武見敬三

たけみけいぞう

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

武見敬三の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月12日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第13号
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○武見敬三君 それでは、西島議員に引き続きまして、この独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構法案についての御質問をさせていただきます。  思い起こせば、平成十四年、これは政府管掌健康保険の被保険者の負担を二割から三割に引き上げると、こういう議論をしていたときに、その三割負担...全文を見る
○武見敬三君 この社会保険庁が、実際こういう公益法人という多くの天下り先を全国的にネットワークを張り巡らしてつくっちゃった。そこには、当時としては一定の役割を果たしたかもしれないけれども、おおよそ余り社会的に長続きするような役割なく、採算性も度外視されてつくられてしまったために、...全文を見る
○武見敬三君 ところで、既にこの社会保険庁、幾つもの施設を現実にもう売却を始めておられるわけであります。実際の財産管理というのは、各地方における社会保険局が実際にその任に当たっているというふうに聞いているわけでありますけれども、実際にその売却の実績ですね、どんな方法で実際に売却し...全文を見る
○武見敬三君 ただ、問題はその売り方なんですよね。社会保険局のその掲示板にビラ一枚張るわけですよ。それで、こういう案件がありますと、皆さん興味があれば入札に参加してくださいというのをぺたっと張る。皆さん、それだけなんですよ。それだけで高く売れるわけないでしょう。やっぱり幾ら役所と...全文を見る
○武見敬三君 それは、徹底的な努力は求められますし、どういう努力をし工夫をしているかということが国民の目から見て分かるように努力してください。それは極めて重要なポイントになりますよ。  そして、もう一つ重要なのは、病院であるとか、あるいは場合によっては有料老人ホームですよね、こ...全文を見る
○武見敬三君 こういった公益性の確保といった視点からも実は重要になってくるのは、実際にその買手と想定されるような人たち、機関に対する支援、これを充実強化して買手を増やしていく、そしてまた、場合によっては医療機関の資産の購入資金にかかわる政策融資制度といったようなものを充実させて、...全文を見る
○武見敬三君 青柳部長の説明はいつも流暢で、分かったようで分かんないような場合が時々ございますので、もう少し具体的にお話を少し伺っておきたいと思います。  具体的に、例えば国立病院の資産、これを購入する際に、購入資金にかかわる政策融資制度があるということなんですよね。これはどう...全文を見る
○武見敬三君 私は、その制度をもう少し拡充していくことも私は並行して考えていっていいんじゃないかと思いますよ。厚生年金病院の中には、これは実際にすべてとは言いませんよ、私、実際にかなり高度な医療をやっているところもあるんですね。そして、その地域医療の中での公益性というのもかなり高...全文を見る
○武見敬三君 じゃ、なぜそのとき委託先を変更して全国社会保険協会連合会から厚生団の方に変えなかったんですか。
○武見敬三君 大体、こういうところが不明朗なんですよ。いかにこの二つの特別会計を皆さん方都合よく使い分けて、そして自分勝手に運営してきたかということのあかしが一つこういうところにも私は表れていると思いますよ。こういう特別会計の運営の仕方しちゃいけませんよ。したがって、こういう点に...全文を見る
○武見敬三君 こうした経営指標というものをできるだけたくさん分かりやすく設定をして、その三か年の効率化計画の結果、それぞれの病院がどれだけ努力し、実際に既に整理されてある三つのカテゴリーのうちのどこに入るのかということをしっかりと説明できるようにしていただきたいというふうに思いま...全文を見る
○武見敬三君 実際の社会保険病院に係る効率化計画というものが、実際に本当に全社連の下で上手に実施されているのかどうかという点についてもちょっとお聞きしておきたいんですけれども、これ例えば人件費の在り方を議論する、すなわち給与の体系を変えるという話になりますと、全社連は、今まで全部...全文を見る
○武見敬三君 それで、もう一つ、今、社会保険庁改革が進められていますよね。まだ最終的に決まったわけじゃないだろうけれども、例えば医療と年金というのについて、それぞれこれを分離させるというような議論もされているやに聞いていますよ。  しかし、そういうような形になりますと、今の社会...全文を見る
○武見敬三君 そこで、話を今度は健診事業にかかわる問題点に移らさしていただきたいと思うんですけれども、この健診事業に関しては、これは実際に、これは財団法人社会保険健康事業財団というところが政府管掌健康保険の被保険者の健診事業というものを行う一つの重要な受皿として社会保険庁と委託契...全文を見る
○武見敬三君 実際に健診実施機関を私はもっともっと増やさなきゃいけないと思いますよ。倍にしたって足りないぐらいですよ。したがって、それをもっと徹底的に行って選択肢を増やすこと、それから同時に、この被保険者の皆さん方が実際にそういう、どこで自分は健診を受けられるのかという情報を分か...全文を見る
○武見敬三君 青柳さんね、まじめにあなたそうやって答えているけれども、実際に行ってごらんなさいよ。建物と中身見たら同じだよ。そういう説明で実際に納得できるような話じゃ本当は全くないんですよ。やっぱりこういうようなことをやってきたのは問題がある。  これは実際に、私があえて申し上...全文を見る
○武見敬三君 それでは伺いますけれども、実際にこうした公益法人が、実際にこういう施設の委託事業等全部これ外された後、一体どんな事業が残されているのか少し具体的に御説明いただいて、そして、それをどう整理することが適切かという点についてもう少し具体的な説明していただかないと、イメージ...全文を見る
○武見敬三君 こういう実態でございますから、大体もう答えは明らかじゃないですか。したがって、こういう公益法人については、私は、とにかく速やかに、しかしそこで仕事をしている多くの職員もいるわけでありますから、実際の雇用問題等についてもきちんと配慮した形でこうした組織を速やかに閉鎖さ...全文を見る
○武見敬三君 ただ、幸か不幸か、この全国社会保険協会は、この三か年の効率化計画、みんな非常に頑張っているんですよ。それによって収益どんどん上げているわけです。そうすると、上げて、残ったお金が全部この中に入っていくんです。個々の病院が幾ら一生懸命経営努力して、その積立金を自分たちで...全文を見る
○武見敬三君 理屈はそうなるんですけれども、私は、でき得る限り本当に努力をされて、持続可能な病院として今その構造改革をそれぞれ地元でやっておられるわけですよ。その結果として積み重ねられたその貴重な資金というものがある。しかし、それはその親元の財団の方のお金で、将来的には独立行政法...全文を見る
○武見敬三君 以上で終わります。
04月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○武見敬三君 今大臣から国民の年金制度に関する信頼の回復という御決意を伺ったばかりなんですけれども、これははっきり言って二つの大きな側面があります。  一つは、やっぱり年金制度本体にかかわる国民の不信感、これをどのように払拭し、信頼を回復するかという部分です。そのために、立法府...全文を見る
○武見敬三君 組織の在り方についての改革を行うときに、これはもう非常に難しいのは、ただ単に社会保険庁という枠組みの中の改革というそういう視点だけでは、この組織自体の改革さえもままならないという複雑さなんですよ。  これは、今も西島さんの方の質問からありましたけれども、例えば公的...全文を見る
○武見敬三君 実際にある程度病院について理解をされている方々であればもう常識になっているんですけれどもね、厚生年金病院や社会保険病院、特に社会保険病院の相当部分ですよね、これも民間病院で十分にできる程度の病院機能しか持ってないところ、ほとんどなんですよ。しかも、そこに余計なお金た...全文を見る
○武見敬三君 次に私が質問しようと思っていたことまで答えていただいちゃいましたけれども。  この医療保険、政府管掌健康保険については、これを分離して、新たな医療保険制度全体の大きな改革の中で、整合性のある形で位置付けながら新たな受皿としてそれを再発足さしていくという考え方は私は...全文を見る
○武見敬三君 その問題意識は常に基本としてきちんと持ってもらいたいと思いますよ。保険料徴収事務については、強制徴収の執行というものが実は根底の中に一つあって、それは公権力の、国民のプライバシーにもかかわる部分を侵すようなそういう権力機能でもあると。したがって、それは常にしっかりと...全文を見る
○武見敬三君 この問題は、合体したとはいえ、旧労働省と旧厚生省との間で非常にこの調整が難しい課題だと思います。お役人に任していただけでは恐らくできないんだろうと思います。したがって、この点について是非厚生労働省としての職員の士気を全体としてきちんと高めるという方向を確保しながら、...全文を見る
04月25日第162回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○武見敬三君 町村外務大臣、北京での外相会談、大変難しい状況の中で、我が国の立場として主張すべきことはきちんと主張して、その上で日中の新たな協調関係の枠組みをつくるという、もう非常に難しいお仕事を外務大臣見事にこなされたと思いました。大変御苦労さまでございました。その上でバンドン...全文を見る
○武見敬三君 正に大臣御指摘のとおり、いかに積極的に平和を構築するかということを考えたときに、場合によっては一定の軍事力というものも必要となるという認識は、現実的には私は必要ではないかというふうに私も思います。  ただ、こういった考え方のみならず、今の人、物、金、情報が国境を越...全文を見る
○武見敬三君 実際に予算執行過程を見ていったときに、かつて一千万円以下であれば、この人間の安全保障無償というのはかつては草の根無償と呼ばれていました、その時代では、実際のところ、外務省の本省までの決済でその予算の執行が手続上可能であった。それが、財務省の主計局も実際に一千万円以下...全文を見る
○武見敬三君 実際に、こういう地域社会を単位とした小規模のプロジェクトの案件の場合には、それに携わる、例えば市民社会でいえばNGOの関係者、あるいはその地域における行政組織というようなものは、非常にやはり会計的なものをきちんと執り行うためのそういう事務的な能力というものには限界が...全文を見る
○武見敬三君 抽象的におっしゃればそのとおりなんだけれども、結果論としては、その結果として、この小規模案件にかかわる事務的な手続というのが、中規模、大規模の案件と同じぐらい煩雑な手続を全部踏まなければならないということになってしまって、結果として、現地でこういうODAの案件に携わ...全文を見る
○武見敬三君 実際に、評価というのは具体的でなきゃいけない。そして、今までのこうした草の根・人間安全保障無償についての案件をそれぞれ具体的に、それぞれ類型化して、代表的なものをそれぞれ評価をするという作業を通じて、そして全般的な評価についての整理がようやくできてくるんです。  ...全文を見る
○武見敬三君 本当におっしゃることはもっともなことなんですけれども、実はなかなかその縦割りの壁が乗り越えられなくて、国連の方の人間の安全保障信託基金、OCHAと連携しているのは国社部、そしてバイで人間の安全保障無償の方は経協局というふうになっているために、一時はアドホックなタスク...全文を見る
○武見敬三君 是非、具体的な御努力をお願いします。  その上で、もう一つの大事なポイントは、ODAにかかわる、特にこういう小規模案件にもかかわる政策決定過程の現地機能の強化なんですね。そのために、平成十六年度は二・八億円であったその事務諸経費及び外部委託費というその財源を今度は...全文を見る
○武見敬三君 この十億の予算がどのような形で効果的に執行されるかということは、今後の我が国のODA行政全体の中でどういうふうに現地機能を強化していったらいいかということを考えるときの新しいモデルになりますので、もう絶対に失敗しないように上手に使ってくださいね、これ。  それとも...全文を見る
○武見敬三君 緒方貞子さんがUNHCRの責任者になられたときには、その前のポストは上智大学の教授です。国連でも公使レベルの仕事を一回ちょっとやったことがある程度でしたよ。要は、政府が財源をも含めてどれだけバックアップする姿勢を持つかというのが僕は決定的に重要だと思いますよ。そこは...全文を見る
○武見敬三君 実際に二、三か月掛かるということでありますけれども、さらに、試掘権がそういう形で手続上設定され、完了したとしても、実際に試掘をするということになると更に期間が掛かるというふうに私は聞いておるところであります。  ただ、こうした点については、我が国は、淡々と国際法に...全文を見る
○武見敬三君 実際に境界交渉が国際社会でどれだけ成立しているかという状況を見ますと、世界で百五十三沿岸国に三百六十五の海洋境界というのがあります。そのうち百六十の境界について、二国間、多国間で二百三十四の境界設定協定があります。成功率四六%です。非常に難しい。その中で、均衡のある...全文を見る
○武見敬三君 終わります。    〔委員長退席、理事田浦直君着席〕
07月19日第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第31号
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○理事(武見敬三君) 午前の質疑はこの程度とし、午後一時三十分まで休憩いたします。    午後零時二十分休憩      ─────・─────    午後一時三十分開会
10月20日第163回国会 参議院 厚生労働委員会 第5号
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○武見敬三君 昨日、厚生労働省医療構造改革厚労省試案というものを発表されました。私はこれを見たときに、やはり極めて残念に思ったんですね。  その第一は、やはり厚生労働省というのは、正にこうした医療保険制度というものを管理、運営をし、そして国民の健康を守るという、正にその健康保障...全文を見る
○武見敬三君 経済と連動して数値目標を設定してこうした伸び率管理をするということには、これは反対であるという、そういう趣旨を明確に述べられました。今後、こうした医療制度改革の議論を進める上において、厚生労働省は是非この基本姿勢というものはぶれることなく常に一貫してきちんと持ってい...全文を見る
○武見敬三君 特に、これ御指摘のように低所得の方々で、そして、こうしたまだ合併症を伴っていない糖尿病の患者の場合、こうした受診行動に大きく影響をネガティブに及ぼしてしまって、しかも、元々なかなか、治そうとする意欲というものを持続して持って、それが日常生活の、正に行動変容とよく言い...全文を見る
○武見敬三君 それでは、医政局長、お聞きしますけれども、このような例えば一千円の保険免責制なんというのを導入すると、糖尿病、高血圧症、高脂血症といった正に生活習慣病でその予防というものにこれから重点を置くと、そして、それによって更に中長期的に医療費の適正化を図ろうということが大き...全文を見る
○武見敬三君 私が確認したかったのは、こういった保険の免責制というものを設けて、それが軽度の慢性疾患の患者の病態というものを悪化させるということについては、一般的にそういうふうに確認されているという点、まずこの点を確認をしたかった。これは、正に今そのとおりだというふうにおっしゃっ...全文を見る
○武見敬三君 保険局長、同じことをまずあなたにもお聞きしたい。あなたは正に保険局長としてそのことを担当する者なんでね。  今、大臣の答弁だと、従来国民が当然のこととして受け入れたこういった保険医療に係る基本理念、その基本理念をも含めて議論しようということをおっしゃっておるんだけ...全文を見る
○武見敬三君 皆保険制度を堅持するといっても、その皆保険制度の中身について、それを基本とするその基本理念、これを変えるか変えないかによって、皆保険制度を維持しても、国民の立場から見るとその内容が大きく変わっちゃうんですよ。  したがって、ただひたすら皆保険制度を維持すると言って...全文を見る
○武見敬三君 一定の配慮の中身が現実の保険医療の理念をどう変えるかという議論は、経済財政諮問会議のそういった民間議員やあるいは事務局の皆さん方は考えていないんですか。
○武見敬三君 その持続可能性とか、それから安心とかいう言葉だけではこれは説明にならないんですよ。さっきから申し上げているような、もっときめの細かいきちんとした理念構成というのが戦後の我が国の保険医療の中には既に確立をしているわけですよ。それに慣れ親しんでいる国民に対してそれを変え...全文を見る
○武見敬三君 特に健康づくり事業なんというのは、これ地域医療とも連携した形で効果的に行うということは必須ですよ。したがって、こういう場合には、このメンバーの中にきちんと正式に医療提供者側を代表するメンバーも私は入れるべきだと思います。  そういうことをお考えになっているのかどう...全文を見る
○武見敬三君 その上で、この評議会というようなもの、そういう集められた代表者だけで運営できるほど簡単なものじゃありませんよ。これは実際に、その保険料の上げ下げ等についても独自に云々なんという話、私これ、その考え方自身がいいとは思わないけれども、しかしそれを実際にやろうとすると、か...全文を見る
○武見敬三君 そうすると、今まで以上に各都道府県の県庁の果たす役割が健康づくり事業の中でも重要になってきて、それぞれ保険者がばらばらに行ってきて、そして自分たちの、例えば政管健保であれば、社会保険庁を通じて実際にその委託運営させているような健診事業者、健診機関というようなところは...全文を見る
○武見敬三君 特に、その医療保険の運営について各都道府県にどこまで責任を持たせるのかという話になるんですが、保険局長、これ、実際に中長期的な政策として医療費適正化計画というのを五年でこれ策定する、そのまず方針がありますわね。これ、各都道府県にそういう医療費の削減額も明確にして目標...全文を見る
○武見敬三君 これ総務省にお聞きしますけれども、大変な責任をこれから都道府県が担うことになるんですよ。言うなれば、まずこの計画をどう策定するかというところが物すごく難しいですよね。相当専門的な知見を持ったスタッフがちゃんと県庁の中にいないと、そんなものできるはずないと思いますよ。...全文を見る
○武見敬三君 今も御指摘になったとおり、その診療報酬の策定というのは本当に難しい。医療サービスの内容についてちゃんと熟知してなきゃいけない。そして同時に、どういう診療報酬の改定をすると、それがどのように医療サービスに影響を及ぼし、そしてそれが患者さんにどういう影響を及ぼすかという...全文を見る
○武見敬三君 総務省、今お聞きになったと思うけれども、そういう大変大掛かりな政策方針を厚生労働省は打ち出された。それを実際に実行しようとするときに、むしろ責任の主体は総務省所轄下の各都道府県になります。そして、その都道府県というものが責任を持ってそういう人材も養成し、確保し、それ...全文を見る
○武見敬三君 どうもその辺はちょっと、相当に調整の余地ありという認識を私も今持っておるんですけれども。特に、その計画目標を達成できなかったときに、各都道府県に対する保健その他医療にかかわるその補助金、これをペナルティーとして削減することもその選択肢の一つとして考えられているという...全文を見る
○武見敬三君 もう少しセマンティック、意味論的に内容を整理さしていただきますと、そのインセンティブというのの中には、例えばの話、補助金というものについて、その達成ができなかった場合には削ることもありますよというその選択肢は、そのおっしゃるインセンティブの中に入っているんですか。
○武見敬三君 こういうことを議論するときには、やっぱり権限とか責任とかいう議論の中に改めて、財政的な権限と責任を一体どこまでこうした各地方分権化の中で各都道府県に分け与えていくと、まあ、分け与えるなんという言い方は余り良くないかもしれないけれども、担っていただくようにするかという...全文を見る
○武見敬三君 特に、この生活習慣病予防の徹底をしようというときに、健診などの充実で、特に四十歳以上の健診についてはこれは国民全員がそれを、健診を受けるようにしようというような目標も設定されておられるわけですよ。健康局長、これ実際に実施しようとすると幾らぐらい財源が新たに求められる...全文を見る
○武見敬三君 こうした新たな財源を確保しなければ、こうした生活習慣病予防の徹底もなかなかできないんですね。このほかにもこうした行動変容を確実なものにするための別途新たなサービスの提供というようなことも求められてくるわけですよ。  そういたしますと、私、この生活習慣病予防の徹底、...全文を見る
○武見敬三君 この議論をするときには、本当に財政論的な議論が先行している。財政論というのは、やっぱり経済価値を中心に置いた政策論なんですよ。だけど、やっぱり厚生労働省で議論をされるときには、経済価値というものだけじゃなくて、やはり健康価値というものにひとつ新たに立脚をした政策論を...全文を見る
○武見敬三君 特に、厚生労働省の地方組織をどういうふうに再編して、より効率的なものにしていくのかということと、先ほどの総務省とも協力をして都道府県ごとにそれぞれ保険運営あるいは健康づくり事業を一体的に行うようなことをするという新たな地方行政組織の組織能力の再編、再構築、これは一体...全文を見る
○武見敬三君 私は、こういう、保険者が病院をこういう形で管理運営するというような時代はもう完全に終わったと思いますから、この改革を時機に一切そういうことはやめていただきたいということを申し上げて、私の質問を終わります。     ─────────────