角田義一

つのだぎいち



当選回数回

角田義一の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月10日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第9号
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○角田義一君 社会党の角田でございます。  私は、細川連立政権の最大の任務は政治改革を断行することだというふうに思っております。この政治改革の断行は、言うまでもありませんけれども、国民の政治に対する信頼を取り戻して我が国において政権交代をスムーズにやる、そういうシステムを確立す...全文を見る
○角田義一君 今、大臣からお話がございましたが、率直に申し上げまして、この小選挙区比例並立制というものは私どもにとっては大変苦渋な選択だったというふうに私は今でも思っております。  しかし、私は当時、これからお話し申し上げます問題について、もちろん党内にも多くの賛同者もおりまし...全文を見る
○角田義一君 そこで、我が党が小選挙区二百五十をのまざるを得ないという状況の中で、小選挙区は御案内のとおり民意の集約ということに力点がある制度であるとはいえ、大変死に票が多いと御批判のあるところです。現に私も今でも小選挙区というのはそういう欠点を持っておるというふうに思っておるわ...全文を見る
○角田義一君 そんなわけで、私どもの要望といいましょうか意向というものがなかなか反映されないでこういう結果になりましたけれども、しかし、それはそれで、この制度のもとでどうやって私ども頑張るか、各党もそういう悩みはあると思いますが、しかし、最終的には御案内のとおり衆議院段階で二百七...全文を見る
○角田義一君 時間が制約されていますけれども、せっかく法制局長官がお見えでございますのでちょっとお尋ねしたいんです。  今回初めて政党助成法が提案されておるわけでありますが、この政党助成法というものが果たして日本の憲法の原理原則から見て一体どうなんだろうかという合憲性なりあるい...全文を見る
○角田義一君 私は、今の法制局長官の答弁、こう言っちゃ失礼ですけれども、必ずしもすばらしい答弁だとは思わないんです。もうちょっと元気のいい積極的な、本来ならばもっと前向きの憲法論を展開してもらった答弁が欲しいんですけれども、ちょっと時間がありませんからこれ以上議論しませんが、これ...全文を見る
○角田義一君 どうも与党の質問というのは初めてなんで、余り突っ込んでもいけないようなことを人が言うんですが、それはともかくとして、私は思うんですけれども、今回、公開基準が例えば五万円に引き上げられた。それはそれでいいんですが、しかし問題は、政治資金規正法の報告書に準ずるような形で...全文を見る
○角田義一君 その辺は大事な問題なんで、ぜひ今後御検討いただきたいというふうに思います。  あと四分になりましたから二つのことを聞いておきます。  過般の議論を聞いておりまして、例の企業・団体献金の受け入れの政党の支部の問題でいろいろ議論がございました。佐藤自治大臣は政党性善...全文を見る
○角田義一君 政党がどういう組織を持つかということは、これはあくまでも政党の自主的な判断でございまして、独立女性部というとちょっと語弊がありますけれども、独立女性部、いろいろな議論を踏まえると独立女性部とか独立青年部とか独立壮年部ということになってくるんだと思いますけれども、そう...全文を見る
○角田義一君 委員長。
○角田義一君 本委員会で……(発言する者多く、聴取不能)……公職選挙法の一部を改正する法律案……(発言する者多く、聴取不能)……提出します。
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○角田義一君 社会党の角田でございますが、時間がありませんので前置きを一切抜きにしまして御質問申し上げます。  加藤公述人にお尋ねいたします。  今度の与党案では御案内のとおり重複立候補を認めておりまして、小選挙区で落ちましても比例代表の方の名簿に載っておりまして惜敗率によっ...全文を見る
○角田義一君 勝本公述人にお尋ねいたします。  戸別訪問の禁止、解禁というのは盛んに両論御意見があるわけですけれども、私も組合の皆さんにいろいろ御厄介になって何度も地方議会の選挙もお世話になりました。現行制度では戸別訪問というのは禁止されておりますので、個々面接と称していろいろ...全文を見る
○角田義一君 加藤公述人にもう一つお尋ねします。  政党助成のことでございますけれども、私は画期的な制度じゃないかというふうに思います。いろいろまだ直さにゃならぬ点もあると思うんですけれども、一つは、政党に対する公的助成のその金の使い道は政党にゆだねる、政党の良識に任せるという...全文を見る
○角田義一君 終わります。
02月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○角田義一君 今回、補正予算の審議は一日ということでございます。国民の皆さんが一日も早い景気回復を願っているという中で、自民党さんに大変な御理解をいただいて一日ということになりました。与党としても心から感謝申し上げる次第でございます。  総理に若干お尋ねしたいと思いますが、細川...全文を見る
○角田義一君 山花国務大臣におかれては大変な御苦労をされて今日まで来たわけでありますが、私はこの政党助成の問題、あるいは政党法の問題、なかなか大きな問題だと思っておるんです。これを何とかクリアしなきゃならぬ。やはり担当の国務大臣といたしましても最後の踏ん張りどころじゃないかという...全文を見る
○角田義一君 総理、何としてもこの政治改革法案というものは成立をさせなければならないというふうに私も思っておるわけでございますが、選挙制度というのはベストのものはないというふうに思うのでございまして、いろいろやってみてまずいところは直していくべきだと。国民の皆さんもかなりその辺は...全文を見る
○角田義一君 私は、細川連立政権は最大の課題であります政治改革というものをなし遂げて、これからいよいよ本格政権に飛躍をしていかなきゃならぬ、こういうことではなかろうかと思うわけでありますが、地方におきましても、この連立政権を支えなきゃならぬ、こういう機運も出てきているわけでありま...全文を見る
○角田義一君 きょう正式に協議会が発足をいたしました。先ほど社会党は消費税廃止ということだけ言っておるんじゃないかというような御指摘もありましたが、日本社会党はそんな単純な政党ではございません。この消費税問題を初め税制のあり方については真剣に取り組まなきゃならぬ、こういう私どもの...全文を見る
○角田義一君 今回の補正予算あるいは来年度予算、いろいろな事情があって大変編成がおくれまして国民の皆さんに御迷惑をおかけをしたわけでございますが、しかし私は率直に申し上げまして、私どもが野党のときには、野党というのは政権担当能力がない、こういうようなことを言われてきたわけです。 ...全文を見る
○角田義一君 これから本格的な来年度予算の審議も始まる、さらには日米経済協議が容易ならざる事態に立ち至っておる、こういう状況の中で、最近盛んに内閣改造ということが云々されておるわけでございます。これは総理の専権事項でございますから私どもが云々する立場ではないのかもしれませんけれど...全文を見る
○角田義一君 大蔵大臣にお尋ねいたします。  今回さまざまな景気回復のための施策が行われておるわけでありますけれども、なかなか景気が回復しない一つの大きな理由に、銀行、金融の機能が必ずしも十分に十分に働いていないのではないか、その最大の理由は銀行が抱えておる不良債権の問題、こう...全文を見る
○角田義一君 要するにここ三年ぐらい、銀行が金を貸している金額というのは約五百兆円前後、ほとんど動いておりません。それから、銀行は銀行同士で金貸しをするのが一番かたいということで、コール市場は四十五兆円ぐらいの残高を持っておる。これは二、三年前に比べますと倍近いコール市場。逆に言...全文を見る
○角田義一君 大蔵大臣、明治以来の最低の公定歩合でございますね。これはいろいろ議論のあるところでございまして、例えば金利生活者、大変な私は打撃を率直に受けておると思います。  しかし、銀行は、この低金利政策というものをいいことにして、はっきり申し上げまして、かなりの利ざやを稼い...全文を見る
○角田義一君 この問題に関連して最後に一つだけお尋ねしておきたいんですが、いわば不良債権の買い取り機関、共国債権買取機構、これが必ずしも十分に機能してないと私は思っておるのであります。  細かいことは言いませんけれども、大銀行はなかなか利用し得るけれども中小銀行は資力の点からい...全文を見る
○角田義一君 総理大臣にお尋ねいたします。  今日の景気の状況の中で、私は雇用の問題が非常に深刻だと思います。自分の連れ合いがいつ解雇されるかわからぬというような状況の中で、これはもう消費支出が抑えられるのはむしろ当然でありますから、雇用の確保ということが極めて私は重大だと思っ...全文を見る
○角田義一君 私が承っているところでは、連合と経済四団体の中で雇用確保宣言等についてどうしようかというような御議論もされておるというふうに聞いておるものですから、ここはひとつ総理から一押ししていただくことが大事じゃないかというふうに私は思っておるのでございます。  というのも、...全文を見る
○角田義一君 労働大臣にお尋ねいたします。  いよいよ春闘が始まります。春闘に対して、これは国家権力が労使の賃金交渉について云々するという立場ではないと私は基本的にはそう思いますけれども、やはり大企業というのはかなりの内部留保もありますし、経理対策の面からいっても相当な賃上げを...全文を見る
○角田義一君 そのほか、土地問題を初めいろいろ経済政策、さらには日米経済交渉が決裂をいたしました。それにどう対応していくかということについて、同僚の山田健一議員の関連質問をお許しいただきたいと思います。
○角田義一君 私の方から農政問題について農水大臣に若干お尋ねいたします。  ウルグアイ・ラウンドがああいう形で決着を見まして、我が国にとっては大変苦渋の選択だったと私は思いますが、政府は早速対策本部等をつくりました。しかし、農家の皆さん、あるいは農業団体の皆さん、大変政府に対す...全文を見る
○角田義一君 日本農業は新しい時代に入るわけでありますが、食管制度は大変議論のあるところでございます。私はその根幹はやはり堅持しなければならないんじゃないかというふうに思っておりますが、その食管制度に対する政府の基本的なお立場、さらには先ほども議論がございましたが、中山間地帯にお...全文を見る
○角田義一君 最後に総理にお尋ねをいたしますが、いよいよ防衛大綱が見直される。私は、再来年度の予算、やはりこれは連立与党の合意がございますから軍縮元年の予算にしてもらいたいなという気持ちを持っておりますが、この大綱見直しの審議会、私的諮問機関もつくられたようでありますけれども、ど...全文を見る
○角田義一君 防衛庁長官にお尋ねをするわけでありますが、最近、交戦規則だとかあるいは行動規定第二部だとかいろいろ物騒なことが新聞に出ておるんでございますが、時間がありませんから端的に聞きますけれども、私が一番恐れますのは、一体シビリアンコントロールというものはちゃんと堅持されてお...全文を見る
○角田義一君 最後に、一点だけ外務大臣にお尋ねいたします。  いわゆる北朝鮮の核疑惑の問題でございますけれども、私は一連の経過を見ておりまして日本外交の姿が見えないのが非常に残念に思いますが、この問題についてのやはり基本的な日本外交のスタンス、国民にわかるような外交のスタンス、...全文を見る
○角田義一君 終わります。
06月03日第129回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○角田義一君 社会党の角田義一でございます。  きょうは、参考人のお二人の方におかれましては、大変お忙しい中、また日南市長さんには非常に御無理な日程を都合つけていただきまして、本当にありがとうございます。  私どもの同僚の岩本久人君は恒松参考人の地元の島根、知事さんを支えて県...全文を見る
○角田義一君 お二人とも選挙を御経験でございますから率直に申し上げるんですけれども、首長選挙というのは、御承知のとおり、やや大統領選挙と似たところがございまして、その地域の最高権力者を決めるわけでありますから、当然激烈な選挙になるということがしばしばあろうかと思います。  そう...全文を見る
○角田義一君 非常に生々しいお話を承って私よかったと思っておるのでございますけれども、そこで、やはり先ほどから出ております天の声でございますね、一連の知事さんあるいは市長さん、さらには副知事さんの汚職の実態を見ておりますと、天の声、最後は天の声と、したがって指名競争入札制度の最大...全文を見る
○角田義一君 この競争入札制度あるいは制限付競争入札制度については、同僚の種田議員の方からちょっと後で関連質問をさせていただきますが、私は次に、いわば談合を排するといいましょうか、競争制の向上という問題についてちょっとお尋ねをしたいと思うんです。  先ほど恒松参考人のお話ですと...全文を見る
○角田義一君 国家公務員の高級官僚の天下りというのは、今日なお大きな問題になっております。御両人とも既に御案内と思いますけれども、一応国家公務員法があったりあるいは人事院規則があったり、そして人事院の同意なりがなければ就職できないとか、いろいろ一応形の上では国の場合にはございます...全文を見る
○角田義一君 ひとつ御研究をいただきたいと思います。  ちょっと問題が変わって恐縮でございますけれども、先ほど恒松参考人からございました予定価格はどうやって決まるのかというような問題と絡むわけでございますけれども、大手ゼネコンがいわば裏金をつくる、その裏金というのは結局最終的に...全文を見る
○角田義一君 時間の関係がありますので、あと二つだけお尋ねしたいと思うんです。  地方公共団体の職員の汚職事件の件数の推移を最近見てみますと、私は非常にびっくりしたというのは、思ったより実は数が少ないのでございますね。(「刑事事件がね」と呼ぶ者あり)そうです、もちろん刑事事件が...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○角田義一君 社会党の角田でございます。きょうは両先生から御高説を賜りまして、心から感謝申し上げます。  御案内のとおり、来年は終戦五十年という大きな節目の年でございまして、日本の戦後の大きな転換点になろうかと存じますが、過般、羽田内閣のもとに就任をされました法務大臣の発言をめ...全文を見る
○角田義一君 いろいろお尋ねしたいことがあるんですけれども、あと二、三ちょっと時間の関係もありますから申し上げたいと思うんです。  アメリカのカーター元大統領が北朝鮮へ行ったわけでありますが、これはいろいろ評価があると思いますけれども、少なくとも外交上から見れば、片一方で制裁と...全文を見る
○角田義一君 先ほど両先生がこれからのいろいろ安全保障なり日本の国際的な役割なりを考える中で憲法改正の問題についても言及をされたわけでございますが、ここは議論する場ではありませんから私の考えをあえて申し上げるつもりはないんですけれども、私は、自民党の政権が長く続きましたが、自民党...全文を見る
○角田義一君 時間がもうありませんから、質問しても答えをいただけないと思いますので、大事なことを三点お尋ねしましたので、結構でございます。  どうもありがとうございました。
06月23日第129回国会 参議院 本会議 第25号
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○角田義一君 私は、日本社会党・護憲民主連合を代表して、ただいま議題となっております平成六年度予算三案について、政府原案に賛成の討論を行うものであります。  周知のように、本予算案は、我々も加わった細川連立政権が作成したものであるとはいえ、自民党政権のもとで各省庁による概算要求...全文を見る
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○角田義一君 社会党の角田でございます。  まず最初に、今、自民党の久世先生からお尋ねがございました急激な円高の問題について若干お尋ねしたいと思います。  まず、大蔵大臣、各国の協調介入が必ずしもスムーズにいっていないやの報道もあるのでございますけれども、その辺はいかがでござ...全文を見る
○角田義一君 共通の認識だけしておられたのでは困るんじゃないんでしょうか。認識に基づいて要請をするというアクションは起こしたのでございますか、いかがでございますか。
○角田義一君 内容は御容赦をということでございますが、私はアクションを起こしているというふうに理解してよろしいのでございますか。総理、いかがでございますか。
○角田義一君 もしこのような円高が進みますると、最近やっと景気が回復してきたのじゃないかというようなことも言われておるわけでございますが、その景気回復の芽が摘まれるんじゃないか、こういうことで非常に国民も心配しておるわけでございますけれども、これはいかがでございますか、総理。
○角田義一君 今日でも、御案内のとおり、家電であるとか自動車産業等でかなり産業の空洞化が叫ばれておりまして、このまま推移しますと日本のリーディング産業が衰退するんじゃないかと大変心配をされておるわけであります。    〔委員長退席、理事片山虎之助君着席〕  私は、この際やはり...全文を見る
○角田義一君 サミットにお出かけになるわけですけれども、(「お出かけになるのか」と呼ぶ者あり)まあ、普通にこのままいけばなるんでしょうけれども。そのサミット、ナポリ・サミット自体はいずれ開かれることは間違いないわけでありますから、日本の黒字体質ということは当然私は大きな問題になろ...全文を見る
○角田義一君 総理、ちょっと一言だけ御答弁が漏れているんです。  円高がさらに進んだことをいいことにして、そういうことがあっては困るんですけれども、例えば企業が一層、来年の大卒であるとかあるいは女子学生であるとか、こういう者の雇用に対して差別をするというようなことになっては、こ...全文を見る
○角田義一君 総理、いいですか。
○角田義一君 いよいよきょうは締めくくり総括でございまして、順調にいけばきょう予算が上がる、こういう段取りになるわけでございますが、私ども社会党も、今は政権から離れておりますけれども、この予算をつくるについては当時、与党の皆さんと一緒に汗をかいた者として予算の成立には協力をしてき...全文を見る
○角田義一君 世間では、予算が成立をすれば羽田政権というのは一つの大きな仕事といいましょうか任務を遂げたわけでございますから、しかも今日少数政権である。先ほど久世先生もお話しになったけれども、議院内閣制のもとで少数政権というのはいかがなものかという議論もあります。やはり安定政権と...全文を見る
○角田義一君 私ども社会党は、昨日、新しい連立政権を目指すべきである、安定した政権を樹立しなければならないということで国民の皆さんに私どもの考えを天下に公にし、連立与党の皆さん、そしてさきがけ、そして自民党の皆さんにも実は御提示を申し上げて御検討を願っておる、こういうことでござい...全文を見る
○角田義一君 総理、細川内閣から羽田内閣へ移ったわけでありますが、羽田内閣が発足した当初何人かの閣僚の皆さんが、やれ有事法制を急ぐべきであるとか、集団的自衛権を行使しなければならぬだとか、憲法の規定がいかがかとかいうような、私に言わせるとややはしゃぎ過ぎのような発言をする大臣がお...全文を見る
○角田義一君 後でまたいろいろお尋ねしたいんですが、私は、自由民主党の政権の当時もアジアに向かってどういうことを言ってきたかと。やはり、日本は平和憲法というものがあって、それゆえに絶対に軍事大国にはならないということをずっと歴代の自民党政府は言い続けてこられたと思うんですね。私は...全文を見る
○角田義一君 総理、いよいよ来年は終戦五十周年を迎えるわけであります。大きな歴史の転換点に日本は差しかかるわけであります。その際、例えば永野前法務大臣の遺憾な発言によりまして本人はおやめになる、しかも政府がアジアの各国政府に対して釈明をしたりおわびをしなければならないというような...全文を見る
○角田義一君 私は、終戦五十年たちまして、やはりアジアの人たちと過去の問題について共通認識を持つということが極めて大事だというふうに思います。そのためにはいろいろな施策をしなきゃならぬとは思いますが、その前提にやっぱり一つのけじめというものもつけていかなきゃならぬ問題があるだろう...全文を見る
○角田義一君 私は、来年が一つの節目の年でありますから、やはりその節目の年というものをお考えになって対応されるべきだというふうに思いますが、いかがでございますか。もう一遍聞いておきます。
○角田義一君 昨日、私どもの同僚の清水澄子議員が、参議院の外務委員会におきまして、中国人の強制連行問題についていろいろお尋ねをいたしました。  政府は、戦時中の中国人の強制連行に関する調査報告書の作成の事実をお認めになり、強制連行を公式に認められたわけであります。したがいまして...全文を見る
○角田義一君 これは、総理、くどいようですけれども、真剣にひとつ対応するということでよろしゅうございますか。官房長官答えますか、どうしますか。
○角田義一君 午前中の質問はこの程度で打ち切らせていただきまして、休憩してください。
○角田義一君 核兵器使用が国際法上違法かどうかという問題について若干お尋ねをしておきたいと思いますが、核兵器の使用は国際法上やはり違法である、こういう意見陳述書を出した国もございますし、そういった見解もあるわけでございますが、条約局長、公平な立場で国際法上違法であるという論拠、そ...全文を見る
○角田義一君 国連総会における決議等も、その部分に関しては根拠の一つになっておるんじゃないでしょうか。
○角田義一君 私がお尋ねしたいのは、我が国が仮に国際司法裁判所から意見を求められて、核兵器の使用というのは国際法上これは違法である、こういう意見書を仮に出したとして、それが大変な国益を損なうことになるのか、国際社会で孤立を招くようなことになるのか。私は全然逆だと思うんですけれども...全文を見る
○角田義一君 私は、今回政府の国際司法裁判所に出した陳述書というものは、国際司法裁判所の求めに真正面から答えていないと思うんですね。国際司法裁判所はやはり核兵器使用は国際法上許されるのか許されないのか、違法か適法かということを問うておるわけで、そのところを削除して出したんでは私は...全文を見る
○角田義一君 国際司法裁判所は、国際法上の義務に違反するかどうかということを問うているんですよ。そうじゃないんですか。
○角田義一君 相変わらず私は日本の政府は、冷戦は終わった終わったといっても基本的に冷戦構造と同じような考えを持っているんじゃないですか。もうソ連がなくなってロシアになって、日本が外交的にも経済援助もする、つい最近はアメリカとロシアが太平洋でもって合同の艦隊の訓練をやっているじゃな...全文を見る
○角田義一君 パワーポリティックス、いわば核抑止論と。これは政治の問題ですな、戦略の問題ですから。その核抑止論と現実に核兵器が使われた場合の違法性の問題というのは分けて考えて決して私は論理的な矛盾はないと思うんですよ。どうですか。
○角田義一君 私は、これは政治が決着をつける問題だと思っているんです。要するに核抑止論と核兵器の違法性の問題とは一応分けて考えてもそれは構わない、結構なことだということを今はっきり条約局長は言っているわけですが、そうすると、政府の決断なんですよ、これは。百歩譲って核抑止論を仮に日...全文を見る
○角田義一君 総理、これは非常に大事な問題なんです。私は、政府は相変わらず、国際司法裁判所に対しては意見を言わないが、相変わらず核の使用というのは国際法上違法ではないんだということに固執するのか、それともそれから脱却をしようとするのか、これは大きな違いだと思いますよ。しかみつくの...全文を見る
○角田義一君 私の質問に答えてください。  私は、この国際法上違法でないという政府の見解というものに固執するのか、それを墨守するのか、それともそれから脱却をするために努力するのかと、こう聞いておるんです。これが質問のポイントですから、はぐらかしてもらっちゃ困りますよ。
○角田義一君 総理。
○角田義一君 くどいようなんですけれども、総理はなかなか話し方がうまいのだけれども、私はもうずばり言っているんです。だから、核兵器を使うことが必ずしも違法ではないんだというそういうことに墨守しないで、それから脱却をするというふうに日本政府もやっていくんだということなのかどうか、そ...全文を見る
○角田義一君 くどいようだけれども、私は日本の国家をこれからどうやっていくかということだからこだわるんですよ、猛烈にこだわるわけ。  私は、理想主義者の面もあるけれども、現実主義者だと自分では思っているんです。今の国際社会の現実を見れば、もう既に核抑止力というもの。から脱却をし...全文を見る
○角田義一君 これは時間があればもうちょっとやりたいですけれども、必ずしも私は総理の御答弁に満足できません。しかし、これはもう長いこれからの日本の課題ですから、引き続いてまたやっていかにゃいかぬというふうに思っております。  そこで、北朝鮮の核疑惑の問題でございますが、事態があ...全文を見る
○角田義一君 私ども、事態が好転することを歓迎するわけでございますが、やはり総理、いかがでございますかね、この一連の成り行きを見ておりまして、日朝の国交正常化ということを改めて私は大きな問題として考えなきゃならぬときに来ておるんじゃないかなと。これについてどうお考えでございますか...全文を見る
○角田義一君 かつての日中国交回復に先立ちまして、キッシンジャーさんが中国へ行く、ニクソンさんが電撃的に北京へ行くという形で国交が正常化した後、日本が後からいろいろ関係があるにもかかわらずついていったような、ああいう事態がございましたですね。私は、日本政府はこのままいくとそんなよ...全文を見る
○角田義一君 総理にこの北朝鮮の核疑惑に関連をしまして最後に一つだけお聞きしておきたいと思うんですが、私どもの同僚の上山委員を初め何人かの委員からあった、在日朝鮮人の子女等に対するいろいろな迫害事件等が起きておるわけでありますが、私は、いかなる事態になろうとも、在日韓国朝鮮人の人...全文を見る
○角田義一君 積極的にやっぱりこれはやってもらわぬといかぬと思います。  時間がありませんから、外務大臣、ちょっとお尋ねします。  いよいよ予算が大詰めに来た。そこで、外務大臣、かつて自民党におられたときに自民党を代表して質問されております。その中で、我々も苦労してつくった、...全文を見る
○角田義一君 はっきり言いましょうか。「今回の越年予算編成を見ての印象を一口で言うならば、何のめり張りもない出しおくれの証文と言わざるを得ません。」と、こう言っているんです。めり張りのない出しおくれの証文というのは価値がない予算だと、こういうことじゃないですか。どうですか。
○角田義一君 答えていないですよ。私は、この予算はめり張りのきいてない出しおくれの証文かどうか、そのことは今でもそういうふうに思っているのかと聞いているんです。ちゃんと答えてくれなきゃだめじゃないですか。
○角田義一君 あなたはそこに座ってどういう立場なのかわかっているでしょう。予算をお願いする立場ですよ。お願いする立場が、この予算に対してめり張りのきかない価値のないものだと、こういうことでいいんですか。もう一遍ちゃんと説明してくださいよ。納得ができないですよ、私は。そんなことでは...全文を見る
○角田義一君 よろしいですか。あなたはこの前の冒頭の予算委員会で、この質問については撤回はしないと言っているんですよ。だめだよ。
○角田義一君 いいですか、私は誤解がないように言っておくが、あなたは非常に有能な人材であるということを高く評価しているんですよ。しているんです。ただ、私にはっきり言わせれば、政治的にはそこにお座りになる資格がないんじゃないかと思っているんです。私はそう思っている。政治的にはですよ...全文を見る
○角田義一君 これから、ちょっと税制改革の問題について川橋委員の関連質問をお許しいただきます。
○角田義一君 ちょっと整理をさせていただいた方がいいと思いますね。  外務大臣、みずからの不明を恥じるという御答弁がありましたけれども、大体普通、不明を恥じると言えばそれで済むんだけれども、事態が事態だから申し上げるんだけれども、これはあなたが自民党を代表して御発言をしたこの内...全文を見る
○角田義一君 最後に、私から総理にお尋ねしたいと思うのでございますけれども、今後の政治のあり方の問題なんです。  細川内閣というのは、政治改革を断行するという形で国民の支持を得てきた内閣でありますが、細川さんがああいう形でおやめになったわけであります。やはり政治に対する信頼とい...全文を見る
○角田義一君 終わります。
07月21日第130回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○角田説明員 このたび、法務政務次官に就任いたしました角田義一でございます。  大変な大任を仰せつかりまして、責任の重大さを感じております。もとより浅学非才でございまして、至らぬ者でございますけれども、大臣をお助けして、時代に即応した法務行政を進めるために、微力ではございますけ...全文を見る
07月21日第130回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○説明員(角田義一君) このたび法務政務次官を仰せつかりました角田義一でございます。  時局柄、大任を仰せつかりまして、責任を痛感いたしております。今法務省も大変いろいろ課題を抱えております。もとより、浅学非才、至らぬ者でございますけれども、大臣をお助け申し上げて、時代に即応し...全文を見る
12月02日第131回国会 参議院 議院運営委員会 第10号
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○政府委員(角田義一君) 公安審査委員会委員柳瀬隆次君及び同委員山崎恵美子君は十二月二十六日任期満了となりますが、両君を再任いたしたいので、公安審査委員会設置法第五条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速やかに御同意賜りま...全文を見る