角田義一

つのだぎいち



当選回数回

角田義一の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第147回国会 参議院 憲法調査会 第3号
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○角田義一君 私は、ごく簡単に、今までの議論を聞いておりまして、感想めいたことを申し上げたいと存じます。  私は、やはり日本の憲法の前文、特に政府の行為によって再び戦争の惨禍が国民に及ばないようにするために、主権が国民にあるということを確認をしてこの憲法を制定をするという前文の...全文を見る
03月17日第147回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○角田義一君 おはようございます。  今回の通常国会が始まりまして二月たとうとしておりますが、国会の活性化ということが最近大変大きな議論になっておることを総理も御承知だと思いますが、総理はあれでございますか、国会へ来てこういう予算委員会等で御答弁なさるのは余りお好きじゃないんで...全文を見る
○角田義一君 クエスチョンタイムという新しい試みが生まれましてまだ試行錯誤の状態だと思いますけれども、私はなかなかいい制度だなというふうに思っております。  総理は、このクエスチョンタイムに出ることについてはどうでございますか。
○角田義一君 そうしますと、総論において私と認識は一致しております。  ただ、運用の面を見ますと、クエスチョンタイムをやった週にはもう総理は衆参の委員会であるとかあるいは本会議には出ないというようなただし書きがあって、それが大変な足かせになっております。  私は、政治は生き物...全文を見る
○角田義一君 私はそういう御答弁を期待しているんじゃないんです。みずから総理としてのリーダーシップを発揮して、おれは出ていく、わしは出ていく、こういう気迫を持ってもらいたいと思うんですけれども、いかがでございますか。
○角田義一君 その今のお言葉を信じて、国会で総理が今後ずっと出てきてもらうように我々は頑張っていきたいと思いますから、御協力願いたいと思います。  最初に、総理周辺のNTTドコモの株疑惑について二つちょっと聞いておきたいというふうに思っております。  私の得た情報によりますと...全文を見る
○角田義一君 まさにそこが疑惑なんですよ。要するに、国会で野党が、これだけ各党がその問題についていろいろ総理にお尋ねをしておるということがまさに疑惑の存在なのであって、何にもなきゃだれも質問しませんわ。  と同時に、私は疑惑を晴らすというのは簡単だと思っておるんです。かねてから...全文を見る
○角田義一君 それは全然説得力のある答弁じゃないんですな。政策秘書官にかけられた疑惑はみずからの疑惑である、そういう認識を総理自身がまず持っていただかなければどうにもならないじゃないですか。だから、秘書官に対して、おまえ、これだけ国会で問題になっているんだ、わしも迷惑しているんだ...全文を見る
○角田義一君 総理にこういう自覚がないんじゃないですか。自分の懐刀である政策秘書官が、首席秘書官ですよ、総理秘書官ですよ、それが株の取引をめぐってこれだけの疑問を呈されておるなら、わしの立場からいったらこれきちっと解明しなきゃどうにもならぬじゃないか、だから君、これ出したまえと。...全文を見る
○角田義一君 一つだけ言っておきましょう。  告訴状を出したということ自体がもう疑惑なんですよ。それが発端なんです。しかも、その告訴状を国会にまだ出していない、我々が言っても。みんな我々写しは持っているけれども、正式に告訴状すら国会に出さない。これは困る。出してください。出して...全文を見る
○角田義一君 後刻後刻と言ったって、きょうで予算は通るんですよ。予算だけは通るんですよ、予算委員会はずっとありますけれども。告訴状ぐらいちゃんと出さなきゃ。責任があるでしょう、告訴状。自分の秘書官が出した告訴状を国会に出せないと。出せない理由はどこにあるんですか。
○角田義一君 もう一つ、このドコモ株の疑惑は、「小渕総理の「スーパーインサイダー疑惑」」とこのパネルには書いてありますけれども(図表掲示)、なぜスーパーインサイダーかというのはこれから私と江田先生がきっちりやりますが、上毛通信サービスの株に六百二十五万円投資して、今日、三月十六日...全文を見る
○角田義一君 これは告訴状とは直接私は関係のない新たな、我々はどうしても理解しがたい。この二人が生き残ったのは、情報等政策決定に絡んだ一番近い情報を持ち得たからこの二人が生き残ったのではないかということを私どもは今懸命に追及しております。後から江田議員からまたお話があると思います...全文を見る
○角田義一君 あなたはその特別監察制度をつくるについてどういうふうに絡んでおりますか。
○角田義一君 国家公安委員長、国家公安委員会の管理のもとに特別監察制度ができた。それが新潟のあの事案で見事裏切られましたね。  公安委員長、どういうふうに考えていますか、そこのところを。
○角田義一君 残念無念だけでございますか。  お答えください。
○角田義一君 不適切だけですか。あなた自身が総指揮官でつくった特別監察制度が踏みにじられたわけですよ。あなたの威信はどうなったんですか。
○角田義一君 威信が傷つけられ、申しわけないと。それで今後の警察行政を束ねていけるのでございますか。
○角田義一君 それで、私が言っているのは、あなたの威令はどうなったのかということですよ。それについてはどういうふうに考えていますか。自分の威令が通ったのか、保持されたのか、維持されたのか、自分の威令は失墜したのか。どういう御認識なんでしょうか。
○角田義一君 威令でしょう。
○角田義一君 それからもう一つ。持ち回りが大変深刻な問題になっております、持ち回りで決定したということ。  今まで持ち回りで決定をした事例はどういう事例がございますか、説明してください。
○角田義一君 一つ前提として聞いておきますけれども、今回の県警本部長あるいは中田局長、この事実関係はどういうふうにして確定したんでしょうか。
○角田義一君 長官ちょっと待って。  私の質問は、処分の前提となる事実関係についてどういうふうに調べたかと。言うところの法と証拠、法と証拠と言うから、法と証拠によって調べたんですか。二人だけのあれじゃないでしょう。二人だけのお話を聞いたんじゃ何にもならないじゃないですか。
○角田義一君 今、あなた言っていないじゃないか。今私が一番最初聞いたときに、そういう答弁していないじゃないか。  では、本当にどのくらいの人間を調べたんですか、事実を確定するために。
○角田義一君 一言だけ。  持ち回りで少なくとも人事、処分というようなことをやるべきでない。今回のこれはもう処分不当ですよ、違法ですよ。そういう不当、違法なことを平然とやる国家公安委員長をその地位にとどめておくということは重大問題だ、これはやめなきゃならない、こう思います。 ...全文を見る
○角田義一君 総理、どうですか。
○角田義一君 防衛庁長官にお尋ねします。  自衛隊の幹部による射撃事件の概要について御報告ください。
○角田義一君 防衛庁長官、どうして当時の警務隊は捜査できなかったんですか。
○角田義一君 私がお尋ねしているのは、事件当時なぜ警務隊が動けなかったのかということです。
○角田義一君 答えていないです。  私は、事件当時なぜ警務隊が動かなかったのかと聞いているんです。
○角田義一君 これはだめ。  なぜ当時、警務隊が動かなかったのか、動けなかったのか、答えてください。
○角田義一君 時間ですから、最後。  私は、将来、これ徹底的に追及しますが、冨澤暉、当時の陸幕長、これの証人喚問、シビリアンコントロールですから国会できっちりこれらの事態を明らかにしたいと思って、証人喚問を要求します。  と同時に、総理、最後に御質問しますが、警察はもうがたが...全文を見る
○角田義一君 終わります。
05月18日第147回国会 参議院 法務委員会 第15号
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○角田義一君 民主党・新緑風会の角田でございます。  商法の改正案が主な議題になっておりますけれども、御承知のとおり、憲法秩序そのものにかかわる重大な発言を総理が行いまして、それに対する質疑も昨日参議院の本会議で行われました。私どもこれは看過できないというふうに思っておりますと...全文を見る
○角田義一君 私がお尋ねしているのは、法務大臣は、日本という国は天皇を中心とする神の国であるというふうに一国の総理大臣が言っているのですが、ではあなたもそういう御認識なんでございますか。これは間違いである、主権在民を言っている憲法からいったら、この日本国は天皇を中心とする神の国で...全文を見る
○角田義一君 ちょっと、大臣、的確に答えてくれませんか。  私は全然誤解していないんですよ、あの総理の発言を。日本は天皇を中心とする神の国であると彼は言ったんだ、はっきり。そして、それを撤回しないんだから、信念で言っているわけだよ。いい悪いは別にして、それは彼の信念なんだ。だか...全文を見る
○角田義一君 商法じゃない。商法の前に憲法があるからやっているんじゃないですか。何を言っているんですか、憲法秩序にかかわることじゃないですか。(発言する者あり)とめるの。委員長のちゃんと許可をもらって質問しているんだよ。(発言する者あり)
○角田義一君 委員長の許可を得て質問しているんですよ。  くどいようですけれども、もっと端的に答えてくれませんか。(「もう終わったよ、きのう、そのことは」と呼ぶ者あり)終わっていませんよ。(発言する者あり)
○角田義一君 もう一遍聞きます。(「何遍も同じことを聞いてもしようがないよ」と呼ぶ者あり)何を言うか。
○角田義一君 大事なことだから私は何回も聞いているんです。国民の多くは非常に驚愕もし、一体日本はどうなるかと思っているんですよ、一国の総理大臣がこういうことを言うんだから。  だからもう一遍聞きます。日本は天皇を中心とする神の国であるということについてあなた自身はどう思っている...全文を見る
○角田義一君 これは法務大臣として、あなた、もっとはっきり物を言ってもらわないと困りますよ。  もう一つ聞きます。  「天皇を中心にしている神の国であるということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく。」、こう言っているんだ。これは、天皇が国の中心であって神の国であるとい...全文を見る
○角田義一君 御心配はないといったって、あなた、総理大臣が国民に承知してもらいたいと言っているんだよ。(「法務大臣に聞いたってしようがないじゃない、こんなこと、何遍も何遍も」と呼ぶ者あり)ちゃんとして、あなた、後を聞きなさいよ。(発言する者あり)  これ、その首相の思想、森さん...全文を見る
○角田義一君 もう一つ大事なことを聞きます。  このスピーチの最後にこう言っているんです。「神社を中心にして地域社会は栄えていくということを、皆が勇気を持ってしっかりやることによって二十一世紀が輝ける時代になる。」、これはえらいことを言っている、この人は、この総理は。  いい...全文を見る
○角田義一君 どこであれ、言っていいことと悪いこととあるんですよ。憲法秩序というものをきちっと守らなきゃいかぬ、憲法を遵守しなきゃならぬというのは総理大臣としての最大の任務でしょう。その総理大臣が、それは今あなたがおっしゃるとおり、神道政治連盟に呼ばれたかもしれないけれども、まず...全文を見る
○角田義一君 大臣、私は率直に申し上げるけれども、あなたはこの一連の総理の発言を聞いて、あなたは身の処し方をどうするかというと、二つしかないと思うんです。一つは、総理に向かって、この憲法秩序に敵対をする、憲法遵守義務に明らかに違反をする、(発言する者あり)こういう発言をまず撤回さ...全文を見る
○角田義一君 最後。  あなた、そういう発想でいたら、あなた、総理大臣、森さんと同列と私どもはみなさざるを得ない。森さんの責任をあなたも一緒にかぶってもらう以外にありませんな。どうですか。
○角田義一君 一応終わっておきます。
08月01日第149回国会 参議院 本会議 第2号
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○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表し、総理並びに関係閣僚にお尋ねいたします。  まず、災害対策についてお尋ねいたします。  伊豆諸島では、この間、一月以上に及ぶ火山活動や群発地震、さらには台風三号の直撃と相次ぐ自然災害により、極めて甚大な被害を受けております。  質...全文を見る
08月09日第149回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○委員長(角田義一君) ただいま皆さんの御推挙をいただきまして、委員長に就任いたしました角田義一でございます。  私は、委員長になったのは生まれて初めてでございますので、皆さんの御指導、御高配をいただきまして職責を全うしていきたいと思っておりますので、今後ともどうぞよろしくお願...全文を見る
○委員長(角田義一君) まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  山下八洲夫君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に江本孟紀君を指名いたします。(拍手)     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。      ─────────────
○委員長(角田義一君) この際、前川前委員長から発言を求められておりますので、これを許します。前川先生、どうぞ。
○委員長(角田義一君) では、本日はこれにて散会いたします。    午後一時五十分散会
09月21日第150回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第1号
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○委員長(角田義一君) 一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆さんの御推挙をいただきまして、引き続き本委員会の委員長を務めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。  もとより浅学非才でございますけれども、皆さんの御指導をいただきまして、公平、公正、円満にやらせ...全文を見る
○委員長(角田義一君) ただいまから理事の選任を行います。  本委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますけれども、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に鹿熊安正君、国井正幸君、江本孟紀君及び渡辺孝男君を指名いたします。よろしくお願いします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十一時二分散会
11月06日第150回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
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○委員長(角田義一君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一日、青木幹雄君が委員を辞任され、その補欠として山下英利君が選任されました。     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査のため、本日の委員会に国土庁大都市圏整備局長兼国会等移転審議会事務局次長板倉英則君を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(角田義一君) この際、扇国土庁長官から発言を求められておりますので、これを許します。扇国土庁長官。
○委員長(角田義一君) 国会等の移転に関する調査を議題として、質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
○委員長(角田義一君) 要望ですけれども、何かありますか。
○委員長(角田義一君) どうぞ、では一言。
○委員長(角田義一君) 現時点ということのようですよ。
○委員長(角田義一君) 衆議院の特別委員長が特別声明を出したことについての御感想だそうです。
○委員長(角田義一君) 本日の調査はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。    午後零時一分散会
11月17日第150回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○角田義一君 民主党の角田義一でございます。  参考人のお三人の方、本当にありがとうございます。  武参考人にお尋ねいたしますが、最愛の御子息を失われて、大変な悲しみを乗り越えて、きょう来ていただいてまことにありがとうございます。  若干お尋ねしたいんですが、先ほどの経過を...全文を見る
○角田義一君 それと、当事者の会の皆さんは、先ほどちょっとお話が出ましたが、今盛んに外国等で言われております修復的司法というんですか、被害者と加害者がいろいろな条件を整備した上で対面して、加害者の立場、また被害者の少年の気持ちも聞く、こっちも訴えるべきは訴える、いろいろ準備は要る...全文を見る
○角田義一君 それから、山口参考人にお尋ねいたします。  きょうのお話やらあなたのお書きになったものを拝見いたしまして私が非常に感銘を受けたのは、あれだけの被害にお遭いになっておりながら、そのときに、この少年はこんなに病んでおるのかなと、そこまで気持ちがいくということは、これは...全文を見る
○角田義一君 修復的司法はどうでしょうか。
○角田義一君 最後に、千葉先生にお尋ねいたします。  今回の少年法改正、先ほどからずっと聞いておりまして、確かにいろいろ問題はあるわけなんですよ。検察官関与の問題やら逆送の問題だとかいろいろございますけれども、少年法の本質的な部分について、これは変わってしまう危険というか、お思...全文を見る
○角田義一君 私、時間ですから、これで。
11月28日第150回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第6号
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○角田義一君 おはようございます。民主党・新緑の角田義一でございます。  私も、かねてから警察のいわゆる不祥事につきましては予算委員会等で関係者にお尋ねをしてまいりました。一連の数多い不祥事で、もちろん警察の威信というものは大きく傷つきましたと同時に、一番憂うべきは国民の警察に...全文を見る
○角田義一君 今、官房の内閣調査官になっておられますその植松信一さんは、当時県警の捜査二課長でしたが、静岡県警本部と静岡南署が、彼の在任当時、静岡市に在住しております小長井良浩弁護士に対する業務上横領の被疑事実で捜査した当時の捜査の指揮官であった、責任者であったというふうに承って...全文を見る
○角田義一君 法務省の古田刑事局長にお尋ねいたしますが、刑事訴訟法でいわば全件送致主義というようなことが言われておりますが、司法警察員はみずからがとったいわば供述調書というようなものをみずからの判断で取捨選択して、これは検察庁に送るべし、これは送らないで済むべしというようなことが...全文を見る
○角田義一君 どうして刑事訴訟法ではそういう規定になっているのでございますか。
○角田義一君 一般論で結構ですけれども、もし、司法警察員が手元に持っております調書、参考人調書あるいは証人調書というか関係者の供述調書、これらのものを検察庁に事件送致のときに故意に送らないといったような場合には、どういう法律効果になるでしょうか。
○角田義一君 一般論になるかもしれませんけれども、時と場合によれば私は犯罪行為になるというふうに思っておりますし、判例もそういう判例は幾つかあります。  そこでお尋ねいたしますが、この事案では、小長井弁護士の業務上横領というのが事件になっておるんですけれども、いわば被害者と称す...全文を見る
○角田義一君 その捜査報告書の最後のところに、いろいろ今あなたがおっしゃったようなことが書いてあるけれども、ほごにしたという文章になっております。  常識的に言えば、それはいろいろ議論があったところですが、ほごにするというのは破くということですね、破るということです。約束をほご...全文を見る
○角田義一君 それじゃ、その調書というのは当時存在したんですか。
○角田義一君 存在したものであるならば、先ほど一般論として言われていますけれども、わざわざ検察庁から、その第一回の供述調書というものは非常に重い意味を持っておるのでそれを出せと、出してほしいという要求があったからこそそういう報告書ができておるはずなのに、なぜそれをお出しにならない...全文を見る
○角田義一君 じゃ、あなたにあえてお尋ねしますけれども、その第一回の供述調書というのはいつ検察庁に送付したんですか。それをはっきり言えますか。どこにも出ていませんぞ。
○角田義一君 くどいようですけれども、警察はこれがあいまいであるとかどうとかといった判断で送致しないというようなことは、先ほどの原則論からいって許されないんじゃないですか。  失礼だけれども、あなた方には公訴提起の権限はないわけで、あくまでそれは検察庁が最終的には判断をすること...全文を見る
○角田義一君 そうすると、破棄していないですね。あったものについて、それを検察庁に送らなかったということについては、刑事訴訟法の今言った義務規定に明らかに反するでしょう。あなた方にそれだけの判断をしてもらっては困るわけだから。それはどう思いますか。
○角田義一君 あなたね、驚くべきことをここで言っているんだよ、国会で。刑事訴訟法の大原則を、平然と、この場だけ逃れるようなことを言ったってだめだよ。そんなことを言ったら、全然日本の警察なり検察は事件をやれませんよ、適切な処理できませんよ。あなた方、失礼だけれども起訴権を持っている...全文を見る
○角田義一君 あなた方が、最初からあるというふうに百歩譲りましょうや、今でもあると言っているんだから。  その調書は後から法廷に出てきているんですよ、十年もたってね。いいですか、十年ですよ。裁判所からそれを出せと言われて十年たって出てきたんだよ。十年間も懐に隠して持っていて出て...全文を見る
○角田義一君 そのことはきょうは議論しません。  それは、裁判所から極めて厳しく指弾されて、十年間何しろ出さなかったということについては、あなたが最初からあったと今言っているけれども、その調書は偽造された疑いがあるという、いいですか、大事なことですよ、偽造された疑いがあると思わ...全文を見る
○角田義一君 私のこの事件に関する調査によりますと、要するにこの小長井弁護士の事件というのは業務上横領ですから、依頼者から預かったお金を自分の懐に入れたという形になっております。しかし、そのお金がちゃんと依頼者の依頼の趣旨に沿って相手方に渡っておれば、これは業務上の横領なんか成り...全文を見る
○角田義一君 そこまであなたが居直るんなら、あえて申し上げる。  お手元にその調書があるはずです。確かに一番最後に三岡なる人物の署名と判こが押してある。しかし、それより前、全部、これが全然違うんです。一番最後のものだけが本物として残っているんですよ。  私は、これをここまで、...全文を見る
11月30日第150回国会 参議院 国会等の移転に関する特別委員会 第3号
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○委員長(角田義一君) ただいまから国会等の移転に関する特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  昨二十九日、江本孟紀君が委員を辞任され、その補欠として和田洋子君が選任されました。     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。  ...全文を見る
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認めます。  それでは、理事に和田洋子君を指名いたします。     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  国会等の移転に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
○委員長(角田義一君) 次に、委員派遣に関する件についてお諮りいたします。  閉会中の委員派遣につきましては、その取り扱いを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○委員長(角田義一君) 御異議ないと認め、さよう取り計らいます。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時五十二分散会