御指導は私は非常に遣切であったというふうに、ドライバーの方々も...全文を見る | ||
○常松委員 提案があるのですが、その前に、日本経済新聞で、都内大手の四社は近く東京地区での運賃値上げを申請するというような記事を先日見ましたが、同紙の報ずるところによりますと、昨年の運賃の値上げにもかかわらずタクシー部門は完全な赤字というふうに言っている大手の関係者の言葉も掲載さ...全文を見る | ||
○常松委員 質問を終わります。ありがとうございました。 | ||
12月04日 | 第122回国会 衆議院 運輸委員会 第2号 議事録を見る | ○常松委員 まず初めに、大都市、とりわけ東京の通勤通学の混雑緩和のための抜本的な対策について、細川議員に引き続いて運輸大臣にお尋ねをいたします。 去る十一月二十日に輸送力増強のための工事費負担を理由に大手私鉄の運賃改定が実施されましたが、一方、首都圏鉄道の混雑緩和は一向に進ん...全文を見る |
○常松委員 混雑緩和の抜本的な対策としては新線の建設及び複々線化があるわけでありますが、先ほど細川議員の質問に対する御答弁もございましたから、それらの進捗状況について、細川議員の御質問に対する御答弁につけ加えることがありましたらひとつ御答弁いただきたいと存じます。特にありませんか...全文を見る | ||
○常松委員 私は東京都かの国分寺市に住んでおりまして、実は中央線を毎朝利用しております。とにかくひどい込み方でございまして、腕を上げたまま下へおろすことができないという状況で、こういうのを混雑率何%というのですか、二五〇%ぐらいというのでしょうか、とにかくそれが実情であります。そ...全文を見る | ||
○常松委員 今の点についてちょっと補足して質問いたしますが、ATS・Pはいつごろ完成するのでしょうか。 それから、時差出勤についての指導ですけれども、これは具体的に東京都庁なら都庁に対して、あるいは各省庁に対してこういうふうにしてくれというのは、いつから具体的に指導が始まるの...全文を見る | ||
○常松委員 これは要望ですけれども、時差出勤対策については、当面の緊急措置としては非常に期待をしているわけです。これは一般論じゃなくて、もう少し具体的に、この運輸省の重点政策の中にもあるはずですから、ぜひひとつ具体的に進めていただきますように要望いたしておきます。 中央線の工...全文を見る | ||
○常松委員 私は、用地買収費などが非常に高くなってきている現状におきましては、複々線化、新線建設が地下で進められることがこれから民鉄なんかの場合も多くなるだろう、こんなふうに思っているわけでございます。 そこで、この中央線の場合は特にそうですけれども、仮にこの二千億円の新線建...全文を見る | ||
○常松委員 この中央線の立体化、複々線化事業の場合に地域が期待をしているのは、やはり抜本附な対策として複々織化、新線建設の方に期待をしていもわけですね。 そこで、今のお話ですと、鉄道整備基金も余り展望がない、それから積立金制度の方はこれはもう全然だめだ、こういうことであります...全文を見る | ||
○常松委員 次に、JR各社に対する地方労働委員会の命令を各社が速やかに履行するように運輸大臣の指導を求めまして、幾つかの質問をさせていただきます。 非常に厳しい寒さで有名な旭川で、元清算事業団職員の湯浅さん、須藤さんの御一家に対して、明け渡し訴訟の上に、暖房を切る、テレビのア...全文を見る | ||
○常松委員 大臣、実はきょうそこに当の須藤さんの奥さんも北海道からこの委員会の審議を見守りに出てきていらっしゃるのです。 就職未内定者が出ましたのは清算事業団及びJRの責任であって、湯浅さんや須藤さんら解雇された方々に責任は一切ないというのが私の理解であります。清算事業団は、...全文を見る | ||
○常松委員 清算事業団には、責務の償還も清算事業団の仕事の一つですけれども、七千人の方々の就職のあっせんを全員することも清算事業団の仕事のもう一つの目的だったはずです。七人のうち一人が就職しないで残っているのですよ。七千人のうち千人が残っているのですよ。これは、それでも清算事業団...全文を見る | ||
○常松委員 答弁、聞いていることに答えてください。僕が聞いたのは、そんな経過を言っているのじゃなくて、そういう国労の人たちが、千四十七名の方々が地方労働委員会の命令が守られていると信じてきた、その遵法の気持ちというのはどこか間違っているかということを聞いているのです。それを答えて...全文を見る | ||
○常松委員 私は運輸省はそういう答弁をしていてはいけないと思いますよ。地方労働委員会の命令を遵守するようにJR各社に対して指導すべき責任があると思います。そもそも、この旧国鉄の分割・民営化のときに改革法二十三条の審議をめぐって、この二十三条というのは、国鉄とJRの法人格が違う、そ...全文を見る | ||
○常松委員 どうもありがとうございました。大臣の和解に向けてのJR各社への強力な御指導を心からお願いをいたしまして、質問を終わります。 ありがとうございました。 |