寺澤芳男

てらさわよしお



当選回数回

寺澤芳男の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月07日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第8号
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○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党を代表いたしまして質問をさせていただきます。  私は、外国の特派員を七、八人集めまして、毎週一度、朝食会をずっとこの一年間続けております。アメリカのニューヨーク・タイムズ、ウォールストリート・ジャーナル、あるいは英国のロンドン・タイム...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。  クリントン大統領と細川総理がもう二回会っているわけですが、やはり両首脳の一脈相通ずるということは、お互いに年が余り変わらないとか県知事と州知事の経験を共有しているとかということ以上に、やはり変革、チェンジということで、これから日本を変え...全文を見る
○寺澤芳男君 時間が限られておりますので、一点に集中して御質問をしたいと思います。  海外在住有権者の国政選挙投票権、先進国では今常識となっております海外に在住している日本の有権者の国政選挙投票権についてであります。  現在、約七十万人の日本人が海外に住んでおります。有権者に...全文を見る
○寺澤芳男君 とにかく、今四十万人、多分これから二十一世紀に向かって百万人、これは本当にそこの国で働いている日本人のビジネスマンであり、あるいはいろんな学者であり、ありとあらゆる人たち、この人たちが御存じのようにニューヨークとかロンドンにおきましてはほとんど東京と変わらないような...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。質問を終わります。(拍手)
01月17日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会公聴会 第1号
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○寺澤芳男君 民主改革連合、新生党、日本新党の統一会派を代表いたしましてお尋ねをさせていただきます。  本日は本当にお忙しいところわざわざおいでいただきまして、心から感謝をいたしております。  宮城県の浅野知事は、去年十一月の選挙で選出されました。そのときに河北新報で個人とし...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。  次に、政党のあり方につきまして三人の公述人の方々一人ずつにぜひお知恵を拝借したいと思うんです。  地方分権の非常に発達しているアメリカでは、大統領選挙を除いては政党の幹部がワシントンから各州に指令を出したり管理をするようなことは余りな...全文を見る
○寺澤芳男君 本当にきょうはお忙しいところありがとうございました。これから我々も一生懸命に実りのある審議を尽くして、そして政治改革を一日も早く実現したいと思います。本当にきょうはありがとうございました。(拍手)
01月19日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第14号
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○寺澤芳男君 本日は、大変お忙しいところを六人の公述人の方にわざわざお越し願いまして本当にありがとうございます。  私は、参議院で民主改革連合、新生党、日本新党が統一会派をつくって二十三人の参議院議員がこの統一会派に属しておりまして、その中で日本新党に直接は所属しております寺澤...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。
05月16日第129回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 吉川議員より、今後の景気回復の見通しにつき御質問がありましたので、お答えいたします。  景気の現状は、明るい面としては公共投資が堅調であること、住宅の建設が高い水準で進んでいるということ、個人消費にやや持ち直しの動きが見られますが、一方、設備投資は減り...全文を見る
05月18日第129回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○寺澤国務大臣 お答えいたします。  細川前総理の本当に唐突な辞任については、私たち日本新党の者も非常に戸惑いました。今私たちが細川事務所から提出されたいろいろな書類を調べまして、そして細川事務所の方からの報告によりますと、やはり佐川の問題については、元本も金利も完済しておる。...全文を見る
○寺澤国務大臣 私は細川前総理の身の潔白を信じております。(三野委員「本人が言っているんだ」と呼ぶ)ですから、金利の問題につきましては、事務所から適正、適法に処理していると聞いております。
05月20日第129回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 景気の現状を見ますと、公共投資は堅調であり、住宅建設は高い水準で推移しておりますし、一部の家電製品の出荷が前年を上回るなど個人消費にもやや持ち直しの動きが見られます。しかしながら、設備投資は減り続けておりますし、企業の収益も引き続き減り続けております。雇...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) お答え申し上げます。  本年度の経済見通しなんですが、政府は数次にわたる経済対策の実施によりましてこの景気低迷に鋭意対処してまいりました。現在、我が国経済は総じて先ほど申し上げましたように低迷が続いておりますが、民間部門においてストック調整が進展するな...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 四月の八日に、当時の細川総理が突然辞意を表明しました。私たち日本新党も、大変に余りにも唐突な辞意だったのでびっくりして、それでもういろんなことがあったんですが、直ちに夕方議員総会を開きました。そのときに、あのときは改革という会派をつくるという動きに出まし...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 侵略戦争とか侵略行為ということにつきましては、細川代表が内閣総理大臣に就任した際に言い出したことでもあるし、日本新党としては、もちろん国会決議は国会でお決めになることでございますのでその件については私としては何も申し上げられませんが、そういう線で考えてお...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように非常にまだ景気の現状は厳しいと、先ほど申し上げたとおりでありまして、特に急速な円高が、日本の企業の中で国際競争力のある自動車とかあるいはハイテク、これに大変な衝撃を与えております。これによってどうしても企業の収益が伸びないし設備投資もず...全文を見る
05月23日第129回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○寺澤国務大臣 お答えいたします。  私が聞いたのもそんなに早い時点ではなかったんですね。一日ぐらいか二日前だったと思います。十七日ぐらいだったか……。  公共料金の引き上げを年内延ばすということについて、全体の経済に与える影響ということについて、今数字をちょっと持ち合わせて...全文を見る
○寺澤国務大臣 景気の現状につきましては、非常に厳しく見ております。  まず、やはり企業の収益それから設備投資、これはずっと減り続けておりますし、それに円高が非常に足を引っ張っている。ただ、一部には、例えば個人消費の明るい動向もありますし、あるいは住宅建設の高い水準での伸びもあ...全文を見る
05月24日第129回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○寺澤国務大臣 お答え申し上げます。  円高状況にもかかわらず、どうしてアメリカの対日貿易の収支赤字が減らないのかという御質問だと思います。  やはりアメリカのドルベースの日本からの輸入額は、アメリカの景気が今非常によいということ、だからなかなか減らない。それから、円高に伴い...全文を見る
○寺澤国務大臣 お答えいたします。  宮本委員御指摘のように、今明るい経済指標もございます。御指摘のように公共工事着工が三月では前年比六七・八%増、堅調であります。また、御指摘のように住宅建設も高い水準で推移しております。個人消費についても、一部の家電製品の出荷が前の年を上回る...全文を見る
○寺澤国務大臣 お答えします。  今回の措置によって年内の値上げを抑制された公共料金の中には、国民生活、国民経済にとって非常に重要な意味を持つものも入っております。今、円高差益の問題、あるいは消費者が安い価格を志向しているという現実、そしてなおかつ、民間の企業が大変な努力をして...全文を見る
05月25日第129回国会 衆議院 商工委員会 第2号
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○寺澤国務大臣 経済企画庁長官に就任いたしました寺澤芳男でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  本委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について所信の一端を申し述べたいと思います。 ...全文を見る
05月26日第129回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○寺澤国務大臣 私もそういうふうに見ております。なかなか赤字にならない。
○寺澤国務大臣 平泉委員のおっしゃるように、とにかく膨大な貯蓄、我が国では、国民が一生懸命に働いたお金を貯蓄し、なおかつドル資産というのは非常に巨大になっております。そういうことについては、それをよく見きわめた上で、そしてまた今後の円ドルの問題も絡んでまいりますが、日本経済全体の...全文を見る
05月27日第129回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○寺澤国務大臣 私は確かに細川さんの潔白を信じているというふうに申し上げました。これはあくまでも人間の信頼の問題であります。
○寺澤国務大臣 細川前総理が、委員おっしゃるように、とにもかくにも三つの理由を挙げながら、国会を空転させたという責任をとって四月八日に総理を辞任したわけですが、私といたしましては、先ほど申し上げましたように、この間、それについておまえはどう思うかという御質問がありましてそのような...全文を見る
○寺澤国務大臣 シロかクロかということで委員はおっしゃるわけですが、結局、私自身としては細川さんの弁護士でもないし、あるいは細川事務所の直接の担当でもないし、いいかげんなことは申し上げられる立場ではないので、私は終始一貫人間の信頼の問題であるということでお答えをしていたわけであり...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員のおっしゃるように、本当に、どういうふうにして見通しが考えられているのかということについては、ディスクローズというか、そういう観点から、国民にわかりやすいような経過をたどっていくべきではなかろうかと私も考えております。  今までこれがどういう過程でできてきた...全文を見る
○寺澤国務大臣 この点につきましては、委員も先刻御承知のように、経済企画庁の中に社会資本整備研究会という委員会がございまして、発足して、今その内容とか積み増しとかについて具体的に検討しているところでございます。
○寺澤国務大臣 委員御指摘のその部分まで含めて今検討しております。
○寺澤国務大臣 その辺のところは私にもよくわかりませんので、早速経企庁の幹部の皆さんと相談して、委員のおっしゃることは私も賛成なので、考えます。
05月30日第129回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○寺澤国務大臣 お答えします。  今までの日本の対応の仕方は、どうも、円高になってきた、それから直ちにコストダウンをやって、また輸出を回復する、また円高になるというようなことでやってきましたけれども、今後は、もっと積極的に内需を拡大して、もちろん、そのためには規制も緩和して、そ...全文を見る
○寺澤国務大臣 内々価格差ということですね。内外価格差もさることながら、生産地から最終消費者に渡るまでの間の価格差というものを、多分いろんな、企業の秘密とかマージンが品物によって違うとか、難しい点はあるのだろうと思いますが、企画庁に帰りまして早速検討させていただきます。よく意味は...全文を見る
○寺澤国務大臣 お答えいたします。  現行経済計画におきましては、私今お答えするのは、千八百時間の目標を達成するという観点からの政府が何をしているかという意味の答えなんですが、今「生活大国五か年計画」の計画中に、年間総労働時間千八百時間を達成することを目的といたしまして、まず労...全文を見る
05月31日第129回国会 衆議院 商工委員会 第3号
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○寺澤国務大臣 私が政界に入りましたのは二年前でありまして、それまで大半を民間の金融機関、そして最後の四年は、委員が今御指摘になっ たように、ワシントンにありますMIGA、多数国間投資保証機構というところにおりました。  経済企画庁長官になって日本の経済運営ということを今一生...全文を見る
○寺澤国務大臣 確かにアメリカの生活は長くて、二十一年間もいたのですが、もうずっと民間でございまして、人脈と申しましても、ワシントンの政府の高官とかいわゆるキャピトルヒル、議会の議員との交流は余りなかったわけであります。本当に商売人として、ビジネスマンとしてただアメリカにいたとい...全文を見る
○寺澤国務大臣 まず、委員が一番最初におっしゃったことにちょっと触れさせていただきたいのですが、経常収支は貯蓄と投資、すなわち貯蓄から投資を引いた部分が中期的には経常収支の黒ということに、もし黒であれば黒になるわけですが、我が国の場合それが高い、十五兆とかの黒になっているわけであ...全文を見る
○寺澤国務大臣 先ほど触れましたように、やはり高齢化社会に向かっていく日本、そして我々の子供たち、孫たちにいろんな意味でのしっかりしたインフラストラクチャー、社会資本を残してやりたい。そのためにはいまだ、なおかつ活力が残っている間に、特に経常収支がこれだけの黒字なわけですから、こ...全文を見る
○寺澤国務大臣 全く委員のおっしゃるとおりでありまして、やはり社会資本の整備ということはしっかりやらなければならないし、その積み増しをも含めまして、経済企画庁の中に社会資本整備研究会というのがこのほど発足いたしまして、私も積極的に参加していきたいと思いますが、そこで今研究中であり...全文を見る
○寺澤国務大臣 経済企画庁といたしましては、物価安定政策会議というのを近々発足させまして、そして内外物価の差をいかに是正するかを初めとして、いろいろな物価についての積極的な意見を民間の方あるいは学識経験者の方からもらう、これが具体的な方法の一つであります。
05月31日第129回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 経済企画庁長官に就任いたしました寺澤芳男でございます。本委員会の皆様方の御指導、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  本委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的な考え方についての所信の一端を申し述べたい...全文を見る
06月01日第129回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○寺澤国務大臣 委員が御指摘のように、あと六年たった二十一世紀の日本の経済、もっと先の日本の経済というのは、非常に構造的に変革をしてくるのではないかと私は思っております。  まず、やはり一番大事なのは貯蓄と投資、この関係、すなわち日本の場合に貯蓄が投資を上回っている、これがとり...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、経済計画ということと計画経済ということは、私はやはり違いがあると思います。  市場経済というのが我々が今考えておりますポイントでありまして、ただ国民の、もちろん民間の経済活動の一つの指針となるようないろんな経済の見通しとか、あるいは長期の経済...全文を見る
○寺澤国務大臣 やはり企業収益の点あるいは設備投資という点から考えまして、そして厳しい雇用状況ということから考えまして、総じてまだ景気の底入れは、低迷は続いているというふうに私は考えます。
○寺澤国務大臣 今申し上げたように、現在景気は総じて低迷が続いているというふうに私は考えます。  ただ、いろいろな指標の中で、委員も御指摘になったのも含めまして、特に消費者の消費動向についてやや明るみが見えてきたとかということもありますし、それから二月の総合経済対策あるいは所得...全文を見る
○寺澤国務大臣 景気の本格的な回復を平成六年度中に実現したいということで経済運営をやっておりまして、今後の推移を、もちろんいろいろな変動要因がございますので、為替をも含めまして見なければなりませんが、今のところその数値の見直しは考えておりません。
○寺澤国務大臣 経常収支の改善につきましては、委員が御指摘のように、果たしてこれだけの量でアメリカ、それ以外の国々が満足をしてくれるか、あるいは納得してくれるかという点で、もちろんもっと急激な、大幅な縮小というのが望ましいわけですが、我々としては結局、やはり規制緩和や対外経済改革...全文を見る
06月02日第129回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○寺澤国務大臣 お答えいたします。  現在、やはり企業収益が引き続いて低下している、あるいは設備投資も低下している、そして円高がこれまた追い打ちをかけているということで、大変に景気が低迷をいたしておりまして、引き続き経済企画庁としては、諸情勢をよく見ながらこの景気の低迷、底入れ...全文を見る
○寺澤国務大臣 先生御指摘のように、二・四%というGDPの成長ということにつきましては、決して容易な数字ではないと私も考えます。いろいろな民間の研究所がまた違った数値を出しているということも、よく承知をいたしております。  ただ、これから、今まで平成五年度に政府が施策として実行...全文を見る
○寺澤国務大臣 先生御指摘のとおりだと思います。  先ほど答弁させていただきましたように、政府が今まで立ててまいりました総合経済対策を初めとして、その達成のためにやはり着実に努力を傾けるべきだと思いますし、そのようにやってまいりたいと思っております。
06月03日第129回国会 衆議院 商工委員会 第5号
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○寺澤国務大臣 製造物責任法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。  製品の欠陥に起因する事...全文を見る
○寺澤国務大臣 製品関連事故の損害賠償につきましては、やはり現代社会にふさわしい責任原理が必要であり、その際、個人の意思や活動の自由の保障と損害の公平な分担という二つの要請の兼ね合いをどう考えるかが基本的な視点であるという点において、先生の御意見と同じような認識を私も持っておりま...全文を見る
○寺澤国務大臣 先生御指摘のとおりでありまして、アメリカにおいては製造物責任訴訟が非常に多いわけであります。七〇年代半ば及び八〇年代半ばの二度にわたって保険料が急に上がりまして、一部では保険会社が引き受けない、引き受け拒否も発生しております。いわゆる製造物責任危機ないしは保険危機...全文を見る
○寺澤国務大臣 大量生産・大量消費という今の社会では、結局製品の安全性というのが、特に製品が安全でなかったことによる被害者の立場から、安全性の確保はどうしても製造業者に依存するという度合いが強まってきております。そういう観点から、被害者を救済する、守るという観点から、製造物責任制...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、国民がすぐ素直に読み取れて理解できるような表現にすべきであるということは確かに、本当にそのとおりでありまして、一生懸命に努力いたしまして、私どもも、例えばこの法案の対象となっている製造物についてはその範囲について定義を設け、できるだけ明確化する...全文を見る
○寺澤国務大臣 野田委員のおっしゃることは、私もよく理解できます。特に、献血者、ボランティアの意気込みを阻害するようなものであってはならない。と同時に、もそういうところから何か病気の原因が生ずるようなことがあってもならないし、その辺のバランスといいましょうか、そういう問題がやはり...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、このPL法の必要性とか理念、これについて私どもは次のように考えております。  大量生産・大量消費の現代社会においては、製品の安全性確保というのは、製造業者に依存する度合いが非常に高まってきておりまして、その被害者の救済という観点から、製品関連...全文を見る
○寺澤国務大臣 通産大臣の答弁と重複するところがあるかと思いますが、製造物責任の場合には、現行の不法行為制度のもとにおける責任原因のうち、過失が欠陥に変更される点を除いては、立証責任の原則そのものは変更されておりません。  この問題については、被害者が責任原因について立証するこ...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、この製造物責任制度の導入が円滑に行われて、制度本来の趣旨が実現され定着していくためには、製造者、消費者を初め関係者によって正しく理解されることが不可欠であります。そのため、この内容を周知徹底し、関係者が対応、準備を行うために十分な期間を設けるこ...全文を見る
○寺澤国務大臣 坂上委員の言うとおりだと思います。千倍になるかどうかわかりませんけれども、努力します。
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、製品に起因する事故を未然に防ぐということが非常に大切であろうかと思います。事業者それから消費者、双方ともにこの自己責任の原則を踏まえながら、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。  経済企画庁といたしましては、都...全文を見る
○寺澤国務大臣 本法案の直接の目的は、製造物の欠陥により被害が生じた場合における被害者の保護を図ることであって、国民経済の健全な発展あるいは被害者の保護、こういうことを図ることによって達成するということでありまして、基本的には消費者保護というふうに私は理解しております。
○寺澤国務大臣 「国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。」ということは、産業界に配慮をしたものでもなく、被害者の保護と対立、矛盾するものでもなく、これによってこの法案の解釈及び運用が被害者に不利な形でなされるということになるものではない、こういうふうに理解しております。
○寺澤国務大臣 現在のこの法案の文言で、私どもといたしましては、十分に消費者の利益を守る、そして法律の趣旨を通るものだと思います。
06月06日第129回国会 衆議院 商工委員会消費者問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
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○寺澤国務大臣 委員がおっしゃったことに私は一〇〇%同意をしております。やはり生活者重視の世の中で若干遅きに失したのじゃないかと思われますけれども、こういう法案がやっと審議されているというこの状態で、ぜひこれが成案となりますよう、そして生活者本位のそういった社会のためにこの法律が...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、アメリカの場合に、製品の表示に関しては最悪の事態を明らかに仮定して、がんになるとか、そういうことが書いてある品物もあったかというふうに私は記憶をしております。それとこの法律との問題についてはまだ政府委員の方からきちんとお答えをさせますが、私の考...全文を見る
○寺澤国務大臣 今委員がおっしゃるとおりだと思います。その線で、我々としては生活者重視のためにやっていきたいと思います。
○寺澤国務大臣 欠陥製品から被害者を守ろう、こういう考え方、これは委員御指摘のようにもう二十年も前からずっとあったわけでありますが、昭和五十年代に国民生活審議会が取りまとめた報告でも、この製造物責任について立法化に向けての検討の必要性が指摘されているわけであります。ただ、その導入...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員の御指摘のとおりでありまして、その方向に向かって我々も全力を傾ける所信でございます。
○寺澤国務大臣 委員御指摘のように、調査研究機関というのは、やはり一番大事なのは独立性だと僕は思うのですね。しかも、消費者に対するディスクロージャーというか情報の開示、これに透明性をつける、既存のものをも含めましてそういう方向でやっていくべきであると私も思います。
○寺澤国務大臣 大量生産・大量消費という現代社会におきまして、製造物から消費者を守る、被害者を守るというこの法の精神にのっとって、今後非常に大事なことは運用だろうと思います。経済企画庁といたしましても、全力を挙げて、成案なりし後はこの法の運用をやっていきたいと思っております。
○寺澤国務大臣 委員御指摘のとおりだと思います。法の精神にのっとって、政府としても一生懸命にその運用に努めたいと思います。
○寺澤国務大臣 吉井委員の御意見、承りました。この法案は各界の方々のいろんな御議論の結果こうなったというふうに理解しております。この法案の直接の目的、被害者の保護を図り、なおかつそれがひいては国民経済の健全な発展、こういうふうに広がっていくものだろうと私は信じております。
06月06日第129回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○寺澤国務大臣 民間企業に係る公共料金の認可については、御指摘のように関係法令の範囲内で行うことが当然であると考えております。  今回の公共料金引き上げ実施見送り措置は、関係法令に照らして慎重に検討した結果、法令に反するものではないと判断しております。
06月07日第129回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○寺澤国務大臣 平成六年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、五百五十七億円余であります。  また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として、六千四百...全文を見る
○寺澤国務大臣 六月二日の朝、朝食をともにしながら民間のシンクタンクのトップの方々と懇談をいたしました。内需中心の経済あるいは円高のもとでの日本の経済運営のあり方、規制緩和その他、幅広い意見の交換をさせていただきました。  民間の方々の非常に鋭い御意見、私自身がほとんど三十余年...全文を見る
○寺澤国務大臣 できればこれからもずっと定期的に、民間の、シンクタンクの方々のみならず、いろいろな階層の方々と率直な意見の交換をして、そして勉強をしていきたいと思っています。
○寺澤国務大臣 経済の予測というのは、特に現時点での経済、これはもう専門家の海江田委員ですから言うまでもないのですが、数字が後から後から追っかけてまいりまして、現時点を把握するのは非常に至難のわざであります。そこで、ニュアンスとか明るさとか、若干文学的な表現が、本当はサイエンティ...全文を見る
○寺澤国務大臣 委員のおっしゃるとおりです。  日本の国民のためにわからない日本語を使ってみても全く意味のないことであって、そして、この「総じて低迷が続いているものの、一部に明るい動きがみられる。」というのは、例えば、もうこれ以上日本の景気は悪くならないのではないか、ただし、今...全文を見る
○寺澤国務大臣 七月の景気状態にもよりますが、委員のおっしゃるように、当然のことながら、国民がわかる言葉で経済企画庁としてははっきり物を言うべきだろうと私も思いますので、以後そのような線で進めていきたいと思います。
○寺澤国務大臣 国民にわかるような説明、それは当然のことでありまして、今後ともそれに心がけてやってまいりたいと思います。
○寺澤国務大臣 今回の平成不況の原因につきましては、私としては三つある、こういうふうに思っております。一つは、通常の景気循環で見られる動きである。二つ目は、委員も御指摘になったようなバブルの崩壊。そして三つ目は、去年から始まった急激な円高。  通常の景気循環で見られる動きのほか...全文を見る
○寺澤国務大臣 まず、状況なんですが、経済企画庁で調査した生計費全体の内外価格差の実態調査によりますと、平成四年の東京の物価水準は、ニューヨーク、ロンドン、パリ及びベルリンと比較して一から三割程度割高となっております。  それで、日本の物価は比較的安定しておりまして、今比較した...全文を見る
○寺澤国務大臣 国民の実質の所得というのを上げようと思ったら、やはりインフレなき成長ということで経済運営をしていくのがちゃんとしたやり方だと思うのですが、特に私の長年の海外生活から実感として感じるのですが、やはりもう一つは物価を安くする、物価を安くすることによって豊かな生活ができ...全文を見る
○寺澤国務大臣 西川委員の熱い御要望にこたえるために、経企庁、一生懸命にこれから働いてまいります。
06月07日第129回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、五月十八日のお昼ごろ羽田総理から電話がありまして、実はその前の日の五月十七日と記憶しておりますけれども、やはり羽田総理から同じような御意向が漏らされました。それで、その電話でもってはっきり公共料金の年内の値上げの凍結を考えている、そう...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 今国民生活で一番大事なことは物価を引き下げることであって、民間も一生懸命になって物価を引き下げるように努力しておりますし、円高とも相まって何とかして内外価格差も是正したいと私は思っておりましたので、もしそれが適法に行われるものであれば、大変結構なことでは...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 今度の公共料金の引き上げ実施見送り措置は、公共料金についてさまざまな批判が寄せられている現在の情勢を考慮いたしましての羽田総理の決断に基づき、既に政府において決定または認可が行われたものを除いて、本年じゅうの公共料金の引き上げの実施を見送ることを閣議で了...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) これは物価問題に関する関係閣僚会議並びに公共料金の取り扱いに関する基本方針等に基づきまして、今度の凍結された公共料金を一体どうしたらいいのか、まずそれぞれ総点検をした上で個々にその対処を決めようということになっておりまして、早急に総点検が始まることになっ...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、在庫とかあるいは出荷、そして生産に若干明るさが見えてまいりましたことは事実であります。  公共料金の値上げにつきましては、先ほど御答弁申し上げたように、一件一件いろいろ事情が異なります。そういう事態を勘案いたしまして、厳正にチェック...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) それぞれの公共団体、あるいは私企業が真剣に検討した上での料金の値上げ申請だろうと私も思います。特に民間の場合にいきなりストップされて、それにかかわる企業の方で非常に困っている方々がおられるんじゃないかとも思います。そういうことで一件一件につきましては、こ...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、企業の収益それから設備投資ともにまだまだ減り続けておりまして、日本の景気もその面ではなかなかぱっとしない、そういう低迷が続いているのは全く現実の問題であります。ただ、民間部門においてはストック調整が進展するなど、一部に明るい動きが見ら...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 私の考えは、結局貯蓄と投資のバランスを今後どう変えていったらいいか。特に日本の場合に貯蓄、マイナス投資が中長期的に見ますと結局経常収支の黒字というふうになってこれがだんだんと大きくなってまいります。そういうことで一口で申しますと、消費を伸ばしていくという...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 日本が二十一世紀に向かって高齢化社会に突入していく、我々は子供たちにあるいは孫たちにちゃんとした社会資本の整備を、まだ日本が活力のあるうちにやっておかなければならないのだろうと私は思います。  日本の国内での公共投資、すなわち社会資本の整備ということは...全文を見る
06月08日第129回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○寺澤国務大臣 例えば、金権政治の廃止とかあるいは政界総取っかえとか、いろんなことを広告したように覚えています。
○寺澤国務大臣 私としては、前細川総理を信頼をしております。今、国会の中でいろいろな論議がされておりまして、その論議のとおりこれはやはり行われなければならないというふうに思っています。
○寺澤国務大臣 これはとにかく皆さんがいろいろな御審議をなさって決めることで、私自身、細川さんの弁護士でもないし、それから細川事務所の関係、直接の関係でもありませんので、その内容がよくわからないという……。ただ、ですから、人間関係として信頼しているということしか、私としては申し上...全文を見る
○寺澤国務大臣 私は自分の信念に反するようなことを申し上げておるわけではありません。私は、細川前総理を信頼しているし、信じております。それを率直に申し上げただけでありまして、そして、具体的に細川前総理がやったことにつきましては、先ほど申し上げたように、その内容について事実関係を知...全文を見る
○寺澤国務大臣 これはあくまでも細川前総理の個人的な問題でありますし、私自身といたしましては、こういう、全体的にこの問題が非常に問われている、そしてそれが確かにいろんな政治の空転を呼んでいるということで細川さん御自身も総理をおやめになった、そういうことでございますので、十分にこの...全文を見る
○寺澤国務大臣 これは私、何回も申し上げますが、私個人といたしましては、細川前総理を人間的に信頼申し上げていますので、また、喚問に応じる必要はないと私自身は思っています。
○寺澤国務大臣 私の今の発言なんですが、この問題はあくまでも衆議院の問題でありまして、そういう意味で、私が申し上げたことが穏当でなかった、あるいは適当でなかったということであれば……(「あればじゃないんだよ」と呼ぶ者あり)適当でなかったので、陳謝いたします。
06月09日第129回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第4号
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○寺澤国務大臣 経済企画庁長官に就任いたしました寺澤芳男であります。本委員会の皆様方の御指導、御協力をちょうだいできますよう、何とぞよろしくお願いいたします。  本委員会が開催されるに当たりまして、我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について所信の一端を申し述べたい...全文を見る
06月09日第129回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(寺澤芳男君) お答えします。  最近の景気状況なんですが、設備投資がやはり減り続けております。それから、企業の収益も減り続けております。円高がまたこれに追い打ちをかけている。雇用面におきましても非常に厳しい状況にあります。  ただ、明るい面も最近あらわれてまいりま...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 個人消費が景気回復、浮揚のための非常に大きなかぎを握っているということはよく承知しております。
○国務大臣(寺澤芳男君) 本年度の成長率、これは二・四%と企画庁は推測いたしております。  委員今御質問の減税、特に十五兆円の総合経済対策、これからくるGNPの効果というのは減税も入れまして二・二%程度と考えております。
○国務大臣(寺澤芳男君) 私どもとしては、委員御指摘のように、去年の選挙のときに直間比率の是正による税制の抜本的な改革ということをうたいまして、直間比率の見直しを含めた抜本的な税制改革を行い高齢化社会における経済活力の維持を図るというのを出しておりまして、その後、御存じのように八...全文を見る
06月10日第129回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○寺澤国務大臣 委員の御質問は、本法の解釈についての政府答弁の説明と裁判所の解釈との関係についての我々の見解ということだろうと思います。  本法の解釈についての政府答弁は、裁判の場における裁判官の判断を拘束するものではありませんが、裁判に当たっても十分考慮されるものと期待してお...全文を見る
○寺澤国務大臣 私も委員と同じような考え方を持っております。大変大事な法律であります。その方向で考えさせていただきます。
○寺澤国務大臣 製品の事故原医究明につきましては、国民生活審議会の報告におきましても、被害者にとって利用しやすい原因を究明する機関を整備し、その証明負担を軽くするよう提言されております。  経済企画庁といたしましては、この報告の趣旨を踏まえ、まず、消費者にとって身近な各地の消費...全文を見る
○寺澤国務大臣 製造物責任制度の導入につきましては、政府として、関係審議会等において一生懸命に検討を進めてまいり、この制度の法制化を図るべきだという結論を得まして、この法案を提出したものであります。ぜひとも速やかに御賛同くださるようよろしくお願い申し上げます。
○寺澤国務大臣 本法案では、立証責任については、原告が責任原因を立証するこれまでの原則が維持されておりますが、政府としては、裁判において個々の事案の内容、証拠の提出状況等に応じて、経験則、事実上の推定等を柔軟に活用することにより、事案に即し、公正に被害者の立証負担の軽減が図られる...全文を見る
06月10日第129回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、今景気の面につきましては明るい面と暗い面と交錯しておりまして、特に我々が考えておりますのは、なかなか企業の設備投資、これが下げ続けておりますということ。それから、やはり企業収益が下げ続けておる。それに伴う雇用の問題がやはり非常に大きな...全文を見る
06月13日第129回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 足立委員が御指摘のように、最近の消費者の消費パターンというのはかなり変わってきております。特に海外旅行が最近非常にふえておる。これはむしろ内外物価の価格差というのが非常にありまして、国内で旅行するよりも海外へ行った方が安いと、みんながそう考えているんじゃ...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 景気の現状を見ますと、まず設備投資なんですが、設備投資は減少が続いておりまして、各種アンケートの調査によれば六年度も三年連続減少の計画となっております。さらに、企業収益も引き続き減少しておりまして、雇用情勢につきましては製造業を中心に非常に厳しい現状であ...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 牛嶋委員が御指摘のように、二月の総合経済対策十五兆円、その中に盛り込みました所得税、住民税の減税、五兆四千七百億という過去に例を見ない大規模なものになっておりまして、これはまず家計の中で本当に使える部分のお余すなわち可処分所得がふえてくる、あるいは電気冷...全文を見る
06月14日第129回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(寺澤芳男君) まず景気の現状でありますが、設備投資はずっと減り続けておりますし、それから企業収益も減少を続けております。したがいまして、雇用情勢が非常に厳しい状態にあるのが現実であります。しかしながら、他方、公共投資が堅調に伸びておること、それから住宅の建設が年間百五...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 今申し上げましたように、十五兆に及ぶ総合経済対策、もちろんこれには所得税、住民税の減税が入っておりますが、これがすべてうまく稼働いたしますと計算上二・二%の景気浮揚になりますし、我々としてはぜひ二・四%が達成できるようこれから頑張っていきたいと思っており...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 今年度、四月一日から始まりましてまだ二カ月ちょっとでございますので、ぜひその達成のためにあらゆる施策を講じていきたい、こう思っております。
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、事業者保護とか産業優先の経済政策を消費者本位の経済政策へ変革すべきだというふうに私も考えております。  現在の我が国においては、経済の活性化を図るとともに生活者、消費者重視の経済社会の実現に向けて経済改革を推進する必要があると思いま...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) それにはやはり日本の経済を活性化するということが前提条件であろうかと思います。今のような経済の停滞というのが続く以上、おっしゃるようにそういう理想を掲げてもなかなか実際にできない。  経済の活性化ということは、我々としては、二月に決めた十五兆円の総合経...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 本年度のGDPの成長率二・四%につきましては、政府としてはいろんな施策をとりまして、これはもう委員先刻御承知の十五兆円の総合経済政策、この中には所得税、住民税の減税も入っているわけですが、そして経済を何とかして活性化して、そして公共投資もふやし、ひいては...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 基本的な公共料金の値上げは物価への波及効果が大きくて、ひょっとしたら経済成長にマイナスの作用をするのではないかというような見方もあります。  それで我々は、公共料金の改定については基本的には事業者の申請が出された段階で個別に判断しておりまして、改定の幅...全文を見る
06月15日第129回国会 衆議院 商工委員会 第8号
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○寺澤国務大臣 ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいる所存でございます。
06月15日第129回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 閣議の後の記者会見で、私は、閣議懇談会でこういう発言が、私自身は発言しなかったんですが、発言があったというような事情を経済企画庁のクラブの記者の方に申し上げました。
06月17日第129回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。  製品の欠陥に起因する事故...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案を提出するに至った背景についてお答えいたします。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事故の未然防止、再発防止と迅速確実な被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があると考えております。  製造物責任制度については、近年...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、開発危険の抗弁に関する御質問にお答えいたします。  御指摘の開発危険の抗弁の判断基準につきましては、本法律案では「科学又は技術に関する知見」とされております。この場合の「知見」とは、欠陥の有無を判断するに当たって影響を受け得る程度に確立された知識...全文を見る
06月17日第129回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○国務大臣(寺澤芳男君) やはり設備投資はずっと減少しておりまして、企業収益も減少しております。したがって、雇用の実態については非常に厳しい局面を迎えております。  ただ、一方、公共投資が非常に堅調であり、なおかつ住宅の建設が年百五十万戸というペースで非常に確実に伸びております...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 現在、経済企画庁の中に社会資本整備研究会がありまして、その割り増しとかいろんなことについて具体的に検討をしておるところでございます。
○国務大臣(寺澤芳男君) 物価を引き下げて生活を豊かにするという観点から、内外価格差の是正、縮小を初めとする我が国経済社会が直面する物価問題の諸課題について、総理から総合調整官庁である経済企画庁として検討するようにという御指示がありました。  具体的には、今週の月曜日、六月十三...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 経済計画、特に中期経済計画といいますと、内需を中心としたインフレなき成長というところに軸を置きまして、そして経済を本格的な回復軌道に乗せていこうというふうに我々は思っております。  このために政府としては、これまで策定した何回かの対策の着実な実施や現在...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、先に対する経済成長の見方というのをなるべく的確に示していくことも経企庁の重要な役目の一つだと思っております。  現在は平成六年度の成長率を二・四というところに置いておりまして、それに向かって、経済成長をそこに置いて今それを目安としま...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) この間、日銀の方でも短観で製造業の企業者が二月のときよりも非常にやる気が出てきたという新しい指標を取り上げて、景気も回復基調に一歩近づいてきたと、そういうようなことを新聞報道で読みました。私たち経企庁としても、確かに明るい見通しが出てきたということはその...全文を見る
06月20日第129回国会 参議院 商工委員会 第7号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 製造物責任法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  製品に起因する事故から消費者を保護するためには、事業者、消費者双方の自己責任をも踏まえつつ、事故の防止及び被害の救済から成る総合的な施策を講じる必要があります。製品の欠陥に起因す...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、大量生産、大量消費の現代社会においていかに消費者を保護するかということは大変大事なことであります。  今回、製造物責任制度をどうして導入するようになったかということを簡単にまず御説明したいと思います。  欠陥製品による被害者の救済...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、北村委員の製造物責任制度導入についての今までの大変な御熱意に対して、本当に敬意を表します。  今の御質問ですが、大量生産、大量消費の現代社会においては、製品の安全性の確保というのは製造業者に依存する度合いが非常に高まってきております。最近、被害者...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 沓掛委員のおっしゃるように、ここは参議院の商工委員会、私も参議院議員でありますので、あくまでも国民の健康そして豊かな生活のために我々一生懸命に議論しているということは委員と全く同じであります。私たちも、この製造物責任制度の導入が円滑に行われ、制度本来の趣...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) このPL法案というのは、私ども、消費者を守るという意味で非常に大切な法案だと思っております。しかしながら、やはり国民の中に不安があるとすれば、それは徹底的に取り除く、そしてこの法案の趣旨をよく理解していただくということはとても大事なことだと思っております...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 小島委員の御指摘のように、このPL法というのは非常に画期的な消費者保護の法律であって、我々としても全力を挙げて取り組んでまいりました次第です。  現在、大量生産、大量消費の社会において、製品の安全性の確保のためには被害者は製造業者にどうしても依存する度...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 消費者行政の推進に当たりましては、委員御指摘のように消費者保護基本法、これに基づいていろんな施策が今まで講じられてまいりました。この法案も、製品の安全性に関する消費者利益の増進を図るための施策として、消費者保護基本法の精神を踏まえたものであります。経済企...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、この法案の意義については、とにかく大量生産、大量消費の現代社会において本当に被害者を守るというそういう観点から画期的と私は思います。法案が今皆さんの御審議を経ているわけでありまして、私もこの成立を心から願っております。  それから、国際的な立法状...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、一番大事な裁判の外の紛争処理体制あるいは事故原因究明体制、これが十分でないというふうに私も認識しております。大変突っ込んだ御質問ありがとうございました。御指摘のように、製造物責任制度の導入に合わせまして、被害者が利用しやすい制度の整備...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 政府委員が御答弁申し上げたとおりでありまして、国民経済の健全な発展を目的とするということは、産業界に配慮したものでも被害者の保護と対立矛盾するものでもなく、これによって本法の解釈及び運用が被害者に不利な形でなされるわけではないのであります。あくまでも本法...全文を見る
06月21日第129回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 現在、経済企画庁の中に社会資本整備研究会がありまして、有識者から具体的に御意見を拝聴いたしまして近々答申を出そうという段階にありますが、委員御指摘のような新しい情報化社会の到来、これはその計画の中にどういうふうに組み込まれていくのか。それによって再配分と...全文を見る
06月22日第129回国会 参議院 商工委員会 第9号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 平成六年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は五百五十七億円余であります。また、財政投融資計画につきましては、海外経済協力基金に係る分として六千四百...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員御指摘のように、戦後初めて百円を切ったということは大変にマインドとしても大きなことでありまして、我が国経済に与える影響も決して少ないものではないと私は考えます。特に、急速にやってきたこの円高というのが経済運営をしております者として非常に私としては心配...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) アメリカには、委員もよく御存じのようにヘッジファンドという一種の私的な投資信託のようなものがございます。ヘッジという名前が示しているように、ほかの投資信託には許されていない債券とか株の空売りを許されている唯一のファンドであるという意味でヘッジという名前が...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 今、経済企画庁の中の社会資本整備研究会というところで民間の有識者にお集まり願って非常に詰めた議論をしております。来週いっぱいには具体的に答申の形で出せるよう非常に急ピッチで討論をしております。  その基本的な考え方というのは、結局高齢化社会を二十一世紀...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) まず、最初の委員の御指摘の点につきましても今真剣に検討をしております。  それから、もう少し具体的にというお話でありましたが、関係省庁からのヒアリングあるいは社会資本整備に関する考え方の整理等について、今実際にその研究会で議論が行われておりますので、そ...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) やはり、戦後初めて百円を切ったというこの円高、特に急速にやってまいりましたので、私も事実心配しております。ただ、円高の影響については、これもちろん一般論ですが、一方ではプラスの面もあるわけであります。ただ、このマイナスの画すなわち急激な円高が輸出産業の円...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 大量生産、大量消費の現代社会において、どうしても被害をこうむりやすい消費者、被害者、これを守るために非常に重要な法案であろうかと思います。各界が今国会における成立に強い期待を寄せているところであります。ぜひとも速やかに御賛同くださいますようよろしくお願い...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員の今おっしゃったことを私責任を持って厚生大臣に伝えておきます。
○国務大臣(寺澤芳男君) 委員の御意見は責任を持って法務大臣にお伝えしておきます。
○国務大臣(寺澤芳男君) ただいま御決議のありました附帯決議につきましては、その趣旨を十分に尊重して、適切な措置の実施に努めてまいる所存でございます。
06月23日第129回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(寺澤芳男君) 公共料金につきましては、四月に物価問題に関する閣僚会議において公共料金の取り扱いに関する基本方針を取りまとめ、公共料金の厳正な取り扱いの趣旨を一層徹底いたしました。  しかしながら、公共料金についてはさまざまな御批判が寄せられている現在の情勢を考慮いた...全文を見る
○国務大臣(寺澤芳男君) 具体的に五月の十八日に総理がこれを決断されまして、そして記者会見もいたしまして、五月の二十日の閣議で決定した。その間に各省に連絡をいたしまして、法的な問題、その他の問題をクリアしたというふうに私は理解しております。
11月14日第131回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第3号
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○寺澤芳男君 午前中、下村委員から御質問がありました海外に住んでいる日本人の選挙権につきまして、私は違ったアングルからまた御質問をしたいと思います。  私自身、おととし一九九二年の七月に参議院議員の初当選をいたす直前までアメリカにおりました。二十一年間アメリカにおりまして、さっ...全文を見る
○寺澤芳男君 皆さんありがとうございました。  先ほど自治大臣から、海外にいる日本人でも短期で滞在しているのか長期で滞在しているのかという御発言がありましたが、私は短期であろうが長期であろうが日本人の国籍を持っている人であれば、これは憲法第十五条の参政権というのが保障されている...全文を見る
○寺澤芳男君 どうもありがとうございました。  次の質問は、今回の連座制の強化で連座の対象者が組織的選挙運動管理者にまで拡大されました。法案では「組織的選挙運動管理者等」としておりますが、この「等」とは一体何であるのか。これは政治家の地位を左右する重要な法律でありながら少々明確...全文を見る
○寺澤芳男君 もう時間がありませんから一言。  昭和六十二年六月に発覚しましたリクルート事件以来の政治課題であった政治改革も、いよいよ大詰めに入ってまいりました。リクルート事件、佐川急便事件、ゼネコン汚職事件は、いずれも政治資金に絡む不正が招いた事件でした。そして、この再発を防...全文を見る
11月24日第131回国会 参議院 内閣委員会 第7号
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○寺澤芳男君 皆さんよく御承知のように、今非常に激しい勢いで円高が進行しております。きょうは九十八円四十五銭で上げ一服ということでありますが、九十六円台から短期間のうちに激しい円高が続いております。このままでいきますと、日本経済は輸出産業を中心として大変厳しい状態が続くと私は思い...全文を見る
○寺澤芳男君 内外価格差の是正というのは、国民生活を豊かにするためにぜひ手をつけなければならないことでありまして、政府が積極的にその方向で具体的な施策に乗り出すということは大変歓迎すべきことだとは思いますが、問題は、民間で自然発生的に発達し現在も通用している商慣行に行政が直接関与...全文を見る
○寺澤芳男君 内外価格差の是正のためには、私はやはり公正取引委員会の権限を強化して自由な競争を促進するということが一番大事だと思っております。例えばちょっと前まで海外のお土産といえば洋酒ということに相場が決まっていたわけですが、平成三年に公正取引委員会が並行輸入を促進する政策を打...全文を見る
○寺澤芳男君 その程度のことであるならば、あえて改革ということではなしに一種の変更ということに属するんじゃないかと思います。非常にマイルドであると思うわけですが、この程度の変更でありながら当初今月十一月中に予定されていた閣議決定が大幅におくれそうだと伝えられております。あるいは年...全文を見る
○寺澤芳男君 十一月三日のヘラルド・トリビューンという雑誌に、戦前の日本政府が軍部の統制に無力であったと同じように、現在日本政府は省庁を統制できていないというふうな指摘がありました。また、大深度の地下の利用といった省庁の枠組みを越える問題が山積している現代の日本において、省益にと...全文を見る
○寺澤芳男君 特に、国際機関への出向ということにつきましては今後真剣に検討しなければならない問題だろうと思います。きょうは余り時間がありませんので、この問題はまた取り上げてみたいと思います。  非常に大ざっぱな数字なんですが、今ワシントンに世界銀行、IMF、あるいはMIGA、I...全文を見る