富樫練三
とがしれんぞう
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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09月22日 | 第143回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 地方財政の問題について幾つか伺いたいと思います。 大臣はきょうの所信の中で、地方財政の借入金残高が百六十兆円に達する見込み、その健全化を図ることが喫緊の課題として、地方財政の運営に支障が生じないよう適切に対処してまいります...全文を見る |
○富樫練三君 それでは、幾つか具体的な問題について伺いたいと思います。 一つは、地方自治体が行う事業の中で国からの補助がつけられるもの、いわゆる補助対象事業の範囲の拡大、そして補助率の引き上げの問題についてです。 例えば、御承知のように二〇〇〇年から実施されるのが介護保険...全文を見る | ||
○富樫練三君 時間がないので端的にお願いします。 | ||
○富樫練三君 この点については、なお改善の余地が多々あるというふうに思いますけれども、次の問題に移ります。 けさからの質疑の中でも出されておりますが、地方債のうち利率の高いものについて借りかえ、これは各地方団体から数多く出されております。この点についてですけれども、特に政府資...全文を見る | ||
○富樫練三君 検討するということでありますから、ぜひそれは前向きに進めていただきたいというふうに思うんです。 例えば、私が住んでおります埼玉県の浦和市ですけれども、減税補てん債、こういうものが平成六年から行われました。その新たな借金が三年間で、ここの市は人口四十八万であります...全文を見る | ||
○富樫練三君 時間が余りありませんけれども、大臣にもう一つ伺っておきたいと思うんです。 それは、大臣がどういう立場でこの問題に取り組むか。先ほどの補助事業の枠の拡大、補助率の引き上げの問題、あるいは地方債の借りかえの問題、これもそうですけれども、大臣は地方自治体の財政を本当に...全文を見る | ||
○富樫練三君 終わります。 | ||
09月28日 | 第143回国会 参議院 行政監視委員会 第3号 議事録を見る | ○富樫練三君 最初に須田さんにお伺いしたいんですけれども、先ほど業務、権限の再配分のところで民間主導、市場原理ということをおっしやいました。なるほどというふうに私も伺っていたんですけれども、私どもは前もってレジュメをいただいておりまして、これはレジュメの方も大変わかりやすく書かれ...全文を見る |
○富樫練三君 ありがとうございました。 | ||
○富樫練三君 今の問題は大変深刻なんですね。私、地方自治体にもおりましたし地方議会にもいたんですけれども、どこでも共通の問題になっていると思うんです。この問題は、中小商店や中小企業を支援するという側面だけではなくて、地域住民生活全体を見るという角度から、実は経済問題という方向も大...全文を見る | ||
10月08日 | 第143回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第3号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 発議者並びに自治省に幾つか伺っておきたいと思います。 そもそも宝くじは、本来ならば刑法の第百八十七条で禁止されております富くじ、これを当せん金付証票法で売り上げの四〇%を公共事業の財源に充てる、こういうことで都道府県や指定...全文を見る |
○富樫練三君 宝くじの事業そのものを拡大するということになるんだろうと思うんですけれども、一番最初に言いました第一勧銀の不正問題、これとは直接かかわりはないんじゃないのかというふうに私は思うんですけれども、その点はそれとして指摘をしておきたいと思います。 全体として収益金を引...全文を見る | ||
○富樫練三君 昭和六十年の大臣発言を閣議で確認したので二十九年の閣議決定については改正された、こういう見解を今述べられましたけれども、基本方向は変わっていないと思うんですね。ですから、その点については改めて指摘をさせていただきたいと思います。 そこで、宝くじの中身に少し入りた...全文を見る | ||
○富樫練三君 当たった人は金額が多い方がいいに決まっていますね。ただ、圧倒的に当たらない。先ほどのオーストリアの、こういうふうに日本では当たらないのが常識なんだと、これが宣伝文句に使われるようになったのではこれはやっぱりちょっと違うのではないかと。 例えば、これはアメリカの例...全文を見る | ||
○富樫練三君 合計しますと十七名ということになりますね。これは、宝くじの事業をどんどん拡大しながら、こういう法人、財団法人やなんかをつくって、そこに自治省の幹部の皆さんが天下りをする、こういう仕掛けというふうに言っても過言ではないだろうというふうに思うんですね。今の天下りのことは...全文を見る | ||
○富樫練三君 終わります。 | ||
10月13日 | 第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。参考人の皆さんには、大変お忙しいところを本当にありがとうございます。 私は初めに旧国鉄債務の問題について日本大学の桜井先生にお尋ねをしたいと思います。 一つは、ドイツでも国鉄の分割・民営化問題、こういうことが行われているそう...全文を見る |
○富樫練三君 そうしますと、その債務の返済の財源なんですけれども、先ほども何人かの参考人の方から出されておりましたが、自動車関係の税金を鉄道の方に穴埋めするというのは、どうも受益者負担という考え方からいうと違うのではないか、こういう議論が一方にあります。先ほど縦割り行政の問題もち...全文を見る | ||
○富樫練三君 この問題は大事な問題で、私も大変関心を持っているわけなんですけれども、そろそろ日本も総合的な交通行政というか交通体系、財源も含めてそういう体制が必要なのではないかというふうに思っているんです。道路の問題もそうですし、鉄道や港湾あるいは飛行場も含めて総合的な交通体系を...全文を見る | ||
○富樫練三君 さて、当面するこの旧国鉄の莫大な債務処理の問題でありますけれども、先ほど桜井先生の方から債務の配分方法について、最初の分割・民営化、国鉄改革のスタートの段階での債務の配分方法に問題があるという指摘もあったわけです。私どももこの点はもう一度原点に立ち返って考えるべきだ...全文を見る | ||
○富樫練三君 次に、林野の関係について伺いたいと思います。 森林が国民の財産であるということ、これはもうだれもが認めておりますし、そういう点では、環境問題も含めて全地球的な課題、これを守ろうという世論が今大きく広がっていると思うんです。 そのために全林野の皆さんが日夜奮闘...全文を見る | ||
○富樫練三君 どうもありがとうございました。 終わります。(拍手) | ||
10月14日 | 第143回国会 参議院 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 長期債務の問題について伺いますけれども、清算事業団が分割・民営化の当初に引き受けた債務が二十五兆五千億円。本来ならばこれが減っているはずなのに、十一年後の現在二十七・八兆円にも膨らんでいる。この原因については、多くの要因があり...全文を見る |
○富樫練三君 そうしますと、一年間で大体約四百億円ぐらい、平均しますと。 次に、平成三年に新幹線をJRに売却したときに再調達価額として一・一兆円を上乗せしたわけでありますけれども、これを整備新幹線の建設費に充てています。平成十年度までに合計幾らになっているのか、お答えいただき...全文を見る | ||
○富樫練三君 そうしますと、初年度は別として、大体一年間に七百二十四億円。 最初につくられた新幹線保有機構は新幹線のリース料として毎年JRから入る二千三百億円を全額清算事業団に返済してきていたわけでありますけれども、ところが平成三年に新幹線を売却した。それを契機にして、この二...全文を見る | ||
○富樫練三君 それは財源が違うでしょう。 もともと新幹線保有機構をつくったのは、新幹線をリースして、そのリース料で清算事業団の借金を払う、債務を負担する、そういう目的で最初にスタートした。それを途中から、新幹線売却を契機にして別の方にその財源を使うことにした。ですから、もちろ...全文を見る | ||
○富樫練三君 長期債務の返済のスキームに影響を与えるものではないというふうに今お答えがあったわけですけれども、一番最初につくったときにその長期債務の返済に充てるということでつくった組織、新幹線保有機構、今名前が変わっていますけれども、このお金がほかの方に流れているということは事実...全文を見る | ||
○富樫練三君 無利子貸し付けやあるいは整備新幹線の方にそのお金を使うということについて、債務の返済に支障を来さない範囲、こういうふうに先ほども言いましたし、今は余裕があるということでお答えいただいたわけですけれども、本当にそういう状況なのかという点についてここではっきりさせていた...全文を見る | ||
○富樫練三君 先ほどの話と違うじゃないですか。今の報告、今の答弁だと、清算事業団の方は新幹線を売却した平成三年度、そしてその翌年度、これはいずれも赤字になっているじゃないですか。これでも余裕がある、返済のスキームには変化はない、大丈夫なんだ、支障は来さないと、こういうふうに言える...全文を見る | ||
○富樫練三君 私が聞いたことに正確に答えていただきたいんです。清算事業団の平成三年度の収入支出、平成四年度の収入支出です。私の調査とは先ほどの数字は若干違っているようですので、もう一度正確に答えてください。 | ||
○富樫練三君 私の手元には、あなた方がつくった資料があるんですよ。これで言いますと、平成三年度の支出は一兆五千九百億円でしょう。平成四年度の支出は一兆六千六百億円でしょう。あなた方がつくった資料ですよ、これは。 これで見ると、大臣、流用を始めた平成三年度は四千百億円の赤字です...全文を見る | ||
○富樫練三君 私の方が納得できないんです、それじゃ。 もともと清算事業団の返済のためにこの機構をつくったんですよ。それを途中から、新幹線を売却したということを契機にしてその中身を変えていった、こういうことでお金の使い道の目的を変えたんでしょう。これが流用だというわけなんですよ...全文を見る | ||
○富樫練三君 それは政策判断を間違えたということですね。要するに、長期債務については責任を負わない、こういう体制ができてきたということじゃありませんか。政策判断の結果、大臣、あなたの政策判断、当時あなたじゃなかったかもしれないけれども、大臣の政策判断あるいは内閣の政策判断、その誤...全文を見る | ||
○富樫練三君 長期債務を返済する一方でと言いますけれども、長期債務はふえているんですよ。逆なんです。減っていないんです。ここのところはしっかりと見ておかなくちゃいけないところだと思うんです。 こういう政治責任、ここは本当に今大事だと思うんです。反省をして本当にこの債務に責任を...全文を見る | ||
○富樫練三君 そういうことだからなかなか問題が解決しない、こういうことだと思うんですね。 そこで、もう一つ次の問題を伺いたいと思います。 分割・民営化の時点で本州の三社が承継した債務が過小見積もりであったことや、あるいはそのJRが簿価で受け継いだ国民の資産、土地、これを売...全文を見る | ||
○富樫練三君 運輸大臣がチェックをして認可したということですけれども、百六十八万円の土地を百十億円で売ったわけですから、まさに六千六百倍、こういうことなんですね。この売却した土地はJR金沢支社の土地の一部であって、このときに売却しないで残した土地もあるんです。それは、区画整理で駅...全文を見る | ||
○富樫練三君 土地収用の対象地として協力したんだ、こういうことなんですけれども、実はJR西日本の有価証券報告書、これを見るとこういうふうに書いてあるんです。関連事業として、「駅を中心とした資産、西日本全域に広がる約五千百キロのネットワーク及び豊富な人材等の経営資源を最大限に活用で...全文を見る | ||
○富樫練三君 この区域内で清算事業団から埼玉県が買収した土地、一平方メートル当たり約五十万円です。この区画整理事業というのは、換地の結果、土地の価値がほぼ二〇〇%、二倍に上がるだろうということを前提にして換地計画が立てられ減歩率が算定される、こういう状況になっているわけなんです。...全文を見る | ||
○富樫練三君 事業用としてそれを使いたいと。 ここの場所ははるか前に既に操車場の機能は廃止しているんですよ。ですから、JRが鉄道事業の用地としてここに持っているはずがないんです、もう操車場がなくなったわけですから。そういう土地を持っていたんですよ。このこともぜひ指摘をしておき...全文を見る | ||
○富樫練三君 運輸省が知らないわけがないですよ、これは。駅舎をつくるんですよ。運輸省と相談しないでできるはずがないでしょう。大臣がたまたま知らないということは仮にあるとしても、運輸省は全部知っているはずですよ、そういう中身については。 | ||
○富樫練三君 承知していないということであれば、ぜひ調べて後で報告をしていただきたいと思います。 時間がなくなってまいりました。私は金沢と埼玉の例を取り上げたわけですけれども、どれを見ても、JRは簿価の財産、この国民の財産でぼろもうけをしているのが現実であります。それは土地の...全文を見る | ||
○富樫練三君 こういうことにメスを入れないで放置しておくこと、あるいは逆にそれを認可すること、このこと自体重大な問題だという点を指摘したいと思うんです。大臣、どうですか。最後の答弁で終わりにします。 | ||
○富樫練三君 終わります。(拍手) | ||
10月15日 | 第143回国会 参議院 本会議 第18号 議事録を見る | ○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、森林法改正を除く旧国鉄の長期債務処理関連法案、国有林野事業の改革特別措置法案など、政府提出五案件に対する反対討論を行います。 冒頭に、国民に大きな負担を押しつけるとともに、国民の共有財産の安易な切り売りと貴重な山林の荒廃を招くことにな...全文を見る |
12月08日 | 第144回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第2号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 大変質問時間が短いので、質問も端的に行いますので、答弁についても結論について端的にお願いしたいと思います。 最初に自治省に伺いますけれども、今度のこの法改正によって人口四万人以上ならば市になることができますけれども、市にな...全文を見る |
○富樫練三君 提案者に伺いたいんですけれども、三日に衆議院の委員会でこの問題が審議されまして、この兵庫県の篠山町の場合ですけれども、今当面問題というか、そういう市になろうというところはここのようであります。それ以外には余り考えられないようでありますけれども、今回の法改正で当面すぐ...全文を見る | ||
○富樫練三君 時間があと三、四分しかなくなりましたので、自治大臣に伺いたいと思います。 私は関東に住んでいるんですけれども、関東地方の一都六県を調べてみましたら、人口四万人以上の町村が十四カ所、その中で前々回から前回の国勢調査までの間で人口が一〇%以上、二けた以上ふえていると...全文を見る | ||
○富樫練三君 詳しい点は結構です。 | ||
○富樫練三君 人口の差についてどう考えているかということです。 | ||
○富樫練三君 最後に、私は、町村の合併というのはそもそもは基本は住民の意思によるものというふうに思うんです。国や県の都合によって町村合併を促進したり上から推進をしたりということは本来の地方自治法の観点から言うと正しい方向ではないと、私はそういうふうに考えております。当然のことなが...全文を見る | ||
12月10日 | 第144回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第4号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 私は、日本共産党を代表して、地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。 反対の第一の理由は、財源補てんに責任を持つ国の責任が果たされていないからであります。 地方交付税は、国税三税の三二%、消費...全文を見る |
12月11日 | 第144回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第3号 議事録を見る | ○富樫練三君 日本共産党の富樫練三でございます。 昨年の六月三日の閣議決定によれば、「財政の再建を果たすことが喫緊の課題であり、もはや一刻の猶予も許されない。」、こういうふうに言いまして、大蔵省はパンフレットや政府広報で財政危機のキャンペーンを大々的に展開しました。これが当時...全文を見る |
○富樫練三君 この「破局のシナリオ」というのは私が言っているんじゃないんですよ。あなたが大臣をしている大蔵省が出したんです。ここに「破局のシナリオ」とちゃんと書いてあるんです。富士山の何倍とかエベレストの何倍というのも全部書いてあるんです。私が言っているんじゃないんですよ。破局が...全文を見る | ||
○富樫練三君 私は、財政構造改革法をつくって一年たちましたけれども、この間に借金がふえたのか減ったのか、これを聞いているんです。どちらなのか答えてください。 | ||
○富樫練三君 答えになっていないでしょう。ふえたのか減ったのか、ここを答えてください。事実を答えてください。 | ||
○富樫練三君 債務を減らしているというふうに答えましたけれども、実際には九七年度末の国の公債残高は二百五十八兆円であります。それが九八年度末には、今の予測では約三百兆円にもふえる予定ではありませんか。そのうち特例公債、いわゆる赤字国債でありますけれども、これは昨年の八十三兆円から...全文を見る | ||
○富樫練三君 要するに、財革法で当初予算は低く抑えたけれども、その後の補正予算でどんどんふやしたじゃありませんか。ですから、年間の予算全体を見れば当然ふえているわけなんですね。これは借金もふえたんでしょう。このことについてはきちんとしておきたいと思うんです。 そういうふうに借...全文を見る | ||
○富樫練三君 公債依存度が三八・六%、こういうことなんです。伺いますけれども、先進国の中で公債依存度が日本以上に高い国、そういうところはありますか、どうですか。 | ||
○富樫練三君 そうですね、日本は異常に高いんですよ。私の調査でも、アメリカが一・四%、イギリスは〇・九%、そしてドイツは一二・二%、これらの中で一番高いのがフランスの一六・〇%、今の答弁のとおりなんです。公債依存度が世界の先進国の中で最高、フランスの二倍以上。日本の財政運営のゆが...全文を見る | ||
○富樫練三君 そういう中で、今度はいよいよ財革法の停止だ、こういうことを出してまいりました。ことし五月改定されましたけれども、当時の大蔵大臣は石にかじりついても、こういうふうに言ってからわずか半年であります。この半年で何が変わったというのか。要するに、この間の経済や財政政策が破綻...全文を見る | ||
○富樫練三君 私は、自民党の党内事情などについて聞いているわけではありません。大蔵大臣としてのあなたに聞いているわけです。こうやって要するに責任を明確にしない。それは自民党の中でどういうふうになったかわかりませんよ。しかし、政府として責任を明確にしないまま今度は財革法の停止だと、...全文を見る | ||
○富樫練三君 今、大臣から医療費が若干落ちたけれども回復しつつある、こういう話でありますけれども、ことしの四月の参議院の予算委員会で当時の小泉厚生大臣は、去年の九月、健康保険が一割から二割負担になる、こういう中で一時的に若干抑制効果が働いた、こういうふうに答弁しております。厚生省...全文を見る | ||
○富樫練三君 むだを省いて良質な医療をつくる、それが安心、安定の医療だと、こういうふうにおっしゃいますけれども、実際には、例えば先ほど入院はマイナスになっていないんだと、こういうふうに言いますけれども、入院している患者さんは直ちに外に出るというわけにはいかないんです。それでも、実...全文を見る | ||
○富樫練三君 効率化を中心にした今の医療の改革の方向では私は良質な医療はできない、こういうふうに思います。 この問題は教育の問題でも同じなんですね。例えば、私が住んでおります埼玉県の浦和市、国立の埼玉大学があります。ことしの夏、雨が降りました。体育館の屋根の一部が落ちました。...全文を見る | ||
○富樫練三君 よく知っていると思います。この白く見えているところ、ここのところが穴のあいたところ、下から見たところです。この下の写真で、この赤丸のところ、ここにぽっかり穴があいております。これが抜け落ちた屋根であります。 こういうことで、雨が降ったぐらいで何で屋根が落ちるのか...全文を見る | ||
○富樫練三君 直ちに補正予算でやるということであります。それにしても半年間、学生は大変つらい目に遭ってきたわけなんですね。私は、財革法のもとで福祉や教育がやっぱり全体としては犠牲にされている、教員増員の問題も含めてですけれども。 先日、十二月四日に本会議で我が党の井上美代議員...全文を見る | ||
○富樫練三君 文部大臣の立場でも延長したそのままでいい、こういうことのようでありますから、これでは教育に責任を負う大臣ではないというふうに私には感じ取られました。財革法が停止してもその中心である社会保障の削減あるいは教育に対する例えば今の延長の問題、こういうこと、これでは国民の福...全文を見る | ||
○富樫練三君 財革法を停止して今度は景気対策だ、こういうふうに言っているわけですけれども、例えば今度の緊急経済対策、二十四兆円の中身、これもまた従来型のゼネコン型の公共事業、これの積み増し。 十二月五日付の朝日新聞の社説、お読みになっていると思いますけれども、こういうふうに言...全文を見る | ||
○富樫練三君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました政府提出の財政構造改革法の停止法案には反対、日本共産党提出の修正案に賛成の立場から討論を行います。 そもそも、財政破局を大々的に宣伝し、国民を恫喝して国民生活犠牲の財政構造改革法を強行しながら、わずか一年で自己...全文を見る |