角田義一

つのだぎいち



当選回数回

角田義一の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月16日第140回国会 参議院 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第5号
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○角田義一君 社民党の角田義一でございます。  先生方、きょうは本当にありがとうございます。  仲地先生にお尋ねいたしますが、私は社会民主党のメンバーとして、与党の沖縄問題懇談会というのができておりまして、その一人のメンバーとして、この特措法の問題あるいは沖縄の振興策の問題、...全文を見る
○角田義一君 死んだ子の年を数えても仕方ないんですけれども、十分な審議期間をとって、そして緊急使用の申し立てをすれば、先生が今おっしゃったように、例えばの話ですが、嘉手納の基地の滑走路のど真ん中であるとかあるいは普天間の基地のど真ん中であるとかというようなところについては、少なく...全文を見る
○角田義一君 私は、日米関係というものを非常に重大視しておりますし、それから社民党も大変な党内の激論の中で日米安保体制というものを守っていくということも決めておるわけです。そういう立場に立ちますと、私は非常に政治的な要素というものを大事にしたいというふうに思っておるわけでありまし...全文を見る
○角田義一君 私は、四月十二日の土曜日に先生と比屋根照夫先生が対談をしておる琉球新報の記事を拝見いたしまして、大変興味深く、また感銘を受けて拝読をいたしました。  その中で、先生が最後に、沖縄の事大主義といいましょうか、それを今度の問題で克服をしたんだとかするんだとかという言葉...全文を見る
○角田義一君 終わります。
○角田義一君 社民党の角田義一でございます。参考人の先生方、本当に御苦労さまでございます。  まず、金城参考人にお尋ねをいたします。私は午前の部でも申し上げたんですけれども、与党三党で沖縄問題懇談会というものがつくられまして、自民党さんが五名、私どもが四名、さきがけさんが二名で...全文を見る
○角田義一君 この案件は村山政権のときからの懸案でありますから、私は、これはまあ歴史にイフということは余りないんですけれども、もし村山総理が総理大臣をやっていたとすればこの事態を一体どういうふうに乗り切ったらいいのかなと。要するに、五月十四日に仮に、私はあえて言いますけれども、失...全文を見る
○角田義一君 私が主張してきたことが政府の入れるところではなくて、私はこういう形で法改正をされるということはまことに残念だというふうに思っておりますし、我が党はこの法案には反対であります。    〔理事永田良雄君退席、委員長着席〕  島田先生にお尋ねいたしますが、この特措法に...全文を見る
○角田義一君 それから、この島田懇で提起されておりますものを仮に実現するということになりますと、相当な財政負担といいましょうか、そういうものは考えなきゃならぬと思っております。  これについて、具体的にどういう方策といいましょうか、先生の方では御提起されておるのでございましょう...全文を見る
○角田義一君 最後に、金城先生に伺います。  衆議院でこの法案が通って今参議院に来ておりますが、衆議院を通った後、沖縄ではこの法案が衆議院を通ったことに対してどういう状況といいましょうか、県民の方々はどういうふうに思っておられるか、率直にお尋ねします。
○角田義一君 ありがとうございました。
04月24日第140回国会 参議院 内閣委員会 第8号
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○角田義一君 まず、防衛庁長官に沖縄問題についてお尋ねいたします。  御高承のとおり、十七日に参議院でも特措法が可決をされて成立したわけであります。私どもは特措法には反対をいたしました。もっと別の解決方法があったのではないかという気持ちは今でも私は変わっておりません。あの法律に...全文を見る
○角田義一君 この特措法は二十三日に公布されたんですかね。そうしますと、これで効力を発生するわけでありますが、暫定使用の条件としての担保の提供は現実に二十三日からやられているんでしょうか。その手続は今どういうふうに動いているか御説明いただきたいと思います。
○角田義一君 それはちょっとおかしいんじゃないですか、長官。知花さんの場合は、政令によりまして、その損害について協議しなきゃいかぬのじゃないですか。事前のやつですよ、前のやつ。その辺、どうなりますか。
○角田義一君 その担保提供は現実にお金を持っていったんですか。それとも供託所へ一方的にやってしまったわけですか。
○角田義一君 契約を拒否している方々は数の上では大変多いわけですね。二千九百何ぼおるわけです。それで、全部供託するわけでしょう。全部供託するときには、くどいようですけれども、一応お金は持っていくわけですか。一方的にやってしまうんですか。供託というのは、普通は持っていって拒否されて...全文を見る
○角田義一君 持っていかないんだね。一方的にやつちゃうんですね。
○角田義一君 こればかりやっていると時間がなくなるので、あと一つだけ聞きます。  民主党さんが時限立法をお出しになった理由は私よくわかるんです。要するに、民主党さんが時限立法をお出しになったというのは、もう緊急避難的で適用を沖縄の今回限りにしたい、こういうお気持ちであれは出して...全文を見る
○角田義一君 そのことだけ聞いておかないとちょっと心配だから。まさかそういう悪らつなことはやらぬだろうなと私は思うけれども、やっぱり念には念を押しておかぬといかぬと思う。そして、それが議事録に載りますから。  それと、長官が大変な御苦労をいただいて全国をいろいろ行脚して、一〇四...全文を見る
○角田義一君 その辺はしっかりやってほしいですね。強く要望しておきます。沖縄のようなあんなことじゃだめですよ。  それから、ちょっと時間の関係がありますから先に行きますが、本題の法案について若干お尋ねいたします。  即応予備自衛官制度を導入されるわけでありますが、一つお聞きし...全文を見る
○角田義一君 わかりました。  それで聞きますけれども、御承知のとおり定数は十八万から十六万に持っていくわけだけれども、十六万に持っていくのには十年ぐらいかける予定でしょうか、これがまず一つ。そして、即応予備自衛官一万五千、これもやはりそれに倣う形で十年ぐらいかけて一万五千人を...全文を見る
○角田義一君 とりあえず、例えば今年度千三百七十三人即応予備自衛官を採りたいわけでしょう。それはさっき局長が言うように、どこか一カ所、例えば九州なら九州でやる。その九州で千三百七十三人という人間を、即応予備自衛官を九州だけで集めるという自信はあるんですか。
○角田義一君 そうすると、九州地区で七百か八百を集めるということですね。だって、ほかのところから持ってきたってしょうがないでしょう、これ。緊急に招集したときにはみんな来てもらわなければならないんだから、間に合わないでしょう。北海道で採ったってしょうがない。
○角田義一君 いずれにしても、これは九州なら九州の企業にかなり理解をしてもらわなければ、九州地区でこれだけの人間を集めるというのは私は難しいと思う。難しいというか、大変だと思いますよ。よほど真剣にやらなきゃできないと思うんです。  そこで、これを見ると訓練は三十日というふうにさ...全文を見る
○角田義一君 あなた方もっと端的に言ってくれればいいんだよ。例えば、今私が言ったように、三十日のうち二十日も出てしまえば、ある意味では実戦をやったことになりますから、訓練以上のものですよ、場合によれば。そうすれば、さらに三十日の訓練というんじゃなくて、それはもう総体として三十日確...全文を見る
○角田義一君 あともう一つ聞いておきますけれども、現行の予備自衛官の招集要件が今度改められますね。現在は防衛出動命令が発せられた場合ということになっているのに、今度はこれに加えて、事態が緊迫し、防衛出動命令が発せられることが予想される場合にもできるわけですね。そうすると、こんなこ...全文を見る
○角田義一君 この問題もいろいろ議論したいんですが、時間があと十分しかありませんので、ひとつ来年度防衛予算に関連をして大事なことだけちょっと長官に聞いておきたいと思います。  先ほど矢野先生からもお尋ねがございましたが、財政改革の中で聖域を設けないという形になっております。ただ...全文を見る
○角田義一君 やっぱり防衛費というのは非常にパイが大きいわけです。五兆円近いわけです。そうすると、国民から見ると、ここはある程度単純に見れば、五兆円もあるんだからパイは大きいですよ、印象とすれば。だから、五兆円もあるんだから切り込めるんじゃないかというふうに思うのが国民の一般の考...全文を見る
○角田義一君 長官、防衛予算というのはいろんな積み上げでできていますから、ほかにもたくさんあるわけです。来年度予算のことを考えると、この際、総点検、総ざらい、これはやっぱりやつておく必要があるんじゃないでしょうか。今までのような惰性ではいけないんじゃないですか。もう一遍総ざらいし...全文を見る
○角田義一君 最後に、一つの例を挙げますけれども、例えば地雷です。地雷を今年度予算で七億円計上しているんです。ところが、御承知だと思いますけれども、今世界の趨勢というのは地雷廃止の流れです。オタワの条約だとかジュネーブの条約だとか、先進国はこの対人地雷については廃止しようという空...全文を見る
○角田義一君 終わります。
05月27日第140回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○角田義一君 社民党の角田でございます。  最初に、防衛庁長官に、最近、国民の関心も大変高いガイドラインの見直しについて、ごく基本的な大事な点について見解を承りたいと思っております。  一つは、中間報告なるものが五月の下旬に発表されるというふうに承っておりましたが、いろいろお...全文を見る
○角田義一君 そうすると、六月の上旬には中間報告の発表があるものというふうに我々は理解しておいてよろしいでしょうか。
○角田義一君 そこで、いろいろ報道によりますと、米軍が日本に要求しておる協議の対象事項は千五十九項というようなことも言われております。それが輸送とか施設の提供とか補給とかという大体十三分野に集約されているというふうに報道されておりますけれども、大体そんなものでございますか。
○角田義一君 そこでお尋ねいたしますけれども、今のガイドラインがつくられたときに、長官も御案内と思いますけれども、前提条件というのが幾つかございました。  ちなみに申し上げますと、前提条件として、「事前協議に関する諸問題日本の憲法上の制約に関する諸問題及び非核三原則は、研究・協...全文を見る
○角田義一君 私はそれ以上いろいろ突っ込みたくないと思いますけれども、長官の言われたことは非常に重要なことだと思っているんです。  いずれにしても、ガイドラインが見直された結果、今言ったように、予算措置であるとかあるいは新たな立法を国会に求めなければならぬ事態も起きるであろうと...全文を見る
○角田義一君 これは大事な問題ですから、今後、国会の中でも相当議論をさせていただかなきゃならぬ問題だというふうに思っております。  次に、盛んに問題になっておりますのは、周辺有事、周辺有事ということが言われております。日本有事はもちろんあってはならぬこと、いずれにしても日本有事...全文を見る
○角田義一君 秋山防衛局長のその答弁ではとても国民の皆さんに納得していただけないと思いますよ。そういう抽象的なことなのでしょうか。世間様ではもっと突っ込んで、どういう形態だかわかりませんけれども、例えば朝鮮有事だとかあるいは台湾海峡波高したとか、そういうことが想定をされてこのガイ...全文を見る
○角田義一君 私は、率直に申し上げますけれども、防衛局長が今言ったような事案については、これは国民の皆さんの相当な議論があると思いますけれども、大方御理解はいただけるような分野なのかなというような気持ちもいたします。  問題なのは、言うところの後方支援とかいう問題です。それから...全文を見る
○角田義一君 防衛庁長官の発言はちょっと心配な面もあるんですね。というのは、あってはならぬことですけれども、日本有事の際に日米間で例えば弾薬を運んだりお互いが供給し合ったりということは、これは論理的にあり得るし、それは個別的な自衛権の行使の範疇に入ると私も理解しております。あって...全文を見る
○角田義一君 時間がありませんから最後に申し上げておきますけれども、私は率直に申し上げまして長官が今言ったような不安を持っている国民の一人です。はっきり申し上げておきます、これは。よほどしっかりと憲法の問題、集団的自衛権の問題、これについてはアメリカと談判はきちっとやるということ...全文を見る
○角田義一君 防衛庁長官にはこれで終わります。御退席いただいて結構でございます。  一般職の任期つき研究員の採用、給与関連法案についてお尋ねをいたします。  まず、総務庁長官にお尋ねいたしますが、先ほどから先生方の御意見、質疑を拝聴しておりますけれども、研究者の流動化というこ...全文を見る
○角田義一君 ノーベル賞クラスで、何か東大、京大の総長さん程度の待遇を考えているとかいうことがありますけれども、そういう方はちょっとこっちに置くとして、いわば若生育成という、これからの日本を担ってもらう人たちが例えば三年とか五年という形で一応研究を終えて、成果もあった。そこで一応...全文を見る
○角田義一君 終わります。
○角田義一君 社会民主党の角田義一でございます。  委員長初め理事の皆さん、先生方の御高配をいただきまして、大変申しわけございませんが、ちょっと議運がございますので最初にさせていただきます。御無礼をお許しいただきたいと思います。  まず、総務庁長官にお尋ねいたしますが、一昨日...全文を見る
○角田義一君 長官も御案内のとおり、厚生省の最高の高官が汚職で逮捕、起訴されるというような事態を踏まえまして、各省庁で倫理規程というものを改めて制定されておるようであります。  たまたま問題になっております厚生省の倫理規程を拝見いたしますと、これは恐らくはかの省庁も似たり寄った...全文を見る
○角田義一君 時間の関係もございますので最後の質問をさせていただきますが、今回、退職手当あるいは期末手当の支給を一時差しとめるというような制度が導入されるわけでありますけれども、この法案は運用上いろいろ難しい問題が今後出てくるんじゃないかなというふうに思います。  承りますと、...全文を見る
○角田義一君 終わります。
06月16日第140回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○角田義一君 私の方からは二点ほど大事なことを聞いておきたいと思いますが、このガイドラインのⅢの「「指針」見直しの経緯と現況/基本的な前提及び考え方」の2に、「日本のすべての行為は、日本の憲法上の制約の範囲内において、専守防衛、非核三原則等の日本の基本的な方針に従って行われる。」...全文を見る
○角田義一君 私は、集団的自衛権の行使は日本国憲法上できないというのは、日本国憲法の前文と九条をあわせ読めばもう自明の理だと思うんですね。今の憲法を直さない以上、私は集団的自衛権というのは行使できないと思いますよ。これははっきりしているんです。衝に当たった北米局長、あなたはどう思...全文を見る
○角田義一君 秋山防衛局長、どうですか。あなたも談判に当たったんだから。
○角田義一君 それからもう一つ、今回のこのガイドラインの問題について、即刻、外務省あるいは防衛庁が中国あるいは韓国に説明をするために政府高官を派遣したということは私は時宜を得ていると思っております。そのことについては高く評価をいたします。  それで、アメリカの政府高官もこのガイ...全文を見る
○角田義一君 最後に一点だけ聞きます。  これは朝鮮の問題もそうですが、朝鮮の問題についてはいろいろ考え方があると思いますけれども、少なくとも南北ともに平和統一ということを今日言っているわけですね。両方とも統一を願っている。そのプロセスはどうなるかわかりません。例の四者会談なる...全文を見る
○角田義一君 終わります。
10月27日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第1号
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○角田義一君 こんなことを言うとちょっと私は自分の不明を恥じるんですけれども、ODAの問題が大変大事な問題だということは認識をしております。今改めて小委員に選ばれていろいろ資料を読ませていただいておりますが、かつての議論の中で当然のこととして扱われたのかどうかわかりませんけれども...全文を見る
○角田義一君 私もちょっと疎いのでよくわからないのですけれども、例えばきょういろいろ新聞やらラジオで盛んに報道されておりますエイズです。このままいくと東アジアであと三年、二〇〇〇年には患者さんが一千万人になると国際機関が警告しているというんです。私は、エイズの患者一千万というのは...全文を見る
○角田義一君 これを見てみると貧困とか福祉とかというのが書いてあって、医療というのは福祉とちょっと違うような感じがするんだけれども、そういうエイズの問題なんかは今日的な非常に大きな問題で、まさに人道的な立場からいえば、エイズの患者がいずれ死んでしまうというのは非常に深刻な問題です...全文を見る
○角田義一君 WHOに対しては、これは日本は例えば資金の出資だとかなんとかということでしょう。じゃ、WHOと組んでどういうふうにやれるのか、ちょっとそれはわからないですよ。
○角田義一君 ただ、拠出はこの中に入っているのかな。
10月29日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○角田義一君 民主党の角田です。きょうはお二人の先生方、本当にありがとうございます。  いろいろ先生方のお話を聞いておりまして大変勉強になりまして、心から感謝申し上げるわけでありますが、四つほどお聞きしたいと思うんです。  一つは、金正日さんが総書記になってすべてを決するとい...全文を見る
○角田義一君 ありがとうございました。
10月31日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第2号
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○角田義一君 私は、恥ずかしながらODAについてはまことにど素人でございますが、皆さんの御高説を拝聴しながら私なりにいろいろ考えておりますと、日本というものが世界の中でどういうふうに生きていくのか、日本なりの一つの世界戦略というものを位置づけて考える中で、ODAというものが一体ど...全文を見る
11月10日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第3号
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○角田義一君 私がこれから質問することが杞憂であればよろしいのですけれども、お二人にお聞きしたいと思います。  先ほどの中国の核実験については、これはもう日本国民も、世界で唯一の核の被害者でもあるということもありますし、ああいう措置をとったということについては当然国民的な理解も...全文を見る
11月13日第141回国会 参議院 内閣委員会 第2号
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○角田義一君 民主党・新緑風会の角田義一でございます。  法案についてお尋ねする前に、現下の緊急問題になっております人事院勧告について総務庁長官に二、三お尋ね申し上げたいと思います。  長官が所管大臣として大変御苦労されておるということについては心から敬意を表するものでござい...全文を見る
○角田義一君 長官を信頼する以外にないなと思いますが、大蔵大臣あるいは官房長官とこれから微妙な詰めに入ると思うんですけれども、私はやっぱり責任大臣として突っ張ってもらいたいなという気がするんです。  もう釈迦に説法でございますけれども、先ほど長官もお話しのとおり、スト権を奪った...全文を見る
○角田義一君 よくわかりました。ひとつぜひ頑張っていただきたい。御奮闘を期待しております。  では、本法律案に入りたいと思いますが、最初に長官に規制緩和に対する長官の哲学というようなものを私は承りたいなというふうに思っております。  なぜかと申しますと、規制緩和万々歳という一...全文を見る
○角田義一君 長官がそういうお気持ちで対応していただくということを私は高く評価したいと思っておりますが、例は悪いかもしれませんけれども、今議論になっております例えばガソリンスタンドの無人化というような問題がございます。  これは保安上の問題もいろいろあると思いますけれども、確か...全文を見る
○角田義一君 では、局長に一つだけ聞いておきますけれども、今度の法案をずっと見ておりまして、私どもも原則的には賛成せざるを得ないなと思っております。確かに申請者の立場には立っておると思いますけれども、消費者、利用者、こういう人たちの立場というのはどういうふうに配慮されておるかなと...全文を見る
○角田義一君 最後に一言だけ大臣にお願いしておきますけれども、ただいま私が申し上げたような点も今後十分配慮していただきたいというふうに思っておりますが、いかがでございますか。
○角田義一君 終わります。
11月17日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第4号
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○角田義一君 お二人から大変貴重な御高説をいただきまして心から感謝申し上げます。  山本参考人の先ほどのお話の中で、二つだけちょっと詳しく聞いておきたいなと思っておりますのは、開発に関する知見の発信というところで、援助の専門家がもっと発言すべきである、日本はそれなりのプロが育っ...全文を見る
○角田義一君 では、あとまとめて二つだけ聞きます。  山本参考人の方から実施体制の強化というお話がありまして、足りないのはODAの人材ではなくて定員枠であると。例えば、海外経済協力基金はことしは二十人ぐらいしか採れなかったと。世銀は六千人おる、基金は三百人とかおっしゃいましたか...全文を見る
11月21日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第5号
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○角田義一君 国会とODAの関係について、実務的な立場から二、三疑問を呈しながら提起していきたいと思うんですけれども、ODAの効果なりあるいはお金の使い方なりが果たして適切に行われたかどうかということは、金額も今日大変大きいし、また日本の外交戦略の上からも非常に重要な仕事をしてい...全文を見る
○角田義一君 私は一切の前提を抜きにして実務的なことばかりしゃべって誤解されるかもしれぬけれども、先ほど木庭先生がおっしゃったとおり、私は内容は見てないんですけれども、電車の中で週刊誌の見出しを見てびっくりしたんです。どこかの週刊誌に、もうODAなんかやめちまえと、こういう項目で...全文を見る
11月25日第141回国会 参議院 内閣委員会 第3号
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○角田義一君 新ガイドラインについて若干お尋ね申し上げます。  まず、外務大臣にお尋ねいたしますが、最近、日中あるいは日ロ、さらには米中、中ロというように頻繁に首脳外交が展開されておりまして、それぞれの会談でいろいろな成果が上がっておるということについては、アジアの平和あるいは...全文を見る
○角田義一君 お二人の話を聞いておりまして、ああそうですが、ごもっともでございますなというようなわけには私は簡単にいかないのであります。その言わんとすることはわからぬじゃありません。  アメリカは今世界唯一の超大国と言われております、ソ連がなくなって。そういう中で、世界唯一の覇...全文を見る
○角田義一君 午前中、台湾問題について板垣先生からもお尋ねがございました。  私は、今後の中国との関係というのは非常に難しい、また大事な関係だというふうに思っておりますが、御承知のとおり、周辺事態の定義をめぐりまして台湾が入るのか入らないのかというような議論がございます。例えば...全文を見る
○角田義一君 私は、日本政府がそれを百万遍繰り返しても、中国政府は、理解はすると思います、言わんとすることを理解はするとは思いますが、納得はしないと思います。納得はしないと思う。中国政府が納得をしないということは、これはある意味で非常に重大なことでありまして、いかに納得してもらう...全文を見る
○角田義一君 国是という言葉はきついかもしれませんけれども、私は日中は再び戦ってはならぬ、絶対あってはならぬことだということは、私はこれは日本政府としてやっぱり腹にきちっと据えていかなきゃならぬことだと思うんですよ。外務大臣、いかがですか。
○角田義一君 では、ちょっと話を変えまして実務的なことを若干お尋ねいたします。  この日米ガイドラインというものの法的性格でございますが、このガイドラインを拝見いたしますと、一番最後に、日本語では「日米安全保障協議委員会は、以下に示す指針を了承し、公表した。」となっております。...全文を見る
○角田義一君 アプルーブということで了承したと。サインはしていないんだけれども、握手して了解した、了承した。これは国際約束じゃないんですか。ただお互いが言いっ放しにして、よかったなよかったなと。それだけですか。そんな程度のものですか。
○角田義一君 日本とアメリカの政府同士でより、にもよって握手して、サインはしていないけれども、事務方がやったことは結構でございます、了承したというだけのものなんですか。そうじゃないでしょう。日本の両首脳二人が行かれて、向こうの大臣も二人来て、アプルーブした、了承した、承認したとい...全文を見る
○角田義一君 そうすると、失礼ですけれども、この了承した、アプルーブしたということは両国政府を縛るものじゃないんですな。法的な拘束力は全くない、こういうふうに理解してよろしいんですね。
○角田義一君 あなたは言いたいことを全部しゃべつたからすっきりしたかもしれぬけれども、こつちは全然すっきりしないんですよ。  では、ちょっと具体的に聞きます。  この新ガイドラインの中にいわゆる周辺事態というのがあって、その中で、恐らく自衛隊にならざるを得ないと思いますけれど...全文を見る
○角田義一君 そんなもの自衛隊法の改正をやらなくてできるはずないですよ。できるはずないです。自衛隊というのは本来、こんなことは防衛庁長官の前で言ったってしょうがないけれども、本来の任務は専守防衛だと思うんですね。そのほかにいろいろなものがいろいろな状況の中でつけ加えられてきておる...全文を見る
○角田義一君 私の持ち時間がもうこれしかないからこれでやめますけれども、もし自衛隊がそれをやるとすれば、私は当然日本の法律を改正しなきやならぬだろうと思うし、アメリカの艦船に対して自衛隊が何か物を輸送するというときに、日本とアメリカとの約束事、新たな条約がなくて勝手に押しかけ女房...全文を見る
○角田義一君 いろいろ聞きたいことはたくさんありますけれども、これで終わるわけではないでしょうから、また次の機会にみっちりやらせていただきたいと思います。きょうは一応これで終わります。
12月01日第141回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○角田義一君 まず、総理にお尋ねいたしますが、今回の山一証券の破綻、自主廃業という決定に関しまして、先ほど白浜議員からも御質問がございましたが、過般のAPECのたしか帰路ではないかと思いますけれども、日本の新聞には、総理が大蔵にも責任があるかのごとき発言をされたということが大きく...全文を見る
○角田義一君 長野証券局長は、山一が破綻した際の記者会見でこう言っておるんですな。市場が山一をつぶしたんだ、自分は言葉にならないというのが私の言葉である、隠すやつが巧妙に隠したと、こういうふうに言って、大蔵省には全く責任がないんだと言わんばかりの態度。しかも、私は見ておったけれど...全文を見る
○角田義一君 私は、具体的な検査のことを聞いているんじゃないですよ。これだけの事態の雑誌記事が出て大蔵省が無関心でいるはずはないんです、今までの例からいって。大蔵省は事実上関係者を呼んでお聞きになったのか。当然、取引監視委員会も一緒になってやったと思いますけれども、やったかやって...全文を見る
○角田義一君 あなたは控えている控えていると言うけれども、大蔵省が持っている検査の権限を委任しているわけですよ、監視委員会には、いつも一体となってこれはやってもらわなきゃどうにもならないんですよ。そのことを踏まえた上で答弁してください。
○角田義一君 あなたね、質問に答えてくださいよ、それは今から聞きますから。  私が言っているのは、この四月の重大な東洋経済の記事の時点でどういう動きをしたかということが一つ。もう一つは、六月に今言ったように山一に社内調査を命じたと。ナンセンスですよ、前歴があるんだから、山一は。...全文を見る
○角田義一君 簡単に他人事のように、非常に遺憾でございましたで事は済むんじゃないですよ。そんなもの一カ月ぐらい調べさせたら、返事がなければ乗り込むんですよ。そういう態度がないからこういう不祥事が起きるんじゃないですか。  どうですか、大蔵大臣、見解聞きたいですね。その態度、ああ...全文を見る
○角田義一君 長野証券局長にお尋ねをしますが、あなたはその四月の時点で、その東洋経済の記事から私は大蔵省は調査したと思っているんですけれども、ある大蔵省の幹部に、山一はできが悪い子だ、できが悪い子だけれどももうちょっとしばらく見ていてやってくれと、こういうふうに言ったと言われてお...全文を見る
○角田義一君 長野さん、あなた、これだけの山一というでかい会社がつぶれたわけですよ。それで、六月には既におかしいと言って内部調査も入れているわけです。  しかも、私はっきり申し上げますけれども、あなた方は、釈迦に説法だけれども、この証券取引法でははっきりと取引の相手方さらには子...全文を見る
○角田義一君 全然やっていないということだね。  大蔵大臣、大変御無礼な質問をして恐縮ですけれども、一連のこの金融不祥事というものを考えたときに、御自身でみずからの出処進退についてお考えになったことはございますか。
○角田義一君 時間がありませんからちょっと総理にお尋ねをいたします。  今、盛んに公的資金の導入問題が預金保険機構の強化と絡みながらいろいろ議論されておりますけれども、今日いわば銀行が買い取ります膨大な不良債権というものの償却は、御案内のとおり超低金利によりまして一般庶民も大変...全文を見る
○角田義一君 委員長、関連質問を同僚の千葉景子議員にお許しいただきたいと思います。
12月02日第141回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○角田義一君 まず、総務庁長官にお尋ねいたしますが、過般の当委員会におきまして、私どもから人勧の早期完全実施を総務庁長官にお願いいたしました。御奮闘をいただくということも言われましたし、現に閣僚会議の中で大変な御奮闘をいただいたということも聞いてはおります。  しかし、先ほど来...全文を見る
○角田義一君 長官はベテランの政治家ですから、なかなか遺憾だとか残念だというせりふが出ないのかもしれないけれども、私どもの立場から言うと、私も一生懸命やったんだ、とことんやったけれども結果はこうなった、苦渋の選択だ、理解してほしい、しかし残念だなというぐらいのせりふは出てもいいん...全文を見る
○角田義一君 余り賢明じゃないですけれども、今のお話を聞いてわかったということにいたします、私もさっぱりしなきゃならぬから。  そこで、人事院総裁、先ほど荒木先生からもお尋ねがあって、先ほど人事院総裁としての立場から言えば遺憾だということを言っていただいたわけですから、私はそれ...全文を見る
○角田義一君 総務庁長官にお尋ねいたしますが、今回の閣議決定に至るまで四回もやっているんですね。今までは二回ぐらいで決着がついておりましたが、いろいろ事情があって四回もやっておられる。  私が大変残念に思うのは、大蔵省の態度です。大蔵大臣はきょうはおられないので、大臣がいないと...全文を見る
○角田義一君 給与担当大臣として見識を持って対応されたということについて私は敬意を表するものでございます。  真偽を聞きたいんですけれども、給与関係閣僚会議の議論の中で、大蔵大臣になるんでしょうけれども、国家公務員の純減というものを強く総務庁長官に迫られたと。そして、一説により...全文を見る
○角田義一君 大変重大なことを長官はおっしゃっておられるわけなんですね。こういう時代ですから人員削減ということについて政府が真剣に考えなきゃならぬというお立場も私はよくわかりますが、そのときに二つの点を忘れないでいただきたいというふうに思います。  言うまでもないことですけれど...全文を見る
○角田義一君 時間がないので、それを議論すると大変なのですけれども、私が申し上げたいのは、定員を千人切るということは、最終的にはもちろん国家が決めることなんですけれども、そこに働く人たちの労働条件とも絡むわけですね、人間が減らされるわけですから。残った者は一生懸命やらなきゃならぬ...全文を見る
○角田義一君 それは局長のお役人としての答弁。大臣、お願いします。
○角田義一君 時間ですから、これで終わります。
○角田義一君 私は、ただいま可決されました一般職の職員の給与に関する法律及び一般職の任期付研究員の採用、給与及び勤務時間の特例に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、平成会、民主党・新緑風会、社会民主党・護憲連合、日本共産党、太陽の各会派共同提案による附帯決議案を提...全文を見る
12月05日第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会対外経済協力に関する小委員会 第7号
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○角田義一君 一つはODAの理念についてですけれども、御承知のとおり、昨今の金融不安等があって、いずれ公的資金を導入しなければならないんじゃないかというようなことになってきますと、大変な税金を使わざるを得ないというようなことになってくる。さらには、少子・高齢化社会を迎える中で、介...全文を見る
○角田義一君 結局、小委員長にいろいろまた御苦労いただかなければならぬと思うんですが、流れをじっと聞いておりますと、別に山本先生が一人で抵抗されているというふうには思わないんだけれども、馳先生も含めて、内容はともかく、いろいろこれから詰めていかにやならぬと思いますけれども、一つに...全文を見る
12月05日第141回国会 参議院 本会議 第9号
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○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、先般開催されましたアジア太平洋経済協力会議、APECバンクーバー会合について質問をいたします。  総理、今回の首脳会談は、昨今のアジアに広がる金融・通貨不安の中での開催となりました。これは、経済規模が世界の六割近くまで占め...全文を見る