武田良介
たけだりょうすけ
比例代表選出
日本共産党
当選回数1回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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10月20日 | 第192回国会 参議院 環境委員会 第2号 議事録を見る | ○武田良介君 日本共産党の武田良介です。 リニア中央新幹線について質問いたします。 リニア中央新幹線事業は、二〇一四年十月十七日にJR東海の東京―名古屋間の中央新幹線工事実施計画を国土交通大臣が認可をし、環境アセスも実施されています。その結果、地下水、水がれの問題、また発...全文を見る |
○武田良介君 踏襲していくというお話がありました。相当な環境負荷が生じるというふうに書かれておりますので、だったら環境行政としてはその環境の保全に責任を持たなければならないというふうに思っております。 では、リニアの実態がどうなっているかということです。リニアの八六%はトンネ...全文を見る | ||
○武田良介君 三十四か所も起こっているということは非常に重要だと思います。水がれが起こるということになれば、その沢の水を飲料水として使用されている方、農業用水として使用されている方、こういう方たちにとっても大問題ですし、何よりも地下水が抜ければ当然生態系への影響もあると。代替水源...全文を見る | ||
○武田良介君 実際に水がれが起こっていると、もう山梨でも起こっているということが非常に大事だと思いますので、そこの認識をしっかり持つことが大事ではないかというふうに思います。 次に、水以外の問題についてもお聞きしたいというふうに思います。 長野県の大鹿村、ここをリニアが通...全文を見る | ||
○武田良介君 今お話ありましたが、国土交通省の中部地方整備局のホームページ見ますと、三六災害の悪夢という資料も紹介されています。かつて大規模災害が起こった、このときは、今数もありましたが、全体で九十九名もの方が亡くなったというふうにここにも書かれております。資料五の二に付けており...全文を見る | ||
○武田良介君 最大限回避するように努力するのは当然の話だというふうに思うんですが、私が聞いたのは、災害がかつて起こった、分かっている、そういうところに残土を置く、そういうところだと分かっていて残土を置いて災害が起こったら、常識的に考えたら事業者の責任だというふうに思われるんじゃな...全文を見る | ||
○武田良介君 私が聞きたいこととちょっと違う答弁かと思うんですが、ちょっと環境大臣にも、今のやり取りも聞いてお伺いしたいと思うんです。 これまで災害が起こったようなところに残土を置いていくということ、これで本当に災害が起こったらどうなるのかと。環境大臣の御認識、いかがでしょう...全文を見る | ||
○武田良介君 十分な答弁だとは思いませんが、こういう心配をしているのは私だけではありません。 例えば、長野県は、アセスの過程で一貫して環境保全の点からも意見を述べておられます。資料の六に、長野県知事の二〇一四年六月十六日に出されました環境影響評価書への要望書を出しました。この...全文を見る | ||
○武田良介君 長野県知事意見は、資料にもありますが、三点言っておりますが、この三点の中で見ましても、例えば非常口を減らしてくれという話だとか、それから三番目、地上の構造物、これの見直しなんかも言われておりますが、これについては全然答えられておりません。これで理解が得られたというふ...全文を見る | ||
○武田良介君 大鹿村では、つい先日、十月の十四日にもJR東海の説明会が開かれています。JR東海は着工の条件が整ったと述べたそうです。しかし、地元住民の皆さんは十分理解が進んだという状況では決してない。大鹿リニアを止める実行委員会が、この説明会の終了後に記者会見を開いています。ここ...全文を見る | ||
○武田良介君 JRにはそうやっていただきたいといっても、地元の皆さんはそういう姿勢じゃないというふうに言っているわけですから、この声をしっかり受け止めていただかなければいけないというふうに思うんです。 リニアの建設というのは、今度は財政投融資で三兆円もの公的資金を入れることに...全文を見る | ||
10月25日 | 第192回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号 議事録を見る | ○武田良介君 日本共産党の武田良介です。 パリ協定の問題についてお伺いしていきたいと思いますが、日本のパリ協定の批准が遅れたことについて、先日の参議院本会議での我が党の倉林明子参議院議員の代表質問に対して山本環境大臣は、世界の流れを理解せず承認案の提出が大幅に遅れた政府の責任...全文を見る |
○武田良介君 アメリカと中国がパリ協定を確実に批准するまでは日本は批准するか否か様子を見よう、こういう姿勢は経済界との関係でもはっきりしていると私は思います。 例えば、パリ協定は昨年の十二月十二日に採択されていますが、その翌日の十三日、日本経団連の榊原定征会長がコメントを発表...全文を見る | ||
○武田良介君 経団連の榊原会長のコメントにある、米国や中国が確実に批准することと。これは、京都議定書の際には、アメリカは合意したものの実際には批准をせずに日本などに削減目標が課せられた、不公平だったという思いが反映していると言わざるを得ないというふうに思います。 日本の六%削...全文を見る | ||
○武田良介君 いずれにしても、私は、政府の責任を明確にするということがあってこそ、これからパリ協定を批准するに当たってもより野心的な目標を持つことができるし、積極的に国際社会に貢献していくことができるというふうに思います。 締約国会議に関して若干お聞きしたいと思いますが、パリ...全文を見る | ||
○武田良介君 繰り返しになりますが、私は、本当に野心的な目標を持ってパリ協定の批准、それからこのCOPの会議に臨んでいくことが本当に重要だというふうに思っています。 日本は世界第五位のCO2の排出国であります。先ほどもありましたが、削減目標は二〇一三年比で二六%というふうにな...全文を見る | ||
○武田良介君 進捗状況を見ながらということでありましたが、やっぱりこれ、世界の要請だというふうに思いますので、積極的に目標を引き上げていく方向で取り組んでいただきたいというふうに思っております。 私、この温室効果ガスの排出量の削減というのは、日本の現実に照らして本当に待ったな...全文を見る | ||
○武田良介君 是非、法定計画持っていくように求めておきたいというふうに思います。 パリ協定の批准が遅れた日本政府の姿勢を認識するとともに、今後更に積極的な役割を果たしていくことを心から願いまして、質問を終わりたいと思います。 | ||
12月07日 | 第192回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○武田良介君 日本共産党の武田良介です。 北朝鮮は、今年の九月九日に五度目となる核実験を行いました。北朝鮮の核、ミサイルは、世界の平和と安定にとって重大な脅威であって、北朝鮮の核やミサイル開発の放棄を求めた一連の国連決議や六か国協議の共同声明、それから日朝平壌宣言にも反するも...全文を見る |
○武田良介君 北朝鮮の核やミサイルの問題を解決していくために国際社会が一致した対応が求められているということは言うまでもないというふうに思いますし、今回の国連決議が大変意義あるものだというふうに私も考えております。 今回の国連決議、これで六回目。今も御答弁ありましたが、前回か...全文を見る | ||
○武田良介君 確かに各国様々な立場はあったにしても、今御答弁ありましたとおり、国連決議の厳格な実施ということがやはり大事だと思いますし、それがあってこそ六か国協議の対話のテーブルに北朝鮮を着かせることができるというふうに思います。国連の潘基文事務総長も、各国の制裁の実施能力を強め...全文を見る | ||
○武田良介君 中国も当然、北朝鮮の核開発やミサイルの問題に対しては許されないというふうに考えているというふうに思いますので、日本政府としても働きかけを強めることを求めたいというふうに思います。 アメリカに関わってお聞きしたいと思います。 先ほどもありましたが、アメリカは次...全文を見る | ||
○武田良介君 最後に一点お伺いしたいと思うんですが、日本は核兵器禁止の国際交渉開始を求める決議、これには反対をいたしました。これ自身は大変残念なわけでありますが、この核兵器禁止の国際交渉開始、これを求める決議というのは、被爆国日本の市民の皆さんの運動はもちろん、国際的な市民の運動...全文を見る | ||
○武田良介君 時間なので終わりますが、六か国協議のテーブルに北朝鮮を着かせることがやっぱり大事だというふうに思いますし、その際に決して軍事対軍事の悪循環に陥らないということが重要だというふうに思います。 核兵器廃絶の交渉をスタートさせることを、そういう立場に立つことを求めて、...全文を見る |