武見敬三

たけみけいぞう

選挙区(東京都)選出
自由民主党・国民の声
当選回数5回

武見敬三の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月23日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○武見敬三君 それでは最初に、自殺対策について御質問させていただきます。  自殺対策基本法の一部を改正する法律案、これが昨日成立をいたしました。この基本法は、そもそもが参議院の厚生労働委員会が主導してこの法律を作りました。ちょうどそのとき私は参議院の厚生労働委員会の与党の筆頭理...全文を見る
○武見敬三君 これはまさに、改正自殺対策基本法の第二十五条というのは、この参議院の厚生労働委員会が昨年六月二日に行いました自殺総合対策の更なる推進を求める決議の第五を踏まえて盛り込まれたものであります。  この基本法の中では修正をして、そして、都道府県のみならず、各市町村に改め...全文を見る
○武見敬三君 大臣から極めて明確な方針が語られました。実際そのとおりに実行していただくかどうかは、現場の先生方がそうした共通の認識を持ってこのセンターの改編、改革に当たっていただけるかどうかというところになります。  今日は、精神・神経医療研究センターの樋口理事長にもお越しいた...全文を見る
○武見敬三君 これは、精神科医療の先生方にとりましてはまさにちょっとコペルニクス的な転換を図っていただくようなところがあるやに思います。  従来、確かに躁うつ病のような患者さんが残念なことに自殺をされるというケースも多く、こうした形での精神科医療からの研究というものがあり、それ...全文を見る
○武見敬三君 実際に、途中から、自らの規約に基づいて第三者評価委員会を開催すべきであるにもかかわらず開催しなくなっている。確かに、厚生労働省の中にはそういう形での厚生労働省としての評価を行ったというところはあるのかもしれません。しかし、実際に本体が途中でそうした自らの規約に基づい...全文を見る
○武見敬三君 実際にこの内容についてはやはりきちんと明確にしておく必要がありますから、是非、委員長、厚労委員会でもこの課題について引き続ききちんとフォローしていただくということをお願いできますでしょうか。
○武見敬三君 それで、これについて明確なきちんとした答弁ができないままに、次年度の、今度はAMEDを通じた自殺対策に関する研究資金が新たにこのセンターに供与されるということを伺っております。したがって、こうした状況下の中で、やはりしっかりと厚生労働省の方は、そうした研究資金に関わ...全文を見る
○武見敬三君 この自殺対策というのは、本当に参議院における二院としての極めてモデルとなるべき一つの成果なんですよ。超党派で、みんなが本気になってこの問題には取り組んできている。  そして、幸いにして三万五千人から二万五千人ぐらいまで自殺者は減ってきたけれども、まだまだG7の中で...全文を見る
○武見敬三君 是非その御所見どおりにやっていただければというふうに思います。  それでは、話題をグローバルヘルスに転じます。  実は、今年は、五月にG7の伊勢志摩サミットが開かれて、八月の下旬には初めてアフリカのケニアでTICADのⅥが開かれて、そして九月には神戸でG7の保健...全文を見る
○武見敬三君 このグローバルヘルスの問題というのは、まさにもはや国内の保健医療の問題とも密接に関わってくるという特徴がもう明確に出てきております。是非この対外的な政策と対内的な政策というのが上手に一体化した形で進む仕組みを政府の中につくっていただければなというふうに思います。 ...全文を見る
○武見敬三君 その御覚悟をしっかり持ってやっていただきたいと思います。  その上で、政府の中で総合調整する仕組みというのはやはり決定的に重要ですよね。これがなかなか難しい。内閣府の中に、健康・医療戦略室ですか、そういったものもありますけれども、内閣府としてどういう形でこうした各...全文を見る
○武見敬三君 ちょうど二〇〇〇年の沖縄サミットのときには、同時に、その年の九月でしたか、国連総会でMDGsが、世界開発目標が採択をされました。このサミットでの日本の沖縄感染症対策イニシアチブというのとそれからMDGsが新たに採択されたことが相乗効果をつくり出しまして、そして、その...全文を見る
○武見敬三君 もしこのPEFと呼ばれる保険金を使った新しい仕組みができて、そしてWHOの基金との新たな連携の仕組みができてくる、最初は全部完璧だとは言いません、しかし、ある程度の形のものがそこでできるということが大事です。しかも、それが、やはりG7の伊勢志摩サミットのときに、日本...全文を見る
○武見敬三君 以上であります。
04月21日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第15号
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○武見敬三君 今日、午前中の質疑で、津田議員の方から、既にこの新たな自殺対策の基本法の改正に基づく政策決定過程について極めて重要な確認をしてくださいました。その上で、改めて、私はフォローアップというつもりでこれからの質疑をさせていただきたいと思います。  まず、前回も私のお尋ね...全文を見る
○武見敬三君 要は、平成十九年度の場合には六月にこの第三者の評価委員会が開かれている。そして、平成二十年度も当然に同時期に開かれると考えるわけでしょうが、しかし、実際にそれが開かれなかったということが翌年の平成二十一年の三月まで分からなかった。こんなずさんな管理の仕方ありますか、...全文を見る
○武見敬三君 これは、もはや検討するような話じゃありませんよ。私は廃止すべきだと思う。その旨しっかりと決断をしていただきたいと思います。  それから、この自殺対策のための戦略研究の中身の話。  地域介入の手法というのは、その効果には実際にいろんな疑問があります。特に、日本の自...全文を見る
○武見敬三君 都市部における介入の仕方について、一次予防、二次予防、三次予防というふうに御説明になったけれども、しかし、実際にその具体的なやり方というのが、例えばパンフレットを各戸に配付するとか、それから拠点として保健所だけがそういう形で活用されるとか、そういうやり方というので実...全文を見る
○武見敬三君 このセンターのこれから総責任者として、こうしたような形が二度と起きないように、それから、新たな公的な独立行政法人格を持っておられるわけですから、このような財団というものは私は必要がないと思う。これは先生、相当御苦労されると思うけれども、きちんとやはり整理をして、もう...全文を見る
○武見敬三君 そこでまた、新たな課題です。  自殺対策に関しましては、今年度、改めて三年間になりますかね、AMEDの研究において、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所長の申請した自殺対策に関する研究が採択されています。これはこの自殺総合対策推進センターの上部組織に当たり...全文を見る
○武見敬三君 今ちょっと初めて聞いたな、自殺総合対策推進センターに評議委員会設けるの。一体それはどういう権限を持った評議委員会になるんですか、どういう人たちによって構成されるんですか。  しかも、今のお話の中では、整合性が取れた回答とはとても思えない。かなり、実際に自殺総合対策...全文を見る
○武見敬三君 これは、運営の仕方次第によっては、しっかりとした独立した主体的な研究調査が行える環境になっていくかどうかはまだまだ私は非常に問題があると思います。  したがって、AMEDの研究の今後の実施の仕方、その具体的内容、それといかに、今度新たに自殺総合対策推進センターが進...全文を見る
○武見敬三君 それでは次に、改めてグローバルヘルスの方の分野の話をさせていただきたいと思います。  まず、途上国においてのみ必要とされるようなネグレクテッド・トロピカル・ディジーズという、言うなれば無視された熱帯病といったような分野というのは、先進国の主要な製薬企業から見ればマ...全文を見る
○武見敬三君 次に、多剤耐性菌対策についてお伺いしたいと思います。  この分野については、塩崎厚生労働大臣が極めて強いリーダーシップを発揮されて、そして先般、アジアAMR東京閣僚会議というのも開催をされました。今後、G7の伊勢志摩サミットがありますし、TICADⅥや、さらには九...全文を見る
○武見敬三君 この多剤耐性菌等に関しては、例えば我が国では、結核に関わる多剤耐性菌でデラマニドのような薬が開発をされてきている。これが実際に、産官学が連携をして、こうした新たに開発された薬剤というものを国際社会で必要な人々にきちんと届けるデリバリーをも含めた総合的な戦略を組み立て...全文を見る
○武見敬三君 こうした問題を解決しようとするときに、例えば、まだ日本の国内では未承認であると、しかし、WHOなどでのそうした臨床治験の中では人に対する実際の処方というものが認められて、またさらにはフェーズⅢでそれを使うことが推奨されるリストに載るというところまで実際に開発されてい...全文を見る
○武見敬三君 WHOが基本的に第三フェーズでそうした推奨リストに載せるというまでにもかなりの手続が掛かります。先ほどから話題になっているような、危機管理で緊急にワクチンの開発をしたり、医薬品の開発をしたり、それで対応する場合にはそうしたWHOの推奨リストの中に載る前の段階という医...全文を見る
○武見敬三君 とにかく、その判断を下す際の責任の所在というのはやはり明確にしておかなきゃならないんですよ。これは内閣で総合的に調整するから、じゃ、内閣の方の担当部署の責任になるのか、あるいは厚生労働省でまず最初の一義的責任を負うのか、この辺が不明確です。それから、JICAが実際に...全文を見る
○武見敬三君 改めて実際にこうしたことを海外に出すか出さないかという一つの国際協力上の判断の一つはまた外務省もすることになるだろうと思いますが、外務省はこの点についてどのような見解を持っているんですか。
○武見敬三君 こうやって各役所ごとに調整して決めるというときには、おおよそこういう責任の所在等が曖昧になりがちなんですよ。そのことがやはり実際にこうした具体的な施策を実行しようとするときの障害にいつもなってきました。  しかし、この問題、そんないつまでもこんな悠長にやっているわ...全文を見る
○武見敬三君 この税制の改正は、私は是非やっていただきたいと思います。  最後、短時間で申し訳ありませんが、JICAにお尋ねしたいのは、来るべきTICADⅥにおけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジの一つのモデルとして我が国がケニアで実行している円借款も活用した事業について、改め...全文を見る
○武見敬三君 ありがとうございました。
05月19日第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号
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○武見敬三君 アジアにおける急速な高齢化というのにこれから高齢化先進国である日本がどのように貢献できるかという視点から質問をさせていただきたいと思います。  まず、お手元の資料を御覧いただきますと、エージングソサエティー、すなわち六十五歳以上人口というのが全体の七%を占めるよう...全文を見る
○武見敬三君 共通の認識を持っていただけているということは大変有り難いことであります。そしてまた、地域包括ケアを含めて今、日本がこれからやろうとしていることに成功すると、こうしたアジアの国々にとってもいいモデルができる、だからこれを何としてでも成功させなきゃならぬということも全く...全文を見る
○武見敬三君 大臣、もう保険局と老健局というのはアジアの高齢化にどう対処したらいいかということを考えるときの基礎的な知識を持った人たちの宝庫なんですよ、実は。だけど、そういう見方されたことないんですよ、まだ。  この人たちの中で、例えば定年退職したような人たち、まだ若いですよ、...全文を見る
○武見敬三君 是非、市場のメカニズムでは対応できないところは是非JICAが先行して、そうしたニーズの開拓、対応をできるようにしていただきたいと思います。  それから、今アジアで意外とびっくりするぐらい注目を浴びているのが、介護ロボットとか、ああいう介護の機材、器具。こういうもの...全文を見る
○武見敬三君 介護というのは、実際に日本からいろんな企業群がもう既にアジアに五十社ぐらい展開していますよ。そういう人たちの話聞いてみますと、何が重要かというと、やっぱり労働集約産業だから、現地の文化や風俗、習慣というものをきちんと理解をして、やっぱり現地の言葉でこうしたサービスの...全文を見る
○武見敬三君 どうもありがとうございました。  大臣、やっぱり、今日、外務省の人ごめんなさい、時間なくなっちゃった、こういう問題を考えるときに、どこかが司令塔になって各省横断型で戦略的にこうした問題に取り組むという体制を強化しないと、こうした新しいチャレンジを国としてすることは...全文を見る
09月26日第192回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第1号
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○武見敬三君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
11月17日第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○武見敬三君 今日改めて、この厚生労働委員会の場をお借りをいたしまして、我が国の取り組む保健医療に係る特に国際的視点からの御質問をさせていただければというふうに思います。  この保健医療の問題というのは従来から国内問題と言われてきましたけれども、しかし実際に、もう感染症のような...全文を見る
○武見敬三君 まさに意見一致いたしましたので、是非それを一日も早く実現してください。よろしくお願いします。  その上で、今お話もありましたように、やはり二〇一四年に西アフリカでエボラのアウトブレークが起きたと、そしてこれが一つのウエークアップコールというのになりまして、これはど...全文を見る
○武見敬三君 私の質問と同じことを言っていただいても答えには実はならないのでありますが。  要は、実際に新しい危機管理部門、これにピーター・サラマという人が新たに局長として任命をされて、そして、今具体的に局の中の機構改革であるとか、それから各地域事務所の中でもきちんと連携を取っ...全文を見る
○武見敬三君 グローバルなレベルでのこうした新しい仕組みづくりという点で日本が非常に主導的役割を果たして、ここまで国際機関同士を連携させるに至った。実は国連機関同士の調整というのは最もややこしくて、みんながやりたがらない。それを一貫して我が国がこの一年半以上の間にその働きかけをや...全文を見る
○武見敬三君 もう是非お願いをしたいと思います。  実は、G20の次の議長国はドイツですよ。ドイツは早くも、今年十二月にこの健康危機の会合を開催する予定をつくっていますよね。さらには、このG20の中に初めて健康に係る危機管理を含めたワーキンググループをつくるということを考えてい...全文を見る
○武見敬三君 今保険局長おっしゃったように、エビデンスというのと予見可能性というのが非常に重要であると同時に、やはり行政の立場からは正確性というのもその中にきちんと加味をして、そしてこういう新しい価格決定の仕組みをルール化していくことが私は必要だと思います。こういうことを実行する...全文を見る
○武見敬三君 また、そういう施設をつくる上において、介護療養病床をそうした施設に転換していただくような、そういう仕組みをまたどうやってうまく円滑につくるかも大きな課題ですよね。  これは、実は、我が国、介護施設それから病院、こうした医療機関に関わる呼称というのが誠に現実とそぐわ...全文を見る
○武見敬三君 以上です。ありがとうございました。