常松裕志

つねまつひろし



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常松裕志の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
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○常松委員 きのう予算委員会で、共和問題に関する証人喚問あるいは参考人の方への事情聴取が行われたわけでありますが、この共和の問題、あるいは東京佐川に関するさまざまな問題への政治家の関与につきまして、また、それとともに行政の公正というものに対する国民の皆様からの大変強い不信の念が広...全文を見る
○常松委員 本日は、大臣の御所信に対しての私の質問でございますけれども、それに先立ちまして、佐川グループに関して、この問題についてきょうはしばらく時間を割いてお尋ねをいたしたいと思います。  東京佐川を初め佐川急便グループ全体については、暴力団との極めて親密な関係、あるいは東京...全文を見る
○常松委員 大臣のお言葉ではございますが、暴力団とのかかわりにつきましては、ひとり東京佐川にとどまらないわけでありまして、この点につきましては後ほど申し上げますし、また、貨物自動車運送事業法の枠外というお話もございましたけれども、この点につきましても私はやや見解を異にいたしますが...全文を見る
○常松委員 この佐川急便という企業につきましては、この運輸委員会を初め、国会で再三にわたって取り上げられてまいりました。私は、寡聞ですからあるいは誤っているかもしれませんが、一企業としてこれくらい国会の中で何回もにわたって取り上げられている企業はほかに例を見ないのではないか、そん...全文を見る
○常松委員 国会の場で労働省はこれまで何回か約束をしてきています。例えば平成元年十二月十二日、当時の労働省労働基準局長の野崎さんは、平成元年の九月に実施をした全国十八カ所の事業所に対しての監督指導に基づいて、あるいはまた、十二月上旬に清和商事からも事情聴取をした、これらを踏まえて...全文を見る
○常松委員 その答弁では、それでは今までと、安恒先生が再三にわたって労働省に言ってきたこととちっとも変わらない。昭和六十一年から安恒先生は取り上げているんです。その都度この賃金制度については取り上げて、きちっと改善に向かって指導しているのか。その都度労働省の答弁は、している、今そ...全文を見る
○常松委員 課長もこの「佐川急便を内部告発する」という本はきっと読んでいらっしゃると思うのですね。この中でも、相変わらず佐川では十五時間、十六時間労働が行われている、世間では、佐川は非常に賃金が高い、こういうふうに言われているけれども、実際はこの長時間労働の結果であって、単位労働...全文を見る
○常松委員 課長、現地に入らなければだめなんだ、入って指導しなければ。現場を押さえなければだめなんです。そういう指導をしていますか。
○常松委員 とにかく厳格な指導を要望しておきますが、大臣、とにかく御認識いただきたいのは、労働省が何度も何度も指導しても佐川の長時間労働の実態、あるいはそれを誘発するようなそうした賃金制度になっているということは、今の労働省からのお話できっと御理解いただけると思うのです。これは安...全文を見る
○常松委員 そういう脱税のほかにも、佐川グループにつきましては、国税当局から枚挙にいとまがないくらいいわゆる一般的な税務調査が行われ、毎年のように修正申告をしているというふうに聞いています。報道されただけでも、一九八六年申告漏れ六十億とかあるいは九一年三十五億とか、我々庶民からは...全文を見る
○常松委員 今の会津小鉄への総額十五億円の献金というのも、これは新聞報道でありますけれども、そういうことを含めて、佐川清会長及び佐川グループに対して、国税庁は脱税の容疑なりあるいはかどということで特別な査察を行うべきだろうと思うのです。甘過ぎると思うのです。  これも新聞報道に...全文を見る
○常松委員 国税庁に対して、非常にこの佐川氏に対して甘いんじゃないかということで大変批判が強いわけでありますから、ひとつ毅然とした御指導をお願いいたしまして、どうぞお引き取りいただいて結構でございます。  そういうわけで大臣、今申し上げましたように、税法上も非常に問題がある佐川...全文を見る
○常松委員 これがこういう出入国管理法違反についても関与しておるわけであります。  せっかくですから、法務省、実は佐川グループはそのほかにもあちらこちらで仕分け作業で中国人就学生などを不法に就労させているという風聞があります。今後、厳しくこういう点について調査をされる、あるいは...全文を見る
○常松委員 どうも法務省、ありがとうございました。  次に、警察庁にもおいでいただいておりますが、佐川急便の本社または会長である佐川清氏から警察に対して、広域暴力団会津小鉄ないしはその構成員などから寄附金、賛助金あるいは用心棒代などを要求されているというような被害届が出ていると...全文を見る
○常松委員 ところが、先ほどお話ししましたように、福岡県警ではこの件で、つまり会津小鉄に一九七九年から毎月一千万円ずつ献金をしていたというかどで佐川清氏を事情聴取を行った、あるいは土地の贈与についての事情聴取も行った、こういうふうに新聞の報道があるわけですけれども、こういうことは...全文を見る
○常松委員 どうも警察庁、ありがとうございました。  今警察庁からお話があっておわかりのとおり、貨物自動車運送事業法第五条の第一項には「第三条の許可を受けることができない。」という項もある。この佐川清氏なりあるいは佐川急便が極めてこの暴力団と結びつきが深いという点について、ぜひ...全文を見る
○常松委員 今改善の実が上がっているやの答弁でしたけれども、平成二年六月十二日の参議院の運輸委員会で安恒先生に対して、これは一番最近の安恒先生の質問ですが、当時の大野運輸大臣から御答弁がありました。このときの安恒先生の質問の趣旨は、改めて申し上げることもありませんが、ドライバー一...全文を見る
○常松委員 局長、そんな今から二年も三年も前に戻してもらっては困るのですね。いいですか、このときに安恒先生が質問しているのは、佐川急便の一番の問題点は、ドライバーの売り上げによってすべての賃金が決まるという決め方にあるんだ、これを質問しているのです。これに対して大野大臣は、六月ま...全文を見る
○常松委員 局長、質問に答えてください。このときに当時の寺嶋さんがこういうふうに答えています。「先月の末に再び清和商事会長に対して、ドライバー一人当たりの売上高を基準として賃金を決定するという現行制度を改める意向の有無並びに改善の具体的内容、」このときどうだったんですか、それじゃ...全文を見る
○常松委員 局長、甘いんじゃないんですか。そういうことですと運輸省は佐川に対して極めて甘い。国会で答弁しているんですよ、国会で。くどいんですけれども、局長の答弁がくどいからこっちもくどくなってしまうんだけれども、そういう賃金制度を改めさせるんだということを当時の寺嶋さんが答弁して...全文を見る
○常松委員 そうすると、現段階では到底その合併について審査をできるような状況じゃない、今のそのグループ六社からの運輸省に提出されている資料では、その合併なりあるいはその合併の要件であります事業計画の円滑な遂行ということについては到底審議できぬ、検討できない、こういうふうに受けとめ...全文を見る
○常松委員 先ほど冒頭、大臣の御答弁にもありましたように、そういうことも含めて、極めて厳密に、厳格に、世の中の人々から見て運輸行政は極めて公正だというふうに言われるような対処をお願いしたいと思います。  この点で最後に大臣にお伺いをいたしたいのですが、その前にちょっと、これは「...全文を見る
○常松委員 ありがとうございました。  念のために申し添えておきますけれども、もう昭和五十二年から、当時のたしかあれは田村運輸大臣、あるいはその後、柄谷先生の質問に対しては細田運輸大臣、あるいは安恒先生の質問に対しては当時の橋本運輸大臣、皆さんが、各省庁とあるいは他の大臣の方々...全文を見る
○常松委員 時間がありませんから、それじゃ、もう少しと思いましたけれども、わかりました。じゃまた改めての機会に御質問させていただきます。  次に、鉄道局長の方に鉄道関係について幾つか御質問させていただきます。あるいはこれは鉄道局長じゃなくて大塚さんの方なのかもしれませんが、利用...全文を見る
○常松委員 要望ですけれども、その行動、運動を現実にしている団体の皆さん、これはもう二回目ですから、前回もそのことをお願いいたしましたから、ぜひひとつ具体的にそういった準備を進めていただきたいと思いますが、その際にそういう場で検討していただきますけれども、こういうことは検討されて...全文を見る
○常松委員 その他、これは局長に要望しておきますが、障害者の方々が例の運賃割引制度を利用しようとする場合に、JRと私鉄で全然対応が違う。私鉄の場合には子供の運賃を払えばそれで利用できる、ところがJRの方は一々記録用紙に書いたりなんかしていかないと買えない、つまり子供運賃で乗れない...全文を見る
○常松委員 防衛施設庁としてはどういうふうにそれにお答えしたのでしょうか。
○常松委員 外務省に伺いますが、どういう重要な施設なんでしょうか、どんな程度に、安保条約上。
○常松委員 運輸大臣に御要望申し上げておきますが、東京都知事が多摩地区の開発上非常に重要な地区だということで要望を出しているわけでありますけれども、同時に周辺の住民の方々も、夜間離着陸の禁止とか、そういう環境上も横田基地は返してほしい、そういう強い要望を持っています。そういう要望...全文を見る
03月06日第123回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○常松委員 私は、港湾倉庫など海陸物流の結節点で働く労働者、あるいは港湾運送事業と、このたびの輸入促進政策とのかかわりについて御質問をいたします。  さきの日米首脳会談において、アメリカの強い圧力によって宮澤総理は貿易黒字の削減を約束させられ、その具体化の一環として今回審議され...全文を見る
○常松委員 次に、輸入促進基盤整備事業のプロジェクトは具体的にどういう内容なのか。また、整備地域の管理運営の主宰者はだれになるのか。相当数の当該事業というのが法案の中にありますが、その当該事業とはどのような業種がそこに参入するのか。  また、第三条では「輸入貨物流通促進事業」と...全文を見る
○常松委員 輸入促進基盤整備事業の参入業種についてはどういうことを想定しているのですか。特段の限定はしていないということなんでしょうか。
○常松委員 港湾運送事業法では港湾の定義の中で水域については規定をしているところでございますが、陸域については規定がございません。本法案により海上貨物の荷扱いを行う物流ターミナルでございますが、これは港頭地域に整備をするのか、あるいは内陸地にも整備をするのか、この点運輸省にお尋ね...全文を見る
○常松委員 通産省にお尋ねをいたしますが、通産省も同じようにお考えと、この海上貨物の荷扱いを行う物流ターミナルについては今運輸省からの御答弁のとおりというふうに御理解してよろしいですか。
○常松委員 この法案の第四条の地域輸入促進指針に従って整備される海上貨物の施設におきましては、コンテナのデバンニング、荷さばき等の作業が行われることになる、また想定されるわけでありますが、それについては港湾運送事業者が行うことになるというふうに私どもはこの法案から理解をいたしてお...全文を見る
○常松委員 そういうことできちっと御指導いただきますと、この法案によりまして港湾労働者の職域が狭められることになるのじゃないか、そういうおそれを持っていたわけでありますが、その点についてこうした指導がきちっと行われるならば、ある程度そうした疑問も晴れてくるわけであります。しかし、...全文を見る
○常松委員 運輸省は、こうした本法によってむしろ既存の海運事業者もその恩恵にあずかるのではないか、こういう御答弁がございましたけれども、私はそうは思えないのです。現実に港湾事業におきましては中小の皆さんの仕事がどんどん奪われている、あるいはそこで働く皆さんの職域はどんどん狭まって...全文を見る
○常松委員 まず勉強から始める、それは実行のための勉強、こういうことで理解をいたしますので、ひとつよろしくお願いいたします。  次に、港湾地域の整備に当たりましては、従来港湾整備に関する緊急措置法に基づきまして、港湾整備五カ年計画によって各港に設置されておりまする港湾審議会で関...全文を見る
○常松委員 それは審議官、港湾審議会の意見を聴取をしなければならないような場合は、それはそれで結構ですよ。しかし、そうでない場合だってあり得るわけですよ。先ほど申し上げましたように私は、この法律は運用の仕方を間違えますと外国の雇用のために日本の雇用が脅かされるという可能性もあると...全文を見る
○常松委員 そういう期待の中に、今申し上げましたような関係事業者や労働組合の方や地域住民の方々も運輸省の念頭には入っているというように理解してよろしいですね。
○常松委員 ありがとうございます。  次に、港湾労働条件の改善や雇用対策を実施をするためには、港運に係る認可料金等の法令遵守を図ることが関係者の重要な課題となっています。これに対する運輸省の見解を、この際この法案からちょっとあれかもしれませんが、運輸省の見解をお尋ねをいたします...全文を見る
○常松委員 重ねてお尋ねいたしますが、運輸省といたしましては現在この認可料金がきちっと遵守されているというふうにお考えかどうか、やはり荷主に対して港運業者の方々、ともすれば弱い立場にありますから、この認可料金が必ずしも適切に遵守されていないというふうに私どもは理解をいたしていると...全文を見る
○常松委員 通産省にお伺いいたしますが、運輸省の見解といいますか、この認可料金の遵守状況についての運輸省としての認識は、今御答弁があったとおりだと思いますが、私どもも全くそうなんです。ひとつ通産省にお願いですが、それが実態でありますから、通産省が一生懸命努力してきていますこういう...全文を見る
○常松委員 ひとつ通産省の格段の御協力をよろしくお願いいたします。  次に、ILOの港湾労働条約が昭和四十八年に採択をされましてから約二十年間を経過をいたしております。ところが、二十年たってもまだこの条約は批准をされておりません。先ほども同僚の加藤議員から労働省に対して御質問を...全文を見る
○常松委員 ILO百三十七号条約に関する労働省の理解については大変不満があります。それを運輸省にうのみにされては困るわけでありますが、こういった点については、まだ参議院等でも審議をしていただくといたしまして、雇用安定対策についてもう少しだけお尋ねをいたしますが、今お話がありました...全文を見る
○常松委員 適時適切に対処してまいりたいということでございましたが、私が指摘をいたしましたようなそうしたことについて、ぜひひとつ運輸省も理解をしていただいて、理解をした上での適時適切な御指導、このような理解をいたしますので、よろしくお願いいたします。  この法案、実は平成八年五...全文を見る
○常松委員 最後になりますが、私の御質問に対して、通産、運輸両省から懇切な御答弁がありました。その御答弁がそのとおりに実施をされることを強く期待をいたしております。  それで、今から二十年前にコンテナ化が実施をされまして、先ほど申し上げましたILO百三十七号条約などもそれを契機...全文を見る
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○常松分科員 私は、国会で働いてくださっている方々の労働条件にかかわる問題について、幾つか御質問をいたします。  欧米主要国と比較して年間二百時間から五百時間程度は長いと言われております我が国の労働時間は、貿易収支問題に対する反発から、公正な国際競争を阻害するものであるとの批判...全文を見る
○常松分科員 政府は、年間総実労働時間を千八百時間とするとの方針を決め、目標に向かって努力をしているようでありますが、労働時間の短縮については、衆議院事務局においてもこの方針と同じであると理解してよろしいかどうか、事務総長にお伺いをいたします。
○常松分科員 次に、総務庁にお尋ねをいたします。  国家公務員の完全週休二日制について、宮澤総理は施政方針演説の中で「平成四年度のできるだけ早い時点での実施が可能となりますよう、所要の法律案を今国会に提出する」と述べていらっしゃいますが、この法律案の提出時期及びできるだけ早い時...全文を見る
○常松分科員 できるだけ早いというのは、今国会中に提出をするということですか。
○常松分科員 わかりました。  国会職員の完全週休二日制については、本年四月から実施することになったとしても、交代制職場を含め体制的には支障がないというふうに聞いておりますし、行政庁も早期実施のめどはついていることでもありますので、むしろ衆議院が率先して実施すべきだと思いますが...全文を見る
○常松分科員 おくれるよりも、ぜひ率先してやっていただくようにお願いいたします。  次に、休暇制度の改善についてお尋ねをいたします。  年間総実労働時間を千八百時間とするには、完全週休二日制の実施のほか、超過勤務を抑制し、年次休暇の完全取得を促進するとともに、夏季休暇を拡大し...全文を見る
○常松分科員 次に、衆議院事務総長にお尋ねをいたします。  昨年から実施をされた夏季休暇は、たまたま国会開会中であったために、特に交代制職場などでは連続取得ができなかったというふうに伺っております。全く取得することができなかったという方もいらっしゃるようでありまして、また年休が...全文を見る
○常松分科員 実態について、私が伺っているのと事務総長の掌握されているのとやや食い違いがあるような気がいたしましたので、その点につきましては、ぜひ事務総長も改めて職員の皆さんにお伺いをしていただいて、交代職場等で夏季休暇が本当にきちっととられたのかどうかについて、改めて調査もして...全文を見る
○常松分科員 私たちもできるだけ理解をして、その廃止の方向が実現するように協力をしていきたいと思いますから、ぜひよろしくお願いいたします。  次に、高齢化対策及び定年延長問題についてお尋ねをいたします。  人生八十年時代を迎え、また、二十一世紀の超高齢社会を目前に控えまして、...全文を見る
○常松分科員 次に、定年延長の問題についてお尋ねをいたしますが、衆議院におきましては、職員団体の強い反対を押し切る形で、昭和六十年から六十歳定年制が導入、施行され、経過措置による暫定定年年齢も今や六十一歳代に突入し、六十歳になるのは目前に迫っているわけであります。今、総務庁やある...全文を見る
○常松分科員 国会職員の定年制についての最大の問題は、六十歳定年制の導入は、政府職員にとっては実質的に雇用延長措置であったのに対しまして、国会職員の場合は、まさに時代の流れに逆行する雇用短縮措置でありまして、明らかに職員の方々の生活権を侵害する大変不当な措置であったという点であり...全文を見る
○常松分科員 先日、議院運営委員会の中においても、私どもの森井忠良代議士からそういった点についてお話を申し上げたやに私ども報告を受けているところでございますので、ぜひひとつこの勤務延長、再任用制度については、弾力的に活用していただきたいということをお願いいたしておきます。  次...全文を見る
○常松分科員 終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○常松分科員 自治大臣にお尋ねをいたします。  昨年十月に再生資源の利用の促進に関する法律が施行されました。同法案成立時に、国会は全会一致で、本案の施行に当たって政府に対し、事業者等に再生資源の積極的な利用を指導すること、地方自治体を積極的に支援すること、及び再生資源としての利...全文を見る
○常松分科員 ぜひ後ほどごらんになっていただきたいと思いますが、その要望について二、三指尋ねをいたします。  まず第一に、逆有償になって東京都及び各市町村が九一年度予算で補正をいたしたり、あるいは九二年度の予算で予算化をしている、そういう実情について御報告をいただきたいと思いま...全文を見る
○常松分科員 武蔵野市におきましては、今年度平成四年度の予算で、トン当たり六千円として千四百トン、八百六十五万円予算化をいたしております。小金井市におきましては同じく一千百万円の予算化をいたしております。トン当たり九千円ということであります。国立市におきましては、トン当たり七千円...全文を見る
○常松分科員 自治大臣にお答えをいただきたいのでございますが、この逆有償化という異常事態、逆有償化の根本的な原因は鉄くずの大暴落でございますけれども、どうもこの鉄くずの余剰というのは構造的あるいは長期的なものになるのではないかというようなおそれがございます。  そこで、ぜひ自治...全文を見る
○常松分科員 いかがでしょうか、通産大臣や厚生大臣とこういう事態についてお話し合いをいただくということはできないでしょうか。
○常松分科員 同時に、先ほど御答弁ございませんでしたけれども、局長さん、各自治体での鉄くずリサイクルの状況や財政負担の動向について、鉄くずだけでなくてももっと広く、瓶とか古紙とかに広げてもらった方がなおいいのですが、そういった実態調査を自治省としてしていただくことはできないかどう...全文を見る
○常松分科員 私、この問題を通産大臣やその他の関係大臣にもお尋ねをしていくつもりでおりまして、資源として再生できるものがこういう形で事実上は廃棄物同然になっているわけです。鉄くずの場合にお金をつけなければ業者が引き取ってくれないという事態は、これはもう有価物ではありませんで廃棄物...全文を見る
○常松分科員 大変力強い御答弁で頼もしく思っておりますが、さて、この育児休業法の今のこの十二月十六日の審議の過程の中でも、この法律が本当に有効に、子供の育児にお父さんが、あるいはお母さんが安心して従事することができるためにはということで、大きく言って二つの問題が指摘されていたと私...全文を見る
○常松分科員 法律は法律として、その中で、この育児休業法で、自治大臣もおっしゃったように、子供の育児のために親が安心して従事できるようにということで、法は法としてあるけれどもこの柔軟な運用を図るという趣旨でございますね。そういう趣旨、大変賛成でありまして、頑張っていただきたいと思...全文を見る
○常松分科員 ここで本格的に育児休業法が施行されていきますと、今申し上げましたような二〇%だけでなくて、育児休業は企業種に広がっていくでしょうし、中で五〇%が現状有給だ、賃金補償されているということですから、その傾向はずっと広がっていくと私は思うのです。必ずそうなる。  しかし...全文を見る
○常松分科員 もう少しそういう点を議論したいと思いますけれども、時間もございませんから、大臣に最後にお尋ねをいたしましてこの点は終わらせていただきますが、大臣はこの十二月十六日のときに、民間、国家公務員、地方と、それぞれの立場に立って議論を尽くし、改善していくべきところがあればそ...全文を見る
○常松分科員 ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○常松分科員 きょうは大臣に、鉄のリサイクルに絞ってお尋ねをいたします。  鉄のリサイクルは、有史以前から長い間行われてきているわけでありまして、現在では鉄くず等の再資源化は、資源エネルギーの節約にとどまらず、環境保全といった地球規模の環境問題やごみ処理問題の解決など、社会的な...全文を見る
○常松分科員 この中で鉄くずの基本的な位置づけについて書かれているのですけれども、鉄くずにつきまして廃棄物というふうにお考えか、それともやはり有価物としてリサイクルの対象というふうにお考えでしょうか。
○常松分科員 どうもありがとうございます。もうその基本をお答えいただいてそれで結構なんですが、もう一つお願いしたいのは、この要望書は大臣と自治大臣と厚生大臣の三者あてになっておりますし、事の性格として三大臣の協議が必要じゃないか、こういうふうに存じますが、この要望、あるいはもっと...全文を見る
○常松分科員 ありがとうございます。ぜひひとつよろしくお願いをいたします。  通産省にお尋ねをいたしますが、先日、二月二十七日に、私も同道いたしまして私どもの方の通産大臣が大臣に要望をいたしたところでございます。その折に、「鉄屑の供給過剰、価格の暴落にあたり、銑鉄輸入量の再検討...全文を見る
○常松分科員 銑鉄についてはまだ後で聞きたいと思います。  続きまして、資源回収業者の方々の崩壊を防ぎ、安定した取引ルートの形成のためには、電炉メーカーあるいは高炉メーカーの協力が不可欠であります。そうした大手製鉄会社の協力が得られるように業界への指導や財政措置を検討していただ...全文を見る
○常松分科員 高炉メーカーのことについて特にお尋ねいたしましたのは、処理が困る鉄くずというのはほとんど高炉のメーカーのつくった鉄くずなわけですね。例えば、今お話があったスチール缶もそうです。それから、家電製品の例えば冷蔵庫なんかに使われている鉄板がそうですし、あるいはまた自動車も...全文を見る
○常松分科員 もう一つお尋ねいたしますが、このリサイクル法の施行令で製鉄業は特定業種に指定されなかったわけでありますけれども、これを追加指定するというわけにはいかないですか。
○常松分科員 高炉メーカーの場合、自社から出るくず鉄を五百万トンぐらい使っているんだろうと思うのですね。ですから、局長、中長期的じゃなくて、短中期的ぐらいのスタンスで高炉メーカーを指導してもらいたいと要望いたしておきます。  次に、鉄くずリサイクルの実情を大臣に聞いていただきた...全文を見る
○常松分科員 先ほど大臣から、三省で協力して進めていくというお話もございましたので、ぜひひとつその点よろしくお願いいたします。  次に大臣、自治体だけが固まっているのではなくて、一番困っているのは回収業者の方々なんです。ちょっと大臣、端的な聞き方なんですけれども、今のままでいっ...全文を見る
○常松分科員 ときどき言い過ぎるものですから、申しわけありませんでした。本当におっしゃるとおり大切な業界でございますから、ぜひひとつ育成をしていただきたいということを切にお願いいたしておきます。  次に、今回の鉄くずの余剰について少しお尋ねをいたしたいと思いますが、先ほど局長の...全文を見る
○常松分科員 鉄くずの輸入量ですが、現在三百七十万トンぐらいあります。減産ということもあって減っているということなんですけれども、これを半減するぐらいの抜本的な措置をとるということはできないのでしょうか。
○常松分科員 その点についても少し議論したいのですけれども、また別の機会といたしまして、現在の鉄くず価格は、商社と電炉メーカーの方々のところで仕切られているわけでございます。こういうところにメスを入れてほしい。例えば、商社と電炉メーカーとの間で価格が決まって、電炉メーカーに納める...全文を見る
○常松分科員 くず鉄の価格が高過ぎたときにはといいますか、非常に高騰したときには、通産省が安定させるように、言いかえれば引き下げるような指導をしたわけですね。今はリサイクル社会が崩れるような、回収業者の方々がそれこそ転廃業を余儀なくされるような異常事態でやるわけですから、したがっ...全文を見る
○常松分科員 最後に大臣に要望して終わりたいと思います。  現在のような鉄くずの逆有償化という事態がこれからまたずっと続くようですと、私は、鉄が資源ではなくてごみになってしまう、そういう事態だろうと思います。そこで、例えば缶メーカーや飲料メーカーの方々に対して逆有償化分を財政負...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○常松分科員 きょうは禁煙教育の問題に絞ってお尋ねをいたします。  大臣、ところで大臣はたばこをお吸いになりますでしょうか。また、大臣のお宅にはお子さんがいらっしゃって、お幾つぐらいかわかりませんが、私より相当若いですから、まだ未成年かもしれませんが、大臣のお子さん、仮に未成年...全文を見る
○常松分科員 平成元年から中学校及び高校の保健あるいは特別活動において、禁煙教育が行われるようになっているわけであります。学習指導要領にもこの点明記されるようになったと伺っているわけでありますが、その概要についてお答えをいただきたいと存じます。     〔北川(正)主査代理退席...全文を見る
○常松分科員 一例を、例えば中学校に例を挙げて、仏その教科書まだ見てないんですけれども、どうなんでしょうか、今大臣がおっしゃられましたように、他人にたばこが与える影響が非常に大きい、そういうことであるとか、あるいはたばこそのものが健康にとって極めて有害であるというような趣旨につい...全文を見る
○常松分科員 そこで、昨今の未成年の喫煙の実態について少しお伺いをしてみたいと思うのですが、大臣、ここに国立公衆衛生院疫学部の蓑輪先生などが、中高校生の喫煙の実態について調べたアンケート調査がございます。これは無作為に七十中学校、三十三高校の約五万七千人の生徒さんたちを、一九九〇...全文を見る
○常松分科員 先ほどの東久留米の中央中学校の例でいつでも、やはり学習指導要領の中に明記をされて学校で教育が行われるようになって明らかに減っているわけですね。文部省がもし全国的にこの調査を、お金は大変ですけれども、そういう調査を行うだけでも、私は随分子供たちの中での深刻な喫煙という...全文を見る
○常松分科員 効果あらしめることが目的でございますから、ぜひそういうことも含めて御検討いただきたいと思いますが、どうなんでしょうか、各学校でどういう禁煙教育が行われているかということについて、これは文部省はつかんでいらっしゃるのでしょうか。
○常松分科員 その点については後で実際のところからお尋ねをいたしますけれども、文部省は各学校でどういう禁煙教育が行われているかということについて調べたことがありますか、こういうことをお尋ねしているわけです。あるいは、調べられるつもりはありませんかということでもあります。
○常松分科員 いや、それはやはり調査をしてもらう必要があると思うのです。  局長はたばこをお吸いになりますか。
○常松分科員 吸わないのだったら同志ですから、ぜひひとつ頑張ってもらいたいですけれども、各学校でどういう禁煙教育が行われているか。私、今ここに持っておりますのは神奈川県の各市教育委員会及び埼玉県の教育委員会に関する資料なんですけれども、例えば川崎市では小学校、中学校において取り上...全文を見る
○常松分科員 そうです。管理、統制にならないような形でですけれども、これは日の丸とかそういうことのように学校の中がごたごたする問題じゃありませんからね、だれにとってもいいことなんですから。そういうことですから、しかし管理、統制にならないような形でどうやって調査したらいいか検討して...全文を見る
○常松分科員 一つであることは全部であり得るのですから、ひとつ。それはそうだと思いますよ、これは学校保健会に随分補助金を出してつくっているわけですから。しかし局長、実際に一校でも届いていないという報告が来ているわけですから、そうしますと、これは一体どうなっているんだということにな...全文を見る
○常松分科員 世田谷区立上祖師谷中学校の二年生の生徒さん二百二十人の方々の調査で、先生に守ってほしいことの中のトップが、職員室や生徒の出入りする場所を禁煙にしてほしいというのが、これが子供たちが先生に守ってほしいことのトップなんですね。WHOのことしの世界禁煙デーのテーマは、「煙...全文を見る
○常松分科員 私は禁煙派でやや過激ですからそういうことを言うのかもしれませんが、私はそのくらいやってもいい、日の丸なんかと違って、だれにとっても非常にいいことですからやっていいと思いますけれども、それはともかくとして、しかしそういう形ででも結構ですから、ぜひ学校の中で先生方の議論...全文を見る
○常松分科員 ぜひお願いします。  最後に大臣にお尋ねをいたしますが、これは福岡県の久留米ですけれども、久留米市で、久留米地区高等学校補導協議会、これは会長は久留米学園高校の樋口先生という校長先生ですが、ここが、久留米のたばこ販売協同組合や日本たばこの営業所に対して、自動販売機...全文を見る
○常松分科員 ありがとうございました。
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○常松分科員 きょうは厚生大臣に、精神障害者の方々の問題に絞ってお尋ねをいたします。精神保健法が制定されて四年、来年は附則によりますと見直しか行われる丸五年になります。その見直しに向けお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、見直しに当たりまして、精神保健法から親を保護義務...全文を見る
○常松分科員 ぜひひとつよろしくお願いいたします。  次のお願いは、精神障害者、そして回復者の方々の労働を保障し、適切な仕事を与えていただきたいということでございます。先ほどの手紙のさらに続きを少し読ませていただきます。   わたくし達の家族会は地域作業所を運営しています。病...全文を見る
○常松分科員 大臣にお尋ねをしたいわけでありますが、大臣が御所管の精神障害者の方々の社会復帰にとって欠かすことのできない障害者雇用促進法の中に、障害者の義務づけがいわば除外されている。こういう実態について、障害者の方々の社会復帰を所管されていらっしゃる大臣としての御所見をぜひひと...全文を見る
○常松分科員 大臣にお願いでございますが、今度労働省、労働大臣から障害者雇用促進法の改正案が国会に提出をされるわけですけれども、この中にも除外されているのです。ぜひ大臣の方から労働大臣に対して、今局長からの御答弁もありますから、ひとつできるだけ速やかにこの促進法の中にそうした精神...全文を見る
○常松分科員 よろしくどうぞお願いいたします。  次に、精神障害者の社会復帰事業についてお尋ねをいたします。  改めて申し上げるまでもなく、精神保健法の第九条、社会復帰施設の設置及び第十条の二、国または都道府県の補助のいわゆるできる規定について、市町村の義務規定に改めてもらい...全文を見る
○常松分科員 後でもう少しお尋ねをしなければなりませんが、まずどうなんでしょうか。全国でこうした小規模共同作業所が一体どのくらいある、そこにはどのくらいの方々が入所していらっしゃる、あるいは運営主体であるとか他の社会復帰施設との関連であるとか、そういった点についてはいかがでござい...全文を見る
○常松分科員 そういうふうに、この間にそれこそ燎原の火のごとくつくられていったわけでありますけれども、その小規模共同作業所が社会復帰の全体の中に現実に果たしているという役割については、厚生省も高く評価をしていらっしゃるというふうに受けとめてよろしいですね。
○常松分科員 そういう小規模共同作業所に対して国はどういう補助をしているのでしょうか。
○常松分科員 九十万円出しているところは全国でどのくらいあるのですか。
○常松分科員 今は、三年度までだと何カ所ですか。
○常松分科員 大臣、今の局長の答弁をお聞きだと思いますが、とにかく五百カ所あるだろう。これもまあ必ずしも正確ではないようですけれども、現状ではそのうちの約半分に対して一カ所九十万円しか補助が出されていないというのが実情であります。これでは余りにも先ほどの局長の御認識、つまり、社会...全文を見る
○常松分科員 大臣、ぜひお聞きしたいのですが、実際はどうかといいますと、地域最低賃金さえ保障されていないというのが実態でありますし、厚生省あるいは国の義務づけております労働保険あるいは社会保険にさえ加入していらっしゃらない。年休などもってのほかというのが実情であります。  次に...全文を見る
○常松分科員 今私は働いている方のお手紙を読み上げました。障害者の方々のために若い人生をささげようという方のお手紙でございますけれども、それについて大臣、どんな御感想を持っていらっしゃるでしょうか。
○常松分科員 とにかく若い方が非常な低賃金で、休みもとることができず、そういう休みをとることができないということも、これは自分の暮らしのためじゃなくて、それにょってよいケアができないということで悩みながらこの仕事をしていらっしゃる。こういう実情をぜひ御認識いただきたい。  先ほ...全文を見る
○常松分科員 国なり都道府県なりがつくっている授産施設、そういうところでも障害者の方々の持っている能力に合った活動が行われなければならないわけですし、同時に、今お話がありましたように、そういう都道府県の施設を通して、周囲にございますこうした小規模共同作業所の仕事の内容を向上させて...全文を見る
○常松分科員 小規模共同作業所を対象にして、先ほどの局長の御認識のとおり、これが社会復帰事業全体に対して資しているというふうに御認識なさるんだったら、今のこの作業所における作業の実態では十分な機能を果たせていないわけですから、そういうところに対して適切な仕事を提供するようなことを...全文を見る
○常松分科員 時間が参りましたので終わりますが、現実にはその自立を阻害している、カットをすることによって現実には自立が阻害されているということを御指摘をいたしておきます。  最後に大臣、こうした小規模作業所に対して、現在の補助額あるいは交付方式というものを抜本的に改めて、一定の...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第2号
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○常松分科員 きょうは大臣に住都公団の団地の建てかえの問題に絞ってお尋ねをいたします。  大臣の選挙区にも公団の団地がたくさんございますけれども、その中で、曙団地、それから梅光園、あるいは貝塚とか諸岡とか別府、こういう団地が大臣の選挙区の中にもございますが、これが今公団住宅の建...全文を見る
○常松分科員 時間がありませんから、また後ほど、緑被率とかあるいは公共スペースなどの基準がおおりでしょうから、それはまた別途私の方へ届けていただければと思いますが、その建てかえのスケジュールですね、説明会を開いて、最後全部建てかえを完了するまでのスケジュール、これをちょっと簡単に...全文を見る
○常松分科員 三団地とも一期、二期に分けて、それぞれの一期、二期の中が完工区と後工区、こういうふうに分かれて行われるというふうに理解してよろしいですね。
○常松分科員 次に、建てかえ計画についてなんですが、どういうふうにして策定されるのですか。時に、地元の自治体の要望とかあるいは住民の要望というようなものはどの段階で公団は取り入れていくのでしょうか。
○常松分科員 例えば今やっている久米川団地なんかも、近所では有名なすばらしい桜の名所になっていますね。緑町団地の場合でもそうですよ。あの木を残してほしいとかあるいはあの通りを残してほしいというようなそういう住民の側に要望があるのですね。例えば、住民の方々の町づくりといいますか団地...全文を見る
○常松分科員 ところが大臣、実際はそれがほとんど消えているかもしれませんよ。しかし、実際は配置計画や何かの中でそれが受け入れられたことはないのですね。あの木をこうしてほしいとかいろいろなものがありますけれども、そういうものを、公団の方は立場の違いで、あるいは受けとめていますよとい...全文を見る
○常松分科員 これは大臣にお答えいただきたいし、要望も含まれているわけですけれども、大臣の地元の団地の皆さんに聞いていただいてもそうですけれども、公団と地元の自治体と住民の三者で話し合うような、団地をこういうふうにしていきたいということについて話し合うような場をぜひつくっていくよ...全文を見る
○常松分科員 ぜひその三者の協議を行って、住民からの非常に細かな、建てかえに関するさまざまな要望というものを受けとめていただくようにぜひひとつ御配慮いただきたい、検討していただきたいということをお願いいたしておきます。  次に、高齢者対策についてお尋ねをいたします。  少し時...全文を見る
○常松分科員 局長、どうでしょうか。
○常松分科員 どういう基準なんですか。例えばこういう団地にはつくるという基準があるんじゃありませんか。
○常松分科員 建てかえ団地に住んでいる今の基準に当てはまるような方々については、全員当該団地につくられる都営住宅の中に入居できるというふうに理解していてよろしいのですか。
○常松分科員 そうすると、基準づくりがこれからだとすると、幾つか要望があるんです。その基準づくりの中に含めていただきたい。  まず第一に、説明会時六十歳じゃなくて、入居時を六十歳というふうに改善してもらいたい。あるいはそういう基準にしてもらいたい。これが一つ。  それから、公...全文を見る
○常松分科員 いずれにしても大臣、建てかえの事業というのは非常に重要な事業だと思います。そこで、御要望を申し上げてお答えをいただいて私の質問を終わりますが、ぜひ建てかえの問題について政府も公団も我々議員も一度集中して議論してみる必要があるんじゃないか、私はこんなふうに思っておりま...全文を見る
○常松分科員 終わります。
04月14日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第4号
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○常松委員 今日、極めて深刻に進行しております海洋汚染から我々人類を含む生態系を守り、また、いつ大事故が起こっても不思議ではないと言われております東京湾、浦賀水道での海上災害などを未然に防止をするという観点から二、三質問をさせていただきます。  北海沿岸を旅行したことのある方な...全文を見る
○常松委員 確かに、MARPOL条約あるいはこれに関連した我が国の国内法あるいは各国におけるそれぞれの国内法の整備は行われてきたわけでありますけれども、先ほど申し上げましたような、北海沿岸を特に中心とした大変な海洋の汚染、こういうものが世界の海で極めて深刻な一途をたどっている、そ...全文を見る
○常松委員 なるほど確かに油の汚染による対策というのは、MARPOL条約その他、今回もそうですけれども、比較的進んできているだろうと思うのです。  しかし、先ほど申し上げましたゼニガタアザラシなどの絶滅の危機とかあるいは五大湖付近での鳥などに発生している奇形などの原因は、詳しく...全文を見る
○常松委員 大塚さんの御答弁の中にもありましたが、海上災害防止センターというのが機能してきているということについては海上保安白書の中でも勉強させていただきましたけれども、その事業内容及び今日までの経緯の中でどのような効果があったのか、あるいは今後さらにどのような方向で充実させてい...全文を見る
○常松委員 次に、昨年の運輸省における湾岸汚染対策の対応状況とその後の対応についてお答えください。
○常松委員 大変御苦労だったわけですけれども、なかなか知られていないですね、運輸省がそういう活躍をしているというのが。まあ、しないことは新聞にもよく出ますけれども、していることはなかなか伝えられていないというのは、我々にも責任があるのでしょうけれども、もう少し運輸省の方も誇れるこ...全文を見る
○常松委員 北海などに比べますと太平洋とかインド洋とか東シナ海などは比較的まだまだ汚染は進んでおりませんけれども、油汚染だけではなくて、これからASEANを中心にして化学工場なども次々に建設されていきますし、また、DDTなんかもアフリカとかあるいは東南アジアなんかではまだまだ使わ...全文を見る
○常松委員 どうもありがとうございました。
04月15日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第5号
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○常松委員 まず、自転車置き場の問題についてお尋ねをいたします。  運輸大臣、ことし二月十三日に全国自転車問題自治体連絡協議会というのが発足をしたことを御存じでしょうか。私の地元の東京都かの各市及び各区を初め多くの自治体は、放置自転車、駐輪場の不足に頭を抱えています。もう黙って...全文を見る
○常松委員 私はこの要望に賛成でございます。鉄道事業者も責務を負うように法制化するために、運輸大臣にはぜひその条件整備をしていただきたいと思うわけであります。  私の地元十五市の自治体について、駅周辺の自転車置き場の実情を調べてみました。うち十二市から回答がございましたが、自転...全文を見る
○常松委員 引き続きもちろんそうした努力はしていただきたいと思いますが、あわせて、そういう中でなお法制化しろという非常に強い要望が出てきているわけでありますから、それも含めて検討していただきたいと思いますが、この点についてはまだ別途御質問したいと思います。  次に、海上自衛隊潜...全文を見る
○常松委員 記者側が受け取った可能性が考えられるということであるとすると、やはり極めて軽率のそしりは免れないと思いますので、二度上再びそうしたことのないように慎重な態度が要請されるわけであります。  ところで、本件は高等海難審判庁の第二審裁決を不服として、東京高等裁判所において...全文を見る
○常松委員 いや、要するに退職してもまた戻ってきて、海難審判庁に戻るわけでしょう。
○常松委員 それ以外の人は戻ってきたのでしょう。
○常松委員 大臣、これでは身内が身内を戴いているようなことになるし、少なくとも世間から見ればそういうふうにとられるだろうと思うのです。海難審判庁からだれを高裁に出向させるかというのは運輸大臣の御判断だろうと思うのです。  これまで東京高裁に提訴された事件のほとんどすべてについて...全文を見る
○常松委員 いずれにいたしましても運輸大臣、その点誤解を持たれることのないような制度に改めていただくようにぜひ御検討いただきたいと思います。  そこで、審判そのものの内容について二、三お伺いいたしますが、あのときめ事実を見ますと、「なだしお」から保安庁への連絡がおくれたこと、衝...全文を見る
○常松委員 第二審の裁決では自衛隊への勧告がなくなっておりますが、この理由について御答弁ください。
○常松委員 なるほどそういうことで「なだしお」が原因であるということについては裁決の中でうたわれているということでありますが、しかし、それにいたしましてもこの第二審の高等審判庁の裁決は第一審の場合と違います。どちらも船員の常務を適用しておりますけれども、この第一審では「なだしお」...全文を見る
○常松委員 確かにそういうふうに指示されていますけれども、しかし、とにかく双方がフィフティー・フィフティーというふうになっている点について、あれはヨットを避けようとしたことをもって第二審の裁決はそのことをかなり重視しているんじゃないかと私は思うのですが、あの浦賀水道や東京湾などで...全文を見る
○常松委員 二度と再び起こっちゃいけませんし、さのう以来御指摘しておりますような大変危険な水道、水域になっておりますので、ぜひひとつ運輸省の、また海上保安庁の適切な御指導をよろしくお願いいたします。  次に、通勤通学の混雑緩和につきましてお尋ねをいたします。  実は三月十四日...全文を見る
○常松委員 その中でJRの中央線の立体化・複々線化はおかげさまで昨年スタートをするということになることはなったのですけれども、埼京線の延長している大崎、渋谷に至る部分とか武蔵野南線など、ああいう線区がおくれているのは非常に残念なのですが、それはまた後で聞きます。  そこで、ラッ...全文を見る
○常松委員 ありがとうございます。  運輸大臣、二五〇%というのはこういう状況なのです。僕なんかもそうですが、つり革につかまりますね、電車が揺れると体が倒れますね、倒れたきりこちらに戻らない、これが二五〇%だということになっているのですね。手が動かせない状態だ。これがまだ十区間...全文を見る
○常松委員 当時で言えば、運輸省内部においても、また財政当局とも、非常に慎重な御議論が行われたと思うのですが、とにかく運政審答申が現在ではまだ半分しか満たされていない、今のままいっても二〇〇〇年までにあれがきちっと満たされるとは限らない状況ですから、したがって、やはりあれを満たす...全文を見る
○常松委員 少しではなくて大いにまじめにやっていただきたいと思うわけであります。  第二に、法律の方の第三条二項の二号のところで期間を十年としています。確かに法律の趣旨からいえば、十年だって私は長過ぎると思うのです。五年とか七年くらいでやってもらいたいというのが正直言って本音で...全文を見る
○常松委員 それで結構でして、恐らく、そういう不安を持っているとすれば、その不安だって取り除いていただくことが今の御答弁でできると思いますから、ぜひひとつ、今の御答弁を私も十分に承っておきます。  次に、この対象になる工事費の算定なのですけれども、これは認定時の単価で積算されて...全文を見る
○常松委員 それは今の法律ならそうでしょう。国会で議論しているわけですから、特別の法律をつくるなりなんなりして、やりやすくできぬかということです。  今の話でいつでも、独自の事業として営団地下鉄やあるいはJRなんかが自社工事としてやる場合は、その利子分について費用化できるわけで...全文を見る
○常松委員 実は井山さん、だから今のスピードで運政審答申がちっともいかない、僕らから見れば。あなたから見たら、いや、運政審答申どおりきちっといっていますということかもしれませんが、先ほど、冒頭の答弁でいえば、なかなか目標どおりいっていないし、東京でいったって、あと少なくともこれか...全文を見る
○常松委員 というのが、大臣、実情でございます。  そこで、大臣にお尋ねをいたしたいわけでありますが、この鉄道整備基金を一層充実させるために、今後どのような御努力を行おうとしているかということについてであります。  ことしの運輸白書に、ヨーロッパにおける高速鉄道網が紹介されて...全文を見る
○常松委員 ぜひ大蔵大臣や内閣総理大臣と相談して、首都圏の、まだほかにもあるのです、JRの新幹線の品川駅の問題とか、あれはけさの新聞では六千億かかるとか、あるいはもっと進めてもらいたいのは、お年寄りやあるいは障害者の方々のためにエレベーターをつくるとか、そういう人に優しい交通施設...全文を見る
○常松委員 ありがとうございました。
05月12日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第7号
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○常松委員 この法律改正案の勉強をするに当たりまして、私はホテル労連と呼ばれる労働組合の皆さんの御意見あるいは観光に携わっている観光労連の労働組合の皆さんの御意見を伺いました。またホテル協会、ビジネスホテル協会あるいは日観連、国観連の皆さんの御意見も伺う機会を持つことができました...全文を見る
○常松委員 そういう精神に基づいてつくられた法律であることを前提にしながら、以下やや逐条的にお伺いをいたしていきます。  まず最初に、第六条についてでございますが、「客室の構造及び設備並びに数が、外客の宿泊に適するものとして運輸省令で定める基準」とあります。また、同六条一のロに...全文を見る
○常松委員 以下、各条項について細かな質問をいたしますので、ぜひできるだけ具体的に、考えていらっしゃることを御答弁いただきたいと思います。例えば今の数のことについて、若干緩和するというお話ですけれども、若干緩和するのではなくて具体的にこの辺まで緩和したいというふうに、以下について...全文を見る
○常松委員 以前、ホテル・ニュージャパンの火災のときに、先ほど質問いたしました我が党の先輩の小林恒人代議士が、この消防法違反のようなことは再三指摘されていたにもかかわらず政府登録旅館であったということについて質問されているわけですね。この消防法違反とか建築基準法違反とか労基法違反...全文を見る
○常松委員 次に第十条の外客接遇主任者の選任の件について少し伺います。  まず選任の基準、人数、仕事の中身、並びにこの中に「外客の接遇に関する業務の管理」というのが書かれていますが、これはどんなことを指しているのか、御答弁ください。
○常松委員 選任の基準ですけれども、まず実務経験と言いましたが、その実務経験というのはどの程度の経験を指しているのですか。例えば、実務経験という場合もいろいろな実務の経験がありますよ。同じホテルに勤めておられても、実際に外客と接しているような実務経験、あるいは接していない、デスク...全文を見る
○常松委員 この資格はライセンス制みたいに考えているのですか。
○常松委員 関連して、「外客接遇上必要な教育の程度及び方法」とか、あるいは外客の利便の確保のために遵守すべき事項とかというのが第十三条にございます。私、これまたホテルで働いていらっしゃるホテル労連の皆さんやらあるいはホテル経営に当たっていらっしゃる方々のお話を伺っても、英語の能力...全文を見る
○常松委員 今の法律にありますこの「外客接遇上必要な教育の程度及び方法」というのは、現実には機能していないというか動いていないというか、あるいはこれに基づいた省令なり政令なりというのはつくられていなかったんじゃありませんか。それを今度は具体的に動かしていこう、今局長から答弁があっ...全文を見る
○常松委員 次に進みまして、十九条及び二十二条、先ほど小林代議士からもお話がございましたが、指定登録機関として日本観光協会を想定していらっしゃるという趣旨の御答弁でありました。その場合に、登録事務の不公平や不公正を排除するためにどういったことが担保されているのでしょうか。
○常松委員 これはあれですか、そういう今御答弁あったようなことは政令なり省令なりに書き込 んでいこうということなんですか、そういうことを具体的に。
○常松委員 これは後で大臣にお尋ねもいたしますけれども、やはりこの法律に伴って絶えず出てくる疑問は、結局ランクづけされるんじゃないかという疑問みたいなものが出されてきておりますから、特に不公平、不公正のないようにきちっとした、特に先ほど小林議員から御指摘がありましたように日本観光...全文を見る
○常松委員 逆に言うと、今度新しく政府登録をするホテル、旅館にはこの減価償却資産の耐用年数の特例は適用されないということなんですか。
○常松委員 それはおかしいですよね。もともとこの減価償却資産への耐用年数の特例の適用というのは、当時、外貨獲得のために観光を奨励していくということで行われたというふうな説がありますけれども、しかし、今現実にはホテルの場合でも国際的に非常に今度競争が盛んで、どんどんどんどん設備も更...全文を見る
○常松委員 この情報いかんによって実は、実際上ランクづけされちゃうというふうに皆さんが危惧の念を持っているのです。例えば、当たり前ですけれども、ぽんとコンピューターで打ち出したら一番最初に出てくる旅館と一番最後に出てくる旅館とじゃこれは当然お客さんの申し込み状況が違うのは当たり前...全文を見る
○常松委員 この情報の提供の仕方とかあるいは内容とかいうことについて具体的に詰めていくために、何か委員会とか審議会とかそういうものを準備していらっしゃるんですか。
○常松委員 そういう委員会の場合に、先ほど小林委員の質問で、この登録基準の方ではいろいろ幅広く関係者の意見を聞く、こういうことがありましたね。この今の情報提供の内容なりその情報提供の仕方などについて詰めていく委員会についてですけれども、この中に従業員の代表、そこで働いている方々の...全文を見る
○常松委員 それはぜひ入っていただきたいと私どもは思っております。やはりそれが先ほど冒頭申し上げましたように、現実に外国人のお客さん方に直接接するのは従業員の方々ですから、そういう方々と一緒になって、やはりどんな情報を提供していくのか、どんな仕方でしていくのが一番外国人の方々が喜...全文を見る
○常松委員 その情報提供機関ですけれども、これはどこを考えているのですか。その指定登録機関、もう少し具体的に言えば、小林先生から強い御批判がありましたけれども、運輸省としては日本観光協会を考えているということなんですか、想定しているということなんですか。
○常松委員 日本観光協会は今までそういうお仕事を現実にはしていなかったわけでありまして、その日本観光協会と現実にそのホテルのお仕事に携わっている、例えばホテル協会とかビジネスホテル協会とか国観連とか日観連とかあるいはこのホテル労連の皆さんとか、そういう方々との関係はどんなふうな関...全文を見る
○常松委員 それはぜひ必要だろうと思うのです。  今ちょっと気になりましたけれども、そういう情報提供機関となるであろう民間機関が日本観光協会を想定しているとして、それが情報の相互の交換を図るのはこの経営者団体だけですか。こういうホテル協会とか国観連などの経営者協会だけであって、...全文を見る
○常松委員 それ以上は詰めませんけれども、その収集していくニュースソースとして、冒頭の御質問で私は労働基準法のことを局長とやりとりしましたが、そういう点では、そういう基礎的な法律が遵守されていないようなところが適切な外客サービスができるわけがないのですね。  ですから、今の御答...全文を見る
○常松委員 次に、第四十一条の方に移ります。  ここに指定法人というのが挙げられておりますけれども、この指定法人というのは、これも具体的にはホテル協会、ビジネスホテル協会、国観連、日観連などの社団法人を想定している、そのうちのどれか一つなんですか。それともこういう四つぐらいを想...全文を見る
○常松委員 わかりました。  それで、これらの法人が、そうした研修等の事業の実施に当たってですけれども、この点についてもやはり現実にお客さんと接する従業員の皆さんの意見、具体的に言いますとそうした方々でつくっている労働組合、ホテル労連などの意見を聴取をすることなどがやはりあらか...全文を見る
○常松委員 だから、関係者というものの中にはそういう従業員の代表の皆さんが含まれているということですね。
○常松委員 例の物流二法のときにトラック協会が今回の法律でいえば指定登録機関あるいはこの指定法人とひっくるめたような役割を持つようになっているのだろうと思うのです。それは別にして、あの物流二法の点についても後で私、ちっとも地域最賃が広がっていないということを、これは大塚さんとは別...全文を見る
○常松委員 第五十条について御質問いたしますが、省令の作成される時期はいつごろを想定しているのでしょうか。もっとも、時期といってもこの法律が通過をしなければどうにもなりませんけれども、今国会中には通過するというふうに想定をして御答弁してください。
○常松委員 大体秋ごろまでということだろうと思うのですけれども、この点につきましてももう言わずもがなかもしれませんが、省政令の作成に当たってはホテル労連など関係労働組合との事前協議が行われると承知しておりますけれども、それでよろしいですね。
○常松委員 最後に運輸大臣に幾つかお尋ねをいたします。  先ほどもちょっと途中で触れましたが、この法律改正案に絡んで新聞やらマスコミは、運輸省はランクづけや星印をあきらめたわけじゃないのじゃないか、再挑戦してランクづけをしていこうと考えているのじゃないかというようなことがテレビ...全文を見る
○常松委員 ありがとうございました。  次に、この法律は今大臣からも御答弁ございましたように、いわば基準を緩和して登録ホテル・旅館の数をふやそうというものであるわけでありまして、その点私も賛成をするものであります。  しかし、さらに進んで申し上げますと、登録ホテルあるいは登録...全文を見る
○常松委員 お願いいたします。  最後になりますが、先ほど御質問いたしましたように日本式の旅館が非常に減っています。しかし大臣あるいは運輸省に頑張ってもらわなければいけないのは、外国人のお客さんたちに、日本ではニューヨークでもパリでもどこに行ってものホテルじゃなくて日本の旅館、...全文を見る
○常松委員 終わります。ありがとうございました。
05月27日第123回国会 衆議院 運輸委員会 第9号
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○常松委員 きのうから東京でタクシー運賃の改定が行われました。これに関連をして大臣に御質問をいたします。  今回の運賃改定に伴う労働条件の改善及び時間短縮の実現について、労使の協定書もあるようでございますが、運輸省としてどのように御指導をいただくのか、まずお聞きをいたしたいと思...全文を見る
○常松委員 私は、さきの一般質問の折に大臣に、多摩、東京だけではありません、タクシー業界全体の労働力不足が大変深刻なものがある、東京なんかでは三千台ぐらい車が遊んでいる状況にありますけれども、そういう状況からしてやはり適切な労働条件の確保、そしてそのためには適切な運賃の設定が必要...全文を見る
○常松委員 非常に前向きな答弁で、ありがとうございます。  ところで、今回は一九%の運賃改定の申請が行われたわけでありますが、結果、査定は一一・九%ということになりました。その申請の中には実は三つの要素が入っておりまして、収支の改善、それから週四十四時間制への移行、それから年間...全文を見る
○常松委員 ありがとうございました。  次に、今後の改定の問題ですが、他の地域におけるタクシーの運賃の改定でございますけれども、これは申請もあちこちから出てきていると思うのです。これも大体、今回の東京、横浜、多摩地区では二年ローテーションで改定してもらったわけですけれども、他の...全文を見る
○常松委員 このたびの運賃改定に当たりまして、障害者の方々に対する割引制度で相当大きな改善が行われました。  実は、前回改定の折に私の方から、今後障害者手帳を提示するだけで運賃割引を受けられるようにしてほしい、あるいは愛の手帳でも割引を受けられるようにしてほしい、こういう御質問...全文を見る
○常松委員 最後に大臣にお伺いをいたしたいわけでありますが、行革審の豊かなくらし部会におきまして、タクシーの事業規制の緩和についての議論がいろいろ行われているようであります。ところがどうも運輸省、これは本来公共輸送機関としてのタクシーを考える場合に、まず責任官庁である運輸省こそ運...全文を見る
○常松委員 どうもありがとうございました。ぜひひとつそういうことで運政審の中で御議論いただきたいと思います。自動車局長、どうも御苦労さまでした。ありがとうございました。  次に、航空の問題についてお尋ねをいたします。きょう私は、ボーイング747−400の安全性及び日本航空の実運...全文を見る
○常松委員 本当に大臣の適切な御答弁、ありがたく承りました。  そこで、実は747−400の安全の信頼について以下お尋ねをいたしたいと思いますが、まず断っておかなければなりませんのは、私に対しては松本さんが主に答弁してくれるらしいのですけれども、私は飛行機について何にも知りませ...全文を見る
○常松委員 いや、安全性について国民の立場から、素人の国民からあなたに聞こうと思っているのです。その場合に、747とダッシュ400の違いは航空機関士をコンピューターで置きかえたところにあるから、そのコンピューターが航空機関士のかわりを果たせるかどうかという点にありますねというふう...全文を見る
○常松委員 そこで、具体的な事例に基づいて幾つか質問いたしますけれども、去年の九月十九日にノースウエスト機が成田で火災事故を起こしましたね。三十人ぐらいの方々が緊急脱出時にけがをしまして国会でも取り上げられたところですけれども、その原因は何だったのでしょうか。そして、そのときにE...全文を見る
○常松委員 そのノースウエスト機の事故の一カ月後に日本航空のダッシュ欄でも同じように配線がショートした故障が発生をしているわけですけれども、その故障の原因がわからないまま四回ぐらい巡航したというふうに聞いているのです。こういうことについて航空局は日航から報告を受けていますか。また...全文を見る
○常松委員 火災のおそれのことじゃなくて、原因は同じでしょう。電線のすれによってショートして起こっているという原因は同じですね。それから、CMCという整備用のコンピューターがEICASの下のところについているでしょう。それは何ですか、そうすると、そういう故障が起こっていてもそうい...全文を見る
○常松委員 何、表示が出ていた。表示が出ていて四回も飛ばしているの、そうすると日航は。いいですか、その表示が出ていて、どこが壊れているというのが出ていて、それでいながら整備もしないで、故障も直さないで四回もこの飛行機を飛ばしているの。
○常松委員 そうでしょう。だから、やっぱりコンピューターの方が人間より頭が悪いんだ。だから僕は安心したのです。人間は、どこが壊れているかというのはわかるのです。これにもし航空機関士が乗っていたらわかったのです。しかし、コンピューターは頭が悪いからわからないのです。そうじゃありませ...全文を見る
○常松委員 いや、これは僕が言っているのじゃなくて、そこの航空機関士の人たちが言っているので、僕は別に何もわからないのだから。例えば、第一ジェネレーターがダウンしたという表示がこのEICASに出るとするよ。そうしますと、航空機関士の場合は、一たんその第一のジェネレーターの電気系統...全文を見る
○常松委員 質問に答えてください。運用限界を超過していたかどうか。
○常松委員 全日空から報告がありましたか。
○常松委員 足下げじゃないのだよ。正確に言うと、速度が運用限界を超えていたはずです。それで、運用限界を超えているということは航空法の十一条二項に違反でしょう。にもかかわらず、そういうことであっても運輸省は報告を受けられないのですか。各航空会社とはそんな関係なんですか。そしてその程...全文を見る
○常松委員 お願いします。ありがとうございました。
12月08日第125回国会 衆議院 運輸委員会 第1号
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○常松委員 まず大臣にお尋ねいたします。  私の手元に、昨年五月十四日の例の信楽事故の犠牲者遺族の会の代表者である吉崎俊三さんから緊急のファックスが送られてきました。運輸大臣の発言を撤回してもらってほしい、こういう趣旨の要請でありました。もっとも、その大臣の発言というのも、直接...全文を見る
○常松委員 御趣旨よくわかりましたが、重ねてお伺いいたしますと、そうすると、そうだ違うと言うだけで結構なんですが、JR西日本の責任を免責するというような御趣旨では決してないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○常松委員 伝えられるところによりますと、この事故の直接の引き金になった信楽駅の出発信号機が進行を現示できなかったことに端を発した事故ですけれども、これは当日JR西日本の亀山CTCにおいて方向優先てこが引かれていたことによるという指摘もされているわけです。  したがって、私はJ...全文を見る
○常松委員 局長は、ことしの十月の「トランスポート」の中でこんなふうに発言されていますね。「JRの完全民営化と長期債務の処理が行われてはじめて国鉄改革が完了することになります」というふうにおっしゃっていますが、このように局長はお考えになっていらっしゃいますか。
○常松委員 そういうことであるとするならば、株式の公開はまだ行われていないわけでありますから、したがって、いわゆる完全な民営化は行われていません。  同時に長期債務について少しお伺いしたいんですが、その前に、ちょっとわき道にそれますけれども、「トランスポート」という雑誌はどうい...全文を見る
○常松委員 今御紹介した十月号の中で、「国鉄改革を振り返って」という座談会があります。二つ出ておりまして、非常に興味のある座談会なのですが、その中に、長期債務のことで非常に気になる発言がございます。  出席者の竹内さんの発言としてでありますけれども、こんなふうに言っておりますね...全文を見る
○常松委員 この二十六兆円を、国民がたかってきたコストだから納税者が払うのは当然じゃないか、こういうことを運輸省の責任で編集している広報誌に出すとは何事かというふうに思うのですね。こんなことはこの国鉄改革から見て全く論外の話でありまして、運輸省が、こういう方向に世論を誘導していこ...全文を見る
○常松委員 そういうことで、決して世論を誘導しているわけじゃないということで理解はいたしますが、大体その長期債務については、国鉄の改革七法案の審議のときから大きな問題になっているわけであります。  この清算事業団の債務についてでありますけれども、この五年間かかってむしろふえてい...全文を見る
○常松委員 この五年間に、清算事業団における土地の売却実績は二兆二千億円。ところがこの間、毎年の利息の支払いはちょうどその倍の四兆四千億円。これも間違いありませんか。
○常松委員 この間のやりくりは、借金で利息を支払う、二兆二千億円しか土地が売れてなくて、その倍の四兆四千億円利息を払うのですから、したがって、この間の清算事業団のいわば経理のやりくりは、借金で利息を払うというかっての国鉄時代と全く変わらない運営をしてきたということも間違いありませ...全文を見る
○常松委員 いや、今私がお尋ねしたのは、この間のやりくりは借金で利息を支払う、そういう、かって国鉄時代が、その借金の利息を支払うためにまた借金をしてくるという形で累積していきました。確かに今局長おっしゃるように、わずか一兆円しかふえていませんよ、わずか一兆円しか。まあ、わずかかど...全文を見る
○常松委員 そのとおりだと思うんです。つまり、長期債務の償還については、昭和六十一年一月二十八日の閣議決定でいうところの、いわゆる「本格的な処理のために必要な「新たな財源・措置」」については、改革後五年たってもまだ、五年以上たったにもかかわらず、決定どころか検討されていないという...全文を見る
○常松委員 今、局長は、平成九年度までに土地の売却を進めたい、全部完全に売りたいというお話でしたけれども、今売れているのはわずか二兆二千億円でしょう。あと十二兆円分残っているんでしょう。五年間たって売れたのがまだ二兆、残りが十二兆。これからあと五年間で売れるなんてことをだれが信じ...全文を見る
○常松委員 大臣、これは国会に対する約束なんです。改革法審議のときに各党の委員に対して、当時の運輸大臣あるいは林淳司さんですか、当時の政府委員は再三にわたって答弁しているのです、これは。三年後までに本格的な処理のための新たな財源、措置を講ずるんだ、そういう答弁を何度もしているので...全文を見る
○常松委員 これは到底納得できないです。  これは当時、国鉄改革法が国会を通過するかしないかのときの政府の、運輸省の約束ですよ。それが、土地が売れなかった、株が売れなかった。だったら、三年後に何をやったのですか。一九九〇年の四月一日に運輸大臣からそういう話がありましたか、国会に...全文を見る
○常松委員 私が言っているのは、国鉄改革法審議のときに、とにかく野党の各党の議員が心配したとおりに今なっておる。利息を支払うためにまた借金して、そして債務が膨らんでいくというこの清算事業団の構造は少しも今、まあそういう構造にありますが、これは当時の各党委員が心配したとおりなんです...全文を見る
○常松委員 大臣、こういうやりとりをしなければならないのは情けないのですけれども、清算事業団の問題じゃないのです。国会と政府の問題なんです。国会に約束をしたんです。三年後に数値を確定して、それで三年後に新たな財源、措置について、本格的な償還の処理方針についてその時点で決めていくん...全文を見る
○常松委員 委員長にお願いいたしますけれども、理事会で諮っていただいて、ぜひ現在のこの程度の報告はしてもらう、そして、我々が国鉄改革について、やはり従来どおり国会挙げて国鉄改革が国民合意のもとで進められていくかどうか見守るための最低の措置だと思いますから、政府のそういった努力は重...全文を見る
○常松委員 相当粗っぽい説明ですけれども、時間もありませんから。しかし、とにかく先ほど申し上げましたようなわけで、だから世界じゅう及び日本じゅうでみんながとにかく心配しているというわけですね。  ところで、話は違いますけれども、フランス共和国の核防護安全研究所、IPSNから運輸...全文を見る
○常松委員 これは出すように話し合っていただきたいですし、これもひとつ理事の皆さん、委員長にお願いしますけれども、今の文書、後で検討してもらって理事会の方に出していただくようにお願いしたいのですが。
○常松委員 ところで、東京都議会においてプルトニウムの輸送の問題が取り上げられておりまして、私どもの党の大久保都会議員の質問に対して、都はこういう回答をしているのです。「万一事故が発生した場合には、地域防災計画に基いて必要な措置をとる」、これは万一事故が起こった場合にどうだという...全文を見る
○常松委員 運輸大臣、これはとにかくそんな恐ろしいものなのに事前に連絡しないというのです。だから、事故が起こったら連絡をするというのだけれども、しかし、事故が起こってからでは遅いわけですね。こういう非常に矛盾に富んだものであるということを理解しておいていただきたいのです。  と...全文を見る
○常松委員 それでは、今ここでの答弁はいいですが、放射性輸送物運送計画書安全確認申請書、これは運輸大臣あてに出るものですけれども、それらの出された日時等々については後で一覧表にして私のところへ届けてくださるようにお願いいたします。  ところで、十一月十三日に海上保安庁が、グリー...全文を見る
○常松委員 質問を終わりますけれども、最後の話にあるように秘密、秘密、秘密なんですね。この秘密主義が殊さらに全世界の、及び国内におけるあかつき丸に対する不安を助長していると私は思うのです。  大臣もそろそろ任期が終わりだという先ほどのお話でしたけれども、最後の仕事として、秘密主...全文を見る