東門美津子

とうもんみつこ



当選回数回

東門美津子の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第151回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○東門委員 社会民主党・市民連合の東門美津子です。よろしくお願いします。  まず、今月十日に起きました宇和島水産高校の実習船えひめ丸と米原子力潜水艦グリーンビルの衝突事故は、米原潜による人為的な過失が原因である可能性が高いと言えます。しかし、この事故に関して、これまで米国側から...全文を見る
○東門委員 行方不明者の方々の安否を気遣っておられる御家族の皆様の御心中は察して余りあるものがございますが、その方々にとって、えひめ丸の引き揚げは何としても実現してほしいとの強い思いであろうと思います。米国には、こうした御家族の方々の気持ちに配慮して、最大限の誠意を尽くしてもらい...全文を見る
○東門委員 といいますと、技術的に可能であれば、そしてデータのこともございましたが、主に技術的に可能ならばということになると思いますが、その場合は、費用がかなりかかると言われています、そういう費用は関係なく、あくまでも米国によるえひめ丸の引き揚げを求めていく、そういう方針でござい...全文を見る
○東門委員 今回のこの事故が起きた経緯、また、現地米軍の対応を見るにつけて、私にとっては本当に、沖縄で長年繰り返されてきた米軍と県民の関係を見る思いがいたしました。  今月六日、在沖縄米軍のトップの地位にあるヘイルストン四軍調整官が、沖縄県知事を頭の悪い弱虫などと中傷するメール...全文を見る
○東門委員 確かに、謝罪をしたというのは新聞で読みました。テレビでもその様子を拝見いたしました。しかし、それで、では県民はよしと、あるいは県知事はよしとしたかというと、私は決してそうではないと思います。たとえそれが私信であっても、在沖米軍のトップである人がそういうメールを送る。大...全文を見る
○東門委員 次に、日米地位協定についてお伺いいたします。  河野大臣は、今月十四日に行われました稲嶺沖縄県知事との会談で、日米地位協定の改定を前向きに検討する考えを示されました。この予算委員会でも、幾人かの委員の質問に答えられて改定の可能性を示唆されました。橋本沖縄担当大臣も、...全文を見る
○東門委員 済みません。よくわからないんですが。  私の質問は、改定するのでしょうか、しないのでしょうかとお伺いしたんです。運用の改善は、この間も私はお尋ねしまして、同じお答えが返ってきましたから、それはよく承知しております。しかし、事件が起こるときにだけ、では今度は放火だから...全文を見る
○東門委員 では、私の言葉の使い方だったと。地位協定の改定を提案するのかと私も置きかえればよかったんですが、その中で、そういうことで運用の改善で議論をしてこられたと。地位協定の改定ということで議論をしていかれるという意思はおありですか。
○東門委員 また後でやりたいと思います。  地位協定との絡みもございますけれども、一連の事件、事故が続く中、もはや沖縄は法治国家のもとにはないとか、海兵隊は撤退をみずから予兆させているなどと県議会議員の鋭い怒りの声を載せて、昨日の地元紙は米海兵隊によるクレー射撃問題を報じており...全文を見る
○東門委員 ということは、まだ何も把握していないということですか。  防衛庁長官にお伺いします。この実態をどう認識されておられるか、御意見をお聞かせください。これから米軍に対してどういうふうになさるのか。
○東門委員 これもやはり地位協定があるためのことだと思います。本当に空も海も、陸上はもちろんですが、自由に使えない。県民のものであって県民のものではない、そういう状況にある。やはりまず地位協定を改定することが一つだと思いますが、何が何といっても私たちが求めるのはやはり基地の整理、...全文を見る
○東門委員 安保条約があるために一県、ある一部の人たちだけが苦しむ、そういうことだけはぜひなくしていただきたいということを強く申し上げて、質問を終わります。
02月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東門委員 ラストバッター、いつもラストバッターなんですが、大臣には本当にお疲れさまです。しばらくまたおつき合いください。  まず最初に、外交機密費との関連でお伺いいたします。  今回の外交機密費の問題の発覚を受けまして、外務省機能改革会議というものが設置されたようです。その...全文を見る
○東門委員 では、外務省は外務省として会議をお持ちになって外務省の機能をチェックしていくということは私もわかります。しかし、それだけではやはり不足ではないかという気持ちはするのですね。官邸も含めた、いや政府全体の報償費のあり方というのを今国民はすごく疑惑の目で見ている。それにこた...全文を見る
○東門委員 次に、えひめ丸関連で質問をいたします。  今月十六日の記者会見では、行方不明者の御家族は、もう極限状態に来ています、ストレスや疲労で本当はとても話せる状態ではないと、精神的な緊張あるいは疲労を訴えておられました。行方不明となった方々の安否を気遣う御家族は、なれないハ...全文を見る
○東門委員 今の御報告は承りましたけれども、そういうときの一番大切な対応というのは、その直後に心のケアというのはしっかり考えていかなければいけない、これはごくごく当然のことだと思います。  お答えいただかなかったんですが、今、帰国してからの皆さんのケアはどうなっているんでしょう...全文を見る
○東門委員 今の答弁をお聞きしていますと、とても意外に思うことは、選挙応援で沖縄入りする自民党の幹部の皆さんの発言の中にこういうのがあるんですよ。SACOはもともと大田県政のとき交わされたものであり、それを着実に実現しようとしているだけだと。あたかも大田県政の合意があったと言わん...全文を見る
○東門委員 どこかでもっと一、二時間ぐらい時間をとりたいんですが、少し急ぎますのでこのことはまた後でお伺いします。  それでは、本当に沖縄県民の意思が入っているという御見解であれば伺いますが、SACO合意に盛り込まれた普天間基地を含む返還対象基地は、沖縄から、ここ、ここ、ここを...全文を見る
○東門委員 普天間基地は、本当に宜野湾市の市街地のど真ん中にあって危険な区域です、ですからぜひ移設していただきたい。しかし県内移設ということは全然入っていないんですよね。  私がお伺いしたいのは、そういう中で、SACOの合意というのは両国間のものですから、日米どちらの国がどのよ...全文を見る
○東門委員 その点は本当にそのとおりです。大臣のおっしゃるとおりなんです。  しかし、普天間基地はそういうところだから県内移設をしてくださいというのではなくて、大田県知事はその当時から、グアムやハワイへも移設できるのではないかということをずうっと政府に対して申しておりました。そ...全文を見る
○東門委員 沖縄県民が本当にこれまでずうっと望んできたのは、県内移設ではなくて、基地の整理縮小というときには——前に私がお尋ねしたときに大臣は、普天間飛行場が北部に移設されると二一%ぐらい面積が減るというお話をしておられたのを覚えていますが、そうですよね、二一%減ると。そのとき七...全文を見る
○東門委員 大臣、本当にそのままお尋ねします。  北部に普天間の基地を移設したときに、本当の意味で沖縄県民の負担の軽減ということは可能になるとお考えですか、ぜひそのお答えをお聞かせいただきたいと思います。負担が軽減されると大臣は自信を持って言えるのでしょうか。
○東門委員 今、名護の岸本市長のお名前が出ましたが、住民投票でははっきりとノーを出しているのです、名護の市民は。そのことはお忘れにならないようにしていただきたいと思います。  そして、老朽化した普天間の基地を新たな基地として北部につくった場合、そこには最新式の機種が配備されると...全文を見る
03月05日第151回国会 衆議院 本会議 第10号
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○東門美津子君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となっています森内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  リクルート事件を上回る政官業の癒着によるKSD疑獄。外務省の元要人外国訪問支援室長の流用疑惑に端を発し、首相官邸、外務省全体の構造的...全文を見る
03月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○東門委員 三月十六日、私、沖縄へ帰る飛行機の中でしたが、本土紙の朝刊を読みまして、強い衝撃と激しい憤りを覚えました。航空自衛隊恩納分屯基地所属の二等空尉が女子中学生に対する婦女暴行容疑で逮捕されたという記事です。真っ先に気になったのは、その子は今どうしているのだろうかということ...全文を見る
○東門委員 関連で、過去にも自衛隊員によるこのような事件がございましたか。もしありましたら、その件数、その対応についてお伺いしたいと思います。
○東門委員 件数は御存じない、何件ぐらいあったのかということ。必ずしも沖縄県でなくても結構です。
○東門委員 その都度綱紀粛正策あるいはちゃんとした処分はしてこられたというお話でございましたが、私本当に思うんですね、そういうお話を伺っていると米軍と同じなのかなと。起こるたびに、綱紀粛正に全力で頑張ります、あるいは教育の強化に努めますというお答えが返ってくるんですが、やはり起こ...全文を見る
○東門委員 御答弁ありがとうございます。ぜひ今のお言葉どおり一生懸命頑張っていただきたいと思います。  もう一点なんですが、今回の事件、本当に人権を侵害された、そして深く傷ついた少女とその家族に対してどのような対応を考えておられるのか。特に精神的ケアの面をどのように考えておられ...全文を見る
○東門委員 質問を変えます。  今回の法改正による、戻税を免税にということ、あるいは新たに対象品目として八品目が加えられる、そういうことに関しましては私は特にございません。ただ、一点だけちょっと気になりますのが、先ほどの質問の中にもありましたけれども、なぜそれが旅客の空港ターミ...全文を見る
○東門委員 沖縄県の経済の自立に向けては、本当は、沖縄型特定免税店というようなものではなくて、もっと思い切った規制緩和策を図ることが求められるのではないかと思います。法案とは少し離れますけれども、前県政が提案していました国際都市形成構想との関連で、先ほどありましたけれども、全県フ...全文を見る
○東門委員 それでは、三次にわたる振計についてお伺いいたします。  三次にわたる振計も最終年の一年を残すところになりましたけれども、沖縄県の完全失業率というのは依然として全国平均の約二倍、そして高卒者の就職決定率は全国最下位であり、県民所得も最下位という現状です。財政依存度は、...全文を見る
○東門委員 ただいまの大臣の御答弁の中で留学生のお話がありました。とてもいい提案をしていただいてありがとうございます。総理大臣のときでした。よく覚えております。  ただ、せっかく海外で勉強して帰ってくる沖縄に本当にこの人たちを受け入れる受け皿があるかというと、その方たちの反応、...全文を見る
○東門委員 ひょっとしたらそこにつながってくるかもしれませんが、ポスト三次振計というお言葉が出ましたが、やはりその中で、これは仮称なのでしょうか、沖縄振興新法の策定が進められているようですが、新法の最も重要な理念、目標は何ですか。  そしてまた、ちょうど先ほどからお話が出ていま...全文を見る
○東門委員 今後沖縄では、返還軍用地の跡地利用をどうするかということが振興開発の大きなテーマになってくると思われます。キャンプ桑江に始まりキャンプ瑞慶覧、そして普天間基地などの跡地をどのように開発、発展させていくかは、県民にとって経済自立を握る大変重要な課題です。地主への補償はも...全文を見る
○東門委員 何か時間がぱあっと過ぎていくようで、焦りも感じながらのあれなのですが、ちょっと急いで飛ばしていきます。  次に、泡瀬地区の公有水面埋立事業についてお伺いいたします。  まず第一番目ですが、その事業の主体はどこになりますか。お聞かせください。
○東門委員 その埋立事業の目的をぜひお聞かせください。
○東門委員 泡瀬地区公有水面という名前ですが、干潟になっていることは御存じですよね。その干潟について、今地元の方でもかなり大きな反響がありまして、いろいろ反対運動も起こっているのですが、その実態を御存じでしょうか。
○東門委員 私の手元にあるのですけれども、海草生態学の専門家である米国商務省海洋気象局沿岸漁業・生息地研究センターのマーク・フォンセカ博士が公表した、日本のあるコンサルタントとのメールのやりとりがございます。沖縄総合事務局が昨年の十月に沖縄市で開かれた国際湿地シンポジウムの際の博...全文を見る
○東門委員 済みません。今の御答弁からですと、いろいろ意見を聴取し、そして検討委員会にも諮り、その上で、場合によっては事業の見直しというのか、その影響評価を再度行うということもあり得るというふうに理解してよろしいでしょうか。
○東門委員 難しいですね、どういうふうに受け取っていいのか。  この泡瀬の干潟は、世界で最もすばらしい海草の生息地の一つであると言われているところなんです。八種類の海草があり、面積当たりの種類数ではフィリピンに次ぐ世界第二位の海草藻場の生態系であると絶賛されるほどの湿地なんです...全文を見る
○東門委員 失礼しました。先ほど短期間でと申し上げましたのは移植の実験のことでございます。計画そのもののことではなかったんですね。  でも、今のお話だと、計画当初と変わってきた、いろいろ変更があったということです。やはり今このときに、いろいろな、経済状況もこういう中で、あるいは...全文を見る
○東門委員 最初、干潟の埋め立てが出たときには、トカゲハゼ、トカゲハゼという言葉、トカゲハゼがいかに大事かということだけが強調されたようですが、それ以外にもいろいろな、大事な希少種あるいは絶滅危惧種も生息している場所です。移植実験をして三カ月で移植技術が確立したと結論づけたという...全文を見る
03月27日第151回国会 衆議院 外務委員会 第5号
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○東門委員 まず、法案について一点お伺いいたします。  大使の在勤基本手当についてですが、本法律案では、在ジュネーブ国際機関代表部大使と軍縮会議大使、あるいは駐イタリア大使と駐バチカン大使のように、同じ地域に駐在しているにもかかわらず基準額が異なっているのが見えます。物価水準あ...全文を見る
○東門委員 今の答弁、私、それは聞いていないんですよ。ジュネーブの国際機関代表部大使は八十二万円となっていますよね。それと同じ地域にある軍縮会議大使は六十八万円となっています。この両方で物価水準、為替相場が違いますか。それから、駐イタリア大使は七十六万円となっております。駐バチカ...全文を見る
○東門委員 機密費についてお伺いします。  報償費の使途については公表できないと何度もおっしゃっておられますが、使途あるいは金額についての記録は、公開できないということでありましても、外務省の内部資料としては存在していますか。公開はできなくても存在していますかということです。
○東門委員 そうであれば、何で今回のこのような事件が起こったのでしょうか。五億円以上も詐取ということで松尾元室長は逮捕されているわけですよね。それがちゃんと記録にあればわかったのではないでしょうか、とても疑問です。
○東門委員 ということは外務省ではわからないということですね。わかりました、これは内閣官房にお尋ねします。  それでは、おととしの八月に要人外国訪問室長がかわられましたよね、松尾元室長から後任の方にかわったわけですが、交代されて後、機密費は松尾元室長が担当しておられたときと請求...全文を見る
○東門委員 そうすると、現在は補てんは行っていないということですね。それなのに予算額は全然減額はないんですか。要するにもうその分は要らないわけですよね、補てんはしないという方針でやっているわけですから。もう通過しちゃったんですけれども、それに全然さわらないというのはおかしいんじゃ...全文を見る
○東門委員 外務省にはもう一つの機密費と言われる諸謝金というのがあるそうですが、それは事実ですか。
○東門委員 その中でも特に外務省の分が一番多いということのようですが、この諸謝金とはどのように使われるのか、あるいは、現在話題となっています報償費とどう違うのでしょうか。
○東門委員 そうしますと、この諸謝金の使途は公開できるのですね。今のお話を聞いていますと報償費とは違うわけですから。
○東門委員 松尾元室長は逮捕されましたけれども、国民の怒り、不信感、特に外務省に対する不信感というのはますます高まってきています。一番のその理由としては、外務省の組織としての責任が明確にされていないということだと思います。現金を扱う部署を一人だけに任せてはいけないというのは、本当...全文を見る
○東門委員 済みません。私、ひょっとしたら聞き漏らしたかもしれません。その中で、大臣御自身の責任というのはどういうふうにとられるのでしょうか。
○東門委員 それでは、普天間返還問題についてお伺いしたいと思います。  その前にですけれども、大臣、選挙の時、キャンペーン中といいますか、選挙にはちゃんと公約を掲げてみんな選挙戦を戦ってくるわけですが、そのときの選挙公約をどのように考えられますか。選挙公約は、通ってしまえば守ら...全文を見る
○東門委員 ありがとうございました。最初に予防線を張られたかなと思ったのですが、海上ヘリ基地案は責任を持って政府に見直しを求める、県民の財産となる新空港を陸上に建設させ、一定期間(最長十五年)に限定して軍民共用とし、臨空港型の産業や観光客の誘致、地場産業の振興を促進する、これは稲...全文を見る
○東門委員 確かに大臣おっしゃられるように、公約というものは全部が全部、一〇〇%できるとは思いません。しかし、今おっしゃったように、野党も公約をしてくるが、うそではないけれども実現はできないじゃないか、政権をとっていないからということでした。野党と与党は全然違います。与党はそこに...全文を見る
○東門委員 私は、一遍に全部解決できるとは申し上げておりません。それはよくわかります。ただ、外務省の姿勢として、国の姿勢として、それが全然私たちには見えないということを申し上げたいんです。アメリカに行かれてブッシュ大統領にお会いになっても、クリントン政権でもそうでした、全然見えな...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○東門委員 引き続いて、沖縄の問題について質問をさせていただきます。  昨日、沖縄から、普天間基地・那覇軍港の県内移設に反対する県民会議の代表団が、三月十七日に開催されました、米軍による事件を糾弾し、海兵隊の撤退と基地の県内移設に反対する県民集会での決議を携えて上京され、私も同...全文を見る
○東門委員 大臣は、二月二十三日の衆議院の予算委員会において、日米地位協定の改定について日米で議論していく意思があるかという問いに対しまして、「これは、問題をもっと精査せねばならないというふうに思っております。」と答弁しておられます。  大臣は具体的にどのような部分を精査する必...全文を見る
○東門委員 先ほどの赤嶺議員の質問に対して、兵力削減を直ちにアメリカに求めるという気持ちはないと断言されておられました。と同様に、地位協定の改定にもいま一歩踏み込む意思はないということでしょうか。運用の改善でずっといくというふうにとっていいんでしょうか。
○東門委員 それでは、本当に基本的な初歩の質問をさせていただきます。  県民の負担を重く受けとめるという言葉がよく聞かれますが、大臣の中で、県民の負担、負担というのは何を具体的に意味しているんでしょうか、教えてください。
○東門委員 次に、負担の軽減とおっしゃいます。軽減、負担の軽減は具体的にどのようになさるお考えですか、お聞かせください。
○東門委員 大臣のおっしゃる負担、そして負担の軽減という御意見を今お伺いしたわけですが、負担には精神的なものもある、それから経済的な制約のことをおっしゃっておられました。それから、負担の軽減に関しては主に経済的な側面からのお話だったと思いますが、それだけだと思いますか。ほかに沖縄...全文を見る
○東門委員 まさにそのとおりですが、それ以外にも、環境汚染の問題、水質が汚染されている、汚濁の状況がある、自然破壊が現存している、有害な化学物質が検出される。そして、何よりも女性や子供への、一番外務大臣も頭を痛めておられることと思いますが、人権の侵害、人間としての尊厳が侵される、...全文を見る
○東門委員 確かに、大臣がおっしゃられるとおり、負担の軽減の中に、経済的な問題、面積の問題があることは私もよく承知しております。でも、それだけではないと申し上げました。そういうものも軽減していく方向でいかないと、言葉だけでないということを私は信じたいと思います、本当の意味での県民...全文を見る
○東門委員 時間がないのがとても残念です。もう少しお聞きしたかったのですが、最後になりますが、今の大臣の御答弁の中、日米のハイレベルでそういう場を持っていくときにとおっしゃっておられますが、先ほどから出ていますが、沖縄県民はこのように言っているよと沖縄県民の思いをただ伝えるだけで...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○東門委員 まず、防衛施設庁長官にお伺いしたいと思います。  読谷村在の通称象のおりと呼ばれる楚辺通信所は、三月末をもって使用期限が切れまして、現在、期限切れ後の暫定使用が行われています。その通信所についてですが、楚辺通信所を管理していました米海軍安全保障グループ、ハンザ・グル...全文を見る
○東門委員 那覇防衛施設局は、米国防総省直轄のいずれの軍からも委託を受けていない国防通信沖縄分遣隊というふうに言っているようですが、この国防通信沖縄分遣隊はいつからそこに駐留しているのでしょうか。そして、これは新規配備というふうに理解してよいのでしょうか。
○東門委員 配備という言葉はあれなんですが、そうすると、この国防通信沖縄分遣隊というのは、それ以前はどこにいたのでしょうか。沖縄県にあったのでしょうか。あるいは、その性格はどういうものか、分遣隊の任務というのか、ぜひ教えていただきたいと思います。
○東門委員 先ほどの御答弁の中で、平成十年の六月一日からというお話でしたでしょうか。では、部隊がそこの管理という言葉が正しいかどうかは別としまして、そこに入ったということを、県あるいは地元の読谷村にはその旨は通知されておられますか。
○東門委員 では、ぜひそれを後で教えていただきたいと思います。  日米安保条約の第六条は、「アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。」とあります。施設・区域の使用は陸海空軍について認められるものであると理解しておりますが、国...全文を見る
○東門委員 今の御答弁を伺っていますと、そうすると、どういう部隊が入ってもいいということなんでしょうか。要するに、今までは、私たちの理解では、陸海空軍というふうに理解しておりました。それ以外のものが出てきたときにも総体的にこういうふうにまとめられるんだ、だから何が来てもいいんだと...全文を見る
○東門委員 よくわからないですが、また後で改めて質問をさせていただきます。  次に、日米地位協定についてお伺いいたします。  河野大臣は、問題が解決されることが大事であり、そのためには運用改善で対応する方が早くて現実的であるとおっしゃっております。確かに問題の解決は大事ですが...全文を見る
○東門委員 改定をも視野に入れてということは私も確かに伺っておりますけれども、問題が起こる、事件が発生する、そうすると、そのたびに県民は、まだこれからもなのか、地位協定が結ばれて四十一年、ここまで来てまだこれからもなのかというやりきれない思いに本当にさいなまれます。  そういう...全文を見る
○東門委員 時間がないので終わりますけれども、最後に、京都議定書からの米国離脱について、外務大臣にお願いをしたいと思います。  地球温暖化が進めば、サンゴ礁の白化現象、あるいは海面上昇による国土の喪失が起こると言われております。どちらも、日本にとって、沖縄にとっては大きな脅威で...全文を見る
05月23日第151回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  まず、田中外相の外相就任に対し、お祝いを申し上げたいと思います。このような重要なポストに女性がつくということは、同じ女性として、うれしく、また誇りに思います。また、田中外相の政治姿勢を見ますと、官僚の言いなりになることなく、御...全文を見る
○東門委員 ありがとうございます。ぜひ、田中外務大臣の間に、こういうことが変わったんだ、沖縄問題もこのように進展したんだ、基地の状況も変わってきたんだということが出現するように、私は、本当に心から期待したいと思います。よろしくお願いします。  次に、地位協定の改定問題についてお...全文を見る
○東門委員 そのとおりだと思います。為政者のお仕事だと私は思います。そういう意味から、やはり、基地を抱えてそこで生活している住民の立場からの発言だと思ってぜひお聞きいただきたいと思います。  実は、ことし二月に放火事件が沖縄でありました。別に初めてではないんです、これまで何度も...全文を見る
○東門委員 いや、おっしゃるとおりだと思います。ぜひ、ペーパーだけではなくて、あるいは官僚の皆さんのレクだけではなくて、大臣みずからいろいろの場で議論をしていただきたい、そしてちゃんとした対応をしていただきたいと思うのです。  大臣のお言葉の中に、やはり機敏に対応すると。しかし...全文を見る
○東門委員 ありがとうございます。今のことはわかりました、五月十五日の件は。  その前の私の質問、大臣でなければどなた——大臣にぜひお聞きいただきたいと思うんですが、二月の放火容疑の米兵の身柄の件ですが、運用改善で対応したいということだったと私は記憶しております。その件、今まで...全文を見る
○東門委員 確かに今のものは、私、特別個別に通告していなかったからだと思いますが、後で結構です、ぜひ、今のは平成七年の件のお話でございましたけれども、ことしの二月の放火……
○東門委員 その運用改善ということはちゃんとなされたのでしょうか。そして、どれくらいの時間を要したのか御存じですか、おわかりですか。
○東門委員 はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。  この日米地位協定の問題というのは、これは日米安全保障条約と対になってきているものですから、私はとても大きな問題を持っていると思います。基地のある町で暮らしている人々、沖縄県のみならず基地所在府県、そういうところで...全文を見る
○東門委員 とても心強い御答弁、ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  では、次に普天間飛行場代替施設の十五年期限問題についての政府の交渉姿勢と申しますか、そういうものについて伺いたいと思います。  あちらこちらでその問題については質問がされているかと思います...全文を見る
○東門委員 お時間をとって御高説を伺った気もするんですけれども、全然反対の立場に立っておられるのかなと、最初はすごい期待をしておりましたけれども、何か今のお話を伺って、えっ、逆の立場、反対の、対極におられるのかなと、ちょっとまた一瞬しゅんとしております。  大臣、軍隊が本当に、...全文を見る
○東門委員 外交の最高責任者は外務大臣です。もちろん任命権者は総理大臣ですけれども、外交は大臣に任されているわけですから、そこはぜひリードしていただきたいと私は思うのですね。  この十五年の使用期限の設定というのは、沖縄県や名護市が代替施設を受け入れるために示した最も基本的な条...全文を見る
○東門委員 いや、これは先ほど申し上げました、本当に前提条件、一番下にあるものです。これさえ守れないで、今、話によりますと、代替施設協議会ではいろいろ工法についても話が進んでいるやに聞いております。そういう中で、アメリカとの合意がなされずにそれだけ着工されるということになっては、...全文を見る
○東門委員 先ほど、朝、赤嶺さんからも質問があった件で、私もやはり一点申し上げておきたいと思うんです。  大臣は、たしかあれは予算委員会でしたか、ちょっとテレビで見たんですけれども、ランド研究所の報告書に関する御意見がございました。そのときに、一民間機関の研究報告書であるからそ...全文を見る
○東門委員 どうもありがとうございました。  よろしくお願いいたします。期待しております。
05月30日第151回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○東門委員 きょうも時間が短いので、私も急いでやっていきたいと思います。  最初に、日・欧州共同体相互承認協定についてお伺いいたします。  まず、これまでは、医薬品を相手国に輸出するに当たっては、成分表に従って製造されているかどうか、そういう出荷前試験を輸出国で行うとともに、...全文を見る
○東門委員 何かよくわかったようなわからないような、時間があれば……
○東門委員 安全性が低下するおそれは絶対にないということでしょうか。(植竹副大臣「はい」と呼ぶ)  では、次に、最悪の形態の児童労働の禁止等に関する条約についてです。  現在、世界では五歳から十四歳までの児童二億五千万人が労働に従事していると推計されておりまして、このうち一億...全文を見る
○東門委員 この児童労働の実態というのは本当に心が痛むものがありますので、ぜひ我が国としても、特にアジアが一番多いわけですね、六〇%にも上っているということで、やはり政府としても、そういう分はやっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。  時間がないようです。最後...全文を見る
○東門委員 時間ですので終わります。ありがとうございました。
06月01日第151回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。どうぞよろしくお願いします。  まず第一点目ですが、外務省の沖縄事務所のあり方についてお伺いいたします。  もうお聞き及びかと思いますが、ことし二月上旬から三月中旬にかけまして、米軍の岩国基地所属のFA18戦闘機が夜間、訓練区域になって...全文を見る
○東門委員 今回のことに対しては、県民も、外務省に対する不信感がいろいろな意味で今出ていますね、そういう中で、こういう意味では沖縄もかということになっておりますので、ぜひ対応をお願いしたいと思います。  次は、前回の委員会においての外相の答弁との関連ですが、沖縄の基地問題につい...全文を見る
○東門委員 そうしますと、沖縄県民の負担の軽減——受益者は日本国民全員である。負担は、ある意味で大臣がおっしゃるようにかなり沖縄に集中している。よその県がないとは私申しません。ただ、七五%という米軍専用施設があるということは、かなり大きく沖縄県民の肩にのしかかっているわけですね。...全文を見る
○東門委員 SACOの最終報告の着実な実施を行うことによって二一%の軽減があると今おっしゃいました。これは何度も私も質問をしていることなのですが、二一%というのは、七五%から二一%ではなくて、普天間の移設をする、それによって二一%といいますけれども、実際に七〇%は残るのです。確か...全文を見る
○東門委員 そして、先ほど日米地位協定の運用の改善ということもまたお出しになったのですが、前回の委員会でも私は地位協定について質問をいたしました。それに引き続いてなのですが、今、日米地位協定の運用の改善についてとおっしゃいました。協定の改定を提案していくということは一切考えておら...全文を見る
○東門委員 これはこの間の答弁でもお伺いいたしました。しかし、外務大臣にわかっていただきたいのは、沖縄県民が地位協定についてもう運用の改善ではどうしようもないということを考えていること、そして、本当に望んでいるもの、真に望んでいるものは協定の改定であるということなのです。それをぜ...全文を見る
○東門委員 改定をできるところはしっかりとやっていきたいという御答弁だったと思います。ぜひそうしていただきたいと思います。  これまでに地位協定の改定について日本から提案をしたということはありますでしょうか、ちょっとお伺いします。
○東門委員 なぜでしょうか。これまで何度も、沖縄県も、沖縄県民から、あるいは渉外知事会からも要請が出ていると思います。外務省にはちゃんと届いていると思います。これだけ何年も何度もそういう要請をして、一度も提案をしないということは何なのか、ぜひお聞かせください。
○東門委員 日本とアメリカが対等な立場で同盟国として、これまでもそうでした、これからもやっていこうというのが日本政府のスタンスであれば、対等な立場で、運用の改善だけではなくて協定の改定、それまで踏み込むべきだと私は思います。それなくして、一度も提案をせずに運用の改善、運用の改善と...全文を見る
○東門委員 私が申し上げたいのは、政府の姿勢、外務省の姿勢ですよ。特に沖縄県で生活をしていると感じるのですが、政府は一体どこの立場に立っているんだろうか。私たちの立場に立って対アメリカで話をしておられるのだろうか。納得がいかない。常にアメリカの立場に立って私たちに戻ってきているよ...全文を見る
○東門委員 お忙しいのはよくわかります、大変だということも。しかし、これはやはり多くの人の願いですので、なるべく早いうちに目を通していただいて、レクチャーも受けられて、アメリカへ行く前にそれにぜひ目を通していただきたいと思います。  次に、在日米軍基地の使用協定についてお伺いし...全文を見る
○東門委員 五・一五メモのことは知っていますけれども、沖縄だけに特化しているのではなくて、ほかの在日米軍基地の施設・区域の施設ごとの使用協定、使用目的がしっかり明記された使用協定というのがありますかというのが質問です。
○東門委員 米軍に施設を提供、土地を提供していくときに、この基地が、この土地がどういう目的のために使われるか、あるいはそこにどれだけの兵力が入るかということは事前にわからないのでしょうか。その都度というのは、どういうことですか、ちょっとお聞かせください。必要に応じてという意味がよ...全文を見る
○東門委員 いや、私が本当に聞きたかったのは、今普天間の移設先とされている名護市の市長は、使用協定を締結するということが前提条件に入っていたのです、そのことをお伺いしたかったものですから施設ごとのとお聞きしたのですが、そのことについての御見解を聞きたいと思います。使用協定は締結さ...全文を見る
○東門委員 作業は。
○東門委員 ただいまの御答弁で、実務者のレベルで話し合いをしている、相談をしているということで、今その進捗状況というのはどの付近まで行っているのでしょうか、ちょっとお聞かせください。まだ移設が決まっていませんね。使用協定は確かに運用が始まってからというのはよくわかりますけれども、...全文を見る
○東門委員 基本計画の策定はいつになりますか。もう予定は立っていますね。
○東門委員 きょう施設庁長官においでいただいたのは、実は、四月四日の本委員会での私の質問に対しての答弁に関する質問をしたくておいでいただきましたけれども、その委員会で、楚辺通信所を使用している米国防総省直轄部隊の国防通信沖縄分遣隊の駐留根拠について、私質問いたしました。  その...全文を見る
○東門委員 時間なので、ではこの次はそれをぜひ外務省にお聞きしたいと思います。  最後に、大臣にもう一度お願いしたいと思います。  地位協定の問題、普天間基地の移設の問題につきましては、ぜひ沖縄県民の長年のこれまでの苦労、負担というものにも心を寄せていただいて、大きな一歩が踏...全文を見る
06月06日第151回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  まず最初に、二千一年の国際コーヒー協定についてお伺いいたします。  コーヒーの生産国は途上国がはるかに多いわけですが、途上国からの輸入品が安価であるのは劣悪な労働条件によるものとして、欧米諸国からは非難が出ています。本協定に...全文を見る
○東門委員 本協定の第三十四条は、「加盟国は、コーヒーの消費を促進し、奨励し及び増大させる必要性を認識し、そのための活動を奨励するよう努める。」こととなっています。先ほども申し上げましたように、コーヒー生産国には途上国が多くて、外貨収入をコーヒー輸出に依存している国も多いことから...全文を見る
○東門委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に、日ロ文化交流協定についてお伺いいたします。  異なる文化を理解し、そして尊重することが、人と人、そして国家間の信頼を醸成し、本当の意味での、真の意味での友好関係を築く上で重要であり、その手段としての文化交流の重要性はだ...全文を見る
○東門委員 確かに、民間ベースでの交流というのはすごく大事だと思います。しかし、政府が、それを推進していくために、民間の交流をさらに深めていくために、あるいは広げていくために、聖域なきと今おっしゃいましたけれども、むしろ交流、そういう部分を大きくしていくことはこれから必要ではない...全文を見る
○東門委員 お話はわかる。具体的にどのような分野での交流を推進していかれるかということです。よろしくお願いします。
○東門委員 モスクワ以外のところでもという御発言、ぜひよろしくお願いします。  時間がないようですから急ぎます。  最後に、税関手続の簡易化及び調和に関する国際規約の改正議定書についてお伺いいたします。  我が国は、税関分野の技術協力として、関税協力基金に対する拠出のほか、...全文を見る
○東門委員 わかりました。  質問を終わります。ありがとうございました。
06月13日第151回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○東門委員 ラストバッターです。済みません、おつき合いください。  朝も下地さんから、そしてまた先ほど赤嶺さんからもありましたけれども、今、沖縄がかなり急ピッチで動いているような気もします。ぜひそこからスタートしたいと思います。  本当は、今の発言問題を少し取り上げようかと思...全文を見る
○東門委員 思いの方は、確かにわかります。でも、私の質問にお答えいただきたいのは、十五年問題、朝もありました、これはどのように取り組まれるのか。  十五年問題、これは県からも——済みません、最初に訂正しておきます。沖縄県は、つくるのに、知事は合意しました、名護市長も受け入れると...全文を見る
○東門委員 先を行かれておっしゃっていただいて、アメリカで優先順位の中で前の方に持ってきていただいて、ぜひ提案をしていただきたいと思います、伝えるだけではなくて。  それで、その関連で、次に地位協定についてちょっとお伺いしたいと思いますが、外務大臣、これまでのいろいろな委員会等...全文を見る
○東門委員 即応力とおっしゃいますけれども、朝の下地さんからの質問でもありました、その他の条項どうなっていますかということに対して、五月に協議を始めたという北米局長の御答弁があったようですが、すごい時間がかかるんですね、これだけスタート、持ち出すのにも。これを即応性があると言える...全文を見る
○東門委員 できる限り努力しますという御答弁なんですが、これは一年たっても二年たっても動かないということはあるわけですよ。事実、五年たっても何も変わっていないわけですから。運用の改善については一月からなんですけれども、機敏に、即応性を持たせてと言うんですけれども、全然動かないとい...全文を見る
○東門委員 北米局長にお聞きします。  地位協定は、なぜなければならないのでしょうか。
○東門委員 運用改善のことを私、改定とちょっと両方入れちゃったものですから、私の方がこれはちょっと説明不足だったと思います。それはそれでいいと思います。  では、済みません。地位協定、なぜなければならないんでしょうか。はい、わかります。  二つ目、次の質問。では、地位協定は協...全文を見る
○東門委員 守られていない点が結構あるのではないかと思うのですが、局長、そういうのはどうでしょうか。  例えば、一番真っ先に出てくるのは二十四条だと思うのですが、それは一応は守られずに、後になって別の協定をつくりましたね、それが一点だと思います。それから、騒音の問題あるいは遊休...全文を見る
○東門委員 それは、長いこと違反のままで置かれて、後になって特別協定という形で締結されたものですよね、それで五年ごとの改定をしているということですよね、それは間違いないですよね。最初からすぐ特別協定が結ばれ、駐留経費の——ごめんなさい、思いやり予算の部分です、それは違反であったと...全文を見る
○東門委員 その六十二年にスタートした思いやり予算と言われるもの、これが米軍が日本に駐留していたい一番大きな理由かなと思うのです。居心地がいいのですね。  ですから、日本政府は、米軍が必要である、要求してくる、それには応じるのです、応じてきたのです。県民が、国民が要求するもの、...全文を見る
○東門委員 ありがとうございます。ぜひ、大臣のそのお気持ち、今お聞きしたものをそのままどんと、時間がある程度かかるのはわかります、ですけれども、やはり一歩一歩前に進めていっていただけたらと思います。  ただ、やはり沖縄側からいいましたら、イナフ イズ イナフなんです、もう本当に...全文を見る
06月14日第151回国会 衆議院 憲法調査会 第7号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  私は、沖縄と憲法について述べたいと思います。  ことしもまた、沖縄が過ぎし戦争を思い、未来永劫の平和を祈念する季節になりました。四月から六月にかけてのこの三カ月間、県民にとって恐怖の記憶と鎮魂の祈り、そしてさらにやりきれない...全文を見る
06月15日第151回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。どうぞよろしくお願いします。  大臣、まず、外務省の沖縄事務所の橋本沖縄担当大使について、何かお聞きになっておられますか。
○東門委員 実は私、院内のテレビで安保委員会の状況を見ておりまして、大臣のお答えを聞いて少し驚きました。私、六月一日にほぼ同じような、もう一〇〇%に近い同じような質問をしているんです。その私の質問に対する答弁の中で、大臣は、「今の東門先生の御発言は重く受けとめていかなければという...全文を見る
○東門委員 大臣、私も同じように細かく、ほとんど同じ資料を使っているんです。言葉も同じのを使ったんですよ。それに対してああいうお答えをいただいて、私は御検討いただけるものだと思っておりましたら、昨日の委員会で、初めて聞きました、こんな細かいの初めてですと。私の方が驚きました。委員...全文を見る
○東門委員 お忙しいのはよくわかります。(田中国務大臣「忙しいんじゃない」と呼ぶ)いや、お忙しい。たくさんのいろいろな質問が来ることもよくわかります。でも、これは、やはり一国の外交の最高責任者としてのポストにつかれたら、もう当然だというふうに思わなけりゃいけないと思うんです。行政...全文を見る
○東門委員 では、えひめ丸について質問をさせていただきます。  ことしの二月九日でしたか、これは皆さんの記憶にまだまだ新しいと思いますので細かいことは申し上げませんが、その後の調査、原因の究明について御質問をしたいと思います。  三十五名乗り組んでいる中で九名が、残りは救出さ...全文を見る
○東門委員 済みません、今の副大臣の御答弁、よくわからなかったんですが、査問会議は一応終わりましたよね。それで、審理記録はちゃんと出ていますよね。それは外務省に届いていますよね。
○東門委員 査問会議の審理記録はお手元にある。その中身ですが、ワドル元艦長への処罰というのはどういうふうに受けとめられていますか。私は直接見ておりませんが、私が聞いているところによりますと、何かそこの中では、過失致死だとか致傷の責任は全く問われていないというふうに私は聞いておりま...全文を見る
○東門委員 あれだけの大きな事件ですよ。事故というよりも事件だと思います。そういう中で、これだけの被害者を出して、しかも本当にこれから未来のある子供たちをそういう状況に置いて、アメリカのあれですから言えませんということではないんじゃないでしょうか。  ワドル元艦長の責任、それは...全文を見る
○東門委員 私の次の質問は船体の引き揚げでしたけれども、大臣がおっしゃっていただいたので、ぜひ強くそれは申し入れていただきたいと思います。  それから、補償の問題でしたけれども、それはある程度時間がかかるでしょうとおっしゃっているのはわかるんですが、査問会議が開かれたときに、そ...全文を見る
○東門委員 きのう私は通告をいたしまして、でも、通告はしますけれども、大臣にお答えいただきたいとお願いしてあったものですから、大臣にお答えしていただきました。  その件についてはまた今後とも、これはしばらく続くことだと思いますので、ぜひよろしくお願いします。  次に、今回の、...全文を見る
○東門委員 あすですか、アメリカへ向けて御出発なされて、十八日にはパウエル長官と会談を予定されているということなんですが、十三日の委員会におきまして大臣は、日米外相会談についてですが、海外基地問題はもちろん正面から取り上げるとおっしゃって、日本の外相なので日本の声を伝える、そして...全文を見る
○東門委員 私が申し上げたいことは大臣おっしゃっていただいたので、その分は省きますけれども、本当に訓練の移転だけでは絶対にだめだと思います。といいますのは、ちょうど私は訓練の移転だけが出てきたときに、真っ先に頭に浮かんだのは、ベトナム戦争のころの沖縄の状況です。それはまたいつかチ...全文を見る
○東門委員 無事にお帰りになることは絶対間違いありませんので、そして、特に六月という月、六月の二十三日は沖縄の終戦記念日となっております。沖縄慰霊の日です。そのあたり、小泉総理が行かれるかどうかわかりませんが、ぜひ大臣には沖縄に、今回は外務大臣として入っていただいて、本当に御自身...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○東門委員 田中大臣には、今回の訪米、本当にお疲れさまでございました。短い日程の中で結構大変だったと思います。  ただその中で、新聞報道等を見ておりますと、大臣はこれまでの歴代の外務大臣とは少し違っていると、私は評価したいと思います。といいますのは、一歩踏み込んで沖縄の問題も取...全文を見る
○東門委員 今の中で、普天間の移設の問題あるいは海兵隊の訓練の一部移転の問題ということがあったんですが、普天間の移設の問題については具体的にどういうお話をなさったのでしょうか。
○東門委員 今、海兵隊の訓練の一部移転についてのことでしたけれども、新聞報道等によりますと、パウエル国務長官は明確な返答は避けられたと、明確な回答を避けられたようですが、沖縄の問題についてはよく理解しており、頭痛の種でもあるとおっしゃったと。そして、あらゆる選択肢を検討していきた...全文を見る
○東門委員 海兵隊の訓練の一部移転につきましては、行かれる前の日の委員会でも、私もお話し申し上げたんですが、訓練の移転だけで沖縄の基地の負担、沖縄県民の基地の負担が軽減されると、大臣、本当にお思いでしょうか。
○東門委員 それは、じゃ、手始めにということですか。  訓練が一部移転するということは、基地が、ベースキャンプも減るということにつながりますか。沖縄の基地ですね、訓練がよそで行われるということになれば。そこをちょっと。
○東門委員 その意気込みでどんどん前へ進んでいっていただきたいと思うんですが、私の質問は、訓練の一部移転ということに伴って、沖縄にあるベースキャンプ、海兵隊の基地、そのまま残るんですか、これも減らされますか、削減されますかということをお聞きしているんですが。
○東門委員 ということは、それは、基地の縮小もあり得るというふうに理解していいということでしょうか。
○東門委員 いや、私が申し上げているのは、海兵隊の訓練が移転するのであればということです。前提はこれです。
○東門委員 一部訓練を移転するだけでそれが沖縄県民の負担の軽減にはならない、私はそういうスタンスであるものですから、そういう質問をやっているわけです。(発言する者あり)そうなんです。そうなんですよ。いや、そういうふうに……
○東門委員 やはり基地の縮小がなければ——まず、海兵隊は沖縄で訓練をしているわけですよね。その訓練がローテーションでよそへ出ていくのであれば、そこは縮小されて当然じゃないですか。それが沖縄県民の負担の軽減につながるわけです。  私、この間もちょこっと申して、時間がなかったのでや...全文を見る
○東門委員 確かに、これまで長い間、そういう負担を県民が担いできた。その声をお聞きになって、そこから動いているのであれば、わかります、本当に県民が海兵隊の訓練だけの移転を望んでいるかどうか。  だから、私はこの間も申し上げたんですけれども、早いうちに沖縄にいらして対話をしてくだ...全文を見る
○東門委員 いろいろな方とお会いしていろいろな方の、県民の声を聞いておられるということですので、ぜひ今後とも、講演で行かれたときとか、そうではなくて、外務大臣として、日本の安全保障のあれは、私は沖縄の基地なくしては考えられないと思います。そういう意味ではとても大事なところだと認識...全文を見る
○東門委員 いや、その部分はよくお聞きして、よくわかっております。ただし、私がお聞きしているのは十五年の使用期限問題。普天間問題とは言っておりません。十五年の使用期限の問題についてはしっかりお話しなされたのですかということであって、普天間がどうかではないのです。
○東門委員 ということは、全然十五年という言葉は出ていないのですね。十五年の使用期限についてということは出ていないのですねという確認です。
○東門委員 なぜ十五年というのにこだわるかといいますと、これまで何度もこの委員会で私もやってきていますけれども、稲嶺知事は選挙公約に十五年の使用期限を掲げたのです。それが前提で引き受けたのです。名護市長も同じなのです。お二人の、地元の市長、そして県知事が、これが公約だったのです。...全文を見る
○東門委員 含みではだめなのですよ。今ちらっと出たこと、私たちにとってはとても大事なことです。(発言する者あり)
○東門委員 私は、稲嶺知事がどういう約束をとってきたかということは申し上げておりません。大臣から十五年ということを申し上げられましたかというお伺いをしているだけなのですよ。それだけです。(発言する者あり)そうです。おっしゃっていなければおっしゃっていないでもいいのですよ。そこをぜ...全文を見る
○東門委員 では、十五年問題は含まれるということで、もう終わりたいと思います。  次に移りますけれども、この会談にはアーミテージ国務副長官も同席されたというお話でございました。その際、大臣は、昨年の秋にアーミテージ国務副長官が中心になってまとめられた、「米国と日本 成熟したパー...全文を見る
○東門委員 済みません。私、ひょっとしたら聞き逃したかもしれません。大臣がそのレポートのよい点と評価されたところ、特にここというところがございましたら、お願いします。
○東門委員 わかりました。  次に、米軍の兵力構成の見直しについてお伺いしたいと思います。  今米軍は米軍兵力構成の見直し作業を進めていると聞いておりますが、我が国にとっても米軍の基地問題、あるいは我が国の安全保障政策にもそれは影響する大きな、重要な問題であると認識しておりま...全文を見る
○東門委員 兵力削減問題についてなんですが、ことしの三月二十一日付の沖縄タイムスに掲載されました前ボストン大学教授シーラ・スミス氏の論文、その件について少し御紹介したいと思います。  その論文は、すなわち、「沖縄が米軍基地の大部分を引き受けている社会的重要性をいかに軽減できるか...全文を見る
○東門委員 あすからですか、中谷防衛庁長官が訪米される。そして、三十日には総理大臣が行かれる。そして、七月の三日には尾身沖縄担当大臣も行かれる。相次いで訪米されるわけですが、その皆さんにぜひ大臣の方からお口添えをしていただきたいと思いますのが、今大臣がおっしゃった、頭から普天間が...全文を見る
○東門委員 ありがとうございます。  終わります。
06月21日第151回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。いつもラストバッターです。どうぞよろしくお願いいたします。  私もいろいろと質問を準備してまいりまして、通告もいたしましたが、かなり重複するところもあるかとは思いますが、幾らかはさせていただきたいと思います。  まず真っ先に、十...全文を見る
○東門委員 大臣が、パウエル長官がよく話を聞いてくださった、それに感謝しておられる、それは大臣のお立場として大いに結構だと思います。  一番最初に大臣が、今までの大臣がとか、あるいは、過去に、現在、そして将来へ向けてどうかというのはわかりますかとおっしゃった。それは、私はそのま...全文を見る
○東門委員 いや、きのういただいたお返事はそれでしたと私はっきりと申し上げました。ところが、私が今お聞きしているのは、十五年使用期限ということをちゃんと申し上げると行かれる前に委員会でおっしゃったんです、外務委員会で。それが、十五年使用期限というのはどこにもないじゃないですか。返...全文を見る
○東門委員 何をもって、先方もそのように理解しておられると思いますとおっしゃいますか。それを聞きたいと申し上げたんです。
○東門委員 沖縄県の知事のことは私はわかりません。今大臣のお話しした中で、移設、返還という中にそれを含む、承知している、そう思いますよとおっしゃるでしょう、大臣は。そう思いますよ、相手はそういうふうに理解していると思いますよとおっしゃる。そこが、どうしてそういうふうにわかるのです...全文を見る
○東門委員 かなり大臣と私の間に、確かに理解度が違うかもしれません。私は、沖縄県の立場としてこれまでも何度も申し上げてきました。この普天間の辺野古への移設の前提条件は、どなたも、皆さん朝からおっしゃったんですけれども、県知事も岸本名護市長も、十五年という使用期限が前提なんですよと...全文を見る
○東門委員 とおっしゃいますと、今回訪米なさるときには、あちら側にははっきりとそのことをお伝えになるのでしょうか。議題として上げていかれるのか、お聞かせください。
○東門委員 ぜひ尾身大臣におかれては、十五年使用期限という言葉もつけられて、それがいかに沖縄の県民が、沖縄の県民というよりも、沖縄の県知事と名護市長の受け入れの条件であったということは強調していただきたいと思います。  両大臣のお話をずっと伺っていますと必ず出てくる言葉、いや、...全文を見る
○東門委員 SACOの最終合意の実施で沖縄県民の負担を軽減したいとおっしゃる、着実にやっておられると。その返還する予定の十一の施設、そのうちの七施設が県内移設なんですよ。なぜ県内でなければならないのか、普天間の基地もなぜ沖縄県内なのですかということを、県民に政府の立場でこれまで説...全文を見る
○東門委員 大臣、沖縄担当大臣としておられるから、もうこれ以上言っても恐らく同じ答えが返ってくると思いますのできょうはここで一応終わりますけれども、担当大臣として、今沖縄県民の意見も聞いてとおっしゃるから、ぜひ聞いていただきたい、沖縄に足を運んでいただきたい。一番大きな基地がある...全文を見る
○東門委員 今調査を行っておられるとおっしゃっていましたけれども、調査費が結構ついていて、調査が行われていると。調査費は幾らぐらいついていて、どういう調査が行われているのでしょうか。
○東門委員 副大臣、済みません、最初の方が全然聞こえないので。最後の方だけ聞こえました。もう一度最初から、少しゆっくり大きく読んでいただけますか。
○東門委員 これは、昨日の地元から取り寄せた新聞で、朝日新聞にも出ていますけれども、きのう参議院の国際問題調査会の方で、沖縄に国連機関を、これは決して国連アジア本部とは言っていませんが、沖縄に国連機関をということで提言があったというふうなことがありますが、その件は御存じでしょうか...全文を見る
○東門委員 ということは、この国連機関、事務所か何かわからないのですが、それは可能性はある、調査中ではあるということですけれども、可能性としてはあり得るということですか、調査結果いかんによるとは思いますが。
○東門委員 そして、私は過去の経験からちょっとお伺いしたいのですが、もし、これは仮定の話です、国連機関、何か事務所が沖縄に設置されると決まったときに、その設置のための費用、あるいは設置後の経費負担というのか運営維持費というのは、国の負担になるのか、国連の負担になるのか、あるいは県...全文を見る
○東門委員 そうすると、今の時点では何もはっきりしていない。国連アジア本部であろうが、あるいは国連機関、何らかの事務所であろうが、それはまだわからないということですか。
○東門委員 はい、わかりました。  時間がかなり押してしまいました。先ほど泡瀬干潟について、同じ沖縄から来ております赤嶺議員がたくさん質問しておられたので、かなり重複しますので省きますが、私も二、三点だけ質問をしたいと思います。  私は、その泡瀬干潟のある沖縄市に住んでおりま...全文を見る
○東門委員 時間があれば。いや、そんな短くできない。  ただ、一つだけ大きな認識の違いというのを指摘させていただきたいのですが、確かに、大田県政のときで提案されたかもしれません。それで、私もその一時期は副知事としておりました。それも否定いたしません。しかし、時代は随分変わりまし...全文を見る
○東門委員 ぜひ大臣に再考をお願いしたいと思います。着工は八月とも言われております。しかし、先ほどの指摘もありましたように、絶滅危惧種のクビレミドロの件等もございますので、少し時間をかけて、私は今とめてくださいとは申しません、時間をかけて、市民の理解も得て。市民も知らない、中身が...全文を見る
○東門委員 はい、お願いします。もしあれでしたら、一言。
○東門委員 最後に一言だけ申し上げて終わりたいと思います。  ちなみに、沖縄市の現在あるホテル、旅館の稼働率は年平均四七%。そこに新たな宿泊施設をこれだけ建てる意味がどこにあるのかわからないということを申し上げて、終わります。ありがとうございました。
07月10日第151回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  いつもラストバッターですけれども、あと二十分間よろしくお願いいたします。  大臣、外務大臣に就任されて二月余りがたったわけですが、これまで一番難しい案件として大臣が苦労されたのは何ですか、お聞かせいただきたいと思います。
○東門委員 そのあらゆる問題の中から、特にこれはちょっと手ごわかったなとか難しかったなと思われるのがあると思うのですよ。ぜひそれをまたお聞かせください。
○東門委員 本当に御苦労さまでございます。  いろいろな難しい案件を抱えられて頑張っておられると思うのですけれども、今回の事件につきまして大臣が一番最初にお聞きになったのはいつでしょうか。
○東門委員 最初にニュースをお聞きになって、その時点では確かにいろいろな意味で詳細が判明していなかったかと思います、私も二十九日の朝に聞きましたので。その中で、大臣がそれについて一番最初にアクションをとられたのはいつでしょうか。
○東門委員 その件につきましては、では、総理がアメリカへ行かれる前にお話をされておられますか。
○東門委員 私がそれをお尋ねしたのは、アメリカに行かれて総理がブッシュ大統領にお会いして、ブッシュ大統領の方からその事件に対して遺憾の意が表明されたというのは報道で出ました。それに対して、我が国の総理は一言のコメントもないというのが出たのです。何も見えなかったのです。それに対して...全文を見る
○東門委員 そのとき、北谷町の美浜という区域がどういう地域だという答えがあったのでしょうか、お聞かせ願えますか。
○東門委員 そのとおりです。先ほど赤嶺さんの方からも話がありましたけれども、北谷町は、そこの基地を幾らか返還してもらった跡と、それから埋め立てた部分をしっかりと活用して、そこに、観光スポットということも含めて、あるいは県民の憩いの場としても交流の場としてもつくりたいと、とにかく町...全文を見る
○東門委員 今のお言葉、しっかりと聞きましたけれども、ただ、私、先ほどもちらっと申しました。私がとても今回奇異に感じているのは、政府の側に被害者の心身の傷をいたわる姿勢が見えないと思います。私はそう感じています。被害者への謝罪のお言葉、外務大臣からも出ておりませんし、総理からも全...全文を見る
○東門委員 確かに政府はいろいろな施策を講じていかなければいけない、安全を確保するために。でも、こういう被害に遭った人に対して、本当に、基地を提供している政府の側から一言おわびがあっていいと私は思います、その被害者に対して。それを申し上げておきます。  そうすると、今回の被害者...全文を見る
○東門委員 沖縄に在日米軍専用施設の七五%が集中しているということは、もうこれは周知の事実ですから、大臣もそれはいつもおっしゃっていることなんですが、その事実、七五%が沖縄に集中しているというこの事実は、大臣、正常な状態だとお考えですか、それとも異常でしょうか、お答えいただきたい...全文を見る
○東門委員 しかし、現実的に、実際に七五%を押しつけられて苦しんでいるのは沖縄県民なんですよ。私は、今お伺いしたのは、それは正常なんですか、政府としてそれを正常と認めて今までやってきて、これからも進めていこうとしているのですかということをお伺いしたいのです。  実際に私たちが苦...全文を見る
○東門委員 また同じところの繰り返しになりますが、SACOの最終報告の着実な実施は、面積的に少し減るだけなんですよ。それでも七〇%。普天間飛行場が移設されて七〇%残ることになります。それで本当に正常な状態になるとお考えでしょうか。
○東門委員 その点に集中していきたいと思います。  実際に負担をしている県民がここにいる、百三十万県民が。余りにも小さなかごに余りにも多くの卵を入れ過ぎた、それでいろいろな事件、事故が起こっている、沖縄県民の不満がすごく募っているということをキャンベル氏はおっしゃいました。その...全文を見る
○東門委員 世界のどこを探しても、本当に沖縄県におり立って、五十八号線に出てください、それを北上すると考えてください、道の両側にあれだけのフェンスがあるというのはほかにはないんじゃないでしょうか。私は世界全部回っているわけじゃないからわかりません。ただ、私の理解するところでは、主...全文を見る
09月18日第152回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東門委員 九月十一日、米国において、ハイジャックされた旅客機が次々と巨大なビルに激突して崩壊をさせた連続テロ事件、その破壊力の激しさと死傷者の数において前代未聞のテロ事件であり、このような卑劣な行為は、その理由のいかんを問わず、断じて許すことはできません。私たちは、民主主義社会...全文を見る
○東門委員 今の時点でコメントできないというお返事でしたけれども、また、ではそのときにもう一度、改めて別のときに質問をさせていただきます。  続きまして、今回の事件に乗じて、政党の中には、日本への大規模戦略を想定した有事法制の整備を求める声が上がっていることが連日報じられており...全文を見る
○東門委員 検討作業がもう続けられてきているということですか。では、どのあたりまで来ているのでしょうか。いつごろそれを出していくということなのでしょうか。私、まだだと思っていましたので、済みません、お願いします。有事法制についてです。
○東門委員 沖縄のことを少しお話をさせてください。  沖縄では、テロ発生直後から、在沖米軍基地の厳戒態勢がとられています。九月十五日未明には、嘉手納空軍基地所属のF15戦闘機とKC135空中給油機計十機が、海外での運用派遣のためアラスカのエルメンドーフ空軍基地に向けて出発、十七...全文を見る
○東門委員 先ほどから、ほかの委員の質問に対しまして、緊密な連携をとっておられる、機微に触れるところもあるからというもちろん断りはあったのですが、そういう中で、在日米軍基地の、そこから出ていく運用の面については全然御存じないということは、政府には何にもそういうことについては報告が...全文を見る
○東門委員 済みません。運用上の問題なのでコメントができないのか、あるいは一切ないのでしょうか。先ほど、ないとおっしゃったんです、大臣は。今回、運用上のことなのでコメントできませんということは、どちらが正しいんでしょうか。
○東門委員 今回のテロによりまして、在日米軍基地を抱える地域では、当然のことながら緊張がかなり高まっております。基地がテロ攻撃の対象となるかもしれない、あるいは、ひょっとしたら日本も戦争に巻き込まれるかもしれない、そういう不安、あるいは沖縄の米軍基地の重要性が増すという見通し、ま...全文を見る
○東門委員 今の御答弁から察すると、今までと全然変わらない、これからもずっと続けていくということになるのでしょうか。もう一度、済みません。
○東門委員 そういう中で、これまでもこの外務委員会の席でも私は何度も質問してまいりました。そういう中で、沖縄の米軍基地、SACOの最終報告の着実な実施というお返事が返ってくるだけなんですが、実は、先ほどある議員の方から、沖縄はどうするの、ぶっ飛んでしまうよと、ちょっと冗談めかして...全文を見る
○東門委員 こう申し上げると、こちらにいらっしゃる委員の先生方、お怒りになる方もおられるかもしれませんが、沖縄の米軍基地の状況、これまで五十六年間そういう状態で来て、これからも、今SACOの最終報告と、いつもそれが出てきます。しかし、それは何の担保もないのですよ。十五年使用期限だ...全文を見る
○東門委員 パウエル長官とお話し合いをされているということはよくわかりましたけれども、進捗状況というのは、まだ何も進んではいないというところでしょうか。済みません、まだ一歩も、何か回答が見えてくるということではないのでしょうか。
○東門委員 六月の北谷町で発生しました米兵による女性暴力事件以降も、沖縄に限らずだと思います、駐留米兵による車両への放火、あるいは器物損壊、あるいは車両の盗難ですか、そういう事件が結構続いております。  米軍基地とともに生活をしている住民にとりましては、米軍に特権を認める日米地...全文を見る
○東門委員 ぜひ大臣に期待したいと思います。私たちが本当に目に見えるようなところで、早目に出てくることを期待したいと思います。  済みません。先ほどちょっと一つ質問を抜かしちゃいまして、ごめんなさい、戻ります。今回のテロ事件との関連でございます。ちょっと急いで、忘れてしまいまし...全文を見る
○東門委員 これは、報道があったやに聞いておられる、しかし事実ではないというふうに、これは外務省の皆さんのあれですか。いや、私、本当にテレビを見ております。アーミテージさんが入っていって握手をして、下にちゃんと自衛隊派遣を要請と出ておりました。  私は、先ほどからいろいろ御質問...全文を見る
○東門委員 私がテレビで見たのが何だったのか、あと少し時間がたったらわかると思いますが。いや、もしそれが事実であり、外務大臣のお耳に入っていないのだとしたら、これは大きな問題になると思います。というのは、はっきりと、自衛隊の派遣を、日の丸が見たいというテロップまでちゃんと流れまし...全文を見る
○東門委員 時間なので終わりますが、今回のテロ事件、本当に大変な事件で、一刻も早いあれを望みますけれども、その対応、日本政府としての対応には、やはり慎重に判断してやっていただきたいと思いますということを述べまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。      ———...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○東門委員 私は、九月十一日以降今日までの沖縄の状況について質問をしていきたいと思います。  九月十一日以降、世界じゅうの目はアフガニスタンに、そしてアメリカの動きに向けられていると思いますが、そんな中で、日米安保体制に多大な貢献をしている沖縄、今、安全ですか、危険ですか、公安...全文を見る
○東門委員 その安全な沖縄に、今、応援に機動隊が出かけておりますよね。機動隊は、どの方面から何人ぐらい行っていますか。
○東門委員 その機動隊の派遣については、米軍の方から要請があったのでしょうか。
○東門委員 警察独自の御判断ということですけれども、今委員長は、沖縄は安全です、日本全体が安全ですとおっしゃったと思うんですが、その中でも、沖縄のように、あれだけの広大な米軍基地が集中している、そこも安全だとおっしゃったわけですよね。そこになぜ派遣をされたのかということと、なぜ米...全文を見る
○東門委員 先ほどの委員長の御答弁の中で、中部あるいは九州管区から機動隊が応援に行っているということだったわけですが、では、少なくともその管轄地域よりは沖縄の方が危険だと警察庁が判断して、政府もそれを認めているということなのかということが一点。  それから、アメリカの軍事報復に...全文を見る
○東門委員 飛行機とおっしゃいましたけれども、同じ国内でも北海道にも飛行機で行くんですよ、修学旅行の皆さんは。そこは決して減っていないんですね、ある意味ではふえているというのが新聞報道に出ております。必ずしも飛行機ではないと私は言えると思います。  国内のよその県に修学旅行、沖...全文を見る
○東門委員 外務大臣、今の御答弁の後で、基地の整理縮小、それは国会決議も行われておりますし、閣議でも決定されていると思います。ぜひその点で御答弁を。
○東門委員 すごい、お二人ともその件をおっしゃいましたけれども、後でその件にはまた触れていきたいと思います。  大臣お二人とも御答弁をいただいたんですが、沖縄に行っておられないから、沖縄がどういう状況であるか御存じない。  米軍基地のゲート、物々しい警戒態勢です。バリケードが...全文を見る
○東門委員 テロが発生以来ですけれども、沖縄では、これまで見られないような米軍の行動があります。外務省は、在日米軍の兵士が民間地域で銃を持つ行為、それを軍隊の属性として認められる、地位協定何条の何項という明記はなくても、属性として持つことが前提であるという認識をお持ちなのでしょう...全文を見る
○東門委員 大臣は、私の質問にはお答えになっておられないのですよ。外務省の見解として、軍隊の属性として、私はこれは地位協定違反だということを申し上げたいわけですけれども、米軍の兵士が民間地域で銃を携行する、それは可能だ、それはやっても構わないという認識をお持ちなのですかとお聞きし...全文を見る
○東門委員 済みません。その件は、銃を携行し民間地域に出かけていくということも含まれているのでしょうか、その日米合同委員会の合意事項。(発言する者あり)いや、公園内ですよ。勝連町の平敷屋、ホワイトビーチの近くの。公園内です。民間地域です。
○東門委員 ちゃんと地位協定の中には、米軍兵士の軍事警察としての行動は、基地内、施設内となっているんです。施設外は入っていないんですよ。どういうことなんですか、それは。——大臣でお願いします。大臣の方で、地位協定の件ですから。大事なことですから、お願いします。
○東門委員 公安委員長、今の外務省と同様の御認識ですか。民間地域、つまり基地の外でも米兵が銃を持って警備活動を行うことが許されていると理解しておられますか。
○東門委員 沖縄県警は、米軍に対して銃の携行は困るというふうに申し出ているんですよ。それはどういうふうに理解されますか。民間地域での銃の携行は困るということを申し出ているんですよ。どうですか。
○東門委員 私は、明らかに地位協定十七条にも抵触する米兵の行動が許されているということになると思うんですが、アメリカで起きたテロの後、日本あるいは沖縄は有事態勢というふうになっているのでしょうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○東門委員 時間がなくて、何か慌ただしくて思うようにできないんですけれども。  アメリカは、今回のテロの犯人が確定的証拠をもって特定されたと言い、その身柄を引き渡さないタリバン政権の軍事施設を一方的に空爆しています。日本もその行動を全面的に支持すると熱心に表明しているわけですが...全文を見る
10月30日第153回国会 衆議院 本会議 第10号
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○東門美津子君 社会民主党の東門美津子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま御報告のありましたAPEC首脳会議に関しまして、小泉総理大臣に御質問いたします。(拍手)  今回のAPECは、九月十一日に米国で発生した、許しがたい残虐な同時多発テロの記憶がまだ生々...全文を見る
11月07日第153回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。常にラストバッターでございます。元気よくいきたいと思います。  まず、テロ事件関連で御質問いたします。  テロ対策特措法が成立をして、対米支援の動きが具体化し始めました。平和憲法を持つ日本がついに戦争に参加することになったことを深く憂慮...全文を見る
○東門委員 大臣のおっしゃるように、確かに、今回の法律は何もアメリカを支援するためにつくったのではないとおっしゃる。しかし、結果として、今世界から見える日本は、対米支援がメーンなんです、間違いなく。そういうふうに見えるんです。日の丸を見せたい、そういう思いから自衛隊機が飛ぶ。いろ...全文を見る
○東門委員 もう一点、その件でお伺いしたかったんですが、今の大臣の元気な御答弁をお聞きして、対米追従じゃないよとおっしゃったその元気さで、私は地位協定のこともお伺いしたいと思います。大臣は、朝私にエレベーターでお会いになったとき、また地位協定を聞くんでしょうとおっしゃっていたんで...全文を見る
○東門委員 今の大臣のおっしゃったのは、十七条の十項(a)、(b)をめぐる合意議事録の規定だと思います。その範囲内で米兵が銃を携行して施設外で行動することは問題ないとしておられるわけです。今、根拠はそこにあるとおっしゃっているんですが、じゃ、十月三日の事件ということで、外務大臣、...全文を見る
○東門委員 先ほど北米局長の御答弁の中ですけれども、十七条十項(b)の件について伺います。  これは、私の質問主意書への答弁にも出てきていることですのでよく御存じだと思いますが、基地の外においては必ず我が国の当局との取り決めに従うことを条件とするですよね。二番目に、我が国の当局...全文を見る
○東門委員 今の御答弁によりますと、やはり基地の外で米軍の兵士が銃を持って出るということは違法である、やってはいけないことだというふうに理解していいのでしょうか。北米局長。
○東門委員 事前の連絡がない。地位協定にはあるべきだとちゃんと規定されている。それでも連絡がない。それなのになぜそれは問題ないという判断に立たれるのか、そこをお聞きしたいと思います。はっきりと地位協定ではそのように規定されているわけですよ。それにない行動が行われた、それに対して問...全文を見る
○東門委員 では、少し質問を変えます。今の解釈、よくわからないんですけれども。  私が前に植竹外務副大臣に要請に行ったときのことなんですが、そこに地位協定室長も同席しておられましたが、新聞報道でまずこういうふうに出ました。銃を携行していることに対して、軍隊の属性として、その決ま...全文を見る
○東門委員 私がお聞きしているのは、軍隊の属性として、何条の何項という明記はなくても持てるというふうな説明があったのですよ。  では、軍隊の属性とは何ですか。お願いします。
○東門委員 今、十月三日の件だけについてお話ししておられると思います。私もそれはメーンに聞いていますが、そうすると、軍隊の属性というのは銃を携行するということだけですか。ほかにもありますか。
○東門委員 北米局長の今のお話によりますと、武器を携行してそれを使用する場合もあるかもしれないということなんですが、ある意味では、公務中であれば軍人は外にいてもそれができるというふうに解釈しておられるということなのでしょうか。十七条の十項の(a)と(b)と両方見てそういうことが可...全文を見る
○東門委員 やはり答弁がはっきりしないのですが、前に進まないと時間がありませんので行きますけれども、地位協定の見直しをそのまま続けさせていただきます。  私は、これは本当は地位協定を、こういうのをしっかりと規定の中に入れる。ドイツはそうなんですね。ボン補足協定では、基地の外で兵...全文を見る
○東門委員 なぜそんなに時間がかかるのでしょうか。運用改善でうまくいくということで頑張っておられると思うんですよ。二月からこれまで、九月にも同じ質問をして、そのときの答えと今と全然変わらない、六月にもあったかと思うんですが。そういう状況というのはどういうことなんでしょう。なぜそん...全文を見る
○東門委員 何がそんなに問題なのですか。相手があることだと何度もおっしゃる、それはわかります。相手がこれでだめだとおっしゃっているのは何なんですか。何がそんなに問題になって動かないんですか。それをぜひお聞きしたいです。
○東門委員 支援してくださいと言葉ではおっしゃる。支援しようにも、何が問題なのか出てこなければ何もできないじゃないですか。それをむしろおっしゃってくださった方がいい。アメリカ側はこれに渋っている、これに嫌だと言っている、日本側はこう提案しているというのをおっしゃってくださった方が...全文を見る
○東門委員 今、改正も視野に入れてと、ただ待っているわけじゃないと。  では、その期限、例えば二月に起きた放火事件は、それも例示的に入れるということもまだですか、ちゃんと入っていますか、その件での話、合同委員会では。合同委員会の様子はどうなっていますか、北米局長。
○東門委員 先ほどの北米局長の答弁で、そうだと思ってはいたのですが、今大臣の御発言を伺って、大臣は七月の件を例にとられて、これだけやっていますよというふうな答弁をされましたが、そこはお話ししておきたい。ちゃんと今の北米局長の答弁を聞いていただきたかったものですから、北米局長に改め...全文を見る
○東門委員 同じような、いつまでにということをもう一つお伺いしたいのですが、沖縄の県内基地移設の問題です、普天間の基地。十五年使用期限問題があります。大臣、十五年とお聞きになると嫌な顔をされますけれども、しかし、私たちにとってはとても大事なことなんですよ。  今、新聞では、リー...全文を見る
○東門委員 先ほど外務大臣が、テロへの対策特別措置法への決意をすごく元気よくおっしゃっていただいたのですが、私もお願いします。もっと積極的に、主体的に、小泉総理がとても好きなお言葉のようですが、もっと積極的に、主体的にやっていただきたい。テロの問題、大変です。私も、そのお気持ちは...全文を見る
○東門委員 ぜひ期待しています。ありがとうございました。
11月21日第153回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○東門委員 私の質問を、早目に外務大臣へしてくれとの申し出がありましたので、何か次の日程があられるようで、先に外務大臣の方からお願いいたします。  まず、SACO関連ですけれども、政府におかれましては、年内にも代替施設協議会を開催するという予定になっていますか。まず、そこからお...全文を見る
○東門委員 今、移設候補地の地元の住民から、軍民共用の二千六百メートル滑走路は規模が大き過ぎる、そういう反発があることはもう御承知のことだと思いますが、その大き過ぎるものが十五年後には撤去されるのか、民間専用空港にかわるのか、それとも、十五年どころか二十年あるいは三十年、五十年と...全文を見る
○東門委員 平成十一年の閣議決定に沿ってということなんですけれども、では、その中では十五年の使用期限問題はどのように扱われているんでしょうか、述べられているんでしょうか。大臣、お願いします。
○東門委員 その中で、米国政府との話し合いの中では、知事あるいは名護市長の要請を重く受けとめてという段もありますね。それを、御両人ともやはり十五年は譲れないとおっしゃっているんですよ。そういう中で、米国側との交渉をしていかれる、協議を重ねていかれるとおっしゃっているわけですから、...全文を見る
○東門委員 一〇〇%こちらの言い分だけが通じない、通らないということは事実でしょうけれども、一〇〇%あちらの言い分だけが通らなければいけないということもないですよね。確かめておきます。
○東門委員 何かお話を伺っていると、朝からずっと、これまでもそうなんですけれども、政府の方としては十五年の使用期限については約束できない、そういう印象を受けるのですよ。そういう約束できないとの見通しであるならば、あるいは世界情勢によるので十五年後はどうなるかわからないというような...全文を見る
○東門委員 今の御答弁は、沖縄県民に対して政府としての説明責任を果たしておられると大臣は思っておられるのでしょうか。
○東門委員 いやいや、これは今の、済みません、尾身大臣、ちょっと待ってください。
○東門委員 その件につき、十五年使用期限問題について、仲村副大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。かねてから副大臣は、十五年使用期限は絶対に譲れない線だとおっしゃっていたように私は記憶しておりますが、いかがでしょうか。
○東門委員 よくわかりました。  ですけれども、では、粘り強く外交交渉は続けていく、何十年でも続けられるのかもわからないのですが、その間にここはどんどん進んでいく、見切り発車をするということにもとられると思うのですが、どうでしょうか、大臣。
○東門委員 外務大臣、一応、これから尾身大臣にお聞きしたいと思いますので、どうぞ。ありがとうございました。  尾身大臣に、沖縄の観光産業について、朝からずっと続いておりますけれども、私もやはりその件について質問をさせていただきたいと思います。  まず、沖縄は観光立県をアピール...全文を見る
○東門委員 この二点は、私は沖縄というときに真っ先に出てくる点だと思うのですね、観光、それから基地ということは。  ただ、この二つの特徴が、沖縄の振興開発、経済発展というその視点から、どのような影響をもたらしているかということをお伺いしたいと思うのですが、基地の集中ということと...全文を見る
○東門委員 私は基地と観光との両立についてお伺いしたのですけれども、沖縄の観光についていいますと、確かにこれまでは年を追うごとにかなり上昇してきていたと思います。間違いのない事実です。  しかし、今、九月十一日以降、ぴたっととまっているどころか、下降ぎみであるという事実もありま...全文を見る
○東門委員 観光、飛行機がというお話でしたけれども、私は、実は昨日ですか、アメリカから帰ってまいりました。そちらのお話を聞きますと、確かにしばらくは客がぐっと減ったけれども、もうほとんど満席状態、私が行ったときも満席でした、帰るときに少し少なかったのですが、そういう状況になってき...全文を見る
○東門委員 大臣のおっしゃるのはわかるんですよ。機動隊をぱっと沖縄に送ったために風評被害ということもあろうかと思われるというお話でしたけれども、でも、政府が、警察を沖縄にそれだけ送ったということは、やはり危険区域であるということを思ったから送られたわけですよ。これは沖縄から発した...全文を見る
○東門委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次の質問ですけれども、この沖縄の観光との関連で、今策定中だと思います、沖縄振興新法ですね、その中では、基地の集中によって影響を受けやすい沖縄観光についてはどのような振興開発の視点が盛り込まれることになっていますか。今どのように観光を...全文を見る
○東門委員 最後の質問になります。  お伺いしますけれども、沖縄振興開発政策なんですけれども、復帰からもう三十年です。沖縄振興開発計画は、三次にわたりました。その間、政府は六兆四千億円、他省庁分も合わせると約十兆円をかけて、沖縄の本土との格差是正、あるいは基地依存、財政依存から...全文を見る
○東門委員 沖縄の人間ですから、沖縄の自立経済を目指すためにはやはり全力で頑張りたいと思いますが、振興新法が策定されて、それが多分十年ぐらいの時限になるのでしょうか、そのときには、沖縄の経済は本当に自立できる、もうその緒についていると、目に見えるような形であらわれてくることを私は...全文を見る
11月26日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第10号
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○東門委員 時間がかなり短いですので急いでいきたいと思いますけれども、私も質問に入ります前に、一言申し上げたいことがございます。  なぜこの場に小泉首相がおられないのか、とても疑問に思います。今、辻元議員も話しておりましたけれども、本当に大事なときだと思います。戦後初めて自衛隊...全文を見る
○東門委員 私、二つプラスそれともと申し上げました。それともの後ろは何ですか。
○東門委員 いや、私の質問は目的です。米軍支援ですか、それとも人道支援ですか、それとも別なんですかとお聞きしたんです。三つの活動が計画されているのは知っております。その前です。なぜ自衛隊は派遣されたのですかという目的です。
○東門委員 自衛隊が出ていき、米軍を支援し、ほかの国々も参加するかもしれません、そういう中で、テロは根絶できるという自信を持っておられるんでしょうか。
○東門委員 根絶しなければならないということは一緒だと思いますが、私は、これでできるという御自信がありますかと申し上げました。  では、続けます。  先ほど長官もおっしゃっておりました三つの活動、協力支援活動、捜索救助活動、そして被災民救援活動があるとおっしゃっていました。そ...全文を見る
○東門委員 合計ですね。  先ほども伺いましたが、私は、協力支援活動に幾らですか、そして捜索救助活動、被災民救援活動にそれぞれどれだけずつが配分されるのですかとお聞きしております。
○東門委員 そうすると、これは全部協力支援活動に行くというふうに理解してよろしいのでしょうか。  私は、質問通告の中では、それぞれ幾らになるか、別々に示してくださいとお願いをしました。
○東門委員 一九九六年に締結されましたACSAでは、それぞれ返還だとかあるいは償還が前提であるという、有償ということになっておりましたけれども、今回の場合は無償ということですよね。なぜ無償なのでしょうか。
○東門委員 そうしますと、在日米軍駐留経費の総額、年間幾らですか。
○東門委員 ちょっと質問を変えますけれども、今回のテロが発生しましてから、在日米軍基地からアフガン攻撃に出向いているという部隊はありますか、防衛庁長官。
○東門委員 その部隊はどこですか。どこに駐留している部隊ですか。
○東門委員 今、さきの御答弁では、そういう情報が入っております、一部の部隊が行動に出たというふうなお話だと私は伺ったんですよ。そうですね。そうしますと、その部隊はどこに駐留している部隊ですかとお伺いしたんですが、それはおわかりにならないということですか。
○東門委員 そうすると、在日米軍の動向は全然おわかりにならないということでしょうか。そうですか。在日米軍の動きは全然把握しておられないということですかということです。
○東門委員 在日米軍基地への平時の支援に六千億余り、七千億近く出費する。そして、今回の有事支援に、先ほどでは、全部じゃないんでしょうけれども百七十億円余とありました。かなり大きな額が使われるというわけですが、それに対して、このテロ発生後、何よりも身近な在日米軍の活動について把握し...全文を見る
○東門委員 事前協議の対象になっていない。  例えば、ベトナム戦争、湾岸戦争、結構沖縄の基地から出撃していきましたけれども、そのとき事前協議ありましたか。事前協議がなされて出撃しましたか。
○東門委員 であれば、今の御答弁もおかしいですよ、事前協議がなかったということ。  今、テロが発生してかなり緊張していると思います。沖縄県の状況はもう皆さん御存じだと思います。緊張している中で、在日米軍は、私は沖縄県だけを申し上げておりません、全国です、やはり政府が在日米軍基地...全文を見る
○東門委員 時間がないのがとても残念ですけれども、最後の質問をさせてください。  自衛隊派遣の影響です。  今回、自衛隊を派遣しました。私たちは、それは戦闘行為に参加をすると見ております。政府はいろいろ、詭弁を弄してといいましょうか、答弁は違いますけれども、とにかく参戦をする...全文を見る
○東門委員 在日米軍基地を抱えている自治体、かなり緊張していると思います。いえ、しております、事実。そういうところの影響。自衛隊を派遣することによって何か……(発言する者あり)関係ないと今久間先生おっしゃるんですけれども、そうですか、全然関係ないと。ですから、米軍基地が別に守られ...全文を見る
○東門委員 その議論はまた別の機会にさせていただきます。大きな影響が出ているということを、まあ、自衛隊そのものとは関係ないので、テロとの関係ですけれども、それをまたさせていただきたいと思います。  終わります。
12月05日第153回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  小泉内閣の売りというんでしょうか、これは聖域なき構造改革ということですが、事沖縄の基地政策に関しましては例外になっているのか、首相の顔が全く見えません。テロの問題に対しては、主体的に、積極的にを何度も繰り返されて、それを叫んで...全文を見る
○東門委員 御多忙なのはよくわかります。御多忙なところを押して、この間パキスタンまで行かれました。沖縄はそれに比べましたら本当に二時間先ですよ、二時間で行けるところですよ。日帰りのできる場所なんですよ。私は就任当初からずっとそれをお願いしてきました、ぜひ行ってくださいということ。...全文を見る
○東門委員 済みません、答弁は短目にお願いします。私の質問だけに答えてください、大臣のアピールは結構ですから。  忙しいと。大臣、沖縄の県土のどれだけが、何%が基地にとられているか御存じですか、お答えいただきたいと思います。——いや、大臣にお答えいただきたいと思います。今の御発...全文を見る
○東門委員 はい。  では、沖縄県の次に、二番目に大きく基地を抱えている県はどこでしょうか。県土面積に比べて、二番目に大きな基地を抱えているところです。
○東門委員 それでよろしいでしょうかというのはすごく寂しいですね。  今の大臣の御答弁は、もう忙しくて、基地はほとんど見ておられる、私はあっちこっち見ていますとおっしゃっていた。その割には、それもおわかりにならない。山梨県だと思います。しかも、県土の何%かというと、一%ちょっと...全文を見る
○東門委員 防衛施設庁長官に伺います。  この二、三日ですけれども、代替施設の位置選定で、リーフ案が確定的と報道されておりますが、リーフ上に代替施設を建設した場合、海岸からリーフ内への住民の立ち入りは自由なのでしょうか。
○東門委員 長官、私がお伺いしているのは、リーフ上が確定的だと今報道されております、どうなるかわかりません、もしそうなった場合です、リーフ内への立ち入りはできますかとお伺いしているだけです。イエスかノーかでお答えいただきたいと思います。
○東門委員 では、それとの関連で、辺野古漁港の利用についてですが、それは今までどおりで可能でしょうか。
○東門委員 いずれの場合においてもということですね。わかりました。  では、次の点ですが、去る十月十五日において、国、沖縄県、名護市の実務者のレベルで意見交換があったというふうに出ているのですが、そのときどのような確認がなされていますか。
○東門委員 ということは、その事実があったかどうかさえおわかりにならないということですか。その実務者レベルの意見交換があったかどうか、その事実さえおわかりにならないということですか。イエスかノーで結構です。
○東門委員 名護市長の受け入れ条件についてですけれども、名護市長は、名護市に移設先を受け入れる条件として七項目挙げました。その七項目の四項目めに述べられているのが、日米地位協定の改善及び当該施設の使用期限があります。それに対して、地位協定の改善に向けてはさまざまな協議がなされてき...全文を見る
○東門委員 すべてとおっしゃいました。  もう一つの方は使用期限十五年についてですが、それについてはどうでしょうか。これは外務大臣にお伺いしたいのですが、年内にも代替施設協議会が開かれそうだという報道です。その中で基本的方向が出されていくと思うのですが、使用期限についても年内決...全文を見る
○東門委員 先日、参議院の外交防衛委員会での質疑を私は聞いておりました。その中で、SACOにはない軍民共用空港、これは県の要望だからということで軍民共用空港でいくという大臣の御答弁がたしかあったと記憶しております。十五年使用期限も確かにSACOにはありません。しかし、これは県知事...全文を見る
○東門委員 委員長、お願いがあります。先ほどの北米局長の答弁、大臣の答弁、何ら変わりません。その閣議決定の項目を読み上げただけなんです。質問には全然答えておられない。ぜひ委員長の方からそのことは注意していただきたいと思います。
○東門委員 そんなことないです。外務委員会でやっていいんですよ。  北米局長に伺います。何度か私は委員会でも質問をして、それから質問主意書でも伺っておりますが、やはりよくわかりません。もう一度お聞かせいただきます。  十月三日の件ですね。基地外で銃を携行した米兵の件です。本当...全文を見る
○東門委員 国内法の適用を受けないという御答弁でした。その場合、では、法的根拠は日米地位協定にあるのですか、もしあるのでしたら何条何項でしょうか。  この間の答弁で局長は、十項の(a)、(b)を持ち出された。それはもちろん私が質問しました。その答弁が何度読んでも全然わからないの...全文を見る
○東門委員 そうすると、これは根拠は何条何項ですかと、それも伺いました。それを答えてください。(a)でもない、(b)でもない、国内法も適用されない、それではああいう行為は何条何項に根拠を求めているんですか、お願いします。
○東門委員 局長さんの御答弁はいつもよくわからないんですけれども、要するに、(a)でもない、(b)でもないということですね。合意議事録があるからむしろ(a)と合意議事録だということですか。それだけはお答えください。もうそれだけでいいです。たくさんおっしゃらないでください。
○東門委員 では、十七条十項(a)、(b)の合意議事録にある基地の近傍というのは、その定義はどうなっていますか、どの範囲ですか。例えば何平方メートルとか何平方キロメートルとかというのはありますか。基地の近傍ということになっています。近くがどれくらいの範囲を意味しているのか、お願い...全文を見る
○東門委員 では、これは局長にお願いします。ぜひアメリカ側と交渉してください、合同委員会の中で。  次に、軍民共用空港についてお伺いします。これは施設庁の長官だと思います。民間空港の種別は何になりますか。例えば第一種空港とか第二種とか第三種とかありますよね。そのうちのどれに該当...全文を見る
○東門委員 今の時点では管理主体はおわかりにならない。  設置主体はどうなりますか。それも同じですか。
○東門委員 これはSACOにはないんですけれども、どうやら滑走路の長さは二千六百メートルがずっと取りざたされているようですが、約二千六百メートル、まあ一部には約二千七百メートルになるところもあるというわけですが、それに横が七百三十メートル。その滑走路は、現在普天間あるいは嘉手納を...全文を見る
○東門委員 現在の普天間飛行場の滑走路、これは二千八百で幅が四十六メートルですよね。それより大分横幅が広くなるわけですね。その場合、基地の整理縮小あるいは県民の負担軽減というふうに言えるのでしょうか。大臣、お願いします。
○東門委員 大臣にお伺いしたいんですが、これは多分新聞等でお読みになっておられると思いますので、通告は確かにしてありませんが、ぜひ御意見を伺いたい。  米軍基地のための土地の提供について、土地を提供したくないという人もいます。そういう県民に対して、公共のために必要だから、契約期...全文を見る
○東門委員 残念です。私は大臣の御意見を伺いたかった。これは防衛庁長官の見解があったものですから、外務大臣としてはどのように受けとめておられるかということをお聞きしたかったということです。  先ほどから話しておりますが、現在、沖縄においては普天間基地の移設問題が大きな問題であり...全文を見る
○東門委員 今大臣の時間が長かったので、私も最後に一言ステートメントとして申し上げさせていただきたい。  大臣のお話を伺っていると、何となく今にも何かが動いてくるのではないかというような気もします。期待も持ちました。スタート時点から同じことをおっしゃっておられるからですよ。トー...全文を見る
○東門委員 SACOの最終報告の着実な実施、どれぐらい進んでいますか。恐らく、返還されたのは一カ所だけだと思います。どれだけの努力をなさっているか、ぜひ目に見える形で見せてください。  ありがとうございます。これで終わります。