東門美津子

とうもんみつこ



当選回数回

東門美津子の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月16日第159回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。長時間御苦労さまです。私が最後になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、イラク問題について二点ほど伺いたいと思います。  昨年三月二十日、米国がイラク戦争を開始したことを受けて、小泉首相は、支持表明を行うに...全文を見る
○東門委員 これは、今大臣のおっしゃったことが国民への説明をしておられるというふうに受け取ってよろしいですね。いや、いろいろあるんですが、時間的な制約がありますので、外務委員会でまた続けていきたいんですが、今のが、国民への説明はこのとおりですというふうに受けとめてよろしいのでしょ...全文を見る
○東門委員 ブッシュ大統領は、戦争回避の条件として、戦争前にフセイン大統領の国外退去を求めました。これをイラクが拒否するや、武力行使を開始し、フセイン政権を壊滅し、フセイン大統領を捕虜として拘束したわけです。  これで明らかなことは、米国の究極の戦争目的はフセイン政権の打倒であ...全文を見る
○東門委員 わかりました。  では、私は、沖縄問題に移りたいと思います。  復帰後三十二年にならんとする今日、敗戦後もう五十九年になろうとしておりますが、復帰前と変わることなく基地の重圧に苦しんでいる沖縄県民に一条の希望の光が見えてくるかと思われるような報道が、二月十三日の毎...全文を見る
○東門委員 ラムズフェルド長官と外務大臣の大きな違い、普天間飛行場の移設は大臣のおっしゃること、長官はもう返還をするべきだ、返還をしようよと指示したということを私は申し上げたのですが、後で続けていきますけれども、本当に残念だなと。  その関連で、一月の十三日、海老原北米局長が国...全文を見る
○東門委員 ということは、この新聞記事にあることは事実無根であり、あり得ないというふうに、大臣と局長の御答弁を伺っているとそういうふうに聞こえるんですけれども、そうなんでしょうか。日本政府としては、これは事実無根だから、全然そういう相談を受けていない、あるいは提案を受けていない、...全文を見る
○東門委員 私も、実はつい最近、アメリカ・ワシントンDCへ行ってまいりまして、いろんな方々と意見交換をしてまいりました。その件に入るとちょっと時間的に余裕がないので、もう移りますけれども、後でそういうことを少しお話し合いをしていきたいと思います。  沖縄に入られる前に、ラムズフ...全文を見る
○東門委員 今おっしゃる、SACOになるんですが、SACOのその合意は、その進捗状況から見て、もう本当に実施は困難である、年限もはるかに過ぎてしまっている、破綻しているというのが現状だと思うんですよ。それを、いつまでも政府の側からアメリカに対して何も言えないという状況では困る。常...全文を見る
○東門委員 負担の軽減ということは、これまで、もう何年かわかりません、ずうっと言い続けてきた言葉だと思いますが、これからですということ、すごくがくっとくるような。  というのは、負担はどんどん増しているんです、減っていないんですよ、沖縄は。そういう中で、これからやりますと。ぜひ...全文を見る
○東門委員 平成十四年七月以降ということでしたけれども、ぜひ復帰後のものを調べていただきたいと思います。そして、沖縄県から手交するためにわざわざ上京してくるということも考えていただきたい。  その内容もそうなんですが、基地の整理縮小がないということでしょうか。今、海兵隊の削減ゼ...全文を見る
○東門委員 ちょっと驚きました。先ほど、資料も十分ではないとおっしゃったんですが、ちゃんとこういう決議あるいは要請書が来たら、私は、当然、資料はちゃんとしたところにある、毎年どれくらい来ているかというのをわかっているべきだと思うんですね。ということは、物すごいずさんな扱いをしてい...全文を見る
○東門委員 総理もおっしゃっているんですね、沖縄県民の負担の軽減は現内閣の大きな課題の一つであると常におっしゃる。大臣も今もおっしゃっていましたけれども、県民の側から見ますと、負担の軽減どころか、先ほども申し上げました、負担はますます増大しているというのが実情です。  航空機騒...全文を見る
○東門委員 では、伊芸区はごらんになったでしょうか。伊芸区の皆さんと、お話を伺ったということはありませんか、局長。大臣はお忙しいでしょうけれども、局長はできるんではないかと思うんですが。  伊芸区の皆さん、私、参りました。土曜日のちょうど昼どきでした。歓迎されました。何でだと思...全文を見る
○東門委員 外務大臣とお話をしていると、もう本当に円をぐるぐる回っているようで、どこにも行かない。とても悲しい。大臣として本気でやる気があるのかな。外務省の官僚の皆さんがこうですよとお話をするから、そのとおりを受け継いでいるというような感じがするんです。  公共の安全に配慮をす...全文を見る
○東門委員 終わります。ありがとうございました。
02月20日第159回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○東門委員 通告の順序とは少し変わりますけれども、同じように外務大臣の出席も要望していましたので、まず、外務大臣にお伺いしたいと思います。  二月十三日付の毎日新聞が、代替施設の建設を普天間飛行場の返還条件にしない意向を米側が政府に打診していたと報じた問題につきまして、私は、こ...全文を見る
○東門委員 毎日新聞だけの報道ではなくて、実は、けさ六時、六時半、そして十二時のNHKニュースでも、三度にわたって報道しているのを私は聞きました、見ました。朝の六時のニュースでは、ラムズフェルド国防長官が、普天間飛行場を視察した際の映像を流しながら、そのようなことをはっきり指示し...全文を見る
○東門委員 それでは、先日、私が質問した際、海老原北米局長は、毎日新聞に抗議をした、そのような事実はないということで抗議をしたという御答弁でしたけれども、NHKにもやはり抗議をなさいますか。
○東門委員 答弁していません。NHKにも抗議なさいますか。
○東門委員 毎日新聞には抗議をしてNHKにはしないというのは、本当におかしいですね。政府は、相手を選んで、ここには抗議をしよう、ここにはしないでおこうというような態度で臨むんでしょうか。  もう時間がありませんからそれはいいとしまして、けさの毎日新聞は、ちゃんと名前を挙げて、個...全文を見る
○東門委員 それでしたら、もし米側からそういう申し出があれば、積極的に、前向きに御検討なさいますか、大臣。
○東門委員 大臣の今の答弁は、私の質問に対する答弁にはなっていません。これまでのそのまま繰り返しなんですが、私がお尋ねしていますのは、もしアメリカ側からあれば政府として検討なさいますかとお伺いしている。するかしないかだけお答えください。
○東門委員 本当に、今の答弁をお聞きしていますと、アメリカに行ってアメリカの皆さんといろいろお話をしてきましたけれども、彼らが言った、すべてじゃないんですけれども、多くの皆さんがおっしゃったのは、かたい厚い壁は日本政府だ、トーキョー・ダズント・ケアとおっしゃっていました。そのとお...全文を見る
○東門委員 恩納分屯地の中に建設をする。場所はもう決まっている。そうすると、建物、その処理施設、それの大体の予算というのは出てこないんですか。それは後でもう一度お答えいただきたいと思います。  そして、伺いますが、この処理施設で採用される予定のPCBの処理方法というのは超臨界水...全文を見る
○東門委員 その一社というのはどこですか。
○東門委員 その技術を持っている会社をここで言えないんですか。理解できませんね。その技術を持っていれば、むしろ出していった方がいいんじゃないでしょうか。ちょっと理解できません。  もう一度お答えいただきたいのと、それと関連して、昨年の十二月上旬に、恩納村は、村長以下二十何人かの...全文を見る
○東門委員 そうすると、恩納村の皆さんがごらんになったのは、汚泥に含まれているPCBの分解装置ではなくて、全然違う、PCBの分解はするけれども汚泥とは関係ないと。では、それを見て、恩納村の皆さんに、安全だから心配しないでと言うのはどうなんですか、施設庁。  それは、恩納村の皆さ...全文を見る
○東門委員 済みません。私、ちょっと聞き逃したかもしれません。もう一度伺います。  では、先ほどの、ちゃんとその技術を確立した会社があるのに、なぜわざわざ北海道まで行かれたのか。ちゃんとその技術を持っている会社、その一社に視察にお連れするということはできなかったんでしょうか。な...全文を見る
○東門委員 何かよくわけのわからない話なんですが、技術は持っているけれども、プラントはあるけれども実際にやっていない、だから北海道まで行ったと。  しかし、実際にこれが恩納村に建設されるときには、その会社が、オルガノとおっしゃったかな、そこが入るということになると、どうなんでし...全文を見る
○東門委員 時間ですので終わりますが、この件につきましては、また引き続き質問をしていきたいと思います。ありがとうございました。
02月26日第159回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。  ひょっとしたら、この委員会で質問することじゃないよとおっしゃる方もおられるかもしれませんが、沖縄担当大臣がおられますので、ぜひこの場で質問させていただきます。  長引く景気の低迷は、今国民に大きな不安を与えていま...全文を見る
○東門委員 確かに、大臣のおっしゃること、そのとおりだと思います。  しかし、これまで長い間、ずっと労使間で交渉しながらここまで来ている。今、かなり厳しい局面にあると思うんですね。その場合、本当に一番いいのは労使間でちゃんとした決着を見るということなのですが、それが本当に厳しい...全文を見る
○東門委員 ぜひよろしくお願いします。  次に、普天間代替施設建設関連で伺います。きょうは特に、通告してあります作業ヤードについてお伺いしたいと思います。  昨年十二月十九日の第二回代替施設建設協議会において、作業ヤードとして大浦湾西岸を埋め立てる可能性が言及されたということ...全文を見る
○東門委員 では、その場合に大浦湾で決まりということではなかったという今の答弁ですね。そうすると、その後、ことしに入って出てきました中城湾港の使用というのは、どこから出てきたのでしょうかということなんですね。  大浦湾と中城湾港、両方が出たんですが、それは両方、分散設置する可能...全文を見る
○東門委員 ちょっとよく聞こえない箇所があって余り理解していないので、後でまた続けて質問したいんですけれども、次の質問に入ります。  大浦湾であれ中城湾港であれ、どちらになるのか、あるいは全然違う場所が出てくるのかわかりませんが、作業ヤードの決定、それはいつまでになされるという...全文を見る
○東門委員 そうしたら、もし大浦湾を埋め立てていくという場合、一番最初に出たのが何しろ大浦湾だったものですから、それについて伺いますが、大浦湾西岸が条件を満たしているというコメントが、一番最初、大浦湾と出たときに防衛施設庁の見解として出ておりましたが、条件を満たしているその条件が...全文を見る
○東門委員 この作業ヤードについては、時間が短過ぎて思うように聞けないです。次、また質問していきたいと思います。  どうもありがとうございました。
02月27日第159回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東門委員 社民党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。  私は、きょうは在日米軍オリエンテーションプログラムについて伺います。  外務省は、在日米軍の若手士官クラスを対象としたオリエンテーションプログラムを一九九五年から毎年実施しています。このプログラムは、一九九五年...全文を見る
○東門委員 九回も行ってくれば、何らかの効果がしっかり目に見える形であらわれてくると思うんですが、それはあらわれていますか。今よき隣人とおっしゃったんですが、その視点から、その観点から効果らしきものが見えていますか。
○東門委員 大臣は全然私の質問をお聞きになっていらっしゃらない。繰り返したくはないんですが、よき隣人としての観点から効果は上がっていますかと申し上げました、お答えになられませんでしたけれども。  では、そのオリエンテーションの参加者選定に当たってですが、所属、階級はどのように考...全文を見る
○東門委員 このプログラムがスタートした時点の話は私いたしました。あの少女のレイプ事件に端を発して、これではいけないということで在日米軍のオリエンテーションプログラムが始まった、最初そのような説明でした。ところが、その後、何がどう変わったのかわからないんですが、随分変わってきたな...全文を見る
○東門委員 しっかりと減少することを目的としたはずじゃなかったのですか。あの悲惨な事件を受けて、こういう研修をすることによって米軍人による犯罪を減らしていく、それがよき隣人であるということで始まったんじゃなかったんですか。ところが、一、二年は減りました。今本当に、逆に上がってきて...全文を見る
○東門委員 本当に、質問はちゃんと答えてくださいよ。その人たちが現場へ帰って指揮官として若い兵士と接触する機会はありますかと私聞いたんですね。  なぜならば、もう時間がないので急ぎますけれども、米軍の海兵隊の新兵の教育、二日間やっています、海兵隊。その中で、海兵隊員、海軍兵に対...全文を見る
○東門委員 メリットは全然ないということを強く申し上げて、終わります。デメリットばかりです。
03月01日第159回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○東門分科員 社会民主党の東門です。よろしくお願いいたします。  私は、きょうは日米地位協定の問題について、まず御質問をしていきたいと思います。  日米地位協定改正に関する政府の見解は、その時々の問題についての運用の改善により機敏に対応していくことが合理的であるとの考え方のも...全文を見る
○東門分科員 必要性は給油のためだったというのが大臣の認識であるということを伺いました。  民間空港を使用しないで済むようにさまざまな検討を行うとおっしゃっておられたわけですが、これまでその件でどのような検討をしてこられたのか、お伺いします。
○東門分科員 参事官は、私の質問には答えておられないと思うんですね。どのような検討を行ってこられましたかというのが私の質問なんです。長い答弁は要りませんので、明確に質問だけに答えていただければいいと思います。  済みません、今の検討を行ってこられたのと、もう一つつけ加えます。民...全文を見る
○東門分科員 地位協定を改正していただきたいという声が随分上がっている、それでも外務省としてはそういうことは考えていないと私、冒頭申し上げて、そのとおりでしょうけれども、それならば、外務省お得意の運用改善を行って、民間空港の使用は緊急時に限るというようなことの一定の条件を付すこと...全文を見る
○東門分科員 ただいまの答弁、とにかく日本としてはもう何もできないんだというふうにおっしゃっていたかのように思います。いわゆる米軍の運用上の問題なので、日本側としては何も言えない、運用の改善がいい、効果がある、その方が早いとおっしゃっていることも、この場合は、緊急時に限るというこ...全文を見る
○東門分科員 また別の場でその件についてはさせていただきますけれども、ちょっと予定しているのがありますから進みます。  次に、刑事裁判手続について伺います。  二〇〇一年に発生した海兵隊員による連続放火事件の際、当時の河野外務大臣は、国会において、放火犯に対する我が国刑法の厳...全文を見る
○東門分科員 では、今まで、この件に関して何回ぐらいの協議の場を持っておられるのでしょうか。
○東門分科員 平成十三年に三回、これは私、以前にも海老原局長から得た数字なんですが、では、その後、一度もその件に関しての協議は行っていないということですか。
○東門分科員 地位協定に関する日米交渉、その件は別としまして、先ほど非公式の場でアメリカ側と話し合いをしているというふうにおっしゃったと思うんですが、この非公式というのはどれくらいの重みがあるんですか。
○東門分科員 ほとんど行われていないということなのかなと理解していますが、しかし、非公式に行っている中からその専門家の委員会のあたりに行くというのであれば、また少し違うのかなという気はしないでもないんですけれどもね。  河野外務大臣は、米兵の連続放火事件に対する問題意識を御自身...全文を見る
○東門分科員 環境の面と犯罪の面からお話しいただきましたけれども、大臣、私、よく地位協定については質問しています。いろいろなところからも質問あるかもしれませんが、それだけではないんですよ。本当にたくさんあるんですね。  アメリカに行き、この間、何度か言いました、一度まとめて御質...全文を見る
○東門分科員 沖縄への影響をできるだけ小さくしていきたいとラムズフェルド国防長官がおっしゃった、そのできるだけ沖縄への影響を小さくしたいというのは、大臣としてはどのように受けとめられましたか。どういうことを意味しているというふうにお感じになりましたか。ラムズフェルド長官は直接おっ...全文を見る
○東門分科員 普天間飛行場を代替施設を前提とせずに返還する方針をアメリカ側が日本政府に非公式に打診したとの報道の中で、これは毎日新聞にありましたし、私、予算委員会でも質問いたしましたが、そういう報道の中で、二月十七日に、ラフルアー米国務省東アジア太平洋担当特使とローレス米国防副次...全文を見る
○東門分科員 終わります。どうもありがとうございました。
03月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門です。  もう先ほどからいろいろな御質問が出ていますので、重複するかと思いますが、私も質問をいたします。  まず、国際的脱税の実態について伺いたいと思います。  二重課税を回避することというのは、国際的な企業活動を円滑化する意味で極めて重要ですが...全文を見る
○東門委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  済みません、時間が余りにも短過ぎまして、これは一問で終わらせていただいて、在沖海兵隊の削減について質問させていただきます。  二月二十六日の安全保障委員会での、代替施設なしでの普天間飛行場の返還を米側が打診、その関連の質疑の...全文を見る
○東門委員 確かにそれは最初におっしゃっておられます。しかし、その後、抑止力の低下があってはならない、だから一時的ないろいろな措置をとると米軍が言っている、そうおっしゃっているんですね。そして、今回の三千人派遣、それは沖縄からもちろんイラクに行くわけで、その分あくわけですよ。それ...全文を見る
○東門委員 三千人の海兵隊がイラクへ派遣される、そうすると抑止力にこれは影響がないということになるのでしたら、やはりそこで日本政府がアメリカに対して一歩踏み出せるチャンスではないんでしょうか。沖縄の本当に負担の軽減ということであれば、そこから、政府はチャンスととらえて一歩踏み出せ...全文を見る
○東門委員 その際に、やはり日本政府として、これまで沖縄県民が本当に悲痛な叫びを上げて政府に訴えてきているわけです。そうであれば、本当に、抑止力との関係で、米軍の運用ですから政府から、日本側から何も言えないというのではなくて、主体的に検討する、その立場でアメリカ側に投げかけてみる...全文を見る
○東門委員 終わります。
03月16日第159回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○東門委員 今回の名称位置給与法の改正では、在カンザスシティー日本国総領事館を廃止して、同総領事館の管轄州、ミズーリ州等六州を、在シカゴ総領事館の管轄州、イリノイ州等の四州に含めるという在外公館の統廃合を行うことが予定されています。  予算や人員の適切な配分から、在外公館を統廃...全文を見る
○東門委員 次に、イラク大使館の人員体制等について伺います。  今回の改正によりますと、在イラク大使館員の在勤基本手当は前年度比一七・三%増、これは大使の場合ですが、一七・三%増でありますが、昨年の名称位置給与法の改正では八・五%の減でした。また、イラク周辺国在外公館である在ヨ...全文を見る
○東門委員 仕事がふえたからかなりいろいろ厳しさがふえたということではないということなんですか。私はそこら付近は勘案されていいのではないかなという思いがあって質問したわけですが、わかりました。  次に、沖縄担当大使について伺いたいと思います。  外務省機構改革、これは最終報告...全文を見る
○東門委員 要するに、今おっしゃったことは、話し合いはしている、しかし目に見える形での何も成果はないということに私は聞こえました。事実そうだと思うんですよ。本当に、沖縄担当大使が任命されて沖縄に来られるというニュースに接したときは、私たちは本当によかったと思いました、県民の立場で...全文を見る
○東門委員 局長、五条三号、これは国の安全等に関する情報のところですか、そこですか。——はい、わかりました。  それで、大臣、増補版は保有している、しかし、最初のものは、オリジナルは保有していないという外務省の答弁だったのですが、これは局長ですか、済みません。増補版は持っている...全文を見る
○東門委員 その一読をした全文、かなり長いあれですが、その琉球新報に掲載されたもの、増補版、かなり似通っていますか、違いますか、そこを教えてください。
○東門委員 時間が迫っています。あと一問、ぜひお聞きしたい。都市型訓練施設についてお聞きします。  先日の予算委員会で、大臣と、金武町のキャンプ・ハンセン内の都市型戦闘訓練施設建設について議論をしました。同施設が集落に近く危険なので、米側にレンジ16からレンジ4への移設を撤回す...全文を見る
○東門委員 はい、わかっております。しかし、最後に一言だけ。  このレンジ4は本当に危険であると伊芸区の皆さんは異口同音に話しているんです。本当にそういう場所なんです。県民の安全に対する考慮ということをおっしゃるのであれば、やはりそこのところは、大臣、しっかりとアメリカ側に言っ...全文を見る
03月18日第159回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○東門委員 社会民主党の東門です。  大臣、本当にお疲れだと思います。あと十分ですから、よろしくお願いいたします。  本サイバー条約の策定に主導的な役割を担った欧州評議会の有力国やアメリカなど、先進国が批准していないのはなぜなのか、その理由は何だとお考えか、そこからまずお聞か...全文を見る
○東門委員 前向きに考えているというふうにとらえているとおっしゃるんですが、そういうちゃんとした情報が入っているんですか。いや、聞くところによりますと、なかなかアメリカの方は上院を通過するのは難しいんじゃないかというのもあるものですから、私の情報が正しいというわけではないのですが...全文を見る
○東門委員 本条約は途上国の国内法を先進国の利害に合う形で法整備させるための外圧条約であるという批判や、各国とも自国の主権やIT産業が大きく制約されるおそれがあるので慎重であるとの意見もありますが、政府はそのような批判あるいは意見にどのように答えられますか。お聞かせください。
○東門委員 本条約は、近年のコンピューターネットワークの普及に伴って発生しているサイバー犯罪に対処するための世界初の包括的条約であるということはよく理解できます。今後、この分野の事実上のグローバルスタンダードとなることが見込まれているわけです。  本条約に規定された、不正アクセ...全文を見る
○東門委員 済みません。私も余り詳しくないので、今の御答弁よくわからなかったのですが。私の質問は、我が国において、通信記録と通信内容とを区別して収集することが技術的に可能でしょうかというのが一点。  もう一点は、もし可能であるならば、実際の収集に当たっては、これらを厳格に区別し...全文を見る
○東門委員 通信履歴と通信内容とは全く……。ちょっと違いますね。済みません。
○東門委員 本条約の第十六条ですが、各国の当局に対し、コンピューターデータの迅速な保全のために、保全命令またはそれにかわる方法を締約国が確保することを求めています。具体的には、サービスプロバイダーに対し、特定の捜査との関係で、既に記録された過去のデータを削除せずに維持しておくこと...全文を見る
○東門委員 時間です。終わります。
03月25日第159回国会 衆議院 憲法調査会安全保障及び国際協力等に関する調査小委員会 第3号
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○東門小委員 社会民主党の東門です。  きょうは、本当にお忙しいところありがとうございました。ひょっとしたらまた重複するところも出てくるかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。  今国会に提出されました国民保護法案の第一条では、国民の生命、身体及び財産の保護を第一の...全文を見る
○東門小委員 わかりました。  有事を理由に、国家が国民の財産、権利を自由に制限できるということになっていると思うんです、この国民保護法制。そういう発想は、戦前の国家総動員体制などの例を見れば本当におわかりのとおり、国家の保護の名のもとに、結局は軍事を優先して、必要以上に国民の...全文を見る
○東門小委員 皆さんそうおっしゃるんです、政府も、戦前のとは違うと。でも、国民保護法案という名のもとに、確かに、小針先生おっしゃったように、補償もありますとおっしゃったんですが、本当にちょこっとした補償はあるかもしれません。  私は、沖縄で生まれ育ちました。あの大戦を体験した者...全文を見る
○東門小委員 御意見ありがとうございました。終わります。
○東門小委員 社会民主党の東門美津子でございます。  私は沖縄の出身でございまして、先ほども申し上げましたけれども、一九七二年の五月十五日に本当に念願の本土への復帰がかないました。そのときの県民の合い言葉は、やはり平和憲法のもとへというのが大きかったと思います。なぜなら、平和憲...全文を見る
03月26日第159回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  私は、社会民主党を代表して、サイバー犯罪に関する条約の承認に反対の立場から討論を行います。  この条約は、サイバー犯罪から社会を保護するために、コンピューターシステムに対する違法なアクセス等一定の行為を犯罪化し、コンピューターデータ...全文を見る
03月31日第159回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○東門委員 私も、午後の条約の時間はありませんので、まとめて午前中にさせていただきます。  外務大臣が、基地の重圧に苦しんでいる沖縄県民の負担の軽減のためにSACOの最終報告を着実に実施していくと常々繰り返されているSACO合意から七年余が経過しています。そのSACO合意で、五...全文を見る
○東門委員 移設先の自然環境も出ました、それから地元の皆さんのことも出ましたけれども、やはり、最初からかなり無理があったということじゃないんでしょうか。普天間の飛行場を返還するに当たっては、辺野古に移設をする、そういうことにかなり無理があった。それが期限を過ぎているんですね、七年...全文を見る
○東門委員 SACOの最終報告の中に、五年ないし七年をみんなで頑張ろうということで入れ込んだということになるんですか。でも、私がお聞きしたのは、何となく局長は広げて、SACO最終報告全体ということを言うけれども、普天間の飛行場、その返還は五年ないし七年だ、はっきり年限が決められて...全文を見る
○東門委員 ちょっとらちが明かないので、質問を続けていきます。  昨年四月の宜野湾市の市長選挙で当選した市長の伊波さんは、五年以内の普天間飛行場閉鎖に努めることを公約に掲げて、就任後、その実現方に取り組んでいますが、市長が主張している普天間基地の五年以内の返還あるいは閉鎖は、そ...全文を見る
○東門委員 普天間の代替施設の環境影響評価に向けての方法書の作成がおくれているというふうに報じられていますが、なぜおくれているのでしょうか。これは防衛施設庁でしょうか、お聞かせください。
○東門委員 民間部分が加わったためにおくれているということなんですね、今の御答弁。わかりました。  方法書作成後、いろいろと手続があるようですね、公告縦覧等とか、意見とか、現況調査等々あるようですが、その一定の手続を経て工事着工というふうになると思うんですが、工事着工までの最短...全文を見る
○東門委員 環境影響評価との関連も出てくると思うんですが、作業ヤードについてもお聞かせください。  作業ヤードは、私たちには本当に驚きという形で目の前に出たんですが、最初、大浦湾埋め立て案が出されまして、その後、中城湾港が出てきた、そして三番目に辺野古が候補地として浮上してきて...全文を見る
○東門委員 それは、部長の考えでは、大体どれくらいの時間を要する、いつごろまでには場所が選定できるというふうにお考えですか。検討中だというのは伺っているんですが。
○東門委員 時間がないようで、何か条約も、せめて一問だけはさせてください。  たばこ規制枠組条約について伺います。  昨年五月二十一日の世界保健総会で採択され、間もなくして各国による本条約への署名が開始されました。しかしながら、我が国が署名したのはことし三月に入ってからであり...全文を見る
○東門委員 もう時間ですので終わりますが、このたばこ、ここは確かに条約を審議する場ではあるんですが、たばこ事業法とかなりずれてくるなというところもあるんですね。たばこ事業法の中には、国民の健康を守るというのが、条約に入っていて、それにないというのもあって、やはり国内法もある意味で...全文を見る
04月14日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子でございます。  質問に先立ちまして、川口大臣にお願いがございます。  イラクにおける人質事件の件ですが、もうそろそろ一週間にならんとしております。あそこで人質として拘束されている三人の健康状態もかなり気になるところですが、御家族の皆様もかな...全文を見る
○東門委員 いや、タイミングもそうなんですが、ぜひ、短い時間でもいいですから、御本人たちも最初からずっとそれを要望しておられますので、何らかの形でお願いをしたいと再度お願いします。  本日から審議入りをしました七法案三条約ですが、一括して審議をすることになっているようですが、か...全文を見る
○東門委員 戦争ができる普通の国ということかと思うんですが、これまで六十年近く、日本は、一回もそういうことに遭わずにやってきた、そういう歴史をちゃんと持っているわけですよ。むしろ、そういうことを尊重していくべきだと私は思います。  私からは、この法律案は必要でないという立場をも...全文を見る
○東門委員 時間が少しあるときにその件については議論をしていきたいと思います。  国民保護法案に緊急対処事態への対処関連の規定を盛り込むに当たって、どのような状況を想定されて、どのような検討を行って国民保護法案に盛り込まれたのか、具体的に御説明いただきたいと思います。
○東門委員 先ほども述べましたが、沖縄では、さきの大戦末期に、我が国で唯一、大規模な地上戦が行われて、多数の民間人の犠牲者が出ました。その原因は、軍には住民の保護という発想がなかったというよりも、住民を捨て石にしようとしたことにあると言わざるを得ません。県民は身をもって、軍隊が住...全文を見る
○東門委員 その件についても、また後に回したいと思います。  沖縄県内には、在日米軍専用施設・区域の約七五%が集中しております。きょうこれで、申し上げるのは二回目となりますが、米軍は、海兵隊員を中心として約二万五千人が駐留しています。本土のある地域で武力攻撃事態等が発生した場合...全文を見る
○東門委員 時間がかなり迫ってまして、最後の質問になります。  今回の国民保護法案においては、都道府県の区域を越える住民の避難についての規定を置いていますが、沖縄県は島嶼県であり、沖縄県が武力攻撃を受けた場合、島内で避難するか海上に避難するしか方法はありません。それ以上に問題で...全文を見る
○東門委員 もう時間ですので終わりますが、今の御答弁、とても私の質問には答えておられない。沖縄の事情を全然御存じない。後でまたやりたいと思います。終わります。
04月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第5号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。  法案関連の質問に入ります前に、石破長官にぜひ質問をしたいと思いますので、よろしくお願いします。  SACO合意から八年が経過しました。当時アメリカ側の実務責任者だったカート・キャンベル元国防副次官補は、名護...全文を見る
○東門委員 実は、昨日、辺野古の方では、環境アセスに向けての事前調査としてボーリング調査が始まろうとしました。しかし、地元住民がかなり、沖縄県民がと申し上げた方がいいかもしれません、かなり反対がありまして、なかなか着工できない、着手できないというところではあろうかと思うんですね。...全文を見る
○東門委員 今の防衛庁長官のお言葉、しっかりと承りました。  ただ、SACOはもう既に破綻をしているということは、それは御存じだと私は思います。八年もたって、五ないし七年が、一年も過ぎているわけですね。そういう意味からしても、なかなかこれはできないでしょうということは申し上げて...全文を見る
○東門委員 それであるならば、はっきりとそれは明記すべきじゃないでしょうか、例えば住民保護法案だとか。国籍法だけで国民保護法案というと、やはりそういう勘違いが出てくると思います。私は、しっかりとわかるように、在日外国人も結構おられるわけですから、その方たちが、私たちもいろいろな避...全文を見る
○東門委員 済みません、私、今のお答え、全然わからなかったんです。もう一回、何か自治体も含まれると思いますとかなんとかおっしゃったような気がするんですけれども、もう一度御答弁、はっきり明確にお答えを。
○東門委員 わかったようなわからないような感じですけれども、いいと思います。  再度同じ質問をさせていただきます。  前回お伺いしました件なんですが、沖縄県、先ほど吉井議員からも御質問ございましたけれども、沖縄の状況はよく御存じだと思います。島嶼県であるということ、そしてそこ...全文を見る
○東門委員 あれだけの大きな米軍基地でしたら、国が指針を策定する、それを県に、あるいは市町村におろしていくということなんでしょうけれども、そう簡単にはいかないと思うんですね。やはり何らかの形で整理縮小していかなければ、沖縄県民は本当に、いざというとき、政府が想定しておられる、私た...全文を見る
○東門委員 いや、問題になり得るということはありませんか。  これは、住宅密集地にいるわけです。米軍基地のすぐ隣に住民が暮らしているわけです。何かあれば米軍基地は無傷ということはないと思います。むしろ私どもが心配しておりますのは、米軍基地が余りにも大きくあり過ぎるために、何かあ...全文を見る
○東門委員 いや、平時では関係ないとおっしゃるんですが、有事になればまだまだひどくなるわけですから、平時にこれは手をつけるべきでしょうということを私は申し上げているわけです。  時間が迫っています。あと一問はできるかと思いますので、よろしくお願いします。  今回の日米物品役務...全文を見る
○東門委員 いや、私が伺っていますのは、どうして交換公文でやれるようにするんですか、やはり国会の承認は必要なのではないかということを、そうするようにすべきではないかと申し上げているのであって、いや、これがどうなっていますということではないんですよ。やはり国会がちゃんと承認をする、...全文を見る
○東門委員 これで質問を終わります。ありがとうございました。     —————————————
04月21日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第6号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。  十四日の委員会で、石破防衛庁長官は、我が国に対する大規模着上陸侵攻の可能性についての私の質問に対しまして、これまで我が国が平和であったことについて、「もし日本が防衛力も持たず、日米安全保障条約も結ばずやっていたとしたら...全文を見る
○東門委員 備えるということ、それはやはり武力攻撃がないように備えることであって、私は、憂いがなくここまで来られた、またいろいろ反論もあろうかと思いますが、日本がここまで平和であったのはやはり平和憲法があったからだと、特に私の立場からは強く感じます。政府は沖縄に対して何も手を打っ...全文を見る
○東門委員 ということは、実際には米軍からの情報というのは余り当てにはならない、しかし条文には書いてあるということになるんですか。そういうことですか。そういうふうにしか伺えなかったんですけれども、いかがですか、大臣。
○東門委員 今回のACSA改正及び米軍行動関連措置法案により、武力攻撃事態等において米軍に対する弾薬の提供が可能となるわけですが、ある国の我が国への武力攻撃を自衛隊及び米軍が排除した後、引き続き米軍がその国の軍事施設等への攻撃を行おうとしている場合、米軍が我が国から提供されていた...全文を見る
○東門委員 ちょっと長い御答弁がありましたけれども、確認だけです。要するに、私が申し上げました、ある国が我が国へまず武力攻撃をした、それを自衛隊及び米軍が排除した、そこで、その弾薬はもう使用されない、その後も提供することはないということを確認したかったんです。私はそこをお聞きした...全文を見る
○東門委員 その同じ法案の第十四条では、米軍の行動によって損失を受けた者があるときは日本国政府がその損失を補償するとして、補償の規定が設けられています。法案では、補償規定の適用場面として、これは避難・誘導との関連で出てくると思うんですが、米軍の緊急通行に伴う迂回や妨害車両等の撤去...全文を見る
○東門委員 緊急通行、迂回あるいは妨害車両、それは確かに避難・誘導のときに出てくると思うんですが、それ以外のものはあり得ないというふうな想定ですか。これだけしか考えられないという意味なんでしょうか。
○東門委員 同法案の第十五条なんですが、武力攻撃事態に際し、米軍に提供する土地、家屋、それが緊急に必要となる場合には、内閣総理大臣が必要な土地、家屋を収用し、それを米軍に提供するとしているわけです。土地収用に当たっては、その土地上の立ち木などを移転あるいは処分をし、家屋については...全文を見る
○東門委員 立ち木、家屋、土地、いろいろなもの、そうしたものをちゃんと原状回復まで政府が責任を持つということなんですか。
○東門委員 武力攻撃、政府の責任によって引き起こされることだと私は思います。そういう中で、国民がいろいろな意味で犠牲になってくる。それを国民の義務だとか、国がそういうときには国民の義務だという声もありました。協力しなければいけない、「努めるものとする。」そういう言葉で国民の協力を...全文を見る
○東門委員 私がそれをすごく心配しておりますのは、沖縄の問題がいつも頭をよぎってくるからなんですね。補償というときに、本当に政府は誠意を持って補償してきたかというと、とても大きな疑問符をつけなきゃいけない部分があるんです。  ですから、今、条文でそういうふうに言っていますけれど...全文を見る
04月22日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
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○東門委員 長い一日の最後の三十分ですので、よろしくお願いいたします。  一九九五年、沖縄県では、米海兵隊員三名が当時小学生であった少女を暴行するという痛ましい事件が起きました。これは皆様御存じのことだと思います。私たち沖縄県民は、一人の少女の人権すら守れないのかと大変悔しい思...全文を見る
○東門委員 逢沢副大臣からは少し異なった御答弁をいただけるのかと思っていましたが、そういうことは期待するのが無理かもしれないなと今しっかりと思いました。  次の質問も前回の質問と関連ですが、一応通告してありますので、これも副大臣にお願いしたいと思います。  二十日の私の質疑の...全文を見る
○東門委員 国民保護法案第百二条について伺います。  生活関連等施設に関する規定が百二条に設けられています。生活関連等施設は、場合によって、都道府県公安委員会により、その敷地及び周辺の区域が立入制限区域として指定され、警察官等は特に生活関連等施設の管理者の許可を得た者以外の者に...全文を見る
○東門委員 国民保護法案附則によって自衛隊法が改正され、国民保護のための措置等を実施するための国民保護等派遣が新たに自衛隊の任務に加わることになりますが、これまで実績のある災害派遣とは異なり、警察官がその場にいない限りとの条件はあるものの、場合により武器の使用が可能になってきます...全文を見る
○東門委員 国民の保護、住民の保護という立場で、避難をする住民のところに武器を持って自衛官がいるということのむしろ不安感の方が大きくなるのかなと私は思ったものですから質問をしたわけですが、今の御答弁を伺いましたけれども、本当に必要なのかなという思いはまだまだやはりぬぐい去れません...全文を見る
○東門委員 では、その場合ですが、複数の都道府県知事から派遣の要請があってそのすべてに対応できない場合、防衛庁長官はどのような判断基準でその派遣先を決定なさるのでしょうか。
○東門委員 そうしますと、まず、ある都道府県知事から派遣の要請がある、一方では、対策本部長から別の都道府県への派遣の求めがある、その場合に、その双方に対応できない場合、内閣総理大臣である対策本部長の求めが優先されることになるのでしょうか。いかがでしょうか。
○東門委員 いざ何かあった場合にすべての人が本当にきちんと避難できると今何度もおっしゃったんですが、そういう状況になるかというと、それはないとは思います。しかし、質問を続けます。  米軍行動関連措置法案について伺います。  武力攻撃事態において米軍が行う応急措置としての道路工...全文を見る
○東門委員 今の御答弁、予測事態ではなくて、武力攻撃事態だけだということでしたね。間違いありませんね。——はい。  では、次の質問ですが、武力攻撃予測事態において、米軍に応急措置としての道路工事や緊急通行、土地の使用等を行う必要性が生じた場合、どのように対応なさいますか。
○東門委員 予測事態ももちろんあり得るということですね。そういうふうに対応するということですね、今のは。(発言する者あり)いや、予測事態において必要性が生じた場合はどういうふうに対応なさいますかという質問を私はしたんです。それに対しては通常の方法でやるということですか。
○東門委員 はい、わかりました。  我が国がとる行動関連措置の前提となる米軍の行動に関して、武力攻撃事態において何ができ何ができないのか、武力攻撃予測事態においては何ができ何ができないのか、これを具体的に国民に示していただいて、これらを担保するため、武力攻撃事態等における米軍の...全文を見る
○東門委員 米軍行動関連措置法案においては、米軍による土地の使用等の処分権者を内閣総理大臣としていますが、自衛隊法においては、防衛出動時における自衛隊の土地等の使用の処分権者は、地元事情に通じているという理由により、原則として都道府県知事とされています。自衛隊の場合の処分権者と米...全文を見る
○東門委員 米軍による土地の使用等の処分権者を内閣総理大臣としていることは国が地方自治体の関与を排除して直接米軍の土地の使用等について便宜を図ろうとする意図のあらわれかなと私は見ているんですが、いかがですか。
○東門委員 米軍のためだ、アメリカのためなら何でもやっていく、それは安保条約というふうに出てくるんですけれども、そういう姿勢がずっと見えているので、そういうことも聞いてみたかったんですけれども……(発言する者あり)いや、ありますよ。  日米地位協定は、有事、平時を問わず米軍に適...全文を見る
○東門委員 十七条の十一項は、これは、安保条約第五条が発動される事態に至ったときは軍事裁判権、軍事警察権の拡大が必要となることが考えられるため、このような規定が置かれたというふうに言われていますが、いかがですか。
○東門委員 いや、これが置かれた理由なんですよ。なぜこれがここに十七条十一項としてあるかということなんですね。  それはやはり、私が今言いましたように、第五条が発動される事態に至ったときは軍事裁判権、軍事警察権の拡大が必要となる、そういうことが考えられるためにこのような規定が置...全文を見る
○東門委員 まさにそうなんです。何がしかのアレンジメントが必要だと今おっしゃったんですが、そのときのためにやはり地位協定を改定してちゃんと入れておくべきだということを言っているんです。私はそれを申し上げているんです。  こういうことが起こったとき、停止する。廃止でないことはよく...全文を見る
○東門委員 時間ですから、終わります。
04月23日第159回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  まず、東南アジア友好協力条約について伺います。  沖縄は地理的にも歴史的にもアジアの国々と近いことから、沖縄出身の私は、ASEAN諸国と友好協力関係を維持することが地域の安定と発展に欠かせないと考えております。琉球王国時代の琉球は、...全文を見る
○東門委員 ぜひその行動計画をしっかりと実施していっていただきたいと思います。  ASEANは、二〇二〇年までに人、物、金の移動を自由化する、経済共同体構想を打ち出しています。中国は、このような動きを見せるASEANと既に二〇一〇年までのFTA実現で合意していますが、さらに昨年...全文を見る
○東門委員 わかりました。  次に、日本・ベトナム投資協定についてですが、一九九二年の参議院外交委員会において、政府は、パキスタン、ハンガリー、チェコ、ポーランド、ルーマニアと締結に向けて交渉を行っていると答弁しており、また、二〇〇二年四月二十六日の衆議院外務委員会においては、...全文を見る
○東門委員 投資協定に相当する、それを別の呼び方で経済連携協定とおっしゃったんでしょうか。それは何か二つのもののように、全然違うもののように一般の人は思うと思うんですが、どういうことなんでしょうか。その投資協定というのが使えない、できないということなんですか。済みません。
○東門委員 私は、経済連携協定ときたもので、ちょっと外れてしまいました。わかりました。  次に、欧州復興開発銀行設立協定の改正なんですが、これは、一点だけお聞かせください。  市場経済化に伴って、モンゴルに、教育の混乱、貧富の拡大、犯罪の増大など社会問題が発生していると聞いて...全文を見る
○東門委員 短い時間ですが、防衛施設庁長官においでいただいていると思いますので、ちょっと御質問したいと思います。  名護市辺野古沖に予定されている普天間飛行場代替施設建設のためのボーリング調査、それに反対をする住民あるいは市民団体が座り込みなどの抗議行動で、十九日に予定していた...全文を見る
○東門委員 きょう、現時点では、まだスタートはしていませんか。
○東門委員 沖縄の豊かな海を殺し、環境を破壊し、市民の生活を脅かす軍事基地建設のための工事が受け入れられるはずはありません。政府が口癖のように言う県民の負担の軽減どころか、負担はさらに大きくなっていくということは目に見えているのです。県民はそれを知っているんですよ。  抗議の座...全文を見る
○東門委員 その環境問題の専門家と言われる方たちがここを調査した結果、環境への影響は大したことはないということで調査を決断したということでしょうが、そう言われていますが、その人たちの名前を公表することすらしない。本当にその信憑性はあるのかないのか、それが県民にとっては何もわからな...全文を見る
○東門委員 という御答弁は、今、長官の中に、国として警察官の出動を要請するという考えはないということで受けとめてよろしいですね。
○東門委員 それは、できるはずないんですよ。それだけの抵抗があるわけですから。本当に夜中じゅうずっと座り込んで、この海は絶対に守るぞという意識でみんな動いているんです。今、長官おっしゃるように、整々と進めていく、そんなことできるはずない。  でも、強く申し上げておきます。警察官...全文を見る
○東門委員 はい。  副大臣、現地、辺野古へはおいでになりましたか。それだけお聞かせいただいて、私は終わります。
04月26日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第9号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  常時、準有事の状態にある沖縄、今かなり緊迫した状態になっていますので、沖縄について質問をさせていただきます。  総理が厚生大臣当時、また、内閣総理大臣就任後も沖縄を訪問されたことは知っておりますが、ここ何年かSACOで焦点になってい...全文を見る
○東門委員 それでは、ぜひおいでになって、普天間基地の代替施設が辺野古の海のどのあたりに、どれくらいの大きさで建設される予定なのか、御自身の目でお確かめになっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○東門委員 いや、着工前にぜひ見ていただきたいということなんです。  では総理、今、辺野古地域で何が起きているのか、把握しておられますよね。——いや、通告してあります。いや、総理にお伺いしています、総理に。——簡単にお願いします。
○東門委員 はい、そのとおりです。  総理、ぜひ聞いていただきたい。  先週の月曜日、四月十九日から国が辺野古で普天間飛行場の代替施設建設のためのボーリング調査を始めるという情報に危機感を募らせた地域の住民や県民、それに応援の支援団体が、連日、工事着工反対の座り込みを行ってい...全文を見る
○東門委員 今の政府のやり方では、住民の理解が得られるようなことはあり得ません。はっきり申し上げておきたいと思います。  県の文化環境部が、今回のボーリング調査のための工事が環境に及ぼす影響について九人の専門家に意見を聞き、まとめたものを那覇防衛施設局に提出しようとしましたら、...全文を見る
○東門委員 ということは、しっかりと手順を踏んでなさるというふうに受け取ってよろしいですね。
○東門委員 地元から入ってくる情報は、反対派と、そして強行に入ろうとする防衛施設局がにらみ合いをしているということですので、そういうことは決してないように、ちゃんと地元の住民に説明をしていただきたい。そして、ちゃんと納得いくような形で着工するということをぜひやっていただきたいと思...全文を見る
○東門委員 時間ですので、終わります。ぜひよろしくお願いいたします。
04月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  お疲れのところ済みません。あと十五分くらいですからよろしくお願いいたします。  今まさに、沖縄県名護市辺野古沖において、普天間飛行場の代替施設としてボーリング調査が行われようとしているところなんですが、その件に関して、四月の二十六日...全文を見る
○東門委員 二十六日、私は総理に対して御質問をいたしました。そのときの総理のお返事、ボーリング調査についてですね、やはり県民の声を聞く、住民の声を聞くというお返事だったと私は思っております。  そういう中で、とにかく今調査をするのではなくて中止をしてほしい、特にWWFジャパンや...全文を見る
○東門委員 県民の負担の軽減が、普天間飛行場を辺野古に移設する、そして埋め立てることが県民の負担の軽減につながるというふうに断言できるんですか。今局長、そう答弁なさったと思うんです。負担の軽減になると、だからそうするんだと。  本当にそう思われる、何を根拠にそう思われるんですか...全文を見る
○東門委員 それがそのまま沖縄県民の負担の軽減につながるということはあり得ない、それは局長、しっかり考えていただきたいと思います。そういうことはありません。  知事がそう言った、それから市長が受け入れた、じゃ、伺います。市長の受け入れ条件、しっかりとその点も協議をしていますか。...全文を見る
○東門委員 取り上げてきているということは何度もこの委員会でも伺いました。実現可能性はあるんですね。
○東門委員 そういう御答弁でしたら、ちゃんとその見通しをつけてから私は計画は進めていくべきだと思います。  何しろ稲嶺知事は、二期目の選挙の公約は、十五年使用期限問題をしっかりと解決するために私は選挙に臨むんだとおっしゃった。それが公約なんですよ。その実現に向けてまず私は頑張る...全文を見る
○東門委員 抑止力、沖縄県民の負担軽減、いつも聞く両方のあれですが、じゃ、抑止力について伺います。  今、報道によりますと、来月タイで開催される東南アジア最大級の合同軍事演習コブラゴールド04に沖縄に駐留する海兵隊が三千人以上参加するとのことです。既に在沖海兵隊からは三千人がイ...全文を見る
○東門委員 一時的な措置、米軍の運用上のことだから日本政府からは言えない、わかりました。  大臣、しかし、公表はできないけれども、大臣は御存じなんですね。一時的な措置、こういう措置を米軍がとっているということは、大臣は御存じなんですね。外務省は御存じなんですね。それだけお聞かせ...全文を見る
○東門委員 そうすると、たとえ三千人がイラクに派遣されて、その間沖縄から三千人の兵員数が減る、そしてさらに今度演習のために三千人出る、六千人減っても何ら大した影響はない、抑止力には影響はないというふうに受け取っていいのでしょうか。
○東門委員 私、通告は主に地位協定の改定についてということだったのですが、余りにも最初の方で時間を食ってしまいました。でもやはり、一問だけは聞かせていただきます。あと残りは別のときにいたしたいと思いますが。  今回の合意ですけれども、外務省としては、我が意を得たりというような改...全文を見る
○東門委員 本当に今この場であと十分ぐらいいただきたいところなんですが、多分それは無理でしょうから、そこまでは申しませんが、これは国会の中でもかなりの批判があることはもう御存じだと思います。今まで外務省は、地位協定の改定を申し入れるとアメリカ側から絶対にノーだと言われる、それはな...全文を見る
○東門委員 最後に一問だけお聞かせください。
○東門委員 あと一問だけ。  今まで、二〇〇一年に私が外務委員会でお尋ねしました、放火をしっかりと明確化するべきだということに対して、これまで全然出ていません。今回も入っていません。なぜなのか。そのことについては合同委員会でしっかりと提案をしたのでしょうか、これにお答えください...全文を見る
○東門委員 終わります。
04月28日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第11号
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○東門委員 社会民主党の東門です。よろしくお願いします。  先日に引き続きまして、私、まず最初に、辺野古でのボーリング調査について質問いたします。  名護市辺野古沖のボーリング調査反対のための座り込みは、本日、二十八日で十日目を迎えます。命の海を守ろうとする人たちには疲労の色...全文を見る
○東門委員 辺野古漁港で座り込みをしている人たちが求めているのは、私は二十六日の本委員会でも申し上げましたが、住民へのきちんとした説明です。この海を生活の糧とし、先祖代々守ってきた人たちに対しては、作業計画を説明し、理解を得る義務が国にあります。  防衛施設局は、計画をホームペ...全文を見る
○東門委員 今長官おっしゃられましたように、確かに、名護市あるいはその辺野古の行政委員には説明があります。しかし、本当に住民のところには何もおりてきていないということなんですね。  ですから、私が先日からお願いしていますように、申し上げていますように、ぜひ住民に説明をしていただ...全文を見る
○東門委員 防衛施設庁は、今回のボーリング調査が、ジュゴンや環境への影響は多少はあるにしても大したことではないとのことでした。先日も申し上げましたが、氏名も公表できない専門家の意見がある、だから、それによって進めることはできる、大した影響がないということに立っているんです。氏名も...全文を見る
○東門委員 ただいまの長官の御答弁、ぜひそのようにお願いしたいと思います。県民も、ああ、そうなのか、こういう方々が、お名前が出るか出ないかわかりませんが、本当に信頼できる意見だということがわかれば、それはいいんですけれども、今のところ、本当に捏造であっても——私、説明を受けました...全文を見る
○東門委員 これまで環境省として事業者に行ってきた助言が、事業者によってしっかりと守られていくかということのチェックもありますでしょうか。
○東門委員 大体そういうお答えかなとは思っていましたが、やはりそのとおり返ってきたという感じではあります。  時間がかなり迫っていますが、一、二問、国民保護法案について質問をさせていただきます。  去る二十日の委員会の質疑におきまして、国民保護法案で言うところの国民の定義につ...全文を見る
○東門委員 確認をさせていただきます。前回は、国民というのは、国籍法による国民か、地方自治法による住民かとお尋ねしましたら、大臣は、地方自治法による住民というふうにとらえていいとおっしゃっていたんですね。今、国民なんですよとおっしゃったんですが、その国民は国籍法による国民というこ...全文を見る
○東門委員 それでは、なぜ先日は、地方自治法による住民だと、住民と同じような理解でよろしいと思いますとおっしゃったんでしょうか。そのときにはっきり国籍法とおっしゃればよかったんじゃないですか。
○東門委員 いや、本当に居住者、日本にいる在日外国人、在留外国人、やはり、有事、何かあれば保護するというのは当然だと思うんですね。その立場から私は御質問申し上げているんですが、その分をちゃんと明記すべきではないかと申し上げているんですが、もう一度御答弁をお願いします。
○東門委員 これ以上、多分何も期待できないと思います。  次に行きますけれども、大臣は、「外国人につきまして区別をして取り扱うということは今のところは考えておりません」と答弁されました。  ジュネーブ第四条約では、条件つきながら、在留外国人の国外退去の拒否や住居指定、抑留がで...全文を見る
○東門委員 次の質問に移ります。  米軍行動関連措置法案第五条は「地方公共団体及び事業者の責務」として「地方公共団体及び事業者は、指定行政機関から行動関連措置に関し協力を要請されたときは、その要請に応じるよう努めるものとする。」と規定しています。  本条は努力規定となっている...全文を見る
○東門委員 わかりました。  時間ですので終わりますが、この件については、また次の委員会で質問させていただきます。ありがとうございました。
05月10日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第12号
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○東門委員 先ほどからイラクでの虐待事件について質問がございますが、私もその件に関して質問をさせていただきます。  イラクにおけるアメリカ軍によるイラク人虐待事件は、組織的な虐待なのか、あるいは限られた者の行為なのか、いまだはっきりしてないようですが、ロサンゼルス・タイムズが入...全文を見る
○東門委員 外務大臣の御答弁なんですが、確かに地位協定にもあります、米軍は国内法を尊重する義務があると。しかし、尊重する義務ということで外務大臣はそれに全幅の信頼を置いているようですが、いかがでしょうか、今までの米軍の行動を見てみますと本当に国内法はしっかりと尊重されているのでし...全文を見る
○東門委員 到底想定しがたいということですが、本当にそれが皆無であれば一番いいと思いますが、私は、想定できるんじゃないかという観点から質問をしたわけです。  国民保護法案について伺います。  国民保護法案は、武力攻撃事態等における国民の協力に関して、「国民は、この法律の規定に...全文を見る
○東門委員 私、質問の中でも言いましたけれども、この「努めるものとする。」ということは、拒否は可能であるということと理解できますね。
○東門委員 新しい見解を初めて伺いました。「努める。」と「努めるものとする。」の違いを初めて伺いました。また後でさせていただきます。  時間がもうありませんので、あと一問だけ御質問させていただきます。  これは川口大臣に伺いたいんですが、五月二日付の琉球新報ですけれども、嘉手...全文を見る
○東門委員 はい。  そうすると、F15戦闘機による事故はもう起こり得ない、二度と起こらないということの……(発言する者あり)いや、困るんですよ。沖縄県民の生命にかかわる問題です。本当に、そういうことはおっしゃっては困るので、大臣、もう二度と起こらないということを、アメリカ軍に...全文を見る
○東門委員 終わります。
05月11日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第13号
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○東門委員 まず、防衛施設庁長官にお伺いしたいと思います。  那覇防衛施設局は、四月の二十八日、普天間飛行場代替施設建設に向けた環境影響評価方法書の官報への公告と沖縄県内八カ所での縦覧を開始しましたが、その直後から疑問と不備を指摘する意見が相次いでいると報道されています。長官も...全文を見る
○東門委員 今、結構時間をかけて丁寧に説明していただいたと思うんですが、たとえ第一段階ではあってもです、これからいろいろな段階を経て準備書までいくということなんですが、これだけ最初の時点で不備がある、疑問点が多い、おかしいよという声がある中で、いや、これからやっていきますからと進...全文を見る
○東門委員 普天間市街地の話はそのとおりですけれども、辺野古でのまた住民の思いもあるということをお忘れにならないでください。決して辺野古へ移したからすべてうまくいくということではないということ。  でも、大臣、やはりお伺いしたい。SACOは何が何でも実施するんですか、どういうこ...全文を見る
○東門委員 米軍のプレゼンスは抑止力を維持するということをおっしゃっていました。これまでも何度も聞いていますが、抑止力というのは沖縄県民が負担しなければいけないものなのですか。その点についてもぜひ御意見をお聞かせください、大臣。抑止力というのは沖縄県民の双肩にかかっているものなん...全文を見る
○東門委員 大臣、方法書をごらんになられましたでしょうか。そこにどういう変化が起こってくるかというのはある程度わかると思います。中身は本当に入っていません、詳しいことはしっかり入っていませんけれども、辺野古が、あの海が埋め立てられてどのように変わっていくということは、頭の中にイメ...全文を見る
○東門委員 時間ですので終わりますけれども、決して、御相談をしながら、納得をして入ったものではないということを、決まったものではないということを申し上げて、また次の機会にしたいと思います。  ありがとうございました。
05月12日第159回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○東門委員 私も、条約の前に二、三質問させていただきます。  五月九日付の琉球新報は、「車庫法違反野放し」という見出しで、在日米軍人軍属とその家族が乗る私有車両、Yナンバー車ですね、その車庫証明なしの登録は車庫法違反だと認めた一九九八年の閣議決定から六年経た今日も、米軍関係者の...全文を見る
○東門委員 米側と協議をしているという今御答弁でしたけれども、その件、米軍と協議をしている、それは、閣議決定を受けてから、いつ協議を開始して、どういう場で、協議の場ですね、協議をし、そして今日まで何回くらい協議をしてこられたのか、お答えください。
○東門委員 余計なことは答えないでいいですよ。おっしゃらないで、全然余計なことです。私、そんなこと聞いていません。地位協定十条の三なんて聞いていません。いつ協議を開始したんですか、どういう場で、協議の場はどういうところですか、何回くらいですかとは聞きましたけれども、米側の主張はど...全文を見る
○東門委員 とても残念です。私は、今の答弁を聞きますと、協議はしてきていないと断ぜざるを得ないと思います。  いつ協議を開始したのかもわからない、答えられない。なぜこれが答えられないんですか。これを答えることは、米側にとってどういう不利な条件が出てくるんでしょうか。どういう場で...全文を見る
○東門委員 責任逃れです。外務省はやるべき仕事をしていない、そういうことだと思います。  こういう外務省でいいんでしょうか。大臣、いかがですか、その件について御所見を伺いたいと思います。
○東門委員 大臣、六年という期間は長いですよね。その間、何回ぐらい協議をしたのか、どういう場で協議をしたのか。中身を聞いていません。米軍はどういう反応をしたかと私は聞いていません。どういう主張をしていますかと聞いていないんですよ。何回くらいやったか、正確な数字でなくてもいいんです...全文を見る
○東門委員 大臣も何もおわかりになっていないということでしょうか。お認めください。承知していないとぜひお答えください。
○東門委員 なぜ、何回ぐらいとおっしゃらないんですか。一回なのか、二回なのか、十回なのか、それだけでも結構です。
○東門委員 情けない答弁です。本当に国民の側を向かない、何でこういう外務省があるんだろう。本当に、外務省は必要ないんじゃないですか。何を聞いても同じような答弁。恐らく協議はしていない。もししているのであれば、早目にこれを解決してください。  済みません、時間がないので、一点だけ...全文を見る
○東門委員 ITUについても質問したかったのですが、時間がありませんので終わります。  でも、その前に、終わる前に一言だけ申し上げたいと思います。いや、もう一つだけお聞かせください。  これは、我が党の照屋寛徳議員が質問主意書を出したのが六年前、それに答弁書として閣議で認めた...全文を見る
○東門委員 あと六年、十年かかるのでしょうか、協議に。私は、非を認めてしっかりと、やっていません、やりませんでした、これからやりますとおっしゃるべきだと思いますが、いかがですか。それを聞いて、終わります。
○東門委員 終わります。
05月13日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第15号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  本当にお疲れさまでございます。最後ですから、よろしくお願いいたします。  在日米軍は、日米安保条約に基づき、我が国全土の防衛も任務としていますが、我が国の国土面積の約〇・六%にすぎない島嶼県沖縄に在日米軍専用施設の約七五%が集中して...全文を見る
○東門委員 では、その件については、またもう一度別の機会でさせていただきたいと思います。  冷戦後の国際情勢の変化を踏まえまして、米国は、これまでの戦略を転換して、軍のトランスフォーメーションの一環として全世界的な軍事体制の見直しを進めているとされていますが、この米軍の戦略の転...全文を見る
○東門委員 では、先ほども、特にどういう脅威ということははっきりしていない、特にそういうものはないとおっしゃっていましたので、その件についてはこのぐらいにしておきたいと思います。  次に、米軍行動関連措置法案に対しての質問を行いたいと思います。  米軍行動関連措置法案における...全文を見る
○東門委員 今、御答弁はそのとおりだと思うんですが、しかし沖縄の例を考えますと、そのまま五十九年も引きずっているんですよ。地主の皆さんはそれに対してすごい大きな不満を持っているんですよ。  終わりました、武力攻撃事態は終わりました、しかしこの土地はこうこうこういう理由でまだ必要...全文を見る
○東門委員 では、次の質問に移っていきたいと思います。  ジュネーブ諸条約で規定されている国際的な特殊標章について、国民保護法案では、指定行政機関の長または都道府県知事は、医療関係者を識別するための赤十字標章等及び国民の保護のための措置を行う者を識別するための国際的な特殊標章を...全文を見る
○東門委員 多分基準はもう既にできているのかもしれませんから、ぜひ答弁をお願いしましょう。
○東門委員 いや、私は、あのように積極的に答弁をされているから、ちゃんとした基準があるのかと思いましたら、何にもなかったようですね。本当に大臣の御答弁はこれからだということでしたけれども、やはりそういうものはもう既にできているべきだと本当は思うんですよ、こういう基準をもって交付し...全文を見る
○東門委員 大臣の御答弁をお伺いしていますと、やはりそうなのかな、戦前回帰かなと思わざるを得ないような御答弁でしたけれども、やはりそれは不安があるわけですよ。(発言する者あり)いえ、先入観ではない、実際にその道を歩いてきた者として。私は直接戦争体験は覚えていません、実際にやってい...全文を見る
○東門委員 国民保護、一番いいことは、有事有事と言うのではなくて、やはりしっかりした外交、平和外交をもってそういうことにならないようにすることだと思うんです。きのう、我が党の阿部知子もここの場で質問をしたと思いますが、日ごろから国民保護という観点で行政を行っていく。いわゆる沖縄だ...全文を見る
○東門委員 思想、信条は入らないということを伺いました。  ちょっと前後してしまいまして、捕虜取り扱い法案で、これはひょっとしたら通告が行っていないかもしれませんが、捕虜取り扱い法案第百六十四条では、拘束した捕虜が逃走した場合、捕虜等警備自衛官に対し、逃走した捕虜を再拘束するた...全文を見る
○東門委員 質疑時間が終わっていますので、終わります。ありがとうございました。
05月19日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第17号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  本日は、民主党提出の修正案、それから政府案について質問をさせていただきますが、まず最初に、川口外務大臣に一点お伺いしたいと思います。  G8の外相会議に出席された際、パウエル国務長官と会談なさったようですが、その中で、在沖米軍基地に...全文を見る
○東門委員 そのSACOの最終報告ですね、その着実な実施というのはこれまで政府がずっとおっしゃっていることなんですが、それに関しては大臣の方から国務長官の方へ、政府としてはこうしますという表明をなさったのか、あるいはパウエル国務長官から何かその件について、トランスフォーメーション...全文を見る
○東門委員 大臣、米軍の駐留のあり方を全然変えずに沖縄県民の負担の軽減ということは、あり得ると思われますか。
○東門委員 先ほど大臣は、大臣の方からパウエル国務長官にそのように申し上げましたという御答弁でしたけれども、沖縄県民の意思というのが、あるいは願いというのがどういうものであるかということは大臣はおわかりだと思うんですが、そういう中で、大臣の方から、政府としてはこのようにしていきま...全文を見る
○東門委員 すごく限られた時間、その時間の制約の中で在沖米軍基地についてこのように発言されたということに、私はむしろ信じられないという思いが強かったので申し上げたんですね。全然大臣には沖縄県民の思いは伝わっていないのかなと。  それを短い時間の中で、沖縄県民はこのように言ってい...全文を見る
○東門委員 では、次の質問に移ります。  報道の自由の重要性については、今回の国民保護法案等有事関連十案件の審議入りの際の本会議の質疑において、民主党を代表する議員が、「さきの大戦下における大本営発表のような苦い経験にかんがみれば、政府案で指定公共機関の一つとされた放送事業者の...全文を見る
○東門委員 これで担保できるということの御答弁でした。わかりました。  次に移りますが、国民保護法案上、指定公共機関及び指定地方公共機関は、武力攻撃事態等において、政府があらかじめ定める国民の保護に関する基本指針に基づき作成をした国民の保護に関する業務計画に従って、国民の保護の...全文を見る
○東門委員 政府の案についても御質問をさせていただきます。  国民の協力の条項ですけれども、「要請されたときは、必要な協力をするよう努めるものとする。」と、国民の協力を規定したこの国民保護法案には、国民の保護のために地方公共団体等からの要請によることなく自発的に協力した者が死亡...全文を見る
○東門委員 やはり、自主防災組織だとかあるいはボランティア、その活動には支援をするという条項はあるんですけれども、その人たちが被害に遭う、犠牲者になるとか、そういう中では補償という規定がないということはすごく解せないんですけれども、それでいいのでしょうかね。  時間的な制限があ...全文を見る
○東門委員 時間がかなり迫っているようですが、やはりあと一、二点お伺いいたします。  住民の避難についてですが、私はこれまで、沖縄県における広大な米軍基地の存在が島内避難の障害になる可能性を再三指摘してまいりましたが、残念ながら納得のいく答えは得られませんでした。そこで再度、県...全文を見る
○東門委員 もう時間ですから終わりますけれども、特に海上で、船舶での避難という場合、もう前回から何度もありますが、対馬丸が撃沈された事件においては、軍の護衛がついていたにもかかわらず撃沈をされたということなんですね。そういう状況があった。  長官はきっと、大臣はきっと、いや、も...全文を見る
○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いします。  総理は、北朝鮮を再訪問されて、金正日国防委員長と拉致問題等を協議されるということです。拉致問題は我が国にとって極めて重要な問題であり、総理の訪朝が、既に帰国しておられる五名の御家族の早期帰国につながることを切に願...全文を見る
○東門委員 県民の立場に立って、ぜひよろしくお願いいたします。  日本国憲法の役割についてお伺いいたします。  三十二年前の五月十五日、沖縄は念願の本土復帰を果たしました。我が国で唯一の地上戦が行われた沖縄では、多くの民間人犠牲者を出すとともに、戦後は、米軍の統治のもと、土地...全文を見る
○東門委員 これまでの総理の憲法観と同じかなという思いで聞いておりましたけれども、最後にもう一点だけ、やはり質問をしておきたいと思います。  政府の説明によりますと、米軍は、武力攻撃事態に際しても、日米地位協定に基づいて我が国国内法を尊重する義務を負います。この点について、本委...全文を見る
○東門委員 はい。  大臣、そうお答えになりますが、日常茶飯事的にその協議が何の役にも立っていない。車庫証明の件でも、六年間かかってもまだ整理できない。平時に、いろいろな問題があるわけですよ。それが、有事になったら国内法を尊重できるということ、協議をしますと。終わってから、ずっ...全文を見る
05月20日第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第18号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、事態対処法制関連の八案件及び国民保護法案等に対する修正案に反対、ジュネーブ条約追加議定書に賛成の立場から討論を行います。  今国会に提出された政府提出の事態対処法制関連七法案及びACSA改定の内容...全文を見る
05月28日第159回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  本日は、民主党さんの御好意によりまして本当に時間をいただき、少しゆっくりと質問ができるかと思います。ありがとうございます。  お礼を申し上げまして質問を始めさせていただきますが、でも御答弁の方はしっかりと、簡潔に、でもはっきりとお答...全文を見る
○東門委員 細かな説明はいいんです。私が聞きましたのは、分担金の請求はしましたかと。  後でその横田のことも伺おうと思ったんですが、今出ましたので、第一次横田、それは一九九三年ですよね、そこで起こっています。そしてその後、厚木もあり、沖縄の嘉手納と続いているわけですが、政府とし...全文を見る
○東門委員 その分担金の負担というのは、先ほども申し上げました、局長もおっしゃいましたけれども、地位協定にしっかりと定められているわけですね。ですから、米側にきちんと払ってもらうというのは当然のことだと思いますが、どうでしょうか。簡潔に。
○東門委員 その根幹の部分で立場が異なるというのがちょっと理解できないんですが、地位協定にしっかりと明記されている、だれが見ても明らかだと思うんですね。どうしてそれが異なるのかというのがちょっと理解できないんですよ。ですから、日本としては、しっかりと明記されているわけですから、そ...全文を見る
○東門委員 ということは、日米地位協定、やはり変えていかなきゃいけないですね。運用の改善ではどうしようもないということですよね。六年という時間も経過しているんですよ。先日質問した車庫法の関連でも同じですよ。これだけ時間をかけても、協議しております、協議しております、協議中なので何...全文を見る
○東門委員 守られていればこのようなことは起こらないんじゃないでしょうか。しっかりと明記されているものは英文でも日本文でもあるわけですから、しっかりとこれは履行できることじゃないんでしょうか。守られていないというあかしですよ、これは明らかに。運用の改善もだめだということなんですよ...全文を見る
○東門委員 本当に地位協定が守られている、地位協定が今のままでもいい、この方がいいというのであれば、早目に解決して、国民にしっかりと示していただきたいと思います。大臣そうおっしゃっていますから、ぜひお願いします、早いうちに。早いうちに解決していただきたいということです、この間の車...全文を見る
○東門委員 近い将来の朗報を待ちたいと思います。  次の質問に移ります。  北朝鮮情勢が北東アジアの平和と安定に大きなかぎを握っています。そして、北朝鮮には中国が大きな影響力を持っていることは異論のないところであると思います。日朝間で拉致問題が進展し、我が国が人道支援を開始す...全文を見る
○東門委員 私は質問の中でも申し上げました。確かに国際会議等で第三国での首脳会談というのはなさっているんですが、お互いに相互訪問、お互いの国を訪問するという形ではまだ一度も行われていませんよねと。そういう必要性があるのではないか、それがやはり大事なのではないか、その中からさらに緊...全文を見る
○東門委員 わかりました。  次の、曽我ひとみさんの御家族のことについて伺いたいと思うんですが、日朝首脳会談の結果、地村さん及び蓮池さんの五人の子供たちが帰国できたことは本当に喜ぶべきことですが、残念ながら、曽我ひとみさんの夫であるジェンキンス氏とお二人の子供たちは帰国に応じま...全文を見る
○東門委員 報道によりますと、何カ国か候補地として上がっているようですが、政府はたしか今週中にも場所を決めたいということだったと思うんですが、今の時点ではどうなのでしょうか。まだ決まっていないんでしょうか。
○東門委員 この時点でまだ決定していないということなんですね。  報道によりますと、総理と面会したジェンキンス氏は、来日すれば米国に引き渡され、脱走罪で訴追されるおそれがあることを繰り返し表明し、米国が訴追しない確約をすれば来日を受け入れる旨を語ったとされています。これに対し総...全文を見る
○東門委員 確かに、ジェンキンス氏を説得するということも大事だと思います。曽我さん御一家が本当に四人そろって暮らせるということは大事だと思うんですが、しかし、対アメリカを考えたときに、総理はアメリカ・ブッシュ大統領にお願いしたかどうかわからないんですが、そこら付近が見えない中で、...全文を見る
○東門委員 総理は、あるいは外務大臣を通してでもいいんですが、アメリカ側との接触はどうなっているんでしょうか。それはちゃんとアメリカ側に、ぜひそのように計らってくれと、いわゆる訴追免除というふうなことを求めているのかどうかということを伺います。
○東門委員 中国人留学生に対するビザの問題について伺います。  このたび中国を訪問した際も、行く先々で、我が国との交流を強化したいという声を聞きました。日中間では、靖国問題であるとか中国人による犯罪の増加があるとか、あるいは尖閣諸島問題であるとか、とかく否定的な面のみがクローズ...全文を見る
○東門委員 ぜひその点、よろしくお願いいたします。  時間がそろそろ参っていますので最後になりますが、やはり一点だけ、大臣にお願いということになるのかもしれません、都市型訓練施設について、一つ、やはりお願いしておきたいと思います。  去る二十六日に、赤嶺委員が金武町に建設が進...全文を見る
○東門委員 時間ですので終わりますが、米側が安全には配慮したというふうに外務省に、こういう面でこういうところに配慮していますということが来ているのでしたら、ぜひそれをお示しいただきたい。委員長、この委員会でよろしくお願いいたします。  終わります。ありがとうございました。
06月02日第159回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○東門委員 済みません。通告はしていなかったんですが、二点ほどちょっと確認だけをさせていただきたいと思います。  五月三十一日付の毎日新聞、それはトップの記事でございましたけれども「米軍再編 横田に空自司令部移転」という見出しで、そういう記事の中で、沖縄の米軍普天間飛行場移設問...全文を見る
○東門委員 ちょっと私の理解不足かもしれないんですけれども、その中で、同じ記事の中で「ローレス副次官補は「外務省、防衛庁と精力的な協議をしており、その結果を公式な提案に持っていきたい」と打開への意欲も示した」というふうになっているんですね。  それからすると、私は、米側、外務省...全文を見る
○東門委員 そのような提案があったということはない、それはわかりました。  協議は行われているんですか。提案ではなくて、協議は実際に行われているんですかということはどうでしょうか。
○東門委員 もう一点、確認をさせていただきます。  これはけさの琉球新報の中なんですが、多分お目にかけられたかもしれません、外務省の方からあったかもしれませんが、これは、住民の不安と怒りの中で米陸軍の都市型戦闘訓練施設の建設が進められている。それはもう外務大臣、よく御存じですね...全文を見る
○東門委員 私もファクスで取り寄せたので、ひょっとしたら新聞そのものは目にとまっていないかもしれませんが。  私がお伺いしたいのは、一九九三年以降その建設が行われた、それで、これはしっかりと航空写真の方に出てきている、見えるということなんですが、その件に関して外務省の方に、これ...全文を見る
○東門委員 わかりました。ぜひお知らせください。外務省には通告があったのかどうかということをまずお聞きしたいと思います。  では、条約について二、三質問させていただきます。  今回、在外邦人の最大の居住国であるアメリカとの間で社会保障協定が締結されたということもさることながら...全文を見る
○東門委員 社会保険庁の調査によりますと、我が国の国民年金受給に二十五年の加入期間が必要であることを知らない国民が約四割いたとのことですよね。自国の制度について四割の国民が理解していないわけですから、外国との間の協定については多くの人が知らない可能性が大きいと思います。  大き...全文を見る
○東門委員 質疑時間が参りましたので、終わります。  ありがとうございました。
06月11日第159回国会 衆議院 外務委員会 第22号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  今国会、この外務委員会で最後の、いつも最後なんですが、きょうもまた本当の意味での最後のバッターだと思います。よろしくお願いいたします。  イラクへの多国籍軍についていろいろ質問がありましたが、私は、やはり沖縄にこだわって質問をしてま...全文を見る
○東門委員 これまでもずっとこれは聞いてまいりました。抑止力の維持と県民の負担の軽減、これをやっていきますということは聞いてきましたけれども、そして、事実、去る八日の日米首脳会談でも、総理は、在日米軍のこの再編問題についてのところで、沖縄の負担軽減と抑止力維持の観点が重要である旨...全文を見る
○東門委員 といいますと、日本側もしっかりと、沖縄のあの広大な在日米軍基地についても主張しているというふうに受け取っていいわけですね。はっきりと、沖縄県民の声もお聞きになって、それを強く主張しているということと受けとめていいですね。
○東門委員 政府は、沖縄の米軍基地問題が議論されると、今もおっしゃったんですが、必ずと言っていいほど沖縄県民の負担の軽減という言葉を使用しています。例えば、沖縄の負担軽減の重要性であるとか、沖縄の負担の軽減を考えなければならないとか、沖縄の負担を軽減する努力をするとか、抑止力を維...全文を見る
○東門委員 私がお尋ねしたのは、沖縄の負担の軽減とは具体的に何を指すのでしょうかと聞きましたら、大臣は、SACOの最終報告と地位協定の運用の改善、二つ挙げられました。これは、これまでに行われた負担の軽減にはどのようなものがあるかというと、地位協定の運用改善の中身を少しずつ述べられ...全文を見る
○東門委員 総理の考えておられる負担の軽減と大臣の負担の軽減が同じであるかどうか定かではないというのは、本当に奇異に感じます。総理の指示を受けて、総理は、大臣とはその件に関してはしっかりとお話し合いをしていると私は思っています。  ですから、すごく残念だなと思いましたのは、負担...全文を見る
○東門委員 大臣に就任されてから、これまでずっと同じような答弁なんですね、認識している、これからもずっと努めてまいりますと。総理も同じだと思うんですが、一向に何も見えてこない。やはりいら立ちもあります。  そういう中で、やはり担当大臣として、一歩も二歩も踏み込むぐらいの気持ちで...全文を見る
08月02日第160回国会 衆議院 本会議 第2号
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○東門美津子君 社会民主党の東門美津子です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいまの小泉総理大臣のシーアイランド・サミット出席に関する報告に関連して質問をいたします。(拍手)  まず最初に、多国籍軍への自衛隊の参加の問題についてお尋ねいたします。  今回のサミッ...全文を見る
08月04日第160回国会 衆議院 外務委員会 第1号
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○東門委員 社会民主党の東門です。  いつものようにラストバッターです。よろしくお願いいたします。  まず最初に、サンゴ礁シンポジウムについて、環境省政務官おいでだと思いますので、そこからお尋ねいたします。  四年に一度、世界のサンゴ礁研究者らが一堂に会して開かれる第十回国...全文を見る
○東門委員 参加者の方々の中には実際に今埋め立てるためのボーリング調査を始めようとしている辺野古、そこに行かれて、実際に現場を視察なさった方々も数多くおられたようです、報道によりますと。その方々は口々に、この美しい海を埋め立てるということは絶対にあってはいけないことだと発言があっ...全文を見る
○東門委員 とても残念な、環境省の答弁としてはすごく落胆、失望ということしか言いようがないんですが、住民の生活と自然環境に著しい影響を及ぼさないように、それはもう確かに閣議決定の中に入っているのは私も知っております。しかし、住民の生活に著しい影響を及ぼす、自然環境に著しい影響を及...全文を見る
○東門委員 辺野古を埋め立てることが、そして戦争につながる軍事基地をそこにつくることが自然と人間の共生につながるというふうにお考えなのですか。イエスかノーだけで結構です。
○東門委員 これ以上お尋ねしても、多分、これ、何も出てこないと思いますが、自然と人間の共生、とても大事な視点だと私も思います。しかし、辺野古の埋め立ては、自然はしっかり破壊されますよというのがはっきりしている。うなずいておられるからきっと同意だと思います。人間の生活も破壊される。...全文を見る
○東門委員 余り長くて、ちょっとあちらこちら抜けちゃったんですけれども、私がお伺いしたのは、最初は繰り越し制度、わかりました。しかし、基本労務契約の改定に向けた協議をこちら側からアメリカ側に働きかけていくつもりはないのかとお伺いしたんですね。  それは、基本労務契約なんですが、...全文を見る
○東門委員 といいますと、日米地位協定には一切関係ないと。  基本労務契約が締結されている、日本と米軍の間に。そうすると、それはやはり地位協定にのっとってのことですよね。地位協定を変えない限り、運用の改善とおっしゃるかもしれません、我々は抜本的見直しを要求しているんですが、この...全文を見る
○東門委員 ぜひその点については対応していただきたいと思います。  最後に一点だけ。これまでいろいろ米軍再編との関連で質問がありました。内容については一切答えられない、あるいは一切提案もないという答弁がずっと相次いでいますが、一つだけ質問させてください。  七月十五日から十七...全文を見る
○東門委員 時間ですから、終わります。
09月06日第160回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。  今回の事故、本当に現場に行きましてぞっとする思いをしてまいりました。お許しを得ていますので、このパネル、ちょっと小さいかと思いますが、ごらんいただきたいと思います。  十三日、三時ちょっと前に事故が発生したということを、私は東京で受...全文を見る
○東門委員 一番安心しておられるべき自宅でこういうことが起こり得るという沖縄の状態、すごく異常だと思いますが、大臣はその情報に接せられてまず何をお考えになったんでしょうか。
○東門委員 インドから帰られて、沖縄へ行くべきだとはお考えにならなかったでしょうか。
○東門委員 御自分で行くということは考えられなかったということになると思うんですが、この事故の件について、小泉総理とはいつの時点でお話し合いをなさいましたか。
○東門委員 ということは、これまでも小泉総理とはその事故についてはお話はしておられませんということでしょうか。
○東門委員 ちょっと意外なことをお聞きしたなと思います。もちろん、外務大臣ですから、沖縄だけじゃないのもよくわかるんですが、これだけの事故が起こって、沖縄であのような怒り、県民の不安、そういうのが起こっているときに、お話ししたかどうかも覚えていないというのはとても私には驚きとしか...全文を見る
○東門委員 茂木大臣にお伺いいたします。  小泉総理に稲嶺知事に会うように勧められたのは茂木大臣だということを私は報道で知りました。そして、大臣御自身が現場においでになって、政府として行かれたと思うんですけれども、沖縄担当大臣ということもあろうと思うんですが、そこの現場を視察さ...全文を見る
○東門委員 今、大臣のお言葉にもありましたけれども、原因の究明と再発防止、これは沖縄県民は何百回、何千回、何万回と聞いてきたと思います。数限りない事件、事故、その中で、起こるたびに政府が、米軍が言ってくることは、原因の究明と再発防止を徹底させます。それでも起こる。再発、再々発どこ...全文を見る
○東門委員 これまで、何百回、何千回とそういうお話はしてきたんじゃないでしょうか。それでも起こり続けている。なぜ起こり続けるんでしょうか。なぜ起こり続けているとお考えですか。なぜ沖縄県民は常に不安と一緒に生活をしなきゃいけないというふうにお考えですか。  決して初めてじゃないん...全文を見る
○東門委員 仮定の話になります。再発したら、責任は政府としてどうとりますか。
○東門委員 よろしいですか。沖縄の置かれている実情、今大臣が、本当にひどい、厳しい状況だとおっしゃった。言葉は少し違うかもしれないけれども、それを大事に受けとめているとおっしゃった。そうであれば、打つ手はしっかりあると私は思います。なぜそこに目を向けないのか不思議なんですよ。 ...全文を見る
○東門委員 悩まないでいいんです、大臣。決断してください。やはり沖縄県民のこれまでの負担を考えて、これから後を考えたら、もう今やるしかない、そういうことだけなんですよ。  閣議決定、確かに大きな意味を持っているのはよくわかります。たとえそうであっても、今の状況はこれ以上改善でき...全文を見る
○東門委員 次に、防衛施設庁長官、おいでですから、お伺いしたいと思います。  二点ほどですけれども、まず一点目。  これが、皆さん既にテレビあるいは新聞等で写真はごらんになっておられます、ちょっと鮮明ではないかもしれませんが、沖国大、あのヘリが墜落した、ここにヘリがあります、...全文を見る
○東門委員 もう少し聞きたいところですが、時間の都合上、あと一点だけ聞かせてください。  この普天間での事故が起きた後、政府としては辺野古を加速させて、何かしなければいけないという動きが急速に出てきたように私たちは感じております。  今までボーリング調査に入ることを現地で、高...全文を見る
○東門委員 最後になります。済みません。  住民説明会だけが手順を尽くしたという証拠になるのでしょうか。それだけでもういいんだというふうに理解しておられるのか。そこだけお伺いして終わりたいと思います。
○東門委員 限定的な住民説明会、絶対に容認できません。住民説明会を持つのならば、希望者が全部入れるような配慮をすべきです。二百人しか入れませんよと言って、実際には百四十人しかいなかった。残りは外にいた。なぜ入れないのか。入場券がないからですよ。そういうやり方、しかも、県民のこれか...全文を見る
11月01日第161回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いいたします。  昨日イラクで武装集団の手にかかって殺害された香田証生さんに心から哀悼の意を表しますとともに、御家族の皆様に謹んでお悔やみを申し上げたいと存じます。  私も、イラク関連の質問につきましては午後のイラクの特別委...全文を見る
○東門委員 そういう一連の視察の中から、では、外務大臣として、これからこの負担をどのように軽減していこうというふうにお考えでしょうか。方針ですね、今具体的にこれこれとおっしゃれないかもしれないけれども、この方向でいくんだということをお聞かせください。
○東門委員 御答弁を私は少し期待し過ぎていたかもしれません。国会に参りまして四年余が過ぎましたけれども、各外務大臣同じような、御答弁だけなんですね。何も進んでいない。外務省では本当に沖縄県民の負担を軽減する意思があるのかということさえ疑わざるを得ない、そういう感じを今持っています...全文を見る
○東門委員 それでは、伺います。  ラムズフェルド国防長官も、普天間基地を上空からごらんになって、世界で一番危険な基地だという指摘をなされたということがあります。その普天間基地の閉鎖が、今県民が一番願っていることだと思うんですね。それについて、政府内でこれまで協議をしたこと、検...全文を見る
○東門委員 普天間基地は、多くの専門家が話していることなんです、今現在もそうなんです。ほとんど普天間基地の兵隊はイラクに行っていて、少ししか残っていないはずなんですよ。本当に、普天間基地を視察しました、少ししかヘリコプターも残っていない、機体の数というのはすごく少ない、本当にこれ...全文を見る
○東門委員 アメリカの言うことに対して外務省は物が言えないと多くの国民が感じていますし、そうなんですが、特に沖縄から見ると見事にそれに当てはまるんですが、今の御答弁、まあ両方だとおっしゃるんですけれども、しかし今トランスフォーメーションが行われている中で、時間がないからもうはしょ...全文を見る
○東門委員 基地の提供責任者は国です。そして、県民は早い撤去を望んでいます。大き過ぎます、危険が多過ぎます。毎日のように、起こり得るんですよ。十年間で米軍の航空機事故、確かに今回のあのヘリ墜落事故ほど大きいのはなかったかもしれませんが、航空機からの落下事故というのはたくさんありま...全文を見る
○東門委員 はい、済みません。ありがとうございます、委員長。御配慮は感謝いたします。  大臣、大臣としてスタートしたわけですから、これまでと違った方向で、やはりまずは国民に目を向ける、県民の思いをしっかりと受けとめるという形で、ただこれまでの答弁を繰り返してきたこれまでの大臣と...全文を見る
11月01日第161回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。よろしくお願いします。  昨日、イラクにおいて、許しがたい卑劣な武装集団によって未来ある若者が殺害されるという悲しい事件が起こりました。亡くなられた香田証生さんに哀悼の意を表するとともに、深い悲しみの中におられる御両親並びに御家族の方々に...全文を見る
○東門委員 イラク全土が戦闘地域になっているというふうな御答弁だったのかなというふうに私は受け取りました。  私たち社会民主党は、かねてから、イラクはテロリストが跳梁ばっこし、非戦闘地域などあり得ないことを指摘して、自衛隊の撤退を訴えてまいりました。このような形で私たちの主張が...全文を見る
○東門委員 民生の安定ということをおっしゃったわけですが、むしろ、今サマワで自衛隊が行っていることがすべてそこに向かっているか、サマワに存在していることがそういうふうに向かっているかということに私は少し疑問を覚えるわけです。  といいますのは、政府によりますと、現在、イラクにお...全文を見る
○東門委員 最後の質問になると思いますが、経済支援のあり方についてお伺いしたいと思います。  先月十三日に行われました第三回イラク復興支援国会議において、政府は、来年一月末までに実施予定の移行国民議会選挙を成功させるために、イラク復興信託基金を通じて四千万ドル、日本円にして約四...全文を見る
○東門委員 時間ですから終わりますが、私が申し上げたのは、どのような形でイラクの人たちに顔の見える支援を行おうとしているのか、いや確かに、今必要ですよ、やらなきゃいけないですよとおっしゃるのはわかるんですが、顔が見える形で支援をしていかれるんですかとお聞きしたのですが、時間ですか...全文を見る
11月02日第161回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○東門委員 条約に入ります前に、一点だけ大臣にお伺いしたいと思います。  昨日、本委員会で、私は、多発する米軍基地に派生する事件、事故、それから県民を守るのはだれかという御質問をしました。それに対しまして大臣は、一義的には国だ、しかし県、市町村、個人いわゆる市民、そういう一人一...全文を見る
○東門委員 時間がたっぷりあればその件についてもっと質問したいんですが、なくて、条約をやらなきゃいけないということですから、条約に移ります。この件については、また後でぜひ質問をさせていただきたいと思います。  食の安全をめぐるさまざまな問題が続発していまして、国民の間で食の安全...全文を見る
○東門委員 本当に、実効性のある検疫体制が必要だと思います。  次に、日本の農業保護について伺いますが、メキシコとの協定は、豚肉やオレンジ果汁などの農業分野において日本側が輸入枠等で譲歩した形で締結されています。現在、ASEAN諸国との間でFTA交渉が進捗していますが、今後もF...全文を見る
○東門委員 本協定締結後の焦点となっているASEAN諸国との交渉では、人の移動の自由化が論点の一つになっていると報じられています。タイが看護師あるいはマッサージ師、フィリピンではベビーシッターや介護福祉関係の労働市場開放を求めているというふうにされておりますけれども、外国人への労...全文を見る
○東門委員 制限つきではあれ、労働市場を開放して外国人労働者を受け入れた後は、外国人労働者の人権、それをどのように保障するかが問題になってくると思います。具体的には、労働条件、就業環境、居住環境の改善などだと思いますが、これらの問題について関係省庁との協議はどのように行われている...全文を見る
○東門委員 昨日超過しました分、ちょっと時間前ですけれども、終わります。  ありがとうございました。
○東門委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、いわゆる日本・メキシコEPA協定に条件つき賛成の討論を行います。  社民党は、世界の経済社会の単位を国家の枠組みを超え地球規模に拡大していこうという方向自身を否定するものではなく、FTA、EPAが、双方の各産業が公平な利益を享受...全文を見る
11月09日第161回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○東門委員 小池大臣には、朝に引き続いてまたよろしくお願いします。済みません。私、ちょっと声がかれていまして、選挙で頑張りましたので、失礼いたします。ちょっとお聞き苦しいかと思います。よろしくお願いいたします。  まず最初に、泡瀬埋立事業に関する意見書について御質問をさせていた...全文を見る
○東門委員 合同委員会ということ、この環境監視委員会と環境保全・創造委員会を一緒にして委員会を行うということは、その依頼なんですね。それはいかがですか。大臣としてはそれはやるべきだとお思いではありませんか。
○東門委員 担当大臣なんですよ。沖縄北方担当大臣なんです。泡瀬の干潟の直接の担当者なんですよ。それはおわかりですよね。  環境監視委員会とここの委員会は別々に行われていまして、それがどのように運営されているか御存じですか。それぞれの委員会がすべてうまくいっているとお思いでしょう...全文を見る
○東門委員 ぜひ、両委員会の先生方、委員の皆さんにお諮りをして、実現するようにやってください。  次の質問に移ります。  ことしの四月の二十七日、中城湾港泡瀬地区環境保全・創造委員会のもとに新しい専門部会として、比屋根湿地・泡瀬地区海岸整備専門部会が設置されたようです。新たに...全文を見る
○東門委員 それはここまで来て初めて必要だとわかったことなんですか。何か、この専門部会を設けましょうというふうに取ってつけたように見えるんですね。これだけ泡瀬の干潟が、今反対の動きが多いことは皆さんよく御存じです。どういう意味で、理由も御存じです。それが道路をかなり隔ててここにあ...全文を見る
○東門委員 ぜひ御検討いただきたいと思います。  もう一点、泡瀬の干潟なんですが、十月の二十二日に工事を再開したようです、海上工事。しばらく中断していました。台風があり、トカゲハゼの問題があり、いろいろあったようですが、そのときに総合事務局は、根拠となるべき手植え移植の状況だと...全文を見る
○東門委員 これは、専門家や委員の皆さんから出ているものなんですが、本当にこう書いてあるんですよ。工事着工の根拠となった移植による海草保全の結果はいまだモニタリング中として評価を下すことを拒んでいる、それなのに工事を再開する、納得できないという意見です。  当然そうです。何のた...全文を見る
○東門委員 そうしたら、合同調査をしっかり行うべきですね。十二日に先駆けでやって十四日に後がやるんじゃなくて、もう一度どうですか、もう一度皆さんの方で合同調査をやりましょうと声をかけてやってください。どうですか。
○東門委員 今、後ろからもありました。これは委員会のことじゃないんですよ。皆さんが委員会をうまく回しているだけの話で、実際にここで、もう一度合同調査を行います、みんなを納得させた上で工事を続行しますと。大臣、お願いします。
○東門委員 できることならば、大臣、本当に大きな問題なんです、泡瀬の干潟が失われるということは。けさも申し上げました、大臣みずから実際に手を突っ込んでやってくださいよ。大変なことになります、そのまま続けていくと。  これは、内閣府の担当の皆さんも本当はそう思っていると思うのです...全文を見る
○東門委員 そういうことはないということでした。それはそれとします。  では、伺いますけれども、これだけじゃないんですね、沖縄はたくさん抱えていますから、しかし、これも同じなんです、都市型の訓練施設も。ぜひアメリカ側に申し入れてほしいと伊芸区の皆さんは本当に心の底から願っている...全文を見る
○東門委員 これまで長年安全対策を申し入れるとおっしゃってこられて、何も役に立っていない、何もあらわれていないというのが現状なんですよ。何にも功を奏していないということですね、言葉だけで。だから、むしろ私たちとしては、県民の立場に立ってこの建設は中止してほしいと一度でも申し入れた...全文を見る
○東門委員 その宜野湾市長の思い、宜野湾市民の思いに対して、外務大臣として、アメリカ側に、その証言書に対して外側からサポートしていく、バックアップしていくということはできないでしょうか。
○東門委員 SACO、SACO、SACOといつもおっしゃいますけれども、SACO、必ず辺野古とのセットですか、普天間は。セットでなければいけないということなんでしょうか。  もう一度外務大臣に伺います。  普天間飛行場の早期閉鎖というのが私たちの思いです。そして、辺野古への新...全文を見る
○東門委員 終わります。
11月09日第161回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○東門委員 社会民主党の東門でございます。  済みません、日ごろはもう少し美声なんですが、ちょっと声をからしておりましてお耳ざわりかと思います。二十五分間だけですので、よろしくお願いいたします。  私、最初に、関西水俣病判決のことから御質問させていただきます。ひょっとしたら重...全文を見る
○東門委員 今の大臣の御答弁、謝罪はしましたということのように承りました。  厳粛に受けとめる、そして真摯に受けとめるというお話があったんですが、それを受けとめて、何か目に見える形での動き、そういうことは起こさないのでしょうか。例えば基準の見直しだとか、政治決着した患者への追加...全文を見る
○東門委員 最高裁判決で、現行の認定基準より幅広く救済するという大阪の高裁判決が確定したことを受けて、潮谷熊本県知事さんは、公害健康被害補償法、いわゆる公健法に基づく認定業務について、従来のように続けていいのか疑念を持っていると述べられ、認定基準見直しについて、認定業務をする立場...全文を見る
○東門委員 では、県知事さんからそのような申し出があれば、しっかりと国は、環境省は受けとめていくということだと私は思います。  もう一点だけ、その件に関してなんですが、汚染度が低いヘドロはまだ海に残されているというふうに言われております。妊婦や胎児への健康問題はどうなるのかとい...全文を見る
○東門委員 それでは、ジュゴンの方に質問を変えていきたいと思います。  沖縄本島で生息が確認されているジュゴンは、北限の個体群としては世界的にも極めて貴重な野生生物であり、IUCN、国際自然保護連合のレッドリストにおいて、絶滅のおそれがある種として、1類に次ぐ絶滅危惧種2類に掲...全文を見る
○東門委員 今の大臣の御答弁、国内の希少野生動植物種に指定をしていく、その方向で考えておられるということでしたよね。確認だけ、もう一度。済みません。
○東門委員 本当に、ぜひその方向で進めていただきたいと思います。  どんどんどんどん減っているジュゴン、やはりこれは、沖縄だけではなく、日本だけでなく、大事な世界の宝だと思うんですね。そういう意味で、そのジュゴンの保護というのは環境省が本当に積極的に取り組んでいただかなければ、...全文を見る
○東門委員 簡潔にお願いします。
○東門委員 先ほどの大臣の御答弁の中に、情報開示、これまでもやってきたとおっしゃるんですが、大臣、一点、本当におわかりでしょうか。専門家と言われる人たちが方法書作成のときにいろいろかかわったと言われていますが、その方たちの名前が我々には開示されていないんです。公開されていない。で...全文を見る
○東門委員 開示されない。環境省として、本当にそれでいいのでしょうか。ジュゴンの保護も向けていく、国内希少種にも指定するように検討するとおっしゃりながら、そういうこと。私たちに何を信じろというんでしょうか。環境省ならば、そこをしっかり開示しろ、県民にわかるようにしろ、国民にわかる...全文を見る
○東門委員 確かに事業主体は防衛施設庁です。政府ですよ。政府じゃないですか。環境省もそうでしょう。環境保全が皆さんの役目でしょう、役割でしょう。なぜその点から、こうですよと県民を納得させてください、国民を納得するようにしてくださいと言えないんですか。そういう専門家って、専門家と呼...全文を見る
○東門委員 ぜひ話し合っていただいて、納得のできるような御答弁をいただきたいと思います。  次に、ラムサール条約関連についてお伺いします。  環境省は、一九九九年にコスタリカのサンホセで開かれたラムサール条約第七回締約国会議の決議に従って、二〇〇五年の第九回締約国会議までに国...全文を見る
○東門委員 沖縄県で干潟ってどれくらいあるんですか。泡瀬の干潟のような干潟がまだありますか。あの干潟を埋め立ててしまって失われてしまったら、本当に沖縄に干潟らしい干潟が残りますか。どなたか答えてください。
○東門委員 そうであれば、環境省はやはり、それもジュゴンと同じなんですけれども、保護する、環境を保全する、自然をしっかり保護する。  これは、環境大臣が川口さんのときも同じだったんですね。オーストラリアの環境大臣から直接私信が届けられるほど、泡瀬の干潟の重要性、渡り鳥のフライウ...全文を見る
○東門委員 小池大臣の積極的な関与をお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
11月12日第161回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○東門委員 社会民主党の東門美津子です。きょうは、本来でしたら順番はかなり後なんですが、民主党さんの特別な、今野委員の御好意をいただきまして、前の方で質問させていただきます。よろしくお願いします。  町村大臣は、八月十三日の沖縄での米軍ヘリ墜落事故について、本土の主要全国紙がど...全文を見る
○東門委員 ウエルカム・マリーン・プログラムというのは何年か前にたしか東京で元総理大臣橋本さんの御夫人たちが始めたようなものだと伺っていますが、果たしてああいうことで沖縄の県民の負担の軽減ができるかということは全然私には理解ができないのですが、それはそれとして次に進みます。  ...全文を見る
○東門委員 私が勝手に申し上げたわけではなくて、実は雑誌のコピーがここにあるんですが「選択」十一月号に出ておりますので、一度お目通しいただきたいと思います。大臣のことですから。  ただいまも御答弁いただいたんですが、沖縄の普天間の閉鎖の問題が出てきますと必ずSACOが出てくるん...全文を見る
○東門委員 辺野古沖への移設ということだけは絶対に私たちは納得ができないと思っております。  大臣は、辺野古をキャンプ・シュワブからごらんになったのでしょうか。ぜひ一度、海上に出られて、どこの方が埋められるのか、見てください。とてもイエスと言えるものではないと思います。私は出ま...全文を見る
○東門委員 もう時間だと思いますので終わりますが、外務大臣にもう一度申し上げておきたいと思います。  沖縄県民の負担を軽減するということを本気で考えておられるのならば、普天間飛行場は閉鎖すべきです。もう沖縄県内への移設ということは絶対に考えないでいただきたい。特に、辺野古への移...全文を見る