角田義一

つのだぎいち



当選回数回

角田義一の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○角田義一君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となりました一九九三年度予算案三案に対しまして、反対の討論を行います。  まず申し上げなければならないのは、今国会では昨年に引き続き、東京佐川急便事件を契機に深まる政治疑惑の真相の徹底的な究明が求められておると...全文を見る
03月31日第126回国会 両院 平成五年度一般会計予算外二件両院協議会 第1号
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○角田義一君 私は、今山本委員の方から懇切丁寧な趣旨説明がございましたので、それに特段つけ加える点はございません。以上です。
04月01日第126回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○角田義一君 角田でございますけれども、十億円という大変なお金を現金にして持っていかれたわけですけれども、今、証人の証言の表情をうかがっておりますと、私は金丸先生にお渡しをしたんじゃないんじゃないかと思うんですがね。金丸先生はおられなくて、一子さんという女性がおられた。その女性に...全文を見る
○角田義一君 普通、仮に十億円という大変な現金を渡すときに、金丸先生はあなたも御存じだと思うけれども、もう一人の男性について普通ならこれはこういう人物だと、君ひとつ安心をしてくれという話があってしかるべきじゃないですか。それにもかかわらず、あんたは全然それ知らない、存じない、不自...全文を見る
○角田義一君 私の方のいろいろの調査によりますと、竹下元総理のお嬢さんであります一子さんお一人にあなたの方でお渡しになったと、こういうふうに私どもの調査では理解しているんですけれども、もう一度お尋ねします。一子さんお一人にお渡しになったんと違いますか。
○角田義一君 多分というのは、多分に今度はなったんですけれども、本当のことを言ってくださいよ。だんだん証言がおかしくなってるじゃないですか。
○角田義一君 金丸信先生から一子に渡してくれと、こういう指示があって、そして一子さんにお渡しになったのと違いますか。
○角田義一君 ちょっと最後に私からちょっとお尋ねしますけれども、証人はこの合併問題について、当時大蔵大臣であった竹下さんと一度もお会いになってないと、こういうふうにおっしゃっていますけれども、例えば合併が成就した後、当然あなた、竹下総理にお会いに行ってごあいさつするというのは当然...全文を見る
○角田義一君 終わります。
04月02日第126回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○角田義一君 社会党の角田でございます。きょうは大変先生からいろいろ御高説を賜りましてありがとうございます。  時間の関係もありますので端的にお尋ねしていきたいと思いますが、刑事事件にかかわるような、刑事捜査やっておるような事案については、その専門家である検察庁にお任せをしてお...全文を見る
○角田義一君 私は社会党の佐川等のプロジェクトの事務局長を仰せつかってずっとやってまいりまして、金丸さん、竹下さんの証人喚問をどうするかというようなことを検討してきたスタッフの一人でございます。  私は個人的には、同僚の議員とも話をしているんですが、金丸さん、竹下さんというよう...全文を見る
○角田義一君 アメリカの連邦議会等ではそのスタッフというのはどの程度の規模なんでございましょうか。それが一つ。  それから、公開で議員が質問するのでございましょうけれども、日本の国会は、御案内のとおり、私ども社会党は三十七分、これは往復でございますね、一番の小会派は四分という、...全文を見る
○角田義一君 アメリカのようなシステムにのっとっておれば、先生がおっしゃるように、まあ今回の場合は何とか五分になりましたけれども、五分でもそれは有効にできると思いますが、現状のままでこれは五分とかいうのではもう何にもならぬと私は思うんです。  それはそれといたしまして、もう一つ...全文を見る
○角田義一君 それから、これはちょっと実務的なことで大変申しわけがないんですけれども、例えば渡邊さんの場合、拘置所へ行きまして狭いところで我々議員が行って話を聞いてくると、証言を聞いてくると、仮にああいう証言拒否をいろいろされるにいたしましても、私は国会という場で、来ていただいて...全文を見る
○角田義一君 法律的には可能だというふうに理解してよろしいでしょうか。
○角田義一君 もう時間もありませんので、あと若干。  先生から先ほどお話を賜った再発防止のための政治資金の問題をちょっとお聞きしておきたいんですけれども、今のような制度でこのままもし推移して改革がされないということになりますと、私は政治には金がかかると思うんです。そして立派な政...全文を見る
○角田義一君 最後になりますけれども、いろいろ今証人喚問の国会のやり方について国民の皆さんからの御批判もあるんですが、しかし我々とすれば、今の制度のもとでぎりぎりいっぱい努力をしなきゃならぬ、それで国民の期待にこたえなきゃならぬというふうに私どもは考えておるわけです。そして、その...全文を見る
○角田義一君 質問とあれがちょっと合わないんだと思うんですけれども、私は、今のいろいろ現行の国政調査権の中でぎりぎりやれる改革というようなものを運用の面でもし御提言があればというふうに申し上げたんですけれども、恐れ入ります。
○角田義一君 ありがとうございました。
○角田義一君 社会党の角田義一と申します。  先生からきょうは大変御高説をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど先生のお話の中で、例えば委員会における質問者の質問事項の整理といいましょうか、調整というようなことを真剣に考えられてはいかがかというようなお話もございまし...全文を見る
○角田義一君 先ほど先生が一番最初に、国政調査権の本質といいましょうか議論についていろいろ説があるというふうにおっしゃいまして、独立機能説と補助機能説というのが大きな流れで、今日補助機能説というのが通説であるというようなこともおっしゃいました。  ただ、私の理解する限りでは、こ...全文を見る
○角田義一君 私は実際に証人喚問等をやってみまして非常に痛切に感じますことは、先ほど先生からもお話がございましたとおり、基礎的な事実といいましょうか、私は政治家を呼ぶ場合にはこれはもう最後の最後でよろしいのではないか。一つの事実をきちっと押さえた上で、それを踏まえた上で政治家に対...全文を見る
○角田義一君 先生お考えになっておられますのは、あれでございますか、国会の中における常設の調査委員会のスタッフ、それにある程度検察官に準ずるような機能といいましょうか、権限を与えるべきだというふうにお考えでございますか。そこまでのことをお考えになっておられるわけでございますか。
○角田義一君 今、私がいろいろ申し上げてきたことに尽きるんでございますけれども、証人が出てまいりまして今問題になっておりますのは、公開の原則と関連をしてテレビの撮影の問題があるわけでございます。過般、参議院では議院証言法改正案が通りまして、禁止をしている条項を削除いたしまして衆議...全文を見る
○角田義一君 あと二つばかりちょっとお尋ねしたいと思うんです。  予算委員会で証人喚問をやるというのもいろいろ、予算は予算委員会の本来の任務もあります。しかし、国政全般にわたりまして非常に大事なことについては証人喚問をやらなきゃならぬというふうに思いますが、やっぱりどうしても時...全文を見る
○角田義一君 最後に一つだけ――いいです、時間ですからやめましょう。時間守ります。終わります。
04月15日第126回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○角田義一君 角田でございます。  まず、国土庁にお尋ねいたしますが、今日国土庁が管理管轄をしております俗に言う地籍地図の作製の進捗状況は今日の時点でどの程度になっておりましょうか、御説明願いたいと思います。
○角田義一君 国土庁ではいわば山林だとか原野だとかというところと人口密集地域と分けておると思うんですが、俗に言う人口密集地域、ここにおける地籍地図の作製状況というのは現在どの程度になっておりますか。
○角田義一君 何か東京二十三区は地籍地図は一枚もないというふうに聞いていますけれども、そうですか。
○角田義一君 戦後四十数年たって、この東京で地籍地図が一枚もないというのは、それはどういうわけなんですか。
○角田義一君 私はびっくりしたんですけれども、東京二十三区で国土庁の地籍地図が一枚もないと。しかもそれは、権利意識が高まっているとか権利の変動が激しいとか、そういうことは私は理由にならないと思うんですね。権利意識が高いのは結構なことなんだ、ある意味では。権利意識が高いからゆえにし...全文を見る
○角田義一君 八十五億程度の予算でやっているんでしょうが、今日、全国平均三七%ですね。そうすると、十カ年計画が何年やるのかわかりませんけれども、一体日本全国の地籍地図ができるというのは何年なんですか。
○角田義一君 あと三十年、私は亡くなっていますな。とても生きていられないでしょう。  ちょっと外国の例を聞きますけれども、ドイツ、フランスはどうなっていますか、地籍地図は。完成しておるはずですよ、とっくに。
○角田義一君 失礼だけれども、韓国はどうなっていますか。
○角田義一君 台湾はどうですか。
○角田義一君 この問題だけやっているわけにいかないんですが、これは法務大臣というよりも副総理として私はお尋ねしたいんです。  日本は近代国家で、しかも一番国民の権利関係をしっかり押さえなきゃならぬ地籍地図が今日まだ三七%の進捗率、あと三十年かからなきゃでき上がらない。これから土...全文を見る
○角田義一君 ひとつよろしく副総理としての手腕を発揮していただきたいと思います。期待をしております。  次に移ります。  不動産登記法の関係でお尋ねするわけでありますが、今回二十四条ノ三というものを新設されまして、十七条の規定による地図が備えつけられるまでの間、これにかえて「...全文を見る
○角田義一君 この公図についてはいろいろ議論があるところでありますけれども、これは今度の場合は、この公図については閲覧だけではなくて、写しの請求権、これはどういうことになるのでありましょうか。
○角田義一君 これは手数料を納付して閲覧ができるわけでありますが、これはまあ法律ができて手数料というものがだんだん決まっていくんだと思いますけれども、およそどのくらいの金額、閲覧する費用、手数料を予定しておるんですか。
○角田義一君 私、ちょっと発想が逆だと思っているんですよ。法務省の考えだと、ほかの地図も四百円だから公図も四百円だということのようだが、物の論理的な考え方だとそうじゃないんじゃないですか。  公図を閲覧させると、しかしその費用を取って。その費用を何に使うか。それは公図を維持管理...全文を見る
○角田義一君 あなたには釈迦に説法だけれども、要するに公図というのは別に登記官の認証はもらえませんよね。これは新しい制度になったって、じゃ認証してくれますか。してくれないでしょう。それは司法書士さんなり本人が、これは公図の写したということを自分で書いて裁判所に出すだけのものなんだ...全文を見る
○角田義一君 これは閲覧するだけでは用が足りないからコピーをとるわけですけれども、恐らく実際は登記所に備えつけられてありますコピーを借りてとるということになると思うんですね。  そうしますと、そのコピーというのは、これは民事法務協会が所有しておるコピーだと思うんです。高い安いは...全文を見る
○角田義一君 私は民事法務協会が悪いとかいいとかと言っているんじゃないんですよ。民事法務協会はここわずか二十年ぐらいの間に資産がばあっと、最初三百万ぐらいだったものが今十七億ぐらいですな。そういうことはすぐわかりますよ。財団法人で資産がどんどんどんどんふえるんです。一般的には身上...全文を見る
○角田義一君 そういう問題意識を私どもは持っておるということだけちょっと留意しておいてください。  次の問題に移ります。  今度の改正点で私はちょっと気になる点が幾つかあるわけなんですが、二十六条に「委任ニ因ル登記申請ノ代理人ノ権限ハ本人ノ死亡」云々とありまして、「消滅セズ」...全文を見る
○角田義一君 私は結論的にはこれは賛成せざるを得ないなと思っているんですが、若干率直に言って疑問を幾つか持っているんですよ。  それは、今、局長がいとも簡単に実体関係が確定しておるからと、こういうふうにおっしゃるけれども、それは普適正常な場合はそうだとも思いますよ。取引は圧倒的...全文を見る
○角田義一君 私はこれに非常にこだわっちゃっているんですが、まあ実態は司法書士さんが八割ぐらいやっておられるし、やっぱり司法書士さんもきちっとそれはまじめに全部やっておられるわけで、トラブルをなるべく避けるようにやっているのはよくわかるんですよ。そうは言っても、私が先ほど申し上げ...全文を見る
○角田義一君 これに関連しまして、この条文には、「本人ノ死亡」はわかるんですが、後に「本人タル法人ノ合併ニ因ル消滅、」というのがあるんですけれども、法人の代表者等の死亡とか代表権の変更あるいは消滅、こういう場合は一体どうなるかという明文がないわけなんですよね。これはどうなりますか...全文を見る
○角田義一君 きょうの答弁とすればそこまでにとどめておいてください。これはいろいろ検討課題になっておる、検討課題なんだ、間違いなく。だからこれは法律が通った後、細則をどうするかというときによく考えて勉強してもらわぬと困るんです。私どもはど素人だけれどもあなた方はプロなんだから、よ...全文を見る
○角田義一君 いいです、その理屈はわかっているから。私は何で三十年もほっておいたかということを聞いておるんです。
○角田義一君 これは結果はいい法律になるんだから、私はもう余りぎゃあぎゃあ言いたくないんだけれども、例えば東京地裁では、抵当権が吹っ飛んだのを裁判所が救済しているんですな。ところが、もっと悪質な事例だと鹿児島の事例があるんだけれども、それは一審二審ともかわいそうに仮差し押さえや、...全文を見る
○角田義一君 何百万件という登記の中で、それは大抵のものは正常に動くからいいんですけれども、今私が言ったように異議申し立てをしてもそういうシステムになっているからなかなかできない、これが活用されてないわけですよ。だから、活用されてないものを活用しろと言っても無理だとすれば、私は先...全文を見る
○角田義一君 大臣の御答弁をいただく前にもう一つだけちょっと聞きたいことがあるんです。  例えばもう一ついろいろ現場で問題になっているものを挙げたいと思うんですけれども、例えば区画整理事業なんかで、今現在の登記実務においては区画整理中の土地を分筆することはできないという通達にな...全文を見る
○角田義一君 それはちょっとまた時間があればいろいろ議論したいんですけれども、私が大臣に一つ最後にお尋ねしいたのは、要するに先例というのがたくさんあるわけなんですよ。法律は御案内のとおり明治にできた法律ですから、先例なり判断なりをやっていかなきゃならぬということはわかるんです。し...全文を見る
○角田義一君 次の問題に移ります。  時間の関係もありますからあと二つほど問題を聞いておきたいと思うんですが、保証書の問題です。いろいろ議論があるところですが、今回いわば管轄を撤廃したと。これは時代の流れで私は結構なことだと思うんですが、しかし保証書をつくる保証人、この問題は基...全文を見る
○角田義一君 そこが私は、登記を受けたことがないというのは昔の明治時代の地主階級の頭のままなんだ。小作人なんというのは持っていないんだからしょうがない。地主階級だけが土地を持っておって登記ができた。ところが、時代が変わっちゃっているわけでしょう。そうしますと、保証人制度というのは...全文を見る
○角田義一君 これ議論するといろいろおもしろいんだけれども時間の関係もあるからあれしますけれども、やはり明治にできた法律が片仮名文体で今日までずっと生き残っておると、これはもう通達なりあるいは判例なりを積み重ねてやってきているんですが、やっぱりもう限界が来ているなどいう感じが私は...全文を見る
○角田義一君 大臣がちょっとお勉強されておりますから、その前に一つだけ実務的なことを聞いておきます。  最後になります。  予告登記ですけれども、二つちょっと聞いておきたいと思うんです。休眠予告登記をどうするかというのは私ども実務でも関心のあるところで、予告登記は別に害がない...全文を見る
○角田義一君 大臣に一つだけ最後にお尋ねいたします。  いういろ今回の改正で私もそれなりにきの昔の勉強をさせてもらったんですけれども、不動産登記法を読んでつくづく感じますのは、やはり明治以来からの文語体、しかも難しいあれで、しかも判例、先例というものが積み重ねられてきている。不...全文を見る
○角田義一君 必要があれば審議会等も設けておやりになるというふうに承っておいてよろしいですか。
○角田義一君 終わります。
04月22日第126回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○角田義一君 私から時間もありませんので若干お尋ねをします。  まず、過般承りました中間報告につきましてお 尋ねを申し上げます。  中間報告の最後の方のところに、「金丸前議員においては、将来に備え自由に使用できる個人資産を確保しておくため、大手の総合建設会社や山梨県内の建設...全文を見る
○角田義一君 当然のことながら、金丸信さんに対するゼネコンあるいは山梨県の業者、例えばどこどこのゼネコンが幾ら、何年から何年にわたって幾ら、山梨県の業者はどういう形で献金をしたということは事実関係として検察当局は把握をしておる、こういうふうに理解をしておいて間違いないんですね。
○角田義一君 しかし、その肝心な公訴事実というのは、昭和六十二年と昭和六十三年と平成元年の三カ年だけでありまして、これは逋脱所得は約十八億四千八百四十二万円でございます。そうすると、平成二年あるいは平成三年というのは一体どうなっておるのか。その辺についても当然私は建設業界等からの...全文を見る
○角田義一君 我々国会の立場からいいますと、それは公訴事実の関係はわかりましたけれども、例えば平成二年とか平成三年とかということについては一体捜査したのかしなかったのか。したけれども、それは公訴を維持できないと。しかし金は上がってきた、使っちゃった、政治資金に使っちゃった、しかし...全文を見る
○角田義一君 そうすると、所得税法違反にはならない。自分でため込んで、例えばワリシンを買うとか、割債を買うといって証拠も残っていない。しかし、金は吸い上がったというふうに理解をしていいんですか。それは政治資金として使ってしまったから所得税法違反にはならないというふうに我々には理解...全文を見る
○角田義一君 これはいずれ予算委員会なりあるいは法務委員会で、それは理事会で御議論をお願いしたいところなんですけれども、今、国会というものが大変な苦労をして証人喚問等をやってもなかなか事実関係とか金銭関係、具体的に出てこないわけです。ところが、検察庁は公権力を使っていろいろお調べ...全文を見る
○角田義一君 時間が私五十三分までということですから時間を守りたいと思いますけれども、あと二つだけ聞きましょう。  一つは、金丸さんの関係でもっていろいろゼネコンの問題が出てまいりましたが、私は少なくとも新聞報道等で見る限りにおいては、やはりゼネコンの談合罪、今まで検察はほとん...全文を見る
○角田義一君 終わります。
05月27日第126回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○角田義一君 角田義一でございます。  まず、補正予算関連につきましてお尋ね申し上げたいと存じます。  本会議でも総理、大蔵大臣の方から今回の補正を提出をされた経過なり理由なりがるる述べられましたけれども、予算委員会でもございますので同一の会期内でしかも当初予算が成立して間も...全文を見る
○角田義一君 事務当局にお尋ねしますけれども、戦後四十数年たちますが、同一の国会会期、特に常会で当初予算が通った後さらに補正が提出をされたという例は何回ございましょうか。  それから、特に一般会計で、当初予算が成立した後さらに一般会計について今回のような補正を組まれたという例は...全文を見る
○角田義一君 その昭和三十四年度の一般会計の補正予算は何のために組まれたものでございますか。
○角田義一君 今回のように、景気の足取りを確保するため、確実なものにするため、そういう理由で補正が組まれたことはありますか。
○角田義一君 財政法の二十九条を私から申し上げるまでもなく、三十一国会でのIMFと国際復興開発銀行への出資というのは、一つの条約上の義務を果たすためということで、二十九条の要件を一応私は満たしておるというふうに思いますが、緊要の場合にしか補正予算を組めない、こういうことになってお...全文を見る
○角田義一君 私は、財政の大家であられる総理があえて年頭の所感等で、既往のことにこだわらず適切な手段を打つ、枠にこだわらないというようなことをおっしゃったのは、もう本音で、おなかの中では、これはもう当初予算通ったら間もなく補正を組まざるを得ないんだ、こういうように私は考えておった...全文を見る
○角田義一君 それじゃお尋ねしますけれども、当初予算の当委員会における審議の中で、総理も、いわば今年度の経済成長率三・三%というのはこれは決して高い数字とは思わない、民間はもっと低いけれども私どもはこれやれる自信があると。三・三%というものはやや願望的な要素も私はあると思いますけ...全文を見る
○角田義一君 それは言い逃れですね。そういうことを言っちゃいけないんじゃないですか。  私はあの当時の予算の審議、ずっと見ておりまして、聞いておりまして、きょう総理に御質問するのに議事録を何遍も何遍も丁寧に丁寧に読んでまいりました。やはりこれ、これだけの大型予算を組んで、じゃ一...全文を見る
○角田義一君 私は総理を許すとか許さぬとかそんな大それた立場にはないんですけれども、どう考えてもこれはおかしいんですよ。やはりそれは、あの当時はこの予算がベストである、これは最高なんだ、これでいくんだと、何回も何回も言っておられたんです。そして三・三%はちっとも難しくない、決して...全文を見る
○角田義一君 それは、みんな笑っておられるけれども、本当におかしな理屈なんですよ、だれが考えても。もっと素直に言っていただいた方がよろしいんじゃないですか、国民の前には。  もう一つお尋ねしますけれども、今度の補正予算はまことにでたらめですな、私に言わせると。この予算を見ますと...全文を見る
○角田義一君 そんな子供だましのことを言ったってだめだよ、あなた。わずか一カ月半で百五倍のものがついて、これは総理大臣の特別な御高配でなんて言ったって通らないですよ、世間は。通らないよ、こんなもの。当初予算のときからこんなものは必要なんだ、消防署をどうするかなんということは。そう...全文を見る
○角田義一君 よろしいですかこれは景気に関係ないわけですよ。消防署の設備にしろあるいは文部省の予算にしろ、景気景気ということで出してくるのは筋が違うでしょうと言っているんです。消防署の機構を整備する、設備を直すというのは当初予算のときから言われているはずじゃないですか、そんなこと...全文を見る
○角田義一君 この問題については後刻山口委員の方からきょうまたお尋ねさせてもらいますが、当初予算というのは、私が申し上げるまでもなく一年間の国家財政の骨格を決めるものですよ。補正というのは本当の異例でなきゃいかぬ。補正そのものは財政法七十九条で厳格に規定がされているわけですよ。で...全文を見る
○角田義一君 おやめになる意思もなくてそこへずっと座っておられるということでございますから、しかし、そんな簡単なものじゃないということを申し上げておきたいと思うんです。  あと二つばかり総理にお尋ねしたいと思うんですが、減税の問題でございますけれども、野党三党、さらに連合、ユニ...全文を見る
○角田義一君 総理のお手元に私どもの資料をお届けしてあると思うのでありますけれども、所得税の対国民所得負担比率の推移というものを見てみましても、これは総理は御専門で大家ですから私の方から申し上げることはないと思いますけれども、昭和六十二年に所得税減税が実施されたときは所得税の税負...全文を見る
○角田義一君 そこで、二つの問題について絞って端的にお尋ねいたします。  この赤字公債ですね、どうしても収支が合わない。歳入欠陥が出てくるというときになれば、これは万やむを得ず赤字国債というものは発行しなければならぬという立場に追い込まれることもあると思うのでございます。そして...全文を見る
○角田義一君 そうしますと、回避をできればそれにこしたことはないというふうに私どもも一般的には理解できるわけでありますけれども、赤字国債を絶対悪だ、絶対これはどんなことがあってもやってはならぬというふうなお考えではないというふうに理解してよろしいでしょうか。
○角田義一君 それからもう一つこれに関連してお尋ねいたしますけれども、今、総理は、税制体系そのものの中で所得税のあり方、減税のあり方というような問題についても考えなきゃならぬというふうにおっしゃったと思うのでございますけれども、国民がやっぱり心配しておりますのは、所得税減税はやら...全文を見る
○角田義一君 趣旨は理解できるんですけれども、そうしますと、最近、大蔵省が消費税率を五%に上げるということを検討しているというようなことが言われておりますけれども、これは一体どういうことなんでございましょうか。
○角田義一君 念押しになりますけれども、林大蔵大臣とすれば、消費税率は自分の在任中は上げないと、こういうふうに安心して承っておいてよろしいのでございますか。
○角田義一君 私は余りくどいことを聞きたくないんだけれども、端的に答えてください。
○角田義一君 どちらとも考えてないということは自分の在任中でも消費税率を上げるというふうにもとれますけれども、それじゃ、そういうふうに伺ってよろしいんですか。
○角田義一君 またこの問題は後で及川先生がお尋ねになると思いますから、次の問題へ移りたいと思います。  PKOの問題に移りたいと思いますが、今回のPKOで前途有為の亡くなられた中田厚仁さん、高田晴行さんに対して心から私ども哀悼の意を表し、御冥福をお祈りして、そして御遺族の皆さん...全文を見る
○角田義一君 選挙が明るく楽しくやれたとは私 は思っておりませんのです。選挙直前まで各派のいろいろな妨害工作といいましょうか、そういうものもありましたし、何人かの人も犠牲になっておるというのが現実でございますから、総理のようにちょっと万々歳というようには私は認識をしておりません...全文を見る
○角田義一君 私は、この総選挙というものがどういう成果を生むのか、まだちょっと軽々に判断するには時期が早いというふうに思いますし、将来歴史的ないろいろな評価がどうなるか、本日の段階ではわかりませんけれども、少なくとも総理が終始一貫して言ってこられたのは、例えば選挙を延長して何の得...全文を見る
○角田義一君 そのガリ事務総長の判断といわば日本の法律で言っております停戦の合意との問題については若干後で触れたいと思うんですが、私どもが大変心配をしておりますのは、プノンペン政権の当局者が最近、選挙で新しい政府ができたら多くの国から軍事援助を含む援助が約束されておると。こういう...全文を見る
○角田義一君 もう一つ重ねてお尋ねしておきたいんですけれども、そのプノンペン政府当局が多くの国から新たな軍事援助を含む約束ができておるというようなことを言っておる。これが事実とすれば大変なことなのでございますけれども、その軍事援助というのは武器を売るなり貸すなりいろいろするわけで...全文を見る
○角田義一君 続けて申しますけれども、外務大臣、やはりこの選挙が終わったら、もちろん内政干渉になってはいけないことでありますけれども、戦乱になってもいけないわけでありますから、これは日本が率先してパリ協定を結んだ当事者に呼びかけて会議を招集をしてそういうことにならないようにする、...全文を見る
○角田義一君 若干問題を変えます。  今回やはりこれだけ大きな問題になったPKO、日本の部隊の業務の中断あるいは撤収ということが大変議論になりました。  そこで、私は、撤収するとかしないとかというのは最後は決断といいましょうか、政策的な判断が非常に働くと思いますけれども、建前...全文を見る
○角田義一君 そうですね。六行目ぐらいまでですな。
○角田義一君 これは非常に大事なことなんです。やるかやらぬかというのは、それは当時の政府の判断でございますからそれは政府がやることでございますけれども、建前として、これ、非常に大事なことを丹波さんは言っておるわけです。  要するに、主権国家である以上、国連に別に従属するわけでは...全文を見る
○角田義一君 そこで、次に進みます。  国連との間では、このカンボジアの派遣に限って申し上げますけれども、去年の九月に、包括的な協定を結びたいということではございましたけれども、国連の方から包括的な協定は拒否されておるというふうに私ども聞いておりますが、そういうことでございます...全文を見る
○角田義一君 そうすると、協定を結ぶようにこちらが要求したのは、日本の独特の五原則というものがあって、それをきちっと国連との間で確認をしなければいけない、これが国会でも議論になっておったから、そういう立場で国連に協定の締結を申し入れたと、こういうふうに私は理解をしているんですけれ...全文を見る
○角田義一君 そうすると、協定はないと。口上書だけであると。  その日上書は、昨日ですか、衆議院の予算委員会の方に御提出になったというふうに聞いておりますが、そうとすれば、委員長、これは私は参議院の方にも非常に大事な口上書でございますので提出を願いたいと思うんです。官房長官いな...全文を見る
○角田義一君 わかりました。  正式に出していただくわけですけれども、私どもの入手したいろいろな情報によりますと、こちら側の口上書、UNTACに出した日本政府の口上書の中には、いわばその私どもの国連に出す、基本法に基づいて出すんだということは書いてありますが、しかし現実に日本の...全文を見る
○角田義一君 私は英語は読めませんけれども、だれかに訳してもらいますから、その英語の文書、日本の法律についてどの程度外務省なりがUNTACに出しておるのか私どもわかりませんので、それもあわせてお出しいただけますか。
○角田義一君 今回、私は非常に疑問に思っておりますのは、日本の政府は終始一貫してパリの和平協定の枠組みは崩れていないと言っているわけであります。しかし、ガリ事務総長の一番最新の報告を見ますと、パリ和平協定の枠組みというのは相当崩れておる、しかし政治的な判断で選挙をやらざるを得ない...全文を見る
○角田義一君 私は、ポル・ポト派というのは絶対にパリ協定は破棄しないと思います。なぜ破棄しないか。破棄をすればこれはもうただの反徒になるわけでありますし、破棄をしないで守っていくことによって例えばあの虐殺は責任を免れているわけであります。  要するに、あのパリ協定を見ますと、新...全文を見る
○角田義一君 そこで、カンボジアを最近訪問しまして実情をよく調査してこられました喜岡議員の方から関連をして質問させていただきたいと思いますので、お許しいただきたいと思います。
○角田義一君 じゃ、関連して喜岡君に引き続いてお願いします。
○角田義一君 私の方からPKO問題について二つばかりお尋ねしておきたいと思うんです。  PKO法案が通りましたのは昨年の六月の十五日でございました。六月の十三日の日に和平プロセスの第二段階の武装解除が始まったわけでありますけれども、そのときにポル・ポト派は拒否をしております。そ...全文を見る
○角田義一君 官房長官、もうちょっと率直にお答えいただいてよろしいんじゃないですか。  ポル・ポト派が武装解除を拒否して現にいろいろ紛争が起きている。そういう見通しについてはやはり甘かったと。甘かったは甘かったというふうに私は率直に言うのが国民に対する今日の信頼を回復する道だと...全文を見る
○角田義一君 先ほどちょっと官房長官は定例の記者会見で席を立っておられまして、私どもの議論をお聞きいただかなかったところがあると思うのでございますけれども、それはそれでいいんですが、総理、もうちょっとこの問題については率直に国民にわびるべきはわびて、今後のPKO活動というものが誤...全文を見る
○角田義一君 PKOについて最後の質問をいたします。  それは、今回の総選挙が始まる直前に、新聞報道等によりますと、明石特別代表がポル・ポト派等から攻撃を受けた場合には自衛のために戦うというような趣旨のことを発言されたというようなこと。さらには、PKOの流れというものが、事務総...全文を見る
○角田義一君 最後になりますが、今後のPKOのあり方と憲法の問題についていろいろ世間様でも議論が始まっているようでございますけれども、私はあくまでも日本国憲法の一つの理念、精神というものに立脚をして国際貢献なり国連の協力というものがあってしかるべきだというふうに思っておりますけれ...全文を見る
○角田義一君 それでは、時間もございませんけれども、政治改革、政治腐敗について時間の許す限りお尋ね申し上げたいと思います。  去る五月十七日に東京地裁で贈賄側の森口五郎共和副社長に対しまして懲役五年六カ月という大変厳しい有罪判決が出ました。その後の新聞報道等によりますと、森口被...全文を見る
○角田義一君 私、ちょっと一つだけどうしても総理に確認しておきたいことがあるんです。  最終的な判断はそれは阿部文男さんがおやりになることだと思いますが、しかし総理として、自分の派の事務総長として、あなた、おやめになった方がいいのではないかというような御忠告はしたことがあるんで...全文を見る
○角田義一君 総理、的確に私の質問に答えてくれませんか。私は、最後の決断は阿部さんがやることに依存はありません。しかし総理として、しかも自分の派の事務総長としてこういう不祥事を起こした者に対して、みずからが真心を込めて辞職を迫ったことがあるのでございましょうか。そこだけ聞いておき...全文を見る
○角田義一君 法務大臣にお聞きいたします。  金丸さんの脱税事件で検察庁は大変な地域あるいは場所を家宅捜索いたしました。あの脱税事件の原資にゼネコンからのやみ献金、裏献金、これが充てられておるということはある程度わかっておるわけでありますけれども、どういうゼネコンに対して家宅捜...全文を見る
○角田義一君 濱さんちっとも答えてくれないから、私が申し上げます。  東京地検特捜部に家宅捜索を受けた十八社、清水建設、戸田建設、西松建設、飛島建設、大成建設、鹿島、青木建設、前田建設工業、三井建設、東急建設、佐藤工業、間組、奥村組、大林組、日本国土開発、森組、大阪砕石工業所、...全文を見る
○角田義一君 建設大臣にお尋ねします。  これら大手ゼネコンは金丸さんに対していわば裏金を提供したということのようでございますが、今回補正予算で大変な公共事業が出てきているわけであります。建設省は、建設省独自のお立場でこういった大手ゼネコンに対して裏金献金についての実情を調べて...全文を見る
○角田義一君 到底納得できませんな。これは、今後入札制度をどうするかというような御議論は、それは大いにやっていただいて結構であります。当然でしょう。  しかし、私が申し上げたいのは、要するにゼネコンに対する裏金というようなものが公共事業の一%ないし三%が渡っているのではないかと...全文を見る
○角田義一君 このことについて宮澤内閣がちゃんとやっぱり調査をする。相手がしゃべるかしゃべらないかは別ですよ。しかし、聞きただしてみる。この姿勢がない限り私はこれ以上質問続けられません。はっきりこの辺約束してください、やってみると。このことが約束できないようでは、この補正予算通り...全文を見る
○角田義一君 私は総理にお尋ねしたい。  これは宮澤内閣の政治姿勢にかかわる問題ですよ。政治改革、政治腐敗を根絶するとか偉そうなことを言うのであれば、やはりこれはもう一遍私の問題提起を踏まえて検討してみるということぐらいの答弁はできませんか。全然やる気ありませんか、どうですか。
○角田義一君 最後にちょっとだけ。  関心を持つべきものであるということであれば、私の問題提起に対して前向きに宮澤内閣として御検討なさいますかなさいませんか、それだけぜひお聞きしておきたい。
○角田義一君 終わります。
06月03日第126回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○角田義一君 私からまず大臣に御質問申し上げたいと思いますが、今回の商法の改正で私は改めて株式会社、特に巨大企業、巨大株式会社のあり方というようなものを真剣に考えなくちゃいけないんじゃないかなという気がいたします。  ややグローバルに申し上げますならば、東欧諸国というものが崩壊...全文を見る
○角田義一君 今、大臣からいろいろ御発言がありましたけれども、法務省の今までのやり方、今回の商法の改正で私はちょっと後でまた問題を提起しますけれども、必ずしも世の中の実態に合っていないじゃないかということを後でまた聞いていきたいと思います。  それはそれといたしまして、企業のあ...全文を見る
○角田義一君 時間の関係もありますから、それは一つの大きな今後の検討課題としてあるという認識は持っておるというふうに承っておきたいと思います。  巨大企業のあり方、特に経営陣の責任のとり方といいましょうか、責任の所在、責任のとり方、これが今日大きな私は社会的な問題になっておると...全文を見る
○角田義一君 私は本来であれば超法規的に、これだけでかい問題になっちゃったやつは例えば国会の決議でもあればしゃべってもらわなくちゃならないようなぐらい大きな問題だと思っておりますけれども、あなたは口が裂けても言えぬと言うから、裂くわけにいかないからそれ以上言わないけれどもね。 ...全文を見る
○角田義一君 いかにゼネコンというのが、使途不明金もけしからぬけれども、普通の平均的な倍とか三倍とかという使途不明金を使っているわけですよ。  その使途不明金で税金を取られるわけだけれども、そのことを例えば当該ゼネコンなりあるいはその会社なりにどういう通知をして、どういうさたを...全文を見る
○角田義一君 要するに、何回も何回も同じことを毎年平然とやっているわけですよ。  名前は言わなくてもいいけれども、同じ社が何回も何回も毎年同じことをやっていますか。一社はもう一年でやめちゃって、もうそれ以来ゼロ、全くない、きれいになっているというんじゃないんでしょう。やっぱり同...全文を見る
○角田義一君 法務大臣、要するに企業家といいましょうか経営者の倫理のあり方が問題になるわけです。  たまたま私の手元の資料に、「九二年版の株主総会白書によると、上場企業のおよそ七割が「チェック機能強化に有効な方策」として「役員・社員の倫理観の向上」を挙げている。」と。七割の会社...全文を見る
○角田義一君 それ以上のお答えは出ないと思いますけれども、企業の経営者というのは盛んに倫理観の向上をみずから言っておきながら、いざ自分のときになったら全然やらない、こういう風潮というのはやっぱりこれは社会的にただされるべきものだというふうに私は思っております。こういうことではやっ...全文を見る
○角田義一君 先ほど大臣は今の法務省のあり方でいいというようなことをおっしゃったけれども、私はこの問題について言うと、とてもじゃないが納得できないんですわ。  今、局長は、みんなで寄り集まって百分の三になればいいと、こういうふうにおっしゃるけれども、現実に日本の株式の保有の形態...全文を見る
○角田義一君 これは局長と私の認識の違いなんだけれども、私は百分の三になっても大企業は痛くもかゆくもないと思っていますな。現実に百分の三の株を集められませんよ。できないです。  そこで、私がちょっと問題を提起した逓減性、例えば巨大会社については発行済みの株式の一%にするとか〇・...全文を見る
○角田義一君 理事さんのお許しをいただきまして、あと一分だけやらせていただきます。  監査役の人事権の問題についてどうしても一つ聞いておきたいんです。  今度の改正でもやっぱり取締役会というものが総会に監査役任命の議案の提案権を持っているということでございますので、あくまでも...全文を見る
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○角田義一君 私は、僭越でございますが、連立与党各会派を代表し、ただいま議題となりました平成五年度第二次補正予算三案に対し、賛成の討論を行います。  日本経済は、現在、バブル崩壊の後遺症から個人消費、設備投資が低迷していたところに、急激な円高、さらには冷夏、長雨という予期しない...全文を見る