角田義一

つのだぎいち



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角田義一の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月22日第145回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○角田義一君 おはようございます。民主党・新緑の角田義一でございます。  最初に、大変お疲れのところを恐縮でございますが、大蔵大臣におかれましてはG7に御出席をされまして、大変難しい局面の中で、日本の国益を守り、しかもG7の中で協調もしなければならないという大変重大な会議に出て...全文を見る
○角田義一君 では、二つだけちょっとお尋ねしておきますけれども、ヘッジファンドの規制につきましては、日本、ヨーロッパ等はかなり主張したけれども、アメリカがどうしても首を縦に振らぬ、前向きでないというようなことが報道されておりまして、これはいかがなものかなというふうに私は率直に思う...全文を見る
○角田義一君 今、若干円安傾向というふうに言われておりますけれども、円の相場が一定の幅で安定するということは私ども日本の経済にとって大変大事だというふうに思います。  大蔵大臣は昔から対米交渉で、ドル建てでなくて円建てを大変御主張されてきたというふうに承っておりまして、今度はま...全文を見る
○角田義一君 もう一点お尋ねしておきますけれども、日本の景気の回復ということが大きな問題になり、そして長期の金利の上昇ということが懸念されているという中で、これは国内問題には違いありませんけれども、日本における国債の中央銀行の引き受けというようなことは率直に言って議論になったんで...全文を見る
○角田義一君 総理にお尋ねいたします。  去年の十一月十九日に、いうところの自自連立政権ということで、総理と小沢党首との間で協定ができましたが、どうして自自連立政権というものをつくらなければならなかったのかということについての国民に対する御説明を、私はこの際参議院においてもきち...全文を見る
○角田義一君 あの金融再生法、毎日毎日私どもも徹夜に近い状態でいろいろ議論をさせていただきながら、私は立派なものができたというふうに思っております。長銀の問題にしろあるいは日債銀の問題にしろ、今日混乱もなく一定のけじめがついていくというのは、失礼でございますけれども、自民党さんが...全文を見る
○角田義一君 私は、自民党と自由党がどういうふうに組むかということについて、これは党対党のことですから余り申し上げる立場ではないかもしれないが、しかしはっきり申し上げますけれども、当時、小渕政権を倒したい、政変にしたい、その急先鋒は自由党だったことは間違いない。これは我々ある意味...全文を見る
○角田義一君 少なくとも、野田さんもおられますけれども、自由党さんは去年の参議院選挙のときには鮮明に反自民を訴えていたんですよ。そしてあれだけの票を国民からいただいたわけです。これは、憲政の常道からいって私は国民の期待を裏切るものだと思うんですね。政策が一致するとか一致しないとか...全文を見る
○角田義一君 野田さんの言うのは全く手順が逆ですよ。  私どもは、菅さんに自由党さんが投票してくれた、大変ありがたいことだと思っています。政策協定が別にあるわけでもないけれども、しかし、当時、参議院選挙の結果を踏まえて、民意に反応するためにあえて自由党さんが菅さんに入れていただ...全文を見る
○角田義一君 一言だけ私申し上げておきますけれども、仮に今あなたがおっしゃったとおり三党首会談をやって自由党が外されたと。おもしろくない、それはおもしろくないかもしれませんよ。おもしろくないということと自民党と組むということはまた別でしょう。おもしろくないから何でもいいから自民党...全文を見る
○角田義一君 まあ、戦国時代みたいなものですから、また自由党さんがどうも自民党さんが気に食わない、もう一遍一緒にやりたいな、こういうこともなくはないと思うから、これ以上のことは言わないけれども。  こういうふうに聞きます。政策合意の中で幾つか大事なことがあるので聞きますが、消費...全文を見る
○角田義一君 これはごまかさないでほしいんだよ。いいですか、ごまかさないでください。  私が言っているのは、自由党として、なお今日消費税は凍結すべきであると、この方針は自由党としては変わらないのか変わったのか、このことをはっきりしてもらいたい。
○角田義一君 あなた、参議院選挙で自由党さんがそれなりの国民の支援を得たのは、当時、消費税を三%に下げる、さらには今度は凍結をすると。毎日毎日の消費税、どれほど国民が関心を持っているか、それは民主党だって骨身にしみていますよ。  そのことを、一番大事なことを言っておきながら、今...全文を見る
○角田義一君 総理、お尋ねしますけれども、自民党さんは消費税を凍結するお考えはあるんですか。
○角田義一君 ゼロ。
○角田義一君 そんなこと言っていないよ。
○角田義一君 私も上州でございます。総理と一緒です。だけど、この消費税の問題で上州連合というのは組めませんな、簡単には。  私が申し上げたいのは、片一方は凍結をしてほしいんだと。消費税というのは大問題です。片一方は凍結できないんだと。そうすると、もう協議のしようがないんですよ、...全文を見る
○角田義一君 だから、あなたの先ほどの論理を聞いておると、自分たちは消費税率はもう凍結はあきらめたと。あきらめたというのは、主張としてはするけれども、自自連立の中の経済政策で何とかカバーできるわなということになると、もう消費税率は……(「どうでもいい」と呼ぶ者あり)どうでもいいん...全文を見る
○角田義一君 そうすると、いつまでこの自自連立が続くかわかりませんけれども、消費税率のアップということについては、当然自自連立とすればそれは協議の対象になっていくんだというふうに理解してよろしいですね。趣旨はわかりますか。
○角田義一君 総理は、当面いじることはない、こう言っているんですけれども、今はいじらないと言っている。しかし、いつまで自自連立が続くか私はわかりませんけれども、この協定が生きている以上は、もう自自連立で消費税のことを協議するときは税率アップしかないんじゃないんですかということを聞...全文を見る
○角田義一君 私ははっきり申し上げます。  この自自連立政権というのは消費税を将来上げる政権であると、もうはっきりしておる、私はこういうふうに思っていますよ。(「そんなことはない」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)やじったって構いませんよ、私はそう思っているんだから。  そ...全文を見る
○角田義一君 大蔵省の政府委員で結構ですが、世にいわば目的税と言われるものはたくさんあるんですけれども、そういう目的税は必ず私は法文の中に目的税ということが書いてあると思いますね、税制の中にはっきりと。そういう例が幾つかあると思うので挙げてください。大臣、恐縮です。では、大臣に教...全文を見る
○角田義一君 今、大蔵大臣がおっしゃっている今回のような例、ある程度はっきり福祉目的にするということが決められて、そして予算総則にそれを書くというような例がかつてございましたでしょうか。私が調べた限りではございませんのですけれども、いかがでございますか。
○角田義一君 戦後五十何年たって、日本の税制というのはしっかりした一つのシステム、原理によってやられているわけです。ところが、自自の連立政権では、今まで一遍もやっていない、明らかに目的税というふうに限定をしておきながら予算総則に書いた。予算総則に書くということは、これは一年間限り...全文を見る
○角田義一君 何しろ戦後一遍もないようなことを予算総則に書いて、これはもう自自でつくっちゃったものは何でもありなんだ、はっきり言えば、私から言わせれば。何でもありで予算総則にぶち込んで、そしてこれを乗り切ればいいんだ、来年は来年、また別の風が吹くわい、こんなことで大事な消費税のこ...全文を見る
○角田義一君 そうすると、いつまでこの政権が続くかわかりませんけれども、いずれにしても永久に続くはずはないんだけれども、それにしても、その年その年適当に、今までもやったことがないような、予算総則に盛り込めばそれで乗り切れるんだ、それで世の中は通っちゃうんだと。そんなのは政治の邪道...全文を見る
○角田義一君 総理、私がお尋ねいたしておりますのは、予算総則に書いたというのは全くこれは便法の便法、もうひどいものですよ、言っちゃなんですが。戦後でこんなことやったこと一遍もないんだもの。これは、日本の税制のありようというものを根本から変えて、何でもありでやっちゃったんです。 ...全文を見る
○角田義一君 総理は一生懸命自分の立場はこれだ、これだからということで御理解をしてほしいと私に言っているわけです。ただ私が申し上げているのは、政治の王道として堂々と消費税法の改正を国民に問うたらどうですか、こう聞いているわけです。それに対してやっぱりはっきり答えてもらわなくちゃう...全文を見る
○角田義一君 これ大事な問題なんですよ。私はもちろん消費税率上げろなんて言っちゃいないんですよ、言っちゃいませんよ。だけれども、消費税というのはこれだけ国民の中で大激論になってきて、もう政変にもつながれば、勢力分野も変わっている。国民的な最大の問題になることは間違いないんです。と...全文を見る
○角田義一君 だめ、これは答えになっていない。  要するに私が言っているのは、ちゃんと消費税法というものに手をつけて、あるいは改正して国民に出す意思があるのかないのか、ここのところはっきり答えるべきだと言っているのに、二人とも上げるんだ下げるんだとわけのわからぬことを言っている...全文を見る
○角田義一君 私は総理の言うことを全部御理解しちゃっているんですよ。  私がさらに聞きたいのは、だから御理解をした上で、その消費税法というものについては全然手をつける意思はないんだ、相変わらずもう総則でいくんだと。私は、堂々と消費税法の改正というものを国会に出すなり、あるいは国...全文を見る
○角田義一君 総理、私は同じ上州ですから余りきついことを言いたくないんだけれども、ここは心を鬼にして聞かざるを得ないんだけれども、それは一国の宰相として困りますよ、そういうことじゃ。  私が言っているのは、一国の宰相としての見識として、私は消費税法を改正するなら改正したいんだ、...全文を見る
○角田義一君 では、総理、助け船を出すつもりはありませんけれども、少なくとも私が提起した法律、消費税法を変えなきゃならぬこともあるのかな、それは重大な課題だなと、この認識はお持ちですか。ここが大事ですよ。せめて、将来、消費税法の改正ということは大きな問題になるでしょう、このくらい...全文を見る
○角田義一君 私も随分小渕総理の立場は考えて質問しているつもりなんですが、だれが考えても消費税法の改正なりという問題は出てくるだろうなと、これは。やるかやらないかは別ですよ、消費税法を改正するかしないかは別です。しかし、消費税法の改正という問題まで踏み込むのか踏み込まないのか、そ...全文を見る
○角田義一君 ちょっと待ってくださいよ。私は、この予算委員会というのは大事な委員会だし、そしてできれば、与党と野党は違うけれども、しかしいろいろ議論する中で、そういうこともあるわなというぐらいのことになっていかなきゃ困っちゃうんですよ。私、座っちゃいます、悪いけれども。これじゃだ...全文を見る
○角田義一君 私は、これほど丁重に、丁寧に、だれが考えても、それによって小渕政権がどうなるというようなことも私は別に問題にしていませんよ。しかし、そのぐらいの答弁は、これは常識として私はあってしかるべきだと思っていますから、そこのところまで拒否されたんじゃ、ちょっと私としても困り...全文を見る
○角田義一君 もうこれ以上私は言わない。私の理解だけ言っておきます。  総理が重要な問題だと答弁したのは、私は国民もああ法律の改正も含むな、あるかないかな、これが常識ですよ。そういうふうに勝手に理解させてもらいますから、それでよろしいですか。私が勝手に理解するということはよろし...全文を見る
○角田義一君 私がそういうふうに勝手に理解をするというふうに言ったら、総理は、それは勝手にやってください、そういうことになりますかな、どうですか。
○角田義一君 次にお尋ねしますが、この自自協議の中に衆参の定数是正の問題がうたわれておりまして、えらい乱暴な話だと私は思うんだけれども、はっきり十九日の協定に書いてあるんです、衆参五十人ずつ削減すると書いてあるんです。衆議院は五百人のところを五十人、参議院は二百五十人のところを五...全文を見る
○角田義一君 御理解できないんですよ。御理解できないどころか、全然総理大臣の言っていることは間違っています。  あなたは、十一月十九日に小沢さんと協定を結んだときの、速やかにやるべきことといって別紙があって判こを押してあるわけですね。その別紙のところには、衆議院五十人、参議院五...全文を見る
○角田義一君 総理、最初、衆参で五十名ずつ切って、そして成立させたいと書いてあるんですよ、ちゃんと。  だから、私が言いたいのは、なぜ参議院を、五十人切るというようなことをそこで決めたんですか。最初はそうなっているんですよ。だから、私はびっくり仰天して、恐らく参議院はみんなびっ...全文を見る
○角田義一君 総理、いいですか、これは私ども参議院にとっては大事なことなんで、いや参議院だけじゃなくて国民にとっても大事なことだから聞くんですよ。  要するに、こう書いてある。この合意書に判こを押しているのは、あなた、小渕恵三内閣総理大臣、自民党総裁だ。それでこうなっている。自...全文を見る
○角田義一君 いいですか。これはいやしくも両党の党首が、しかも内閣総理大臣小渕恵三と立派な筆で書いてあるんですね。それで、その中にはっきりと五十人切ると書いてあるんですよ。  だから、私が聞きたいのは、いいですか、二つあるんです。この五十人を切るという自民党と自由党とのこの協定...全文を見る
○角田義一君 私、他党のことでまことに御無礼な質問をして恐縮ですが、私が申し上げたいのは、五役さんでも何でもいいですが、その五役さんの中に自民党の参議院の幹部というのは入っておられるんでしょうか、おられないのでしょうか。他党のことはわからないから聞いているんです。  そして、そ...全文を見る
○角田義一君 これは非常に重大なことなんですね。  というのは、参議院は去年の八月、議長さんから参議院の選挙制度について各党でひとついろいろ御議論を願いたいといって我々は諮問を受けて、それなりに真剣に今各党とも議論をしているところです。そのことを当然、はっきり申し上げますけれど...全文を見る
○角田義一君 これは重大な問題です。これは重大問題です。参議院の、少なくとも御党の幹部が、議長のもとでこういうことをやっておるんだということをちゃんと説明された上でなおかつ総理はそれをやっちゃったということなんです。それだったんです。そういう線しかないんです。  小沢さん、この...全文を見る
○角田義一君 総理、その後の経過はいいです。その後の経過の中で、自由党と自民党との協議の中で参議院のところは消えていました。私も調べたけれども、ない。それは当然の話ですよ。  私が聞いているのは、十一月十九日の談判の結果の判こをおたくが押した、その時点で既にあなたは自民党の参議...全文を見る
○角田義一君 はっきり申し上げます。後の経過はどうでもいいです。私が問題にしているのは、十一月十九日に、それは小沢さんから提起をされたか何だか知りませんけれども、結果的にあなたは総理大臣としてその五十名の削減について同意しているんですよ、その方向性について。基本方向で一致している...全文を見る
○角田義一君 私は、質問は極めて明確なんです。後のことはいいんです。経過はよくわかった。いろいろ協議して参議院の部分についてはなくなっているんです。  私が聞きたいのは、十一月十九日にこの判こを押されているんです。その押される前に、何にも知らなくておれは判こを押しちゃった、それ...全文を見る
○角田義一君 もう一遍、再度質問します。  いいですか、総理、今私が申し上げたとおり、ここは陳謝して、これは不明だったと陳謝して、そしてこの部分については、これは死文である、効力がないんだと。だから参議院を何もこれは拘束するものではない。  要するに、自分が知っていてやっちゃ...全文を見る
○角田義一君 それはいいんです。(発言する者多し)
○角田義一君 だめ、だめ、それはだめです。それはだめだ。私は何も閣僚の定数のことを言っているんじゃないんですよ。参議院の五十人の定数の問題に絞って聞いているんですよ。しかも、私は丁寧に総理に聞いている。この問題については五十人とはっきり書いてあるんですよ、あなた。衆議院、参議院と...全文を見る
○角田義一君 全くこれは御無礼な話だと思いますけれども、私が言っている質問の内容を御理解いただいていないんじゃないの。  私は、あなたが今言ったようなことを聞いているんじゃないんですよ。もっと参議院の立場に立って、これは許せないでしょう、知っていてやったことならなおさら悪いでし...全文を見る
○角田義一君 大変重大な問題ですから、理事会でどういうふうにこのけじめをつけていくかということについては深刻に協議していただきたいと思います。  定数問題については、私どもは議長の諮問を受けていますので、真剣に各党とも考えているわけですね。そういうことをよく理解した上で、我々も...全文を見る
○角田義一君 指揮はいろいろあるんですけれども、あなたは、私は国会で選ばれた小渕総理が指名された大臣である、その指揮下にあって厳密に自分の心を体して君らは仕事をしろ、こういうふうに議事録には載っていますね、あなたの発言が。これは検察官の独立とどういう関係になりましょうかな。えらい...全文を見る
○角田義一君 木村さんの提案理由説明を私も読みましたけれども、その後がちゃんと大事なんです。要するに、検察官の独立、政治からの独立、指揮権なんというものは簡単に行使してはならない、こういうふうに書いてあるんですよ。それはどうなんですか。そこのところを言わなきゃだめですよ。
○角田義一君 私はそんなことを聞いているんじゃないんです。検察官独立の原則あるいは政治的な干渉を受けない、こういう保障は、ちゃんと検察庁法の十四条のただし書きはそういう微妙なことを規定しているわけなんですね。そのことをあなたは理解をされないで、ただ検事総長を呼んで、自分の心を体し...全文を見る
○角田義一君 法務大臣、要するに指揮権という問題は、当然のことながら大臣が個々の事件については検事総長のみを通して指揮することができるというふうに書いてある。要するに政治と検察のあり方、これは非常に微妙なバランスの上に立っているんですよ。それを無視されて、検事総長を呼んで、おまえ...全文を見る
○角田義一君 私が聞きたいのは、あなたの検察官の独立ということですね、準司法的な作用としての独立、このことについてどういう基本的な認識を持っておられるのか。これが一番肝心なところですよ。それを聞きたいですね。
○角田義一君 そんなことを聞いているんじゃないんですよ。私が言いたいのは、検察官の要するに独立性、検察の独立性、政治からの干渉を排する、そのことはどういうふうに理解をしておられるのか、そういうことをどこら辺まで理解していわば検事総長と対しているのかと。少なくとも検察官独立の原則あ...全文を見る
○角田義一君 あなた、それはだめですよ。私は全部調べた。ちゃんと衆議院の予算委員会の中で、私の心を体してやれとはっきり言っているんだから。国会で、予算委員会等で一遍言ったことを軽々にひっくり返す、そういうことをやっちゃいけないです。それはだめだ。それではだめです。どうですか。
○角田義一君 私がこだわっているのは今のせりふじゃないんです。  要するに、法務大臣の、我が心を体して君らはやれと。それははっきりと予算委員会の議事録に載っているんです。そんなことを言った法務大臣は歴代だれもいないんです、これは。そんなことを言うべきでないんですよ。そこのところ...全文を見る
○角田義一君 それは、国会で今こういうチャンスがあってからあなたがそこで弁明しているだけの話で、受けた検事総長はこれはびっくり仰天したと思いますよ、こんなことを言われたことは恐らく歴代の検事総長でもないと私は思いますから。  この問題は非常に大事なことなので、時間の関係もありま...全文を見る
○角田義一君 あなた、刑事局長に一件書類をお渡しして、日本生命は法律違反をやっているんだ、これを早くちゃんと処分しろというようなことをおっしゃっておるんじゃないですか。
○角田義一君 あなた、失礼だけれども、いろいろ新聞等の記事を拝見して私なりにどうしても聞いておかにゃならぬなと思いますのは、あなたはこの関係する写真を刑事局長にお見せになったことあるでしょう。
○角田義一君 いや、見たかもしれませんじゃなくて、私がずばりお聞きするのは、その現場の写真を刑事局長にお見せになっていますね。
○角田義一君 意識の問題──いや、じゃいいですよ。刑事局長に写真を見せたという事実だけははっきりしているんですな。
○角田義一君 端的に答えてください。これは非常に大きな問題なので、正直に私は法務大臣に答えてもらいたい。要するに、その写真を刑事局長に見せたということははっきりしているんでしょう。はっきり答えてもらいたいんですよ。
○角田義一君 いいですか。私の質問に的確に答えてください。写真を刑事局長にお見せになったんでしょうと、こう言うんです。
○角田義一君 だんだんはっきりしました。幹部の方に必要な書類と写真をお見せになった、こういうふうにここで聞いている人は全部理解しますよ、今の答弁について。そういうふうに理解してよろしいですな。
○角田義一君 私の質問に答えておられませんな。今の経過からいうと、あなたは、これは自分の関係する、経営するホテルと非常に関係がある問題で、非常に関心を持っているんです、持っていたんです。そのことははっきりしている。  したがって、今ずっと質問で聞いていますと、やはり書類をお見せ...全文を見る
○角田義一君 もう一遍繰り返して聞きます。  意識は関係ないんです、意識は関係ない。いいですか、これは指揮権と関係する大事な問題で、事実関係をはっきりさせているんですよ。  写真を見せたか見せないかということは猛烈に大事なことなんで、そこのところだけはっきりしてくださいよ。
○角田義一君 見たかもしれないということですから、ちょっと聞きにくいけれども、刑事局長に聞きます。  法務大臣から写真は見せられましたか。
○角田義一君 法務省の内部のことではあっても、これだけ大問題になって、しかも今、大臣が写真は結果的には見せたかもしれない、こう言っているんですからね。(「見せたんじゃない、見たんだ」と呼ぶ者あり)見たかもしれないと言っていない。だから、失礼だけれども、これはきっちりと刑事局長も答...全文を見る
○角田義一君 これはちょっと協議してもらいましょうか。
○角田義一君 写真を見せていただいたと。これは大変なことですね。  要するに、私が言いたいのは、法務大臣が個々の事件について幹部に資料を見せたということです。そこでどういうせりふがやりとりされたか、それはわからぬ。また、しゃべらないでしょう、口が裂けても。  しかし、個々の事...全文を見る
○角田義一君 それが大変なことなんですよ。それが大変なことだという認識がないんだ、あなた。ここが問題なんだ。ここが大事なんです。そういうことをやっちゃならないんだよ、法務大臣は。  それをやったということ、そんなことをやった法務大臣はいまだかつていないということ。これどうします...全文を見る
○角田義一君 午後にやりましょう。休憩してください。時間です、休憩しましょう。午後にしましょう。
○角田義一君 法務大臣に引き続いて若干お尋ねいたしますけれども、先ほど写真のことを尋ねたんですが、結局、大臣は石垣島に自分がオーナーでありますホテルを所有しておられまして、その近辺にいわば日生というものが開発をした。その開発にまつわって、大臣の紹介した弁護士が警察に告発をした。そ...全文を見る
○角田義一君 告発をした人は大臣がやっておられますホテルのもとは従業員であったということは間違いないんですね。
○角田義一君 まことに失礼な質問をいたしますけれども、その告発の費用等は大臣が経営しております会社が御負担になったんでしょうか。
○角田義一君 いずれにしましても、日本生命の石垣島の問題について大臣が、個別事件でございますけれども、大変御熱心だというか、私に言わせれば、大臣としてなぜこれほどの関心をお持ちになるのか。私は大臣の個別的な利害が絡んでおられるんじゃないかというふうな気がしてしようがないんですけれ...全文を見る
○角田義一君 私はあなたと議論するつもりはないんだけれども、この事件についてわざわざ記者会見までして、法務大臣がこういう一つの事件について記者会見でいろいろ説明するということ自体がもう普通じゃないんですよ。どう思いますか。こんなことをする法務大臣いませんよ。
○角田義一君 それで、写真を見せたりいろいろ資料を見せたりして、そして日生が悪いんだというようなことを言われるということ自体がこれはもう法務大臣としてやるべきことじゃない、こういうふうに私は思うんですよ。これはやっちゃならぬことですよ。答えは要りません。  次に聞きますが、東京...全文を見る
○角田義一君 長い経過は私は言いません。この中村企業が税務署とのトラブルがありまして、課税について不服であると国税審判所に問題を出しましたけれども、これが却下されたということで、この中村企業が平成十年九月二十五日に国を相手にして民事裁判を起こしておりますね。これは間違いないでしょ...全文を見る
○角田義一君 起こそうとしてやめたのではなくて、十年九月二十五日に提起をして、十一月に訴えを取り下げておるんです。このことについて大臣は全部事実をわかっておるでしょう、経過について。
○角田義一君 要するに、大臣が事実上株を一〇〇%持っておられますオーナー会社のその課税のトラブルをめぐりまして、国を相手にして裁判を起こしたという、これは前代未聞のことですよ。裁判を起こされた国は、国の代表をするのは法務大臣です。そして訟務局があります、法務省には。その訟務局があ...全文を見る
○角田義一君 これは恐るべき法務大臣だよ。もう私はあきれて物が言えない。自分が一〇〇%持っている会社で、これだけの経過を全部わかっておって、そして国を相手にして裁判をする。みずからが国の代表で出ていく。これは別に間違ったことではない。これを言い切るということは恐るべき法務大臣です...全文を見る
○角田義一君 政治家、しかも法務大臣、これは政治的、道義的責任というのは一番問われるべき大臣なんですよ。国家の中枢なんです。その国家の中枢に座っている法務大臣が、しかも自分がオーナーをしておって全部経過をわかっておって、それで国税審判で却下されたから今度は国に裁判を起こす、どこが...全文を見る
○角田義一君 いろいろ時間がありますから、あなたの年頭のごあいさつについてはまた別の同僚議員に質問してもらいますが、私ははっきり現時点で申し上げる、あなたはやめるべきであると。そして自分の進退について今晩一晩考えてもらいたい。それでもなおかつやめないとおっしゃるのであれば、我々は...全文を見る
○角田義一君 引き継いでおるということは、その文書が今日あなたのところにあるというふうに理解してよろしいですか。
○角田義一君 表題はいいです。
○角田義一君 表題はともかく、今も私が指摘した文書を委員会に出してください。あれだけ新聞報道で騒がれているんですから、きょう私がこの問題について質問するということは当然予想されているし、当然金融監督庁はその文書を見つけ出す責任がある。当たり前の話ですよ。誠意を持って出してください...全文を見る
○角田義一君 これはだめです。とんでもない話だ。ちょっとパネル出して。(図表掲示)  ここに書いてあるとおり、二千億という金をかき集めたわけです。かき集めたときに、確認書であれ何であれ大蔵省が判を押して、相手の銀行と、再建間違いないよ、だから金出してくれと、こういう文書があるん...全文を見る
○角田義一君 いいですか。この二千億円、奉加帳を回された銀行の方は今日何と言っていますか。大蔵省にだまされたと。ちょっと言葉はきついですよ、言葉はきついけれども、国家的詐欺ではないかということまで言う人だっているんだよ。それだったら相手が困るはずないですよ、そうでしょうが。取れな...全文を見る
○角田義一君 そんなこと、子供だましのこと言っちゃだめ。確認書を持って回って、大蔵省に控えもない、現物もないなんというお役所はありませんよ、どこへ行ったって。そんなこと、あなた、通らないよ。だめだ、それは。出してくださいよ。  ちょっと協議してください、これ。資料要求です。出し...全文を見る
○角田義一君 これはどんなことがあっても出してもらいますからね。この二千何億というお金がどうなっちゃったかということについて、これははっきりさせなきゃいけませんから、どうしても出してもらいます。  それからもう一つ、日銀の総裁お見えでございますから、日銀もこのとき日債銀に対して...全文を見る
○角田義一君 総裁、ちょっと。  そうすると、この八百億はどうなります。日銀としては回収できないでしょう。
○角田義一君 総裁、済みません。ちょっと申しわけありません。
○角田義一君 そうですか、御年配だからちょっと。  八百億円、いとも簡単にこれはもう取れない。これどういうことになりましょうかな。最終的にはこれ国民の負担でしょうや。日銀はどういう責任をとりますか、その八百億円取れなくなっちゃっていると。だれかおやめになりますか、責任をとって。
○角田義一君 私は、その八百億円という金が結局損金のような形になっていく、欠損になるでしょう、こういうふうにいとも簡単に総裁おっしゃるんだけれども、そんなものなんですか、そんなことでだれが責任をとるんですかと。このことを私は聞いているんですな。お答えいただきたいと思います。
○角田義一君 これはまた大事な問題ですから、引き続いて同僚議員から質問があると思いますけれども、とてもじゃないけれども納得できませんよ。  それからもう一つ、最後に松田さんにお尋ねしますが、佐々波委員会に保管されている資料というのは、佐々波委員会は解散されたんですね、その議事録...全文を見る
○角田義一君 あと一問だけ。  その法律の規定によりますと、相当の期間たったら公表するということになってございますが、あなた方が勝手に、佐々波委員会を解散するときに、ビッグバンであります平成十三年の三月まで出さないでおこうやというふうに勝手に決めたんですか。
○角田義一君 最後。  その精神を尊重するということは納得できないから、原則としてという話ですから、これだけ大きな日債銀の問題になっていますから、この佐々波委員会の議事録はきちっと出してもらいたいということを要求し、理事会で協議してください。  今井議員に関連質問をお許しいた...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○角田義一君 民主党・新緑風会の角田義一でございます。  過般、中村法務大臣がああいう経過で辞任をされまして、新しい陣内大臣のもとで法務・検察に対する信頼を回復していただいて一生懸命やっていかなきゃならぬという時期に、青天のへきれきのごとくこういう事案が発生をいたしました。 ...全文を見る
○角田義一君 私は、非常に意外に思ったのは、則定君がそういう銀座の高級クラブでそういう者と一緒に飲食をするということに強い衝撃を受けたんだ。そのこと自体に衝撃を受けたんだ。これは応分の負担以前の問題なんだ。検察のトップクラスの者がそういうところに出入りをして、業者と割り勘であれ何...全文を見る
○角田義一君 時間が余りないんだけれども、厳重注意の中身に私が今言ったようなことは入っているのか、入っていないんですか。
○角田義一君 私は、やっぱり国民の信頼を得るためには、応分の負担とかなんとかいろいろあなた方は言うけれども、これは明らかにした方がいい、明らかにしなきゃいかぬ。やっぱりこれからの検察行政を進めていく上にこれは恥部であることは間違いないんだ、しようがない。男と女の関係の方はいいです...全文を見る
○角田義一君 もう時間がありませんから、あと一つだけ要求しておきます。  これは理事会で御検討願いたいと思うんだけれども、業者との関係というか知人との関係についての調査結果をやっぱり法務委員会に提出してもらいたい。これは恐らく各党で御協議になると思いますけれども、我が党としては...全文を見る
04月28日第145回国会 参議院 本会議 第17号
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○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表し、ただいま提案されましたいわゆる周辺事態法案外二件につきまして、総理並びに関係大臣にお尋ねいたします。  総理はあすから十二年ぶりにアメリカを公式訪問すると承っております。我が国にとりまして、日米関係の安定を目指すことは極めて重要な課...全文を見る
07月01日第145回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○角田義一君 おはようございます。  去る六月二十四日に、皆さん御案内だと思いますが、日比谷の野音に約八千人の市民が集まった。市民団体主催で、この通信傍受法、世間様では盗聴法と言っておりますが、これに反対をする大集会が開かれた。そこに私どもの菅代表も出席をし、さらには共産党の不...全文を見る
○角田義一君 ちょっと法務大臣、それでは通り一遍の御答弁のように私は思います。やはり、反対者がなぜ反対をしているのかというところに心を砕くという姿勢が基本的になければいけないんじゃないかと私は思うんですが、どうですか。
○角田義一君 理事会のお許しをいただきまして、先生方のお手元と政府側にもお配りをいたしておりますが、ちょっと目を通してほしいのですけれども、「盗聴法案(犯罪捜査のための通信傍受に関する法律案)に反対する法学者の声明」というのがございます。  これはことしの六月二十八日に発せられ...全文を見る
○角田義一君 大臣、この声明は三点にわたって問題点を指摘しているんですね。例えば三番です。戦前のいわば官憲の人権抑圧というようなことからして非常に問題があるんじゃないか。そして、こういういわば盗聴制度というふうなことがもし認められたとすると、市民の自由な対話、通信、こういうものが...全文を見る
○角田義一君 大臣の概括的な答弁があったけれども、実務を担当する刑事局長どうですか。もうちょっと詳しく法律的なものも含めて答弁を。三点にわたって書いてあるから。
○角田義一君 確かに憲法で言っている基本的人権というものは法文上は一般的に公共の福祉によって制約をされるということになっていますが、しかし、基本的人権の中でやっぱり差があると思うんです。  条文のつくりを見れば、通信の秘密のところについては公共の福祉というような文章は入っていな...全文を見る
○角田義一君 今あなたが言う確定した判例にしろ、具体的にこの法案の中でどういう一つの制限、制約、調和というものが図られるかということがまさにこの審議の場であるわけであります。それを我々とすればここが問題じゃないかというようなことを順次私どもの同僚が指摘をしてまいると思います。 ...全文を見る
○角田義一君 そこで、私が非常に気になっておりますのは、裁判官は傍受令状を発する場合に、あなた方は令状であるから心配ない心配ないとおっしゃるんだから申し上げますが、「裁判官は、傍受令状を発する場合において、傍受の実施に関し、」と書いてある。その実施に関しての中が問題なんですね。こ...全文を見る
○角田義一君 わかりました。  ちょっと私の質問が悪かったのかもしれない。  私が聞きたいのは、「傍受の実施」で括弧してこうなっているでしょう。この括弧内が問題なのです。「傍受の実施」とは「通信の傍受をすること」、これはだれが見てもわかる。通信の傍受をする。  次に、「通信...全文を見る
○角田義一君 いろいろこれも解釈する人がいて、これは国会ですから、国会における政府側の答弁というのはうんと重いと思う。  この「通信の状況を監視する」ということは、いいですか、通信の中身を聞く、聞くこともできる。したがって、この条文によって、要するに犯罪と関係のない、さらにさっ...全文を見る
○角田義一君 じゃ、その今言ったことを、くどいようだけれどももう一遍言ってください。これ、国会であなたが答弁することはうんと大事なことだから、もう一遍ちょっと言ってみてください。
○角田義一君 そうすると、これははっきりそれはあり得ないんだ、ないんだというふうに聞いてよろしいですな。これは何度も念を押すんですよ、大事なことだから。もう一遍。
○角田義一君 それから、その中で今度は、「適当と認める条件を付することができる。」と書いてありますね、裁判官が。そうすると、先ほどあなた、二十四時間、それは無理だよ、二十四時間ぶっ続けにやっちゃいけないよと。今日までの幾つかの判例は、御承知のとおり、時間についてはかなり厳しく二時...全文を見る
○角田義一君 それはおかしいじゃないか。裁判官は三権分立で独立しているんだから、それに対して法の解釈を国会がやったって、それは裁判は裁判でしょう、国会のあれに従属させられないでしょう。もし、裁判官が仮に今までの判例に従って切断権を与えるべきだと、それは苦労してやってきたんだから、...全文を見る
○角田義一君 まず、二つ私は問題にしたいんです。  立法をする際に、現場で苦労してきた一つの判例、慣行、現場の裁判官の苦労、そういうものを無視して、そんなものはほうり投げて立法をやってしまう。それも私に言わせれば、あなた方は切断権なんかない方がいいと言っているかもしれないけれど...全文を見る
○角田義一君 局長、これだけ私は議論をしているわけにはいかないので、今いろいろ問題点が出ましたから、後また同僚議員がこれを尋ねられていくと思います。これは非常に大きな問題なんです。  そこで、次に聞きますが、法律の十一条の協力義務の趣旨を説明してくれませんか。
○角田義一君 まず最初に、ちょっと細かくて申しわけありませんが、この「通信事業者」の「者」、これは個人、法人両方含むのでしょうか。
○角田義一君 細かいことで申しわけないけれども、「通信事業者等」の「等」というのは何ですか。具体的にはどんなものを予定しているのか。
○角田義一君 そうすると、民間のホテル業者というようなものもこれは入るんだ、こういうふうに理解させてもらいました上で、そこで今度は「通信事業者」の方です。  「等」じゃない方、「等」は今言ったホテルだからわかりますけれども、通信事業者は御承知のとおり通信事業法三条、四条という形...全文を見る
○角田義一君 そうすると、電気通信事業法三条、四条は、憲法上の規定があって、そのまますとんとおりてくるわけです。おりて素直に読める。しかし、今度は逆に、通信を侵害するとは言わないが、傍受に協力するわけだから、憲法上で保障されている、自分の持っている通信を守らなきゃならぬ義務を排除...全文を見る
○角田義一君 これは、立法の技術的な問題だと思うんです。  それでは、電気通信事業法の三条とか四条とかという規定はそのまま残すんですか。それとも、それに何らかの修正をするとか、手を加えるとかいうことになるんですか、どうなんですか。
○角田義一君 そうしますと、通信事業法三条、四条は生きているということなんだ、生かしておく。片方では新たな義務規定を置く。そうすると、通信事業者はどちらの義務を自分は履行すべきなのか。あくまでも通信の秘密を守らなくちゃならない、これは憲法でそうなっているから守らなきゃならぬ。しか...全文を見る
○角田義一君 それでは、さらに突っ込んで聞きます。  この「者」には個人それから法人も含まれると言いましたけれども、具体的に聞きますが、NTTが会社として、法人としてこの義務を負担するのか、AならA、BならBという個々の職員までがこの義務を負担するのかどうか。これは大問題だ、ど...全文を見る
○角田義一君 法人内部の問題といったって、世の中は力関係というものがあるんだ。会社の業務命令によって立ち会いなさいということになってくるでしょう、恐らく。  Aという人が、私は嫌だ、私はNTTの職員として、どうしても憲法に保障されている守秘義務と電気通信事業法の義務も大事にした...全文を見る
○角田義一君 私が言っているのは、局長もなかなか政治家だから、それは政治論なんです、一種の。NTTに頼んで、国はNTTの大株主だから言うことを聞かなくちゃならない。NTTの偉い人は職員に、NTTの立場を考えてちゃんとやってくれや、こうなる。嫌だと言ってもそれはやらざるを得なくなる...全文を見る
○角田義一君 これは時間の関係もありますから、また同僚からお尋ねがあると思うんですが、その立会人をだれにするかという問題と、それから仮に百歩譲って、立ち会いをする人がNTTの職員であった場合にどこまで立ち会わせるのか、非常に技術的なことだけに限るのか。しかし、これは意見を言うこと...全文を見る
○角田義一君 局長が言うことも私はよくわかるんです。あなたがさっき三点言ったこと、私は別にそれは何の異存もないんです。そうだと思いますよ。  私が言っているのは、いわば共産党幹部の盗聴事件の事実、これは今私が言ったように法務省は起訴猶予にもしておるんだから、犯罪事実はあったんだ...全文を見る
○角田義一君 したんだよ。
○角田義一君 では、民事の確定した事実はこっちへおきます。  警察庁、今法務省が言った法務省としての事実の認定についてはそれをお認めになるんですか、ならないんですか。
○角田義一君 警備局長、あなたのいろいろのせりふはいいから。  私が聞いているのは、端的に聞いているんですよ。今法務省が言った事実関係についてはあなた方も異存はないんですか、ないんですねと聞いておるんです。だから、異存はないならない、いや、そんなことはない、どちらかしかないんじ...全文を見る
○角田義一君 あなた、評論家みたいなことを言っちゃいけないよ。そういう判決が出ております、それは承知しております、確かに出ておる、そんなもの。  私が聞いておるのは、そこで言われていること、事実、今法務省が言っていることを警察としては認めるんですか、認めないんですかと聞いておる...全文を見る
○角田義一君 答えてないんです。私の質問わかるでしょう、皆さんだって。私の聞いていることをみんなわかっているはずです、ここにいる人。客観的に、判決がございました、検察庁もこういう処分をしました、全部わかっている。そういうことはある、厳粛に受けとめている。じゃ、そこで指摘された事実...全文を見る
○角田義一君 これは私は延々と何時間でもやるよ、しようがない。私が聞いていることに、国民の質問にまともにあなた答えなきゃだめだよ、警察は。  第一、今何と言った、あなた。内部調査でわからないなんて冗談じゃないですよ。警察が内部調査で自分たちの非違行為を調べ上げられないなんという...全文を見る
○角田義一君 まず、ちょっと悪いけれども、法務大臣に聞きます。これは聞きたくない、聞きたくなかった。  今、松尾局長が事実関係についておっしゃった。私は、検察と警察というものはお互い信頼関係がある、少なくともあってしかるべきだと思うんですよ。警察と検察が一緒に仲よくなかったら、...全文を見る
○角田義一君 警備局長どうだい。私の質問に対する感想を率直に言ってごらんなさいよ。
○角田義一君 あとは同僚議員に引き継ぎますが、私は最後に申し上げたい。警察が市民社会で信頼を受けたいと思うならば、そしてこの法律が仮に通って国民の信頼を得て執行したいなら、やっぱりやるべきことをきちっとやる、けじめをつけることはつける。それは最低のことです。それを居直るし開き直る...全文を見る
08月12日第145回国会 参議院 本会議 第45号
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○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表いたしまして、ただいま提案のありました内閣総理大臣小渕恵三君に対する問責決議案に賛成の立場から討論を行います。  総理、私がこの演壇に立って、あなたに対して問責決議案の賛成討論をしなければならない私の心情というものをどれほど御理解いただ...全文を見る
○角田義一君(続) 私は、国旗・国歌の問題について我が党は本当に真剣な議論をしてまいりました。そして最終的に御案内のとおり、国旗については法制化を認めよう、しかし、君が代については、もう少し時間をかけてゆっくり国民的な合意を得べきではないかというふうな態度をとってまいりました。
○角田義一君(続) この国歌・国旗につきましても、あなたは最初どう言っておられたか。通常国会の予算委員会の中で、国旗・国歌について法制化は考えていないと言ったんです。一国の総理の発言は非常に私は重いものだと思っているんです。国旗・国歌について法制化は必要でない、こう言っておきなが...全文を見る
○角田義一君(続) 私は、上州人として、このような立場で総理に大変御無礼なことを申し上げるというのは心苦しいと思うが、しかし、だれかが同じ上州人としてきちっと物を言わなければならないと思うから言っているのであります。どうかひとつ私の心情を議員諸君の皆さんも理解していただきまして、...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○角田義一君 関連して私の方から若干お尋ねをいたします。  先ほど同僚議員からもいろいろお話がございましたが、私は群馬県でございまして、藤岡市を抱えております。十月二十四日、忘れもしませんが、三千人の市民が集まりましてオウム追放という集会をやりました。自民党からは地元の福田康夫...全文を見る
○角田義一君 住民は決して住民エゴでやっているわけではないのでございまして、例えば、仮に何らかの方法でオウムの使っております土地、建物を藤岡市が取得をして、どこかへ行ってもらうというようなことがあったといたしましても、これはAという市から今度はBというところへ移っていくわけで、そ...全文を見る
○角田義一君 それから、この法案によりますと、三カ月ごとに例えば観察処分になりますと当該オウムの団体がいろいろな情報をきちっと公開しなきゃならぬようになっておるのでございますけれども、住民サイドあるいは行政サイドからいうと、何も三カ月に区切らないで、的確な情報は随時提供してもらい...全文を見る
○角田義一君 今回の法律を見ますると、先ほど同僚議員からもいろいろ御指摘もありましたが、やはり警察というものに対して相当強大、強力な権限を付与することになるわけであります。したがって、警察に対する国民の信頼というものがその基底になければならぬと思っております。  長官、きょう来...全文を見る
○角田義一君 田中角栄という元総理は前総理であったけれども逮捕されたんだよ。逮捕されたんだ。あのときの衝撃を私は一生忘れませんよ。果たして総理大臣の地位にある者を捕まえていいのかどうかと私自身も考えた。しかし、日本の検察は少なくとも、法のもとの平等、前の総理大臣であろうとやっぱり...全文を見る
○角田義一君 私が尋ねているのは、なぜ、例えば元の県警本部長、これは首謀者だ。この身柄をとらないでやれた合理的理由を説明してくださいと、こう言っているんだ。
○角田義一君 そんなことあなた言ったってだれも信用しないよ、国民は。警察は身内に甘いんだ、あれだけ悪いことをやってもだれも捕まらないんだと。そういうことで本当に国民の信頼を得られると思いますか。やはり、田中角栄さんは元総理大臣だったけれども、捕まえるときには捕まえたんだ。角栄以上...全文を見る
○角田義一君 いいですか。この事件の捜査権は、捜査の指揮官はだれかといえば、今の神奈川県警の警察本部長ですよ。この人が捜査の責任者でしょう、当面の。検察庁はこっちに置いて。あなたが任命したんじゃないですか。みんなキャリアでしょうが。  あなた、警察庁長官としてこれだけの事件が起...全文を見る
○角田義一君 今の厳正に対処しろという中には身柄をとれということが入っているんでしょう。どうなんですか。
○角田義一君 少なくとも常識的に言って、厳正な対応をしろということは身柄をとることまで含んでやるということですよ。常識じゃないか、そんなこと。あなた、神奈川県警の、県警不祥事二十一もあるんだよ。それから、栃木でも出る、佐賀でも出る、奈良でも出る。続々出てきている。  もう言っち...全文を見る
○角田義一君 これはまたあなた、そうやって居直るんなら居直るでいいですよ。予算委員会もそのうち開かれることだから、徹底的にやらしてもらいます。あなた、おやめにならないと言うなら、あなたを任命しているのは国家公安委員長です、自治大臣ですから、その国家公安委員長・自治大臣が、あなたの...全文を見る
○角田義一君 恐らくこれは近い時期に、管轄は東京法務局になると思いますから、申し立てがなされると思いますが、実は運輸省もこのカメラを見に行ったんだけれども、だまされて、行ったときだけどこかにカメラが隠されて、帰ったらまたやられたんですよ。今それで証拠隠滅じゃないけれどもそれがはや...全文を見る
○角田義一君 終わります。
12月08日第146回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○角田義一君 おはようございます。  総理、この臨時国会もあと会期末まで一週間という大変今厳しい日程になってきておりますが、どうも川向こうの衆議院の公選特は非常に風雲急を告げているような情報も入ってまいりまして、定数削減あるいは政治資金規正法の問題等、非常に重要な懸案があるわけ...全文を見る
○角田義一君 自自公の問題についてはまたきちっとやっていきたいと思いますが、とりあえずこの定数削減の問題についてお尋ねいたしますけれども、三党の合意文書の中に、次の総選挙前に二十削減をしてやるというようなことが書いてございます。しかも、それがこの臨時国会の冒頭処理というふうに書い...全文を見る
○角田義一君 私も冒頭というのを改めて広辞苑で引いてみましたら、一般的に物事の始まりと、こう書いてあるんです。  それで問題なのは、この冒頭に処理するということです。処理するということは冒頭で成立させるという趣旨だと思いますけれども、いかがですか。そう理解してよろしいでしょう。
○角田義一君 私は、三党で冒頭で処理する、この言葉自体、この表現自体非常にもうおごりがあると思うんですよ、これは。これだけ定数是正という大きな問題を三党だけで処理する、けじめをつけると。成立させてしまうんだ、冒頭に。そういうことを決めて、それを押しまくろうとすること自体、これはも...全文を見る
○角田義一君 私は、三党の協議の重み、言葉の重みというのはやっぱり大事にしてもらいたいと思うんですよ。冒頭処理するというようなことを三党で決めて、今日もうあと一週間しかない、どうなるかわからぬというようなことになっているわけですから、そもそも冒頭処理をするということ自体がもう無理...全文を見る
○角田義一君 三党の合意文書は、これ内閣総理大臣とそれから自民党総裁小渕恵三になって署名しているんです、これは。だから、責任は私は逃れられないと思うんですけれども。  同時に、自由党を代表して二階国務大臣にもお聞きしますけれども、二つ。要するに、冒頭処理するということが私はさっ...全文を見る
○角田義一君 私が聞いておるのは、冒頭処理というようなことを三党で決めておる。冒頭処理というのは常識で考えれば会期の初めにけじめをつけるということでしょう、成立をさせるということでしょう、常識的に言えば。それがまず第一におごりではないか。そして、それが今日なおできていないんですか...全文を見る
○角田義一君 もうちょっと責任ある答弁をしてくださいよ。私は、そういうことを三党で決めて今日までできていないじゃないか、冒頭処理すると決めておきながら客観的にできていないんだから、その政治責任は一体どうするんだ、えらい無責任じゃないかということを聞いているんですから、その辺はっき...全文を見る
○角田義一君 そこで、これをやっていると日が暮れちゃうから、三党の合意によると、次の総選挙は二十の定数削減を前提としてやりたい、こういうことですから、解散との関係で申し上げたいんですけれども、総選挙というのは、御承知のとおり、総理、任期満了かあなたが解散権を行使するか、二つに一つ...全文を見る
○角田義一君 私はこう聞いているんですよ。要するに、任期満了なら選挙をやらないわけにはいかないんですから、あなたの解散権はこの自自、三党の合意によって制約は全く受けないというふうに理解してよろしいんですね。(「当然だよ」と呼ぶ者あり)当然なら当然でいいんだよ。答えればいいんです。
○角田義一君 もう一遍聞きます。  三党合意によって総理大臣の解散権というのは全く制約されてない、みずからの意思によって好きなときにやれる、やるんだ、こういうふうに理解してよろしいですね。
○角田義一君 私があなたの答弁を聞くと、やるということです。やれるということですね。  そうすると、今度は自由党と公明党に聞きますけれども、三党合意で定数削減二十というふうにやるんだとなっていますが、総理は場合によったら定数削減がなくてもやるかもしれない。そのときはもう連立当然...全文を見る
○角田義一君 答えていないです。もうちょっとまともに、政治家同士が議論をするならこちらの質問に答えてください。納得できない。
○角田義一君 そんなことを私は聞いているんじゃないですよ。もう私は時間の関係があるから質問は繰り返しません。私の質問に答えていないんだから。ちゃんと的確に答えてください。  委員長、言ってください。だめだ、答弁になっていないよ、本当に。
○角田義一君 仮定じゃない、現実の問題ですよ。何が仮定だよ。
○角田義一君 改めて総理に聞きましょう。  三党連立の基本理念、基本政策というのは一体何なんですか。
○角田義一君 私もおたくの三党のを見ました。基本理念とか基本政策とか、前文も何もないんです。ただ政策項目が羅列してあるだけです。昔、八頭立ての馬車なんてあなた方に、当時自民党に悪口を言われたけれども、八頭立てでもちゃんと立派な理念、前文もあって、しかも自社さだって、ここに河野さん...全文を見る
○角田義一君 自由党はどう。
○角田義一君 論理が逆立ちしているんですよ。今一生懸命政策論議をやっているとかなんとか言っていますが、それは三党連立だから政策協議をやるのは当たり前でしょう。当然でしょう、そんなことは。  私が聞いているのは、そんな具体的な個々の政策を聞いているんじゃないんです。三党は一緒にな...全文を見る
○角田義一君 これまたやっておったら日が暮れますよ。  では、一つだけ例を挙げて聞きましょう。  西村防衛政務次官という方が更迭されましたね、事実上。総理、お手元のプレイボーイを読んでおいていただきたいというふうにお願いしておきましたけれども、改めてお読みになってこの西村発言...全文を見る
○角田義一君 西村さんは、これ完全に核武装論者ですよね。  三党の核政策というのは一体どういうものですか、教えてください。総理、自由党、公明党さん、三党で共通した核政策というのは一体どういうのですか。
○角田義一君 私は、三党の共通の核政策は一体何ですかと聞いているんです。三党のですよ。あるんですか、ないんですか。答えていないじゃないか。
○角田義一君 文書で三党で核政策については何も決めてないんですね。そこを聞きたいんですよ。
○角田義一君 河野外務大臣にお尋ねします。  自社さ連立政権のときの核に対する政策合意はどういうものでしたか。
○角田義一君 それだけですか。それだけですかと聞いているんです。
○角田義一君 実績を聞いているんじゃないんですよ。当時、あなたは自民党総裁で、私どもと、いい悪いは別にして苦楽をともにした仲だから聞いているんですけれども、核の政策はちゃんと文書化されているんですよ。核廃絶を日本は世界に発信すると書いてある。核廃絶を世界に向かって発信すると当時の...全文を見る
○角田義一君 総理、これは大事なことなんですよ。三党で少なくとも、被爆国であります日本、核の問題について三党で政策合意が全くない、文書にも何にもされていない。これは無責任きわまるんじゃないですか。日本の一番の国是でしょう、これ。そして、核廃絶を求めるということを当時の自社さ政権は...全文を見る
○角田義一君 お手元のそのところをちょっと見てくださいよ。西村さんが自分が就任した経過みたいなことが書いてありますな。今、大変な時代だと、ブレークスルーとかなんとか、すぐ英語を使うからわからないんだけれども、字引を引いたら艱難突破と書いてありますわ。要するに、艱難突破する、核武装...全文を見る
○角田義一君 もう一点だけ聞きましょう。  この人のインタビュー、とてもじゃないけれどもNHKを前にして私は読めませんよ、恥ずかしくて。大変な品性ですよ、これ。中に、一言だけ申し上げますけれども、強姦という言葉が随分使われていますよ。  これほど女性の人権というものを無視した...全文を見る
○角田義一君 核廃絶に向けて小渕政権は何をやるんですか。
○角田義一君 総理、フォローしてください。総理、そうですか。総理大臣。
○角田義一君 後からまた同僚議員からもお尋ねがあると思いますが、次の問題に移ります。  先ほど冒頭、政治資金規正法あるいは定数の問題が大きな問題になっておるというときに、昨日の新聞報道によりますと、私の手元にもその告発状が手に入りましたが、総理の資金団体、未来産業研究会、この政...全文を見る
○角田義一君 法務大臣にお尋ねします。  これは東京地方検察庁に対する告発になっております。告発である以上、これは仮に総理が責任者の団体であっても厳正適切に処理しなきゃならぬと思いますが、いかがですか。
○角田義一君 総理にお尋ねします。  法的な価値判断はこちらに置きますが、お金の流れというもの、客観的なお金の流れは告発状に記載されておるとおりというふうに理解してよろしいでしょうか。
○角田義一君 新聞報道でかなり詳しく出ておるんですよね。その事実関係、お金の流れについては、もうこれは当然、立派な秘書官もたくさんおられるんだし、事実関係をきょうの予算委員会で質問されるということはわかっているんですから、お調べになったと思うんですけれども、どうなんですか。事実関...全文を見る
○角田義一君 ちょっとそれは、総理として私は無責任だと思うんですよね。あなた総理ですから、一国の。しかも、こういう時代にこれだけの問題が提起されたんですから。まず、私が言っているのは、あえて言っているんです、法的評価はちょっとこっちへ置くと言っているんです。法的評価はこっちへ置く...全文を見る
○角田義一君 これは、いろいろ法的評価の問題も私はあると思うんですが、一口に言いますと、もう総理御案内と思いますけれども、要するに個人に対する寄附というのは百五十万という制限があるわけですよ。それは何億も一人が寄附許すことになればやっぱり癒着ができますから、上限百五十万というふう...全文を見る
○角田義一君 問いただしていただくのは当然だと思いますが、問いただしていただいた結果、この予算委員会で私どもの同僚が質問をまた明日やると思いますけれども、それまでに間に合わせていただけますか。
○角田義一君 金の流れだけはしっかりしておいてくださいよ、客観的な金の流れは。評価はいいです、いろいろ議論があるところだから。金の流れについてはそれはお認めになるのかならないのか。これは余り難しいことじゃないんで、これはまずきちっとしていただきたいと思います。  再度聞きます、...全文を見る
○角田義一君 時間も余りありませんから次の問題に移りますが、警察の不祥事についてお尋ねいたします。  私は、一般の警察官というのは、市民の生命、財産を守るために日夜大変な努力をしているというふうに信じておりますし、大方の市民もそうだと思っております。最近の、神奈川県警だけじゃな...全文を見る
○角田義一君 今、お二人のお話聞いておりまして、ちょっと事態の深刻さがわかっていないんじゃないかなと私は思うんです。  今、保利国家公安委員長は、県警本部長が判断を誤った、それから総理は、県警本部長が握っていたと。判断を誤ったとか握ったというんじゃないんです。九人の集団で罪証隠...全文を見る
○角田義一君 厳正に行うよう指示したと。もっと具体的に話してくれませんか。どういうことを意味するんですか。
○角田義一君 いいですか。九人で罪証隠滅というのは、共謀でみんなで結託してやったわけですよ。そうすると、捜査の常道、王道ですけれども、そもそも共同で罪証隠滅をやっているんですから、この九人が罪証隠滅の罪についてさらに罪証隠滅をやると考えるのは当然でしょう。となれば、その九人をばら...全文を見る
○角田義一君 いいですか、いやしくもあなたは、先ほど厳正に行うよう指導したと言っているんですね。そうすると、もっとずばり言えば、警察庁長官として、当然捜査権は今の神奈川県の本部長が持っている、捜査権を持っている。それに対して、厳正にやれということはどういうことだか君わかるなという...全文を見る
○角田義一君 あなたの言う厳正というのはどういうことなんですか、答えてください。あなたの言う厳正というのはどういうことなんですか、答えてください。
○角田義一君 よろしいか。私は、田中角栄元総理が逮捕されたときに大変な衝撃を受けましたよ、一国の元の総理が逮捕されるということですからね。果たして一国の総理を捕まえていいか捕まえて悪いか、当時の検察だって随分悩んだに違いないんだ。でも、あえてやったんです。あえてやったんだ。  ...全文を見る
○角田義一君 国家公安委員長、お尋ねしましょう。  今回の捜査の手法で、いいですか、警察の信頼関係というのは回復したと思いますか。私は、かえって国民の不信を招いたと思いますよ、こういう手法をとるのは。どう思います。
○角田義一君 では、最後に聞きます、時間もありませんから。  関口さん、長官、あなた、この一連の全国にわたる不祥事が起きて、自分の身の振り方どうしたらいいかと寝ずに考えたことがありますか。
○角田義一君 頑張るとか頑張らないの問題じゃないですよ、これは。事柄の本質として、これだけでかい事件が起きて、全国至るところで県警の不祥事が起きて、その長たる者が自分の出処進退について考えたことがあるのかと、私はこう聞いているんですよ。もっと素直に答えてくださいよ。
○角田義一君 最後に私言っておく。もう少し人間的な答えをしてもらわぬと、そういうあなたの答弁だから警察の信頼というのは回復しないんです、私に言わせれば。私も真剣に考えた、身の振り方も考えた。私は、武士の情けでそれだけにとめているんだよ。そういうことも、惻隠の情もわからないでそうい...全文を見る
○角田義一君 今の財政状況ですからどなたがおやりになっても私は大変だというふうに思うのでございますけれども、先輩にこんなことを言っちゃ申しわけありませんが、それは国債を増発するにいたしましても、やっぱり規律というものが、私は規律、節度、ぎりぎり、こういうものがなくちゃいけないんじ...全文を見る
○角田義一君 もう一つお尋ねしたいんですが、今の円高をどう見ておられるかということと、私は、これはちょっと誤解を招いてはいかぬのですけれども、一般的に言いますれば、円が高いということはその国の通貨の価値、国際的な信用がそれなりに高いということだとは思いますが、しかし、今の円高とい...全文を見る
○角田義一君 大元老の御宣託ですから、私は杞憂に終わってほしいと思います。  最後の質問をいたします。  総理、大変今雇用情勢が厳しい。私は、リストラすれば税金まけてやるなんという政策をとっているのは日本だけだと思うんですよ。まず私は、総理の雇用政策の基本理念、どういうお考え...全文を見る
○角田義一君 総理にちょっとお願いをしておきますが、私は、今の日本の雇用状態を考えますと、いずれ労働者を保護する雇用制限、いろいろ法制を整備しなきゃならぬだろうというふうに思っておりますから、ひとつこれはその検討を部下に命じていただきたい。それから、経済四団体の長を官邸に呼んでい...全文を見る
○角田義一君 ありがとうございました。  関連質問をお許しいただきたいと思います。年金、介護の問題について今井先生にお願いしたいと思います。