寺澤芳男

てらさわよしお



当選回数回

寺澤芳男の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月14日第142回国会 参議院 本会議 第2号
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○寺澤芳男君 私は、民友連を代表いたしまして、一昨日行われました橋本総理、三塚大蔵大臣の演説に対して質問をいたします。  初めに、橋本総理の景気の認識について伺います。  総理は、年頭の記者会見で金融システムの安定と景気対策を最優先で取り組むことを表明いたしました。これまでの...全文を見る
02月04日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
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○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。時間がないので二分で質問をさせていただきます。寺島さんによろしくお願いします。  寺島さんは、床屋政談的ではあるがということで、アメリカ人の深層心理、対日感情は、アンフェアである、ずるい、さげすみの感情があると。それはもうまさしく私も全く同感でし...全文を見る
02月25日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
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○寺澤芳男君 きょうは本当にお忙しいところをありがとうございます。  民友連の寺澤です。  小島さんにお伺いしたいんですが、私がお伺いしようと思っていたさわりの部分を今おっしゃっていただいたのでちょっとあれなんですが、やはり日本の経済危機のアジアヘの影響という見方を私もすべき...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。
03月11日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第4号
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○寺澤芳男君 アジアの経済発展のために日本がどんな役割を演じることができるかについて、私は投資、インベストメント、それから教育の二つの点で所見を述べてみたいと思います。  今、発展途上国への経済援助という場合に、どちらかといえばお金を貸す、すなわちローンというところから、いわゆ...全文を見る
○寺澤芳男君 一つ、英語についての意見を申し上げておきたいと思うんですが、我が友人の大蔵省の財務官だった行天豊雄君が、英語が日本で通用しないことがアジアとの相互理解に致命的な壁となっているという論文を書いたことがありました。我々の年配になるともう無罪放免なんですが、私が非常に心配...全文を見る
03月19日第142回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。  恩給法等の一部を改正する法律案について若干の質問をいたします。  この恩給の恩という字を辞書で調べてみますと、「(君主・親などの)めぐみ。いつくしみ。」と書いてあります。恩給とは主人であった国家が仕えた者や命を落とした者、その遺族に対して金...全文を見る
○寺澤芳男君 現在、恩給をもらっている人が約百六十二万人、平均年齢七十九歳。この受給者一人一人のところに毎年一回誕生日の月に恩給局からはがきが送られてきて、受給者はそのはがきを持って役所とか役場へ行って判こを押してもらい、それをまた送り返す、こういうことをやっておられます。受給者...全文を見る
○寺澤芳男君 次に、この恩給の給付が明治四十三年以来郵便局に限られていることについてお伺いいたします。  これは恩給法十八条を受けて、政令で給付窓口を郵便局に限定しているからであります。これからますます高齢化する利用者の利便を考えれば、郵便貯金口座への振り込みに限らず、銀行、信...全文を見る
○寺澤芳男君 現在、御承知のように大変不景気のさなかで、受給者の方々にとっても非常に厳しい状況ではないかと推察いたしております。その中で、恩給受給者の方々がいわゆる町の金融機関にお金を借りて、その際に恩給証書、郵便貯金通帳、印鑑を担保にとられてしまったという話をよく聞きます。証書...全文を見る
○寺澤芳男君 去年十一月十二日の朝日新聞の報道によりますと、東京都板橋区在住の台湾人、林さんという方が日本政府を相手にお父さんの恩給に関する訴訟を起こしたとあります。林さんのお父さんは日本統治下の一九二一年四月から一九三九年三月まで台湾の小学校教諭を務められ、その後、三九年四月か...全文を見る
○寺澤芳男君 以上です。
04月02日第142回国会 参議院 総務委員会 第6号
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○寺澤芳男君 民友連の寺澤です。  前回の委員会でも政務次官についての議論が多く闘わされたわけですが、この点についてまたいろいろお伺いをしたいと思います。  言うまでもなく、現在、我が国はいわゆる議院内閣制度をとっております。つまり、内閣総理大臣は国民から直接選ばれた者ではな...全文を見る
○寺澤芳男君 ありがとうございました。  今も申し上げたように、政務次官が行政官僚をコントロールできるかどうか、これは実は総理以下二十一名の大臣についても同じようなことが言えるのではないかと思います。  現在、閣議が定例で火曜日と金曜日というふうになっておりますが、その内容は...全文を見る
○寺澤芳男君 官房長官がおっしゃったように、閣議そのものが全員一致の慣行等々でなかなか活性化してこない。したがって、閣僚懇談会の場を何とかして時間をとって、五分ではなくて例えば三十分時間をとって、そこで閣僚が本当に自分の意見を発表できるような、かんかんがくがくの議論の場になるよう...全文を見る
○寺澤芳男君 私がなぜ閣議に非常にこだわっているかと申しますと、現在の法律では閣議には内閣総理大臣をも拘束する力があるからであります。内閣法第六条に、「内閣総理大臣は、閣議にかけて決定した方針に基づいて、行政各部を指揮監督する。」というふうな決めがございます。この閣議の決定に基づ...全文を見る
○寺澤芳男君 問題の視点をちょっと変えまして、日本の官僚、特に大蔵官僚が民間への天下りのみならず多くの国際機関にも天下りをしているということで、今いろんな国からひんしゅくを買っております。  具体的には、三月十七日の産経新聞に、「世界銀行や国際通貨基金(IMF)という経済関連の...全文を見る
○寺澤芳男君 今、官房長官は、各国ともに大蔵省あるいは中央銀行の出身者が多いということですか、御案内のように世界銀行もIMFも一つの株式会社みたいなものですから、日本は日本で出資金を出している。そして、理事室というのが各国ともにありまして、出資国の日本を代表している理事室というの...全文を見る
04月06日第142回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○寺澤芳男君 民友連の寺澤芳男です。  橋本総理、小渕外務大臣、きのうまでロンドンで大変お疲れさまでございました。  二年前の第一回のASEM、あのときのアジア経済は非常に成長していた。ところが、今度のASEM、これはアジアの金融危機、通貨危機の真っただ中で行われたわけであり...全文を見る
○寺澤芳男君 ちょうど四月二日、総理がロンドンにいらっしゃった日だと思いますが、ソニーの大賀会長が外国人特派員クラブというところで、日本経済は崩壊の瀬戸際にあるんだ、景気がこれ以上下降線をとり続けるなら世界経済に大きな打撃を与えるのはもう疑う余地がないんだという大変大胆な発言をさ...全文を見る
○寺澤芳男君 時間が参りましたので、午後にさせてください。
○寺澤芳男君 それでは、視点を変えまして、銀行の貸し渋りについて議論をしたいと思います。  大蔵大臣、貸し渋りということは一体どういうことでございますか。
○寺澤芳男君 通産大臣にお願いします。貸し渋りの定義を教えてください。
○寺澤芳男君 ありがとうございました。  堀内通産大臣の答えが一番現実の貸し渋りを的確に示していると私は思います。大臣が言ったように、今の状況を端的に言えば、貸し渋り、要するに普通我々が使っている日常用語の貸し渋りというと、銀行へ行ってお金を借りようとしたら銀行がちょっと今とい...全文を見る
○寺澤芳男君 一日も早くこの貸し渋り現象が少なくとも正常化されることを望みます。  去年の暮れ以来、自民党の政調会長あるいは幹事長代理などの与党の幹部がたびたび、三月三十一日の決算の最後の日の東京証券取引所の終わり値を一万八千円にしたい、そういう表明をし、財政出動をにおわせる何...全文を見る
○寺澤芳男君 証券取引法第百五十九条二項、「何人も、証券取引所に上場する有価証券等について、有価証券市場における有価証券の売買取引等を誘引する目的をもつて、次に掲げる行為をしてはならない。」「当該有価証券等の相場が自己又は他人の操作によつて変動するべき旨を流布すること。」、このよ...全文を見る
○寺澤芳男君 四月一日からいわゆるビッグバン、これがスタートいたしました。ビッグバンはとにかくフェアで情報の開示があって、そしてだれもが同じような量の情報を受けられるというその上での競争、これが大原則だと思います。  ところが、実際問題として今アメリカや英国の銀行で行われている...全文を見る
○寺澤芳男君 ビッグバンというのが、単に証券や金融のいろんな業態の自由化だけではなく、日本全体を改革しなければならない大きなうねりであるということを申し上げて、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月15日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第5号
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○寺澤芳男君 私はこの小委員会のメンバーではなかったわけですが、この報告書をちょっと読ませていただきまして、すばらしい内容の報告書を何回ものいわゆるディベートあるいはディスカッションを通じて作成された小委員長を初めとしたメンバーの方々、委員部の方々に敬意を表します。  その間、...全文を見る
04月20日第142回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第6号
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○寺澤芳男君 まず、今は二十一世紀に向かってというような言葉を使う人もいなくなったし、もう既に二十一世紀というのがあと三年先の話です。ですから我々としては、二〇一〇年とか二〇五〇年とかそういう時限を考えながら、アジア太平洋地域の安定、日本の役割というのをまず考えていかなければいけ...全文を見る