東門美津子

とうもんみつこ



当選回数回

東門美津子の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  きょうは、何人かの委員が取り上げられました大臣の三度目の沖縄訪問について、私もここから質問をさせていただきます。  二月二日ですか、就任後三度目の沖縄訪問をなさいました。その沖縄訪問の、今回の三度目の沖縄訪問の目的は何だったのかか...全文を見る
○東門委員 とおっしゃいますと、今回の訪問の目的は、現場を見たい、一年もたっているのでということなんですね。  私は、実は外務省の方から、大臣の訪問に先立って、大臣が沖縄に行かれますよというペーパーが入ったんですね。そのときに、そのペーパーの中にタウンミーティングというのが躍っ...全文を見る
○東門委員 二度ともレセプションの席で、短い時間どなたかと名刺交換をしながらお話しになったというのは今わかりましたけれども、私の質問の仕方がまずかったかもしれません。  私が申し上げたかったのは、知事や基地所在市町村長さんやグレグソン四軍調整官と同じような形で、何らかの形でテー...全文を見る
○東門委員 さっき一番最初に申し上げましたが、大臣は、これまで就任なさって三度でしょうか、私の記憶では三回だと思いますが、タウンミーティングを持っておられます。それ以上かもしれません。知事との会談の中で、就任後の一年間で我が国外交にとって沖縄の重要性を痛感したと述べられているんで...全文を見る
○東門委員 ぜひそれを実現させてください。県民の声を、生の声を実際に聞いていただきたいと思います。  少し前に戻りますが、知事との会談の中で大臣は、就任後の一年間で我が国外交にとっての沖縄の重要性、それを痛感したと御発言なさっておられるわけですが、どういう意味でそういう発言があ...全文を見る
○東門委員 そういう中でだと思うんですが、大臣は、日米関係、安保体制は日本にとって基軸、これはいつも聞いている言葉ですからよくわかりますが、その観点から沖縄が非常に重要だとおっしゃったというふうに報道されております。それに対して稲嶺知事は、国際的な緊張で沖縄のウエートが高まるが、...全文を見る
○東門委員 私は本当にストレートにお答えいただきたいんですね。  これまでずっと沖縄にこれだけ押しつけてきて、これからも。それで、知事も言っているんです、なぜ沖縄だけにウエートを置くのかと。なぜ政府はそれを、どこかへでもいいんですよ、沖縄だけではなくて、移設をする、あるいはアメ...全文を見る
○東門委員 PCBの搬出の件については、私も、環境の面からしてもとても大事なことだと思います。でも、少し誤解があろうかと思うんです。  目に見える形というのは、もちろん私もそう言っておりますが、知事は、目には見えないんですよ、運用の改善で目に見えたものは出ていないんですよとはっ...全文を見る
○東門委員 済みません、もう一点でした。  地位協定の改定については、依然、まだ日本側から申し出たことがないと共産党の松本先生の御質問に答えがありましたけれども、その件はこれからどうなんでしょうか。  今、PCBの搬出に関しては、こちら側から強力に働きかけて交渉のテーブルに乗...全文を見る
○東門委員 これまでと変わらない御答弁ですが、ということは、地位協定の改定については一切やる気はないというふうに理解していいということなんですね。政府としてはアメリカ側に申し入れる気はないという御答弁と受け取っていいんですね。
○東門委員 大臣の答弁を聞いておりますと、もう、その気はないよ、しかし、まあ少し、そのまま言ってしまうと角が立つからこういうふうに言っておこうかというふうにしか聞こえないんですね。本当に残念です。外務大臣というポストにあられて、本当にやろうと思えばできる、そういうところにおられて...全文を見る
○東門委員 その中で、十五年使用期限問題が取り上げられたということはないわけですね。
○東門委員 十五年使用期限の問題につきましては、私はこれは細田大臣にもお伺いしたいんですが、もう既に御存じのとおり、これは、知事も名護市長の岸本さんも移設を受け入れる条件に挙げているんですね。十五年使用期限問題は譲れないと言ったんです。それに対して政府は、そういうことは重く受けと...全文を見る
○東門委員 最後の方がよくわからなかったんですが。  国際情勢は今こうだ、それは私もわかります、いろいろ報道を見ておりますから。だから、さっきの報道、一番最初の方に戻るんですが、なぜこれだけのウエートを沖縄に置き続けるんですかと。川口大臣はお答えいただかなかったんですよ。なぜな...全文を見る
○東門委員 どうもありがとうございました。終わります。
02月27日第156回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○東門分科員 冒頭、申しわけありません、これは通告はしてありませんが、一点、お伺いいたしたいと思います。  勝連町のホワイトビーチに、米海軍佐世保基地所属の強襲揚陸艦エセックスが、本日正午過ぎに寄港したとの報道があります。昨日は、ドック型輸送揚陸艦ジュノーとドック型揚陸艦フォー...全文を見る
○東門分科員 掃討作戦ということは承知していないという答弁だったのでしょうか。あくまでもこれは訓練だという理解なのか。ちょっと、私、そこのところを取り違えました。済みません、もう一度お願いします。実戦ではないということなのかということです。
○東門分科員 今の件、わかりました。  引き続き、ホワイトビーチの件なんですが、今、ホワイトビーチは、桟橋の拡幅が計画されております。現在ある桟橋が拡幅されるということなんですが、それを日本政府が総事業費約三十五億円を支出して、二〇〇四年度末までに完成させるということです。これ...全文を見る
○東門分科員 あくまでも荷物の積みおろし、そして大型の艦船が入ってくるからそのために必要だというふうに理解して、米軍ともそういうふうになっているということですね。はい、わかりました。  その桟橋の拡幅工事の場合ですが、これはくい打ち方式でなされるということですが、横須賀の十二号...全文を見る
○東門分科員 ぜひ、環境への影響ということを考えていただきたいと思います。  次に、日本人警備員の銃携帯について伺います。  今、沖縄は、また九・一一の後を思わせるような状況が起こりつつあります。イラク問題あるいは北朝鮮問題など、そういう国際情勢の緊迫化に伴う米軍基地の警備態...全文を見る
○東門分科員 いや、私が長官に本当にお願いしたいことは、今の長官の答弁はよく承りましたけれども、民間人が軍人を守るのに銃を持っているということに、すごい奇異な思いがあるんですよ。沖縄に行ってごらんになるとわかると思うんですが、本当にそういう状況を目の前にしたときに、えっ、ここは何...全文を見る
○東門分科員 次に、神奈川県内の在日米軍施設の返還について伺います。  日米両政府は、二月二十一日、日米合同委員会施設調整部会を開いて、神奈川県内の四つの在日米軍施設の返還についての協議を開始しています。返還協議の対象は、上瀬谷通信施設の一部、深谷通信所、根岸米海軍住宅及び富岡...全文を見る
○東門分科員 第一回では出なかった。ですけれども、二回目からはどうなんでしょうか。これから出てきたとき、どういう方針で臨みますかということです。済みません、ちょっとそこが私は聞けなかったかもしれません。もう一度、お願いします。どのような方針でそれには対応していかれますかということ...全文を見る
○東門分科員 いろいろ飛ぶようですが、那覇軍港の施設についてもお伺いしたいと思います。  ことしの一月二十三日、那覇港湾施設移設に関する協議会において、新軍港の位置と形状が正式に了承されました。  新軍港は、面積は三十五ヘクタールとなり、今の施設の三分の二程度に縮小されますが...全文を見る
○東門分科員 右から左に移すものであるから、現在使用協定も結ばれていないから、右から左へ移すときにはそれも要らないと思うという今の御答弁だったと思うんですが、現在右にあるものが左へ移るとき大きくなっていく、水深も深くなっていく。それは、機能がかなり強化されていく、大型の船も入って...全文を見る
○東門分科員 ということは、万が一、右から左へ移しただけではなかったという場合は、政府が全責任をとりますということなんですね。
○東門分科員 最後の方がとても気になるようなことだったんですね。万一といえば日米間ですからという言い方。  だから、いつも言うんですよ。政府の姿勢を見ていますと、いつも米軍の方ばかり見ている。現実に基地の、本当に隣り合わせに生活をしていかなければならない、そういう住民のことは常...全文を見る
○東門分科員 今の答弁の中で、協定は結ばない、必要はないということだと思うんですが、それであっても、ほかの方法で、ちゃんと住民の不安、そういう懸念を払拭するような形をとっていきたいというふうに理解してよろしいんですよね。  余り時間がありませんので、少しだけですが、名護市のレン...全文を見る
○東門分科員 済みません。もうそろそろ時間がないようです。切れちゃいましたけれども、今の答弁でちょっと気になることがあったんですけれども、銃は動かないと。訓練はできるんですか、動かなくても。というか、弾は出ていかない、それでも訓練できるということですか。ちょっとそこのところがよく...全文を見る
○東門分科員 いや、私は、万が一事故が起こったときには責任はどうとりますか、それを聞いたんです。
○東門分科員 終わります。
03月03日第156回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  けさから、イラクの問題を中心に、ただいまもかなり議論が紛糾しておりましたけれども、私もかなり重複するようなところがあると思いますが、私は、本当に素朴に感じている疑問そのまま、総理にお伺いしたいと思いま...全文を見る
○東門委員 ということは、武力行使、それもやむを得ないという立場で臨んでいかれるということでしょうか。
○東門委員 最終的な手段ということは言っている、フランスもそうだよとおっしゃる。それは私も承知しております、報道等で。  ただ、その中で一番大事なところは、総理いつもおっしゃいます、外務大臣もよくおっしゃるんですが、平和的解決を目指す、それが絶対な条件だとおっしゃっている。平和...全文を見る
○東門委員 私がとても懸念しておりますのは、日本はイラクに対して誤ったメッセージを送っているんじゃないかということなんです。  日本はアメリカ側を支持している、だから武力行使も辞さないよというところが先に走っているのではないかという気がするものですから、そういうふうに伺ったんで...全文を見る
○東門委員 国連であれば、今、正直言いまして、報道を通して伝わってくるのは、一般的な意味での国際社会ということからしますと、大多数の国から、あと数カ月ほど査察を継続すべきという声が出てきているわけです。  むしろ、日本政府としてはそういった多くの声に配慮すべきではないかと思うん...全文を見る
○東門委員 イラクには現在茂木副大臣を特使として派遣されておられますが、アメリカに対して、総理の方から、ぜひ、武力行使、これはやはり絶対にしてはいけない最終的な手段であるとおっしゃっていますから、これはできるだけ回避する方向でというふうに進言したことはございますか。
○東門委員 いや、今の御答弁を伺っていますと、平和的解決の中にはしっかりと、また最終段階でとおっしゃるかもしれませんが、何か先に武力行使可能であるというのが入ってくるような気がして、とても気になるんですね。戦争をやはり回避するという立場で日本は動いていただくのだろうなと思っていた...全文を見る
○東門委員 総理の口から今SACOが出ましたけれども、おっしゃるように、沖縄は、基地あるがゆえに、常に国際情勢に翻弄されています。  国土面積のわずか〇・六%にすぎない沖縄県には在日米軍施設の七五%が存在しており、基地は県の総面積の一一%、本島に限りますと約二〇%を占めています...全文を見る
○東門委員 これまで長い間、半世紀以上にもわたって、沖縄は基地の重圧に苦しんできました。SACOがあたかも救い主であるかのように、これさえ実現すれば沖縄は随分よくなるよというような思いを持っておられるかもしれませんが、決してそうではないということを私は強く申し上げておきたい。 ...全文を見る
○東門委員 沖縄の振興に心を寄せてくださるのはとてもありがたいのですが、県民が一番望んでいるのはやはり基地の整理縮小だということ、海兵隊の削減につながるようなことをやっていただきたいということなんですね。  最後にお伺いいたします。  それは、仮定の話ですけれども、もし何かあ...全文を見る
○東門委員 終わる前に一つだけ。  それであれば、やはり基地は全国民で応分に負担をしていただきたいということを強く申し上げておきたいと思います。沖縄県民だけに押しつけないでください。これは、総理、どうでしょうか。それをお伺いして、終わりたいと思います。
○東門委員 ありがとうございました。
03月19日第156回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  テーマが決まっていまして、それで、一番最後のバッターになりますと、ほとんど何か質問が出尽くしたなという感じがしないでもないんですが、重複することもあろうかと思いますが、やはりしっかりと質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願い...全文を見る
○東門委員 個人的な御意見として伺いましたけれども、大統領の演説、これは北米局からいただいたものなんですが、私も読ませていただきました。直接テレビで聞くチャンスがなかったものですから読ませていただいたんですが、それを読んで、私は、本当にこれでいいのかなという思いがまずしたというこ...全文を見る
○東門委員 大臣の見解を承りました。  本当は、それに関連してもう一つ質問しようかと思ったんですが、次に移りたいと思います。  今回のイラクの問題の発端は、テロ防止ですよね。すなわち、大量破壊兵器がテロリストの手に渡ることを未然に防ぐことが目的だったはずです。  テロ撲滅の...全文を見る
○東門委員 私の持ち時間が短いので、答弁も短くしていただきたいと思うんです。  国際社会、国際社会と何度も使われますが、私は、今はそれは国際社会対イラクではない、政府の姿勢はしっかりアメリカ対イラクととらえていると思います。日本のアメリカに対する支持の仕方、アメリカが右と言えば...全文を見る
○東門委員 その決議の問題、徐々に後退しているのはわかっているんですが、この議論は後に回していきます。  次に進みます。  日本国憲法第九条は「戦争の放棄」を定め、また憲法前文は、「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会に...全文を見る
○東門委員 大臣の御答弁を聞いていますと、何かちょっと悲しくなっちゃうようなところもあるんですが、仕方ありませんけれども。  昨年の査察開始から昨日のブッシュ大統領による最後通告に至るまでの政府の対応を見ていますと、米国の武力行使を正当化しようとする動きばかりが目立つんです。そ...全文を見る
○東門委員 茂木副大臣がイラクに行かれて、アジズ副首相にお会いになったことは、新聞等で読みましたし、テレビでも伺いました。では、アメリカに対して、国際世論が、圧倒的に多くの国際世論です、それが査察を継続するべきだということを、我が政府から、どなたかがアメリカに行かれて、二時間、三...全文を見る
○東門委員 私の質問にお答えにはならなかったんですが、どなたかが、政府の方が実際に行かれて、茂木副大臣がイラクになさったように、やはり査察の継続あるいは平和的解決、私は、政府の言う平和的解決には武力行使も入っているんじゃないかというふうな質問を小泉さんにもしたことがあるんですが、...全文を見る
○東門委員 よく、お話をしていますとは伺うんですが、先ほど、大臣、力を込めておっしゃったじゃないですか、二時間もひざ詰め談判したんですよ、その苦労をわかってほしいと、それをアメリカに対してなさいましたかということを私は伺っているんです。お話ししましたかとは聞いていません。
○東門委員 きのうの午前十時の大統領の演説でした、四十八時間という時間を限って。どうしてこういうことができるんだろうと思いながら、私は、この演説、後で読ませていただいたんです。  それを、悩むこともなかった、最初から支持しているんだというような発言をされた大臣、その中で外務大臣...全文を見る
○東門委員 時間ですから、終わります。  ただし、一言だけ、武力行使が行われたら何が起こるか、その結果は、だれの目にも明らかだと思います。そのとき、日本政府は、本当に国際社会から、それこそ国際社会から責任を問われるということにもなりかねませんということを申し上げて、終わります。...全文を見る
○東門委員 私の方は、まず住居、住宅手当の支給額の改正についてお伺いいたします。  これまで、在外職員に対する住居手当は、各公館ごとに定められた限度額の範囲であれば全額負担されるという、国内では見られない特殊な制度であったようです。今回その制度が見直されて、在外職員が居住する住...全文を見る
○東門委員 いや、これが私の質問の中身だったんですが、なぜこれまでそういうのが見直されなかったのかなというのが私の疑問だったんですよ。それについてのお答えというのはありますか。ないのかな。
○東門委員 今回、兼勤手当が廃止されるということですね。平成十四年度予算における兼勤手当の予算額を見てみますと、五十四万九千円と、在勤手当の中でも際立って低いというのがわかります。  予算額から見ても余り需要のない手当だったのではないかなとは思いますが、実際には年間どのくらいの...全文を見る
○東門委員 平成十三年度の兼勤手当ですが、二百九十人に対して二百八十万円という御答弁だったかと思いますが、なぜそれが十四年度では五十四万九千円と、ぐっと額が落ちたのでしょうか。十五年度は廃止というのはわかるんですが、十三年度の実績に対して十四年度のあの額の差というのはなぜだったの...全文を見る
○東門委員 後で教えてください。終わります。
03月20日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  何か慌ただしい感じの中で、茂木副大臣、早目に委員室を出られなきゃいけないようですので、少し質問の順序を変えて茂木副大臣からお尋ねいたします。  多分、この部屋にいるどなたもが緊張した感じで今座っているのかと思います。それは沖縄にお...全文を見る
○東門委員 今回の緊迫したイラク情勢、横にはまた別の問題もあるんでしょうが、そういう中で、沖縄の米軍基地、本当に警備態勢の強化が行われている、それは副大臣よく御存じだと思います。その中で、基地の日本人警備員の銃携帯が拡大されているということも事実でございます。  この問題につき...全文を見る
○東門委員 地位協定で認められていますとおっしゃっても、運用改善とよく口にされるじゃないですか。それこそ早目に運用改善、日米合同委員会などでなさるんでしょうけれども、しっかりそれを上げていただきたいと思いますが、もう一度その件についてお願いいたします。
○東門委員 私は、ぜひ副大臣のお力でよろしくお願いしたいと思います。  関連ですが、銃を携帯させられたということで、日本人警備員にはどのような義務が課せられるのか。例えばテロリストなど、そういう武装した賊が侵入しようとした場合、銃撃戦をすることまで求められるのか、警備員が銃を持...全文を見る
○東門委員 それで、今回の場合、基地で働いている日本人従業員の安全確保対策ということは、どのように考えられておられますか。イラク情勢を踏まえて、基地従業員の安全確保、その対策についてお伺いいたします。
○東門委員 これは本当に急を要するものだと思いますので、ぜひ早目に、そして自治体の、基地所在地の、あるいはその従業員の皆さんにも早目にそういうことを知らせていただきたいと思います。  茂木副大臣、ありがとうございました。退席して結構です。  北米局長、済みません、いや、しばら...全文を見る
○東門委員 役割についてはわかりました。  昨年十二月、経済財政諮問会議に竹中大臣の方から、政策投資銀行など八つの政府系金融機関の改革案、「政策金融改革について」が提示されまして、その中で、沖縄公庫については、沖縄特利制度のあり方と特定業種向け・産業振興目的の一般的貸付制度のあ...全文を見る
○東門委員 貸付額等もございましたけれども、民間の、そういう融資を申し込んでくるその人たちへの融資の状況ですね、パーセンテージでどれぐらいになっているんでしょうか。どれぐらいの業種の皆さんがその恩恵を受けているかということをお知らせいただきたいと思います。
○東門委員 お願いしたいのは、私がお聞きしたのは、申し込みに対してどれぐらいのという率をお聞きしたかったので、後でぜひその資料をいただきたいと思います。  見直し、検討課題というふうに挙げられているんですが、見直されるということなのかなと。見直されるとしたらどのような方向に見直...全文を見る
○東門委員 細田大臣、沖縄開発金融公庫をこれからどういうふうにということですけれども、その見直されるという中ででも、沖縄にとって、細田大臣スタートのときから御尽力いただいたようですから、ぜひ、最後にもう一度、その御決意をお聞かせいただきたいと思います。
○東門委員 八木橋理事長、ありがとうございました。済みません、お忙しいところおいでいただきまして、ありがとうございました。  それでは、北米局長も待機していただいておりますので、もう一度基地の問題に戻らせていただきますが、先ほど赤嶺委員からも質問がございました十五年使用期限の問...全文を見る
○東門委員 済みません、ちょっと今、私、答弁を聞き損ねました。済みません。
○東門委員 それは、事実ではない、事実に反しているということなんですね。わかりました。  北米局長、私、その直後、すぐ北米局長にお電話をしました。それで、事実ではないと言うので、うそですかと言うと、うそでもないというような発言だったような気がするんですが。うそとは決めつけたくな...全文を見る
○東門委員 その電話をした際、北米局長の方からは、その件については事実ではないという否定の後で、米軍の兵力削減等については協議をしているというお話がありましたけれども、それは間違いありませんね。
○東門委員 その兵力構成についての協議、ぜひ私はそれを聞きたいと思いますが、時間がないようですからこの次に回したいと思います。私は、この間、はっきり北米局長に削減について協議しているんですねと聞いたら、はいとおっしゃっていたんで、その件についても次にさせていただきます。  先ほ...全文を見る
04月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○東門委員 社民党の東門でございます。  いつものとおり最後のバッターでございます。よろしくお願いいたします。  きょうはほとんどがイラクの問題に集中しているわけですが、私も、まず最初に、二、三質問をさせていただきます。  今回のイラク攻撃の理由として、アメリカはイラクが大...全文を見る
○東門委員 とても大事なことだと思うんですね。国際協調でと今おっしゃいましたけれども、でも、今回のイラク攻撃は決してそうではなかったはずなんですよ。アメリカとイギリスが突出してまずやるんだと。もちろん、四十カ国でしょうか、三十カ国でしょうかが支持をする、日本も真っ先に支持の声を上...全文を見る
○東門委員 米軍、英軍に一〇〇%の信頼を置いているという大臣の御答弁だったと思います。  報道によりますと、米国は、今後のイラクの復興の問題について、米軍による占領統治のもと、米国防総省の組織であるORHAが民生分野を担いつつ、イラク人による暫定統治機構を発足させる構想のようで...全文を見る
○東門委員 これまでアメリカとの密接な関係、緊密な連絡をずっと強調してこられた大臣ですから、もうアメリカからはいろいろな情報は入っていると思うんですね。今の時点でわからないということはないと思うんですよ。しっかりとこういう方向でいく、だから日本もこれだけはというのがあるかと思うん...全文を見る
○東門委員 水産庁には報告がなかったということですか。影響がないということは、では、報告があるかないかで決めるということなんでしょうか。沖縄側から、漁連側から報告がないから影響がないと見ているということなんでしょうか。
○東門委員 わかりました。  そうしたら、外務省に伺います。  昨年の十一月の島根県沖や鹿児島県沖での訓練実施に際しましては、漁業関係者や地元自治体は水産庁などを通して訓練中止を申し入れています。外務省からも米国に対し中止を申し入れているということですよね。  今回、沖縄周...全文を見る
○東門委員 私がひょっとしたら聞き逃したかもしれないんですが、島根県あるいは鹿児島県の場合は中止を申し入れていますよね。沖縄県漁連からの要請に対しては直接米国大使館の方には申し入れたんでしょうか。そこがちょっと聞けなかったんですよ。もう一度。  国際法上の件は結構ですから。そこ...全文を見る
○東門委員 島根県の場合は事前にできなかったということなんですが、では、沖縄の場合は必ずいつも事前にやっていますか。海上に出ていく前にちゃんと漁民にはその通告が行っていますか。過去四回ありますね。十二月から毎月一回行われているようですが、それは必ずその都度事前に十分な時間を持って...全文を見る
○東門委員 ここにありますのは、既に設定期間は二月の二十六日午前七時から二十一時までというふうに設定されているんですが、実際に漁連の方に連絡が入ったのは十一時ということで、もう既に海上に出ていたということもあるんですね。ですから、常に事前にやっているということではないんです。です...全文を見る
○東門委員 であれば、これで三月で完了したと。四月は行われていませんか。三月で終わったというふうに理解していいのかどうか。
○東門委員 これまでの政府答弁では、排他的経済水域でのこのような訓練については、国際法上、先ほど局長おっしゃいましたけれども、沿岸国の権利と義務について妥当な考慮を払うことが義務づけられているが、基本的には公海であり、公海利用の自由の原則が適用され、沿岸国の同意を得る必要はないと...全文を見る
○東門委員 わかりました。終わります。
04月23日第156回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  これまで条約三本、かなり似たような質問が出てきましたので、私もちょっと戸惑っておりますが、しかし、準備をしてきましたので、質問をさせていただきます。  まず最初に、越境組織犯罪防止条約の方からお伺いいたします。やはりトランスナショ...全文を見る
○東門委員 いや、だれも翌日なんて言っていません。見通しは、どういうような形で見ておられるのかなということをお伺いしたんですが、それはいいでしょう。  では、条約について伺います。  この条約の適用範囲ですが、条約三条によって、原則として越境性のある組織犯罪集団の関与する犯罪...全文を見る
○東門委員 よく理解できていないかもしれませんが。  この条約五条に基づいて、締約国は、共謀罪か、組織犯罪集団への参加罪の制定を義務づけられることになるわけですが、日本政府では共謀罪を選択するとされています。その選択の理由は何か、教えていただきたいと思います。
○東門委員 先ほども質問があったと思うんですが、この条約の審議、第二回セッションに提出しました一九九九年二月八日付ペーパーの中で、すべての重大犯罪の共謀と準備の行為を犯罪化することは我々の法原則と相入れないと日本政府の代表は述べていますが、この見解は今も変わらないのか、まずそれが...全文を見る
○東門委員 最初はわからなかった、そういうふうになるとわからなかった。しかし、こういうふうに変わってきたということなんでしょうか。  この条約は、三十四条の一項によって、国内法の原則に従って立法措置をとればよいことになっていますよね。だとすれば、日本政府は、日本の法原則と相入れ...全文を見る
○東門委員 要するに、留保はできないということですか。もう一度お願いします。
○東門委員 条約六条によるマネーロンダリングの前提犯罪の拡大になりますが、組織的犯罪処罰法の処罰範囲をさらに拡大するということになりますよね。犯罪の重大性を刑期の長期四年以上だけで判断することは実情にそぐわないのではないかと思うんです。そのマネーロンダリングの規制としては、反対の...全文を見る
○東門委員 先ほどから同僚委員の方からも本当に詳しくいろいろと質問ございましたけれども、私もこの条約を勉強していく中で、やはりこれから国内法の整備に入っていくときに、実際できているのかもしれないんですけれども、すごく大きな問題だなという感じがあるんですね。特に五条、六条、二十三条...全文を見る
○東門委員 私は、日本のことをお聞きしたんですよ。よその国はどうでもいいんですよ、ここで聞いているのは。  先ほどもこれは質問がありましたけれども、やはり私もこれは聞いておきたい、ぜひ伺いたいと思います。  選択議定書についてですが、議定書は、条約に違反する権利侵害があった場...全文を見る
○東門委員 ぜひ早目に、真剣かつ慎重に検討をしていただいて、早目に締結に向けていくように、よろしくお願いいたします。  次に、国際社会において十分な国際協力を行うには、政府だけではなくて、NGOも常に参加をし、他国の政府やNGOと国際社会の課題に取り組んでいくことが不可欠になっ...全文を見る
○東門委員 次に、子どもの権利条約について伺います。  子どもの権利条約に関してですが、子どもの権利委員会には、いまだ日本人の委員が誕生していません。今回、十人から十八人になるということで、可能性があるのかなという気もしないではないのですが、なぜこれまで日本の委員がいなかったの...全文を見る
○東門委員 私の質問は、なぜこれまでいなかったのか、推薦をしたけれどもだめだったのか、推薦はしなかったのかという質問で、それには全然お答えになっていないんですよね。これまで日本は全然推薦はしてこなかったのですか。
○東門委員 ということは、これまではしてこなかった、今度はやっていきましょうということにとらえたいと思いますが、子どもの権利条約、これまでの動きを見ていますと、先ほどからもありますけれども、本当に政府の動きが弱いなという感じがします。これは外務省になってくるのか、どこかわからない...全文を見る
○東門委員 先ほども確かに同じ御答弁だったのを覚えているんですが、やはり内閣府の中に、そこでちゃんと男女共同参画室というのがあるというのは大きな意味があるんですね。そういう部署がきちんと、子供の件はこの省でやるんだと、本当でしたらば内閣府か、さもなければ文科省かもしれないんですが...全文を見る
○東門委員 それはやはり大臣、そういう中でお仕事をされてこられたからだと思いますが、日本の縦割り行政、横の連携のないのは、その悪いところはぞろぞろ出てきていると思うんですよ、本当に。横の連携がとても大事だということはみんな知っている。ところがそれがない。  例えば、一例です。防...全文を見る
○東門委員 もう一点、子どもの権利条約に全然触れられていないということはどうなんですか。子どもの権利条約については一カ所も触れた箇所がない、答申の中に。
○東門委員 私の質問は、答申の中にです。議論がどうだったか、それはわかりません、私たちは。答申の中に触れた箇所が一カ所もないということについてはどういうふうにお考えですかという質問です。
○東門委員 議論の中で、議論の中でと。そこにいた人だけが知っている、国民は全然知らない。子どもの権利条約というのは本当に大事な国際的な条約であるという観点からして、世界が本当に一緒になって、締約国が一緒になって子供の人格形成、未来のためにという中で、答申書というんでしょうか、文章...全文を見る
○東門委員 実際に米国の方の相談窓口に行ったのはゼロということなんですが、それはやはり退役軍人が対象外になっているからだと思うんですね。  退役軍人についてですが、前にもその件をお伺いしましたが、現時点でもやはり対象外とする方針を変えるというおつもりはないのでしょうか。
○東門委員 時間がかなり過ぎてしまってうまくできないんですけれども、アメラジアンという言葉が正しいかどうか私も時々迷いながらなんですが、いわゆるアメラジアンの国籍の問題について伺いたいと思います。そのアメラジアンの中には、日本国籍を持つ者、米国籍を持つ者、日本と米国の二重国籍を持...全文を見る
○東門委員 このようなアメラジアンの国籍の問題について、政府は現在どのように取り組んでいるのか、子供の人権の観点から、日本国籍の取得に関してはより柔軟に対応すべきと考えますが、お伺いいたします。
○東門委員 確かに法務省が答える部分があるとは思いますが、国籍の問題ですから。しかし、日米地位協定というのがかなり関係しているということも事実なんです。それで私はここでお伺いしたんですよ。  次回は、同様の質問であればぜひ法務省にも来ていただきますが、私が申し上げたかったのは、...全文を見る
○東門委員 十二回も協議を持っているのであれば、ある程度何か出てきているんではないかと思うんですが、いかがですか、副大臣。一、二回ならまだわからないというのでしょうけれども、十二回も重ねてきていまして、やはりこういう問題があるということは御存じなんですから、そこで何らかの道筋が見...全文を見る
○東門委員 時間ですので、終わります。  済みません、政府参考人の方、おいでいただいた方、ちょっと時間できょう質問できませんでした。この次にお願いしたいと思います。ありがとうございました。
05月07日第156回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いいたします。  四月十六日の本委員会で米軍の水中爆破訓練について質問をいたしましたが、けさの沖縄タイムス紙には、米軍が本日五月七日から十二日までの間、沖縄近海を中心とする東シナ海五カ所の海域で水中爆破訓練を実施するというこ...全文を見る
○東門委員 どういう爆薬が使用されているかとか、あるいは量がどうなっているか、全然チェックしないで、米軍が文書でそういうふうに言ってきたのでそれを了としたということだと思うんですが、それで政府としてはいいのでしょうか。漁民が、実際そこで仕事をしている人たちが不安を訴えている。そし...全文を見る
○東門委員 質問を変えていきますが、四月二十七日に実施されました沖縄県宜野湾市長選で、普天間飛行場の県内移設に反対をして、米軍部隊の海外分散などによる普天間飛行場の五年以内の早期返還を目指すことを公約に掲げた伊波洋一氏が当選しました。これは、SACO合意で約束された七年が過ぎても...全文を見る
○東門委員 私の質問には何かストレートにお答えいただけなかったんですが、まあ、よろしいでしょう。  普天間飛行場移設問題の原点になりますが、それは、七年前の一九九六年四月十二日の橋本・モンデール合意にあります。それは今大臣もおっしゃっておりました。そして、この問題で最も重要なこ...全文を見る
○東門委員 これまでの政府の姿勢というのは、公共団体の皆さんの意見を伺いながら、地元の人の意見を聞きながらといいながら、政府がどんどん押し込んでいっているということであるということは大臣御承知だと思います。それをあえて言っておきたいと思います。  今回、名護市辺野古への移設につ...全文を見る
○東門委員 今回の市長選挙で、宜野湾市民がしっかりとした回答を出したんですね。五年以内の早期返還を目指すとはっきり公約をした伊波市長に対して、それでいってほしい、もうこれ以上この基地との、危険と隣り合わせの生活は御免ですということをはっきり見せているはずです。  それを気づかな...全文を見る
○東門委員 時間がかなり限られていますので、答弁は本当に聞かれた部分だけ、質問された部分だけ答えていただきたいと思います。  では、その件について伺いますが、アメリカは、米国内外の米軍基地を閉鎖する際、閉鎖する基地にかわる新たな基地を建設したという事例がありますか。要するに、こ...全文を見る
○東門委員 その件についてはぜひ資料を出していただきたいと思います。  アメリカの国内外の基地の閉鎖にかかわって、統合だとか機能分散というのはあると思いますが、新たな基地をつくってそこにそのまま丸ごと移すというような、今政府がもくろんでいる、普天間をそのまま辺野古に持っていく、...全文を見る
○東門委員 代替施設建設のような、埋め立てを行う、大規模工事を行う場合ですが、真っ先に行わなければならないのは環境影響調査、アセスメントであるはずです。それなのに、環境アセスメントがまだ方法書作成という初期作業の段階であるにもかかわらず、代替施設の護岸構造検討のための現地技術調査...全文を見る
○東門委員 今、お二人の御答弁を聞いていますと、何となく全然問題がないというように聞こえるんですが、決してそういうことではないと思うんです。環境に与える影響というのはすごく大きいものがあるということが地元の皆さんの、あるいは環境の専門家の方々の御意見であるということ。私も今答弁を...全文を見る
○東門委員 いや、それはあり得るということで考えないといけないと思うんですね、計画見直しもあり得ると。だから、そうではなくて、もう絶対にやるんだ、突っ走るんだということで動いているのですかという質問だったんです。  もしアセスメントで計画の見直しを求められた場合、それはないのか...全文を見る
○東門委員 環境省に伺います。  私、今の防衛施設庁の調査等の進め方なんですが、とても疑問に思うのですが、もしこのようなやり方でいって、そういうのが許されるのなら、これは環境アセスメントの形骸化になると思うんです、環境省の存在意義も問われることになります。  ことし一月の代替...全文を見る
○東門委員 最後の質問です。  普天間飛行場の返還は、米軍にとっては市街地の真ん中にある老朽化した使いにくい施設のかわりに最新の施設を手に入れるものであり、那覇軍港の移設も同様です。  三月にキャンプ桑江の北側地区が返還されましたが、米軍は見返りにキャンプ瑞慶覧内に最新設備の...全文を見る
○東門委員 大臣のお話を伺っていると、何か情けないという感じです。日米安保体制というのは思いやり予算がなければだめなんですかということですよね、大臣。思いやり予算がなければ日米安保体制の維持はできないということなんですね。もう一度お伺いして、終わります。
○東門委員 終わります。
05月09日第156回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○東門委員 社会民主党の東門です。  まず最初に、放射性廃棄物等安全条約について伺います。  我が国の原子力政策においては、我が国が資源に乏しい国であることから、使用済み燃料を再処理し、抽出されるプルトニウムを国産資源として再利用するというプルサーマル計画を推進しています。し...全文を見る
○東門委員 我が党としましては、原子力ではなくて、エネルギー源はやはり変えていくべきだという立場にありますが、この場ではちょっと時間的な制限もありますので、また別の場でさせていただきます。  大臣政務官、どうもありがとうございました。  報道によりますと、米国のロスアラモス国...全文を見る
○東門委員 アメリカには何度も働きかけておられるということですが、アメリカ側の反応というのはいかがでしょうか。
○東門委員 次に、国際民間航空条約改正議定書について伺います。  まず、着陸料の値下げについてですが、我が国の航空会社も加盟しています国際航空運送協会、IATAは、日本の国際基幹空港の民営化と統合において、損失の相互補てんを目的とするいかなる計画にも反対するとの広報メモを発表し...全文を見る
○東門委員 次に、有事法制に関してですが、内閣がことしの一月に発表しました「国民の保護のための法制について」において、有事の際の被害を最小にするための措置の一つに、運送事業者による輸送力の確保が挙げられています。  昨年、全日空乗員組合は、有事法制の中に民間航空機の運航統制が含...全文を見る
○東門委員 それでは次に、嘉手納ラプコンの返還等について伺います。  二〇〇〇年三月十六日に、当時のコーエン米国防長官が日本の河野外務大臣との会談で、米軍の運用上の必要が満たされることを前提に、日本側への嘉手納ラプコンの返還を表明して以来今日まで、沖縄へ飛来する航空機の進入管制...全文を見る
○東門委員 私は、これは外務省かと思って外務省にお願いしたんですけれども、では国土交通省、お願いできますか。  特に、二〇〇〇年のときに三年ぐらいかかる、それでまた今度あと三年ぐらいというような答弁が出てきているようです。なぜそうなるのか。日米合同委員会では、しっかりと協議が行...全文を見る
○東門委員 最大限の努力をしていかれる、それはぜひやっていただかなければいけないんですが、二〇〇〇年当時に約三年かかるだろうと言われていた。二〇〇三年になって、これからまた三年というお話がこの間実際に出ているんですけれども、どうなんですか、政務官、どれくらいの時間を見ておられるん...全文を見る
○東門委員 思いやり予算についても一問質問させてください。  一昨日の本委員会におきまして、日米安保体制は思いやり予算がなければ維持できないのかと大臣に伺いましたが、大臣からの明確な答弁はありませんでした。  改めてこの問題について伺います。  大臣は、一昨日、いわゆる思い...全文を見る
○東門委員 一昨日も申し上げましたけれども、このいわゆる思いやり予算、これがやはり基地の整理縮小、口頭では何度もおっしゃってくださるんですが、県民の負担軽減のために基地の整理縮小には頑張りますとおっしゃってくださるんですが、全然前へ進まない。それは何といってもこの思いやり予算だろ...全文を見る
○東門委員 暫定的というのは時限であると。十五年が経過しても、またこれからどれだけ続くかわからない、それは本当に暫定的と言えるのかなという気持ちさえしますが、沖縄の米軍基地の整理縮小については、SACOの最終報告、それは何度も、もう本当に耳にたこができるほど、いや大きくなるほど聞...全文を見る
○東門委員 目に見える形でぜひやっていただきたい。もう何度も同じことを申し上げますが、ぜひ目に見える形で、県民が肌で感じる形でやっていただきたいということを申し上げて、終わります。
05月14日第156回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。  現在の特定通常兵器使用禁止制限条約の大きな欠陥は、締約国が実際に条約を遵守しているのか否かを検証する制度を持たず、また、現在保有している型式や数量を強制的に公表させる規則や、条約に違反した個人を刑事処罰する規定が存在し...全文を見る
○東門委員 ぜひ、日本がイニシアチブをとっていただきたいと思います。  次に、クラスター爆弾について伺います。  今回のイラク戦争で、米英軍はさまざまな種類のクラスター爆弾約一千五百発を、イラク軍のミサイルやレーダー施設、砲兵隊を標的に使用したことを明らかにしつつ、イラク側が...全文を見る
○東門委員 今の御答弁を伺っていますと、日本政府も、それはやむを得ない、クラスター爆弾の怖さ、残忍さはわかるけれども、なるべく民間人には被害を及ぼさないと。しかし、そういうことというのは本当に可能なんでしょうかということを言いたいんですよ。  むしろ、私が申し上げたいのは、日本...全文を見る
○東門委員 平成十三年十二月ですか、一万五百九十一トンとおっしゃったのかな、ちょっとはっきり聞こえなかったんですが。一万五百九十一トン。それで、十二年末から十三年まで八百二十一トン。それは、どのように保管されていますか。
○東門委員 私は、どのように保管されていますかとの質問でしたが、質問をよく理解していないようですが、次に移ります。  現在、我が国の劣化ウランの保管総量、先ほどおっしゃったのが、保管総量が一万五百九十一トンということなのかなと思いますが、今後、どのようにふえていくと見込まれるの...全文を見る
○東門委員 わかりました。  我が国の自衛隊は、一九八〇年前後に、劣化ウラン弾の採用を検討し、結局これを断念したとされているわけですが、その断念した理由は何だったのでしょうか、お聞かせください。
○東門委員 はい、わかりました。  現在、米軍等が使用している劣化ウラン弾が環境あるいは人体に悪影響を及ぼす原因となり得るということは、もういろいろな書物でも書かれておりますし、私も読んできましたけれども、そういうことをもちろん政府は認識されておられると思います。劣化ウラン弾を...全文を見る
○東門委員 そういう御認識はないということだったと思うんですが、大臣にぜひお勧めしたい「知られざるヒバクシャ」という本が出ております。アメリカや各地を訪ねて歩いて、劣化ウラン弾あるいはウラン、そういうもののもたらす人体、環境への影響を本当に細かく調査をして、あるいはインタビューを...全文を見る
○東門委員 やはり再度お勧めいたします。「知られざるヒバクシャ」という本をぜひお読みください。  九五年から九六年にかけて、沖縄鳥島の射爆場で、在日米軍機が本来日本で使用が禁止されていた、今話しております劣化ウラン弾、千五百二十発を演習に使用した事件がありました。  米空軍の...全文を見る
○東門委員 はい、わかりました。  次に、日米地位協定について伺います。  地位協定の見直しを求めますと、政府は、見直しではなく運用改善で対応すると答えるわけですが、運用改善は二年前から一歩も前進していないというのが私の感じです。  昨年十二月に質問した際にも、刑事裁判手続...全文を見る
○東門委員 大体こういう答弁かなと思っていましたけれども。  次に、水中爆破訓練について伺います。この間も私は伺いました。続けていきたいと思います。  五月七日の海老原北米局長の答弁ですが、米国が訓練を行う際に、周辺海域をチェックし、漁船がいないことを確認して訓練を行うという...全文を見る
○東門委員 要請すること、そういう考えを持っていませんという明言でしたけれども、しかし大臣、大臣の方へも要請があったと思いますが、県の漁業に従事している人たち、そのあたりで操業している人たち、あるいは県漁連の皆さん、県、議会、そろって要請もしているはずです。やはり危険だ、安全な操...全文を見る
○東門委員 今回の場合は、水産庁は中止を要請しているはずなんですよね。そういう報道がなされているのは御存じだと思います。だから、外務省だけなんですよ、アメリカに対して物が言えないのは。交渉するべき人がそれを言えないんですよ。  確かに、今権利とおっしゃいましたけれども、自国の国...全文を見る
○東門委員 ぜひ、よろしくお願いします。ありがとうございました。終わります。
05月16日第156回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  昨日、有事関連三法案が、九割近くの賛成で衆議院を通過しました。一九七二年五月十五日、沖縄県民の長年の悲願でありました本土復帰が実現しました。それから数えてちょうど三十一年目、同じ五月十五日、その日を迎えたときに、有事法案が衆議...全文を見る
○東門委員 よろしくお願いします。  では、条約に入らせていただきます。船舶防汚方法規制条約について伺います。  とても単純な質問です。私は、こういう条約ができて、これはしかも日本がイニシアチブをとっているということをお聞きしたときには、すごいことだと思いました。環境ホルモン...全文を見る
○東門委員 スタート時点から、もうこれは除くと決められるということですか。それとも、全然議題にも上がらない、日本がイニシアチブをとったときにも、それはもう最初から適用除外ですよというか、国際間の暗黙の了解ということなんでしょうか。
○東門委員 一般的に、多数国間条約は、多くの加盟国が参加することがもちろん望ましいと思いますが、環境関連条約ほど加盟国の数が重要視されるものはないと思います。特に、近隣諸国が環境に関する国際規制に参加しているか否かは自国の環境に直接かかわる問題です。沖縄県からさほど離れていない台...全文を見る
○東門委員 次に、ロッテルダム条約について伺います。  化学物質の危険性を考えるとき、その問題の難しさは、たとえ現時点で安全だとされても事後的に初めて危険性が明らかになる場合があります。しかも、PCBやDDTが、人間の生活とは無縁と思われる南極にいる鯨の組織からも検出されている...全文を見る
○東門委員 次に、生物多様性条約、これはカルタヘナ議定書について伺います。  遺伝子組み換えの技術は自然界に存在しない生物を人工的につくり出すものであります。そこで生み出された生物がどのような機能を持つのか、人体にどのような影響があるのかは理論的に考えられていても、意図していな...全文を見る
○東門委員 カルタヘナ議定書は、先ほどから議論されていますが、生物多様性条約に基づいて策定されたものです。そして、生物多様性条約の最も大きな目的は、その条約名が示すとおり、生物の多様性の保全です。遺伝子組み換えなどバイオテクノロジーは医療、農業、製造業など多くの産業で活用されてい...全文を見る
○東門委員 確かにボーリング調査の所管は防衛施設庁かもしれませんが、しかしこれは政府が取り組んでいることですから、これは防衛施設庁です、これは外務省ですということではないと思うんです。  私が申し上げたいのは、生物多様性ということを今大臣もかなり強調しておっしゃったと思います、...全文を見る
○東門委員 その件については次のときにぜひ質疑をさせていただきたいと思いますが、地元の方も一緒になってとおっしゃったんですが、政府が押しつけてきたんですよ。そういう方向にぐいぐい押しつけていったということを大臣は御存じだと思います。  SACOの最終報告とおっしゃる、これは閣議...全文を見る
○東門委員 私の質問には全然お答えにならなかった、いつもと同じような答弁が返ってきます。私は県民の意思が反映されていますかとお伺いしたんですよ。そこについてお答えください。
○東門委員 時間がないのでこの後の議論を次に回しますが、全然違います、その件に関しては、次回で。もう余りにも時間が押し迫っていますので、最後の質問をさせていただきます。  北緯二十七度以南の排他的経済水域の問題についてですが、四月二十三日の委員会では、私は台湾との協議状況につい...全文を見る
○東門委員 改定の意思はないというふうに私は今受けとめました。  四月十六日の本委員会でですが、米国に対して排他的経済水域では水中爆破訓練を実施しないという取り決めを結べないかと伺いました。川口外務大臣の答弁は、「同盟国の関係といえども、そういった条約で認められている権利を使う...全文を見る
○東門委員 外務省の姿勢としてもう一貫して言えることは、本当に、要するに、県民、国民がどのような状況であるかということをしっかりととらえて相手国に対して交渉しているというのではなくて、まず相手国の顔色をうかがって、相手国がこういうふうに出るとまずいというところで、常に県民に、国民...全文を見る
05月20日第156回国会 衆議院 決算行政監視委員会第一分科会 第2号
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○東門分科員 社会民主党の東門美津子でございます。よろしくお願いいたします。  二〇〇〇年に沖縄経済振興二十一世紀プランの最終報告が出されて、昨年、二〇〇二年には、沖縄振興特別措置法、振興新法が制定され、これを踏まえて、十年間で沖縄経済の自立的発展を目標に、達成すべき各分野にわ...全文を見る
○東門分科員 それで、名護市が当初から強く求めていたのがキャプティブ保険だったと思うんですが、尾身前沖縄担当大臣は、キャプティブ保険については今後の検討課題として勉強させていただくとおっしゃっていたわけですが、そのキャプティブ保険導入については検討されているのでしょうか。
○東門分科員 金融特区、せっかく名護市がそういうふうに指定されたわけですが、現在までに、大臣によって認定された企業というのはありますでしょうか。
○東門分科員 やがて一年にならんとしているわけですが、なぜこれまでに一企業も認定されていないのか、その金融特区というのは本当に魅力ある特区であるのかどうか、どのようにお考えか、お聞かせください。
○東門分科員 私が魅力ある金融特区なのでしょうかと伺ったのは、実は、なかなか動かないということもありまして、これは地元の新聞に載ったものなんですが、専門家の意見として出ております。  「特区としての優遇措置やメリットが中途半端だ」という御意見があるんですね。そして、「名護市の金...全文を見る
○東門分科員 先ほどの安達さんの答弁の中に出ていたんですが、人材育成というのが出ていました。金融特区関係予算、これは平成十四年度は三千万円ですか、十五年度は二千九百万円が人材育成事業として出ているわけですが、この人材育成事業は金融特区との関連でどういうことがなされているのか、教え...全文を見る
○東門分科員 このような形で育成をした人材が、これから、名護市あるいは那覇市、沖縄でということになるんでしょうか、そういう金融業務関係でかなり活躍をしていける、そういう場があるということも約束されるのでしょうか。
○東門分科員 その点は私もよく理解しております。  もう一点、金融特区関係なんですが、平成十四年度、調査費としてですか、二千三百万円が計上されていると思うんですが、どのような調査が行われて、その調査の結果、どういうのが見えてきたか、できたら教えていただきたいと思います。
○東門分科員 わかりました。  次に、新石垣空港についてお尋ねいたします。  新石垣空港、大臣も石垣には何度かおいでになったことだと思いますので、その問題もよく御存じだと思います。沖縄県、そして県議会、石垣市、市議会あるいは八重山の地元の皆さん、総意のもとで、今度、これまで二...全文を見る
○東門分科員 ありがとうございます。  大臣の心強い御答弁、私もとてもうれしゅうございますが、八重山の皆さんもうれしい思いで聞いておられると思います。それをわかったときには本当に喜んでいただけると思います。  次に、沖縄はいろいろの問題を抱えておりますが、バスの問題もございま...全文を見る
○東門分科員 そのときにはまたぜひよろしくお願いしたいと思います。  時間がありませんので、ちょっと急ぎたいと思います。  大学院大学について伺いますが、私も、その実現にはとても大きな期待を寄せているものです。ただ、建設位置が恩納村に決定された、そして現在、二〇〇七年の開学に...全文を見る
○東門分科員 ただいまのお話を伺いまして、総理もはっきりとそうおっしゃっているということなんですが、ただ、新聞報道等で見ますと、建設費に八百億円、年間運営費に二百億円を見込み、そして学長には、おっしゃられたようにノーベル賞受賞者の研究者を充てる、そして、教授、学生の過半数は海外か...全文を見る
○東門分科員 ぜひ大臣に頑張っていただきたいと、応援させていただきたいと思います。  時間ですので、最後に一点だけ。  一番最初にお聞きしたかったのですが、大臣がまだお着きでなかったので、待っておりました。  二十一世紀プランの中に、沖縄県の「「優位性」の重視と「不利性」の...全文を見る
○東門分科員 北方問題、時間がなくて申しわけございません。終わります。ありがとうございました。
05月21日第156回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。よろしくお願いいたします。  まず、在韓米軍の再編成の動向について伺いたいと思います。  今月十四日、アメリカのブッシュ大統領と韓国の盧武鉉大統領の米韓首脳会談が行われました。その中で、在韓米軍の再配置についても話し合われました。同日...全文を見る
○東門委員 今の答弁の中で、在韓米軍が長い間動いていない、ほとんど変わっていない、だからそれの見直しの時期だというふうにおっしゃったと思うんですが、間違いありませんか、今回の再編成に関して。
○東門委員 今のお話、答弁からですと、沖縄にある米軍基地、やはりしっかりと連動していくなと思います。長い間そのまま広大な米軍基地が置かれて見直されていない、いやむしろ強化されてきたという経緯を持っています。それはやはり外務省として、担当者としてしっかりとそこのところは、今回の在韓...全文を見る
○東門委員 お願いをしておきます。時間がかなり限られていますから、答弁はもう短く、聞かれた分だけお答えいただけたらありがたいと思います。  日米の安保体制ということですから、その中には在沖米軍基地がしっかりと含まれると理解してよろしいですね。
○東門委員 今の御答弁を伺っていますと、多分入っていないんだろうなという気はしないでもありませんが、それをさらに話しても時間のむだですから、そのまま進めます。  ただ、やはり総理がアメリカに行かれてブッシュ大統領と会談される、私は、沖縄の問題は絶対無視できない、その都度議題とし...全文を見る
○東門委員 多分こういう答弁が返ってくるだろうなというのは予測をしておりました。これまでもずっと同じような形で答弁は返ってきましたけれども、その都度、大臣も同じなんです。今北米局長もおっしゃったんですが、事件、事故があるたびに、原因究明あるいは再発防止について申し入れ、米軍にしか...全文を見る
○東門委員 そっくり同じ答弁なんですが、確かに、申し入れは、するなとは言いません、どんどんやっていただきたい。  フォローはなさっていますか。申し入れました、アメリカからはこういう答弁が返ってきました、それに対して外務省はフォローはしているんでしょうか。私は、事後のフォローとい...全文を見る
○東門委員 北米局長、アメリカ側からこういうことで再発防止策をとっているというのがありましたら、ぜひ出していただきたいと思います。ぜひ知りたいと思います。  今、伊江島の話が出ましたけれども、けさの新聞にも出ているんですね。多分北米局長のお手元にも届いていると思いますが、今回は...全文を見る
○東門委員 地位協定の五条、わからないわけではないんですが、でも、実際に地域の住民が不安を覚え、それを自粛してほしいと申し入れたことに対して、いや、地位協定上どうしようもないということで終わってしまうのはいかがなものかなという思いがあります。  しかも、米軍は、行きは宮古空港を...全文を見る
○東門委員 それで、沖縄県は調整を行った結果、了承したということでしょうね。ということですね、局長。  時間がありませんので、ちょっと移ります。  普天間飛行場への所属外機の飛来についてですが、米軍機に関しましては、事件、事故だけではなく、騒音も大きな問題であるということは既...全文を見る
○東門委員 時間ですから急いで申し上げますけれども、普天間飛行場の騒音はますますひどくなっているというのが現状であるということを御存じでしょうか。北米局長、それを御存じでしょうか。ぜひ照会してください、どれぐらいひどくなっているか。それはうそではございません。ぜひチェックしていた...全文を見る
○東門委員 どうもありがとうございました。終わります。
05月30日第156回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  まず、私は、きょうは日米首脳会談について質問をさせていただきます。  今月二十三日の日米首脳会談は、テキサス州クロフォードの大統領私邸で行われました。我が国の外交にとって最も重要な日米関係、これはもう政府がかなり強調されておられる...全文を見る
○東門委員 かなり長くお答えいただいたんですが、私がお聞きしたかったのはたった一点。要するに、本当に対等な立場で言うべきことは言い、そしてノーはノーと言える立場ですねとお聞きしたかったんですね。それだけでよかったんですが、そういうことだと私は理解したということにしておきます。 ...全文を見る
○東門委員 説明があったと聞いておりませんですか、聞いておりますですか。——おりません。いや、これは大変なことですね。イラク問題、復興の話はあっても、なぜそういうふうなイラクの問題が起こったかということは、まずそこからやらなきゃいけないことじゃないですか。ブッシュ大統領からなけれ...全文を見る
○東門委員 私は、あの時点でアメリカはかなり確信を持っている、証拠がある、だからそれに踏み切るんだということで、日本もそれを支持したというふうに記憶しております。  きのうのロイターの配信をちょっと入手しましたので、これは東京新聞では日本語で出ておりまして、ロイターの英文ももら...全文を見る
○東門委員 何も進んでいないということですね。これは小泉さん、初めてじゃないですよね。これまでも何度も、負担の軽減に努めますということをおっしゃってきたんですよ。何も進んでいないということ。  それに対して、どうですか、横田基地の軍民共用化。これは首脳同士の中で具体的に出てきた...全文を見る
○東門委員 私がお聞きしたのは、横田は具体的な例が出ているじゃないですかと。もうとにかく時間がすごく限られているんです。何か意図的かなと疑いたくなるような答弁で、すごくがっくりきますね。御丁寧にありがとうございますと言う前に、本当にもっと簡潔に、ポイントをついて御答弁いただけたら...全文を見る
○東門委員 この話は、こういう具体的に数字が一万五千人と出てくるというのは、確かに初めてかもしれません。しかし、沖縄の海兵隊の移転については九〇年あたりからかなり詰められていると思うんです。外務省はずっとその点では話し合っていると思うんですよ。突然出てきたものでないということだけ...全文を見る
○東門委員 クリントン政権でしたか、ジョセフ・ナイさんの記者会見のメモがここにあるんですが、ここでは、日本のカウンターパートと話し合っているという証言があるんですよ。それで一度もないというのはどうなんでしょうか。今局長は、一度もないと思う、協議したことはないと言うんですが、間違い...全文を見る
○東門委員 私も、これだけの具体的な数というのは確かに初めてかもしれませんが、沖縄県からの海兵隊の移転についてはこれまで何度も協議してきていると思います。アメリカの方では、多くの学者、研究者がやはりそういう提言をどんどんしてきているんですよ。それも多分把握しておられると思う。それ...全文を見る
○東門委員 従来の答弁と何も変わっていない、何もやっていない、それがはっきり見える答弁です。  では、時間の関係がありますので、二点だけお伺いします。二点しっかりと私は答えていただきたい。長い答弁は結構です、ポイントだけをお答えいただけたらと思います。  まず、私は、沖縄にあ...全文を見る
○東門委員 済みません、メリットについて、沖縄県民にとってのメリットは何ですかということを答弁していただきたい。
○東門委員 終わりますが、顔にすぐあらわれるものですから、しっかり読んでいただいたと思います。  一点だけ。パウエル長官に大臣がおっしゃったということ、沖縄県知事がそのように言っているとお伝えするだけというのが全然変わらない。外務省として、日本政府として、この件についてどう取り...全文を見る
○東門委員 終わります。
06月05日第156回国会 衆議院 本会議 第38号
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○東門美津子君 社会民主党の東門美津子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいまの小泉総理大臣のサンクトペテルブルク訪問及びサミット出席に関する報告につきまして、関連する問題も含め、質問いたします。(拍手)  今回の日米首脳会談は、クロフォードにあるブッシュ大統...全文を見る
06月11日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。  まず初めに、外務省さんには二点だけお伺いいたしますので、その後は、大臣お忙しいようでしたら御退席くださって結構でございますので、最初に申し上げておきます。  外務省のロシア支援室の北方四島に対する人道援助額...全文を見る
○東門委員 局長、私の質問には全然お答えになっておられない。同じ食料品、医薬品等のみで平成四年度は一億五百万円でしたよね、ことしは三千六百万円ですよねということを伺った、そこだけに答えていただきたかったんです。支援委員会のことはもう、私も、そのときも外務委員会におりましたので、議...全文を見る
○東門委員 もう一点伺います。  外務省国内広報課から出ています「われらの北方領土」というのがございますが、その二〇〇一年版に、「日ソ・日露関係主要事項年表」というのがありまして、そこに記載されていたことを見てちょっと驚いたんです。一九九八年の部なんですが、六月二十三日から六月...全文を見る
○東門委員 多分そういうお答えかなと思ったんですが、初の閣僚として四島訪問されたというふうにこれまで出ているわけですね、その後、二〇〇一年ですか、二〇〇〇年も。そういう中でここだけ、では、今回は、それは閣僚としてではなかった、個人として訪問したというふうに変えてしまうのでしょうか...全文を見る
○東門委員 局長、私の質問は、環境影響評価書に記載されている、その方法だとか理由、目的、変更はありませんよねということなんですよ。そういうふうに理解していいですね、変更はないですよねということ、その点だけお答えいただけますか。
○東門委員 ヒメウミヒルモという海草が埋立予定地域内に生息しているということを市民団体が確認したという新聞報道がございました。  そこで、ヒメウミヒルモに関してお伺いいたします。  まず、ヒメウミヒルモについて、特にその保全面に関してどのように認識しておられるのか。そして、そ...全文を見る
○東門委員 今の大臣の御答弁、ヒメウミヒルモについて調査をして、それによってはちゃんと適切に対応していきたいという御答弁だったと思います。  それで、これは少しダブるかもしれませんが、一応、知事意見についても伺いたいんですが、それについては事業者である内閣府のトップであられる大...全文を見る
○東門委員 ヒメウミヒルモが発見されて、ちゃんと調査が行われて、その保全のための適切な配慮がなされるということですので、ぜひその点はよろしくお願いいたします。  それから、海草の移植に関して伺います。  環境影響評価書によりますと、埋立区域内には二十五ヘクタールに及ぶ海草藻場...全文を見る
○東門委員 去る三月の十五日に開催された平成十四年度第三回環境監視・検討委員会の議事録によりますと、海草移植についての事務局の答弁があるわけですが、海草の「移植によって周辺の藻場を健全な状態にしていくというのが目的」というふうに発言されているんですね。また、周辺の藻場を健全にする...全文を見る
○東門委員 その件でなんですが、特に新たに設置される委員会に関してお伺いいたします。  新たに環境保全・創造委員会のもとに幾つかの専門部会が設置されると聞いております。しかし、「今後の泡瀬環境監視検討委員会体制について(案)」の方を見てみますと、専門部会については、「会議そのも...全文を見る
○東門委員 公開していたものを委員の皆さんの意見で非公開ということだと今伺ったのですが、やはりそれは、委員の皆さんはそういう場でしっかり審議されるために委員として負託を受けているわけですから、公開であれ非公開であれ、それはちゃんとやれると思うのです。  むしろ公開の場で、どうい...全文を見る
○東門委員 終わります。どうもありがとうございました。
06月13日第156回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。  私がきょう、何を真っ先に質問してくるだろうかということはもう御存じだと思います。外務省にとってよき隣人である米兵による女性への暴行事件がまた発生いたしました。外務大臣がその事件に関して報告を最初に受けられたのはいつ...全文を見る
○東門委員 二十五日に発生したということは受けた。いつ、どの時点で、要するに、何時はいいんです、いつ、何日にまずそれがあったかということ。  そして、つけ加えさせていただきます、その報告を受けられて、大臣はどのように感じられたのでしょうか。
○東門委員 大臣と同じ考えです。私も、またかというのが私の最初のリアクションでした。こういうことが一体いつまで続くのだろうかというのが本当に最初に出てきた私の感じです。怒りを通り越して、もう何と言っていいのかわからない。  私が今ここで思い出せるだけでも、二〇〇〇年に沖縄市で、...全文を見る
○東門委員 強くやっていく、とても大事なことだと思います。でも大臣、これまでもずっと同じことが繰り返されてきたんです。外務省は、そのたびに同じ答弁をしてきたんです、同じ発言をしてきたんです。でも、変わらない。  でも、変えられると思うんです。何だと思われますか。私は、解答はしっ...全文を見る
○東門委員 全然変わらない答弁なんですが、とても残念だなと思うんですね。  確かに、これまで大臣も何度もおっしゃっています、私も何度も聞きました、日本のこの地域の平和と安全のために云々ということ。それで、沖縄県民の負担にはどうのこうのと出てきますけれども、これで済む話ではないと...全文を見る
○東門委員 全国民で負担をするということは国内問題である。国内問題であるならば、たやすいですね、一々アメリカと協議しなくてもいいわけですから。政府としてこの方針を立てて、そしてこれでいくんだということは立てやすいんじゃないんでしょうか。どうでしょう。ぜひそれをやってくださいよ。 ...全文を見る
○東門委員 もう何が原因かというのははっきりしているんですよ。今までわからないというのがおかしいんですよ。  若い海兵隊なんです。異国の地で、ふるさとを離れて、文化が違うところで、食事も違う、言葉が全然通じない、基地の中で、軍隊の中で訓練をされている、そういう中で生活している若...全文を見る
○東門委員 法的には問題ない、地位協定上問題ないということを沼田大使がおっしゃっているのは新聞で見ました。今大臣もまさしくそうおっしゃったんですが、それでは、政府の解釈によると、米軍の軍事警察が銃携帯を許されないという状況は存在するんでしょうか。今回は、今おっしゃったように、十七...全文を見る
○東門委員 最後にですけれども、こういうときにはとおっしゃったんです。では、今までにそういうことがありましたか。これまでに一度でも、日本側からアメリカ側に対して、これは絶対におかしいというような事例はありましたか。
○東門委員 恐らくこれからもないんだと思います。要するに、米軍は、日本国どこででもそれは可能だ、特に沖縄の場合は。そういうことだと思うんです。これからも政府が、米軍に対して、銃の携行自体そのものがおかしい、こういうところではいけないんだということを申し出ることはないんだと思います...全文を見る
06月24日第156回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。  きょうは、集中ということで、今回の金武町での事件についての質疑になっておりますが、まず最初に、復帰後今日まで、沖縄県で米軍関係者による女性への暴力事件の発生件数、そこからお伺いいたします。
○東門委員 沖縄以外の他の、いわゆる本土の、基地を有する県における同じような事件の発生件数は。
○東門委員 ただいまの答弁、すごく無責任だと思います。私、それを聞きますと通告をしてありました。外務省として、地位協定を管轄するところ、所管するところとして、こういう事件が起こったときには、どの県で、軍人なのか、軍属なのか、家族なのか、そういうのはしっかり把握するべきじゃないんで...全文を見る
○東門委員 大臣、お伺いいたします。  今の、百十一件であれ、私のところは百十七件となっておりますが、いずれであれ、沖縄県における、よその県ではなくて沖縄県における件数、多いとお考えですか、それとも、まあこれぐらいは仕方がないかとお考えですか。
○東門委員 そのとおりです。私も、一件でも多いと思います。それが、毎年のように起こり、時には何件も、複数件起こって、そして百十何件と来ているという現実。本当に、これに対して、先ほどから同僚委員からもいろいろありますが、外務省の方が真剣になって、これを根絶するには、こういう犯罪を防...全文を見る
○東門委員 質問された分だけお答えいただきたい。今お話しされたのは、私、大体、地元ですから知っております。そういうことで時間を本当に費やしたくないんですね、限られた時間ですから。  私がお聞きしたいのは、綱紀粛正と今局長の言葉から一回も出てこなかったんですが、十三日、私は外務委...全文を見る
○東門委員 それでは、綱紀粛正の中に、兵士の深夜外出だとか飲酒、それも当然含まれるという御認識でしょうか。
○東門委員 一昨年六月の北谷町の女性暴行事件の後ですけれども、これは三者協だと思います。あるいはシンデレラタイムを推進したときも同じようなことが出てきたんですが、米兵の深夜外出禁止を沖縄県、三者協は求めていきました。米側はそれを拒否しました。一部兵士の犯罪で全体の行動を規制するこ...全文を見る
○東門委員 確かに、男性であれ女性であれ大人が深夜に出るというのは、私もそれには文句を言うことではありません。  しかし、これまで起こってきたこういう犯罪がほとんど深夜であるということ、しかも飲酒の上であるということを考えたときに、これは少なくとも日本側から、困ると。確かに米兵...全文を見る
○東門委員 それでは、今なぜ沖縄県、知事を初め、本当に全国で地位協定の改定をという声が上がっているのでしょうか。大臣、それをどのように受けとめておられますか。地位協定が平等であるとか不平等であるとか、それは一概には言えないという御答弁でしたけれども、今なぜこのような声が上がり、動...全文を見る
○東門委員 私は、そこまでさかのぼってくださいとは言いませんでした。ただ、なぜ、何が問題で動いているとお考えですかと御認識を伺ったんですよ。安全保障体制がどうのこうのじゃないんです。地位協定そのものに対しての質問だったんですが、時間ですから、残念ですがここで終わりますけれども。 ...全文を見る
07月25日第156回国会 衆議院 本会議 第47号
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○東門美津子君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、野党共同提出の小泉内閣不信任決議案に賛成の立場で討論を行います。(拍手)  小泉内閣が成立してから二年三カ月、この間に小泉内閣が行ったこと、小泉内閣が国民生活に与えた影響を振り返るとき、惨たんたる思いを禁じ得ません。  小泉...全文を見る