寺田典城

てらたすけしろ



当選回数回

寺田典城の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月20日第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
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○寺田参考人 秋田県知事の寺田でございます。  きょうは、大変光栄でございます。ひとつよろしくお願いいたします。  私の経歴を少し述べさせていただきますが、五十歳までは民間の一経営者でございました。平成三年でございますけれども、自民党の方からの推薦で市長を六年務めさせていただ...全文を見る
○寺田参考人 私も理解するのに苦労していますが、民営化が果たしてだめであったか、だめである、また賛成であるという、いろいろ意見はありますけれども、道路というのは公物であるという基本的なことから申しますと、私は民営化論については反対でございます。  なぜこのようなことをしなければ...全文を見る
○寺田参考人 負担の問題……(中馬委員「新直轄方式では地方も負担することになりますので」と呼ぶ)私の方は、当初から、約三割近いのは、Aダッシュと申しますか国の直轄事業で、県費が約三分の一、交付税算入になりますけれども、そのような形で、実質負担は二割ぐらいだったですけれども、秋田県...全文を見る
○寺田参考人 新会社に対する協力という形なんですが、新しい高速道路株式会社、また、それを所有する会社に対して地方がどのように協力できるかというと、今のところは想定はできないでおります。  高速道路ネットワークをつくっていただくことについては、私たちはふだん、道路につきましては、...全文を見る
○寺田参考人 三つの分割、このことについて何が合理性であるか、またどういう理由であるかについては、私ははっきりこのことを理解できないでおります。  ただ、この高速道路の株式会社というのは、今、いろいろな面でむだな道路をつくるなとか、それから料金が高いじゃないか、合理化したらいい...全文を見る
○寺田参考人 道路公団に対してのやはり国民的なある面での不信というのは、透明性がないとか、それから子会社をつくる、また、要するに身内会社的なことであるとか、いろいろ、ある面での高速道路の会社の私物化につながってきているというのは、そういう点でメスが入ったというのは、これは評価でき...全文を見る
○寺田参考人 まことに恐れ入ります、そこまでは調べておりませんが、恐らくここ十年は、それこそ微増にとまっております。ここ二、三年は、秋田県全体の所得の総額は二、三%の減額傾向です。  ただ、行政的には、役所関係のそういう給料でございますけれども、昭和六十三年というと十七、八年前...全文を見る
○寺田参考人 高速道路を特別な道路と思うこと自体が、私は考え方を変えなきゃならない。高速道路というのは、要するに自動車専用道路である、そのように御理解いただいて活用して、料金を無料にさせていただきますれば、恐らく三倍か二倍は間違いなく活用させていただくと思うんですね。  特に、...全文を見る
○寺田参考人 私は、民で五十歳まで、平成三年から行政と述べさせていただきました。お役所の、官のよさというのは、企画とか管理だとか指導だとか、これはすぐれています。ただ、営業的な育て方は役所はしておりませんで、採算性の問題だとか、それにはある面では弱いんじゃないのかな、率直にそう思...全文を見る
○寺田参考人 出発点での有料の道路公団方式で受益者負担の原則は、それは、太平洋ベルト地帯、東京から大阪までとかは、ある面では相当機能したと思います。  ただ、それがそのまま肥大化したことに一つは大きな問題があったのではないのかなと思います。ある時点で日本の税もふえて預金もふえる...全文を見る
○寺田参考人 私は、高速道路というのは近代国家の一つのツールであって、優先順位というよりも、地域的にどこでもつくっていくべきだという考えですから、そしてネットワークをつくるべきだ。例えば明治時代、稚内まで、四十年間ぐらいでですか、すべてレールが通ったのと同じで、秋田県は明治三十八...全文を見る
○寺田参考人 これからの時代は、このとおり財政的にもタイトであるというのは国民もよく承知しております。あれもこれもという時代じゃなくて、どれが優先度があるかという形になってくると思います。そういうことで、私は高速道路に道路特定財源を割り当てるべきであるというのは、率直にそう思いま...全文を見る
○寺田参考人 道路公団の歴史は、昭和三十何年からですか、道路公団も含めていろいろな形の公社公団、道路に関する公団がこのとおりできているわけなんですが、その中で、私言えることは、昭和三十何年から今までかかって四十兆円の借金をつけて、いろいろなファミリー企業つくって、いろいろな問題が...全文を見る
○寺田参考人 私たちのものの計画というのは、行政の計画というのは、経済成長率何%だ、二%だ、三%だ、それからインフレ率がある程度だとか、そういう状況の中で、いろいろなビッグプロジェクトを含めて計画してきたのは事実でございますが、現在、このとおり、経済成長率も要するに低成長、マイナ...全文を見る