武見敬三
たけみけいぞう
選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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06月02日 | 第189回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号 議事録を見る | ○武見敬三君 自殺対策基本法が発足して十年というこの節目と相なりました。実は、この自殺対策基本法を制定するに当たっては、この参議院の厚生労働委員会が極めて重要な役割を果たしました。そのときの与党の筆頭理事を私が自由民主党で務めておりまして、野党の筆頭理事が山本孝史さんでした。 ...全文を見る |
○武見敬三君 では、警察庁の方、ちょっとお答えいただけますか。 | ||
○武見敬三君 それで少しは安心をいたしました。 そこで、改めて塩崎大臣にお聞きしたいんですけれども、厚労省に移管した後、やはり自殺というのは厚労省内の各局等に全部いろいろと広がって関連をしてくる課題ですね。そうすると、全省的に調整して連携していただくような仕組みを厚労省の中に...全文を見る | ||
○武見敬三君 一元的な管理がきちんとできる仕組みというのが本当に重要です。したがって、一元的にというのは、しかるべきところでしっかりと一元化できるようなポストの人が上に入っていないとそれができませんので。巨大な役所なものですから、何分、厚生労働省は。是非そういう仕組みをつくってい...全文を見る | ||
○武見敬三君 内閣府の方も用意万端、そちらに持っていかれないように必死に今防護策を練っておられると思いますので、これは恐らく大臣同士でもきちんと話をしていただく課題だろうというふうに思います。 内閣府の言い分というのは、私がここで言うのもなんですけれども、自殺対策を引き受けた...全文を見る | ||
○武見敬三君 清水さんにお聞きしたいんだけれども、こういう社会科学的な手法を通じた分析についてはある程度までライフリンクの方でもいろいろおやりになってきているけれども、こういった分析手法について様々な先行研究があると思いますが、これを取り入れるようなことができる受皿に今のところな...全文を見る | ||
○武見敬三君 ありがとうございました。 まさに今、それぞれの関連する分野の方々が、自殺という問題に焦点を当てて、それぞれの自分の専門的な分野から取り組むためのそういった研究調査というものが進み始めている。これを実際に取りまとめて政策に反映させるという仕事をこの国立精神・神経医...全文を見る | ||
○武見敬三君 先生のところのセンターというのが、まさにこの二十一世紀はメンタルヘルスの大きな深刻化する世紀であって、それに関わる様々な課題に対応しなければならないということはよく存じ上げております。しかし、また他方で、うつ病との関わりで自殺の問題も非常に強く関わっているということ...全文を見る | ||
○武見敬三君 ここは本当に、藤井さん、難しいですよ。国の方では、各市町村がそういう独自の取組をきちんとコミュニティーに根差した形で実施しようとする、それを政策的に支援をする、これは各市町村との間で連携が上手に取られていないと、市町村の方の予算も限られていますから、それを実際にどの...全文を見る | ||
○武見敬三君 中山市長、そういうのはもう本当によく分かるんですけれども、言うはやすし行うは難しというところもたくさんあって、国と県、市町村というのがよっぽど上手にうまく機能しない限り、そういう理想的な機能はなかなか政策的につくれないですよね。 そういうところで、改めてこの機に...全文を見る | ||
○武見敬三君 これに加えて、もう一つ地域医療との関わりで、これは二次医療圏ごとに自殺未遂者及びそういった関係親族の人たちを支援するための医療機関というのが拠点機能として確保されるということが必要だと思いますけれども、この点に関する…… | ||
○武見敬三君 はい、分かりました。それでは、質問はやめます。 それで、改めて最後に申し上げておきたいことは、この基本法というのが、いわゆる参議院という、第二院らしい最も深い意味のある、そしてなかなか社会ではふだん日が当たらない課題に対してその独自性を生かした形で、超党派でこう...全文を見る | ||
08月24日 | 第189回国会 参議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○武見敬三君 総理、二十一世紀のアジア太平洋の地政学的な大きな変化というのは、これは本当に我が国の外交・安全保障政策を考えるときには見過ごせない深刻な状況をこれからつくり出すかなと、こういうふうに思います。 加えて、先週末、朝鮮半島で極めて緊張した事態が起きてしまいました。地...全文を見る |
○武見敬三君 この二十一世紀というのは、アジア太平洋の海洋において米国と中国が各々の勢力圏の確保をめぐり深刻に対立する構図というのが予見されます。二十世紀だと、冷戦というのは、ヨーロッパ大陸という地上でその対立の構図というのが構成されてきたわけでありますけれども、どうも二十一世紀...全文を見る | ||
○武見敬三君 今まさに総理が御指摘されたように、この平和主義に対するやはり明確なる、そして確固たる信念、これが非常に今、平和安保法制について国民の理解をいただく上においても非常に重要な鍵となっているというふうに思います。 抑止力とよく言いますけれども、抑止力を構成する力という...全文を見る | ||
○武見敬三君 ありがとうございました。 この未来志向の積極的な平和主義というものが国際社会の平和基盤というものをしっかりと構築成るような施策を、それをまた実践する政策概念というものもきちんと組み立てながら実践していくというのがこれからの主要先進国が国際社会の中で確実に展開する...全文を見る | ||
○武見敬三君 この人間の安全保障の考え方というのは、我が国は、実はコフィー・アナン事務総長の下で、当時、アジアで初めてノーベル経済学賞をもらわれたアマティア・センさんと、それから緒方貞子さんが共同議長になって人間の安全保障委員会というのを設立をして、そこで改めてこの政策概念という...全文を見る | ||
○武見敬三君 総理、そのまさに健康というのが平和主義の一つの基本的な政策概念にもなる人間の安全保障の中で一つの中核的な価値を構成しているという点については、およそ御理解がいただけた御答弁だったと思います。 その上で、この健康の分野を見てみますと、今総理が御指摘になられましたよ...全文を見る | ||
○武見敬三君 ケニアのケースなどは日本の新たな大きなチャレンジでもあります。ユニバーサル・ヘルス・カバレッジという一つの大きな制度をつくろうとするときに、技術協力であるとか必要な財政支援というものを多角的に行う戦略的な取組をこのケニアで我が国は円借款を使ってやるようになりました。...全文を見る | ||
○武見敬三君 ありがとうございました。 まさにこうした人間の安全保障という概念をきちっと堅固に持っている、そして、それによって未来志向の平和主義と国際社会の共通課題をしっかりと解決していく、そして平和基盤の構築に幅広く日本が貢献するという姿勢を示し、そのことが日本という国が平...全文を見る |