武見敬三

たけみけいぞう

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

武見敬三の2003年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第156回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○武見敬三君 イラクにおける戦局というものも、いよいよバグダッドに百キロまで米英軍が近づき、緊迫した状況が続いていることは周知の事実であります。我が国が、これまで国際協調という原則の下で国連を通じて、このイラクの有すると大変深刻な疑惑の対象になっております大量破壊兵器のこの拡散の...全文を見る
○武見敬三君 冷戦後の我が国を取り巻く国際環境というのは本当に複雑になりました。欧州では、東西の両ドイツは統一をされましたし、EUを始めとする欧州の統合というのは着実に進展をしている。他方で、我が国、北東アジア情勢というのは、台湾海峡と朝鮮半島には引き続き分断国家が現実には存在を...全文を見る
○武見敬三君 国連の安保理が今回きちんと機能しなかったということは極めて重大なことであって、長年の国連の中での関係国の努力によって、湾岸戦争のときにも決議というものが行われた上での攻撃であったわけでありますし、そうした国連の権威というのは、そういう長年の蓄積した努力の中で徐々に確...全文を見る
○武見敬三君 正に、単なる観念ではなくて、具体的な政策概念としてこのヒューマンセキュリティー、人間の安全保障という考え方を実施するチャンスが正に今来ようとしているわけでありまして、そのためにはやはりコミュニティーであるとかあるいは個々の人間の置かれた立場を正確に把握をして、そのた...全文を見る
○武見敬三君 このNGO支援についてのその仕方ですね、この人件費だとかあるいは事務局諸経費までお金を出すことになると際限なく出さなきゃならなくなるというのが、財務当局の中にそういうふうな判断をする方がたくさんいらっしゃるんですね。  しかしながら、財務大臣の御協力も得て、草の根...全文を見る
○武見敬三君 ありがとうございます。  ここで日銀総裁にちょっとお伺いしたいと思います。  エネルギー供給も同じですけれども、さらに国際協調でこうしたイラクの問題が様々な悪影響を及ぼさないようにするということの一つの装置としてG7というのがございますね、蔵相・中央銀行総裁会議...全文を見る
○武見敬三君 最後に、総理にお伺いしたいんですけれども、今回のイラクの大量破壊兵器の脅威と、それから北朝鮮の核開発再開の動き、さらには生物化学兵器等にかかわる疑惑、こういった問題は恐らく国際、恐らくではありませんね、確実に国際社会の共通の脅威として認識すべきものと考えますが、そう...全文を見る
○武見敬三君 ありがとうございました。
04月01日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○武見敬三君 私は常々、医療政策を策定するときには常にきちんとした根拠に基づいてその政策を策定するべきであると。最近はよく臨床にかかわるエビデンス・ベースド・メディスンなんという言葉、EBMなんてはやりになっていますけれども、だけれどもこの医療政策という観点からも常に、根拠という...全文を見る
○武見敬三君 極めて明確にお答えいただいて、ありがとうございました。  これ物すごく大事なことだと思います。その決算の内容をきちんと精査して、そして保険財政の中でのそれぞれ負担の在り方についての議論というものをきちんとやっていくというのが私はやはり基本だと思います。  坂口厚...全文を見る
○武見敬三君 そうしますと、ちょっと具体的に、この高齢者を対象とした医療保険制度の場合の財源構成ですけれども、いわゆる国庫負担が五割だと、それからあと七十四歳以下の人たちの保険との間の調整、いわゆる連帯保険料のような形で確保する部分が四割、それから高齢者御自身から徴収する保険料と...全文を見る
○武見敬三君 正にその御指摘の、特に前期高齢者の部分の財源構成をどう組み立てていくのか、それからこの前期高齢者の場合に、特に国民健康保険と被用者保険との間の財政調整というのをどういう考え方で行うかというのは、私は相当難しい問題だろうと思うんです。ただ単に頭割りだけでそれを、その負...全文を見る
○武見敬三君 正にその財政調整の部分、非常に重要だと思います。六十五歳から七十四歳までの高齢者の場合の罹患率等見てみた場合にも極めて高うなりますし、そして国民健康保険の方にその人口構成の割合大変高うなっておるのは、これはもうだれもがよく知っていることであります。  したがって、...全文を見る
○武見敬三君 そこで、今度は都道府県単位にしていく過程で、それぞれ国保だとか政管健保だとか組合健保というようなものをその中でどのように一元化していくかという議論が必ず出てくることになるわけであります。この基本方針の中でも医療保険制度の一元化を目指すということがはっきりと書かれてお...全文を見る
○武見敬三君 一元化の定義を伺いたいというような話は今朝お出ししたものですからちょっと間に合わなかったかとも思いますけれども、是非一度定義をしっかり作るということを試みていただきたいというふうに思います。  それから、真野保険局長、事業主負担の在り方について、私ちょっといろいろ...全文を見る
○武見敬三君 そこで、木村副大臣、いわゆる全社連の社会保険病院の問題であります。これは厚生労働省の方針で三年以内に全社連への一括委託方式を終了するというふうに書いてあるんですけれども、その一括ということの意味がよく分からない。これ、例えば一割減になればもう既に一括ではないんだと、...全文を見る
○武見敬三君 期待しておりますので、しっかりお願いします。  そして次に、診療報酬の在り方についての御質問をさせていただきたいのでありますが、坂口大臣、昭和三十六年に実は一斉休診を医師会がやったときに、当時の日本医師会長と、そして当時の自民党の田中角栄政調会長との間で何点かの合...全文を見る
○武見敬三君 少なくとも迅速にということは御理解いただけたというのは大変有り難い。この問題は、これからの公的医療保険の守備範囲というものの在り方を決めることになるわけであります。したがって、この原則というのはやはりきちんと守っていただきませんと、だんだんだんだん公的な医療保険の守...全文を見る
05月20日第156回国会 参議院 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第3号
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○武見敬三君 それでは、関連して御質問させていただきたいと思います。  まず、総理にお願いと最初の御質問でございます。我が国は正に北東アジアに位置しておりまして、台湾海峡、そして朝鮮半島には引き続き分断国家というものが存在をしていて、そしてそれぞれの地域にはかなり近代的な装備を...全文を見る
○武見敬三君 今、総理御指摘のとおり、朝鮮半島の問題に関しては、日米のみならず、中国、ロシアとも戦略的な利益が共有されております。したがって、この問題を平和的に解決をするという基本路線でこの四か国がきちんと連携をしてこの問題を解決することができると、実はこの地域における主要国間の...全文を見る
○武見敬三君 まず、経済産業大臣にお伺いしたいと思うんですけれども、どうも不審船引き揚げてみたら、その中にあった多くの武器が実は日本製の部品をたくさん使っていた。また昨今、新聞報道などで、在日朝鮮人系の貿易会社が発注し輸出しようとしていたその部品等々が、生物化学兵器であるとかある...全文を見る
○武見敬三君 今の経済産業大臣の御指摘のとおり、正にこれは我が国のみならず安全保障にかかわる非常に重要な判断に基づいてこうした取締りが実行官庁によって執り行われた一つの典型的な事例だと理解をしております。  このことは何を意味しているかといえば、やっぱりこういう実行官庁の段階だ...全文を見る
○武見敬三君 今の御説明は理解するものでありますけれども、実際に外交の延長として、こうした現行法の中でこうした取締りを強化するような判断を下すというのは、ただ単に実行官庁の担当大臣だけの判断でできることでは当然ございません。これはやっぱりより高度な安全保障上の判断というものが内閣...全文を見る
○武見敬三君 以上で終わります。
05月26日第156回国会 参議院 法務委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○武見敬三君 大阪教育大附属池田小学校の乱入殺傷事件というのは、これはもう本当にいたたまれないショッキングな事件でございました。被告人の捜査段階と公判で行われた鑑定では、被告人は人格障害者であるとして完全責任能力、これを認めておりまして、検察は死刑を求刑をいたしました。この人格障...全文を見る
○武見敬三君 そこで、本法案では、この精神科医による鑑定で、病状の改善及びこれに伴う同様の行為の再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進するために医療を受けさせる必要があるか否かの判断がなされることとなります。  そこで、犯行当時の精神状態もさることながら、今現在の被告人の病...全文を見る
○武見敬三君 御指摘のとおり、これ、円滑にこれから更に進んでいけばいいわけでありますけれども、この司法精神医学の新たなセクションができて、そしてそこが一つの拠点になって様々な今度はデータ等を集積をしていくことになるだろうと思います。  そこで、問題になってくるのは、こうした鑑定...全文を見る
○武見敬三君 局長、その正に研究会等を、それぞれ個別の事案に関して研究会を設けて、そしてそこで関連する過去のデータを活用されるというのは分かります。しかし、それとは別に、学問的な基盤強化という目的の中で、特に特定の事案ということとかかわりなく、研究上の目的としてこういう過去の事例...全文を見る
○武見敬三君 慎重に検討するのはこれ、当然でございますので、具体的にどのようにするかということを是非御検討いただいて、そしてこの際、この法律を通じて改めてそういう学問的な基盤というものを強化するということを是非真剣に取り組んでいただきたいと思います。そのことが、新たに我々が策定し...全文を見る
○武見敬三君 研修の内容は更に充実させていただけるものと理解をしておりますけれども、実際に私もこうした精神疾患の患者の医療機関というものに、幾つも私、視察をさせていただいて私自身も勉強させていただいているわけですけれども、やはりそういった現場の状況等についても是非、実際に現地を視...全文を見る
○武見敬三君 以上で終わります。
07月09日第156回国会 参議院 憲法調査会 第8号
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○武見敬三君 私は、やはりこうした自由討議というのは、やはり参議院の中で、できる限り議員個人の立場から見識に立ってそれぞれ自由濶達な議論が、しかも委員長の采配によって相互にかみ合うような形で行われるようになることができればということを切に願いながら、私の意見を述べさせていただきま...全文を見る
07月17日第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第28号
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○武見敬三君 医療制度改革の中でも、特に保険者の整理統合というのは、これからの持続可能な医療保険制度をきちんとした基盤の上に再構築していくときの重要な、最も重要な課題の一つというふうに理解をいたします。  その際に、それでは今の医療保険制度の下における保険者というのが大変厳しい...全文を見る
○武見敬三君 実際に経常収支でフローを把握するという場合においても、財政調整事業交付金とか調整保険料という保険料を財源としているようなものまで総収入の中のみ置いて、経常収入の中から排除されちゃっている。  これ、高額療養費が幾らになるかは正確につかめないからだという理由なんです...全文を見る
○武見敬三君 是非大臣、これは、損益計算書と貸借対照表、できるだけ早く発表をして、分かりやすく、健保連の財務状況について国民がもう少し客観的に把握できるように御指導いただきたいと思います。  次の課題に移らせていただきますけれども、これはいわゆる生活習慣病等にかかわる疫学的な調...全文を見る
○武見敬三君 せっかく科研費を使い、そしてそれぞれ、国レベルでも、私は国家プロジェクトとしてこういうものを着実に十か年計画という形で実施していくということは大切だと思っているんですよ。これは是非ともやっていただきたい。  これはもう一九七九年にこのプライマリーヘルスケアの宣言が...全文を見る
○武見敬三君 さらに、実はこうした守秘義務を守るための法的根拠にもちょっと加えてお尋ねしたいと思います。  例えば、このように実際に、町村の中で地方公務員として守秘義務というものをきちんと訓練されていない方々が実際にこの協力員として自治会の中の役員という立場から御参加されている...全文を見る
○武見敬三君 最後に、坂口厚生労働大臣、こういう問題についてどういうふうにお考えになるでしょうか。特にこれ、守秘義務に関する罰則規定をも伴う法的根拠といったような点で私はかなり問題が残されているなということを立法府の人間としても感ずる次第であります。こうしたことを踏まえて、研究自...全文を見る
07月24日第156回国会 参議院 本会議 第43号
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○武見敬三君 私は、自由民主党・保守新党及び公明党を代表して、ただいま議題となりました川口外務大臣に対する問責決議案に対し、反対の立場から討論をいたします。  一昨年九月の米国同時多発テロ以来、世界はテロの脅威に脅かされております。また、テロリズムが大量破壊兵器と結び付くおそれ...全文を見る
09月26日第157回国会 参議院 憲法調査会 第1号
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○武見敬三君 会長の選任は、会長代理の指名に一任することの動議を提出いたします。