武見敬三

たけみけいぞう

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

武見敬三の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月03日第164回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○武見敬三君 関連質問をさせていただきます。  決算委員会でございますから、予算の執行が適切に行われているかということをまず踏まえながらいろいろ御質問をさせていただきたいと思いますが、最近は野党の皆さんもいろいろ問題を抱えて大変でございますが、やはり与党の中にも、自民党というの...全文を見る
○武見敬三君 数字をこうやって出していただいて、やはり御認識いただけたと思いますけれども、一兆四千億円、こうした特別会計から支出をしておいて、いざこれを売却するということになりますと、極めてそれが縮小してしまう。まあ、予定で二千六百億云々とかいろいろ言っておりますけれども。これら...全文を見る
○武見敬三君 深く受け止めるだけじゃなくて、相当覚悟を持ってやっていただきたいと思います。  その上で、次に、この社会保険庁、いよいよ年金と、それから医療保険と二つの組織に分けるという形で解体するということになりました。そして、改めて、ねんきん事業機構というのは政府の中の組織と...全文を見る
○武見敬三君 これは、厚生労働大臣、物すごく難しい選択、優先順位の置き方の問題でもあるんですね。  特に、医療保険の方について全国一公法人、これは非公務員型の組織として改めて発足をする、そういうときに、今厚生労働大臣おっしゃったように、特に民間から優秀な人材を登用すれば確実にう...全文を見る
○武見敬三君 総理、この問題は、これからの公務員の在り方の帰趨を制する実は物すごく重要なポイントなんです。要は、今までなかなかこうした公務員の在り方について、この分限というところは踏み切ることができなかった、タブーにも近かった。  しかしながら、この社会保険庁の改革を通じて、公...全文を見る
○武見敬三君 さて、これに加えて、社会保険庁は今までいろいろ保険料を使って病院なんかも造ってきました。社会保険病院と言われております。これらの病院というのは、当初、この戦後の我が国のこの医療の提供体制の中で、病院が不足してなかなか十分な医療の提供ができないという地域もあったために...全文を見る
○武見敬三君 この点については、今、へき地医療とか救急医療とか、あるいは特定の感染症にかかわる病棟の確保とか、いろいろおっしゃったわけでありますけれども、しかしそれらについてもっときめ細かく、きちんと決める必要ありますですよ。それから、いろいろ国立病院機構とか、それからこうした公...全文を見る
○武見敬三君 これ、老健局長、それ数字を出すときに、介護保険の場合にはコンピューターのこのプログラムがきちんともう整備されていて、支出項目ごとにその数値の入力が行われている。したがって、それを足し算すれば総額がしっかり出てくるというふうに、介護保険の場合にはデータベースがきちんと...全文を見る
○武見敬三君 それでは、医療保険の方に入りたいと思います。  この医療保険、医療型の療養病床、これについて、実際に今度は平成十五年度、どれだけの支出が行われたか、どのようなデータに基づいて、どのような資料に基づいて計算をしてその数値をお出しになったかということも含めて御返事をい...全文を見る
○武見敬三君 これからやると言っているわけでありますけれども、実はこうした医療保険に関しては、支出項目というのが介護保険と比べてかなり複雑多岐に分かれているということは確かにそのとおりなんです。しかし、だからといってこうしたデータベースを整備する努力が遅れていいというわけではない...全文を見る
○武見敬三君 ところで、この療養病床について、実際に医療の必要度、これを一、二、三類型に分ける、それからADLという日常の生活の動作能力、これに基づいてADL一、二、三と分ける、そしてそれらに基づいて療養病床に入院されておられる患者さん方の実態を正確に把握をして、それに見合った形...全文を見る
○武見敬三君 これは地域医療計画の中でそれぞれの地域における病床数というものを設定をしてきてはいるわけでありますけれども、私は改めてこれ、新たな基準をきちんと作って、見直して、一般病床について必要な病床数きちんと確保していくための努力というものはこれから相当行われなきゃいけないと...全文を見る
○武見敬三君 まあ言うなれば、診療報酬が低く設定をして、徐々にこれはもう出ていっていただきたいと、こういう話。その場合、介護保険対応の療養病棟というのをつくるということでありますけれども、これね、七月一日からその受皿、本当にあるんですか。  特別養護老人に移っていただこうという...全文を見る
○武見敬三君 理屈の上からそういうふうにさっとおっしゃるけれども、実際に各地域でそれがきめ細かく実行されるかどうかというのは実は別問題なんですよ。したがって、その点についてある一定期間に相当きちんと準備してやっていただかなければ、これ混乱起きますよ。  東京都の中でも板橋区なん...全文を見る
○武見敬三君 これは本当に大変これから深刻な問題になってくるんです。皆さん、少子高齢化というと人口がどんどんこれから減っていくのかということばっかりお考えになるけれども、実は亡くなる方の人数がこれから物すごい増えるということを意味しているんですよ。  今、年間で百万ちょっとの方...全文を見る
○武見敬三君 これは、健康保険法の附則に検討するって書いてあるだけなんです、まだ。したがって、その点、裏付けとなる考え方を早く早急にきちんとまとめていただきたい。これは緊急の課題だと思いますよ。  それから、こうした病院を老人保健施設なんかに転換していただくようなときに、実は一...全文を見る
○武見敬三君 役人が答えるとこういう話になっちゃうんですよ。  だから、厚生労働大臣、これはやっぱり政治家の決断で、そこはもっとはっきりと分かりやすく整理して、併設できるようにされると、私は流れはある程度スムーズにいくと思いますよ。しかし、それでもなかなか大変な決断が要るんです...全文を見る
○武見敬三君 実際に、今度は医政局長、このような患者負担増というものについては病態にどういう影響を及ぼすかというのを考えるのがあなたの役割だと思うけれどもね。  これは、厚生労働省というのもやっぱりちゃんと良識があるなと思ったのは、医療経済研究機構という皆さん方の附置機関、ここ...全文を見る
○武見敬三君 最後に一言申し上げておきたいと思いますけれども、やはり昨今、財政論的な観点から医療費を適正化するということに優先度がどんどんどんどん置かれるようになっている。しかし、その裏側には、医療の質というものに対してネガティブな影響がたくさん出てきているんだと。その点について...全文を見る
03月08日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○武見敬三君 ただいま、この政府の検討会でのこうした海外経済協力の在り方という御報告についての説明を受けました。改めて、我が国の対外的な政策のツールとしてのこのODAの重要性というものを私は再認識することができたというふうに思います。そしてまた、この政府開発援助という、ODAとい...全文を見る
○武見敬三君 そこで、ODAを通じて達成すべき目的って一体何なんだろうかというときに、国際益というような言葉で言われたり、あるいは国益という言葉で言われたりします。  これは甚だ難しい話でございまして、国際益というのは一体何なんだろうかということを考えると、こうした人類社会の中...全文を見る
○武見敬三君 自民党は、今般「海外経済協力のあり方について」と題します方針を決定をいたしました。  このODAについては、長年非常に大きな懸案として、縦割り行政の中で各省庁にその予算が分配されていて、それがなかなか一体的に運用されていくということがなかった。そのことが戦略的な活...全文を見る
○武見敬三君 実は、この官邸に設ける戦略会議なるものがどういう機能をこれから果たすことになるのかというのは、実は重大問題であります。  ODA大綱であるとか、ODAの中期政策、それから国別の援助計画、それから緊急で重要な案件が持ち上がったとき、それからさらには我が国の様々な経済...全文を見る
○武見敬三君 そこで、外務省は、従来無償資金協力というものをこれ預かっておったわけでありますけれども、これを改めてその実施機関に事業委託すると、こういうふうに聞いております。おおよそこの無償資金協力の予算のうちの六一%程度をそこに事業委託として差し出すことになると、こういうように...全文を見る
○武見敬三君 これからはこうした無償資金協力についても、その案件形成の段階からやはりこうした実施機関というものがより積極的にかかわるという仕組みに持っていくことの方が、より現地のニーズというものに的確にこたえた政策の策定ができるということはほぼ明白でありますので、確かに決定責任は...全文を見る
○武見敬三君 この点については、もう一つ政策概念が必要になるんですね。特に、例えば、我が国の中では人間の安全保障という考え方があります。これで、例えば、今までは国際社会協力部が国連本部の中に、これは国連人道局、OCHAというところにこれは人間の安全保障基金というものを設立をして、...全文を見る
○武見敬三君 これはなかなか大きくて幅広の概念であるだけに、具体的なそういう制度設計をするときの基礎概念として使うのはなかなかまだ難しい局面があることも事実なんですよ。  だけれども、具体的に言えば、例えば国際社会の新たな脅威としての鳥インフルエンザ、こういったものが蔓延してこ...全文を見る
○武見敬三君 この場合、やっぱりキーワードはその援助の専門家なんですよ。それで、こういう人たちを、じゃ、どのように政府の中で育てていくか。その人材源として考えられるのは、例えばJICAであるとか、それからJBICの中にもそういった人材源がいることは確かですよ。したがって、実施機関...全文を見る
○武見敬三君 その点は本当に外務省も度量を広くしっかりやってもらいたい。新たにできる国際協力局といったようなところの幹部も、他の省庁からも優秀な人材どんどん入れて、それでそういう人事交流の枠というのは大いに広げておく必要がありますよ。  それと同時に、やはりこうした問題を考えて...全文を見る
○武見敬三君 最後に、この実施機関というものをつくる上においてやはり非常に重要になってくるのは、それは外交の一元化との関係なんですね。  それで、この実施機関に何かいつも案件決めたりするときに様々なお役所が上に付いていて、全部それぞれの案件について御指導、御指南、御許可を得なけ...全文を見る
04月10日第164回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○理事(武見敬三君) 聞いてください。
○理事(武見敬三君) どうぞ。
04月12日第164回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○武見敬三君 高野先生の難しい質問の代わりに、少しかみ砕いて私なりに質問をさせていただきたいと思います。  浮島先生の方のタンザニアでの御視察では、首都に近いところでの学校に対する無償資金協力というのをしておられます。これなどは、いわゆる箱物の建物に対する支援という形に限定され...全文を見る
○武見敬三君 ちょっと一つ、いいですか。
○武見敬三君 極めて貴重な御意見、いずれも先生方の御意見、私全く賛同することばかりであります。  その中で、やはり我が国が援助をするときの基本理念として、これはやはり現地国及び現地のそれぞれ社会におけるオーナーシップという、自助自立というものをまず尊重して、それをいかに支援する...全文を見る
06月06日第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号
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○武見敬三君 自由民主党の武見敬三でございます。  厚生労働大臣、大臣はたしか喫煙はされておられなかったかと私記憶しておりますけれども、御存じのとおり、喫煙というのはやはり大変な健康被害を生んでおります。しかも、それによって実際に過剰になる医療支出というものは、これ何兆円という...全文を見る
○武見敬三君 昨年の課税に引き続いて今年もたばこ課税を強化をして、そして年々徐々に徐々にたばこの価格を引き上げていくと、これは実はイギリス型でございます。このイギリス型のやり方を取りますと、たばこの税収というものがかなり確実に確保できると同時に喫煙者を確実に抑止して国民の健康を守...全文を見る
○武見敬三君 確認をさせてください。局長、そうするとこの不適切な格差を広げないということと同じ意味がこの公平に提供する観点から見てという部分に相当すると、こう理解してよろしいですね。
○武見敬三君 それで、内閣法制局の方に伺いたいと思いますけれども、この不適切な格差というのは、格差という言葉自身の中に不適切という意味も含まれているということもあって、不適切な格差ということではどうもいろいろ言葉としておかしいんじゃないかというような疑問もあったらしい。  ただ...全文を見る
○武見敬三君 私がなぜこんなこと一々こだわっているかというと、格差という言葉自身がある種の政治的意味を持ち始めた。そのことについて、やはりそれをひとつ避けておきたいという配慮がどうも立法過程の中で多少働いたのかもしらぬという懸念を私は持っています。しかし、やはり実際に社会の中でそ...全文を見る
○武見敬三君 これは各都道府県によって、今後こうした各都道府県ごとに診療報酬というものを定めるということになった場合に、相当大きな格差が生ずるケースが想定できるわけであります。しかし、それはやはり国民皆保険の我が国の戦後培われてきた基本理念というものを壊すようなものであっては私は...全文を見る
○武見敬三君 そういう御認識であるとすれば、実際にこういうことを実施するというようなことになった場合には、厚生労働省としてはこうした格差が著しく生ずることがないよう特段の措置を講ずるんだと、こういう理解でよろしゅうございますね。
○武見敬三君 そこで、健康局長、今度は特定健康診査についてお聞きしたいと思います。  今度は、この特定健康診査、それぞれ特定保健指導と併せてしっかりとした今度は法律に基づいて実施すべき措置が講ぜられることになります。具体的には、各都道府県の中に地域・職域連携推進協議会の機能とい...全文を見る
○武見敬三君 この点については、従来ですと、本当に、例えば国民健康保険だったら保険者、市町村、そうすると市町村がやる健康づくり事業なんていうと、その市の中に住んでいても、政府管掌健康保険の被保険者だとか組合健康保険の被保険者というのは除かれていたんですよ。しかし、地域社会の中の枠...全文を見る
○武見敬三君 実際にこういう健康づくり事業、さらにその調整機能ということになると、やはり財源が必要になってくることはもうお分かりのとおりなんです。したがって、そういうものをどういう形で国そして地方で確保していくかということを考えながらやらなきゃなりません。  それから、その上で...全文を見る
○武見敬三君 それで、もう一つ重要になってくるのは、今、四十歳以上の方々については皆健診制度を導入するんだというようなことも言われてきている。しかし、これは言うなれば、保険者に対して、被保険者すべてをこうした四十歳以上は健診という対象者とするんだというようなことであろうかと理解し...全文を見る
○武見敬三君 この生活保護世帯の人たちを対象とした四十歳以上の健診並びに健康づくり事業をどうするかという問題は、やはりもう少し真剣に考えていただく必要があると思いますよ。  これはやっぱり社会的ないわゆる本当の弱者なんですよ。こういう人たち、最も罹患率高いんだから。したがって、...全文を見る
06月07日第164回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○武見敬三君 総理、本論に入る前に二点、ちょっと先にお伺いをしたいことがあります。  あの野口英世賞、これは大変マスコミでも話題になっております。この野口英世賞ですね、どういう人たちをどういう目的で表彰するのかということは誠に重要な課題になるわけです。そうすると、野口英世博士で...全文を見る
○武見敬三君 是非、こうした賞を創設するときには、今のお話ですと、感染症だけじゃなくてアフリカのあらゆる地域医療も含めた医療全体を一つの対象として考えられるということで、私は大変すばらしいことだろうと思います。  また、そういうことをするときには、一つのやっぱり政策理念というも...全文を見る
○武見敬三君 それで、実はこれから本論に入りますが、皆保険制度というのを我が国見てまいりますと、組合健保、政府管掌健康保険、国民健康保険とあります。景気が悪くなってくると組合健保から政管健保にだんだん人が移ってくる。そして、この政管健保も更にもたなくなってくると国民健康保険に移っ...全文を見る
○武見敬三君 これ見ていますと、実際に低所得者の特例措置というのの中で、夫婦世帯での場合の例えば二百五十八万円以下の年収の方々とかいろいろあるんですけれども、いわゆる都市部の若年層がなっているフリーター、これ大体年収で百万から三百万ぐらいの人たちについては、従来の低所得者の特例措...全文を見る
○武見敬三君 短期被保険者証というのを滞納すると発行されて、その短期間だけである意味というのは、その期限が過ぎるとまた窓口に来て相談して督促もできるようにしようというんでこういうやり方をやっているんだというんでありますけれども、こうしたやり方だけで本当に解決し得るのかというのは甚...全文を見る
○武見敬三君 これに加えて、実際に保険料を滞納してしまっている場合に、しかもその理由が明確でないというような場合には、さらに強制徴収というのもあるわけですよね。この強制徴収というのを見てみますと、平成十六年度で、何と件数で六万八千四百八十八件、差押金額で二百四十五億円ですよ。相当...全文を見る
○武見敬三君 私の質問はこれぐらいで。
10月20日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○武見副大臣 このたび厚生労働副大臣を拝命いたしました武見敬三でございます。  主に、雇用対策等の労働分野や、児童、家庭対策などを担当いたします。  雇用におけるセーフティーネットの確保に万全を期すとともに、本格的な少子高齢社会に向けて、経済社会の活力を維持しながら、一人一人...全文を見る
10月20日第165回国会 衆議院 法務委員会 第3号
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○武見副大臣 代理懐胎につきましては、委員御指摘のとおり、大変、医学、医療の進歩によってこうした複雑な、多岐にわたる問題が提起されるようになったことは事実と思います。これは個人の倫理観にかかわる問題であって、また、医学、医療という観点からすれば、身体的な危険を伴う問題でもあるとい...全文を見る
10月24日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
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○副大臣(武見敬三君) このたび厚生労働副大臣を拝命をいたしました武見敬三でございます。  主に雇用対策等の労働分野や児童家庭対策などを担当いたします。  雇用におけるセーフティーネットの確保に万全を期すとともに、本格的な少子高齢社会に向けて、経済社会の活力を維持しながら、一...全文を見る
10月25日第165回国会 参議院 少子高齢社会に関する調査会 第1号
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○副大臣(武見敬三君) 本日は、少子高齢社会において、この対応の在り方というテーマに基づきまして、厚生労働省における少子化対策について、お手元に配付させていただいております少子化対策という資料に沿って御説明をさせていただきます。  中表紙で少子化対策全般についてというのをこれ、...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 大変に悩ましい、難しい問題の御指摘だというふうに理解をいたします。  確かに、経営者の立場から見て、経営の効率化を図るために正規雇用よりも非正規雇用に頼って、そしてできるだけ人件費を節約しながら経営を図りたいというふうに考えるのは自然の流れだろうと思いま...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 現状においては、中長期は別として、当面の課題としては今その検討の項目の中には入っていないということだそうです。
○副大臣(武見敬三君) 御指摘の点は全くそのとおりだと思います。  当面、こうした待機児童ゼロ作戦をなるべく早急に進めて、そしてその間、また同時に質的な面についても拡充させていくという、そういう短期、中期、長期の政策の中で解決していくべきだと考えます。
○副大臣(武見敬三君) 御指摘の点は極めて重要な点で、こうした養護施設については、できるだけ家庭的な雰囲気というものをこうした子供たちがしっかりと味わって生活をして育っていくことができるような小規模化というものを充実するという方向が一つ柱として出されております。  それから、里...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 奈良県のまずケースでございますけれども、確かに周産期医療体制に不備があったと言われても仕方がないような状況で、実際にこの周産期医療ネットワークというのが整備されていない残り八県のうちの一つであったというのは事実です。したがって、こうした残りの県につきまして...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 御指摘の点は全くそのとおりだと思います。  児童相談所のその対応というものの中に、やはり残念ながら完全なものではなかったということは御指摘のとおりです。そのための実際に人員の増強ということは、私たちも問題意識としては大変強く持っています。ただ、これはあく...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) まず最初に、私の方からお答えさせていただきます。  先生御指摘の点は全くもっともな問題意識で、今回も京都の件については、その六歳のお姉さんの方は保護されたにもかかわらず、その三歳の方のお子さんの方を守ることができなかったのはなぜか。その間、実際に児童相談...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 足立先生からの御指摘、しっかりと受け止めまして、代理懐胎の問題等について改めて御説明できる機会がいただければ幸いです。  特にこの問題は本当に複雑です。倫理上の側面というものがあるとすれば、今度は法律上の相続等にかかわる側面がありますし、さらには、これに...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 必ずしもすべてヨーロッパと同じとは思いませんけれども、ヨーロッパ諸国の中では、先進国の中でこうした出生率の低下を食い止めたフランスのような国や、スカンジナビアの幾つかの国のようなケースがありますですね。  そういうケースの中では、国、社会における経済的な...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 後藤先生の御指摘、誠に私もよく理解できます。  OECD基準で家族分野への社会支出の対GDP比の国際比較というのが二〇〇一年基準でありまして、これ見ると、日本はGDP比でわずかに〇・六〇%ですね。それで、フランスが二・八一%。それから、スウェーデンが一番...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 基本認識を先に申し述べさせていただきたいと思います。  私もその附帯決議を一緒に作らせていただいた者の一人でございますので、基本認識は同じくしております。政府の立場としても、その附帯決議についてはこれを尊重して努力することになっております。  私自身も...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第2号
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○副大臣(武見敬三君) 生後間もない新生児とかそれから乳児のいる家庭で若いお母さん方が大変地域社会の中でも孤立をして、そしてまた三世代同居も少なくなりましたから、おばあちゃんからお話を聞くというようなこともできずに実は孤立して大変悩まれるケースが多くなってきた、それがまた、極端な...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 雇用形態以外の様々な働き方についても支援の輪を広げていくという考え方については、私も全く同感でございます。  厚生労働省としても、こうしたその障害者の様々な働き方を支援するために、本年四月に全面施行されました改正障害者雇用促進法におきまして在宅就業障害者...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 御指摘のこの二十三条の削除にかかわることに伴いまして、この社労士が適正な労使関係を損なうことがないよう、全国社労士会連合会及び都道府県社労士会におきましては、会則に適正な労使関係を損なう行為の禁止を規定をし、そして苦情処理相談窓口を設置するとともに、学識経...全文を見る
10月27日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○武見副大臣 今回の件に関しましては、児童相談所がかかわっていたにもかかわらず、こうした虐待を防止できなかったというのは、これは大変に残念なことであったというふうに考えております。  御指摘のとおり、厚生労働省、虐待による重大事件の発生を防止するために、立入調査などにおいて警察...全文を見る
○武見副大臣 児童虐待防止法の改正につきましては、平成十六年の改正法の附則におきまして、施行後三年以内に、立入調査を実効的に行うための方策、親権の喪失等の制度のあり方について、この法律の施行状況等を勘案して検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものというふうにさ...全文を見る
11月28日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○副大臣(武見敬三君) 御存じのように、B型肝炎ウイルスによって起こるこの肝疾患でございます。場合によっては肝硬変だとか肝がんになると。そこで、妊婦がB型肝炎ウイルスを保持している場合に、母子感染によってその子がウイルスを保持し、肝炎を発症することがございます。  そこで、厚生...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) これは平成七年度の厚生科学研究によりますと、平成七年、本事業を開始した昭和六十年と比べまして、出生児に占めるB型肝炎ウイルス保持者の割合が十分の一以下に低下したというふうに報告されております。その効果がこうした形で評価されているというふうに存じております。
○副大臣(武見敬三君) 大変今の御指摘は重いものというふうに受け止めます。そして、こうした肝炎にかかわる健康被害、これをでき得る限り撲滅していくための努力というものは、あらゆる立場からそれを実行していく必要性があるだろうと思います。  そのための努力というものについては、常に私...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) ただいまの御指摘でありますが、まず、平成十五年に母子家庭の母の就業の支援に関する特別措置法の制定によって、こうした母子家庭の就業支援、自立支援、これを更に充実させていくというのがまず大きな柱として確立し、充実させていくということであろうと思います。  そ...全文を見る
11月30日第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第6号
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○副大臣(武見敬三君) 児童相談所が受けておりますいじめに関する相談につきましては、その重要性にかんがみまして、平成八年度からいじめ相談として件数の集計は行っております。これについては、議員御指摘のとおり、児童相談所運営指針には記載されておりません。今後指針に書き加える方向で検討...全文を見る
12月01日第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○武見副大臣 古屋委員の御指摘のとおり、この大淀病院の件、これはまことに悲惨で、あってはならないことである、こういうふうに考えます。そしてまた、このことをやはり教訓として、実際にこれからいかにこうした周産期医療ネットワークというものを充実させていくのかという、まずその基本姿勢が極...全文を見る
○武見副大臣 山井委員の御指摘ということについては、これは参議院の厚生労働委員会でも島田委員から同じ趣旨の御意見もちょうだいをいたしました。  いずれにせよ、この問題というものが、いかにそれぞれ患者の皆さん、そしてまた御家族の皆さんの人生を大きく変えてしまう、そして極めて残念な...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○副大臣(武見敬三君) 大臣と全く同趣旨であります。  この国民の勤労意欲、これを正に支える職場環境というものをいかに再構築していくか。これは今の労働行政の中でも喫緊の課題であると、かように認識しております。
○副大臣(武見敬三君) 御指摘の点については十分よく理解できるものであります。ただ、実際にこれを具体的にどう実行するかという点に関しましては、多くの問題点があることは委員もよく御存じのとおりというふうに考えているところであります。  取りあえず、現状におきましては、当たり前のこ...全文を見る
12月05日第165回国会 参議院 内閣委員会 第6号
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○副大臣(武見敬三君) 御趣旨の点については、多くの問題意識が持たれている点については、私もよく理解をしております。実際、今回改めて道州制特区法案の趣旨等もございますし、また同時に北海道の方からもこうした提案が実はございました。こうした機をとらえて、改めてこうした権限の移譲をしよ...全文を見る
○副大臣(武見敬三君) 今回、まずこうした機会を通じて実施をしてみます。そしてまた、大変基本的なその点については、先生とちょっと見解を異にしておるようでございますが、様々な機会、これからも見付けながらこうした権限の移譲について検討を続けていきたいと、こういう姿勢であります。
12月07日第165回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○武見副大臣 御指摘の点でございますけれども、現在では、児童相談所運営指針に基づいて、人口五十万人に最低一カ所程度が必要とした上で、各自治体の地理的条件、利用者の利便、特殊事情といった自治体の実情に応じて設置されることが適当ということで、先ほど土屋政務官からもそうした趣旨の御説明...全文を見る
12月12日第165回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
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○副大臣(武見敬三君) 前回、辻委員から御指摘がございました。こうした御指摘をも踏まえまして、厚生労働省といたしましては、苦情処理相談窓口に苦情の申出などがなされている場合につきましては、文書で回答するなど適切に対応します。  また、すべての社会保険労務士に適正な労使関係を損な...全文を見る