堂本暁子

どうもとあきこ



当選回数回

堂本暁子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○堂本暁子君 今までたくさん質問が出ましたので、私はこの際、関係省庁にいろいろ要望をさせていただきたいというふうに思っております。  女性に対しての暴力が取り上げられるようになったのは五年前ですけれども、清水先生も一緒にいらしたカイロの国際人口・開発会議、この行動計画の中に女性...全文を見る
○堂本暁子君 もう一つ最後に。  NGOのセッションに出たんですが、そこで私の印象に残ったことは、子供たちが、子供たちといっても多分二十一、二だと思いますが、出てきて言ったことは、大人が決めた国連文書を見ると自分たちはまるで、英語で言うとセクシュアルマシンみたいだと、子供はすべ...全文を見る
○堂本暁子君 非常に心強いお答えですが、同時に警察外の若者も積極的に、この問題については法務省さんもぜひそれはお願いをしたい。そして、裁判所にもそういう視点でお願いいたします。  前回、会長にも申し上げましたけれども、私は参議院でこの問題を取り上げているということは画期的なこと...全文を見る
03月09日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○堂本暁子君 きょうは、私は健康スポーツトレーナーの資格の必要性について質問をさせていただきたいと思っております。  平成八年度の医療費というのは二十八兆五千億で、これから四半世紀たつと、二〇二五年ぐらいになりますと、厚生省の推計ではそれが百兆を超すという数字が出ております。こ...全文を見る
○堂本暁子君 今、大臣のおっしゃったことは知っておりますし、それからもっと言わせていただけば、ちょうど十年前の昭和六十三年から縦割り行政は是正しなければならない、縦割り行政の弊害是正等に関する調査報告書ということで総務庁行政監察局は何度もこの三つのことを一つにしなきゃいけないとい...全文を見る
○堂本暁子君 今たまたま大臣が、それが実際に機能しているかどうかわからないがというふうにおっしゃった、まさにそこがポイントじゃないかと思うんです。大臣はどうして今現在それが機能していないというふうにお考えでしょうか。
○堂本暁子君 必要ではございません。なぜなら私も実はわからなかったんです。  それで、思いついたことが二つございます。一つは、ドクターとか保健婦さん、それから理学療法士さん、そういった人たちは全部国家資格を持っているわけです。ところが、こういうトレーナーさんはそういう意味での資...全文を見る
○堂本暁子君 その話はもういいです。それを超えて。
○堂本暁子君 労働省も一つのそういうシステムを持っていらっしゃるわけですけれども、これからまさに高齢化する前に本当に自分の健康に対して責任を持つということで言いますと、今、厚生省、文部省お答えくださったんですが、そこは三つの省庁の壁を取っ払って高齢社会を迎える二十一世紀のために大...全文を見る
○堂本暁子君 大臣、お聞きのように、三つの省がそれぞれ別のシステムを今持っている。厚生省と労働省では相当交渉もなさって一致していらっしゃるようですけれども、縦割り行政の弊害の是正ということがございます。もう改めてこのことはどうなのだということを私は伺う気はさらさらなくて、むしろ一...全文を見る
○堂本暁子君 行革の壁をぜひ乗り越えていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
03月10日第145回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○堂本暁子君 小渕総理大臣、総理は日本国のトップにおられる方でございます。そうですね、総理。  自然界でも、例えば微生物がいて、それから昆虫がその微生物の上にいて、それから昆虫を食べる鳥や小動物がおりますけれども、そのトップが日本の場合にはワシやタカだと、こう言われているわけで...全文を見る
○堂本暁子君 私自身は実は余りよく知らなかったんです。鉛中毒の問題があるということで二週間ほど前に北海道へ参りました。そして、エゾシカの被害なんですが、その実態を調べに行ったわけですけれども、そのときに釧路から斜里に向かう途中に弟子屈という町があります。その弟子屈へ着いたときに、...全文を見る
○堂本暁子君 心強く思います。やっぱりトップの方同士と言っては失礼ですけれども、ワシの気持ちをわかっていただけるような気がしてうれしく思います。  そこで、環境庁長官に伺いたいんですけれども、鳥獣保護法の改正案がこの国会に出ております。そのこととこのワシのこととが無関係ではない...全文を見る
○堂本暁子君 大臣、シカは確かにしまわなきゃいけないということになっているんですが、大きいのは百二十キロ、それから雌で七十キロ、そしてハンターさんの方はもう五十代、六十代なんです。そうすると、そんな百二十キロのシカを雪の中なかなか運べない。これはもう大変難しいということでおいおい...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。  かわりの弾がやはり必要だと思うので、通産大臣にぜひともその点よろしくお願いいたします。  通産大臣ああおっしゃっているので、環境庁長官、やはりこれは環境庁として英断すべきことだと思うんです。もうハンターの都合とか銃を買いかえるとかとい...全文を見る
○堂本暁子君 まだもし時間が許されれば、後でまた鉛のことを伺いたいと思います。  もう一つ、同じ北海道で大変心痛むことに出会いました。これは高山植物の盗掘です。資料にずっと列挙してございますけれども、これも全く天然記念物、それを盗みに来る。このことについて警察の方に、国家公安委...全文を見る
○堂本暁子君 そこは、反復というのが問題なんです。同じ人が、初犯だったら捕まえない。だけれども、その間に天然記念物はなくなっちゃうんです。だから一回目でも、アツモリソウを、大臣、これは一株幾らだか御存じですか。──御存じない。一株五万円で売っているんです。百株とれば五百万です。そ...全文を見る
○堂本暁子君 ほとんど悪質だということがわからないんですね。リュックサックに入れて普通の登山者と見分けがつかない、そういう人が何人も入っていって、そして今度は車に入れて、道路が大変便利になりましたから、それで捕まってしまう。  きょう法務大臣にもお越しいただいていると思いますが...全文を見る
○堂本暁子君 法務大臣に御就任になってすぐにこの実態を知っていただいたことは大変ありがたいと思います。法務大臣としてこれから全国にいろいろ影響があると思いますので、小さい花は小さい花だけのことでは私はないと思います。日本じゅうに何億年、何千万年という間ずっと進化してきた花を私たち...全文を見る
○堂本暁子君 私は使ったことがないので知りませんでした。さすが御存じということで、鉛なんです。  今度、鳥獣保護法の改正、これはライフルやなんかが使える人たちは空気銃も使っていいということになっているわけです。ということはどういうことかといいますと、鳥獣保護法の改正で、ハンター...全文を見る
○堂本暁子君 今度は使えるわけですよね、空気銃が。使えることになったわけでしょう。改正案にはそうなっているわけですね。
○堂本暁子君 確かに、ハンターの都合からいえばその方がいいわけです。しかし、環境の保全とか、それから安全ということからいったら、大変に鉛の弾が多くばらまかれるという事実はあります。  総理に最後に私は伺いたいんですけれども、単にワシの問題とか鉛の問題、小さい問題ではないというふ...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。
03月11日第145回国会 参議院 総務委員会 第3号
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○堂本暁子君 参議院の会の堂本暁子でございます。  去年、連立与党の中でこの情報公開法の協議に参加いたしましたし、その前から大変長いことこの法律にかかわってきた者としては、衆議院で修正され参議院に送られてきょうこういう審議に参加できるということには大変うれしくも、それからもっと...全文を見る
○堂本暁子君 ちょっと大きな話になってしまうかもしれませんけれども、東西の対立の中で軍事機密とかそれから核のバランスというような時代から、八九年ごろからでしょうか、もっと大きな時代の変革があった。そういったことと関係があるというふうにはお考えじゃないでしょうか。
○堂本暁子君 その変わり方の内容だと思うんですけれども、この法律が行政改革の中で出てきたように、時代の流れというのは地方分権に象徴されますようにやはり規制緩和の方向に向かっているということだろうと思います。つまり、政策に関しての自己選択あるいは自己決定という時代に変わってきた。例...全文を見る
○堂本暁子君 余りそのデメリットというのが私はちょっと理解できないんです。例えば、国にとってのデメリットということはあるかもしれません。企業秘密とかそういうこともないとは言えないでしょう。しかし、私は九九%は公開してしかるべきだと思うんです。  ですから、先ほど国会の情報は今も...全文を見る
○堂本暁子君 大変前向きな御発言だと思いますが、決まった方を指名されるよりは、本当に各会派各党の意見をしっかりと聞いてくださる、そのことは確認させていただいてよろしいでしょうか。
○堂本暁子君 本会議でよくやっております承認人事というようなものは余り意味がないというふうに思います。むしろ、本当にこの情報公開法を大事にするのであれば、私はきちっと国民の代表としての信託を受けている議員が相当参画できる、そういったことをぜひ長官おっしゃったように実行していただき...全文を見る
○堂本暁子君 大変心強い御答弁をいただいて、ありがとうございます。  本来は、情報公開法も議員立法で立法府でつくるべき法律だったのではないかと私は思います。確かに日本は内閣提出の法律が多くて、私ども法律づくりに手間暇はかかってまいりました。例えば、NPO法一つとりましても三年か...全文を見る
○堂本暁子君 一年前にも同じようなことをお願いしたと思うんです。もうできているんじゃないかとすら思いますが、一刻も早く示していただいた上で法律の採決に入りたい。何かわからない部分が、全くぼこぼこと穴があいているような形で、政令の部分を知らないまま法律を採択するのは大変不本意なので...全文を見る
○堂本暁子君 アメリカの例をお出しになりましたけれども、アメリカの場合は古くはワシントンだけ、それから地方でもできるようになり、そして地方では十分に中央の情報が得られないために、またワシントンでも、それから自分の住むミシシッピでもミシガンでも選べるようになったというふうに聞いてお...全文を見る
03月15日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○堂本暁子君 きょうは委嘱審査なので、厚生省の予算に関連して質問をさせていただきたいと思います。  前回は省の縦割りの中でスポーツのトレーナーの資格の制度について伺ったわけですが、きょうは厚生省内の予算について伺いますが、縦割りであるがゆえにむだがあるんではないかと考えます。政...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひともその方向で、むだをなくすということ以上に、より積極的にいいサービスが受けられるような展開をしていただけたらうれしく思います。  同時に、高齢者になるまで若いときがあるわけですが、例えば今生活習慣病と申し上げましたけれども、生活習慣病でも四十代からなる人もあ...全文を見る
○堂本暁子君 私は、これは情報公開の問題じゃないかと思うんです。希望する人は、本当に自分の健康に関心のある人はいろいろな身体検査やなんかのデータを自分で管理して持つ、行政の方で管理するのではなくて個人個人が自己管理をする、そして自己責任、自己努力だと思いますので、それをやりやすく...全文を見る
○堂本暁子君 NPOというのは、別に保育所をやったりそういった要件を満たしているわけではないので、法人格はありますけれども、全く法人格を市民団体に付与するという法律でございまして、そこで保育園とかそれからある種作業所とか乳児院とか、そういうことができるというふうには私は考えていま...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひこれから十分に検討していただきたいと思うんです。  私は、たまたまベビーホテルのキャンペーンというのをやりまして、野放しになっていることの危険性は嫌というほどこの目で見てまいりました。しかし同時に、もう社会福祉法人もいささかマンネリ化しているという事実も見てま...全文を見る
03月23日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○堂本暁子君 ちょうど私、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国から三日ほど前に帰ってきたところでございますけれども、三回ほどピョンヤンを訪ねて、今度で四回目になりますが、今回は反日感情が極度にひどくなっているというか悪くなっている状況でした。植民地時代にさかのぼってというか、植民地時代...全文を見る
○堂本暁子君 四十年の日韓協定が土台になっているわけですけれども、問題は、協定の内容が個々人の請求権を放棄するという内容だったために、今までの御質問の中でるる問題になっているような個人としては戦地に赴いた方たちが何ともやりきれないと申しますか、一つの差別を感じておられるのだと思い...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひとも、日本の法律家は大変すぐれているので、法律とかシステムを厳密に積み立ててくる国だと思いますけれども、やはり大変難しい国際的な局面に日本が立っているということだけはもうどなたも否定できないというふうに思いますので、そこの大所高所から、あるいは世界の中の日本、あ...全文を見る
03月30日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第6号
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○堂本暁子君 今回の改正といいますのは、平成六年に決められました一万四千円ではなく、保険料を一万三千三百円に据え置こうというものなんですが、もうたくさんの質問が出ました。私は特に、世帯単位の年金制度について、女性の立場からきょうは質問をさせていただきたいと思っております。  い...全文を見る
○堂本暁子君 大臣のお立場はよくわかりましたけれども、これは鶏か卵かというような議論ではないかと思います。今御指摘になったように、世帯単位の年金の制度というのはまさにこの大きな流れに同調していない、シンクロナイズしていない、あるいはむしろ逆行していると言ってもいいようなところがあ...全文を見る
○堂本暁子君 同じ内容のことをお答えいただいたように思います。複雑であることも、それから大変大勢の人数がそれぞれ一号被保険者、二号、三号というふうにいろいろあることはよくわかるんですけれども、だからこそ影響が大きい。いつまでもそれを後回しにしていたら、そのことのマイナスの影響の方...全文を見る
○堂本暁子君 それでは次に、遺族年金の支給者の問題に移りたいと思います。  遺族年金も実際に個人単位に移った場合には、遺族年金の是非ということがまた将来は問題になると思いますけれども、現行法の中で遺族年金の支給対象者が妻である場合にやはりいろいろ問題が起こってくる。一番の問題は...全文を見る
○堂本暁子君 最後のところがよくわからなかったんですけれども。
○堂本暁子君 その最後の部分ですけれども、例えば死亡時に妻が一千万の収入があって、翌年例えば何らかの形で失業してゼロになった場合は次は支給されるということですか。
○堂本暁子君 今の倒産の例以外に、例えば先ほど私が申しましたように、共稼ぎをしていた夫婦で何らかの事情で妻が失業したと。それは死亡時には予測できませんね。その場合はどうなるんですか。
○堂本暁子君 逆を伺いますが、それでは死亡時に例えば収入がなかった、それで翌年から、一千万でも二千万でもいいです、収入があった場合に、支給はどうなりますか。
○堂本暁子君 大臣、これはとても私はおかしいと思うんです。幾つで亡くなるかということ、自分の死とかそれから自分の夫なり妻なりの死を予測することはだれにもできません。それから、その人が置かれている職業あるいは経済状態の一年後、二年後、三年後をどうやってそのときに予測できるでしょうか...全文を見る
○堂本暁子君 たまたま私、最近お会いした方から訴えられたことなんですけれども、仮にAさんとしましょう。生命保険の外交員をしていらして、五十八歳で御主人が亡くなった。御本人は五十四歳だったんです。その年は八百五十万以上の収入があった。しかし、三人のお子さんの一番末の息子さんが交通事...全文を見る
○堂本暁子君 大臣、年金の支給はほかの領域ではその人の収入を基準にしてということはありません。どうして遺族年金だけが八百五十万という収入によって支給するとかしないとか、これが八百万だったらされたかもしれない、たまたま八百五十万だったからこういう窮地に落ち込むわけです。やはり年金の...全文を見る
○堂本暁子君 逆の伺い方をしたいんですが、この八百五十万以外に、例えば六十五歳になって年金が給付されるときに所得制限があるということはないと思うんです。普通に私ども、私の場合でもずっと厚生年金を掛けていましたから、年齢になれば掛けただけの給付はあるわけです。それは収入が幾らであろ...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひ御検討をいただければうれしいと思います。何らかの形でそういうケースを考える方法があるかどうか。先ほど局長がおっしゃったように、五年ごととか毎年、亡くなってから一年、二年は最低もう一度追跡をするとかということをお考えいただけたら。夫が死ぬとやっぱり妻の方はいろいろ...全文を見る
○堂本暁子君 よろしくお願いいたします。  私も実は二つ矛盾したことを伺っていて、現行制度の中の問題と、それから将来的には個人単位に移行していくことという二つ、非常に直近の問題と長期展望のことできょう伺わせていただいたわけですが、長期展望の方からまいりますと、今の百三十万という...全文を見る
04月05日第145回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○堂本暁子君 沖縄の優勝は本当におめでとうございますと照屋さんの方へ向かって申し上げなきゃいけないかなと思っておりました。  私は、北方領土の問題について、きょうは特に自然環境の保全について質問をさせていただきたいと思います。  今、世界で、環境とピースメーキング、つまり国際...全文を見る
○堂本暁子君 地球環境議員連盟というのがございますが、私、日本の総裁をしておりますけれども、一九九〇年からこの問題、国際的に、アメリカ、ロシア、ヨーロッパの議員とともに、ぜひとも保護地区を設定すべきではないかという議論、ワシントンの会議でも採択いたしましたし、一方で、私が副会長を...全文を見る
○堂本暁子君 働きかけということでも、実際に事故が起こった場合には、北方四島だけではなくて、北海道からもしかしたら本州にまで影響が及ぶと思います。  通産省にも伺いたいんですけれども、ここに、サハリン・エナジー・インベストメント・カンパニーという会社のようですけれども、それのオ...全文を見る
○堂本暁子君 問題は、実際に緊急に出るところがまだ日本では整備されてないわけですね。いつ事故が起こるかわからない。シンガポールからだったら本当に初動におくれてしまう。  それからもう一つは、防災法が改正されたとおっしゃいましたけれども、野生生物、特に北方四島は非常に今や世界の宝...全文を見る
04月12日第145回国会 参議院 本会議 第12号
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○堂本暁子君 参議院の会の堂本暁子です。きょうは参議院の会を代表して質問をさせていただきます。  「平等、開発、平和」をテーマにしたメキシコでの国際婦人年世界会議が一九七五年に開かれてから四半世紀、そして北京で世界女性会議が開かれてから四年、日本のすべての女性はきょうの日を待ち...全文を見る
04月13日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第7号
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○堂本暁子君 私は、まず家族ヘルパーの雇用条件について伺いたいと存じます。  現在、いわゆる家族ヘルパーを認めるかどうか、審議会で議論が行われているようですけれども、家族ヘルパー、つまり介護報酬として家族への現金給付を認めるかどうかという考え方、これはまさに塩崎委員や今井委員、...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひともお願いしておきたいことは、どうしても日本の場合は女性の側に負担がかかってしまうということなんですね。  これは、今の場での質問が適当かどうか迷いますけれども、例えば医師とか薬剤師という言葉に使う師という字と、それから看護婦というのは雇用機会均等法が通っても...全文を見る
○堂本暁子君 逆に、介護の領域は若い男性の参入が非常に求められるところだと思います。これだけ雇用の問題が言われている時代ですから、大いにそこに市場があると思うんですね。ですから、積極的に介護の領域に男性が参入していいのではないか。保育と同じで随分背中、腰が痛くなる、重い患者さんと...全文を見る
○堂本暁子君 明確に伺いたいんですが、大臣がお出しになる予定の基本指針にきちっと公募という言葉を入れていただけるということでしょうか。
○堂本暁子君 きちっと書き込んでいただかないと、市町村によってはやらないというようなところが出てくると困ると思いますので、きちっと書いていただきたいと思います。  それと同時に、介護保険事業計画の作成委員会にはぜひとも女性を大勢登用していただきたい。実際には、どんなに私が男性も...全文を見る
○堂本暁子君 ここに認定の調査票があるんですけれども、これを見ますと、その内容は厳密に身体的な要素を見ているということです。身体的には認定されないけれども精神的あるいは社会的な環境の人が一番問題です。それから、やっぱりボーダーラインのところが問題だと思うんです。  私も先般来ず...全文を見る
○堂本暁子君 私も健康日本21も研究させていただきましたけれども、健康日本21の中には個々の、例えば七十代、それから八十代でもいいんですが、そういった個人個人に対してヘルパーさんが介護するというような、そういったものは組み込まれていないというふうに思います。もっと一般的な、運動の...全文を見る
○堂本暁子君 私に来るまでに大勢の委員の方がそこを指摘されたと思うんですね。それで、そこはこれからの問題とおっしゃいますけれども、私は介護保険の一番の問題だと思います。  というのは、具体的に物すごく困っていますよ、地方自治体は。ですから、今の段階でいえば、別に介護予備軍じゃな...全文を見る
04月15日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第10号
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○堂本暁子君 今、大渕委員の言われた結論は私も全く同感でございまして、環境庁がどちらかといえば自然を守る、野生動物を守るという立場にもしかしたら逆行しかねないような法律をなぜここでやるのかということについては非常に疑問を持っております。きょうは同僚議員から同じような質問、保護計画...全文を見る
○堂本暁子君 私は、鋭意ではなくて、即刻決めていただきたいというお願いをあえてきょうはさせていただいております。  なぜならば、ロシアへ戻るはずのオオワシが現時点で北海道の東部にまだ数十羽も残っている。結局飛べないんです、中毒になっちゃったら。もう本当にふんが青いような色になっ...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。(拍手)
04月15日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第8号
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○堂本暁子君 先ほど、千葉委員が弁護士として十年前に精神衛生法の改正にかかわったとおっしゃいましたけれども、私もジャーナリストとしてかかわりまして、そして朝日委員は当時精神科医でいらっしゃいまして、今は小林健康政策局長ですけれども当時は小林精神保健課長ですよね。宇都宮病院の後の時...全文を見る
○堂本暁子君 先日、介護保険についても質問させていただきましたけれども、市町村におりるということで、相当財政的に市町村が心配していると申しますか、今まで国でやっていたことが市町村で果たしてできるのかというようなこともございます。そのことが一つ。  それからもう一つは、例えば精神...全文を見る
○堂本暁子君 それで、いろいろな施策はあるんですが、諸外国と比べて一番日本での欠点というのはやはり縦割りだと思います。厚生省の中でもいろいろ縦割りになっている。ましてや、それがまた別の省庁の中だとさらに縦割りになっている。なかなかそこに、人間の方は一人きりなんですが、AさんならA...全文を見る
○堂本暁子君 労働省にさらにお願いしたいんですけれども、雇用のあっせんというところまではなさる。しかし、その後のフォローアップですね、やはり職業を続けていくということがとても大事だと思うんです。そういうフォローアップが、例えば、とかく外国の話になって恐縮なんですが、ニューヨークの...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひともよろしくそこをお願いしたいと思うんです。特に、長いこと入院した後ですと、あっせんだけではとても仕事がなかなか続かないというケースも多いと思いますので、実際にちゃんと職業の場で、また時には休まなきゃならないようなときも出てきますけれども、それでもまた復帰できる...全文を見る
○堂本暁子君 今おっしゃったのは、働いていないとグループホームには入れないということですか。
○堂本暁子君 普通の人でも、別に障害者とか病気とかでなくても例えば一年ぐらい仕事を休まなきゃならないようなときがあって、そういうときに、さあ引っ越しなさいと言われても、精神障害の方は本当に困ると思います。家族にも受け入れてもらえないということもいっぱいあるし、経済的にも大変貧しい...全文を見る
○堂本暁子君 今度、精神障害者の対人サービスを、今おっしゃったように市町村が担うことになるわけですけれども、地域でのプランの実践とか、それからそういったものを保健所が責任を持ってやるようにしてほしいという声も地域から上がっていますが、これについてはいかがでしょうか。
○堂本暁子君 時間になりましたので終わらせていただきますが、最後に大臣に、病院の中も大事なんですが、十年たってみまして、頭で申し上げたように、むしろ病院の外、地域でもって本当に精神障害の方が豊かに自分らしく生きられない限り、私は幸福にならないと思います。  呉秀三さんという精神...全文を見る
○堂本暁子君 どうもありがとうございました。
04月20日第145回国会 参議院 国土・環境委員会 第11号
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○堂本暁子君 前回に続きまして、私は鉛中毒の問題について質問をさせていただきたいと思います。  大臣、前回は、小渕総理大臣がロシアから来るオオワシやオジロワシを日本で絶滅させるようなことはしないとおっしゃったということから質問を始めさせていただいたんですが、先日、紀宮様が、十八...全文を見る
○堂本暁子君 鉛散弾についてはおっしゃるとおり本当に環境庁も御努力くださって大分前向きに対応してくださっているんですが、今問題になりますのは、やはりエゾシカを撃つライフル銃の弾、それから空気銃の弾、これについてはまだ何ら手が打たれてないわけなんですね。前回も申し上げたとおり、ワシ...全文を見る
○堂本暁子君 大臣、散弾が二〇〇〇年からなんですけれども、それと一緒ということでよろしゅうございますね。
○堂本暁子君 局長の御答弁だと、目途にということで、二年を目途と。散弾の場合も、来年を目途目途でずっと五年も六年もかかったわけです。ですから、今散弾は二〇〇〇年の秋から実行するとおっしゃっているので、はっきり何年のいつごろからかということを伺いたいんです。
○堂本暁子君 そういたしますと、今九九年の四月ですから、二〇〇一年の春にはということでよろしゅうございますか。
○堂本暁子君 いろいろ御努力いただいたり、大臣が御決断くださったことは大変敬意を表したいと存じますが、なおかつ、今まで環境庁がもう一年延ばしにずっとなさった過去の経緯があるものですから、なかなか信用と言ったら申しわけないんですが難しくて、できればやはり本当にこれは附則ででも法律の...全文を見る
○堂本暁子君 大臣を信用しますのでというか、大臣がそこまで強くおっしゃったので、二年以内にこれは禁止になるというふうに考えさせていただきます。  それまでの処置ですけれども、そういうふうに道なり市町村なりに環境庁からきちっと何か指令をお出しになるとか命じるということをこれはもう...全文を見る
○堂本暁子君 あと三十秒ありますから、その間に。  連携だけでは物足りない、やはりこういった実際に市民の方たちが北海道で動いていらっしゃるわけです。その方たちにも環境庁としてはこうやって責任をとったんだということがわかるような、ただ電話で連携をとったとかそういうことではなくて、...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。
04月20日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号
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○堂本暁子君 きょうは本当に日々一番大変なお仕事を担っていらっしゃる方々にお越しいただきまして、御意見も大変うれしく伺いましたけれども、日常のお仕事にも敬意とそれから御努力に本当に御苦労さまと申し上げたいというふうに思っております。  今までの御質問の中で、日本の精神医療、それ...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。  山本参考人に伺いますけれども、先ほどこの資料の五十七ページで、まだ十分にここでいろいろ問題になったことが表に出ていないというふうにおっしゃったんですが、実際に裁判所や何かではきちっと言われていながら、厚生省の出張旅費を財団予算から負担し...全文を見る
○堂本暁子君 委員長にぜひお願いをしたいんですけれども、精神病院の中で患者さんたちはなかなか自分から外に訴えることができないわけです。アメリカなんかですと、電話のところに、どこへ電話しなさいと。さっきのように五百円しかなくて電話がかけられない、あるいは電話がナースステーションのそ...全文を見る
○堂本暁子君 私、それではまたあちこちの病院にぜひ見せてくださいとお願いをして、万一行かれないときは会長のところにお願いに参りますので、よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。
04月22日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第10号
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○堂本暁子君 先日、参考人の四人の方々にいろいろ現場からのお話を伺いまして、改めて精神医療の現場の御苦労を感じた次第でございます。特に日本の場合は、宇都宮病院という病院の中で殺人が起こり、そこで大変人権が侵害されたということが国連の人権委員会でも問題になった。それから十数年の歳月...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひともよろしくお願いいたします。  やはり、ドクターの判断がすべてであるということが人権侵害につながっていくということがありまして、メディカルモデルが強過ぎる。やっぱりそこにもう少しリーガルモデルと申しますか、そういった領域が担保されませんと、なかなか人権問題は...全文を見る
○堂本暁子君 次に、やはり今まで同僚議員からたくさん出た質問ですけれども、身体障害者の施設に比べて精神障害者の施設への補助金というのは大変少ない、大体半額から六〇%と言われております。それを何とかふやしていただきたいというお願いをぜひしたいと思います。  それから、他の障害施設...全文を見る
○堂本暁子君 一見すると、御自分で歩いたりなされる、車いすには乗っていない、外から見たらそうです。でも、私はいろんなところで直接御本人たちから言われたことですけれども、もっと人間らしく生きたいと。人間にそう言われたときにどれだけこちらがショックを受けたかということは、今もはっきり...全文を見る
○堂本暁子君 盛んに判断能力がないというような御答弁が出るんですけれども、二百十七万人の方の中で一時的にはそういう時期があったり、それから大変重篤な方もおられますけれども、多くの方はやはり社会で生活できる方なので、できるだけ私たちと同じような生活ができるようにぜひとも政策を立てて...全文を見る
05月12日第145回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○堂本参議院議員 お答えいたします。  今までほとんどの都道府県に制定されているいわゆる青少年保護条例、淫行条例とも言ってきましたけれども、これは法律がなかったためにこれらの行為を地方自治体が処罰が必要だと認めた上で処罰してきたものと考えています。  これからは、法律で処罰さ...全文を見る
○堂本参議院議員 私も同じようなことを大変危惧しております。  私は、東京都条例、随分勉強したつもりなんですが、今度の法律の中でそこのところきちっと書き込まなかったということを今指摘されて、三年後の見直しのときに検討すべき事項としてぜひ考えるべきではないかというふうに思います。
05月12日第145回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第4号
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○堂本暁子君 私は、三点申し上げたいと思います。  一つは、やはり日本の場合は実態が把握されていないということで、この調査会としてぜひ行政に実態の調査をきちっとやるように要求していただきたいというのが一つです。  二番目は、行政上の対応なんですが、今福島委員もおっしゃいました...全文を見る
○堂本暁子君 都会が多いとおっしゃったんですが、先日私は、都会じゃない、東北地方に参りましたときに、都会はうらやましい、もう本当に暴力に悩んでいますということを地方の人に言われました。  それは、地方では、警察へも民生委員にもどこにも言ってはいけないんだ、都会の人はそれが言って...全文を見る
○堂本暁子君 そうではなくて、今私は言い方としては、軍隊のような特殊な状況に置かれると日本人はそういうふうに暴力的になる場合がある、だから私は自分も潜在的にそういうのがあって怖いというふうに申し上げたので、男性にも特化しなかったし、軍隊というあの特殊な状況に置かれたとき日本人がい...全文を見る
○堂本暁子君 今小委員会とおっしゃいましたけれども、私もそういうやり方がいいんじゃないかと思うんです。大勢で議論する論点は相当にできたような、できたとは言えませんけれども、問題が浮上したというぐらいの範囲でお互いの考え方にそれぞれ違いが随分あるということもよくわかりましたし、それ...全文を見る
05月13日第145回国会 参議院 総務委員会 第8号
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○堂本暁子君 男女共同参画の問題は、幾ら審議をしても審議し切れるということがないほど山のように問題はあるのですが、きょうは長い一日でございまして、私が最後でございます。  私自身の質問に入ります前に、今お隣の男性の同僚議員が非常に本質的な質問をしてくださったと思っております。男...全文を見る
○堂本暁子君 大変心強く思います。この条文がもし差別してはならないであれば、差別が意図的、直接的なものに限られてしまいますが、この一見消極的な規定ぶりによって意図しない差別も撤廃の対象になる、入るということになったことを歓迎したいというふうに思います。  次に、この第三条の同じ...全文を見る
○堂本暁子君 答えになっていない、全然違う。  私が伺いましたのは、三条の条文の「男女が性別による差別的取扱いを受けないこと、」という条文の中にジェンダーイコーリティーの概念が入っているか否かということです。
○堂本暁子君 切りがない。  非常に何か御答弁が不明確ですが、もう一回はっきり主語をジェンダーにしておっしゃってください。
○堂本暁子君 続いて審議官に伺いますが、では、その他ジェンダー概念が条文化されているのはどこの部分ですか。
○堂本暁子君 例えば、今おっしゃったこと、何かどうもはっきりしませんが、何条のどこですか。条文を挙げておっしゃっていただきたいんです、きちっと。
○堂本暁子君 それはもちろんお読みになった。同じことは言っていただかなくてもいい。
○堂本暁子君 あと、八条とか十五条というところはどうですか。
○堂本暁子君 審議官の御答弁を伺っていると、この法律の頭から終わりまで全部がそうだというふうに聞こえます。それはそれでも構いませんけれども、もうちょっとやはり的確な答弁をしていただかないと、こちらの言っている質問の意味と全くそぐわないと思いますが、もうこれ以上聞いても時間のむだだ...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。  いわゆるナショナルマシーナリーとして国内本部機構がどのように機能するかということがこれからこの基本法が通ったときに最も大事なことになるかと思っております。  では、今度はジェンダー教育に話を移したいと思います。先日、本会議で、有馬文部...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。  お茶の水大学が今一番センターになっているわけですが、もしかしたら間違っているかもしれませんが、教授以下十人以下の人数でやっていらっしゃる、もっと少ないかもしれませんけれども、きょう正確に人数を伺いませんでしたが、非常に少ない。日本では、...全文を見る
○堂本暁子君 学部から修士、博士まで一貫して実際に研究ができる大学は幾つあるんですか。
○堂本暁子君 私の知る限りではゼロだと思います。お茶の水大学が一番充実していて、学部から修士、博士というふうにお茶の水女子大学では一貫して研究できる体制でございますか、学長にこれは伺いたいんですが。
○堂本暁子君 とすると、恐らくお茶の水女子大学一つではないかというふうに私は認識しております、学生数は非常に少ないんではないかというふうに思いますが。  これからそこのところは文部省の方にきちっと、講座が一つあるだけでは何にもならない、やはりそのことを専門に研究した人が、まさに...全文を見る
○堂本暁子君 これはもう本当にイエス、ノーだけでお答えいただいて結構ですが、これも本会議で伺ったことですけれども、北欧では男女の平等あるいはジェンダーの視点からすべての教科書をチェックしているということなんですが、日本でもそれはやっていますか。
○堂本暁子君 差別的なものを排除していくというのは、非常に消極的だと思います。今回出される基本法はもっと積極的に男女の共同参画で経済社会構造を変えていこうという視点ですから、そういう視点で、差別のある部分をなくす、削除するのではなくて、積極的にジェンダーの視点を教育していくという...全文を見る
○堂本暁子君 どうもありがとうございました。終わります。
05月14日第145回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○堂本参議院議員 お答え申し上げます。  そもそもこの法律を立案するときに、日本に児童買春、児童ポルノを禁止する法律がないために、日本のそういった国外犯が野放し状態にあるということが最初の動機でございました。ですから、国内であろうと国外であろうと、今回の法律では罰するということ...全文を見る
○堂本参議院議員 優越的地位ということで、例えば施設の施設長とか学校の先生、あるいは親というのを本当に議論してまいりました。しかし、今回の法律の中にはそれが規定されていないという状況です。  それから、先ほどおっしゃいました、援助交際は悪いということで大阪でそういうふうにしてい...全文を見る
○堂本参議院議員 今先生がおっしゃいましたこと、ごもっともでございまして、最初に自社さ案でつくっておりましたときに、児童福祉法の三十四条、これは淫行について決めたところですが、これは今先生がおっしゃったように、福祉の視点から淫行に関しての処罰ということで、その段階で、児童福祉法か...全文を見る
○堂本参議院議員 先生も御存じのとおり、ここの部分も勉強会で大変議論のあったところでございます。  確かに、児童買春罪の法定刑については、御指摘の強姦、強制わいせつ罪の法定刑、それから児童福祉法違反の法定刑だけではなくて、私たちは、青少年保護育成条例の法定刑、そういったものを全...全文を見る
05月18日第145回国会 参議院 総務委員会 第9号
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○堂本暁子君 きょう、私は、農山漁村における男女共同参画に絞って質問をさせていただきます。  農水省の平成十年九月の女性に対して行った調査によりますと、農村の女性の九割が若い女性は農業農村を敬遠すると答えているそうなんです。なぜ日本の農村がそんなにまで女性にとって魅力のないとこ...全文を見る
○堂本暁子君 実態としてそういう女性の調査結果というのは非常に深刻だというふうに私は思っております。  なぜ今までこういう状況がほっておかれたのか、基本法ができる段階になって認識することではなくて、この状況というのは恐らく半世紀前から改善しなければいけなかったことだろうというふ...全文を見る
○堂本暁子君 全然お答えになっていないと思います。  というのは、そういった一般論とか感想を伺おうと思って出てきていただいたのではなくて、農水省として政策があるかどうかということなんです。あなた御自身も男じゃないですか。そんな男の頭を切りかえるためのセミナーぐらいで変わりますか...全文を見る
○堂本暁子君 しかも、農業者年金に入るのには、私も全く存じませんでしたが、三十アールもの農地を所有していることが条件。そうすると、夫の名義でそうやって土地がどんどん所有されていくということは、そもそも女は年金に入れないということなんです、前提として。  しかも、例えば自分の連れ...全文を見る
○堂本暁子君 これも平成十年の農水省の調査ですけれども、農業人口の五六・六%を占めているのが女性、半数以上です。それじゃ、まさに今問題になっている意思決定の場である農業委員会の委員はどれだけかというと、〇・七%、千人に七人ということです。新潟県は二千人に七人だそうです。そして、そ...全文を見る
○堂本暁子君 きょうの御答弁をしっかりと日本じゅうの農村に回してほしいというふうに思います。  官房長官に通告を申し上げていないので申しわけないんですけれども、私はこの事態を知りまして、九〇%の女性が、若い女性は農村嫌だと言うということは、それだけ女性が中山間地区を中心として出...全文を見る
○堂本暁子君 今、官房長官の御答弁もございましたので、農水省の御努力も、私は調査その他をしていらして多分どうしていいのかわからないんじゃないかと思ったんです。もっと農水省は女性をいっぱい入れて、女性の視点でこれから農業を展開するぐらいのことでやっていただいたらいいんじゃないかとす...全文を見る
05月20日第145回国会 参議院 総務委員会 第10号
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○堂本暁子君 一番最後でございます。できるだけほかの委員の方とダブらない形で御意見を伺いたいと思います。  まず、この委員会でも税制あるいは社会保障の問題、それから私は農村女性の問題で、土地所有とかそれから農業者年金すら受け取れないような構造があるということで質問をやってまいり...全文を見る
○堂本暁子君 寺尾参考人に伺いますが、先ほど浅倉参考人がイギリスのEOCの例を引かれました。私もさすがイギリスというような感想を持ったんですが、実際に審議会におられて、こういった苦情処理機関が独立性を持つことがこの政府案というのは難しいのかどうか。浅倉参考人のおっしゃった危惧とい...全文を見る
○堂本暁子君 江橋参考人に、今、審議会におられたお二人の参考人とそれから江橋参考人、浅倉参考人はそこのところでは御意見が大変に分かれているところのように思います。  それで、先ほど浅倉参考人はよりよいものにすべきである、現時点で最も最高のものにしたいというふうに発言されておられ...全文を見る
○堂本暁子君 本当にいろいろなお立場から参考人の方たちがこの問題に真摯にかかわってくださいまして、私ども国会の中にいる側としても、できるだけ御意見を本当にこれから大事にしながら審議を重ねたり、それから法律がどう実行されるかということを考えていかなければいけないということをきょう改...全文を見る
05月20日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第9号
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○堂本暁子君 外務大臣はこの特別委員会で、周辺地域に対しては抑止と対話あるいは対話と抑止で対応するんだと何度もおっしゃっておられました。同僚の山崎委員は今抑止の方の領域で質問をさせていただいたわけですが、私どもバランスをとりまして、私は対話の領域できょうは質問をさせていただきたい...全文を見る
○堂本暁子君 前段のお答えは、衆議院の審議の中でお答えくださったことと一字一句違っていなかったものですから、そこは知っていると申し上げてもよかったかなと思いますが、そこを超えたことを申し上げたい。そして、今おっしゃったアジア地区、韓国あるいは中国を含んでは国交がありますからいいわ...全文を見る
○堂本暁子君 今、KEDOのことをお話しになりましたけれども、KEDOはこれは多国間の問題でございまして、日朝の問題とはやはり違う性質のことだと。これはもう重々大臣も外務省も御存じのことであって、そうではなくて、本当に隣の国なんです。そこで何か本当に今ここでさんざん議論されている...全文を見る
○堂本暁子君 それは私も同じです。ですからはっきり言いました。あなたたちが日本の上を飛ばしたでしょう、もし日本があなたたちの国の上をそういうものを飛ばしたらあなたたちはどう思うんですかということをはっきり言ってきました。  そして、何も無原則にと言っているわけではございません。...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。(拍手)
05月21日第145回国会 参議院 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第10号
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○堂本暁子君 きのうに続いて、再度予防外交の視点から質問させていただきます。  国会というところは継続審議というのがあるんですけれども、継続質問というのは余りありませんが、もう少しだけ外務大臣に継続答弁をお願いしたいということです。  きのう、私の質問の終わったところは、無原...全文を見る
○堂本暁子君 はい。
○堂本暁子君 大臣のおっしゃることはよくわかるし、その上で私自身も行動しているつもりでございますけれども、問題は、難しければ難しいほど、そして相手がまたこれは大変難しいわけですね。ですけれども、隣が気に入らなければ、例えばミサイルを飛ばすというようなことは日本人はだれも気に入りま...全文を見る
06月25日第145回国会 参議院 本会議 第30号
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○堂本暁子君 私は、参議院の会を代表して、小渕総理の帰国報告について質問いたします。  総理は、ケルンで、グローバル化時代の読み書きそろばんは外国語とコンピューター教育だとおっしゃいました。私が十年ほど前に訪ねたサンフランシスコの公立小学校では、日本語の読み書きはもちろんのこと...全文を見る
07月27日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第13号
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○堂本暁子君 臓器移植もこれまで四回行われたわけなんですが、私は、きょうはこの問題の透明性の確保というところに焦点を絞って質問させていただきたいと思っております。  一例目のケースですけれども、法的な脳死判定中に脳波測定が無呼吸テストの後で行われたというふうな手順のミスがござい...全文を見る
○堂本暁子君 けさから透明性とプライバシーという言葉がずっと出ているわけですけれども、次に質問する精神医療の場合でもプライバシーという名のもとに透明性がずっと失われてきた。その中で宇都宮病院のような事件が起こったわけでございまして、やはりプライバシーという言い方の中で透明性が失わ...全文を見る
○堂本暁子君 けさから伺っている同じ御答弁なんです。  そうすると、ここは見解の違いということになりますけれども、臓器がなかなかないからというふうなおっしゃり方でした。提供が少なかったのでという言葉でおっしゃったんですが、提供が少なかったから広げるという性格のものではないんじゃ...全文を見る
○堂本暁子君 ちょっと次の質問があるものですから、それは後で伺わせてください。ありがとうございました。  次に、精神保健法の改正に関連して伺いたいんですけれども、今回の改正は病院の収容から脱却して地域で暮らせるという法改正だったと思うんですが、まずこのことで伺いたいのは、地域精...全文を見る
○堂本暁子君 もう一つ事を複雑にしているのは、この間の機構改革で、今までと違って多くの保健所は福祉事務所と合体をした、あるいは振興局の一部分となったりして、今までドクターだったトップが専門性のない行政官になってしまったということがあります。保健婦さんも、自分の専門以外の行政官等の...全文を見る
○堂本暁子君 ぜひよろしくお願いいたします。  私、最近二冊本を読んだんですけれども、十年前と比べてとても違っていると思ったことは、一つは「べてるの家の本」という、これは北海道ですが、教会の中に退院した方たちが住み込んで非常に自由に生きているという本です。それからもう一つは、沖...全文を見る
○堂本暁子君 終わります。
08月05日第145回国会 参議院 国民福祉委員会 第14号
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○堂本暁子君 最後の方になりますと大分ダブった質問もお願いしているので、ダブりはなくしたいと思いますが、まず大臣に、先ほどの大臣の女性に関しての御答弁の中で、例えば農水省に女性の職員がいるとか、それからもう少し加入しやすいようなことをいろいろ研究したいというようなことをおっしゃっ...全文を見る
○堂本暁子君 大臣のおっしゃる意味はよくわかりました。ただ、もう一回そのことに意見を言わせていただければ、現在、農村で働いている女性、しかし多くの女性が去ってしまう。だから千葉県の場合も次男、三男はほとんど町へ出てしまった、正月に帰ってくるぐらいだと。そういうような形でとにかく子...全文を見る
○堂本暁子君 今、私が伺ったのは兼業の方に農業者年金をという形ではないので、ちょっと私の質問の仕方が悪かったかもしれませんが、そうではなくて兼業農家のあり方ももう少しこれから改善していくべきだろうという意味で申し上げたことです。  ありがとうございました。
11月11日第146回国会 参議院 財政・金融委員会 第2号
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○堂本暁子君 一時からお二人の参考人との質疑が始まりまして、この三時間の間に商工ローンが日本の金融システムに大きな問題を投げかけているということが浮き彫りになってきたように思います。例えば、銀行側の問題もございましょう。政府側の問題もございましょう。そして、利息制限法と出資法の規...全文を見る
○堂本暁子君 私は大変金融の方に疎いものですから、大島社長ともども、モデル的なケースで結構なんですが、先ほどマニュアルの委員会への提出ということもありましたし、両方の会社から百万円借りて一年間どういうからくりでどうなるかということを書いて委員長の方にお渡しいただくこと、よろしゅう...全文を見る
○堂本暁子君 よろしいですか、大島さん。  ということで、それじゃそれは委員長の方に両方の会社からお出しいただきたいというふうに思います。  それから、私はもう一つ、これはもしかしたらちょっと伺いにくいことを伺うんですが、お二人の社長御自身の年間所得を教えていただけたら大変う...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございます。  先ほどからるるこの漫画、資料でお渡しいただいた漫画で、大島社長がおっしゃっていらした漫画ですが、私もこういう根保証というものを初めて見まして、漫画まで入れてとおっしゃるんですが、この漫画は、借りる方の期限が五年までであるとか、それから上限...全文を見る
11月18日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第2号
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○堂本暁子君 けさ今井委員も言われましたけれども、介護保険法は自民、社民、さきがけの連立の中で成立した法律で、私自身も大変長いことかかわってきた法律なので、新しい自自公の三党合意には今戸惑いを禁じ得ません。丹羽大臣もずっと御一緒に仕事をさせていただいたので、この局面で随分と御苦労...全文を見る
○堂本暁子君 私が伺ったのは、財政法上違法性があったら非常に問題ではないかということと、それから保険料の徴収のところで少しでも問題が、これは法制局の問題かもしれませんが、これは今問題にするよりは、今後もう少し委員会の中で問題にしていくことかと思うので、そこのところは、無法治国家に...全文を見る
○堂本暁子君 全く答弁になっていませんね。  違法性についてどう思うかということを伺ったので、役所として一生懸命なさるのは当たり前で、それは職能というものです、政務次官の。そうではなくて、今指摘が今井さんからもあり、それから入澤さんからも、二つもこの法律に関して違法なところがあ...全文を見る
○堂本暁子君 もう一つ審議会のことですけれども、九月二十日に今回の特別対策の前にも審議会が開かれておりますけれども、その審議会の折にもいろいろな意見が出されています。特に、現金給付その他の問題については相当に批判的な意見が出ています。この審議会の議論をどれだけ三党合意に反映させる...全文を見る
○堂本暁子君 そのことは本当にいいと思うんです。でも、なおかつドイツの現金給付なんかはまさに家族に対しての労働報酬というような性格ですし、その問題もさんざん御一緒に御議論したところです。ですけれども、幾つか今回の慰労金みたいなものについては大変ネガティブな面もあるのじゃないかと思...全文を見る
○堂本暁子君 終わります。
11月19日第146回国会 参議院 共生社会に関する調査会 第2号
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○堂本暁子君 きょうは本当にありがとうございました。大変興味深くお話を伺っておりました。  質問に入る前に会長にお願いをしたいのですが、先日バンコクで開かれました北京プラスファイブの会議に私は人口議連のメンバーとして参加したんですが、そこで韓国の女性たちが胸を張って暴力防止法に...全文を見る
11月25日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第3号
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○堂本暁子君 介護保険についての質問がずっと続いていますけれども、私は医療保険制度の改革について伺いたいと思います。  医療制度改革の創設はおくれるんではないかというようなことも大臣は衆議院で発言されているようですけれども、大臣の著書の中には、高齢者医療保険制度の創設は介護保険...全文を見る
○堂本暁子君 大臣のおっしゃることはよくわかるんですけれども、だからこそ私は医療保険の改革を実行するために大変に二年前は努力されたのだと思うんですね、急ぐことを。一番私が危惧いたしますのは、最近の報道でもう健康保険組合の八割が赤字になってきている。こんな状況では、待っていたらばま...全文を見る
○堂本暁子君 大臣、非常に今医療の問題、そして介護の問題が泥縄的になってきていると思うんです。今の薬剤費別途負担の問題にしても、財源がはっきりしないまま方針がどんどん出されている。こういうことでいいのかということが私はもう本当に心配です。こういうことを続けていると、どんどんやはり...全文を見る
○堂本暁子君 これは政府参考人からお答えいただいても結構ですけれども、二十九日に説明会をなさるということなんですが、その説明会で条例について説明をなさるのか、そのことを一つ伺いたい。  それからもう一つ、山本孝史議員の質問主意書のお答えで「市町村が造成する基金の資金によって行わ...全文を見る
○堂本暁子君 ありがとうございました。  余りにも私は泥縄だと思うんです。十二月の地方議会はもう無理ですから三月の議会で可決する、それで四月から実施というのは、本当に市町村は相当迷惑な話じゃないか、大変な負担がかかる、混乱のもとになるのではないか。これは感想です。実際にそれぞれ...全文を見る
○堂本暁子君 大変問題だと思うんです。  私は、結構保育所のことをあちこち回ってやりましたし、それからベビーホテルなど今はふえているような状況にあります。そういった中で一番の問題は、やはり肝心な子供が育つときの、そういったきちんとした一定のレベルを保つことが物すごく大事だと思い...全文を見る
○堂本暁子君 そのことは伺っていませんので、結構です。  最後に一言。  今のは全然違ったお答えです。すれ違いでしかありません。意見が分かれている分かれていない、厚生省はこれを恐らく三十年は言っていますよ。世界が進歩している中で、バンコクへ行ったときに、今、途上国の方がはるか...全文を見る
12月01日第146回国会 参議院 本会議 第9号
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○堂本暁子君 私は、参議院の会を代表して、財政演説に対し、来る世紀の日本が産業構造の転換をいち早く実現すべきであるとの立場から、総理並びに大蔵大臣に質問させていただきます。  現在の世界的な不況は、十九世紀末の大不況と同じように、産業構造が変革過程にあるためだとの見方があります...全文を見る
12月02日第146回国会 参議院 国民福祉委員会 第4号
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○堂本暁子君 きょうはお忙しい中、本当にありがとうございました。  私は、参議院の会と申しまして無所属の連合体の堂本暁子でございます。  きのう、私は本会議でも介護保険のことで総理に質問をしたんですが、少し国の方のニュアンスも変わってまいりまして、保険料の徴収をしてもシステム...全文を見る
○堂本暁子君 浅野知事に伺いますけれども、災いを転じて福とする場合に、その福の具体的な内容について、どういうイメージを七十一の市町村については持っていらっしゃいますか。
○堂本暁子君 山本さんにもう一度伺いたいのですけれども、先ほど慰労金のことについて、今制度外になっている、それを絶対制度内のものにしてはならないというふうにおっしゃいました。その理由をもう一回詳しく、なぜ制度内にしたくないのかということを聞かせていただけますか。
○堂本暁子君 私もいいと思っていないんです。全くおっしゃることは同じだと思っていますし、もっと女性の立場から言えばやはり非常に女性にとっては不利なやり方で、そしてショートステイや何かも週に一回とか決まっている。そうすると、必要なときにショートステイが使えないというようなことがある...全文を見る
○堂本暁子君 知事のお立場は少し違うと思うんですが、宮城県の中でこの慰労金については今どのような議論になっていますか。
○堂本暁子君 喜多参考人や岩川参考人も同じように考えていらっしゃいますか。
○堂本暁子君 ありがとうございました。終わります。