角田義一

つのだぎいち



当選回数回

角田義一の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月04日第156回国会 参議院 本会議 第5号
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○角田義一君 私は、民主党・新緑風会を代表し、総理の施政方針演説に対し、総理並びに関係大臣に質問を行います。  冒頭、御病気療養中の天皇陛下の一日も早い御回復を心からお祈り申し上げます。  また、スペースシャトル・コロンビア号の事故でお亡くなりになられました七名の方々に対し、...全文を見る
03月20日第156回国会 参議院 法務委員会 第1号
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○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。  今回の名古屋刑務所で起こりました受刑者に対する死に至らしめた事件というものが発覚をしたと。それを私ども聞きまして、これは、大臣も先ほどお話がございましたけれども、誠に情けないというか、憤りと。こういうことが刑務所の中で起こり得る...全文を見る
○角田義一君 この事件をめぐって法務当局の幹部職員に対する処分というのが行われましたが、官房長はどういう処分を受けたの。
○角田義一君 但木敬一という事務次官がおるが、これ厳重注意だというんだな。この厳重注意というのは大臣、どういうことですか、お説教するだけですか。
○角田義一君 矯正局長の中井局長は訓告だな。訓告というのは国家公務員法の八十二条の懲戒には当たらないんだよ。これもお説教ですか。大臣。
○角田義一君 私はこの報道を見て、これは、大臣も立場はあるのかもしれぬけれども、極めて甘い処分だな、これは。事案の重大性にかんがみて、この程度の処分ではとてもじゃないけれども私は国民は納得しないと思いますよ。一遍これ処分出しちゃったからもう一遍重い処分しろとは言えないけれども、言...全文を見る
○角田義一君 私は、何も処分を求めるのが趣味じゃないんですよ、はっきり申し上げるけれども。今、ちょっと大臣からお話があったけれども、ホースで亡くなっているわけですよ、一人、結果的に。これはよほど深刻に考えてもらって、裁判の経緯を見るのもいいかしらないけれども、しかるべき時期にやっ...全文を見る
○角田義一君 じゃ、ちょっとお尋ねしますけれども、先ほどから問題になっております死亡帳ですね。私もちょっと大変なものをもらったけれども、真っ黒で、真っ黒になっているところ一杯あるんですね。我々に見せないというわけだよ、これ。あなた方は内々だけで見てて何するんですか、内々だけで見て...全文を見る
○角田義一君 私は、私の持論から言うと、もう調査、調査検討と言っているんだったら、その段階で今言ったような弁護士さんだとかお医者さんだとか、そういう者を入れて、そこからスタートさせるという、それが根本的なやっぱり改革になるんだと僕は思うので、ちょっと検討してくださいよ、これ、もう...全文を見る
○角田義一君 あと二つ聞きます。  一つは、今後、矯正をいろいろ変えていかなきゃいかぬのだけれども、御案内のとおり、一九九〇年かな、イギリスのリバプールで刑務所の暴動が起きて、そしてそれが全国に波及して、刑務所が随分破壊されたと。それで、どういうふうにするかということでいろいろ...全文を見る
○角田義一君 それは、よくそのイギリスの例を研究してください、その報告書も出ているんだから。  最後に申し上げる。  私はどうも、弁護士なもので、本来、人を弁護する習性があって、大臣をかばいたくなる面もうんとあるんだけれども、よくやっておられると私は思いますよ。  ただ、や...全文を見る
○角田義一君 時間ですから、終わります。
04月24日第156回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○角田義一君 民主党・新緑の角田義一と申します。  今日は、お三人の先生から大変貴重な御意見を承りまして感謝申し上げます。と同時にこれ、ロースクールというのは前途多難だなと思いましたね。  私はもう実務から離れていますし、安保の世代ですから大分時代は変わっちゃっているのかなと...全文を見る
○角田義一君 それで、法科大学院の方が教師を選べないというかな、その権利がないということをおっしゃっておられる。それをどういうふうに、じゃ合理的にそこのところを、これ、もう法案上がるわけですから、配慮するかという。修正もあると思いますけれども、例えば運用の面で、今日午後、それは政...全文を見る
○角田義一君 私は、裁判官でも、フルタイムでなくてパートで裁判官行くらしいんだけれども、これはあなた方に聞くのは酷だと思うんだけれども、行く裁判官も私は、実はこれはパートでもやっぱり容易じゃないと思いますよ。実務をやりながら、裁判やりながら、また、して教えるという大事な役目をする...全文を見る
○角田義一君 終わります。
07月03日第156回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○角田義一君 民主党・新緑の角田でございます。  裁判の迅速化に関する法律案についてやや総論的なことをお尋ねをし、民事訴訟あるいは人事訴訟あるいは迅速化の各論については江田先生の方からまたいろいろお尋ねがあると思います。  私は、この裁判の迅速化に関する法律案、原案ですね、修...全文を見る
○角田義一君 小泉総理の悪口を言うと罰が当たるというから、私は人の悪口は言わないが、本当のことだけは申し上げておいた方がいいと思います。  この司法制度改革の本部長をやっておられますな、総理大臣はね。それで、しかるべき公の席上で、裁判、何しろ一審、二年以内にやっちまえと、こうい...全文を見る
○角田義一君 私は、その法律をずっと見てつくづく思うのは、確かに司法制度改革というようなものが大きな時代の流れになっておるなということは私のような年寄りでも分かりますけれども、守旧派でも分かりますが、何としても、何というのかな、効率一点張りだな、何でも即席ラーメン作るような格好で...全文を見る
○角田義一君 あなたは現場におったときに非常に有能な裁判官だということは私もよく聞き及んでおりますし、現に有能な裁判官でしたよ。それで、民事裁判の今本質についてあなたの御説明聞いておりまして、理解できるところと理解できないところもあるんだが、やっぱり民事裁判は、私も若干の経験あり...全文を見る
○角田義一君 この法案の閣法の原案には「充実」という言葉はなかったんだよね。「迅速」だけなんですよ。「充実」というのは衆議院でいろいろ議論して、議員の皆さんがこれを入れたんだけれども、私が許し難いと思う、許し難いというのは余りちょっと言葉がきついな、よく分からないのは、なぜ原案に...全文を見る
○角田義一君 あなた一流の理論を展開されるんだがね。  先ほどの話を聞いていると、当事者の納得ということを言いますね、民事裁判の一番大事なことだと。私もそのとおりだと思いますよ。納得をさせにゃいかぬと。それは刑事裁判はそういう要素ありますけれども、特に民事の場合は両当事者が納得...全文を見る
○角田義一君 それは少し違うんじゃないですか。  先ほど、あなた、統計出して言われたけれども、民事の通常事件の審理期間というのは平均八・五か月だと。十年前に比べれば二・五か月も短縮したと、こう言っているんですね。証拠調べをやった審理期間でも十九・二か月というんだから約二十か月で...全文を見る
○角田義一君 私に言わせれば、じゃ、この法律ができて初めてあれですか、裁判が充実するわけ。今までは全然ひどい裁判だったということですよ、あなたの言うことをかりて言えば。とんでもない裁判制度だったということだよ。本人の言い分も聞かないし、本人調べもやらない。陳述書を出して判決だけ書...全文を見る
○角田義一君 その実情というのはもうみんな知っているんですよ、弁護士会にしろ、裁判官にしろ、検察官にしろ。これじゃどうにもならぬ、人間が足りなくてしようがない。一遍に司法試験でどうこうするという問題があるんだけれども、それはそれとしても、問題点というのははっきりしているじゃないで...全文を見る
○角田義一君 じゃ、話題をちょっと変えます。今、民事ばっかりやっておったから、刑事の方へちょっと話題、時間があるから。  刑事裁判の本質というのは何ですか、刑事局長。どう理解していますか。
○角田義一君 久しぶりにいい話を聞きましたな。そのとおりだと思いますよ。  そこで、私はどちらに力点を置くかというと、やっぱり罰せざる者を罰してはならない。要するに、冤罪は避けにゃいかぬということでしょう。無実の者を刑務所にやるほど悲劇なことはないからね。  そうすると、本人...全文を見る
○角田義一君 一部の事件で裁判が相当長引いているというのはそのとおりでありますが、その主な理由は、弁護士の方は、弁護側は一生懸命それは無罪をかち取るために頑張るんだと思うが、先ほどあなたの言った正義の実現ということになれば、検察官の任務は、一方の当事者ではあるけれども、真実を明ら...全文を見る
○角田義一君 最高裁に聞きますわ。保釈ね。まず、保釈金が高い、それから検察官の意見のとおり。独立不覊の気概がある裁判官が猛烈に今減っている。検察官が意見を言ってこようが、自分がもっと、保釈するなら保釈する、こういう教育全然していないじゃないですか、今。検察官の顔色だけうかがって検...全文を見る
○角田義一君 あなた、異論があると言ってそういう立派なことを言うんなら、もうちょっと保釈が増えてもいいんだわ、世の中。全然増えてないですよ。金、高い金積まされて、金にしたってですよ、大体、私のつたない経験で今聞いてもみんなそうだよ。だから準抗告が増えるんですよ。裁判官が第一審の保...全文を見る
○角田義一君 まあ頑張ってくださいよ。  それからもう一つ、時間があるけれども聞きますけれども、山崎部長さんに聞きますが、この検証というのがあるわな、二年間でどうなっちゃったかというのを検証する、なぜこんなものをやるの、検証制度というのを何で作るの。
○角田義一君 ちょっと細かいことを聞いて申し訳ないが、時間があれなんですけれども。  この検証というのは、検証の対象ですな、検証の対象の裁判というのはどういうの。その二年を超えた暁にピックアップしてきてやるんですか。ちょっとあなた方が想像していることを言ってちょうだいよ。どうい...全文を見る
○角田義一君 そんな非現実的なことやめなさいよ。全事件をだれが審査するんだね。裁判のもう一遍事実上やり直しみたいなものじゃないか。全事件やれるはずないじゃないの、あなた。そんな無駄なことやめた方がいいよ、税金の無駄遣い。もう一遍全事件を洗って、これ二年超えたか超えないか、なぜ超え...全文を見る
○角田義一君 あとは江田先生にお任せするけれども、最高裁判所だけで、自分たちだけでやるわけ。例えば、弁護士会だとか検事だとか一般の人を入れてそういうのを作って、プロジェクトみたいなのを作ってそこが検証するということはしないの。第一、全部やるなんというのは無駄、無駄なことはやめた方...全文を見る
○角田義一君 この修正で「客観的」って付け加えられた意味、あなたどう理解してるの。最高裁判所そのものだけでやるということを信用してないんですよ、この法案、修正されたということは。私はそう理解している。裁判所だけが単独、独断で検証するのは許さないという趣旨だと私は思っているんだよ。...全文を見る
○角田義一君 私の質問、時間ですから江田先生にお願いをしますが、裁判の迅速化に関する法律案というので、えらい大変な法律なんで、これ理事さんにお願いしますけれども、審議余り迅速にしないでちゃんとやってくださいよ。それで、問題点をえぐり出して、これで附帯決議でも何でも立派なものを付け...全文を見る
07月08日第156回国会 参議院 法務委員会 第20号
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○角田義一君 民主党・新緑風の角田義一と申します。  今日は三人の先生方にお越しいただきまして、御高説を拝聴する機会が得られまして、ありがとうございます。  藤井参考人にまずお尋ねをいたし、中野参考人にお尋ねいたしたいと思いますが、私は立法府に身を置く者として、こういうことを...全文を見る
○角田義一君 それから、私はちょっと実務からも大分遠ざかっちゃって、古き良き時代のことを言うと笑われるから余り言いたくないですけれども、やっぱり民事、例えば一つ一つには民事裁判でも時の効用というものもやっぱりあるわけで、何でもかんでも二年間でやってしまえばいいというんじゃなくて、...全文を見る
○角田義一君 最後に、藤井参考人にお尋ねしますけれども、この法律の一つの大きな命というか生命は、言うところの検証制度にあるということで、御経験もあるようでございますが、当局の答弁聞きますと、ピックアップしてやるんじゃなくて、全裁判について調査をするというか、検証すると。私は、これ...全文を見る
○角田義一君 中野先生はどうですか、検証。
○角田義一君 終わります、時間ですから。