遠山清彦

とおやまきよひこ



当選回数回

遠山清彦の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  総理、まず通告した質問をさせていただく前に一つお願いがございます。  今回のイラク攻撃に対する政府の対応について、小泉総理は総理なりに説明責任を果たすべく最大限の努力をされてきたというふうに思いますけれども、国民の中にはまだ不十...全文を見る
○遠山清彦君 総理、この脱ワンフレーズポリティックス批判という意味でも、是非ノーカットライブで、テレビで直接国民に目線を合わせて語り掛けるというのを是非やっていただきたいというふうに思います。  さて、次にイラク攻撃に対する、問題に対する質問をさせていただきたいと思いますけれど...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。総理、熱のこもった答弁ありがとうございます。  時間がなくなってまいりましたので、若干割愛させていただきながら、引き続けてで。  次に、外務大臣にお聞きをしたいと思いますけれども、先日、私、浜四津代表代行と一緒に総理官邸にお伺いして、総理に日本が行...全文を見る
○遠山清彦君 外務大臣に続けてお聞きをいたします。  今、もう既に大臣おっしゃったんですが、このイラク国内とそれから周辺国で人道支援に従事するNGO、日本のNGOも今ジャパン・プラットフォームなど中心にあるわけですけれども、これに対する支援を是非強化充実させていただきたいという...全文を見る
○遠山清彦君 それでもう是非しっかりとやっていただきたいんですが、今確かに時期としては予算の年度末で端境期で難しいというのは分かりますけれども、日本の国際貢献というのが問われている緊急事態でもありますので、是非工夫をしてやっていただきたい。  それで、この地図の中で私、今回、浜...全文を見る
○遠山清彦君 以上で終わります。
03月25日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  私は沖縄のことを中心に今日お伺いをいたしますけれども、冒頭、答弁をされる方にお願いを申し上げたいと思いますが、私、時間が余りありませんので、簡潔明瞭にお願いをしたいと思います。  最初に、細田大臣に伺いますけれども、今、イラク攻撃が...全文を見る
○遠山清彦君 是非、大臣、沖縄が安全である限りは沖縄は安全であるという強いメッセージを大臣から発していただきたいと思います。  続きまして、今、同僚の民主党の理事からもお話ありましたけれども、普天間の移設問題についていろんな角度から議論させていただきたいと思います。  この普...全文を見る
○遠山清彦君 ちなみに、一部では、この海兵隊の沖縄の基地をフィリピン辺りに移転をすれば兵力削減できるという主張もありますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
○遠山清彦君 今の北米局長のお話ですと、いわゆる沖縄の海兵隊がやっている演習七十回のうち約一割、つまり七回程度は沖縄でやられているけれども、そのうちの半分程度はもう図上演習であると。ということは、実際には三、四回しか一年間に沖縄県内で海兵隊は演習をしていないという状況の中で兵力規...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  次に、ちょっと別の角度から防衛庁にお聞きしますけれども、この普天間の基地、離発着陸回数はそう簡単に私、変わらないと今の議論で思っているんですが、この回数が変わらない普天間基地を嘉手納に統合すると──嘉手納は、今現在、離発着陸回数が一年間七万回なわ...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。いろんな問題があるから、SACOの最終合意ができる前は、今度の嘉手納の統合案というのは出たけれども、日米両政府としては採用しなかったというふうに今の御発言を理解いたします。  そこで、今度は防衛施設庁にお伺いしますけれども、よく出てくる話で、統合案、...全文を見る
○遠山清彦君 そうすると、この辺野古に移設した場合のコストというのは、今分かっているのは、下の構造を造るのに埋立てするのに三千三百億と。滑走路と上のその部分について幾らかというのは分かっていないわけですね。もし仮に、巷間言われておりますこの八千億という数字が正しければ、上の構造を...全文を見る
○遠山清彦君 それで、時間がなくなってきましたので、最後の論点、ちょっと私の方から申し上げたいんですが。  もう一点、よくこの統合案と辺野古移設案の比較で言われることは、この普天間の移設、辺野古への移設の場合、私、冒頭申し上げたとおり、使用期限の問題というのはあるんですけれども...全文を見る
○遠山清彦君 最後に、川口大臣と細田大臣に一言ずつお願いしたいんですが、今日つらつら、非常に足早にですけれども見てきたように、この今出ております新嘉手納統合案というのは、私は非常に多くの問題点があると、ですから、実現可能性が非常に現状では低いというふうに思っております。  今、...全文を見る
○遠山清彦君 以上で終わります。
03月25日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  まず、外務大臣の方に、昨日予算委員会の集中審議でもいろいろと質問をさせていただきましたけれども、それと重なる部分もございますが、継続してイラク問題、特に私の場合は、人道、日本の人道支援あるいは難民支援ということに関連をして幾つか質問を...全文を見る
○遠山清彦君 難民については、私も報道を見ておりまして、例えばヨルダンに、イラク人というよりもアフリカ系の方でイラク領内にいた人がヨルダンの側に国境を超えて今回逃げてきたとか、イランでも同じように、スーダン人の避難民が来たとか、そういった報道がありますけれども、全体としては多くの...全文を見る
○遠山清彦君 外務大臣、済みません。今のはちょっと通告をしっかりしていない質問でしたので、申し訳ございません。ただ、連絡は待っております。  それで、日本の財政支援の規模なんですけれども、一部の、今までに外務大臣が具体的にユニセフとかUNHCRとかの機関に対して具体的な拠出金額...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。その一億ドルというのは私の個人的な希望として言っておきますし、当然戦費ではないと。湾岸戦争のときもそうですけれども、今回も戦費ではなくて人道支援ということで。  ただ、こういう日本が今、財政厳しき折ですから余り言ってはいけないのかもしれませんけれども...全文を見る
○遠山清彦君 それでは続きまして、テロ対策を中心にお話聞きたいと思うんですが、まず、今回のイラク攻撃に関連して、政府としてもテロ対策の強化に取り組んでいるということで、当然、国内におけるテロ事案というのは第一義的には警察機関が対応するということだというふうに思うんですけれども、他...全文を見る
○遠山清彦君 これに関連してちょっとお聞きしたいんですが、長官、平成十三年十一月の法改正で創設された警護出動というのがございますけれども、これはどのような状況になった場合に発動されるんでしょうか。
○遠山清彦君 それは、じゃ米軍からの要請があれば発動されるんですか。
○遠山清彦君 分かりました。  それで次にちょっと、防衛庁は、これはテロ対策の関連、文脈でちょっと聞きたいんですけれども、国家行政組織法第二条などに基づいて警察機関から要請があった場合には所定の協力をすることになっているということですね、現行法上は。  ただ、今までいろんな有...全文を見る
○遠山清彦君 今の防衛庁長官のお話で、警察と防衛庁、自衛隊の連携の在り方というものが改善をされたということで、それは多としたいんですけれども、テロ対策で一つ気になるのが、要は、第一義的には、第一義的にはですよ、警察機関が対処するということになっているわけですが、しかし仮定の話で恐...全文を見る
○遠山清彦君 大変に御丁寧な説明ありがとうございました。  防衛庁長官、石破長官は大変にいろいろな要素を考えられているなということで、一面安心をしたんですが、実際に、理論上整理するのも大変な議論なんですけれども、これまた運用上反映していくとなると大変難しいことだと私も実は思って...全文を見る
○遠山清彦君 終わります。
03月26日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  今回の沖振法の一部改正案については異論なく賛成でございますので、本日は、沖縄関連のその他の通告させていただいた質問についてお聞きをしたいと思います。  大臣、まず最初に観光についてお聞きをしたいと思います。  もう言うまでもなく、...全文を見る
○遠山清彦君 大臣、大変に包括的な御答弁をありがとうございました。  それで、大臣も今ちょっと言及されたんですが、この沖縄の国際観光振興に関連して、今年の一月二十五日の日経新聞にも特集記事があったんですが、そこで目を引くのは、今後の外国人旅行者、日本における、増加のための努力で...全文を見る
○遠山清彦君 最初のきっかけを作るために、中国も寒い地域も多いですから、是非暖かい沖縄に来てくださいということで宣伝をしていただければと思います。  今、大臣、幾度か言及されましたけれども、次に国土交通省の方に聞きますが、那覇空港の沖合展開、並行滑走路の新設問題がございます。 ...全文を見る
○遠山清彦君 いろいろと説明していただいて有り難いんですけれども、私が言っているのは、その合意形成に時間を掛け過ぎて調査ばっかりになっちゃいけないと。今、御答弁でもお認めになったように、将来逼迫するというのは間違いないと。まだ確かに──いや、私もすぐとは言っていないんですよ。だけ...全文を見る
○遠山清彦君 じゃ、最後の質問になりますけれども、厚労省さんにお伺いします。  沖縄県の統計課によりますと、沖縄県の今年一月現在の完全失業率が八・二%、特に十五歳から二十四歳の若年者の完全失業率は一七・六%と大変に深刻な状況にあるわけです。そこで、今年の二月にヤングワークプラザ...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  以上で終わります。
03月31日第156回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  まず、警察庁の方に北朝鮮の拉致問題について若干お伺いをしたいと思いますけれども、現在、警察庁としては北朝鮮の拉致被害者、何名の方を認定ではなくて判断、判定されているのか。以前ちょっと聞いたら、認定は総理大臣しかできないということで...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、大臣、私、先日新潟に参りまして、新潟の地元の議員の方から、この拉致問題に対する認識で東京と新潟でも温度差があるということを地元の方がおっしゃるんですね。具体的に何をおっしゃったかというと、新潟県民の多くは拉致被害者というのは警察が言ってい...全文を見る
○遠山清彦君 大臣、是非今おっしゃったような方向性で頑張っていただきたいと思います。  ちょっと時間の関係で、内閣官房の政府参考人の方来ていらっしゃると思いますが、要望だけ申し上げて答弁はあれなんですけれども。  私、この決算委員会で昨年の十月に安倍官房副長官とこの問題で議論...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。そうすると、大体全体で二千百万件のいわゆる審査されて減額を査定されたものがあって、その額は一千億という大きな規模になっていることを確認したいと思います。  そこで、この間違いレセプトの問題ですけれども、総務省が出しております平成十三年度の行政評価年報...全文を見る
○遠山清彦君 今の御答弁は、やっぱりこれから恐らく坂口大臣中心にやっていく医療制度改革の大きなポイントの一つだと思うんですけれども、結局、私たち被保険者が診療を受けて、その診療の後に医療機関がこのレセプトを出すわけですけれども、それが最初に審査支払機関を通してその後保険者に行くと...全文を見る
○遠山清彦君 是非急いでいただきたいと思います。  厚生労働白書、平成十四年度の、これ、私、今、百二十一ページ見ておりますけれども、「医療提供体制の改革スケジュール」というものがございまして、今の話題に関係するところで言いますと、平成十八年度までに病院レセプトの七割以上をこの電...全文を見る
○遠山清彦君 是非お願いいたします。  先日も、私が大変お世話になったおじいちゃんが胃がんで、最終的に今もう亡くなってしまったんですけれども、胃がんで胃を切除した後に、化学療法を日本の病院では、これは雑誌に書いてあったんですけれども、大体七割の病院で行っていたと。ところが、胃を...全文を見る
○遠山清彦君 努力は当然強化してやっていただきたいわけですが、一点だけ指摘させていただきたいのは、ある大学の先生がどこかの雑誌に書いてありましたけれども、医療、日本の医療政策というのは一番国民不在になりがちだと。  その一つは、正に国民が診療を受けて、その診療報酬というか、請求...全文を見る
○遠山清彦君 これね、本当にちゃんとやってくださいよ。せっかくいい制度があるのに、もう担当者が、現場の担当者が勘違いしていましたとか、あるいは対象になるはずの若い人たち、私も今ここにちゃんとビラも持っていますけれども、対象になる人がやっぱり使えなかったら、何のためにこういう制度を...全文を見る
04月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  外務大臣、今日、中心にお聞きしますけれども、あと内閣法制局さんも来ていると思いますが、外務大臣、先週の外遊、御苦労さまでございました。また、先ほど山本委員からもお話ありましたけれども、イランの外務次官とお会いになったということで、私も...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、今度、外務省の条約局長、伺いますが、このイラク戦争の後、いわゆる復興作業、この復興作業という、復興支援とよく言われますけれども、これ定義が統一されたものがないと思いますが、私の理解では大体四本ぐらいの柱があると。一つは人道支援、それからも...全文を見る
○遠山清彦君 条約局長、簡潔に。
○遠山清彦君 なかなか苦しい御答弁ですね。  要するに、私が今聞いたポイントというのは、最後の、条約局長、本当、最後に触れたところですが、いわゆる今回の戦争の正当性聞いているんじゃなくて、要するに占領主体が国連だったら、これは東ティモールでもそうだし、コソボでもそうだし、暫定統...全文を見る
○遠山清彦君 一点、指摘をさせていただきたいと思いますが、ORHA自体が武力行使をしていないとしても、ORHAが一部局として属する米国政府が今回の武力行使の主体の交戦国だったわけですよね。だから、ORHAは一部局として武力行使はしていないかもしれないけれども、それが属する米国政府...全文を見る
○遠山清彦君 今の局長の御説明はある程度分かるんですけれども、ポイントは、政府が昭和五十五年の見解で、交戦権の中に占領行政を含めちゃっているわけですね。だから、もし今回、だから、いや、それは米国が取った行動が国連決議に基づいている、そもそものこの占領行政を生んだ原因である戦争が国...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  是非このORHAに関しては議論を詰めていただきたいと思いますが、それで外務大臣、外務大臣はフランスのドビルパン外務大臣との会見の中で国連安保理決議の必要性にも言及したというふうに外務省の報告で読んでおりますし、また五原則の中でも、五原則の中では国...全文を見る
○遠山清彦君 もう時間になりますので、最後に外務大臣に一言申し上げたいのは、今、外務大臣、早期に合意しやすい国連決議というお話だったんですが、私は、先ほど私が質問させていただいたポイントというのは大きな火種だと思うんですね、正にこの国連決議得るための。  つまり、アメリカ、まあ...全文を見る
04月17日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  まず、本日審議の対象となっております三条約につきましては、その批准について基本的に賛成の立場でございますが、カルタヘナ議定書について一つだけお伺いをしたいと思います。  先ほどもお話、当委員会でございましたが、この議定書によりますと...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。是非この国内法、また議定書に基づいて運用面でしっかり、食の安全について国民が不安に思うことがないように対応方よろしくお願いしたいと思います。  ちょっと条約から離れまして、先日私がやり切れなかった質問をちょっと続けさせていただきたいと思いますが、まず...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  それで、外務大臣、ちょっと通告していない質問を一つだけさせていただきたいんですが、このイラク復興に関して。  ずっと、私も先日やらせていただきましたし、今日もありましたけれども、ORHAの議論があるんですけれども、私、外務省が、これは報...全文を見る
○遠山清彦君 通告のない質問で申し訳なかったんですが、今の御答弁で私は可能性が、可能性はあるというような解釈をさせていただきますが。  今ちょっと私が気になるのは、要するに、ORHAに政府の要員を派遣するかどうかばかりに議論が集中してしまって、実際にはこれは今後どういうふうに推...全文を見る
○遠山清彦君 それで、今の日本の軍縮外交のアピールに関連して、ちょっと私提案をさせていただきたいというふうに思うんですが、やはり私、日本が軍縮とかあるいは今取組を強化している平和構築の分野で活動している内容について、あるいは成果について、より積極的に広報、周知をしていくことが、こ...全文を見る
○遠山清彦君 是非前向きにちょっと検討していただきたいと思います。  私も今、白書じゃなくてもいいというふうに申し上げたのは、仮に非常に簡易なパンフレット的なものでも毎年あれば、私は非常に国民にとって、日本政府が軍縮問題であるとか、例えば軍縮なんかは、小型武器の場合、地雷で相当...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございました。
05月07日第156回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  川口外務大臣におかれましては、ゴールデンウイーク中の外遊、大変に御苦労さまでございました。先ほど来いろいろお話がありまして、バッジを外務大臣が付けているか付けていないかのメリット、デメリット、いろいろ言われておりますけれども、私は、最...全文を見る
○遠山清彦君 たしか中南米の国のチリだったか、どこか、ちょっと記憶定かじゃありませんけれども、政府側と反政府側を日本に呼んで、民主化に関する、参加型民主主義に関するセミナーか何かをちょっと前にたしか日本でやって、それが非常に成果が出たという話を議員になる前、研究者やっていたときに...全文を見る
○遠山清彦君 私も基本的には、この機密費というか報償費は必要だというふうに思っているんですね。  ただ、外務省の行動計画にこの報償費の目的について三点明示されておりますので、ちょっと御紹介を、外務大臣は当然御存じなんですが、言いますと、一番が「不断の努力によって造られた信頼関係...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  ちょっと観点を変えまして、報償費の支出の内容の概略について、概要について公表すべきじゃないかという指摘を外務省の変える会がしていることは外務大臣も官房長も御存じだと思うんですけれども、私も、やはりある程度の規模のある額ですし、ああいう不祥事があっ...全文を見る
○遠山清彦君 それで、ちょっとまた外務大臣に聞きますが、会計検査院にちょっとお伺いしますけれども、これは会計検査院の検査では、報償費に関する決裁書、それから関連の証拠書類ですね、これは検査の対象にしていますか。それから、もししているんであれば、いつからかお答えください。
○遠山清彦君 従来から会計検査院もこの機密費、報償費の決裁書についてはずっと検査してきているわけですね。  幾つかでいいんですけれども、この報償費の使途として不適切なものあるいは不正だったものの事例についてちょっとお話しいただけますか。
○遠山清彦君 今の御答弁だと何となく事務的でよく分かりませんけれども、要するに具体的に言うと、報償費で絵を買ったりとかワインを買ったりしていたのは全然情報収集に当たらないということで指摘があったということがあります。  それから、私の方から付け加えさせていただきますと、平成十三...全文を見る
○遠山清彦君 私、若干この情報公開と国益の問題について外務大臣と見解を異にしておりますが、これはまた別の議論ですので後日に譲りたいと思います。  それで、先ほどもちょっとお話ありましたけれども、官房長、たしか平成十三年の七月から十万円を超えるこの報償費の支出案件については副大臣...全文を見る
○遠山清彦君 矢野副大臣、決裁やっています。
○遠山清彦君 ああ、そうですか。分かりました。何となく今、間があったのであれですけれども、信用しましょう。  それで、先ほど外務大臣が査察の話をされていましたので、そっちに私、今日移りたいと思いますけれども、一昨年の九月から外務省が一連の不祥事を受けて査察を強化されてきたことは...全文を見る
○遠山清彦君 これは非常に外務省の書類を読むと分かりにくくなっているんですけれども、今明らかになったのは、要は、査察には、普通の査察があって、特別集中査察があって、これはだから事前に通告が行くんですね、やりますよと。それから、次に緊急調査というのがあって、さらに一番きつい抜き打ち...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  この緊急調査については大臣の責任でやっているということであればいいんですけれども、ただ、この点だけは、要するに抜き打ち査察は、悪質かもしれないケースが、例えば特定の情報に基づいて、確度の高い情報に基づいてあった場合とか、やっぱりやった方がいいと私...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、次に、監察査察官の権限についてというか、査察官が不正を発見した場合、不正の疑いがある事案を外務省本省の中の活動を監査する中で発見をした場合、あるいは在外公館でもいいんですけれども、これはもう処分をしなければいけない、あるいは処分を検討しな...全文を見る
○遠山清彦君 人事課が窓口になるにしても、今、官房長最後おっしゃっていましたけれども、処分権者である大臣が必ず責任持って適正にやっていただきたいということを要望いたします。  最後に一点だけ。  ちょっと聞きづらいことですけれどもお伺いしたいのは、これは外務大臣に一言コメント...全文を見る
○遠山清彦君 終わります。
05月15日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  まず最初に、外務大臣にお聞きをしたいと思いますけれども、アフガニスタンの現状については先ほど同僚の榛葉委員とかほかの方からもいろいろと御議論がございましたけれども、私も現在もアルカイーダの活動が続いているという認識を持っております...全文を見る
○遠山清彦君 局長、それ全然答えになっていないんですよね。世界各地にいるって、どこを拠点に活動しているのかという質問をして、世界各地にいますと言ったら全然答えになっていないんですが、知っていても言えないこともあるでしょうから、もう時間もったいないので聞きませんけれども。  外務...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  いずれにいたしましても、アフガンへの日本の関与については、関与の在り方、中身についてしっかりやっていただくと同時に、国民に対して、またその代表たる立法府の国会に対して適時御説明をいただければというふうに思っております。  次に、テロの問題から少...全文を見る
○遠山清彦君 今のお話で、私、ちょっと二つに絞ってちょっとお聞きしたいんですが、一点目は、PKOに参加している自衛隊員の自己等、あるいは同じ現場にいるほかの隊員を守る場合には、これは自然的権利としての自己保存の権利に基づいて武器使用できると。それから、平成十三年の改正では、自己の...全文を見る
○遠山清彦君 議論がちょっとすれ違っているんですよ。  じゃ、PKOで、PKOに参加している、別に自衛隊員に限らずほかの国の要員でもいいですが、武器使用をしなきゃいけない、自分たちから先制攻撃できませんからね、PKOの要員がですよ。自分たちがいわゆる武器使用せざるを得ない状況に...全文を見る
○遠山清彦君 済みません、大分時間がなくなってきましたので、最後に石破防衛庁長官に御見解を、今までの議論を聞いて、いただきたいと思いますけれども。  長官、私は、個別的自衛権と集団的自衛権の問題というのは主に主権国家間の武力行使の問題の次元で論じられていくべきであって、私は、P...全文を見る
○遠山清彦君 終わります。
06月02日第156回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  今日は決算の総括質疑ということでございますけれども、私は、過去のことも含めまして、日本の若者の対策というか、青年政策について重点的に今日はお聞きしたいと思います。  最初に、坂口厚生労働大臣、お忙しい中、冒頭だけ出席をしていただ...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、大臣、このことを前提に、一点だけ、もうお時間ないみたいですので、五月二十七日、先週でありますけれども、このような状況を受けて大臣が、坂口大臣が私案として若年者自立支援プランというものを発表をされたわけでございます。これは経済産業省の平沼大...全文を見る
○遠山清彦君 大臣、どうもありがとうございました。もう御退席くださって結構でございます。  続けて鴨下副大臣の方にお聞きしたいと思いますけれども、この若年者自立支援プランの中身についてなんですけれども、先ほど来お話ありますけれども、今、企業というのは即戦力を求めていると。今の日...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  これは要するに職業訓練と教育訓練を並行して行う新しい制度というふうに理解をしておりますけれども、今、正に鴨下副大臣おっしゃったように、これは学校教育訓練を同時に行うという意味では文部科学省、それから当然、企業が共同でこのプランニングをして、それに...全文を見る
○遠山清彦君 両省とも大変前向きなお答え、ありがとうございます。  そこで、今、遠山大臣が既に言及されましたけれども、これは坂口大臣が以前から言っているわけでありますけれども、やはり若い人たち、仕事で悩む若い人たちにきめの細かい仕事に関する相談のできる人材、今キャリアコンサルテ...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  五万人を目指すということで、是非、公明党としても全力でバックアップしていきたいと思いますので、頑張っていただきたいと思います。  このキャリアコンサルタントを増やした場合の課題なんですが、これはもう実は文部大臣先ほどお答えになっていたの...全文を見る
○遠山清彦君 そこで、続けてお伺いいたしますけれども、私、先日、自民党の藤井議員、お世話になりました、一緒に国際麻薬統制サミットに出席するためにスウェーデンに行ってまいりました。実は、この麻薬統制サミットの今年の会議でも若者の薬物乱用の問題が主要のテーマとなっていたわけであります...全文を見る
○遠山清彦君 米田副大臣がそのまま格上がって青年大臣に、二十九歳の女性じゃないですけれども、なっていただいても私は一向に構わないんですが。  今、官房長官のリーダーシップの下と言いましたけれども、はっきり言って、官房長官、肩書多過ぎるんですね。今日だってここに呼んだんですけれど...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  青年育成政策大綱という名前になるということでありますけれども、青年の育成というタイトルが付いておりますけれども、私、先ほど私の質問の最初の方で、文部省とか経産省とか厚労省が中心になって若者の自立支援プランというのを作っているわけですけれど...全文を見る
06月02日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  防衛庁長官、お疲れのところ、連日御苦労さまでございます。  まず、私、最初に在日米軍基地とこの武力攻撃事態の法制の関係について基本的な質問をさせていただきます。もう防衛庁長官は博学でいらっしゃいますので、本来は官房長官に聞くべき...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  それで、仮定の話はよく外務大臣等に答えてもらえないんですが、防衛庁長官答えてくれると思いますけれども、仮にその日本の武力攻撃事態と認定され得る在日米軍基地に対する攻撃なんですが、この攻撃主体が、防衛庁長官、あらかじめ米軍基地だけを対象に攻...全文を見る
○遠山清彦君 丁寧なお答え、ありがとうございました。  私は何でこんな質問をしているかと申しますと、やはり、米軍基地のない地方公共団体はいいんですけれども、米軍基地を抱えている地方公共団体の地域の住民の皆さんの中には、正に米軍基地と今回の武力攻撃、日本に対する武力攻撃、また武力...全文を見る
○遠山清彦君 続けて、防衛庁長官に違った質問をさせていただきたいというふうに思います。  昨年来、衆議院を中心に、この参議院に来てからもそうなんですけれども、二〇〇一年の九・一一の米国同時多発テロと同様の事案が日本で発生した場合に、それを武力攻撃事態に該当することがあり得るかど...全文を見る
○遠山清彦君 長官、ありがとうございます。  正に長官が今おっしゃったように、要するに、テロというとこれは警察ですよ、自衛隊は自衛権に基づく武力攻撃に対応することですよというのはそのとおりなんですけれども、これはもう今は賛成してくださっている民主党さんも以前は、いや有事の前にテ...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  続けて外務大臣、お聞きをいたしますけれども、私あるいは我が公明党の同僚議員が何度も国会で言及をした件でありますけれども、国際刑事裁判所、いわゆるICCとこの有事法制、武力攻撃事態法制とのかかわりでございます。  虐殺とか戦争犯罪などの非...全文を見る
○遠山清彦君 これは確認の意味で伺いますが、この実体法の中で、有事におけるICC対象犯罪の国内法上の犯罪化ということが必要だという話だったんですけれども、これは日本が国際刑事裁判所、ICCに参加するための十分条件じゃないけれども、不可欠な前提の一部と理解をしてもよろしいでしょうか...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  侵略のところは、これは私、国際社会で容易に侵略の罪のところ合意できないんじゃないかなと思っていますので、で、余り外務省として、侵略の罪の構成要件がまだ出てきていませんから、日本はICCに参加しませんという立場に余り立ってほしくないんですね。原理主...全文を見る
○遠山清彦君 簡潔な御答弁ありがとうございます。  本当に、私としては、これ、確かにICCで難しいのは、有事のときの対象犯罪の犯罪化というのはこの武力攻撃事態法制の整備で進んでいくんですが、問題は、平時においても、例えば集団殺害罪、ジェノサイドなんというのは平時にやったってこれ...全文を見る
○遠山清彦君 それで、官房長官、この委員会に、専門委員会に関して、昨年五月の衆議院の審議で、この専門委員会に事務局を置くかどうかという議論で、官房長官はそのときはっきり言わずに検討しますというふうに御答弁されているんですね。  今、官房長官の御答弁を考えても、やはり日常的に情報...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  じゃ、一年たって、事務局は置くと。置いて、専門的な立場というお話でしたので、恐らく、これは衆議院の審議でも言っておりますけれども、軍事の専門家ということで自衛官も参加する可能性もあると、排除されないというふうに聞いておりますので、是非しっ...全文を見る
○遠山清彦君 すぐ終わります。一言だけ。  何で私こんなことを聞いたかといいますと、やはり武力攻撃事態法整備が終わった後に、もう有事が起こるまで国会はもう全然この議論にかかわりませんよというふうになるとこれは非常に私は問題だというふうに思ったので、是非、安全保障会議の事態対処専...全文を見る
06月04日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第11号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  両大臣、連日長い審議、大変御苦労さまでございます。私が最後の、今日ラストバッターでございますので、なるべく早く終わるように頑張りますので、よろしくお願いします。  いよいよ当委員会の質疑も、審議も大詰めになってまいりましたけれど...全文を見る
○遠山清彦君 六号ですか、済みません。
○遠山清彦君 分かりました。  じゃ、医療機関もこの有事の際の指定公共機関に含まれると、指定を検討しているというお答えだったと思うんですが。  それで、防衛庁長官が先日当委員会で、有事においては民間人の方々が戦闘によって負傷されるということは基本的に想定しない、そういう場所か...全文を見る
○遠山清彦君 それで、官房長官、今答弁にありましたけれども、全国で五百三十一か所の災害拠点病院があると。それは大規模災害が起こったときにも現状でも対応できるということになっているんですが、実際には全国の医療機関では非常に多くの入院患者を抱えております。病床もベッドもほぼ満員の病院...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、今おっしゃったことは、ある程度このガイドライン的に政府の文書に書かれていることになるわけですけれども、地方自治体がかかわりますから、恐らく総務省とかもかかわって、内閣官房も当然中心的な役割でやると思うんですけれども。  次に聞きたいのは...全文を見る
○遠山清彦君 そうすると、有事の際に、仮に、ちょっと最悪のシナリオみたいで申し訳ないんですが、しかし最悪の場合に備えないといけませんから。有事の際に民間に傷病者が大量に発生したという場合には、既存の医療施設でも当然限界一杯対応する、それから臨時の医療施設も医療法の適用除外をして対...全文を見る
○遠山清彦君 官房長官、大変前向きなお答えありがとうございます。  実は、長官自ら立ち消えになったというお話していましたけれども、私、今日、これ、こっち向いて言わなきゃいけないんですけれども、私、調べたら、これ、私のオリジナルのアイデアじゃ全然ないんです。一九九六年、自民党病院...全文を見る
○遠山清彦君 大変に専門的なお答えをいただきまして、ありがとうございます。  確かに戦時中は民間の船、病院船も含めて、あるいは民間人しか乗せていない避難する船も機雷で沈められたケースもありますし、実際に攻撃されて、潜水艦等ですね、沈められたことがあったわけでありますけれども、た...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  じゃ、既存の調整メカニズムで、私は、頭の中は、基本的にこれは軍事作戦上の調整が中心なんではないかという思いがありましたし、また、かかわるのも外務省と防衛庁だけなのかなというのがありましたので、今の御答弁で、既存の調整メカニズムでもそういった民生面...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  この米軍関係では最後の質問なんですが、これは最近の話で、在日米軍に関して、特に沖縄駐留の海兵隊に関して、米国政府内で大幅削減あるいは撤退、行く先もオーストラリアなんて話も出ているわけですが、具体的に。これは検討されているという報道が、一連の報道が...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  いずれにいたしましても、私も沖縄北方特別委員会等で、この沖縄の米軍基地に関しましては、やはりSACOの最終合意、特に普天間の基地の移設問題が暗礁に乗り上げているというか、進捗状況が見えないということに対していろんな立場の方がフラストレーションを感...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございました。
07月07日第156回国会 参議院 本会議 第37号
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○遠山清彦君 私は、公明党を代表し、ただいま議題となりましたイラク人道復興支援特別措置法案につきまして、内閣総理大臣に質問いたします。  今日の世界、そして日本を取り巻く状況は一層厳しさを増しております。相次ぐテロ事件、内戦の頻発、難民の発生、そして大量破壊兵器の拡散と、国際社...全文を見る
07月10日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  私、これからいろいろと質問を今日させていただきますけれども、先ほど小泉委員のいろんな議論を聞いておりまして、私がこれから聞く質問にもかかわることも含まれておりましたので、私のちょっと見解を述べたいというふうに思いますけれども。 ...全文を見る
○遠山清彦君 よく分かりました。  それで、基本計画を変更することによって日本政府の主体的な判断で自衛隊の撤収ができるということなんですが、ただ、最後に官房長官が、附則のところで法案自体を廃止できるということだったんですけれども、私の理解では、この法案によって取られる対応措置と...全文を見る
○遠山清彦君 よく分かりました。  次に、外務大臣に質問をさせていただきたいというふうに思います。  私、何度もほかの場所でも申し上げているとおり、今回のイラク復興支援というのは、私は、国連決議一四八三に貫かれている精神というのは何といっても人道上の要請であるということだとい...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  是非、今いろいろとお話ありましたけれども、大量破壊兵器のところはずっとこの委員会でも焦点になっているわけでありますけれども、いろんな機会通じて国民の皆さんに、やっぱりなぜ日本がイラクの復興支援に、景気の問題もいろいろ内政上の問題もある中で、かかわ...全文を見る
○遠山清彦君 是非よろしくお願いします。これは私の意見でもありますけれども、元々は一人の国民からの意見ですので、重く受け止めていただければというふうに思います。  続きまして、外務大臣にやはりお聞きしたいんですが、先ほど来ずっとお話ありますように、イラクでは五月以降も米軍の兵士...全文を見る
○遠山清彦君 じゃ続いて、ちょっと関連するので防衛庁長官に聞きたいと思うんですが、この米兵襲撃事件、死者の数が減ったという統計がさっき出たわけですけれども、しかし他方で、昨日なんかも七人ぐらいですか、負傷したというような、ほぼ連日何かあるというのが実情でございまして、そういったイ...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。一つの要素になるということで。  長官、ちょっと角度を変えまして、これはこの間の本会議で舛添委員の方からお話があったことで、やはり自衛官がイスラム文化あるいは現地の慣習といったものをやっぱり理解していなければいけないと。総理も先日の本会議では前向きな...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  次に、今、長官が言及になったんですけれども、語学の問題ですね。  先ほどの若林委員との議論の中で、自衛隊員でアラビア語できるのは八名ぐらいじゃないかというお話でしたけれども、──一名増えました、まあ一名増えても二名増えても大体十名ぐらいかなと。...全文を見る
○遠山清彦君 是非、やっぱり私、語学の問題というのはなめちゃいけないと思うんですね。もしかすると、自衛隊の中にも、最終的には、国際的な活動が多いから英語でいいじゃないかということにもなるんですが、これ英語も、実は私もイギリスに六年三か月住んでいましたので、そういう自分の体験上から...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。いろいろとまた知恵を出していただいて、検討していただければと思います。  続きまして、これはもう避けられない、この委員会で避けられない話題で、もう既に今日もいろんな方が触れたこの戦闘地域と武器使用の問題について、若干防衛庁長官に質問をさせてい...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、じゃ、ここでちょっと相手、攻撃主体が犯罪集団であった場合に限ってお話を聞きますが、相手が犯罪者あるいは犯罪集団、これはよく答弁では、御答弁では例の野盗、泥棒のたぐいというやつですが、その野盗、泥棒のたぐい、つまり言い換えると犯罪者、犯罪集...全文を見る
○遠山清彦君 当たらないと。で、自衛隊は、ですから、この当たらない行為をやることは禁じられていないと。  次に聞きたいのは、じゃ、これはもう仮定の話で申し訳ないんですけれども、この攻撃主体が犯罪集団であることが明白な場合に、自衛隊の部隊そのものではなく、近在する他国の部隊を犯罪...全文を見る
○遠山清彦君 しかし、これ戦闘行為じゃないですよね。戦闘行為じゃないから憲法で禁じられている武力行使に当たりませんね。それは何でできないんですか。
○遠山清彦君 大体想像したとおりの御答弁だったんですが、要は、確認したいのは、要するに、攻撃主体が組織性、計画性を持っておらず、国又は国に準ずる者でなくて明白に犯罪集団だと、つまり強盗のたぐいだと分かっていて、それが自衛隊以外のある者、団体を襲っているときに自衛隊がそれを助けに行...全文を見る
○遠山清彦君 私は二度目に、防衛庁長官、聞くときは、意図的に他国の部隊と言わずにある団体とか、そういう言い方をちょっとしたと記憶しておりますが、いずれにしても、NGO、よく言われるのはNGOのスタッフが自衛隊の近くで襲われて助けてくれといった場合とか、そういう場合も含めて考えなき...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  防衛庁長官の苦渋はよく分かっておるつもりですけれども、お話を聞いていたら、実は自衛隊の中には空手特殊部隊みたいなのがいて、武器を一切使わずにそういう作戦を遂行できるのがあれば別なんでしょうが。  ちょっと角度を変えてお聞きしたいんですが、よく最...全文を見る
○遠山清彦君 短めに。
○遠山清彦君 そうしたら、ちょっとさっきの、防衛庁長官、さっきの拉致の話にちょっと戻っちゃいますが、例えば、じゃ誘拐、拉致をされて、生存していることが分かるか分からないか、これ状況によりますけれども、その隊員の命が脅かされているような状況で、他の自衛隊員が助けに行ったときに、さっ...全文を見る
○遠山清彦君 もう時間がなくなったのでこの議論で今日はやめますが、今の長官の、長官の今のお話だと、これ、場合によっては、場合によっては捜索行って、武器使用して奪還できる法理論に何かなりつつありません。
○遠山清彦君 だって、拉致されている自衛隊員の自衛権を代替行使するという形でほかの自衛隊員が、同じ現場にもいますし、それ、行使するという形になればできちゃうんじゃないですか。
○遠山清彦君 だけれども、その前に捜索をする権利はあると言っている。捜索して同じ現場になっちゃうんですよ。同じ現場になっちゃったら、その根拠法でできるんじゃないですか。
○遠山清彦君 もう時間が来ましたので終わりますけれども、この今のお話は、何というか、奪還という言葉を使わないけれども、三段階でそれはできますと御答弁をされたのかと私理解をしておりますけれども、またこれからも機会あると思いますので、御議論させていただきたいと思います。  以上です...全文を見る
07月16日第156回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  私は、更に時間が十五分ということで短い時間ですので、通告した質問、中にははしょるものも出てくるかもしれませんけれども、お伺いをしたいと思います。  まず最初に、五月二十五日に沖縄県の金武町で起きましたアメリカの海兵隊員による女性...全文を見る
○遠山清彦君 六件。
○遠山清彦君 四件。じゃ、四件、九五年から今日まであるということで。  じゃ、次に、今度、外務省にお伺いしますが、外務省が警察庁から要請を受けたこの四件について日米合同委員会の開催を要求をされたのは何件でしょうか。
○遠山清彦君 この四件、取り上げた中で、実際に起訴前の身柄引渡しが実現した件数は幾つですか。
○遠山清彦君 実現しなかった一件は何が理由で実現しなかったんでしょうか。
○遠山清彦君 何となく分かるような分からないような米側の説明であったと思いますけれども。  ちょっと私、ここで角度を変えまして、警察庁によりますと、犯罪で凶悪犯罪と言われるやつは四種類あります。殺人、強盗、放火、強姦ですね。これにあと二つ足すと重要犯罪になります。あと二つという...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  じゃ、検挙率が七七・二%という一般環境の中で、これは、あれですね、平成七年からの合計で三十五件の重要犯罪に該当するものが検挙をされた案件としてあるということなんですね。  そこで、私、外務大臣にできればお伺いしたいというかお願いなんですが、実は...全文を見る
○遠山清彦君 もう私の持ち時間ほとんどないので、これは外務大臣にちょっと最後に一言申し上げて終わりたいというふうに思いますけれども、私、実は次の質問で聞こうと思っていたのが、日本のこの日米地位協定と米国が他の地域で持っている地位協定との比較の問題だったんですね。実は、私なりに勉強...全文を見る
07月22日第156回国会 参議院 外交防衛委員会 第18号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  今、若林委員からもこのイラクの支援の今審議しておる法案については仕切り直しをしてはどうかというお話もございましたけれども、私は、今回の衆参両院での審議でいろいろ進展した、議論の部分で進展した部分もあると思いますし、新たな課題として浮上...全文を見る
○遠山清彦君 今、正に小池議員のお話が出ましたけれども、私も小池議員が新聞に投稿されているのを読みました。  それで、小池議員だけではないと思いますけれども、現地情勢に詳しい人の中には、今回、自衛隊、行くとしても、人道復興支援目的の非戦闘部隊であるわけだから迷彩服は着ない方がい...全文を見る
○遠山清彦君 しっかりとまた検討をしていただいて、万全を期していただきたいと思います。  次に、去る七月十日の質問で、私、長官に、イラクに自衛隊が派遣された際に、その活動目的や内容について、イラクの国民について幅広くかつ正確に理解してもらうために、現地の新聞等のメディアを活用し...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。是非しっかりとこれもやっていただきたいと思います。  もう一点、十日の委員会で私、長官と何度かエクスチェンジさせていただいて、武器使用に関する、特に自衛隊員が第三者によって誘拐、拉致された場合の武器使用について議論させていただいたわけでありますけれど...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  それで、あと、私聞きたいの何点かあるんですけれども、一番聞きたいのからちょっといきますと、この今審議している法案には文民派遣の規定もあるわけでありますけれども、こういう文民で派遣をされたイラク復興支援職員が誘拐、拉致された場合には自衛隊はどういう...全文を見る
○遠山清彦君 先ほど私が言及した答弁書では、NGO関係者の場合は誘拐された場合について明示されているわけですけれども、自衛隊の部隊等が当該NGO関係者の救出活動を行うことは予定をされていないというように書いてありますけれども、これはまあ端的に、どうしてなのか。法的にこれはできない...全文を見る
○遠山清彦君 まあこれはまだ自衛隊がいつどこにどれぐらいの規模で派遣されるか分かっていない段階ですので、これ以上議論することは余り意味がないと思っていますけれども、実際にもし、邦人に限らないといえば限らないんですけれども、NGO関係者と自衛隊のこの協調関係というかそういうものの在...全文を見る
○遠山清彦君 最後、あと五分になりましたけれども、外務省にお聞きをいたします。イランの問題です。  先ほども広中委員の方からるるありましたので、今日は天野審議官は出席されておりますか。──はい。天野審議官が実際に先日、七月十九日ですか、十二日ですね、イランのテヘランに行って、主...全文を見る
○遠山清彦君 もう時間がなくなってきましたので、最後に一言、これは官房長官と外務大臣にこのイランに関して申し上げたいと思うんですが、先ほど外務大臣がおっしゃったように、今イランでは核開発の問題とそれからアザデガン油田の問題が、これは経済産業省もかかわってくる問題が二つありますが、...全文を見る
10月06日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第2号
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○遠山清彦君 公明党の遠山清彦でございます。  小泉総理におかれましては、外遊前に大変にお疲れさまでございます。  まず、今特別委員会におきましては、このテロ特措法の改正、延長問題が議題になっているわけでありますけれども、公明党は、既に衆議院の国会論戦あるいは参議院での論戦で...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  憲法改正のお話を忌憚なく披瀝していただきましたけれども、私ども公明党も、従来の論憲という立場から、最近は加憲と、加える、必要な新しい条項は憲法に加えることもやぶさかではないという立場を表明しているわけでありますが、私はこの憲法、そういう中...全文を見る
○遠山清彦君 これはまた外務大臣になるかと思いますが、このDDRをスムーズに実施するために今検討されている国際軍事監視団というのは、いわゆる従来のPKOの、国連のPKOのミッションのような形で作られて、場合によっては日本の自衛隊も参加可能というような形で考えておられるんでしょうか...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  まだ全部詰まっていないようですので、また詰まってきたところで機会があれば国会で議論をしたいというふうに思います。  あと、小泉総理におかれましては、是非、アフガニスタンへの日本の貢献というと、さっきからしょっちゅう出ていますけれども、やゆされる...全文を見る
○遠山清彦君 はい、済みません。まだあと一分ありました。  総理に一言最後聞きたいと思いますが、今、総合的に検討するというお話ですけれども、もうこれは早急に総理主導で手を打っていただいて、民間の駅ではありますけれどもみんなが使っている駅ですから、もう既に一回地下鉄でテロがあった...全文を見る
○遠山清彦君 以上で終わります。
10月09日第157回国会 参議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○遠山清彦君 公明党の遠山でございます。  まず、先日、私、この委員会の質疑で日本の地下鉄の駅の安全基準の問題について具体的に取り上げさせていただきました。全国で六百八十余りある地下駅の中で約四割が不備であると。(発言する者あり)ありがとうございます。それで、霞ケ関とか東京駅と...全文を見る
○遠山清彦君 今、五年間ですべてなくすというお話がございましたので、私が申すまでもなく、交通機関というのはテロの対象に最もなりやすい場所でございますので、是非、官房長官も官邸でリーダーシップを取っていただいて、しっかりと対応方お願いしたいと思います。  続きまして、今、私、手元...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  もう一つ、この報告書にある提言でやはり私が関心を持っているのは、旧ソ連諸国に残された大量破壊兵器の安全性を確保することが大事だと。  これは内閣の大臣の皆さんも御存じのとおり、旧ソ連諸国には核兵器だけでなく化学兵器、生物兵器も、もはや使...全文を見る
○遠山清彦君 ありがとうございます。  是非、日本政府としても、万が一でも国際テロリストの手にこういった武器が、武器というか、特に化学兵器等が渡ることがないように、でき得る限りの努力をしていただきたいと要望申し上げたいと思います。  続きまして、アフガニスタンとかイラクでの日...全文を見る
○遠山清彦君 分かりました。  公明党は、今般出したマニフェストで、今、先ほど三%というお話ございましたけれども、是非ともODA予算の五%ぐらいまではNGOの方に振り分けていただきたいということをマニフェストに明記をしておりますので、是非今よりも更に倍増ぐらいは行っていただきた...全文を見る
○遠山清彦君 解釈、軍事的用途の解釈はどうなっているか。
○遠山清彦君 そんなこと聞いていない。  以上で終わります。
○遠山清彦君 はい。